日車寛見(呪術廻戦)

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&font(#6495ED){登録日}:2022/01/19 Wed 09:41:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){君は服を着て風呂に入ったことがあるか?}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){思っていたより 気持ちがいい}}} &ruby(ひぐるま){日車} &ruby(ひろみ){寛見}とは、[[漫画]]「[[呪術廻戦]]」の登場キャラクターの一人である。 ---- 目次 #contents ---- *概要 ---- 修習59期元岩手弁護士会所属の現役弁護士。36歳。風貌は冷めた雰囲気を帯びた四白眼と短髪の男性。 T大法学部受験や法科大学院導入前の旧司法試験といった難関受験を&bold(){全てストレート通過してきた}[[天才]]。 一方で、司法修習生時代に裁判官の道を勧められながらも、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「出世には興味がない自分には向いていない」}}という理由で断るなど野心や名誉欲はかなり希薄である。 元々はどんな逆境にもめげず、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「助けを求め縋りついてきた手を振り払わない様に自分だけは目を開けていたい」}}という信念を掲げる高潔な弁護士だった。 しかし、法制度の限界を掻い潜るしがらみや結論ありきで進められる裁判、同じく予断による[[マスコミ>マスゴミ]]やネットユーザーをはじめとした世間からのバッシング、敗訴した被疑者からの非難の視線等に晒され続ける中で遂に理性の糸が切れ、裁判中の法廷で突如術式を発動。 裁判官と検事の2名を殺害すると、[[岩手>岩手県]]を離れ&bold(){「[[死滅回游>死滅回游(呪術廻戦)]]」}に参加する呪詛師(泳者)へと転落した。 登場時点で102ポイント取得済み。うち100点をルール10追加のため、1点を虎杖に譲渡し、現在の持ち点は1。 参加結界は[[東京>東京都]]第1。 *性格 ---- 一人称は&bold(){&color(#cccccc,#000000){「俺」}}。 元々生真面目で高潔な性格だった反動なのか、泳者となってからはかなりダウナー寄りの性格になった。 また&bold(){「これまでやってはいけないと思い込んでいたもの」}への好奇心とチャレンジ精神にも目覚めており、スーツを着たまま劇場内で風呂に入るなどの奇行を見せるようになった。 本人曰く&bold(){&color(#cccccc,#000000){「30半ばを超えてグレてしまったわけだ」}}。そのため堅物そうな風貌や表情に反してわりとジョークも言う。 102という大量のポイントは、最初に殺した裁判官と検事のものを除くと&bold(){全て襲ってきた泳者を返り討ちにして稼いだポイント}で、日車本人には積極的に人を殺してポイントを稼ごうという気も希薄な様子。 ただし、&bold(){「時に法は無力」}という諦観から、人間の手を介さない法執行の可能性を持つ&bold(){&color(#cccccc,#000000){死滅回游の&ruby(システム){結界術}}}には期待と興味を抱いている。 ゆえに、自ら好んで戦いはしないが、&ruby(システム){結界術}運用を観察するため死滅回游の早期終結は拒むという、積極的な参加意欲を持つ穏健派のスタンス。 *戦闘能力 ---- #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){気に入らない奴をブチ殺したことはあるか?}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){思っていたより 気持ちがいいぞ}}} &bold(){&color(red){僅か12日間の独学によって1級術師と遜色ない実力となるほどの、類まれなる呪術の才能}}を持っていた逸材。 &bold(){最初から領域展開が付属した自らの生得術式}を独力で解析して結界術の基礎を習得し、さらにその結界術からの逆算で呪力操作まで会得した。 つまり、&b(){いきなり渡された超高等応用技術を出発点に逆算を重ねて自分で基礎理論を構築する}という、チートを通り越した離れ業をやってのけている。 その後はコロニーに入る前の段階で多くの呪霊を返り討ちにして実戦経験を積んだ様子。 加えて才能に驕ることもなく、呪力を封じられながらもなお真っ向から戦える虎杖を危険視し、初手から全力で潰すことを即決する判断力も兼ね備える。 戦闘では後述の領域で有罪判決を喰らい、弱体化・無力化された敵をガベルで叩き潰す戦法を得意とする[[トリッキーなパワーファイター>伏黒甚爾(呪術廻戦)]]。 これらの要因から、現代の新米術師にもかかわらず、[[レジィ>レジィ・スター(呪術廻戦)]]からは[[鹿紫雲>鹿紫雲一(呪術廻戦)]]と並ぶ&bold(){&color(black,#b8b941){「ズ抜けた強者」}}と認定。 ナレーションには&bold(){「五条悟に並ぶほどの才能の原石」}と評されている。 **&bold(){&ruby(ちゅうぶくしし){誅伏賜死}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){やり直しだ}}} 日車の生得術式にして&bold(){[[&color(red){領域展開}>領域展開(呪術廻戦)]]}。 風景は四方をギロチン台で囲まれた法廷。 この領域は&bold(){「術式の必中」}にのみ焦点を置いた平安期の領域のタイプであり、[[&bold(){「術式を説明する」}という縛りを加える>ゲンスルー]]ことで運用している。 内容は「標的を被告人として提示された罪状を巡って弁論を交わし、日車側が有罪判決を勝ち取れば量刑に応じた様々な&ruby(ペナルティ){刑罰}を科すことができる」というもの。 結界内では、弁論以外の一切の暴力行為が無効化される。 ジャッジマン(後述)が裁判内容を提示すると、日車の手元に証拠が封じられた封筒が具現化され、まず被告が提示された罪状の疑いに関する陳述を行った後、日車側が封筒を開示し証拠を踏まえて反論を行う。 被告が行える陳述は&bold(){「黙秘」「自白」「否認」}の3パターンだが、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「皆が真実を述べるなら裁判など必要ない」}}という日車の考えもあり、陳述内容は虚偽であっても構わない。 この術式は真実を暴くことが主眼ではなく、判決はあくまでも両者の答弁の妥当性によって下されるため、本来は有罪の被告人が巧妙な偽証で無罪を勝ち取ることも、逆に日車が無罪となるべき被告人を有罪に持ち込むことも理論的には可能。 そのため、被告人となる者は裁判の各原則と日本の法律を把握し、その上で受け答えする必要がある。 法解釈に関しては基本的に術者である日車の主観が軸となっているようで、現行法では解釈が難しい・対応していない事柄に対する判断であっても日車が法的に「あり得る」と思えばそうなる可能性が発生する。 やろうと思えば罪のなすりつけにも使えてしまいそうな特性だが、高度な法的知識と日車自身の人柄もあって逆に日車自身に不利な解釈であっても通してしまう弱点にも繋がっている。 発動時は呪印を結ぶ代わりに、武器としても使用するガベル(後述)を打ち鳴らす。 **&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){ジャッジマン}} #center{&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){虎杖悠仁は18歳未満にもかかわらず}} &bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){ 2017年7月16日 宮城県仙台市のパチンコ店「マジベガス」に客として入店した疑いがある}}} 日車の式神。 &bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){眼が縫い合わされた天秤を模した黒い人型}}という日車の信念を皮肉るようなデザインが特徴。 領域内での裁判の進行を担当し、裁判の議題となる罪状の提示、及びその&bold(){「証拠」}を具現化するのもジャッジマンの役目。 そして、被告人の陳述より日車の反論のほうが妥当であると認めるか、或いは被告人が自ら罪を認めれば、六法に基づき判決を下す。 他にも、受肉体の中にある複数の魂も個別に識別した上で判決を下すことが可能。 裁判を模した術式ゆえに、日車、標的ともに両者合わせて2回までやり直しを求めること((三審制度による、高等裁判所への「控訴」と最高裁判所への「上告」。もっとも、現実に上位裁判所での審議が行われるのは新たな論拠や証拠が提出された場合に限られ、そうでなければ「却下」となる。また、新たな証拠はないが、そもそも審議が不十分だったと認める場合は、「差し戻し(判決を出した下位裁判所に審議のやり直しを命ずること)」となる))が許されており、ジャッジマンはこの請求を拒まないのが術式の弱点。 ただし、現実の裁判とは異なり、&bold(){提示される罪状はまた新しく変化する}。((ただし、これは敗訴した側が判決を不服としてやり直しを要求した場合であり、勝訴した側がやり直しを求めた場合、前の罪状を引き継いで裁判される))。 ジャッジマンは結界内の両者の過去を全て知るが、あくまで裁判長ポジションとして&bold(){&color(red){完全中立の立場。}} 裁判の起訴内容の決定について使役者である日車に有利な忖度は一切行われず((第二審は虎杖が自ら罪状を認めたため一方的な展開になったが、仮に虎杖に争う気があったなら「証拠」の内容も含め日車側に極めて不利なものである。))、事前に具現化した「証拠」以外の情報共有も一切行われない((ただし、「証拠」の内容は開封前から日車に知らされており、その説明は被告人には為されない))。 #openclose(show=※判決内容){ ・&bold(){&ruby(コンフィスケイション){没収}} ジャッジマンが下す有罪の刑罰の一つ。 対象の術式を一時的に剝奪し、術式を使用不能の状態に変えてしまう。 &bold(){&color(#cccccc,#000000){「術式が使用できなくなると基礎的な呪力操作もグダグダになることが多い」}}とは日車の談。 元々被告人が生得術式を使えない場合は、呪力が練れなくなり呪力そのものが使用不能と化す。 ちなみに本来は付加刑であり、単体では適用されないらしい。また被告人が呪具を所持していた場合、没収が適用されるのは呪具の方となる。 ・&bold(){&ruby(デス・ペナルティ){死刑}} ジャッジマンが下す有罪の刑罰の一つ。 領域が解除される代わりに、ガベルが&bold(){「処刑人の[[剣]]」}に変化。これで斬られた者は&bold(){&color(red){例外なく死ぬ。}} さらには「没収」も同時に適用されるため、相手は術式を使えない状況下で剣に対処する必要がある。 この剣には現代の領域展開と同じく、術式による効果を与える『必殺』が付加されているが、領域展開そのものに結び付けられた物ではない。((おそらくは「裁判」と「処刑の執行」はあくまでも別のフェーズという日車の認識が関わっていると思われる。)) 剣が与えられた時点で領域は解除されて現実空間に戻ってしまうため、真人の自閉円頓裹のように領域内に存在する敵にいつでも即死を与えられる『必中必殺』の効果にまでは至っておらず、日車が&bold(){自力で対象に当てる必要がある}。 また即死効果は死刑判決を下された相手にしか発生しない。 } 上記のように場合によっては一方的な展開に持ち込める反面、術式には欠点がいくつか露呈している。 #openclose(show=※誅伏賜死の欠点){ ・&bold(){新しく生まれた術式のため現在進行形で検証中である} 作中で「相伝術式のメリットは術式の詳細がわかっていること(曰く術式の説明書)」という解説を行われたが 五条、禪院、加茂の御三家が得意とする術式のように数十年~数百年にも渡って幾人も同じ術式を使用することで積み重ねてきた経験値が存在していない。((五条は無下限呪術の秘伝たる「茈」の存在を知っていたが、それに必要な術式反転「赫」を習得していなかったため使用出来なかった。しかし、既に術式の説明書を理解している状態であったため、「赫」の使用を可能にしたと同時に「茈」も習得している。)) 結果として日車は自身の術式を推測込みで運用している状態になっており、対宿儺戦では想定外の事象で詰めを誤るというミスを何度も犯してしまっている。 ・&bold(){ジャッジマンの融通が利かない 其の一} 作中でも触れられたとおり、ジャッジマンが被告人のどんな罪を提示するのかは&bold(){完全なランダム}で、日車にも関与できない。 それだけなら縛りの範疇とも言えるが、問題なのは提示する罪状を1つ1つ細かく取り上げること。 [[日下部先生>日下部篤也(呪術廻戦)]]の講義のとおり、現実の裁判であればより重い罪に吸収される細かい軽犯罪を、ジャッジマンは個別に提示してしまうリスクがあるのだ。 よって、宿儺のように&bold(){&color(#F54738){これまで犯した罪が大小合わせて膨大過ぎる}}相手を標的にした場合、逆に死刑に持ち込める確率が下がり、賭けに近くなっていく。 おまけに、一審・二審・三審の都度ごとに提示される罪状が変更されるのも問題である。 日車側もやり直しができると考えれば有利な効果にも見えるが、実際には&bold(){&color(#F54738){これまで犯した罪が大小合わせて膨大な}}被告人ほど、重いペナルティの取り消しを図れるという効果のほうが遥かに大きくなる。 一応、前の裁判を踏まえた再審請求を駆使すれば起訴内容をコントロールすることは可能とは言え、これは再審請求するのが「最高刑である&ruby(デス・ペナルティ){死刑}まで勝ち取った」原告側であれば、という前提((最高刑まで勝ち取っていた側からの再審請求には本来メリットがなく、事実上自分が誤っていたと認めての権利譲渡となるため。))があり、使える状況が極めて限られるうえに有用性は高くない。 ・&bold(){ジャッジマンの融通が利かない 其の二} 完全中立な存在……と言えば聞こえは良いのだが、実際は被告人の言質さえあれば答弁をすっ飛ばして速攻で死刑判決を下す、裁判官として大変タチの悪い挙動になってしまっている。 本来の裁判では、被告人が罪状を認めたからと言って、審議もなく即座に有罪判決を下すことは有り得ない。 だが、作中では、自分を乗っ取った宿儺による大量虐殺に責任を感じている虎杖が「自分がやった」と自白した瞬間に%%すげえ怖いブチギレ顔で%%即死刑判決を下している。 正直、ジャッジマンと言うよりも&bold(){&color(#F54738){罰を与えることを目的としたエクスキューショナーである。((もっとも、誅伏賜死を「裁判を模した縛りによってバフ・デバフを与える戦闘目的の搦手用術式」と解するのであれば、積極的により重い判決を下そうとするジャッジマンの挙動は必ずしも術式の目的から逸れているとは言えない))}} 問題は、使役者である日車の納得すらも置き去りにしている事で、これにより&bold(){&color(#F54738){術式の使用者に心理的な負い目やしこりを残す}}という欠点として顕れた。 つまりこの術式は、清廉な人間であろうとするための指針となる「法律」を基準にしていながら 「&bold(){俺が気に入らないからお前は死刑!}」という自己中心的なことを平気でやれる外道にこそ向いている困った術式なのである。 ・&bold(){日車自身の戦闘経験の少なさ} 上記の問題点を内包する一番の欠点。 五条悟に並ぶ才能を持ちうる天才のため、対宿儺戦のように追い詰められるくらい互角の戦いをしたことがない。((虎杖との戦いは自分から矛を収めただけで、日車さえその気なら処刑人の剣を当てることも可能だった。)) 極論、ガベルで相手を叩き潰すというシンプルな戦い方だけでこと足りていたこともあり、術式の詳細も含めて日車は知る機会を得ることがなく、逆に宿儺は戦闘経験の豊富さから&bold(){没収から処刑人の剣の効果まで完全に読み切ってしまっていた}。 } **装備 ・&bold(){ガベル} 日車の呪力で具現化したガベル((アメリカの法廷や議会において、号令や勧告として打ち鳴らすために裁判長、議長が持つ木槌のこと。『[[逆転裁判シリーズ]]』でサイバンチョが折につけてカンカン打ち鳴らしているアレ。「裁判の象徴」的なイメージに反し日本の裁判制度には存在しないもので、国内では参院会議でのみ慣例的に使用されている。))。 側面部に十字架のレリーフがあるのが特徴。 ガベルは柄の長さも含めてサイズを自由に可変可能で、戦闘に耐えうる特大サイズから通常の裁判で用いられるサイズまで調節が効く。 単純なサイズ変更の他にも鞭のようにしならせてガベルの頭の部分で相手の腕に巻きつかせて体勢を崩させる小技も行使することができる。 呪具の類ではなく呪力で構築されている代物であるため、たとえ手元から離れても瞬時に消して再び手元に具現化させられる。 手元から離れていなくても左手から右手、右手から左手へと瞬時に移動させることもできるので攻撃を外しても外した直後に空いている片手に移動させて間を置かずに攻撃し、ガベルを持っていた元の手に移動して再び攻撃といった戦法を取ることで疑似的な二刀流(二槌流)を行使することができる。 また、普通なら領域展開を解いた直後は生得術式が焼き切れ使用困難になるが、このガベルに関しては領域を解いた直後も問題なく使える。 これは恐らく、&ruby(デス・ペナルティ){『死刑』}の執行など領域の解除後も使われる前提の武装として術式に組み込まれているためと思われる。 総評すると『サイズ可変によるリーチと破壊力の可変が可能』『小技が効く』『武器を失うリスクと奪われるリスクが皆無』『[[飛び道具]]にすることができる』といったように非常に痒い所に手が届いてくれる柔軟で万能な武器であり戦闘未経験者の日車の弱点を見事に補完している。 **その他技術 ・&bold(){領域展延} 自分だけを包み込む領域により相手の術式を中和しダメージを抑える防御の技巧。 &bold(){術師になって2ヶ月弱}で会得したことが彼の才能を物語る。 更には展延を挿んだ後に術式効果を再開(即ち術式の「解除」ではなく「中断」)して処刑人の剣の消滅を回避する芸当を見せ、宿儺によると&bold(){&color(#cc0000,black){(俺に近いレベルで術式を運用できている)}}との事。 ・&bold(){反転術式} 宿儺によって斬撃で両腕を切り飛ばされた際に、土壇場で使用する事が可能に。 片腕だけだが再生してみせた。 *活躍 ---- **死滅回游 東京芸術劇場で着衣入浴に興じていたが、そこへ甘井に案内された[[虎杖>虎杖悠仁(呪術廻戦)]]が登場。彼から&bold(){「&ruby(ルール){総則}」}の追加を要求されるもそれを断り、戦闘に突入する。 開幕早々に領域展開&bold(){「&ruby(ちゅうぶくしし){誅伏賜死}」}を発動する日車。 未成年でありながらパチンコ店に客として入店した件を罪状として提示された虎杖は、思案の末に&bold(){&color(#cc0000){「トイレを借りに入っただけだ」}}と弁解するも、提示された「証拠」は景品交換所で金品を受け取る自身を写した防犯カメラの映像(日時入り)。 &bold(){「パチンコ店への入店は自分で認めたうえで、その直後に隣接する交換所で金品を受け取っていたため、トイレを借りただけという陳述は虚偽と認められる」}として有罪判決を受け、「没収」によって呪力が使えなくなってしまう。 弱体化した虎杖をガベルで滅多打ちにする日車だが、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「壊れない人形」}}とまで称する程の頑丈さはどうにもできず、お互い決定打に欠く状況が続く。 そうしているうちに、日本の裁判制度について頭を絞った虎杖が「控訴」を思い立ち、これを宣言。再び舞台は裁判所に変化する。 二審に挑む虎杖だったが… #center{&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){虎杖悠仁は2018年10月31日 渋谷にて大量殺人を犯した疑いがある}}} #center{&bold(){&color(#cc0000){あぁ 俺が殺した これは嘘でも否定でもない}}} #center{{&sizex(4)&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){「有罪」「没収」「死刑」}}}} さらに状況が悪化した虎杖だが、この時点で日車には戸惑いが生じていた。 ジャッジマンから提出された証拠。それは[[虎杖の中に巣食う悪魔>両面宿儺(呪術廻戦)]]の存在、そしてそこから連想される「渋谷事変」の真相。 お互いの射程距離に入った瞬間……日車は術式を解除し、虎杖の拳を真正面から受けた。 #center{&bold(){&u(){[[&color(#cccccc,#000000){刑法39条}>刑法第39条]]}&color(#cccccc,#000000){1項だ}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){弁識能力と制御能力いずれかが欠けていると心神喪失となる}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){渋谷での君は宿儺に肉体を乗っとられていた}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){つまり制御能力がなかった}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){自発的に制御能力を放棄したわけでもない}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){つまり}}} #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){無罪だ}}}} #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){君に罪はない}}}} それはジャッジマンではなく、日車寛見が下した判決。 それでも、「俺が弱いせいだ」と譲らなかった虎杖にそれ以上を追求せず、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「オマエのような弱さを持つ人間がまだまだいるのかもしれん」}}という期待を抱き、ルール追加の権利を譲渡した。 総則10「泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる」((日車はこの時、総則8との紐付けについても明言している))が承認されると、早速残る2点のうち1点を虎杖に譲渡する。 虎杖からは共闘を持ち掛けられるがこれは拒否し、結界が開けたら岩手での裁判官・検事殺しについて自首すると言い残し、去って行った。 #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){自分の意思で人を殺したことはあるか?}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){……そうか 最悪の気分だったろう}}} **人外魔境新宿決戦 長らく消息不明であったが、いつの間にか虎杖や他の術師達と合流したようで、新宿で勃発する[[五条悟>五条悟(呪術廻戦)]]と宿儺との戦いを観戦。 [[日下部>日下部篤也(呪術廻戦)]]が解説した領域展延の仕組みに(感覚としては理解できる)と独白するなど、変わらず高い才覚を窺わせる。 #openclose(show=最強vs最強の後(ネタバレ注意)){ だが五条、続く[[鹿紫雲>鹿紫雲一(呪術廻戦)]]の敗北により虎杖と共に戦地に投入され、宿儺に立ち向かう。 実は事前に、当たれば例外なく即死の「処刑人の剣」を発動させる為に「宿儺を死刑判決にする」方法について考えを巡らせていた。 余罪全てを同時に追求すれば間違いなく死刑判決。だがジャッジマンは罪状一つ一つに対して裁判を行う都合上、本来の裁判ならより重い罪に吸収される細かい軽罪について言及される((人を殺傷した事件に対し「殺人罪」ではなく「衣服等所持物を破壊した器物損壊罪」で起訴される等))恐れがある。 更には現代に蘇る以前の罪状と、時効の有効性を問われる可能性にも言及し、殺人の時効が廃止された現行法、罪を犯した当時の時効を有効とした判決、本来の宿儺の時代である平安時代の法律等あらゆる角度で%%ミルクボーイ構文を交えながら%%検討した結果、総合的に「確実性に欠く」という結論に至る((ジャッジマンが日車の式神である以上、日車自身が疑問に思う点はジャッジマンにも反映されるだろうという判断から))。 その瞬間、虎杖が思いついた確実な方法、それは…… #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){虎杖}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){やり直しだ}}} かつて虎杖に行われた二審の判決を、被告の虎杖ではなく原告の日車自身が不服として上告。 三審を行うことで宿儺を巻き込み、真犯人として告発することであった。 #center{&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){虎杖悠仁は2018年10月31日 渋谷にて大量殺人を犯した疑いがある}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){彼は殺していない}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){二審での自白は重い責任感に駆られ出た虚偽のものだ}}} #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){真犯人は……}}}} 処刑人の剣への興味を持った宿儺。だが&bold(){&color(#cc0000,black){「長い」}}と日車の話を一蹴した事で自身の弁解をしなかったこともあり、判決は有罪。 これにより宿儺に対する「術式の没収」と「死刑」が確定した。 五条との戦いで十種影法術の機能を失ってると考え、没収は御厨子に適用されると思ったが、何と宿儺が[[万>伏黒津美紀(呪術廻戦)]]から受け取った&bold(){呪具の「神武解」に適用されてしまい}、肝心の術式が奪えずそのまま戦闘継続に。((日車本人は(俺の戦闘経験の浅さがここで出た)とのことなのでこの事象については把握してなかった模様。)) 他の術師達の援護を受けるも処刑人の剣は宿儺に届かず、吹き飛ばされてしまい絶体絶命の状況に追い込まれてしまう。((また、「決戦前に高専側が呪具が封印されるかどうか確かめれば良かった」と言われるが領域を閉じた後も呪具が使えるかどうか確信が無いため無暗に領域展開を使用できない可能性が想定される。))((その後、第248話で没収された神武解そのものが消滅したことが判明した。ただし、元々「没収」にそういう効力があるのか日車の死後に強まった呪いで「没収」が強化されたせいかは不明。)) だが、この土壇場で領域展延を使用する事ができるようになり、宿儺の術を中和する事が可能となった。 #center(){&bold(){術師として覚醒して二か月弱&br()異常な成長速度&br()宿儺は魅せられていた&br()再び煌々と光を放つ必死剣「処刑人の剣」&br()そして}} #center(){&sizex(4){&bold(){五条悟と並ぶほどの才能の「原石」に}}} これにより日車は猛追を仕掛けるが、日車の才能に惹かれた宿儺は容赦なく斬撃を喰らわせ両腕を切り飛ばした。 だが、ぶっつけ本番で反転術式を使用する事に成功し、右腕を生やして宿儺の不意を突き掌に剣を刺した。 しかし、宿儺は事前に掌を自らで切断しており、カウンターとして斬撃を腹に喰らって致命傷を負ってしまう。 それでも最後まで自分に課せられた役割を果たす為、最後に虎杖の目を真っ直ぐ見て剣を託して倒れた。 #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){それでいい………}}}} ……そして決戦終了後。 #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){……生き残ってしまったと言うべきだろうな}}}} &b(){生きてました。} 直後に憂憂に回収されたため治療を受けられたようで、左腕こそ戻らなかったようだが奇跡的に生還した。 当然呪術界がこの才能を見逃すはずもなく、殺人罪の掛けられた日車を不起訴にするなど圧力をかけているが、本人が自分は公正に罰を受けるべきだと考えているため手段を練りながら過ごしている模様。 } *余談 ---- 名前に付けられている「日車」とはヒマワリの別名。 ヒマワリは弁護士バッチのデザインに使用されている花である。 追記・修正はジャッジマンから無罪を勝ち取ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,35) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 必殺抜いた必中のみ領域ってことは簡易他使えば裁判開廷しても質疑応答できずにやり過ごせるのかな -- 名無しさん (2022-01-19 10:02:23) - この場合の必中は「暴力その他に訴えず質疑応答をしなくてはならない」というルールの強制で、裁判の一連の流れ自体は普通の術式なので簡易領域等でも裁判の進行を止められないと思う。ただ、黙ってやり過ごせないだけで暴力無効化を無効化して自分の領域で暴力無効化された日車を一方的にボコって解除させることはできると思う。 -- 名無しさん (2022-01-19 19:03:25) - 原作未見だから「『没収+死刑同時成立』状態、『敵特殊能力強制封印+自身防御無視即死武器取得』と能力自体は強力だけど、相手次第では『特殊能力抜きでも身体能力はやたら高く必死に逃走を試み走り去る相手を、“当たれば”必殺の剣を引っ提げドタドタ追い回す羽目に』なんて能力の強力さ・凶悪さに反してやたらマヌケな絵面になってしまいそう」とか浮かんでしまった…… -- 名無しさん (2022-01-19 19:14:59) - むしろ簡易使用中は開廷自体できなくなって「裁判の一連の流れ」しか術レパートリーない日車は領域消して殴る蹴るしかできなくなったり? -- 名無しさん (2022-01-19 19:25:50) - 没収が伏パパや真希パイに適用されたらどうなるんだ…? -- 名無しさん (2022-01-19 20:40:48) - さすがメロンパンが選りすぐっただけあって強い、非術師でも術師に転化したやつらは強者ぞろいだ、あの順平だって虎杖相手じゃなかったら勝ってただろう、虎杖の鉄拳に耐えられるしあのクラゲ -- 名無しさん (2022-01-19 20:42:08) - この人の過去回想話で弁護担当した被告の兄ちゃんが本当に無実だったのか実はやっぱり真犯人だったのかを読者にも明らかにしなかったとこがなにげに気に入っている。まるで裁判のように肝心な真実全ては分からないままそれでも与えられた情報だけであの話のモブに至るまでの各登場人物の評価を読者に迫るのが呪術らしい厭らしさで。 -- 名無しさん (2022-01-19 20:56:19) - 如意棒ならぬ、如意ガベルが裁判術式の付属品にしては無体な性能すぎる、便利すぎだろあれ -- 名無しさん (2022-01-19 21:01:38) - 目覚めるきっかけになった過去の弁護話、しれっと語られたけど普通にクォリティ高かったよね。冤罪物のドキュメンタリマンガ読んでる気分になったわ。 -- 名無しさん (2022-01-19 21:43:15) - わずか1話で読者を虜にした男 -- 名無しさん (2022-01-20 04:18:23) - これ、おにぎり先輩に使うと「黙れ」で陳述も判決も下せないで詰むのでは? -- 名無しさん (2022-01-20 20:14:17) - ↑呪言は基本的に対象に対して物理的に作用するから、無理やり口を塞ぐ=暴力行為扱いになって効果が無い可能性 -- 名無しさん (2022-01-20 20:41:25) - モデルは逆転裁判の成歩堂かなぁ? -- 名無しさん (2022-01-21 04:23:51) - ジャッジマン出した上で裁判官と検察官殺したって事は、あの二人は裁判する上で何か法に抵触するような手段を取ってたんだろうな。被告を殺してないって事は普通に冤罪だった可能性が高いか -- 名無しさん (2022-02-24 20:10:59) - ↑それも分からんけどね。仮に手段が不当でも「他に犯人がいると知りながら被告人を犯人に仕立てようとした」のか冤罪の項目にもある「犯人に違いないと思い込んでたからそういう判決に持ってこうとしてた」のかは分からんし。あと誅伏賜死じゃ被告人が有罪だと分かる可能性はあるが、ものすごいレアケースに当たらん限り無罪と確信できる運用法はまずない。 -- 名無しさん (2022-02-24 21:06:09) - あと、多分だけど回想での日車のキレどころっていわゆる少年漫画的な正義の執行がなされない事への憤りじゃないだろうからなあ。そもそも彼自身、被告人が絶対に無罪だと確信していた訳ではない。職業上の義務と本人の理念としてそう信じることを自分に課して弁護活動行ってはいるけども。 -- 名無しさん (2022-02-24 21:18:16) - ↑×3連投スマン。「それは分からん」と言いたかったのは、「殺されなかったのなら被告人が冤罪の可能性高い」って部分ね。裁判官と検事が「(どういう動機であれ)何らかの法に抵触する手段取っててそれを暴かれたのが理由で日車に殺された」ってのは俺もそのとおりだと思う。 -- 名無しさん (2022-02-24 21:37:34) - 領域展開のとき掌印結ぶ描写がないのが気になる。ガベルカンカンが印の代わりなのかな? -- 名無しさん (2022-04-10 00:21:01) - なんらかの呪術に対しての教えを外部から受けていたら、展開時の掌印も具体的なものがあったのかもしれないと思う。 -- 名無しさん (2022-05-30 09:36:27) - 秤先輩と同じく無害故に術式発動が早く、押し合いにも強いなら過去術師とも普通に戦えたんだろうな -- 名無しさん (2022-08-14 15:25:39) - ジョジョのSBRであったジャイロの「納得は全てに優先するっ!」という思考回路を持ってる気がする。 -- 名無しさん (2022-10-10 20:03:06) - 閉じない領域を習得しそうな雰囲気がある -- 名無しさん (2023-06-24 12:58:28) - 宿儺vs五条戦でモニタールームにいるよね?その前にそこに集まった描写あったっけ?覚えがない -- 名無しさん (2023-07-19 21:33:21) - この世界、ノーカラテノーニンジャのように術式の性能だけに頼ったキャラが少ないから術式奪っただけではイージーウィンできないんだよね -- 名無しさん (2023-10-06 19:54:11) - 術師として鍛錬積めばデスペナルティを必中必殺にできる日も来るんだろうか -- 名無しさん (2023-11-11 23:52:22) - 虎杖の判決が二審止まりだったから、宿儺を巻き込んで3審しよう、ってのは上手いと思ったわ -- 名無しさん (2023-12-04 20:19:33) - 宿儺巻き込めたけど、日付が・・・・・ 死刑出来ないのでは? -- 名無しさん (2023-12-04 22:19:34) - メタ的なこと言っちゃうと宿儺戦周りでの虎杖の意味深描写のせいで死刑とれても殺せはしないだろうなって… -- 名無しさん (2023-12-05 19:07:22) - 正直、国籍どころかとっくに人間ですらない宿儺は裁判にかけられるのか?とは思う -- 名無しさん (2023-12-10 21:22:52) - 有罪くらっても呪具持ってれば身代わり可能って欠点も、死滅回遊だと参加者全員が一般人ボディからのスタート(呪具なんか持ってない)だから問題にならなかったわけか。なるほど -- 名無しさん (2023-12-18 01:57:33) - あれだけ事前会議の様子を描写されると「高専サイドのメンツの誰か一人くらい呪具が没収対象になる可能性に思い至らんの?」とか「一か月あったんだし影響出ない範囲で事前に試せばいいじゃん」とか「六眼なら術式見抜けるんだから五条教えてやれよ」とかツッコミどころは色々あるけどね。あー、でも一回没収したあと撤回しての術式返還ができるのか全く描写ないから、そもそも試しの利く術式か不明なのか -- 名無しさん (2023-12-25 10:17:37) - それならそれで全くの戦力外状態の三輪辺りで試せばいい話でわざわざあの場に出した理由付けもできるし結局のところガバい印象は拭えないかなぁ。直接攻撃しなきゃ大丈夫なのは領域に殺傷力がないこととか術式持ってない虎杖とかで分かりきってる訳だから問題もないし -- 名無しさん (2023-12-27 10:54:48) - 宿儺が呪具持ってるなんて事前情報は高専側にはなかったはずだが -- 名無しさん (2023-12-27 14:12:49) - 天使がいるから一応「平安時代の宿儺は御厨子と呪具2種で戦ってた」までは情報としてある。現代で呪具用意できたことと誅伏賜死の効果検証不足はまあ誤算だったね -- 名無しさん (2023-12-27 14:32:29) - 宿儺は呪具に適用されるとどこで気づいたのかの方が気になるな -- 名無しさん (2023-12-27 17:25:23) - 虎杖か -- 名無しさん (2023-12-28 22:56:28) - ↑失礼 虎杖が没収食らった時に内から観察して気づいたとかかね?てか処刑人の剣に宿儺が興味示してるのが気になる。 -- 名無しさん (2023-12-28 22:59:22) - 没収が呪具に適用されたの、最初はえー…って思ったけどよくよく考えるとフーガも神武解も一撃絶命レベルだし結果オーライなんじゃ? -- 名無しさん (2023-12-31 09:49:08) - ↑ クソやばい斬撃や領域展開と呪具一個ではちょっと差が…そりゃあないよりはましだけど -- 名無しさん (2023-12-31 22:30:12) - 楽になろうとすんじゃねえよ -- 名無しさん (2024-01-02 17:43:29) - 呪具にしたって天逆鉾みたく術式効果持ってるやつと、游雲みたく効果がなく呪力の塊なやつとがあるわけだけど、両方持った状態で「没収」食らったらどっち持ってかれるんかね。単行本でいいから「没収」の優先順位は明かしてほしいところ。 -- 名無しさん (2024-01-09 13:31:44) - 目に見えて「凶器」って判断できるものを持ってくんでね?「術式」だと直接の殺傷力無いのもあったりすでややこしいし -- 名無しさん (2024-01-13 22:23:35) - 真希センの眼鏡なんかも設定上「呪具」らしいからな...それこそ伏黒宿儺がオシャレに目覚めて呪具眼鏡つけてた場合、真っ先に眼鏡ボッシュートされて裸眼にされる可能性がありうるわけだ。 -- 名無しさん (2024-01-15 10:36:31) - 虎杖の裁判なのに「真犯人は宿儺だった!だから宿儺は死刑!」と死刑判決出すのはどうなの?普通は起訴からやり直しでは? -- 名無しさん (2024-04-20 13:15:10) - ↑244・245話で出ているけど日車が「俺から再審請求を出して、宿儺を共同被告人にすれば同じ罪状で裁判を続けることは不可能じゃない」と説明している。日車が「(要約)渋谷の大量虐殺は虎杖の虚偽の自白」としたことで宿儺が虎杖の体を則って虐殺を行った経緯と両面宿儺の残虐性を記した史実が証拠が生成されている。で、渋谷虐殺は宿儺の技量があって初めて成立することになる=宿儺にしかできない・術式が無い虎杖には出来ないことが判明したので後は宿儺が心神耗弱・喪失にならなければ生成された証拠で「死刑」は取れるはずだった。けど、宿儺が「小僧の中でルールは把握したから早く剣出せ」って挑発したので議論過程すっ飛ばして「没収」「死刑」になっただけ。この裁判は「新しい証拠=宿儺の関与」が見つかったのでやり直しの三審。 -- 名無しさん (2024-04-20 13:45:13) - 呪術においては死後強まる念って概念があるんですよ(まあ日車は気絶しただけなんでこの件とは特に関係ない話ですが) -- 名無しさん (2024-09-16 08:49:30) - 気に入らないからタヒ刑は草 -- 名無しさん (2024-10-27 20:16:44) - 今更だけど虎杖の死刑判決って少年法51条に引っ掛かるよね -- 名無しさん (2024-12-01 00:57:57) - 当時は「呪具からの没収があるかくらい試しとけ」と言われてたけど、経験不足だけじゃなく宿儺が神武解を手にしたのが直前だったし予測は無理よね -- 名無しさん (2025-01-07 20:35:11) - この人の能力かなり強かった -- 名無しさん (2025-01-07 20:44:34) - ↑カムトケ入手は直前ではなくカシモ戦なので、没収の優先順位は呪具→術式が事前に検証できてれば「日車投入はカムトケ剥がしてから」ってプランを微調整してたと思われます -- 名無しさん (2025-01-07 20:45:49) - どうやって剥がすんです? -- 名無しさん (2025-01-07 21:57:42) - おら早くやってみろよみたいなノリで判決受けたけど実際御厨子取られてたらだいぶ厳しかったのでは -- 名無しさん (2025-01-07 22:07:08) - 殺人に関して不起訴になったのは圧力もそうだけど、少なくとも当時の表の法では呪殺等の超常現象による殺人を認めてないから起訴しようが無いってのもありそう。本編後に法律が改訂されたかもしれないけど法の不遡及かあるから結局罪に問えないんだろう -- 名無しさん (2025-02-17 21:33:51) - 即死とマホトーンなので、味方ではメタ的にどうやってもまともに当てさせてもらえない枠。ハズレ罪状引いて半端に剥奪した方が貢献できたまである -- 名無しさん (2025-03-17 11:58:22) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/01/19 Wed 09:41:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){君は服を着て風呂に入ったことがあるか?}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){思っていたより 気持ちがいい}}} &ruby(ひぐるま){日車} &ruby(ひろみ){寛見}とは、[[漫画]]「[[呪術廻戦]]」の登場キャラクターの一人である。 ---- 目次 #contents ---- *概要 ---- 修習59期元岩手弁護士会所属の現役弁護士。36歳。風貌は冷めた雰囲気を帯びた四白眼と短髪の男性。 T大法学部受験や法科大学院導入前の旧司法試験といった難関受験を&bold(){全てストレート通過してきた}[[天才]]。 一方で、司法修習生時代に裁判官の道を勧められながらも、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「出世には興味がない自分には向いていない」}}という理由で断るなど野心や名誉欲はかなり希薄である。 元々はどんな逆境にもめげず、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「助けを求め縋りついてきた手を振り払わない様に自分だけは目を開けていたい」}}という信念を掲げる高潔な弁護士だった。 しかし、法制度の限界を掻い潜るしがらみや結論ありきで進められる裁判、同じく予断による[[マスコミ>マスゴミ]]やネットユーザーをはじめとした世間からのバッシング、敗訴した被疑者からの非難の視線等に晒され続ける中で遂に理性の糸が切れ、裁判中の法廷で突如術式を発動。 裁判官と検事の2名を殺害すると、[[岩手>岩手県]]を離れ&bold(){「[[死滅回游>死滅回游(呪術廻戦)]]」}に参加する呪詛師(泳者)へと転落した。 登場時点で102ポイント取得済み。うち100点をルール10追加のため、1点を虎杖に譲渡し、現在の持ち点は1。 参加結界は[[東京>東京都]]第1。 *性格 ---- 一人称は&bold(){&color(#cccccc,#000000){「俺」}}。 元々生真面目で高潔な性格だった反動なのか、泳者となってからはかなりダウナー寄りの性格になった。 また&bold(){「これまでやってはいけないと思い込んでいたもの」}への好奇心とチャレンジ精神にも目覚めており、スーツを着たまま劇場内で風呂に入るなどの奇行を見せるようになった。 本人曰く&bold(){&color(#cccccc,#000000){「30半ばを超えてグレてしまったわけだ」}}。そのため堅物そうな風貌や表情に反してわりとジョークも言う。 102という大量のポイントは、最初に殺した裁判官と検事のものを除くと&bold(){全て襲ってきた泳者を返り討ちにして稼いだポイント}で、日車本人には積極的に人を殺してポイントを稼ごうという気も希薄な様子。 ただし、&bold(){「時に法は無力」}という諦観から、人間の手を介さない法執行の可能性を持つ&bold(){&color(#cccccc,#000000){死滅回游の&ruby(システム){結界術}}}には期待と興味を抱いている。 ゆえに、自ら好んで戦いはしないが、&ruby(システム){結界術}運用を観察するため死滅回游の早期終結は拒むという、積極的な参加意欲を持つ穏健派のスタンス。 *戦闘能力 ---- #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){気に入らない奴をブチ殺したことはあるか?}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){思っていたより 気持ちがいいぞ}}} &bold(){&color(red){僅か12日間の独学によって1級術師と遜色ない実力となるほどの、類まれなる呪術の才能}}を持っていた逸材。 &bold(){最初から領域展開が付属した自らの生得術式}を独力で解析して結界術の基礎を習得し、さらにその結界術からの逆算で呪力操作まで会得した。 つまり、&b(){いきなり渡された超高等応用技術を出発点に逆算を重ねて自分で基礎理論を構築する}という、チートを通り越した離れ業をやってのけている。 その後はコロニーに入る前の段階で多くの呪霊を返り討ちにして実戦経験を積んだ様子。 加えて才能に驕ることもなく、呪力を封じられながらもなお真っ向から戦える虎杖を危険視し、初手から全力で潰すことを即決する判断力も兼ね備える。 戦闘では後述の領域で有罪判決を喰らい、弱体化・無力化された敵をガベルで叩き潰す戦法を得意とする[[トリッキーなパワーファイター>伏黒甚爾(呪術廻戦)]]。 これらの要因から、現代の新米術師にもかかわらず、[[レジィ>レジィ・スター(呪術廻戦)]]からは[[鹿紫雲>鹿紫雲一(呪術廻戦)]]と並ぶ&bold(){&color(black,#b8b941){「ズ抜けた強者」}}と認定。 ナレーションには&bold(){「五条悟に並ぶほどの才能の原石」}と評されている。 **&bold(){&ruby(ちゅうぶくしし){誅伏賜死}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){やり直しだ}}} 日車の生得術式にして&bold(){[[&color(red){領域展開}>領域展開(呪術廻戦)]]}。 風景は四方をギロチン台で囲まれた法廷。 この領域は&bold(){「術式の必中」}にのみ焦点を置いた平安期の領域のタイプであり、[[&bold(){「術式を説明する」}という縛りを加える>ゲンスルー]]ことで運用している。 内容は「標的を被告人として提示された罪状を巡って弁論を交わし、日車側が有罪判決を勝ち取れば量刑に応じた様々な&ruby(ペナルティ){刑罰}を科すことができる」というもの。 結界内では、弁論以外の一切の暴力行為が無効化される。 ジャッジマン(後述)が裁判内容を提示すると、日車の手元に証拠が封じられた封筒が具現化され、まず被告が提示された罪状の疑いに関する陳述を行った後、日車側が封筒を開示し証拠を踏まえて反論を行う。 被告が行える陳述は&bold(){「黙秘」「自白」「否認」}の3パターンだが、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「皆が真実を述べるなら裁判など必要ない」}}という日車の考えもあり、陳述内容は虚偽であっても構わない。 この術式は真実を暴くことが主眼ではなく、判決はあくまでも両者の答弁の妥当性によって下されるため、本来は有罪の被告人が巧妙な偽証で無罪を勝ち取ることも、逆に日車が無罪となるべき被告人を有罪に持ち込むことも理論的には可能。 そのため、被告人となる者は裁判の各原則と日本の法律を把握し、その上で受け答えする必要がある。 法解釈に関しては基本的に術者である日車の主観が軸となっているようで、現行法では解釈が難しい・対応していない事柄に対する判断であっても日車が法的に「あり得る」と思えばそうなる可能性が発生する。 やろうと思えば罪のなすりつけにも使えてしまいそうな特性だが、高度な法的知識と日車自身の人柄もあって逆に日車自身に不利な解釈であっても通してしまう弱点にも繋がっている。 発動時は呪印を結ぶ代わりに、武器としても使用するガベル(後述)を打ち鳴らす。 **&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){ジャッジマン}} #center{&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){虎杖悠仁は18歳未満にもかかわらず}} &bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){ 2017年7月16日 宮城県仙台市のパチンコ店「マジベガス」に客として入店した疑いがある}}} 日車の式神。 &bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){眼が縫い合わされた天秤を模した黒い人型}}という日車の信念を皮肉るようなデザインが特徴。 領域内での裁判の進行を担当し、裁判の議題となる罪状の提示、及びその&bold(){「証拠」}を具現化するのもジャッジマンの役目。 そして、被告人の陳述より日車の反論のほうが妥当であると認めるか、或いは被告人が自ら罪を認めれば、六法に基づき判決を下す。 他にも、受肉体の中にある複数の魂も個別に識別した上で判決を下すことが可能。 裁判を模した術式ゆえに、日車、標的ともに両者合わせて2回までやり直しを求めること((三審制度による、高等裁判所への「控訴」と最高裁判所への「上告」。もっとも、現実に上位裁判所での審議が行われるのは新たな論拠や証拠が提出された場合に限られ、そうでなければ「却下」となる。また、新たな証拠はないが、そもそも審議が不十分だったと認める場合は、「差し戻し(判決を出した下位裁判所に審議のやり直しを命ずること)」となる))が許されており、ジャッジマンはこの請求を拒まないのが術式の弱点。 ただし、現実の裁判とは異なり、&bold(){提示される罪状はまた新しく変化する}。((ただし、これは敗訴した側が判決を不服としてやり直しを要求した場合であり、勝訴した側がやり直しを求めた場合、前の罪状を引き継いで裁判される))。 ジャッジマンは結界内の両者の過去を全て知るが、あくまで裁判長ポジションとして&bold(){&color(red){完全中立の立場。}} 裁判の起訴内容の決定について使役者である日車に有利な忖度は一切行われず((第二審は虎杖が自ら罪状を認めたため一方的な展開になったが、仮に虎杖に争う気があったなら「証拠」の内容も含め日車側に極めて不利なものである。))、事前に具現化した「証拠」以外の情報共有も一切行われない((ただし、「証拠」の内容は開封前から日車に知らされており、その説明は被告人には為されない))。 #openclose(show=※判決内容){ ・&bold(){&ruby(コンフィスケイション){没収}} ジャッジマンが下す有罪の刑罰の一つ。 対象の術式を一時的に剝奪し、術式を使用不能の状態に変えてしまう。 &bold(){&color(#cccccc,#000000){「術式が使用できなくなると基礎的な呪力操作もグダグダになることが多い」}}とは日車の談。 元々被告人が生得術式を使えない場合は、呪力が練れなくなり呪力そのものが使用不能と化す。 ちなみに本来は付加刑であり、単体では適用されないらしい。また被告人が呪具を所持していた場合、没収が適用されるのは呪具の方となる。 ・&bold(){&ruby(デス・ペナルティ){死刑}} ジャッジマンが下す有罪の刑罰の一つ。 領域が解除される代わりに、ガベルが&bold(){「処刑人の[[剣]]」}に変化。これで斬られた者は&bold(){&color(red){例外なく死ぬ。}} さらには「没収」も同時に適用されるため、相手は術式を使えない状況下で剣に対処する必要がある。 この剣には現代の領域展開と同じく、術式による効果を与える『必殺』が付加されているが、領域展開そのものに結び付けられた物ではない。((おそらくは「裁判」と「処刑の執行」はあくまでも別のフェーズという日車の認識が関わっていると思われる。)) 剣が与えられた時点で領域は解除されて現実空間に戻ってしまうため、真人の自閉円頓裹のように領域内に存在する敵にいつでも即死を与えられる『必中必殺』の効果にまでは至っておらず、日車が&bold(){自力で対象に当てる必要がある}。 また即死効果は死刑判決を下された相手にしか発生しない。 } 上記のように場合によっては一方的な展開に持ち込める反面、術式には欠点がいくつか露呈している。 #openclose(show=※誅伏賜死の欠点){ ・&bold(){新しく生まれた術式のため現在進行形で検証中である} 作中で「相伝術式のメリットは術式の詳細がわかっていること(曰く術式の説明書)」という解説を行われたが 五条、禪院、加茂の御三家が得意とする術式のように数十年~数百年にも渡って幾人も同じ術式を使用することで積み重ねてきた経験値が存在していない。((五条は無下限呪術の秘伝たる「茈」の存在を知っていたが、それに必要な術式反転「赫」を習得していなかったため使用出来なかった。しかし、既に術式の説明書を理解している状態であったため、「赫」の使用を可能にしたと同時に「茈」も習得している。)) 結果として日車は自身の術式を推測込みで運用している状態になっており、対宿儺戦では想定外の事象で詰めを誤るというミスを何度も犯してしまっている。 ・&bold(){ジャッジマンの融通が利かない 其の一} 作中でも触れられたとおり、ジャッジマンが被告人のどんな罪を提示するのかは&bold(){完全なランダム}で、日車にも関与できない。 それだけなら縛りの範疇とも言えるが、問題なのは提示する罪状を1つ1つ細かく取り上げること。 [[日下部先生>日下部篤也(呪術廻戦)]]の講義のとおり、現実の裁判であればより重い罪に吸収される細かい軽犯罪を、ジャッジマンは個別に提示してしまうリスクがあるのだ。 よって、宿儺のように&bold(){&color(#F54738){これまで犯した罪が大小合わせて膨大過ぎる}}相手を標的にした場合、逆に死刑に持ち込める確率が下がり、賭けに近くなっていく。 おまけに、一審・二審・三審の都度ごとに提示される罪状が変更されるのも問題である。 日車側もやり直しができると考えれば有利な効果にも見えるが、実際には&bold(){&color(#F54738){これまで犯した罪が大小合わせて膨大な}}被告人ほど、重いペナルティの取り消しを図れるという効果のほうが遥かに大きくなる。 一応、前の裁判を踏まえた再審請求を駆使すれば起訴内容をコントロールすることは可能とは言え、これは再審請求するのが「最高刑である&ruby(デス・ペナルティ){死刑}まで勝ち取った」原告側であれば、という前提((最高刑まで勝ち取っていた側からの再審請求には本来メリットがなく、事実上自分が誤っていたと認めての権利譲渡となるため。))があり、使える状況が極めて限られるうえに有用性は高くない。 ・&bold(){ジャッジマンの融通が利かない 其の二} 完全中立な存在……と言えば聞こえは良いのだが、実際は被告人の言質さえあれば答弁をすっ飛ばして速攻で死刑判決を下す、裁判官として大変タチの悪い挙動になってしまっている。 本来の裁判では、被告人が罪状を認めたからと言って、審議もなく即座に有罪判決を下すことは有り得ない。 だが、作中では、自分を乗っ取った宿儺による大量虐殺に責任を感じている虎杖が「自分がやった」と自白した瞬間に%%すげえ怖いブチギレ顔で%%即死刑判決を下している。 正直、ジャッジマンと言うよりも&bold(){&color(#F54738){罰を与えることを目的としたエクスキューショナーである。((もっとも、誅伏賜死を「裁判を模した縛りによってバフ・デバフを与える戦闘目的の搦手用術式」と解するのであれば、積極的により重い判決を下そうとするジャッジマンの挙動は必ずしも術式の目的から逸れているとは言えない))}} 問題は、使役者である日車の納得すらも置き去りにしている事で、これにより&bold(){&color(#F54738){術式の使用者に心理的な負い目やしこりを残す}}という欠点として顕れた。 つまりこの術式は、清廉な人間であろうとするための指針となる「法律」を基準にしていながら 「&bold(){俺が気に入らないからお前は死刑!}」という自己中心的なことを平気でやれる外道にこそ向いている困った術式なのである。 ・&bold(){日車自身の戦闘経験の少なさ} 上記の問題点を内包する一番の欠点。 五条悟に並ぶ才能を持ちうる天才のため、対宿儺戦のように追い詰められるくらい互角の戦いをしたことがない。((虎杖との戦いは自分から矛を収めただけで、日車さえその気なら処刑人の剣を当てることも可能だった。)) 極論、ガベルで相手を叩き潰すというシンプルな戦い方だけでこと足りていたこともあり、術式の詳細も含めて日車は知る機会を得ることがなく、逆に宿儺は戦闘経験の豊富さから&bold(){没収から処刑人の剣の効果まで完全に読み切ってしまっていた}。 } **装備 ・&bold(){ガベル} 日車の呪力で具現化したガベル((アメリカの法廷や議会において、号令や勧告として打ち鳴らすために裁判長、議長が持つ木槌のこと。『[[逆転裁判シリーズ]]』でサイバンチョが折につけてカンカン打ち鳴らしているアレ。「裁判の象徴」的なイメージに反し日本の裁判制度には存在しないもので、国内では参院会議でのみ慣例的に使用されている。))。 側面部に十字架のレリーフがあるのが特徴。 ガベルは柄の長さも含めてサイズを自由に可変可能で、戦闘に耐えうる特大サイズから通常の裁判で用いられるサイズまで調節が効く。 単純なサイズ変更の他にも鞭のようにしならせてガベルの頭の部分で相手の腕に巻きつかせて体勢を崩させる小技も行使することができる。 呪具の類ではなく呪力で構築されている代物であるため、たとえ手元から離れても瞬時に消して再び手元に具現化させられる。 手元から離れていなくても左手から右手、右手から左手へと瞬時に移動させることもできるので攻撃を外しても外した直後に空いている片手に移動させて間を置かずに攻撃し、ガベルを持っていた元の手に移動して再び攻撃といった戦法を取ることで疑似的な二刀流(二槌流)を行使することができる。 また、普通なら領域展開を解いた直後は生得術式が焼き切れ使用困難になるが、このガベルに関しては領域を解いた直後も問題なく使える。 これは恐らく、&ruby(デス・ペナルティ){『死刑』}の執行など領域の解除後も使われる前提の武装として術式に組み込まれているためと思われる。 総評すると『サイズ可変によるリーチと破壊力の可変が可能』『小技が効く』『武器を失うリスクと奪われるリスクが皆無』『[[飛び道具]]にすることができる』といったように非常に痒い所に手が届いてくれる柔軟で万能な武器であり戦闘未経験者の日車の弱点を見事に補完している。 **その他技術 ・&bold(){領域展延} 自分だけを包み込む領域により相手の術式を中和しダメージを抑える防御の技巧。 &bold(){術師になって2ヶ月弱}で会得したことが彼の才能を物語る。 更には展延を挿んだ後に術式効果を再開(即ち術式の「解除」ではなく「中断」)して処刑人の剣の消滅を回避する芸当を見せ、宿儺によると&bold(){&color(#cc0000,black){(俺に近いレベルで術式を運用できている)}}との事。 ・&bold(){反転術式} 宿儺によって斬撃で両腕を切り飛ばされた際に、土壇場で使用する事が可能に。 片腕だけだが再生してみせた。 *活躍 ---- **死滅回游 東京芸術劇場で着衣入浴に興じていたが、そこへ甘井に案内された[[虎杖>虎杖悠仁(呪術廻戦)]]が登場。彼から&bold(){「&ruby(ルール){総則}」}の追加を要求されるもそれを断り、戦闘に突入する。 開幕早々に領域展開&bold(){「&ruby(ちゅうぶくしし){誅伏賜死}」}を発動する日車。 未成年でありながらパチンコ店に客として入店した件を罪状として提示された虎杖は、思案の末に&bold(){&color(#cc0000){「トイレを借りに入っただけだ」}}と弁解するも、提示された「証拠」は景品交換所で金品を受け取る自身を写した防犯カメラの映像(日時入り)。 &bold(){「パチンコ店への入店は自分で認めたうえで、その直後に隣接する交換所で金品を受け取っていたため、トイレを借りただけという陳述は虚偽と認められる」}として有罪判決を受け、「没収」によって呪力が使えなくなってしまう。 弱体化した虎杖をガベルで滅多打ちにする日車だが、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「壊れない人形」}}とまで称する程の頑丈さはどうにもできず、お互い決定打に欠く状況が続く。 そうしているうちに、日本の裁判制度について頭を絞った虎杖が「控訴」を思い立ち、これを宣言。再び舞台は裁判所に変化する。 二審に挑む虎杖だったが… #center{&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){虎杖悠仁は2018年10月31日 渋谷にて大量殺人を犯した疑いがある}}} #center{&bold(){&color(#cc0000){あぁ 俺が殺した これは嘘でも否定でもない}}} #center{{&sizex(4)&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){「有罪」「没収」「死刑」}}}} さらに状況が悪化した虎杖だが、この時点で日車には戸惑いが生じていた。 ジャッジマンから提出された証拠。それは[[虎杖の中に巣食う悪魔>両面宿儺(呪術廻戦)]]の存在、そしてそこから連想される「渋谷事変」の真相。 お互いの射程距離に入った瞬間……日車は術式を解除し、虎杖の拳を真正面から受けた。 #center{&bold(){&u(){[[&color(#cccccc,#000000){刑法39条}>刑法第39条]]}&color(#cccccc,#000000){1項だ}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){弁識能力と制御能力いずれかが欠けていると心神喪失となる}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){渋谷での君は宿儺に肉体を乗っとられていた}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){つまり制御能力がなかった}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){自発的に制御能力を放棄したわけでもない}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){つまり}}} #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){無罪だ}}}} #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){君に罪はない}}}} それはジャッジマンではなく、日車寛見が下した判決。 それでも、「俺が弱いせいだ」と譲らなかった虎杖にそれ以上を追求せず、&bold(){&color(#cccccc,#000000){「オマエのような弱さを持つ人間がまだまだいるのかもしれん」}}という期待を抱き、ルール追加の権利を譲渡した。 総則10「泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる」((日車はこの時、総則8との紐付けについても明言している))が承認されると、早速残る2点のうち1点を虎杖に譲渡する。 虎杖からは共闘を持ち掛けられるがこれは拒否し、結界が開けたら岩手での裁判官・検事殺しについて自首すると言い残し、去って行った。 #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){自分の意思で人を殺したことはあるか?}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){……そうか 最悪の気分だったろう}}} **人外魔境新宿決戦 長らく消息不明であったが、いつの間にか虎杖や他の術師達と合流したようで、新宿で勃発する[[五条悟>五条悟(呪術廻戦)]]と宿儺との戦いを観戦。 [[日下部>日下部篤也(呪術廻戦)]]が解説した領域展延の仕組みに(感覚としては理解できる)と独白するなど、変わらず高い才覚を窺わせる。 #openclose(show=最強vs最強の後(ネタバレ注意)){ だが五条、続く[[鹿紫雲>鹿紫雲一(呪術廻戦)]]の敗北により虎杖と共に戦地に投入され、宿儺に立ち向かう。 実は事前に、当たれば例外なく即死の「処刑人の剣」を発動させる為に「宿儺を死刑判決にする」方法について考えを巡らせていた。 余罪全てを同時に追求すれば間違いなく死刑判決。だがジャッジマンは罪状一つ一つに対して裁判を行う都合上、本来の裁判ならより重い罪に吸収される細かい軽罪について言及される((人を殺傷した事件に対し「殺人罪」ではなく「衣服等所持物を破壊した器物損壊罪」で起訴される等))恐れがある。 更には現代に蘇る以前の罪状と、時効の有効性を問われる可能性にも言及し、殺人の時効が廃止された現行法、罪を犯した当時の時効を有効とした判決、本来の宿儺の時代である平安時代の法律等あらゆる角度で%%ミルクボーイ構文を交えながら%%検討した結果、総合的に「確実性に欠く」という結論に至る((ジャッジマンが日車の式神である以上、日車自身が疑問に思う点はジャッジマンにも反映されるだろうという判断から))。 その瞬間、虎杖が思いついた確実な方法、それは…… #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){虎杖}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){やり直しだ}}} かつて虎杖に行われた二審の判決を、被告の虎杖ではなく原告の日車自身が不服として上告。 三審を行うことで宿儺を巻き込み、真犯人として告発することであった。 #center{&bold(){&color(GHOSTWHITE,BLACK){虎杖悠仁は2018年10月31日 渋谷にて大量殺人を犯した疑いがある}}} #center{&bold(){&color(#cccccc,#000000){彼は殺していない}} &bold(){&color(#cccccc,#000000){二審での自白は重い責任感に駆られ出た虚偽のものだ}}} #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){真犯人は……}}}} 処刑人の剣への興味を持った宿儺。だが&bold(){&color(#cc0000,black){「長い」}}と日車の話を一蹴した事で自身の弁解をしなかったこともあり、判決は有罪。 これにより宿儺に対する「術式の没収」と「死刑」が確定した。 五条との戦いで十種影法術の機能を失ってると考え、没収は御厨子に適用されると思ったが、何と宿儺が[[万>伏黒津美紀(呪術廻戦)]]から受け取った&bold(){呪具の「神武解」に適用されてしまい}、肝心の術式が奪えずそのまま戦闘継続に。((日車本人は(俺の戦闘経験の浅さがここで出た)とのことなのでこの事象については把握してなかった模様。)) 他の術師達の援護を受けるも処刑人の剣は宿儺に届かず、吹き飛ばされてしまい絶体絶命の状況に追い込まれてしまう。((また、「決戦前に高専側が呪具が封印されるかどうか確かめれば良かった」と言われるが領域を閉じた後も呪具が使えるかどうか確信が無いため無暗に領域展開を使用できない可能性が想定される。))((その後、第248話で没収された神武解そのものが消滅したことが判明した。ただし、元々「没収」にそういう効力があるのか日車の死後に強まった呪いで「没収」が強化されたせいかは不明。)) だが、この土壇場で領域展延を使用する事ができるようになり、宿儺の術を中和する事が可能となった。 #center(){&bold(){術師として覚醒して二か月弱&br()異常な成長速度&br()宿儺は魅せられていた&br()再び煌々と光を放つ必死剣「処刑人の剣」&br()そして}} #center(){&sizex(4){&bold(){五条悟と並ぶほどの才能の「原石」に}}} これにより日車は猛追を仕掛けるが、日車の才能に惹かれた宿儺は容赦なく斬撃を喰らわせ両腕を切り飛ばした。 だが、ぶっつけ本番で反転術式を使用する事に成功し、右腕を生やして宿儺の不意を突き掌に剣を刺した。 しかし、宿儺は事前に掌を自らで切断しており、カウンターとして斬撃を腹に喰らって致命傷を負ってしまう。 それでも最後まで自分に課せられた役割を果たす為、最後に虎杖の目を真っ直ぐ見て剣を託して倒れた。 #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){それでいい………}}}} ……そして決戦終了後。 #center{&sizex(4){&bold(){&color(#cccccc,#000000){……生き残ってしまったと言うべきだろうな}}}} &b(){生きてました。} 直後に憂憂に回収されたため治療を受けられたようで、左腕こそ戻らなかったようだが奇跡的に生還した。 当然呪術界がこの才能を見逃すはずもなく、殺人罪の掛けられた日車を不起訴にするなど圧力をかけているが、本人が自分は公正に罰を受けるべきだと考えているため手段を練りながら過ごしている模様。 } *余談 ---- 名前に付けられている「日車」とはヒマワリの別名。 ヒマワリは弁護士バッチのデザインに使用されている花である。 追記・修正はジャッジマンから無罪を勝ち取ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,36) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 必殺抜いた必中のみ領域ってことは簡易他使えば裁判開廷しても質疑応答できずにやり過ごせるのかな -- 名無しさん (2022-01-19 10:02:23) - この場合の必中は「暴力その他に訴えず質疑応答をしなくてはならない」というルールの強制で、裁判の一連の流れ自体は普通の術式なので簡易領域等でも裁判の進行を止められないと思う。ただ、黙ってやり過ごせないだけで暴力無効化を無効化して自分の領域で暴力無効化された日車を一方的にボコって解除させることはできると思う。 -- 名無しさん (2022-01-19 19:03:25) - 原作未見だから「『没収+死刑同時成立』状態、『敵特殊能力強制封印+自身防御無視即死武器取得』と能力自体は強力だけど、相手次第では『特殊能力抜きでも身体能力はやたら高く必死に逃走を試み走り去る相手を、“当たれば”必殺の剣を引っ提げドタドタ追い回す羽目に』なんて能力の強力さ・凶悪さに反してやたらマヌケな絵面になってしまいそう」とか浮かんでしまった…… -- 名無しさん (2022-01-19 19:14:59) - むしろ簡易使用中は開廷自体できなくなって「裁判の一連の流れ」しか術レパートリーない日車は領域消して殴る蹴るしかできなくなったり? -- 名無しさん (2022-01-19 19:25:50) - 没収が伏パパや真希パイに適用されたらどうなるんだ…? -- 名無しさん (2022-01-19 20:40:48) - さすがメロンパンが選りすぐっただけあって強い、非術師でも術師に転化したやつらは強者ぞろいだ、あの順平だって虎杖相手じゃなかったら勝ってただろう、虎杖の鉄拳に耐えられるしあのクラゲ -- 名無しさん (2022-01-19 20:42:08) - この人の過去回想話で弁護担当した被告の兄ちゃんが本当に無実だったのか実はやっぱり真犯人だったのかを読者にも明らかにしなかったとこがなにげに気に入っている。まるで裁判のように肝心な真実全ては分からないままそれでも与えられた情報だけであの話のモブに至るまでの各登場人物の評価を読者に迫るのが呪術らしい厭らしさで。 -- 名無しさん (2022-01-19 20:56:19) - 如意棒ならぬ、如意ガベルが裁判術式の付属品にしては無体な性能すぎる、便利すぎだろあれ -- 名無しさん (2022-01-19 21:01:38) - 目覚めるきっかけになった過去の弁護話、しれっと語られたけど普通にクォリティ高かったよね。冤罪物のドキュメンタリマンガ読んでる気分になったわ。 -- 名無しさん (2022-01-19 21:43:15) - わずか1話で読者を虜にした男 -- 名無しさん (2022-01-20 04:18:23) - これ、おにぎり先輩に使うと「黙れ」で陳述も判決も下せないで詰むのでは? -- 名無しさん (2022-01-20 20:14:17) - ↑呪言は基本的に対象に対して物理的に作用するから、無理やり口を塞ぐ=暴力行為扱いになって効果が無い可能性 -- 名無しさん (2022-01-20 20:41:25) - モデルは逆転裁判の成歩堂かなぁ? -- 名無しさん (2022-01-21 04:23:51) - ジャッジマン出した上で裁判官と検察官殺したって事は、あの二人は裁判する上で何か法に抵触するような手段を取ってたんだろうな。被告を殺してないって事は普通に冤罪だった可能性が高いか -- 名無しさん (2022-02-24 20:10:59) - ↑それも分からんけどね。仮に手段が不当でも「他に犯人がいると知りながら被告人を犯人に仕立てようとした」のか冤罪の項目にもある「犯人に違いないと思い込んでたからそういう判決に持ってこうとしてた」のかは分からんし。あと誅伏賜死じゃ被告人が有罪だと分かる可能性はあるが、ものすごいレアケースに当たらん限り無罪と確信できる運用法はまずない。 -- 名無しさん (2022-02-24 21:06:09) - あと、多分だけど回想での日車のキレどころっていわゆる少年漫画的な正義の執行がなされない事への憤りじゃないだろうからなあ。そもそも彼自身、被告人が絶対に無罪だと確信していた訳ではない。職業上の義務と本人の理念としてそう信じることを自分に課して弁護活動行ってはいるけども。 -- 名無しさん (2022-02-24 21:18:16) - ↑×3連投スマン。「それは分からん」と言いたかったのは、「殺されなかったのなら被告人が冤罪の可能性高い」って部分ね。裁判官と検事が「(どういう動機であれ)何らかの法に抵触する手段取っててそれを暴かれたのが理由で日車に殺された」ってのは俺もそのとおりだと思う。 -- 名無しさん (2022-02-24 21:37:34) - 領域展開のとき掌印結ぶ描写がないのが気になる。ガベルカンカンが印の代わりなのかな? -- 名無しさん (2022-04-10 00:21:01) - なんらかの呪術に対しての教えを外部から受けていたら、展開時の掌印も具体的なものがあったのかもしれないと思う。 -- 名無しさん (2022-05-30 09:36:27) - 秤先輩と同じく無害故に術式発動が早く、押し合いにも強いなら過去術師とも普通に戦えたんだろうな -- 名無しさん (2022-08-14 15:25:39) - ジョジョのSBRであったジャイロの「納得は全てに優先するっ!」という思考回路を持ってる気がする。 -- 名無しさん (2022-10-10 20:03:06) - 閉じない領域を習得しそうな雰囲気がある -- 名無しさん (2023-06-24 12:58:28) - 宿儺vs五条戦でモニタールームにいるよね?その前にそこに集まった描写あったっけ?覚えがない -- 名無しさん (2023-07-19 21:33:21) - この世界、ノーカラテノーニンジャのように術式の性能だけに頼ったキャラが少ないから術式奪っただけではイージーウィンできないんだよね -- 名無しさん (2023-10-06 19:54:11) - 術師として鍛錬積めばデスペナルティを必中必殺にできる日も来るんだろうか -- 名無しさん (2023-11-11 23:52:22) - 虎杖の判決が二審止まりだったから、宿儺を巻き込んで3審しよう、ってのは上手いと思ったわ -- 名無しさん (2023-12-04 20:19:33) - 宿儺巻き込めたけど、日付が・・・・・ 死刑出来ないのでは? -- 名無しさん (2023-12-04 22:19:34) - メタ的なこと言っちゃうと宿儺戦周りでの虎杖の意味深描写のせいで死刑とれても殺せはしないだろうなって… -- 名無しさん (2023-12-05 19:07:22) - 正直、国籍どころかとっくに人間ですらない宿儺は裁判にかけられるのか?とは思う -- 名無しさん (2023-12-10 21:22:52) - 有罪くらっても呪具持ってれば身代わり可能って欠点も、死滅回遊だと参加者全員が一般人ボディからのスタート(呪具なんか持ってない)だから問題にならなかったわけか。なるほど -- 名無しさん (2023-12-18 01:57:33) - あれだけ事前会議の様子を描写されると「高専サイドのメンツの誰か一人くらい呪具が没収対象になる可能性に思い至らんの?」とか「一か月あったんだし影響出ない範囲で事前に試せばいいじゃん」とか「六眼なら術式見抜けるんだから五条教えてやれよ」とかツッコミどころは色々あるけどね。あー、でも一回没収したあと撤回しての術式返還ができるのか全く描写ないから、そもそも試しの利く術式か不明なのか -- 名無しさん (2023-12-25 10:17:37) - それならそれで全くの戦力外状態の三輪辺りで試せばいい話でわざわざあの場に出した理由付けもできるし結局のところガバい印象は拭えないかなぁ。直接攻撃しなきゃ大丈夫なのは領域に殺傷力がないこととか術式持ってない虎杖とかで分かりきってる訳だから問題もないし -- 名無しさん (2023-12-27 10:54:48) - 宿儺が呪具持ってるなんて事前情報は高専側にはなかったはずだが -- 名無しさん (2023-12-27 14:12:49) - 天使がいるから一応「平安時代の宿儺は御厨子と呪具2種で戦ってた」までは情報としてある。現代で呪具用意できたことと誅伏賜死の効果検証不足はまあ誤算だったね -- 名無しさん (2023-12-27 14:32:29) - 宿儺は呪具に適用されるとどこで気づいたのかの方が気になるな -- 名無しさん (2023-12-27 17:25:23) - 虎杖か -- 名無しさん (2023-12-28 22:56:28) - ↑失礼 虎杖が没収食らった時に内から観察して気づいたとかかね?てか処刑人の剣に宿儺が興味示してるのが気になる。 -- 名無しさん (2023-12-28 22:59:22) - 没収が呪具に適用されたの、最初はえー…って思ったけどよくよく考えるとフーガも神武解も一撃絶命レベルだし結果オーライなんじゃ? -- 名無しさん (2023-12-31 09:49:08) - ↑ クソやばい斬撃や領域展開と呪具一個ではちょっと差が…そりゃあないよりはましだけど -- 名無しさん (2023-12-31 22:30:12) - 楽になろうとすんじゃねえよ -- 名無しさん (2024-01-02 17:43:29) - 呪具にしたって天逆鉾みたく術式効果持ってるやつと、游雲みたく効果がなく呪力の塊なやつとがあるわけだけど、両方持った状態で「没収」食らったらどっち持ってかれるんかね。単行本でいいから「没収」の優先順位は明かしてほしいところ。 -- 名無しさん (2024-01-09 13:31:44) - 目に見えて「凶器」って判断できるものを持ってくんでね?「術式」だと直接の殺傷力無いのもあったりすでややこしいし -- 名無しさん (2024-01-13 22:23:35) - 真希センの眼鏡なんかも設定上「呪具」らしいからな...それこそ伏黒宿儺がオシャレに目覚めて呪具眼鏡つけてた場合、真っ先に眼鏡ボッシュートされて裸眼にされる可能性がありうるわけだ。 -- 名無しさん (2024-01-15 10:36:31) - 虎杖の裁判なのに「真犯人は宿儺だった!だから宿儺は死刑!」と死刑判決出すのはどうなの?普通は起訴からやり直しでは? -- 名無しさん (2024-04-20 13:15:10) - ↑244・245話で出ているけど日車が「俺から再審請求を出して、宿儺を共同被告人にすれば同じ罪状で裁判を続けることは不可能じゃない」と説明している。日車が「(要約)渋谷の大量虐殺は虎杖の虚偽の自白」としたことで宿儺が虎杖の体を則って虐殺を行った経緯と両面宿儺の残虐性を記した史実が証拠が生成されている。で、渋谷虐殺は宿儺の技量があって初めて成立することになる=宿儺にしかできない・術式が無い虎杖には出来ないことが判明したので後は宿儺が心神耗弱・喪失にならなければ生成された証拠で「死刑」は取れるはずだった。けど、宿儺が「小僧の中でルールは把握したから早く剣出せ」って挑発したので議論過程すっ飛ばして「没収」「死刑」になっただけ。この裁判は「新しい証拠=宿儺の関与」が見つかったのでやり直しの三審。 -- 名無しさん (2024-04-20 13:45:13) - 呪術においては死後強まる念って概念があるんですよ(まあ日車は気絶しただけなんでこの件とは特に関係ない話ですが) -- 名無しさん (2024-09-16 08:49:30) - 気に入らないからタヒ刑は草 -- 名無しさん (2024-10-27 20:16:44) - 今更だけど虎杖の死刑判決って少年法51条に引っ掛かるよね -- 名無しさん (2024-12-01 00:57:57) - 当時は「呪具からの没収があるかくらい試しとけ」と言われてたけど、経験不足だけじゃなく宿儺が神武解を手にしたのが直前だったし予測は無理よね -- 名無しさん (2025-01-07 20:35:11) - この人の能力かなり強かった -- 名無しさん (2025-01-07 20:44:34) - ↑カムトケ入手は直前ではなくカシモ戦なので、没収の優先順位は呪具→術式が事前に検証できてれば「日車投入はカムトケ剥がしてから」ってプランを微調整してたと思われます -- 名無しさん (2025-01-07 20:45:49) - どうやって剥がすんです? -- 名無しさん (2025-01-07 21:57:42) - おら早くやってみろよみたいなノリで判決受けたけど実際御厨子取られてたらだいぶ厳しかったのでは -- 名無しさん (2025-01-07 22:07:08) - 殺人に関して不起訴になったのは圧力もそうだけど、少なくとも当時の表の法では呪殺等の超常現象による殺人を認めてないから起訴しようが無いってのもありそう。本編後に法律が改訂されたかもしれないけど法の不遡及かあるから結局罪に問えないんだろう -- 名無しさん (2025-02-17 21:33:51) - 即死とマホトーンなので、味方ではメタ的にどうやってもまともに当てさせてもらえない枠。ハズレ罪状引いて半端に剥奪した方が貢献できたまである -- 名無しさん (2025-03-17 11:58:22) #comment(striction) #areaedit(end) }

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