御景ゆずき

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御景ゆずき - (2025/04/29 (火) 12:53:33) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2018/03/29 Thu 18:31:36 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(deepskyblue){そんなことで、何も変わりっこないのに……}} 『[[地獄少女 三鼎>地獄少女]]』の登場人物。本作におけるもう一人の主人公である。 CV:[[佐藤聡美]] 市立賽河原第四中学校に通う中学3年生の少女。おっとりとして心優しい性格。 多忙な両親とは別居しており、普段は団地で一人暮らししている。 学校では高杉秋恵と、江上そら・尾藤望・椎名珠代ら「アミーゴズ」と行動を共にすることが多い。 特に秋恵とは親友とも言える存在で、小学生の頃からの付き合い。 ごく普通の生活を送っていたが、ある時「地獄少女」こと[[閻魔あい]]の魂に憑依されたことで、その運命が狂い出す。 かつての[[柴田つぐみ]]同様、地獄通信にアクセスした者のビジョンを見るようになってしまう。 そして契約の紅い糸が解かれることで、自身の身体を媒介にあいが現世に顕現する。 序盤では自分があいの依り代であること、地獄通信に関わった者達を救えないことに苦悩する場面が多く描かれた。 六文燈籠の日にあいが実体化したことで依り代から解放されるが、目の前で秋恵が地獄に流されてしまう。 以降は自身に残ったビジョンの能力を利用して地獄流しをやめさせようとするも、いずれも失敗に終わる。 度々あいから警告されても、秋恵を流された因縁から強い怒りをぶつけることが多くなった。((ゆえに終盤において、あいからは「私を憎んでいる」「地獄へ流したいんでしょう?」と指摘された。)) 中盤、あいから次の地獄少女になる宿命を告げられるが、当然というべきかゆずきはそれを拒絶。 受験の時期が近づく頃には、アクセスが来ても徹底的に無視するまでに至った。 だが、内申書の紛失や団地の廃墟化など、次第にゆずきの存在が周囲から失われていくことになる。 #center(){&color(deepskyblue){地獄少女になるのは嫌}} #center(){&color(deepskyblue){私は私でいたい。皆と同じ中学3年生でいたい}} #center(){&color(deepskyblue){受験して、高校に入って皆と同じように……}} #center(){&color(deepskyblue){お願い、放っておいて!}} #center(){&color(deepskyblue){だって私は……どこにでもいる普通の女の子なんだから……}} 以下、『三鼎』終盤のネタバレにつき注意。 #center(){&bold(){御景ゆずきは、既にこの世に存在する者ではない。}} それは彼女の生前―――小学生の頃までに遡る。 かつてゆずきは団地で両親と幸せな生活をしていたが、ある雨の日にバスの運転手だった父・一彦が仕事中の事故でこの世を去る不幸が起こる。 事故の原因はバスの整備不良にあったのだが、あろうことかバス会社が全ての責任を一彦に押し付けたため、その日を境に御影家は迫害を受けるようになってしまう。 母・小夜子はゆずきを養うために必死に働くも、とうとう過労で倒れてしまう。ゆずきは小夜子を救うべく奔走するが、相手にされなかった。((ちなみに秋恵と出会ったのもこの頃。)) いじめにより小学校にも通えなくなったある時、ゆずきは小夜子に神社の小さな祠に連れられる。 その中にしばらく籠っていたが、遂に小夜子が病により亡くなってしまう。 そして小夜子の亡骸を桜の花びらで埋葬した後、団地に戻ったゆずきは、一彦から貰ったクマのぬいぐるみを抱き締めながら―――孤独と絶望の中、息を引き取った。 だがその魂は、生前に祠から垣間見た中学生に強い憧れを抱いたことで、「中学生の少女」として現世にとどまり続けた。 つまりあいは、&bold(){未だに現世と冥府の境を彷徨い続けるゆずきに地獄少女の責務を引き継がせるべく、彼女を依り代に選んだ}のだ。 つぐみもまたゆずきの正体を知っており、彼女の宿命を変えられないと分かっていながらも、次期地獄少女にならないよう願っていた。 合格発表の日、ゆずきの存在は完全に失われることになる。((それと同時にアミーゴズも消えたため、ゆずきが作りだした幻であると思われるが、実際は不明。)) 自分の存在を認識していたつぐみから地獄通信の真実と自身の正体の一端を知らされ、ショックを受けるが、 &bold(){廃墟と化した団地にあった自身の白骨死体}を見たことで、遂に生前の記憶を思い出す。 皮肉にも、これがきっかけで地獄通信の存在理由と必要性を理解し、新たな地獄少女となった。 #center(){&color(deepskyblue,black){地獄少女がいるべきだってことが…、必要だってことが……、やっとわかった}} #center(){&color(deepskyblue,black){私は、運命を受け入れるわ}} #center(){&color(deepskyblue,black){世の中に見捨てられた私が…これからはあいに代わってこの世界を清めるわ}} 早速最初の依頼を受けようとするが、ターゲットがかつて秋恵を流した真山梓((父が寝たきりになった原因となった暴行事件をもみ消した高杉を苦しめるべく、娘の秋恵を地獄に流した。))であることを知る。 依頼者の高杉に接触し、秋恵の仇を討つよう促すも、後に彼女の「ある様子」を見た高杉は依頼を取り下げてしまう。 このことに納得がいかないゆずきは、&color(deepskyblue,black){「罪もなく流された人の怨みを晴らす」}という名目で[[地獄通信の掟を破ってまで、真山を地獄に流そうとする>復讐]]。 #center(){&color(deepskyblue,black){真山梓…罪を償う時が来たわ}} #center(){&color(deepskyblue,black){あなたは覚えていなくても、私は忘れない}} #center(){&bold(){&color(deepskyblue,black){いっぺん、死んでみる?}}} だがそれを人面蜘蛛が見過ごす筈もなく、ゆずきは地獄を永遠に彷徨う罰を受けてしまう。 しかしすんでの所であい達に救われ、あいがその罪を肩代わりにしたことで役目から解放される。 そして真山がかつての自分のように肉親を救おうとしていたこと、あいもまた自分と同じ境遇にあったことを知り、あいと和解を果たす。 最期に仙太郎との幸せな思い出を垣間見ながら、ゆずきは成仏していった…。 #center(){&color(deepskyblue){あいには彼氏がいたんだね。それだけちょっぴり、羨ましいな…}} #center(){&color(deepskyblue){……ありがとう……}} *【漫画版での活躍】 おおまかにはアニメ版と変わらないが、つぐみが登場しないこともあってかやや異なる展開を迎える。 六文燈籠の後に一度は真山を地獄に流そうと地獄通信にアクセスするも「そんなことをしても真山と同じ」と悟り、思い留まる。 以降は依頼人に接触せず受験勉強に専念する様子が描かれ、次期地獄少女の宿命を告げられるタイミングも合格発表の日となっている。 そして地獄少女になった後、真山に復讐を果たそうとするが、三藁からあいの過去と地獄少女の責務を聞かされる。 動揺していた所を人面蜘蛛により地獄に流されそうになるが、あいの助けで事なきを得た。 その際にあいから生前に小夜子が地獄通信にアクセスしたものの、復讐を果たしても一彦が戻ってこないことを悟り、自分の力でゆずきを守るために断ったことを聞かされ、涙を流す。 最期はあいが再び地獄少女になったことで任を解かれ、成仏するのだった。 #center(){&color(deepskyblue){誰も、助けてくれなかった}} #center(){&color(deepskyblue){人は弱い}} #center(){&color(deepskyblue){自分を守るために、見てみぬフリをする}} #center(){&color(deepskyblue){だけど……悲しいことばかりじゃなかった}} #center(){&color(red,black){ゆずき……生まれ変わったら、どうか幸せに……}} …だが、この出来事は後に[[新たな悲劇>藤堂まりや]]の火種を生むことになる。 *【余談】 OP・ED映像ではゆずきの正体に関するヒントのいくつかが描かれている。&br()そのため話が進むにつれて&bold(){「ゆずきは既に死んでいるのでは?」}と推測する視聴者も多かった。&br()ヒントと思われる要素は以下の通り。 〈OP〉 クマのぬいぐるみを抱えて眠るゆずき→ゆずきの最期の暗示 小学校に入学したばかりの頃のゆずきの写真→幸せだった頃のゆずきの記憶のひとつ 燃えていくゆずきと秋恵、アミーゴズの写真→忘れられていくゆずきの存在 〈ED〉 着物を着たゆずき及び無数の少女達→現世と冥府の境を彷徨い続ける、次期地獄少女になる筈の少女達 無数の彼岸花の中であいと赤い糸で結ばれ、消えていくゆずき→最終回の暗示 *【『地獄少女 澪縁』について】 2009年9月17日に[[PlayStation2]]で発売されたゲーム作品。 この手のゲーム作品は微妙なケースが多いのだが、この作品はかなりの秀作。 ゆずきを主人公とした話であり、彼女が夏休みに旧友に呼ばれて訪れた山村・媛馬村を舞台とし、 もう一人の地獄少女「六道るい」が暗躍し人々を次々と「地獄送り」にしていく事件とその顛末を描いた物語である。 『三鼎』のサイドストーリーとして良く出来たゲーム作品と言える。 また作品中の端々にアニメ本編にリンクする発言があったりして『三鼎』のファンには感慨深い。 ただし「『地獄少女』より『[[ひぐらしのなく頃に]]』に近いプロットではないか?」とも言われたりしているが。 &color(deepskyblue,black){罪もなく消された項目の内容を、私は追記・修正するの。私にはその悔しさが分かるから……。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - あい、ゆずき、ミチルの記事が来てるな!今度は藤堂まりやの記事も頼む! -- 名無しさん (2018-10-16 15:16:48) - せめて、来世では幸せになって欲しいな・・・。 -- 名無しさん (2019-11-07 23:01:08) - 地獄で冷徹様に可愛がられてるよ。幸せになったとは言えると思うが・・・ -- 名無しさん (2019-12-26 00:16:39) - 最終回のEDでゆずきは再び中学1年生となり賽河原四中の制服を着ていた。だから成仏せず再び「普通の女の子」「普通の中学生」を繰り返し続けているのではないか? -- 名無しさん (2022-09-11 13:13:45) - パチスロ版で戻ってきてる理由知ってる人いる? -- 名無しさん (2024-05-03 22:23:31) - 地獄少女になる要件は怨みによる殺人ではなくて 凄まじい怨みを持って蘇った少女って前提? 愛やミチルと違ってゆずきはなにもしてないのに 地獄少女に選ばれたわけだし 地獄少女の世界では怨みを持って蘇った存在は 地獄にも行けない大罪扱いなのは無茶苦茶やね -- 名無しさん (2025-03-02 20:34:44) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/03/29 Thu 18:31:36 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(deepskyblue){そんなことで、何も変わりっこないのに……}} 『[[地獄少女 三鼎>地獄少女]]』の登場人物。本作におけるもう一人の主人公である。 CV:[[佐藤聡美]] 市立賽河原第四中学校に通う中学3年生の少女。おっとりとして心優しい性格。 多忙な両親とは別居しており、普段は団地で一人暮らししている。 学校では高杉秋恵と、江上そら・尾藤望・椎名珠代ら「アミーゴズ」と行動を共にすることが多い。 特に秋恵とは親友とも言える存在で、小学生の頃からの付き合い。 ごく普通の生活を送っていたが、ある時「地獄少女」こと[[閻魔あい]]の魂に憑依されたことで、その運命が狂い出す。 かつての[[柴田つぐみ]]同様、地獄通信にアクセスした者のビジョンを見るようになってしまう。 そして契約の紅い糸が解かれることで、自身の身体を媒介にあいが現世に顕現する。 序盤では自分があいの依り代であること、地獄通信に関わった者達を救えないことに苦悩する場面が多く描かれた。 六文燈籠の日にあいが実体化したことで依り代から解放されるが、目の前で秋恵が地獄に流されてしまう。 以降は自身に残ったビジョンの能力を利用して地獄流しをやめさせようとするも、いずれも失敗に終わる。 度々あいから警告されても、秋恵を流された因縁から強い怒りをぶつけることが多くなった。((ゆえに終盤において、あいからは「私を憎んでいる」「地獄へ流したいんでしょう?」と指摘された。)) 中盤、あいから次の地獄少女になる宿命を告げられるが、当然というべきかゆずきはそれを拒絶。 受験の時期が近づく頃には、アクセスが来ても徹底的に無視するまでに至った。 だが、内申書の紛失や団地の廃墟化など、次第にゆずきの存在が周囲から失われていくことになる。 #center(){&color(deepskyblue){地獄少女になるのは嫌}} #center(){&color(deepskyblue){私は私でいたい。皆と同じ中学3年生でいたい}} #center(){&color(deepskyblue){受験して、高校に入って皆と同じように……}} #center(){&color(deepskyblue){お願い、放っておいて!}} #center(){&color(deepskyblue){だって私は……どこにでもいる普通の女の子なんだから……}} 以下、『三鼎』終盤のネタバレにつき注意。 #center(){&bold(){御景ゆずきは、既にこの世に存在する者ではない。}} それは彼女の生前―――小学生の頃までに遡る。 かつてゆずきは団地で両親と幸せな生活をしていたが、ある雨の日にバスの運転手だった父・一彦が仕事中に起きた事故でこの世を去る。 事故の原因はバスの整備不良にあったのだが、あろうことかバス会社が全ての責任を一彦に押し付けたため、その日を境に御景家は迫害を受けるようになってしまう。 母・小夜子はゆずきを養うために必死に働くも、とうとう過労で倒れてしまう。ゆずきは小夜子を救うべく奔走するが、相手にされなかった。((ちなみに秋恵と出会ったのもこの頃。)) いじめにより小学校にも通えなくなったある時、ゆずきは小夜子に神社の小さな祠に連れられる。 その中にしばらく籠っていたが、遂に小夜子が病により亡くなってしまう。 そして小夜子の亡骸を桜の花びらで埋葬した後、団地に戻ったゆずきは、一彦から貰ったクマのぬいぐるみを抱き締めながら―――孤独と絶望の中、息を引き取った。 だがその魂は、生前に祠から垣間見た中学生に強い憧れを抱いたことで、「中学生の少女」として現世にとどまり続けた。 つまりあいは、&bold(){未だに現世と冥府の境を彷徨い続けるゆずきに地獄少女の責務を引き継がせるべく、彼女を依り代に選んだ}のだ。 つぐみもまたゆずきの正体を知っており、彼女の宿命を変えられないと分かっていながらも、次期地獄少女にならないよう願っていた。 合格発表の日、ゆずきの存在は完全に失われることになる。((それと同時にアミーゴズも消えたため、ゆずきが作りだした幻であると思われるが、実際は不明。)) 自分の存在を認識していたつぐみから地獄通信の真実と自身の正体の一端を知らされ、ショックを受けるが、 &bold(){廃墟と化した団地にあった自身の白骨死体}を見たことで、遂に生前の記憶を思い出す。 皮肉にも、これがきっかけで地獄通信の存在理由と必要性を理解し、新たな地獄少女となった。 #center(){&color(deepskyblue,black){地獄少女がいるべきだってことが…、必要だってことが……、やっとわかった}} #center(){&color(deepskyblue,black){私は、運命を受け入れるわ}} #center(){&color(deepskyblue,black){世の中に見捨てられた私が…これからはあいに代わってこの世界を清めるわ}} 早速最初の依頼を受けようとした所、偶然にもそのターゲットが、かつて秋恵を流した真山梓((父が寝たきりになった原因となった暴行事件をもみ消した高杉を苦しめるべく、娘の秋恵を地獄に流した。))であることを知る。 依頼者の高杉に接触し、秋恵の仇を討つよう促すも、後に彼女の「ある様子」を見た高杉は依頼を取り下げてしまう。 このことに納得がいかないゆずきは、&color(deepskyblue,black){「罪もなく流された人の怨みを晴らす」}という名目で[[地獄通信の掟を破ってまで、真山を地獄に流そうとする>復讐]]。 #center(){&color(deepskyblue,black){真山梓…罪を償う時が来たわ}} #center(){&color(deepskyblue,black){あなたは覚えていなくても、私は忘れない}} #center(){&bold(){&color(deepskyblue,black){いっぺん、死んでみる?}}} 当然、それを人面蜘蛛が見過ごす筈もなく、ゆずきは地獄を永遠に彷徨う罰を受けてしまう。 しかしすんでの所であい達に救われ、あいがその罪を肩代わりにしたことで役目から解放される。 そして真山がかつての自分のように肉親を救おうとしていたこと、あいもまた自分と同じ境遇にあったことを知り、あいと和解を果たす。 最期に仙太郎との幸せな思い出を垣間見ながら、ゆずきは成仏していった…。 #center(){&color(deepskyblue){あいには彼氏がいたんだね。それだけちょっぴり、羨ましいな…}} #center(){&color(deepskyblue){……ありがとう……}} *【漫画版での活躍】 おおまかにはアニメ版と変わらないが、つぐみが登場しないこともあってかやや異なる展開を迎える。 六文燈籠の後に一度は真山を地獄に流そうと地獄通信にアクセスするも「そんなことをしても真山と同じ」と悟り、思い留まる。 以降は依頼人に接触せず受験勉強に専念する様子が描かれ、次期地獄少女の宿命を告げられるタイミングも合格発表の日となっている。 そして地獄少女になった後、真山に復讐を果たそうとするが、三藁からあいの過去と地獄少女の責務を聞かされる。 動揺していた所を人面蜘蛛により地獄に流されそうになるが、あいの助けで事なきを得た。 その際にあいから生前に小夜子が地獄通信にアクセスしたものの、復讐を果たしても一彦が戻ってこないことを悟り、自分の力でゆずきを守るために断ったことを聞かされ、涙を流す。 最期はあいが再び地獄少女になったことで任を解かれ、成仏するのだった。 #center(){&color(deepskyblue){誰も、助けてくれなかった}} #center(){&color(deepskyblue){人は弱い}} #center(){&color(deepskyblue){自分を守るために、見てみぬフリをする}} #center(){&color(deepskyblue){だけど……悲しいことばかりじゃなかった}} #center(){&color(red,black){ゆずき……生まれ変わったら、どうか幸せに……}} …だが、この出来事は後に[[新たな悲劇>藤堂まりや]]の火種を生むことになる。 *【余談】 OP・ED映像ではゆずきの正体に関するヒントのいくつかが描かれている。&br()そのため話が進むにつれて&bold(){「ゆずきは既に死んでいるのでは?」}と推測する視聴者も多かった。&br()ヒントと思われる要素は以下の通り。 〈OP〉 クマのぬいぐるみを抱えて眠るゆずき→生前のゆずきの最期の暗示 小学校に入学したばかりの頃のゆずきの写真→幸せだった頃のゆずきの記憶のひとつ 燃えていくゆずきと秋恵、アミーゴズの写真→忘れられていくゆずきの存在 〈ED〉 着物を着たゆずき及び無数の少女達→現世と冥府の境を彷徨い続ける、次期地獄少女になる筈の少女達 無数の彼岸花の中であいと赤い糸で結ばれ、消えていくゆずき→最終回の暗示 *【『地獄少女 澪縁』について】 2009年9月17日に[[PlayStation2]]で発売されたゲーム作品。 この手のゲーム作品は微妙なケースが多いのだが、この作品はかなりの秀作。 ゆずきを主人公とした話であり、彼女が夏休みに旧友に呼ばれて訪れた山村・媛馬村を舞台とし、 もう一人の地獄少女「六道るい」が暗躍し人々を次々と「地獄送り」にしていく事件とその顛末を描いた物語である。 『三鼎』のサイドストーリーとして良く出来たゲーム作品と言える。 また作品中の端々にアニメ本編にリンクする発言があったりして『三鼎』のファンには感慨深い。 ただし「『地獄少女』より『[[ひぐらしのなく頃に]]』に近いプロットではないか?」とも言われたりしているが。 &color(deepskyblue,black){罪もなく消された項目の内容を、私は追記・修正するの。私にはその悔しさが分かるから……。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - あい、ゆずき、ミチルの記事が来てるな!今度は藤堂まりやの記事も頼む! -- 名無しさん (2018-10-16 15:16:48) - せめて、来世では幸せになって欲しいな・・・。 -- 名無しさん (2019-11-07 23:01:08) - 地獄で冷徹様に可愛がられてるよ。幸せになったとは言えると思うが・・・ -- 名無しさん (2019-12-26 00:16:39) - 最終回のEDでゆずきは再び中学1年生となり賽河原四中の制服を着ていた。だから成仏せず再び「普通の女の子」「普通の中学生」を繰り返し続けているのではないか? -- 名無しさん (2022-09-11 13:13:45) - パチスロ版で戻ってきてる理由知ってる人いる? -- 名無しさん (2024-05-03 22:23:31) - 地獄少女になる要件は怨みによる殺人ではなくて 凄まじい怨みを持って蘇った少女って前提? 愛やミチルと違ってゆずきはなにもしてないのに 地獄少女に選ばれたわけだし 地獄少女の世界では怨みを持って蘇った存在は 地獄にも行けない大罪扱いなのは無茶苦茶やね -- 名無しさん (2025-03-02 20:34:44) #comment #areaedit(end) }

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