欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」(艦隊これくしょん)

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&font(#6495ED){登録日}:2019/09/14 (土) 10:46:28 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 36 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(23){&bold(){We need to find Janus and bring her home…}}} 前回→[[発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」>発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」(艦隊これくしょん)]] 次回→[[&font(l){鎮守府秋刀魚&鰯祭り}>鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]] [[進撃!第二次作戦「南方作戦」>進撃!第二次作戦「南方作戦」(艦隊これくしょん)]] [[艦隊これくしょん -艦これ-]]の2019年夏に開催された[[期間限定イベント>期間限定海域(艦隊これくしょん)]]。 イベント規模は&bold(){小規模}であるものの、前回に比べて戦間期が&bold(){2ヶ月}と半分程度。 Fletcher掘りで[[資源に致命傷を受けた>膝に矢を受けてしまってな…(Skyrim)]]提督たちも多く、戦々恐々とした心持でイベントを迎えることとなった。 開催は7月4日前後、運営Twitterにて&bold(){8月下旬に開始}と告知。 小規模イベントとしては異例なほど告知が速く、海域数が伏せられていたこともあって大規模イベントと勘違いしている提督が大半だった。 &bold(){深海大サーカス}における海域数アナウンスの際も、当初&bold(){3方面作戦}と勘違いされていたほど。 その後、開催1週間前の段階で正式に8/30開始と告知された。 開始時刻は22時と告知されたが、やはり延長して8/31の0:50前後に開始。 とはいえ3時間程度の遅延に留まったのは&bold(){数年ぶり}であり、スタートダッシュした提督も多数。 終了日時は9/19に9/30までと告知され、予定通りに9/30の11時に終了した。小規模イベントとしてはかなり長めの開催期間となる。 千葉県を中心に起きていた大停電の影響もあるかもしれない。((なお、艦これアーケードの「発令!第十一号作戦」が9/19開始で1週間以上イベント期間が被る事に。これまでブラウザ版とアーケード版のイベントはブラウザ版のイベント終了延期がない限り期間が被らないようにしていた事を考えると、本来の終了予定は9/19前後だった可能性が高い。)) もはや恒例となった感すらある夏の欧州遠征イベントであり、案の定「金剛の紅茶セット」も2019/5/25のアップデートで家具屋から姿を消していた&s(){って第二次ハワイ作戦やってた頃じゃねーか!} イベントのモチーフは&bold(){シングル作戦}。アンツィオの戦いとしても知られる。 事前に&bold(){対潜or対地迫撃砲}がランカー及び任務報酬として配備されており、上陸作戦との予想が優勢であった。%%なお、同時に予想された神州丸は19年秋イベントで遅れて実装となった%% 史実においてはアメリカ・イギリス軍が共同で行ったイタリアへの上陸作戦で、&bold(){海上戦闘は発生していない}。 ただし対艦ミサイルのHs293による攻撃や列車砲による迎撃はあり、撃沈された艦艇もいる。 地味に『艦これ』では初となる&bold(){連合国側による反攻作戦}がモチーフである((連合国側の動きがプレイヤー側目線で描かれたのは18年初秋イベントのE-5が初。こちらのモチーフはどちらかといえばドイツ側の「ライン演習作戦」である))。 つまりカギとなるのは&bold(){連合国側の艦艇}である。 ここまでは簡単に類推がつくだろう。 問題はその&bold(){参加艦艇の陣容}にあった。 日本版Wikipediaによれば、史実のシングル作戦に参加した艦艇は巡洋艦5隻、駆逐艦24隻、その他小型船艇多数とされている。 編集者調べで、参加が確認できた艦は以下。 米軽巡洋艦:「&italic(){Brooklyn}」 英軽巡洋艦:「Orion」「Penelope」「Mauritius」「Spartan」 米護衛駆逐艦:「Herbert C. Jones」「Frederick C. Davis」 米駆逐艦:「Plunkett」「Gleaves」「Niblack」「Woolsay」「Mayo」「Trippe」「Ludlow」「Edison」 英駆逐艦:「Croome」「Kriti(ギリシャ海軍所属)」「Themistocles(ギリシャ海軍所属)」「Laforey」「Faulknor」「Urchin」「Tenacious」「Kempenfelt」「Loyal」「Inglefield」「Beaufort」「Brecon」「Wilton」「Tetcott」「&bold(){Jervis}」「&color(red){Janus}」 (&bold(){太字}は艦これ実装艦。赤が今回実装、&italic(){斜体}は当時未実装) %%横文字ばっかで読めねぇ!!%% 一目見ただけでも、見た事のある名前がほとんどない事がおわかりいただけるだろう。 そう、この当時は史実艦が&bold(){そもそもJervis1隻しか『艦これ』には実装されていなかった}のだ。 ※当時はSheffield・Brooklyn・Honolulu・Helenaといった&bold(){連合国籍の巡洋艦級は全て未実装}であった事も申し添えておく。 しかも彼女は初実装の[[『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』>捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)(艦隊これくしょん)]]のE-4とE-5でドロップして以来、通常海域・建造への実装は愚か、期間限定イベント海域におけるドロップすらも&bold(){一切ない}。 史実背景もあって彼女の再ドロップ初解禁も予想されてはいたが、期待されていた再ドロップ初解禁場所は&bold(){彼女が最重要となる本イベントのE-3の第2ゲージ、それも&color(red){S勝利限定}}。 高難度での掘りはなかなかに難易度が高く、リセマラ掘りからの「彼女と邂逅してから攻略」という即席攻略にも向いていなかった。&font(l){エアーマンが倒せないか} この為か「『艦これ』実装艦で唯一シングル作戦に参加していたJervisだけが特効」…という事はなく、シングル作戦に参加した国である攻撃側の「米英」艦と防衛側の「独伊」艦&bold(){全て}に特効がある形で落ち着いている。 もちろん唯一の史実艦であるJervisは別格であり、所持の有無によって難易度が変わりかねないほどの特効持ちである。 とはいえこのような問題は些細な問題だったか今作戦クリア率は高く、最終海域の突破難易度は&bold(){『甲』作戦が最多}、乙・丙が拮抗、丁は10%未満であった。 局地戦闘機を入手できない丁を選ぶ利点が薄かったのも一因だろう。 **主な新要素 戦間期の短縮もあり、今回は少なめ。 ***高高度爆撃 敵の基地空襲に新たに追加された分類。 秋水、Me163などのロケット戦闘機及びスーパーチャージャーを装備した機体でなければ迎撃困難な高度からの爆撃となる。 #openclose(=詳細){ 銀色の新型陸爆である&bold(){たこ焼き(公式名称)}が襲来する。&bold(){空の要塞}と呼称されていることから、B-17相当の機体であるようだ。 E2においては当初バグを抱えており、&bold(){迎撃不可能だがダメージもほぼ無い}というステルス偵察機仕様となっていた。 バグ修正後はある程度ダメージを出るようになったものの、元々E2は&bold(){偵察型}しか投入されない設定だったのであまり影響はなかった。 艦隊に対してのダメージは基地よりもさらに低く、低回避の中破した小型・補助艦艇が狙われでもしなければカスダメージ以上の成果はない。((元々水上艦への水平爆撃は史実からしてさほど当たっていない)) %%深海解放陸爆(B-24相当)が既に年単位で運用されているのにB-17が新型扱いなのもおかしな話である%% E3からが本番で、防空時は&bold(){配備機体の制空値を半減して計算する}仕様が曲者。 秋水・Me163Bを配備していれば1機で0.8倍、2機で1.1倍、3機で1.3倍と補正が変動し、高難易度での迎撃ではほぼ必須となる。 これらの高高度迎撃機は熟練度が猛烈に上がりづらいという特性もあるため、E3に挑む前に習熟を進めておきたい。 また基地へのダメージもかなり強力になっており、複数回の出撃で馬鹿にならない量の資源を削り取られる。 } ***緊急泊地修理 明石・&bold(){秋津洲}の新機能。 マップ内の泊地に入った際、装備した艦艇修理施設の数に応じて中破以下の艦娘の損傷を回復できる。 回復には課金アイテムである緊急修理資材が必要。&bold(){装備ではなくアイテム扱い}なので母港を圧迫しない安心設計。 ただし課金しない限り入手数には制限が大きいということでもあるが。 #openclose(=詳細){ …が、実際のイベントではあまり活用されなかった。 一方、E3-2の迂回ルートに泊地が存在し、特に秋津洲重打撃ルートは有用性が高かったので選択肢の1つに上がった。 が、秋津洲は対地装備で戦力化するのが基本だったため、緊急泊地修理が活かされる事は少なかった。 その後、本イベント開催中に開始された[[艦これアーケード]]の[[「発令!第十一号作戦」>発令!第十一号作戦(艦これアーケード)]]で実装された&bold(){明石の泊地修理の内容がブラウザ版の緊急泊地修理だった}。((アーケード版では修復時間がないため、ブラウザ版における泊地修理が無意味である。)) かつての缶+タービンの船速シナジー実装時も即座に船速がシステムに大きく関わるアーケードへ実装された事を考えると、今回の緊急泊地修理の実装は明石のアーケード実装が大きく関係していると思われる。 &font(l){なお、アーケードの泊地修理は明石をデッキに組み込んでさえいれば艦隊にいる必要はないので実質ブラウザ版の上位互換である。} } **出撃制限 連合艦隊・海域ごとの出撃制限札は&bold(){3枚}。 久々に海域数と同数で、特効艦のばらけもあって戦力不足はまず起こらないだろう。 **新規実装艦娘 今回実装された艦娘は4隻。 -御蔵型海防艦 御蔵 -Maestrale級駆逐艦 &ruby(グレカーレ){Grecale} -Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi級軽巡 &ruby(ルイージ ディ サヴォイア ドゥーカ デッリ アブルッツィ){Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi}(L.d.S.d.Abruzzi) -J級駆逐艦 &ruby(ジェーナス){Janus} このうちLuigi di Savoia Duca degli Abruzziは開催直前のリアルイベントで実装が予告された。 御蔵も台湾からの新規イラストレーターが参加という変則的な形で発表されている。 今回の新装備は試製秋水、Me163B コメート、秋水、M4A1 DD、Fw190A-5(熟練)、Fw190D-9。 特に前者3つは艦これ初の&bold(){ロケット戦闘機}であり、高高度爆撃の迎撃で猛威を振るう。 直前のランカー報酬でも配布されたが、&bold(){欧州からの技術供与で完成した}というフレーズが告知にあったせいで[[英国面の体現者>パンジャンドラム]]と誤解を受けたりも。 前回に引き続いて防空機中心なラインナップとなる。 *BGM E1~E2・マップ:北大西洋の風 E1~E2・道中:欧州防衛作戦 E1・ボス:佐世保の時雨(inst) E2・ボス/E3・道中:ジブラルタルの戦鬼 E3・マップ:地中海の潮風 E3・ボス:アンツィオ沖の戦い 過去に開催された欧州イベントのアレンジ曲が中心。 一方の「佐世保の時雨(inst)」は食材ミニイベントで実装されたBGMのアレンジである。 *海域解説 海域数は小規模イベントらしく3。 前段作戦2、後段作戦1の配分で、後段作戦は4日後の解放とやや遅めであった。 また、マレー半島、インド洋、スエズ運河などの&bold(){派遣道中での戦闘がない}初の欧州派遣。 E1は前回奪取したブレスト軍港の防衛作戦と、%%艦これ世界としては非常に珍しく%%攻略作戦の成果が維持されている。 ただしE2がジブラルタル海峡突破、E3が南イタリアへの上陸作戦であるため、依然として欧州戦線の戦況は一進一退のようだ。 %%どうやって大西洋とスエズを経由せずにブレストまで辿り着いたかは永遠の謎%% 全体的な難易度は前回に引き続きやや低め。 ただし特効艦を揃えていない場合は苦戦を強いられるマップも多く、友軍未到来での甲作戦突破者は少数にとどまる。 9/11からは第一次友軍来訪により、難所の1つであるE2-2の難易度がやや低下した。 また、9/20にE3へ第二次友軍が来訪した。 *詳細な解説 ※解説は&bold(){甲作戦}選択時の難易度を基準にしています。 また便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。 **E-1『ブレスト防衛作戦』-フランス領/ブレスト軍港- #openclose(=詳細な解説){ #center(){&bold(){フンッ!} &bold(){&ruby(ブレスト){この海}は私たちが守るわ} &bold(){&ruby(我が提督よ){mon amiral}、見てなさい!}} 激戦の末に奪還した鉄壁の軍港、ブレスト。 欧州戦線での橋頭保たるこの地を防衛すべく、戦いの幕は上げられる。 お札は『欧州防衛艦隊』。 E1にしか出撃できなくなるため、今後投入する予定のある艦の誤出撃に注意。 海域の難易度はさほど高くないため、ここに主力を投入する必要はあまりない。 また、Richelieuを投入すれば他を全てコモン艦改で固めても余裕でクリア可能。 最初から基地航空隊が1隊使用可能。 編成における縛りは空母の出撃不可のみ。 初期状態ではボスマスがなくゲージだけが表示されている。 ボスマス出現には以下の条件を満たす必要がある。 ・A・K・L・DマスでA勝利以上 基本的に各能動分岐の行き止まりに行くのみ。 上側のAマスへの到達は軽巡2駆逐4、Kマスへの到達は電探装備艦6でOK。 下側のDマスへの到達は5隻編成の水雷戦隊、Lマスへの到達はDマスの編成に1隻戦艦を入れればよい。 A・Dマスは対潜戦闘なので要注意。 条件を満たせばボスマスが出現し、本格的な攻略開始となる。 編成は戦艦1軽巡級2駆逐2軽空母1が主流。 ボス前に軽い索敵条件が存在するため、ある程度電探や偵察機を装備しておくとよい。 道中は水雷戦隊が3回。 水雷戦隊は戦艦さえ入っていれば警戒陣でもほぼ雷撃を阻止でき、まず苦戦しない。 E1ボスは&bold(){戦艦仏棲姫 バカンスmode}。 [[昨年度>抜錨!連合艦隊、西へ!(艦隊これくしょん)]]に辛酸を舐めさせられた難敵がまさかのE1ボス。 ゲージ上に鎮座する姿を見た瞬間に心臓が跳ねあがった提督も多いだろう。 ただし、今回出現するバージョンは&bold(){大幅な弱体化}を受けているため心配無用。 装甲がダウンしている上((甲ですら装甲224/254))、随伴艦も全てもろい水上艦で撃破に対地装備も不要。 因縁のあるRichelieuであれば&bold(){2倍}のダメージ増となり、投入すればほぼ間違いなくS勝利をもぎ取れる。[[きゃあ、じぶんごろし。>ドラえもんだらけ(ドラえもん)]] Richelieuをここ以外で使う場面はないので、所持していれば遠慮なく出してしまってよい。 アップデートによって友軍が来訪するようになっているが、強友軍/弱友軍のどちらでもあまり戦力的には大きいものではない。 Richelieuが不在の場合はゲージ破壊時に削り目当てで頼ることもあるか。 海域クリアボーナスは試製 秋水、間宮、緊急修理資材。 丙作戦以上で補強増設と二式12㎝迫撃砲改が追加。乙作戦では迫撃砲の本数が2本になり、甲作戦で艦載型 四式20㎝対地噴進砲が追加。 試製 秋水はロケット戦闘機。高高度爆撃への対抗手段となる。 史実においては開発責任者が&bold(){あんまりにもあんまりな有様}((簡単に言うと、妙な新興宗教にはまって「神のお告げ」で現場を振り回しまくった。))だったせいで開発が難航し、実戦投入されることなく終戦を迎えた悲劇の機体であった。 二式12㎝迫撃砲改は爆雷でありながら&bold(){対地攻撃も可能}という類を見ない装備。ただし、対地・対潜火力のいずれも最弱クラスな上に航巡に積めない((航巡には三式弾単独ではハードスキンに対して火力が足らず、もう1個補正を追加できるWGを追加する事で火力キャップに到達する運用が定石となっている))のでイマイチ使い勝手は悪く、初心者向けの繋ぎ、もしくは上位装備の「二式12㎝迫撃砲改 集中配備」((改修により作成可能。1つ作るのにベース+更新時の消費で本装備を最低3つが必要))の素材と割り切るべし。 対地噴進砲はWG42の代替装備。WGと比較すると単独での性能は劣るが2積み時の補正で上回る傾向にある。混載した場合はWG2積みと比較し倍率で下回る代わりに火力加算値では上回る(ソフトスキンの場合)とややこしい。使う前に補正値を調べるのが望ましいだろう。(本装備に限らず対地装備は大体そんな感じだが) ボスマスでのレアドロップは御蔵型海防艦 御蔵。 実は神威の時報で名前だけは2年以上前から登場していたりする。 イラストレーターは今回が初参加となるA士氏((以前ZECO氏が配信で紹介したと言及していた))、CVは内田秀氏。 今回の御蔵は一部の米英艦を担当していた内田氏が演じる初の純日本艦だったりする。 択捉型をさらに発展させた簡易量産型であるせいか、服装は択捉型をベースにしながら更に布面積が少ない仕様。 ただしこれでも工数が多すぎたため、さらに設計を簡略化した日振型・鵜来型が建造されていくこととなった。 ネームシップらしく真面目な性格で、他の占守・択捉・日振と違って戦力評価は現実的に行うリアリスト。 改造する事で、E1海域突破報酬でもある二式12cm迫撃砲改を持参する。 海域自体の難易度が低いため、掘りそのものはあまり困難ではない。 Richelieuが居れば盤石だが、居なくても削り編成相手であれば撃ち漏らすことはほとんどないだろう。 ボスマスでは他には、Richelieu、Commandant Taste、U-511、明石、佐渡、福江等がドロップする。 ちなみに&bold(){ドロップ枠にいるU-511はなんと約2年ぶりのドロップ機会である}。持ってない人は是非手に入れたいところ。 %%その一方でU-511と同じ時期から音沙汰が無いにも関わらず、今回もドロップ機会が無かった天城は泣いていい%% また、GマスとKマスでは秋津洲がドロップすることも。 } **E-2『ジブラルタルを超えて』-フランス/ジブラルタル海峡沖- #openclose(=詳細な解説){ #center(){&bold(){クラエッ!} &bold(){バカナコタチ…}} 防衛作戦は成功裡に終わり、作戦は大西洋の奪還へとシフトする。 かつて切り開いた地を再び取り戻すため、激戦の火蓋は切って落とされた。 お札は『連合艦隊』。 E2全体で1枚扱いで、戦力・戦力のダブルゲージマップ。 E2-2のボスがかなりの難敵なので、E3に出す艦を決めたあとは温存を考えず全てここに突っ込んでしまった方がよい。 最初から基地航空隊が2隊使用可能になっている。 ***E2-1/戦力ゲージ 基本的に削りは道中が楽な輸送護衛部隊、ゲージ破壊時は輸送護衛部隊と水上打撃部隊の2択が推奨される。 輸送護衛部隊の場合は第一艦隊が航巡1+水母1+駆逐4、第二艦隊が航巡・重巡2+駆逐4が基本。 電探等の分岐条件は存在しないと思われ、索敵値も第一艦隊の航巡と水母に水上爆撃機を積めば問題なくクリアできる。 ボスが対地戦闘ゆえ、選出する駆逐艦は大発系+戦車系+WG系が装備可能、もしくは戦車系を装備して連撃できる高火力艦を推奨。 敵編成は水雷戦隊1回、対潜戦闘1回、水雷戦隊1回。 今までの輸送護衛部隊のセオリー通り、戦闘能力のほぼ全ては&bold(){道中支援依存}なので出すのは忘れないように。 一応第一の水母・航巡に水上爆撃機を可能な限り積めばある程度は露払いできるが、それにも限度がある。 特に最後の水雷戦隊は支援なしではほぼ抜けられない。 #center(){&bold(){フザケタヤツラメ…ココデ…シズメテヤルワッ!}} ボスは港湾夏姫。 随伴艦に集積地棲姫:Vacを従えているほか、砲台2基+PT小鬼群となっている。 要は&bold(){悪夢の18秋E5-2の敵本隊とほぼ同じ}。 ただし今回は通常艦隊でしかない上、ボス自体も陸上型であるため幾分マシな状態で戦える。 …のだが、連合vs通常ということもあって&bold(){とにかく攻撃が当たらない}。ここをどうカバーするかが鍵となる。 #region(輸送護衛部隊) #center(){[[一発の大発に頼ってはならぬ。一千発の大発を投げるのだ!>ニンジャスレイヤー]]} &bold(){とにかくロケットランチャーと戦車を積みまくる}という一点に尽きる。 第一艦隊は昼の内に2巡できるため、大発系+戦車系+WG系(+特二式内火艇)で集積地や砲台を始末。 無論全艦に大発戦車や特二式内火艇を行き渡らせるのは困難なので、適宜WGや迫撃砲を複数積みして補おう。 その後に第二艦隊が主砲2門+戦車系(orWG系2つ)か主砲2門+三式弾(+WG)でトドメを刺すという流れになる。 また、大発動艇系は改修を行っていなければ計算式の関係でダメージが余り出ない。 素材が機銃やドラム缶で改修しやすい+6くらいまでは最低でも伸ばしておきたい。 ゲージ破壊時は港湾夏姫及び随伴の集積地棲姫が壊に変化し、18秋同様&bold(){メタルスライムかと見紛うような回避率}を誇る。 ゆえに上記のようにとにかく&bold(){メガネスレイヤー}を増やしまくって昼の内に始末しなければならない。 加えてしれっと随伴にいたワ級が&bold(){戦艦ル級改}に変化する。こちらも陸攻+支援+閉幕雷撃で倒せなければ死あるのみ。 総じて中々の運ゲーぶりを強いられるが、陸戦装備とその装備艦を惜しみなく投入すればなんとかなる…はず。 #endregion #region(水上打撃部隊) こちらは戦艦3以下+(正規空母or軽空母2)=4かつ高速統一で編成する。 到達できさえすれば撃破の可能性はかなり高くなるのがメリット。 ただし道中が輸送護衛部隊とは比べて過酷であり、やはり道中支援は必須。 また集積地対策の対地攻撃艦を入れづらいのがネック。 道中の安定度は下がるが、最低1隻は第一艦隊に入れて撃破の目を作っておきたいところ。 #endregion どちらでもそれなりの苦戦は免れない上、&bold(){第一次友軍はここに来ていない}。 どうしても撃破することが難しいなら待機も手か。 ゲージ破壊後は第二戦力ゲージが出現し、ボスマスと新スタート地点もギミックも無しで出る。 %%あまりの親切ぶりにギミックを疑った提督も多数%% ***E2-2/戦力ゲージ 編成は高速統一の機動部隊、もしくは艦種制限なしの水上打撃部隊となる。 後段作戦の全容が判明していなかった初期段階では水上打撃部隊による攻略が主流だった。 #region(重量編成) 長門改二+陸奥改二の特殊攻撃をメインとした編成。 その他、第一艦隊に脇に制空目当ての伊勢型、特効持ちのItalia、Romaなどを編成し、制空役にArk RoyalかAquilaと補給艦・航巡・水母等を据える形になる。 第二艦隊は特に制限されていない。軽巡(阿武隈)+重巡(Prinz Eugen、妙高などのカットイン重巡)+雷巡2+カットイン駆逐2が主流。 また装備のハードルが高いが、重巡か雷巡を夜襲カットイン装備を施した軽空母にするのも有効。 この場合第一艦隊の制空役が補給艦と空母のみで十分になり、攻撃機の積み増しやItalia・Romaの同時編成も現実的になる。 上記の編成の緩さに加え、マップ面でも電探制限が一切かかっていない。とにかくボスの撃破のみを主眼に置いて編成・装備すればOK。 こちらの道中は水雷戦隊2回+重打撃部隊1回+空襲1回となる。 道中3回+空襲なのでボスの火力は72%まで落ち込んでしまうため、補給艦はほぼ必須。 水雷戦隊は第四陣形で適当に殴っていればだいたい完全勝利できるが、重打撃部隊だけはやや難関。 いつぞやの&bold(){ダブルケツ}の再来であり、運が悪ければ大破艦を量産させられてしまう。 ただし、実際は燃料補正無し+&bold(){単縦陣}なので命中率がかなり悪く、過去イベントほどのプレッシャーはない。((そもそも撤退要因がここしかないのでその時点で雲泥の差である)) また特効がこのマスから既に機能しており、特効艦の弾着観測射撃やFBAカットインでサクサク撃沈できるのも大きい。 流石に撃破段階では電探を装備する上に2隻固定になるので一筋縄では行かないが。 #endregion #region(軽量編成) 高速統一で編成することで水雷戦隊1回を潜水マスに変え、なおかつ空襲戦をスルーできる。 洋上補給を使わずとも弾薬補正を受けずに戦えるのがメリット。 編成は高速かつ特効持ちのイタリア戦艦、Ark Royal、Aquilaを中心に編成する。 第二艦隊は水上打撃部隊とほぼ変わらないので割愛。 道中は水雷戦隊1回+対潜戦闘1回+重打撃部隊1回となる。 対潜戦闘はイベント海域にあるまじき&bold(){単横陣固定}なので全く脅威にならない。時々ラッキーヒットを貰ったりはするが。 重打撃部隊は水上打撃部隊に比べてやや難関で、第二艦隊が殴られたり雷撃される機会が増えてしまう。 ただし第一艦隊の殴られるリスクを減らせるので一概にこちらが悪いとも言えなかったりする。 #endregion #center(){&bold(){ステキ…ヨクキタワァ…}} ボスは&bold(){深海地中海棲姫}。 軽巡相当ということもあってか、艤装は他の大型深海棲艦と比べてやや控えめ。 しかしスペックは異様に高く、堅牢さで鳴らした戦艦仏棲姫:Vacすらも上回る装甲値248/最終:288を持つ。 おまけに随伴に青い重巡棲姫が鎮座しており、ダイソンなど比較にならないほどの圧倒的なタゲ吸い力を発揮。 この2人以外の随伴艦はさほど強力でもないのだが、ガチガチの高装甲の姫が2人並んでいる&bold(){E2}というのは前例が無く、苦戦を強いられたり撤退する提督も多数。 ちなみに乙に下げると装甲が188/最終:228となり前哨戦の装甲が南方棲戦姫と変わらなくなり、丙以下になると装甲がなんとたった88/最終:148になる。 ここまで難易度差で装甲が大幅に変わるのは彼女が初。 #center(){&bold(){ステキステキステキィ…!} &bold(){デモ…ココデ…オワリヨ…ッ!}} ゲージ破壊段階の壊でより顕著になるが、&bold(){単純にひたすら硬い水上艦}というシンプルに厄介な能力。 以前にあった同様のボスと比すれば道中・随伴の状況は遥かにマシではあるが、運が悪ければいつまでも沼るポテンシャルを持っている。 また、前段と後段の解放にタイムラグがあったことで、&bold(){うかつに特効艦を使えない}というのも高装甲のイメージを補強していた。 後段作戦解放後は遠慮なく特効持ちのArk RoyalやAquilaにイタリア戦艦、Prinz Eugenを投入できるようになり、堅牢なイメージは多少緩和された。 特にAquilaの特効倍率は&bold(){1.75倍}と凄まじい高さであり、クリティカルヒットを引けば昼戦で大ダメージを狙うことが可能。 %%あまりにも悲惨な素スペックの関係で起用自体あまりしてもらえず友軍来訪前後まで特効が認識されていなかったのは内緒%% ただ、それでも圧倒的な装甲と耐久力を超えて撃破するのはかなり難しい。 特効持ちのPrinzに魚雷ガン積みにして夜戦キャップに届かせても結構な率ではじかれる。 特殊攻撃や弾着観測射撃の不発、カットインが吸われる、発動してもカスダメどまり等で戦闘経過が噛み合わず、泥沼に陥る可能性は否定できない。 ルート解放、ボス出現、装甲解除等の小細工が一切存在しない正面対決はそれほどまでに困難な道である。 なお乙に下げると重巡棲姫がいなくなり、代わりに輸送ワ級が出るため一気に難易度が下がる。 幸い報酬のロケット戦闘機は乙でも手に入るため、甲がきつすぎて時間と資源が無い場合は乙で突破する人も多い。 #center(){「全力出撃で行きましょうか!」 「Fletcher,了解しました!」} その後、9/11に第一次友軍が来訪したことで状況はやや改善された。 特にアメリカ艦隊は空母2隻が&bold(){米帝装備}で圧倒的な夜戦火力を発揮するため、大きくボスのHPを削り取ってくれる。 もう片方の一航戦コンビは装備があまり合理的でなく、ほぼ削りダメージを与えるにとどまる。 随伴艦が雪風&時雨と本体に投入しやすいカットイン駆逐艦であり、編成をはじきやすいのは救い。 クリアボーナスははLuigi di Savoia Duca degli Abruzzi級軽巡 Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi(ゲーム中ではL.d.S.D.d.Abruzzi)。 イラストレーターは妹同様じじ氏。CVは今回艦これ初参加の森山由梨佳氏。 実艦はLuigi di Savoia Duca degli Abruzzi級軽巡のネームシップ。 ほぼ全ての主要な戦闘を妹のG.Garibaldiと共に経験し、ゆえに辿った顛末もほぼ同じであった。 戦後は1950年代後半のイタリア海軍においてアンドレア・ドーリアと共に艦隊旗艦等を務めるなど活躍。 ミサイル巡洋艦に改造されて復帰した妹とは対照的に、1961年に退役してそのまま解体されている。 外見は妹の装備にいた妖精さんとほぼ同一で、ピンクのロングヘア。 しかし何より目を引くのは&bold(){最大クラスの胸部装甲}。もはや戦艦や空母と見紛う大きさである。 G.Garibaldiすら圧倒的な大きさだったにも関わらず、こちらはそれを易々と凌いでいる。 よく見ると&bold(){服が虐待されており}、中破で豊満なボディが露わになる。 性格は姉らしくしっかりしているが、地味に&bold(){Polaに続く酒豪勢}だったりする。%%Zara「」%% ちなみに妹のG.Garibaldiは「ガリィ」と呼び((ただし、放置ボイスや友軍で一緒に駆けつけた際には「Garibaldi」と呼んでいる))、自身の名称は「Abruzzi」を希望している。%%???「エッ」%% &font(l){Garibaldiの読み方が修正されなかったらなんて呼んでたんだろう。} なお史実で英戦艦Valiantを演じた事から女優であると自称しており、同じく映画出演経験のある瑞鶴に親近感を覚えている。%%那珂ちゃん「」%% ちなみにそのValiantは[[Queen Elizabeth級>クイーンエリザベス級戦艦]]四番艦…つまり[[Warspite>Warspite(艦これ)]]の妹で、姉とともにマタパン沖でZara・Pola姉妹をボコったりしているが、今のところWarspiteとの絡みはない。((L.d.S.D.d.Abruzzi級姉妹もイタリア降伏後にItalia達と同行しているので護送にきたWarspiteと面識があると思われる。というか実はValiant当人とも面識がある。)) 深海地中海棲姫がやたらと連呼していた「素敵」もちゃんと装備変更時に言ってくれる。 性能に関しては妹のG.Garibaldi互換で目立った差はない。 運が30と軽巡にしては中々の高さなので、妹ともども今後の魚雷カットイン要員としての活躍が期待される。 丙作戦以上では新型噴進装備開発資材、艦載型 四式20㎝対潜噴進砲が追加される。 乙作戦以上はMe163Bと勲章が増え、甲作戦ではM4A1 DDが追加。 Me163B コメートは世界で唯一実用化された&bold(){ロケット戦闘機}。 当時のレシプロ機やジェット機の遥か上を行く圧倒的な速度性能と引き換えに、&bold(){8分}という短すぎる航続時間を背負ったピーキーな迎撃機であった。 投入当初は重爆への迎撃で戦果を挙げたものの、航続距離の短さを見切った連合軍が&bold(){基地を迂回する}という身も蓋もない戦術を取ったことで無力化されてしまった。 また航続距離以外にも&bold(){搭載燃料がどちらも腐食性}というとんでもない難点を抱えており、パイロットが大やけどを負う事故も引き起こしている。 これを参考に秋水の開発を行う予定だったものの、図面などを運んでいた潜水艦が沈没したことでほぼゼロからの開発となった。 M4A1 DDは言わずと知れた米陸軍の主力戦車[[M4シャーマン>M4中戦車]]の揚陸戦バージョン。 活躍や欠点等の詳細な解説は個別項目に譲るが、現状ゲーム内で言えば&bold(){最強の戦車装備}なのは間違いないだろう。 %%89式とかチハでやりくりしていたところにこんなものを出して大丈夫なのだろうか%% レアドロップは新規艦となるMaestrale級駆逐艦 Grecale。 イラストレーターはじじ氏、CVはL.d.S.D.d.Abruzziと同じく森山由梨佳氏。 実艦はMaestrale級駆逐艦の2番艦。名前は「北東の風」。 史実においては幾度もの戦闘・海上護衛を経験しつつ、連合国編入後は&bold(){重巡撃沈}という戦果を挙げた歴戦の駆逐艦。 正確に言うと重巡の撃沈は搭載していた人間魚雷((北上や伊58の嫌う「アレ」ではなく、機雷を直接敵艦に張り付けるための水中スクーターのようなもの))の設置した吸着爆雷によるもの。 戦後はフリゲート艦に改装され、1965年の除籍まで長きに渡って平和な海を守っていた。 ちなみにMaestrale級駆逐艦4姉妹で唯一の生存艦である。 Maestrale級の未実装は末妹Sciroccoを残すのみとなった。 外見はMaestrale級共通の褐色に加えてミルキーホワイトのウェーブのかかった髪。 加えて&bold(){悪戯っぽい表情}と&bold(){舌出し}に&bold(){ピース}という、いわゆる&bold(){メスガキ}的な顔が特徴。 中破しても余裕が崩れておらず、&bold(){何かを期待しているような表情}を浮かべている。 性格も外見準拠で、不敵な言動ながらもかまって貰えないと拗ねるという一面を見せる。 また姉妹と違って&bold(){完璧に仕事をこなす}天才肌。ミスした描写が1度もない上、料理も豪勢なイタリア料理を手際よく作っている。 性能はMaestrale級の標準ラインだが、終戦まで生き延びたこともあって改装後の運が40と高め。 魚雷カットインを十分に狙える数値のイタリア駆逐艦は初。 どの難易度でもS・A勝利でドロップが確認されており、S勝利はもちろんのこと、A勝利でも前回のFletcherよりはかなり落ちやすくなっている。 クリア後の到達はかなり安定するので、E3をクリアしたor友軍待ちの場合は掘削作業を行うのも十分あり。 その他第二ゲージのレアドロップはZara、Pola、大淀、藤波、浜波、日振、大東など。 このうち大淀のドロップ率が&bold(){何故か異様に高く設定されている}。 またボス道中のケツダイソンでもWarspiteやArk Royal、神鷹や御蔵などのレア艦が落ちるようになっている。 掘りやすさで言えばE1に匹敵するため、御蔵以外のレア艦も狙う場合はここのS掘りもアリ。 余談だがZara、Polaはイベント開始から1週間後の後段作戦開放のオンメンテまで一切ドロップしないバグがあった。 また、第一ゲージではE1同様御蔵がドロップする。 難易度及びガシャンありのここで掘る人はまずいないだろうし、そもそもレアドロップが前述のケツダイソンとほぼ共通なので行く意味はあまりない。 } **E-3『発動!「シングル作戦」』-南イタリア/アンツィオ沖- #openclose(=詳細な解説){ #center(){&bold(){クラエッ!} &bold(){シズンジャエバッ!}} ジブラルタルの突破に成功した艦隊を待ち受ける敵の潜水艦、要塞、上陸部隊。 群がる全てを薙ぎ払い、道を切り開いたその先には――― お札は『地中海艦隊』。 3枚目となる札だが、実質的に使用艦はほぼ固定化されているのであまり気にする必要はない。 また乙難易度以下では出撃制限が無くなる。 基地航空隊は3部隊の出撃が可能。ただし本マップでは陸攻隊⇔防空隊の切り替えがかなり多い。 機種転換をミスした場合は時間を無駄に取られるので要注意。 ***E3-1/戦力ゲージ 編成は高速統一の水上打撃部隊が基本。 第一艦隊は高速化Nelson+Iowa+Zara+Pola+高速軽空母(・Intrepid・Saratoga MkⅡ)+水戦搭載軽巡(由良・多摩)。 第二艦隊は阿武隈+日進+対地駆逐艦3+対潜駆逐艦1でOK。阿武隈を使い切ってしまっている場合、先制対潜と対地装備が両立可能な龍田改二を起用する提督も少なくなかった。 特にNelsonはボス撃破・ギミック解除のどちらでも八面六臂の活躍を見せる。 裏道として、この後のギミックで使う関係で通常艦隊でもボス到達可。 この場合は低速艦がいても問題なく、なんと&bold(){潜水艦6隻でもボスまで行く}。しかも潜水艦の特性がボスの弱点に突き刺さるため、どちらかというと削り向きだが攻略も可能。 潜水艦もこの後のギミック解除で活躍を見せるので用意だけはしておくといいだろう。 道中は水雷戦隊1回、対潜戦闘1回、空母機動部隊1回。 対潜戦闘はいつもの&bold(){潜水新棲姫 バカンスmode}。 回避できない難敵ではあるが、1ゲージ目では3隻編成な上に単横陣固定。東海部隊の集中+3種シナジーの対潜艦1隻が先制対潜攻撃すれば被害なく抜けられるはず。 なお、&bold(){潜水艦隊で来た場合は敗北扱いにはなるがノーダメ通過となる。} ボス前の空母機動部隊は&bold(){空母夏姫}が旗艦だが、ここでもE2-2のケツマス同様既に特効が機能している。 早々に機能停止するパターンがほとんどであり、そうでなくても単縦陣か輪形陣なのであまり攻撃も命中しない。 ただしツ級flagshipが先制対潜でしてくるため、潜水艦隊で来た場合のここが道中最大の壁となる。 道中支援を入れても先制対潜前に落とせるかは微妙なところなので、警戒陣に賭けるのも手&font(l){なんだけど、そんな事は知らんと言わんばかりに貫いてくることも多々あるので正直祈るしかない。} #center(){&bold(){モウ…トベナイノヨ…} &bold(){ワカル…ネェ…?}} ボスは泊地水鬼 バカンスmode。必要航続距離は8で、陸戦による護衛はできない。 1年前とスペックは変わっていないものの、今回は随伴艦に集積地棲姫複数、砲台、PT小鬼群と厄介を煮詰めたような編成。 E2-1と違ってきっちり連合艦隊であり、特に前衛の戦艦タ級及び軽巡ツ級flagshipはほぼ昼で落とすことができない。 下手をすれば夜戦突入に失敗することもあり、撃破難易度は高いように見える…のだが。 #center(){&bold(){「出ておじゃれ!隠れていても泊地は匂いで分かりまするぞ!」}} 何故か&bold(){対地特効}と&bold(){魚雷特効}を併せ持つという珍妙な装甲特性を持っており、対地装備を盛った日進の先制&閉幕雷撃で&bold(){致命傷を受ける}。 また対地装備+魚雷カットインでも大ダメージを与えられるため、カットインルーレットが成功すればあっさり撃沈できてしまう。それどころか&bold(){日進の開幕雷撃1発が命中しただけでゲージ諸共体力が吹き飛ぶ事も珍しくない。} これらの事は潜水艦隊にも同じ事が言えるため、対地装備を盛った潜水艦達の先制&閉幕雷撃が突き刺さったり、夜戦で対地+カットインが可能なヒトミやイヨがねじ伏せることもある。 というか、対地ガン積みなら欧州補正持ちとされるろーちゃんやごーちゃんがT字不利でも叩き潰してしまうことも。 ただ潜水艦は手数の問題で連合艦隊以上に昼戦で水上艦を排除しにくいので基地航空隊と支援艦隊、友軍がどの程度露払いしてくれるかにもかかっている。 特にPT小鬼群や、最終形態のタ級flagship追加+ツ級flagshipが2隻になる第二艦隊が残ってしまうと厳しい&font(l){というか、友軍実装前は後者3隻が昼戦開始までに残った場合はほぼ勝ち目はなかった}。 &font(l){集積地棲姫と砲台は特二式内火艇の数が揃っているなら昼戦で確定でどちらかを狙ってくれるのであまり気にしなくていい。} 総じて見掛け倒しという印象が強く、さしたる苦戦もなく突破できるはず。 9/20以降は強力友軍支援要請さえすればこのマスにも友軍が来るようになり、攻略難易度は更に下がった。 ***E3-2/戦力ゲージ・ギミック解除 #center(){&size(22){[[やることが…やることが多い…!>金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿]]}} ある意味今回のラスボス。 本マップにおけるギミックの煩雑さは一言で言えば&bold(){異常}。かのレイテ前編すら凌ぐ手順の多さを誇る。 とにかくあまりにもやるべきことが多いため、都度メモして達成したものを確認していくのを推奨する。 まず第一ボス撃破後、第二ボスへのルートを出現させなければならない。 必要な手順は以下の通り。 ・KマスでA勝利 ・EマスでA勝利 ・Oマスで2回A勝利 ・防空で航空優勢2回 K・OマスでのA勝利は第一ゲージの編成を基地航空隊含めてそのまま流用するだけでOK。 ただしOマスは&bold(){重巡夏姫・集積地棲姫 バカンスmode・PT小鬼群・砲台小鬼・飛行場姫(ランダム出現)}といった&bold(){ほぼボス編成}なので道中支援抜きでのA勝利は非常に困難。 陸攻隊をきっちり派遣し、Nelson Touchも使うなりしてガチ勝負を仕掛けよう。航続距離が8必要なので陸戦を編成に入れないように。 Eマスは通常艦隊で到達可能。こちらも集積地棲姫 バカンスmodeが鎮座するボス編成だが、Oマスほどの強敵ではない。 潜水マスを通る必要が無いため陸攻部隊を3部隊全部派遣した上でNelson Touchで吹っ飛ばしてしまえばA勝利以上は取れるはず。 防空での航空優勢はかなり厳しい。 冒頭のシステム解説でも述べた通り、高高度爆撃はロケット戦闘機がなければこちらの制空値を半減してしまう。 E1・E2報酬のMe163Bと秋水を投入するのはもちろんだが、3部隊がっちり防空に充てなければ優勢をもぎ取ることはできない。 他の条件の解除に陸攻隊を使うことが基本である以上、この条件は最初か最後に回して入れ替えの手間を省くべきだろう。 ボスマスが出現した後もギミックはまだ続く。 今度は新スタート地点を出現させるギミックであり、ゲージ破壊段階においてはほぼ必須となる。 条件は以下。 ・Tマスで2回A勝利 ・Dマスで航空優勢 ・Rマスで航空優勢 ・Uマスで2回A勝利 ・防空で航空優勢1回 Tマスは到達に特殊な編成が必要になる。 具体的に言うと潜水艦6隻もしくは&bold(){大鯨}((改造前に限る、つまり龍鳳ではダメ))+潜水3隻を加えた水上・機動連合でなければ辿り着けない。 大鯨を第二旗艦に置き、潜水艦全員を第一に配置すれば楽だが、大鯨が居ない場合はかなりギリギリな編成を強いられる。 ただしTマスそのものはさほど強力な敵艦隊がいるわけでもないので、道中に陸攻隊を派遣すれば到達自体は容易。 Dマスは通常艦隊で到達可能。ルート分岐に編成条件が関わっていないので、空母に艦戦をモリモリにすれば航空隊無しでも達成可能。 Rマスはボス前のマスなので工夫しなくとも到達できる。ボス用の陸戦1+陸攻3の航空隊を2回集中すればさほど艦戦を盛らなくても優勢は取れるだろう。 #center(){&bold(){ヒャーッ!キヤガッタカァ…!}} Uマスは要するに&bold(){ボスマス}。 ボスを務めるのは&bold(){アンツィオ沖棲姫}。艦種が&bold(){轟沈駆逐艦}と大変モチーフが分かりやすい。 ただし外見が&bold(){たこ焼きを被って遊んでいる子供}なのであまりプレッシャーを感じられなかったり。声もやたらかわいい。 &font(l){が、その外見から&bold(){内部で中身が建造中なのではないか}という推測も存在する…。} スペック面では異様に高い装甲が目を引き、壊になってすら居ない段階で&bold(){300越え}。 また随伴艦が泊地水鬼 バカンスmode・集積地棲姫 バカンスmode・飛行場姫・砲台小鬼と陸上型祭りで非常に堅牢。 随伴艦隊も戦艦タ級flagshipや軽巡ツ級flagshipに輸送ワ級flagshipなどの高耐久の敵艦が多く、1ゲージ目と同様に夜戦移行の失敗も普通に起きる。 幸いPT小鬼群がいないのでPT対策する必要はない。 到達は戦艦と正規空母がそれぞれ2隻づつ以下であればどんな編成でもOK。 低速でも逸れないので、Nelsonを高速化していた場合はここで装備を変更しておこう。 とにかく現時点ではA勝利をもぎ取るの(とボスのHP削り)が大事なので、敵の数を減らすことに集中すればよい。 第一艦隊はNelson+Iowa(・Warspite)+Zara・Pola+日進(・Commandant Taste)+Intrepid(・Saratoga)が基本。 Nelson Touchで戦艦とZara級、もしくは対地水母をぶん投げて敵HPを大幅に削り取り、弾着観測射撃や連撃で仕留める構成となる。 第二艦隊は阿武隈+雷巡+対地駆逐艦2+対空カットイン艦1+対潜駆逐艦1の構成が多い。 この時点でボスを撃破することはほぼ不可能であるため、とにかく連撃装備で削りダメージの蓄積を狙うのがベター。 対地駆逐艦は主砲2門+対地装備であれば随伴の掃除も兼ねられる。 またFletcher級は主砲2門+WG系で連撃しつつ対空カットインと対地を兼ねられるため相性がとても良い。 随伴艦のうち8隻を撃破できればA勝利になるので、ボスへの削りも兼ねてどんどん出撃していればいつかは達成できるはず。 というか次のギミック条件にボスHPが関わっているため、何となくやっていてもいつのまにか達成しているのがほとんどだろう。 防空優勢はルート出現時同様すべての航空隊を割く必要がある上、削り自体は最初のスタート地点からでも安定して行える。 最初にこなしてしまうか、最終段階に到達するまで後回しにしてしまってもOK。 戦力ゲージを削り切り、-壊に変化した後に最後のギミックとなる。 これを解除すればボスマスでの特効倍率が上昇するため、撃破難易度が大きく下がる。というかやらないとキツい。 条件は以下の通り。 ・防空での航空優勢1回 ・EマスでS勝利 ・FマスでA勝利 ・JマスでA勝利(通常艦隊or輸送護衛部隊) ・OマスでA勝利 ・Hマスで制空権確保 まず重要な点として、&bold(){-壊に変化したタイミングでないとギミック解除が不可能}であること。 幸い、この時点でKマスの編成で戦艦夏姫が2隻になるのでそこまで進んで確認すればよい。&font(l){後述の事情もあるので自信があるならそのままボスまで進んでゲージ破壊を試みてもいい。} 防空での航空優勢は省略。新スタート地点出現と同時にこなしておけば煩雑さも少ないか。 甲作戦の場合、基地空襲はボス最終編成突入時点で強編成固定になる為、航空優勢のボーダーラインはかなり高い。 過去のイベントで手に入れた強力な局戦・陸戦や本イベントで入手するロケット戦闘機無くしては土俵に上がることすら厳しい。 とは言え装甲破砕無しでもクリアした例もそれなりに上がっており、強力な友軍も来ている今は航空優勢が無理だと感じたらギミックを解除せず素直に殴る手もある。 EマスのS勝利も最初のA勝利とほぼ変わらないが、陸攻隊の派遣、Nelson Touch使用と対地装備の搭載は怠らないようにしたい。 FマスのA勝利は東海部隊の派遣だけで特に意識しなくても達成できるだろう。次のJマスA勝利と同時にこなすのもあり。 JマスでのA勝利は一見面倒、というかボス前の&bold(){空母夏姫が厳しい}…ように見えるが、通常艦隊でNelson Touchをぶっ放せば特に労せず突破可能。 特効×Nelson Touch補正の合わせ技で1度ヒットすればほぼ中破に追い込める。ボスマスは敵随伴艦の始末が簡単((こちらの戦艦+空母の艦隊で水雷部隊を始末できる))なのでA勝利は楽勝。 OマスのA勝利は省略。 Hマスは第一艦隊に空母を3隻以上入れれば到達可能。空母機動部隊で空母に艦戦を詰め込めばほぼ確保できるが、不安ならボス用の航空隊を集中して削ってもよい。 以上の条件を満たした場合、リザルト画面で #center(){&bold(){チッ…ナマイキッ…!}} というボイスが聞こえ、これで装甲解除となる。 上述の通り、&bold(){あまりにもギミックが多すぎる}ので一気にこなすのは非常に困難。 というか&bold(){ボスのHP削り自体がギミック}なせいで&bold(){ボスすらギミックのひとつ}という印象が強かったりする。 ***E3-2/戦力ゲージ・ゲージ破壊 ようやく勝負の檜舞台が整ったところで最後の戦闘となる。 編成は新スタート地点を利用できる空母機動部隊一択。 戦闘経過・編成できる艦のどちらを鑑みてもこちらがベストだろう。((水上打撃部隊の場合燃弾消費のペナルティがある為、消費の少ないルートを選べる秋津洲か洋上補給を積める速吸・神威を連れて行くしかない)) 編成例は様々なものが存在するが、よく用いられている編成艦は以下の通り。 #region(通常機動艦隊) 当初から用いられていた基本的な編成。後述の秋津洲機動部隊でも秋津洲以外は基本はこの面々が選ばれることになる。 正規空母系2以下かつ戦艦系・空母系の合計が4以下で到達。 第一艦隊はNelson+Iowa(・Warspite)+Pola+日進(・Commandant Taste)+Saratoga MkⅡMod2+Intrepid。 第二艦隊はG.Garibaldi(・阿武隈)+Ташкент+Zara+雷巡+Fletcher級+Jervis。 第一艦隊のうち、Nelsonはほぼ旗艦固定。Nelson Touchに戦艦や対地装備の水母を巻き込めるよう、配置には気を配っておくとよい。 特効持ちの戦艦はIowaとWarspiteの他にイタリア戦艦もいるが、射程の関係でNelson Touchを阻害するデメリットを考えるとあまり優先度は高くない。 ボスの随伴対策に3番艦と5番艦に対地装備をたくさん乗せた水上機母艦を入れて第一艦隊の戦艦をNelsonのみにし、第二艦隊に高速戦艦を入れるのも手。 ただし日進を起用すると友軍を多数はじくので注意。その他WarspiteとGaribaldi、Abruzziも強友軍枠に入っているので注意。 第二艦隊に高速戦艦を入れる場合、特効倍率が比較的高く耐久が高いIowaが最有力となる。 アメリカ空母2隻は特効持ちかつ高性能なので、所持していれば入れない選択肢はないだろう。Saratogaは中破でも攻撃できるMod2にしておくとダメージを稼ぎやすい。 第二艦隊は軽巡枠をG.Garibaldiと阿武隈のどちらにするかで意見が分かれる。 道中安定への寄与の度合いは特効を考えると大差なく、ボスマスでの随伴艦撃破にも同様のことが言える。好みで選んでしまってもOK。 Ташкентは対潜装備3種シナジーを達成しつつ探照灯でデコイにもなれるため、所持しているなら是非投入したい。 雷巡・Fletcher級・Jervisはボス撃破の中核を担うフィニッシャーとなる。いずれも魚雷カットイン装備にしておこう。 特にJervisはキャップ後1.6倍という強烈な補正を持っており、クリーンヒットすれば中破からでも撃沈を狙える。 #endregion #region(秋津洲機動部隊パターン(×2)) イベントの進行に合わせて情報が累積した結果、新たに編み出された編成。2種類存在する。 一つは秋津洲+駆逐艦3を編成することでボス前の重打撃部隊(ケツダイソン)を回避し、緊急修理マス+対潜戦闘に変えるパターン。 ただし増える対潜戦闘は&bold(){潜水夏姫}率いる潜水艦隊であり、対潜装備艦を増やしていなければ被害は必至。 潜水新棲姫 バカンスmodeに派遣している東海を分散させる必要もあるため、総合すると通常の機動部隊とあまり被るリスクは変わらないかも… もう一つは戦艦系・空母系・重巡(航巡は対象外)・雷巡・軽巡・補給を8隻まで入れた上で秋津洲を編成することで道中の空襲が1回増える代わりにボス前の緊急修理マスの後に重打撃部隊へ行くパターン。 戦闘は増えるが空襲なのでペナルティも一応あるがごくわずか、余裕をもって第二艦隊に高速戦艦を2隻入れる事が可能。 空母を多数起用すれば開幕航空攻撃も激しくできるので、道中の事故率が減ってボスでの第二艦隊の排除が楽になるのと東海部隊をFマスに専念させられるのが大きな長所。 なお、秋津洲本人もイメージほどお荷物というわけでもなく、対地装備を一通り装備できるためボス編成への攻撃力は高く保てるので、 修復を諦めればWG・迫撃砲+戦車+内火艇で集積地棲姫も撃破可能なので第二艦隊のフォローも可能。 #endregion 道中は以下の3パターンとなる。 ・通常機動艦隊:空襲戦+対潜戦闘+混成打撃部隊+重打撃部隊+空襲戦 ・秋津洲機動部隊(対潜ルート):空襲戦+対潜戦闘+混成打撃部隊+対潜戦闘+空襲戦 ・秋津洲機動部隊(重打撃ルート):空襲戦+対潜戦闘+混成打撃部隊+空襲戦+重打撃部隊+空襲戦 やはり潜水新棲姫との対潜戦闘が問題になるが、現時点では&bold(){東海派遣+対潜装備艦の先制攻撃}で殲滅するのが主流。 キラ付けでお祈りするよりも、高火力が約束されるフィニッシャー((もっと極端に言えばJervis))を確実に保護した方が安定するという理屈である。 ただし、秋津洲対潜ルートのみもう一戦潜水夏姫との対潜がある事に注意。 重打撃部隊はダブルケツが相手となるが、ここは特に心配する必要はない。 ギミック解除のボス削りで何度も相手をしていれば理解しやすいが、ここのケツは&bold(){ほとんど脅威にならない}。 なんと撃破段階で2隻になっても&bold(){電探を装備しない}。E2と同様に特効がこのマスから機能していることもあり、完全勝利ですり抜けられるのも珍しくなかったりする。 #center(){&bold(){ヒャヒャヒャッ…!} &bold(){ヤレバ…デキルンジャナイカ……ヤレバ…!}} 最後の相手は&bold(){アンツィオ棲姫-壊}。 [[英国面]]だった外部装甲が破壊されて中身が露出し、&bold(){首の縫合跡}が目立つ不穏な出で立ちとなる。 スペックは装甲解除抜きでは極めて撃破が困難。 耐久800はともかく、装甲が&bold(){346}と大幅にキャップオーバーしたむちゃくちゃな高さ。Jervis以外がまともにダメージを与えるなら装甲解除は必須。 随伴艦の泊地水鬼と集積地棲姫もしっかり壊にパワーアップしており、対策抜きではこいつらの撃破すらおぼつかないだろう。 ただし装甲解除をきっちりやれているなら話は別。 随伴艦にPT小鬼群が不在であるため、Nelson Touchで対地装備艦や特効を載せた戦艦を投げつければ次々と爆散させられる。 普通の弾着観測射撃でも砲台は一撃、飛行場姫や集積地も中破に追い込めるので、見かけほどの苦戦はない。 また夜戦においても大幅に補正がかかり、Abruzzi級やZara級の夜戦連撃でも装甲を貫通できるようになる。 随伴艦を掃除しきった上でFletcher級やJervisのカットインを叩き込めれば撃破は目前だろう。 そして9/20の夜半より、遂に待望の友軍が来援。 特効を持つWarspite・Garibaldiや強力な対地武装を備える日進が強編成として来援する。 持参する装備の多くは対地寄り(駆逐艦もロケットランチャーや迫撃砲を持参する)であり、敵第一艦隊に残った随伴艦を片付けるのが彼女らの主任務になるだろう。 が、これによりWarspite・Garibaldi・Abruzzi・日進は艦隊に組み込みにくくなってしまった。特に日進は出てくるパターンがやたらと多い。 &font(l){しかしあからさまにNelsonやJervisが友軍にいないのは有情かもしれない。} 共通クリアボーナスはJ級駆逐艦 Janus。 イラストレーターはコニシ氏、CVは小澤亜李氏。 小澤氏が演じる新規艦娘は初登場の14年秋イベント以来久々の実装である。((小澤氏は艦これサーカスにも秋月役としてゲスト出演しており、まさかの登場に驚きを隠せない提督達も多かった)) 実艦はJ級駆逐艦の5番艦。 Jervis同様就役時期がほぼWWⅡ勃発と重なっていたため、開戦当初からさまざまな戦場に投入された。 大型艦艇の護衛作戦や輸送部隊襲撃、水雷戦隊との砲撃戦などの激戦を経験し、修復を要する損傷を2度も受けながらWWⅡを戦い抜いていった。 シングル作戦においてもJervisと共に上陸支援を行っていたが、ドイツ空軍機が発射した対艦ミサイルHs293の直撃を受け、その生涯を終えた。 外見はJervis同様の金髪碧眼だが、髪型はボブカットに大きくロールした毛先と独特。 口が[[国民的RPGの軟体生物>スライム]]みたいな形だったため、当初は生意気なキャラクターだと勘違いされたりしていた。 実際の性格や言動はJervisとのバディである側面が強調されており、天真爛漫な姉をフォローしたり突っ込んだりする役割。 一方でプライドが高いのか、自分の戦績を知らない者には「モグリ」呼ばわりして怒り出す。&font(l){あれ?同じこと言い出す初期艦がいたような…}((その叢雲とは5番艦という共通点があったり。)) なお、WarspiteとArk RoyalはJanusが深海に囚われている事を知っていたらしく、イベント限定ボイスで「Janusを取り返さなければ(意訳)」と口にしていた。((イベント実装艦が実装イベント内で他の艦娘から名前を出されるというのは異例の事態である。)) 性能は運以外はJervisとほぼ変わらず、運用面もそれに準じる。 運は22とやや低いのでカットイン要員としては使いにくいか。 ただし改造後に対潜+13のソナーを持参してくるため、レベル上げの優先度自体は高い。 他のクリアボーナスは丙作戦でMe163Bが追加。 乙作戦では代わりにFw190A-5(熟練)、Fw190D-9が追加される。甲作戦では乙の報酬に加えて秋水となる。 このうち、Me163Bと秋水は高高度局戦、Fw190A-5は通常の艦戦、D-9は通常の局戦であることに注意が必要。 今後の高高度迎撃がどうなるかは不透明だが、高高度局戦の数が重要であることは間違いない事実。 もし甲を狙えない場合は一気に丙まで落としてしまうのもアリかもしれない。 Fw190A-5改(熟練)はまさかの&bold(){艦載機}。 史実でも輸入したFw190Aを技術導入を加えてライセンス生産したという触れ込みだが、&bold(){陸上機}((陸上基地からの離陸が前提であるため滑走距離が長く、空母からの発艦が厳しい))をどうやって発艦させているのかは気になるところ。 Fw190D-9は「長鼻のドーラ」と呼ばれたFw190の液冷エンジンバージョン。 性能向上幅はかなりのものだったが、押し寄せる連合軍の重爆や護衛機には対応しきれず、Ta152が派生型として開発されることになる。 レアドロップはE3-1ボスマスではТашкент、Maestrale、Libeccio、Luigi Torelli、伊26、早波、択捉。 E3-2ボスマスではItalia、Roma、Aquila、Jervis、Johnston、Gotland、峯雲、岸波、対馬、そして未所持限定でE-2に引き続きGrecaleに加えなんと&bold(){Nelson}がドロップ。 だが&bold(){Jervis、Johnston、NelsonはS勝利限定のドロップ}であり、どちらも友軍無しではS勝利はかなり狙いにくい。 とはいえNelsonは非常に魅力的であり、もし未所持であれば難易度を下げてでも掘るだけの価値は十二分にある。 またE3-1はゲージ破壊後はかなり周回しづらい((輸送護衛部隊か通常艦隊のみで到達可))のは留意しておこう。 } 追記修正はギミックの山を片付けてからお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) //総合相談所で頂いた意見に基づき、コメント欄は撤去して作成しました。
&font(#6495ED){登録日}:2019/09/14 (土) 10:46:28 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 36 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(23){&bold(){We need to find Janus and bring her home…}}} 前回→[[発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」>発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」(艦隊これくしょん)]] 次回→[[&font(l){鎮守府秋刀魚&鰯祭り}>鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]] [[進撃!第二次作戦「南方作戦」>進撃!第二次作戦「南方作戦」(艦隊これくしょん)]] [[艦隊これくしょん -艦これ-]]の2019年夏に開催された[[期間限定イベント>期間限定海域(艦隊これくしょん)]]。 イベント規模は&bold(){小規模}であるものの、前回に比べて戦間期が&bold(){2ヶ月}と半分程度。 Fletcher掘りで[[資源に致命傷を受けた>膝に矢を受けてしまってな…(Skyrim)]]提督たちも多く、戦々恐々とした心持でイベントを迎えることとなった。 開催は7月4日前後、運営Twitterにて&bold(){8月下旬に開始}と告知。 小規模イベントとしては異例なほど告知が速く、海域数が伏せられていたこともあって大規模イベントと勘違いしている提督が大半だった。 &bold(){深海大サーカス}における海域数アナウンスの際も、当初&bold(){3方面作戦}と勘違いされていたほど。 その後、開催1週間前の段階で正式に8/30開始と告知された。 開始時刻は22時と告知されたが、やはり延長して8/31の0:50前後に開始。 とはいえ3時間程度の遅延に留まったのは&bold(){数年ぶり}であり、スタートダッシュした提督も多数。 終了日時は9/19に9/30までと告知され、予定通りに9/30の11時に終了した。小規模イベントとしてはかなり長めの開催期間となる。 [[千葉県]]を中心に起きていた大停電の影響もあるかもしれない。((なお、[[艦これアーケード]]の「発令!第十一号作戦」が9/19開始で1週間以上イベント期間が被る事に。これまでブラウザ版とアーケード版のイベントはブラウザ版のイベント終了延期がない限り期間が被らないようにしていた事を考えると、本来の終了予定は9/19前後だった可能性が高い。)) もはや恒例となった感すらある夏の欧州遠征イベントであり、案の定「金剛の紅茶セット」も2019/5/25のアップデートで家具屋から姿を消していた&s(){って第二次ハワイ作戦やってた頃じゃねーか!} イベントのモチーフは&bold(){シングル作戦}。アンツィオの戦いとしても知られる。 事前に&bold(){対潜or対地迫撃砲}がランカー及び任務報酬として配備されており、上陸作戦との予想が優勢であった。%%なお、同時に予想された神州丸は19年秋イベントで遅れて実装となった%% 史実においてはアメリカ・イギリス軍が共同で行ったイタリアへの上陸作戦で、&bold(){海上戦闘は発生していない}。 ただし対艦ミサイルのHs293による攻撃や列車砲による迎撃はあり、撃沈された艦艇もいる。 地味に『艦これ』では初となる&bold(){連合国側による反攻作戦}がモチーフである((連合国側の動きがプレイヤー側目線で描かれたのは18年初秋イベントのE-5が初。こちらのモチーフはどちらかといえばドイツ側の「ライン演習作戦」である))。 つまりカギとなるのは&bold(){連合国側の艦艇}である。 ここまでは簡単に類推がつくだろう。 問題はその&bold(){参加艦艇の陣容}にあった。 日本版[[Wikipedia]]によれば、史実のシングル作戦に参加した艦艇は巡洋艦5隻、駆逐艦24隻、その他小型船艇多数とされている。 編集者調べで、参加が確認できた艦は以下。 米軽巡洋艦:「&italic(){Brooklyn}」 英軽巡洋艦:「Orion」「Penelope」「Mauritius」「Spartan」 米護衛駆逐艦:「Herbert C. Jones」「Frederick C. Davis」 米駆逐艦:「Plunkett」「Gleaves」「Niblack」「Woolsay」「Mayo」「Trippe」「Ludlow」「Edison」 英駆逐艦:「Croome」「Kriti(ギリシャ海軍所属)」「Themistocles(ギリシャ海軍所属)」「Laforey」「Faulknor」「Urchin」「Tenacious」「Kempenfelt」「Loyal」「Inglefield」「Beaufort」「Brecon」「Wilton」「Tetcott」「&bold(){Jervis}」「&color(red){Janus}」 (&bold(){太字}は艦これ実装艦。赤が今回実装、&italic(){斜体}は当時未実装) %%横文字ばっかで読めねぇ!!%% 一目見ただけでも、見た事のある名前がほとんどない事がおわかりいただけるだろう。 そう、この当時は史実艦が&bold(){そもそもJervis1隻しか『艦これ』には実装されていなかった}のだ。 ※当時はSheffield・Brooklyn・Honolulu・Helenaといった&bold(){連合国籍の巡洋艦級は全て未実装}であった事も申し添えておく。 しかも彼女は初実装の[[『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』>捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)(艦隊これくしょん)]]のE-4とE-5でドロップして以来、通常海域・建造への実装は愚か、期間限定イベント海域におけるドロップすらも&bold(){一切ない}。 史実背景もあって彼女の再ドロップ初解禁も予想されてはいたが、期待されていた再ドロップ初解禁場所は&bold(){彼女が最重要となる本イベントのE-3の第2ゲージ、それも&color(red){S勝利限定}}。 高難度での掘りはなかなかに難易度が高く、リセマラ掘りからの「彼女と邂逅してから攻略」という即席攻略にも向いていなかった。&font(l){エアーマンが倒せないか} この為か「『艦これ』実装艦で唯一シングル作戦に参加していたJervisだけが特効」…という事はなく、シングル作戦に参加した国である攻撃側の「米英」艦と防衛側の「独伊」艦&bold(){全て}に特効がある形で落ち着いている。 もちろん唯一の史実艦であるJervisは別格であり、所持の有無によって難易度が変わりかねないほどの特効持ちである。 とはいえこのような問題は些細な問題だったか今作戦クリア率は高く、最終海域の突破難易度は&bold(){『甲』作戦が最多}、乙・丙が拮抗、丁は10%未満であった。 局地戦闘機を入手できない丁を選ぶ利点が薄かったのも一因だろう。 **主な新要素 戦間期の短縮もあり、今回は少なめ。 ***高高度爆撃 敵の基地空襲に新たに追加された分類。 秋水、Me163などのロケット戦闘機及びスーパーチャージャーを装備した機体でなければ迎撃困難な高度からの爆撃となる。 #openclose(=詳細){ 銀色の新型陸爆である&bold(){たこ焼き(公式名称)}が襲来する。&bold(){空の要塞}と呼称されていることから、B-17相当の機体であるようだ。 E2においては当初バグを抱えており、&bold(){迎撃不可能だがダメージもほぼ無い}というステルス偵察機仕様となっていた。 バグ修正後はある程度ダメージを出るようになったものの、元々E2は&bold(){偵察型}しか投入されない設定だったのであまり影響はなかった。 艦隊に対してのダメージは基地よりもさらに低く、低回避の中破した小型・補助艦艇が狙われでもしなければカスダメージ以上の成果はない。((元々水上艦への水平爆撃は史実からしてさほど当たっていない)) %%深海解放陸爆(B-24相当)が既に年単位で運用されているのにB-17が新型扱いなのもおかしな話である%% E3からが本番で、防空時は&bold(){配備機体の制空値を半減して計算する}仕様が曲者。 秋水・Me163Bを配備していれば1機で0.8倍、2機で1.1倍、3機で1.3倍と補正が変動し、高難易度での迎撃ではほぼ必須となる。 これらの高高度迎撃機は熟練度が猛烈に上がりづらいという特性もあるため、E3に挑む前に習熟を進めておきたい。 また基地へのダメージもかなり強力になっており、複数回の出撃で馬鹿にならない量の資源を削り取られる。 } ***緊急泊地修理 明石・&bold(){秋津洲}の新機能。 マップ内の泊地に入った際、装備した艦艇修理施設の数に応じて中破以下の艦娘の損傷を回復できる。 回復には課金アイテムである緊急修理資材が必要。&bold(){装備ではなくアイテム扱い}なので母港を圧迫しない安心設計。 ただし課金しない限り入手数には制限が大きいということでもあるが。 #openclose(=詳細){ …が、実際のイベントではあまり活用されなかった。 一方、E3-2の迂回ルートに泊地が存在し、特に秋津洲重打撃ルートは有用性が高かったので選択肢の1つに上がった。 が、秋津洲は対地装備で戦力化するのが基本だったため、緊急泊地修理が活かされる事は少なかった。 その後、本イベント開催中に開始された[[艦これアーケード]]の[[「発令!第十一号作戦」>発令!第十一号作戦(艦これアーケード)]]で実装された&bold(){明石の泊地修理の内容がブラウザ版の緊急泊地修理だった}。((アーケード版では修復時間がないため、ブラウザ版における泊地修理が無意味である。)) かつての缶+タービンの船速シナジー実装時も即座に船速がシステムに大きく関わるアーケードへ実装された事を考えると、今回の緊急泊地修理の実装は明石のアーケード実装が大きく関係していると思われる。 &font(l){なお、アーケードの泊地修理は明石をデッキに組み込んでさえいれば艦隊にいる必要はないので実質ブラウザ版の上位互換である。} } **出撃制限 連合艦隊・海域ごとの出撃制限札は&bold(){3枚}。 久々に海域数と同数で、特効艦のばらけもあって戦力不足はまず起こらないだろう。 **新規実装艦娘 今回実装された艦娘は4隻。 -御蔵型海防艦 御蔵 -Maestrale級駆逐艦 &ruby(グレカーレ){Grecale} -Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi級軽巡 &ruby(ルイージ ディ サヴォイア ドゥーカ デッリ アブルッツィ){Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi}(L.d.S.d.Abruzzi) -J級駆逐艦 &ruby(ジェーナス){Janus} このうちLuigi di Savoia Duca degli Abruzziは開催直前のリアルイベントで実装が予告された。 御蔵も台湾からの新規イラストレーターが参加という変則的な形で発表されている。 今回の新装備は試製秋水、Me163B コメート、秋水、M4A1 DD、Fw190A-5(熟練)、Fw190D-9。 特に前者3つは艦これ初の&bold(){ロケット戦闘機}であり、高高度爆撃の迎撃で猛威を振るう。 直前のランカー報酬でも配布されたが、&bold(){欧州からの技術供与で完成した}というフレーズが告知にあったせいで[[英国面の体現者>パンジャンドラム]]と誤解を受けたりも。 前回に引き続いて防空機中心なラインナップとなる。 *BGM E1~E2・マップ:北大西洋の風 E1~E2・道中:欧州防衛作戦 E1・ボス:佐世保の時雨(inst) E2・ボス/E3・道中:ジブラルタルの戦鬼 E3・マップ:地中海の潮風 E3・ボス:アンツィオ沖の戦い 過去に開催された欧州イベントのアレンジ曲が中心。 一方の「佐世保の時雨(inst)」は食材ミニイベントで実装された[[BGM]]のアレンジである。 *海域解説 海域数は小規模イベントらしく3。 前段作戦2、後段作戦1の配分で、後段作戦は4日後の解放とやや遅めであった。 また、マレー半島、インド洋、スエズ運河などの&bold(){派遣道中での戦闘がない}初の欧州派遣。 E1は前回奪取したブレスト軍港の防衛作戦と、%%艦これ世界としては非常に珍しく%%攻略作戦の成果が維持されている。 ただしE2がジブラルタル海峡突破、E3が南イタリアへの上陸作戦であるため、依然として欧州戦線の戦況は一進一退のようだ。 %%どうやって大西洋とスエズを経由せずにブレストまで辿り着いたかは永遠の謎%% 全体的な難易度は前回に引き続きやや低め。 ただし特効艦を揃えていない場合は苦戦を強いられるマップも多く、友軍未到来での甲作戦突破者は少数にとどまる。 9/11からは第一次友軍来訪により、難所の1つであるE2-2の難易度がやや低下した。 また、9/20にE3へ第二次友軍が来訪した。 *詳細な解説 ※解説は&bold(){甲作戦}選択時の難易度を基準にしています。 また便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。 **E-1『ブレスト防衛作戦』-フランス領/ブレスト軍港- #openclose(=詳細な解説){ #center(){&bold(){フンッ!} &bold(){&ruby(ブレスト){この海}は私たちが守るわ} &bold(){&ruby(我が提督よ){mon amiral}、見てなさい!}} 激戦の末に奪還した鉄壁の軍港、ブレスト。 欧州戦線での橋頭保たるこの地を防衛すべく、戦いの幕は上げられる。 お札は『欧州防衛艦隊』。 E1にしか出撃できなくなるため、今後投入する予定のある艦の誤出撃に注意。 海域の難易度はさほど高くないため、ここに主力を投入する必要はあまりない。 また、Richelieuを投入すれば他を全てコモン艦改で固めても余裕でクリア可能。 最初から基地航空隊が1隊使用可能。 編成における縛りは空母の出撃不可のみ。 初期状態ではボスマスがなくゲージだけが表示されている。 ボスマス出現には以下の条件を満たす必要がある。 ・A・K・L・DマスでA勝利以上 基本的に各能動分岐の行き止まりに行くのみ。 上側のAマスへの到達は軽巡2駆逐4、Kマスへの到達は電探装備艦6でOK。 下側のDマスへの到達は5隻編成の水雷戦隊、Lマスへの到達はDマスの編成に1隻戦艦を入れればよい。 A・Dマスは対潜戦闘なので要注意。 条件を満たせばボスマスが出現し、本格的な攻略開始となる。 編成は戦艦1軽巡級2駆逐2軽空母1が主流。 ボス前に軽い索敵条件が存在するため、ある程度電探や偵察機を装備しておくとよい。 道中は水雷戦隊が3回。 水雷戦隊は戦艦さえ入っていれば警戒陣でもほぼ雷撃を阻止でき、まず苦戦しない。 E1ボスは&bold(){戦艦仏棲姫 バカンスmode}。 [[昨年度>抜錨!連合艦隊、西へ!(艦隊これくしょん)]]に辛酸を舐めさせられた難敵がまさかのE1ボス。 ゲージ上に鎮座する姿を見た瞬間に心臓が跳ねあがった提督も多いだろう。 ただし、今回出現するバージョンは&bold(){大幅な弱体化}を受けているため心配無用。 装甲がダウンしている上((甲ですら装甲224/254))、随伴艦も全てもろい水上艦で撃破に対地装備も不要。 因縁のあるRichelieuであれば&bold(){2倍}のダメージ増となり、投入すればほぼ間違いなくS勝利をもぎ取れる。[[きゃあ、じぶんごろし。>ドラえもんだらけ(ドラえもん)]] Richelieuをここ以外で使う場面はないので、所持していれば遠慮なく出してしまってよい。 アップデートによって友軍が来訪するようになっているが、強友軍/弱友軍のどちらでもあまり戦力的には大きいものではない。 Richelieuが不在の場合はゲージ破壊時に削り目当てで頼ることもあるか。 海域クリアボーナスは試製 秋水、間宮、緊急修理資材。 丙作戦以上で補強増設と二式12㎝迫撃砲改が追加。乙作戦では迫撃砲の本数が2本になり、甲作戦で艦載型 四式20㎝対地噴進砲が追加。 試製 秋水はロケット戦闘機。高高度爆撃への対抗手段となる。 史実においては開発責任者が&bold(){あんまりにもあんまりな有様}((簡単に言うと、妙な新興宗教にはまって「神のお告げ」で現場を振り回しまくった。))だったせいで開発が難航し、実戦投入されることなく終戦を迎えた悲劇の機体であった。 二式12㎝迫撃砲改は爆雷でありながら&bold(){対地攻撃も可能}という類を見ない装備。ただし、対地・対潜火力のいずれも最弱クラスな上に航巡に積めない((航巡には三式弾単独ではハードスキンに対して火力が足らず、もう1個補正を追加できるWGを追加する事で火力キャップに到達する運用が定石となっている))のでイマイチ使い勝手は悪く、初心者向けの繋ぎ、もしくは上位装備の「二式12㎝迫撃砲改 集中配備」((改修により作成可能。1つ作るのにベース+更新時の消費で本装備を最低3つが必要))の素材と割り切るべし。 対地噴進砲はWG42の代替装備。WGと比較すると単独での性能は劣るが2積み時の補正で上回る傾向にある。混載した場合はWG2積みと比較し倍率で下回る代わりに火力加算値では上回る(ソフトスキンの場合)とややこしい。使う前に補正値を調べるのが望ましいだろう。(本装備に限らず対地装備は大体そんな感じだが) ボスマスでのレアドロップは御蔵型海防艦 御蔵。 実は神威の時報で名前だけは2年以上前から登場していたりする。 イラストレーターは今回が初参加となるA士氏((以前ZECO氏が配信で紹介したと言及していた))、CVは内田秀氏。 今回の御蔵は一部の米英艦を担当していた内田氏が演じる初の純日本艦だったりする。 択捉型をさらに発展させた簡易量産型であるせいか、服装は択捉型をベースにしながら更に布面積が少ない仕様。 ただしこれでも工数が多すぎたため、さらに設計を簡略化した日振型・鵜来型が建造されていくこととなった。 ネームシップらしく真面目な性格で、他の占守・択捉・日振と違って戦力評価は現実的に行うリアリスト。 改造する事で、E1海域突破報酬でもある二式12cm迫撃砲改を持参する。 海域自体の難易度が低いため、掘りそのものはあまり困難ではない。 Richelieuが居れば盤石だが、居なくても削り編成相手であれば撃ち漏らすことはほとんどないだろう。 ボスマスでは他には、Richelieu、Commandant Taste、U-511、明石、佐渡、福江等がドロップする。 ちなみに&bold(){ドロップ枠にいるU-511はなんと約2年ぶりのドロップ機会である}。持ってない人は是非手に入れたいところ。 %%その一方でU-511と同じ時期から音沙汰が無いにも関わらず、今回もドロップ機会が無かった天城は泣いていい%% また、GマスとKマスでは秋津洲がドロップすることも。 } **E-2『ジブラルタルを超えて』-フランス/ジブラルタル海峡沖- #openclose(=詳細な解説){ #center(){&bold(){クラエッ!} &bold(){バカナコタチ…}} 防衛作戦は成功裡に終わり、作戦は大西洋の奪還へとシフトする。 かつて切り開いた地を再び取り戻すため、激戦の火蓋は切って落とされた。 お札は『連合艦隊』。 E2全体で1枚扱いで、戦力・戦力のダブルゲージマップ。 E2-2のボスがかなりの難敵なので、E3に出す艦を決めたあとは温存を考えず全てここに突っ込んでしまった方がよい。 最初から基地航空隊が2隊使用可能になっている。 ***E2-1/戦力ゲージ 基本的に削りは道中が楽な輸送護衛部隊、ゲージ破壊時は輸送護衛部隊と水上打撃部隊の2択が推奨される。 輸送護衛部隊の場合は第一艦隊が航巡1+水母1+駆逐4、第二艦隊が航巡・重巡2+駆逐4が基本。 電探等の分岐条件は存在しないと思われ、索敵値も第一艦隊の航巡と水母に水上爆撃機を積めば問題なくクリアできる。 ボスが対地戦闘ゆえ、選出する駆逐艦は大発系+戦車系+WG系が装備可能、もしくは戦車系を装備して連撃できる高火力艦を推奨。 敵編成は水雷戦隊1回、対潜戦闘1回、水雷戦隊1回。 今までの輸送護衛部隊のセオリー通り、戦闘能力のほぼ全ては&bold(){道中支援依存}なので出すのは忘れないように。 一応第一の水母・航巡に水上爆撃機を可能な限り積めばある程度は露払いできるが、それにも限度がある。 特に最後の水雷戦隊は支援なしではほぼ抜けられない。 #center(){&bold(){フザケタヤツラメ…ココデ…シズメテヤルワッ!}} ボスは港湾夏姫。 随伴艦に集積地棲姫:Vacを従えているほか、砲台2基+PT小鬼群となっている。 要は&bold(){悪夢の18秋E5-2の敵本隊とほぼ同じ}。 ただし今回は通常艦隊でしかない上、ボス自体も陸上型であるため幾分マシな状態で戦える。 …のだが、連合vs通常ということもあって&bold(){とにかく攻撃が当たらない}。ここをどうカバーするかが鍵となる。 #region(輸送護衛部隊) #center(){[[一発の大発に頼ってはならぬ。一千発の大発を投げるのだ!>ニンジャスレイヤー]]} &bold(){とにかくロケットランチャーと戦車を積みまくる}という一点に尽きる。 第一艦隊は昼の内に2巡できるため、大発系+戦車系+WG系(+特二式内火艇)で集積地や砲台を始末。 無論全艦に大発戦車や特二式内火艇を行き渡らせるのは困難なので、適宜WGや迫撃砲を複数積みして補おう。 その後に第二艦隊が主砲2門+戦車系(orWG系2つ)か主砲2門+三式弾(+WG)でトドメを刺すという流れになる。 また、大発動艇系は改修を行っていなければ計算式の関係でダメージが余り出ない。 素材が機銃やドラム缶で改修しやすい+6くらいまでは最低でも伸ばしておきたい。 ゲージ破壊時は港湾夏姫及び随伴の集積地棲姫が壊に変化し、18秋同様&bold(){メタルスライムかと見紛うような回避率}を誇る。 ゆえに上記のようにとにかく&bold(){メガネスレイヤー}を増やしまくって昼の内に始末しなければならない。 加えてしれっと随伴にいたワ級が&bold(){戦艦ル級改}に変化する。こちらも陸攻+支援+閉幕雷撃で倒せなければ死あるのみ。 総じて中々の運ゲーぶりを強いられるが、陸戦装備とその装備艦を惜しみなく投入すればなんとかなる…はず。 #endregion #region(水上打撃部隊) こちらは戦艦3以下+(正規空母or軽空母2)=4かつ高速統一で編成する。 到達できさえすれば撃破の可能性はかなり高くなるのがメリット。 ただし道中が輸送護衛部隊とは比べて過酷であり、やはり道中支援は必須。 また集積地対策の対地攻撃艦を入れづらいのがネック。 道中の安定度は下がるが、最低1隻は第一艦隊に入れて撃破の目を作っておきたいところ。 #endregion どちらでもそれなりの苦戦は免れない上、&bold(){第一次友軍はここに来ていない}。 どうしても撃破することが難しいなら待機も手か。 ゲージ破壊後は第二戦力ゲージが出現し、ボスマスと新スタート地点もギミックも無しで出る。 %%あまりの親切ぶりにギミックを疑った提督も多数%% ***E2-2/戦力ゲージ 編成は高速統一の機動部隊、もしくは艦種制限なしの水上打撃部隊となる。 後段作戦の全容が判明していなかった初期段階では水上打撃部隊による攻略が主流だった。 #region(重量編成) 長門改二+陸奥改二の特殊攻撃をメインとした編成。 その他、第一艦隊に脇に制空目当ての伊勢型、特効持ちのItalia、Romaなどを編成し、制空役にArk RoyalかAquilaと補給艦・航巡・水母等を据える形になる。 第二艦隊は特に制限されていない。軽巡(阿武隈)+重巡(Prinz Eugen、妙高などのカットイン重巡)+雷巡2+カットイン駆逐2が主流。 また装備のハードルが高いが、重巡か雷巡を夜襲カットイン装備を施した軽空母にするのも有効。 この場合第一艦隊の制空役が補給艦と空母のみで十分になり、攻撃機の積み増しやItalia・Romaの同時編成も現実的になる。 上記の編成の緩さに加え、マップ面でも電探制限が一切かかっていない。とにかくボスの撃破のみを主眼に置いて編成・装備すればOK。 こちらの道中は水雷戦隊2回+重打撃部隊1回+空襲1回となる。 道中3回+空襲なのでボスの火力は72%まで落ち込んでしまうため、補給艦はほぼ必須。 水雷戦隊は第四陣形で適当に殴っていればだいたい完全勝利できるが、重打撃部隊だけはやや難関。 いつぞやの&bold(){ダブルケツ}の再来であり、運が悪ければ大破艦を量産させられてしまう。 ただし、実際は燃料補正無し+&bold(){単縦陣}なので命中率がかなり悪く、過去イベントほどのプレッシャーはない。((そもそも撤退要因がここしかないのでその時点で雲泥の差である)) また特効がこのマスから既に機能しており、特効艦の弾着観測射撃やFBAカットインでサクサク撃沈できるのも大きい。 流石に撃破段階では電探を装備する上に2隻固定になるので一筋縄では行かないが。 #endregion #region(軽量編成) 高速統一で編成することで水雷戦隊1回を潜水マスに変え、なおかつ空襲戦をスルーできる。 洋上補給を使わずとも弾薬補正を受けずに戦えるのがメリット。 編成は高速かつ特効持ちのイタリア戦艦、Ark Royal、Aquilaを中心に編成する。 第二艦隊は水上打撃部隊とほぼ変わらないので割愛。 道中は水雷戦隊1回+対潜戦闘1回+重打撃部隊1回となる。 対潜戦闘はイベント海域にあるまじき&bold(){単横陣固定}なので全く脅威にならない。時々ラッキーヒットを貰ったりはするが。 重打撃部隊は水上打撃部隊に比べてやや難関で、第二艦隊が殴られたり雷撃される機会が増えてしまう。 ただし第一艦隊の殴られるリスクを減らせるので一概にこちらが悪いとも言えなかったりする。 #endregion #center(){&bold(){ステキ…ヨクキタワァ…}} ボスは&bold(){深海地中海棲姫}。 軽巡相当ということもあってか、艤装は他の大型深海棲艦と比べてやや控えめ。 しかしスペックは異様に高く、堅牢さで鳴らした戦艦仏棲姫:Vacすらも上回る装甲値248/最終:288を持つ。 おまけに随伴に青い重巡棲姫が鎮座しており、ダイソンなど比較にならないほどの圧倒的なタゲ吸い力を発揮。 この2人以外の随伴艦はさほど強力でもないのだが、ガチガチの高装甲の姫が2人並んでいる&bold(){E2}というのは前例が無く、苦戦を強いられたり撤退する提督も多数。 ちなみに乙に下げると装甲が188/最終:228となり前哨戦の装甲が南方棲戦姫と変わらなくなり、丙以下になると装甲がなんとたった88/最終:148になる。 ここまで難易度差で装甲が大幅に変わるのは彼女が初。 #center(){&bold(){ステキステキステキィ…!} &bold(){デモ…ココデ…オワリヨ…ッ!}} ゲージ破壊段階の壊でより顕著になるが、&bold(){単純にひたすら硬い水上艦}というシンプルに厄介な能力。 以前にあった同様のボスと比すれば道中・随伴の状況は遥かにマシではあるが、運が悪ければいつまでも沼るポテンシャルを持っている。 また、前段と後段の解放にタイムラグがあったことで、&bold(){うかつに特効艦を使えない}というのも高装甲のイメージを補強していた。 後段作戦解放後は遠慮なく特効持ちのArk RoyalやAquilaにイタリア戦艦、Prinz Eugenを投入できるようになり、堅牢なイメージは多少緩和された。 特にAquilaの特効倍率は&bold(){1.75倍}と凄まじい高さであり、クリティカルヒットを引けば昼戦で大ダメージを狙うことが可能。 %%あまりにも悲惨な素スペックの関係で起用自体あまりしてもらえず友軍来訪前後まで特効が認識されていなかったのは内緒%% ただ、それでも圧倒的な装甲と耐久力を超えて撃破するのはかなり難しい。 特効持ちのPrinzに魚雷ガン積みにして夜戦キャップに届かせても結構な率ではじかれる。 特殊攻撃や弾着観測射撃の不発、カットインが吸われる、発動してもカスダメどまり等で戦闘経過が噛み合わず、泥沼に陥る可能性は否定できない。 ルート解放、ボス出現、装甲解除等の小細工が一切存在しない正面対決はそれほどまでに困難な道である。 なお乙に下げると重巡棲姫がいなくなり、代わりに輸送ワ級が出るため一気に難易度が下がる。 幸い報酬のロケット戦闘機は乙でも手に入るため、甲がきつすぎて時間と資源が無い場合は乙で突破する人も多い。 #center(){「全力出撃で行きましょうか!」 「Fletcher,了解しました!」} その後、9/11に第一次友軍が来訪したことで状況はやや改善された。 特にアメリカ艦隊は空母2隻が&bold(){米帝装備}で圧倒的な夜戦火力を発揮するため、大きくボスのHPを削り取ってくれる。 もう片方の一航戦コンビは装備があまり合理的でなく、ほぼ削りダメージを与えるにとどまる。 随伴艦が雪風&時雨と本体に投入しやすいカットイン駆逐艦であり、編成をはじきやすいのは救い。 クリアボーナスははLuigi di Savoia Duca degli Abruzzi級軽巡 Luigi di Savoia Duca degli Abruzzi(ゲーム中ではL.d.S.D.d.Abruzzi)。 イラストレーターは妹同様じじ氏。CVは今回艦これ初参加の森山由梨佳氏。 実艦はLuigi di Savoia Duca degli Abruzzi級軽巡のネームシップ。 ほぼ全ての主要な戦闘を妹のG.Garibaldiと共に経験し、ゆえに辿った顛末もほぼ同じであった。 戦後は1950年代後半のイタリア海軍においてアンドレア・ドーリアと共に艦隊旗艦等を務めるなど活躍。 ミサイル巡洋艦に改造されて復帰した妹とは対照的に、1961年に退役してそのまま解体されている。 外見は妹の装備にいた妖精さんとほぼ同一で、ピンクのロングヘア。 しかし何より目を引くのは&bold(){最大クラスの胸部装甲}。もはや戦艦や空母と見紛う大きさである。 G.Garibaldiすら圧倒的な大きさだったにも関わらず、こちらはそれを易々と凌いでいる。 よく見ると&bold(){服が虐待されており}、中破で豊満なボディが露わになる。 性格は姉らしくしっかりしているが、地味に&bold(){Polaに続く酒豪勢}だったりする。%%Zara「」%% ちなみに妹のG.Garibaldiは「ガリィ」と呼び((ただし、放置ボイスや友軍で一緒に駆けつけた際には「Garibaldi」と呼んでいる))、自身の名称は「Abruzzi」を希望している。%%???「エッ」%% &font(l){Garibaldiの読み方が修正されなかったらなんて呼んでたんだろう。} なお史実で英戦艦Valiantを演じた事から女優であると自称しており、同じく映画出演経験のある瑞鶴に親近感を覚えている。%%那珂ちゃん「」%% ちなみにそのValiantは[[Queen Elizabeth級>クイーンエリザベス級戦艦]]四番艦…つまり[[Warspite>Warspite(艦これ)]]の妹で、姉とともにマタパン沖でZara・Pola姉妹をボコったりしているが、今のところWarspiteとの絡みはない。((L.d.S.D.d.Abruzzi級姉妹もイタリア降伏後にItalia達と同行しているので護送にきたWarspiteと面識があると思われる。というか実はValiant当人とも面識がある。)) 深海地中海棲姫がやたらと連呼していた「素敵」もちゃんと装備変更時に言ってくれる。 性能に関しては妹のG.Garibaldi互換で目立った差はない。 運が30と軽巡にしては中々の高さなので、妹ともども今後の魚雷カットイン要員としての活躍が期待される。 丙作戦以上では新型噴進装備開発資材、艦載型 四式20㎝対潜噴進砲が追加される。 乙作戦以上はMe163Bと勲章が増え、甲作戦ではM4A1 DDが追加。 Me163B コメートは世界で唯一実用化された&bold(){ロケット戦闘機}。 当時のレシプロ機やジェット機の遥か上を行く圧倒的な速度性能と引き換えに、&bold(){8分}という短すぎる航続時間を背負ったピーキーな迎撃機であった。 投入当初は重爆への迎撃で戦果を挙げたものの、航続距離の短さを見切った連合軍が&bold(){基地を迂回する}という身も蓋もない戦術を取ったことで無力化されてしまった。 また航続距離以外にも&bold(){搭載燃料がどちらも腐食性}というとんでもない難点を抱えており、パイロットが大やけどを負う事故も引き起こしている。 これを参考に秋水の開発を行う予定だったものの、図面などを運んでいた潜水艦が沈没したことでほぼゼロからの開発となった。 M4A1 DDは言わずと知れた米陸軍の主力戦車[[M4シャーマン>M4中戦車]]の揚陸戦バージョン。 活躍や欠点等の詳細な解説は個別項目に譲るが、現状ゲーム内で言えば&bold(){最強の戦車装備}なのは間違いないだろう。 %%89式とかチハでやりくりしていたところにこんなものを出して大丈夫なのだろうか%% レアドロップは新規艦となるMaestrale級駆逐艦 Grecale。 イラストレーターはじじ氏、CVはL.d.S.D.d.Abruzziと同じく森山由梨佳氏。 実艦はMaestrale級駆逐艦の2番艦。名前は「北東の風」。 史実においては幾度もの戦闘・海上護衛を経験しつつ、連合国編入後は&bold(){重巡撃沈}という戦果を挙げた歴戦の駆逐艦。 正確に言うと重巡の撃沈は搭載していた人間魚雷((北上や伊58の嫌う「アレ」ではなく、機雷を直接敵艦に張り付けるための水中スクーターのようなもの))の設置した吸着爆雷によるもの。 戦後はフリゲート艦に改装され、1965年の除籍まで長きに渡って平和な海を守っていた。 ちなみにMaestrale級駆逐艦4姉妹で唯一の生存艦である。 Maestrale級の未実装は末妹Sciroccoを残すのみとなった。 外見はMaestrale級共通の褐色に加えてミルキーホワイトのウェーブのかかった髪。 加えて&bold(){悪戯っぽい表情}と&bold(){舌出し}に&bold(){ピース}という、いわゆる&bold(){メスガキ}的な顔が特徴。 中破しても余裕が崩れておらず、&bold(){何かを期待しているような表情}を浮かべている。 性格も外見準拠で、不敵な言動ながらもかまって貰えないと拗ねるという一面を見せる。 また姉妹と違って&bold(){完璧に仕事をこなす}天才肌。ミスした描写が1度もない上、料理も豪勢なイタリア料理を手際よく作っている。 性能はMaestrale級の標準ラインだが、終戦まで生き延びたこともあって改装後の運が40と高め。 魚雷カットインを十分に狙える数値のイタリア駆逐艦は初。 どの難易度でもS・A勝利でドロップが確認されており、S勝利はもちろんのこと、A勝利でも前回のFletcherよりはかなり落ちやすくなっている。 クリア後の到達はかなり安定するので、E3をクリアしたor友軍待ちの場合は掘削作業を行うのも十分あり。 その他第二ゲージのレアドロップはZara、Pola、大淀、藤波、浜波、日振、大東など。 このうち大淀のドロップ率が&bold(){何故か異様に高く設定されている}。 またボス道中のケツダイソンでもWarspiteやArk Royal、神鷹や御蔵などのレア艦が落ちるようになっている。 掘りやすさで言えばE1に匹敵するため、御蔵以外のレア艦も狙う場合はここのS掘りもアリ。 余談だがZara、Polaはイベント開始から1週間後の後段作戦開放のオンメンテまで一切ドロップしないバグがあった。 また、第一ゲージではE1同様御蔵がドロップする。 難易度及びガシャンありのここで掘る人はまずいないだろうし、そもそもレアドロップが前述のケツダイソンとほぼ共通なので行く意味はあまりない。 } **E-3『発動!「シングル作戦」』-南イタリア/アンツィオ沖- #openclose(=詳細な解説){ #center(){&bold(){クラエッ!} &bold(){シズンジャエバッ!}} ジブラルタルの突破に成功した艦隊を待ち受ける敵の潜水艦、要塞、上陸部隊。 群がる全てを薙ぎ払い、道を切り開いたその先には――― お札は『地中海艦隊』。 3枚目となる札だが、実質的に使用艦はほぼ固定化されているのであまり気にする必要はない。 また乙難易度以下では出撃制限が無くなる。 基地航空隊は3部隊の出撃が可能。ただし本マップでは陸攻隊⇔防空隊の切り替えがかなり多い。 機種転換をミスした場合は時間を無駄に取られるので要注意。 ***E3-1/戦力ゲージ 編成は高速統一の水上打撃部隊が基本。 第一艦隊は高速化Nelson+Iowa+Zara+Pola+高速軽空母(・Intrepid・Saratoga MkⅡ)+水戦搭載軽巡(由良・多摩)。 第二艦隊は阿武隈+日進+対地駆逐艦3+対潜駆逐艦1でOK。阿武隈を使い切ってしまっている場合、先制対潜と対地装備が両立可能な龍田改二を起用する提督も少なくなかった。 特にNelsonはボス撃破・ギミック解除のどちらでも八面六臂の活躍を見せる。 裏道として、この後のギミックで使う関係で通常艦隊でもボス到達可。 この場合は低速艦がいても問題なく、なんと&bold(){潜水艦6隻でもボスまで行く}。しかも潜水艦の特性がボスの弱点に突き刺さるため、どちらかというと削り向きだが攻略も可能。 潜水艦もこの後のギミック解除で活躍を見せるので用意だけはしておくといいだろう。 道中は水雷戦隊1回、対潜戦闘1回、空母機動部隊1回。 対潜戦闘はいつもの&bold(){潜水新棲姫 バカンスmode}。 回避できない難敵ではあるが、1ゲージ目では3隻編成な上に単横陣固定。東海部隊の集中+3種シナジーの対潜艦1隻が先制対潜攻撃すれば被害なく抜けられるはず。 なお、&bold(){潜水艦隊で来た場合は敗北扱いにはなるがノーダメ通過となる。} ボス前の空母機動部隊は&bold(){空母夏姫}が旗艦だが、ここでもE2-2のケツマス同様既に特効が機能している。 早々に機能停止するパターンがほとんどであり、そうでなくても単縦陣か輪形陣なのであまり攻撃も命中しない。 ただしツ級flagshipが先制対潜でしてくるため、潜水艦隊で来た場合のここが道中最大の壁となる。 道中支援を入れても先制対潜前に落とせるかは微妙なところなので、警戒陣に賭けるのも手&font(l){なんだけど、そんな事は知らんと言わんばかりに貫いてくることも多々あるので正直祈るしかない。} #center(){&bold(){モウ…トベナイノヨ…} &bold(){ワカル…ネェ…?}} ボスは泊地水鬼 バカンスmode。必要航続距離は8で、陸戦による護衛はできない。 1年前とスペックは変わっていないものの、今回は随伴艦に集積地棲姫複数、砲台、PT小鬼群と厄介を煮詰めたような編成。 E2-1と違ってきっちり連合艦隊であり、特に前衛の戦艦タ級及び軽巡ツ級flagshipはほぼ昼で落とすことができない。 下手をすれば夜戦突入に失敗することもあり、撃破難易度は高いように見える…のだが。 #center(){&bold(){「出ておじゃれ!隠れていても泊地は匂いで分かりまするぞ!」}} 何故か&bold(){対地特効}と&bold(){魚雷特効}を併せ持つという珍妙な装甲特性を持っており、対地装備を盛った日進の先制&閉幕雷撃で&bold(){致命傷を受ける}。 また対地装備+魚雷カットインでも大ダメージを与えられるため、カットインルーレットが成功すればあっさり撃沈できてしまう。それどころか&bold(){日進の開幕雷撃1発が命中しただけでゲージ諸共体力が吹き飛ぶ事も珍しくない。} これらの事は潜水艦隊にも同じ事が言えるため、対地装備を盛った潜水艦達の先制&閉幕雷撃が突き刺さったり、夜戦で対地+カットインが可能なヒトミやイヨがねじ伏せることもある。 というか、対地ガン積みなら欧州補正持ちとされるろーちゃんやごーちゃんがT字不利でも叩き潰してしまうことも。 ただ潜水艦は手数の問題で連合艦隊以上に昼戦で水上艦を排除しにくいので基地航空隊と支援艦隊、友軍がどの程度露払いしてくれるかにもかかっている。 特にPT小鬼群や、最終形態のタ級flagship追加+ツ級flagshipが2隻になる第二艦隊が残ってしまうと厳しい&font(l){というか、友軍実装前は後者3隻が昼戦開始までに残った場合はほぼ勝ち目はなかった}。 &font(l){集積地棲姫と砲台は特二式内火艇の数が揃っているなら昼戦で確定でどちらかを狙ってくれるのであまり気にしなくていい。} 総じて見掛け倒しという印象が強く、さしたる苦戦もなく突破できるはず。 9/20以降は強力友軍支援要請さえすればこのマスにも友軍が来るようになり、攻略難易度は更に下がった。 ***E3-2/戦力ゲージ・ギミック解除 #center(){&size(22){[[やることが…やることが多い…!>金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿]]}} ある意味今回のラスボス。 本マップにおけるギミックの煩雑さは一言で言えば&bold(){異常}。かのレイテ前編すら凌ぐ手順の多さを誇る。 とにかくあまりにもやるべきことが多いため、都度メモして達成したものを確認していくのを推奨する。 まず第一ボス撃破後、第二ボスへのルートを出現させなければならない。 必要な手順は以下の通り。 ・KマスでA勝利 ・EマスでA勝利 ・Oマスで2回A勝利 ・防空で航空優勢2回 K・OマスでのA勝利は第一ゲージの編成を基地航空隊含めてそのまま流用するだけでOK。 ただしOマスは&bold(){重巡夏姫・集積地棲姫 バカンスmode・PT小鬼群・砲台小鬼・飛行場姫(ランダム出現)}といった&bold(){ほぼボス編成}なので道中支援抜きでのA勝利は非常に困難。 陸攻隊をきっちり派遣し、Nelson Touchも使うなりしてガチ勝負を仕掛けよう。航続距離が8必要なので陸戦を編成に入れないように。 Eマスは通常艦隊で到達可能。こちらも集積地棲姫 バカンスmodeが鎮座するボス編成だが、Oマスほどの強敵ではない。 潜水マスを通る必要が無いため陸攻部隊を3部隊全部派遣した上でNelson Touchで吹っ飛ばしてしまえばA勝利以上は取れるはず。 防空での航空優勢はかなり厳しい。 冒頭のシステム解説でも述べた通り、高高度爆撃はロケット戦闘機がなければこちらの制空値を半減してしまう。 E1・E2報酬のMe163Bと秋水を投入するのはもちろんだが、3部隊がっちり防空に充てなければ優勢をもぎ取ることはできない。 他の条件の解除に陸攻隊を使うことが基本である以上、この条件は最初か最後に回して入れ替えの手間を省くべきだろう。 ボスマスが出現した後もギミックはまだ続く。 今度は新スタート地点を出現させるギミックであり、ゲージ破壊段階においてはほぼ必須となる。 条件は以下。 ・Tマスで2回A勝利 ・Dマスで航空優勢 ・Rマスで航空優勢 ・Uマスで2回A勝利 ・防空で航空優勢1回 Tマスは到達に特殊な編成が必要になる。 具体的に言うと潜水艦6隻もしくは&bold(){大鯨}((改造前に限る、つまり龍鳳ではダメ))+潜水3隻を加えた水上・機動連合でなければ辿り着けない。 大鯨を第二旗艦に置き、潜水艦全員を第一に配置すれば楽だが、大鯨が居ない場合はかなりギリギリな編成を強いられる。 ただしTマスそのものはさほど強力な敵艦隊がいるわけでもないので、道中に陸攻隊を派遣すれば到達自体は容易。 Dマスは通常艦隊で到達可能。ルート分岐に編成条件が関わっていないので、空母に艦戦をモリモリにすれば航空隊無しでも達成可能。 Rマスはボス前のマスなので工夫しなくとも到達できる。ボス用の陸戦1+陸攻3の航空隊を2回集中すればさほど艦戦を盛らなくても優勢は取れるだろう。 #center(){&bold(){ヒャーッ!キヤガッタカァ…!}} Uマスは要するに&bold(){ボスマス}。 ボスを務めるのは&bold(){アンツィオ沖棲姫}。艦種が&bold(){轟沈駆逐艦}と大変モチーフが分かりやすい。 ただし外見が&bold(){たこ焼きを被って遊んでいる子供}なのであまりプレッシャーを感じられなかったり。声もやたらかわいい。 &font(l){が、その外見から&bold(){内部で中身が建造中なのではないか}という推測も存在する…。} スペック面では異様に高い装甲が目を引き、壊になってすら居ない段階で&bold(){300越え}。 また随伴艦が泊地水鬼 バカンスmode・集積地棲姫 バカンスmode・飛行場姫・砲台小鬼と陸上型祭りで非常に堅牢。 随伴艦隊も戦艦タ級flagshipや軽巡ツ級flagshipに輸送ワ級flagshipなどの高耐久の敵艦が多く、1ゲージ目と同様に夜戦移行の失敗も普通に起きる。 幸いPT小鬼群がいないのでPT対策する必要はない。 到達は戦艦と正規空母がそれぞれ2隻づつ以下であればどんな編成でもOK。 低速でも逸れないので、Nelsonを高速化していた場合はここで装備を変更しておこう。 とにかく現時点ではA勝利をもぎ取るの(とボスのHP削り)が大事なので、敵の数を減らすことに集中すればよい。 第一艦隊はNelson+Iowa(・Warspite)+Zara・Pola+日進(・Commandant Taste)+Intrepid(・Saratoga)が基本。 Nelson Touchで戦艦とZara級、もしくは対地水母をぶん投げて敵HPを大幅に削り取り、弾着観測射撃や連撃で仕留める構成となる。 第二艦隊は阿武隈+雷巡+対地駆逐艦2+対空カットイン艦1+対潜駆逐艦1の構成が多い。 この時点でボスを撃破することはほぼ不可能であるため、とにかく連撃装備で削りダメージの蓄積を狙うのがベター。 対地駆逐艦は主砲2門+対地装備であれば随伴の掃除も兼ねられる。 またFletcher級は主砲2門+WG系で連撃しつつ対空カットインと対地を兼ねられるため相性がとても良い。 随伴艦のうち8隻を撃破できればA勝利になるので、ボスへの削りも兼ねてどんどん出撃していればいつかは達成できるはず。 というか次のギミック条件にボスHPが関わっているため、何となくやっていてもいつのまにか達成しているのがほとんどだろう。 防空優勢はルート出現時同様すべての航空隊を割く必要がある上、削り自体は最初のスタート地点からでも安定して行える。 最初にこなしてしまうか、最終段階に到達するまで後回しにしてしまってもOK。 戦力ゲージを削り切り、-壊に変化した後に最後のギミックとなる。 これを解除すればボスマスでの特効倍率が上昇するため、撃破難易度が大きく下がる。というかやらないとキツい。 条件は以下の通り。 ・防空での航空優勢1回 ・EマスでS勝利 ・FマスでA勝利 ・JマスでA勝利(通常艦隊or輸送護衛部隊) ・OマスでA勝利 ・Hマスで制空権確保 まず重要な点として、&bold(){-壊に変化したタイミングでないとギミック解除が不可能}であること。 幸い、この時点でKマスの編成で戦艦夏姫が2隻になるのでそこまで進んで確認すればよい。&font(l){後述の事情もあるので自信があるならそのままボスまで進んでゲージ破壊を試みてもいい。} 防空での航空優勢は省略。新スタート地点出現と同時にこなしておけば煩雑さも少ないか。 甲作戦の場合、基地空襲はボス最終編成突入時点で強編成固定になる為、航空優勢のボーダーラインはかなり高い。 過去のイベントで手に入れた強力な局戦・陸戦や本イベントで入手するロケット戦闘機無くしては土俵に上がることすら厳しい。 とは言え装甲破砕無しでもクリアした例もそれなりに上がっており、強力な友軍も来ている今は航空優勢が無理だと感じたらギミックを解除せず素直に殴る手もある。 EマスのS勝利も最初のA勝利とほぼ変わらないが、陸攻隊の派遣、Nelson Touch使用と対地装備の搭載は怠らないようにしたい。 FマスのA勝利は東海部隊の派遣だけで特に意識しなくても達成できるだろう。次のJマスA勝利と同時にこなすのもあり。 JマスでのA勝利は一見面倒、というかボス前の&bold(){空母夏姫が厳しい}…ように見えるが、通常艦隊でNelson Touchをぶっ放せば特に労せず突破可能。 特効×Nelson Touch補正の合わせ技で1度ヒットすればほぼ中破に追い込める。ボスマスは敵随伴艦の始末が簡単((こちらの戦艦+空母の艦隊で水雷部隊を始末できる))なのでA勝利は楽勝。 OマスのA勝利は省略。 Hマスは第一艦隊に空母を3隻以上入れれば到達可能。空母機動部隊で空母に艦戦を詰め込めばほぼ確保できるが、不安ならボス用の航空隊を集中して削ってもよい。 以上の条件を満たした場合、リザルト画面で #center(){&bold(){チッ…ナマイキッ…!}} というボイスが聞こえ、これで装甲解除となる。 上述の通り、&bold(){あまりにもギミックが多すぎる}ので一気にこなすのは非常に困難。 というか&bold(){ボスのHP削り自体がギミック}なせいで&bold(){ボスすらギミックのひとつ}という印象が強かったりする。 ***E3-2/戦力ゲージ・ゲージ破壊 ようやく勝負の檜舞台が整ったところで最後の戦闘となる。 編成は新スタート地点を利用できる空母機動部隊一択。 戦闘経過・編成できる艦のどちらを鑑みてもこちらがベストだろう。((水上打撃部隊の場合燃弾消費のペナルティがある為、消費の少ないルートを選べる秋津洲か洋上補給を積める速吸・神威を連れて行くしかない)) 編成例は様々なものが存在するが、よく用いられている編成艦は以下の通り。 #region(通常機動艦隊) 当初から用いられていた基本的な編成。後述の秋津洲機動部隊でも秋津洲以外は基本はこの面々が選ばれることになる。 正規空母系2以下かつ戦艦系・空母系の合計が4以下で到達。 第一艦隊はNelson+Iowa(・Warspite)+Pola+日進(・Commandant Taste)+Saratoga MkⅡMod2+Intrepid。 第二艦隊はG.Garibaldi(・阿武隈)+Ташкент+Zara+雷巡+Fletcher級+Jervis。 第一艦隊のうち、Nelsonはほぼ旗艦固定。Nelson Touchに戦艦や対地装備の水母を巻き込めるよう、配置には気を配っておくとよい。 特効持ちの戦艦はIowaとWarspiteの他にイタリア戦艦もいるが、射程の関係でNelson Touchを阻害するデメリットを考えるとあまり優先度は高くない。 ボスの随伴対策に3番艦と5番艦に対地装備をたくさん乗せた水上機母艦を入れて第一艦隊の戦艦をNelsonのみにし、第二艦隊に高速戦艦を入れるのも手。 ただし日進を起用すると友軍を多数はじくので注意。その他WarspiteとGaribaldi、Abruzziも強友軍枠に入っているので注意。 第二艦隊に高速戦艦を入れる場合、特効倍率が比較的高く耐久が高いIowaが最有力となる。 アメリカ空母2隻は特効持ちかつ高性能なので、所持していれば入れない選択肢はないだろう。Saratogaは中破でも攻撃できるMod2にしておくとダメージを稼ぎやすい。 第二艦隊は軽巡枠をG.Garibaldiと阿武隈のどちらにするかで意見が分かれる。 道中安定への寄与の度合いは特効を考えると大差なく、ボスマスでの随伴艦撃破にも同様のことが言える。好みで選んでしまってもOK。 Ташкентは対潜装備3種シナジーを達成しつつ探照灯でデコイにもなれるため、所持しているなら是非投入したい。 雷巡・Fletcher級・Jervisはボス撃破の中核を担うフィニッシャーとなる。いずれも魚雷カットイン装備にしておこう。 特にJervisはキャップ後1.6倍という強烈な補正を持っており、クリーンヒットすれば中破からでも撃沈を狙える。 #endregion #region(秋津洲機動部隊パターン(×2)) イベントの進行に合わせて情報が累積した結果、新たに編み出された編成。2種類存在する。 一つは秋津洲+駆逐艦3を編成することでボス前の重打撃部隊(ケツダイソン)を回避し、緊急修理マス+対潜戦闘に変えるパターン。 ただし増える対潜戦闘は&bold(){潜水夏姫}率いる潜水艦隊であり、対潜装備艦を増やしていなければ被害は必至。 潜水新棲姫 バカンスmodeに派遣している東海を分散させる必要もあるため、総合すると通常の機動部隊とあまり被るリスクは変わらないかも… もう一つは戦艦系・空母系・重巡(航巡は対象外)・雷巡・軽巡・補給を8隻まで入れた上で秋津洲を編成することで道中の空襲が1回増える代わりにボス前の緊急修理マスの後に重打撃部隊へ行くパターン。 戦闘は増えるが空襲なのでペナルティも一応あるがごくわずか、余裕をもって第二艦隊に高速戦艦を2隻入れる事が可能。 空母を多数起用すれば開幕航空攻撃も激しくできるので、道中の事故率が減ってボスでの第二艦隊の排除が楽になるのと東海部隊をFマスに専念させられるのが大きな長所。 なお、秋津洲本人もイメージほどお荷物というわけでもなく、対地装備を一通り装備できるためボス編成への攻撃力は高く保てるので、 修復を諦めればWG・迫撃砲+戦車+内火艇で集積地棲姫も撃破可能なので第二艦隊のフォローも可能。 #endregion 道中は以下の3パターンとなる。 ・通常機動艦隊:空襲戦+対潜戦闘+混成打撃部隊+重打撃部隊+空襲戦 ・秋津洲機動部隊(対潜ルート):空襲戦+対潜戦闘+混成打撃部隊+対潜戦闘+空襲戦 ・秋津洲機動部隊(重打撃ルート):空襲戦+対潜戦闘+混成打撃部隊+空襲戦+重打撃部隊+空襲戦 やはり潜水新棲姫との対潜戦闘が問題になるが、現時点では&bold(){東海派遣+対潜装備艦の先制攻撃}で殲滅するのが主流。 キラ付けでお祈りするよりも、高火力が約束されるフィニッシャー((もっと極端に言えばJervis))を確実に保護した方が安定するという理屈である。 ただし、秋津洲対潜ルートのみもう一戦潜水夏姫との対潜がある事に注意。 重打撃部隊はダブルケツが相手となるが、ここは特に心配する必要はない。 ギミック解除のボス削りで何度も相手をしていれば理解しやすいが、ここのケツは&bold(){ほとんど脅威にならない}。 なんと撃破段階で2隻になっても&bold(){電探を装備しない}。E2と同様に特効がこのマスから機能していることもあり、完全勝利ですり抜けられるのも珍しくなかったりする。 #center(){&bold(){ヒャヒャヒャッ…!} &bold(){ヤレバ…デキルンジャナイカ……ヤレバ…!}} 最後の相手は&bold(){アンツィオ棲姫-壊}。 [[英国面]]だった外部装甲が破壊されて中身が露出し、&bold(){首の縫合跡}が目立つ不穏な出で立ちとなる。 スペックは装甲解除抜きでは極めて撃破が困難。 耐久800はともかく、装甲が&bold(){346}と大幅にキャップオーバーしたむちゃくちゃな高さ。Jervis以外がまともにダメージを与えるなら装甲解除は必須。 随伴艦の泊地水鬼と集積地棲姫もしっかり壊にパワーアップしており、対策抜きではこいつらの撃破すらおぼつかないだろう。 ただし装甲解除をきっちりやれているなら話は別。 随伴艦にPT小鬼群が不在であるため、Nelson Touchで対地装備艦や特効を載せた戦艦を投げつければ次々と爆散させられる。 普通の弾着観測射撃でも砲台は一撃、飛行場姫や集積地も中破に追い込めるので、見かけほどの苦戦はない。 また夜戦においても大幅に補正がかかり、Abruzzi級やZara級の夜戦連撃でも装甲を貫通できるようになる。 随伴艦を掃除しきった上でFletcher級やJervisのカットインを叩き込めれば撃破は目前だろう。 そして9/20の夜半より、遂に待望の友軍が来援。 特効を持つWarspite・Garibaldiや強力な対地武装を備える日進が強編成として来援する。 持参する装備の多くは対地寄り(駆逐艦もロケットランチャーや迫撃砲を持参する)であり、敵第一艦隊に残った随伴艦を片付けるのが彼女らの主任務になるだろう。 が、これによりWarspite・Garibaldi・Abruzzi・日進は艦隊に組み込みにくくなってしまった。特に日進は出てくるパターンがやたらと多い。 &font(l){しかしあからさまにNelsonやJervisが友軍にいないのは有情かもしれない。} 共通クリアボーナスはJ級駆逐艦 Janus。 イラストレーターはコニシ氏、CVは小澤亜李氏。 小澤氏が演じる新規艦娘は初登場の14年秋イベント以来久々の実装である。((小澤氏は艦これサーカスにも秋月役としてゲスト出演しており、まさかの登場に驚きを隠せない提督達も多かった)) 実艦はJ級駆逐艦の5番艦。 Jervis同様就役時期がほぼWWⅡ勃発と重なっていたため、開戦当初からさまざまな戦場に投入された。 大型艦艇の護衛作戦や輸送部隊襲撃、水雷戦隊との砲撃戦などの激戦を経験し、修復を要する損傷を2度も受けながらWWⅡを戦い抜いていった。 シングル作戦においてもJervisと共に上陸支援を行っていたが、ドイツ空軍機が発射した対艦ミサイルHs293の直撃を受け、その生涯を終えた。 外見はJervis同様の金髪碧眼だが、髪型はボブカットに大きくロールした毛先と独特。 口が[[国民的RPGの軟体生物>スライム]]みたいな形だったため、当初は生意気なキャラクターだと勘違いされたりしていた。 実際の性格や言動はJervisとのバディである側面が強調されており、天真爛漫な姉をフォローしたり突っ込んだりする役割。 一方でプライドが高いのか、自分の戦績を知らない者には「モグリ」呼ばわりして怒り出す。&font(l){あれ?同じこと言い出す初期艦がいたような…}((その叢雲とは5番艦という共通点があったり。)) なお、WarspiteとArk RoyalはJanusが深海に囚われている事を知っていたらしく、イベント限定ボイスで「Janusを取り返さなければ(意訳)」と口にしていた。((イベント実装艦が実装イベント内で他の艦娘から名前を出されるというのは異例の事態である。)) 性能は運以外はJervisとほぼ変わらず、運用面もそれに準じる。 運は22とやや低いのでカットイン要員としては使いにくいか。 ただし改造後に対潜+13のソナーを持参してくるため、レベル上げの優先度自体は高い。 他のクリアボーナスは丙作戦でMe163Bが追加。 乙作戦では代わりにFw190A-5(熟練)、Fw190D-9が追加される。甲作戦では乙の報酬に加えて秋水となる。 このうち、Me163Bと秋水は高高度局戦、Fw190A-5は通常の艦戦、D-9は通常の局戦であることに注意が必要。 今後の高高度迎撃がどうなるかは不透明だが、高高度局戦の数が重要であることは間違いない事実。 もし甲を狙えない場合は一気に丙まで落としてしまうのもアリかもしれない。 Fw190A-5改(熟練)はまさかの&bold(){艦載機}。 史実でも輸入したFw190Aを技術導入を加えてライセンス生産したという触れ込みだが、&bold(){陸上機}((陸上基地からの離陸が前提であるため滑走距離が長く、空母からの発艦が厳しい))をどうやって発艦させているのかは気になるところ。 Fw190D-9は「長鼻のドーラ」と呼ばれたFw190の液冷エンジンバージョン。 性能向上幅はかなりのものだったが、押し寄せる連合軍の重爆や護衛機には対応しきれず、Ta152が派生型として開発されることになる。 レアドロップはE3-1ボスマスではТашкент、Maestrale、Libeccio、Luigi Torelli、伊26、早波、択捉。 E3-2ボスマスではItalia、Roma、Aquila、Jervis、Johnston、Gotland、峯雲、岸波、対馬、そして未所持限定でE-2に引き続きGrecaleに加えなんと&bold(){Nelson}がドロップ。 だが&bold(){Jervis、Johnston、NelsonはS勝利限定のドロップ}であり、どちらも友軍無しではS勝利はかなり狙いにくい。 とはいえNelsonは非常に魅力的であり、もし未所持であれば難易度を下げてでも掘るだけの価値は十二分にある。 またE3-1はゲージ破壊後はかなり周回しづらい((輸送護衛部隊か通常艦隊のみで到達可))のは留意しておこう。 } 追記修正はギミックの山を片付けてからお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) //総合相談所で頂いた意見に基づき、コメント欄は撤去して作成しました。

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