ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣

登録日:2018/01/07 (日) 01:39:13
更新日:2019/10/08 Tue 20:36:58
所要時間:約 4 分で読めます





はじめに……、暗黒竜と光の剣、そして……、ファイアーエムブレムがあった。





概要

『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』とは1990年4月20日に任天堂から発売されたゲーム。
そして現在でも続いているファイアーエムブレムシリーズの記念すべき第一作目。
開発はインテリジェントシステムズ。
機種はファミリーコンピュータ

任天堂とインテリジェントシステムズは本作を手掛ける前にファミコンウォーズというシミュレーションゲームを作っていた。

本作はシミュレーションゲームにおいて、その他大勢であった敵味方に顔グラや個性を与える事で、プレイヤーに感情移入できるようになっている。
また一度死んだキャラはとある道具を使わなければ二度と使えないロストシステムを搭載しているため、戦争における命の重みを表現している。

リメイク作品に『紋章の謎』の第一部、『新・暗黒竜と光の剣』がある。
コラボ作品に『幻影異聞録♯FE』もある。

1994年に本作の続編である『紋章の謎』が発売している。
この紋章の謎には本作のリメイク版の第一部と、続編である第二部の構成になっている。
この暗黒竜は容量の関係で章やキャラが一部削除されたりなど省略されている他、
後付けである第二部との整合性をとるため一部のシナリオや設定も変更されている。
新・暗黒竜もこの紋章の第一部の設定であるため、本作のリメイクというよりかは紋章の第一部の再リメイクといった方が正しい。

発売当初は売り上げに伸び悩んでいたが、CMや口コミなどから知名度が大きく向上し、最終的に平成14年の時点で32万9087本も売り上げた。
『ゲームソフト「ファイアーエムブレム(FE)」事件』の判例によれば、
SRPGのユーザーはRPGのユーザーの10分の1しかいないため、それを考えれば十分売れたという。

ファイアーエムブレムのテーマ』に歌詞をつけた実写CMは非常に特徴的だったが、あれを見ただけで本作の内容を分かる人はおそらくいない。
後に『封印の剣』のCMでリメイクされた。

メディアミックスも盛んにおこなわれ、特に箱田真紀氏による漫画版は有名。



あらすじ

その昔、アカネイア大陸は、マムクートの帝王・暗黒竜メディウス率いるドルーア帝国の侵略により、恐怖と絶望の渦中にあった。
それまでアカネイア大陸を治めていたアカネイア王国の軍隊は、恐るべき力を持つドルーア帝国と暗黒竜により壊滅状態に瀕していた。
今まさに世界は滅びさろうとしていたそのとき、人々はひとすじの奇跡の光を見た。
アリティアのアンリという若者が、苦難の旅の末に手にした、光り輝く神剣・ファルシオンによって、暗黒竜メディウスをみごとに打ち倒したのだ。
メディウスを倒されたドルーア帝国は、アカネイア軍の反撃にあい滅亡していった。
世界はふたたび平和な時代を迎え、アカネイア王国は再建され、アリティア王国をはじめ、多くの国が建国された。
そして英雄アンリはアリティア王国初代国王に選ばれた。

100年の時が流れた……。
長い時を経て、暗黒竜メディウスが復活した。

メディウスは、グルニア王国とマケドニア王国を併合しドルーア帝国を再建、
同じく世界制覇の野望を持つ闇の魔王・大司祭ガーネフが加担し、アカネイア王国に攻撃を仕掛けた。
アカネイア王国は懸命に防戦したが、グルニアの名将カミュと暗黒竜メディウスの力の前に敗退を重ね、その城を奪われてしまった。
英雄アンリの血を引く、アリティア王国のコーネリアス王はメディウスを倒すべく神剣ファルシオンを持って出撃したが、
同盟国グラ王国の裏切りにより壊滅、アリティア王国は滅亡し、神剣ファルシオンまでもが奪われてしまった。

しかし、そのとき14才であったアリティア王国の王子マルスは、姉エリスの助けを得て、
守役ジェイガンらとともに辺境の島国タリス王国に逃げ延び、王女シーダをはじめこの国の人々に暖かく迎えられ、祖国解放の日を夢見ていた。
だが、平和な日々は長く続かなかった。

マルスが16才になったとき、ドルーア帝国に協力するガルダの海賊が上陸し、タリス城を占拠してしまった。
城から逃げ延びてきた王女シーダから、このことを聞いたマルスは、僅かばかりのアリティア兵とともにタリス城へと向かった――

(VC版より引用)


登場人物

本作の主人公。アリティアの王子で自国が滅びたためタリス国へ亡命していた。
今では貴重なマルスの生足を見る事が出来る。

本作のヒロインでタリス王国の王女。

序盤のお供。お爺さんなので成長に期待してはいけない。

タリス王国にいる僧侶。
序盤の貴重な回復役として重宝するが、紋章の第一部ではリストラされ伝説となった。

アカネイアの王女、オレルアンでマルスと合流後ステージ開始及び終了後に解説する。

「オレルアン騎士団長」を務める有能な騎士、マルスと合流後は一ユニットとして参加する。

マケドニアの王女。
ドルーアに反乱するつもりだが、妹がドルーアに人質にされていたので渋々従っている。

サラマンダー族のマムクート。
チキの守り役であったがチキとはぐれた上に竜石も無くしてしまった。

古代に滅んだナーガ族の生き残りで、ナーガ族の王女。
ガーネフに操られている。

闇の魔王。

古代に他の大陸からやって来た地竜族。
敵対した神竜ナーガ族をチキを除いて滅ぼし、人間世界も侵略しようとする。


システム

  • ロスト
その名の通りHPが0になると、そのキャラの使用が二度とできなくなる。文字通りキャラの死。
本作には死んだキャラを蘇生できる復活の杖オームがあるにはあるが、終盤にたった一人しか生き返らせられない。

  • 経験値
本作においての僧侶は杖で回復しても経験値が得られず、相手から攻撃を受けた時のみ経験値が入る仕様。
また手に入る経験値も敵を倒した時と同じ量。
通常時の経験値も固定であり、誰が倒しても同じ経験値が入る。

  • 闘技場
武器は持ち込み式で参加費用は掛からない。
どちらかが死ぬか一定ターンまで戦う、キャンセル不可。

  • 竜石
以降の作品では竜石に使用回数があるが、本作では何度でも使える。
但し上昇するのは守備力のみ、メディウスには特攻しないので注意。




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