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海軍(ONE PIECE) - (2025/06/09 (月) 13:08:39) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){所要時間}:約 60 分で読めます
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&tags()
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#center(){
&sizex(5){&bold(){逃げたい奴は今すぐ逃げ出せ!!!}}
&sizex(5){&bold(){ここは一切の弱みを許さぬ海賊時代の『平和』の砦っ!!!}}
&sizex(5){&bold(){民衆がか弱いことは罪ではない!!!}}
&sizex(5){&bold(){正義はここにある!!!}}
&sizex(5){&bold(){強靭な悪が海にあるならば}}
&sizex(5){&bold(){我々海軍がそれを全力で駆逐せねばならんのだ!!!}}
&sizex(7){&bold(){&color(RED){“絶対的正義”の名のもとに!!!}}}
}
[[週刊少年ジャンプ]]で連載中の[[漫画]]『[[ONE PIECE]]』に登場する組織。
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*【概要】
[[四皇>四皇(ONE PIECE)]]・[[王下七武海]]に並ぶ世界の均衡を守る三大勢力の一角。
[[世界政府>世界政府(ONE PIECE)]]直属の海上治安維持組織であり、&bold(){「絶対的正義」}を掲げ、[[海賊]]などの犯罪者から[[世界中>世界政府加盟国/非加盟国(ONE PIECE)]]の人々を守ることを使命としている。
主な仕事は海賊をはじめとする犯罪者相手の警察行為。
任務内容は現実世界の海軍よりもむしろ海上保安庁に近い。
海賊達に加えて世界政府打倒を目指す[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]も標的だが、[[コアラ>コアラ(ONE PIECE)]]の発言からするに革命軍としては&bold(){「世界政府上層部や世界貴族を打倒し新たな指導者となりつつも、海軍とは戦わず協力関係となる」}ことが理想の様子。
海兵たちの中には[[悪魔の実]]の能力者や[[巨人族>巨人族(ONE PIECE)]]なども数多く所属し、大量の重火器を搭載した軍艦を多数保有するなど、極めて強大な戦力を擁する。
ただし大海賊時代ということもあり、海賊たちの規模や数は海軍にも引けを取らず、更に海軍以上に[[悪魔の実]]の能力者や武芸の達人なども揃っているため、決して過剰戦力ではない……どころか現状あまり対抗しきれていなさそうな実情がある。
長らく、世界の勢力図的には[[四皇vs四皇vs四皇vs四皇>四皇(ONE PIECE)]]vs海軍+[[王下七武海]]で均衡を保つ形だった。
[[一部の>ジュラキュール・ミホーク]][[例外>モンキー・D・ガープ]][[はある>道化のバギー]]が、おおまかな実力は劇中の描写からするに、四皇本人≧海軍本部大将≧四皇最高幹部≧平均的な七武海≧平均的な海軍本部中将といったところ。
四皇本人の強さは大将クラスをしのぐほどで((年齢・持病で限界だった白ひげさえ大将と渡り合えたり、緑牛がシャンクスにビビッている描写等から))、大幹部ともなると大将と渡り合える猛者達も居る。
その一方で大将クラスともなると四皇でも決して油断できない相手である上に勢力的には四皇単体が相手ならば海軍側の武力がわずかに上回っているため、海軍本部も四皇もお互いに簡単には手を出せない状況を維持している。
つまり四皇同士の&bold(){接触}だけで世界政府がそれを止めるべく海軍の[[艦隊>艦隊(ONE PIECE)]]を差し向ける事態となるのは、四皇が対決となれば大きな被害が起きることは勿論のことながら((四皇同士の小競り合い“だけ”で中将ですら冷や汗を流すレベル))、仮に[[四皇同士が手を結んで>海賊同盟(ONE PIECE)]]政府に牙を剝いた場合、海軍・世界政府全軍でも壊滅しかねないからと思われる。
巨大な組織故、末端には自分の私腹を肥やすために海賊と手を組む、支部で圧政を敷くなど腐敗している者もいる。
「最弱の海」「平和の象徴」とされる東の海の一部の地域で、本部の目が届かずに腐敗が発生していたあたりが悲しいところである。
特に腐敗した海兵は、[[麦わらの一味]]の敵役として主に小説版や[[アニメオリジナルエピソード]]で登場することが多い。
一方、強大な海賊たちの跋扈する「偉大なる航路」においては、昇進の第一条件が“海賊を撃滅する実力”であるため腐敗はほとんどなく、ほぼ例外なく&bold(){階級が高いほど戦闘能力も高い}。前述の通り、昇進の最重要な条件が、海賊を撃滅できる力である為か、実力者や功績のある海兵は現実の警察とは違い猛スピードで階級を上げることも可能。
例としては2年前では雑用の駆け出しだったコビーが僅か2年で本部大佐と異常な早さで&bold(){13階級もの昇進}を果たしている。
しかし、海賊を始めとする不穏分子の殲滅という目標のためには一般市民の犠牲などの非情も辞さない者・甘さを捨てたタカ派も多数所属しており((中将オニグモ曰く「一瞬の気の迷いで取り逃がした凶悪犯からおめェ未来を守れるのか?」との事))、掲げる「正義」のあり方は海兵によって大きく違うなど、腐敗こそないが完全な一枚岩とは言い難い。
また、[[天竜人>世界貴族(ONE PIECE)]]の要請があれば大将率いる部隊を派遣する役割もあるが、当の天竜人は仮にも後ろ盾である海軍を便利な番犬程度にしか思っておらず、海軍の方も横暴な態度で自分達をコキ使う天竜人を快く思っていない。
2年前の本部は偉大なる航路のマリンフォードに存在。
マリンフォード頂上戦争後、元帥センゴクの引退、大将クザンの脱隊などによって大将2人が欠けるという戦力の低下が著しい事態となり、「世界徴兵」と呼ばれる新制度でより強力な者たちが海軍として所属するようになり、[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]も新型が開発されて戦力が強化された。
そして新元帥の強い決意のもと、新たな本部は新世界側に構えられた。
2年後の「&ruby(レヴェリー){世界会議}」では、王下七武海の海賊から被害を受けた人々の思いを汲み取った大将イッショウの働きかけと、七武海の被害者である[[アラバスタ王国]]とドレスローザ王国の国王からの発案で王下七武海制度の完全撤廃が決定。
政府公認だった彼らは一転してお尋ね者となり、三大勢力の一角が失われたことで世界情勢は大きな転換期を迎えることとなった。
イッショウ曰く、ベガパンクの開発した「[[すげェモン>パシフィスタ(ONE PIECE)]]」があれば&font(#9370DB,b){「王下七武海はもういらねェ」}とのこと。
だが、看過しきれない規模の実害を与えたとはいえ、&bold(){そもそも七武海は海賊の増加と強大化から海軍単独で対抗しきれなくなった}ために設立された制度であり、それを撤廃し彼らを拿捕しようというのは「海軍単独で七武海を抑えながら四皇以下の海賊達と対抗する」ということ。
偶然か必然か、世界会議での七武海廃止と時を同じくして8カ国での革命や四皇陥落が発生。
サカズキが懸念したように回せる戦力が足りないという事態が随所で見られるようになっている。
*【組織構成】
階級は19段階あり((上から元帥≧大将≧中将≧少将≧准将≧大佐≧中佐≧少佐≧大尉≧中尉≧少尉≧准尉≧曹長≧軍曹≧伍長≧一等兵≧二等兵≧三等兵(新兵)≧雑用。))、定員が決まっているのはトップの元帥1名のみで、次位の大将は現在進行形の時系列で描かれている範囲では三大将と称されるなど、3人で決められているが、過去に大将が4人以上、あるいは2人以下しかいない事があったのかどうかは現時点では不明、次位の中将の定員も不明。
少尉以上は&bold(){「海軍将校」}と呼ばれ、背面に「正義」と書かれた白いコートの着用が認められており、将校クラスはコートを肩にかけ、その下にスーツを身につけている者が多い。
上記のコートとスーツの着こなし方に加えて、将校間での話し合いが決裂した場合は最悪[[決闘]]で決めることもあるなど、正義の軍隊ではあるが『[[仁義なき戦い>仁義なき戦い(映画)]]』のような昔の極道をモチーフにしているところもある。
特に、大将のデザイン面ではそれが顕著であり、それぞれが映画やドラマで&bold(){極道・アウトローを演じた俳優}がモデルになっている。
&bold(){[[ウソップ]]「つーかお前ら(大将一同) 全員 顔 コエーよ! 海軍って言うか海賊だろ!」(『[[ワンピースパーティー]]』3巻)}
**◇元帥
海軍の全てを束ねる最高司令官。
世界政府から「[[バスターコール>艦隊(ONE PIECE)]]」の発令権が与えられている。
本編開始時点の海軍本部元帥はセンゴクだったが、[[白ひげ海賊団]]との戦争後に退任したため、現在の海軍本部元帥は元海軍大将のサカズキ。
海軍のトップ…と言えば聞こえはいいが、その実情は世界政府から不祥事の隠蔽を始めとする理不尽な命令も受けねばいけない立場。
最高指揮官である以上前線に赴くことはなくデスクワークばかりなため、中間管理職の悲哀がのぞく。
五老星からは&bold(){「世界政府の表の顔」}扱いを受けている。
・&bold(){[[センゴク>センゴク(ONE PIECE)]]}
CV石森達幸→大川透
海軍本部大将(27年前〜約13年前?)→海軍本部元帥(2年前の頂上戦争まで)→大目付。
通称&bold(){“仏のセンゴク”}。
掲げる正義は&bold(){『君臨する正義』}。
外見はアフロヘアーと三つ編みに結わえた顎髭が特徴で、元帥時代は実物大のカモメのオブジェを載せた軍帽と黒縁の丸眼鏡を着用していた。
[[動物系幻獣種の悪魔の実>動物系悪魔の実]]&bold(){「ヒトヒトの実 モデル大仏」}の能力者。
金色の大仏に変形し、掌から強烈な衝撃波を放つ能力を持つ。
かつて“海賊王”[[ゴールド・ロジャー]]ら伝説の海賊達の世代と渡り合った&bold(){“伝説の海兵”の一人}。
大海賊時代の到来以前には、捕らえられた[[ゴールド・ロジャー]]を殺そうと海軍本部を襲撃した[[金獅子のシキ]]を相棒のガープと共に[[インペルダウン>インペルダウン(ONE PIECE)]]送りにするなど海兵として長年に渡って世界の平穏の為尽力してきた。
マリンフォード頂上戦争の終結後、[[白ひげ>エドワード・ニューゲート]]の死と共に時代の変わり目を感じ、ガープと同じく現役を引退((引退の際には「正義は価値観 世代は越えられない」と語っているあたり、頂上戦争終盤で人命を優先したことを部下から責められたのかもしれない))。
2年後の新世界編ではコングの要請で、ガーブと共に後進の指導に当たっている。
分冊百科『VIVRECARD』の記載によると、なんと「[[覇王色の覇気>覇王色の覇気(ONE PIECE)]]」の持ち主だという。
海兵にも覇王色持ちがいることが判明したのはこれが初めてである。
詳細は項目にて。
・&bold(){[[サカズキ>赤犬(ONE PIECE)]]}
CV[[立木文彦]]、中尾みち雄(中将時代)
中将(22年前)→大将(超新星編)→元帥(新世界編)
通称&bold(){&color(#ED1A3D){“&ruby(あかイヌ){赤犬}”}}。
[[自然系悪魔の実]]&bold(){「マグマグの実」}の能力者。
あらゆるものを圧倒的な質量と熱量で「飲み込み」「焼き尽くす」灼熱の溶岩に体を変化させる能力を持つ&bold(){マグマ人間}。
マリンフォード頂上戦争では、老いと病で衰えていたとはいえ、“[[四皇>四皇(ONE PIECE)]]”の一人にして世界最強の海賊[[“白ひげ”エドワード・ニューゲート>エドワード・ニューゲート]]とも互角に渡り合った程の実力者。
&bold(){「徹底的な正義」}を自らの信念として掲げ、たとえ相手が一般市民であろうと味方の海兵であろうと、自身が“悪”と判断すれば容赦なく始末する過激な正義感の持ち主。
あまりにも過激極まるその思想と言動は、かつての同僚であるクザンをも戦慄させ、ボルサリーノが「どっちつかずの正義」という思想に行き着く一因ともなった。
2年後の新世界編では引退したセンゴクの跡を継いで元帥に就任した。
詳細は項目にて。
・&bold(){コング}
CV[[石塚運昇]]
約27年前には海軍元帥だった。
現在は世界政府全軍総帥を務める。
**◇大将
&bold(){&color(red){「海軍本部最高戦力((319話ではロビンが「世界政府最高戦力」と紹介していたが、以後は専ら「海軍本部最高戦力」と呼称される。))」}}と称される3名の総督。
本名とは別に、色と動物を組み合わせた別名を持ち、元帥と同じく&bold(){「バスターコール」の発令権}が与えられている。
最高戦力として、政府の最重要案件の場合に動き、また四皇クラスの海賊への対処も任務に入っている。
また、[[億越えの賞金首>懸賞金(ONE PIECE)]]は、大将もチェックし標的として覚えておかれるほどの存在となる。
有事の際には、[[世界貴族>世界貴族(ONE PIECE) ]]の要請で出動する義務がある為、大将に就任することは、悪く言えば&bold(){『世界貴族の番犬』}になることを意味し、[[それを嫌がり、大将クラスの実力がありながらあえて昇進しない者>モンキー・D・ガープ]]もいる。
&co(){なおこの事例は例外であり、センゴクの話では天竜人の使い走りを嫌がって''大将昇進を拒否した場合、死刑を受けた事例もある''らしい。}
&co(){※ソースが見つからないので非表示にしました}
物語当初の大将はクザン(青雉)、ボルサリーノ(黄猿)、サカズキ(赤犬)の3名だったが、マリンフォード頂上戦争の終結後、サカズキは元帥に昇格しクザンは海軍を脱隊。
新世界編ではサカズキの元帥就任に伴い行われた&bold(){「世界徴兵」}により、新たにイッショウ(藤虎)とアラマキ(緑牛)の2名が大将に任命された。
2人とも生粋の海兵ではない補強組で、他の中将達を差し置いて大将になっただけあって実力は折り紙付き。
しかし、&bold(){良くも悪くも}外様の人員なので、2人とも以前のメンバー以上に何かしら「軍人」として問題行動を起こしやすい&bold(){サカズキの頭痛の種}となってしまっている。
・&bold(){[[ボルサリーノ>黄猿(ONE PIECE)]]}
CV[[石塚運昇]]→[[置鮎龍太郎]](後任)
中将(12年前)→大将
通称&bold(){&font(#e3e300){“&ruby(きザル){黄猿}”}}。
自然系悪魔の実&bold(){「ピカピカの実」}の能力者。
体そのものを光と化しての光速移動に加え、超高熱のレーザー攻撃まで可能な&bold(){光人間}。
掲げる信念は&bold(){「どっちつかずの正義」}。
新世界編では唯一の生え抜きの大将で、気の抜けるような間延びした口調とマイペースな態度が特徴的だが、クザンのように情に流される事も、サカズキのようにやり過ぎる事も無く、同僚たちに比べてある意味でバランスの取れた人物。
職務に関しては忠実であり、任務とあらば自分の恩師やかつて海兵であった者でも容赦なく打ち倒す非情さと確かな実行力を持ち、飄々とした態度も含め真意の読めない不気味さを漂わせている。
詳細は項目にて。
・&bold(){[[イッショウ>藤虎(ONE PIECE)]]}
CV沢木郁也
通称&bold(){&font(#9370DB){“&ruby(ふじトラ){藤虎}”}}。
[[超人系悪魔の実]]&bold(){「ズシズシの実((分冊百科『VIVRECARD(ビブルカード)』で判明。))」}の能力者。
[[重力を操る>重力操作]]ことができ、地面を一気に陥没させたり上空から隕石を落下させることも可能。
海軍本部大将としては&bold(){『仁義ある正義』}を掲げ、「人々の安全」「平和」「仁義」を重んじ、不正と悪を許さない義侠心溢れる人物。
…と言えば聞こえはいいが、己の納得できないことにはサカズキの指示であろうと従わず、海軍や世界政府の不利益になる行動すら平然と行い、政府批判すら恐れず公言するなど、&bold(){『政府の軍人』としては色々アウトなサカズキの頭痛の種その1。}
%%どっちかというと革命軍の方が向いてる。%%
詳細は項目にて。
・&bold(){[[アラマキ>緑牛(ONE PIECE)]]}
CV[[藤原啓治]]→[[諏訪部順一]](後任)
通称&bold(){&font(#26896D){“&ruby(りょくギュウ){緑牛}”}}。
[[自然系悪魔の実]]&bold(){「モリモリの実」}の能力者。
身体を樹木に変化させたり、植物を自由自在に操る&bold(){森人間}。
掲げる信念は&bold(){「死ぬ気の正義」}。
&bold(){&color(RED){サカズキの熱烈なフォロワーであり、サカズキ同様かそれ以上に賛否両論の激しい人物。}}
サカズキに強い尊敬を向け、彼の徹底的スタイルを&bold(){&font(#26896D){「大好きなんだ」}}と公言するほど好むが、一方で&bold(){&color(RED){「差別とは安堵だ」「人類は下を作って生きてきた」}}と堂々と発言。
世界政府に加盟していない、つまり世界政府が人権を認めていない人間の存在を認めた上で&bold(){「邪魔するなら何千人殺してでも悪の首を取る」と宣言する}など、傍から見ると差別主義者にしか見えないような問題発言を連発しており、「発言をオブラートに包む」という考え方を明後日の方向に放り投げているかなりの鉄砲玉気質((なおこの発言は世界政府の思想そのものであり、似たような発言はCP-Oも発言している。ある意味「海軍が触れずに敢えて目を背けている暗黙の禁忌」を堂々と隠そうともせず発言していると取れる一方、長く鎖国状態が続くワノ国の面々を相手に「お前ら…“外”の事知ってんのか?」と前置きした上での発言でもあり、敢えて露悪的に世情を伝えているだけとも取れる))。
加えてフットワークが異様に軽く、サカズキをサプライズで喜ばせて褒められたい一心で&bold(){上司であるサカズキの命令を無視して勝手にワノ国に介入してルフィの首を取ろうとするなど、「独断専行」「問題発言」上等な姿勢を取るイッショウとはまた違う形でサカズキの頭痛の種その2。}
詳細は項目にて。
**◇中将
大将に次ぐ実力者たち。
昇進条件の一つは[[覇気>覇気(ONE PIECE)]]の習得で、全員が覇気を会得している((作中では多くの使い手が登場しているが、覇気は元海軍本部大将のゼファーですら34歳でようやく習得するなど、常人が一から覚えるにはかなり年月を要するものである))。
平均的な中将の強さは一般的な[[王下七武海]]にやや劣るレベルではあるが、[[六式>六式(ONE PIECE)]]と覇気による、実直だがそれゆえに隙のなく高い戦闘力を誇る者が多い。
相手が[[王下七武海]]クラスの実力者となると勝てる者は少ないが、昇進していないだけで大将クラスの猛者もいる((約十数年前まで中将を務めたサカズキ、ボルサリーノ、クザンは、当時でも同期の中将から化け物と評されていた。本編では言及されていないが、茶トンや桃うさぎも大将候補に挙がったという))。
基本的に実働部隊で動く者は中将までで、大将クラスは最高戦力ゆえに大きな事件以外で動くことは少ない。
実働部隊の要であり、実働における実質的な権力を握っているのが彼らである。
中将以上は、&bold(){己の信念たる正義}を掲げることを許されている。
名前のモチーフに犬の犬種をモデルにした者が多い。
一覧(各々の詳細は[[海軍本部中将(ONE PIECE)]]を参照)
・&bold(){[[スモーカー>白猟のスモーカー]]}
・&bold(){[[モンキー・D・ガープ]]}
・&bold(){[[つる>つる(ONE PIECE)]]}
・&bold(){ジョン・ジャイアント}
・&bold(){キャンサー}
・&bold(){モザンビア}
・&bold(){ステンレス}
・&bold(){コーミル}
・&bold(){[[モモンガ>モモンガ(ONE PIECE)]]}
・&bold(){オニグモ}
・&bold(){ドーベルマン}
・&bold(){ヤマカジ}
・&bold(){ストロベリー}
・&bold(){バスティーユ}
・&bold(){ダルメシアン}
・&bold(){ラクロワ}
・&bold(){ロンズ}
・&bold(){[[ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]}
・&bold(){メイナード}
・&bold(){トキカケ}
・&bold(){ギオン}
・&bold(){ナヅ・ケタガーリ}
・&bold(){ドール}
・&bold(){ブルーグラス}
・&bold(){レッドキング}
・&bold(){ハウンド}
・&bold(){ギロチン}
・&bold(){ウルバン}
・&bold(){ポンスキー}
・&bold(){土茶}
・&bold(){ホトトギス}
・&bold(){ジョナサン}
・&bold(){コーメイ}
・&bold(){プロディ}
・&bold(){グレイドル}
・&bold(){ドロウ}
**◇少将
本部少将以上の海兵になると、[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]に謁見することが許される。
逆に准将以下の海兵では姿を見ることさえ許されず、たとえ偶然でも見てしまった場合は即座に命を落とすこととなる。
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ヒナ>黒檻のヒナ]]}
CV中友子
大佐→少将
通称&bold(){“黒檻のヒナ”}。
女性の将校。
喫煙家で何かとタバコを加えており、口癖は「ヒナ○○」で、○○の中は二字熟語が入る。
超人系悪魔の実&bold(){「オリオリの実」}の能力者。
自らの体をすり抜けた相手に鉄の錠をはめて拘束するという海兵向きの能力を持つ。
詳細は[[項目>黒檻のヒナ]]参照。
・&bold(){シシリー}
マリージョアで、ルフィと[[天竜人>世界貴族(ONE PIECE)]]の一件をセンゴクに報告した。
・&bold(){アケヘンデ}
インペルダウン編で、脱獄を試みるルフィ達に対して軍艦の砲撃で阻もうとした海兵。
・&bold(){カタコンボ}
CV服巻浩司
シャボンディ諸島66番GRの隊長。
再集結した麦わらの一味を捕らえようとしたが、ハンコックによって阻止された。
「貴様あやつがどれほどの凶悪犯かわかっているのか!!!(はあと)」と目をハートにして抗議するも威厳皆無なため突っぱねられる。%%いいかコラ(はあと)%%
・&bold(){ユキムラ}
CV[[増谷康紀]]
アニメオリジナル海兵。
&bold(){「千人斬り」}の異名を持つ日本刀の剣士。
マリンフォード頂上戦争の戦場では、海賊に襲われたコビーを救ったが、その後別の海賊によって斬られ倒れた。
『ハートオブゴールド』でも再登場するが、トレジャー海賊団の襲撃で、姿の見えないサイコ・Pに翻弄された挙句敗北していた。
・&bold(){カダル}
CV山田真一
魚人島編でのジンベエの回想に登場。
海軍本部G-2支部所属。
フィッシャー・タイガーが解放した元奴隷を捕らえるためタイヨウの海賊団を捜索、
タイヨウの海賊団を発見するも、本部へ連絡する前にタイヨウの海賊団の襲撃を受け、自身もタイガーに返り討ちにされる。
・&bold(){孔雀}
CV[[井上麻里奈]]
&bold(){「&ruby(ソード){SWORD}」}所属の海兵で、つるの孫。
超人系悪魔の実&bold(){「ムチムチの実」}の能力者。
鞭で打ち据えた対象に言うことを聞かせられる&bold(){調教人間}。
趣味は調教とお菓子作り。
・&bold(){プリンス・グルス}
CV[[日野聡]]
&bold(){「&ruby(ソード){SWORD}」}所属の海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「グニョグニョの実」}の能力者。
体から粘土を生み出し、様々な物体を形成できる&bold(){粘土人間}。
名前の通り後輩たちからは「王子」と呼ばれ孔雀からは「温室育ち」と評されているが、敵の狙いを見抜いたり、いざという時には非情な判断にも踏み切れる。
初登場は表紙連載「ギャングベッジのオーマイファミリー」でドレスローザの美容室にいた[[ローラ>ローラ(ONE PIECE)]]を[[ベッジ>カポネ・ベッジ]]の妻のシフォンと思い捕えに現れた。
異様につばの長い帽子を被っているが、SBSによれば幼少の頃は暗い性格でよく下を向いて歩くことが多く、そのせいで色々な物や人、海賊にぶつかっては酷い目にあい、それを危惧した母親にこの帽子を被らされたとのこと。趣味はソロキャンとダンス。
}
**◇准将
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){ブランニュー}
CV山田真一
少佐→准将
重大会議を任される海軍本部議長。
東の海の支部からの連絡を受け、ルフィに対する最初の懸賞金額を決定した。
マリンフォード頂上戦争にも参加していたらしく、終戦後センゴクにインペルダウンが[[黒ひげ海賊団]]の襲撃を受け、署長の[[マゼラン>マゼラン(ONE PIECE)]]が重傷を負い、
そして凶悪な囚人が大量脱獄した事と、その脱獄の事実を世界政府への不信を防ぐため隠蔽するよう世界政府から通達が来た事を報告した。
新世界編では、パンクハザード編直後に新海軍本部での会議にて登場。
二年後は准将に昇格し、パンクハザード編後の世界情勢に関する話で王下七武海のメンバーを発表した。
・&bold(){ダイギン}
[[インペルダウン>インペルダウン(ONE PIECE)]]に侵入したルフィを捕らえようと獄内に入ろうとしたが、サディちゃんに制止された。
彼女の要請を受けて周辺の警護にあたる。
・&bold(){キビン}
CV髙木俊
武器は十手。
マリンフォード頂上戦争で、広場に乗り込んだルフィを仕留めようと、六式の「剃」「月歩」「鉄塊」を使用して挑むが、鉄塊の強度がルフィの攻撃に耐えきれず返り討ちにされた。
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』にも登場。セカン島で海軍ゼファー討伐部隊の一員として彼と激突するが、またしても彼の鉄塊ではゼファーのパンチに耐え切れず敗北。
・&bold(){ヤリスギ}
CV中村浩太郎
名前のとおり、行き過ぎた言動と行動が目立つ危ない人物。口癖は「~すぎる」。
海軍「G‐5」06部隊隊長。
市民から行方不明になった子供たちの捜索を依頼されるが、ヴェルゴが「事故死」と処理していたため、異を唱えた家族の1人を血が出るまで痛めつける((アニメでは蹴っ飛ばしただけ))。
過酷な新世界で強豪海賊相手に戦い続けなければならない職務の重さ故に非情で苛烈な性格になったのかもしれないが、その割には海兵として成果を上げられてるとは言い難い。
表紙連載『カリブーの新世界でケヒヒヒヒ』にて、ジンベエにG‐5へ置き去りにされたカリブーを捕らえ火炙りにしようとするも、救出にかけつけた弟のコリブー率いるカリブー海賊団と交戦することに。
その結果、カリブーには海賊船で逃げられたばかりか、残されたコリブーとその一味には軍艦を奪われ逃げられるという大失態を犯してしまう。
&s(){もう名前を&bold(){ヤラカシスギ}に変えた方がいいんじゃないだろうか。}
・&bold(){ビリッチ}
CV[[龍田直樹]]
アニメオリジナル『ハンドアイランドの冒険編』に登場。
ハンドアイランドの基地の指揮官。なぜか海軍大将・黄猿を強く尊敬している((メタ的な事を言えば、『ハンドアイランドの冒険編』が放送されたのはアニメでパンクハザード編が始まる直前であり、当時大将だと判明していた海軍将校は黄猿だけだったからである。前大将の赤犬は元帥に昇進、青キジは海軍を脱退。新大将の藤虎と緑牛はまだ本編未登場であった。))。
右腕に付けた蛇のぬいぐるみを使って腹話術をする癖がある。
また気に入った兵器にはそれぞれ愛称を付けている。
能力なしで大将になるという野望を持っており、能力者だけが強者ではないという考えの持ち主だが、海賊拿捕にもあまり取り組まず、
市民のことを一切顧みないまま彼らに強引に兵器開発をさせてばかりの悪党。
本人の戦闘力は皆無だが、六式の剃をも凌ぐ速度と対能力者用の砲弾を備えた小型戦闘機エリザベートを自在に操るなどただの雑魚というわけではない。
&s(){大将を目指すなら、なぜ自分を鍛えないのだろうか。}
ハンドアイランド沖の基地指揮官就任後((元々は白ひげの縄張りだったが、頂上戦争後海賊の脅威にさらされたため、海軍の統治下に置かれることになった。))、島民を騙して兵器を作らせ、試し撃ちと称して街を破壊し、恐怖政治を敷いていた。
基地に侵入したルフィに倒され、コビーによって更迭処分となった。
}
**◇大佐
大佐クラス以上となると、[[六式>六式(ONE PIECE)]]の一部または全てを習得している者も多い。
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[コビー>コビー(ONE PIECE)]]}
CV[[土井美加]]
アルビダ海賊団航海士兼雑用→海軍第153支部雑用→海軍本部雑用→曹長→大佐兼海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊員
ルフィが海に出て最初に出会った人物。
アルビダ海賊団に囚われの身として働かされていたが、船長の[[金棒のアルビダ]]がルフィに敗れたことで解放された。
元々海兵志望だったためルフィ達と別れた後は海軍に入隊した。
紆余曲折あってガープの弟子となったが&bold(){入隊から僅か2年ほどで雑用から佐官になるというスピード出世を果たしている。}
なお、世界会議終了直後に階級が少将と表記されていたが、誤植だったのか単行本では大佐に修正されている。
詳細は項目参照。
・&bold(){[[たしぎ>たしぎ(ONE PIECE)]]}
CV[[野田順子]]
本部曹長→少尉→大佐
ゾロの幼馴染の[[くいな>くいな(ONE PIECE)]]に瓜二つな女剣士。
スモーカーの部下。
愛刀は業物「時雨」。
軽い近視で、眼鏡をかけている。
登場初期の髪型はショートヘアであったが、新世界編ではロングヘアを短く束ねている。
剣の腕は抜群で、性格も謙虚で真面目だが、おっちょこちょいで鈍い一面もある。
夢は、世界中の悪党たちの手に渡った名刀を集めてまわること。その刀剣マニアぶりは相当なもので、名刀に関するメモをいつも所持している。
くいなと同様、自分が女である事に引け目を感じている節があり、特に「女だから」という理由で実力を低く見られることを非常に嫌っている。
この面はくいなとも共通しているため、どこまでも幼なじみであるくいなを想起させるたしぎに対しゾロはローグタウンで出会った当初、珍しく感情をあらわにしながら「存在が気に入らない」と苦手意識を露わにし「パクリ女」呼ばわりしていた。
ローグタウンでゾロに敗れて以来、彼を目の敵にしていたが、後に[[アラバスタ王国]]での共闘を経て、ゾロはたしぎへの「パクリ女」呼びをやめ、たしぎもまたゾロを超える剣士となることを改めて誓った。
当初の階級は曹長。アラバスタでの[[サー・クロコダイル]]討伐の功績で少尉に昇進させられてしまう。
二年後の新世界編では大佐に昇進しており、荒くれ者が多いG-5の部下からは「大佐ちゃん」と呼ばれアイドル扱いされている。
詳しくは項目にて。
・&bold(){ベリーグッド}
CV山本圭一郎
髪型はアフロで、顎に「MARINE」の文字がある海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「ベリベリの実」}の能力者。
体の各部が果実のように丸く分離し、バラバラになることができる&bold(){ブドウ人間}。
原作での詳細は不明だが、アニメではバラバラの実のように浮かせる技を披露しており、分離した体により四方八方からの打撃を得意とする。
エニエス・ロビーへのバスターコールに召集され、ためらいの橋で[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]]と対決し、能力で翻弄。
アニメでは、ゾロにバラバラになった体の各部を吹き飛ばされ、フランキーに頭を船体に撃ち飛ばされて倒された。
後に表紙連載『CP9の任務外報告』では、逃亡中のCP9のメンバーを捕まえるための討伐部隊を率いたが、あっさり返り討ちにされた。%%なぜ大佐程度に任せた。%%
・&bold(){シュウ}
CV中尾良平
ぶかぶかの帽子を被り、スカーフで口を隠している海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「サビサビの実」}の能力者。
触れた金属をサビつかせることができる&bold(){サビ人間}で、剣士にとっては天敵。
エニエス・ロビーへのバスターコールに召集され、ためらいの橋で[[ゾロ>ロロノア・ゾロ]]と対決。
ゾロの攻撃を素手で受け止め、そのまま「雪走」をボロボロに腐食させて破壊した。
アニメではゾロの関節も腐食させようとしたが、[[ウソップ]]の「火の鳥星」で吹き飛ばされて敗北する。その際、彼が気絶したためか、ゾロの体のサビは消滅した。
・&bold(){シャリングル}
角のある帽子とゴーグルが特徴の海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「シャリシャリの実」}の能力者。
体の各部が車輪に変化し、高速回転させることで強力な武器となる&bold(){車輪人間}。
エニエス・ロビーへのバスターコールに召集され、ためらいの橋でフランキーと対決した。
アニメでは、能力者ではなく剣士になっている。
・&bold(){ゴリラ}
CV[[稲田徹]]
名前のとおり[[ゴリラ>ゴリラ(動物)]]のような風貌で、語尾に「ウホ」と付けることがある。
フランキーが起こした「バルジモアの悪夢」事件の調査で部隊を引き連れていくが、フランキーが被っていた燃えるトラの敷物を見て驚愕する。
後にこの出来事は&bold(){「バルジモアの燃える霊獣伝説」}と言われるようになった。
・&bold(){ラーテル}
CV小椋毅
ネズミひげを生やした強面の男。
マルコがルフィ援軍として居なくなった隙を見計らって白ひげの故郷スフィンクスを侵攻。
「世界政府非加盟国に法はない」、「白ひげの遺産があるから没収にきた」、「逆らう者は反逆罪として処刑する」と称して老人や子供を人質にするなど卑劣な男。
しかし、その蛮行に急襲した[[エドワード・ウィーブル]]によって再起不能レベルに叩き込まれた。
・&bold(){ムーア}
CV田中亮一
アニメオリジナルで『ヤギの島編』で登場。
部下のミンチーにつけ込まれ、部隊をミンチーの金儲けに利用されてしまった。
その後、麦わらの一味を捕らえて手柄をあげようとしたが、岩礁地帯に艦隊を誘導されて敗北した。
・&bold(){オールハント・グラント}
CV[[花江夏樹]]
アニメオリジナルで『海軍超新星編』で登場。当時17歳だが、顔立ちはもっと幼く見える。
元海軍大将青キジを慕う熱血漢の若き海兵。以前はボナム、ザッパと共に青キジの部隊に所属していた。
正体は不明だが動物系悪魔の実の能力者で、赤紫色の大猿のように巨大化する謎の左腕を持つ。
子供の頃、この能力で望まずながら故郷を滅ぼして悲嘆に暮れていた所を青キジに拾われた。
現在は拘束具で左腕を抑えて力を制御している。
若くして大佐に昇格できるその実力は確かだが、ルフィとの対決まで敗北を経験したこともないなど経験は未熟。
幼い容貌であることをからかわれるとすぐにカッとなったり、腕試しに支部の海兵達に攻撃を仕掛けて戦艦を一つダメにするなど人格的にもまだまだ幼い。
支部に侵入したルフィと対決するも、力の差を見せつけられ敗北。
戦意を喪失しそうになるも、ボナムの檄と、ザッパからかつての上司だった青雉の言葉を思い出せと言われた後は、再起してルフィと再対決。
コントロールできるようになった能力でルフィと渡り合うが、ギア3の押し合いの末に敗れてしまい気絶。
目を覚ました後はボナム、ザッパと共にルフィ達へのリベンジを誓う。
((アニメ本編では2023年12月現在ワノ国編まで今のところは再登場してはいない。ただし、2019年版の映画『スタンピード』にて一瞬のみグラント達3人がゲスト出演している。))
・&bold(){「波頭の仁王」}
小説版「麦わらストーリーズ」チョッパー編「〝悪魔〟に魅入られし者の苦悩」主人公。
カタコンボ隊の幹部で、筋骨隆々の大男にして、墨で引いたような眉を持つ威厳ある面持の堅物。
用兵術に優れ、剣林弾雨を恐れずならず者を叩き潰す勇敢な姿からその二つ名が取られた。
しかしチョッパーの超絶ファンである。
}
**◇中佐
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){ひばり}
CV三上枝織
&bold(){「&ruby(ソード){SWORD}」}所属の海兵。[[赤犬>赤犬(ONE PIECE)]]のような[[広島訛り>広島弁(方言)]]で喋るが、彼とは真逆で健気な性格。
同じSWORD隊員のコビーの後輩で、コビーが黒ひげ海賊団に攫われた際にはヘルメッポと共に上官に泣きつくほどコビーを慕っている。
スナイパーライフルが得意な狙撃手。作中ではGPフラワーを仕込んだ&bold(){お花弾}で敵の火器を無力化するアシストを行った。
攫われたコビーが空腹でないかと気にかけて手作り弁当を持ち込むなど気配りに優れた面も見られる。
相手がコビー先輩だからかもしれないが、『ほの字』かどうかは分かりません。
しかし、あまりにもコビーのことを慕うあまり任務中でもたまにコビーのことを考えてポンコツになってしまうところがある。
これは戦場でコビーに救われた過去を持つことに起因しており、その際コビーが怪我をしてまで戦場を探して取り戻してくれたクマのぬいぐるみが宝物。
大切なお守りとして肌身離さず所持しており、「コピー先輩」という名前までつけている。しかし&bold(){『ほの字』かどうかは分かりません}。趣味は写真とポーチ集め。
・&bold(){[[ガバナー>ガバナー(ONE PIECE)]]}
アニメオリジナルキャラクターでTVスペシャル『守れ! 最後の大舞台』で登場。
詳しくは項目で
・&bold(){シェパード}
CV難波圭一
アニメのオリジナルキャラクターで「脱出!海軍要塞編」で登場。
地位を鼻にかけた、嫌味な人物。
武器は軍艦の大砲と同等の威力を誇る巨大バズーカ「イーグル・ランチャー」だが反動もデカく、あまり扱えなかった。
ナバロンを潰す口実を探しに特別監査官としてナバロンを訪れるが、ロビンによって成り代わられ、不審人物“麦わらの一味 コンドリアーノ”として捕まってしまう。
その後なんとか容疑が晴れ、ジョナサンとは別に麦わらの一味を捕えようとするが、ロビンに手玉をとられてジョナサンの作戦を妨害してばかりで役に立たなかった。
[[&color(lightgray){&bold(){五老星}}>五老星(ONE PIECE)]]&color(lightgray){の一人と同じ名前なのはおそらくただの偶然。}
}
**◇少佐
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ヘルメッポ>ヘルメッポ(ONE PIECE)]]}
CV永野広一
海軍153支部雑用→海軍本部雑用→軍曹→少佐兼海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊員
海軍第153支部支部長であるモーガン大佐の息子でガープの部下。
当初は七光のバカ息子だったが、ルフィやコビーとの出会いを経て海兵として成長していく。
詳細は[[項目>ヘルメッポ(ONE PIECE)]]参照。
・&bold(){[[ジャンゴ>ジャンゴ(ONE PIECE)]]}
CV[[矢尾一樹]]
通称&bold(){“1、2のジャンゴ”}→&bold(){“寝返りのジャンゴ”}。
クロネコ海賊団副船長→クロネコ海賊団船長→三等兵→少佐
[[チャクラム]]を武器としており、これを投擲して相手を攻撃する。
また、そのチャクラムを糸に繋いで振り子代わりにし、催眠術を掛ける事も出来る。
元は海賊団の船長であり、前の船長だった[[百計のクロ>クロ(ONE PIECE)]]の指示でウソップの故郷に住む大金持ちの少女の財産を奪おうとした。
だが、海賊団はルフィ達に破れ退却していき、その間に離れた森の中で気絶していたため部下に見捨てられる。
その後、数奇な運命の末に海軍に入隊しヒナの部下になる。
二つ名が少々不名誉だが、何気に元海賊が海兵になるという異例の経歴の持ち主。
詳細は項目にて。
・&bold(){[[フルボディ>フルボディ(ONE PIECE)]]}
CV[[石川英郎]]
通称&bold(){“鉄拳のフルボディ”}→&bold(){“両鉄拳のフルボディ”}。
大尉→三等兵→少佐
両腕にはめたメリケンサックで戦う。
一応、初登場時点で本部大尉(=この時点で登場した海兵としては最高位タイ((支部大佐のモーガンと同等)))なりの実力はあり、一般の海賊程度ならばあっさり打ち取れる実力は持つ。
詳細は該当項目を参照。
・&bold(){パスクア}
CV園部啓一/広津佑希子(幼少期)
アニメオリジナル海兵。『虹の彼方へ』編で登場。
武器はまさかのデコピン。だがコレが大男でも軽々と吹っ飛ばすぐらいに強く、これによって放たれた銀貨は高い命中精度と船をも沈める程の威力を誇る。
その正体は、ルルカ島の悪ガキグループ「パンプキン海賊団」を束ねていたガキ大将「ラパヌイ」。
虹色の霧に呑まれた先にあった船の墓場「エイプスコンサート」に50年前に呑みこまれ行方不明となっていたが、その先で時空を超えてルフィたちと邂逅。
「自分たちの島を襲った海賊ウェットンが市長となって圧政を敷いている」「幼馴染のヘンゾが研究者になり、自分たちと再会しようと虹色の霧を研究している」という未来を知った後、紆余曲折を経てパンプキン海賊団の仲間イソカ、アキビ、ロンゴ、プカウと共に本来の時空に奇跡的に生還、ウェットンを逮捕する権力を得る為に海軍に入隊し、雑用から50年の苦節を経て少佐にまで上り詰めた。
念願叶ってヘンゾと再会、ウェットンを逮捕した後は恩人であるルフィも海賊として逮捕しようとする……が、「ウェットンの護送を優先しなきゃいけないし、応援を呼んでも待ってる間に逃げられるに決まってる」と猿芝居を打って見逃した後、彼らの船出を敬礼で見送った。
虹色の霧にまつわる事件は「レインボーミスト」という自伝小説で語られており、これはルフィたちへのメッセージも兼ねていた。
コブラからのお礼としてナミが受け取った蔵書に含まれていたものをロビンが読んでいたが、最終巻だけが抜け落ちてアラバスタに残っている。
ちなみに原作での名ありキャラが(マリンフォード頂上戦争の影響で人員不足もあったとはいえ)イカれきったペースで昇進しているため、50年で本部少佐と落ち着いたペースになっている。
メタい話を抜きにして、死んでしまえば元も子もないため、昇進より生存をやや重くおいて立ち回ったからだろう。
・&bold(){ドレイク}
CV竹本英史
アニメオリジナル海兵。ジョナサンの副官で真面目な性格。
初登場は映画『[[デッドエンドの冒険>ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険]]』で、次作『呪われた聖剣』にも登場。
更に『脱出!海軍要塞編』でも登場しており、その際に麦わら一味について「以前も追った事がある」という旨を述べており、紛れもなく同一人物である事が窺える。
麦わらの一味を捕まえようと奮闘するが、いずれも失敗している。
ワンピースとしては複数回に渡って登場した珍しいアニオリ海兵。
}
**◇大尉~准尉
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){ストーカー}
CV高塚正也
モモンガ中将の部下で海軍本部中尉。
女ヶ島編で[[ハンコック>ボア・ハンコック]]に臨時召集を知らせるため、モモンガと共に女ヶ島近海に現れるも、ハンコックのメロメロ&ruby(メロウ){甘風}によって他の隊員と共に石にされてしまう。
どうやらその時ハンコックに惚れてしまったらしく、インペルダウンへの航海中はハンコックに対してストーカー的な行動を取る。
軍艦でハンコックの部屋に隠れていたルフィの発言を聞いており、もしそれをハンコックが発言していたなら頭をモヒカンにすると言う他の海兵と賭けをして勝ったため、約束通り他の海兵の頭がモヒカンになった。
・&bold(){アント・デ・ボナム}
CV[[安元洋貴]]
アニメオリジナルで『海軍超新星編』で登場。階級は海軍本部中尉。
手長族の巨漢な海兵でグラントやザッパの兄貴的存在。
生命帰還か気功術らしき独自の技で体型を自由に変えられ、スリム体型で超速移動できる素早さを得たり、筋力を増すことで凄まじいパワーとなる。
自称「[[六式>六式(ONE PIECE)]]の天才」で、その言葉にたがわず[[六式>六式(ONE PIECE)]]及びその派生技を巧みに操る。
以前は元海軍大将青キジの部隊にグラント、ザッパと共に所属していた。
食糧庫でチョッパーと対決するも敗れてしまう。
敗北のショックで戦意を失うグラントに檄を飛ばし、その後はザッパと共に再度ルフィ達を追跡。
海岸線でルフィに立ち向かうも敗北した。
・&bold(){シモイ・ザッパ}
CV[[古川慎>古川慎(声優)]]
アニメオリジナルで『海軍超新星編』で登場。階級は海軍本部中尉
自他共に認める女好きで、普段は人見知りだが、女性を見かけると妄想が止まらず、猛アプローチをかける。
だが、変態的な性格のため、残念ながら全くモテず、ボナム曰く「この支部の女全員にプロポーズしたが駄目だった」。
二刀流の剣士で、剣を抜くと性格が豹変する。
ナミと&bold(){キャロット}に惚れ込み、アプローチかけるが気持ち悪がれ、2人の電撃技を食らうも何度もアプローチかける執念深さをみせる。
食糧庫では自分の攻撃で崩れた貯水タンクに潰されて自滅。
戦意を喪失したグラントに上司だった青雉の言葉を忘れたのかと言い、ボナムと共に海岸線でルフィと戦うも圧倒的な力の前に敗れ去る。
・&bold(){マッコー}
海軍本部少尉で、坊主頭で顔には傷がある。
ヒナの部隊に所属しており、[[アラバスタ王国]]で麦わらの一味に挑んだが逃げられる。
アニメでは登場しない。
・&bold(){[[イスカ>イスカ(ONE PIECE)]]}
通称&bold(){“釘打ち”}
エースが主役の外伝小説『novel A』の登場人物。
女性の海兵で『novel A』でのライバル兼ヒロイン。階級は海軍本部少尉
正義感が強く、真面目で馬鹿正直な性格。エース曰く『いいやつ』
戦えば化け物じみた強さを発揮するものの、肝心なところでどこか抜けている。
その為、毎回エースにいいようにあしらわれ、ここぞというところで逃げられるのがお約束。
幼い頃に故郷を海賊に襲われ火災により両親を亡くし、自身も火傷を負う。
その時に助けてくれたドロウという海兵に憧れ、また自分のように海賊によって家族を失う子供たちを増やしたくないと海軍へと入隊した。
エースを捕らえるためスペード海賊団を執拗に追い続ける。
詳細は項目にて。
}
**◇曹長~伍長
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){マシカク}
CV高塚正也→園部啓一
スモーカーの部下。
たしぎからは「軍曹さん」と呼ばれている。
作中では、主にたしぎと共に行動しており、天然なたしぎの言動にツッコミを入れている。
スモーカーの部隊では、情報の管理を行っている。
またスモーカーやたしぎに代わって、上層部への報告という名の言い訳を毎回考えている苦労人。
さすがに問題児だらけのG-5支部にはついていかなかったようで、2年後はスモーカーとたしぎの元を離れている様子。
・&bold(){ミンチー}
CV鈴木琢磨
アニメオリジナルで『ヤギの島編』で登場。
海兵だが小悪党。
上司である大佐ムーアの部隊を悪用して、高利貸しゼニィの財宝を手に入れようとしたが、ルフィたちに阻まれ、ムーアにも悪事が露見し地位を剥奪された。
・&bold(){アサヒジャー}
[[王下七武海]]の[[ゲッコー・モリア]]に影を奪われた。
長年朝日を恋焦がれていたが、モリヤがルフィに敗れたことで影を取り戻し歓喜した。
・&bold(){ストレート}
映画『[[ONE PIECE FILM GOLD]]に登場。
たたき上げの海兵で、その名の通り曲がったことが大嫌いな性格。
普段は厳格な表情だが、笑い方は豪快。
腹の傷跡はグリズリーとの闘いの跡。
FILM GOLDでは部下と共にカメ車レースに参加。
搭乗したカメ車は機関銃二門と小型榴弾砲を搭載と、レース参加者の中では最も重装備。
レース序盤にて、その圧倒的な火力により他のカメ車を蹴散らしたが、曲がったことが大嫌いな性格故に&bold(){カーブで曲がるのを拒否}。
あっけなくリタイアとなった。
・&bold(){シャイン}
CV田中大文
ヒナの部下。
アラバスタの港で、フルボディとジャンゴが敵船を落として来た事を確認した。
サンドラ河で[[ゴーイングメリー号]]を見失ってしまい、探し出すようにヒナに指令を受ける。
}
**◇兵卒
・&bold(){ラインズ}
フルボディの部下の一等兵。
ギンの脱走を報告するためバラティエ内に向かうが、ギンに撃たれた。
・&bold(){へジス}
CV桐本琢也
アニメオリジナルで『ハンドアイランドの冒険編』で登場。
ビリッチの部下で蝋細工職人のジエゴの息子。
基地の設立に際して入隊するが、ジエゴのことを悪し様に言ってしまい半ば喧嘩別れになっていた。
しかし実際は父のような職人になれる自信がなかったからであり、彼自身も白ひげの存在から海賊を毛嫌いしているわけではない。
ビリッチに反抗し投獄されていたが、基地に侵入したルフィ達によって救出され、彼らに協力してビリッチに対抗し、ジエゴとも和解した。
**◇その他の本部海兵
・&bold(){[[X・ドレーク]]}
元海軍本部少将→脱隊(?)→現海軍本部特殊機密部隊SWORD隊長(階級不詳)
CV[[竹本英史]]
表向きは元海軍本部少将で現ドレーク海賊団船長。
億越えとして[[11人の超新星]]と呼ばれるまでに名を上げ、2年後には「最悪の世代」の一人として数えられるようになり、
[[百獣海賊団]]にSWORDの隊長として潜入し四皇幹部となる。
詳細は項目を参照。
・&bold(){ボガード}
CV黒田崇矢→竹本英史
[[ガープ>モンキー・D・ガープ]]中将の部隊の副官。階級不明だが服装から将官クラスの可能性は高く、少なくとも将校である事は間違いない。
武器は[[日本刀]]で、複数の拳銃を一瞬でバラバラに切断する程の腕を持つ。
表紙連載『コビメッポ奮闘日記』で、モーガンを護送するため上官のガープと共に東の海の第153支部を訪れる。
そこでモーガンに斬られた(実際は眠っていただけ)ガープの代わりに脱走を図ったモーガン捕縛の陣頭指揮を執る。
コビーとヘルメッポがガープに引き取られた後は、指南役として二人に剣術を教えた。
本編にはウォーターセブン編で登場。
ガープの補佐として無茶苦茶な振る舞いをするガープをサポートしていた。
スーツ姿にソフト帽という衣装からして、アメリカの俳優ハンフリー・ボガー&b(){ト}がモデルであろう。
・&bold(){[[両津勘吉]]}
『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』の主人公。&s(){アニメ準拠であれば本当のゴムゴムの実の能力者}
[[エニエス・ロビー]]へのバスターコールに、海兵の一人として参加していた。
原作で神や閻魔大王、コラボでは[[フリーザ]]を戦慄させ、ワンピースキャラでは[[ボア・ハンコック]]にも臆さないポテンシャルは少なくとも七武海並、下手をすれば四皇以上であり、こんな奴が何故一般兵として紛れているのか不思議である…。
#openclose(show=※メタ的な理由){
当該話が掲載された『週刊少年ジャンプ』の2006年42号にて、こち亀連載30周年を記念して&bold(){当時ジャンプで連載していた全ての漫画作品に両津勘吉を登場させる}という企画が行われていたため。
元々、登場シーンを読者に探してもらう『[[ウォーリーをさがせ!]]』に近いイベントだった上、当時本編はエニエス・ロビー編最佳境という話の腰を折るワケにいかない状況でもあったため、モブ海兵の群衆にさりげなく混じるという形での登場になったと思われる。
もっとも、肩に担いだ銃と弾帯以外は日本の警官服をラフに着こなすお馴染みの姿で描かれているだめ、白を基調とした海兵服の集団の中で見つけるのは容易い。
ちなみに尾田先生曰く、彼の警官服のためだけに『キャラの服にスクリーントーンは使わない』というポリシーを軽く破ったとか。
}
**◇科学部隊
・&bold(){[[Dr.ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]}
CV安原義人→多田野曜平
科学部隊隊長。
&bold(){「世界最大の頭脳を持つ男((世界『最高』ではない))」}と称される天才科学者。
数多くの新発明や新技術を開発し、
&bold(){「彼の頭脳により、世界政府や海軍は数世紀先の技術を得た」}と謂わしめたほどの逸材。
初めてその存在が語られてから一切が謎に包まれていたが、16年の時を経た2022年になってようやく素顔が明かされた。
詳細は[[項目>ベガパンク(ONE PIECE)]]を参照。
・&bold(){[[戦桃丸>戦桃丸(ONE PIECE)]]}
CV伊倉一恵
ベガパンクの元ボディガード。
大将“黄猿”の部下でボルサリーノの事を「オジキ」と呼んでいる。
外見はぶっちゃけ『[[鉞担いだ金太郎>金太郎]]』。%%桃なのに金太郎とはこれ如何に%%
本人曰く「世界一口のかたい男」だが、うっかり名前を言ったりした。
覇気の達人で防御力・攻撃力はかなりのもの。
2年後には、ボディガードを離れて正式な海兵になり、海軍コートを着用している。
かつての戦いでルフィは大苦戦したが、彼自身には敵意はさほど持ってないようで、「お前とはまたどこかで会えそうな気がする」と発言していた。
詳細は[[項目>戦桃丸(ONE PIECE)]]を参照。
・&bold(){[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]}
ベガパンクが開発した[[バーソロミュー・くま]]をモデルとしたサイボーグ。
詳しくは[[バーソロミュー・くま]]の項目にて。
**◇犯罪捜査局
・&bold(){テンセイ}
CV上田燿司
犯罪捜査局局長。
通称&font(b){“&ruby(くろウマ){黒馬}”}。
初登場では、世界会議に関連する数々の大事件調査のため、サカズキやボルサリーノを交えて議論を展開していた。
彼らにも普通にタメ口をきいており、立場は同等である様子。
髪型やグラサンから、ヤクザ映画「仁義なき戦い」の小林旭演じる武田明がモデルだと思われる。
**◇海軍関係者
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){アタッチ}
CV増谷康紀
海軍写真部部長→[[世界経済新聞社員>世界経済新聞社(ONE PIECE)]](2年後)
本編でたびたび登場する手配書の賞金首たちの写真を撮っているカメラマン。
24巻のSBSで紹介されたが、後にエニエスロビー編で登場。
麦わらの一味全員を撮影したが、サンジだけはカメラのレンズのキャップを外し忘れるという初歩的なミスで撮影に失敗。
ナミは「雑誌の撮影」と騙されていたらしく、あんな色気のあるポーズをしていた。
世界会議編で各国の王の姿を撮影していたが、この時に世界経済新聞社長モルガンズを「社長」と呼んでいた。
実はキャップの外し忘れを57回もしたのでとうとうクビになってしまい、そんな彼をモルガルズが雇ってくれた。
現在はキャップ無しのカメラでスクープを求めている。
・&bold(){リカ}
CV宇和川恵美
シェルズタウン町民の少女。
ヘルメッポとモーガンに逆らうように、海軍第153支部内の広場に侵入し、食料も与えられずに磔にされていたゾロに砂糖味のおにぎりを差し入れていた。
扉絵によると、現在は第153支部の食堂で見習いとして働いている模様。
・&bold(){モーダ}
CV[[佐藤聡美]]
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。
通称『ミルク売りのモーダ』。
川から流れてきたエースを救出し、ミルクの宣伝のための手紙を海軍G-2支部のコーミル基地長へ届けるよう依頼した。
第2部ではルルシア王国にいたが偶然桃ひげ海賊団(黒ひげの手下)に襲われ絶体絶命の危機に陥る。
そこに駆け付けた[[革命軍幹部ベロ・ベティ>革命軍(ONE PIECE)]]の生乳を揉むラッキースケベに出くわしながらも、
彼女の能力で武装ほう起したルルシア国民と共に桃ひげ一味を成敗した。
世界会議後に起きた国内での革命中に潜伏していたサボに革命軍への入隊を志望し、他の志望者の人々と共に拠点のカマバッカ王国へと向かった。
誕生日は6月1日。
・&bold(){キュージ}
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。
ミルク売りのモーダの父親。
海軍G-2支部の基地の食堂でコックとして働いている。
・&bold(){コーダ}
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。
ミルク売りのモーダの母親。
海軍G-2支部の基地の食堂で働いている。
恰幅が良く、とても娘思い。
・&bold(){Dr.フィッシュボーネン}
海軍本部所属の医師。
コビーに覇気の力について教えた。
・&bold(){コマッコフ}
海軍本部四料理長の一人で異名は&bold(){冬料理のコマッコフ}。
黄猿率いるエッグヘッド討伐隊に同行し彼らの食事を作る。
顔が黄猿に似ている男性。存在は108巻SBSより。
・&bold(){ジェシカ}
CV伊倉一恵
アニメオリジナルキャラクターで『脱出!海軍要塞編』に登場。
[[海軍本部G-8支部『ナバロン』>ナバロン(ONE PIECE)]]の美人料理長。
G-8支部基地長のジョナサン中将の妻。
基地に潜入したサンジとルフィを、新たに赴任してくる本部のコック二人組と勘違い。
サンジの海のコックとしての心意気と、ルフィの食べっぷりを気に入ってしばし働かせていたが、
二人が海賊と知るや部下のコックたち全員と共に捕らえようとするも逃げられる。
ルフィ達を取り逃がした際には、責任をジョナサンに押し付けようとするシェパードを殴った。
世界一口の堅い男と同じ声。
・&bold(){コバト}
CV平松晶子
アニメオリジナルキャラクターで『脱出!海軍要塞編』に登場。
G−8支部の女医だが、専門は小児科で、血を見ただけで気絶してしまうほど臆病。
他の医師が皆出払っている時に怪我人が運び込まれ、尻込みしていたが、潜入していたチョッパーに勇気付けられ手術を行った。
そのお礼として偽の人質として麦わらの一味の要塞脱出を手助けした。
天然ボケ。
・&bold(){メカオ}
CV園部啓一
アニメオリジナルキャラクターで『脱出!海軍要塞編』に登場。
G−8支部の整備士で、コバトの父。ウソップのメリー号への想いを汲み取って、ルフィ達の要塞脱出を手助けした。
病気持ちだが酒好きで、医者である娘に怒られている。
メリー号にいた“おばけ”について何か知っている節があり、ウソップにメリーの本当の傷の位置を諭した。
}
**◇支部の海兵
東西南北の海の支部に所属する海兵の階級は、本部より3ランクほど下がる((偉大なる航路のG-○○支部は下がらない))。
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[モーガン>斧手のモーガン]]}
支部軍曹→少佐→大佐→除名→逃亡死刑囚
CV[[銀河万丈]]
通称&bold(){“斧手のモーガン”}。
海軍第153支部支部長。
権力と暴力による恐怖政治で町を支配していた腐敗軍人だが、ルフィとゾロにより倒され、元部下達により捕らえられた。
詳細は項目を参照。
・&bold(){ウッカリー}
モーガンの部下で、第153支部所属の三等兵。
うっかりしていたため、モーガンの像を建物に当てて傷を付けてしまう。
激怒したモーガンに見せしめに斬られそうになったが、ルフィの侵入により免れた。
・&bold(){ロッカク}
モーガンの部下で第153支部中尉。
ゾロの磔場に侵入したリカの処刑をモーガンに命じられたが、拒んだためにモーガンに斬りつけられてしまった。
・&bold(){リッパー}
第153支部中佐。
副基地長であり、モーガンの元部下。
モーガンが更迭されたため、その後は彼が基地長となったと思われる。
モーガンの権力の下で圧政に加担していたが、本来は敵対する立場であっても成果が賞賛されるものであれば相手を認めるなど人間的に優れた人物。
海賊疑惑で入隊を反対されたコビーの入隊を許可した。
・&bold(){[[ネズミ>ネズミ(ONE PIECE)]]}
CV西脇保
海軍第16支部大佐にして支部長。
魚人海賊団のアーロンから賄賂を受け取り、その代わりにアーロン一味の管轄内での横暴をもみ消していた典型的な腐敗軍人。
詳細は項目にて。
・&bold(){プリンプリン}
CV稲田徹
第77支部准将(本部少佐クラス)。
ゴサの町民からの通報で町民の救出を求められ、[[アーロン>ノコギリのアーロン]]の支配するコノミ諸島に出動。
しかし自らの正義心から人々を苦しめる海賊を見過ごせず、救出より先にアーロンパークに攻撃を仕掛ける。
プリンプリンの来訪に対して賄賂で片付けようとしたアーロンは交渉する前に起きたこの攻撃から交渉決裂とみなし、プリンプリンの軍艦をアーロン一味の幹部たちが海上で襲撃。
自身はアーロン一味の幹部であるチュウの水鉄砲で負傷し、海を知り尽くした幹部たちの手によって戦うことなく船ごと海に沈められた。
全く活躍も無いまま退場してしまったが、圧政を敷いていたモーガン、腐敗しきっていたネズミ、登場時は横暴な態度が目立ったフルボディなどと比べ、作中で初めて登場した市民のために戦おうとした真っ当な海軍軍人ではあった。
モデルは、作者の幼少期に放送されていた人形劇『[[プリンプリン物語]]』。
・&bold(){ネルソン・ロイヤル}
CV滝口順平
海軍第8支部提督。アニメオリジナル東の海『千年竜伝説』篇で登場。
大食漢でかなりの肥満体。横暴かつ下劣な性格。「おじゃる」と、平安時代の貴族のような口調で話す。
艦隊による海戦の采配には優れており、艦隊を鉄の鎖でつなぎ、逃げ場のない包囲作戦でルフィ達を追い詰めた。
その後は傭兵[[エリック>エリック(ONE PIECE)]]の裏切りで死亡。
ちなみに鉄の鎖による包囲作戦は、ゾロが「&bold(){鉄の鎖を斬る}」という作戦で突破された((そのためアニメでの後のゾロとMr.1の戦いでは、Mr.1の体は全て「鋼鉄」扱いになっている))。
・&bold(){ハーディ}
海軍第8支部中佐。アニメオリジナル。
ネルソンの副官。ネルソンとは違い、実直な性格。
}
*【元海兵】
**退役・脱隊
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ベルメール>ベルメール(ONE PIECE)]]}
CV[[日髙のり子]]
[[ナミ>ナミ(ONE PIECE)]]と[[ノジコ>ノジコ(ONE PIECE)]]の養母。現在は故人。
若い頃はお転婆で、ある日ココヤシ村を飛び出し海軍に入隊。
19年前、戦場で瀕死の状態に陥り生きる気力を失い死を受け入れようとするも、戦争孤児のナミとノジコに遭遇。ナミの無邪気な笑顔に気力を取り戻し、2人を連れ故郷のココヤシ村に帰還する。
以降、軍を退役してみかん畑を経営し、少ない資産をやりくりしながら2人を育てていたが、魚人海賊団アーロン一味の船長[[アーロン>ノコギリのアーロン]]に殺害された。
なお最終的な階級は不明。
詳細は項目を参照。
・&bold(){[[モンキー・D・ドラゴン]]}
CV[[柴田秀勝]]
ガープの息子にしてルフィの父。現[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]総司令官。
実は彼も約25年前以前は海兵だったのだが、掲げる信念を見出すことができず脱隊。
脱隊後は革命軍の前身である自勇軍を立ち上げ、各地でデモを起こしたことで指名手配犯となる。
ガープが明かすまで海軍も素性を割り出せていなかったことから、相当早い時期に辞めていた、もしくは身元を隠蔽していた可能性が高い。
・&bold(){[[クザン>青キジ(ONE PIECE)]]}
CV[[子安武人]]
中将(22年前)→大将(超新星編)→脱隊(新世界編)
通称&bold(){&color(royalblue){“&ruby(あお){青}キジ”}}。
自然系悪魔の実&bold(){「ヒエヒエの実」}の能力者。
全身を超低温の冷気を纏った氷に変化させ、海すらも瞬時に凍りつかせる&bold(){氷結人間}。
元海軍本部大将で、掲げる信念は&bold(){「だらけきった正義」}。
以前は&bold(){「燃え上がる正義」}を掲げていたが、オハラ事件を経て悪を滅ぼすためなら一般市民を巻き添えにして恥じないサカズキのやり方に反発。
自分の正義を悩みに悩んだ彼は、やがて確固たる信念をもって「だらけきった正義」を掲げるようになった。
マリンフォード頂上戦争の後、センゴクの引退によって空位になった元帥の座をめぐってサカズキと決闘するも敗北。
その後は軍を脱隊し、2年後の新世界編では理由は不明だが[[黒ひげ海賊団]]の一員として暗躍している模様。
詳細は項目を参照。
・&bold(){&ruby(ディエス){X}・バレルズ}
バレルズ海賊団船長。
[[X・ドレーク]]の父親で、息子と同じく元は海軍の将校だった。
海兵時代は息子に海軍の帽子をかぶせるなど優しいところもあり、ドレークにも尊敬されていた。
しかし理由は不明だが海軍を辞めた後は海賊にまで堕ちてしまい、息子のドレークに事ある毎に暴力を奮う粗暴な人物に成り下がる。
13年前、オペオペの実を入手し、世界政府と莫大な額の取引を行うものの、取引の前にオペオペの実を[[コラソン>コラソン(ONE PIECE)]]に奪われてしまう。
その直後に[[ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]率いる[[ドンキホーテ海賊団>ドンキホーテファミリー]]の襲撃に遭い、ドフラミンゴによって銃殺された。
バレルズが変貌した理由は不明だが、大人になったドレークは、父親を殺したドフラミンゴについて「昔のことだ。恨んでない」と述べている。
・&bold(){ダディ・マスターソン}
少尉→脱退&除隊
CV[[古谷徹]]
小説&アニメオリジナルキャラクター。
[[ウソップ]]とルフィがローグタウンで出会った賞金稼ぎ。
愛娘のキャロルを連れていることから&bold(){『子連れのダディ』}の異名を持つ。
かつては海軍少尉で「海軍一の狙撃手」と呼ばれていたが、赤髪海賊団の狙撃手ヤソップとの決闘に敗れ、子供がいることを知られたことで自ら海軍を脱退、賞金稼ぎに転向した。
ウソップの射撃を見届けたあと、彼の戦士の誇りを認め、北の海最新モデルのゴーグルを譲った。
中の人は後に[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]を演じる。
・&bold(){[[ゼファー>ゼファー(ONE PIECE)]]}
CV[[大塚芳忠]]
大将→教官→遊撃隊隊長→脱隊
通称&bold(){“黒腕のゼファー”}。
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』オリジナルキャラクター。
元海軍本部大将でガープ、つる、センゴクとは同期。
海賊に家族を殺害されたショックから現役を退き、教官として後進の育成に当たっていた。
しかし、とある海賊によって自身の教習艦が襲われ、[[目の前で教え子のほとんどが殺された>戸愚呂(弟)]]ことで、以降は遊撃隊を組織して海賊狩りに命を費やすようになる。
だが、教え子を殺した海賊が王下七武海入りした事で、海軍の“正義”に絶望。
自分を支持する海兵達を引き連れて海軍を去り、自らは&bold(){「ゼット」}を名乗って海賊を滅ぼすための『NEO海軍』を結成する。
詳細は項目を参照。
・&bold(){アイン}
CV篠原涼子
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』オリジナルキャラクター。
かつて海賊に殺されたゼット率いる小隊の生き残りで、“NEO海軍”の女性。
教え子だったことから今でもゼットを「先生」と呼び、忠実に従う腹心である。
超人系悪魔の実&bold(){「モドモドの実」}の能力者。
手から放つエネルギーに触れたものの状態時間を12年戻す&bold(){モドモド人間}。
その能力でナミ、ロビン、[[チョッパー>トニートニー・チョッパー]]、[[ブルック>ブルック(ONE PIECE)]]を若返らせた。
・&bold(){ビンズ}
CV香川照之
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』オリジナルキャラクター。
“NEO海軍”の一員で、ゼットの忠実な腹心。
かつて海賊に殺されたゼットが率いる小隊の生き残りで、教え子だったことから今でもゼットの事を「先生」と呼ぶ。
見た目は奇抜な格好の忍者で、身のこなしが軽く、俊敏な動きで変幻自在に飛び回る。
超人系悪魔の実&bold(){「モサモサの実」}の能力者。
奇妙なダンスで植物の成長を促し、自在に操る事ができる。
・&bold(){シューゾ}
CV廣田行生
元海軍本部准将。
アニメオリジナルストーリー「Zの野望編」で登場した手長族の男。武装色の覇気の使い手で六式も扱い、指銃を好んで使う。
元准将だというが、モモンガとも対等の仲だったようで、実力的には中将クラスといえる。
「アルパカチーノ」と呼ばれる動物系悪魔の実を食べた「獣砲」を所持。アルパカチーノもなんと覇気を会得しており、覇気をまとった砲撃で相手を仕留める。
ゼットの意思に賛同し、海軍を離反してNEO海軍遊撃隊隊長として活動。
しかしアインとの決闘に敗北してNEO海軍バイス・アドミラル((中将、つまりNo.2))の座を得られなかったためにアインに反目するなど、実力は確かながら器の小ささが目立っている。
海賊殲滅作戦『グラン・リブート』を前にして、アインの合流命令を無視し「海軍に護送されてる海賊パンズフライを始末する」と言い、部隊を引き連れて襲撃。
護送を担当していたモモンガと交戦しながらも、パンズフライは麦わらの一味によって取り逃がす。
しかしビブルカードを使って追跡し、ルフィ達と対決。手長族特有のリーチある攻撃と六式、アルパカチーノの攻撃でルフィを苦戦させたが、
パンズフライの娘のリリーの力で巨人サイズとなったルフィの「ゴムゴムのジャイアントJET槍」に敗北。
その後、モモンガによってインペルダウンに投獄された。
・&bold(){ランドルフ}
CV園部啓一
元海軍本部少佐
アニメオリジナルキャラクターでTVスペシャル『守れ! 最後の大舞台』で登場。
元海軍本部少佐で現在は「ランドルフ一座」の座長として島々を転々と移動しながら舞台で芝居を興行している。
元々は一般人で家族と共に芝居をしていたが、ある日海賊に家族を殺されたのをキッカケに海軍に入隊。後に家族を殺した海賊を逮捕した。
退役後は自分と同じく海賊に家族を奪われた人々を元気付けるためにランドルフ一座を立ち上げた。
座長として一座を取り仕切っているだけではなく、役者として舞台にも立っているが、過去の古傷が原因で年々声が出なくなってきており、近々引退を決意していた。
上記の経歴故に海賊を強く嫌っており、助っ人として芝居に参加したルフィ達が海賊と知った途端に怒りを露わにしていた。
実は上記のガバナーの元上司でもあり、引退芝居の日に再会したガバナーの策略で海賊への武器密売の濡れ衣を着せられる形で逮捕されてしまうが、
ルフィ達の活躍で無事に引退芝居を成し遂げ、それと同時に海賊に対する認識を改めた。
海賊に家族を殺され、海軍の負の一面を目の当たりにしながらも絶望しなかった彼の生き様は言うなれば、憎悪に飲み込まれなかったゼファーの「IF」なのかもしれない。
余談だが、原作に登場した[[ウサギのホーミーズ>ビッグ・マム海賊団]]と同名である。
}
**除隊
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ハグワール・D・サウロ]]}
CV[[草尾毅]]
中将→脱隊・除隊
笑い方は「デレシシシ」、語尾は「だで」。
巨人族だがエルバフ出身ではなく逆にエルバフの戦士にはあまりいい印象を持っていない。
巨人とはいえ、自分の何倍もある軍艦を両腕で持ち上げるなど、中将に恥じない怪力を誇る。
元海軍本部中将で22年前、考古学者ニコ・オルビアを捕らえる。
だが、オハラへのバスターコール参加命令に強く反発し、海軍への不信感からオルビアを逃がして自身も海軍を出奔。
偶然オハラに流れ着き、オルビアの娘であるロビンに出会う。
孤独な彼女と対等に接し、笑い方を教えた。
オハラにバスターコールが発動された際には、海軍の軍艦6隻を怪力で破壊してロビンを守ろうとしたが、親友だったクザンの「アイス・タイムカプセル」によって凍結させられた。
だがクザンもまたバスターコールに辟易しており、サウロの遺志を汲んでロビンをあえて逃がすことを選んだ。
また極めて珍しいガープ中将以外での[[「D」の一族>Dの一族(ONE PIECE)]]であり、現在判明している中で唯一人間族ではない「D」の一族。
そのため、「D」の一族の考察などでも結構重要な役割を持つ。
・&bold(){ガスパーデ}
CV石田太郎
映画『[[デッドエンドの冒険>ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険]]』オリジナルキャラクター。
元海兵で&bold(){「将軍」}の異名を持つ懸賞金9500万ベリーの海賊。
冷酷非情であるが、気に入った人間は敵対者であろうと仲間に入れる豪胆な性格の持ち主である。しかし、その一方では使えないと判断すれば容赦なく切り捨てるという義理も節操も無い傲慢な人物でもある。
権力を手に入れるために自分が乗っていた軍艦を乗っ取って海軍を脱走して海賊となった。
8年前には造船の町を襲い、住民を皆殺しにした挙句に修理のために停泊していた蒸気船「サラマンダー号」を奪って自分の海賊船にした。
夢や冒険を追い求める海賊を嫌っており、海賊という肩書きに関しても効率よく力を手に入れるための手段としか考えていない。
それらの残虐さ故に海軍からは「海軍最大の汚点」と忌み嫌われ、ルフィに至っては彼を面と向かってクズ呼ばわりしている。
超人系悪魔の実&bold(){「アメアメの実」}の能力者。
体を水飴に変化させることができ、軟化させるとあらゆる物理攻撃を無効化し、硬化させると人体をも貫く武器になる。
更に水飴化した自分の体に触れた人物を飴で捕らえて拘束することも可能。
しかし水飴であるがゆえに「小麦粉を浴びると身体が固まってしまい、攻撃を受け流せなくなる」という弱点をもっている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ルフィの麦わら帽子を壊した数少ない悪役。}}
・&bold(){[[シーザー・クラウン]]}
CV[[中尾隆聖]]
科学部隊隊員→除隊
海軍時代はベガパンクに次ぐNo.2として活躍していたが、過激な思想により問題行動を繰り返しており、ついにはもう庇いきれないとベガパンクに追放され、腹いせに島一つを潰す大惨事を引き起こした。
その後、捕らえられるもの厄介な能力により脱走し、懸賞金3億ベリーの重犯罪者へと堕落した。
詳細は項目を参照。
・&bold(){[[ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]}
CV[[諏訪部順一]]
通称&bold(){“鬼竹のヴェルゴ”}。
武装色の覇気の達人で、竹竿を武器としており、また”六式”を使う事が出来る。
表向きは海軍本部G-5基地長で部下からの人望も厚い。裏の顔ははドンキホーテ海賊団の最高幹部。船長のドンキホーテ・ドフラミンゴの指示で海軍に潜り込んだ工作員。パンクハザード編で[[トラファルガー・ロー]]との決戦に敗れ毒ガスが充満するパンクハザードに放置され、生死不明状態に。
詳細は[[項目>ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]参照。
}
**殉職者
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ドンキホーテ・ロシナンテ>コラソン(ONE PIECE)]]}
CV[[山寺宏一]]
王下七武海の[[ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]の実の弟でセンゴクの直属の部下で階級は海軍本部中佐。
幼少期にドフラミンゴの元から逃げ出し路頭に迷っていたところを当時大将だったセンゴクに養子として引き取られた。
入隊後出自を利用して自ら志願し、[[ドンキホーテ海賊団>ドンキホーテファミリー]]にスパイとして潜入する。
だが、潜入先で出会った[[ロー>トラファルガー・ロー]]を救おうと独断で奔走した末正体が露見してしまい、裏切りの決定的な証拠を掴まれ、ドフラミンゴに殺害され殉職。詳細は項目にて。
・&bold(){[[Tボーン>Tボーン(ONE PIECE)]]}
CV西村知道
大佐→少将→中将
&bold(){“船斬り”}の異名を持つ剣豪で元王国騎士。
骨ばった痩躯と相まった異様な風貌から醸し出される骸骨のような陰鬱な雰囲気とは裏腹に
&bold(){「一日百善」}をモットーとし負傷した部下の手当てのため自身の外套をためらいもなく包帯代わりに使うなど度外視の善人。新世界編では中将に昇格したのが判明したが、[[CROSSGUILD>クロスギルド(ONE PIECE)]]発足により、貧困に耐えられなかった一般市民の手に掛かり殉職。
詳細は[[項目>Tボーン(ONE PIECE)]]参照。
}
*【本部・支部】
-&bold(){マリンフォード海軍本部→海軍G‐1支部}
『&ruby(グランドライン){偉大なる航路}』のシャボンディ諸島近海にある三日月型の島。
島全体が要塞と化しており、内部では多くの海兵たちが正義と平和の実現の為、日々忙しく働いている。
第一部終盤で勃発した白ひげ海賊団と海軍の『マリンフォード頂上戦争』の決戦の舞台。
2年後の新世界編では新元帥に就任したサカズキの意向で本部を新世界のG‐1支部と入れ替えた為、現在は海軍本部G‐1支部になっている。
-&bold(){海軍G‐1支部→ニュー・マリンフォード海軍本部}
『&ruby(グランドライン){偉大なる航路}』の新世界に存在する基地。
元々は海軍G‐1支部だったが、サカズキの意向でマリンフォードと本部を入れ替えた為、現在はこちらが海軍本部になっている。
-&bold(){海軍本部G-2支部}
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。エースが黒ひげの情報を得るためと、自身を助けてくれたルルシア王国の少女モーダの頼みを聞いて潜入した。
基地長はコーミル中将。
会議室の額に掲げられているモットーは「[[ゆとり]]ある正義」
割と平和そうなイメージだが、重要な情報を乗せた極秘情報船には&bold(){まるで隠す気が無いと言わんばかりに堂々と帆に「極秘」と書く}((デコイでも何でもなく本当に極秘情報を運んでいる。それでいいのか海軍……。))、エースが中佐に扮しては堂々と会議室に乗り込んでいるのに誰も気づかないなど、割と抜けているところがある。
案の定ともいうべきか極秘情報船は海賊の腹いせで放火されてしまい、エースが救出に向かわねば大惨事となるところだった。
ちなみに情報が入ったケースにすら目立つ文字で「極秘」と書いている……まあそのおかげでエースはそれを回収できたのかもしれないが。
また、[[基地のコーヒー>ワンピースに出てくる食べ物]]がとにかく苦いらしく、会議にて出された際はエース含む全員が苦しんでいた。
この点はエースから渡されたモーダの手紙を読んだ中佐により、牧場のミルクを買うことで改善。全員が満面の笑みを浮かべながら会議に勤しむ様子が描かれている。
ある意味では後のアニメオリジナルにおける「海軍本部G-8支部」のような海賊が海軍基地の助けをするシナリオの先駆けになっている。
当のモーダも買い出しにやって来たコックが実の両親だったこともあり、再会を喜ぶ姿が見られる。心温まる良いエピソードである。
-&bold(){海軍本部G-5支部}
『&ruby(グランドライン){偉大なる航路}』の新世界に存在する基地。
海軍本部ではこの支部に移動になるのは左遷的な意味合いがあるらしく、その為か所属する海兵は皆、問題児だらけ。
基地長は[[ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]中将。
-&bold(){ハンドアイランドの基地}
アニメスペシャルの『ONE PIECE エピソードオブルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜』に登場する。ビリッチが指揮官を勤める基地。
-&bold(){海軍本部G-8支部}
通称『[[ナバロン要塞>ナバロン(ONE PIECE)]]』。
[[アニメオリジナルエピソード]]『脱出!海軍要塞編』に登場する海軍の要塞。
総料理長の信念なのか食事が神聖なものとして扱われており、支部のモットーが「食事の前に手を洗う」・「絶対に食事は残さない」・「食事中に仕事を持ち込まない」・「食事の後に歯を磨く」と全て食事関係になっている。
基地長はジョナサン中将。
詳細は項目を参照。
-東の海海軍第8支部
アニメオリジナルエピソード「千年竜編」に登場するネルソンロイヤルが提督を務める支部。
-&bold(){海軍本部G-F支部}
新世界のフロン島に存在する基地。
[[アニメオリジナルエピソード]]『海軍超新星編』で登場。
四皇[[ビッグ・マム>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]が支配するホールケーキアイランド最前線の基地。ビッグマム海賊団の動きを監視する任務に当たっている。
基地長はプロディ中将。
((アニメオリジナルエピソードにつき、時系列ではマンガ本編のゾウ編からホールケーキアイランド編の間で、アニメ版改変要素として、ホールケーキアイランドの[[サンジ]]奪還へ向かう途中、当のサンジがいないことによる食料枯渇の緊急事態からの食料強奪のために立ち寄るハメになった。基地はナミたちに食料を盗難されたほか、副題の超新星戦力のグラントがルフィに大敗(グラントに敗北経験させることでそれはそれで過信軽率していたグラントを大人しくさせたため結果オーライではあるが)の被害を受けた。なお、潜入の際はブルックが能力でモブ海兵を気絶させてから制服を引き剥がして着替えてから潜入し、気絶したモブ海兵も木にロープで括られており、海賊稼業が板についたを踏まえれば奪った制服は律儀に返したとは思われない。そのためか、潜入組のうち、ナミは女海兵の制服とコートを上下とも奪っており、剥ぎ取られた女海兵は放送時間帯の都合につきロープで括られシーンはオミットされ、どれほど身ぐるみを剥がされたかは不明。ナミの海賊しつつ衛生意識しっかりを踏まえると替えの下着確保で女海兵の下着まで強奪していてもおかしくはなく、放送には映らない木の裏側に括られていたかもしれない。))
-&bold(){海軍第153支部}
東の海のジェルズタウンに存在する基地。
基地長は[[モーガン>斧手のモーガン]]大佐。
*【用語】
-&bold(){[[バスターコール>艦隊(ONE PIECE)#id_a19a98a2]]}
元帥及び大将のみ所有が許されている[[”ゴールデン電伝虫”>電伝虫]]を通じてのみ発令される(大将が役人に一時的にこの権利を譲渡することも可能)。一度発令されれば取り消しは不可能。
発令されると、その場所に近いところにいる&bold(){海軍本部中将5人と軍艦10隻}という国家クラスの戦力でその場所に&bold(){無差別集中攻撃}を行い、島は生存者のいない更地となる。
四皇相手ならともかく、普通の島ならばまず壊滅される戦力が召集されており、生き残るには10隻もの軍艦の砲撃を乗り越え、最悪の場合中将5人を相手にしなければならないと、王下七武海クラスでもないと乗り越えられないレベルといっても過言でない。
しかし大将クラスとなると当人が“バスターコール以上の実力者”ということもあり、援軍というよりは確実に島を殲滅させるために利用されている。
原作内で使用された例は[[オハラ>オハラ(ONE PIECE)]](22年前)とエニエス・ロビー(2年前)の2度。
映画『[[ONE PIECE STAMPEDE]]』では、23年前に元ロジャー海賊団の[[ダグラス・バレット]]一個人に対し使用されたことが判明している。
オハラは文字通り全て壊滅し、クザンがサウロの遺志を組んで逃がした[[ニコ・ロビン]]以外の&color(RED){&bold(){島民全員が死亡し、オハラは翌年の地図からも抹消された。}}
エニエス・ロビーでの砲撃の際も島を壊滅させたが、クザンから[[ニコ・ロビン]]を生きたまま確保する指令があったこと・正義の門を盾に使われたことなどもあって、最終的に麦わらの一味の逃亡を許している。
-&bold(){世界徴兵}
マリンフォード頂上戦争後、元帥センゴクの引退、大将クザンの脱隊などによって大将2人が欠けるという戦力の低下が著しい事態となったため施行された。
詳しい内容は不明だが、恐らく世界政府加盟国から各国の実力者を海軍に強制的に招請する制度と思われる。
大将&bold(){藤虎}や&bold(){緑牛}は、この制度によって招請された模様。
ただし、この世界徴兵は&bold(){「痛みに伴う制度」}であり、頂上戦争で多大なる人材を補うべく、世界政府加盟国から優秀かつ有能な人材を海軍に引き入れている。
これによって海軍の戦力が極めて大きくなった。
その分、各国の加盟国から自国を守る強力な兵士が居なくなったことで戦力が低下した結果、後の革命軍が起こした「8カ国革命」のきっかけを作ってしまっている。
これにより、もともと世界政府に不満を抱いていた加盟国の市民たちは、革命軍の支持を更に多く集めることになった。
つまり、&bold(){世界徴兵によって海軍の戦力が拡大された一方で、その海軍と敵対する革命軍の作戦を成功させる&bold(){&color(#F54738){「諸刃の剣」}}という皮肉な結果となってしまった。}
-&bold(){海軍本部機密特殊部隊「&ruby(ソード){[[SWORD>SWORD(ONE PIECE)]]}」}
遊撃隊。
海兵の証である&bold(){「マリンコード」}を返上している言わば&bold(){&ruby(・・・・・・){辞表提出済み}}の海兵。
よく誤解されるが、あくまで辞表を預けているだけで辞めた訳ではないのであくまで所属は海軍であり昇格も可能。
世界政府及び海軍は海兵であって海兵ではない彼らの行動に一切責任を持たず、捕虜や人質にされるなどで邪魔になればいつでも首を切ることが可能。辞表提出済み故に&b(){いつでも辞表を受理できる}のである。
代わりに上層部からの命令を無視して独自の判断で行動することを許可されている。
ただし海軍組織内の扱いはさておき、世間一般の扱いは海軍側の情報の匙加減によるものがあるようで、ヒーロー扱いされているものもいれば、犯罪者にされているものもいる。
#openclose(show=現在判明しているメンバー){
隊長:X・ドレーク
隊員:コビー
ヘルメッポ((ちなみにSWORDだと判明したのは映画FILMREDで初公開の情報である))
ひばり
プリンス・グルス
孔雀
}
-&bold(){軍艦}
海軍の力の象徴。青緑基調で青の迷彩が施されているのが特徴で、艦によっては船腹に「MARINE」の文字と海軍の紋章も描かれている。
大まかに三種類ほどの大きさがあり、東西南北の海や大いなる航路の前半部では砲門の少ない中型や小型の艦が使用され、本部や大いなる航路後半の支部では艦の前方や側方に三連装砲を備えた大型艦が用いられる。
[[海軍本部所属の艦>艦隊(ONE PIECE)]]は凪の海を渡るために艦底に[[海楼石>海楼石(ONE PIECE)]]を敷き詰め、推進用外輪を持っている。
作中では「巨大軍艦の全長が60m」と明言されている。これはアメリカ海軍最古の軍艦であるUSS Constitutionと同程度。
数々の現実をはるかに超越するオーバーテクノロジーがありながら、軍艦の建艦技術はこの辺りということなのだろうか。
ただ、ONE PIECE世界の海軍の主要任務は国家間戦争ではなく基本的に逃げを打つ海賊への追撃戦である為、あまり船が大型化しても鈍足になるだけな上、星の数ほどいる海賊に対抗するには艦船の質より数揃える方が優先されているのかもしれないが。
-&bold(){海軍コート}
将校以上は海軍コートの着用を許されているが、[[マント]]のように肩から羽織っている者も多い。
これを羽織っているだけでずり落ちないのかということについて61巻SBSで作者は、「あれは「正義」を背中に刻むコート。
なぜ落ちないのかと言うと、彼らにとって「正義」は不落のものだからです!&bold(){その心意気ある限り、コートは落ちません!}」と回答している。
-&bold(){[[カレーライス]]}
海軍では毎週金曜日はカレーの日と定められており((洋上生活で曜日感覚を失わないために現在でも行われている方法))、特にシーフードカレーが絶品。
**様々な正義
表向きは「絶対的正義」であり、市井の人々を傷つける犯罪者を討ちとることに対してはみな違いはないものの、その手段・信念には細かな違いがある。
中将以上はそれぞれ“己の信じる正義”を掲げることを許されており、その正義は実に様々。
本人の信念が垣間見える正義は、わずか10文字に満たない言葉ながら、考察の対象になることも多い。またこれらは、掲げる海兵たちにとっては海賊にとっての海賊旗と同じ「決して譲れない、譲ってはならないもの」の現れである。
なお、本編ではルフィ達中心のためあまり目立たないものの、
大海賊時代の幕開けと共に、海賊は増加・兇悪化の一途をたどっている((17年前には一介の海賊による国盗り未遂事件が起きるなど枚挙に暇はない。))ため、
激戦を生き残ってきた海軍内の猛者達は、いかなる手段を持っても悪を滅ぼす『徹底的な正義』に近い考えを持つに至った者も多い様子。
それゆえ、頂上戦争終盤の味方も顧みず海賊(悪)を撃滅する姿勢に、スモーカーやクザンは正義の名のもとに暴走が起こることを不安視しており、
センゴクも引退の際には、海賊を倒すためとはいえ過激化する正義のあり方に対し「“正義”は価値観…世代は越えられない…」と述べていた。
『徹底的』『だらけきった』どちらの正義が正しいのかに明確な答えが出るわけでもなく、クザンがロビンをオハラ事件で逃がした例を見ても、
もしもロビンが変心したり彼女を巧みに利用する者がいたりすれば、クザンの甘さゆえに古代兵器が復活してオハラどころではなくいくつもの島が滅ぶ可能性はむしろ低くなかった。
『超新星』と呼ばれる海賊が、数年後には[[王下七武海]]クラスとなって海軍でも抑えが効かない海賊になることを考えると、
『徹底的』にせん滅するのも一つの手段であり、正義の在り方の是非は結果論でしか言えないところもある。
-『君臨する正義』(センゴク)…動乱の時代において、『正義はここ海軍本部に“ある”』ということが、市井の人々にとって励ましであり、海軍本部を通して人々を守るという信念
-『清らかなる正義』(つる)
-『燃え上がる正義』(22年前のクザン)…政府の正義を信じ、情熱的に任務を遂行する
-『徹底的な正義』(サカズキ)…海賊をはじめとする治安を脅かす“悪”は、可能性の段階から徹底的に一切の容赦なく排除する。時には犠牲も厭わない。
-『だらけきった正義』(オハラ事件以降のクザン)…政府の正義を絶対視せず、様々な立場における正義を許容する。「(徹底的ではなく)だらけているくらいの寛容性がある正義」。
-『どっちつかずの正義』(ボルサリーノ)…情に流され見逃すことも、一線を超えるほどやり過ぎることもない、中立的な正義。同期のクザンとサカズキの在り方を俯瞰し続けたボルサリーノは、許容することも徹底することもなく忠実に任務をこなす“どっちつかず”にいきついた。
-『仁義ある正義』(イッショウ)…何時如何なる場合も筋を通した、その先に在る正義。イッショウは仁義を何よりも重んずる。
-『死ぬ気の正義』(アラマキ)
-『ゆとりある正義』(コーミル)
-『知略による正義』(コーメイ)…知略・戦略があれば、例え市井の人々であろうと海賊を討ちとれると考える・人々を鼓舞する信念
-『おれの正義』(ガープ)
-『必要悪』([[ロブ・ルッチ]])((分冊百科『VIVRECARD』より))…番外。世界政府の元での治安を脅かす巨悪は、手段を問わず悪を持ってでも制す。
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追記・修正は、覇気を会得し、己の信じる正義を掲げて『海導』を暗記してからお願いします。
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#center(){
&sizex(5){&bold(){逃げたい奴は今すぐ逃げ出せ!!!}}
&sizex(5){&bold(){ここは一切の弱みを許さぬ海賊時代の『平和』の砦っ!!!}}
&sizex(5){&bold(){民衆がか弱いことは罪ではない!!!}}
&sizex(5){&bold(){正義はここにある!!!}}
&sizex(5){&bold(){強靭な悪が海にあるならば}}
&sizex(5){&bold(){我々海軍がそれを全力で駆逐せねばならんのだ!!!}}
&sizex(7){&bold(){&color(RED){“絶対的正義”の名のもとに!!!}}}
}
[[週刊少年ジャンプ]]で連載中の[[漫画]]『[[ONE PIECE]]』に登場する組織。
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*【概要】
[[四皇>四皇(ONE PIECE)]]・[[王下七武海]]に並ぶ世界の均衡を守る三大勢力の一角。
[[世界政府>世界政府(ONE PIECE)]]直属の海上治安維持組織であり、&bold(){「絶対的正義」}を掲げ、[[海賊]]などの犯罪者から[[世界中>世界政府加盟国/非加盟国(ONE PIECE)]]の人々を守ることを使命としている。
主な仕事は海賊をはじめとする犯罪者相手の警察行為。
任務内容は現実世界の海軍よりもむしろ海上保安庁に近い。
海賊達に加えて世界政府打倒を目指す[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]も標的だが、[[コアラ>コアラ(ONE PIECE)]]の発言からするに革命軍としては&bold(){「世界政府上層部や世界貴族を打倒し新たな指導者となりつつも、海軍とは戦わず協力関係となる」}ことが理想の様子。
海兵たちの中には[[悪魔の実]]の能力者や[[巨人族>巨人族(ONE PIECE)]]なども数多く所属し、大量の重火器を搭載した軍艦を多数保有するなど、極めて強大な戦力を擁する。
ただし大海賊時代ということもあり、海賊たちの規模や数は海軍にも引けを取らず、更に海軍以上に[[悪魔の実]]の能力者や武芸の達人なども揃っているため、決して過剰戦力ではない……どころか現状あまり対抗しきれていなさそうな実情がある。
長らく、世界の勢力図的には[[四皇vs四皇vs四皇vs四皇>四皇(ONE PIECE)]]vs海軍+[[王下七武海]]で均衡を保つ形だった。
[[一部の>ジュラキュール・ミホーク]][[例外>モンキー・D・ガープ]][[はある>道化のバギー]]が、おおまかな実力は劇中の描写からするに、四皇本人≧海軍本部大将≧四皇最高幹部≧平均的な七武海≧平均的な海軍本部中将といったところ。
四皇本人の強さは大将クラスをしのぐほどで((年齢・持病で限界だった白ひげさえ大将と渡り合えたり、緑牛がシャンクスにビビッている描写等から))、大幹部ともなると大将と渡り合える猛者達も居る。
その一方で大将クラスともなると四皇でも決して油断できない相手である上に勢力的には四皇単体が相手ならば海軍側の武力がわずかに上回っているため、海軍本部も四皇もお互いに簡単には手を出せない状況を維持している。
つまり四皇同士の&bold(){接触}だけで世界政府がそれを止めるべく海軍の[[艦隊>艦隊(ONE PIECE)]]を差し向ける事態となるのは、四皇が対決となれば大きな被害が起きることは勿論のことながら((四皇同士の小競り合い“だけ”で中将ですら冷や汗を流すレベル))、仮に[[四皇同士が手を結んで>海賊同盟(ONE PIECE)]]政府に牙を剝いた場合、海軍・世界政府全軍でも壊滅しかねないからと思われる。
巨大な組織故、末端には自分の私腹を肥やすために海賊と手を組む、支部で圧政を敷くなど腐敗している者もいる。
「最弱の海」「平和の象徴」とされる東の海の一部の地域で、本部の目が届かずに腐敗が発生していたあたりが悲しいところである。
特に腐敗した海兵は、[[麦わらの一味]]の敵役として主に小説版や[[アニメオリジナルエピソード]]で登場することが多い。
一方、強大な海賊たちの跋扈する「偉大なる航路」においては、昇進の第一条件が“海賊を撃滅する実力”であるため腐敗はほとんどなく、ほぼ例外なく&bold(){階級が高いほど戦闘能力も高い}。前述の通り、昇進の最重要な条件が、海賊を撃滅できる力である為か、実力者や功績のある海兵は現実の警察とは違い猛スピードで階級を上げることも可能。
例としては2年前では雑用の駆け出しだったコビーが僅か2年で本部大佐と異常な早さで&bold(){13階級もの昇進}を果たしている。
しかし、海賊を始めとする不穏分子の殲滅という目標のためには一般市民の犠牲などの非情も辞さない者・甘さを捨てたタカ派も多数所属しており((中将オニグモ曰く「一瞬の気の迷いで取り逃がした凶悪犯からおめェ未来を守れるのか?」との事))、掲げる「正義」のあり方は海兵によって大きく違うなど、腐敗こそないが完全な一枚岩とは言い難い。
また、[[天竜人>世界貴族(ONE PIECE)]]の要請があれば大将率いる部隊を派遣する役割もあるが、当の天竜人は仮にも後ろ盾である海軍を便利な番犬程度にしか思っておらず、海軍の方も横暴な態度で自分達をコキ使う天竜人を快く思っていない。
2年前の本部は偉大なる航路のマリンフォードに存在。
マリンフォード頂上戦争後、元帥センゴクの引退、大将クザンの脱隊などによって大将2人が欠けるという戦力の低下が著しい事態となり、「世界徴兵」と呼ばれる新制度でより強力な者たちが海軍として所属するようになり、[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]も新型が開発されて戦力が強化された。
そして新元帥の強い決意のもと、新たな本部は新世界側に構えられた。
2年後の「&ruby(レヴェリー){世界会議}」では、王下七武海の海賊から被害を受けた人々の思いを汲み取った大将イッショウの働きかけと、七武海の被害者である[[アラバスタ王国]]とドレスローザ王国の国王からの発案で王下七武海制度の完全撤廃が決定。
政府公認だった彼らは一転してお尋ね者となり、三大勢力の一角が失われたことで世界情勢は大きな転換期を迎えることとなった。
イッショウ曰く、ベガパンクの開発した「[[すげェモン>パシフィスタ(ONE PIECE)]]」があれば&font(#9370DB,b){「王下七武海はもういらねェ」}とのこと。
だが、看過しきれない規模の実害を与えたとはいえ、&bold(){そもそも七武海は海賊の増加と強大化から海軍単独で対抗しきれなくなった}ために設立された制度であり、それを撤廃し彼らを拿捕しようというのは「海軍単独で七武海を抑えながら四皇以下の海賊達と対抗する」ということ。
偶然か必然か、世界会議での七武海廃止と時を同じくして8カ国での革命や四皇陥落が発生。
サカズキが懸念したように回せる戦力が足りないという事態が随所で見られるようになっている。
*【組織構成】
階級は19段階あり((上から元帥≧大将≧中将≧少将≧准将≧大佐≧中佐≧少佐≧大尉≧中尉≧少尉≧准尉≧曹長≧軍曹≧伍長≧一等兵≧二等兵≧三等兵(新兵)≧雑用。))、定員が決まっているのはトップの元帥1名のみで、次位の大将は現在進行形の時系列で描かれている範囲では三大将と称されるなど、3人で決められているが、過去に大将が4人以上、あるいは2人以下しかいない事があったのかどうかは現時点では不明、次位の中将の定員も不明。
少尉以上は&bold(){「海軍将校」}と呼ばれ、背面に「正義」と書かれた白いコートの着用が認められており、将校クラスはコートを肩にかけ、その下にスーツを身につけている者が多い。
上記のコートとスーツの着こなし方に加えて、将校間での話し合いが決裂した場合は最悪[[決闘]]で決めることもあるなど、正義の軍隊ではあるが『[[仁義なき戦い>仁義なき戦い(映画)]]』のような昔の極道をモチーフにしているところもある。
特に、大将のデザイン面ではそれが顕著であり、それぞれが映画やドラマで&bold(){極道・アウトローを演じた俳優}がモデルになっている。
&bold(){[[ウソップ]]「つーかお前ら(大将一同) 全員 顔 コエーよ! 海軍って言うか海賊だろ!」(『[[ワンピースパーティー]]』3巻)}
**◇元帥
海軍の全てを束ねる最高司令官。
世界政府から「[[バスターコール>艦隊(ONE PIECE)]]」の発令権が与えられている。
本編開始時点の海軍本部元帥はセンゴクだったが、[[白ひげ海賊団]]との戦争後に退任したため、現在の海軍本部元帥は元海軍大将のサカズキ。
海軍のトップ…と言えば聞こえはいいが、その実情は世界政府から不祥事の隠蔽を始めとする理不尽な命令も受けねばいけない立場。
最高指揮官である以上前線に赴くことはなくデスクワークばかりなため、中間管理職の悲哀がのぞく。
五老星からは&bold(){「世界政府の表の顔」}扱いを受けている。
・&bold(){[[センゴク>センゴク(ONE PIECE)]]}
CV石森達幸→大川透(後任)
海軍本部大将(27年前〜約13年前?)→海軍本部元帥(2年前の頂上戦争まで)→大目付。
通称&bold(){“仏のセンゴク”}。
掲げる正義は&bold(){『君臨する正義』}。
外見はアフロヘアーと三つ編みに結わえた顎髭が特徴で、元帥時代は実物大のカモメのオブジェを載せた軍帽と黒縁の丸眼鏡を着用していた。
[[動物系幻獣種の悪魔の実>動物系悪魔の実]]&bold(){「ヒトヒトの実 モデル大仏」}の能力者。
金色の大仏に変形し、掌から強烈な衝撃波を放つ能力を持つ。
かつて“海賊王”[[ゴールド・ロジャー]]ら伝説の海賊達の世代と渡り合った&bold(){“伝説の海兵”の一人}。
大海賊時代の到来以前には、捕らえられた[[ゴールド・ロジャー]]を殺そうと海軍本部を襲撃した[[金獅子のシキ]]を相棒のガープと共に[[インペルダウン>インペルダウン(ONE PIECE)]]送りにするなど海兵として長年に渡って世界の平穏の為尽力してきた。
マリンフォード頂上戦争の終結後、[[白ひげ>エドワード・ニューゲート]]の死と共に時代の変わり目を感じ、ガープと同じく現役を引退((引退の際には「正義は価値観 世代は越えられない」と語っているあたり、頂上戦争終盤で人命を優先したことを部下から責められたのかもしれない))。
2年後の新世界編ではコングの要請で、ガーブと共に後進の指導に当たっている。
分冊百科『VIVRECARD』の記載によると、なんと「[[覇王色の覇気>覇王色の覇気(ONE PIECE)]]」の持ち主だという。
海兵にも覇王色持ちがいることが判明したのはこれが初めてである。
詳細は項目にて。
・&bold(){[[サカズキ>赤犬(ONE PIECE)]]}
CV[[立木文彦]]、中尾みち雄(中将時代)
中将(22年前)→大将(超新星編)→元帥(新世界編)
通称&bold(){&color(#ED1A3D){“&ruby(あかイヌ){赤犬}”}}。
[[自然系悪魔の実]]&bold(){「マグマグの実」}の能力者。
あらゆるものを圧倒的な質量と熱量で「飲み込み」「焼き尽くす」灼熱の溶岩に体を変化させる能力を持つ&bold(){マグマ人間}。
マリンフォード頂上戦争では、老いと病で衰えていたとはいえ、“[[四皇>四皇(ONE PIECE)]]”の一人にして世界最強の海賊[[“白ひげ”エドワード・ニューゲート>エドワード・ニューゲート]]とも互角に渡り合った程の実力者。
&bold(){「徹底的な正義」}を自らの信念として掲げ、たとえ相手が一般市民であろうと味方の海兵であろうと、自身が“悪”と判断すれば容赦なく始末する過激な正義感の持ち主。
あまりにも過激極まるその思想と言動は、かつての同僚であるクザンをも戦慄させ、ボルサリーノが「どっちつかずの正義」という思想に行き着く一因ともなった。
2年後の新世界編では引退したセンゴクの跡を継いで元帥に就任した。
詳細は項目にて。
・&bold(){コング}
CV[[石塚運昇]]→山口太郎(後任)
約27年前には海軍元帥だった。
現在は世界政府全軍総帥を務める。
**◇大将
&bold(){&color(red){「海軍本部最高戦力((319話ではロビンが「世界政府最高戦力」と紹介していたが、以後は専ら「海軍本部最高戦力」と呼称される。))」}}と称される3名の総督。
本名とは別に、色と動物を組み合わせた別名を持ち、元帥と同じく&bold(){「バスターコール」の発令権}が与えられている。
最高戦力として、政府の最重要案件の場合に動き、また四皇クラスの海賊への対処も任務に入っている。
また、[[億越えの賞金首>懸賞金(ONE PIECE)]]は、大将もチェックし標的として覚えておかれるほどの存在となる。
有事の際には、[[世界貴族>世界貴族(ONE PIECE) ]]の要請で出動する義務がある為、大将に就任することは、悪く言えば&bold(){『世界貴族の番犬』}になることを意味し、[[それを嫌がり、大将クラスの実力がありながらあえて昇進しない者>モンキー・D・ガープ]]もいる。
&co(){なおこの事例は例外であり、センゴクの話では天竜人の使い走りを嫌がって''大将昇進を拒否した場合、死刑を受けた事例もある''らしい。}
&co(){※ソースが見つからないので非表示にしました}
物語当初の大将はクザン(青雉)、ボルサリーノ(黄猿)、サカズキ(赤犬)の3名だったが、マリンフォード頂上戦争の終結後、サカズキは元帥に昇格しクザンは海軍を脱隊。
新世界編ではサカズキの元帥就任に伴い行われた&bold(){「世界徴兵」}により、新たにイッショウ(藤虎)とアラマキ(緑牛)の2名が大将に任命された。
2人とも生粋の海兵ではない補強組で、他の中将達を差し置いて大将になっただけあって実力は折り紙付き。
しかし、&bold(){良くも悪くも}外様の人員なので、2人とも以前のメンバー以上に何かしら「軍人」として問題行動を起こしやすい&bold(){サカズキの頭痛の種}となってしまっている。
・&bold(){[[ボルサリーノ>黄猿(ONE PIECE)]]}
CV[[石塚運昇]]→[[置鮎龍太郎]](後任)
中将(12年前)→大将
通称&bold(){&font(#e3e300){“&ruby(きザル){黄猿}”}}。
自然系悪魔の実&bold(){「ピカピカの実」}の能力者。
体そのものを光と化しての光速移動に加え、超高熱のレーザー攻撃まで可能な&bold(){光人間}。
掲げる信念は&bold(){「どっちつかずの正義」}。
新世界編では唯一の生え抜きの大将で、気の抜けるような間延びした口調とマイペースな態度が特徴的だが、クザンのように情に流される事も、サカズキのようにやり過ぎる事も無く、同僚たちに比べてある意味でバランスの取れた人物。
職務に関しては忠実であり、任務とあらば自分の恩師やかつて海兵であった者でも容赦なく打ち倒す非情さと確かな実行力を持ち、飄々とした態度も含め真意の読めない不気味さを漂わせている。
詳細は項目にて。
・&bold(){[[イッショウ>藤虎(ONE PIECE)]]}
CV沢木郁也
通称&bold(){&font(#9370DB){“&ruby(ふじトラ){藤虎}”}}。
[[超人系悪魔の実]]&bold(){「ズシズシの実((分冊百科『VIVRECARD(ビブルカード)』で判明。))」}の能力者。
[[重力を操る>重力操作]]ことができ、地面を一気に陥没させたり上空から隕石を落下させることも可能。
海軍本部大将としては&bold(){『仁義ある正義』}を掲げ、「人々の安全」「平和」「仁義」を重んじ、不正と悪を許さない義侠心溢れる人物。
…と言えば聞こえはいいが、己の納得できないことにはサカズキの指示であろうと従わず、海軍や世界政府の不利益になる行動すら平然と行い、政府批判すら恐れず公言するなど、&bold(){『政府の軍人』としては色々アウトなサカズキの頭痛の種その1。}
%%どっちかというと革命軍の方が向いてる。%%
詳細は項目にて。
・&bold(){[[アラマキ>緑牛(ONE PIECE)]]}
CV[[藤原啓治]]→[[諏訪部順一]](後任)
通称&bold(){&font(#26896D){“&ruby(りょくギュウ){緑牛}”}}。
[[自然系悪魔の実]]&bold(){「モリモリの実」}の能力者。
身体を樹木に変化させたり、植物を自由自在に操る&bold(){森人間}。
掲げる信念は&bold(){「死ぬ気の正義」}。
&bold(){&color(RED){サカズキの熱烈なフォロワーであり、サカズキ同様かそれ以上に賛否両論の激しい人物。}}
サカズキに強い尊敬を向け、彼の徹底的スタイルを&bold(){&font(#26896D){「大好きなんだ」}}と公言するほど好むが、一方で&bold(){&color(RED){「差別とは安堵だ」「人類は下を作って生きてきた」}}と堂々と発言。
世界政府に加盟していない、つまり世界政府が人権を認めていない人間の存在を認めた上で&bold(){「邪魔するなら何千人殺してでも悪の首を取る」と宣言する}など、傍から見ると差別主義者にしか見えないような問題発言を連発しており、「発言をオブラートに包む」という考え方を明後日の方向に放り投げているかなりの鉄砲玉気質((なおこの発言は世界政府の思想そのものであり、似たような発言はCP-Oも発言している。ある意味「海軍が触れずに敢えて目を背けている暗黙の禁忌」を堂々と隠そうともせず発言していると取れる一方、長く鎖国状態が続くワノ国の面々を相手に「お前ら…“外”の事知ってんのか?」と前置きした上での発言でもあり、敢えて露悪的に世情を伝えているだけとも取れる))。
加えてフットワークが異様に軽く、サカズキをサプライズで喜ばせて褒められたい一心で&bold(){上司であるサカズキの命令を無視して勝手にワノ国に介入してルフィの首を取ろうとするなど、「独断専行」「問題発言」上等な姿勢を取るイッショウとはまた違う形でサカズキの頭痛の種その2。}
詳細は項目にて。
**◇中将
大将に次ぐ実力者たち。
昇進条件の一つは[[覇気>覇気(ONE PIECE)]]の習得で、全員が覇気を会得している((作中では多くの使い手が登場しているが、覇気は元海軍本部大将のゼファーですら34歳でようやく習得するなど、常人が一から覚えるにはかなり年月を要するものである))。
平均的な中将の強さは一般的な[[王下七武海]]にやや劣るレベルではあるが、[[六式>六式(ONE PIECE)]]と覇気による、実直だがそれゆえに隙のなく高い戦闘力を誇る者が多い。
相手が[[王下七武海]]クラスの実力者となると勝てる者は少ないが、昇進していないだけで大将クラスの猛者もいる((約十数年前まで中将を務めたサカズキ、ボルサリーノ、クザンは、当時でも同期の中将から化け物と評されていた。本編では言及されていないが、茶トンや桃うさぎも大将候補に挙がったという))。
基本的に実働部隊で動く者は中将までで、大将クラスは最高戦力ゆえに大きな事件以外で動くことは少ない。
実働部隊の要であり、実働における実質的な権力を握っているのが彼らである。
中将以上は、&bold(){己の信念たる正義}を掲げることを許されている。
名前のモチーフに犬の犬種をモデルにした者が多い。
一覧(各々の詳細は[[海軍本部中将(ONE PIECE)]]を参照)
・&bold(){[[スモーカー>白猟のスモーカー]]}
・&bold(){[[モンキー・D・ガープ]]}
・&bold(){[[つる>つる(ONE PIECE)]]}
・&bold(){ジョン・ジャイアント}
・&bold(){キャンサー}
・&bold(){モザンビア}
・&bold(){ステンレス}
・&bold(){コーミル}
・&bold(){[[モモンガ>モモンガ(ONE PIECE)]]}
・&bold(){オニグモ}
・&bold(){ドーベルマン}
・&bold(){ヤマカジ}
・&bold(){ストロベリー}
・&bold(){バスティーユ}
・&bold(){ダルメシアン}
・&bold(){ラクロワ}
・&bold(){ロンズ}
・&bold(){[[ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]}
・&bold(){メイナード}
・&bold(){トキカケ}
・&bold(){ギオン}
・&bold(){ナヅ・ケタガーリ}
・&bold(){ドール}
・&bold(){ブルーグラス}
・&bold(){レッドキング}
・&bold(){ハウンド}
・&bold(){ギロチン}
・&bold(){ウルバン}
・&bold(){ポンスキー}
・&bold(){土茶}
・&bold(){ホトトギス}
・&bold(){ジョナサン}
・&bold(){コーメイ}
・&bold(){プロディ}
・&bold(){グレイドル}
・&bold(){ドロウ}
**◇少将
本部少将以上の海兵になると、[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]に謁見することが許される。
逆に准将以下の海兵では姿を見ることさえ許されず、たとえ偶然でも見てしまった場合は即座に命を落とすこととなる。
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ヒナ>黒檻のヒナ]]}
CV中友子
大佐→少将
通称&bold(){“黒檻のヒナ”}。
女性の将校。
喫煙家で何かとタバコを加えており、口癖は「ヒナ○○」で、○○の中は二字熟語が入る。
超人系悪魔の実&bold(){「オリオリの実」}の能力者。
自らの体をすり抜けた相手に鉄の錠をはめて拘束するという海兵向きの能力を持つ。
詳細は[[項目>黒檻のヒナ]]参照。
・&bold(){シシリー}
マリージョアで、ルフィと[[天竜人>世界貴族(ONE PIECE)]]の一件をセンゴクに報告した。
・&bold(){アケヘンデ}
インペルダウン編で、脱獄を試みるルフィ達に対して軍艦の砲撃で阻もうとした海兵。
・&bold(){カタコンボ}
CV服巻浩司
シャボンディ諸島66番GRの隊長。
再集結した麦わらの一味を捕らえようとしたが、ハンコックによって阻止された。
「貴様あやつがどれほどの凶悪犯かわかっているのか!!!(はあと)」と目をハートにして抗議するも威厳皆無なため突っぱねられる。%%いいかコラ(はあと)%%
・&bold(){ユキムラ}
CV[[増谷康紀]]
アニメオリジナル海兵。
&bold(){「千人斬り」}の異名を持つ日本刀の剣士。
マリンフォード頂上戦争の戦場では、海賊に襲われたコビーを救ったが、その後別の海賊によって斬られ倒れた。
『ハートオブゴールド』でも再登場するが、トレジャー海賊団の襲撃で、姿の見えないサイコ・Pに翻弄された挙句敗北していた。
・&bold(){カダル}
CV山田真一
魚人島編でのジンベエの回想に登場。
海軍本部G-2支部所属。
フィッシャー・タイガーが解放した元奴隷を捕らえるためタイヨウの海賊団を捜索、
タイヨウの海賊団を発見するも、本部へ連絡する前にタイヨウの海賊団の襲撃を受け、自身もタイガーに返り討ちにされる。
・&bold(){孔雀}
CV[[井上麻里奈]]
&bold(){「&ruby(ソード){SWORD}」}所属の海兵で、つるの孫。
超人系悪魔の実&bold(){「ムチムチの実」}の能力者。
鞭で打ち据えた対象に言うことを聞かせられる&bold(){調教人間}。
趣味は調教とお菓子作り。
・&bold(){プリンス・グルス}
CV[[日野聡]]
&bold(){「&ruby(ソード){SWORD}」}所属の海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「グニョグニョの実」}の能力者。
体から粘土を生み出し、様々な物体を形成できる&bold(){粘土人間}。
名前の通り後輩たちからは「王子」と呼ばれ孔雀からは「温室育ち」と評されているが、敵の狙いを見抜いたり、いざという時には非情な判断にも踏み切れる。
初登場は表紙連載「ギャングベッジのオーマイファミリー」でドレスローザの美容室にいた[[ローラ>ローラ(ONE PIECE)]]を[[ベッジ>カポネ・ベッジ]]の妻のシフォンと思い捕えに現れた。
異様につばの長い帽子を被っているが、SBSによれば幼少の頃は暗い性格でよく下を向いて歩くことが多く、そのせいで色々な物や人、海賊にぶつかっては酷い目にあい、それを危惧した母親にこの帽子を被らされたとのこと。趣味はソロキャンとダンス。
}
**◇准将
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){ブランニュー}
CV山田真一
少佐→准将
重大会議を任される海軍本部議長。
東の海の支部からの連絡を受け、ルフィに対する最初の懸賞金額を決定した。
マリンフォード頂上戦争にも参加していたらしく、終戦後センゴクにインペルダウンが[[黒ひげ海賊団]]の襲撃を受け、署長の[[マゼラン>マゼラン(ONE PIECE)]]が重傷を負い、
そして凶悪な囚人が大量脱獄した事と、その脱獄の事実を世界政府への不信を防ぐため隠蔽するよう世界政府から通達が来た事を報告した。
新世界編では、パンクハザード編直後に新海軍本部での会議にて登場。
二年後は准将に昇格し、パンクハザード編後の世界情勢に関する話で王下七武海のメンバーを発表した。
・&bold(){ダイギン}
[[インペルダウン>インペルダウン(ONE PIECE)]]に侵入したルフィを捕らえようと獄内に入ろうとしたが、サディちゃんに制止された。
彼女の要請を受けて周辺の警護にあたる。
・&bold(){キビン}
CV髙木俊
武器は十手。
マリンフォード頂上戦争で、広場に乗り込んだルフィを仕留めようと、六式の「剃」「月歩」「鉄塊」を使用して挑むが、鉄塊の強度がルフィの攻撃に耐えきれず返り討ちにされた。
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』にも登場。セカン島で海軍ゼファー討伐部隊の一員として彼と激突するが、またしても彼の鉄塊ではゼファーのパンチに耐え切れず敗北。
・&bold(){ヤリスギ}
CV中村浩太郎
名前のとおり、行き過ぎた言動と行動が目立つ危ない人物。口癖は「~すぎる」。
海軍「G‐5」06部隊隊長。
市民から行方不明になった子供たちの捜索を依頼されるが、ヴェルゴが「事故死」と処理していたため、異を唱えた家族の1人を血が出るまで痛めつける((アニメでは蹴っ飛ばしただけ))。
過酷な新世界で強豪海賊相手に戦い続けなければならない職務の重さ故に非情で苛烈な性格になったのかもしれないが、その割には海兵として成果を上げられてるとは言い難い。
表紙連載『カリブーの新世界でケヒヒヒヒ』にて、ジンベエにG‐5へ置き去りにされたカリブーを捕らえ火炙りにしようとするも、救出にかけつけた弟のコリブー率いるカリブー海賊団と交戦することに。
その結果、カリブーには海賊船で逃げられたばかりか、残されたコリブーとその一味には軍艦を奪われ逃げられるという大失態を犯してしまう。
&s(){もう名前を&bold(){ヤラカシスギ}に変えた方がいいんじゃないだろうか。}
・&bold(){ビリッチ}
CV[[龍田直樹]]
アニメオリジナル『ハンドアイランドの冒険編』に登場。
ハンドアイランドの基地の指揮官。なぜか海軍大将・黄猿を強く尊敬している((メタ的な事を言えば、『ハンドアイランドの冒険編』が放送されたのはアニメでパンクハザード編が始まる直前であり、当時大将だと判明していた海軍将校は黄猿だけだったからである。前大将の赤犬は元帥に昇進、青キジは海軍を脱退。新大将の藤虎と緑牛はまだ本編未登場であった。))。
右腕に付けた蛇のぬいぐるみを使って腹話術をする癖がある。
また気に入った兵器にはそれぞれ愛称を付けている。
能力なしで大将になるという野望を持っており、能力者だけが強者ではないという考えの持ち主だが、海賊拿捕にもあまり取り組まず、
市民のことを一切顧みないまま彼らに強引に兵器開発をさせてばかりの悪党。
本人の戦闘力は皆無だが、六式の剃をも凌ぐ速度と対能力者用の砲弾を備えた小型戦闘機エリザベートを自在に操るなどただの雑魚というわけではない。
&s(){大将を目指すなら、なぜ自分を鍛えないのだろうか。}
ハンドアイランド沖の基地指揮官就任後((元々は白ひげの縄張りだったが、頂上戦争後海賊の脅威にさらされたため、海軍の統治下に置かれることになった。))、島民を騙して兵器を作らせ、試し撃ちと称して街を破壊し、恐怖政治を敷いていた。
基地に侵入したルフィに倒され、コビーによって更迭処分となった。
}
**◇大佐
大佐クラス以上となると、[[六式>六式(ONE PIECE)]]の一部または全てを習得している者も多い。
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[コビー>コビー(ONE PIECE)]]}
CV[[土井美加]]
アルビダ海賊団航海士兼雑用→海軍第153支部雑用→海軍本部雑用→曹長→大佐兼海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊員
ルフィが海に出て最初に出会った人物。
アルビダ海賊団に囚われの身として働かされていたが、船長の[[金棒のアルビダ]]がルフィに敗れたことで解放された。
元々海兵志望だったためルフィ達と別れた後は海軍に入隊した。
紆余曲折あってガープの弟子となったが&bold(){入隊から僅か2年ほどで雑用から佐官になるというスピード出世を果たしている。}
なお、世界会議終了直後に階級が少将と表記されていたが、誤植だったのか単行本では大佐に修正されている。
詳細は項目参照。
・&bold(){[[たしぎ>たしぎ(ONE PIECE)]]}
CV[[野田順子]]
本部曹長→少尉→大佐
ゾロの幼馴染の[[くいな>くいな(ONE PIECE)]]に瓜二つな女剣士。
スモーカーの部下。
愛刀は業物「時雨」。
軽い近視で、眼鏡をかけている。
登場初期の髪型はショートヘアであったが、新世界編ではロングヘアを短く束ねている。
剣の腕は抜群で、性格も謙虚で真面目だが、おっちょこちょいで鈍い一面もある。
夢は、世界中の悪党たちの手に渡った名刀を集めてまわること。その刀剣マニアぶりは相当なもので、名刀に関するメモをいつも所持している。
くいなと同様、自分が女である事に引け目を感じている節があり、特に「女だから」という理由で実力を低く見られることを非常に嫌っている。
この面はくいなとも共通しているため、どこまでも幼なじみであるくいなを想起させるたしぎに対しゾロはローグタウンで出会った当初、珍しく感情をあらわにしながら「存在が気に入らない」と苦手意識を露わにし「パクリ女」呼ばわりしていた。
ローグタウンでゾロに敗れて以来、彼を目の敵にしていたが、後に[[アラバスタ王国]]での共闘を経て、ゾロはたしぎへの「パクリ女」呼びをやめ、たしぎもまたゾロを超える剣士となることを改めて誓った。
当初の階級は曹長。アラバスタでの[[サー・クロコダイル]]討伐の功績で少尉に昇進させられてしまう。
二年後の新世界編では大佐に昇進しており、荒くれ者が多いG-5の部下からは「大佐ちゃん」と呼ばれアイドル扱いされている。
詳しくは項目にて。
・&bold(){ベリーグッド}
CV山本圭一郎
髪型はアフロで、顎に「MARINE」の文字がある海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「ベリベリの実」}の能力者。
体の各部が果実のように丸く分離し、バラバラになることができる&bold(){ブドウ人間}。
原作での詳細は不明だが、アニメではバラバラの実のように浮かせる技を披露しており、分離した体により四方八方からの打撃を得意とする。
エニエス・ロビーへのバスターコールに召集され、ためらいの橋で[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]]と対決し、能力で翻弄。
アニメでは、ゾロにバラバラになった体の各部を吹き飛ばされ、フランキーに頭を船体に撃ち飛ばされて倒された。
後に表紙連載『CP9の任務外報告』では、逃亡中のCP9のメンバーを捕まえるための討伐部隊を率いたが、あっさり返り討ちにされた。%%なぜ大佐程度に任せた。%%
・&bold(){シュウ}
CV中尾良平
ぶかぶかの帽子を被り、スカーフで口を隠している海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「サビサビの実」}の能力者。
触れた金属をサビつかせることができる&bold(){サビ人間}で、剣士にとっては天敵。
エニエス・ロビーへのバスターコールに召集され、ためらいの橋で[[ゾロ>ロロノア・ゾロ]]と対決。
ゾロの攻撃を素手で受け止め、そのまま「雪走」をボロボロに腐食させて破壊した。
アニメではゾロの関節も腐食させようとしたが、[[ウソップ]]の「火の鳥星」で吹き飛ばされて敗北する。その際、彼が気絶したためか、ゾロの体のサビは消滅した。
・&bold(){シャリングル}
角のある帽子とゴーグルが特徴の海兵。
超人系悪魔の実&bold(){「シャリシャリの実」}の能力者。
体の各部が車輪に変化し、高速回転させることで強力な武器となる&bold(){車輪人間}。
エニエス・ロビーへのバスターコールに召集され、ためらいの橋でフランキーと対決した。
アニメでは、能力者ではなく剣士になっている。
・&bold(){ゴリラ}
CV[[稲田徹]]
名前のとおり[[ゴリラ>ゴリラ(動物)]]のような風貌で、語尾に「ウホ」と付けることがある。
フランキーが起こした「バルジモアの悪夢」事件の調査で部隊を引き連れていくが、フランキーが被っていた燃えるトラの敷物を見て驚愕する。
後にこの出来事は&bold(){「バルジモアの燃える霊獣伝説」}と言われるようになった。
・&bold(){ラーテル}
CV小椋毅
ネズミひげを生やした強面の男。
マルコがルフィ援軍として居なくなった隙を見計らって白ひげの故郷スフィンクスを侵攻。
「世界政府非加盟国に法はない」、「白ひげの遺産があるから没収にきた」、「逆らう者は反逆罪として処刑する」と称して老人や子供を人質にするなど卑劣な男。
しかし、その蛮行に急襲した[[エドワード・ウィーブル]]によって再起不能レベルに叩き込まれた。
・&bold(){ムーア}
CV田中亮一
アニメオリジナルで『ヤギの島編』で登場。
部下のミンチーにつけ込まれ、部隊をミンチーの金儲けに利用されてしまった。
その後、麦わらの一味を捕らえて手柄をあげようとしたが、岩礁地帯に艦隊を誘導されて敗北した。
・&bold(){オールハント・グラント}
CV[[花江夏樹]]
アニメオリジナルで『海軍超新星編』で登場。当時17歳だが、顔立ちはもっと幼く見える。
元海軍大将青キジを慕う熱血漢の若き海兵。以前はボナム、ザッパと共に青キジの部隊に所属していた。
正体は不明だが動物系悪魔の実の能力者で、赤紫色の大猿のように巨大化する謎の左腕を持つ。
子供の頃、この能力で望まずながら故郷を滅ぼして悲嘆に暮れていた所を青キジに拾われた。
現在は拘束具で左腕を抑えて力を制御している。
若くして大佐に昇格できるその実力は確かだが、ルフィとの対決まで敗北を経験したこともないなど経験は未熟。
幼い容貌であることをからかわれるとすぐにカッとなったり、腕試しに支部の海兵達に攻撃を仕掛けて戦艦を一つダメにするなど人格的にもまだまだ幼い。
支部に侵入したルフィと対決するも、力の差を見せつけられ敗北。
戦意を喪失しそうになるも、ボナムの檄と、ザッパからかつての上司だった青雉の言葉を思い出せと言われた後は、再起してルフィと再対決。
コントロールできるようになった能力でルフィと渡り合うが、ギア3の押し合いの末に敗れてしまい気絶。
目を覚ました後はボナム、ザッパと共にルフィ達へのリベンジを誓う。
((アニメ本編では2023年12月現在ワノ国編まで今のところは再登場してはいない。ただし、2019年版の映画『スタンピード』にて一瞬のみグラント達3人がゲスト出演している。))
・&bold(){「波頭の仁王」}
小説版「麦わらストーリーズ」チョッパー編「〝悪魔〟に魅入られし者の苦悩」主人公。
カタコンボ隊の幹部で、筋骨隆々の大男にして、墨で引いたような眉を持つ威厳ある面持の堅物。
用兵術に優れ、剣林弾雨を恐れずならず者を叩き潰す勇敢な姿からその二つ名が取られた。
しかしチョッパーの超絶ファンである。
}
**◇中佐
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){ひばり}
CV三上枝織
&bold(){「&ruby(ソード){SWORD}」}所属の海兵。[[赤犬>赤犬(ONE PIECE)]]のような[[広島訛り>広島弁(方言)]]で喋るが、彼とは真逆で健気な性格。
同じSWORD隊員のコビーの後輩で、コビーが黒ひげ海賊団に攫われた際にはヘルメッポと共に上官に泣きつくほどコビーを慕っている。
スナイパーライフルが得意な狙撃手。作中ではGPフラワーを仕込んだ&bold(){お花弾}で敵の火器を無力化するアシストを行った。
攫われたコビーが空腹でないかと気にかけて手作り弁当を持ち込むなど気配りに優れた面も見られる。
相手がコビー先輩だからかもしれないが、『ほの字』かどうかは分かりません。
しかし、あまりにもコビーのことを慕うあまり任務中でもたまにコビーのことを考えてポンコツになってしまうところがある。
これは戦場でコビーに救われた過去を持つことに起因しており、その際コビーが怪我をしてまで戦場を探して取り戻してくれたクマのぬいぐるみが宝物。
大切なお守りとして肌身離さず所持しており、「コピー先輩」という名前までつけている。しかし&bold(){『ほの字』かどうかは分かりません}。趣味は写真とポーチ集め。
・&bold(){[[ガバナー>ガバナー(ONE PIECE)]]}
アニメオリジナルキャラクターでTVスペシャル『守れ! 最後の大舞台』で登場。
詳しくは項目で
・&bold(){シェパード}
CV難波圭一
アニメのオリジナルキャラクターで「脱出!海軍要塞編」で登場。
地位を鼻にかけた、嫌味な人物。
武器は軍艦の大砲と同等の威力を誇る巨大バズーカ「イーグル・ランチャー」だが反動もデカく、あまり扱えなかった。
ナバロンを潰す口実を探しに特別監査官としてナバロンを訪れるが、ロビンによって成り代わられ、不審人物“麦わらの一味 コンドリアーノ”として捕まってしまう。
その後なんとか容疑が晴れ、ジョナサンとは別に麦わらの一味を捕えようとするが、ロビンに手玉をとられてジョナサンの作戦を妨害してばかりで役に立たなかった。
[[&color(lightgray){&bold(){五老星}}>五老星(ONE PIECE)]]&color(lightgray){の一人と同じ名前なのはおそらくただの偶然。}
}
**◇少佐
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ヘルメッポ>ヘルメッポ(ONE PIECE)]]}
CV永野広一
海軍153支部雑用→海軍本部雑用→軍曹→少佐兼海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊員
海軍第153支部支部長であるモーガン大佐の息子でガープの部下。
当初は七光のバカ息子だったが、ルフィやコビーとの出会いを経て海兵として成長していく。
詳細は[[項目>ヘルメッポ(ONE PIECE)]]参照。
・&bold(){[[ジャンゴ>ジャンゴ(ONE PIECE)]]}
CV[[矢尾一樹]]→[[高木渉>高木渉(声優)]](後任)
通称&bold(){“1、2のジャンゴ”}→&bold(){“寝返りのジャンゴ”}。
クロネコ海賊団副船長→クロネコ海賊団船長→三等兵→少佐
[[チャクラム]]を武器としており、これを投擲して相手を攻撃する。
また、そのチャクラムを糸に繋いで振り子代わりにし、催眠術を掛ける事も出来る。
元は海賊団の船長であり、前の船長だった[[百計のクロ>クロ(ONE PIECE)]]の指示でウソップの故郷に住む大金持ちの少女の財産を奪おうとした。
だが、海賊団はルフィ達に破れ退却していき、その間に離れた森の中で気絶していたため部下に見捨てられる。
その後、数奇な運命の末に海軍に入隊しヒナの部下になる。
二つ名が少々不名誉だが、何気に元海賊が海兵になるという異例の経歴の持ち主。
詳細は項目にて。
・&bold(){[[フルボディ>フルボディ(ONE PIECE)]]}
CV[[石川英郎]]
通称&bold(){“鉄拳のフルボディ”}→&bold(){“両鉄拳のフルボディ”}。
大尉→三等兵→少佐
両腕にはめたメリケンサックで戦う。
一応、初登場時点で本部大尉(=この時点で登場した海兵としては最高位タイ((支部大佐のモーガンと同等)))なりの実力はあり、一般の海賊程度ならばあっさり打ち取れる実力は持つ。
詳細は該当項目を参照。
・&bold(){パスクア}
CV園部啓一、広津佑希子(幼少期)
アニメオリジナル海兵。『虹の彼方へ』編で登場。
武器はまさかのデコピン。だがコレが大男でも軽々と吹っ飛ばすぐらいに強く、これによって放たれた銀貨は高い命中精度と船をも沈める程の威力を誇る。
その正体は、ルルカ島の悪ガキグループ「パンプキン海賊団」を束ねていたガキ大将「ラパヌイ」。
虹色の霧に呑まれた先にあった船の墓場「エイプスコンサート」に50年前に呑みこまれ行方不明となっていたが、その先で時空を超えてルフィたちと邂逅。
「自分たちの島を襲った海賊ウェットンが市長となって圧政を敷いている」「幼馴染のヘンゾが研究者になり、自分たちと再会しようと虹色の霧を研究している」という未来を知った後、紆余曲折を経てパンプキン海賊団の仲間イソカ、アキビ、ロンゴ、プカウと共に本来の時空に奇跡的に生還、ウェットンを逮捕する権力を得る為に海軍に入隊し、雑用から50年の苦節を経て少佐にまで上り詰めた。
念願叶ってヘンゾと再会、ウェットンを逮捕した後は恩人であるルフィも海賊として逮捕しようとする……が、「ウェットンの護送を優先しなきゃいけないし、応援を呼んでも待ってる間に逃げられるに決まってる」と猿芝居を打って見逃した後、彼らの船出を敬礼で見送った。
虹色の霧にまつわる事件は「レインボーミスト」という自伝小説で語られており、これはルフィたちへのメッセージも兼ねていた。
コブラからのお礼としてナミが受け取った蔵書に含まれていたものをロビンが読んでいたが、最終巻だけが抜け落ちてアラバスタに残っている。
ちなみに原作での名ありキャラが(マリンフォード頂上戦争の影響で人員不足もあったとはいえ)イカれきったペースで昇進しているため、50年で本部少佐と落ち着いたペースになっている。
メタい話を抜きにして、死んでしまえば元も子もないため、昇進より生存をやや重くおいて立ち回ったからだろう。
・&bold(){ドレイク}
CV竹本英史
アニメオリジナル海兵。ジョナサンの副官で真面目な性格。
初登場は映画『[[デッドエンドの冒険>ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険]]』で、次作『呪われた聖剣』にも登場。
更に『脱出!海軍要塞編』でも登場しており、その際に麦わら一味について「以前も追った事がある」という旨を述べており、紛れもなく同一人物である事が窺える。
麦わらの一味を捕まえようと奮闘するが、いずれも失敗している。
ワンピースとしては複数回に渡って登場した珍しいアニオリ海兵。
}
**◇大尉~准尉
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){ストーカー}
CV高塚正也
モモンガ中将の部下で海軍本部中尉。
女ヶ島編で[[ハンコック>ボア・ハンコック]]に臨時召集を知らせるため、モモンガと共に女ヶ島近海に現れるも、ハンコックのメロメロ&ruby(メロウ){甘風}によって他の隊員と共に石にされてしまう。
どうやらその時ハンコックに惚れてしまったらしく、インペルダウンへの航海中はハンコックに対してストーカー的な行動を取る。
軍艦でハンコックの部屋に隠れていたルフィの発言を聞いており、もしそれをハンコックが発言していたなら頭をモヒカンにすると言う他の海兵と賭けをして勝ったため、約束通り他の海兵の頭がモヒカンになった。
・&bold(){アント・デ・ボナム}
CV[[安元洋貴]]
アニメオリジナルで『海軍超新星編』で登場。階級は海軍本部中尉。
手長族の巨漢な海兵でグラントやザッパの兄貴的存在。
生命帰還か気功術らしき独自の技で体型を自由に変えられ、スリム体型で超速移動できる素早さを得たり、筋力を増すことで凄まじいパワーとなる。
自称「[[六式>六式(ONE PIECE)]]の天才」で、その言葉にたがわず[[六式>六式(ONE PIECE)]]及びその派生技を巧みに操る。
以前は元海軍大将青キジの部隊にグラント、ザッパと共に所属していた。
食糧庫でチョッパーと対決するも敗れてしまう。
敗北のショックで戦意を失うグラントに檄を飛ばし、その後はザッパと共に再度ルフィ達を追跡。
海岸線でルフィに立ち向かうも敗北した。
・&bold(){シモイ・ザッパ}
CV[[古川慎>古川慎(声優)]]
アニメオリジナルで『海軍超新星編』で登場。階級は海軍本部中尉
自他共に認める女好きで、普段は人見知りだが、女性を見かけると妄想が止まらず、猛アプローチをかける。
だが、変態的な性格のため、残念ながら全くモテず、ボナム曰く「この支部の女全員にプロポーズしたが駄目だった」。
二刀流の剣士で、剣を抜くと性格が豹変する。
ナミと&bold(){キャロット}に惚れ込み、アプローチかけるが気持ち悪がれ、2人の電撃技を食らうも何度もアプローチかける執念深さをみせる。
食糧庫では自分の攻撃で崩れた貯水タンクに潰されて自滅。
戦意を喪失したグラントに上司だった青雉の言葉を忘れたのかと言い、ボナムと共に海岸線でルフィと戦うも圧倒的な力の前に敗れ去る。
・&bold(){マッコー}
海軍本部少尉で、坊主頭で顔には傷がある。
ヒナの部隊に所属しており、[[アラバスタ王国]]で麦わらの一味に挑んだが逃げられる。
アニメでは登場しない。
・&bold(){[[イスカ>イスカ(ONE PIECE)]]}
通称&bold(){“釘打ち”}
エースが主役の外伝小説『novel A』の登場人物。
女性の海兵で『novel A』でのライバル兼ヒロイン。階級は海軍本部少尉
正義感が強く、真面目で馬鹿正直な性格。エース曰く『いいやつ』
戦えば化け物じみた強さを発揮するものの、肝心なところでどこか抜けている。
その為、毎回エースにいいようにあしらわれ、ここぞというところで逃げられるのがお約束。
幼い頃に故郷を海賊に襲われ火災により両親を亡くし、自身も火傷を負う。
その時に助けてくれたドロウという海兵に憧れ、また自分のように海賊によって家族を失う子供たちを増やしたくないと海軍へと入隊した。
エースを捕らえるためスペード海賊団を執拗に追い続ける。
詳細は項目にて。
}
**◇曹長~伍長
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){マシカク}
CV高塚正也→園部啓一
スモーカーの部下。
たしぎからは「軍曹さん」と呼ばれている。
作中では、主にたしぎと共に行動しており、天然なたしぎの言動にツッコミを入れている。
スモーカーの部隊では、情報の管理を行っている。
またスモーカーやたしぎに代わって、上層部への報告という名の言い訳を毎回考えている苦労人。
さすがに問題児だらけのG-5支部にはついていかなかったようで、2年後はスモーカーとたしぎの元を離れている様子。
・&bold(){ミンチー}
CV鈴木琢磨
アニメオリジナルで『ヤギの島編』で登場。
海兵だが小悪党。
上司である大佐ムーアの部隊を悪用して、高利貸しゼニィの財宝を手に入れようとしたが、ルフィたちに阻まれ、ムーアにも悪事が露見し地位を剥奪された。
・&bold(){アサヒジャー}
[[王下七武海]]の[[ゲッコー・モリア]]に影を奪われた。
長年朝日を恋焦がれていたが、モリヤがルフィに敗れたことで影を取り戻し歓喜した。
・&bold(){ストレート}
映画『[[ONE PIECE FILM GOLD]]に登場。
たたき上げの海兵で、その名の通り曲がったことが大嫌いな性格。
普段は厳格な表情だが、笑い方は豪快。
腹の傷跡はグリズリーとの闘いの跡。
FILM GOLDでは部下と共にカメ車レースに参加。
搭乗したカメ車は機関銃二門と小型榴弾砲を搭載と、レース参加者の中では最も重装備。
レース序盤にて、その圧倒的な火力により他のカメ車を蹴散らしたが、曲がったことが大嫌いな性格故に&bold(){カーブで曲がるのを拒否}。
あっけなくリタイアとなった。
・&bold(){シャイン}
CV田中大文
ヒナの部下。
アラバスタの港で、フルボディとジャンゴが敵船を落として来た事を確認した。
サンドラ河で[[ゴーイングメリー号]]を見失ってしまい、探し出すようにヒナに指令を受ける。
}
**◇兵卒
・&bold(){ラインズ}
フルボディの部下の一等兵。
ギンの脱走を報告するためバラティエ内に向かうが、ギンに撃たれた。
・&bold(){へジス}
CV桐本琢也
アニメオリジナルで『ハンドアイランドの冒険編』で登場。
ビリッチの部下で蝋細工職人のジエゴの息子。
基地の設立に際して入隊するが、ジエゴのことを悪し様に言ってしまい半ば喧嘩別れになっていた。
しかし実際は父のような職人になれる自信がなかったからであり、彼自身も白ひげの存在から海賊を毛嫌いしているわけではない。
ビリッチに反抗し投獄されていたが、基地に侵入したルフィ達によって救出され、彼らに協力してビリッチに対抗し、ジエゴとも和解した。
**◇その他の本部海兵
・&bold(){[[X・ドレーク]]}
元海軍本部少将→脱隊(?)→現海軍本部特殊機密部隊SWORD隊長(階級不詳)
CV[[竹本英史]]
表向きは元海軍本部少将で現ドレーク海賊団船長。
億越えとして[[11人の超新星]]と呼ばれるまでに名を上げ、2年後には「最悪の世代」の一人として数えられるようになり、
[[百獣海賊団]]にSWORDの隊長として潜入し四皇幹部となる。
詳細は項目を参照。
・&bold(){ボガード}
CV黒田崇矢→竹本英史
[[ガープ>モンキー・D・ガープ]]中将の部隊の副官。階級不明だが服装から将官クラスの可能性は高く、少なくとも将校である事は間違いない。
武器は[[日本刀]]で、複数の拳銃を一瞬でバラバラに切断する程の腕を持つ。
表紙連載『コビメッポ奮闘日記』で、モーガンを護送するため上官のガープと共に東の海の第153支部を訪れる。
そこでモーガンに斬られた(実際は眠っていただけ)ガープの代わりに脱走を図ったモーガン捕縛の陣頭指揮を執る。
コビーとヘルメッポがガープに引き取られた後は、指南役として二人に剣術を教えた。
本編にはウォーターセブン編で登場。
ガープの補佐として無茶苦茶な振る舞いをするガープをサポートしていた。
スーツ姿にソフト帽という衣装からして、アメリカの俳優ハンフリー・ボガー&b(){ト}がモデルであろう。
・&bold(){[[両津勘吉]]}
『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』の主人公。&s(){アニメ準拠であれば本当のゴムゴムの実の能力者}
[[エニエス・ロビー]]へのバスターコールに、海兵の一人として参加していた。
原作で神や閻魔大王、コラボでは[[フリーザ]]を戦慄させ、ワンピースキャラでは[[ボア・ハンコック]]にも臆さないポテンシャルは少なくとも七武海並、下手をすれば四皇以上であり、こんな奴が何故一般兵として紛れているのか不思議である…。
#openclose(show=※メタ的な理由){
当該話が掲載された『週刊少年ジャンプ』の2006年42号にて、こち亀連載30周年を記念して&bold(){当時ジャンプで連載していた全ての漫画作品に両津勘吉を登場させる}という企画が行われていたため。
元々、登場シーンを読者に探してもらう『[[ウォーリーをさがせ!]]』に近いイベントだった上、当時本編はエニエス・ロビー編最佳境という話の腰を折るワケにいかない状況でもあったため、モブ海兵の群衆にさりげなく混じるという形での登場になったと思われる。
もっとも、肩に担いだ銃と弾帯以外は日本の警官服をラフに着こなすお馴染みの姿で描かれているだめ、白を基調とした海兵服の集団の中で見つけるのは容易い。
ちなみに尾田先生曰く、彼の警官服のためだけに『キャラの服にスクリーントーンは使わない』というポリシーを軽く破ったとか。
}
**◇科学部隊
・&bold(){[[Dr.ベガパンク>ベガパンク(ONE PIECE)]]}
CV安原義人→多田野曜平
科学部隊隊長。
&bold(){「世界最大の頭脳を持つ男((世界『最高』ではない))」}と称される天才科学者。
数多くの新発明や新技術を開発し、
&bold(){「彼の頭脳により、世界政府や海軍は数世紀先の技術を得た」}と謂わしめたほどの逸材。
初めてその存在が語られてから一切が謎に包まれていたが、16年の時を経た2022年になってようやく素顔が明かされた。
詳細は[[項目>ベガパンク(ONE PIECE)]]を参照。
・&bold(){[[戦桃丸>戦桃丸(ONE PIECE)]]}
CV伊倉一恵
ベガパンクの元ボディガード。
大将“黄猿”の部下でボルサリーノの事を「オジキ」と呼んでいる。
外見はぶっちゃけ『[[鉞担いだ金太郎>金太郎]]』。%%桃なのに金太郎とはこれ如何に%%
本人曰く「世界一口のかたい男」だが、うっかり名前を言ったりした。
覇気の達人で防御力・攻撃力はかなりのもの。
2年後には、ボディガードを離れて正式な海兵になり、海軍コートを着用している。
かつての戦いでルフィは大苦戦したが、彼自身には敵意はさほど持ってないようで、「お前とはまたどこかで会えそうな気がする」と発言していた。
詳細は[[項目>戦桃丸(ONE PIECE)]]を参照。
・&bold(){[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]}
ベガパンクが開発した[[バーソロミュー・くま]]をモデルとしたサイボーグ。
詳しくは[[バーソロミュー・くま]]の項目にて。
**◇犯罪捜査局
・&bold(){テンセイ}
CV上田燿司
犯罪捜査局局長。
通称&font(b){“&ruby(くろウマ){黒馬}”}。
初登場では、世界会議に関連する数々の大事件調査のため、サカズキやボルサリーノを交えて議論を展開していた。
彼らにも普通にタメ口をきいており、立場は同等である様子。
髪型やグラサンから、ヤクザ映画「仁義なき戦い」の小林旭演じる武田明がモデルだと思われる。
**◇海軍関係者
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){アタッチ}
CV増谷康紀
海軍写真部部長→[[世界経済新聞社員>世界経済新聞社(ONE PIECE)]](2年後)
本編でたびたび登場する手配書の賞金首たちの写真を撮っているカメラマン。
24巻のSBSで紹介されたが、後にエニエスロビー編で登場。
麦わらの一味全員を撮影したが、サンジだけはカメラのレンズのキャップを外し忘れるという初歩的なミスで撮影に失敗。
ナミは「雑誌の撮影」と騙されていたらしく、あんな色気のあるポーズをしていた。
世界会議編で各国の王の姿を撮影していたが、この時に世界経済新聞社長モルガンズを「社長」と呼んでいた。
実はキャップの外し忘れを57回もしたのでとうとうクビになってしまい、そんな彼をモルガルズが雇ってくれた。
現在はキャップ無しのカメラでスクープを求めている。
・&bold(){リカ}
CV宇和川恵美
シェルズタウン町民の少女。
ヘルメッポとモーガンに逆らうように、海軍第153支部内の広場に侵入し、食料も与えられずに磔にされていたゾロに砂糖味のおにぎりを差し入れていた。
扉絵によると、現在は第153支部の食堂で見習いとして働いている模様。
・&bold(){モーダ}
CV[[佐藤聡美]]
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。
通称『ミルク売りのモーダ』。
川から流れてきたエースを救出し、ミルクの宣伝のための手紙を海軍G-2支部のコーミル基地長へ届けるよう依頼した。
第2部ではルルシア王国にいたが偶然桃ひげ海賊団(黒ひげの手下)に襲われ絶体絶命の危機に陥る。
そこに駆け付けた[[革命軍幹部ベロ・ベティ>革命軍(ONE PIECE)]]の生乳を揉むラッキースケベに出くわしながらも、
彼女の能力で武装ほう起したルルシア国民と共に桃ひげ一味を成敗した。
世界会議後に起きた国内での革命中に潜伏していたサボに革命軍への入隊を志望し、他の志望者の人々と共に拠点のカマバッカ王国へと向かった。
誕生日は6月1日。
・&bold(){キュージ}
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。
ミルク売りのモーダの父親。
海軍G-2支部の基地の食堂でコックとして働いている。
・&bold(){コーダ}
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。
ミルク売りのモーダの母親。
海軍G-2支部の基地の食堂で働いている。
恰幅が良く、とても娘思い。
・&bold(){Dr.フィッシュボーネン}
海軍本部所属の医師。
コビーに覇気の力について教えた。
・&bold(){コマッコフ}
海軍本部四料理長の一人で異名は&bold(){冬料理のコマッコフ}。
黄猿率いるエッグヘッド討伐隊に同行し彼らの食事を作る。
顔が黄猿に似ている男性。存在は108巻SBSより。
・&bold(){ジェシカ}
CV伊倉一恵
アニメオリジナルキャラクターで『脱出!海軍要塞編』に登場。
[[海軍本部G-8支部『ナバロン』>ナバロン(ONE PIECE)]]の美人料理長。
G-8支部基地長のジョナサン中将の妻。
基地に潜入したサンジとルフィを、新たに赴任してくる本部のコック二人組と勘違い。
サンジの海のコックとしての心意気と、ルフィの食べっぷりを気に入ってしばし働かせていたが、
二人が海賊と知るや部下のコックたち全員と共に捕らえようとするも逃げられる。
ルフィ達を取り逃がした際には、責任をジョナサンに押し付けようとするシェパードを殴った。
世界一口の堅い男と同じ声。
・&bold(){コバト}
CV平松晶子
アニメオリジナルキャラクターで『脱出!海軍要塞編』に登場。
G−8支部の女医だが、専門は小児科で、血を見ただけで気絶してしまうほど臆病。
他の医師が皆出払っている時に怪我人が運び込まれ、尻込みしていたが、潜入していたチョッパーに勇気付けられ手術を行った。
そのお礼として偽の人質として麦わらの一味の要塞脱出を手助けした。
天然ボケ。
・&bold(){メカオ}
CV園部啓一
アニメオリジナルキャラクターで『脱出!海軍要塞編』に登場。
G−8支部の整備士で、コバトの父。ウソップのメリー号への想いを汲み取って、ルフィ達の要塞脱出を手助けした。
病気持ちだが酒好きで、医者である娘に怒られている。
メリー号にいた“おばけ”について何か知っている節があり、ウソップにメリーの本当の傷の位置を諭した。
}
**◇支部の海兵
東西南北の海の支部に所属する海兵の階級は、本部より3ランクほど下がる((偉大なる航路のG-○○支部は下がらない))。
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[モーガン>斧手のモーガン]]}
支部軍曹→少佐→大佐→除名→逃亡死刑囚
CV[[銀河万丈]]
通称&bold(){“斧手のモーガン”}。
海軍第153支部支部長。
権力と暴力による恐怖政治で町を支配していた腐敗軍人だが、ルフィとゾロにより倒され、元部下達により捕らえられた。
詳細は項目を参照。
・&bold(){ウッカリー}
モーガンの部下で、第153支部所属の三等兵。
うっかりしていたため、モーガンの像を建物に当てて傷を付けてしまう。
激怒したモーガンに見せしめに斬られそうになったが、ルフィの侵入により免れた。
・&bold(){ロッカク}
モーガンの部下で第153支部中尉。
ゾロの磔場に侵入したリカの処刑をモーガンに命じられたが、拒んだためにモーガンに斬りつけられてしまった。
・&bold(){リッパー}
第153支部中佐。
副基地長であり、モーガンの元部下。
モーガンが更迭されたため、その後は彼が基地長となったと思われる。
モーガンの権力の下で圧政に加担していたが、本来は敵対する立場であっても成果が賞賛されるものであれば相手を認めるなど人間的に優れた人物。
海賊疑惑で入隊を反対されたコビーの入隊を許可した。
・&bold(){[[ネズミ>ネズミ(ONE PIECE)]]}
CV西脇保
海軍第16支部大佐にして支部長。
魚人海賊団のアーロンから賄賂を受け取り、その代わりにアーロン一味の管轄内での横暴をもみ消していた典型的な腐敗軍人。
詳細は項目にて。
・&bold(){プリンプリン}
CV稲田徹
第77支部准将(本部少佐クラス)。
ゴサの町民からの通報で町民の救出を求められ、[[アーロン>ノコギリのアーロン]]の支配するコノミ諸島に出動。
しかし自らの正義心から人々を苦しめる海賊を見過ごせず、救出より先にアーロンパークに攻撃を仕掛ける。
プリンプリンの来訪に対して賄賂で片付けようとしたアーロンは交渉する前に起きたこの攻撃から交渉決裂とみなし、プリンプリンの軍艦をアーロン一味の幹部たちが海上で襲撃。
自身はアーロン一味の幹部であるチュウの水鉄砲で負傷し、海を知り尽くした幹部たちの手によって戦うことなく船ごと海に沈められた。
全く活躍も無いまま退場してしまったが、圧政を敷いていたモーガン、腐敗しきっていたネズミ、登場時は横暴な態度が目立ったフルボディなどと比べ、作中で初めて登場した市民のために戦おうとした真っ当な海軍軍人ではあった。
モデルは、作者の幼少期に放送されていた人形劇『[[プリンプリン物語]]』。
・&bold(){ネルソン・ロイヤル}
CV滝口順平
海軍第8支部提督。アニメオリジナル東の海『千年竜伝説』篇で登場。
大食漢でかなりの肥満体。横暴かつ下劣な性格。「おじゃる」と、平安時代の貴族のような口調で話す。
艦隊による海戦の采配には優れており、艦隊を鉄の鎖でつなぎ、逃げ場のない包囲作戦でルフィ達を追い詰めた。
その後は傭兵[[エリック>エリック(ONE PIECE)]]の裏切りで死亡。
ちなみに鉄の鎖による包囲作戦は、ゾロが「&bold(){鉄の鎖を斬る}」という作戦で突破された((そのためアニメでの後のゾロとMr.1の戦いでは、Mr.1の体は全て「鋼鉄」扱いになっている))。
・&bold(){ハーディ}
海軍第8支部中佐。アニメオリジナル。
ネルソンの副官。ネルソンとは違い、実直な性格。
}
*【元海兵】
**退役・脱隊
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ベルメール>ベルメール(ONE PIECE)]]}
CV[[日髙のり子]]
[[ナミ>ナミ(ONE PIECE)]]と[[ノジコ>ノジコ(ONE PIECE)]]の養母。現在は故人。
若い頃はお転婆で、ある日ココヤシ村を飛び出し海軍に入隊。
19年前、戦場で瀕死の状態に陥り生きる気力を失い死を受け入れようとするも、戦争孤児のナミとノジコに遭遇。ナミの無邪気な笑顔に気力を取り戻し、2人を連れ故郷のココヤシ村に帰還する。
以降、軍を退役してみかん畑を経営し、少ない資産をやりくりしながら2人を育てていたが、魚人海賊団アーロン一味の船長[[アーロン>ノコギリのアーロン]]に殺害された。
なお最終的な階級は不明。
詳細は項目を参照。
・&bold(){[[モンキー・D・ドラゴン]]}
CV[[柴田秀勝]]
ガープの息子にしてルフィの父。現[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]総司令官。
実は彼も約25年前以前は海兵だったのだが、掲げる信念を見出すことができず脱隊。
脱隊後は革命軍の前身である自勇軍を立ち上げ、各地でデモを起こしたことで指名手配犯となる。
ガープが明かすまで海軍も素性を割り出せていなかったことから、相当早い時期に辞めていた、もしくは身元を隠蔽していた可能性が高い。
・&bold(){[[クザン>青キジ(ONE PIECE)]]}
CV[[子安武人]]
中将(22年前)→大将(超新星編)→脱隊(新世界編)
通称&bold(){&color(royalblue){“&ruby(あお){青}キジ”}}。
自然系悪魔の実&bold(){「ヒエヒエの実」}の能力者。
全身を超低温の冷気を纏った氷に変化させ、海すらも瞬時に凍りつかせる&bold(){氷結人間}。
元海軍本部大将で、掲げる信念は&bold(){「だらけきった正義」}。
以前は&bold(){「燃え上がる正義」}を掲げていたが、オハラ事件を経て悪を滅ぼすためなら一般市民を巻き添えにして恥じないサカズキのやり方に反発。
自分の正義を悩みに悩んだ彼は、やがて確固たる信念をもって「だらけきった正義」を掲げるようになった。
マリンフォード頂上戦争の後、センゴクの引退によって空位になった元帥の座をめぐってサカズキと決闘するも敗北。
その後は軍を脱隊し、2年後の新世界編では理由は不明だが[[黒ひげ海賊団]]の一員として暗躍している模様。
詳細は項目を参照。
・&bold(){&ruby(ディエス){X}・バレルズ}
バレルズ海賊団船長。
[[X・ドレーク]]の父親で、息子と同じく元は海軍の将校だった。
海兵時代は息子に海軍の帽子をかぶせるなど優しいところもあり、ドレークにも尊敬されていた。
しかし理由は不明だが海軍を辞めた後は海賊にまで堕ちてしまい、息子のドレークに事ある毎に暴力を奮う粗暴な人物に成り下がる。
13年前、オペオペの実を入手し、世界政府と莫大な額の取引を行うものの、取引の前にオペオペの実を[[コラソン>コラソン(ONE PIECE)]]に奪われてしまう。
その直後に[[ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]率いる[[ドンキホーテ海賊団>ドンキホーテファミリー]]の襲撃に遭い、ドフラミンゴによって銃殺された。
バレルズが変貌した理由は不明だが、大人になったドレークは、父親を殺したドフラミンゴについて「昔のことだ。恨んでない」と述べている。
・&bold(){ダディ・マスターソン}
少尉→脱退&除隊
CV[[古谷徹]]
小説&アニメオリジナルキャラクター。
[[ウソップ]]とルフィがローグタウンで出会った賞金稼ぎ。
愛娘のキャロルを連れていることから&bold(){『子連れのダディ』}の異名を持つ。
かつては海軍少尉で「海軍一の狙撃手」と呼ばれていたが、赤髪海賊団の狙撃手ヤソップとの決闘に敗れ、子供がいることを知られたことで自ら海軍を脱退、賞金稼ぎに転向した。
ウソップの射撃を見届けたあと、彼の戦士の誇りを認め、北の海最新モデルのゴーグルを譲った。
中の人は後に[[サボ>サボ(ONE PIECE)]]を演じる。
・&bold(){[[ゼファー>ゼファー(ONE PIECE)]]}
CV[[大塚芳忠]]
大将→教官→遊撃隊隊長→脱隊
通称&bold(){“黒腕のゼファー”}。
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』オリジナルキャラクター。
元海軍本部大将でガープ、つる、センゴクとは同期。
海賊に家族を殺害されたショックから現役を退き、教官として後進の育成に当たっていた。
しかし、とある海賊によって自身の教習艦が襲われ、[[目の前で教え子のほとんどが殺された>戸愚呂(弟)]]ことで、以降は遊撃隊を組織して海賊狩りに命を費やすようになる。
だが、教え子を殺した海賊が王下七武海入りした事で、海軍の“正義”に絶望。
自分を支持する海兵達を引き連れて海軍を去り、自らは&bold(){「ゼット」}を名乗って海賊を滅ぼすための『NEO海軍』を結成する。
詳細は項目を参照。
・&bold(){アイン}
CV篠原涼子
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』オリジナルキャラクター。
かつて海賊に殺されたゼット率いる小隊の生き残りで、“NEO海軍”の女性。
教え子だったことから今でもゼットを「先生」と呼び、忠実に従う腹心である。
超人系悪魔の実&bold(){「モドモドの実」}の能力者。
手から放つエネルギーに触れたものの状態時間を12年戻す&bold(){モドモド人間}。
その能力でナミ、ロビン、[[チョッパー>トニートニー・チョッパー]]、[[ブルック>ブルック(ONE PIECE)]]を若返らせた。
・&bold(){ビンズ}
CV香川照之
映画『[[ONE PIECE FILM Z]]』オリジナルキャラクター。
“NEO海軍”の一員で、ゼットの忠実な腹心。
かつて海賊に殺されたゼットが率いる小隊の生き残りで、教え子だったことから今でもゼットの事を「先生」と呼ぶ。
見た目は奇抜な格好の忍者で、身のこなしが軽く、俊敏な動きで変幻自在に飛び回る。
超人系悪魔の実&bold(){「モサモサの実」}の能力者。
奇妙なダンスで植物の成長を促し、自在に操る事ができる。
・&bold(){シューゾ}
CV廣田行生
元海軍本部准将。
アニメオリジナルストーリー「Zの野望編」で登場した手長族の男。武装色の覇気の使い手で六式も扱い、指銃を好んで使う。
元准将だというが、モモンガとも対等の仲だったようで、実力的には中将クラスといえる。
「アルパカチーノ」と呼ばれる動物系悪魔の実を食べた「獣砲」を所持。アルパカチーノもなんと覇気を会得しており、覇気をまとった砲撃で相手を仕留める。
ゼットの意思に賛同し、海軍を離反してNEO海軍遊撃隊隊長として活動。
しかしアインとの決闘に敗北してNEO海軍バイス・アドミラル((中将、つまりNo.2))の座を得られなかったためにアインに反目するなど、実力は確かながら器の小ささが目立っている。
海賊殲滅作戦『グラン・リブート』を前にして、アインの合流命令を無視し「海軍に護送されてる海賊パンズフライを始末する」と言い、部隊を引き連れて襲撃。
護送を担当していたモモンガと交戦しながらも、パンズフライは麦わらの一味によって取り逃がす。
しかしビブルカードを使って追跡し、ルフィ達と対決。手長族特有のリーチある攻撃と六式、アルパカチーノの攻撃でルフィを苦戦させたが、
パンズフライの娘のリリーの力で巨人サイズとなったルフィの「ゴムゴムのジャイアントJET槍」に敗北。
その後、モモンガによってインペルダウンに投獄された。
・&bold(){ランドルフ}
CV園部啓一
元海軍本部少佐
アニメオリジナルキャラクターでTVスペシャル『守れ! 最後の大舞台』で登場。
元海軍本部少佐で現在は「ランドルフ一座」の座長として島々を転々と移動しながら舞台で芝居を興行している。
元々は一般人で家族と共に芝居をしていたが、ある日海賊に家族を殺されたのをキッカケに海軍に入隊。後に家族を殺した海賊を逮捕した。
退役後は自分と同じく海賊に家族を奪われた人々を元気付けるためにランドルフ一座を立ち上げた。
座長として一座を取り仕切っているだけではなく、役者として舞台にも立っているが、過去の古傷が原因で年々声が出なくなってきており、近々引退を決意していた。
上記の経歴故に海賊を強く嫌っており、助っ人として芝居に参加したルフィ達が海賊と知った途端に怒りを露わにしていた。
実は上記のガバナーの元上司でもあり、引退芝居の日に再会したガバナーの策略で海賊への武器密売の濡れ衣を着せられる形で逮捕されてしまうが、
ルフィ達の活躍で無事に引退芝居を成し遂げ、それと同時に海賊に対する認識を改めた。
海賊に家族を殺され、海軍の負の一面を目の当たりにしながらも絶望しなかった彼の生き様は言うなれば、憎悪に飲み込まれなかったゼファーの「IF」なのかもしれない。
余談だが、原作に登場した[[ウサギのホーミーズ>ビッグ・マム海賊団]]と同名である。
}
**除隊
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ハグワール・D・サウロ]]}
CV[[草尾毅]]
中将→脱隊・除隊
笑い方は「デレシシシ」、語尾は「だで」。
巨人族だがエルバフ出身ではなく逆にエルバフの戦士にはあまりいい印象を持っていない。
巨人とはいえ、自分の何倍もある軍艦を両腕で持ち上げるなど、中将に恥じない怪力を誇る。
元海軍本部中将で22年前、考古学者ニコ・オルビアを捕らえる。
だが、オハラへのバスターコール参加命令に強く反発し、海軍への不信感からオルビアを逃がして自身も海軍を出奔。
偶然オハラに流れ着き、オルビアの娘であるロビンに出会う。
孤独な彼女と対等に接し、笑い方を教えた。
オハラにバスターコールが発動された際には、海軍の軍艦6隻を怪力で破壊してロビンを守ろうとしたが、親友だったクザンの「アイス・タイムカプセル」によって凍結させられた。
だがクザンもまたバスターコールに辟易しており、サウロの遺志を汲んでロビンをあえて逃がすことを選んだ。
また極めて珍しいガープ中将以外での[[「D」の一族>Dの一族(ONE PIECE)]]であり、現在判明している中で唯一人間族ではない「D」の一族。
そのため、「D」の一族の考察などでも結構重要な役割を持つ。
・&bold(){ガスパーデ}
CV石田太郎
映画『[[デッドエンドの冒険>ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険]]』オリジナルキャラクター。
元海兵で&bold(){「将軍」}の異名を持つ懸賞金9500万ベリーの海賊。
冷酷非情であるが、気に入った人間は敵対者であろうと仲間に入れる豪胆な性格の持ち主である。しかし、その一方では使えないと判断すれば容赦なく切り捨てるという義理も節操も無い傲慢な人物でもある。
権力を手に入れるために自分が乗っていた軍艦を乗っ取って海軍を脱走して海賊となった。
8年前には造船の町を襲い、住民を皆殺しにした挙句に修理のために停泊していた蒸気船「サラマンダー号」を奪って自分の海賊船にした。
夢や冒険を追い求める海賊を嫌っており、海賊という肩書きに関しても効率よく力を手に入れるための手段としか考えていない。
それらの残虐さ故に海軍からは「海軍最大の汚点」と忌み嫌われ、ルフィに至っては彼を面と向かってクズ呼ばわりしている。
超人系悪魔の実&bold(){「アメアメの実」}の能力者。
体を水飴に変化させることができ、軟化させるとあらゆる物理攻撃を無効化し、硬化させると人体をも貫く武器になる。
更に水飴化した自分の体に触れた人物を飴で捕らえて拘束することも可能。
しかし水飴であるがゆえに「小麦粉を浴びると身体が固まってしまい、攻撃を受け流せなくなる」という弱点をもっている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ルフィの麦わら帽子を壊した数少ない悪役。}}
・&bold(){[[シーザー・クラウン]]}
CV[[中尾隆聖]]
科学部隊隊員→除隊
海軍時代はベガパンクに次ぐNo.2として活躍していたが、過激な思想により問題行動を繰り返しており、ついにはもう庇いきれないとベガパンクに追放され、腹いせに島一つを潰す大惨事を引き起こした。
その後、捕らえられるもの厄介な能力により脱走し、懸賞金3億ベリーの重犯罪者へと堕落した。
詳細は項目を参照。
・&bold(){[[ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]}
CV[[諏訪部順一]]
通称&bold(){“鬼竹のヴェルゴ”}。
武装色の覇気の達人で、竹竿を武器としており、また”六式”を使う事が出来る。
表向きは海軍本部G-5基地長で部下からの人望も厚い。裏の顔ははドンキホーテ海賊団の最高幹部。船長のドンキホーテ・ドフラミンゴの指示で海軍に潜り込んだ工作員。パンクハザード編で[[トラファルガー・ロー]]との決戦に敗れ毒ガスが充満するパンクハザードに放置され、生死不明状態に。
詳細は[[項目>ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]参照。
}
**殉職者
#openclose(show=※一覧){
・&bold(){[[ドンキホーテ・ロシナンテ>コラソン(ONE PIECE)]]}
CV[[山寺宏一]]
王下七武海の[[ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]の実の弟でセンゴクの直属の部下で階級は海軍本部中佐。
幼少期にドフラミンゴの元から逃げ出し路頭に迷っていたところを当時大将だったセンゴクに養子として引き取られた。
入隊後出自を利用して自ら志願し、[[ドンキホーテ海賊団>ドンキホーテファミリー]]にスパイとして潜入する。
だが、潜入先で出会った[[ロー>トラファルガー・ロー]]を救おうと独断で奔走した末正体が露見してしまい、裏切りの決定的な証拠を掴まれ、ドフラミンゴに殺害され殉職。詳細は項目にて。
・&bold(){[[Tボーン>Tボーン(ONE PIECE)]]}
CV西村知道
大佐→少将→中将
&bold(){“船斬り”}の異名を持つ剣豪で元王国騎士。
骨ばった痩躯と相まった異様な風貌から醸し出される骸骨のような陰鬱な雰囲気とは裏腹に
&bold(){「一日百善」}をモットーとし負傷した部下の手当てのため自身の外套をためらいもなく包帯代わりに使うなど度外視の善人。新世界編では中将に昇格したのが判明したが、[[CROSSGUILD>クロスギルド(ONE PIECE)]]発足により、貧困に耐えられなかった一般市民の手に掛かり殉職。
詳細は[[項目>Tボーン(ONE PIECE)]]参照。
}
*【本部・支部】
-&bold(){マリンフォード海軍本部→海軍G‐1支部}
『&ruby(グランドライン){偉大なる航路}』のシャボンディ諸島近海にある三日月型の島。
島全体が要塞と化しており、内部では多くの海兵たちが正義と平和の実現の為、日々忙しく働いている。
第一部終盤で勃発した白ひげ海賊団と海軍の『マリンフォード頂上戦争』の決戦の舞台。
2年後の新世界編では新元帥に就任したサカズキの意向で本部を新世界のG‐1支部と入れ替えた為、現在は海軍本部G‐1支部になっている。
-&bold(){海軍G‐1支部→ニュー・マリンフォード海軍本部}
『&ruby(グランドライン){偉大なる航路}』の新世界に存在する基地。
元々は海軍G‐1支部だったが、サカズキの意向でマリンフォードと本部を入れ替えた為、現在はこちらが海軍本部になっている。
-&bold(){海軍本部G-2支部}
表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』で登場。エースが黒ひげの情報を得るためと、自身を助けてくれたルルシア王国の少女モーダの頼みを聞いて潜入した。
基地長はコーミル中将。
会議室の額に掲げられているモットーは「[[ゆとり]]ある正義」
割と平和そうなイメージだが、重要な情報を乗せた極秘情報船には&bold(){まるで隠す気が無いと言わんばかりに堂々と帆に「極秘」と書く}((デコイでも何でもなく本当に極秘情報を運んでいる。それでいいのか海軍……。))、エースが中佐に扮しては堂々と会議室に乗り込んでいるのに誰も気づかないなど、割と抜けているところがある。
案の定ともいうべきか極秘情報船は海賊の腹いせで放火されてしまい、エースが救出に向かわねば大惨事となるところだった。
ちなみに情報が入ったケースにすら目立つ文字で「極秘」と書いている……まあそのおかげでエースはそれを回収できたのかもしれないが。
また、[[基地のコーヒー>ワンピースに出てくる食べ物]]がとにかく苦いらしく、会議にて出された際はエース含む全員が苦しんでいた。
この点はエースから渡されたモーダの手紙を読んだ中佐により、牧場のミルクを買うことで改善。全員が満面の笑みを浮かべながら会議に勤しむ様子が描かれている。
ある意味では後のアニメオリジナルにおける「海軍本部G-8支部」のような海賊が海軍基地の助けをするシナリオの先駆けになっている。
当のモーダも買い出しにやって来たコックが実の両親だったこともあり、再会を喜ぶ姿が見られる。心温まる良いエピソードである。
-&bold(){海軍本部G-5支部}
『&ruby(グランドライン){偉大なる航路}』の新世界に存在する基地。
海軍本部ではこの支部に移動になるのは左遷的な意味合いがあるらしく、その為か所属する海兵は皆、問題児だらけ。
基地長は[[ヴェルゴ>ヴェルゴ(ONE PIECE)]]中将。
-&bold(){ハンドアイランドの基地}
アニメスペシャルの『ONE PIECE エピソードオブルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜』に登場する。ビリッチが指揮官を勤める基地。
-&bold(){海軍本部G-8支部}
通称『[[ナバロン要塞>ナバロン(ONE PIECE)]]』。
[[アニメオリジナルエピソード]]『脱出!海軍要塞編』に登場する海軍の要塞。
総料理長の信念なのか食事が神聖なものとして扱われており、支部のモットーが「食事の前に手を洗う」・「絶対に食事は残さない」・「食事中に仕事を持ち込まない」・「食事の後に歯を磨く」と全て食事関係になっている。
基地長はジョナサン中将。
詳細は項目を参照。
-東の海海軍第8支部
アニメオリジナルエピソード「千年竜編」に登場するネルソンロイヤルが提督を務める支部。
-&bold(){海軍本部G-F支部}
新世界のフロン島に存在する基地。
[[アニメオリジナルエピソード]]『海軍超新星編』で登場。
四皇[[ビッグ・マム>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]が支配するホールケーキアイランド最前線の基地。ビッグマム海賊団の動きを監視する任務に当たっている。
基地長はプロディ中将。
((アニメオリジナルエピソードにつき、時系列ではマンガ本編のゾウ編からホールケーキアイランド編の間で、アニメ版改変要素として、ホールケーキアイランドの[[サンジ]]奪還へ向かう途中、当のサンジがいないことによる食料枯渇の緊急事態からの食料強奪のために立ち寄るハメになった。基地はナミたちに食料を盗難されたほか、副題の超新星戦力のグラントがルフィに大敗(グラントに敗北経験させることでそれはそれで過信軽率していたグラントを大人しくさせたため結果オーライではあるが)の被害を受けた。なお、潜入の際はブルックが能力でモブ海兵を気絶させてから制服を引き剥がして着替えてから潜入し、気絶したモブ海兵も木にロープで括られており、海賊稼業が板についたを踏まえれば奪った制服は律儀に返したとは思われない。そのためか、潜入組のうち、ナミは女海兵の制服とコートを上下とも奪っており、剥ぎ取られた女海兵は放送時間帯の都合につきロープで括られシーンはオミットされ、どれほど身ぐるみを剥がされたかは不明。ナミの海賊しつつ衛生意識しっかりを踏まえると替えの下着確保で女海兵の下着まで強奪していてもおかしくはなく、放送には映らない木の裏側に括られていたかもしれない。))
-&bold(){海軍第153支部}
東の海のジェルズタウンに存在する基地。
基地長は[[モーガン>斧手のモーガン]]大佐。
*【用語】
-&bold(){[[バスターコール>艦隊(ONE PIECE)#id_a19a98a2]]}
元帥及び大将のみ所有が許されている[[”ゴールデン電伝虫”>電伝虫]]を通じてのみ発令される(大将が役人に一時的にこの権利を譲渡することも可能)。一度発令されれば取り消しは不可能。
発令されると、その場所に近いところにいる&bold(){海軍本部中将5人と軍艦10隻}という国家クラスの戦力でその場所に&bold(){無差別集中攻撃}を行い、島は生存者のいない更地となる。
四皇相手ならともかく、普通の島ならばまず壊滅される戦力が召集されており、生き残るには10隻もの軍艦の砲撃を乗り越え、最悪の場合中将5人を相手にしなければならないと、王下七武海クラスでもないと乗り越えられないレベルといっても過言でない。
しかし大将クラスとなると当人が“バスターコール以上の実力者”ということもあり、援軍というよりは確実に島を殲滅させるために利用されている。
原作内で使用された例は[[オハラ>オハラ(ONE PIECE)]](22年前)とエニエス・ロビー(2年前)の2度。
映画『[[ONE PIECE STAMPEDE]]』では、23年前に元ロジャー海賊団の[[ダグラス・バレット]]一個人に対し使用されたことが判明している。
オハラは文字通り全て壊滅し、クザンがサウロの遺志を組んで逃がした[[ニコ・ロビン]]以外の&color(RED){&bold(){島民全員が死亡し、オハラは翌年の地図からも抹消された。}}
エニエス・ロビーでの砲撃の際も島を壊滅させたが、クザンから[[ニコ・ロビン]]を生きたまま確保する指令があったこと・正義の門を盾に使われたことなどもあって、最終的に麦わらの一味の逃亡を許している。
-&bold(){世界徴兵}
マリンフォード頂上戦争後、元帥センゴクの引退、大将クザンの脱隊などによって大将2人が欠けるという戦力の低下が著しい事態となったため施行された。
詳しい内容は不明だが、恐らく世界政府加盟国から各国の実力者を海軍に強制的に招請する制度と思われる。
大将&bold(){藤虎}や&bold(){緑牛}は、この制度によって招請された模様。
ただし、この世界徴兵は&bold(){「痛みに伴う制度」}であり、頂上戦争で多大なる人材を補うべく、世界政府加盟国から優秀かつ有能な人材を海軍に引き入れている。
これによって海軍の戦力が極めて大きくなった。
その分、各国の加盟国から自国を守る強力な兵士が居なくなったことで戦力が低下した結果、後の革命軍が起こした「8カ国革命」のきっかけを作ってしまっている。
これにより、もともと世界政府に不満を抱いていた加盟国の市民たちは、革命軍の支持を更に多く集めることになった。
つまり、&bold(){世界徴兵によって海軍の戦力が拡大された一方で、その海軍と敵対する革命軍の作戦を成功させる&bold(){&color(#F54738){「諸刃の剣」}}という皮肉な結果となってしまった。}
-&bold(){海軍本部機密特殊部隊「&ruby(ソード){[[SWORD>SWORD(ONE PIECE)]]}」}
遊撃隊。
海兵の証である&bold(){「マリンコード」}を返上している言わば&bold(){&ruby(・・・・・・){辞表提出済み}}の海兵。
よく誤解されるが、あくまで辞表を預けているだけで辞めた訳ではないのであくまで所属は海軍であり昇格も可能。
世界政府及び海軍は海兵であって海兵ではない彼らの行動に一切責任を持たず、捕虜や人質にされるなどで邪魔になればいつでも首を切ることが可能。辞表提出済み故に&b(){いつでも辞表を受理できる}のである。
代わりに上層部からの命令を無視して独自の判断で行動することを許可されている。
ただし海軍組織内の扱いはさておき、世間一般の扱いは海軍側の情報の匙加減によるものがあるようで、ヒーロー扱いされているものもいれば、犯罪者にされているものもいる。
#openclose(show=現在判明しているメンバー){
隊長:X・ドレーク
隊員:コビー
ヘルメッポ((ちなみにSWORDだと判明したのは映画FILMREDで初公開の情報である))
ひばり
プリンス・グルス
孔雀
}
-&bold(){軍艦}
海軍の力の象徴。青緑基調で青の迷彩が施されているのが特徴で、艦によっては船腹に「MARINE」の文字と海軍の紋章も描かれている。
大まかに三種類ほどの大きさがあり、東西南北の海や大いなる航路の前半部では砲門の少ない中型や小型の艦が使用され、本部や大いなる航路後半の支部では艦の前方や側方に三連装砲を備えた大型艦が用いられる。
[[海軍本部所属の艦>艦隊(ONE PIECE)]]は凪の海を渡るために艦底に[[海楼石>海楼石(ONE PIECE)]]を敷き詰め、推進用外輪を持っている。
作中では「巨大軍艦の全長が60m」と明言されている。これはアメリカ海軍最古の軍艦であるUSS Constitutionと同程度。
数々の現実をはるかに超越するオーバーテクノロジーがありながら、軍艦の建艦技術はこの辺りということなのだろうか。
ただ、ONE PIECE世界の海軍の主要任務は国家間戦争ではなく基本的に逃げを打つ海賊への追撃戦である為、あまり船が大型化しても鈍足になるだけな上、星の数ほどいる海賊に対抗するには艦船の質より数揃える方が優先されているのかもしれないが。
-&bold(){海軍コート}
将校以上は海軍コートの着用を許されているが、[[マント]]のように肩から羽織っている者も多い。
これを羽織っているだけでずり落ちないのかということについて61巻SBSで作者は、「あれは「正義」を背中に刻むコート。
なぜ落ちないのかと言うと、彼らにとって「正義」は不落のものだからです!&bold(){その心意気ある限り、コートは落ちません!}」と回答している。
-&bold(){[[カレーライス]]}
海軍では毎週金曜日はカレーの日と定められており((洋上生活で曜日感覚を失わないために現在でも行われている方法))、特にシーフードカレーが絶品。
**様々な正義
表向きは「絶対的正義」であり、市井の人々を傷つける犯罪者を討ちとることに対してはみな違いはないものの、その手段・信念には細かな違いがある。
中将以上はそれぞれ“己の信じる正義”を掲げることを許されており、その正義は実に様々。
本人の信念が垣間見える正義は、わずか10文字に満たない言葉ながら、考察の対象になることも多い。またこれらは、掲げる海兵たちにとっては海賊にとっての海賊旗と同じ「決して譲れない、譲ってはならないもの」の現れである。
なお、本編ではルフィ達中心のためあまり目立たないものの、
大海賊時代の幕開けと共に、海賊は増加・兇悪化の一途をたどっている((17年前には一介の海賊による国盗り未遂事件が起きるなど枚挙に暇はない。))ため、
激戦を生き残ってきた海軍内の猛者達は、いかなる手段を持っても悪を滅ぼす『徹底的な正義』に近い考えを持つに至った者も多い様子。
それゆえ、頂上戦争終盤の味方も顧みず海賊(悪)を撃滅する姿勢に、スモーカーやクザンは正義の名のもとに暴走が起こることを不安視しており、
センゴクも引退の際には、海賊を倒すためとはいえ過激化する正義のあり方に対し「“正義”は価値観…世代は越えられない…」と述べていた。
『徹底的』『だらけきった』どちらの正義が正しいのかに明確な答えが出るわけでもなく、クザンがロビンをオハラ事件で逃がした例を見ても、
もしもロビンが変心したり彼女を巧みに利用する者がいたりすれば、クザンの甘さゆえに古代兵器が復活してオハラどころではなくいくつもの島が滅ぶ可能性はむしろ低くなかった。
『超新星』と呼ばれる海賊が、数年後には[[王下七武海]]クラスとなって海軍でも抑えが効かない海賊になることを考えると、
『徹底的』にせん滅するのも一つの手段であり、正義の在り方の是非は結果論でしか言えないところもある。
-『君臨する正義』(センゴク)…動乱の時代において、『正義はここ海軍本部に“ある”』ということが、市井の人々にとって励ましであり、海軍本部を通して人々を守るという信念
-『清らかなる正義』(つる)
-『燃え上がる正義』(22年前のクザン)…政府の正義を信じ、情熱的に任務を遂行する
-『徹底的な正義』(サカズキ)…海賊をはじめとする治安を脅かす“悪”は、可能性の段階から徹底的に一切の容赦なく排除する。時には犠牲も厭わない。
-『だらけきった正義』(オハラ事件以降のクザン)…政府の正義を絶対視せず、様々な立場における正義を許容する。「(徹底的ではなく)だらけているくらいの寛容性がある正義」。
-『どっちつかずの正義』(ボルサリーノ)…情に流され見逃すことも、一線を超えるほどやり過ぎることもない、中立的な正義。同期のクザンとサカズキの在り方を俯瞰し続けたボルサリーノは、許容することも徹底することもなく忠実に任務をこなす“どっちつかず”にいきついた。
-『仁義ある正義』(イッショウ)…何時如何なる場合も筋を通した、その先に在る正義。イッショウは仁義を何よりも重んずる。
-『死ぬ気の正義』(アラマキ)
-『ゆとりある正義』(コーミル)
-『知略による正義』(コーメイ)…知略・戦略があれば、例え市井の人々であろうと海賊を討ちとれると考える・人々を鼓舞する信念
-『おれの正義』(ガープ)
-『必要悪』([[ロブ・ルッチ]])((分冊百科『VIVRECARD』より))…番外。世界政府の元での治安を脅かす巨悪は、手段を問わず悪を持ってでも制す。
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追記・修正は、覇気を会得し、己の信じる正義を掲げて『海導』を暗記してからお願いします。
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