アリスギア(アリスギア)

登録日:2021/05/15 Sat 12:06:00
更新日:2021/05/24 Mon 14:15:10
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アリスギアとは、ゲームアリス・ギア・アイギスに登場する架空の兵器。





◆概要

ゲームのタイトルにもなっている対ヴァイス用兵器にして各キャラが装備する武装。劇中では「ギア」と略される事も多い。
手持ち武器のウェポンギアと身体に装着するドレスギアに大別され、
それぞれ射撃武器の「ショット」、格闘武器の「クロス」、上半身の「トップス」と下半身の「ボトムス」の4種類を組み合わせて装備する。
ドレスギアのパーツは一部が空中に浮遊しているが、これも異次元的につながっているためアクトレスと連動して付いてくる。


開発されたのは本編の約300年前で、核を含む通常兵器をほとんど受け付けない機械生命体ヴァイスに対して唯一対抗可能な能力を持つ。
装着するには先天的な適性エミッション適正が求められ、そのエミッション適正を持つのは10~20代の女性が大半を占める。


この兵装の本質は「 装着者の存在の次元をずらす 」事にあり、見かけ上は生身のまま上空〜宇宙空間を自在に飛び回ることが可能。
さらにアリスギアの周囲には高次元バリアが展開されており、ヴァイスの攻撃を受けてもアクトレスは「車の窓に飛び石が飛んできた」程度の衝撃を受けるだけで済む程度の強力な防御性能がある。

開発されたギアが市場に投入されるまでには無数の安全審査が存在し、攻撃を受け損傷度が一定に達した場合は「緊急脱出」の機構が働くなど、作中で判明している限り安全性に関しては十二分に徹底を施している。
アリスギアの開発は民間企業でも積極的に行われており、毎年新型モデルが発表されるなど、一種の防衛・軍需産業として現在のアウトランドの主要産業の一つとなっている。
一方で、それが利権を巡る競争や陰謀の原因になっている面もあるなど、東京シャードに限ってもその状況はかなり複雑化している。


総じて在来兵器とは一線を画す凄まじい性能を持つが、あくまでヴァイスに対抗する人類生存のための兵器であるため、人に対して使用するのは厳しく禁止されている。
ただし、実際のところ内部情勢の芳しくないシャードにおいては裏で紛争などに使用されている可能性が示唆されているのが現実。

そのパワーや活動の自由度の高さから作業用重機として使われる事もあり、
実際にゲーム中には作業用機を改造したもの、番外漫画には旧式化モデルを機能制限して農作業に利用している場面が登場している。
保有するだけならアクトレスでなくても購入・保有可能である。


値段は汎用ギアなら200万円~1000万円、専用ギアなら2000万円~青天井、といった所。
ショット・クロス・上下ドレスで汎用なら一人当たりセットで800万円~4000万円、専用ギアなら8000万円以上という事になる。
89式小銃が一丁約30万円、FIM-92スティンガーが1発380万円であることを鑑みれば歩兵用装備としてはかなり高価だが、
空や宇宙を高速で自在に飛び回れる機動力やビームやミサイルをぶち撒けられる火力から、アリスギアを航空兵器や宇宙用機材として見るなら、
比較対象は装備込みで十数億円単位を下らないヘリや戦闘機、宇宙服等、作中世界でも再現されている現代兵器を総じて圧倒するコスパに至っており、
「意外と高くない」「そこまで高価でもないのではないか」との声もある。


ヴァイスに地球を追われながらも宇宙船団での脱出が叶った程の遠い未来を象徴したオーバーテクノロジーではあるが、その開発経緯には極めて謎が多い。
アリスギアの暗部に踏み込もうとした企業やアクトレスが何らかの事象で消息を絶つ事態も跡を絶たず、その謎に踏み込む事自体がタブーに近い扱いになっている。



◆ゲーム上の扱い

上述の通り、「ショット」、「クロス」、「トップス」、「ボトムス」の4種類を組み合わせる。
各ギアにはコストが設定されており、各キャラのコスト上限まで装備させる事ができる。
装備コスト上限はレアリティが高い程大きくなるため、低レアリティのキャラでは高レアリティの装備を山盛りする事はできない。
故に、進化後専用ギアを全部盛りするには事実上★4キャラの当選が必須である。
ギアには★1~★4までのレアリティが存在し、当然レアリティは高い方が性能・売却価格が上がる。


ギアは大別して2系統、誰でも使用可能な汎用ギアと、個別に設定されたキャラのみが使用可能な専用ギアが存在する。
入手手段は「ギアシェル」を解析するか、イベント参加若しくはイベントアイテムの交換所で交換するか、専用ギアメダル交換所で交換するか。
最も確実かつ手っ取り早いのは戦闘報酬でギアシェルを入手する事だが、専用ギアの入手確率は低いため、ネトゲよろしく根気強く回す必要はある。
専用ギアは調査任務かマルチの報酬、もしくはギアメダルシェルか専用ギア売却時に入手できる「ギアメダル」120枚との交換でも手に入る。
また当該キャラの誕生日にはそのキャラの専用ギアのいずれか一つが入手可能なクエストが発生し、そこからでも入手可能。


専用ギアと一部の汎用ギアは「進化」によって性能を強化する事ができる。
専用ギアは当初は汎用ギアの色違いだが、3回進化させる事で性能と外見が変化、正に各キャラに対応した性能と個性を発揮してくれる。
中には当初は二丁拳銃だったはずが、いつの間にかマイクとステレオスピーカーになっていたという変わり種もある。

専用ギアは概して高性能だが、挙動やスキルに独特の癖があったりする他、
大量のザコ敵を相手にするミッションで手数の少ない武器やスキルでは不向きであるため必ずしも専用ギアが最適解ではなく、
プレイヤーの好みやミッション内容に応じて随時付け替えるとよい。


ショットギアは一定時間チャージ、クロスギアは下フリックしながら入力する事によって種類ごとに固有の特別な行動(マルチロック攻撃、連続射撃など)を行う。

ドレスギアにはある属性からの防御力を上昇させる、ある状態異常を無効化させるなど2種類の効果を常時発揮するパッシブスキルと、
ビーム弾の発射攻撃、HP回復、一定時間の攻撃速度上昇などを行う回数限定のギアスキルを持つ。

シタラの「EMPパワーアーム」やアナザージニーのSPスキル「プロミネンスブラスト」などのように効果持続中はショットやクロスが専用のものに切り替わるスキルもあり、そういったものは「装着型」と呼ばれる。
なかにはアナザールーさんのSPスキル「メルクリウス」のようにドレスギアのスキルまで変化するものも。



ショットギア、クロスギアは細かく分割すると以下の通り。


□ショットギア

通常、戦闘の主力となるギア。
画面タップで射撃、画面長押しでチャージ攻撃を行う。
またや前後左右にブースト移動しながら攻撃する事で攻撃パターンが変化する。

弾丸を発射する「実弾」、レーザーを発射する「EN」の二種類に分類される。
どちらにも長所はあり、どちらの方が優れているという事は無い。
強いて言うならENの方が使い勝手は良い傾向にあるが、リムルインバスなどENを強力にメタるボスが存在するため、油断は禁物である。
特に弾数・EN残量といったものは無いため、存分に撃ちまくる事ができる。
ラスコルのアクトレスを皮切りに、チャージ攻撃に使用回数が設定された者は散見されるようになったが、通常発射に弾数の制限がある者は存在しない。

また以下はあくまで大まかな傾向であり、中には「実質スナイパーの様な挙動のバズーカ」「フルチャージで自動発射されないデュアル」といった例外もある。


◇ライフル

アサルトライフル型ショットギア。
見た目に違わず標準的な性能で、癖が少なく扱いやすい。
そのためどの場面にもそれなりに対処できるが、逆に言えば器用貧乏なところもあるため、場面場面での強さは他の武器に軍配が上がる面も多い。
チャージ攻撃では実弾型は弾丸の連射、EN型は複数の敵をマルチロックする誘導弾を発射する。

中にはショットガン型も存在し、こちらは射程が非常に短い代わりに前方広範囲を同時攻撃する。
そこまで近付くならいっそクロスギアで良いは禁句。

◇デュアル

二丁拳銃型ショットギア。
拳銃やマシンピストル、サブマシンガン等の銃器を模した武装。
基本的に高火力だが射程が短いため、被弾を恐れず敵の群れに突っ込み、そして瞬時に敵を殲滅して離脱する運用がなされる。
その性質上、無被弾で戦い抜く事は難しいため長丁場よりも短期決戦任務に向く。
とはいえ雑魚相手なら飛び込んで連射で無傷撃破なども可能なうえ、奏の専用一式などドレスギアを含めて完全回避前提のバランスになっている物も多い。

チャージ攻撃すると一度に発射される弾丸の数が増加、またほとんどはフルチャージで自動発射されるため、画面長押ししっ放しで弾を撃ち続ける事ができる。
ガトリング砲内蔵型ナックルダスターやらマイク&ステレオスピーカーやら浮遊自撮りカメラやら手裏剣やらやらギターやらと、
どういう訳か派生進化させるとデュアルとは名ばかりの代物になることが多く、他のウェポンギアと比較しても変わり種が非常に多い。

◇スナイパー

狙撃銃型ショットギア。
非常に射程が長く、弾速も早い。また弾が敵を貫通するため、同時に複数の敵を巻き込める。
特にEN型は射程が長く、ビームが持続している間は攻撃判定が残るため、複数のザコを纏めて撃破できる事からかなり使い勝手が良い。
また発砲と同時に着弾するほどに弾速もずば抜けている。
一方でリロードが遅い点、画面タップから発砲されるまでに若干のラグがあり、またその間足が止まるため発射の度に隙を晒すのが短所。
また手数が少ないため、一定回数までの攻撃を無効化するバリアを展開するヴァイス「アルテミー」に出て来られると単独では対処困難となる。
実弾型はEN型に比べて当たり判定の持続が短く、雑魚の処理では劣るものの横移動中の射撃でもある程度誘導が高く、撃ち漏らしが少ない。
また、命中すると散弾になって貫通するために当て方次第で複数の敵を巻き込める。因みに発射時に薬莢が飛び出すエフェクト付き。
チャージ攻撃は一部を除くEN型がライフルと同じマルチロック誘導弾、実弾型が強力な単発射撃。
EN型は貫通性能もそのままなので、敵の構成によってはチャージ一発で群れを一掃も可能。

◇バズーカ

大砲型ショットギア。
肩に担ぐ様にして装備する、その名の通り大柄な武装。
射程はライフルと同程度だが、砲弾が炸裂すると巨大な爆風を起こし、広範囲の敵を巻き込む。
チャージ攻撃では爆風の範囲が大きくなる。
雑魚散らしの他にも、持続時間に応じて多段ヒットするためバリア持ちや大型ヴァイスなども大雑把に削っていける。
そのため意外に汎用性が高く、大味な性能の割には初心者にも扱いやすい部類。



□クロスギア

至近距離帯、および高難易度・マルチプレイにおける対ボス主力。
格闘攻撃ボタン、もしくは画面上向きフリックで繰り出す。

リスクが非常に高い分ショットギアよりも高威力を出せる傾向にあり、また何回も当てていると大型ヴァイスをスタンさせる事もできる。

攻撃中に下フリックで派生モーションを取る事ができ、武器種毎に様々なモーションを取る事ができる。


◇片手剣

小型の剣と小型な盾で一セットの装備。中にはどう見てもハンドアックスなもの、盾を使用しないものもある。
見た目通り、リーチは短いが振りが早い。
下フリックで数秒間盾を構える事ができ、その間はダメージを受けなくなる。

◇両手剣

他のゲームならトップレベルの重量級な大剣だが、本作では比較的スタンダードな性能の剣。
振りの速さ、攻撃範囲、威力共にバランスが良く使いやすい。
下フリック攻撃は回転斬り。

◇ハンマー

柄の長いウォーハンマー型。
振りは遅いが威力が高く、コンボ3段目で広範囲を攻撃する衝撃波を放つ重量級タイプ。

◇ランス

槍型。
長い踏み込み距離と素早い連続攻撃が持ち味。
コンボ攻撃を任意のタイミングで中断し即座に回避行動に移る事ができる。
当初は射程の短さなど数々の問題点を抱えていたが、後のアップデートによって大分改善された。

◇拳銃

その名の通りの拳銃型。
クロスでありながら極短射程の射撃攻撃を行う。
実装されてから日が浅いこともあって汎用が存在せず、TIPSに「武器に応じて多彩なスタイルや攻撃方法が存在する打撃属性のクロスギア」とある通り、
リボルバー銃型からサブマシンガン型までギアごとに挙動は様々。使用する前にはよく確認しよう。
元々はウィッチ勢のクロス枠として設定されたカテゴリなのだが魔法の杖、ブレイドカノン(レプリカの為砲撃機能オミット)、ハンマー、ヨーヨー、ラリアットとデュアル並にカオスなラインナップとなりつつある。
中にはライフルギアのショットガンがほぼそのまま拳銃カテゴリになったものもある。どこかで聞いたような……



◆アナザーギア

アナザーキャラ用に調整されたもうひとつの専用ギア。
詳しくはアナザーアクトレスの項目へ。



◆余談

メガミデバイスやfigmaとしてアクトレスが数名立体化しているが、2021年5月現在、汎用ギアの公式からの立体化は行われていない。
有志の手により、その拡張パーツとしていくつかの汎用ギア・進化前専用ギアがガレージキットとしては製作されている。





追記修正は専用ギアをコンプリートした後にお願いします。

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最終更新:2021年05月24日 14:15