アリスギア(アリスギア)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/05/15 Sat 12:06:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- アリスギアとは、ゲーム&bold(){[[アリス・ギア・アイギス]]}に登場する架空の兵器。 *◆概要 ゲームのタイトルにもなっている対ヴァイス用兵器にして各キャラが装備する武装。&b(){高次元兵器}とも。 劇中では「ギア」と略される事も多い。 開発されたのは本編の約300年前で、核を含む在来兵器をほとんど受け付けない機械生命体&bold(){ヴァイス}に対して唯一対抗可能な能力を持つ。 射撃武器「ショット」、格闘武器「クロス」に区分される手持ち武器『&bold(){ウェポンギア}』と、 上半身「トップス」と下半身「ボトムス」に分かれて身体に装着する『&bold(){ドレスギア}((ドレスギアの一部が空中に浮遊している場合も異次元的につながっており、アクトレスに追従する。))』の4種類に大別される。 見かけ上、生身のままでも高空や宇宙空間を自在に飛び回ることが可能で、 更に周囲に高次元バリアを展開する事で攻撃を受けてもアクトレスは&bold(){「車の窓に飛び石が飛んできた」}位の衝撃を受ける程度で済む強力な防御性能を持つ。 損傷度が一定に達した場合には「緊急脱出」機構が働き安全圏にテレポートするなど&s(){作中で判明している限り}、安全性には十二分に徹底を施している。 ただし、後述のエミッション・コアの起動には先天的な適性『&bold(){エミッション適正}』が求められ、また適正を持つのは主に10~20代前半の女性のみであるため、 アクトレスは10代の若い女性が大半を占める。 総じて在来兵器とは一線を画す凄まじい性能を持つが、あくまでヴァイスへの対抗兵器であり、紛争などでの対人使用は厳しく禁止されている。((内部情勢の芳しくないシャードにおいては裏で紛争などに使用されている可能性が示唆されており、番外編では実際に人類同士の紛争で投入されている様子が描かれている。)) また、そのパワーや自由度の高さから作業用重機として使われる事もあり、実際に[[ゲーム]]中には作業用機やその改造機、番外漫画には農作業用機((旧式化モデルを機能制限している))が登場するなどしている。これらはエミッションの代わりに外部動力や宇宙服と併用して、適正の無い者にも使用可能にしたタイプもある。 その他、動作しない置物としてのレプリカギアであれば一切の免許なしで所有可能。 ゲーム内イベントにて語られた所によると、ギアの値段は汎用ギアなら200万円~1000万円、専用ギアなら2000万円~青天井、とされる。((確認できるテキストが少々曖昧であるため、「部位1つ当たり」なのか、「四種類一式で」なのかは不明瞭。ゲーム内でのギアの売却価格的には「1部位当たり」の様でもあるが、ゲーム上の都合という可能性も否定はできない。))((もしギア1つ当たりの値段であるなら、ショット・クロス・上下ドレス一式で汎用なら一800万円~4000万円、専用ギアなら8000万円以上という事になる。)) 散々高いと言われがちな[[89式小銃>豊和工業89式5.56mm小銃]]が一丁約30万円、FIM-92スティンガーが一発380万円、M1126ストライカー装甲車が約2000万円前後といった点を鑑みれば『歩兵用装備』としてはかなり高価だが、 空や宇宙を&bold(){高速で自在に飛び回る『機動力』}や高出力ビームやミサイルをぶち撒ける『&bold(){火力}』からこれを『航空兵器』や『宇宙用機材』に見立てるなら、 それらの様な装備込みで十数億~数十億円を下らない戦闘ヘリや戦闘機、宇宙服等((例えば米軍や陸自の主力戦闘ヘリUH-1は本体だけで約12億円、同じく主力戦闘ヘリAH-64Dなら約50~60億円、ヘルファイアII空対地ミサイル8本搭載で更に+約1億円。21世紀初頭現在に於ける宇宙服も各種装備や生命維持装置等々を含め一人分辺り約10億5000万円程。))を圧倒するコスパを実現しており、 「意外と高くない」「そこまで高価でもないのではないか」の声もある。 動力源は&b(){エミッション・コア}と呼ばれる数センチ程度のサイズの物体。 その正体は数万もの積層回路で構築され、宝石の様に輝くとされる。 アリスギアの基本的な製造方法やエネルギー制御方法は公開されているため開発そのものは[[民間企業で積極的に行われており>アリスギアのメーカー(アリスギア)]]、 毎年新型モデルが発表されるなど、一種の防衛・軍需産業として主要産業の一つとなっている一方、 利権を巡る競争や陰謀の原因でもあり、本編舞台の東京シャードに限ってもその状況はかなり複雑化している。 この兵装の本質は「''装着者の存在の次元をずらす''」事にあり、ヴァイスに地球を追われながらも宇宙船団での脱出が叶った程の遠い未来を象徴したオーバーテクノロジーではあるが、その開発経緯には極めて謎が多い。 アリスギアの暗部に踏み込もうとした企業やアクトレスが何らかの事象で消息を絶つ事態も跡を絶たず、その謎に踏み込む事自体がタブーに近い扱いになっている。 *◆ゲーム上の扱い 『ショットギア』は一定時間チャージ、[[クロスギア]]は下フリックしながら入力する事によって種類ごとに固有の特別な行動([[マルチ]]ロック攻撃、連続射撃など)を行う。 『ドレスギア』は属性防御力上昇、状態異常[[無効化]]など2種類の効果を常時発揮するパッシブスキルと、ビーム弾発射、HP回復、一定時間の攻撃速度上昇などを行う回数限定のスキルを持つ。 //この辺はギアというよりSPスキル、HDMの話。上手く織り込みにくいのでCO //[[シタラ>兼志谷シタラ(アリスギア)]]の「EMPパワーアーム」やアナザージニーの「プロミネンスブラスト」など、効果持続中はショットやクロスが専用のものに切り替わるスキルもあり、そういったものは「装着型」と呼ばれる。なかにはアナザールーさんのSPスキル「メルクリウス」のようにドレスギアのスキルまで変化するものも。 そんなギアには★1~★4までのレアリティが存在し、当然レアリティは高い方が性能・売却価格・コストが上がる。 各ギアのコストはレアリティが高い程大きくなるため、低レアリティのアクトレスでは高レアリティの装備を山盛りする事はできない。 大別して2系統、誰でも使用可能な『&bold(){汎用ギア}』と、そのアクトレスのみ使用可能な『&bold(){専用ギア}』が存在し、前述の4種類を組み合わせて各キャラのコスト上限まで装備できる。((専用ギアを全部盛りには事実上★4キャラが必須)) また、専用ギアと一部汎用ギアは「進化」で性能強化できる。 殆どの専用ギアは当初は汎用ギアの色違いだが、★4に進化させる事で性能と外見が変化、正に各キャラに対応した見た目や性能、個性を発揮する。 中には二丁拳銃がいつの間にか&bold(){マイクとステレオスピーカー}になるという変わり種もある……が別メーカーになっている為、ゲーム上は進化でも設定上はアクトレスに合わせて別のギアに替えているケースもある模様。 各ギアの入手は戦闘報酬で得た「ギアシェル」の解析か、イベント参加報酬またはイベントアイテム交換所での交換で、最も確実かつ手っ取り早いのはギアシェル。 ただし、専用ギアの入手確率は低いため、ネトゲよろしく根気強く回す必要はある。もしくはギアメダルシェルか専用ギア売却時に入手できる「ギアメダル」120枚との交換。当該キャラの誕生日にはそのキャラの専用ギアのいずれか一つが入手可能なクエストが発生し、そこからでも入手可能。 また、一部アクトレスには主に[[アナザーアクトレス>アナザーアクトレス/ファクター(アリスギア)]]向けを想定したアナザーギアが実装されており、こちらは主に「ギアオク」で入手する専用のシェルから入手する。レベル上限が通常の専用ギアより低い代わりに、専用アイテム(+素材)を消費してチューニングしスキルを付与可能。特にK.I.S.S.(Kinetic Individual Skill System)と呼ばれるスキルが付与されると通常版と大きく異なる挙動になる。 更にごく一部のアクトレス……具体的には立体化された一部のアクトレスはシリアルコードまたはギフトークン交換でまた別のギアが入手できる。 専用ギアは概して高性能だが、挙動やスキルに独特の癖があったり、大量の敵を相手にするミッションでは不向きなこともあるため、必ずしも最適解ではない。プレイヤーの好みやミッション内容に応じて随時付け替えよう。 ショットギア、[[クロスギア]]を細かく分割すると以下の通り。 **□ショットギア 通常戦闘の主力となるギア。 画面タップで射撃、画面長押しでチャージ攻撃。 前後左右にブースト移動しながら攻撃でパターン変化。 弾丸を発射する「実弾」、レーザーを発射する「EN」に分類されるが、どちらにも長短あり、どちらの方が優れているという事は無い。 強いて言うならENの方が使い勝手は良い傾向にあるが、ENを強力にメタるリムルインバスなどが存在するため、油断は禁物。 特に弾数・EN残量といったものも無いため、存分に撃ちまくる事ができる。 ラスコルのアクトレスを皮切りに、チャージ攻撃に使用回数が設定された者は散見されるようになったが、通常発射に弾数制限がある者は存在しない。((通常射撃が弾数制限のある専用ギアもあるが、弾数0でも弱体化こそあれ発射自体は可能。回数無制限のリロードで弾数復活も可能。)) また以下はあくまで大まかな傾向であり、専用ギアの中には「実質スナイパーの様な挙動のバズーカ」「フルチャージで自動発射されないデュアル」といった例外もある。 ***◇ライフル アサルトライフル型。 チャージ攻撃で実弾型は弾丸、EN型は[[マルチ]]ロックの誘導弾を発射する。 見た目に違わず標準的な性能で、癖が少なくどの場面にもそれなりに対処できるため扱いやすい。 逆に言えば器用貧乏なところもあるため、場面場面での強さは他の武器に軍配が上がる。 中には射程が非常に短い代わりに前方広範囲を同時攻撃できるショットガン型も存在する。&font(l){クロスギアで良いは禁句。} ***◇デュアル 二丁拳銃型ショットギア。 チャージ攻撃のほとんどはフルチャージによる自動発射のため、画面長押しっ放しで弾を撃ち続ける事ができる。 拳銃やマシンピストル、サブマシンガン等の銃器を模した武装。 基本的に高火力だが射程が短いため、被弾を恐れず敵の群れに突っ込み、そして瞬時に敵を殲滅して離脱する運用がなされる。 その性質上、無被弾で戦い抜く事は難しいため長丁場よりも短期決戦任務に向く。 とはいえレベルが下回る敵を倒せば、それが吐いた弾も消えるという仕様から雑魚相手なら無傷撃破なども可能で、専用一式などには完全回避前提になっている物も多い。 &bold(){ガトリング砲内蔵型ナックルダスター}やら&bold(){手持ちマイク&ステレオスピーカー}やら&bold(){浮遊自撮りカメラ}やら&bold(){手裏剣}やら&bold(){本}やら&bold(){ギター}やらと、 どういう訳か派生進化させるとデュアルとは名ばかりの代物になることが多く、他と比較しても変わり種が非常に多い。 ***◇スナイパー [[狙撃銃]]型ショットギア。 非常に射程が長く弾速も早い。発砲と同時に着弾するほど弾速もずば抜けている。さらに貫通して同時に複数の敵を巻き込める。 チャージ攻撃は一部を除くEN型がライフルと同じ[[マルチ]]ロック誘導弾、実弾型は強力な単発射撃。 EN型は貫通性能もそのままなので、敵の構成によってはチャージ一発で群れを一掃も可能。 また、チャージだけでなく通常攻撃でもショットギアの中でもEN型と実弾型でかなり使い勝手が異なる。 EN型は射程が長く、ビームが持続している間は攻撃判定が残るため、複数のザコを纏めて撃破できる事からかなり使い勝手が良い。一方でリロードが遅く、画面タップから発砲されるまでに若干のラグで足が止まるため、発射の度に隙を晒すのが短所。 実弾型はEN型に比べて当たり判定の持続が短く、雑魚の処理では劣るものの横移動中の射撃でもある程度誘導が高く、撃ち漏らしが少ない。また、発射時に薬莢が飛び出すエフェクト付きで、命中すると散弾になって貫通するため、当て方次第で複数を巻き込める。 一方でEN型に比べ手数が少ないため、一定回数までの攻撃[[無効化]][[バリア]]を展開する小型ヴァイス「アルテミー」には対処困難となる((逆にEN型は前進中に射撃操作を行う事で多段ヒット(最大5hit)性能を持つ特殊射撃が発生するため、実弾型と比較するとアルテミーへの対処はしやすい。))。 ***◇バズーカ 大砲型ショットギア。 チャージ攻撃では爆風の範囲拡大。 肩に担ぐ様にして装備する、その名の通り大柄な武装。 射程はライフルと同程度だが、砲弾が炸裂すると巨大な爆風を起こし、広範囲の敵を巻き込む。多段ヒットする爆風は持続時間に応じて雑魚散らしの他にも、[[バリア]]持ちや大型ヴァイスも大雑把に削れる。 そのため意外に汎用性が高く、大味な性能の割には初心者にも扱いやすい部類。 **□クロスギア 至近距離、および高難易度・マルチプレイの対ボス主力。 格闘攻撃ボタン、画面上向きフリックで繰り出す。 攻撃中に下フリックで、武器ごとに派生モーションを取る。 至近距離というリスクが非常に高い分、高威力を出せる傾向にあり、何度か当てるとボスを強制スタンさせる事もできる。 ***◇片手剣 小剣と小型な盾で一セット。 下フリックで数秒間盾を構え、ダメージを受けなくなる。 見た目通り、リーチは短いが振りが早い。中には&b(){どう見てもハンドアックスなもの}、盾を使用しないものもある。 一部の専用ギアに存在する「二刀流」「徒手空拳」はこれに分類される。 ***◇両手剣 長剣。 下フリック攻撃は[[回転斬り]]。 他の[[ゲーム]]なら重量級の大剣として扱われるだろう大振りな外見だが、本作では振りの速さ、攻撃範囲、威力共にバランスが良くスタンダードな性能。 ***◇ハンマー 柄の長いウォーハンマー型。 下フリックは前方一点にパワーを集中した振り下ろし攻撃。 範囲が狭く、振りもタメも長い代わり、威力はトップクラス。 振りは遅いが威力が高く、コンボ3段目で広範囲を攻撃する衝撃波を放つ。 ***◇ランス 槍型。 長い踏み込み距離と素早い連続攻撃が持ち味。コンボ攻撃を任意のタイミングで中断し即座に回避行動に移る事ができる。 当初は射程の短さなど数々の問題点を抱えていたが、後のアップデートによって大分改善された。 ***◇拳銃 元々は[[ウィッチ勢>ストライクウィッチーズ(アニメ)]]用で、その名の通りの拳銃型。 極短射程とはいえ射撃攻撃ができる。………のだが、形状は『&bold(){魔法の杖、ブレイドカノン(レプリカは砲撃機能なし)、ハンマー、ヨーヨー、ラリアット、[[ショットガン>ショットガン(AC)]]}』とカオス。 実質特殊セカンダリの隔離場と化しているため汎用が存在せず、TIPSには&b(){「武器に応じて多彩なスタイルや攻撃方法が存在する打撃属性のクロスギア」}とある通り、挙動も様々。使用する前にはよく確認しよう。 *◆余談 [[メガミデバイス]]や[[figma]]としてアクトレスが数名立体化しているが、2021年5月現在、汎用ギアの公式からの立体化は行われていない。 有志の手により、その拡張パーツとしていくつかの汎用ギア・進化前専用ギアがガレージキットとしては製作されている。 追記修正は専用ギアをコンプリートした後にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment(striction) #areaedit(end) }
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&bold(){ガトリング砲内蔵型ナックルダスター}やら&bold(){手持ちマイク&ステレオスピーカー}やら&bold(){浮遊自撮りカメラ}やら&bold(){手裏剣}やら&bold(){本}やら&bold(){ギター}やらと、 どういう訳か派生進化させるとデュアルとは名ばかりの代物になることが多く、他と比較しても変わり種が非常に多い。 ***◇スナイパー [[狙撃銃]]型ショットギア。 非常に射程が長く弾速も早い。発砲と同時に着弾するほど弾速もずば抜けている。さらに貫通して同時に複数の敵を巻き込める。 チャージ攻撃は一部を除くEN型がライフルと同じ[[マルチ]]ロック誘導弾、実弾型は強力な単発射撃。 EN型は貫通性能もそのままなので、敵の構成によってはチャージ一発で群れを一掃も可能。 また、チャージだけでなく通常攻撃でもショットギアの中でもEN型と実弾型でかなり使い勝手が異なる。 EN型は射程が長く、ビームが持続している間は攻撃判定が残るため、複数のザコを纏めて撃破できる事からかなり使い勝手が良い。一方でリロードが遅く、画面タップから発砲されるまでに若干のラグで足が止まるため、発射の度に隙を晒すのが短所。 実弾型はEN型に比べて当たり判定の持続が短く、雑魚の処理では劣るものの横移動中の射撃でもある程度誘導が高く、撃ち漏らしが少ない。また、発射時に薬莢が飛び出すエフェクト付きで、命中すると散弾になって貫通するため、当て方次第で複数を巻き込める。 一方でEN型に比べ手数が少ないため、一定回数までの攻撃[[無効化]][[バリア]]を展開する小型ヴァイス「アルテミー」には対処困難となる((逆にEN型は前進中に射撃操作を行う事で多段ヒット(最大5hit)性能を持つ特殊射撃が発生するため、実弾型と比較するとアルテミーへの対処はしやすい。))。 ***◇バズーカ 大砲型ショットギア。 チャージ攻撃では爆風の範囲拡大。 肩に担ぐ様にして装備する、その名の通り大柄な武装。 射程はライフルと同程度だが、砲弾が炸裂すると巨大な爆風を起こし、広範囲の敵を巻き込む。多段ヒットする爆風は持続時間に応じて雑魚散らしの他にも、[[バリア]]持ちや大型ヴァイスも大雑把に削れる。 そのため意外に汎用性が高く、大味な性能の割には初心者にも扱いやすい部類。 **□クロスギア 至近距離、および高難易度・マルチプレイの対ボス主力。 格闘攻撃ボタン、画面上向きフリックで繰り出す。 攻撃中に下フリックで、武器ごとに派生モーションを取る。 至近距離というリスクが非常に高い分、高威力を出せる傾向にあり、何度か当てるとボスを強制スタンさせる事もできる。 ***◇片手剣 小剣と小型な盾で一セット。 下フリックで数秒間盾を構え、ダメージを受けなくなる。 見た目通り、リーチは短いが振りが早い。中には&b(){どう見てもハンドアックスなもの}、盾を使用しないものもある。 一部の専用ギアに存在する「二刀流」「徒手空拳」はこれに分類される。 ***◇両手剣 長剣。 下フリック攻撃は[[回転斬り]]。 他の[[ゲーム]]なら重量級の大剣として扱われるだろう大振りな外見のものが多いが、本作では振りの速さ、攻撃範囲、威力共にバランスが良くスタンダードな性能。 コンボの終わりに衝撃波(飛ぶ斬撃)を撃ち出すため、多少であれば遠距離にも対応可能。 中には[[遠距離武器として射撃よりも高性能な専用両手剣持ち>吾妻楓(アリスギア)]]も。&s(){シューティングゲームとはいったい……うごごご!} ***◇ハンマー 柄の長いウォーハンマー型。 下フリックは前方一点にパワーを集中した振り下ろし攻撃。 範囲が狭く、振りもタメも長い代わり、威力はトップクラス。 振りは遅いが威力が高く、コンボ3段目で広範囲を攻撃する衝撃波を放つ。 ***◇ランス 槍型。 長い踏み込み距離と素早い連続攻撃が持ち味。コンボ攻撃を任意のタイミングで中断し即座に回避行動に移る事ができる。 当初は射程の短さなど数々の問題点を抱えていたが、後のアップデートによって大分改善された。 ***◇拳銃 元々は[[ウィッチ勢>ストライクウィッチーズ(アニメ)]]用で、その名の通りの拳銃型。 極短射程とはいえ射撃攻撃ができる。………のだが、形状は『&bold(){魔法の杖、ブレイドカノン(レプリカは砲撃機能なし)、ハンマー、ヨーヨー、ラリアット、[[ショットガン>ショットガン(AC)]]}』とカオス。 実質特殊セカンダリの隔離場と化しているため汎用が存在せず、TIPSには&b(){「武器に応じて多彩なスタイルや攻撃方法が存在する打撃属性のクロスギア」}とある通り、挙動も様々。使用する前にはよく確認しよう。 *◆余談 [[メガミデバイス]]や[[figma]]としてアクトレスが数名立体化しているが、2021年5月現在、汎用ギアの公式からの立体化は行われていない。 有志の手により、その拡張パーツとしていくつかの汎用ギア・進化前専用ギアがガレージキットとしては製作されている。 追記修正は専用ギアをコンプリートした後にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment(striction) #areaedit(end) }

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