炎族(遊戯王OCG)

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&font(#6495ED){登録日}:2017/10/21 Sat 23:15:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,24,#ffc0cb,#dc143c){ヴォルカニック・バーンデッキ} &font(b,24,#ffc0cb,#dc143c){その本当の凄まじさを見せてやるぞ!} } 炎族とは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]におけるモンスターの[[種族>種族(遊戯王OCG)]]の1つ。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 炎の精霊や炎そのものであったりなど、「炎」に関連するモンスターが属する種族である。 …はずなのだが、&font(#FF0000){天下統一を果たした武将}や&font(#FF0000){逃げ惑う民衆}などもこの種族内に存在し[[基準がよくわからない事になっている>遊戯王ではよくあること]]。 &font(#FF0000){そもそも「炎属性」だけで炎のイメージを十分に持たせられるし、この種族を用意するまでも無かったのでは?}とまで言われる事もある。 モチーフの都合上、属するモンスターは大半が[[炎属性>炎属性(遊戯王OCG)]]。 実に全体の9割が炎属性であり、炎属性以外の炎族モンスターはそれぞれの属性ごとに片手で数えられる程度しかいない。 水属性・炎族モンスターに至ってはゼロ相反するイメージの組み合わせなので仕方ないが(でも何故か炎属性・水族モンスターは居る。[[寿司ルックの戦艦>軍貫(遊戯王OCG)]]とか)。 ちなみに[[ラッシュデュエル>遊戯王ラッシュデュエル]]では、テレビ企画で熊本県のご当地ゆるキャラ・《くまモン》がカード化を果たし、遊戯王の歴史の中でも初の水属性・炎族モンスターとして登場している((熊本県が「火の国・水の国」とも呼ばれる事に由来していると考えられる。))。 *特色 「炎」のイメージからなのか効果ダメージを発生させたり、カードを破壊したり、攻撃力をアップするカードが多い。 しかし種族としてのまとまりはかなり悪く、炎族の利点を生かせる種族サポートも数枚程度しかない。 現状炎族統一デッキを組むのは難しく、組もうとしてもいつの間にか[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]や[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]といった「炎族が多く所属するテーマのデッキ」に収束してしまうと思われる。 以上から種族としては相当に不遇な扱いを受けているが、炎族の中には&strike(){悪さをする}強力なカードも存在しており、炎族モンスターが単体で環境に顔を出す事もそれなりにある。 [[アニメGX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]に登場した【[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]】デッキを愛用する[[オブライエン>オースチン・オブライエン(遊戯王GX)]]親子や、【炎族混合シモッチバーン】デッキを使用した鮎川先生など、この種族を中心に用いるキャラクターもちゃんといる。 [[第12期>第12期パック(遊戯王)]]に入りデュエリストパックにてオブライエンの使用するヴォルカニックが強化され、それに伴いレギュラーパックでも炎族を指定するサポートが多数登場。 不遇な扱いは脱したと言って良いだろう。 *代表的な炎族関連カード 個別項目のあるものは下線付きで表記。これ以外は[[タグ:炎族>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/sp/tag/炎族]]も参照。 **メインデッキの炎族モンスター // #co(テンプレ){ 通常 -&font(b,#deb887){《[[&font(u,#deb887){}>]]》(☆)} 効果 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){}>]]》(☆)} 儀式 -&font(b,#4169e1){《[[&font(u,#4169e1){}>]]》(儀式・☆)} } // -&font(b,#ff8c00){《炎帝近衛兵》(☆4)} 召喚成功時に墓地の炎族モンスター4体をデッキに戻して2枚ドローする効果を持つ下級モンスター。 貴重な炎族サポートにして2枚ものドローを行える優秀なモンスター。 対象にしなければいけないモンスターの数がやや多いが、炎族には[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]や[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]など墓地肥やしを得意とするテーマがあるので、やろうと思えば条件を満たすのは結構簡単。 -&font(b,#ff8c00){《火口に潜む者》(☆4)} フィールドで破壊され墓地へ送られた時、手札から炎族モンスター1体を特殊召喚できる効果を持つ下級モンスター。 さしずめ炎族版の《代打バッター》といった立ち位置のモンスターだが、あちらと違って破壊される必要がある。 しかも後述の《火之迦具土》・《ヴォルカニック・デビル》・《神炎皇ウリア》といった強力なモンスターは全て特殊召喚に制限があり、対象にも恵まれない。 -&font(b,#ff8c00){《原始太陽ヘリオス》(☆4)} 大量除外を可能にする、時代を超えて使われる究極の[[錬金術]]・《[[マクロコスモス>マクロコスモス(遊戯王OCG)]]》…&bold(){の、おまけ}。 除外されたモンスターの数×100の攻守になる効果を持つ普通の下級モンスターだが、その効果のせいで4倍以上強い《[[紅蓮魔獣 ダ・イーザ]]》と比較されてしまう立場にある。 上位種の《ヘリオス・デュオ・メギストス》と《ヘリオス・トリス・メギストス》も同様で、これらもこの手のエースモンスターとしては珍しく召喚制限がないものの《[[紅蓮魔獣 ダ・イーザ]]》にステータスで完敗。上級モンスターと最上級モンスターなのに… デュオから戦闘破壊時の強化蘇生、トリスで連続攻撃効果がつくが焼け石に水。 しかもこのおまけを呼び出す効果があるせいで、実際に特殊召喚しないとしても《マクロコスモス》が[[弾圧されたり>王宮シリーズ(遊戯王OCG)]][[警告される>神の宣告]]という面倒な弱点を抱えることになった。 呼ばれる機会自体は年々増えているが、デュオとトリスはお察し。 -&font(b,#ff8c00){《業火の結界像》(☆4)} 属性単位で特殊召喚を封じる石像群・[[結界像>結界像(遊戯王OCG)]]シリーズの炎属性担当。 かつては炎属性自体がサポートに恵まれなかったこともあり扱いづらかったが、現在は「《篝火》という種族サポートカードでサーチ可能」という大きなアイデンティティを手に入れている。 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){ビッグバンガール}>ビッグバンガール(遊戯王OCG)]]》(☆4)} [[キュアバーン>キュアバーン(遊戯王OCG)]]デッキのキーカード。 自分のライフが回復する度に相手に500ダメージを与える下級モンスター。 バーン効果の多い他の炎族とは相性が良さそうに見えるが、回復カードを積まなければいけない都合上バーンを増やしすぎるとデッキバランスを崩してしまう。 ビジュアル面でも結構人気。 -&font(b,#ff8c00){《ファイヤー・ハンド》(☆4)} [[ハンド>ハンド(遊戯王ZEXAL)]]モンスターの1体。相手によって破壊され墓地へ送られた際に相手モンスター1体を破壊し、デッキから《アイス・ハンド》をリクルートする効果を持つ下級モンスター。 相方の《アイス・ハンド》も同様の条件で相手の魔法・罠カードを1枚破壊しつつこのカードをリクルートできる効果を持つ。 相手の場を[[荒らし]]ながら後続を呼べる優秀なモンスターであるため登場当時は高い採用率を誇り、大会環境に顔を見せる事も多かった。 海外環境ではこのカード達と[[アーティファクト>アーティファクト(遊戯王)]]・[[蟲惑魔>蟲惑魔(遊戯王OCG)]]を組み合わせた除去特化デッキ、通称【HAT(Hand Artifact Traptrix)】が大流行した。 -&font(b,#ff8c00){《炎帝テスタロス》(☆6)} -&font(b,#ff8c00){《爆炎帝テスタロス》(☆8)} -&font(b,#ff8c00){《邪炎帝王テスタロス》(☆10)} [[帝モンスター>帝モンスター(遊戯王OCG)]]の炎属性担当。ハンデス+バーン効果を持つ。 素直に【帝】デッキで使った方が真価を発揮できるであろうが、炎族デッキでもアタッカー兼ハンデス要員として活用できなくはない。 -&font(b,#ff8c00){《&ruby(ザ・ブレイジング・マーズ){The blazing MARS}》(☆8)} 自分の墓地のモンスター3体を除外し、手札・墓地から特殊召喚できるモンスター。 《ヴォルカニック・エンペラー》とは異なり、こちらはフィールドのモンスターはコストにできない一方、アドバンス召喚も可能・炎族以外もコストにできるという特徴がある。 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){火之迦具土}>火之迦具土(遊戯王OCG)]]》(スピリット・☆8)} [[スピリット>スピリット(遊戯王OCG)]]黎明期の最上級モンスター。相手に戦闘ダメージを与えた時に、次のドローフェイズ時のドロー前に手札を全て捨てさせる効果を持つ。 若干わかりづらいが、相手の手札はドローフェイズにドローしたカード1枚だけになるということである。 最上級モンスターでありながらスピリットの性質上特殊召喚できずすぐ手札に戻ってしまう難点もあるが、攻撃力・守備力共に非常に高く勝負を決める一手が打てるため、《迷える仔羊》で地雷としてセットされたり《死皇帝の陵墓》でライフを払いいきなり奇襲するなどそれなりに使われていた。 長らく捨てられると暴れ回る【[[暗黒界>暗黒界(遊戯王OCG)]]】が天敵であったが、そもそも捨てさせる手札がない【[[インフェルニティ]]】のようなデッキも現れ、現在では《命削りの宝札》により手札を使い切る流れが加速したため、往時ほどの活躍が見込めなくなってしまった。 -&font(b,#ff8c00){《ヴォルカニック・クイーン》(特殊召喚・☆6)} 相手フィールドのモンスター1体をリリースして相手フィールドに特殊召喚するという、[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]にも似た召喚条件を持つ上級モンスター。 召喚条件&制限やステータスから、《[[溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム>溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム(遊戯王OCG)]]》の小型版という扱いを受ける事も多い。 -&font(b,#ff8c00){《ヴォルカニック・エンペラー》(特殊召喚・☆8)} フィールド・墓地の炎族モンスター3体か、「ブレイズ・キャノン」カード1枚を除外して特殊召喚できるモンスター。 特殊召喚時に除外されている炎族×500のバーンを行えるので、前者の方法だと最低1500のダメージを与えられる。 攻撃力3100という高いステータスもさる事ながら、相手の特殊召喚に反応して500のバーンを行う効果も持っており、アタッカーにも牽制役にもなれる。 -&font(b,#ff8c00){《ヴォルカニック・デビル》(特殊召喚・☆8)} 【[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]】デッキ及び[[アニメGX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]でそれを使用する[[オブライエン>オースチン・オブライエン(遊戯王GX)]]のエースモンスター。 《[[青眼の白龍]]》に並ぶ高い攻撃力や相手モンスターを戦闘破壊し墓地へ送った時に発動できる相手フィールドのモンスター全破壊&バーン効果等、エースとしてのインパクトは十分。 問題は「自分フィールドの《ブレイズ・キャノン-トライデント》を墓地へ送る」という若干重めの召喚条件。 そのため純【ヴォルカニック】でも採用を見送られる事が多く、事実上《ヴォルカニック・エンペラー》にエースの座を奪われてしまっている可愛そうな立ち位置のモンスター。 それでも&strike(){印象的な炎族モンスターがロクに登場しないからか}長らく炎族の代表モンスターとして扱われている。 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){神炎皇ウリア}>神炎皇ウリア(遊戯王OCG)]]》(特殊召喚・☆10)} 「[[三幻魔>三幻魔(遊戯王)]]」と呼ばれるモンスター群の1体。 自分フィールドの表側表示の罠カード3枚を墓地へ送って特殊召喚できるという召喚条件を持つ最上級モンスター。 攻撃力を自分の墓地の永続罠カードの数×1000アップする効果を持つので、永続罠を多めに採用するデッキではアタッカーとして採用できる。 [[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]が擁する《ブレイズ・キャノン》の弾丸にでき、永続罠《ブレイズ・キャノン・マガジン》を特殊召喚コストに使えるが、元々【ヴォルカニック】は永続罠を多用するテーマではないので相性はさほど良くなく、種族サポートとしての運用は難しい。 **エクストラデッキの炎族モンスター // #co(テンプレ){ 融合 -&font(b,#800080){《[[&font(u,#800080){}>]]》(融合・☆)} シンクロ -&font(b,#87ceeb){《[[&font(u,#87ceeb){}>]]》(シンクロ・☆)} エクシーズ -&font(b,#696969){《[[&font(u,#696969){}>]]》(エクシーズ・★)} リンク -&font(b,#000080){《[[&font(u,#000080){}>]]》(リンク・L)} } // -&font(b,#800080){《[[&font(u,#800080){重爆撃禽 ボム・フェネクス}>重爆撃禽 ボム・フェネクス]]》(融合・☆8)} &font(#FF0000){先攻はもらった!俺のターン!勝ちです。ありがとうございました。} 「[[機械族>機械族(遊戯王OCG)]]+炎族」という風変わりな素材指定を持つ融合モンスター。 フィールドのカードの数×300というダメージ効率の良いバーン効果を持つ。 [[ソリティア>ソリティア(TCG)]]の末に場にトークンを含めた大量のカードを用意し、このカードを連続で融合召喚する&font(#FF0000){先攻ワンキル}デッキで散々相手を焼き殺した結果、[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]に指定されてしまった。 -&font(b,#87ceeb){《エンシェント・ゴッド・フレムベル》(シンクロ・☆7)} 「炎属性チューナー+チューナー以外の炎族モンスター1体以上」をS素材に指定するSモンスター。 S召喚に成功した場合に相手の手札の枚数分だけ相手の墓地のカードを除外でき、その枚数に応じて自己強化する。 相手依存の面が大きく、蘇生だと効果発動できないのはネックだが、《真炎の爆発》にも対応するのでアタッカーとして最低限の仕事はこなせる。 -&font(b,#696969){《[[&font(u,#696969){ダイガスタ・フェニクス}>ダイガスタ・フェニクス(遊戯王OCG)]]》(エクシーズ・★2)} [[風属性>風属性(遊戯王OCG)]]・炎族という変わったステータスの&strike(){オエー鳥}ランク2[[Xモンスター>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]。 素材を1つ取り除き、自分の風属性モンスター1体に2回攻撃の権利を与える効果を持つ。 自身に効果を使って直接攻撃すれば1500×2で3000ダメージを与えられるため、火力要員として有用。 ランク2の層が薄い事もあって登場当時から現在までランク2モンスターの中では高い採用率を誇る。 炎族モンスターではあるが風属性をサポートするカードなので、炎族デッキでの活躍は難しいか。 -&font(b,#696969){《ヘルフレイムバンシー》(エクシーズ・★4)} たまに出ていた「ヘルフレイム」の末っ子。イラストアドが高い。 汎用ランク4Xモンスターだが、その効果は炎族のサーチもしくは墓地落とし。 《篝火》と異なりこちらはレベル5以上もサーチすることが可能で、また除外されてもフィールドに炎族が入れば蘇生できるおまけ付き。 《蛇眼の炎燐》をサーチしてそのままスネークアイ展開につなげたり《火天獣-キャンドル》をサーチしてレベル4チューナーを用意したりとやりたい放題である。 **魔法・罠カード // #co(テンプレ){ 魔法 -&font(b,#008000){《[[&font(u,#008000){}>]]》(通常魔法)} 罠 -&font(b,#ff1493){《[[&font(u,#ff1493){}>]]》(通常罠)} } // -&font(b,#008000){《篝火》(通常魔法)} レベル4以下の炎族をサーチする炎族版《増援》という、「シンプル故に強い」を体現したかのようなカード。&strike(){名称ターン1がついたためアニメの再現はできなくなったが} 炎族主体のデッキはもちろんのこと、ピンポイントで炎族のキーカードをサーチするために【[[TG>TG テックジーナス(遊戯王OCG)]]】など種族混成のデッキでも採用されたりする。 そんな使い勝手の良さが見逃されるハズも無く、《増援》同様[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]に指定されている。 -&font(b,#008000){《[[&font(u,#008000){真炎の爆発}>真炎の爆発(遊戯王OCG)]]》(通常魔法)} 墓地から守備力200の炎属性モンスターを&font(#FF0000){可能な限り}特殊召喚する効果を持つ魔法カード。 名前通りの凄まじい爆発力を持っており、このカードの存在から炎属性モンスターは「守備力が200かそれ以外か」という評価基準がある。 厳密には炎族ではなく炎属性のサポートカードだが、このカードで特殊召喚できるモンスターは約半分が炎族なので、炎族デッキのサポートカードとしても十分運用可能。 -&font(b,#008000){《ファイヤー・エジェクション》(通常魔法)} デッキから炎族モンスター1体を墓地へ送る効果を持つ。言わば炎族限定《[[おろかな埋葬>おろかな埋葬(遊戯王OCG)]]》。 [[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]モンスターを送った場合に追加で発動できる効果もあるが、墓地肥やしのみに目的を絞っても採用しやすいカードである事は言うまでもない。 *炎族テーマ -&bold(){【[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]】} 効果ダメージと効果破壊を持ち味とする、炎族で統一されたテーマ。 炎族を指定する効果も多いため、炎族でまとまりを持たせたいならこのテーマを軸にするとデッキを組みやすいかもしれない。 -&bold(){【[[スネークアイ>スネークアイ(遊戯王OCG)]]】} 《[[アルバスの落胤>アルバスの落胤(遊戯王OCG)]]》・《[[ヴィサス=スタフロスト>ヴィサス=スタフロスト(遊戯王OCG)]]》に次いで登場した長編ストーリー担当の《[[黒魔女ディアベルスター]]》に関連するテーマ。 モンスターを魔法・罠ゾーンから出し入れしたり場を離れると後続を蘇生出来るエースモンスターの《蛇眼の炎龍》による妨害・継戦能力の高さが特徴。 展開の要となる下級モンスターがレベル1・炎属性・炎族とサーチしやすいステータスを持っている上に、緩い条件で特殊召喚出来る《黒魔女ディアベルスター》からサーチ出来る《原罪宝ースネークアイ》からもアクセス可能、と非常に豊富な1枚初動を抱えているため立ち上がりが非常に安定しており、《蛇眼の炎龍》の後続を蘇生させる効果がL召喚と相性が良いため凄まじいまでの展開力を誇り、瞬く間に環境を炎属性一色で染め上げた12期を代表するテーマ。 &s(){そのせいで《篝火》の去就が心配されていたが、案の定その不安は[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]入りという形で的中してしまった。} -&bold(){【[[フレムベル>フレムベル(遊戯王OCG)]]】} 炎属性で統一されたテーマで、また守備力200を指定するカード群の走り。 ドラゴン族などもいるが炎族が多かったり、またチューナーも多く擁してたり、うんそんな感じ。 -&bold(){【[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]】} [[フレムベル>フレムベル(遊戯王OCG)]]のあとにデュエルターミナルで登場した炎属性で統一されたテーマ。 炎族のモンスターが最も多いが、戦士族など他の種族も混じっている。 高い墓地肥やし能力と爆発的な展開能力による物量で押し切れる反面、相手の妨害に弱かったり、息切れが早かったりと玄人向けのデッキと言える。 ラヴァルの三姉妹はビジュアル面で人気。 -&bold(){【[[ライゼオル>ライゼオル(遊戯王OCG)]]】} 「光属性・炎族」と「炎属性・雷族」で構成されたテーマで、ランク4Xモンスターを大量展開し圧し勝つという単純明快な戦術に特化している。 光属性・炎族のモンスターは主に初動を担当する。 登場するやいなやシンプルゆえ強力な展開で環境を制圧し、《篝火》の制限緩和を遠ざけた。 -&bold(){【灰滅】} 「闇属性・炎族」で統一された、何処となく[[ダークでソウル>Dark Souls]]な海外先行テーマ。 破壊されるとテーマモンスターをリクルートするフィールド魔法《灰滅の都 オブシディム》と、フィールド魔法を破壊しながら相手の場に特殊召喚できる《滅亡龍 ヴェイドス》を軸に展開を伸ばしていく。 この送り付けを絡めた動きは、「オブシディムに焼き付いた守護者たちの魂が、仇敵であるヴェイドスとの戦いを追体験している」というストーリーを、実際のデュエルで再現したものである。 このページが追記・修正された時、相手にこのページの文字数分のダメージを与える。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 炎属性水族ってファイヤークラーケンよな?小学生の時使ってたわ -- 名無しさん (2017-10-22 01:04:15) - あとは化合獣カーボン・クラブ -- 名無しさん (2017-10-22 01:07:52) - 火口に潜む者はアドバンス召喚しないと効果出ないとか特殊召喚モンスターだとかで特殊召喚したい上級・最上級モンスターが片手で数えるほどしかいないから、代打バッターに比べて立場がクソ厳しいんだよな。あと炎の女暗殺者ちゃんかわいい -- 名無しさん (2017-10-22 09:47:58) - うん、そんなかんじ ワロタ -- 名無しさん (2017-10-26 03:57:45) - SEVENSではラーメンモチーフの炎族モンスターの使い手が登場予定 -- 名無しさん (2020-05-04 15:48:56) - 最近炎属性水族のおすしが出た模様。しかも何のネタものっかってすらいねえ銀シャリが☆4攻撃2000とか、トルネコ2の試練の館染みた、けっこーやべーテーマになりそう -- 名無しさん (2021-04-25 18:00:11) - 篝火のカード化が待たれるなホントに -- 名無しさん (2021-04-25 21:00:36) - ラッシュデュエルで、ついに水属性炎族モンスターが登場! -- 名無しさん (2021-04-25 21:21:17) - 闇属性のラーメン、炎属性の指圧、地属性のスイーツ、これ○○子シリーズで6属性揃えるつもりなのかな -- 名無しさん (2021-05-17 20:16:14) - 未だにペンデュラム貰えないの可哀想すぎる -- 名無しさん (2022-07-10 08:17:24) - 篝火はテキスト短いほど強いを体現したかのようなOCG化だな…燃える藻を使ってくれた鮎川先生に感謝 -- 名無しさん (2023-06-06 22:30:27) - いくら不遇種族とはいえスネークアイはやり過ぎだろ!!!紙でもマスターデュエルでも見ない日が存在しないわ!!! -- 名無しさん (2024-05-15 12:27:39) - ↑炎族、水族、植物族は「マイナー種族だしいいだろう」と度々やらかしている気がする。 -- 名無しさん (2024-05-16 20:18:56) - ↑11 火口に潜む者は炎神機―紫龍もいるから…。まぁ紫龍もデメリットアタッカーではあるんだが。 -- 名無しさん (2024-08-11 15:44:59) - 紫龍も火口が出てから10年以上の時を経て出たカードだしな、ガイア・ソウル、プロミネンスドラゴン、ブレイズキャノン2枚、近衛兵、フレムベルのアーチャーとデビル、近年までこれしかなかったんだっけ -- 名無しさん (2024-11-16 00:18:41) - そして初の炎族に影響を与えるカードはと聴かれて"海"と答えられる決闘者はどのくらいいるのか -- 名無しさん (2024-11-16 00:20:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/10/21 Sat 23:15:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,24,#ffc0cb,#dc143c){ヴォルカニック・バーンデッキ} &font(b,24,#ffc0cb,#dc143c){その本当の凄まじさを見せてやるぞ!} } 炎族とは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]におけるモンスターの[[種族>種族(遊戯王OCG)]]の1つ。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 炎の精霊や炎そのものであったりなど、「炎」に関連するモンスターが属する種族である。 …はずなのだが、&font(#FF0000){天下統一を果たした武将}や&font(#FF0000){逃げ惑う民衆}などもこの種族内に存在し[[基準がよくわからない事になっている>遊戯王ではよくあること]]。 &font(#FF0000){そもそも「炎属性」だけで炎のイメージを十分に持たせられるし、この種族を用意するまでも無かったのでは?}とまで言われる事もある。 モチーフの都合上、属するモンスターは大半が[[炎属性>炎属性(遊戯王OCG)]]。 実に全体の9割が炎属性であり、炎属性以外の炎族モンスターは【灰滅】や【[[ライゼオル>ライゼオル(遊戯王OCG)]]】等の登場で闇・光属性は増えたが、地・風属性はいまだに片手で数えられる程度しかいない。 水属性に至ってはゼロ。相反するイメージの組み合わせなので仕方ないが(でも何故か炎属性・水族モンスターは居る。[[寿司ルックの戦艦>軍貫(遊戯王OCG)]]とか)。 ちなみに[[ラッシュデュエル>遊戯王ラッシュデュエル]]では、テレビ企画で熊本県のご当地ゆるキャラ・《くまモン》がカード化を果たし、遊戯王の歴史の中でも初の水属性・炎族モンスターとして登場している((熊本県が「火の国・水の国」とも呼ばれる事に由来していると考えられる。))。 *特色 「炎」のイメージからなのか効果ダメージを発生させたり、カードを破壊したり、攻撃力をアップするカードが多い。 しかし種族としてのまとまりはかなり悪く、炎族の利点を生かせる種族サポートも数枚程度しかない。 現状炎族統一デッキを組むのは難しく、組もうとしてもいつの間にか[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]や[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]といった「炎族が多く所属するテーマのデッキ」に収束してしまうと思われる。 以上から種族としては相当に不遇な扱いを受けているが、炎族の中には&strike(){悪さをする}強力なカードも存在しており、炎族モンスターが単体で環境に顔を出す事もそれなりにある。 [[アニメGX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]に登場した【[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]】デッキを愛用する[[オブライエン>オースチン・オブライエン(遊戯王GX)]]親子や、【炎族混合シモッチバーン】デッキを使用した鮎川先生など、この種族を中心に用いるキャラクターもちゃんといる。 [[第12期>第12期パック(遊戯王)]]に入りデュエリストパックにてオブライエンの使用するヴォルカニックが強化され、それに伴いレギュラーパックでも炎族を指定するサポートが多数登場。 不遇な扱いは脱したと言って良いだろう。 *代表的な炎族関連カード 個別項目のあるものは下線付きで表記。これ以外は[[タグ:炎族>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/sp/tag/炎族]]も参照。 **メインデッキの炎族モンスター // #co(テンプレ){ 通常 -&font(b,#deb887){《[[&font(u,#deb887){}>]]》(☆)} 効果 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){}>]]》(☆)} 儀式 -&font(b,#4169e1){《[[&font(u,#4169e1){}>]]》(儀式・☆)} } // -&font(b,#ff8c00){《炎帝近衛兵》(☆4)} 召喚成功時に墓地の炎族モンスター4体をデッキに戻して2枚ドローする効果を持つ下級モンスター。 貴重な炎族サポートにして2枚ものドローを行える優秀なモンスター。 対象にしなければいけないモンスターの数がやや多いが、炎族には[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]や[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]など墓地肥やしを得意とするテーマがあるので、やろうと思えば条件を満たすのは結構簡単。 -&font(b,#ff8c00){《火口に潜む者》(☆4)} フィールドで破壊され墓地へ送られた時、手札から炎族モンスター1体を特殊召喚できる効果を持つ下級モンスター。 さしずめ炎族版の《代打バッター》といった立ち位置のモンスターだが、あちらと違って破壊される必要がある。 しかも後述の《火之迦具土》・《ヴォルカニック・デビル》・《神炎皇ウリア》といった強力なモンスターは全て特殊召喚に制限があり、対象にも恵まれない。 -&font(b,#ff8c00){《原始太陽ヘリオス》(☆4)} 大量除外を可能にする、時代を超えて使われる究極の[[錬金術]]・《[[マクロコスモス>マクロコスモス(遊戯王OCG)]]》…&bold(){の、おまけ}。 除外されたモンスターの数×100の攻守になる効果を持つ普通の下級モンスターだが、その効果のせいで4倍以上強い《[[紅蓮魔獣 ダ・イーザ]]》と比較されてしまう立場にある。 上位種の《ヘリオス・デュオ・メギストス》と《ヘリオス・トリス・メギストス》も同様で、これらもこの手のエースモンスターとしては珍しく召喚制限がないものの《[[紅蓮魔獣 ダ・イーザ]]》にステータスで完敗。上級モンスターと最上級モンスターなのに… デュオから戦闘破壊時の強化蘇生、トリスで連続攻撃効果がつくが焼け石に水。 しかもこのおまけを呼び出す効果があるせいで、実際に特殊召喚しないとしても《マクロコスモス》が[[弾圧されたり>王宮シリーズ(遊戯王OCG)]][[警告される>神の宣告]]という面倒な弱点を抱えることになった。 呼ばれる機会自体は年々増えているが、デュオとトリスはお察し。 -&font(b,#ff8c00){《業火の結界像》(☆4)} 属性単位で特殊召喚を封じる石像群・[[結界像>結界像(遊戯王OCG)]]シリーズの炎属性担当。 かつては炎属性自体がサポートに恵まれなかったこともあり扱いづらかったが、現在は「《篝火》という種族サポートカードでサーチ可能」という大きなアイデンティティを手に入れている。 ちなみに[[ラッシュデュエル>遊戯王ラッシュデュエル]]にも進出しているのだが、あちらではリミットレギュレーション制度施行後初の禁止カードに指定されている。 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){ビッグバンガール}>ビッグバンガール(遊戯王OCG)]]》(☆4)} [[キュアバーン>キュアバーン(遊戯王OCG)]]デッキのキーカード。 自分のライフが回復する度に相手に500ダメージを与える下級モンスター。 バーン効果の多い他の炎族とは相性が良さそうに見えるが、回復カードを積まなければいけない都合上バーンを増やしすぎるとデッキバランスを崩してしまう。 ビジュアル面でも結構人気。 -&font(b,#ff8c00){《ファイヤー・ハンド》(☆4)} [[ハンド>ハンド(遊戯王ZEXAL)]]モンスターの1体。相手によって破壊され墓地へ送られた際に相手モンスター1体を破壊し、デッキから《アイス・ハンド》をリクルートする効果を持つ下級モンスター。 相方の《アイス・ハンド》も同様の条件で相手の魔法・罠カードを1枚破壊しつつこのカードをリクルートできる効果を持つ。 相手の場を[[荒らし]]ながら後続を呼べる優秀なモンスターであるため登場当時は高い採用率を誇り、大会環境に顔を見せる事も多かった。 海外環境ではこのカード達と[[アーティファクト>アーティファクト(遊戯王)]]・[[蟲惑魔>蟲惑魔(遊戯王OCG)]]を組み合わせた除去特化デッキ、通称【HAT(Hand Artifact Traptrix)】が大流行した。 -&font(b,#ff8c00){《炎帝テスタロス》(☆6)} -&font(b,#ff8c00){《爆炎帝テスタロス》(☆8)} -&font(b,#ff8c00){《邪炎帝王テスタロス》(☆10)} [[帝モンスター>帝モンスター(遊戯王OCG)]]の炎属性担当。ハンデス+バーン効果を持つ。 素直に【帝】デッキで使った方が真価を発揮できるであろうが、炎族デッキでもアタッカー兼ハンデス要員として活用できなくはない。 -&font(b,#ff8c00){《&ruby(ザ・ブレイジング・マーズ){The blazing MARS}》(☆8)} 自分の墓地のモンスター3体を除外し、手札・墓地から特殊召喚できるモンスター。 《ヴォルカニック・エンペラー》とは異なり、こちらはフィールドのモンスターはコストにできない一方、アドバンス召喚も可能・炎族以外もコストにできるという特徴がある。 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){火之迦具土}>火之迦具土(遊戯王OCG)]]》(スピリット・☆8)} [[スピリット>スピリット(遊戯王OCG)]]黎明期の最上級モンスター。相手に戦闘ダメージを与えた時に、次のドローフェイズ時のドロー前に手札を全て捨てさせる効果を持つ。 若干わかりづらいが、相手の手札はドローフェイズにドローしたカード1枚だけになるということである。 最上級モンスターでありながらスピリットの性質上特殊召喚できずすぐ手札に戻ってしまう難点もあるが、攻撃力・守備力共に非常に高く勝負を決める一手が打てるため、《迷える仔羊》で地雷としてセットされたり《死皇帝の陵墓》でライフを払いいきなり奇襲するなどそれなりに使われていた。 長らく捨てられると暴れ回る【[[暗黒界>暗黒界(遊戯王OCG)]]】が天敵であったが、そもそも捨てさせる手札がない【[[インフェルニティ]]】のようなデッキも現れ、現在では《命削りの宝札》により手札を使い切る流れが加速したため、往時ほどの活躍が見込めなくなってしまった。 -&font(b,#ff8c00){《ヴォルカニック・クイーン》(特殊召喚・☆6)} 相手フィールドのモンスター1体をリリースして相手フィールドに特殊召喚するという、[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]にも似た召喚条件を持つ上級モンスター。 召喚条件&制限やステータスから、《[[溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム>溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム(遊戯王OCG)]]》の小型版という扱いを受ける事も多い。 -&font(b,#ff8c00){《ヴォルカニック・エンペラー》(特殊召喚・☆8)} フィールド・墓地の炎族モンスター3体か、「ブレイズ・キャノン」カード1枚を除外して特殊召喚できるモンスター。 特殊召喚時に除外されている炎族×500のバーンを行えるので、前者の方法だと最低1500のダメージを与えられる。 攻撃力3100という高いステータスもさる事ながら、相手の特殊召喚に反応して500のバーンを行う効果も持っており、アタッカーにも牽制役にもなれる。 -&font(b,#ff8c00){《ヴォルカニック・デビル》(特殊召喚・☆8)} 【[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]】デッキ及び[[アニメGX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]でそれを使用する[[オブライエン>オースチン・オブライエン(遊戯王GX)]]のエースモンスター。 《[[青眼の白龍]]》に並ぶ高い攻撃力や相手モンスターを戦闘破壊し墓地へ送った時に発動できる相手フィールドのモンスター全破壊&バーン効果等、エースとしてのインパクトは十分。 問題は「自分フィールドの《ブレイズ・キャノン-トライデント》を墓地へ送る」という若干重めの召喚条件。 そのため純【ヴォルカニック】でも採用を見送られる事が多く、事実上《ヴォルカニック・エンペラー》にエースの座を奪われてしまっている可愛そうな立ち位置のモンスター。 それでも&strike(){印象的な炎族モンスターがロクに登場しないからか}長らく炎族の代表モンスターとして扱われている。 -&font(b,#ff8c00){《[[&font(u,#ff8c00){神炎皇ウリア}>神炎皇ウリア(遊戯王OCG)]]》(特殊召喚・☆10)} 「[[三幻魔>三幻魔(遊戯王)]]」と呼ばれるモンスター群の1体。 自分フィールドの表側表示の罠カード3枚を墓地へ送って特殊召喚できるという召喚条件を持つ最上級モンスター。 攻撃力を自分の墓地の永続罠カードの数×1000アップする効果を持つので、永続罠を多めに採用するデッキではアタッカーとして採用できる。 [[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]が擁する《ブレイズ・キャノン》の弾丸にでき、永続罠《ブレイズ・キャノン・マガジン》を特殊召喚コストに使えるが、元々【ヴォルカニック】は永続罠を多用するテーマではないので相性はさほど良くなく、種族サポートとしての運用は難しい。 **エクストラデッキの炎族モンスター // #co(テンプレ){ 融合 -&font(b,#800080){《[[&font(u,#800080){}>]]》(融合・☆)} シンクロ -&font(b,#87ceeb){《[[&font(u,#87ceeb){}>]]》(シンクロ・☆)} エクシーズ -&font(b,#696969){《[[&font(u,#696969){}>]]》(エクシーズ・★)} リンク -&font(b,#000080){《[[&font(u,#000080){}>]]》(リンク・L)} } // -&font(b,#800080){《[[&font(u,#800080){重爆撃禽 ボム・フェネクス}>重爆撃禽 ボム・フェネクス]]》(融合・☆8)} &font(#FF0000){先攻はもらった!俺のターン!勝ちです。ありがとうございました。} 「[[機械族>機械族(遊戯王OCG)]]+炎族」という風変わりな素材指定を持つ融合モンスター。 フィールドのカードの数×300というダメージ効率の良いバーン効果を持つ。 [[ソリティア>ソリティア(TCG)]]の末に場にトークンを含めた大量のカードを用意し、このカードを連続で融合召喚する&font(#FF0000){先攻ワンキル}デッキで散々相手を焼き殺した結果、[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]に指定されてしまった。 -&font(b,#87ceeb){《エンシェント・ゴッド・フレムベル》(シンクロ・☆7)} 「炎属性チューナー+チューナー以外の炎族モンスター1体以上」をS素材に指定するSモンスター。 S召喚に成功した場合に相手の手札の枚数分だけ相手の墓地のカードを除外でき、その枚数に応じて自己強化する。 相手依存の面が大きく、蘇生だと効果発動できないのはネックだが、《真炎の爆発》にも対応するのでアタッカーとして最低限の仕事はこなせる。 -&font(b,#696969){《[[&font(u,#696969){ダイガスタ・フェニクス}>ダイガスタ・フェニクス(遊戯王OCG)]]》(エクシーズ・★2)} [[風属性>風属性(遊戯王OCG)]]・炎族という変わったステータスの&strike(){オエー鳥}ランク2[[Xモンスター>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]。 素材を1つ取り除き、自分の風属性モンスター1体に2回攻撃の権利を与える効果を持つ。 自身に効果を使って直接攻撃すれば1500×2で3000ダメージを与えられるため、火力要員として有用。 ランク2の層が薄い事もあって登場当時から現在までランク2モンスターの中では高い採用率を誇る。 炎族モンスターではあるが風属性をサポートするカードなので、炎族デッキでの活躍は難しいか。 -&font(b,#696969){《ヘルフレイムバンシー》(エクシーズ・★4)} たまに出ていた「ヘルフレイム」の末っ子。イラストアドが高い。 汎用ランク4Xモンスターだが、その効果は炎族のサーチもしくは墓地落とし。 《篝火》と異なりこちらはレベル5以上もサーチすることが可能で、また除外されてもフィールドに炎族が入れば蘇生できるおまけ付き。 《蛇眼の炎燐》をサーチしてそのままスネークアイ展開につなげたり《火天獣-キャンドル》をサーチしてレベル4チューナーを用意したりとやりたい放題である。 **魔法・罠カード // #co(テンプレ){ 魔法 -&font(b,#008000){《[[&font(u,#008000){}>]]》(通常魔法)} 罠 -&font(b,#ff1493){《[[&font(u,#ff1493){}>]]》(通常罠)} } // -&font(b,#008000){《篝火》(通常魔法)} レベル4以下の炎族をサーチする炎族版《増援》という、「シンプル故に強い」を体現したかのようなカード。&strike(){名称ターン1がついたためアニメの再現はできなくなったが} 炎族主体のデッキはもちろんのこと、ピンポイントで炎族のキーカードをサーチするために【[[TG>TG テックジーナス(遊戯王OCG)]]】など種族混成のデッキでも採用されたりする。 そんな使い勝手の良さが見逃されるハズも無く、《増援》同様[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]に指定されている。 -&font(b,#008000){《[[&font(u,#008000){真炎の爆発}>真炎の爆発(遊戯王OCG)]]》(通常魔法)} 墓地から守備力200の炎属性モンスターを&font(#FF0000){可能な限り}特殊召喚する効果を持つ魔法カード。 名前通りの凄まじい爆発力を持っており、このカードの存在から炎属性モンスターは「守備力が200かそれ以外か」という評価基準がある。 厳密には炎族ではなく炎属性のサポートカードだが、このカードで特殊召喚できるモンスターは約半分が炎族なので、炎族デッキのサポートカードとしても十分運用可能。 -&font(b,#008000){《ファイヤー・エジェクション》(通常魔法)} デッキから炎族モンスター1体を墓地へ送る効果を持つ。言わば炎族限定《[[おろかな埋葬>おろかな埋葬(遊戯王OCG)]]》。 [[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]モンスターを送った場合に追加で発動できる効果もあるが、墓地肥やしのみに目的を絞っても採用しやすいカードである事は言うまでもない。 *炎族テーマ -&bold(){【[[ヴォルカニック>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]】} 効果ダメージと効果破壊を持ち味とする、炎族で統一されたテーマ。 炎族を指定する効果も多いため、炎族でまとまりを持たせたいならこのテーマを軸にするとデッキを組みやすいかもしれない。 -&bold(){【[[スネークアイ>スネークアイ(遊戯王OCG)]]】} 《[[アルバスの落胤>アルバスの落胤(遊戯王OCG)]]》・《[[ヴィサス=スタフロスト>ヴィサス=スタフロスト(遊戯王OCG)]]》に次いで登場した長編ストーリー担当の《[[黒魔女ディアベルスター]]》に関連するテーマ。 モンスターを魔法・罠ゾーンから出し入れしたり場を離れると後続を蘇生出来るエースモンスターの《蛇眼の炎龍》による妨害・継戦能力の高さが特徴。 展開の要となる下級モンスターがレベル1・炎属性・炎族とサーチしやすいステータスを持っている上に、緩い条件で特殊召喚出来る《黒魔女ディアベルスター》からサーチ出来る《原罪宝ースネークアイ》からもアクセス可能、と非常に豊富な1枚初動を抱えているため立ち上がりが非常に安定しており、《蛇眼の炎龍》の後続を蘇生させる効果がL召喚と相性が良いため凄まじいまでの展開力を誇り、瞬く間に環境を炎属性一色で染め上げた12期を代表するテーマ。 &s(){そのせいで《篝火》の去就が心配されていたが、案の定その不安は[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]入りという形で的中してしまった。} -&bold(){【[[フレムベル>フレムベル(遊戯王OCG)]]】} 炎属性で統一されたテーマで、また守備力200を指定するカード群の走り。 ドラゴン族などもいるが炎族が多かったり、またチューナーも多く擁してたり、うんそんな感じ。 -&bold(){【[[ラヴァル>ラヴァル(遊戯王OCG)]]】} [[フレムベル>フレムベル(遊戯王OCG)]]のあとにデュエルターミナルで登場した炎属性で統一されたテーマ。 炎族のモンスターが最も多いが、戦士族など他の種族も混じっている。 高い墓地肥やし能力と爆発的な展開能力による物量で押し切れる反面、相手の妨害に弱かったり、息切れが早かったりと玄人向けのデッキと言える。 ラヴァルの三姉妹はビジュアル面で人気。 -&bold(){【[[ライゼオル>ライゼオル(遊戯王OCG)]]】} 「光属性・炎族」と「炎属性・雷族」で構成されたテーマで、ランク4Xモンスターを大量展開し圧し勝つという単純明快な戦術に特化している。 光属性・炎族のモンスターは主に初動を担当する。 登場するやいなやシンプルゆえ強力な展開で環境を制圧し、《篝火》の制限緩和を遠ざけた。 -&bold(){【灰滅】} 「闇属性・炎族」で統一された、何処となく[[ダークでソウル>Dark Souls]]な海外先行テーマ。 破壊されるとテーマモンスターをリクルートするフィールド魔法《灰滅の都 オブシディム》と、フィールド魔法を破壊しながら相手の場に特殊召喚できる《滅亡龍 ヴェイドス》を軸に展開を伸ばしていく。 この送り付けを絡めた動きは、「オブシディムに焼き付いた守護者たちの魂が、仇敵であるヴェイドスとの戦いを追体験している」というストーリーを、実際のデュエルで再現したものである。 このページが追記・修正された時、相手にこのページの文字数分のダメージを与える。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 炎属性水族ってファイヤークラーケンよな?小学生の時使ってたわ -- 名無しさん (2017-10-22 01:04:15) - あとは化合獣カーボン・クラブ -- 名無しさん (2017-10-22 01:07:52) - 火口に潜む者はアドバンス召喚しないと効果出ないとか特殊召喚モンスターだとかで特殊召喚したい上級・最上級モンスターが片手で数えるほどしかいないから、代打バッターに比べて立場がクソ厳しいんだよな。あと炎の女暗殺者ちゃんかわいい -- 名無しさん (2017-10-22 09:47:58) - うん、そんなかんじ ワロタ -- 名無しさん (2017-10-26 03:57:45) - SEVENSではラーメンモチーフの炎族モンスターの使い手が登場予定 -- 名無しさん (2020-05-04 15:48:56) - 最近炎属性水族のおすしが出た模様。しかも何のネタものっかってすらいねえ銀シャリが☆4攻撃2000とか、トルネコ2の試練の館染みた、けっこーやべーテーマになりそう -- 名無しさん (2021-04-25 18:00:11) - 篝火のカード化が待たれるなホントに -- 名無しさん (2021-04-25 21:00:36) - ラッシュデュエルで、ついに水属性炎族モンスターが登場! -- 名無しさん (2021-04-25 21:21:17) - 闇属性のラーメン、炎属性の指圧、地属性のスイーツ、これ○○子シリーズで6属性揃えるつもりなのかな -- 名無しさん (2021-05-17 20:16:14) - 未だにペンデュラム貰えないの可哀想すぎる -- 名無しさん (2022-07-10 08:17:24) - 篝火はテキスト短いほど強いを体現したかのようなOCG化だな…燃える藻を使ってくれた鮎川先生に感謝 -- 名無しさん (2023-06-06 22:30:27) - いくら不遇種族とはいえスネークアイはやり過ぎだろ!!!紙でもマスターデュエルでも見ない日が存在しないわ!!! -- 名無しさん (2024-05-15 12:27:39) - ↑炎族、水族、植物族は「マイナー種族だしいいだろう」と度々やらかしている気がする。 -- 名無しさん (2024-05-16 20:18:56) - ↑11 火口に潜む者は炎神機―紫龍もいるから…。まぁ紫龍もデメリットアタッカーではあるんだが。 -- 名無しさん (2024-08-11 15:44:59) - 紫龍も火口が出てから10年以上の時を経て出たカードだしな、ガイア・ソウル、プロミネンスドラゴン、ブレイズキャノン2枚、近衛兵、フレムベルのアーチャーとデビル、近年までこれしかなかったんだっけ -- 名無しさん (2024-11-16 00:18:41) - そして初の炎族に影響を与えるカードはと聴かれて"海"と答えられる決闘者はどのくらいいるのか -- 名無しさん (2024-11-16 00:20:51) #comment #areaedit(end) }

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