スピナー(Splatoon)

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&font(#6495ED){登録日}:2022/12/07 Wed 13:57:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){スピナー}とは、『[[Splatoonシリーズ]]』に登場するブキ系統の一つであり、[[ロマン]]の塊である。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *概要 『[[初代>Splatoon]]』のアップデートより追加された後発のブキ種。 『[[2>Splatoon2]]』で派生が二つ増え、『[[3>Splatoon3]]』でも続投されている。 一際目を引く大容量タンクに接続された多銃身バレルという物騒な造形を一目見れば分かるであろう。 そう、&font(b,18){[[ガトリング砲]]}である。 [[チャージャー>チャージャー(Splatoon)]]と同様にチャージを挟むブキであり、二段階にも及ぶチャージ時間に比例して長時間に渡ってインクを超速レートでブッ放す[[トリガーハッピー]]御用達のブキ種。 特定の位置にドンと構えて固定砲台と化し、唸る高速回転バレルから広範囲にインクをドゥルルルルルルル出来るのだ。 &font(b,16){ロマン以外の何物でもない。} そのごっつい見た目通り攻撃性能は高い。 特に、&bold(){コンマ数秒でも弾を当て続ければどんなイカタコをも殺す圧倒的な攻撃力}と、チャージに比した広く密度の高い弾幕による&bold(){メチャ広い攻撃範囲}のおかげで、敵が見えてさえいれば近づく前に始末できる総合火力の高さがウリ。 「チャージ後、長時間弾を撃ち続ける」という特性のおかげで、チャージャーと異なりエイム力が多少足りなくても誤魔化しが効く。要は撃ちながら敵に銃口を向ければ相手は死ぬということ。 一方、&bold(){鈍重で足が遅い}という無視できない欠点もある。 そして撃つためにはチャージせねばならず、そのチャージ中は歩行速度が遅くなる。そして自分の足元にインクが落ちないため、「撃つ→インクに潜る→高速移動」という他のブキなら当たり前にできるルーティングが非常にもっさりとしか行えない。 大抵の敵はその射程&攻撃力で近づく前に始末できるのだが、このもっさりした挙動のため、接近戦に持ち込まれると非常に不利。 横や背後から不意打ちされると非常に脆い…というかとっさの対処全般が悉く苦手。 その代わり、射撃中のヒト移動は比較的速い部類に入る。ヒト移動速度アップをつけるとかなり軽快に動く事も可能。 *性質 攻撃力・精密性・連射速度といった基礎スペックが非常に高い。 当然正面からの撃ち合いにはめっぽう強く、1対1なら圧勝、2対1、3対1であろうと余裕で撃ち勝てる。複数のイカを鎧袖一触にできる爽快感はスピナーならでは。 チャージさえすれば発射中も歩き撃ちが可能なので、障害物に出入りして様子見しながら射撃、という戦術も可。 ただ、&bold(){それを分かっている[[シューター>シューター(Splatoon)]]/[[マニューバー>マニューバー(Splatoon)]]/[[ローラー>ローラー(Splatoon)]]及び[[フデ>フデ(Splatoon)]]の近接使い達がバカ正直に真正面から突っ込んでくるワケがない}というのが、このゲームの難しい所。 なにせこのブキ、 -(程度に差はあるが)チャージに時間が掛かる --加えて基礎火力は30前後で確定数が4発なので、溜め無し撃ちではマトモに戦えない -しかもチャージキープが基本できないのでイカ状態からすぐ攻撃に移れない -両手持ちする程に重いので歩行速度にマイナス補正が掛かり、足が遅い -他のブキと違って足元にインクが落ちないので、遠くは塗れるが近くが塗れない=&bold(){急接近されたり足元を塗られたりすると逃げられない} ……と足回りの面で大きな弱点を抱えており、不意打ちに非常に弱い。 特に最後の項目が致命的な弱点であり、敵インクの中に突っ込むなど、安全な「足場」を奪われた状態になるとほとんどの行動がとれなくなってしまう。 [[わかば>わかばシューター(Splatoon)]]を手にしたばかりの&ruby(ランク4以下の){イカしてない}連中ならともかく、ガチマッチに参加するようなイカ達はスピナーの弱点も当然熟知しており、バンバンこちらの場外戦術に持ち込んで始末しに掛かってくる。 横や後ろから近距離ブキに襲われたらまず勝ち目はないし、こちらの射線が通らないようわざと壁の裏に隠れて、そこからインクを投げるように攻撃されるのもキツいので、そいつらをイカに相手にしないか、或いはイカにそのような状況に持ち込ませないかが重要になる。 だが、エイム力を磨きチャージの感覚も叩き込んだ上級者はフルチャージに拘ることはない。&bold(){遠距離の敵はフルチャージで蜂の巣にし、不意をついて近づいてきた敵は半チャージで始末する}という使い分けができることがほとんどで、こうなるとスキを突くことすらままならない鉄壁の要塞と化す。 どのブキにも「上級者ならできているべきテクニック」が存在するものだが、スピナーに関してはこの「半チャージ撃ち」がそれに当たるだろう。 それはさておき、スピナー使いは「イカに背後を取られにくい安全な場所を確保するか」「その安全な場所をイカにして守り切るか」という点に勝敗が掛かっているブキである。 安全な場所を確保したら、忍び寄ってくる敵を&font(l){[[ウォーリーを探せ>ウォーリーをさがせ!]]の要領で}いち早く発見し、邪魔になる前にキルしておく」というのがスピナー使いの主な仕事。 もちろん、容易に回り込まれるような目立ちやすい場所に留まって射撃するのはご法度。 だが、いかに安全な場所を確保するのが大事とはいえ、芋っていてはせっかくの攻撃性能も活きてこない。 味方の進軍に合わせて、スピナーも前進する必要がある。 「敵が撃てるようになる危険な場所」と「安全だが敵を撃つには遠い場所」、この2つの境界線ギリギリを見極めることこそが、実はスピナーにとって一番大事なポイント。 当然インク消費の増減も激しいので、タンク容量には常に気を配っておかねば肝心なところで只のデカい的になりかねない。 インクが枯渇していてもチャージ自体は出来るが、速度が通常の半分以下になる。 相手が見えなくても一定のタンク容量とチャージを維持し、咄嗟の状況でも照準を合わせられるよう身構えてられるように。 しっかり鍛練を積んで固定砲台から移動要塞へと進化しよう。 *種類 **バレルスピナー 最もオーソドックスな性能を有するスピナー。メーカーはガロン系やカーボンローラーで知られる「ペトロ」。 THE・ガトリングなバレルと、ウォーターサーバー型のデカいタンクが目を引く。 スピナーの中では中間の性能だが、射程も長くチャージ速度もすぐに慣らせるレベル。スピナーの基礎を覚えるには最適な纏まった性能に仕上がっており、何気にインク消費効率も比較的良好。 但し前に出るような運用はスピナー初心者なら素直に控え、チャージャー同様にステージごとの定位置を覚え、相手より上の位置を取ることを体に覚えさせよう。 『2』ではガワだけを変えたヒーロースピナーレプリカ、『3』では[[サイド・オーダー>サイド・オーダー(Splatoon3)]]をスピナーでクリアすると入手できるオーダースピナーレプリカも存在する。見た目の好みで担ごう。 **スプラスピナー バレルよりも射程を落とした代わりにチャージ速度を向上させた中~近距離向けのスピナー。メーカーは[[わかば>わかばシューター(Splatoon)]]やスプラ系ブキでお馴染みの「スプライカ」。 射程が短めなので必然的に前に出て戦う必要があるが、素早いチャージで近距離でもシューター達と渡り合えるポテンシャルを有する。 塗り性能も高いが、見た目に反して素の消費量が多めであり、チャージが短い=撃つ機会が多いのでインク管理は怠らないよう。 前線でタメを張れる上にその辺のブキなら射程差で[[一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやれる>カミーユ・ビダン]]性能から生み出された『性格スピコラ』の造語は有名。 「“スプラ”銘だから初心者向けのバランス型かな?」と思いきや、実はスピナーとしては後発の種類で、&bold(){むしろカテゴリ内では尖ってる部類}。これは、『ペトロ』が初めてのスピナーとしてバレルスピナーを市場へ投入し、『スプライカ』ブランドが後から発表したという背景設定があるため。 とはいえスピナーのチャージや独特のエイム感覚に慣れてないイカにとっては、上手く噛み合えばお手軽にスピナーの強みだけを体験でき、扱いやすく感じることもあるバランスとなっている。 **ハイドラント より肥大した真っ赤なボディと長砲身のトライバレルに長大なタンクを搭載した重量級スピナー。メーカーは[[リッター系>リッター3K/リッター4K(Splatoon)]]やエクスプロッシャーと同じ「ハイドロ」。 消火栓をモチーフに、その機構を転用した圧力でドゥルンドゥルンとバレルが唸る様はさながら[[バイク]]エンジン。 &bold(){約2.5秒も掛かるとんでもなく長いチャージ時間}と&bold(){重量級ブキのリッターやダイナモと同様のイカ速度10%低下、チャージ中の移動速度が最低}等の数々のデメリットを対価に、バレルスピナーよりも更にワンランク上の長射程を獲得したスピナー。 その上&bold(){フルチャージ時には威力が上昇する}という特性も持っており、スピナーで唯一3確のダメージを叩き出すことができる。 &bold(){スプラチャージャーをも越える射程}で高威力の弾を上から長時間に渡って浴びせられる脅威以外の何物でもない鬼畜性能。 チャージ時間が長い分射撃時間も長く、ヒジョーーに長い間インクをブッ放すことが出来る。 密集しやすい地形であれば敵チームを2~3人纏めて薙ぎ払う地獄絵図を展開することすらも容易い圧倒的な攻撃性能を誇る。 当然だがインク消費は莫大なので、ギアで補いつつ適度に回復を挟む管理スキルも要する。 足回りは非常に重いため、そのオーバースペックを活かすには相応のプレイヤースキルも必要とし、&bold(){スピナー初心者が使えば只の重りにしかならない。} チャージ時間の都合で相対的に塗り性能も壊滅的なので、キルに振り切って運用する為に他のスピナーで立ち回りを極めてから担ごう。 **[[クーゲルシュライバー>クーゲルシュライバー(Splatoon)]] 『2』で追加された多色ボールペンがモデルのスピナー。名前は[[ドイツ語]]でそのままボールペンを指す。メーカーは[[フデ>フデ(Splatoon)]]を開発した画材メーカー「キャンバス」。 射撃開始直後は&color(#F54738){射程が短い代わりに連射力に優れた短射程モード}だが、一定時間射撃を続けると&color(#3B4EF0){射程と精度に優れた長射程モード}に変化するという変わった特徴を持つスピナー。ボトルガイザーやヴァリアブルローラーと同じ、2モード搭載の可変ブキである。 また、''射撃中にもう一度溜め直せるリチャージ機能''が搭載されており、それを用いることで一方のモードを維持して戦うことが可能。 長射程モードでの狙撃はもちろん、短射程モードを維持することで後衛ブキにあるまじき塗り性能と高いキルスピードを発揮する。 総じて遠近両方に対応可能な随一の自由度を誇るが、それをフルに活かすにはやり込みが必要。 『2』で登場した当初はかなり至れり尽くせりの性能で大暴れしたが、その結果''念入りにも程がある''下方修正を受けて悲しみを背負うこととなった。 **ノーチラス47 『2』から登場した銀色に輝くメカメカしいスピナー。 名前は[[オウムガイ]]の意味。メーカーはブキチが開発・設計を務める「カンブリアームズ」。 威力と射程は控え目だが、''チャージ量に依存しない『チャージキープ』''がスピナーの中で唯一可能、かつ''リチャージ機構まで備えた''非常に多機能なスピナー。 代わりに射撃時間は短いが、リチャージ機能を使えば長時間発射することは可能。 インク消費効率がやや向上している他、''弾ブレも少なく弾速も速い''ためエイムが精確なほど真価を発揮する。並の短射程ブキや中射程ブキでこいつに抵抗するのは至難の業だ。 スプラスピナーより突撃したいという[[ヒャッハー]]なプレイヤーには誂え向きな一品だが、適宜チャージを調節しながら器用に戦う必要があり、対応出来る状況が多い故に要求スキルは高い。 またチャージ中のヒト速度がハイドラント並に鈍足なので、未チャージ状態で会敵すると非常にキツい。 射撃時間の短さをリチャージとキープで補うような性質なので、フルチャージで無理に撃つよりも高精度のエイムと最低限の弾数(手数)を意識し、半チャージ射撃に専念すると戦いやすくなる。 **イグザミナー 『3』のDrizzle Seasonで追加された新しいスピナー。モチーフはおそらく採点ペン。メーカーはクーゲルシュライバーと同じ「キャンバス」。 射程はノーチラスと同等だが、&bold(){フルチャージ時のみスピナー中トップクラスの連射速度}に変化する。 その発射レートはクーゲルシュライバーの短射程モードに匹敵し、他の追随を許さない分厚い弾幕で照準に捉えた敵を一瞬で蒸発させてしまう。 また、スピナーの中では&bold(){チャージ中・発射中のヒト速が速い}のも特徴で、射程外へ逃れようとする相手も許さない獰猛なハンターのようなブキ。 その一方、射程の割にフルチャージに要する時間が長いという弱みももつ。 半チャージでも十分な火力が出せるが、1発の威力はスピナー中最低であり、減衰などで確定数がブレやすいのも悩ましいところ。 チャージ時間という大きな隙を誤魔化しつつ、前線に出て暴れることが求められる技巧派のブキ。 *おすすめギアパワー インク残量がそのままチャージ可能な量=残弾数に直結する。固定砲台のような戦い方故に特化させるのは容易。 -インク効率アップ(メイン) インクを消費しながらチャージする仕様上、単純にフルインクから発射出来る回数が増加するので、いくら積んでも腐らない。 ハイドラントは特に消費が激しいので、他パワーを差し置いてでも優先的に採用しよう。 -ヒト移動速度アップ 撃ち歩き時の速度が向上し、制圧力やエイム合わせに寄与する。塗れない床に居座ることもままあるため、定位置への移動としても使える。 イカ速度の方はハイドラントを担ぐ際にマイナス補正を相殺する用途でサブに一個積んでおくと多少は動きやすくなる。 クーゲルの場合は短射程モードでの恩恵が大きく、後衛ブキでありながら接近戦もこなしやすくなる。 -相手インク影響軽減 いわゆる安全靴。ヒト状態での移動が多いので、ヒト移動速度アップと共に積んでおくと安定感が増す。 -インク回復力アップ かなりすぐにインクが枯渇するので、メイン効率と合わせてバランス良く積んでおこう。 -復活ペナルティアップ キルレートの高い[[上級者向け]]。 バレルやハイドラ、クーゲルは長い射程を生かして一方的に相手を倒す機会が多いため、チャージャーに次いで選択肢に入れやすい。 現在は修正されているが、『3』発売初期ではエナジースタンドの復活時間短縮も相殺するおぞましい機能を有していた。 -対物攻撃力アップ スペシャルやガチホコの[[バリア]]を強く意識するなら。 スピナーは総じてDPSが高いので、バリアを剥がせるスピードが格段に増す。 特にハイドラント(フルチャージ)に搭載すると、ナイスダマの破壊やカニタンクの解体、さらにはグレートバリアにスプラッシュシールド、[[シェルター>シェルター(Splatoon)]]を力押しで破壊し隠れている相手を蜂の巣にするパワープレイも可能。 *余談 サーモンランでの立ち回りについては、[[サーモンラン(Splatoon)]]参照。 追記・修正はトリガーハッピーに陥った状態でお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 2でクーゲルが受けた下方修正は数知れず -- 名無しさん (2022-12-07 17:50:41) - 腕次第だけど縦に長いステージだとよく無双してる -- 名無しさん (2022-12-07 19:14:47) - シューターやマニュ、ローラーが天敵ってマジ?チャージャーの方がよっっっっっっぽど天敵じゃなイカ? -- 名無しさん (2022-12-07 23:22:03) - ↑スピナー縛りでS帯まで上がったけどチャージャーは弾連射できないから別に怖くないわ。遮蔽物も使わず真正面から挑むスピナー使いが悪い。むしろ、段差下の死角から曲射orボム投げかましてくるシューターとローラーとスロッシャーが怖い。マニュ?的ですかね…… -- 名無しさん (2022-12-07 23:31:53) - 実はヒト速度補正が乗りやすいブキ(バレスピに至っては最大値だったかな?)だから、インクを撃ってる間はめちゃくちゃ足が速くなれる。前に踏み込んでイカ1人分の射程を擬似的に伸ばすなんてことも出来る。 -- 名無しさん (2022-12-08 09:01:28) - 初代のブキ追加のお知らせの頃からだけど、スプラスピナーよりバレルスピナーのほうが基本形として先に紹介されてる珍しいブキ種 -- 名無しさん (2022-12-08 14:32:49) - チャーはフルチャじゃないと1確が出ない上に弾が細くて近くに寄ってきたシューターの対処がしにくいけど、スピナーは連射できるから当てやすく、かつ半チャで殺せるって認識だからむしろ得意なはずなんだけどな… -- 名無しさん (2022-12-11 22:26:34) - ↑っていうか半チャージについて一切触れてないよねこの記事。スピナー使う上では必須のテクニックだと思うが -- 名無しさん (2022-12-19 01:05:39) - シューター(Splatoon)の項目もそうだったけど最近建てられた武器種項目、内容がかなりザルなので、有志に追記修正丸投げしてるっぽい -- 名無しさん (2022-12-19 01:10:33) - 3で新型は果たして来るのかな。流石にネタなさそうなんだけど -- 名無しさん (2023-06-03 20:04:24) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/12/07 Wed 13:57:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){スピナー}とは、[[Splatoonシリーズ]]に登場するブキ系統の一つである。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *概要 [[初代Splatoon>Splatoon]]のアップデートより追加された後発のブキ種。 [[『2』>Splatoon2]]と[[『3』>Splatoon3]]でも続投されており、少ないながら派生種も毎回追加されている。 ブキのデザインはどれも基本ゴツく、&bold(){大容量タンクに接続された多銃身バレル}というなんとも物騒な造形が目を惹く。 そう、モチーフは完全に&font(b,18){[[ガトリング砲]]}である。 [[チャージャー>チャージャー(Splatoon)]]と同様にチャージを用いるブキであり、二段階にも及ぶチャージ時間に比例して長時間に渡りインクを超速レートで撃ちまくる[[トリガーハッピー]]御用達のブキ種。 特定の位置に構えて砲台と化し、唸る高速回転バレルから高密度のインク弾幕を張れるのだ。 その姿は[[ロマン]]以外のなにものでもない。 その見た目通り攻撃性能は非常に高い。 &bold(){圧倒的な発射レートと精度を両立した射撃性能}と、チャージすればするほど伸びる&bold(){チャージャーに次ぐ射程範囲}を兼ね備えた総合火力の高さがウリ。 「長時間弾を撃ち続けられる」という特性のおかげで、チャージャーと異なり&bold(){エイムが多少ズレても誤魔化しやすい}点もポイント。 上級者が安定して活躍できるだけでなく初心者でもその火力を味わえるぞ。 &bold(){射撃中のヒト移動速度が基本早いのも長所。}ヒト移動速度アップをつけるとゴツい見た目に反して軽快に動く事も可能。 総じて撃ち合いには非常に強いブキ種。 一方弱点も見た目通りで、基本&bold(){鈍重で小回りが効かない。} 撃つためにはまずチャージせねばならず、しかもチャージ中は歩行速度が遅くなってしまう。このもっさりした挙動のため、不意打ちから接近戦に持ち込まれると非常に不利。 チャージャーと同じくとっさの対処全般が苦手なのだ。 ただし後述の「半チャージ」という運用により、不利は前提として&bold(){チャージャーより接近戦はこなせる部類。} 何なら返り討ちにできるケースも珍しくなく、こういった点もチャージャーより扱いやすいと言えるだろう。 ……&bold(){そしてチャージャーが何よりの天敵。}詳しくは後述。 *運用 火力・精度・連射速度・射程といった撃ち合いに欲しいスペックすべてが高い。 よって&bold(){狙うべきは距離を保った一方的な射撃。}射程さえ保てれば1on1なら圧勝、多対一でも基本撃ち勝てる。複数のイカを鎧袖一触にできる爽快感はスピナーならでは。 チャージさえすれば発射中も歩き撃ちが可能なので、障害物に出入りしながら射撃という戦術も可。 「下がらないとハチの巣になるぞ」と自分一人で多数相手に圧を掛けていく運用がスピナーの王道だ。 ……ただ、[[シューター>シューター(Splatoon)]]や[[マニューバー>マニューバー(Splatoon)]]、[[ローラー>ローラー(Splatoon)]]などの短射程組もそれは十分に分かっており、あらゆる手段で裏を掻こうとしてくる。 以下の通り強み相応の弱点も多いのだ。 -程度に差はあるがチャージに時間が掛かる -確定数自体は大抵4発なので射程がないと撃ち負けやすい -チャージキープも(基本)できないのでイカ状態からすぐ攻撃に移れない -両手持ちする程に重いので(特にイカ状態での)足が遅い -他のブキと違って足元にインクが落ちないので、足元を塗られるとまず逃げられない -インク消費が激しいためインク管理もシビア ……と主に足回りの面で多くの弱点を抱えており、前述通り不意打ちには弱い。 それでいてさすがにチャージャーほどの射程はないため、攻撃性能を活かすには&bold(){この弱点を抱えた上である程度前に出なければならない。}味方の進軍に合わせて前進する必要がある。 「敵が撃てるようになる危険な場所」と「安全だが敵を撃つには遠い場所」、この二つの境界線を見極めなければスピナーを活かすことは出来ないのだ。 しかし、エイムを磨きチャージの感覚を叩き込んだプレイヤーならスピナーはさらなる真価を発揮する。 前述の通りスピナーには&u(){二段階のチャージ}があり、弾の射程が確定する「一周目チャージ」、撃てる弾数がMAXになる「二週目チャージ」の二種類を持つ。さらに一周目チャージが完了しない段階でも溜めた分だけインクを撃つことは出来、ブキにもよるがそこそこの弾数は出せる。 この性質を利用し、&bold(){遠距離の敵はフルチャージで蜂の巣にし、迂闊に近づいてきた敵は半チャージで返り討ちにする}という運用ができるのだ。 この「半チャージ撃ち」こそが上級者が扱うスピナーの真骨頂。もちろんこれ込みでも即応性の無さは弱点だが、精度の高い上級者は短射程組でもなかなか近づきにくくなる。 背後を取られない安全な場所を確保するのは前提として、近づかれてもその場所を守りやすい自衛力もあるのがチャージャーにはないスピナーの強み。 鍛錬を積んで固定砲台から移動要塞へと進化すべし。 なお、スピナーはチャージャーが苦手とするシチュエーションでもある程度活躍できるが、&bold(){スピナー自身はチャージャー種全般が大の苦手。} 基本身をさらして長時間弾幕を撃つ役割上チャージャーの格好の的となる。強みのヒト速も練度の高いチャージャーたちから逃れられるようなものではなく、射線が見えたら大人しく下がらざるを得ない。 チャージャー相手には味方を頼るか自身の立ち回りでどうにかするしかない。チャージャーの射線が通る場所ではほぼ何もできないので、そこ以外の場所で仕事をしよう。 *種類 カテゴリ自体が攻撃特化のコンセプトだからか、どのメインも一定の攻撃性能が担保されており、&bold(){Splatoonシリーズの中でも腐るブキが非常に少ないのが特徴。} 自分に合ったスピナーを選ぼう。 **バレルスピナー 最もオーソドックスな性能を有するスピナー。メーカーはガロン系やカーボンローラーで知られる「ペトロ」。 THE・ガトリングなバレルと、ウォーターサーバー型のデカいタンクが目を引く。 スピナーの中では中間の性能だが、射程も長くチャージ速度もすぐに慣らせるレベル。スピナーの基礎を覚えるには最適な纏まった性能に仕上がっており、何気にインク消費効率も比較的良好。 但し前に出るような運用はスピナー初心者なら素直に控えるべし。まずはチャージャー同様にステージごとの定位置を覚え、相手より上の位置を取ることを体に覚えさせよう。 射程の優位を押し付ける経験を積むのだ。 ……とはいえ、ブキ環境が若干インフレ気味の『3』においては、バレスピの射程では「射程の優位」を実感しにくい場合も多い。 もしそう感じたらそれぞれの性能に特化した他スピナーから触ってみよう。そこからスピナー種に慣れつつ、尖った性能の弱点を突かれ始めたらバレスピに帰ってみるとよい。 そこでバレスピのバランスの良さを実感できるはずだ。 『2』ではガワだけを変えたヒーロースピナーレプリカ、『3』では[[サイド・オーダー>サイド・オーダー(Splatoon3)]]をスピナーでクリアすると入手できるオーダースピナーレプリカも存在する。見た目の好みで担ごう。 **スプラスピナー バレルよりも射程を落とした代わりにチャージ速度を向上させた中~近距離向けのスピナー。メーカーは[[わかば>わかばシューター(Splatoon)]]やスプラ系ブキでお馴染みの「スプライカ」。 射程が短めなので必然的に前に出て戦う必要があるが、素早いチャージと全ブキ中屈指の凄まじいヒト速を以って近距離でシューター達と渡り合う異色のスピナー。 塗り性能も高いが、見た目に反して素の消費量が多めであり、チャージが短い=撃つ機会が多いのでインク管理は怠らないようにしたい。 &s(){前線で暴れやすい上中途半端な近距離ブキなら射程差で狩りやすい性能から「性格スピコラ」という造語が一部で有名だったり} 「“スプラ”銘だから初心者向けのバランス型かな?」と思いきや、上記の性能通り&bold(){むしろカテゴリ内ではかなり尖ってる部類。} これは「ペトロ」が初めてのスピナーとしてバレルスピナーを市場に投入し、その後「スプライカ」ブランドが後発でスプラスピナーを発表したという背景設定があるため。 とはいえスピナーのチャージや独特のエイム感覚に慣れてないイカにとっては、上手く噛み合えばお手軽にスピナーの強みだけを体験でき、扱いやすく感じることもあるバランスとなっている。 **ハイドラント より巨大化した真っ赤なボディと長砲身のトライバレル、さらに一層長大なタンクを搭載した重量級スピナー。メーカーは[[リッター系>リッター3K/リッター4K(Splatoon)]]やエクスプロッシャーと同じ「ハイドロ」。 消火栓をモチーフに、その機構を転用した圧力でドゥルンドゥルンとバレルが唸る様はさながら[[バイク]]エンジン。 &bold(){約2.5秒も掛かるとんでもなく長いチャージ時間、チャージ中の移動速度も最低}、及び重量級ブキのリッターやダイナモと同様イカ速度10%低下……等の数々のデメリットを対価に、バレルスピナーよりも更にワンランク上の長射程と射撃時間を獲得したスピナー。 &bold(){スプラチャージャーをも越える射程}の弾幕を全スピナー最長の射撃時間で浴びせられる鬼畜性能は圧巻の一言。 その上&bold(){フルチャージ時には威力が3確に上昇する}という独自の特性まで持っており、高台からフルチャージの弾幕を撃たれると手が付けられない。スピナーのリスクリターンを極限まで肥大化させた超重量級スピナー。 見た目通り足回りは非常に重く、そのオーバースペックを活かすには相応のプレイヤースキルが必須。 インク消費も莫大で半チャ迎撃もひと癖あると、スピナー初心者にはまずお勧めできない重量のブキ。 チャージ時間の都合で相対的に塗り性能も壊滅的。基本キルを稼げないとまったく役に立てないので、スピナーへの慣れは勿論ある程度の地力を得てから担ぐべし。 **[[クーゲルシュライバー>クーゲルシュライバー(Splatoon)]] 『2』で追加された多色ボールペンがモデルのスピナー。名前は[[ドイツ語]]でそのままボールペンを指す。メーカーは[[フデ>フデ(Splatoon)]]を開発した画材メーカー「キャンバス」。 射撃開始直後は&color(#F54738){射程が短い代わりに連射力に優れた&bold(){短射程モード}}、一定時間射撃を続けると&color(#3B4EF0){射程と精度に優れた&bold(){長射程モード}}に変化するという変わった特徴を持つスピナー。ボトルガイザーやヴァリアブルローラーと同じ、2モード搭載の可変ブキである。 さらに&bold(){射撃中にもう一度溜め直せるリチャージ機構}まで搭載されており、それを用いることで一方のモードを維持して戦うことも可能。長射程モードでの弾幕はもちろん、短射程モードを維持することで近距離ブキのような塗り性能・キルスピードを発揮する。 総じて遠近両方に対応可能な随一の自由度を誇るが、もう&bold(){見ての通り}と言うべきかそれをフルに活かすにはやり込みが必要。ハイドラントとはまた別かつそれ以上に上級者向けなハイスペックスピナー。 『2』で登場した当初はかなり至れり尽くせりの性能で大暴れしたが、その結果&s(){念入りにも程がある}下方修正を受けた。 **ノーチラス47 『2』から登場した銀色に輝くメカメカしいスピナー。 名前は[[オウムガイ]]の意味。メーカーはブキチが開発・設計を務める「カンブリアームズ」。 威力と射程は控え目だが、&bold(){チャージ量に依存しない『チャージキープ』}がスピナーの中で唯一可能、かつ&bold(){リチャージ機構}も備えた多機能なスピナー。 代わりに射撃時間は短いが、リチャージを使えば継続的な射撃も可能。 インク消費効率がやや優れている、&bold(){弾ブレが少なく弾速も速い}といった特性も持っており、エイムが正確なほど真価を発揮する。並の短射程ブキや中射程ブキでこいつに抵抗するのは至難の業。 パッと見はややこしいが、一度触ってみれば上記のクーゲルよりはるかに扱いやすい。 射撃時間の短さをリチャージとキープで補いつつスピナーらしい精度の弾幕を押し付ける中~近距離向けのスピナー。スプラスピナー同様前線で弾幕を張りたい[[ヒャッハー]]なプレイヤーにお勧めの一品だが、適宜チャージを調節しながら戦う必要があり、対応出来る状況が多い故に要求スキルは高い。 &bold(){チャージ中のヒト速度がハイドラント並に鈍足}であり、未チャージ状態で会敵しない立ち回りも必要。 フルチャージで戦うよりも高精度のエイムと最低限の弾数(手数)を意識し、半チャージ射撃を中心にすると戦いやすくなる。 **イグザミナー 『3』のDrizzle Seasonで追加された新しいスピナー。モチーフはおそらく採点ペン。メーカーはクーゲルシュライバーと同じ「キャンバス」。 射程はノーチラスと同等だが、&bold(){フルチャージ時のみスピナー中トップクラスの連射速度}に変化する。 その発射レートはクーゲルシュライバーの短射程モードに匹敵し、照準に捉えた敵を一瞬で蒸発させてしまう。 さらにスピナーの中でも&bold(){チャージ中・発射中のヒト速が速め}なのも特徴で、射程外へ逃れようとする相手に自ら距離を詰めてとどめを刺すことも可能。 総じて軽量級のハイドラントと言えるスピナー。 その一方、射程の割にフルチャージに要する時間が長いという弱みももつ。 半チャージでも十分な火力が出せるが&bold(){1発の威力はスピナー中最低}であり、減衰などで確定数がブレやすいのも悩ましいところ。 チャージ時間という大きな隙を誤魔化しつつ、前線に出て暴れられる技巧が求められる。 とはいえその足回りの良さとフルチャージの火力から強みがわかりやすく、『3』初登場ながら&bold(){初心者にも割とオススメのスピナーである。} *おすすめギアパワー スピナーごとにおすすめのギアは割と異なるので参考として。 -インク効率アップ(メイン) インクを消費しながらチャージする仕様上、単純にフルインクから発射出来る回数が増加するので、いくら積んでも腐らない。 ハイドラントは消費が激しいので、慣れない内は特に優先して積みたい。 -ヒト移動速度アップ 撃ち歩き時の速度が向上し、戦闘力やエイム合わせに寄与する。塗れない床に居座ることもままあるため、定位置への移動としても使える。 概ねすべてのスピナーにおすすめのギアパワー。 なおイカ速の方は近距離型のスピナーにオススメ。ハイドラントもマイナス補正を相殺する用途でサブに一個積んでおくと多少動きやすくなる。 -相手インク影響軽減 いわゆる安全靴。ヒト状態での移動が多いので、ヒト移動速度アップと共に積んでおくと安定感が増す。 -インク回復力アップ かなりすぐにインクが枯渇するので、メイン効率と合わせてバランス良く積んでおこう。 -復活ペナルティアップ キルレートの高い[[上級者向け]]。 特にハイドラは長い射程を活かして一方的に相手を倒す機会が多いため、チャージャーに次いで選択肢に入れやすい。バレスピやクーゲルも相性は悪くないが『3』の環境だとハイドラより上級者向けギアかも。 -対物攻撃力アップ 特定のスペシャル・ガチホコのバリアを強く意識するなら。 スピナーは総じてDPSが高いのでバリアを剥がせるスピードが格段に増す。 特にハイドラントに搭載すると、ナイスダマの破壊やカニタンクの解体、さらにはグレートバリアにスプラッシュシールド、[[シェルター>シェルター(Splatoon)]]なども全て力押しで破壊するパワープレイも可能。 *余談 サーモンランでの立ち回りについては、[[サーモンラン(Splatoon)]]参照。 追記・修正はトリガーハッピーに陥った状態でお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 2でクーゲルが受けた下方修正は数知れず -- 名無しさん (2022-12-07 17:50:41) - 腕次第だけど縦に長いステージだとよく無双してる -- 名無しさん (2022-12-07 19:14:47) - シューターやマニュ、ローラーが天敵ってマジ?チャージャーの方がよっっっっっっぽど天敵じゃなイカ? -- 名無しさん (2022-12-07 23:22:03) - ↑スピナー縛りでS帯まで上がったけどチャージャーは弾連射できないから別に怖くないわ。遮蔽物も使わず真正面から挑むスピナー使いが悪い。むしろ、段差下の死角から曲射orボム投げかましてくるシューターとローラーとスロッシャーが怖い。マニュ?的ですかね…… -- 名無しさん (2022-12-07 23:31:53) - 実はヒト速度補正が乗りやすいブキ(バレスピに至っては最大値だったかな?)だから、インクを撃ってる間はめちゃくちゃ足が速くなれる。前に踏み込んでイカ1人分の射程を擬似的に伸ばすなんてことも出来る。 -- 名無しさん (2022-12-08 09:01:28) - 初代のブキ追加のお知らせの頃からだけど、スプラスピナーよりバレルスピナーのほうが基本形として先に紹介されてる珍しいブキ種 -- 名無しさん (2022-12-08 14:32:49) - チャーはフルチャじゃないと1確が出ない上に弾が細くて近くに寄ってきたシューターの対処がしにくいけど、スピナーは連射できるから当てやすく、かつ半チャで殺せるって認識だからむしろ得意なはずなんだけどな… -- 名無しさん (2022-12-11 22:26:34) - ↑っていうか半チャージについて一切触れてないよねこの記事。スピナー使う上では必須のテクニックだと思うが -- 名無しさん (2022-12-19 01:05:39) - シューター(Splatoon)の項目もそうだったけど最近建てられた武器種項目、内容がかなりザルなので、有志に追記修正丸投げしてるっぽい -- 名無しさん (2022-12-19 01:10:33) - 3で新型は果たして来るのかな。流石にネタなさそうなんだけど -- 名無しさん (2023-06-03 20:04:24) #comment(striction) #areaedit(end) }

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