屋敷わらし(遊戯王OCG)

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&font(#6495ED){登録日}:2018/02/26 (月) 22:18:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[夢幻崩界イヴリース>トロイメア(遊戯王OCG)]]「お邪魔します」 屋敷わらし「ちょっと待って」 イヴリース「ん?」 屋敷わらし「すみません、お引き取り願います」 イヴリース「・・・・・」 *【概要】 《屋敷わらし》とは[[カードゲーム>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]」に登場するモンスターである。 収録パックは『FLAMES OF DESTRUCTION』 《[[幽鬼うさぎ>幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]》から始まった[[手札誘発>手札誘発(遊戯王OCG)]]効果持ちチューナーの一員で、彼女らとはステータスも同じ。 登場も冬のレギュラーパックでスーパーレアなのも同じ。 光→闇→炎と来て今回は地属性。 銀髪に青白い肌、[[ゴスロリ>ゴシックロリータ(ゴスロリ)]]風の服を身に纏った美少女の姿をしているが、種族からして幽霊や妖怪の類だと思われる。 そして何よりかわいい。 名前の由来は日本ではポピュラーな精霊「座敷童子」からであると思われる。 また、似たような効果を持つチューナー達が和装であるのに対し、このモンスターは洋装である。 彼女らの名には季節名が入るが、このカードの場合は「や&b(){しき}」(四季)が相当すると思われる。 *【効果】 #blockquote{チューナー・効果モンスター 星3/地属性/[[アンデット族>アンデット族(遊戯王OCG)]]/攻 0/守1800 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。 その発動を無効にする。 ●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果 ●墓地からモンスターを特殊召喚する効果 ●墓地からカードを除外する効果} このカードが無効にするのは「墓地に干渉する効果」である。 同じく手札誘発で相手の墓地の利用を封じるカードとしては《[[D.D.クロウ>D.D.クロウ(遊戯王OCG)]]》があるが、 こちらはさらに対応できる幅が広く ・《[[レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン]]》等のような対象を指定しない蘇生効果 ・《サルベージ》等のような複数を対象にする効果 ・[[満足龍>満足龍(遊戯王)]]の一角《[[氷結界の龍 トリシューラ]]》のように墓地除外を含む除去効果 ・何より《D.D.クロウ》の効果も対象内 と様々な状況に対応でき、冒頭のように同パックで登場した《夢幻崩界イヴリース》のような送りつけ蘇生も無効にできる。 「発動を無効」のためダメージステップでも発動できるのが地味に大きな強み。 彼岸モンスターなどがダメステで効果を発動してきても止められる。 ただし、発動無効であるが故の欠点も存在し、同名カードの発動が1ターンに1度しか行えないカードの2枚目の発動を許してしまう。 また、この手のお約束としてコストで墓地のカードを除外するような効果は防げない。 無効にするだけで破壊はしないため、コストのないモンスター効果や永続魔法・罠に対してはその場しのぎにしかならないことも。 更に墓地ならすべての効果を無効にするわけではなく、墓地のカードをセット、装備する、コピーする効果等は対象外である。 手札誘発の墓地メタとなれば当然大きな比較対象は《D.D.クロウ》となる。 **【[[D.D.クロウ>D.D.クロウ(遊戯王OCG)]]と比べた場合の長所】 ・自分の墓地のカードを対象にする効果にも対応できる 《D.D.クロウ》や《[[墓穴の指名者>墓穴の指名者(遊戯王OCG)]]》など自分の墓地に触ろうとして来る相手の行動を止めることが出来る。 また相手の[[《死者蘇生》>死者蘇生(遊戯王)]]は自分の墓地を対象にされるとD.D.クロウでは対抗できないがこのカードでは阻止できる。 なので自分の墓地のカードを除外する効果などで狙われると危ないデッキでは相手の展開の妨害だけではなく、自分の守りとしても機能する。 除外どころかそのカードの効果まで無効にしてくる《墓穴の指名者》の採用率が高い現環境において《D.D.クロウ》との大きな差異点となる要素。 ・対象を取らない効果に強い 効果解決時に対象を決定する効果に対しては《D.D.クロウ》は別の対象を選ばれてしまうが、こちらは効果そのものを止められるので一切触らせることがない。 ・墓地のカードを複数枚触る効果に強い 《[[ソウル・チャージ>ソウル・チャージ(遊戯王OCG)]]》や《[[真炎の爆発>真炎の爆発(遊戯王OCG)]]》などで1枚も蘇生させることはない。 ・効果範囲に墓地が含まれていればその効果も止めることが出来る この点は前回の《[[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]》同様。 例えば「墓地か除外から効果を適用するカードを選ぶ」[[サンダー・ドラゴン>サンダー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]カテゴリの雷鳥龍と雷獣龍の効果を、効果が適用できるモンスターが墓地にいない場合でも発動できる。 そのため見た目より守備範囲は広め。 [[聖刻>聖刻(遊戯王OCG)]]は「デッキか墓地からバニラモンスターを特殊召喚する」効果を持つためうらら、わらしの両方に狙われる。 ・ダメージステップ発動可能 戦闘破壊された時に墓地のカードを回収したり蘇生したりするカードを止められる。 ・チューナーである事 チューナーなので何度も蘇生して[[S召喚>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]は元より、[[X召喚>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]や[[L召喚>リンク召喚(遊戯王OCG)]]の素材になれることが大きい。 禁止になる前は《[[水晶機巧-ハリファイバー>水晶機巧(遊戯王OCG)]]》の素材になれていた点も大きかった。 **【D.D.クロウと比べた場合の短所】 ・除外はしていない 墓地の対象となったカードは残ったままになるので再度触るカードを使われる可能性がある。 ・フリータイミングでは捨てられない 《D.D.クロウ》は《ペロペロケロペロス》などに対しては前もって捨てて除外しておくことで対抗できる。 こちらはそれらの「墓地で効果は発動するが墓地のカードに対しては何もしない」カードには一切対抗できない。 [[カオス>カオス(遊戯王OCG)]]が来るとわかっている状況で事前にコストとして除外されるカードを消してしまう事もできない。 効果の発動に対して直後にチェーンしないといけないので、チェーンの組み方次第では発動を回避されてしまう場合もある。 ・チェーンを組まない自己蘇生効果には無力 [[《暗黒界の龍神グラファ》>暗黒界の龍神グラファ(遊戯王OCG)]]や[[インフェルノイド>インフェルノイド(遊戯王OCG)]]などには無力。 《D.D.クロウ》は上記のフリータイミング発動という点を活かして事前に墓地から消してしまう事もできる。 ・墓地のカードに効果が及んでも特殊召喚・除外・デッキに戻す・EXデッキに戻す・手札に加える効果以外には干渉できない 例えば参照にする《[[覇王眷竜]]スターヴ・ヴェノム》、墓地からカードをセットする《ブービートラップE》、墓地のカードを装備する聖騎士の聖剣などには何もできない。 《D.D.クロウ》の場合は除外することで不発にさせることが可能。 ・1ターンに1度しか発動できない 基本的にこの手のメタカードは複数投入する事が基本となるが、 こちらは1ターンに1度しか発動ができないため、複数枚引いてしまうと困ってしまう事が多い。 特に近年の遊戯王では1ターンに何度も墓地にタッチするデッキが多いので、この制約はなおさら重いと言えるだろう。 だが、《D.D.クロウ》は登場時期がかなり古かったこともあり、その手の発動制限が一切ないので 複数枚引いてしまっても引いた分だけ妨害力が増す、という強みがある。 どちらが強いかは単純に比較しにくくメタカードとしてどちらが優れているかは環境次第と言った所。 こちらの方が出来ることは多いが除外の有無の差は結構大きな点。 尚、墓地で発動するが墓地以外の場所に効果を及ぼす効果に無力なのは同じなのでそれは《スカル・マイスター》に任せよう。 アンデット族なので《[[ソンビ・マスター>ゾンビ・マスター(遊戯王OCG)]]》《[[馬頭鬼>馬頭鬼(遊戯王OCG)]]》《生者の書-禁断の呪術-》等墓地に落ちた後の蘇生手段も豊富である。 ただレベル3のアンデット族チューナーと言う点だけで見れば《[[ユニゾンビ>ユニゾンビ(遊戯王OCG)]]》という大物がいるためアンデット族チューナーと言う点だけでは採用しにくいか。 この手札誘発シリーズ全般に言えるが守備力がやや高めのため《ゴブリンゾンビ》には対応していないのだが、《ゴブリンゾンビ》が発動回数制限がなく簡単に何度も使い回して手札に貯め込めてしまうため妥当な調整だろう。 頼れる洋風座敷童子ちゃんである。 *【余談】 約1年後に再録されるが同じパック収録だった《[[無限泡影>無限泡影(遊戯王OCG)]]》がレジェコレにて再録されたが、こちらは配布パックでの再録となり 同じ配布パック再録の《[[青眼の白龍]]》や《[[ブラック・マジシャン]]》はともかく、同じパックで登場した墓《穴の指名者》や同じ手札誘発シリーズの 《幽鬼うさぎ》がレジェコレでも再録され、《浮幽さくら》《灰流うらら》もレジェコレで再録されたにも拘わらずわらしは配布パックのみであった。 環境によってはサイドデッキどころか、メインデッキにも投入されるカードではあるが、《灰流うらら》や《[[増殖するG]]》程は常に活躍しているカードではないため、数回再録されている現在では(20thレアなどの最高レベルのレアリティでなければ)それほど高いカードではなくなっている。 《幽鬼うさぎ》と同じシリーズの娘とされているが、その後登場した《&ruby(はな){儚無}みずき》などと比べると強引に解釈すれば や&bold(){しき(四季)}わらし と 季節に関係する用語があると言える程度で明確な季語が入っていない、名前も唯一ひらがなだと6文字になっている。 背景には他の娘が季節に関係するものが描かれているのに対し、わらしはそういったものが見られず、唯一サイキックと種族が異なっている幽鬼うさぎですら 雪うさぎと思わしきものが描かれているだけに同一シリーズの中では若干浮いた存在になっている。 その後同じシリーズの娘たちは[[妖怪少女>妖怪少女(遊戯王OCG)]]というカテゴリになることが判明したが、屋敷わらしだけは説明にあった&bold(){「季節に現る儚き妖女」}という説明と 合わないためか紹介されていない、だがTCGで妖怪少女を新規絵で再録したボックスには新規絵で収録されていた為ちゃんと妖怪少女のカテゴリには入っている。 [[幽鬼うさぎ>幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]「私がフィールドを・・・」 浮幽さくら「私がEXデッキを」 [[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]「私がデッキを!」 屋敷わらし「そして私が墓地を」 4人「ぶっ潰す!」 みずき「みんな~、自分のライフにも気を遣おうよ~」 4人「は~い!!」 さくら「じゃあ風の私達の仲間はどこを対象にするのかな?」 うさぎ「わかんない・・・」 わらし「まぁまぁ、気長に待ちましょう」 うらら「そうだね!」 みずき「どんな娘がくるのかな~」 しぐれ「…私どこって言えばいいんだろう…フィールド?ライフ?」 追記、修正は手札から捨てられてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 残りは手札と除外ゾーン……? -- 名無しさん (2018-02-26 22:27:06) - 手札はうららじゃね? -- 名無しさん (2018-02-26 22:56:14) - うららはデッキやね -- 名無しさん (2018-02-26 22:58:05) - はるうららの記事も作ってほしいわ。あいつは強いから記事がないのはおかしい -- 名無しさん (2018-02-26 23:35:03) - 正直DDクロウがライバルの時点で他のメンバーと一歩劣る感がある -- 名無しさん (2018-02-27 00:18:39) - DDクロウ強いもんな あと墓穴の指名者やら -- 名無しさん (2018-02-27 00:58:53) - あと値段の差だな。わらしを三枚ピンで買おうとすれば確実に万札がいるけどクロウは三枚で100円もあれば上等。サイフポイントの差はでかいよ -- 名無しさん (2018-02-27 09:14:27) - なんでこいつだけ名前の法則微妙に変えてきたんだろう?もうネタ切れか? -- 名無しさん (2018-02-27 10:37:54) - まあ幽鬼うさぎの時点で季語ではあっても季節名じゃないしこの程度の変化球は許容範囲内だろう -- 名無しさん (2018-02-27 12:17:07) - 同じパックに墓穴の指名者とかいうのがノーマルで収録されてたのが運の尽き。 -- 名無しさん (2018-02-27 12:57:54) - 地味にシリーズで洋風なのもこの子だけやんね -- 名無しさん (2018-02-28 03:10:28) - 墓穴の使命者と比較して、手札誘発なんで1ターン目から妨害できるのと燕の太刀で射出できるのが強い -- 名無しさん (2018-04-02 04:10:05) - ちょいちょい採用されてる理由見るとクロウが相手の墓地メタ性能ガン振りだとすると、こっちは相手の墓地メタ兼自分に向かってくる墓地メタを回避する目的もあるみたいだから住み分けできてきてるな。 -- 名無しさん (2018-04-09 17:15:31) - 日本語だとクロウはウルトラまでしかないけどこの子はシクがあるんですよ!!! -- 名無しさん (2018-04-09 17:28:27) - 5人目の水属性担当が来たぞ。莫大なライフアドによる特殊召喚抑制という一風変わった効果で。 -- 名無しさん (2019-01-13 18:09:46) - ↑明らかにガンドラXワンキルを意識してますねぇ… なお、既に儚無みずき貫通ワンキルルートが開発された模様(白目) -- 名無しさん (2019-01-13 18:58:31) - そんな!4箱買ってみずき -- 名無しさん (2019-01-13 20:00:56) - おっと、ミス。みずきなんか5枚出るとかわけわかんない事あって愉悦できると思ったのに!!。っしょう -- 名無しさん (2019-01-13 20:01:54) - ↑ラベノスタランチュラさんがねぇ…(遠い目)まさか彼もこんな使われ方するとは思ってなかっただろうが… -- 名無しさん (2019-01-13 20:16:59) - 特殊召喚する度に回復?なら連打すればいいじゃない -- 名無しさん (2019-01-16 23:31:47) - みずきちゃんの一番の仕事場所はエクストラターンなのでは……? -- 名無しさん (2019-01-17 00:38:27) - そして風属性の6人目も遂に来たが…これは何狙いなんだろうか? 特殊召喚からの効果無効にバーンダメージの縛り付け。 -- 名無しさん (2019-12-30 07:16:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/02/26 (月) 22:18:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[夢幻崩界イヴリース>トロイメア(遊戯王OCG)]]「お邪魔します」 屋敷わらし「ちょっと待って」 イヴリース「ん?」 屋敷わらし「すみません、お引き取り願います」 イヴリース「・・・・・」 *【概要】 《屋敷わらし》とは[[カードゲーム>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]」に登場するモンスターである。 収録パックは『FLAMES OF DESTRUCTION』 《[[幽鬼うさぎ>幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]》から始まった[[手札誘発>手札誘発(遊戯王OCG)]]効果持ちチューナーの一員で、彼女らとはステータスも同じ。 登場も冬のレギュラーパックでスーパーレアなのも同じ。 光→闇→炎と来て今回は地属性。 銀髪に青白い肌、[[ゴスロリ>ゴシックロリータ(ゴスロリ)]]風の服を身に纏った美少女の姿をしているが、種族からして幽霊や妖怪の類だと思われる。 そして何よりかわいい。 名前の由来は日本ではポピュラーな精霊「座敷童子」からであると思われる。 また、似たような効果を持つチューナー達が和装であるのに対し、このモンスターは洋装である。 彼女らの名には季節名が入るが、このカードの場合は「や&b(){しき}」(四季)が相当すると思われる。 *【効果】 #blockquote{チューナー・効果モンスター 星3/地属性/[[アンデット族>アンデット族(遊戯王OCG)]]/攻 0/守1800 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。 その発動を無効にする。 ●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果 ●墓地からモンスターを特殊召喚する効果 ●墓地からカードを除外する効果} このカードが無効にするのは「墓地に干渉する効果」である。 同じく手札誘発で相手の墓地の利用を封じるカードとしては《[[D.D.クロウ>D.D.クロウ(遊戯王OCG)]]》があるが、 こちらはさらに対応できる幅が広く ・《[[レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン]]》等のような対象を指定しない蘇生効果 ・《サルベージ》等のような複数を対象にする効果 ・[[満足龍>満足龍(遊戯王)]]の一角《[[氷結界の龍 トリシューラ]]》のように墓地除外を含む除去効果 ・何より《D.D.クロウ》の効果も対象内 と様々な状況に対応でき、冒頭のように同パックで登場した《夢幻崩界イヴリース》のような送りつけ蘇生も無効にできる。 「発動を無効」のためダメージステップでも発動できるのが地味に大きな強み。 彼岸モンスターなどがダメステで効果を発動してきても止められる。 ただし、発動無効であるが故の欠点も存在し、同名カードの発動が1ターンに1度しか行えないカードの2枚目の発動を許してしまう。 また、この手のお約束としてコストで墓地のカードを除外するような効果は防げない。 無効にするだけで破壊はしないため、コストのないモンスター効果や永続魔法・罠に対してはその場しのぎにしかならないことも。 更に墓地ならすべての効果を無効にするわけではなく、墓地のカードをセット、装備する、コピーする効果等は対象外である。 手札誘発の墓地メタとなれば当然大きな比較対象は《D.D.クロウ》となる。 **【[[D.D.クロウ>D.D.クロウ(遊戯王OCG)]]と比べた場合の長所】 ・自分の墓地のカードを対象にする効果にも対応できる 《D.D.クロウ》や《[[墓穴の指名者>墓穴の指名者(遊戯王OCG)]]》など自分の墓地に触ろうとして来る相手の行動を止めることが出来る。 また相手の[[《死者蘇生》>死者蘇生(遊戯王)]]は自分の墓地を対象にされるとD.D.クロウでは対抗できないがこのカードでは阻止できる。 なので自分の墓地のカードを除外する効果などで狙われると危ないデッキでは相手の展開の妨害だけではなく、自分の守りとしても機能する。 除外どころかそのカードの効果まで無効にしてくる《墓穴の指名者》の採用率が高い現環境において《D.D.クロウ》との大きな差異点となる要素。 ・対象を取らない効果に強い 効果解決時に対象を決定する効果に対しては《D.D.クロウ》は別の対象を選ばれてしまうが、こちらは効果そのものを止められるので一切触らせることがない。 ・墓地のカードを複数枚触る効果に強い 《[[ソウル・チャージ>ソウル・チャージ(遊戯王OCG)]]》や《[[真炎の爆発>真炎の爆発(遊戯王OCG)]]》などで1枚も蘇生させることはない。 ・効果範囲に墓地が含まれていればその効果も止めることが出来る この点は前回の《[[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]》同様。 例えば「墓地か除外から効果を適用するカードを選ぶ」[[サンダー・ドラゴン>サンダー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]カテゴリの雷鳥龍と雷獣龍の効果を、効果が適用できるモンスターが墓地にいない場合でも発動できる。 そのため見た目より守備範囲は広め。 [[聖刻>聖刻(遊戯王OCG)]]は「デッキか墓地からバニラモンスターを特殊召喚する」効果を持つためうらら、わらしの両方に狙われる。 ・ダメージステップ発動可能 戦闘破壊された時に墓地のカードを回収したり蘇生したりするカードを止められる。 ・チューナーである事 チューナーなので何度も蘇生して[[S召喚>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]は元より、[[X召喚>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]や[[L召喚>リンク召喚(遊戯王OCG)]]の素材になれることが大きい。 禁止になる前は《[[水晶機巧-ハリファイバー>水晶機巧(遊戯王OCG)]]》の素材になれていた点も大きかった。 **【D.D.クロウと比べた場合の短所】 ・除外はしていない 墓地の対象となったカードは残ったままになるので再度触るカードを使われる可能性がある。 ・フリータイミングでは捨てられない 《D.D.クロウ》は《ペロペロケロペロス》などに対しては前もって捨てて除外しておくことで対抗できる。 こちらはそれらの「墓地で効果は発動するが墓地のカードに対しては何もしない」カードには一切対抗できない。 [[カオス>カオス(遊戯王OCG)]]が来るとわかっている状況で事前にコストとして除外されるカードを消してしまう事もできない。 効果の発動に対して直後にチェーンしないといけないので、チェーンの組み方次第では発動を回避されてしまう場合もある。 ・チェーンを組まない自己蘇生効果には無力 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約1年後に再録されるが同じパック収録だった《[[無限泡影>無限泡影(遊戯王OCG)]]》がレジェコレにて再録されたが、こちらは配布パックでの再録となり 同じ配布パック再録の《[[青眼の白龍]]》や《[[ブラック・マジシャン]]》はともかく、同じパックで登場した墓《穴の指名者》や同じ手札誘発シリーズの 《幽鬼うさぎ》がレジェコレでも再録され、《浮幽さくら》《灰流うらら》もレジェコレで再録されたにも拘わらずわらしは配布パックのみであった。 環境によってはサイドデッキどころか、メインデッキにも投入されるカードではあるが、《灰流うらら》や《[[増殖するG]]》程は常に活躍しているカードではないため、数回再録されている現在では(20thレアなどの最高レベルのレアリティでなければ)それほど高いカードではなくなっている。 《幽鬼うさぎ》と同じシリーズの娘とされているが、その後登場した《&ruby(はな){儚無}みずき》などと比べると強引に解釈すれば や&bold(){しき(四季)}わらし と 季節に関係する用語があると言える程度で明確な季語が入っていない、名前も唯一ひらがなだと6文字になっている。 背景には他の娘が季節に関係するものが描かれているのに対し、わらしはそういったものが見られず、唯一サイキックと種族が異なっている幽鬼うさぎですら 雪うさぎと思わしきものが描かれているだけに同一シリーズの中では若干浮いた存在になっている。 その後同じシリーズの娘たちは[[妖怪少女>妖怪少女(遊戯王OCG)]]というカテゴリになることが判明したが、屋敷わらしだけは説明にあった&bold(){「季節に現る儚き妖女」}という説明と 合わないためか紹介されていない、だがTCGで妖怪少女を新規絵で再録したボックスには新規絵で収録されていた為ちゃんと妖怪少女のカテゴリには入っている。 [[幽鬼うさぎ>幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]「私がフィールドを・・・」 浮幽さくら「私がEXデッキを」 [[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]「私がデッキを!」 屋敷わらし「そして私が墓地を」 4人「ぶっ潰す!」 みずき「みんな~、自分のライフにも気を遣おうよ~」 4人「は~い!!」 さくら「じゃあ風の私達の仲間はどこを対象にするのかな?」 うさぎ「わかんない・・・」 わらし「まぁまぁ、気長に待ちましょう」 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ちょいちょい採用されてる理由見るとクロウが相手の墓地メタ性能ガン振りだとすると、こっちは相手の墓地メタ兼自分に向かってくる墓地メタを回避する目的もあるみたいだから住み分けできてきてるな。 -- 名無しさん (2018-04-09 17:15:31) - 日本語だとクロウはウルトラまでしかないけどこの子はシクがあるんですよ!!! -- 名無しさん (2018-04-09 17:28:27) - 5人目の水属性担当が来たぞ。莫大なライフアドによる特殊召喚抑制という一風変わった効果で。 -- 名無しさん (2019-01-13 18:09:46) - ↑明らかにガンドラXワンキルを意識してますねぇ… なお、既に儚無みずき貫通ワンキルルートが開発された模様(白目) -- 名無しさん (2019-01-13 18:58:31) - そんな!4箱買ってみずき -- 名無しさん (2019-01-13 20:00:56) - おっと、ミス。みずきなんか5枚出るとかわけわかんない事あって愉悦できると思ったのに!!。っしょう -- 名無しさん (2019-01-13 20:01:54) - ↑ラベノスタランチュラさんがねぇ…(遠い目)まさか彼もこんな使われ方するとは思ってなかっただろうが… -- 名無しさん (2019-01-13 20:16:59) - 特殊召喚する度に回復?なら連打すればいいじゃない -- 名無しさん (2019-01-16 23:31:47) - みずきちゃんの一番の仕事場所はエクストラターンなのでは……? -- 名無しさん (2019-01-17 00:38:27) - そして風属性の6人目も遂に来たが…これは何狙いなんだろうか? 特殊召喚からの効果無効にバーンダメージの縛り付け。 -- 名無しさん (2019-12-30 07:16:46) #comment #areaedit(end) }

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