ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣

「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 - (2025/06/09 (月) 16:06:55) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2018/01/07 Sun 01:39:13 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(blue){&bold(){&big(){はじめに……、暗黒竜と光の剣、そして……、ファイアーエムブレムがあった。}}}} *&big(){&big(){■}}&bold(){概要} 『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』とは1990年4月20日に[[任天堂]]から発売された[[ゲーム]]。 そして現在でも続いている[[ファイアーエムブレムシリーズ]]の記念すべき第一作目。 開発はインテリジェントシステムズ。 機種は[[ファミリーコンピュータ]]。 [[任天堂]]とインテリジェントシステムズは本作を手掛ける前に[[ファミコンウォーズ>ファミコンウォーズ(FC)]]というシミュレーションゲームを作っていた。 本作はそれを原型にしたシミュレーションゲームながら、「その他大勢」であった敵味方に顔グラや個性・育成要素を与える事で、プレイヤーに感情移入できるようになっている。 また一度死んだキャラは&color(silver){とある道具を使わなければ}二度と使えない[[キャラクターロスト]]システムを搭載しているため、戦争における命の重みを表現している。 リメイク作品に『紋章の謎』の第一部、『新・暗黒竜と光の剣』がある。 コラボ作品に『[[幻影異聞録♯FE]]』もある。 //『[[ファイアーエムブレム無双]]』は新・暗黒竜のコラボ作品。 1994年に本作の続編である『紋章の謎』が発売している。 この紋章の謎には本作のリメイク版の第一部と、続編である第二部の構成になっている。 この暗黒竜は容量の関係で章やキャラが一部削除されたりなど省略されている他、 後付けである第二部との整合性をとるため一部のシナリオや設定も変更されている。 新・暗黒竜もこの紋章の第一部の追加設定を引き継いでいるため、本作のリメイクというよりかは紋章の第一部の再リメイクといった方が正しい。 ネット配信の源流ポジション・[[サテラビュー]]のサウンドリンクゲームでも『BSファイアーエムブレム アカネイア戦記編』と題して外伝群4話が配信された(放送と称した)。詳しくはサテラビューのページにて。 並のファン層にとっては長い間[[パップラドンカルメ>ポンキッキシリーズ]]級の未確認ゲーム物体扱いだったが、『新・紋章の謎』でリメイク収録されたことでひとまず救われた。&s(){でも、まだ微妙に[[黒歴史]]っぽい。} 発売当初は売り上げに伸び悩んでいたが、後述のCMや口コミなどから知名度が大きく向上し、最終的に平成14年の時点で32万9087本も売り上げた。 『ゲームソフト「ファイアーエムブレム(FE)」事件』の判例によれば、 SRPGのユーザーはRPGのユーザーの10分の1しかいないため、それを考えれば十分売れたという。 #openclose(show=FC版 CM){ ※推奨[[BGM]]:「[[ファイアーエムブレムのテーマ]]」 #center(){&bold(){&sizex(6){&color(gray){ファミコン}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(gray){超大作}}}} #center(){&bold(){&sizex(4){&color(red){ファイアーエムブレム}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){幕 シ ロ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){開 ミ |}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){け。ュ ル}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  レ プ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  | レ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  シ イ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  ョ ン}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  ン グ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  の  }}}} #center(){&bold(){&sizex(5){&color(blue){ファミコンロールプレイングゲーム}}}} #center(){&bold(){&sizex(7){&color(gray){ファイアーエムブレム}}}} 『[[ファイアーエムブレムのテーマ]]』をユーモラスな歌詞でオペラ化した実写CMは非常に特徴的だったが、あれを見ただけで本作の内容を分かる人はおそらくいない。 後に『[[封印の剣>ファイアーエムブレム 封印の剣]]』のCMでリメイクされた。 } #openclose(show=紋章の謎 CM){ //単独項目作成次第そちらへの移動をお願いします #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){ファイアーエムブレム、楽しみだなぁ。}}} ※推奨[[BGM]]:「[[ファイアーエムブレムのテーマ]]」 #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){マルス!本当に会いたかったんだよ!!}}} #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){皆随分たくましくなっちゃって!!}}} #center(){&bold(){スーパーファミコンに、新たなる伝説。}} #center(){&bold(){愛と勇気の&ruby(シナリオ){物語}}} #center(){&bold(){&sizex(7){&color(gray){ファイアーエムブレム}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#ff0000){第1部}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#000000){暗黒竜と光の剣}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#ff0000){第2部}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#000000){紋章の謎}}}} #center(){&bold(){24メガで新発売!}} #center(){&bold(){&size(40){&color(#00bfff){ファイアーエムブレム}}}} #center(){&bold(){&size(15){&color(#800080){紋章の謎}}}} #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){私の想いが、物語になる。}}} 「FIREEMBLEM」という本のページから本作のキャラクターが飛び出すと言うもの。 こちらは当時の癒し系女優・裕木奈江を起用したことで話題に。 } アンソロジーや4コマ漫画シリーズ、外伝作品群は、光文社・MOVIC・[[ENIX>スクウェア・エニックス]]・アスキーなど多くの出版社に手掛けられた。 その他のメディアミックスも盛んに行われ、幅広い展開の基盤は後のシリーズにも受け継がれる。 殊に、当時はマニアックと言って良い理詰めのゲームジャンル、しかも高難度路線に女子人気・女性作家を取り込んだことは特筆に値するだろう。 いわゆる腐女子層の二次創作同人活動界隈が注目されたのは世相としてもやむを得ないが、その内外で粘り腰の強い女性ファン層を固められたことはコンピュータゲーム界全体にとって大きな貢献になったと思われる。 商業誌作品では、箱田真紀氏による「Gファンタジー」掲載の漫画版が特に有名。(もっとも、月刊誌であまりに悠長なペースで進行してしまったためか、内容的にはゲームシナリオの半ばほどで[[打ち切られてしまったが>打ち切り(漫画)]]。) *&big(){&big(){■}}&bold(){あらすじ} その昔、[[アカネイア大陸]]は、[[マムクート>マムクート(FE)]]の帝王・[[暗黒竜メディウス]]率いるドルーア帝国の侵略により、恐怖と絶望の渦中にあった。 それまで[[アカネイア大陸]]を治めていたアカネイア王国の軍隊は、恐るべき力を持つドルーア帝国と暗黒竜により壊滅状態に瀕していた。 今まさに世界は滅びさろうとしていたそのとき、人々はひとすじの奇跡の光を見た。 アリティアのアンリという若者が、苦難の旅の末に手にした、光り輝く[[神剣・ファルシオン>ファルシオン(FE)]]によって、[[暗黒竜メディウス]]をみごとに打ち倒したのだ。 メディウスを倒されたドルーア帝国は、アカネイア軍の反撃にあい滅亡していった。 世界はふたたび平和な時代を迎え、アカネイア王国は再建され、アリティア王国をはじめ、多くの国が建国された。 そして英雄アンリはアリティア王国初代国王に選ばれた。 100年の時が流れた……。 長い時を経て、[[暗黒竜メディウス]]が復活した。 メディウスは、グルニア王国とマケドニア王国を併合しドルーア帝国を再建、 同じく世界制覇の野望を持つ闇の魔王・大司祭ガーネフが加担し、アカネイア王国に攻撃を仕掛けた。 アカネイア王国は懸命に防戦したが、グルニアの名将カミュと[[暗黒竜メディウス]]の力の前に敗退を重ね、その城を奪われてしまった。 英雄アンリの血を引く、アリティア王国のコーネリアス王はメディウスを倒すべく神剣ファルシオンを持って出撃したが、 同盟国グラ王国の裏切りにより壊滅、アリティア王国は滅亡し、神剣ファルシオンまでもが奪われてしまった。 しかし、そのとき14才であったアリティア王国の王子マルスは、姉エリスの助けを得て、 守役ジェイガンらとともに辺境の島国タリス王国に逃げ延び、王女シーダをはじめこの国の人々に暖かく迎えられ、祖国解放の日を夢見ていた。 だが、平和な日々は長く続かなかった。 マルスが16才になったとき、ドルーア帝国に協力するガルダの[[海賊]]が上陸し、タリス城を占拠してしまった。 城から逃げ延びてきた王女シーダから、このことを聞いたマルスは、僅かばかりのアリティア兵とともにタリス城へと向かった―― (VC版より引用) *&big(){&big(){■}}&bold(){登場人物} ・[[マルス>マルス(FE)]] 本作の主人公。アリティアの王子で自国が滅びたためタリス国へ亡命していた。 村訪問・制圧を担い、数々の専用武器を持ち、HP0=ゲームオーバーの重要ユニット。 今では貴重なマルスの生足を見る事が出来る。 ・[[シーダ>シーダ(FE)]] 本作のヒロインでマルスらが亡命していたタリス王国の王女。 貴重な飛行ユニットである[[ペガサスナイト]]として登場する。 ・[[ジェイガン>ジェイガン(FE)]] マルスの守役にしてアリティア騎士団隊長。 序盤のお助けキャラクター。お爺さんなので成長に期待してはいけない。 ・[[カイン>カイン(FE)]]/[[アベル>アベル(FE)]] ジェイガンの部下の騎兵。シリーズ伝統になる[[赤と緑の騎士]]コンビの元祖。 [[兄弟ではないしヒゲもないしキノコで巨大化したりもしない>スーパーマリオブラザーズ]]。 ・[[リフ>リフ(FE)]] タリス王国にいる僧侶。序盤の貴重な回復役として重宝する。 が、SFC版リメイクの紋章の第一部ではリストラされ伝説となった。 ・[[ニーナ>ニーナ(FE)]] アカネイアの王女で解放軍の精神的支柱。 オレルアン王国でマルスと合流後はステージ開始及び終了後に会話する。 ・[[ハーディン>ハーディン(FE)]] オレルアンの国王の弟にしてオレルアン騎士団長を務める有能な騎士。マルスと合流後は一ユニットとして参加する。 ・[[ミネルバ>ミネルバ(FE)]] マケドニア王国の王女にしてマケドニア白騎士団の団長を務めるドラゴンナイト。 ドルーアに反乱するつもりだが、妹がドルーアに人質にされていたので渋々従っている。 ・[[バヌトゥ>バヌトゥ(FE)]] サラマンダー族のマムクート。チキと言う少女を探している。 ・[[チキ>チキ(FE)]] バヌトゥが探している少女。 ・[[カミュ>カミュ(FE)]] 大陸最強と称される騎士。 グルニア王国の精鋭部隊「黒騎士団」を率いる。 ・[[ミシェイル>ミシェイル(FE)]] マケドニアの王子。妹のミネルバとは違い反アカネイア派。 ・[[ガーネフ>ガーネフ(FE)]] 闇魔法マフーを操る[[魔王]]でメディウスの協力者。 ・[[暗黒竜メディウス]] 古代に他の大陸からやって来た地竜族。人間世界を侵略しようとする。 &big(){&big(){■}}&bold(){システム} ・[[ロスト>キャラクターロスト]] その名の通りHPが0になると、そのキャラの使用が二度とできなくなる。文字通りキャラの死。 死んだキャラを蘇生できる復活の杖オームがあるにはあるが、本作では終盤の特定タイミングにたった一人しか生き返らせられない。 ステータスも死亡時そのままなので前半に死んだキャラはほぼほぼ戦力外。 ちなみに、すべてのキャラに散り際の台詞が設定され…ているわけではなく、たまに使い回しがある。 ・[[経験値]] 本作においての僧侶は杖で回復しても経験値が得られず、相手から攻撃を受けた時のみ経験値が入る仕様。 また手に入る経験値も敵を倒した時と同じ量。 通常時の経験値も固定であり、誰が倒しても同じ経験値が入る。 ・[[闘技場>闘技場(FE)]] 武器は持ち込み式で参加費用は掛からない。 どちらかが死ぬか一定ターンまで戦う。キャンセル不可。 ・竜石 以降の作品では竜石に使用回数があるが、本作では何度でも使える。 但し上昇するのは守備力のみ、メディウスには特攻が働かないので注意。 追記・修正は強くしたキャラをロストして後悔した経験のある方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 今でこそ中性的な顔立ちのマルスだがこの頃は聖闘士星矢風なデザインだったという -- 名無しさん (2018-01-07 06:30:34) - 後付け設定とはいえ続編の紋章の謎がなければ封印の盾が壊れたままマルスがファルシオン振るって平和を勝ち取った所でメディウスはまた蘇るという… -- 名無しさん (2018-01-07 09:42:12) - 初期の頃はパラディンと司祭が有力ユニットやったな -- 名無しさん (2018-01-07 21:33:10) - マムクートだけ守備力を上限超えて上げられる裏技があったな。魔法以外には無敵、カミュのグラディウスもカキンカキンと弾き飛ばす -- 名無しさん (2018-01-07 22:32:27) - 必殺が怖いゲームだった -- 名無しさん (2018-01-07 23:17:31) - FC版はアベルが出っ歯なのでSFC版の美形しかしらん人はびっくりすると思う。 -- 名無し (2018-01-09 00:05:30) - トムスとミシェランの顔も忘れられない衝撃があったな。 -- 名無しさん (2018-01-09 00:43:20) - この頃はホースメンってケンタウロス的な設定だったんだっけ? ゲームブックだけの設定だったかも知れないが。 -- 名無しさん (2018-01-09 09:15:35) - 箱田版から入って紋章⇒暗黒の順でプレイして顔に驚いた思い出w -- 名無しさん (2018-01-09 09:18:29) - 7話で語られたマムクートの歴史にワクワクした。竜ごとについたもう一つの名前が厨二心をくすぐる。紋章でなかったことになったな -- 名無しさん (2018-01-09 22:55:38) - メディウスがまだ純粋に悪役やってたころだしな。サラマンダー、バジリスクとかは紋章のシナリオに影響与えるものではないから存在していてもおかしくないと思うけど。紋章の設定も好きだけどFC暗黒竜の王道英雄譚なところも好きだな。とりあえずVCでFC版クリアしたけど、外伝やSFC版は慣れた自分でも流石にシステム面では不便に感じたな。特にアイテム管理。それでもFEの基本はきちんと完成されていたし、不便なところが逆にクセになってきたな。システム以外のSRPGとしての難易度は後のシリーズに比べればそこまででもないからむしろちょうどよくいい感があった。個人的にはトラキアよりはクリアしやすかった。甘い目で見てるのかもしれないけどなんにせよ楽しかった。 -- 名無しさん (2018-01-10 10:09:02) - 星のオーブの成長力上昇補正ってFC版の頃からあったっけね? 武器の消耗がなくなる効果はあったけど -- 名無しさん (2021-04-18 16:15:52) - 1990年4月20日発売 -- 名無しさん (2025-02-11 16:59:53) - 買い物できる場所が遠く離れてるとか、FE1作目だからか色々と粗削りなゲーム。後は、開発者インタビューで全員生存させるというプレイ方法は想定外といった所も -- 名無しさん (2025-05-30 23:51:50) - エリス以外の僧侶は成長率がほぼ死んでるのは、レベル上げが大変だから育成しなくていいよ!という開発者の気遣い……なんだろうか -- 名無しさん (2025-05-31 05:04:54) - ↑2 成長はランダム、かつほぼ初期能力で何とかする「初期レベルクリア」が確立されてない時代だから、戦力ロストしたまま進める方が勇気が要るからな -- 名無しさん (2025-05-31 06:29:43) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/01/07 Sun 01:39:13 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(blue){&bold(){&big(){はじめに……、暗黒竜と光の剣、そして……、ファイアーエムブレムがあった。}}}} *&big(){&big(){■}}&bold(){概要} 『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』とは1990年4月20日に[[任天堂]]から発売された[[ゲーム]]。 そして現在でも続いている[[ファイアーエムブレムシリーズ]]の記念すべき第一作目。 開発はインテリジェントシステムズ。 機種は[[ファミリーコンピュータ]]。 [[任天堂]]とインテリジェントシステムズは本作を手掛ける前に[[ファミコンウォーズ>ファミコンウォーズ(FC)]]というシミュレーションゲームを作っていた。 本作はそれを原型にしたシミュレーションゲームながら、「その他大勢」であった敵味方に顔グラや個性・育成要素を与える事で、プレイヤーに感情移入できるようになっている。 また一度死んだキャラは&color(silver){とある道具を使わなければ}二度と使えない[[キャラクターロスト]]システムを搭載しているため、戦争における命の重みを表現している。 リメイク作品に『紋章の謎』の第一部、『新・暗黒竜と光の剣』がある。 コラボ作品に『[[幻影異聞録♯FE]]』もある。 //『[[ファイアーエムブレム無双]]』は新・暗黒竜のコラボ作品。 1994年に本作の続編である『紋章の謎』が発売している。 この紋章の謎には本作のリメイク版の第一部と、続編である第二部の構成になっている。 この暗黒竜は容量の関係で章やキャラが一部削除されたりなど省略されている他、 後付けである第二部との整合性をとるため一部のシナリオや設定も変更されている。 新・暗黒竜もこの紋章の第一部の追加設定を引き継いでいるため、本作のリメイクというよりかは紋章の第一部の再リメイクといった方が正しい。 ネット配信の源流ポジション・[[サテラビュー]]のサウンドリンクゲームでも『BSファイアーエムブレム アカネイア戦記編』と題して『暗黒竜』前史外伝群4話が配信された(放送と称した)。 並のファン層にとっては長い間[[パップラドンカルメ>ポンキッキシリーズ]]級の未確認ゲーム物体扱いだったが、『[[新・紋章の謎>ファイアーエムブレム 新・紋章の謎〜光と影の英雄]]』でリメイク収録されたことでひとまず救われた。&s(){でも、まだ微妙に[[黒歴史]]っぽい。} 詳しくはサテラビューと『新・紋章の謎』のページにて。 発売当初は売り上げに伸び悩んでいたが、後述のCMや口コミなどから知名度が大きく向上し、最終的に平成14年の時点で32万9087本も売り上げた。 『ゲームソフト「ファイアーエムブレム(FE)」事件』の判例によれば、 SRPGのユーザーはRPGのユーザーの10分の1しかいないため、それを考えれば十分売れたという。 #openclose(show=FC版 CM){ ※推奨[[BGM]]:「[[ファイアーエムブレムのテーマ]]」 #center(){&bold(){&sizex(6){&color(gray){ファミコン}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(gray){超大作}}}} #center(){&bold(){&sizex(4){&color(red){ファイアーエムブレム}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){幕 シ ロ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){開 ミ |}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){け。ュ ル}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  レ プ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  | レ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  シ イ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  ョ ン}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  ン グ}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&color(red){  の  }}}} #center(){&bold(){&sizex(5){&color(blue){ファミコンロールプレイングゲーム}}}} #center(){&bold(){&sizex(7){&color(gray){ファイアーエムブレム}}}} 『[[ファイアーエムブレムのテーマ]]』をユーモラスな歌詞でオペラ化した実写CMは非常に特徴的だったが、あれを見ただけで本作の内容を分かる人はおそらくいない。 後に『[[封印の剣>ファイアーエムブレム 封印の剣]]』のCMでリメイクされた。 } #openclose(show=紋章の謎 CM){ //単独項目作成次第そちらへの移動をお願いします #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){ファイアーエムブレム、楽しみだなぁ。}}} ※推奨[[BGM]]:「[[ファイアーエムブレムのテーマ]]」 #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){マルス!本当に会いたかったんだよ!!}}} #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){皆随分たくましくなっちゃって!!}}} #center(){&bold(){スーパーファミコンに、新たなる伝説。}} #center(){&bold(){愛と勇気の&ruby(シナリオ){物語}}} #center(){&bold(){&sizex(7){&color(gray){ファイアーエムブレム}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#ff0000){第1部}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#000000){暗黒竜と光の剣}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#ff0000){第2部}}}} #center(){&bold(){&size(20){&color(#ffffff,#000000){紋章の謎}}}} #center(){&bold(){24メガで新発売!}} #center(){&bold(){&size(40){&color(#00bfff){ファイアーエムブレム}}}} #center(){&bold(){&size(15){&color(#800080){紋章の謎}}}} #center(){&bold(){&color(#deb887,#fffaf0){私の想いが、物語になる。}}} 「FIREEMBLEM」という本のページから本作のキャラクターが飛び出すと言うもの。 こちらは当時の癒し系女優・裕木奈江を起用したことで話題に。 } アンソロジーや4コマ漫画シリーズ、外伝作品群は、光文社・MOVIC・[[ENIX>スクウェア・エニックス]]・アスキーなど多くの出版社に手掛けられた。 その他のメディアミックスも盛んに行われ、幅広い展開の基盤は後のシリーズにも受け継がれる。 殊に、当時はマニアックと言って良い理詰めのゲームジャンル、しかも高難度路線に女子人気・女性作家を取り込んだことは特筆に値するだろう。 いわゆる腐女子層の二次創作同人活動界隈が注目されたのは世相としてもやむを得ないが、その内外で粘り腰の強い女性ファン層を固められたことはコンピュータゲーム界全体にとって大きな貢献になったと思われる。 商業誌作品では、箱田真紀氏による「Gファンタジー」掲載の漫画版が特に有名。(もっとも、月刊誌であまりに悠長なペースで進行してしまったためか、内容的にはゲームシナリオの半ばほどで[[打ち切られてしまったが>打ち切り(漫画)]]。) *&big(){&big(){■}}&bold(){あらすじ} その昔、[[アカネイア大陸]]は、[[マムクート>マムクート(FE)]]の帝王・[[暗黒竜メディウス]]率いるドルーア帝国の侵略により、恐怖と絶望の渦中にあった。 それまで[[アカネイア大陸]]を治めていたアカネイア王国の軍隊は、恐るべき力を持つドルーア帝国と暗黒竜により壊滅状態に瀕していた。 今まさに世界は滅びさろうとしていたそのとき、人々はひとすじの奇跡の光を見た。 アリティアのアンリという若者が、苦難の旅の末に手にした、光り輝く[[神剣・ファルシオン>ファルシオン(FE)]]によって、[[暗黒竜メディウス]]をみごとに打ち倒したのだ。 メディウスを倒されたドルーア帝国は、アカネイア軍の反撃にあい滅亡していった。 世界はふたたび平和な時代を迎え、アカネイア王国は再建され、アリティア王国をはじめ、多くの国が建国された。 そして英雄アンリはアリティア王国初代国王に選ばれた。 100年の時が流れた……。 長い時を経て、[[暗黒竜メディウス]]が復活した。 メディウスは、グルニア王国とマケドニア王国を併合しドルーア帝国を再建、 同じく世界制覇の野望を持つ闇の魔王・大司祭ガーネフが加担し、アカネイア王国に攻撃を仕掛けた。 アカネイア王国は懸命に防戦したが、グルニアの名将カミュと[[暗黒竜メディウス]]の力の前に敗退を重ね、その城を奪われてしまった。 英雄アンリの血を引く、アリティア王国のコーネリアス王はメディウスを倒すべく神剣ファルシオンを持って出撃したが、 同盟国グラ王国の裏切りにより壊滅、アリティア王国は滅亡し、神剣ファルシオンまでもが奪われてしまった。 しかし、そのとき14才であったアリティア王国の王子マルスは、姉エリスの助けを得て、 守役ジェイガンらとともに辺境の島国タリス王国に逃げ延び、王女シーダをはじめこの国の人々に暖かく迎えられ、祖国解放の日を夢見ていた。 だが、平和な日々は長く続かなかった。 マルスが16才になったとき、ドルーア帝国に協力するガルダの[[海賊]]が上陸し、タリス城を占拠してしまった。 城から逃げ延びてきた王女シーダから、このことを聞いたマルスは、僅かばかりのアリティア兵とともにタリス城へと向かった―― (VC版より引用) *&big(){&big(){■}}&bold(){登場人物} ・[[マルス>マルス(FE)]] 本作の主人公。アリティアの王子で自国が滅びたためタリス国へ亡命していた。 村訪問・制圧を担い、数々の専用武器を持ち、HP0=ゲームオーバーの重要ユニット。 今では貴重なマルスの生足を見る事が出来る。 ・[[シーダ>シーダ(FE)]] 本作のヒロインでマルスらが亡命していたタリス王国の王女。 貴重な飛行ユニットである[[ペガサスナイト]]として登場する。 ・[[ジェイガン>ジェイガン(FE)]] マルスの守役にしてアリティア騎士団隊長。 序盤のお助けキャラクター。お爺さんなので成長に期待してはいけない。 ・[[カイン>カイン(FE)]]/[[アベル>アベル(FE)]] ジェイガンの部下の騎兵。シリーズ伝統になる[[赤と緑の騎士]]コンビの元祖。 [[兄弟ではないしヒゲもないしキノコで巨大化したりもしない>スーパーマリオブラザーズ]]。 ・[[リフ>リフ(FE)]] タリス王国にいる僧侶。序盤の貴重な回復役として重宝する。 が、SFC版リメイクの紋章の第一部ではリストラされ伝説となった。 ・[[ニーナ>ニーナ(FE)]] アカネイアの王女で解放軍の精神的支柱。 オレルアン王国でマルスと合流後はステージ開始及び終了後に会話する。 ・[[ハーディン>ハーディン(FE)]] オレルアンの国王の弟にしてオレルアン騎士団長を務める有能な騎士。マルスと合流後は一ユニットとして参加する。 ・[[ミネルバ>ミネルバ(FE)]] マケドニア王国の王女にしてマケドニア白騎士団の団長を務めるドラゴンナイト。 ドルーアに反乱するつもりだが、妹がドルーアに人質にされていたので渋々従っている。 ・[[バヌトゥ>バヌトゥ(FE)]] サラマンダー族のマムクート。チキと言う少女を探している。 ・[[チキ>チキ(FE)]] バヌトゥが探している少女。 ・[[カミュ>カミュ(FE)]] 大陸最強と称される騎士。 グルニア王国の精鋭部隊「黒騎士団」を率いる。 ・[[ミシェイル>ミシェイル(FE)]] マケドニアの王子。妹のミネルバとは違い反アカネイア派。 ・[[ガーネフ>ガーネフ(FE)]] 闇魔法マフーを操る[[魔王]]でメディウスの協力者。 ・[[暗黒竜メディウス]] 古代に他の大陸からやって来た地竜族。人間世界を侵略しようとする。 &big(){&big(){■}}&bold(){システム} ・[[ロスト>キャラクターロスト]] その名の通りHPが0になると、そのキャラの使用が二度とできなくなる。文字通りキャラの死。 死んだキャラを蘇生できる復活の杖オームがあるにはあるが、本作では終盤の特定タイミングにたった一人しか生き返らせられない。 ステータスも死亡時そのままなので前半に死んだキャラはほぼほぼ戦力外。 ちなみに、すべてのキャラに散り際の台詞が設定され…ているわけではなく、たまに使い回しがある。 ・[[経験値]] 本作においての僧侶は杖で回復しても経験値が得られず、相手から攻撃を受けた時のみ経験値が入る仕様。 また手に入る経験値も敵を倒した時と同じ量。 通常時の経験値も固定であり、誰が倒しても同じ経験値が入る。 ・[[闘技場>闘技場(FE)]] 武器は持ち込み式で参加費用は掛からない。 どちらかが死ぬか一定ターンまで戦う。キャンセル不可。 ・竜石 以降の作品では竜石に使用回数があるが、本作では何度でも使える。 但し上昇するのは守備力のみ、メディウスには特攻が働かないので注意。 追記・修正は強くしたキャラをロストして後悔した経験のある方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 今でこそ中性的な顔立ちのマルスだがこの頃は聖闘士星矢風なデザインだったという -- 名無しさん (2018-01-07 06:30:34) - 後付け設定とはいえ続編の紋章の謎がなければ封印の盾が壊れたままマルスがファルシオン振るって平和を勝ち取った所でメディウスはまた蘇るという… -- 名無しさん (2018-01-07 09:42:12) - 初期の頃はパラディンと司祭が有力ユニットやったな -- 名無しさん (2018-01-07 21:33:10) - マムクートだけ守備力を上限超えて上げられる裏技があったな。魔法以外には無敵、カミュのグラディウスもカキンカキンと弾き飛ばす -- 名無しさん (2018-01-07 22:32:27) - 必殺が怖いゲームだった -- 名無しさん (2018-01-07 23:17:31) - FC版はアベルが出っ歯なのでSFC版の美形しかしらん人はびっくりすると思う。 -- 名無し (2018-01-09 00:05:30) - トムスとミシェランの顔も忘れられない衝撃があったな。 -- 名無しさん (2018-01-09 00:43:20) - この頃はホースメンってケンタウロス的な設定だったんだっけ? ゲームブックだけの設定だったかも知れないが。 -- 名無しさん (2018-01-09 09:15:35) - 箱田版から入って紋章⇒暗黒の順でプレイして顔に驚いた思い出w -- 名無しさん (2018-01-09 09:18:29) - 7話で語られたマムクートの歴史にワクワクした。竜ごとについたもう一つの名前が厨二心をくすぐる。紋章でなかったことになったな -- 名無しさん (2018-01-09 22:55:38) - メディウスがまだ純粋に悪役やってたころだしな。サラマンダー、バジリスクとかは紋章のシナリオに影響与えるものではないから存在していてもおかしくないと思うけど。紋章の設定も好きだけどFC暗黒竜の王道英雄譚なところも好きだな。とりあえずVCでFC版クリアしたけど、外伝やSFC版は慣れた自分でも流石にシステム面では不便に感じたな。特にアイテム管理。それでもFEの基本はきちんと完成されていたし、不便なところが逆にクセになってきたな。システム以外のSRPGとしての難易度は後のシリーズに比べればそこまででもないからむしろちょうどよくいい感があった。個人的にはトラキアよりはクリアしやすかった。甘い目で見てるのかもしれないけどなんにせよ楽しかった。 -- 名無しさん (2018-01-10 10:09:02) - 星のオーブの成長力上昇補正ってFC版の頃からあったっけね? 武器の消耗がなくなる効果はあったけど -- 名無しさん (2021-04-18 16:15:52) - 1990年4月20日発売 -- 名無しさん (2025-02-11 16:59:53) - 買い物できる場所が遠く離れてるとか、FE1作目だからか色々と粗削りなゲーム。後は、開発者インタビューで全員生存させるというプレイ方法は想定外といった所も -- 名無しさん (2025-05-30 23:51:50) - エリス以外の僧侶は成長率がほぼ死んでるのは、レベル上げが大変だから育成しなくていいよ!という開発者の気遣い……なんだろうか -- 名無しさん (2025-05-31 05:04:54) - ↑2 成長はランダム、かつほぼ初期能力で何とかする「初期レベルクリア」が確立されてない時代だから、戦力ロストしたまま進める方が勇気が要るからな -- 名無しさん (2025-05-31 06:29:43) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: