遊☆戯☆王5D's STARDUST ACCELERATOR -WORLD CHAMPIONSHIP 2009-

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&font(#6495ED){登録日}:2021/11/07 Sun 23:34:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「遊☆戯☆王5D's STARDUST ACCELERATOR -WORLD CHAMPIONSHIP 2009-」は、2009年3月26日発売の[[ニンテンドーDS]]向けのゲームソフト。 [[WCSシリーズ>World Champion Shipシリーズ(遊戯王)]]の一作で、シリーズ初の[[5D's>遊戯王5D's]]期のソフトである。 ちなみにゲーム作品全体で見ても、5D'sの名を冠するのは、同日発売となった[[Wii]]の「遊☆戯☆王5D's Wheelie Breakers」と共に初。 今作からは[[ライディングデュエル>ライディングデュエル(遊戯王)]]が実装されており、それに合わせて独自の要素が多数生み出された。 収録カードはパックなら&font(#ff0000){CRIMSON CRISIS}、デュエルターミナルなら&font(#ffdc00){魔轟神復活!!}まで。 完全収録ではなく抜けているカードも多いが、それでも使えるカードは&bold(){約2800枚}を誇る。 ゲームは主に2モード。 基本の&bold(){ストーリーモード}と、様々なデュエリストと戦える&bold(){WCSモード}で遊ぶことができる。 &sizex(4){&bold(){ストーリーモード}} サテライトで目を覚ました主人公。しかし彼(彼女)は記憶を喪っていた。 遊星やラリーに助けられた主人公は、Sp(スピード・スペル)((ライディングデュエル専用の魔法カード。通常のデュエルでは使用できない。))を持っていたことからDホイーラーでないかと予想され、自らの正体を知るべくシティへと向かう…… &sizex(4){&bold(){主な登場人物}} アニメ初期で使用したカードの多くは当時既にパックに収録されており、デッキの再現度は全体的に高め。 この時期の雰囲気は良く再現されている。 -&bold(){主人公} (本ゲームの)主人公。男女から選択可&s(){女主人公の場合は[[紫のツインテール>柊かがみ]]にしたり、レースクイーンにするとおっぱいが良く見える}((攻略本ではへそ出しルックと記載されているがこれは誤表記である。ちなみにこの衣装の出現方法は、全キャラに勝利するというかなり鬼畜な条件になっている))。 後から性別や名前は変更できない。 記憶を失いサテライトで倒れていたところをラリーに拾われ、遊星らと親交を深めていく。 所持品に%%当然のように%%デッキとデュエルディスクがあり、それに加えてライディングデュエル専用のSpを持っていたことが手掛かりとなり、記憶を取り戻す為に奔走することとなる。 何かのきっかけで断片的な記憶が蘇るようになり、ラリー達からはサテライトではなくシティに縁があると目されるようになる。 初期デッキは【グッドスタッフ】。なんとか戦えなくはないカードが1枚ずつ投入されている。サイドデッキも含まれば50枚。 中盤では、ある出来事によってデッキとDホイールを没収されてしまうが、雑賀の手助けで無事に取り返し、&bold(){保管所内をD・ホイールで疾走する。CERO-A仕事しろ。} ときおり腕に謎の&font(#ff0000){赤い痣}が浮かび上がることがある。その正体は……? #region(その正体は……?) 実はある人物によって痣の移植を受けた実験体である。 #endregion -&bold(){[[不動遊星]]} (アニメ本来の) &font(#0000ff){主人公}。 シャイな初期遊星なので会話が少ないが、一見クールなようですぐ熱くなる(キング談)性格。 アニメ遊星に近い形で(ゲーム)主人公が行動するため、主人公が色々やっている裏で行動することになりちょっと影が薄い。 というか殆どの行動を主人公が受け持つ為、龍亜・氷室・雑賀 と面識が無い。歴史が変わりそう。 使用デッキはアニメに近い【ジャンク】。 エースは《[[スターダスト・ドラゴン/バスター]]》なのだが、キャラ縛り的に星4チューナーや《[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》((2009年は《サイバー・ドラゴン》がまだ制限カードの時代。星8シンクロ系【/バスター】ならほぼ必須カードであった。))を避けつつ/バスター構築したために《[[スターダスト・ドラゴン]]》を出す時点で不安定。人間がガチでやってさえ難しめの時期なのでお察し。 攻撃力を元に判断するCPUとも相性が悪く、劣勢に回るとあらゆるモンスターを消極的にセットし始める。 《[[ジャンク・ウォリアー>ジャンク・ウォリアー(遊戯王OCG)]]》達のジャンクシンクロデッキも持ち、そちらの方がまだ安定している。 ちなみに、今作の登場デュエリストはスタンディングとライディングに二分されるのだが、彼は両方戦ってくれる唯一の人物である。 この都合で、対戦に用いるデッキを3つ所持している。カードはめっちゃ拾った。 -&bold(){ラリー・ドーソン} サテライトで暮らす、遊星の仲間の&font(#ffb74c){ %%女の子いや男の娘%%少年}。 倒れていた主人公を見つけて介抱してくれたのは彼であり、その後も面倒をみてくれる。そのためストーリー的には出番が多い。%%性別はあれだが今作のヒロインかも。%% 使用デッキは《[[ワンショット・ブースター>ワンショット・ブースター(遊戯王OCG)]]》や超時空戦闘機が投入された【[[機械族>機械族(遊戯王OCG)]]】。 デッキ内容的にはそこまで強くなく、ラリーを相手に練習や稼ぎを行うと序盤が遊びやすくなる。 ちなみに彼は対戦後、高確率でカードをプレゼントしてくれる。運が良ければ当時制限カードの《カードガンナー》をプレゼントしてくれることがある。序盤の稼ぎに向いているキャラなのも相まって、必ず手に入れておきたい。 -&bold(){ナーブ} ラリーと同じく、遊星を慕うサテライトの仲間。バンダナの人。 遊星のアジトである地下鉄への入口を守っており、行き違いによりデュエルをする事となる。 デッキは【装備ビート】だが、モンスターはバニラ、装備魔法は当時でも微妙なカードを採用している。 サテライトの治安の悪さ、カードの流通を鑑みればわからなくもないが…。単にデュエルが下手なのだろうか。 ぶっちゃ今作最弱のデュエリストであり、稼ぎの的にしてもいいだろう。 ラリーより確率が低いが、アームズ・ホールや当時制限カードであった巨大化をプレゼントしてくれる。 名前が間違っており、正しくはナー&bold(){ヴ}。ブではない。 本記事ではゲーム内の表記に従い、ナーブとする。 -&bold(){ブリッツ} ラリー、ナーブと同じく遊星の仲間。メガネの人。 主人公も受け入れてくれた上で、様々な手助けをしてくれるが… 怪しい商品に騙され、拉致されるなど碌な目に合わない。本作のピーチ姫担当。 なかなかにひどい目にあうが、突然現れた主人公にも様々な便宜を図ってくれる聖人。 使用デッキは【ウォールバーン】なのだが、AIがアホで守りを捨てて攻撃してくる場合も。 -&bold(){タカ} ラリー(ry 茶色が多い人。 ブリッツと共に拉致されるも、救出直後に出歩くなどバイタリティが凄い。 最初の仲間達の中では、デッキ構成がきちんとしており、一番強い。 デッキは強いて言えば【リバース】だろうか。人喰い虫やハネハネを惜しみなく投入している。 他にはデス・メテオやハリケーンなど、危険なカードがちらほら見える。 &s(){それらのカードを、ラリーやナーブにも分けてあげたら…と思わなくもない。} 切り札はムカムカ。手札の枚数に応じて高打点を発揮する危険なモンスター。 -&bold(){[[ジャック・アトラス]]} &font(#ffdc00){キング}。時代的に元じゃない現職キング。 シティに君臨する最強デュエリストにして、このゲームの[[ラスボス]]なのだが、アニメ初期の展開から遊星要素を引っこ抜いたシナリオのため、はっきり言って主人公とは縁もゆかりもない……((「遊星のシティ行き計画(アニメと同様)に合わせて主人公もシティへ同行できた」というシナリオであるため、ジャックの行いが回りまわって主人公の助けになっているとは言える。)) 使用デッキは【[[ゴーレム]]】と表記されることもあるが、内容的には【ジャック】が適切か((《バイス・ドラゴン》や《ビッグピース・ゴーレム》と《ダーク・リゾネーター》を合わせた星8シンクロ狙いデッキ。))。 良くも悪くもアニメ初期のジャックらしい構成で再現度は高い。%%やたら事故りやすく、ストーリーを進めてきた主人公にとっては正直怖くはない。%% 何気にカードのプレゼント率が高い。キングだからカードも山程持っているのだろう。 -&bold(){[[龍亞]]&[[龍可]]} シティにたどり着いた主人公を助けてくれる&font(#afdfe4){双子}。イメージはアニメで遊星を助けた時のそれに近い。 使用デッキは【[[D>ディフォーマー(遊戯王OCG)]]】と【[[天使族>天使族(遊戯王OCG)]]】。 展開力と爆発力を併せ持つ【D】は結構な強敵。巨大ネズミやサイバードラゴンを投入する等、かなりの魔改造が施されている。 龍可は収録されなかったクリボンの代わりに、ハネクリボー・クリボーを投入している。 二人共強制転移を使用する。その為、龍可は奪ったモンスターで大切な精霊達を&bold(){躊躇なくブン殴る。} 展開上仕方ないのだが、二人で地下デュエル場に入るやんちゃっぷりを見せる。 双子でのタッグデュエル対応。 -&bold(){[[十六夜アキ]]} アニメ&後のチーム5D'sの&font(#ff0000){%%おっぱい%%ヒロイン}。 オリジナルストーリーのため出番が減ってはいるが、痣を持つ主人公を特別視してデュエルを挑んできたうえ、後に大会でも対戦するためデュエルの出番は多い。さすがヒロイン。 使用デッキは【[[植物族>植物族(遊戯王OCG)]]】。当時最先端のカードが揃うため、デッキの強さも恵まれている。 余談ではあるが、彼女とほぼ似たようなデッキを使用する[[モブキャラ]]が存在する。 -&bold(){[[牛尾哲]]} 治安を守る&font(#808080){セキュリティ}。 アニメ同様に出番が多く、主人公を捕まえるべく幾度となく立ちはだかる。 今作の要所要所で出てくる、印象深い強敵ポジション。 %%はっきり言えば今作の難所は大体牛尾さんのせい。%% しかし、中盤での二手の分かれ道にて、龍亜に助けられた主人公とは逆の道へ進んだりとドジな一面も。 因みにクリア後は何故か&bold(){遊星と一緒にいる。}%%言い掛かりでもしたいのか%% デッキは《サーチ・ストライカー》や《ドリルロイド》を表示形式変更カードと合わせた【守備表示メタ】ともいえる構成。 もちろん[[権力の象徴>ゴヨウ・ガーディアン(遊戯王OCG)]]も切り札に控えている。 ライディングデュエル専門のデュエリストなので本人とは通常のデュエルが出来ないが、その補完か「栗原」という中盤以降戦えるモブがほぼ同じデッキを使ってきたりする。 栗原からは低確率でゴヨウが貰えるので、狙ってみてもいいだろう。 -&bold(){[[レクス・ゴドウィン]]} シティの&font(#800080){長官}。&s(){&bold(){超官}にはまだならない。} 主人公の腕に浮かぶ痣について何かを知っているようで、シティにやって来た主人公の動向を気にしている。 #region(その目的は……?) &bold(){痣に関する研究を進めており、その一環として主人公に痣を移植した張本人。} ジャックがラスボスと紹介したが、ストーリーとしてはこっちの方がラスボス。 ダークシグナー編を考えると、今作のラスボスとしての暗躍はあながち間違った描写でもないかもしれない。 #endregion これ以外にも多数のキャラが登場するが、アニメ初期の雰囲気のおかげで出てくるデュエリストが渋い。 例えば&bold(){瓜生、ジル・ド・ランスボウ、鷹栖、[[氷室>氷室仁(遊戯王5D's)]]、雑賀……} 当時、この辺の人たちと絡みがあるゲームは任天堂機種に偏っており((Wiiソフト『デュエルトランサー』にも出てくる面子だが、諸般の事情でWCSやTFと比べてしまうと影が薄すぎる作品。))、Sony機種ではほぼカットされていたのだ。 残念ながら&s(){BFが収録されているにも関わらず}クロウと&s(){水晶ドクロ等のオーパーツモンスターが当時収録されなかったせいで}矢薙は影も形も存在しなかったが。 &sizex(4){&bold(){WCSモード}} シリーズお馴染みのフリーデュエルモード。 今作も数多くのモンスターが参加しており、それぞれの独自のキャラ付けを楽しむことができる。 初期では3匹しかアンロックされていない。解放条件に関しては少し難しい者から、明らかに正気の沙汰ではない者も…。 尋常ではなく苦労させられるが、コンプリートできたら誇っていいだろう。 &s(){通信対戦前提のモンスターもいるが…。} &sizex(4){&bold(){注目要素}} -&bold(){ライディングデュエル} アニメのそれを再現したデュエル。 ライディングデュエル専用のRDDデッキを使用する。事前に編集していないと、編集の暇もなくいきなり始まるので、初期デッキで戦うハメになる。 「通常の魔法カードの代わりに『Sp(スピードスペル)』と名付けられた専用の魔法カードを使用する」、「ライディングデュエル専用の罠カードの存在」といった要素があるが、初のゲーム作品であるためかバランスは良くない。 なによりSpのコストが非常に重いため扱いが難しい。そのため&bold(){「魔法を入れずに罠オンリー」}や&bold(){「罠対策して事実上封殺」}というのが最適解とも。 なんと&bold(){サイコ・ショッカーや王宮のお触れも有効}やなので、バランスが&s(){ジ・エンド・ストーム}崩壊している。 Spはアニメ登場カードだけではラインナップが狭い為か、既存のカードの一部がSp版として使用できる。 何だかんだでこのシリーズの独自要素。[[翌年度>遊戯王5D's WORLD CHAMPION SHIP 2010 Reverse of Arcadia]]以降も改良されながら受け継がれている。 -&bold(){Dホイールゲーム} ミニゲーム。 レースゲームであり、障害物を回避しながらコースを走りタイムを競う。 牛尾と&s(){ツーリング}チェイスする、バトルモードも存在する。 結構作りこまれており、ショップでパーツを購入することでDホイールをチューンすることが可能。 カラーも自由に変更でき、自分だけのマシンを組み上げる楽しみがある。 ライディングデュエル開始時にもDホイールが映るので、ライバルに負けないイカしたマシンを用意したい。 -&bold(){パックの方式} 今作ではOCGと(ほぼ)同様のパックから、各種カードを手に入れる方式になった。 OCGに馴染みのある人にとっては、目当てのカードをどのパックから手に入れられるか分かりやすい。OCGを購入している気分にもなれる。 反面パックをまたぐカテゴリを集めにくかったり、猛烈に弱いパックに苦しめられたりするのは難点。 -&bold(){キャラメイク要素} 主人公の外見(髪形、髪色など)を決める以外にも、ストーリーを進めると服装や[[デュエルディスク]]、Dホイールのデザインまで変更することが可能。 ストーリーでは服が落ちていたり、WCSモードでも要素がアンロックされるので、隅々まで遊んでみるといいだろう。 また、アニメの主要人物とデュエルする事で彼らの服装のレプリカやデュエルディスクも解禁される。 [[タッグフォース>遊☆戯☆王タッグフォース]]ではできないことだったりする。 #center(){&font(#0000ff){&bold(){&sizex(4){追記・修正、アクセラレーション!!}}}} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\俺のターン、投票/} #include(テンプレ3) #center(){&font(#0000ff){&bold(){「『毎年発売される定番ゲーム』と、そう思っての購入だった……」}}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「だが奴は……弾けた」}}} さて、このゲームは普通のゲームである。 この一作が[[社会現象になったとか>ポケットモンスター 赤・緑]]、[[ダメな方向でネットの話題になったとか>クソゲーオブザイヤー]]、そういった作品ではない。 であれば何故、このゲームの項目が存在するのか。 それはこの作品が、&font(#800080){&bold(){歴代遊戯王ゲームでも屈指の高難度}}として知られているからである。 &sizex(4){&bold(){難関1 Dホイールレース}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、デュエルしろよ」}}} WCSシリーズはライディングデュエルが実装されているのが特徴だが、今作ではこれに加えてレースゲームを遊ぶこともできるのは述べた。 しかし、ストーリー中に何度かこれが&font(#ff0000){必須}になるため、苦手な人にとってはこれが難所。 ただ走るだけではなく、パーツを購入することでホイールの性能を強化することができ、それにより走り心地も変わってくるのだが、これをきっちりやらないと苦労するバランスになっている。 パーツ自体もなかなかのお値段で、カード購入に比重を置くと稼ぎに奔走するハメに… 初期Dホイールは性能も劣悪で、加速するとどんどん右に寄っていく癖のある挙動。 //筆者の勘違いかもしれないので、もし間違っていたら追記をお願いします。 様々な強化を施してもトップスピードに入るとハンドリングが著しく悪くなり、まともに曲がれなくなってしまう。((一度アクセルを離してスピードを落とせばいいのだが、コースや障害物を視認しながら行うのは至難の業。)) 激突するとスピードダウンする上、マシンにダメージが入り耐久力が低下。耐久が0になるとリタイヤ。 そして、序盤の牛尾とのレースチェイスでは、一度だけ練習で走った直後に始まる。追い抜かれるとゲームオーバー。 Dホイールに不慣れなプレイヤーを、容赦なく&bold(){ゴヨウ}していく。初狩りもいい所である。 パーツで強化しようにも、この時点では品揃えもごく僅かなのでほぼ実力で勝利しなければならない。 牛尾とのチェイスは何度かあるのだが、コースや障害物がなさ尽く嫌らしい((牛尾も障害物に当たっているようで、一度距離を離すと著しく遅くなる。))上に、試走すらさせてもらえない場合もある。セッティングは慎重に。 さらにあるレースでは&bold(){失敗するとしばらく前からやり直し}、というゲームオーバーに近い扱いにもなる。 &sizex(4){&bold(){難関2 メタ○ギア風潜入ゲーム}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、デュエルしろよ」}}} ストーリー中盤、シティでセキュリティに捕まった主人公は、自らのデッキとDホイールを取り戻すべく、セキュリティ保管庫へ向かう。 ここでは巡回する警備のセキュリティの目を盗んで目的地まで向かうゲームが挿入され、これをクリアしないとストーリーが進まない。 しかもデッキを取り上げられているので、合間にデュエル((一応、ある場所でストラクチャーデッキ対戦は可能。))もできない。&bold(){これ遊戯王のゲームなんですが…} &bold(){巡回コースを覚えないと鉢合わせする、目的地が分かりにくい、段差を駆使してしっかり隠れないと見つかる、走るとまず見つけてくる有能セキュリティ、時間制限付き隠密2レンダァ……} 同社の[[某ゲーム>METAL GEAR]]も驚きの難度を誇り、通称&bold(){「スネーク」}として恐れられているミニゲーム。 一応入り口に戻ればセーブできるので、度々休憩を挟もう。 これを何とかクリアした主人公はDホイールで脱出を試みるが、それを追ってくるのが牛尾さぁん!! ということで、直後にレースが始まる。 これが先ほど紹介した、ゲームオーバーになりかねないレース。障害物が多く避けるのも困難なコースで、試走もさせてもらえない。&bold(){失敗した場合、最悪お縄について潜入部分からやり直し}。 一応直前にセーブポイントはあるが、してないと泣く羽目になるだろう。 #right(){&sizex(6){&bold(){「見やがれ、これが権力だ!!」}}} 攻略Wikiのやり取りは、一見すると何ゲーかわからなくなる。 #blockquote(){Q.警備員にすぐ見つかって先に進めない まずはじっくり警備員のパターンを見る。警備員の視界範囲を覚える。基本的に走らないように死角から抜ける。どうしても無理なら動画サイトにクリアルートがアップされているので参照のこと。 } &sizex(4){&bold(){難関3 全体的なデュエルの難度&カードの入手難度}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、やっとデュエルだ」}}} 序盤から戦えるモブ級のデュエリストでさえ、&bold(){《[[死者蘇生>死者蘇生(遊戯王)]]》、《[[激流葬>激流葬(遊戯王OCG)]]》、《[[奈落の落とし穴>奈落の落とし穴(遊戯王OCG)]]》}といったガチカードで武装している世紀末バランス。 これに加えてシンクロモンスターも結構登場するので、ストーリー時点でなかなかの手ごわい相手が揃う。 ストーリーにも、ガチ寄りのロックデッキ&ニードルワームによる【デッキ破壊】((一応、主人公の手持ちにはツイスター、砂塵の大竜巻が投入されているが、その二枚では追いつかない程に魔法・罠でのロック戦術を行う。))に、某パワーインセクトデッキの強化版やその配下達など、序盤で戦うにはかなり厳しい相手が登場する。 参考例として書くと、初期フィールドで戦えるモブの使用するデッキですら【[[ワーム>ワーム(遊戯王OCG)]]】・【[[ナチュル>ナチュル(遊戯王OCG)]]】・【[[墓守>墓守(遊戯王)]]】といった、初期デッキでは相手にするのが辛いデッキがずらりと並ぶ。当然こいつらは見事に前述のガチカードが積まれている。 「ならばこっちも《激流葬》だ!!」 ……と真っ先に考えるレベルの難度だが、このゲームはOCGとほぼ変わらないパック((DSシリーズは歯抜け収録のため、ルールや処理の問題に関わるカード以外でも未収録カードがある))からカードを引き当てるタイプになっている。 書籍やゲームに付属したカードなどはオリジナルパックにまとめられて収録されている。 パックは第4期以降のものが収録されており、3期以前のパックのカードは再録パックにまとめられている。 前作まではゲームオリジナルパックのため何のパックに何のカードが入っているかわかりにくかったが、プロモカード以外はOCGに準拠したためこの問題が大きく改善された。 しかし、OCGを再現したが故に起こった弊害も存在する。 先述の汎用強カードは大半が3期以前のカードであり、そのため強カードを使うには膨大な収録枚数を誇る[[BEGINNER'S EDITION>BEGINNER'S EDITION(遊戯王OCG)]]系か、EXPERT EDITION系から引き当てることが求められる((古いパック複数種を纏めテキストを新フォーマットとした上で、新たなパックとして販売した商品。つまり通常パックに比べて数倍の収録数になっている。))。 &bold(){どのパックも200種類前後の膨大な収録枚数となっており高レアリティは勿論、低レアリティのカードでも引き当てるのに苦労する。} しかも、TFシリーズと違ってパック購入時にオートセーブが入るため、リセット戦法も不可能。 昔のカードが多いが故に特にBEGINNER'S EDITION系では、目的の強カードを引けなければ全く戦力にならない弱い効果のカードやバニラ、挙句の果てには禁止カードが無駄に増えて行くことになる。 裏技的な方法でニューゲームを繰り返して大嵐や激流葬、奈落を引き当てるというセーブデータによるリセマラは可能ではあるが……((ニューゲーム開始時にゲーム内通貨を1500所有しているため、10パック購入出来る。引けなかったらニューゲーム。))&bold(){そもそも買い切りのゲームでリセマラさせるのはどうなんだ?} 加えて、パック解放にも条件があり、ストーリー進行で解放される物はいいのだが… 一帯のモブデュエリスト複数人に3勝、WCモードでの複数人に勝利5回などやたら手間のかかる条件が多い。 WCモード解放では、ミニゲーム要素や本編のデュエリストに勝利等手間がかかるのでデュエルがかさんでいく。 本編のデュエリスト達は勝利回数は表示されないので、「後何勝すればいいんだ?」「倒してない奴は誰だ?」と迷いやすい。 特にWC解禁系はプロモーション関係のパックであり、優秀なカードが多数含まれているのに解禁が非常に遠い。 WCSモードでは、パスワード((OCGに記入されている8桁の数字。今現在はカードを所持していなくても、インターネットを活用すれば検索可能。))入力ができる。 所持済みのカード限定だが、1枚さえ手に入ればDPと引き換えにカードを増やすことができる。 要求DPも&bold(){物によっては}良心的で、パックを買い漁り絶望でターンエンドするよりも気が休まるだろう。 ただし、強力なシンクロモンスターや、王宮のお触れのような強力なカードは露骨に高いのでよく考えよう。 初期ではフリーチェーンの強制脱出装置やエネミーコントローラー、ライフと引き換えに攻撃を止めてくれるチューナーのクレボンス等が候補。 初期シンクロモンスターも各種1枚ずつしか無いのとパック解禁が物凄く遠いので、増やしておくと長期戦で戦いやすくなる。 ストーリーからWCSモードに以降するには、一度セーブしてタイトル画面に戻る必要がある。 強力なカードを手に入れた時も、セーブポイントを見つけるまで我慢しよう。 ちなみに初期ステージからいるモブがやたら強いのは前述したとおりだが、モブ含めストーリーモードのキャラは勝利すると、対戦後に確率でカードをプレゼントしてくれる。 その中にはかなり確率は低いとはいえそれなりに汎用カードだったり、強力なシンクロモンスターをくれるモブもいる。 キャラクター項目で書かれているラリーの「カードガンナー」だったり、初期の遊星の仲間で登場していたナーヴ・タカ・ブリッツはそれぞれ「[[アームズ・ホール>アームズ・ホール(遊戯王OCG)]]」「強制転移」「収縮」をくれたりするなど、相手を調べて頑張ってデュエルすれば、一応はいいカードを入手できないわけではない。 …その難易度が高いのだが。実はストーリー中のモブでゴヨウ・ガーディアンをくれるモブ(栗原)もいたりする。 クリア後にはカードコレクターの少年が、トレードを持ちかけてくる。全てのカード((解禁していないパックに加えて、本来はオンライン必須である三幻神も渡してくれる。バグでトークンやスピード・ワールドを渡す場合もある。))からランダムな一枚を渡してくれる。 渡すカードに指定は無いので、溢れた制限・禁止カードを渡してあげよう。 本作は、DS作品で初のシンクロ召喚が実装されたゲームである。 なのだが基本的にパックは4期のものから進行に合わせて解放出来る様になる仕組みになっているため、シンクロ召喚が初登場した6期までは当分先となっている。 しかもシンクロモンスターやチューナーが収録されたパックの解放条件が厳しく、初期デッキのカード以外は当分手に入らない仕様となっている。 シンクロ解禁作品でありながら、&bold(){満足にシンクロさせてもらえない}という、ちぐはぐな仕様がもれなくプレイヤーを苦しめる。 %%というか大体のシンクロ関連のパックは、クリア後限定の相手を倒さないと入手できないものが異常に多い。%% 次回作以降でも、4期の物から進行に合わせて解放できるようになる仕様は引き継がれているが、DT関連のカードが収録されたパックは最初から解放されていたり、解放条件が緩めになっていたりするためそれらのパックでシンクロ周りの補強がしやすくなっている。 少なくともブリュゴヨウのレベル6シンクロコンビは、最初の方でも揃いやすくなっている。 初期デッキにもシンクロモンスターは投入されているが、大地の騎士ガイアナイト、サイコ・ヘルストランサー、マジカル・アンドロイド。 ガイアナイトはバニラ、残り2体はライフ回復効果しか持ち合わせておらず、正直&bold(){物凄く微妙}。 場合によっては、ゲームクリアまでこの3枚で戦うことになる場合も…。 シンクロ初登場のゲームでありながら、この扱いはなんとも微妙な気分にさせられる。 最序盤でも頑張ればプレゼントでナチュル・ビーストやフレムベル・ウルキサスなんかも手に入ったりするので、頑張れば一応ストーリー中からシンクロ召喚で遊ぶことも出来たりもする。 ただし、両者とも確率は低い上に所有者は普通に強いので&bold(){相応の忍耐が必要。} また[[ストラクチャーデッキ>ストラクチャーデッキ(遊戯王OCG)]]も中盤にならないと購入できず、それに加えてストーリー中は1つしか購入できず、%%そもそもこの時期のデッキは大して強くないので%%個別の魔法罠狙いとしてもあまり役に立たない。 &sizex(2){再録が少なく新規に厳しかったOCGの再現としては秀逸なのだが。} そして、購入権利を得るためには、全てのSDで勝利する必要もある。 対戦相手もSDをランダムに使用するので、相性や強さがブレやすい。強欲な壺や強奪でひっくり返す場合もあるが、手札事故で詰む場合もある。 これはプレイヤーも同様で、思うようにいかない事が多い。当時のSDは複数購入前提なので尚更。 一応初期のストラクなら禁止込みではあるが、汎用カードもそれなりに入っているので、それなりには有用。デッキとしての強さは置いとくとして。 クリア後には複数購入が可能となるので、汎用カードやストラクの目玉を集められる。なんなら、闇鍋パックを買うよりも良心的な場合も。 ちなみにこのストラクに関してちょっとしたバグがあり、WCSモードで買えるストラクチャーがスターターに固定されてしまう(ストーリーモードでは別のストラクを購入できる)というバグがあり、これが発生した場合はシンクロモンスターを確実に入手できるのでほんの少しだけ楽が出来る。 本作は相手が強い、Dホイールの強化も必要などの理由でDP((本作の通貨のようなもの。これを利用してパックを買ったりDホイールを強化する。))のやりくりに苦労する上に、信じられない程に稼ぎにくいバランスとなっている。 カードが揃うまでが厳しいのはカードゲームの常であるが、このゲームでは序盤戦から初心者が上級者にいきなり挑戦するくらいのデッキ格差があり、勝てない人は本当に勝てないバランスと呼ばれている所以。 //救済措置というべきか、パスワードを入力して直接手に入れる方法もある。 //しかしこのシステムも制約が多いため好き放題入手することもできず、やはりゲーム内である程度揃うまではまず苦戦が避けられない。 //内容を加筆して、カード関係の項目に以降しました。 &bold(){このゲームで一番株を上げたのが《[[マテリアルドラゴン]]》であることは間違いない((レベル6で出しやすい、攻撃力2400と十分、手札1枚で破壊効果を無効にする便利な効果。これが初期デッキに入っているため、破壊効果が飛び交うゲームにあって救世主のような存在となっている。))。} &sizex(4){&bold(){難関4 終盤の4連戦}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、デュエルしすぎだ」}}} ストーリーの終盤、あるデュエリスト達との4連戦が待っている。当然ライフは持越しであり、実質ライフ8000 vs 32000の戦い。 肝心のデッキは&bold(){【[[アンデット>アンデット族(遊戯王OCG)]]】、【[[氷結界>氷結界(遊戯王OCG)]]】((カテゴリとしては弱いため、実際には低いステータスを活かした【湿地草原】。))、【[[ライトロード>ライトロード(遊戯王)]]】、【ダークモンスター】}となかなかのもの。 前二つは比較的弱いと言われているが、それでもガチガチのシンクロモンスターが控えているため一度回りだすと厳しくなる。 【アンデット】は当時最強格のデッキではあるのだが、構築が半端だったりする。 後ろ二つはもうどうにもならない。長期戦になると&bold(){[[特殊召喚が容易>裁きの龍]]かつ[[破壊効果を持った>ダーク・アームド・ドラゴン]]バケモノドラゴンが出てきて壊滅する}のは間違いないので、速攻を狙うが吉。 ファッキン6、もとい[[ヘイシーン軍団>>ヘイシーン軍団(遊戯王真DM)]]や[[鬼畜謎掛けシモン・ムーラン>>遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神]]と比べると優しい部類…&s(){だが、彼らと比べるのはよろしくないか…} #region(その正体) 立ちはだかる4人は、服装から口調まで主人公と瓜二つ。&s(){珍妙な衣装で行くとそれもコピーしてくるので笑えてくる。} 実は彼(彼女)らは&bold(){ゴドウィンが研究の為に作り出した、主人公のクローンである}。 ただし、主人公はシティへの侵入の罪でマーカーが刻印されており、僅かな違いが出ている。 まさに主人公が戦うべき相手であり、同時に確かな実力を兼ね備え、今作のプレイヤーの脳裏に焼きついたであろう強敵となっている。 勝ち抜いた主人公に対して、ゴドウィンはシグナーの痣を持つ者のデュエルを利用して赤き龍の目覚めを促す。 龍は姿を見せるも、一瞬のうちに消えてしまう。当たり前だが、&bold(){人造の痣は認められなかったのだ。} &s(){クレーマー}「龍が復活すると思っていたのに!」 実験の失敗により、主人公は外界へと戻される。創造主によって「不要な存在」と断じられた主人公は、初めて自由を得たのであった。 #endregion ここを突破するまでは専用のフィールドに幽閉されるので、買い物(デッキ強化)ができなくなる。 実はWCSモードでなら買い物可能なため強化してこられるのだが、知らずに真っ向勝負を続けていると[[詰み]]ポイントと誤認するかも。 ただし、汎用デュエリストとデュエルしてDPを稼いだり、カードのプレゼントは貰えなくなるので、厳しい事には変わらない。 この次にジャック戦があってエンディングとなるのだが、ストーリー的にもデュエルの実力的にもここが山場であり、キングのラスボスっぽさを失わせている。 &sizex(2){だってライディングデュエルだから魔法対策がほぼ要らないし、デッキパワーでも4連戦組の方が怖いし、そもそも1対4で勝てるなら1対1を恐れる必要が無いし……} ちなみに前作も終盤に5連戦があったりするのだが、相手のデッキの内容がそこまで鬼畜ではないので、本作程の難易度ではない。 &sizex(4){&bold(){代表的なデッキ(一部)}} -&bold(){【装備ビート】} 最序盤のパックを適当に購入してもそこそこ手に入る装備魔法で、一気にぶん殴って終わらせるデッキ。 ダメなときは一瞬で負けるが、元から難度が高いので相対的にローリスク……かも。 トライ&エラーの精神があるデュエリストにはおすすめ。%%ワンキルデッキが序盤から推奨される始末で、もはや死にゲーである。%% 派生として、重装武者-ベン・ケイを軸にしてもいいだろう。増援も準制限である。 -&bold(){【[[炎属性>炎属性(遊戯王OCG)]]】} 序盤から《炎帝テスタロス》をアドバンス召喚し、[[死者蘇生>死者蘇生(遊戯王)]]や激流葬、奈落等をハンデスさせたり、上級モンスターやチューナーを死者蘇生や自立行動ユニットで奪うデッキ。 奈落に掛からない《俊足のギラザウルス》や《インフェルノ》が代表的なリリース要因で%%憑依装着で一番かわいい%%《[[憑依装着ーヒータ>火霊使いヒータ(遊戯王OCG)]]》も《魔法族の里》によるロックを張られた時に対処できるアタッカーとして採用候補になる。 -&bold(){【[[フルモンスター>フルモンスター(遊戯王OCG)]]】} 《俊足のギラザウルス》や《ギガンテス》等を展開し、《[[マテリアルドラゴン]]》の召喚に特化させた形。 手札事故が起こりにくく、相手の魔法・罠を腐らせられるメリットがあるが、ロックを決められると身動きが取れなくなるのが難点。 -&bold(){【レベルモンスター】} &font(#b8d200){SOUL OF THE DUELIST}を購入し、《仮面竜》、[[アームド>アームド・ドラゴン(遊戯王OCG)]]系、[[ホルス>ホルスの黒炎竜(遊戯王)]]系を一気に揃える。 第四期最初とあって真っ先に開放されるのは基本このパックであり、早い段階で確実にデッキを固めたいデュエリスト向け。 カードが揃えば【お触れホルス】に変えると、手っ取り早く罠対策もできて非常に便利((罠による高難度とライディングデュエルにおける罠の重要度が揃う今作では、そこを潰せる《王宮のお触れ》や《[[人造人間]]-サイコ・ショッカー》の評価が高い。))。序盤から終盤に至るまで頼れる能力を秘めている。 -&bold(){【[[バーン>バーン(遊戯王OCG)]]】} 厄介な魔法罠を無視して、直接ライフを削りに行くデッキ。 カードが揃えば同時にバーンカードもある程度は手に入ることから、構築難度は低め。 タッグデュエルで組める相手にエルジオというモブデュエリストがいるのだが、彼が【[[チェーンバーン>チェーンバーン(遊戯王OCG)]]】使いであるため、タッグを組んだ際の安定感があるのも嬉しい。 -&bold(){【ダークモンスター】} -&bold(){【ライトロード】} パック単独で成立する強デッキ。後者からはオネストも出る。 それぞれ&font(#800080){PHANTOM DARKNESS}、&font(#ffdc00){LIGHT OF DESTRUCTION}を買えば大半のカードが揃う。 ストーリー終盤にならないと購入できないパックだが、当時のカードプールの最新カードに近い面々であるため、エンディング後のデュエルでも十分その力を見せてくれる。 ……特に【ライトロード】はパック開放のタイミングと先述の4連戦のタイミングが重なっており、公式からの救済措置なのではないかと疑うレベル。 こちらもライトロード使いのタッグデュエリスト、グラトンの存在が大きく、必勝のライロタッグを組める。 -【植物族】 《ローンファイア・ブロッサム》、《ギガプラント》、《[[椿姫ティタニアル>椿姫ティタニアル(遊戯王OCG)]]》で大暴れできる。 パックをまたぐ上にこれも終盤にならないと揃えられないが、完成度は非常に高い。 -&bold(){【[[ダーク・ダイブ・ボンバー>ダーク・ダイブ・ボンバー(遊戯王OCG)]]】} 収録パックの最後、&font(#ff0000){CRIMSON CRISIS}で登場し%%てしまっ%%た&bold(){最強・最凶・最狂}の爆撃機を主軸にしたデッキ。 また、本来の持ち主であるボマーのプレゼント枠にもダーク・ダイブ・ボンバーが入っている。んなもん渡すな。 当時の禁止カード行き最速記録をぶっちぎりで更新したこのカードだが、あろうことか本作の制限環境では規制が追い付いていない((追加データとして配布された禁止・制限リストを導入すれば制限カードにはできるが、[[CPU]]にはどうせ適用されないためあまり関係ない。大会や対戦をやるなら別だが、その場合は逆に「制限では生ぬるい」気がする。))。 加えて、CRIMSON CRISISはゲームクリア時点で解禁されるのでDDBの入手は難しくない。シンクロなので、隠し味に加えるのもいいだろう。 そのためこんな&bold(){【&ruby(誰が){D}・&ruby(どう見ても){D}・&ruby(ぶっ壊れ){B}】を3積みして思う存分爆☆殺できる。} 参考までに、このゲームで基本として採用されているのは2008年9月の禁止制限リスト((配布分が2009年3月と9月、2010年3月、さらに世界大会用の特殊リスト。))。 これは《スナイプストーカー》や《[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》((この時に準制限から制限へと強化。))が制限カードの時代であり、それらを遥かに上回るバケモノが無制限というのは、当時を知る者を狂乱させるに十分であろう。 当時の環境としてはシンクロ導入初期の不安定な時期であり、「ブラフ無し4伏せの上から1キルしてくる」と言われた【[[シンクロアンデット]]】の全盛期なので世紀末なバランスとなっている。 そして使用シンクロモンスターは甘いとはいえ、収容所でデッキ固定で戦う羽目になる氷室は、ゾンビキャリア3積みの【シンクロアンデット】を使用してくる。 これ以外にも《ゴヨウ・ガーディアン》や《[[氷結界の龍 ブリューナク]]》も(追加リストを使わなければ)無制限、危険なにゃんこに変貌した《[[レスキューキャット]]》もようやく準制限指定を受けたタイミングの制限リストである。 そのためやろうと思えば&bold(){禁止級シンクロモンスター3積みデッキ対決}なんて世紀末デュエルもできる。 &sizex(2){TF4より早くに世に出たばっかりに……}((向こうの基本制限は2009年3月。これならゴヨウとブリューナクが制限入りしているので多少はマシである。)) %%もっと言えば、《[[裁きの龍]]》や《[[ダーク・アームド・ドラゴン]]》、《生還の宝札》も準制限という核戦争のような時代である。%% %%GXから5D'sへの移行期のカオスを体験できるので、当時を知らないデュエリストは是非一度触れてもらいたい。%% &sizex(4){&bold(){余談}} 付属カードは《[[インフェルニティ・デーモン>インフェルニティ・デーモン(遊戯王OCG)]]》、《インフェルニティ・ドワーフ》、《インフェルニティ・ガーディアン》の三枚。 しばらくは関連カードが登場しなかった(攻略本に付属の《インフェルニティ・デストロイヤー》のみ)うえに、手札0という強烈な使い勝手からハズレ扱いされていたが、&bold(){後に[[どうなったか>インフェルニティ]]はデュエリストならご存知の通り……} 特にデーモンはこれ以降再録に恵まれないのにデッキの必須カード(同時に環境最強クラスのカード)と化したため、&bold(){ゲーム本体よりも高値で取引される珍現象}に見舞われた。 #right(){&font(#800080){&bold(){「俺たちはここで財布ポイントを半分払い、[[満足>満足(遊戯王)]]するしかねぇ!!」}}} 色々言われる《[[大地の騎士ガイアナイト]]》さんだが、このゲームでは最初から使えるシンクロモンスター3体の1体であるうえに((他は《サイコ・ヘルストランサー》と《マジカル・アンドロイド》。悪くはないが攻撃力にやや不安が残る。))、デッキ最強の2600打点を誇っており、長くお世話になった人も多いのでは。 まぁ最序盤から2800打点のバケモンが飛び出してくるので、息切れも早いのだが。 %%4連戦のエースモンスター相手には頼りの打点でも勝てない点は、ストーリーの山場の演出として見事かもしれない。%% モンスターの戦闘シーンでは滅多にOCGのイラストでは見られないモンスターの全体像を眺めることができる。 特に[[霊使い・憑依装着>霊使い(遊戯王OCG)]]のブーツ((本格的なカテゴリ化やグッズ化が始まってからはそちらのイラストでも全体像を見れるようになっている。))は必見。 WCSモードで最初から戦えるデュエリスト(モンスター)に《[[おジャマ・イエロー>おジャマ(遊戯王OCG)]]》がいる。 相変わらず嫌な見た目をしている最弱のお試し相手…… と思わせておいて、使用デッキが&bold(){【猫シンクロ(エースはゴヨウ・ガーディアン)】}と、登場時期に対して場違いすぎるデッキを使ってくる初見殺しとなっている((デッキ自体はそこまで強くないが、一瞬で攻撃力2800のエースが出てくるので初期デッキならそのまま御用される。))。 よく見ると本編序盤のデュエリストと比べてレートが500と高く、その強さは示されている。 中盤では《[[憑依装着ーエリア>水霊使いエリア(遊戯王OCG)]]》が登場し、デッキ名は「しれっと四霊NEO」と一見前作の「しれっと四霊」の強化版に見えるが、通常モンスターが入っていないせいで《高等儀式術》が腐っていたり、切り札が《風林火山》になっていたり、顔グラが《水霊使いエリア》になっていたり、台詞が前々作WC2007の《水霊使いエリア》のものそのままだったりと過去作からの流用が見え隠れしている。 CMでデュエルシーンが映る場面では「ゴヨウ・ガーディアンがアキ姉ちゃんにダイレクトアタック」しているシーンが使われている。確かにどっちも人気キャラだが。 %%あと苦悶の表情を浮かべるアキさんがセクシー。%% ゲーム内要素をコンプリートしようとすると「&bold(){ライディングデュエルを100戦or 200戦しろ!!}」という鬼畜ミッションにぶち当たる。 通常のデュエルよりも機会が少ないライディングデュエルでこれだけ戦うのは困難(というより飽きる)。 そのため攻略Wikiのデッキレシピに&bold(){「ライディングデュエルで即負けて対戦回数を稼ぐ」}ためのデッキレシピが投稿されるほどであった。 本作の鬼畜難易度は流石に問題だった為か次回作以降は序盤の敵のデッキは相応に弱くなっている。 &font(l){2011には勝つ必要はないとはいえ、最序盤から戦えるモブに本作も真っ青なガチデッキを使うミネギシがいたりはする。} ストラクチャーデッキも最初の方で購入できるようになっているため、ある程度の汎用強カードは揃えやすくなった。 &font(l){とはいえ《死者蘇生》などの禁止を経験したカードはストラクチャーデッキに収録されていないのでBEGINNER'S EDITIONシリーズから引くしかないのだが。} 追記・修正は自身の愛するデッキで4連戦を突破してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 確かにものすごい高難易度だけど、流石に封印されし記憶や破滅の大邪神ほどではないと思う。まぁあれらは難易度とかいう次元超えてるとも言えるが… -- 名無しさん (2021-11-07 23:42:08) - コカパクアプの攻撃避けるのができなくて詰んだ -- 名無しさん (2021-11-07 23:46:30) - 昔2008のラスボスに勝てなくて詰んだけど、これに比べりゃヌルゲーだったんだな… -- 名無しさん (2021-11-08 00:13:44) - ↑3あれらはそもそも非OCGゲームなのもあるし、正式なOCGのゲームでこの異常な難易度なのが特筆すべきなんだと思う -- 名無しさん (2021-11-08 01:18:44) - 最後の4連戦はユベルネフティスで突破した思い出 -- 名無しさん (2021-11-08 01:55:08) - 難しいしラストの4連戦の鬼畜っぷりは言うまでもないが、設定の薄暗さは5Ds序盤に忠実でそこは大好きなんだ。主人公やクローンの生き残りのその後とか2次創作に使えそう。 -- 名無しさん (2021-11-08 11:41:43) - 自分はまともなカードがロクに手に入らないのに敵はカードパワーの暴力で蹂躙してくる辺りはDM8に似ている気がしないでもない。 -- 名無しさん (2021-11-08 19:33:06) - クリアできなくて全カード所持のチート使った思い出。最後の方はネオスワイズマンとかで遊んでたけど -- 名無しさん (2021-11-09 16:33:48) - タカやナーヴと戦えるのはこのソフトぐらいだよね -- 名無しさん (2021-11-09 16:57:42) - DM8や封印はルール違いすぎるから比べるほうがおかしい。 このゲームは最初1500で大嵐を当てるまで最初からにするリセマラして、クレボンスとサイコ・コマンダーをパスワードでゲットすれば勝率上がるよ。 -- 名無しさん (2021-11-09 23:31:08) - 理不尽なバランスで難しいわけじゃないからなこれ。とにかく正統派の難しいゲーム -- 名無しさん (2021-11-10 00:17:21) - 命からがら4戦目まで行ったときの相手のデッキ名「闇武装鎧竜」で戦う前から敗北を悟った日の事は忘れない -- 名無しさん (2021-11-10 01:01:44) - 攻略本にも載ってるけど赤き龍のシーンでまだ隠されていた心臓が映ってるんだよなw -- 名無しさん (2021-11-10 09:42:04) - カードゲームの方は夢中でやってたから難易度は気にならなかったし、ライディングデュエルもSpをどう使おうか考えながら楽しんでやってた。けど見張りの反応条件がなかなか読めなかった潜入ミッションとマシンチューンしてもなお腕が問われるバイクレースに相当苦労した思い出。 -- 名無しさん (2021-11-10 13:30:05) - Spの調整もおかしくて、全体的にゲロ重で使い物にならず、(制限級なのになぜか)コストの軽い「おろかな埋葬」「大寒波」以外戦力外と言って良かった。 -- 名無しさん (2021-11-11 19:59:09) - 改造でホイール・オブ・フォーチュン(ジャックの愛機)に変更してストーリーを勧めると何故かホイールの部分が斜め下に移動して床をすり抜けるシュールな現象。 -- 名無しさん (2022-05-15 13:12:20) - デュエルのルールとしてはバグもないしカードプールも当時としては充実してるからそういう面でのデュエルは良ゲーなんだが正統派に難しすぎてクソゲーと言われがちな変なゲームなんよね -- 名無しさん (2023-01-01 17:45:09) - シンクロ召喚とアドバンス召喚両立させたくてギラザウルスやギガンテス複数集めたなあ -- 名無しさん (2023-02-19 00:02:50) - めちゃくちゃに破綻してるわけでもないけど、ストーリーもどこか原作と比べるとおかしくて、遊星が空気なのもそうなんだが、その遊星が先にサテライトを出てるのに後から出てきた主人公が先に捕まってるとか、アキが外じゃなくて地下にいるとか(死にたいのか?)、長官のやることとかなんか(今で言う)AI生成したようなストーリーになってんだよな。 -- 名無しさん (2024-11-16 09:29:09) - 過去のDM8や真DMは「理不尽」と言える難易度だけど、こっちは「シビア」な感じかな。トライアンドエラーがまだ現実的な範疇だと思うし。 -- 名無しさん (2025-03-27 19:39:59) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/11/07 Sun 23:34:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「遊☆戯☆王5D's STARDUST ACCELERATOR -WORLD CHAMPIONSHIP 2009-」は、2009年3月26日発売の[[ニンテンドーDS]]向けのゲームソフト。 [[WCSシリーズ>World Champion Shipシリーズ(遊戯王)]]の一作で、シリーズ初の[[5D's>遊戯王5D's]]期のソフトである。 ちなみにゲーム作品全体で見ても、5D'sの名を冠するのは、同日発売となった[[Wii]]の「遊☆戯☆王5D's Wheelie Breakers」と共に初。 今作からは[[ライディングデュエル>ライディングデュエル(遊戯王)]]が実装されており、それに合わせて独自の要素が多数生み出された。 収録カードはパックなら&font(#ff0000){CRIMSON CRISIS}、デュエルターミナルなら&font(#ffdc00){魔轟神復活!!}まで。 完全収録ではなく抜けているカードも多いが、それでも使えるカードは&bold(){約2800枚}を誇る。 ゲームは主に2モード。 基本の&bold(){ストーリーモード}と、様々なデュエリストと戦える&bold(){WCSモード}で遊ぶことができる。 &sizex(4){&bold(){ストーリーモード}} サテライトで目を覚ました主人公。しかし彼(彼女)は記憶を喪っていた。 遊星やラリーに助けられた主人公は、Sp(スピード・スペル)((ライディングデュエル専用の魔法カード。通常のデュエルでは使用できない。))を持っていたことからDホイーラーでないかと予想され、自らの正体を知るべくシティへと向かう…… &sizex(4){&bold(){主な登場人物}} アニメ初期で使用したカードの多くは当時既にパックに収録されており、デッキの再現度は全体的に高め。 この時期の雰囲気は良く再現されている。 -&bold(){主人公} (本ゲームの)主人公。男女から選択可&s(){女主人公の場合は[[紫のツインテール>柊かがみ]]にしたり、レースクイーンにするとおっぱいが良く見える}((攻略本ではへそ出しルックと記載されているがこれは誤表記である。ちなみにこの衣装の出現方法は、全キャラに勝利するというかなり鬼畜な条件になっている))。 後から性別や名前は変更できない。 記憶を失いサテライトで倒れていたところをラリーに拾われ、遊星らと親交を深めていく。 所持品に%%当然のように%%デッキとデュエルディスクがあり、それに加えてライディングデュエル専用のSpを持っていたことが手掛かりとなり、記憶を取り戻す為に奔走することとなる。 何かのきっかけで断片的な記憶が蘇るようになり、ラリー達からはサテライトではなくシティに縁があると目されるようになる。 初期デッキは【グッドスタッフ】。なんとか戦えなくはないカードが1枚ずつ投入されている。サイドデッキも含まれば50枚。 中盤では、ある出来事によってデッキとDホイールを没収されてしまうが、雑賀の手助けで無事に取り返し、&bold(){保管所内をD・ホイールで疾走する。CERO-A仕事しろ。} ときおり腕に謎の&font(#ff0000){赤い痣}が浮かび上がることがある。その正体は……? #region(その正体は……?) 実はある人物によって痣の移植を受けた実験体である。 #endregion -&bold(){[[不動遊星]]} (アニメ本来の) &font(#0000ff){主人公}。 シャイな初期遊星なので会話が少ないが、一見クールなようですぐ熱くなる(キング談)性格。 アニメ遊星に近い形で(ゲーム)主人公が行動するため、主人公が色々やっている裏で行動することになりちょっと影が薄い。 というか殆どの行動を主人公が受け持つ為、龍亜・氷室・雑賀と面識が無い。歴史が変わりそう。 使用デッキはアニメに近い【ジャンク】。 エースは《[[スターダスト・ドラゴン/バスター]]》なのだが、キャラ縛り的に星4チューナーや《[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》((2009年は《サイバー・ドラゴン》がまだ制限カードの時代。星8シンクロ系【/バスター】ならほぼ必須カードであった。))を避けつつ/バスター構築したために《[[スターダスト・ドラゴン]]》を出す時点で不安定。人間がガチでやってさえ難しめの時期なのでお察し。 攻撃力を元に判断するCPUとも相性が悪く、劣勢に回るとあらゆるモンスターを消極的にセットし始める。 《[[ジャンク・ウォリアー>ジャンク・ウォリアー(遊戯王OCG)]]》達のジャンクシンクロデッキも持ち、そちらの方がまだ安定している。 ちなみに、今作の登場デュエリストはスタンディングとライディングに二分されるのだが、彼は両方戦ってくれる唯一の人物である。 この都合で、対戦に用いるデッキを3つ所持している。カードはめっちゃ拾った。 -&bold(){ラリー・ドーソン} サテライトで暮らす、遊星の仲間の&font(#ffb74c){ %%女の子いや男の娘%%少年}。 倒れていた主人公を見つけて介抱してくれたのは彼であり、その後も面倒をみてくれる。そのためストーリー的には出番が多い。%%性別はあれだが今作のヒロインかも。%% 使用デッキは《[[ワンショット・ブースター>ワンショット・ブースター(遊戯王OCG)]]》や超時空戦闘機が投入された【[[機械族>機械族(遊戯王OCG)]]】。 デッキ内容的にはそこまで強くなく、ラリーを相手に練習や稼ぎを行うと序盤が遊びやすくなる。 ちなみに彼は対戦後、高確率でカードをプレゼントしてくれる。運が良ければ当時制限カードの《カードガンナー》をプレゼントしてくれることがある。序盤の稼ぎに向いているキャラなのも相まって、必ず手に入れておきたい。 -&bold(){ナーブ} ラリーと同じく、遊星を慕うサテライトの仲間。バンダナの人。 遊星のアジトである地下鉄への入口を守っており、行き違いによりデュエルをする事となる。 デッキは【装備ビート】だが、モンスターはバニラ、装備魔法は当時でも微妙なカードを採用している。 サテライトの治安の悪さ、カードの流通を鑑みればわからなくもないが…。単にデュエルが下手なのだろうか。 ぶっちゃ今作最弱のデュエリストであり、稼ぎの的にしてもいいだろう。 ラリーより確率が低いが、アームズ・ホールや当時制限カードであった巨大化をプレゼントしてくれる。 名前が間違っており、正しくはナー&bold(){ヴ}。ブではない。 本記事ではゲーム内の表記に従い、ナーブとする。 -&bold(){ブリッツ} ラリー、ナーブと同じく遊星の仲間。メガネの人。 主人公も受け入れてくれた上で、様々な手助けをしてくれるが… 怪しい商品に騙され、拉致されるなど碌な目に合わない。本作のピーチ姫担当。 なかなかにひどい目にあうが、突然現れた主人公にも様々な便宜を図ってくれる聖人。 使用デッキは【ウォールバーン】なのだが、AIがアホで守りを捨てて攻撃してくる場合も。 -&bold(){タカ} ラリー(ry 茶色が多い人。 ブリッツと共に拉致されるも、救出直後に出歩くなどバイタリティが凄い。 最初の仲間達の中では、デッキ構成がきちんとしており、一番強い。 デッキは強いて言えば【リバース】だろうか。人喰い虫やハネハネを惜しみなく投入している。 他にはデス・メテオやハリケーンなど、危険なカードがちらほら見える。 &s(){それらのカードを、ラリーやナーブにも分けてあげたら…と思わなくもない。} 切り札はムカムカ。手札の枚数に応じて高打点を発揮する危険なモンスター。 -&bold(){[[ジャック・アトラス]]} &font(#ffdc00){キング}。時代的に元じゃない現職キング。 シティに君臨する最強デュエリストにして、このゲームの[[ラスボス]]なのだが、アニメ初期の展開から遊星要素を引っこ抜いたシナリオのため、はっきり言って主人公とは縁もゆかりもない……((「遊星のシティ行き計画(アニメと同様)に合わせて主人公もシティへ同行できた」というシナリオであるため、ジャックの行いが回りまわって主人公の助けになっているとは言える。)) 使用デッキは【[[ゴーレム]]】と表記されることもあるが、内容的には【ジャック】が適切か((《バイス・ドラゴン》や《ビッグピース・ゴーレム》と《ダーク・リゾネーター》を合わせた星8シンクロ狙いデッキ。))。 良くも悪くもアニメ初期のジャックらしい構成で再現度は高い。%%やたら事故りやすく、ストーリーを進めてきた主人公にとっては正直怖くはない。%% 何気にカードのプレゼント率が高い。キングだからカードも山程持っているのだろう。 -&bold(){[[龍亞]]&[[龍可]]} シティにたどり着いた主人公を助けてくれる&font(#afdfe4){双子}。イメージはアニメで遊星を助けた時のそれに近い。 使用デッキは【[[D>ディフォーマー(遊戯王OCG)]]】と【[[天使族>天使族(遊戯王OCG)]]】。 展開力と爆発力を併せ持つ【D】は結構な強敵。巨大ネズミやサイバードラゴンを投入する等、かなりの魔改造が施されている。 龍可は収録されなかったクリボンの代わりに、ハネクリボー・クリボーを投入している。 二人共強制転移を使用する。その為、龍可は奪ったモンスターで大切な精霊達を&bold(){躊躇なくブン殴る。} 展開上仕方ないのだが、二人で地下デュエル場に入るやんちゃっぷりを見せる。 双子でのタッグデュエル対応。 -&bold(){[[十六夜アキ]]} アニメ&後のチーム5D'sの&font(#ff0000){%%おっぱい%%ヒロイン}。 オリジナルストーリーのため出番が減ってはいるが、痣を持つ主人公を特別視してデュエルを挑んできたうえ、後に大会でも対戦するためデュエルの出番は多い。さすがヒロイン。 使用デッキは【[[植物族>植物族(遊戯王OCG)]]】。当時最先端のカードが揃うため、デッキの強さも恵まれている。 余談ではあるが、彼女とほぼ似たようなデッキを使用する[[モブキャラ]]が存在する。 -&bold(){[[牛尾哲]]} 治安を守る&font(#808080){セキュリティ}。 アニメ同様に出番が多く、主人公を捕まえるべく幾度となく立ちはだかる。 今作の要所要所で出てくる、印象深い強敵ポジション。 %%はっきり言えば今作の難所は大体牛尾さんのせい。%% しかし、中盤での二手の分かれ道にて、龍亜に助けられた主人公とは逆の道へ進んだりとドジな一面も。 因みにクリア後は何故か&bold(){遊星と一緒にいる。}%%言い掛かりでもしたいのか%% デッキは《サーチ・ストライカー》や《ドリルロイド》を表示形式変更カードと合わせた【守備表示メタ】ともいえる構成。 もちろん[[権力の象徴>ゴヨウ・ガーディアン(遊戯王OCG)]]も切り札に控えている。 ライディングデュエル専門のデュエリストなので本人とは通常のデュエルが出来ないが、その補完か「栗原」という中盤以降戦えるモブがほぼ同じデッキを使ってきたりする。 栗原からは低確率でゴヨウが貰えるので、狙ってみてもいいだろう。 -&bold(){[[レクス・ゴドウィン]]} シティの&font(#800080){長官}。&s(){&bold(){超官}にはまだならない。} 主人公の腕に浮かぶ痣について何かを知っているようで、シティにやって来た主人公の動向を気にしている。 #region(その目的は……?) &bold(){痣に関する研究を進めており、その一環として主人公に痣を移植した張本人。} ジャックがラスボスと紹介したが、ストーリーとしてはこっちの方がラスボス。 ダークシグナー編を考えると、今作のラスボスとしての暗躍はあながち間違った描写でもないかもしれない。 #endregion これ以外にも多数のキャラが登場するが、アニメ初期の雰囲気のおかげで出てくるデュエリストが渋い。 例えば&bold(){瓜生、ジル・ド・ランスボウ、鷹栖、[[氷室>氷室仁(遊戯王5D's)]]、雑賀……} 当時、この辺の人たちと絡みがあるゲームは任天堂機種に偏っており((Wiiソフト『デュエルトランサー』にも出てくる面子だが、諸般の事情でWCSやTFと比べてしまうと影が薄すぎる作品。))、Sony機種ではほぼカットされていたのだ。 残念ながら&s(){BFが収録されているにも関わらず}クロウと&s(){水晶ドクロ等のオーパーツモンスターが当時収録されなかったせいで}矢薙は影も形も存在しなかったが。 &sizex(4){&bold(){WCSモード}} シリーズお馴染みのフリーデュエルモード。 今作も数多くのモンスターが参加しており、それぞれの独自のキャラ付けを楽しむことができる。 初期では3匹しかアンロックされていない。解放条件に関しては少し難しい者から、明らかに正気の沙汰ではない者も…。 尋常ではなく苦労させられるが、コンプリートできたら誇っていいだろう。 &s(){通信対戦前提のモンスターもいるが…。} &sizex(4){&bold(){注目要素}} -&bold(){ライディングデュエル} アニメのそれを再現したデュエル。 ライディングデュエル専用のRDDデッキを使用する。事前にデッキ編集していないと、編集の暇もなくいきなり始まるので、初期デッキで戦うハメになる。 「通常の魔法カードの代わりに『Sp(スピードスペル)』と名付けられた専用の魔法カードを使用する」、「ライディングデュエル専用の罠カードの存在」といった要素があるが、初のゲーム作品であるためかバランスは良くない。 なによりSpのコストが非常に重いため扱いが難しい。そのため&bold(){「魔法を入れずに罠オンリー」}や&bold(){「罠対策して事実上封殺」}というのが最適解とも。 なんと&bold(){サイコ・ショッカーや王宮のお触れも有効}なので、バランスが&s(){ジ・エンド・ストーム}崩壊している。 Spはアニメ登場カードだけではラインナップが狭い為か、既存のカードの一部がSp版として使用できる。 何だかんだでこのシリーズの独自要素。[[翌年度>遊戯王5D's WORLD CHAMPION SHIP 2010 Reverse of Arcadia]]以降も改良されながら受け継がれている。 -&bold(){Dホイールゲーム} ミニゲーム。 レースゲームであり、障害物を回避しながらコースを走りタイムを競う。 牛尾と&s(){ツーリング}チェイスする、バトルモードも存在する。 結構作りこまれており、ショップでパーツを購入することでDホイールをチューンすることが可能。 カラーも自由に変更でき、自分だけのマシンを組み上げる楽しみがある。 ライディングデュエル開始時にもDホイールが映るので、ライバルに負けないイカしたマシンを用意したい。 -&bold(){パックの方式} 今作ではOCGと(ほぼ)同様のパックから、各種カードを手に入れる方式になった。 OCGに馴染みのある人にとっては、目当てのカードをどのパックから手に入れられるか分かりやすい。OCGを購入している気分にもなれる。 反面パックをまたぐカテゴリを集めにくかったり、猛烈に弱いパックに苦しめられたりするのは難点。 -&bold(){キャラメイク要素} 主人公の外見(髪形、髪色など)を決める以外にも、ストーリーを進めると服装や[[デュエルディスク]]、Dホイールのデザインまで変更することが可能。 ストーリーでは服が落ちていたり、WCSモードでも要素がアンロックされるので、隅々まで遊んでみるといいだろう。 また、アニメの主要人物とデュエルする事で彼らの服装のレプリカやデュエルディスクも解禁される。 [[タッグフォース>遊☆戯☆王タッグフォース]]ではできないことだったりする。 #center(){&font(#0000ff){&bold(){&sizex(4){追記・修正、アクセラレーション!!}}}} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\俺のターン、投票/} #include(テンプレ3) #center(){&font(#0000ff){&bold(){「『毎年発売される定番ゲーム』と、そう思っての購入だった……」}}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「だが奴は……弾けた」}}} さて、このゲームは普通のゲームである。 この一作が[[社会現象になったとか>ポケットモンスター 赤・緑]]、[[ダメな方向でネットの話題になったとか>クソゲーオブザイヤー]]、そういった作品ではない。 であれば何故、このゲームの項目が存在するのか。 それはこの作品が、&font(#800080){&bold(){歴代遊戯王ゲームでも屈指の高難度}}として知られているからである。 &sizex(4){&bold(){難関1 Dホイールレース}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、デュエルしろよ」}}} WCSシリーズはライディングデュエルが実装されているのが特徴だが、今作ではこれに加えてレースゲームを遊ぶこともできるのは述べた。 しかし、ストーリー中に何度かこれが&font(#ff0000){必須}になるため、苦手な人にとってはこれが難所。 ただ走るだけではなく、パーツを購入することでホイールの性能を強化することができ、それにより走り心地も変わってくるのだが、これをきっちりやらないと苦労するバランスになっている。 パーツ自体もなかなかのお値段で、カード購入に比重を置くと稼ぎに奔走するハメに… 初期Dホイールは性能も劣悪で、加速するとどんどん右に寄っていく癖のある挙動。 //筆者の勘違いかもしれないので、もし間違っていたら追記をお願いします。 様々な強化を施してもトップスピードに入るとハンドリングが著しく悪くなり、まともに曲がれなくなってしまう。((一度アクセルを離してスピードを落とせばいいのだが、コースや障害物を視認しながら行うのは至難の業。)) 激突するとスピードダウンする上、マシンにダメージが入り耐久力が低下。耐久が0になるとリタイヤ。 そして、序盤の牛尾とのレースチェイスでは、一度だけ練習で走った直後に始まる。追い抜かれるとゲームオーバー。 Dホイールに不慣れなプレイヤーを、容赦なく&bold(){ゴヨウ}していく。初狩りもいい所である。 パーツで強化しようにも、この時点では品揃えもごく僅かなのでほぼ実力で勝利しなければならない。 牛尾とのチェイスは何度かあるのだが、コースや障害物がなさ尽く嫌らしい((牛尾も障害物に当たっているようで、一度距離を離すと著しく遅くなる。))上に、試走すらさせてもらえない場合もある。セッティングは慎重に。 さらにあるレースでは&bold(){失敗するとしばらく前からやり直し}、というゲームオーバーに近い扱いにもなる。 &sizex(4){&bold(){難関2 メタ○ギア風潜入ゲーム}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、デュエルしろよ」}}} ストーリー中盤、シティでセキュリティに捕まった主人公は、自らのデッキとDホイールを取り戻すべく、セキュリティ保管庫へ向かう。 ここでは巡回する警備のセキュリティの目を盗んで目的地まで向かうゲームが挿入され、これをクリアしないとストーリーが進まない。 しかもデッキを取り上げられているので、合間にデュエル((一応、ある場所でストラクチャーデッキ対戦は可能。))もできない。&bold(){これ遊戯王のゲームなんですが…} &bold(){巡回コースを覚えないと鉢合わせする、目的地が分かりにくい、段差を駆使してしっかり隠れないと見つかる、走るとまず見つけてくる有能セキュリティ、時間制限付き隠密2レンダァ……} 同社の[[某ゲーム>METAL GEAR]]も驚きの難度を誇り、通称&bold(){「スネーク」}として恐れられているミニゲーム。 一応入り口に戻ればセーブできるので、度々休憩を挟もう。 これを何とかクリアした主人公はDホイールで脱出を試みるが、それを追ってくるのが牛尾さぁん!! ということで、直後にレースが始まる。 これが先ほど紹介した、ゲームオーバーになりかねないレース。障害物が多く避けるのも困難なコースで、試走もさせてもらえない。&bold(){失敗した場合、最悪お縄について潜入部分からやり直し}。 一応直前にセーブポイントはあるが、してないと泣く羽目になるだろう。 #right(){&sizex(6){&bold(){「見やがれ、これが権力だ!!」}}} 攻略Wikiのやり取りは、一見すると何ゲーかわからなくなる。 #blockquote(){Q.警備員にすぐ見つかって先に進めない まずはじっくり警備員のパターンを見る。警備員の視界範囲を覚える。基本的に走らないように死角から抜ける。どうしても無理なら動画サイトにクリアルートがアップされているので参照のこと。 } &sizex(4){&bold(){難関3 全体的なデュエルの難度&カードの入手難度}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、やっとデュエルだ」}}} 序盤から戦えるモブ級のデュエリストでさえ、&bold(){《[[死者蘇生>死者蘇生(遊戯王)]]》、《[[激流葬>激流葬(遊戯王OCG)]]》、《[[奈落の落とし穴>奈落の落とし穴(遊戯王OCG)]]》}といったガチカードで武装している世紀末バランス。 これに加えてシンクロモンスターも結構登場するので、ストーリー時点でなかなかの手ごわい相手が揃う。 ストーリーにも、ガチ寄りのロックデッキ&ニードルワームによる【デッキ破壊】((一応、主人公の手持ちにはツイスター、砂塵の大竜巻が投入されているが、その二枚では追いつかない程に魔法・罠でのロック戦術を行う。))に、某パワーインセクトデッキの強化版やその配下達など、序盤で戦うにはかなり厳しい相手が登場する。 参考例として書くと、初期フィールドで戦えるモブの使用するデッキですら【[[ワーム>ワーム(遊戯王OCG)]]】・【[[ナチュル>ナチュル(遊戯王OCG)]]】・【[[墓守>墓守(遊戯王)]]】といった、初期デッキでは相手にするのが辛いデッキがずらりと並ぶ。当然こいつらは見事に前述のガチカードが積まれている。 「ならばこっちも《激流葬》だ!!」 ……と真っ先に考えるレベルの難度だが、このゲームはOCGとほぼ変わらないパック((DSシリーズは歯抜け収録のため、ルールや処理の問題に関わるカード以外でも未収録カードがある))からカードを引き当てるタイプになっている。 書籍やゲームに付属したカードなどはオリジナルパックにまとめられて収録されている。 パックは第4期以降のものが収録されており、3期以前のパックのカードは再録パックにまとめられている。 前作まではゲームオリジナルパックのため何のパックに何のカードが入っているかわかりにくかったが、プロモカード以外はOCGに準拠したためこの問題が大きく改善された。 しかし、OCGを再現したが故に起こった弊害も存在する。 先述の汎用強カードは大半が3期以前のカードであり、そのため強カードを使うには膨大な収録枚数を誇る[[BEGINNER'S EDITION>BEGINNER'S EDITION(遊戯王OCG)]]系か、EXPERT EDITION系から引き当てることが求められる((古いパック複数種を纏めテキストを新フォーマットとした上で、新たなパックとして販売した商品。つまり通常パックに比べて数倍の収録数になっている。))。 &bold(){どのパックも200種類前後の膨大な収録枚数となっており高レアリティは勿論、低レアリティのカードでも引き当てるのに苦労する。} しかも、TFシリーズと違ってパック購入時にオートセーブが入るため、リセット戦法も不可能。 昔のカードが多いが故に特にBEGINNER'S EDITION系では、目的の強カードを引けなければ全く戦力にならない弱い効果のカードやバニラ、挙句の果てには禁止カードが無駄に増えて行くことになる。 裏技的な方法でニューゲームを繰り返して大嵐や激流葬、奈落を引き当てるというセーブデータによるリセマラは可能ではあるが……((ニューゲーム開始時にゲーム内通貨を1500所有しているため、10パック購入出来る。引けなかったらニューゲーム。))&bold(){そもそも買い切りのゲームでリセマラさせるのはどうなんだ?} 加えて、パック解放にも条件があり、ストーリー進行で解放される物はいいのだが… 一帯のモブデュエリスト複数人に3勝、WCモードでの複数人に勝利5回などやたら手間のかかる条件が多い。 WCモード解放では、ミニゲーム要素や本編のデュエリストに勝利等手間がかかるのでデュエルがかさんでいく。 本編のデュエリスト達は勝利回数は表示されないので、「後何勝すればいいんだ?」「倒してない奴は誰だ?」と迷いやすい。 特にWC解禁系はプロモーション関係のパックであり、優秀なカードが多数含まれているのに解禁が非常に遠い。 WCSモードでは、パスワード((OCGに記入されている8桁の数字。今現在はカードを所持していなくても、インターネットを活用すれば検索可能。))入力ができる。 所持済みのカード限定だが、1枚さえ手に入ればDPと引き換えにカードを増やすことができる。 要求DPも&bold(){物によっては}良心的で、パックを買い漁り絶望でターンエンドするよりも気が休まるだろう。 ただし、強力なシンクロモンスターや、王宮のお触れのような強力なカードは露骨に高いのでよく考えよう。 初期ではフリーチェーンの強制脱出装置やエネミーコントローラー、ライフと引き換えに攻撃を止めてくれるチューナーのクレボンス等が候補。 初期シンクロモンスターも各種1枚ずつしか無いのとパック解禁が物凄く遠いので、増やしておくと長期戦で戦いやすくなる。 ストーリーからWCSモードに以降するには、一度セーブしてタイトル画面に戻る必要がある。 強力なカードを手に入れた時も、セーブポイントを見つけるまで我慢しよう。 ちなみに初期ステージからいるモブがやたら強いのは前述したとおりだが、モブ含めストーリーモードのキャラは勝利すると、対戦後に確率でカードをプレゼントしてくれる。 その中にはかなり確率は低いとはいえそれなりに汎用カードだったり、強力なシンクロモンスターをくれるモブもいる。 キャラクター項目で書かれているラリーの「カードガンナー」だったり、初期の遊星の仲間で登場していたナーヴ・タカ・ブリッツはそれぞれ「[[アームズ・ホール>アームズ・ホール(遊戯王OCG)]]」「強制転移」「収縮」をくれたりするなど、相手を調べて頑張ってデュエルすれば、一応はいいカードを入手できないわけではない。 …その難易度が高いのだが。実はストーリー中のモブでゴヨウ・ガーディアンをくれるモブ(栗原)もいたりする。 クリア後にはカードコレクターの少年が、トレードを持ちかけてくる。全てのカード((解禁していないパックに加えて、本来はオンライン必須である三幻神も渡してくれる。バグでトークンやスピード・ワールドを渡す場合もある。))からランダムな一枚を渡してくれる。 渡すカードに指定は無いので、溢れた制限・禁止カードを渡してあげよう。 本作は、DS作品で初のシンクロ召喚が実装されたゲームである。 なのだが基本的にパックは4期のものから進行に合わせて解放出来る様になる仕組みになっているため、シンクロ召喚が初登場した6期までは当分先となっている。 しかもシンクロモンスターやチューナーが収録されたパックの解放条件が厳しく、初期デッキのカード以外は当分手に入らない仕様となっている。 シンクロ解禁作品でありながら、&bold(){満足にシンクロさせてもらえない}という、ちぐはぐな仕様がもれなくプレイヤーを苦しめる。 %%というか大体のシンクロ関連のパックは、クリア後限定の相手を倒さないと入手できないものが異常に多い。%% 次回作以降でも、4期の物から進行に合わせて解放できるようになる仕様は引き継がれているが、DT関連のカードが収録されたパックは最初から解放されていたり、解放条件が緩めになっていたりするためそれらのパックでシンクロ周りの補強がしやすくなっている。 少なくともブリュゴヨウのレベル6シンクロコンビは、最初の方でも揃いやすくなっている。 初期デッキにもシンクロモンスターは投入されているが、大地の騎士ガイアナイト、サイコ・ヘルストランサー、マジカル・アンドロイド。 ガイアナイトはバニラ、残り2体はライフ回復効果しか持ち合わせておらず、正直&bold(){物凄く微妙}。 場合によっては、ゲームクリアまでこの3枚で戦うことになる場合も…。 シンクロ初登場のゲームでありながら、この扱いはなんとも微妙な気分にさせられる。 最序盤でも頑張ればプレゼントでナチュル・ビーストやフレムベル・ウルキサスなんかも手に入ったりするので、頑張れば一応ストーリー中からシンクロ召喚で遊ぶことも出来たりもする。 ただし、両者とも確率は低い上に所有者は普通に強いので&bold(){相応の忍耐が必要。} また[[ストラクチャーデッキ>ストラクチャーデッキ(遊戯王OCG)]]も中盤にならないと購入できず、それに加えてストーリー中は1つしか購入できず、%%そもそもこの時期のデッキは大して強くないので%%個別の魔法罠狙いとしてもあまり役に立たない。 &sizex(2){再録が少なく新規に厳しかったOCGの再現としては秀逸なのだが。} そして、購入権利を得るためには、全てのSDで勝利する必要もある。 対戦相手もSDをランダムに使用するので、相性や強さがブレやすい。強欲な壺や強奪でひっくり返す場合もあるが、手札事故で詰む場合もある。 これはプレイヤーも同様で、思うようにいかない事が多い。当時のSDは複数購入前提なので尚更。 一応初期のストラクなら禁止込みではあるが、汎用カードもそれなりに入っているので、それなりには有用。デッキとしての強さは置いとくとして。 クリア後には複数購入が可能となるので、汎用カードやストラクの目玉を集められる。なんなら、闇鍋パックを買うよりも良心的な場合も。 ちなみにこのストラクに関してちょっとしたバグがあり、WCSモードで買えるストラクチャーがスターターに固定されてしまう(ストーリーモードでは別のストラクを購入できる)というバグがあり、これが発生した場合はシンクロモンスターを確実に入手できるのでほんの少しだけ楽が出来る。 本作は相手が強い、Dホイールの強化も必要などの理由でDP((本作の通貨のようなもの。これを利用してパックを買ったりDホイールを強化する。))のやりくりに苦労する上に、信じられない程に稼ぎにくいバランスとなっている。 カードが揃うまでが厳しいのはカードゲームの常であるが、このゲームでは序盤戦から初心者が上級者にいきなり挑戦するくらいのデッキ格差があり、勝てない人は本当に勝てないバランスと呼ばれている所以。 //救済措置というべきか、パスワードを入力して直接手に入れる方法もある。 //しかしこのシステムも制約が多いため好き放題入手することもできず、やはりゲーム内である程度揃うまではまず苦戦が避けられない。 //内容を加筆して、カード関係の項目に以降しました。 &bold(){このゲームで一番株を上げたのが《[[マテリアルドラゴン]]》であることは間違いない((レベル6で出しやすい、攻撃力2400と十分、手札1枚で破壊効果を無効にする便利な効果。これが初期デッキに入っているため、破壊効果が飛び交うゲームにあって救世主のような存在となっている。))。} &sizex(4){&bold(){難関4 終盤の4連戦}} #center(){&font(#0000ff){&bold(){「おい、デュエルしすぎだ」}}} ストーリーの終盤、あるデュエリスト達との4連戦が待っている。当然ライフは持越しであり、実質ライフ8000 vs 32000の戦い。 肝心のデッキは&bold(){【[[アンデット>アンデット族(遊戯王OCG)]]】、【[[氷結界>氷結界(遊戯王OCG)]]】((カテゴリとしては弱いため、実際には低いステータスを活かした【湿地草原】。))、【[[ライトロード>ライトロード(遊戯王)]]】、【ダークモンスター】}となかなかのもの。 前二つは比較的弱いと言われているが、それでもガチガチのシンクロモンスターが控えているため一度回りだすと厳しくなる。 【アンデット】は当時最強格のデッキではあるのだが、構築が半端だったりする。 後ろ二つはもうどうにもならない。長期戦になると&bold(){[[特殊召喚が容易>裁きの龍]]かつ[[破壊効果を持った>ダーク・アームド・ドラゴン]]バケモノドラゴンが出てきて壊滅する}のは間違いないので、速攻を狙うが吉。 ファッキン6、もとい[[ヘイシーン軍団>>ヘイシーン軍団(遊戯王真DM)]]や[[鬼畜謎掛けシモン・ムーラン>>遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神]]と比べると優しい部類…&s(){だが、彼らと比べるのはよろしくないか…} #region(その正体) 立ちはだかる4人は、服装から口調まで主人公と瓜二つ。&s(){珍妙な衣装で行くとそれもコピーしてくるので笑えてくる。} 実は彼(彼女)らは&bold(){ゴドウィンが研究の為に作り出した、主人公のクローンである}。 ただし、主人公はシティへの侵入の罪でマーカーが刻印されており、僅かな違いが出ている。 まさに主人公が戦うべき相手であり、同時に確かな実力を兼ね備え、今作のプレイヤーの脳裏に焼きついたであろう強敵となっている。 勝ち抜いた主人公に対して、ゴドウィンはシグナーの痣を持つ者のデュエルを利用して赤き龍の目覚めを促す。 龍は姿を見せるも、一瞬のうちに消えてしまう。当たり前だが、&bold(){人造の痣は認められなかったのだ。} &s(){クレーマー}「龍が復活すると思っていたのに!」 実験の失敗により、主人公は外界へと戻される。創造主によって「不要な存在」と断じられた主人公は、初めて自由を得たのであった。 #endregion ここを突破するまでは専用のフィールドに幽閉されるので、買い物(デッキ強化)ができなくなる。 実はWCSモードでなら買い物可能なため強化してこられるのだが、知らずに真っ向勝負を続けていると[[詰み]]ポイントと誤認するかも。 ただし、汎用デュエリストとデュエルしてDPを稼いだり、カードのプレゼントは貰えなくなるので、厳しい事には変わらない。 この次にジャック戦があってエンディングとなるのだが、ストーリー的にもデュエルの実力的にもここが山場であり、キングのラスボスっぽさを失わせている。 &sizex(2){だってライディングデュエルだから魔法対策がほぼ要らないし、デッキパワーでも4連戦組の方が怖いし、そもそも1対4で勝てるなら1対1を恐れる必要が無いし……} ちなみに前作も終盤に5連戦があったりするのだが、相手のデッキの内容がそこまで鬼畜ではないので、本作程の難易度ではない。 &sizex(4){&bold(){代表的なデッキ(一部)}} -&bold(){【装備ビート】} 最序盤のパックを適当に購入してもそこそこ手に入る装備魔法で、一気にぶん殴って終わらせるデッキ。 ダメなときは一瞬で負けるが、元から難度が高いので相対的にローリスク……かも。 トライ&エラーの精神があるデュエリストにはおすすめ。%%ワンキルデッキが序盤から推奨される始末で、もはや死にゲーである。%% 派生として、重装武者-ベン・ケイを軸にしてもいいだろう。増援も準制限である。 -&bold(){【[[炎属性>炎属性(遊戯王OCG)]]】} 序盤から《炎帝テスタロス》をアドバンス召喚し、[[死者蘇生>死者蘇生(遊戯王)]]や激流葬、奈落等をハンデスさせたり、上級モンスターやチューナーを死者蘇生や自立行動ユニットで奪うデッキ。 奈落に掛からない《俊足のギラザウルス》や《インフェルノ》が代表的なリリース要因で%%憑依装着で一番かわいい%%《[[憑依装着ーヒータ>火霊使いヒータ(遊戯王OCG)]]》も《魔法族の里》によるロックを張られた時に対処できるアタッカーとして採用候補になる。 -&bold(){【[[フルモンスター>フルモンスター(遊戯王OCG)]]】} 《俊足のギラザウルス》や《ギガンテス》等を展開し、《[[マテリアルドラゴン]]》の召喚に特化させた形。 手札事故が起こりにくく、相手の魔法・罠を腐らせられるメリットがあるが、ロックを決められると身動きが取れなくなるのが難点。 -&bold(){【レベルモンスター】} &font(#b8d200){SOUL OF THE DUELIST}を購入し、《仮面竜》、[[アームド>アームド・ドラゴン(遊戯王OCG)]]系、[[ホルス>ホルスの黒炎竜(遊戯王)]]系を一気に揃える。 第四期最初とあって真っ先に開放されるのは基本このパックであり、早い段階で確実にデッキを固めたいデュエリスト向け。 カードが揃えば【お触れホルス】に変えると、手っ取り早く罠対策もできて非常に便利((罠による高難度とライディングデュエルにおける罠の重要度が揃う今作では、そこを潰せる《王宮のお触れ》や《[[人造人間]]-サイコ・ショッカー》の評価が高い。))。序盤から終盤に至るまで頼れる能力を秘めている。 -&bold(){【[[バーン>バーン(遊戯王OCG)]]】} 厄介な魔法罠を無視して、直接ライフを削りに行くデッキ。 カードが揃えば同時にバーンカードもある程度は手に入ることから、構築難度は低め。 タッグデュエルで組める相手にエルジオというモブデュエリストがいるのだが、彼が【[[チェーンバーン>チェーンバーン(遊戯王OCG)]]】使いであるため、タッグを組んだ際の安定感があるのも嬉しい。 -&bold(){【ダークモンスター】} -&bold(){【ライトロード】} パック単独で成立する強デッキ。後者からはオネストも出る。 それぞれ&font(#800080){PHANTOM DARKNESS}、&font(#ffdc00){LIGHT OF DESTRUCTION}を買えば大半のカードが揃う。 ストーリー終盤にならないと購入できないパックだが、当時のカードプールの最新カードに近い面々であるため、エンディング後のデュエルでも十分その力を見せてくれる。 ……特に【ライトロード】はパック開放のタイミングと先述の4連戦のタイミングが重なっており、公式からの救済措置なのではないかと疑うレベル。 こちらもライトロード使いのタッグデュエリスト、グラトンの存在が大きく、必勝のライロタッグを組める。 -【植物族】 《ローンファイア・ブロッサム》、《ギガプラント》、《[[椿姫ティタニアル>椿姫ティタニアル(遊戯王OCG)]]》で大暴れできる。 パックをまたぐ上にこれも終盤にならないと揃えられないが、完成度は非常に高い。 -&bold(){【[[ダーク・ダイブ・ボンバー>ダーク・ダイブ・ボンバー(遊戯王OCG)]]】} 収録パックの最後、&font(#ff0000){CRIMSON CRISIS}で登場し%%てしまっ%%た&bold(){最強・最凶・最狂}の爆撃機を主軸にしたデッキ。 また、本来の持ち主であるボマーのプレゼント枠にもダーク・ダイブ・ボンバーが入っている。んなもん渡すな。 当時の禁止カード行き最速記録をぶっちぎりで更新したこのカードだが、あろうことか本作の制限環境では規制が追い付いていない((追加データとして配布された禁止・制限リストを導入すれば制限カードにはできるが、[[CPU]]にはどうせ適用されないためあまり関係ない。大会や対戦をやるなら別だが、その場合は逆に「制限では生ぬるい」気がする。))。 加えて、CRIMSON CRISISはゲームクリア時点で解禁されるのでDDBの入手は難しくない。シンクロなので、隠し味に加えるのもいいだろう。 そのためこんな&bold(){【&ruby(誰が){D}・&ruby(どう見ても){D}・&ruby(ぶっ壊れ){B}】を3積みして思う存分爆☆殺できる。} 参考までに、このゲームで基本として採用されているのは2008年9月の禁止制限リスト((配布分が2009年3月と9月、2010年3月、さらに世界大会用の特殊リスト。))。 これは《スナイプストーカー》や《[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》((この時に準制限から制限へと強化。))が制限カードの時代であり、それらを遥かに上回るバケモノが無制限というのは、当時を知る者を狂乱させるに十分であろう。 当時の環境としてはシンクロ導入初期の不安定な時期であり、「ブラフ無し4伏せの上から1キルしてくる」と言われた【[[シンクロアンデット]]】の全盛期なので世紀末なバランスとなっている。 そして使用シンクロモンスターは甘いとはいえ、収容所でデッキ固定で戦う羽目になる氷室は、ゾンビキャリア3積みの【シンクロアンデット】を使用してくる。 これ以外にも《ゴヨウ・ガーディアン》や《[[氷結界の龍 ブリューナク]]》も(追加リストを使わなければ)無制限、危険なにゃんこに変貌した《[[レスキューキャット]]》もようやく準制限指定を受けたタイミングの制限リストである。 そのためやろうと思えば&bold(){禁止級シンクロモンスター3積みデッキ対決}なんて世紀末デュエルもできる。 &sizex(2){TF4より早くに世に出たばっかりに……}((向こうの基本制限は2009年3月。これならゴヨウとブリューナクが制限入りしているので多少はマシである。)) %%もっと言えば、《[[裁きの龍]]》や《[[ダーク・アームド・ドラゴン]]》、《生還の宝札》も準制限という核戦争のような時代である。%% %%GXから5D'sへの移行期のカオスを体験できるので、当時を知らないデュエリストは是非一度触れてもらいたい。%% &sizex(4){&bold(){余談}} 付属カードは《[[インフェルニティ・デーモン>インフェルニティ・デーモン(遊戯王OCG)]]》、《インフェルニティ・ドワーフ》、《インフェルニティ・ガーディアン》の三枚。 しばらくは関連カードが登場しなかった(攻略本に付属の《インフェルニティ・デストロイヤー》のみ)うえに、手札0という強烈な使い勝手からハズレ扱いされていたが、&bold(){後に[[どうなったか>インフェルニティ]]はデュエリストならご存知の通り……} 特にデーモンはこれ以降再録に恵まれないのにデッキの必須カード(同時に環境最強クラスのカード)と化したため、&bold(){ゲーム本体よりも高値で取引される珍現象}に見舞われた。 #right(){&font(#800080){&bold(){「俺たちはここで財布ポイントを半分払い、[[満足>満足(遊戯王)]]するしかねぇ!!」}}} 色々言われる《[[大地の騎士ガイアナイト]]》さんだが、このゲームでは最初から使えるシンクロモンスター3体の1体であるうえに((他は《サイコ・ヘルストランサー》と《マジカル・アンドロイド》。悪くはないが攻撃力にやや不安が残る。))、デッキ最強の2600打点を誇っており、長くお世話になった人も多いのでは。 まぁ最序盤から2800打点のバケモンが飛び出してくるので、息切れも早いのだが。 %%4連戦のエースモンスター相手には頼りの打点でも勝てない点は、ストーリーの山場の演出として見事かもしれない。%% モンスターの戦闘シーンでは滅多にOCGのイラストでは見られないモンスターの全体像を眺めることができる。 特に[[霊使い・憑依装着>霊使い(遊戯王OCG)]]のブーツ((本格的なカテゴリ化やグッズ化が始まってからはそちらのイラストでも全体像を見れるようになっている。))は必見。 WCSモードで最初から戦えるデュエリスト(モンスター)に《[[おジャマ・イエロー>おジャマ(遊戯王OCG)]]》がいる。 相変わらず嫌な見た目をしている最弱のお試し相手…… と思わせておいて、使用デッキが&bold(){【猫シンクロ(エースはゴヨウ・ガーディアン)】}と、登場時期に対して場違いすぎるデッキを使ってくる初見殺しとなっている((デッキ自体はそこまで強くないが、一瞬で攻撃力2800のエースが出てくるので初期デッキならそのまま御用される。))。 よく見ると本編序盤のデュエリストと比べてレートが500と高く、その強さは示されている。 中盤では《[[憑依装着ーエリア>水霊使いエリア(遊戯王OCG)]]》が登場し、デッキ名は「しれっと四霊NEO」と一見前作の「しれっと四霊」の強化版に見えるが、通常モンスターが入っていないせいで《高等儀式術》が腐っていたり、切り札が《風林火山》になっていたり、顔グラが《水霊使いエリア》になっていたり、台詞が前々作WC2007の《水霊使いエリア》のものそのままだったりと過去作からの流用が見え隠れしている。 CMでデュエルシーンが映る場面では「ゴヨウ・ガーディアンがアキ姉ちゃんにダイレクトアタック」しているシーンが使われている。確かにどっちも人気キャラだが。 %%あと苦悶の表情を浮かべるアキさんがセクシー。%% ゲーム内要素をコンプリートしようとすると「&bold(){ライディングデュエルを100戦or 200戦しろ!!}」という鬼畜ミッションにぶち当たる。 通常のデュエルよりも機会が少ないライディングデュエルでこれだけ戦うのは困難(というより飽きる)。 そのため攻略Wikiのデッキレシピに&bold(){「ライディングデュエルで即負けて対戦回数を稼ぐ」}ためのデッキレシピが投稿されるほどであった。 本作の鬼畜難易度は流石に問題だった為か次回作以降は序盤の敵のデッキは相応に弱くなっている。 &font(l){2011には勝つ必要はないとはいえ、最序盤から戦えるモブに本作も真っ青なガチデッキを使うミネギシがいたりはする。} ストラクチャーデッキも最初の方で購入できるようになっているため、ある程度の汎用強カードは揃えやすくなった。 &font(l){とはいえ《死者蘇生》などの禁止を経験したカードはストラクチャーデッキに収録されていないのでBEGINNER'S EDITIONシリーズから引くしかないのだが。} 追記・修正は自身の愛するデッキで4連戦を突破してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 確かにものすごい高難易度だけど、流石に封印されし記憶や破滅の大邪神ほどではないと思う。まぁあれらは難易度とかいう次元超えてるとも言えるが… -- 名無しさん (2021-11-07 23:42:08) - コカパクアプの攻撃避けるのができなくて詰んだ -- 名無しさん (2021-11-07 23:46:30) - 昔2008のラスボスに勝てなくて詰んだけど、これに比べりゃヌルゲーだったんだな… -- 名無しさん (2021-11-08 00:13:44) - ↑3あれらはそもそも非OCGゲームなのもあるし、正式なOCGのゲームでこの異常な難易度なのが特筆すべきなんだと思う -- 名無しさん (2021-11-08 01:18:44) - 最後の4連戦はユベルネフティスで突破した思い出 -- 名無しさん (2021-11-08 01:55:08) - 難しいしラストの4連戦の鬼畜っぷりは言うまでもないが、設定の薄暗さは5Ds序盤に忠実でそこは大好きなんだ。主人公やクローンの生き残りのその後とか2次創作に使えそう。 -- 名無しさん (2021-11-08 11:41:43) - 自分はまともなカードがロクに手に入らないのに敵はカードパワーの暴力で蹂躙してくる辺りはDM8に似ている気がしないでもない。 -- 名無しさん (2021-11-08 19:33:06) - クリアできなくて全カード所持のチート使った思い出。最後の方はネオスワイズマンとかで遊んでたけど -- 名無しさん (2021-11-09 16:33:48) - タカやナーヴと戦えるのはこのソフトぐらいだよね -- 名無しさん (2021-11-09 16:57:42) - DM8や封印はルール違いすぎるから比べるほうがおかしい。 このゲームは最初1500で大嵐を当てるまで最初からにするリセマラして、クレボンスとサイコ・コマンダーをパスワードでゲットすれば勝率上がるよ。 -- 名無しさん (2021-11-09 23:31:08) - 理不尽なバランスで難しいわけじゃないからなこれ。とにかく正統派の難しいゲーム -- 名無しさん (2021-11-10 00:17:21) - 命からがら4戦目まで行ったときの相手のデッキ名「闇武装鎧竜」で戦う前から敗北を悟った日の事は忘れない -- 名無しさん (2021-11-10 01:01:44) - 攻略本にも載ってるけど赤き龍のシーンでまだ隠されていた心臓が映ってるんだよなw -- 名無しさん (2021-11-10 09:42:04) - カードゲームの方は夢中でやってたから難易度は気にならなかったし、ライディングデュエルもSpをどう使おうか考えながら楽しんでやってた。けど見張りの反応条件がなかなか読めなかった潜入ミッションとマシンチューンしてもなお腕が問われるバイクレースに相当苦労した思い出。 -- 名無しさん (2021-11-10 13:30:05) - Spの調整もおかしくて、全体的にゲロ重で使い物にならず、(制限級なのになぜか)コストの軽い「おろかな埋葬」「大寒波」以外戦力外と言って良かった。 -- 名無しさん (2021-11-11 19:59:09) - 改造でホイール・オブ・フォーチュン(ジャックの愛機)に変更してストーリーを勧めると何故かホイールの部分が斜め下に移動して床をすり抜けるシュールな現象。 -- 名無しさん (2022-05-15 13:12:20) - デュエルのルールとしてはバグもないしカードプールも当時としては充実してるからそういう面でのデュエルは良ゲーなんだが正統派に難しすぎてクソゲーと言われがちな変なゲームなんよね -- 名無しさん (2023-01-01 17:45:09) - シンクロ召喚とアドバンス召喚両立させたくてギラザウルスやギガンテス複数集めたなあ -- 名無しさん (2023-02-19 00:02:50) - めちゃくちゃに破綻してるわけでもないけど、ストーリーもどこか原作と比べるとおかしくて、遊星が空気なのもそうなんだが、その遊星が先にサテライトを出てるのに後から出てきた主人公が先に捕まってるとか、アキが外じゃなくて地下にいるとか(死にたいのか?)、長官のやることとかなんか(今で言う)AI生成したようなストーリーになってんだよな。 -- 名無しさん (2024-11-16 09:29:09) - 過去のDM8や真DMは「理不尽」と言える難易度だけど、こっちは「シビア」な感じかな。トライアンドエラーがまだ現実的な範疇だと思うし。 -- 名無しさん (2025-03-27 19:39:59) #comment(striction) #areaedit(end) }

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