NG(ゲーム)

「NG(ゲーム)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

NG(ゲーム) - (2024/07/11 (木) 23:06:06) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2020/03/18 (水曜日) 17:37:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(White,Black){つきにかえった}}} #center(){&bold(){&color(White,Black){かぐやひめはいいました}}} #center(){&bold(){&color(White,Black){「あたけそたぼけうよたけ」}}} #center(){&bold(){&color(White,Black){どんないみ?}}} ***概要 『NG』とはエクスペリエンスから2018年9月13日に発売された[[PlayStation Vita]]用のゲームソフト。 前年に発売された『[[死印]]』に次ぐ心霊ホラーシリーズの2作目で、ゲームジャンルは裏御伽・心霊ホラーADV。 ゲームの基本的なシステムは『死印』と同じだが、探索パートの快適性などはかなり改善されており遊びやすい作りになっている。 また、世界観や設定は前作と共通であるもののストーリーは独立しているため、本作からプレイしても十分楽しめる。 基本プレイ時間は15時間ほど。トロコンを含めても25時間程度が目安となっている。 ビジュアルのイラストレーターは『死印』とは別の人になっているが、負けず劣らずのグラフィックで怪異の気持ち悪さや不気味さを上手く表現している。 ちなみに、声優陣はホーリーピーク所属の声優で固められている。 ***あらすじ 1999年、東京。 とある少女が、忽然と街から姿を消す。 それをきっかけに、命がけの遊びに巻き込まれる少年。 伝奇・伝承に彩られた心霊や怪異たちが、 じわじわと日常を浸食し、常識を変貌させていく ヤツらには、道理も遠慮もいらない。 少年は拳を握り、抗う。 問答無用のアウトローたちと共に! (公式サイトより引用) ***前作『死印』との変更点 ・同行者の変更が楽になった 『死印』では毎回拠点の九条館に戻らないと同行者の変更が出来なかったが、 今回は探索先の入口の見張り等を理由にもう一人の同行者も着いてくるため、変更(交代)が簡単にできるようになった。 また、現在の同行者では問題が解決できない場合は×印が表示されるようになった。 ・マップ移動、探索の簡易化 探索時のマップ移動が十字ボタンでできるようになった。 ・各チャプターの同行者のどちらでも怪異を倒せる 大きく評価されている点の一つであり、各チャプターの同行者のどちらを選んでも怪異を撃破することができるようになった。 そのため、怪異を破壊してしまった場合の同行者の死亡スチルも各チャプターに合わせて複数用意されており、 血溜まりや身体の一部といった描写止まりだった前作とは異なりどれも中々気合が入っている。 ***登場人物 ・主人公 CV:川端快彰 本作の主人公で、デフォルト名は&ruby(きじま){鬼島}&ruby(あきら){空良}。高校3年生の18歳。 基本的には寡黙で乱暴な印象を受けるが、義妹である愛海に日常的に手料理を振る舞う、時には友人の無茶振りを聞くなど、仲間や家族思いの一面もある。 母子家庭で育ち、2年前に母親を亡くしたため母の妹である那津美に引き取られたが、一人が好きという理由で今もボロアパートで一人暮らしをしている。 集中力を含めた身体能力や格闘センスがズバ抜けて常人離れしている反面、学力はかなり低い。 かつて友人である天生目の紹介で、天生目組が取り仕切る「アングラマッチ」という賭け試合に参加し生計を立てていた時期があり、選手としては無敗を誇っていた。 大型のバイクを所持しており、作中でも何度か使用する場面が見られる。 物語序盤、かくやにより「かくや遊び」に巻き込まれ、彼女に拐われた愛海を取り戻すべく協力者たちと共に奔走することになる。 その中で、残された血痕に触れることで血の記憶を読み取る能力「ブラットメトリー」に覚醒し、これを駆使しながら怪異と対峙していく。 %%文章で見ると境遇含めてかなり属性盛り盛りの一般人離れした人物。%% ****同行者となる人物((前作では各章の同行者候補は3人ずつ用意されていたが、今作は2人ずつ。)) 上記のあらすじにある通り、&s(){主人公を筆頭に}その全員が大なり小なりのアウトロー(=無法者)。 前作とは異なり、主人公以外は怪異に狙われている当事者ではないが、興味や別の目的の為に同行してくれる。 ・&ruby(あまのめ){天生目}&ruby(せいじ){聖司} CV:佐香智久 「やあ。調子はどうだい、親友?」 主人公と同じ高校に通う高校3年生。舞台である吉走寺の神座区を拠点にする暴力団「天生目組」組長の一人息子。主人公とは小学生からの腐れ縁。 見た目は爽やかな好青年で言動も理知的だが、その本性はドス黒いうえにズル賢い。%%悪い顔のスチルがめちゃくちゃ悪人面。%% まだ正式に組入りこそしていないが既に複数のビジネスに関わっており、警察やマスコミの一部からは「脅迫王子」の呼び名でマークされている。 その脅迫相手は他会社の役員から政治家、果ては警察の上層部にまで及び、作中でも何度か自身の権力をフル活用して暗躍する。 一方でオカルト絡みの話題が全般的に苦手であり、アレルギーに近い形で拒否反応が起こる。過去には怖い話を聞いた日の夜に一睡もできず翌日倒れたことも。 主人公によくジュース等を差し入れてくれるが、「ドリアンソーダ」や「トンカツドリンク」など%%ゲテモノ%%珍しい味の商品を好む。 女性の好みは母性のある年上で、主人公の義母である那津美を口説こうとしているほか、ロゼについても気にする素振りを見せる。 Chapter1.2および条件次第でChapter5の同行者となる。 ・&ruby(はづき){葉月}&ruby(かおる){薫} CV:緑川優美 「おはようございます。」 お嬢様高校の2年生で愛海の友人。同級生だった高村ゆりの紹介で2年前に愛海と知り合い、3人でよく遊んでいた。 気さくだが芯の通った性格で、一見とっつきにくい主人公や曲者の天生目が相手でも物怖じしない。 人気アイドル「来瀬もも」の大ファン(通称モモラー)であるため、時間や場所を選ばず常に彼女と同じようなゴスロリ服を着ている。 筋金入りのオカルトマニアで、好奇心旺盛ではあるが弁えて行動できるため、トラブルメーカーになることはない。また、趣味に対する行動力や覚悟も本物。 丸橋に絡まれていた彼女が偶然通りかかった主人公に助けを求めるシーンから、本作の物語が始まる。 Chapter1.2および条件次第でChapter5の同行者となる。 ・&ruby(ばん){番}&ruby(なおまさ){直政} CV:山下大毅 「金を貸してくれ。」 三流週刊誌で記者をしている胡散臭いブラックジャーナリスト。40歳。 主に企業とヤクザ絡みのスキャンダルを探っており、時には掴んだネタをダシに口止め料を巻き上げたりするなど、やっていることはゴロツキに近い。 どういう訳か怪異の存在について把握しているようで、その調査をしていると思しき主人公たちに接触してくる。 中毒レベルでギャンブルを趣味にしているが滅法弱く、日常的に困窮している。情報料と称して年下の主人公にギャンブル代をたかることも。 その一方で、大学時代には教員免許を取得しているなど地頭は良く、仕事や探索においても基本は理性的かつ慎重に動く。 Chapter3.4で同行者となる。 ・ムーラン・ロゼ CV:富沢恵莉 「問題ない。」 自称20代の自称マジシャン。黒のドレスに身を包んだ、本名や経歴が一切不詳である秘密主義の女性。 マジシャンとしては世界的に有名らしく、常に芝居がかったスマートな口調で話すが、どこか得体の知れない雰囲気を醸し出してもいる。 「心霊に詳しい人物」という番の紹介で主人公の前に現れるが、曰く「心霊に詳しい女が副業でマジシャンをしているだけ」とのこと。 職業故に手先は器用で、特技はピッキング。また、芸術分野に関する教養が高く、音楽や声楽についての造詣も深い。 かなりの酒好きで、夜は何軒も飲み歩くほどの酒豪。ちなみに男性の好みは年下。 現在はある名家の当主に雇われる形で、番と共に怪異や心霊現象についての調査をしている。 Chapter3.4で同行者となる。 ****同行者にならない人物 ・&ruby(くるせ){来瀬}もも 「こちら来瀬もも。あなたの背後霊は今日も元気にしてる?」 銀髪とゴシック服がトレードマークの、現在人気急上昇中のオカルトアイドル。上記の台詞はお決まりの挨拶。 映画「放課後の怖い噂」の主題歌「ワンダーラビッツ」が大ヒットしており、彼女に全く興味がない天生目ですらこの曲は好きだと公言するほど。 前作『死印』に登場した柏木愛および柏木が所属しているグループ「ラブ&ヒーロー」とも仲が良く、最近は共演することも多々ある模様。 ちなみに初登場は水着グラビアの誌面というかなりインパクトのあるもの。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は&bold(){葉月薫}本人で、愛海はそれを知る人間の一人。アイドル衣装に着替えると一瞬で敬語口調に切り替わるなど、オンオフはかなり徹底している模様。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){序盤に判明する事実であり、本編では有名人なのにもかかわらず割と軽率にアイドル姿になる。ちなみに連日の夜間外出は事務所の稼ぎ頭である彼女の我儘という形で半ば黙認されている状態。}} ・&ruby(きじま){鬼島}&ruby(なつみ){那津美} CV:緑川優美 主人公の叔母であり、愛海の母親。33歳の未亡人。 夫が経営していたバー「黒兎」を継いでオーナーを務める傍ら、ホラー作家としても活躍している。 3年連続で安岡文芸賞を受賞しており、執筆のペースこそ遅いがその実力は確かな模様。 反面、バー経営に関してはかなり適当で利益も殆ど出ておらず、常に閑古鳥が鳴いている状態である。 ・&ruby(きじま){鬼島}&ruby(あみ){愛海} CV:石飛恵里花 主人公の義理の妹。小学5年生。首から掛けているヘッドホンは高村ゆりから貰ったもの。 純粋無垢な性格でしっかり者。主人公のことは信頼しており、いつか那津美と共に3人で暮らすことを夢見ている。 普段はマンションで那津美と暮らしているが、那津美がバーを開けたり〆切に追われている時間帯は主人公の家で過ごす日々を送る。 来瀬ももの熱狂的なファンであり、主人公の携帯の着信音を勝手に彼女の曲に変えてしまったことも。 物語冒頭、証明写真用の写真機で撮影したうちの一枚の顔の右半分が異常に歪むという怪奇現象に見舞われる。 それを皮切りに怪異絡みの事件に巻き込まれ始め、その数日後に主人公宅の浴室で忽然と姿を消してしまう。 ・&ruby(まるはし){丸橋}&ruby(みつる){満} CV:山下大毅 天生目組の若衆。真っ赤なモヒカン頭が特徴で、人相は悪く肥満体型。貧乏なため常に上下はジャージで過ごしている。 典型的なチンピラだが、仲良くなった相手には非常に好意的に接し物腰も柔らかくなる。聖司に対してはかなり従順。 来瀬もものファンで、オカルト方面の話題にもそれなりに精通している。 過去には暴走族の初代総長を務めていた。 ・&ruby(おおえ){大江}&ruby(れいな){麗奈} CV:瀬戸英里奈 警視庁捜査一課に所属する女性警部補。関西出身で、身長175cmと女性にしてはかなり大柄である。27歳。 強い正義感の持ち主だが短気なため周囲との衝突も多く、現在は課内でも孤立している様子。愛海の失踪をきっかけに主人公に接触してくる。 ゲームシステム的な同行者にはならないが、Chapter4.5で主人公たちの調査に同行する。 ****その他の登場人物((名前及び人物ファイルのみの登場で、立ち絵は存在しない。)) ・&ruby(きじま){鬼島}&ruby(さとみ){里美} 主人公の実母。本編開始の2年前に過労が原因の心疾患で亡くなっている。 生前はホラー作家・弥勒夜雲の大ファンであり、短期間だが派遣の家政婦として彼の屋敷に勤めていたこともある。 結婚はしておらず、死の間際にも父親については主人公に一切語らなかった。 ・&ruby(たかむら){高村}ゆり 鬼島親子が暮らすマンションの隣室に住んでいた高校生。本編開始時点で故人。 生前は那津美が仕事の時に愛海の世話を買って出てくれており、愛海とは仲の良い友人同士でもあったが、高架下でトラックに轢かれる事故に遭い亡くなってしまう。 ・&ruby(あまのめ){天生目}&ruby(たいぞう){泰造} 天生目組の組長であり聖司の父。カチコミの際にロケット砲をぶっ放した武勇伝がある。 かなりの子煩悩で、聖司のためにパイを焼くのが人生で一番の楽しみらしい。 ・&ruby(やまがみ){山上} 八真都神宮の警備員の一人。来瀬もものファン。 丸橋とは知り合いだが、丸橋と違い胸の話しかしないため仲は良くないらしい。 ・&ruby(みろく){弥勒}&ruby(やくも){夜雲} 55歳の童話作家。男性。 日本童話とグリム童話をかけあわせて残酷にアレンジしたホラー童話集「闇おとぎ」がベストセラーとなり、ホラー作家として一躍世間で名を馳せる。 那津美がホラー作家を目指すきっかけになった人物であり、彼の描く生々しく身震いしてしまうような小説にはファンもかなり多い。 最新作はかぐや姫をベースにしたホラー童話「竹取翁の夢」。 ・&ruby(いしまる){石丸}&ruby(のぼる){昇} 高層ビル「ムーンタワー」内にオフィスを構える大手建築会社「住井グループ」の会長。本編開始の半年前に死亡している。 ****前作『死印』の人物 ・&ruby(やしき){八敷}&ruby(かずお){一男} 『死印』の主人公。現在は探偵である真下と共に、海外で怪異にまつわる事件を追っている。 とあるエンディングでのみ、主人公の前に現れる。 ・&ruby(わたなべ){渡辺}&ruby(もえ){萌} オカルト好きの元JK。「月刊オーパーツ」でH市の怪異についての特集記事を書いた記者として名前だけ登場している。 ・&ruby(かしわぎ){柏木}&ruby(あい){愛} アイドルユニット「ラブ&ヒーロー」のセンターを務めるアイドル。初のソロシングルでミリオンセラーを達成し、「現代のシンデレラ」と呼ばれるほど大成している。 ・&ruby(ました){真下}&ruby(さとる){悟}、&ruby(ありむら){有村}クリスティ、&ruby(やすおか){安岡}&ruby(とわこ){都和子} ハッキリと名前は出ていないが、「目つきの悪い探偵」、「元ニュースキャスターの有村」、「安岡文芸賞」といった彼らを思わせるワードが作中に登場する。 ***[[登場する怪異>怪異(NG)]] ・かくや CV:石飛恵里花 今作の一連の怪異にまつわる事件の元凶で、着物姿をした若い女の人形怪異。 笛の音と共にどこからともなく現れるが、自身の「遊び相手」になっている人物にしかその姿や声は認識できない。 標的と定めた人物の家の前に黒い葉書を落とし、それを拾って読ませることで「かくや遊び」の呪いをかけることができる。 相手によって「遊び」の内容は変わり、敗北すると良くて発狂、最悪死亡してしまうが、この遊びはかくやが勝利するまで続くため逃れようがない。 遊びの結果によって標的に「死」が訪れる場合は、対象の身体に本人にしか見えない無数の口が現れ((厳密には、この口はかくやの遊び相手になっている人物であれば目視できる模様。作中では主人公が2回他人の身体の呪いを目撃している。))、それが死までのカウントダウンを告げる仕組みになっている。 ・ゆりちゃん &color(red){「アミチャン…ニゲテ…」} 交通事故でこの世を去った、上記の高村ゆりが怪異となった姿。 ただし本人は死亡する前のブログに黒い葉書を拾ったことを書いており、実際は「かくや遊び」の敗北によって死亡したと考えられる。 ・うらしま女 &color(red){「ワカラナイ、ワカラナイ…」} 夜の八真都神宮にのみ出現する、ずぶ濡れで妊婦のように腹を膨らませた髪の長い女の怪異。 八真都神宮にある浦島池に石を投げ込むと現れるとされ、出会った者は後日大量の亀が群がった溺死体となって見つかると言われている。 モデルとなった童話は「うらしまたろう」。 また、NGの発売前キャンペーンとして彼女が怪異になるまでの前日譚が公開されている。 ・金時の首太郎 &color(red){「ふ~ふ~ふ~ふ~ふ~ん」} 金時町に出没する大きな斧を持った大男の怪異で、夜な夜な犬やその飼い主の首を斧で切り落としていると言われている。 その昔、金時町が金時村だった頃に、動物と人間の首を刎ねてコレクションしていた殺人鬼の亡霊との噂。 モデルとなった童話は「金太郎」。 ・おたけび作家 &color(red){「……中を覗かないでください……」} 弥勒夜雲の住居である「弥勒邸」に潜むとされる怪異。 邸宅から毎晩聞こえるおたけび声に近隣住民たちが迷惑していたある日、一人の女性が文句を言いに行く。 しかし夜雲は連日不在でそれに腹を立てた彼女が物を投げ込むと、「中を覗かないでください」というか細い声が返ってきた。 その声は次第に大きくなっていき頭の中でも鳴り止まず、彼女は最後にはノイローゼで自殺してしまったという…。 モデルとなった童話は「ツルの恩返し」。 ・殺人桃 &color(red){「あいつの…臭いがする…」} 高層ビル「ムーンタワー」に出没する、犬・猿・キジの複数の顔を持った怪異。読み方は「さつじんとう」。 深夜残業をしていた住井グループの男性社員4名を刀で惨殺したとされている。 モデルとなった童話は「桃太郎」。 前述の「うらしま女」と同様に前日譚が公開されている。 ・ツクヨミ鬼 本編の10年前、中学生の間で流行ったおまじない「ツクヨミ鬼さん」にまつわる存在。 月の出ている晩に自分を囲むように鎖を置き、その中で用意した物を燃やす。そしてそれが燃え尽きる前に、 「ツクヨミ鬼さん ツクヨミ鬼さん どうぞおいで下さい」「ツクヨミ鬼さん ツクヨミ鬼さん 願いを叶えてくださいませ」 という呪文を唱えると、合わせ鏡からツクヨミ鬼が現れて燃やした物の価値に比例する願いを何でも叶えてくれるという。 ただし本編で主人公たちの前に現れるのは…? モデルとなった童話は不明。 ***主な用語 ・クライシスチョイス 作中で度々発生する特殊演出。前作のデッドリーチョイスとほぼ同じ。 主人公が危機的な状況に陥ると&color(red){WARNING}の表記と共に選択肢が表示され、時間制限であるSECURE(安全度)が1000から急速に減り始める。 選択を誤ると数値が大幅に減り、0になるとゲームオーバー。ただし大抵の場合は不正解=一発アウトである。 基本的には落ち着いて状況を考えれば正解に辿り着けるが、一見罠のような選択肢が正解だったりすることもある。 ・ジャッジシステム 相手との会話の受け答えとして、どのような態度を示すかを5種類の表情から選択する。 どれを選んでもストーリーにほぼ影響しない((とある1人のキャラのみ、好感度によって特定の場面の台詞が変わる。))フレーバーに近い要素だが、選択によっては対象人物の好感度が増減し、好感度が高いと人物ファイルの紹介ページ数が増える。 %%無愛想な主人公に満面の笑みを浮かべさせ続けることも可能。%% ・サバイバルエスケープ 怪異とのボス戦を含む、主人公の生命に危険が迫る局面で発生する演出。 前作のボス戦はターン毎にアイテムを2つ選択して行動を決定するというシステムだったが、 今回は選択したスポット(場所)に対して正解のアイテムを使用することで生還できる。 クライシスチョイスとは異なり、こちらは不正解で即ゲームオーバー(死亡)となる。%%あっちも大体そうだろとか言わない。%% ・ブラッドメトリー 主人公に芽生えた特殊能力で、右手で血痕に触れるとその血に残った残留思念を持ち主の記憶の形で見ることができる。 能力発動中は意識を集中することで、さらに鮮明にその時の様子を見ることが可能。 ・キュア/デストロイ 怪異と対峙した際に怪異の恨みを解決して消滅させるとキュア、怪異の恨みを解決しないまま倒すとデストロイとなる。%%要するに前作における救済と破壊をただ言い換えただけ%% デストロイルートに入った場合は、各チャプターのエピローグでその時点での同行者が死亡してしまうので注意。 かくやね…アニヲタちゃんと「追記修正遊び」…するの もし追記修正してくれなきゃ…アニヲタちゃんも消えちゃうよ… #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 良い笑顔をする主人公のインパクトが強すぎる あとツクヨミ鬼の決着は能力バトル物みたいで熱かった -- 名無しさん (2020-03-18 18:47:54) - 前作からそうたけど怪奇も恐ろしいがそれ以上に胸糞なことやるのが大体生きてる人間なのが中々堪えるよね。 -- 名無しさん (2020-03-18 19:00:59) - ↑おたけび作家の話は彼女たちがやられた所業があまりにも惨たらしすぎて、大義があったとは言え例の相手が無惨な姿になってても特に憐憫の情が湧かなかったというかむしろスカっとしたまであった -- 名無しさん (2020-03-18 19:22:56) - 相変わらず何か恨みでもあるのかってレベルで警備員に厳しい -- 名無しさん (2020-03-19 00:44:25) - 天生目の汚い陽介くんっぷりよ -- 名無しさん (2020-03-19 10:00:13) - (そういうタイトルのゲームなんだ…) -- 名無しさん (2020-03-19 12:04:55) - 「あそぼうよ」を「あたぼうよ」に読み間違える -- 名無しさん (2020-03-19 15:54:11) - これラストのバッドエンドが正史っぽいから嫌い -- 名無し (2021-09-20 23:19:07) - バッドエンドはバッドエンドでしたね…あと時系列は死噛の後みたいですね -- 名無しさん (2022-03-19 15:16:57) - 天生目の汚い陽介君という表現がうますぎて目から鱗 -- 名無しさん (2022-03-19 16:45:54) - 天生目に隠れがちだけど主人公も(こっちは血のつながりあるけど)妹と叔母と暮らしてる番町要素ある寡黙男だし、薫も親の跡ついでアイドルという天城雪子と 久慈川 りせのハイブリットやな -- 名無しさん (2023-11-26 14:21:43) - おたけび作家のバックグラウンドとデザインはこれよくコンシューマで出せたなと思うぐらい、良い意味で気持ち悪くて最高だった -- 名無しさん (2024-07-11 23:06:06) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/03/18 (水曜日) 17:37:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(White,Black){つきにかえった}}} #center(){&bold(){&color(White,Black){かぐやひめはいいました}}} #center(){&bold(){&color(White,Black){「あたけそたぼけうよたけ」}}} #center(){&bold(){&color(White,Black){どんないみ?}}} ***概要 『NG』とはエクスペリエンスから2018年9月13日に発売された[[PlayStation Vita]]用のゲームソフト。 前年に発売された『[[死印]]』に次ぐ心霊ホラーシリーズの2作目で、[[ゲーム]]ジャンルは裏御伽・心霊ホラーADV。 ゲームの基本的なシステムは『死印』と同じだが、探索パートの快適性などはかなり改善されており遊びやすい作りになっている。 また、世界観や設定は前作と共通であるもののストーリーは独立しているため、本作からプレイしても十分楽しめる。 基本プレイ時間は15時間ほど。トロコンを含めても25時間程度が目安となっている。 ビジュアルのイラストレーターは『死印』とは別の人になっているが、負けず劣らずのグラフィックで怪異の気持ち悪さや不気味さを上手く表現している。 ちなみに、声優陣はホーリーピーク所属の声優で固められている。 ***あらすじ 1999年、東京。 とある少女が、忽然と街から姿を消す。 それをきっかけに、命がけの遊びに巻き込まれる少年。 伝奇・伝承に彩られた心霊や怪異たちが、 じわじわと日常を浸食し、常識を変貌させていく ヤツらには、道理も遠慮もいらない。 少年は拳を握り、抗う。 問答無用のアウトローたちと共に! (公式サイトより引用) ***前作『死印』との変更点 ・同行者の変更が楽になった 『死印』では毎回拠点の九条館に戻らないと同行者の変更が出来なかったが、 今回は探索先の入口の見張り等を理由にもう一人の同行者も着いてくるため、変更(交代)が簡単にできるようになった。 また、現在の同行者では問題が解決できない場合は×印が表示されるようになった。 ・マップ移動、探索の簡易化 探索時のマップ移動が十字ボタンでできるようになった。 ・各チャプターの同行者のどちらでも怪異を倒せる 大きく評価されている点の一つであり、各チャプターの同行者のどちらを選んでも怪異を撃破することができるようになった。 そのため、怪異を破壊してしまった場合の同行者の死亡スチルも各チャプターに合わせて複数用意されており、 血溜まりや身体の一部といった描写止まりだった前作とは異なりどれも中々気合が入っている。 ***登場人物 ・主人公 CV:川端快彰 本作の主人公で、デフォルト名は&ruby(きじま){鬼島}&ruby(あきら){空良}。高校3年生の18歳。 基本的には寡黙で乱暴な印象を受けるが、義妹である愛海に日常的に手料理を振る舞う、時には友人の無茶振りを聞くなど、仲間や家族思いの一面もある。 母子家庭で育ち、2年前に母親を亡くしたため母の妹である那津美に引き取られたが、一人が好きという理由で今もボロアパートで[[一人暮らし]]をしている。 集中力を含めた身体能力や格闘センスがズバ抜けて常人離れしている反面、学力はかなり低い。 かつて友人である天生目の紹介で、天生目組が取り仕切る「アングラマッチ」という賭け試合に参加し生計を立てていた時期があり、選手としては無敗を誇っていた。 大型の[[バイク]]を所持しており、作中でも何度か使用する場面が見られる。 物語序盤、かくやにより「かくや遊び」に巻き込まれ、彼女に拐われた愛海を取り戻すべく協力者たちと共に奔走することになる。 その中で、残された血痕に触れることで血の記憶を読み取る能力「ブラットメトリー」に覚醒し、これを駆使しながら怪異と対峙していく。 %%文章で見ると境遇含めてかなり属性盛り盛りの一般人離れした人物。%% ****同行者となる人物((前作では各章の同行者候補は3人ずつ用意されていたが、今作は2人ずつ。)) 上記のあらすじにある通り、&s(){主人公を筆頭に}その全員が大なり小なりのアウトロー(=無法者)。 前作とは異なり、主人公以外は怪異に狙われている当事者ではないが、興味や別の目的の為に同行してくれる。 ・&ruby(あまのめ){天生目}&ruby(せいじ){聖司} CV:佐香智久 「やあ。調子はどうだい、親友?」 主人公と同じ高校に通う高校3年生。舞台である吉走寺の神座区を拠点にする暴力団「天生目組」組長の一人息子。主人公とは小学生からの[[腐れ縁]]。 見た目は爽やかな好青年で言動も理知的だが、その本性はドス黒いうえにズル賢い。%%悪い顔のスチルがめちゃくちゃ悪人面。%% まだ正式に組入りこそしていないが既に複数のビジネスに関わっており、警察やマスコミの一部からは「脅迫王子」の呼び名でマークされている。 その脅迫相手は他会社の役員から政治家、果ては警察の上層部にまで及び、作中でも何度か自身の権力をフル活用して暗躍する。 一方でオカルト絡みの話題が全般的に苦手であり、[[アレルギー]]に近い形で拒否反応が起こる。過去には怖い話を聞いた日の夜に一睡もできず翌日倒れたことも。 主人公によくジュース等を差し入れてくれるが、「ドリアンソーダ」や「トンカツドリンク」など%%ゲテモノ%%珍しい味の商品を好む。 女性の好みは母性のある年上で、主人公の義母である那津美を口説こうとしているほか、ロゼについても気にする素振りを見せる。 Chapter1.2および条件次第でChapter5の同行者となる。 ・&ruby(はづき){葉月}&ruby(かおる){薫} CV:緑川優美 「おはようございます。」 お嬢様高校の2年生で愛海の友人。同級生だった高村ゆりの紹介で2年前に愛海と知り合い、3人でよく遊んでいた。 気さくだが芯の通った性格で、一見とっつきにくい主人公や曲者の天生目が相手でも物怖じしない。 人気アイドル「来瀬もも」の大ファン(通称モモラー)であるため、時間や場所を選ばず常に彼女と同じようなゴスロリ服を着ている。 筋金入りのオカルトマニアで、好奇心旺盛ではあるが弁えて行動できるため、トラブルメーカーになることはない。また、趣味に対する行動力や覚悟も本物。 丸橋に絡まれていた彼女が偶然通りかかった主人公に助けを求めるシーンから、本作の物語が始まる。 Chapter1.2および条件次第でChapter5の同行者となる。 ・&ruby(ばん){番}&ruby(なおまさ){直政} CV:山下大毅 「金を貸してくれ。」 三流週刊誌で記者をしている胡散臭いブラックジャーナリスト。40歳。 主に企業とヤクザ絡みのスキャンダルを探っており、時には掴んだネタをダシに口止め料を巻き上げたりするなど、やっていることはゴロツキに近い。 どういう訳か怪異の存在について把握しているようで、その調査をしていると思しき主人公たちに接触してくる。 中毒レベルでギャンブルを趣味にしているが滅法弱く、日常的に困窮している。情報料と称して年下の主人公にギャンブル代をたかることも。 その一方で、大学時代には教員免許を取得しているなど地頭は良く、仕事や探索においても基本は理性的かつ慎重に動く。 Chapter3.4で同行者となる。 ・ムーラン・ロゼ CV:富沢恵莉 「問題ない。」 自称20代の自称マジシャン。黒のドレスに身を包んだ、本名や経歴が一切不詳である秘密主義の女性。 マジシャンとしては世界的に有名らしく、常に芝居がかったスマートな口調で話すが、どこか得体の知れない雰囲気を醸し出してもいる。 「心霊に詳しい人物」という番の紹介で主人公の前に現れるが、曰く「心霊に詳しい女が副業でマジシャンをしているだけ」とのこと。 職業故に手先は器用で、特技はピッキング。また、芸術分野に関する教養が高く、音楽や声楽についての造詣も深い。 かなりの酒好きで、夜は何軒も飲み歩くほどの酒豪。ちなみに男性の好みは年下。 現在はある名家の当主に雇われる形で、番と共に怪異や心霊現象についての調査をしている。 Chapter3.4で同行者となる。 ****同行者にならない人物 ・&ruby(くるせ){来瀬}もも 「こちら来瀬もも。あなたの背後霊は今日も元気にしてる?」 銀髪とゴシック服がトレードマークの、現在人気急上昇中のオカルトアイドル。上記の台詞はお決まりの挨拶。 映画「放課後の怖い噂」の主題歌「ワンダーラビッツ」が大ヒットしており、彼女に全く興味がない天生目ですらこの曲は好きだと公言するほど。 前作『死印』に登場した柏木愛および柏木が所属しているグループ「ラブ&ヒーロー」とも仲が良く、最近は共演することも多々ある模様。 ちなみに初登場は水着グラビアの誌面というかなりインパクトのあるもの。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は&bold(){葉月薫}本人で、愛海はそれを知る人間の一人。アイドル衣装に着替えると一瞬で敬語口調に切り替わるなど、オンオフはかなり徹底している模様。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){序盤に判明する事実であり、本編では有名人なのにもかかわらず割と軽率にアイドル姿になる。ちなみに連日の夜間外出は事務所の稼ぎ頭である彼女の我儘という形で半ば黙認されている状態。}} ・&ruby(きじま){鬼島}&ruby(なつみ){那津美} CV:緑川優美 主人公の叔母であり、愛海の母親。33歳の未亡人。 夫が経営していたバー「黒兎」を継いでオーナーを務める傍ら、ホラー作家としても活躍している。 3年連続で安岡文芸賞を受賞しており、執筆のペースこそ遅いがその実力は確かな模様。 反面、バー経営に関してはかなり適当で利益も殆ど出ておらず、常に閑古鳥が鳴いている状態である。 ・&ruby(きじま){鬼島}&ruby(あみ){愛海} CV:石飛恵里花 主人公の義理の妹。小学5年生。首から掛けているヘッドホンは高村ゆりから貰ったもの。 純粋無垢な性格でしっかり者。主人公のことは信頼しており、いつか那津美と共に3人で暮らすことを夢見ている。 普段はマンションで那津美と暮らしているが、那津美がバーを開けたり〆切に追われている時間帯は主人公の家で過ごす日々を送る。 来瀬ももの熱狂的なファンであり、主人公の携帯の着信音を勝手に彼女の曲に変えてしまったことも。 物語冒頭、証明写真用の写真機で撮影したうちの一枚の顔の右半分が異常に歪むという怪奇現象に見舞われる。 それを皮切りに怪異絡みの事件に巻き込まれ始め、その数日後に主人公宅の浴室で忽然と姿を消してしまう。 ・&ruby(まるはし){丸橋}&ruby(みつる){満} CV:山下大毅 天生目組の若衆。真っ赤なモヒカン頭が特徴で、人相は悪く肥満体型。貧乏なため常に上下はジャージで過ごしている。 典型的なチンピラだが、仲良くなった相手には非常に好意的に接し物腰も柔らかくなる。聖司に対してはかなり従順。 来瀬もものファンで、オカルト方面の話題にもそれなりに精通している。 過去には暴走族の初代総長を務めていた。 ・&ruby(おおえ){大江}&ruby(れいな){麗奈} CV:瀬戸英里奈 警視庁捜査一課に所属する女性警部補。関西出身で、身長175cmと女性にしてはかなり大柄である。27歳。 強い正義感の持ち主だが短気なため周囲との衝突も多く、現在は課内でも孤立している様子。愛海の失踪をきっかけに主人公に接触してくる。 ゲームシステム的な同行者にはならないが、Chapter4.5で主人公たちの調査に同行する。 ****その他の登場人物((名前及び人物ファイルのみの登場で、立ち絵は存在しない。)) ・&ruby(きじま){鬼島}&ruby(さとみ){里美} 主人公の実母。本編開始の2年前に過労が原因の心疾患で亡くなっている。 生前はホラー作家・弥勒夜雲の大ファンであり、短期間だが派遣の家政婦として彼の屋敷に勤めていたこともある。 結婚はしておらず、死の間際にも父親については主人公に一切語らなかった。 ・&ruby(たかむら){高村}ゆり 鬼島親子が暮らすマンションの隣室に住んでいた高校生。本編開始時点で故人。 生前は那津美が仕事の時に愛海の世話を買って出てくれており、愛海とは仲の良い友人同士でもあったが、高架下でトラックに轢かれる事故に遭い亡くなってしまう。 ・&ruby(あまのめ){天生目}&ruby(たいぞう){泰造} 天生目組の組長であり聖司の父。カチコミの際にロケット砲をぶっ放した武勇伝がある。 かなりの子煩悩で、聖司のためにパイを焼くのが人生で一番の楽しみらしい。 ・&ruby(やまがみ){山上} 八真都神宮の警備員の一人。来瀬もものファン。 丸橋とは知り合いだが、丸橋と違い胸の話しかしないため仲は良くないらしい。 ・&ruby(みろく){弥勒}&ruby(やくも){夜雲} 55歳の童話作家。男性。 日本童話とグリム童話をかけあわせて残酷にアレンジしたホラー童話集「闇おとぎ」がベストセラーとなり、ホラー作家として一躍世間で名を馳せる。 那津美がホラー作家を目指すきっかけになった人物であり、彼の描く生々しく身震いしてしまうような小説にはファンもかなり多い。 最新作はかぐや姫をベースにしたホラー童話「竹取翁の夢」。 ・&ruby(いしまる){石丸}&ruby(のぼる){昇} 高層ビル「ムーンタワー」内にオフィスを構える大手建築会社「住井グループ」の会長。本編開始の半年前に死亡している。 ****前作『死印』の人物 ・&ruby(やしき){八敷}&ruby(かずお){一男} 『死印』の主人公。現在は探偵である真下と共に、海外で怪異にまつわる事件を追っている。 とあるエンディングでのみ、主人公の前に現れる。 ・&ruby(わたなべ){渡辺}&ruby(もえ){萌} オカルト好きの元JK。「月刊[[オーパーツ]]」でH市の怪異についての特集記事を書いた記者として名前だけ登場している。 ・&ruby(かしわぎ){柏木}&ruby(あい){愛} アイドルユニット「ラブ&ヒーロー」のセンターを務めるアイドル。初のソロシングルでミリオンセラーを達成し、「現代のシンデレラ」と呼ばれるほど大成している。 ・&ruby(ました){真下}&ruby(さとる){悟}、&ruby(ありむら){有村}クリスティ、&ruby(やすおか){安岡}&ruby(とわこ){都和子} ハッキリと名前は出ていないが、「目つきの悪い探偵」、「元ニュースキャスターの有村」、「安岡文芸賞」といった彼らを思わせるワードが作中に登場する。 ***[[登場する怪異>怪異(NG)]] ・かくや CV:石飛恵里花 今作の一連の怪異にまつわる事件の元凶で、着物姿をした若い女の人形怪異。 笛の音と共にどこからともなく現れるが、自身の「遊び相手」になっている人物にしかその姿や声は認識できない。 標的と定めた人物の家の前に黒い葉書を落とし、それを拾って読ませることで「かくや遊び」の呪いをかけることができる。 相手によって「遊び」の内容は変わり、敗北すると良くて発狂、最悪死亡してしまうが、この遊びはかくやが勝利するまで続くため逃れようがない。 遊びの結果によって標的に「死」が訪れる場合は、対象の身体に本人にしか見えない無数の口が現れ((厳密には、この口はかくやの遊び相手になっている人物であれば目視できる模様。作中では主人公が2回他人の身体の呪いを目撃している。))、それが死までのカウントダウンを告げる仕組みになっている。 ・ゆりちゃん &color(red){「アミチャン…ニゲテ…」} 交通事故でこの世を去った、上記の高村ゆりが怪異となった姿。 ただし本人は死亡する前のブログに黒い葉書を拾ったことを書いており、実際は「かくや遊び」の敗北によって死亡したと考えられる。 ・うらしま女 &color(red){「ワカラナイ、ワカラナイ…」} 夜の八真都神宮にのみ出現する、ずぶ濡れで妊婦のように腹を膨らませた髪の長い女の怪異。 八真都神宮にある浦島池に石を投げ込むと現れるとされ、出会った者は後日大量の亀が群がった溺死体となって見つかると言われている。 モデルとなった童話は「うらしまたろう」。 また、NGの発売前キャンペーンとして彼女が怪異になるまでの前日譚が公開されている。 ・金時の首太郎 &color(red){「ふ~ふ~ふ~ふ~ふ~ん」} 金時町に出没する大きな斧を持った大男の怪異で、夜な夜な犬やその飼い主の首を斧で切り落としていると言われている。 その昔、金時町が金時村だった頃に、動物と人間の首を刎ねてコレクションしていた[[殺人鬼]]の亡霊との噂。 モデルとなった童話は「[[金太郎]]」。 ・おたけび作家 &color(red){「……中を覗かないでください……」} 弥勒夜雲の住居である「弥勒邸」に潜むとされる怪異。 邸宅から毎晩聞こえるおたけび声に近隣住民たちが迷惑していたある日、一人の女性が文句を言いに行く。 しかし夜雲は連日不在でそれに腹を立てた彼女が物を投げ込むと、「中を覗かないでください」というか細い声が返ってきた。 その声は次第に大きくなっていき頭の中でも鳴り止まず、彼女は最後にはノイローゼで自殺してしまったという…。 モデルとなった童話は「ツルの恩返し」。 ・殺人桃 &color(red){「あいつの…臭いがする…」} 高層ビル「ムーンタワー」に出没する、犬・猿・キジの複数の顔を持った怪異。読み方は「さつじんとう」。 深夜残業をしていた住井グループの男性社員4名を刀で惨殺したとされている。 モデルとなった童話は「[[桃太郎]]」。 前述の「うらしま女」と同様に前日譚が公開されている。 ・ツクヨミ鬼 本編の10年前、中学生の間で流行ったおまじない「ツクヨミ鬼さん」にまつわる存在。 月の出ている晩に自分を囲むように鎖を置き、その中で用意した物を燃やす。そしてそれが燃え尽きる前に、 「ツクヨミ鬼さん ツクヨミ鬼さん どうぞおいで下さい」「ツクヨミ鬼さん ツクヨミ鬼さん 願いを叶えてくださいませ」 という呪文を唱えると、合わせ鏡からツクヨミ鬼が現れて燃やした物の価値に比例する願いを何でも叶えてくれるという。 ただし本編で主人公たちの前に現れるのは…? モデルとなった童話は不明。 ***主な用語 ・クライシスチョイス 作中で度々発生する特殊演出。前作のデッドリーチョイスとほぼ同じ。 主人公が危機的な状況に陥ると&color(red){WARNING}の表記と共に選択肢が表示され、時間制限であるSECURE(安全度)が1000から急速に減り始める。 選択を誤ると数値が大幅に減り、0になると[[ゲームオーバー]]。ただし大抵の場合は不正解=一発アウトである。 基本的には落ち着いて状況を考えれば正解に辿り着けるが、一見罠のような選択肢が正解だったりすることもある。 ・ジャッジシステム 相手との会話の受け答えとして、どのような態度を示すかを5種類の表情から選択する。 どれを選んでもストーリーにほぼ影響しない((とある1人のキャラのみ、好感度によって特定の場面の台詞が変わる。))フレーバーに近い要素だが、選択によっては対象人物の好感度が増減し、好感度が高いと人物ファイルの紹介ページ数が増える。 %%無愛想な主人公に満面の笑みを浮かべさせ続けることも可能。%% ・サバイバルエスケープ 怪異とのボス戦を含む、主人公の生命に危険が迫る局面で発生する演出。 前作のボス戦はターン毎にアイテムを2つ選択して行動を決定するというシステムだったが、 今回は選択したスポット(場所)に対して正解のアイテムを使用することで生還できる。 クライシスチョイスとは異なり、こちらは不正解で即ゲームオーバー(死亡)となる。%%あっちも大体そうだろとか言わない。%% ・ブラッドメトリー 主人公に芽生えた特殊能力で、右手で血痕に触れるとその血に残った残留思念を持ち主の記憶の形で見ることができる。 能力発動中は意識を集中することで、さらに鮮明にその時の様子を見ることが可能。 ・キュア/デストロイ 怪異と対峙した際に怪異の恨みを解決して消滅させるとキュア、怪異の恨みを解決しないまま倒すとデストロイとなる。%%要するに前作における救済と破壊をただ言い換えただけ%% デストロイルートに入った場合は、各チャプターのエピローグでその時点での同行者が死亡してしまうので注意。 かくやね…アニヲタちゃんと「追記修正遊び」…するの もし追記修正してくれなきゃ…アニヲタちゃんも消えちゃうよ… #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 良い笑顔をする主人公のインパクトが強すぎる あとツクヨミ鬼の決着は能力バトル物みたいで熱かった -- 名無しさん (2020-03-18 18:47:54) - 前作からそうたけど怪奇も恐ろしいがそれ以上に胸糞なことやるのが大体生きてる人間なのが中々堪えるよね。 -- 名無しさん (2020-03-18 19:00:59) - ↑おたけび作家の話は彼女たちがやられた所業があまりにも惨たらしすぎて、大義があったとは言え例の相手が無惨な姿になってても特に憐憫の情が湧かなかったというかむしろスカっとしたまであった -- 名無しさん (2020-03-18 19:22:56) - 相変わらず何か恨みでもあるのかってレベルで警備員に厳しい -- 名無しさん (2020-03-19 00:44:25) - 天生目の汚い陽介くんっぷりよ -- 名無しさん (2020-03-19 10:00:13) - (そういうタイトルのゲームなんだ…) -- 名無しさん (2020-03-19 12:04:55) - 「あそぼうよ」を「あたぼうよ」に読み間違える -- 名無しさん (2020-03-19 15:54:11) - これラストのバッドエンドが正史っぽいから嫌い -- 名無し (2021-09-20 23:19:07) - バッドエンドはバッドエンドでしたね…あと時系列は死噛の後みたいですね -- 名無しさん (2022-03-19 15:16:57) - 天生目の汚い陽介君という表現がうますぎて目から鱗 -- 名無しさん (2022-03-19 16:45:54) - 天生目に隠れがちだけど主人公も(こっちは血のつながりあるけど)妹と叔母と暮らしてる番町要素ある寡黙男だし、薫も親の跡ついでアイドルという天城雪子と 久慈川 りせのハイブリットやな -- 名無しさん (2023-11-26 14:21:43) - おたけび作家のバックグラウンドとデザインはこれよくコンシューマで出せたなと思うぐらい、良い意味で気持ち悪くて最高だった -- 名無しさん (2024-07-11 23:06:06) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: