矛盾(故事成語)

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&font(#6495ED){登録日}:2023/04/15 Sat 01:37:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,#2e8b57,130%){楚人有鬻楯與矛者 }} #center(){&font(b,115%){~楚の国で、ある商人が[[盾]]と[[矛>ポールウェポン#id_bb8a527c]]を売っていた。~}} #center(){&font(b,#ff0000,130%){&color(#2e8b57){譽之曰} 吾楯之堅 莫能陷也}} #center(){&font(b,115%){~商人はこれを誉めて&color(red){「私の盾の硬きこと、どんな物でも貫くことができない」}と言った~}} #center(){&font(b,#2e8b57,130%){又譽其矛曰}&font(b, #0000ff,130%){吾矛之利 於物無不陷也}} #center(){&font(b,115%){~また矛も誉めて&color(blue){「私の矛の鋭きこと、どんな物でも貫けないものはない」}と言った~}} #center(){&font(b,#2e8b57,130%){或曰 &color(gold){以子之矛 陷子之楯 何如}}} #center(){&font(b,115%,){~両方聞いた人が&color(gold){「貴方の矛で貴方の盾を突いたらどうなるの?」}と言った~}} #center(){&font(b,#2e8b57,130%){其人弗能應也}} #center(){&font(b,115%){~商人は答えることができず項垂れた。~}} 「&bold(){&ruby(む){矛}&ruby(じゅん){盾}}」とは、あることに関して2つのことが同時に成り立たないで対立し辻褄が合わない状態を意味し、古代中国の韓非子による「矛と盾」の故事によってできた言葉。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 出典は中国戦国時代に活躍した法家「韓非」(BC280?年〜BC233年)の著書『[[韓非子]]』難一篇に出てくる故事……「&color(red){どんな盾も貫く矛}」と「&color(blue){どんな矛も貫けない盾}」を売っていた楚の商人の男が、客から「&color(gold){その矛でその盾を突いたらどうなるのか}」と素朴な質問をぶつけられ、返答できなかったという話から。 同じ人間が同じ口で、両立できない理論を用いている、ということで理論的な誤りを指摘している。 非常に有名であり、小学生でも習う故事成語の1つで、中学校受験で頻出する故事成語としても知られているなどもはや知らない人はいないかもしれないほどの知名度を誇る。 ちなみに古い時代の[[日本>日本国]]では解釈ミスがあったようで、江戸時代初頭の1603年の「日葡辞書」では「矛盾に及ぶ」の意味が「武器を取って戦う」「激しく敵対する」と記されている。&strike(){矛盾を指摘すると逆ギレして襲いかかってくる商人怖すぎる} 矛盾の類語には「&ruby(どうちゃく){撞着}」があり、この二語を組み合わせた[[四字熟語]]の「矛盾撞着」は矛盾をより強めた表現となっている。 普通に考えれば''宣伝文句を盛り過ぎて両立しないことを言ってしまった''だけの話であるし、そういう意味の熟語として使われているが、仮に宣伝文句に偽りがなく実演するとどうなるか?というのはよく言われる話である。 フィクションでも度々ネタにされ、「矛盾」を体現した2種のモンスターやキャラクターもいくつか存在する。 『&color(red){この世の全てを切り裂く最強の刃}』『&color(blue){あらゆる攻撃を防ぐ無敵の盾}』みたいな存在や能力がよく出てくるので理屈を小難しく考えてしまいがちだが、双方とも&bold(){それを実現させるためには「この世のどんな物質よりも堅く強靱な宇宙最強の物質」を素材にする}必要がある。 一見すると凄そうな仮定ではあるが、同じ物質を材料にして武具を作る以上この問題は&bold(){「鉄の矛と鉄の盾がぶつかったらどうなるの?」}という、単純かつ現実的な問題と同じ話に帰結してしまうのだ。 *矛盾したもの同士を実際にぶつけ合うとどうなるのか? 古くから用いられるモチーフのため、それらの衝突により生じる結果も無数に描かれているが、大抵はいくつかのパターンに大別できる。 -&bold(){どちらかが勝つ} 現実的に一番有り得るパターン。 どちらか、あるいは双方の性能が誇大表現であり、実際には何ら特別なことは起こらず、普通に性能の高い方が勝つ。 またはどちらも実際に謳い文句通りの性能でも、使い手の技量や相性の良し悪しなど、対立する性能以外の部分で差が付き勝敗が決まる。 現象に面白みはないが、実際にどちらが勝つのかという興味は大いに湧く。 『[[刀語]]』では絶対に折れることも曲がることもない絶刀「&bold(){&ruby(かんな){鉋}}」と、あらゆる物を一刀両断する斬刀『&bold(){&ruby(なまくら){鈍}}』という(両方ともに武器ではあるが)矛盾と同じような機能を宿した刀が登場している。 相反する性質を持つこの二つがぶつかり合った場合は、後期に作られている完成度の高い刀が勝つだろうと作中で予測されている。 『[[ルパン三世 燃えよ斬鉄剣]]』では[[石川五ェ門>石川五ェ門(ルパン三世)]]が持つお馴染みの[[斬鉄剣]]と同じ合金の製法で造られた絶対に落とされない無敵のステルス戦闘機が登場。 その硬さは五ェ門の斬鉄剣すら刃が立たず文字通り無敵の盾と化していたが、五ェ門が高速飛行中の機体とすれ違う瞬間に全く同じ所を寸分の狂いもなく三度斬り裂くというまさに達人級の絶技にて真っ二つにしてみせた。 -&bold(){双方が壊れる、相打ちになる} 実際に性能が拮抗していると起こり得ると思われる。 「矛は盾を貫き役割を果たしたし、盾は矛を壊し矛による攻撃から使用者を守ったためやはり役割は果たしている。どちらも嘘ではない。」という論法で正当性を強弁することもできる。 しかし、矛の役割は盾を破壊することではなく、その後ろの相手を刺すことであると考えると、矛は役割を果たせていないため、双方破壊の場合は持ち主を守るという役目を果たせた盾の勝利と考えるのが妥当だろう。 フィクションだと「無敵の盾は無敵の矛でしか壊せないため、双方をぶつけて壊すのが攻略法」というような場合も。 中には所謂[[バケモンにはバケモンをぶつけんだよ>貞子VS伽椰子]]系の作戦を提案する上で、元の矛盾の故事も改変して補強材料に使うことまで…… -&bold(){消滅する} 正反対の性質を持ったもの同士が触れ合うことで、相殺されて結果はゼロとなってしまうというもの。 炎と氷のように相反する属性をぶつけ合ったらどうなるの?というようなものである。 このように両極の性質を持つ者同士の対戦というのはフィクション向けで見栄えがいいため、派手な撃ち合いで相殺合戦のような描写をされることが往々にしてあるが[[ポケモン>ポケットモンスター]]のように炎は氷に一方的に勝つ、とする作品もある。[[メドローア>メドローア(ダイの大冒険)]]のように相殺した結果別の何かが生まれるとされることも。 とまあフィクションで散々ネタにされているため、相殺で双方消滅するのは非常に理にかなっている・・・と思われがちであるが、実は消滅するのは想定される結果の中でも極端で稀な例である。 なぜそうなるのかといえば、相反する属性同士をぶつけるというのは、正(+)の数に負(ー)の数を足すようなものだからである。正の数負の数ともに0に近い小さいものから無限(±∞)に至る極大なものまでまさに無限の数があり、その正の数と負の数の組み合わせも無限通り存在する。その無限の組み合わせの中で、足し合わせた結果がちょうど0になるというのはほとんど&bold(){奇跡}といっても過言ではない。 そのため現実世界で炎と氷をぶつけた場合、ほとんどの場合は強いほうが勝つ、つまり炎が氷を蒸発させて消すか炎がかき消されて氷だけが残るかのどちらかになり、炎と氷どちらも消えるということはまれである。 どちらか一方が残るのであればもう一方は存在しえない…まさに矛盾にふさわしい結果といえる。 -&bold(){理解不能の結果となる、破滅的な現象が発生する} どちらの性能にも嘘偽りがない場合、それらがぶつかり合うパラドックスにこの世の理が耐えきれず、人智や通常の理論を超えた何かが起きる。 あるいは性能の絶対性を保証するための莫大なエネルギーが双方から発生する。 大抵は大爆発やら宇宙の消滅やら、理解不能なろくでもない結果に繋がる。 『[[パタリロ!]]』では主人公のパタリロが矛盾の故事から発想を得た[[発明品>何でも斬れる剣#id_0760d930]]を作り出したが、無限大のエネルギーを持つ物同士が衝突すると宇宙が消滅するほどの被害が出ると判明したのでお蔵入りになっていたが、ある事件がきっかけでそれらが衝突することになってしまった。 その結果、時空間に[[タイムスリップ]]が起こって矛と盾が遥か過去へと飛び、それがビッグバンになってこの宇宙が誕生したことになってしまった。 このようなことはゲームの世界でも起こりうる。 例えば十字キーの右を押したら右に進む、左を押したら左に進むようプログラムを組んであるゲームで右と左をコンマ一秒の差もなく同時押ししたらどうなるか? そう、&bold(){バグる}のである。 右と左、という想定されていない矛盾する入力を同時に受け取った結果、通常では起きない挙動が起きるようになり、画面が乱れたり別の場面に突然遷移したりフリーズしたりといったことが発生してしまう。バグを意のままに操る[[TAS]]では意図的に上下左右同時押しをすること等によって壁抜けバグの起動、酷い時にはエンディング呼び出し等にも利用されることもある。 &s(){そう考えると冒頭の商人の質問に対する反応も回答の矛盾によりバグってフリーズが発生した結果と捉えることもできなくもない。} -&bold(){ぶつけること自体ができない} そういった現象が起きないよう、矛盾する存在同士がそもそも近づくことができないようにこの世の法則が作られているというパターン。 もしくは、一個体が最強の矛と最強の盾となる能力を持ち合わせており、ぶつかることがない場合もありえる。 上記のゲームの例では十字キーは左右同時押しが物理的にできないような仕組みとなっており、また人間操作では寸分の時間のズレもなく同時入力することがほぼ不可能なこともあって理屈の上では同時押しによるバグは発生しない(から想定する必要がない)。TASで同時押しができるのは入力が十字キーを介していないから・フレーム単位で操作入力が可能だからである&s(){そもそも制作側はそんな遊び方は想定していない}。 &font(l){……と思いきや、近年のコントローラーはスティックと十字キー両方を搭載していることが多いため、片方を上、もう片方を下と入力してこの問題をクリアできてしまったりするのは別の話。「同時入力しても片方しか認識しない」という荒技で解決したゲームも一定数存在する。} **現実的に考えると 論理学的な問題であるため&bold(){現実的に考えることそのものがナンセンスである}が、ナンセンスであるという前提で現実に有ったらどうなるかを考えてみよう。 もし両種の矛と盾が同一の素材、錆などがない新品の状態であれば、盾が矛の攻撃を防ぐであろう。 戦争の歴史の中で人類は武具を進化させてきたが、防具は武器の攻撃を防ぐという役割を果たすためにそれに特化した作りになっているが、矛のような刀剣類は盾を貫通するようには作られていないのである。 代わりに盾や防具を避けて攻撃できるように矛になる武器側も進化を遂げてきたのである。 兵器類の設計をする場合には、「主要部は自身や主要敵の攻撃に何とか耐えられるように作るが、同じ箇所に複数発被弾したら危ない」程度に作られている場合が多い。 &bold(){一撃でやられなければ、退却や救援要請をするぐらいの余裕は生じるからだ。} 無論、全体をそれだけの重装甲で覆うと機動性や攻撃力、安定性、何より製造コストに悪影響を生じるので、攻撃を受けにくい部分は軽装甲化するのが普通だし、格下の攻撃とは言え軽装甲部分に多数被弾したら戦闘不能になる事も有り得る。((例えば、大和型戦艦の場合、中甲板は46cm砲や1t爆弾の直撃に耐えるように、20or23cmの装甲用鋼鈑が使われているが、最上甲板は「250kg爆弾の急降下爆撃に何とか耐える」程度の5cmの鋼鈑に妥協されている。最上甲板を重装甲化すると安定性が悪化してしまうので止むを得ないのだ。)) *そもそも矛盾を確かめる価値があるのか問題 矛盾が発生するが、その矛盾を解消する必要はないという話。 ぶつけた場合に一方もしくは双方が破損することは予測できるが、そうなると多大な損害が発生するので、ぶつけた場合どうなるかを考えることはできても、確かめたくないということはあり得る。 例えば上記の『[[刀語]]』に登場する絶刀と斬刀はどちらも他の武器に勝る性能の上、その特異性からそれ一つで国が買えると言われる程の価値がある。 こういう場合、矛盾を確かめるためだけにその価値を失わせるよりも、それぞれ強みを活かした方が良い。 *矛盾をモチーフにしたキャラクター -&bold(){[[尭/舜/禹]]} &bold(){[[韓非子]]の話の本題}。リンク先も参照。 尭は全ての民の困窮を救ったと言われる。舜は陶器や農業・漁業を指導して民を救った功績により尭より禅譲されたという。 韓非子は問う、&bold(){尭の教化に漏れがあったから舜が指導する民がいたのか、それとも尭が全ての民を教化していたのだからもはや教化を必要とする民などおらず、舜が手柄を偽ったのか}と。 要するに武器の優劣のことをいっているのではなく、理論としておかしい、ということである。 また別の箇所では、韓非子自身が重視する法治思想は、尭舜のような賢者による政治とは矛盾する、と言っている。 賢者の能力を最大限に生かす徳治思想では、賢者の能力には一切の制限を掛けないことが肝要である。 しかし権勢を法術によって制御する法治思想では、賢者も愚者も凡人も一律に、法の枠組みに組み込む。 &bold(){何人にも禁ずべからざる賢者の統治と、何人をも禁ずべし法律の統治とは、決定的に矛盾し、両立できない。} しかし、賢者は歴史にめったに現れず、法治思想は常に存在する凡人を統治するためにある。法治はここに於いて優れる。 -テウメソスの狐と猟犬ライラプス([[ギリシャ神話]]) 土地を荒らしていた絶対につかまらない運命の狐と、それを倒すために連れられてきた絶対に獲物を捕まえると定められた猟犬。 &bold(){何かが起こる前に両者ともにゼウスに石に変えられた}。 ・&bold(){[[ラムパルド]]}/&bold(){[[トリデプス]]}([[ポケットモンスター]]) [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する化石ポケモン。 ラムパルドは『ダイヤモンド(ブリリアントダイヤモンド)』の図鑑説明で「強烈な 頭突きの 攻撃は どんなに 頑丈な ものでも 一撃で 粉砕する 威力」、トリデプスは『プラチナ』で「横一列に 並ぶと どんな ポケモンでも 突破 できない。 そうやって 子供を 守っていた」と記されており、まさしく矛盾を体現している。 ステータス上もラムパルドは物理攻撃のみに特化、トリデプスは圧倒的な防御特防と半減・無効化できるタイプの多さを特徴とする。 ただ実際に両者を戦わせるとラムパルドが[[じしん>じしん(ポケモン)]]を持っている場合が多いため、&bold(){だいたいトリデプスが4倍弱点を突かれて負けてしまう}。 更にどちらもその極端なステータスのせいで汎用性が高いとは言い難く、対戦では非常に[[マイナー>マイナーポケモン]]な部類に属する。 同じ化石ポケモンの中でも優秀な特性のよびみずを持ち高速再生技を覚える[[ユレイドル]]の方が「ある意味トリデプスよりも砦」と言われることがあったり...。 &font(l){そして第8世代以降は両者共々新タイトルではsvのDLCまで約4年間まったくお呼びがかかっていなかった} また『[[X・Y>ポケットモンスター X・Y]]』から登場する[[ギルガルド]]も剣が盾を持っており矛盾の要素がある。 ・&bold(){[[ヴァイエイト/メリクリウス]]}([[新機動戦記ガンダムW]]) 両者ともOZに身柄を拘束された[[5人のガンダム開発者>ガンダム開発者(新機動戦記ガンダムW)]]が共同開発した試作MS。それぞれ青と赤の機体を持ち、ヴァイエイトは遠距離での砲撃戦に特化した「&bold(){&color(Blue){最強の矛}}」、メリクリウスは対照的に近接戦に秀でた武器を持つ、「&bold(){&color(Red){最強の盾}}」のコンセプトの元制作されている。 商人に聞くようなレディ・アンの「両者が戦ったらどうなるのか」という問いに開発者の一人ドクターJは項垂れることなく「&bold(){パイロットの技量が高い方が勝つ}」と回答している。 しかし作中では製作中に潜入したガンダム開発者を抹殺すべく未完成のヴァイエイトに乗り込んだ[[ヒイロ・ユイ]]が撃ったビームを防いで未完成故に両者とも停止したり その後OZの捕虜になったヒイロが搭乗したくらいで、ヴァイエイトと敵対する描写は特になかった。 ・&bold(){ムジューン}([[ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章>ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章・時空の章]]) 「どくろダンジョン」の中ボスとして登場。 「サイキョウのたて」で身を守りつつ、「サイキョウのけん」を自立飛行させて攻撃してくる。 サイキョウのけんを移動でうまく誘導しムジューンに3回ぶつけることができれば&bold(){サイキョウのけんとサイキョウのたてはともに壊れ}&s(){(何か違うだろ)}、そこからは突進で攻撃してくる。 ・&bold(){マガグランドキング}([[ウルトラマンオーブ]]) 第2話「土塊の魔王」に登場する、土を司る魔王獣。 姿形は『[[ギンガ>ウルトラマンギンガ]]』に登場したスーパーグランドキングによく似ているが、若干青みがかかっており、顔つきも初代[[グランドキング]]に近い姿である。 主な武器は左腕の鉤爪と右腕の大鋏で、全身からエネルギーを放出し、周囲のあらゆるものを吹き飛ばすマガ一閃やそして胸部の発光体から発射するレーザー光線マガ穿孔などが持ち味。だが鏡面で反射されてしまうという意外な弱点がある。 装甲も非常に頑強で、オーブの猛攻を受けてもびくともしなかったが、自身のマガ穿孔を反射されて直撃を受けたときは身体に風穴を開けており、SSP曰く&bold(){最強のレーザー(矛)と最強の装甲(盾)は両立できない}と揶揄された。 ・&bold(){[[パラド/仮面ライダーパラドクス]]}([[仮面ライダーエグゼイド]]) 本作における6人目のライダー。『矛盾』という意味の名前を持つ新たなる仮面ライダー。 但し、公式の英字表記は「Paradox」ではなく「&b(){PARA-DX}」。 「PARA」「DX」は医療用語でそれぞれ、「欠陥・異状・擬似」「診断」の意味。「異状」を引き起こすバグスターが、「診断」を下し治療するドクターライダーの味方となるのはまさしくパラドックスといえよう。 手足の装備は攻撃を与えた相手の防御プログラムを一時的に停止させ、防御力を無視して直接ダメージを与える機能を持つ。 その真価は黎斗の変身した仮面ライダーゲンム・ゾンビゲーマーLvXに対して振るわれ、今まで猛威を振るっていたダメージ無効化機能を強制的に無力化し、黎斗を変身解除に追い込んでいる。 まさに最強の矛。 ギアを切り替えれば全く戦闘スタイルが全く違う二つの形態に変身可能。 -&bold(){[[紫龍(聖闘士星矢)]]} &ruby(ギャラクシアン・ウォーズ){銀河戦争}での触れ込みは「最強の&bold(){拳}と盾」で、[[ペガサス星矢>星矢(聖闘士星矢) ]]との試合でその二つをぶつけ合わされて破壊してしまった際に 観戦していた[[キグナス氷河>氷河(聖闘士星矢) ]]が「故事成語の矛盾」に言及している。 &s(){矛盾は「最強と最強をぶつけたら両方砕けた話」じゃねえ} 論理的に破綻している事柄と強度の等しい物質の衝突は話の根本からして全く違う。 勘違いさせられた少年読者は怒っていい。 -&bold(){[[シラリー]]/[[コダラー]]}([[ウルトラマン超闘士激伝]]) 味方側最強戦力でさえ手も足も出ないこの二大魔神に投擲した自分の武器を跳ね返されて盾で防いだ[[鋼魔四天王]]の[[ザラブ星人]]が、 両方が砕けたのを見て「よく似た地球の昔話」を思い出し二大魔神の倒し方を閃いている。 &s(){だから矛盾は「最強」と「最強」(ry} -&bold(){矛盾番長}(金剛番長) サンデーに連載していた漫画『金剛番長』に登場した番長で、盾持ちと槍持ちの二人一組。 盾持ちが防御し槍持ちが攻撃するという矛盾しない戦法をとる。 と見せかけて盾がシールドバッシュで攻撃役、槍持ちが攻撃をいなす防御役をすると言う矛盾した役割となる。 -&bold(){[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]/[[グリード>グリード(鋼の錬金術師)]]}([[鋼の錬金術師]]) 「ホムンクルス」と呼ばれる人造人間。 ラストは指先を伸ばし、切れ味鋭い「最強の矛」として使う。 グリードは皮膚に含まれる炭素を変質させ、表皮をダイヤモンド並みの硬度を誇る「最強の盾」とする。 ラストはマスタング大佐の焔の錬金術の猛攻により最強の矛を振るう暇もなく爆殺され続けて敗北。 グリードは硬化と再生には時間がかかる&2つの能力は併用出来ないというデメリットをブラッドレイ大総統に突かれ、ひたすら生身の部分を刻まれて敗北。 どちらも最強の能力を十全に使うことが出来ない状況に追い込まれて倒されてしまっている。 -&bold(){[[SCP-225]]}([[SCP Foundation]]) 「絶対に動かない」金属球と、「絶対に止まらない」金属球からなるオブジェクト。 それぞれ単体では脅威にならないものの、もし衝突した場合は、少なく見積もって&bold(){&color(red){██ギガトンの核爆発}に匹敵するエネルギーが発生する}といわれている。 元ネタは、西洋で「矛盾」と同様に扱われる「不動の力のパラドックス」か。 -&bold(){SCP-081-KO}([[SCP Foundation]]) 矛盾が元ネタのオブジェクト。矛と盾のオブジェクトであり、見るとぶつけ合わせたくなる。 ぶつけ合わすと&bold(){どちらかが必ず粉々に破壊}されてしまい、ぶつけた人は矛が破壊されると全肯定論者に、盾が破壊されると全否定論者になる。 オブジェクトはしばらくすると復活する。なお武具としての性能は一般的な矛と盾と同じ模様。 -&bold(){[[三代目雷影>雲隠れの里(NARUTO)]]([[NARUTO‐ナルト‐]])} 雲隠れの里のかつての里長。 筋肉モリモリマッチョマンの&s(){変態}強靭な肉体を、雷遁のチャクラを纏うことでさらに強化している。 貫手「&bold(){地獄突き}」を得意技としており、指を減らすごとに威力が集中して増していく。 最終段階の一本貫手は『&bold(){&color(blue){最強の矛}}』と呼ばれ、[[八尾>尾獣/人柱力(NARUTO)]]の蛸足を全て切り落としてしまうほど。 また、全身に纏う「&bold(){雷遁の衣}」は本人の肉体の頑強さと相まって『&bold(){&color(red){最強の盾}}』と称される。 属性的に相性不利な風遁をものともせず、[[穢土転生体>穢土転生]]とはいえ[[ナルト>うずまきナルト]]の[[螺旋手裏剣>螺旋丸]]の直撃をくらっても大したダメージにはならない化け物っぷりを見せつけた。&s(){ナルトも「人なのか・・・?」とドン引きしていた。} しかし左胸にある雷型の傷跡に気付いたナルトが「&bold(){最強の盾なら何故傷があるのか?}」と疑問に思い、八尾との会話をヒントに、その傷は自分の貫手で付いたものであると看破。 螺旋丸で攻撃の軌道を逸らし、自滅させることで封印に成功した。 「『&bold(){&color(red){最強の盾}}』と『&bold(){&color(blue){最強の矛}}』・・・たしかに矛盾している。&bold(){三代目は矛の方が強かった}ってことか。」 -&bold(){[[ヴァレリア・トリファ]]([[Dies irae>Dies Irae -Acta est Fabula-]])} [[聖槍十三騎士団]]・第三位にして&bold(){首領代行}。 首領代行の肩書通り、その肉体は首領である[[ラインハルト・ハイドリヒ>ラインハルト・ハイドリヒ(Dies irae)]]本人のもの。 魂が分離したラインハルトの肉体に様々な強化を図り、ヴァレリアの魂を移し替えている。 元々ラインハルトの肉体は[[数百万人分の魂を内包>エイヴィヒカイト(Dies irae)]]した桁違いの強度を有しているが、さらに[[メルクリウス>カール・クラフト=メルクリウス]]による対物理・対魔術・対時間・対偶然のあらゆる防壁で強化したため、まさに絶対防御といえるほどの『&bold(){&color(red){無敵の鎧}}』である。 ただし、あくまでも防御力が高いだけで攻撃手段は徒手空拳であり、しかもヴァレリア自身の格闘能力はそんなに高くないため「何十発食らわせてなお殺せない鈍刀」と表現される有様で決定力はない。 そこで[[創造>創造(Dies irae)]]『&bold(){&ruby(ヴァナヘイム・ゴルデネ・シュヴァーン・ローエングリーン){神世界へ翔けよ黄金化する白鳥の騎士}}』の出番となる。 能力はこれまたラインハルトの聖遺物である[[聖槍>ロンギヌスの槍]]を召喚し、限定的に使用できるというもの。 あくまでも限定的なため自在に操ることはできず、召喚した聖槍を矢のように射出するだけであるが、自分よりはるか格上の[[三>ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン]][[騎>エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ]][[士>ウォルフガング・シュライバー]]でさえ討ち取ることができる『&bold(){&color(blue){究極の矛}}』。 ただし『&bold(){&color(red){無敵の鎧}}』と『&bold(){&color(blue){究極の矛}}』はまさに&bold(){矛盾するため両立することができず}、聖槍を使う際は防御力が常人並みになってしまうという弱点がある。 他にも鎧を破る方法はなくはないが極めて条件が限られるため、半分のルートではこの弱点を突いて倒されている。&s(){そのためよく&bold(){死亡フラグ}と揶揄される。} なお、あくまで借り物故の弱点であるため、本来の持ち主であるラインハルトは『&bold(){&color(red){無敵の鎧}}』も『&bold(){&color(blue){究極の矛}}』も当たり前のように両立させている。 -&bold(){しのびがたき} マンガワンで連載されていた侍と忍者が戦うバトル漫画(作:飛田ニキイチ)。 最強の盾と称する超硬化能力を誇る忍者と、一族伝来の奥義である最強の槍を掲げる侍が激突。 &bold(){&color(#3B4EF0){「最強と謳ったゴミ盾が最強の槍に敗北する話やろ?」}} &bold(){&color(#F54738){「ああ…最強と謳ったクソ槍が最強の盾に敗北する話だ…!!!」}} 互いの意地とプライドがぶつかり合った結果、&bold(){槍が盾を完全に貫き勝利した}。 *テレビ番組 ・&bold(){[[ほこ×たて]]} 2010年1月17日から2013年10月20日までフジテレビ系列で放送されていたバラエティー番組。 番組名通りまさに矛盾を体現した番組で、毎回矛盾の由来が述べられていた。 [[さまざまな対決>どんな金属にも穴を開けられるドリルVS絶対に穴の開かない金属(ほこ×たて)]]が繰り広げられた人気番組であったが、ネタ切れ感が時代を下るごとに増していき、 スナイパーVSラジコンの対戦回において編集で勝敗の捏造を行っていたことが発覚し、[[打ち切り>打ち切り(テレビ番組)]]となってしまった。 キャラクター等ではないが、[[逆転裁判シリーズ]]も「矛盾」(表記は「ムジュン」)を多く用いる。 これは[[名探偵コナン]]などのトリックを用いる[[ミステリー]]作品でも見られる構図である。 例えばAさんが殺害された時、容疑者Bははるか遠方の公園にいたと主張し、その場所で撮影したという写真を提出した。 テレポートなど[[瞬間移動>瞬間移動/空間移動]]が困難・不可能な世界観であれば Bは犯人ではない可能性が高いというのが論理的帰結である。 だが、提示された写真の公園がある場所は殺人のあった日時には激しいにわか雨が降っていたという事実が後に発覚する。にもかかわらず容疑者Bが提出した写真は晴天であった。 こういった情報が分かった時、逆転裁判などでは「矛盾がある」と指摘する。 追記・修正は矛盾を解決してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 異議あり! その証人の発言は、 アキラカにムジュンしているッ! -- 名無しさん (2023-04-15 02:02:52) - ドラゴン紫龍で知った。 -- 名無しさん (2023-04-15 02:31:07) - ほこ×たてのドリルvs合金対決であった「矛も盾もぶっ壊れる」が解として一番好き -- 名無しさん (2023-04-15 03:24:12) - 『封仙娘娘追宝録』でも同じモチーフの宝貝が登場してたな。打ち合わせた際には対消滅的な事象で大陸ごと消し飛ぶ上に、双方が自分だけは生き残ると信じて対決を試みるという厄介な存在だった -- 名無しさん (2023-04-15 05:23:52) - ちなみに韓非が言いたいのは矛と盾の話ではなく、儒教の教えでは聖人が統治すれば人民が教化され悪人が居なくなり平和なはずなのに、聖王堯の補佐をした聖王舜は様々な社会問題を解決している。堯が聖王なら舜の功績は嘘になり、舜が正しければ堯は聖王ではないではないか、という指摘らしい。BY陳舜臣先生 -- 名無しさん (2023-04-15 05:40:58) - 全能のパラドックスの一種 -- 名無しさん (2023-04-15 06:45:26) - 戦闘破壊学園ダンゲロスでの「必ずどちらかが勝ち、勝った側が『本物』になる」という解釈は割と斬新だった -- 名無しさん (2023-04-15 06:49:41) - 矛の盾 -- 名無しさん (2023-04-15 07:27:00) - 昔読んだ国語の教科書には『ののちゃん』のいしいひさいち先生による四コマ漫画がのってて、オチでは商人が「両方買えばそんな心配しなくていい」と言い出し客に呆れられてたのを思い出した -- 名無しさん (2023-04-15 07:31:55) - ↑9「その証人」ではない。「楚の商人」だ。 -- 名無しさん (2023-04-15 08:30:48) - 中華一番の饅頭対決でも使われた言葉 -- 名無しさん (2023-04-15 09:07:59) - NARUTOの三代目雷影も矛盾が体現されてたな。 -- 名無しさん (2023-04-15 09:10:29) - 両方壊れるとした場合、矛側は相手を倒すという目的を達成できていない(破壊しても二撃目がうてず防がれたともいえる)のに、盾側は相手を防ぐという目的は達成してるので盾側の勝利じゃなかろうか? -- 名無しさん (2023-04-15 09:18:05) - ポケモンは剣と盾がバージョン別になったり、その名の通り相反する時間軸から襲来したパラドックスポケモンみたいなのもいるね -- 名無しさん (2023-04-15 09:24:00) - クロスボーン・ガンダムゴーストに登場したサーカスの矛と盾であるデスフィズとラロ。ローターとシールドを兼ねたデスフィズのクローも大概だがラロはなぜ玉乗りの玉で攻撃を防ぐ発想になった -- 名無しさん (2023-04-15 11:18:01) - どこかで『実際に買って試したら両方壊れ「矛は盾を壊したし盾は攻撃を防いでいるからおかしくない」的なことを言った商人の一人勝ち』になる話を見た覚えがあるけど出典元が分からない -- 名無しさん (2023-04-15 12:04:07) - 真面目に〜の部分、商人が言い出したことは食い違って論理的に成り立たない事に関する指摘なんだから、素材が同一とか兵器設計の話は無関係では? -- 名無しさん (2023-04-15 14:20:47) - 対消滅を起こす! -- 名無しさん (2023-04-15 14:23:26) - 恋愛経験方法(結婚歴無し・独身)以上に違和感を覚える矛盾を知らない -- 名無しさん (2023-04-15 15:34:57) - パタリロで実際に最強の盾と矛を作ってみた話が合ったな。試すと宇宙が消滅するとか言ってた。 -- 名無しさん (2023-04-15 18:30:28) - 初期のBleachに「斬魄刀100万本分の刃とそれを受けても壊れない磔台」なんてのも出てきたな。「どんなものでも」じゃないから両方とも一護に壊されるオチがついた -- 名無しさん (2023-04-15 18:56:22) - 子の矛を以て、子の盾を陥さば何如、そしたら全部ドカーンだ! -- 名無しさん (2023-04-15 20:46:39) - 「貫いても先端がわずかに貫通した時点で止まるなら、貫くも止めるも両方の条件を満たす」ということを描いていた漫画があった。 -- 名無しさん (2023-04-15 23:19:57) - 星新一のショートショートにもこの故事をモチーフにした話あったよね(追記したいけど本が手元に無いので書けない) -- 名無しさん (2023-04-16 01:54:25) - 矛の方は「於物」と言ってるから、盾が実は宝貝で非物質的なバリア発生装置ならOK。 -- 名無しさん (2023-04-16 05:55:12) - 折れた矛に割れた盾… -- 名無しさん (2023-04-16 07:34:55) - 『ピクミン』のオリマーの故郷「ホコタテ星」はこれネタかと思ったら「上鳥羽鉾立町」という京都の地名らしい。 -- 名無しさん (2023-04-16 11:50:31) - 仮面ライダーパラドクスはこの記事の故事成語とは関係ないのでは? 日本語訳がそうなるというだけで、語義としては哲学用語としての「パラドクス」の方かと思うが -- 名無しさん (2023-04-16 12:13:18) - 弘法筆を選ばずという言葉がある、世界最強の矛使いならばどんな物を使っても何でも貫けるし世界最強の盾使いならば何を使っても何でも防げるとも言えるしそうでないとも言える -- 名無しさん (2023-04-16 14:34:56) - 盾は構えるだけでいいけど矛はそれなりの技量がないと普通の木の盾を貫くのも難しいよね -- 名無しさん (2023-04-16 16:12:00) - 江戸時代の故事成語は物騒だなあw -- 名無しさん (2023-04-17 00:20:11) - ヨルムンガンドのココの「矛盾したことを言っていいのは武器商人だけ」というセリフ、その後のヨナにワイリが故事を教えるシーン含め好き -- 名無しさん (2023-04-17 01:06:46) - ↑5パラドックスは厳密には一見正しいように見える推論から間違った(到底納得し難い)結論に至ることだから厳密には矛盾とは違うね -- 名無しさん (2023-04-17 07:38:12) - どうでもいいけど矛盾って、店主との会話方式の全く違う形で項目あったよな。サルベージされてないのかな -- 名無しさん (2023-04-17 10:22:38) - 矛に適した素材と盾に適した素材って違うんじゃね?スパイスガールがぶん殴った座席は壊れないけど、仮に鉄パイプもぶん殴ってたらぶにぶにやん -- 名無しさん (2023-04-17 12:56:35) - 逆転裁判でしばしばムジュンってカタカナ表記になるのは強調するためなのだろうか -- 名無しさん (2023-04-17 13:10:13) - 惑星のさみだれの昴と雪待の操る掌握領域(超能力)が「無敵の盾」とそれを投げつける「最強の矛」。盾も矛も同じものかつ2つ以上同時には存在しないなら矛盾はないという解釈 -- 名無しさん (2023-04-18 01:23:46) - 武器じゃないけど鬼太郎に出てきた、どんなボールも打てる妖怪バットと、どんなバットも避ける妖怪ボールも、ある意味では矛盾の組み合わせかな。あれではボールが勝ってたけど -- 名無しさん (2023-04-20 15:40:35) - ↑4コマ漫画「ニセモン」では、「絶対打てない魔球VS絶対打てる打法」の戦いがあった。結果はボールが逃げてバットが変形しながら追っての大混乱で無効試合。 -- 名無しさん (2023-04-20 21:21:49) - 笑い話のように見えて現実でも誇大広告とか詐称記事にならないようにするという教訓が込められている(業界初とか) -- 名無しさん (2023-06-06 16:37:44) - 尭も舜も聖人なのに、彼等でさえ強化しなかったかできなかった舜の親兄弟は最強だった・・・? -- 名無しさん (2023-06-06 19:51:30) - 創作の中の特異な『矛盾』の例がこれだけあると、記事内の「鉄の矛と鉄の盾に置き換えられる」なんて無理な理屈だよな。 -- 名無しさん (2023-06-24 01:23:42) - ふと思ったことそのまま書くクソレスだけど、現実に最強の矛でも盾でもあるブラックホールが2つ(質量同じとして)隣り合わせになるとどうなるん?やっぱり融合されるんかね? -- 名無しさん (2023-06-24 01:46:13) - 融合するのが観測されてる。詳しくは重力波+ブラックホールで検索してみよう -- 名無しさん (2023-06-24 06:20:45) - 現代日本の創作で攻撃力を矛に喩えるのって防御力を盾に喩えるのとセットでしか使われない説 -- 名無しさん (2023-06-24 15:48:27) - ホテルヘルヘイムでは料理長ベヘモット(バハムートの一族)VS団長リヴァルウ(リヴァイアサンの一族)で圧倒的な攻撃力と鉄壁の鱗を作中最高の矛と最強の盾と称していた -- 名無しさん (2023-07-14 23:04:32) - ちなみにこの故事を現代に置き換えると、「いきなりやって来てマジレスとかヤバ」で指摘した方が傷を負う模様、 -- 名無しさん (2023-07-15 00:15:04) - 昔2chで見かけたコピペで、「VIPPERだったら『両方同時に装備すれば最強になれる』と考えて100個くらいまとめ買いして悦に浸る」っていうネタを見かけて今でも印象に残ってる。 -- 名無しさん (2024-04-13 13:14:18) - それを聞かれた商人は答えました。「さぁ、どうなるんでしょうね。両方買って確かめてみるのは如何でしょう?」 -- 名無しさん (2024-08-15 16:46:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2023/04/15 Sat 01:37:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,#2e8b57,130%){楚人有鬻楯與矛者 }} #center(){&font(b,115%){~楚の国で、ある商人が[[盾]]と[[矛>ポールウェポン#id_bb8a527c]]を売っていた。~}} #center(){&font(b,#ff0000,130%){&color(#2e8b57){譽之曰} 吾楯之堅 莫能陷也}} #center(){&font(b,115%){~商人はこれを誉めて&color(red){「私の盾の硬きこと、どんな物でも貫くことができない」}と言った~}} #center(){&font(b,#2e8b57,130%){又譽其矛曰}&font(b, #0000ff,130%){吾矛之利 於物無不陷也}} #center(){&font(b,115%){~また矛も誉めて&color(blue){「私の矛の鋭きこと、どんな物でも貫けないものはない」}と言った~}} #center(){&font(b,#2e8b57,130%){或曰 &color(gold){以子之矛 陷子之楯 何如}}} #center(){&font(b,115%,){~両方聞いた人が&color(gold){「貴方の矛で貴方の盾を突いたらどうなるの?」}と言った~}} #center(){&font(b,#2e8b57,130%){其人弗能應也}} #center(){&font(b,115%){~商人は答えることができず項垂れた。~}} 「&bold(){&ruby(む){矛}&ruby(じゅん){盾}}」とは、あることに関して2つのことが同時に成り立たないで対立し辻褄が合わない状態を意味し、古代中国の韓非子による「矛と盾」の故事によってできた言葉。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 出典は中国戦国時代に活躍した法家「韓非」(BC280?年〜BC233年)の著書『[[韓非子]]』難一篇に出てくる故事……「&color(red){どんな盾も貫く矛}」と「&color(blue){どんな矛も貫けない盾}」を売っていた楚の商人の男が、客から「&color(gold){その矛でその盾を突いたらどうなるのか}」と素朴な質問をぶつけられ、返答できなかったという話から。 同じ人間が同じ口で、両立できない理論を用いている、ということで理論的な誤りを指摘している。 非常に有名であり、小学生でも習う故事成語の1つで、中学校受験で頻出する故事成語としても知られているなどもはや知らない人はいないかもしれないほどの知名度を誇る。 ちなみに古い時代の[[日本>日本国]]では解釈ミスがあったようで、江戸時代初頭の1603年の「日葡辞書」では「矛盾に及ぶ」の意味が「武器を取って戦う」「激しく敵対する」と記されている。&strike(){矛盾を指摘すると逆ギレして襲いかかってくる商人怖すぎる} 矛盾の類語には「&ruby(どうちゃく){撞着}」があり、この二語を組み合わせた[[四字熟語]]の「矛盾撞着」は矛盾をより強めた表現となっている。 普通に考えれば''宣伝文句を盛り過ぎて両立しないことを言ってしまった''だけの話であるし、そういう意味の熟語として使われているが、仮に宣伝文句に偽りがなく実演するとどうなるか?というのはよく言われる話である。 フィクションでも度々ネタにされ、「矛盾」を体現した2種のモンスターやキャラクターもいくつか存在する。 『&color(red){この世の全てを切り裂く最強の刃}』『&color(blue){あらゆる攻撃を防ぐ無敵の盾}』みたいな存在や能力がよく出てくるので理屈を小難しく考えてしまいがちだが、双方とも&bold(){それを実現させるためには「この世のどんな物質よりも堅く強靱な宇宙最強の物質」を素材にする}必要がある。 一見すると凄そうな仮定ではあるが、同じ物質を材料にして武具を作る以上この問題は&bold(){「鉄の矛と鉄の盾がぶつかったらどうなるの?」}という、単純かつ現実的な問題と同じ話に帰結してしまうのだ。 *矛盾したもの同士を実際にぶつけ合うとどうなるのか? 古くから用いられるモチーフのため、それらの衝突により生じる結果も無数に描かれているが、大抵はいくつかのパターンに大別できる。 -&bold(){どちらかが勝つ} 現実的に一番有り得るパターン。 どちらか、あるいは双方の性能が誇大表現であり、実際には何ら特別なことは起こらず、普通に性能の高い方が勝つ。 またはどちらも実際に謳い文句通りの性能でも、使い手の技量や相性の良し悪しなど、対立する性能以外の部分で差が付き勝敗が決まる。 現象に面白みはないが、実際にどちらが勝つのかという興味は大いに湧く。 『[[刀語]]』では絶対に折れることも曲がることもない絶刀「&bold(){&ruby(かんな){鉋}}」と、あらゆる物を一刀両断する斬刀『&bold(){&ruby(なまくら){鈍}}』という(両方ともに武器ではあるが)矛盾と同じような機能を宿した刀が登場している。 相反する性質を持つこの二つがぶつかり合った場合は、後期に作られている完成度の高い刀が勝つだろうと作中で予測されている。 『[[ルパン三世 燃えよ斬鉄剣]]』では[[石川五ェ門>石川五ェ門(ルパン三世)]]が持つお馴染みの[[斬鉄剣]]と同じ合金の製法で造られた絶対に落とされない無敵のステルス戦闘機が登場。 その硬さは五ェ門の[[斬鉄剣]]すら刃が立たず文字通り無敵の盾と化していたが、五ェ門が高速飛行中の機体とすれ違う瞬間に全く同じ所を寸分の狂いもなく三度斬り裂くというまさに達人級の絶技にて真っ二つにしてみせた。 -&bold(){双方が壊れる、相打ちになる} 実際に性能が拮抗していると起こり得ると思われる。 「矛は盾を貫き役割を果たしたし、盾は矛を壊し矛による攻撃から使用者を守ったためやはり役割は果たしている。どちらも嘘ではない。」という論法で正当性を強弁することもできる。 しかし、矛の役割は盾を破壊することではなく、その後ろの相手を刺すことであると考えると、矛は役割を果たせていないため、双方破壊の場合は持ち主を守るという役目を果たせた盾の勝利と考えるのが妥当だろう。 フィクションだと「無敵の盾は無敵の矛でしか壊せないため、双方をぶつけて壊すのが攻略法」というような場合も。 中には所謂[[バケモンにはバケモンをぶつけんだよ>貞子VS伽椰子]]系の作戦を提案する上で、元の矛盾の故事も改変して補強材料に使うことまで…… -&bold(){消滅する} 正反対の性質を持ったもの同士が触れ合うことで、相殺されて結果はゼロとなってしまうというもの。 炎と氷のように相反する属性をぶつけ合ったらどうなるの?というようなものである。 このように両極の性質を持つ者同士の対戦というのはフィクション向けで見栄えがいいため、派手な撃ち合いで相殺合戦のような描写をされることが往々にしてあるが[[ポケモン>ポケットモンスター]]のように炎は氷に一方的に勝つ、とする作品もある。[[メドローア>メドローア(ダイの大冒険)]]のように相殺した結果別の何かが生まれるとされることも。 とまあフィクションで散々ネタにされているため、相殺で双方消滅するのは非常に理にかなっている・・・と思われがちであるが、実は消滅するのは想定される結果の中でも極端で稀な例である。 なぜそうなるのかといえば、相反する属性同士をぶつけるというのは、正(+)の数に負(ー)の数を足すようなものだからである。正の数負の数ともに0に近い小さいものから無限(±∞)に至る極大なものまでまさに無限の数があり、その正の数と負の数の組み合わせも無限通り存在する。その無限の組み合わせの中で、足し合わせた結果がちょうど0になるというのはほとんど&bold(){奇跡}といっても過言ではない。 そのため現実世界で炎と氷をぶつけた場合、ほとんどの場合は強いほうが勝つ、つまり炎が氷を蒸発させて消すか炎がかき消されて氷だけが残るかのどちらかになり、炎と氷どちらも消えるということはまれである。 どちらか一方が残るのであればもう一方は存在しえない…まさに矛盾にふさわしい結果といえる。 -&bold(){理解不能の結果となる、破滅的な現象が発生する} どちらの性能にも嘘偽りがない場合、それらがぶつかり合うパラドックスにこの世の理が耐えきれず、人智や通常の理論を超えた何かが起きる。 あるいは性能の絶対性を保証するための莫大なエネルギーが双方から発生する。 大抵は大爆発やら宇宙の消滅やら、理解不能なろくでもない結果に繋がる。 『[[パタリロ!]]』では主人公のパタリロが矛盾の故事から発想を得た[[発明品>何でも斬れる剣#id_0760d930]]を作り出したが、無限大のエネルギーを持つ物同士が衝突すると宇宙が消滅するほどの被害が出ると判明したのでお蔵入りになっていたが、ある事件がきっかけでそれらが衝突することになってしまった。 その結果、時空間に[[タイムスリップ]]が起こって矛と盾が遥か過去へと飛び、それがビッグバンになってこの宇宙が誕生したことになってしまった。 このようなことは[[ゲーム]]の世界でも起こりうる。 例えば十字キーの右を押したら右に進む、左を押したら左に進むようプログラムを組んである[[ゲーム]]で右と左をコンマ一秒の差もなく同時押ししたらどうなるか? そう、&bold(){バグる}のである。 右と左、という想定されていない矛盾する入力を同時に受け取った結果、通常では起きない挙動が起きるようになり、画面が乱れたり別の場面に突然遷移したりフリーズしたりといったことが発生してしまう。バグを意のままに操る[[TAS]]では意図的に上下左右同時押しをすること等によって壁抜けバグの起動、酷い時にはエンディング呼び出し等にも利用されることもある。 &s(){そう考えると冒頭の商人の質問に対する反応も回答の矛盾によりバグってフリーズが発生した結果と捉えることもできなくもない。} -&bold(){ぶつけること自体ができない} そういった現象が起きないよう、矛盾する存在同士がそもそも近づくことができないようにこの世の法則が作られているというパターン。 もしくは、一個体が最強の矛と最強の盾となる能力を持ち合わせており、ぶつかることがない場合もありえる。 上記のゲームの例では十字キーは左右同時押しが物理的にできないような仕組みとなっており、また人間操作では寸分の時間のズレもなく同時入力することがほぼ不可能なこともあって理屈の上では同時押しによるバグは発生しない(から想定する必要がない)。TASで同時押しができるのは入力が十字キーを介していないから・フレーム単位で操作入力が可能だからである&s(){そもそも制作側はそんな遊び方は想定していない}。 &font(l){……と思いきや、近年のコントローラーはスティックと十字キー両方を搭載していることが多いため、片方を上、もう片方を下と入力してこの問題をクリアできてしまったりするのは別の話。「同時入力しても片方しか認識しない」という荒技で解決したゲームも一定数存在する。} **現実的に考えると 論理学的な問題であるため&bold(){現実的に考えることそのものがナンセンスである}が、ナンセンスであるという前提で現実に有ったらどうなるかを考えてみよう。 もし両種の矛と盾が同一の素材、錆などがない新品の状態であれば、盾が矛の攻撃を防ぐであろう。 戦争の歴史の中で人類は武具を進化させてきたが、防具は武器の攻撃を防ぐという役割を果たすためにそれに特化した作りになっているが、矛のような刀剣類は盾を貫通するようには作られていないのである。 代わりに盾や防具を避けて攻撃できるように矛になる武器側も進化を遂げてきたのである。 兵器類の設計をする場合には、「主要部は自身や主要敵の攻撃に何とか耐えられるように作るが、同じ箇所に複数発被弾したら危ない」程度に作られている場合が多い。 &bold(){一撃でやられなければ、退却や救援要請をするぐらいの余裕は生じるからだ。} 無論、全体をそれだけの重装甲で覆うと機動性や攻撃力、安定性、何より製造コストに悪影響を生じるので、攻撃を受けにくい部分は軽装甲化するのが普通だし、格下の攻撃とは言え軽装甲部分に多数被弾したら戦闘不能になる事も有り得る。((例えば、大和型戦艦の場合、中甲板は46cm砲や1t爆弾の直撃に耐えるように、20or23cmの装甲用鋼鈑が使われているが、最上甲板は「250kg爆弾の急降下爆撃に何とか耐える」程度の5cmの鋼鈑に妥協されている。最上甲板を重装甲化すると安定性が悪化してしまうので止むを得ないのだ。)) *そもそも矛盾を確かめる価値があるのか問題 矛盾が発生するが、その矛盾を解消する必要はないという話。 ぶつけた場合に一方もしくは双方が破損することは予測できるが、そうなると多大な損害が発生するので、ぶつけた場合どうなるかを考えることはできても、確かめたくないということはあり得る。 例えば上記の『[[刀語]]』に登場する絶刀と斬刀はどちらも他の武器に勝る性能の上、その特異性からそれ一つで国が買えると言われる程の価値がある。 こういう場合、矛盾を確かめるためだけにその価値を失わせるよりも、それぞれ強みを活かした方が良い。 *矛盾をモチーフにしたキャラクター -&bold(){[[尭/舜/禹]]} &bold(){[[韓非子]]の話の本題}。リンク先も参照。 尭は全ての民の困窮を救ったと言われる。舜は陶器や農業・漁業を指導して民を救った功績により尭より禅譲されたという。 韓非子は問う、&bold(){尭の教化に漏れがあったから舜が指導する民がいたのか、それとも尭が全ての民を教化していたのだからもはや教化を必要とする民などおらず、舜が手柄を偽ったのか}と。 要するに武器の優劣のことをいっているのではなく、理論としておかしい、ということである。 また別の箇所では、[[韓非子]]自身が重視する法治思想は、尭舜のような賢者による政治とは矛盾する、と言っている。 賢者の能力を最大限に生かす徳治思想では、賢者の能力には一切の制限を掛けないことが肝要である。 しかし権勢を法術によって制御する法治思想では、賢者も愚者も凡人も一律に、法の枠組みに組み込む。 &bold(){何人にも禁ずべからざる賢者の統治と、何人をも禁ずべし法律の統治とは、決定的に矛盾し、両立できない。} しかし、賢者は歴史にめったに現れず、法治思想は常に存在する凡人を統治するためにある。法治はここに於いて優れる。 -テウメソスの狐と猟犬ライラプス([[ギリシャ神話]]) 土地を[[荒らし]]ていた絶対につかまらない運命の狐と、それを倒すために連れられてきた絶対に獲物を捕まえると定められた猟犬。 &bold(){何かが起こる前に両者ともにゼウスに石に変えられた}。 ・&bold(){[[ラムパルド]]}/&bold(){[[トリデプス]]}([[ポケットモンスター]]) [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場する化石ポケモン。 [[ラムパルド]]は『[[ダイヤモンド]](ブリリアント[[ダイヤモンド]])』の図鑑説明で「強烈な 頭突きの 攻撃は どんなに 頑丈な ものでも 一撃で 粉砕する 威力」、[[トリデプス]]は『プラチナ』で「横一列に 並ぶと どんな ポケモンでも 突破 できない。 そうやって 子供を 守っていた」と記されており、まさしく矛盾を体現している。 ステータス上も[[ラムパルド]]は物理攻撃のみに特化、[[トリデプス]]は圧倒的な防御特防と半減・[[無効化]]できるタイプの多さを特徴とする。 ただ実際に両者を戦わせるとラムパルドが[[じしん>じしん(ポケモン)]]を持っている場合が多いため、&bold(){だいたいトリデプスが4倍弱点を突かれて負けてしまう}。 更にどちらもその極端なステータスのせいで汎用性が高いとは言い難く、対戦では非常に[[マイナー>マイナーポケモン]]な部類に属する。 同じ化石ポケモンの中でも優秀な特性のよびみずを持ち高速再生技を覚える[[ユレイドル]]の方が「ある意味[[トリデプス]]よりも砦」と言われることがあったり...。 &font(l){そして第8世代以降は両者共々新タイトルではsvのDLCまで約4年間まったくお呼びがかかっていなかった} また『[[X・Y>ポケットモンスター X・Y]]』から登場する[[ギルガルド]]も剣が盾を持っており矛盾の要素がある。 ・&bold(){[[ヴァイエイト/メリクリウス]]}([[新機動戦記ガンダムW]]) 両者ともOZに身柄を拘束された[[5人のガンダム開発者>ガンダム開発者(新機動戦記ガンダムW)]]が共同開発した試作MS。それぞれ青と赤の機体を持ち、ヴァイエイトは遠距離での砲撃戦に特化した「&bold(){&color(Blue){最強の矛}}」、メリクリウスは対照的に近接戦に秀でた武器を持つ、「&bold(){&color(Red){最強の盾}}」のコンセプトの元制作されている。 商人に聞くようなレディ・アンの「両者が戦ったらどうなるのか」という問いに開発者の一人ドクターJは項垂れることなく「&bold(){パイロットの技量が高い方が勝つ}」と回答している。 しかし作中では製作中に潜入したガンダム開発者を抹殺すべく未完成のヴァイエイトに乗り込んだ[[ヒイロ・ユイ]]が撃ったビームを防いで未完成故に両者とも停止したり その後OZの捕虜になったヒイロが搭乗したくらいで、ヴァイエイトと敵対する描写は特になかった。 ・&bold(){ムジューン}([[ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章>ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章・時空の章]]) 「どくろ[[ダンジョン]]」の[[中ボス]]として登場。 「サイキョウのたて」で身を守りつつ、「サイキョウのけん」を自立飛行させて攻撃してくる。 サイキョウのけんを移動でうまく誘導しムジューンに3回ぶつけることができれば&bold(){サイキョウのけんとサイキョウのたてはともに壊れ}&s(){(何か違うだろ)}、そこからは突進で攻撃してくる。 ・&bold(){マガグランドキング}([[ウルトラマンオーブ]]) 第2話「土塊の魔王」に登場する、土を司る魔王獣。 姿形は『[[ギンガ>ウルトラマンギンガ]]』に登場したスーパーグランドキングによく似ているが、若干青みがかかっており、顔つきも初代[[グランドキング]]に近い姿である。 主な武器は左腕の鉤爪と右腕の大鋏で、全身からエネルギーを放出し、周囲のあらゆるものを吹き飛ばすマガ一閃やそして胸部の発光体から発射するレーザー光線マガ穿孔などが持ち味。だが鏡面で反射されてしまうという意外な弱点がある。 装甲も非常に頑強で、オーブの猛攻を受けてもびくともしなかったが、自身のマガ穿孔を反射されて直撃を受けたときは身体に風穴を開けており、SSP曰く&bold(){最強のレーザー(矛)と最強の装甲(盾)は両立できない}と揶揄された。 ・&bold(){[[パラド/仮面ライダーパラドクス]]}([[仮面ライダーエグゼイド]]) 本作における6人目のライダー。『矛盾』という意味の名前を持つ新たなる[[仮面ライダー]]。 但し、公式の英字表記は「Paradox」ではなく「&b(){PARA-DX}」。 「PARA」「DX」は医療用語でそれぞれ、「欠陥・異状・擬似」「診断」の意味。「異状」を引き起こすバグスターが、「診断」を下し治療するドクターライダーの味方となるのはまさしくパラドックスといえよう。 手足の装備は攻撃を与えた相手の防御プログラムを一時的に停止させ、防御力を無視して直接ダメージを与える機能を持つ。 その真価は黎斗の変身した仮面ライダーゲンム・ゾンビゲーマーLvXに対して振るわれ、今まで猛威を振るっていたダメージ[[無効化]]機能を強制的に無力化し、黎斗を変身解除に追い込んでいる。 まさに最強の矛。 ギアを切り替えれば全く戦闘スタイルが全く違う二つの形態に変身可能。 -&bold(){[[紫龍(聖闘士星矢)]]} &ruby(ギャラクシアン・ウォーズ){銀河戦争}での触れ込みは「最強の&bold(){拳}と盾」で、[[ペガサス星矢>星矢(聖闘士星矢) ]]との試合でその二つをぶつけ合わされて破壊してしまった際に 観戦していた[[キグナス氷河>氷河(聖闘士星矢) ]]が「故事成語の矛盾」に言及している。 &s(){矛盾は「最強と最強をぶつけたら両方砕けた話」じゃねえ} 論理的に破綻している事柄と強度の等しい物質の衝突は話の根本からして全く違う。 勘違いさせられた少年読者は怒っていい。 -&bold(){[[シラリー]]/[[コダラー]]}([[ウルトラマン超闘士激伝]]) 味方側最強戦力でさえ手も足も出ないこの二[[大魔神]]に投擲した自分の武器を跳ね返されて盾で防いだ[[鋼魔四天王]]の[[ザラブ星人]]が、 両方が砕けたのを見て「よく似た地球の昔話」を思い出し二[[大魔神]]の倒し方を閃いている。 &s(){だから矛盾は「最強」と「最強」(ry} -&bold(){矛盾番長}(金剛番長) サンデーに連載していた漫画『金剛番長』に登場した番長で、盾持ちと槍持ちの二人一組。 盾持ちが防御し槍持ちが攻撃するという矛盾しない戦法をとる。 と見せかけて盾がシールドバッシュで攻撃役、槍持ちが攻撃をいなす防御役をすると言う矛盾した役割となる。 -&bold(){[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]/[[グリード>グリード(鋼の錬金術師)]]}([[鋼の錬金術師]]) 「ホムンクルス」と呼ばれる[[人造人間]]。 ラストは指先を伸ばし、切れ味鋭い「最強の矛」として使う。 グリードは皮膚に含まれる炭素を変質させ、表皮を[[ダイヤモンド]]並みの硬度を誇る「最強の盾」とする。 ラストはマスタング大佐の焔の[[錬金術]]の猛攻により最強の矛を振るう暇もなく爆殺され続けて敗北。 グリードは硬化と再生には時間がかかる&2つの能力は併用出来ないというデメリットをブラッドレイ大総統に突かれ、ひたすら生身の部分を刻まれて敗北。 どちらも最強の能力を十全に使うことが出来ない状況に追い込まれて倒されてしまっている。 -&bold(){[[SCP-225]]}([[SCP Foundation]]) 「絶対に動かない」金属球と、「絶対に止まらない」金属球からなるオブジェクト。 それぞれ単体では脅威にならないものの、もし衝突した場合は、少なく見積もって&bold(){&color(red){██ギガトンの核爆発}に匹敵するエネルギーが発生する}といわれている。 元ネタは、西洋で「矛盾」と同様に扱われる「不動の力のパラドックス」か。 -&bold(){SCP-081-KO}([[SCP Foundation]]) 矛盾が元ネタのオブジェクト。矛と盾のオブジェクトであり、見るとぶつけ合わせたくなる。 ぶつけ合わすと&bold(){どちらかが必ず粉々に破壊}されてしまい、ぶつけた人は矛が破壊されると全肯定論者に、盾が破壊されると全否定論者になる。 オブジェクトはしばらくすると復活する。なお武具としての性能は一般的な矛と盾と同じ模様。 -&bold(){[[三代目雷影>雲隠れの里(NARUTO)]]([[NARUTO‐ナルト‐]])} 雲隠れの里のかつての里長。 筋肉モリモリマッチョマンの&s(){変態}強靭な肉体を、雷遁のチャクラを纏うことでさらに強化している。 貫手「&bold(){地獄突き}」を得意技としており、指を減らすごとに威力が集中して増していく。 最終段階の一本貫手は『&bold(){&color(blue){最強の矛}}』と呼ばれ、[[八尾>尾獣/人柱力(NARUTO)]]の蛸足を全て切り落としてしまうほど。 また、全身に纏う「&bold(){雷遁の衣}」は本人の肉体の頑強さと相まって『&bold(){&color(red){最強の盾}}』と称される。 属性的に相性不利な風遁をものともせず、[[穢土転生体>穢土転生]]とはいえ[[ナルト>うずまきナルト]]の[[螺旋手裏剣>螺旋丸]]の直撃をくらっても大したダメージにはならない化け物っぷりを見せつけた。&s(){ナルトも「人なのか・・・?」とドン引きしていた。} しかし左胸にある雷型の傷跡に気付いたナルトが「&bold(){最強の盾なら何故傷があるのか?}」と疑問に思い、八尾との会話をヒントに、その傷は自分の貫手で付いたものであると看破。 [[螺旋丸]]で攻撃の軌道を逸らし、自滅させることで封印に成功した。 「『&bold(){&color(red){最強の盾}}』と『&bold(){&color(blue){最強の矛}}』・・・たしかに矛盾している。&bold(){三代目は矛の方が強かった}ってことか。」 -&bold(){[[ヴァレリア・トリファ]]([[Dies irae>Dies Irae -Acta est Fabula-]])} [[聖槍十三騎士団]]・第三位にして&bold(){首領代行}。 首領代行の肩書通り、その肉体は首領である[[ラインハルト・ハイドリヒ>ラインハルト・ハイドリヒ(Dies irae)]]本人のもの。 魂が分離したラインハルトの肉体に様々な強化を図り、ヴァレリアの魂を移し替えている。 元々ラインハルトの肉体は[[数百万人分の魂を内包>エイヴィヒカイト(Dies irae)]]した桁違いの強度を有しているが、さらに[[メルクリウス>カール・クラフト=メルクリウス]]による対物理・対魔術・対時間・対偶然のあらゆる防壁で強化したため、まさに絶対防御といえるほどの『&bold(){&color(red){無敵の鎧}}』である。 ただし、あくまでも防御力が高いだけで攻撃手段は徒手空拳であり、しかもヴァレリア自身の格闘能力はそんなに高くないため「何十発食らわせてなお殺せない鈍刀」と表現される有様で決定力はない。 そこで[[創造>創造(Dies irae)]]『&bold(){&ruby(ヴァナヘイム・ゴルデネ・シュヴァーン・ローエングリーン){神世界へ翔けよ黄金化する白鳥の騎士}}』の出番となる。 能力はこれまたラインハルトの聖遺物である[[聖槍>ロンギヌスの槍]]を召喚し、限定的に使用できるというもの。 あくまでも限定的なため自在に操ることはできず、召喚した聖槍を矢のように射出するだけであるが、自分よりはるか格上の[[三>ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン]][[騎>エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ]][[士>ウォルフガング・シュライバー]]でさえ討ち取ることができる『&bold(){&color(blue){究極の矛}}』。 ただし『&bold(){&color(red){無敵の鎧}}』と『&bold(){&color(blue){究極の矛}}』はまさに&bold(){矛盾するため両立することができず}、聖槍を使う際は防御力が常人並みになってしまうという弱点がある。 他にも鎧を破る方法はなくはないが極めて条件が限られるため、半分のルートではこの弱点を突いて倒されている。&s(){そのためよく&bold(){死亡フラグ}と揶揄される。} なお、あくまで借り物故の弱点であるため、本来の持ち主であるラインハルトは『&bold(){&color(red){無敵の鎧}}』も『&bold(){&color(blue){究極の矛}}』も当たり前のように両立させている。 -&bold(){しのびがたき} マンガワンで連載されていた侍と忍者が戦うバトル漫画(作:飛田ニキイチ)。 最強の盾と称する超硬化能力を誇る忍者と、一族伝来の奥義である最強の槍を掲げる侍が激突。 &bold(){&color(#3B4EF0){「最強と謳ったゴミ盾が最強の槍に敗北する話やろ?」}} &bold(){&color(#F54738){「ああ…最強と謳ったクソ槍が最強の盾に敗北する話だ…!!!」}} 互いの意地とプライドがぶつかり合った結果、&bold(){槍が盾を完全に貫き勝利した}。 *テレビ番組 ・&bold(){[[ほこ×たて]]} 2010年1月17日から2013年10月20日までフジテレビ系列で放送されていたバラエティー番組。 番組名通りまさに矛盾を体現した番組で、毎回矛盾の由来が述べられていた。 [[さまざまな対決>どんな金属にも穴を開けられるドリルVS絶対に穴の開かない金属(ほこ×たて)]]が繰り広げられた人気番組であったが、ネタ切れ感が時代を下るごとに増していき、 スナイパーVSラジコンの対戦回において編集で勝敗の捏造を行っていたことが発覚し、[[打ち切り>打ち切り(テレビ番組)]]となってしまった。 キャラクター等ではないが、[[逆転裁判シリーズ]]も「矛盾」(表記は「ムジュン」)を多く用いる。 これは[[名探偵コナン]]などのトリックを用いる[[ミステリー]]作品でも見られる構図である。 例えばAさんが殺害された時、容疑者Bははるか遠方の公園にいたと主張し、その場所で撮影したという写真を提出した。 テレポートなど[[瞬間移動>瞬間移動/空間移動]]が困難・不可能な世界観であれば Bは犯人ではない可能性が高いというのが論理的帰結である。 だが、提示された写真の公園がある場所は殺人のあった日時には激しいにわか雨が降っていたという事実が後に発覚する。にもかかわらず容疑者Bが提出した写真は晴天であった。 こういった情報が分かった時、逆転裁判などでは「矛盾がある」と指摘する。 追記・修正は矛盾を解決してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 異議あり! その証人の発言は、 アキラカにムジュンしているッ! -- 名無しさん (2023-04-15 02:02:52) - ドラゴン紫龍で知った。 -- 名無しさん (2023-04-15 02:31:07) - ほこ×たてのドリルvs合金対決であった「矛も盾もぶっ壊れる」が解として一番好き -- 名無しさん (2023-04-15 03:24:12) - 『封仙娘娘追宝録』でも同じモチーフの宝貝が登場してたな。打ち合わせた際には対消滅的な事象で大陸ごと消し飛ぶ上に、双方が自分だけは生き残ると信じて対決を試みるという厄介な存在だった -- 名無しさん (2023-04-15 05:23:52) - ちなみに韓非が言いたいのは矛と盾の話ではなく、儒教の教えでは聖人が統治すれば人民が教化され悪人が居なくなり平和なはずなのに、聖王堯の補佐をした聖王舜は様々な社会問題を解決している。堯が聖王なら舜の功績は嘘になり、舜が正しければ堯は聖王ではないではないか、という指摘らしい。BY陳舜臣先生 -- 名無しさん (2023-04-15 05:40:58) - 全能のパラドックスの一種 -- 名無しさん (2023-04-15 06:45:26) - 戦闘破壊学園ダンゲロスでの「必ずどちらかが勝ち、勝った側が『本物』になる」という解釈は割と斬新だった -- 名無しさん (2023-04-15 06:49:41) - 矛の盾 -- 名無しさん (2023-04-15 07:27:00) - 昔読んだ国語の教科書には『ののちゃん』のいしいひさいち先生による四コマ漫画がのってて、オチでは商人が「両方買えばそんな心配しなくていい」と言い出し客に呆れられてたのを思い出した -- 名無しさん (2023-04-15 07:31:55) - ↑9「その証人」ではない。「楚の商人」だ。 -- 名無しさん (2023-04-15 08:30:48) - 中華一番の饅頭対決でも使われた言葉 -- 名無しさん (2023-04-15 09:07:59) - NARUTOの三代目雷影も矛盾が体現されてたな。 -- 名無しさん (2023-04-15 09:10:29) - 両方壊れるとした場合、矛側は相手を倒すという目的を達成できていない(破壊しても二撃目がうてず防がれたともいえる)のに、盾側は相手を防ぐという目的は達成してるので盾側の勝利じゃなかろうか? -- 名無しさん (2023-04-15 09:18:05) - ポケモンは剣と盾がバージョン別になったり、その名の通り相反する時間軸から襲来したパラドックスポケモンみたいなのもいるね -- 名無しさん (2023-04-15 09:24:00) - クロスボーン・ガンダムゴーストに登場したサーカスの矛と盾であるデスフィズとラロ。ローターとシールドを兼ねたデスフィズのクローも大概だがラロはなぜ玉乗りの玉で攻撃を防ぐ発想になった -- 名無しさん (2023-04-15 11:18:01) - どこかで『実際に買って試したら両方壊れ「矛は盾を壊したし盾は攻撃を防いでいるからおかしくない」的なことを言った商人の一人勝ち』になる話を見た覚えがあるけど出典元が分からない -- 名無しさん (2023-04-15 12:04:07) - 真面目に〜の部分、商人が言い出したことは食い違って論理的に成り立たない事に関する指摘なんだから、素材が同一とか兵器設計の話は無関係では? -- 名無しさん (2023-04-15 14:20:47) - 対消滅を起こす! -- 名無しさん (2023-04-15 14:23:26) - 恋愛経験方法(結婚歴無し・独身)以上に違和感を覚える矛盾を知らない -- 名無しさん (2023-04-15 15:34:57) - パタリロで実際に最強の盾と矛を作ってみた話が合ったな。試すと宇宙が消滅するとか言ってた。 -- 名無しさん (2023-04-15 18:30:28) - 初期のBleachに「斬魄刀100万本分の刃とそれを受けても壊れない磔台」なんてのも出てきたな。「どんなものでも」じゃないから両方とも一護に壊されるオチがついた -- 名無しさん (2023-04-15 18:56:22) - 子の矛を以て、子の盾を陥さば何如、そしたら全部ドカーンだ! -- 名無しさん (2023-04-15 20:46:39) - 「貫いても先端がわずかに貫通した時点で止まるなら、貫くも止めるも両方の条件を満たす」ということを描いていた漫画があった。 -- 名無しさん (2023-04-15 23:19:57) - 星新一のショートショートにもこの故事をモチーフにした話あったよね(追記したいけど本が手元に無いので書けない) -- 名無しさん (2023-04-16 01:54:25) - 矛の方は「於物」と言ってるから、盾が実は宝貝で非物質的なバリア発生装置ならOK。 -- 名無しさん (2023-04-16 05:55:12) - 折れた矛に割れた盾… -- 名無しさん (2023-04-16 07:34:55) - 『ピクミン』のオリマーの故郷「ホコタテ星」はこれネタかと思ったら「上鳥羽鉾立町」という京都の地名らしい。 -- 名無しさん (2023-04-16 11:50:31) - 仮面ライダーパラドクスはこの記事の故事成語とは関係ないのでは? 日本語訳がそうなるというだけで、語義としては哲学用語としての「パラドクス」の方かと思うが -- 名無しさん (2023-04-16 12:13:18) - 弘法筆を選ばずという言葉がある、世界最強の矛使いならばどんな物を使っても何でも貫けるし世界最強の盾使いならば何を使っても何でも防げるとも言えるしそうでないとも言える -- 名無しさん (2023-04-16 14:34:56) - 盾は構えるだけでいいけど矛はそれなりの技量がないと普通の木の盾を貫くのも難しいよね -- 名無しさん (2023-04-16 16:12:00) - 江戸時代の故事成語は物騒だなあw -- 名無しさん (2023-04-17 00:20:11) - ヨルムンガンドのココの「矛盾したことを言っていいのは武器商人だけ」というセリフ、その後のヨナにワイリが故事を教えるシーン含め好き -- 名無しさん (2023-04-17 01:06:46) - ↑5パラドックスは厳密には一見正しいように見える推論から間違った(到底納得し難い)結論に至ることだから厳密には矛盾とは違うね -- 名無しさん (2023-04-17 07:38:12) - どうでもいいけど矛盾って、店主との会話方式の全く違う形で項目あったよな。サルベージされてないのかな -- 名無しさん (2023-04-17 10:22:38) - 矛に適した素材と盾に適した素材って違うんじゃね?スパイスガールがぶん殴った座席は壊れないけど、仮に鉄パイプもぶん殴ってたらぶにぶにやん -- 名無しさん (2023-04-17 12:56:35) - 逆転裁判でしばしばムジュンってカタカナ表記になるのは強調するためなのだろうか -- 名無しさん (2023-04-17 13:10:13) - 惑星のさみだれの昴と雪待の操る掌握領域(超能力)が「無敵の盾」とそれを投げつける「最強の矛」。盾も矛も同じものかつ2つ以上同時には存在しないなら矛盾はないという解釈 -- 名無しさん (2023-04-18 01:23:46) - 武器じゃないけど鬼太郎に出てきた、どんなボールも打てる妖怪バットと、どんなバットも避ける妖怪ボールも、ある意味では矛盾の組み合わせかな。あれではボールが勝ってたけど -- 名無しさん (2023-04-20 15:40:35) - ↑4コマ漫画「ニセモン」では、「絶対打てない魔球VS絶対打てる打法」の戦いがあった。結果はボールが逃げてバットが変形しながら追っての大混乱で無効試合。 -- 名無しさん (2023-04-20 21:21:49) - 笑い話のように見えて現実でも誇大広告とか詐称記事にならないようにするという教訓が込められている(業界初とか) -- 名無しさん (2023-06-06 16:37:44) - 尭も舜も聖人なのに、彼等でさえ強化しなかったかできなかった舜の親兄弟は最強だった・・・? -- 名無しさん (2023-06-06 19:51:30) - 創作の中の特異な『矛盾』の例がこれだけあると、記事内の「鉄の矛と鉄の盾に置き換えられる」なんて無理な理屈だよな。 -- 名無しさん (2023-06-24 01:23:42) - ふと思ったことそのまま書くクソレスだけど、現実に最強の矛でも盾でもあるブラックホールが2つ(質量同じとして)隣り合わせになるとどうなるん?やっぱり融合されるんかね? -- 名無しさん (2023-06-24 01:46:13) - 融合するのが観測されてる。詳しくは重力波+ブラックホールで検索してみよう -- 名無しさん (2023-06-24 06:20:45) - 現代日本の創作で攻撃力を矛に喩えるのって防御力を盾に喩えるのとセットでしか使われない説 -- 名無しさん (2023-06-24 15:48:27) - ホテルヘルヘイムでは料理長ベヘモット(バハムートの一族)VS団長リヴァルウ(リヴァイアサンの一族)で圧倒的な攻撃力と鉄壁の鱗を作中最高の矛と最強の盾と称していた -- 名無しさん (2023-07-14 23:04:32) - ちなみにこの故事を現代に置き換えると、「いきなりやって来てマジレスとかヤバ」で指摘した方が傷を負う模様、 -- 名無しさん (2023-07-15 00:15:04) - 昔2chで見かけたコピペで、「VIPPERだったら『両方同時に装備すれば最強になれる』と考えて100個くらいまとめ買いして悦に浸る」っていうネタを見かけて今でも印象に残ってる。 -- 名無しさん (2024-04-13 13:14:18) - それを聞かれた商人は答えました。「さぁ、どうなるんでしょうね。両方買って確かめてみるのは如何でしょう?」 -- 名無しさん (2024-08-15 16:46:46) #comment #areaedit(end) }

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