エイ=イ一家(HUNTER×HUNTER)

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&font(#6495ED){登録日}:2024/12/22 Sun 04:03:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){エイ=イ&ruby(いっか){一家}}とは漫画『[[HUNTER×HUNTER]]』に登場する架空の組織。 #openclose(show=●目次){ #contents } *◇概要 [[カキン帝国>カキン帝国(HUNTER×HUNTER)]]の三大マフィアの一角。 帝国の第4王子[[ツェリードニヒ=ホイコーロ]]がケツモチを務める。 富裕層との闇取引の斡旋で利益を得ている。 部下達はマフィアの構成員リストに入っていない「一般人」であり、&ruby(シマ){縄張り}も&ruby(シノギ){収入}といった今後の事も関係なく、ただモレナの命に従って各々殺戮を決行している。 構成員は全員組長のモレナに心酔し世界への破滅願望を軸に活動しており、組織の体制はマフィアというより一種のカルト組織に近い。 *◇メンバー **・&bold(){モレナ=プルード} #center(){&bold(){私は私も含めてこの世の全てがどうでもいい} &bold(){だから壊しましょう 何となく ここにいる23人で}} エイ=イ一家組長。 ナスビーと愛人の間に生まれた人物で、&ruby(にせんもの){二線者}と呼ばれる継承権を持たない非嫡出子である。 三大マフィア組長の中で唯一の女性。 茨の冠を被り黒いドレスを着た、虚ろな目をした美女。顔の左側には二線者の証である大きな2本の傷が刻まれている。 組長の中で一番歳は若いが、醜い世界を憎む狂気的な破滅思想の持ち主で、&bold(){「自分を含む世界全てがどうでもよく、この世の全てが何ととなく壊れればいい」}と考えている。当然他の組長のように「均衡」に気を配る価値観は皆無。 生まれたその時からその存在を疎まれ愛されず、表舞台に立つことも許されずに人生を決定づけられた理不尽に怒りを感じ、世界や人間そのものを憎むようになった破滅主義者。 しかし顔の傷自体は、世界に対する怨み・憎しみを実感できるというゆがんだ理由で好意的にとらえている。 &s(){[[ジャイロ>ジャイロ(HUNTER×HUNTER)]]と会ったら意気投合か同族嫌悪になりそうである。} ただ、世界は憎くても個々の人間を満遍なく憎んでいるわけではなく、一人の人間として話す場合は口調もフランクで割とまともな人間性をしている。 特に件のカードゲームで見せた感情豊かな一面にやられた読者も多い……かも知れない。 なんらかの掟破りで組長に就任。 更に組長襲名式の場で部下達に「殺し合い」を命じたり、忠誠を誓う代わりに生かされているはずの二線者が持つべきカキン帝国への絶対忠誠も持ち合わせていなかったりと問題行動だらけであり、ツェリードニヒにも危険視されている。 組長襲名時に殺し合いをさせた、自分同様破滅主義である22人の部下に自身の能力を付与させ、船内に散らばらせている。 ***念能力 ◯&bold(){&ruby(サイキンオセン){恋のエチュード}} &ruby(メンバーゼロ){モレナ}の唾液を介して「&ruby(メンバー){発症者}」が増えていくという特質系の能力。 発症者は人を殺すとレベルアップし、オーラ総量や威力が増していく。 レベル20を越えれば独自の念能力が開花し、レベル100に達した発症者は新たな「&ruby(メンバーゼロ){0患者}」となって独自の&ruby(コミュニティ){感染集団}を形成できる。 殺害時のレベルアップは一般人が1、念能力者が10、王子は50上昇する。 ただし生み出せる発症者は0患者1人につき最大22名。 0患者は自身の生み出した発症者のレベルに加えて現在位置、能力値といった詳細な情報を知ることができ、一種の監視・諜報能力としても機能する。 0患者か発症者が死ぬか、目的を達成することでしかこの監視から逃れる方法はない。 モレナ自身のレベルは継承戦開始時点で45。 特質系以外の五系統のハイブリッドとのことで、実際HUNTER×HUNTER世界の中でも屈指の特殊な念能力。しかも念能力に目覚めたあとに鍛えてデザインした「発」ではなく、&bold(){念能力を自覚した時点ですでに雛形が出来上がっていた}能力の模様。 完全に殺人が前提の能力であり、彼女の闇の深さが推し量れる。 名称の由来はフランソワ・トリュフォー監督の映画『恋のエチュード』から。 **・&bold(){ルイーニー} 組員。レベル21。 三日月のような痣がある中年男性。 組長同様破滅願望の持ち主。モレナから能力を分け与えられてから即座に国王軍に扮し3層目にて20人を殺害し、固有の念能力に覚醒している。 自称「旅団の大ファン」であり、彼らに対してストーカーのような屈折した憧れを抱いている。そのため能力を駆使して旅団を散々おちょくっており、ノブナガからブチ切れられている。 その後シャ=ア一家を襲撃。さらにノブナガたちに「一緒に世界をぶっ壊そう!」と持ちかけるも、&bold(){彼らの人物像を完全に勘違いしていたため}「皆殺し」という発想を鼻で嗤われ、その直後ノブナガに一瞬で頭を刺し貫かれて死亡した。 死後の評価もフィンクス曰く「能力覚醒直後でハイ丸出しのど素人」とばっさり。 とは言え仲間からは「ルイーニーがやられたのは痛い」と評されており、能力込みの評価であろうが仲間とは連携含めうまくやっていた模様。 ***念能力 〇&bold(){空間転移} ルイーニーの念能力。 「扉が一つであとは出入りができない壁に覆われた密室」を介して壁や床から別の場所に移動する能力。 移動時には壁が裂けるかのように切れ目が走り、切れ目を覗き穴替わりに応用可能。 元の部屋にはいつでもどこでも戻れる上に自由自在に部屋から部屋へと移動可能と、非常に利便性が高い。 この能力で念能力を使えない一般人を攫って自他共に「レベル上げ」しまくっていた。 しかし基点となる部屋の扉が開き密室が解除されると能力がリセットされ、以後二度とその部屋では能力を発動できなくなる重い制約が掛けられている。 **・&bold(){カシュー} 組員。レベル1。 慎重な性格で、ルイーニーのように手っ取り早くレベルを上げる事や能力が発現することを避けている。 ルイーニーの通り魔殺人の被害者を装ったことで保護されており、よりスコアの高い人間を殺そうと目論む。 **・&bold(){パンピー最強説♡の女性} フランクな話し方をする容姿の整った女性。 マフィア構成員リストに入っていないことを利用して軍の監視をすり抜けてヒンリギの尾行を撒くしたたかさを持つ。 **・&bold(){パドイユ} 解体工の組員。レベル29。 さえない顔をした中年男性で、&bold(){「生まれ変わるなら凶器になって人を殺す感触を直で味わいたい」}と考えていた危険人物。 組長への忠誠心は高く、忠誠心のままヒンリギを殺しに向かうも、ヒンリギの念を前に終始手玉に取られた挙句、凶器化した腕を利用され自滅した。 ***念能力 ◯&bold(){&ruby(いま殺りにゆきます){凶器の錯乱}} 具現化系念能力。 自身の肘から先を自分が思い描く凶器に変化させるシンプルな念。 劇中で具現化したバリエーションは大型ハンマー、電動ドリル、片刃の斧。電動ドリルはしっかりドリルとして回転するので凶器の機能・特性は再現される模様。 &bold(){「命を奪う瞬間の肌・血・肉を直接感じられる」}という理由からこの能力を得たことをひどく気に入っている。 実在の器物をそのまま具現化していることからヒンリギからは「無意味な能力」と失笑されたが、「手を変形させる」という特性を利用して手錠による拘束を外す意外な応用力を見せた。 描写から見るに変化させられるのはおそらく右手のみ。レベルが上がったらもっと凶悪になったのかも知れない。 **・&bold(){デヴェラレス} 土建業。レベル24→不明。 **・&bold(){クオロール} 整備士。レベル22→51。 **・&bold(){デモン} 宅建業。レベル20→不明。 **・&bold(){ジェラート} プロゲーマー。レベル19。 **・&bold(){ペリゴル} 私立探偵助手。レベル18。 **・&bold(){ビレ} ゲームセンター店員。レベル20→21。 鼻歌を歌いながらナイフで人の首を切りつけられる危険人物。 シュウ一家のザクロを奇襲するも、返り討ちに遭い撃退。しかし書類上は一般人(≠マフィア構成員)だったためその場で拉致・殺害はされずなんとか生還。 後に本人が希望していた放出系でなく、具現化系の資質を持っていたことが判明した。 利き手は具現化系に多いという左。 **・&bold(){ボコンテ} 夜逃げ・運び屋。レベル26。 ルイーニーの死後、本拠地への獲物集めの役割を引き継いだ。 おそらく3101号室に仕掛けられた罠の能力者だと思われるが明確な言及はまだない。 **・&bold(){ギャトーム} 構成員の1人。 **・&bold(){トレベルム} 運び屋兼殺し屋。レベル21。 見た目や態度は粗暴だが、それに反して他人のダメージを肩代わりするという献身的な念能力を持っている。 ノブナガとヒンリギが本拠地を襲撃した際は、本来なら2人死亡するほどのダメージを、自分自身への軽傷のみに抑えた。 敵対者には威圧的だがやはり仲間にはフランク。 ***念能力 ◯&bold(){&ruby(スウィートホーム){Damage}} 放出系念能力。 ダメージを相手が攻撃に使った物質ごと移動させることができる。 被ダメージの瞬間、左手で何かに触っていればそこにダメージを移せる。 右手で触れていれば他者のダメージも自分、もしくは自分経由で左手で触っているものに移せる。 名前の由来はルイ・マル監督のドラマ映画『Damage』だろうか。 もしくは、安室奈美恵の楽曲『Damage』という線も考えられる。 ルビの方は黒沢清監督のホラー映画『[[スウィートホーム>スウィートホーム(映画)]]』から。 **・&bold(){モンブラン=トト} 死体処理・飼料製造業。レベル3。 **・&bold(){シフォン=トト} 縫製・装飾加工業。レベル6。 **・&bold(){マトベール} 人材派遣・斡旋業。レベル21。 **・&bold(){ソドム} 闇医者兼殺し屋。レベル31。 **・&bold(){オラルジ} 廃棄物処理業者。レベル21。 **・&bold(){ヨコタニ} エイ=イ一家の顧問悪専弁護士。レベル27。 糸目の温厚そうな外見の男性で、モレナから&ruby(ガード){守備隊}の役割を命じられているものの、敵に迂闊に近づいたり、その事を指摘されると長々と言い訳したり任務を忘れて退散しようとするなど抜けた人物。 とは言え後述する念能力はかなり練られたコンセプトであり、トレベルムと並んでアジトの防衛の要となっている。 &color(silver){どことなく[[ヨコヤ>ヨコヤノリヒコ]]っぽい。} ***念能力 ◯&bold(){&ruby(LSDF){墨攻}} 無敵型の具現化系念能力。 モレナがいるアジトでのみ使用可能な完全防御型能力。 ヨコタニが相手に名乗ることで発動し、相手が犯した犯罪行為の度合いによって異なるレベルのロボットのような衛兵を具現化する。 衛兵は対象に危害を加えることはできないが、その代わり衛兵自体は無敵であり、能力発動後であっても相手が犯罪を行うと衛兵のレベルもアップする。 名前の由来は酒見賢一の歴史小説『墨攻』から。 ルビの方はPierrotの楽曲『LSDF』からだろうか。 **・&bold(){ノートル} 配管工。レベル24。 **・&bold(){スフレ} ハッカー。レベル28。 **・&bold(){ドッグマン} プロレスラー。レベル36→62。 額に「犬」と書かれた犬のマスクを被った筋骨隆々な男。モレナからの愛称は「ドグ」。 イロモノじみた外見の一方で&bold(){エイ=イ一家の要というべき人材}で、仲間の協力を受けてレベル上げに勤しんでいる。 格闘家として天空闘技場の試合も観戦しているらしく、フロアマスターの[[クロロ>クロロ=ルシルフル]]を船内で見かけた時には興奮していた。 ***念能力 ◯&bold(){嗅覚の強化(仮称)} 強化系念能力。 嗅いだ者の将来習得できる念能力を識別できる。 半径5メートルで系統の嗅ぎ分けが可能となり、2メートルで念能力習得の有無が分かる。 頭を嗅げば識別100%になるらしい。また、念能力者として未覚醒の人間であっても判別可能。 「事前に知っていればあらゆる能力を作りうる」という性質を持つ特質系を仲間に引き入れた際、その人物がそうした性質を最大限活用できるようにすることが可能というのが一番の特徴。 追記・修正は世界を壊したい方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - パンピー最強説♡の女は美形すぎて逆に美男じゃないかと思ってた時期があった。正直女らしくてほっとしてる -- 名無しさん (2024-12-22 04:43:54) - 正直最初はさっさと旅団が潰してくれないかなとか思ってたけど、モレナの過去が色々アレすぎて段々と応援したくなってきた -- 名無しさん (2024-12-22 09:08:53) - モレナがどんどん可愛くなっていく…ハンタではよくあることだけど -- 名無しさん (2024-12-22 10:52:55) - 結局のところその道のプロには全く敵わず半数以上があっさり死にそうではある -- 名無しさん (2024-12-22 11:56:26) - ↑ルイーニーなんかも割と引っ張ったり能力を詳しく説明したりしたけど結局ジョジョのパロディー言わせるだけのキャラだったし、モレナやボークセンやドッグマン以外はさっさとやられていいぞ☺️ -- 名無しさん (2024-12-22 13:31:30) - ヒンリギどころか彼の手錠鳩に対応できず、挙句その鳩対策のためだけに放出系能力ビルドしようとする辺り、明らかに能力者としては場当たり的な発想しかできない凡人で弱くはあるからね。ただほぼ無尽蔵に発まで行ける能力者作り出せる環境自体が無法すぎるし、ジャイアントキリングがやりやすくはなる -- 名無しさん (2024-12-22 14:46:58) - 独立項目作るならもうちょい内容充実させようよ… -- 名無しさん (2024-12-22 17:25:28) - ↑項目の分割の際に何かルール違反がありましたでしょうか?もしもルール違反がありましたら記事の作成した者として謝罪した上で項目の削除申請を行わせていただきたく思いますのでもう少し具体的にお願いいたします。 -- 名無しさん (2024-12-22 17:50:54) - 漢字に漢字で振り仮名振るのはやめてくれ -- 名無しさん (2024-12-24 21:43:51) - ↑なんで? -- 名無しさん (2024-12-24 22:34:51) - たった三人しかいないのに、唯一の女性とか言うか普通?もう一人ももし女なら、残る一人は唯一の男性か? -- 名無しさん (2025-02-25 00:48:06) #comment() #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2024/12/22 Sun 04:03:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){エイ=イ&ruby(いっか){一家}}とは漫画『[[HUNTER×HUNTER]]』に登場する架空の組織。 #openclose(show=●目次){ #contents } *◇概要 [[カキン帝国>カキン帝国(HUNTER×HUNTER)]]の三大マフィアの一角。 帝国の第4王子[[ツェリードニヒ=ホイコーロ]]がケツモチを務める。 富裕層との闇取引の斡旋で利益を得ている。 部下達はマフィアの構成員リストに入っていない「一般人」であり、&ruby(シマ){縄張り}も&ruby(シノギ){収入}といった今後の事も関係なく、ただモレナの命に従って各々殺戮を決行している。 構成員は全員組長のモレナに心酔し世界への破滅願望を軸に活動しており、組織の体制はマフィアというより一種のカルト組織に近い。 *◇メンバー **・&bold(){モレナ=プルード} #center(){&bold(){私は私も含めてこの世の全てがどうでもいい} &bold(){だから壊しましょう 何となく ここにいる23人で}} エイ=イ一家組長。 ナスビーと愛人の間に生まれた人物で、&ruby(にせんもの){二線者}と呼ばれる継承権を持たない非嫡出子である。 三大マフィア組長の中で唯一の女性。 茨の冠を被り黒いドレスを着た、虚ろな目をした美女。顔の左側には二線者の証である大きな2本の傷が刻まれている。 組長の中で一番歳は若いが、醜い世界を憎む狂気的な破滅思想の持ち主で、&bold(){「自分を含む世界全てがどうでもよく、この世の全てが何ととなく壊れればいい」}と考えている。当然他の組長のように「均衡」に気を配る価値観は皆無。 生まれたその時からその存在を疎まれ愛されず、表舞台に立つことも許されずに人生を決定づけられた理不尽に怒りを感じ、世界や人間そのものを憎むようになった破滅主義者。 しかし顔の傷自体は、世界に対する怨み・憎しみを実感できるというゆがんだ理由で好意的にとらえている。 &s(){[[ジャイロ>ジャイロ(HUNTER×HUNTER)]]と会ったら意気投合か同族嫌悪になりそうである。} ただ、世界は憎くても個々の人間を満遍なく憎んでいるわけではなく、一人の人間として話す場合は口調もフランクで割とまともな人間性をしている。 特に件のカードゲームで見せた感情豊かな一面にやられた読者も多い……かも知れない。 なんらかの掟破りで組長に就任。 更に組長襲名式の場で部下達に「殺し合い」を命じたり、忠誠を誓う代わりに生かされているはずの二線者が持つべきカキン帝国への絶対忠誠も持ち合わせていなかったりと問題行動だらけであり、ツェリードニヒにも危険視されている。 組長襲名時に殺し合いをさせた、自分同様破滅主義である22人の部下に自身の能力を付与させ、船内に散らばらせている。 ***念能力 ◯&bold(){&ruby(サイキンオセン){恋のエチュード}} &ruby(メンバーゼロ){モレナ}の唾液を介して「&ruby(メンバー){発症者}」が増えていくという特質系の能力。 発症者は人を殺すとレベルアップし、オーラ総量や威力が増していく。 レベル20を越えれば独自の念能力が開花し、レベル100に達した発症者は新たな「&ruby(メンバーゼロ){0患者}」となって独自の&ruby(コミュニティ){感染集団}を形成できる。 殺害時のレベルアップは一般人が1、念能力者が10、王子は50上昇する。 ただし生み出せる発症者は0患者1人につき最大22名。 0患者は自身の生み出した発症者のレベルに加えて現在位置、能力値といった詳細な情報を知ることができ、一種の監視・諜報能力としても機能する。 0患者か発症者が死ぬか、目的を達成することでしかこの監視から逃れる方法はない。 モレナ自身のレベルは継承戦開始時点で45。 特質系以外の五系統のハイブリッドとのことで、実際HUNTER×HUNTER世界の中でも屈指の特殊な念能力。しかも念能力に目覚めたあとに鍛えてデザインした「発」ではなく、&bold(){念能力を自覚した時点ですでに雛形が出来上がっていた}能力の模様。 完全に殺人が前提の能力であり、彼女の闇の深さが推し量れる。 名称の由来はフランソワ・トリュフォー監督の映画『恋のエチュード』から。 **・&bold(){ルイーニー} 組員。レベル21。 三日月のような痣がある中年男性。 組長同様破滅願望の持ち主。モレナから能力を分け与えられてから即座に国王軍に扮し3層目にて20人を殺害し、固有の念能力に覚醒している。 自称「旅団の大ファン」であり、彼らに対してストーカーのような屈折した憧れを抱いている。そのため能力を駆使して旅団を散々おちょくっており、ノブナガからブチ切れられている。 その後シャ=ア一家を襲撃。さらにノブナガたちに「一緒に世界をぶっ壊そう!」と持ちかけるも、&bold(){彼らの人物像を完全に勘違いしていたため}「皆殺し」という発想を鼻で嗤われ、その直後ノブナガに一瞬で頭を刺し貫かれて死亡した。 ちなみにその際自身の能力の境目から半身を乗り出すような体勢だったため、刺されて能力が維持できなくなったことで境目が閉じ、胴体が真っ二つに両断されてしまった。 さらにシャ=ア一家側に残された上半身はノブナガによって首を斬り落とされて晒し物にされるなど、なかなかに凄惨な目に遭っている。 死後の評価もフィンクス曰く「能力覚醒直後でハイ丸出しのど素人」とばっさり。 とは言え仲間からは「ルイーニーがやられたのは痛い」と評されており、能力込みの評価であろうが仲間とは連携含めうまくやっていた模様。 ***念能力 〇&bold(){空間転移} ルイーニーの念能力。 「扉が一つであとは出入りができない壁に覆われた密室」を介して壁や床から別の場所に移動する能力。 移動時には壁が裂けるかのように切れ目が走る。切れ目を覗き穴替わりにも応用可能で、作中では別の部屋から監視する用途でも使用している。 元の部屋にはいつでもどこでも戻れる上に自由自在に部屋から部屋へと移動可能と、非常に利便性が高い。 この能力で念能力を使えない一般人を攫って自他共に「レベル上げ」しまくっていた。 しかし基点となる部屋の扉が開き密室が解除されると能力がリセットされ、以後二度とその部屋では能力を発動できなくなる重い制約が掛けられている。 **・&bold(){カシュー} 組員。レベル1。 慎重な性格で、ルイーニーのように手っ取り早くレベルを上げる事や能力が発現することを避けている。 ルイーニーの通り魔殺人の被害者を装ったことで保護されており、よりスコアの高い人間を殺そうと目論む。 **・&bold(){パンピー最強説♡の女性} フランクな話し方をする容姿の整った女性。 マフィア構成員リストに入っていないことを利用して軍の監視をすり抜けてヒンリギの尾行を撒くしたたかさを持つ。 **・&bold(){パドイユ} 解体工の組員。レベル29。 さえない顔をした中年男性で、&bold(){「生まれ変わるなら凶器になって人を殺す感触を直で味わいたい」}と考えていた危険人物。 組長への忠誠心は高く、忠誠心のままヒンリギを殺しに向かうも、ヒンリギの念を前に終始手玉に取られた挙句、凶器化した腕を逆利用され自滅した。 ***念能力 ◯&bold(){&ruby(いま殺りにゆきます){凶器の錯乱}} 具現化系念能力。 自身の肘から先を自分が思い描く凶器に変形させるシンプルな念。((とは言え、元の肉体よりも小さく変身するのは具現化系としてはそれなりに高度な技術らしいが。)) 劇中で具現化したバリエーションは大型ハンマー、電動ドリル、片刃の斧。電動ドリルはしっかりドリルとして回転するので凶器の機能・特性は再現される模様。 &bold(){「命を奪う瞬間の肌・血・肉を直接感じられる」}という理由からこの能力を得たことをひどく気に入っている。 実在の器物をそのまま具現化していることからヒンリギには「無意味な能力」と失笑されたが、「手を変形させる」という特性を利用して手錠による拘束を外す意外な応用力を見せた。 また、銃弾を軽く弾いたヒンリギのガードをドリルで貫くなど、威力はなかなかのもの。本人の嗜好にドはまりした能力だけあって精度自体はそれなりに高いのだろう。 描写から見るに変化させられるのはおそらく右手のみ。レベルが上がったらもっと凶悪になったのかも知れない。 **・&bold(){デヴェラレス} 土建業。レベル24→不明。 **・&bold(){クオロール} 整備士。レベル22→51。 **・&bold(){デモン} 宅建業。レベル20→不明。 **・&bold(){ジェラート} プロゲーマー。レベル19。 **・&bold(){ペリゴル} 私立探偵助手。レベル18。 **・&bold(){ビレ} ゲームセンター店員。レベル20→21。 鼻歌を歌いながらナイフで人の首を切りつけられる危険人物。 シュウ=ウ一家のザクロを奇襲するも、返り討ちに遭い撃退。しかし書類上は一般人(≠マフィア構成員)だったためその場で拉致・殺害はされずなんとか生還。 後に本人が希望していた放出系でなく、具現化系の資質を持っていたことが判明した。 利き手は具現化系に多いという左。 **・&bold(){ボコンテ} 夜逃げ・運び屋。レベル26。 ルイーニーの死後、本拠地への獲物集めの役割を引き継いだ。 おそらく3101号室に仕掛けられた罠の能力者だと思われるが明確な言及はまだない。 **・&bold(){ギャトーム} 構成員の1人。 **・&bold(){トレベルム} 運び屋兼殺し屋。レベル21。 見た目や態度は粗暴だが、それに反して他人のダメージを肩代わりするという献身的な念能力を持っている。 ノブナガとヒンリギが本拠地を襲撃した際は、本来なら2人死亡するほどのダメージを、自分自身への軽傷のみに抑えた。 敵対者には威圧的だがやはり仲間にはフランク。 ***念能力 ◯&bold(){&ruby(スウィートホーム){Damage}} 放出系念能力。 ダメージを相手が攻撃に使った物質ごと移動させることができる。((移動した物質は元に戻らないので、事実上の武器破壊能力とも言える。ノブナガの刀はこれによって先端部分を喪失してしまった。)) 被ダメージの瞬間、左手で何かに触っていればそこにダメージを移せる。 右手で他者に触れていればその人物のダメージも自分、もしくは自分経由で左手で触っているものに移せる。 名前の由来はルイ・マル監督のドラマ映画『Damage』だろうか。 もしくは、安室奈美恵の楽曲『Damage』という線も考えられる。 ルビの方は黒沢清監督のホラー映画『[[スウィートホーム>スウィートホーム(映画)]]』から。 **・&bold(){モンブラン=トト} 死体処理・飼料製造業。レベル3。 **・&bold(){シフォン=トト} 縫製・装飾加工業。レベル6。 **・&bold(){マトベール} 人材派遣・斡旋業。レベル21。 **・&bold(){ソドム} 闇医者兼殺し屋。レベル31。 **・&bold(){オラルジ} 廃棄物処理業者。レベル21。 **・&bold(){ヨコタニ} エイ=イ一家の顧問悪専弁護士。レベル27。 糸目の温厚そうな外見の男性で、モレナから&ruby(ガード){守備隊}の役割を命じられているものの、敵に迂闊に近づいたり、その事を指摘されると長々と言い訳したり任務を忘れて退散しようとするなど抜けた人物。 とは言え後述する念能力はかなり練られたコンセプトであり、トレベルムと並んでアジトの防衛の要となっている。 &color(silver){どことなく[[ヨコヤ>ヨコヤノリヒコ]]っぽい。} ***念能力 ◯&bold(){&ruby(LSDF){墨攻}} 無敵型の具現化系念能力。 モレナがいるアジトでのみ使用可能な完全防御型能力。 法律を犯した相手にヨコタニが名乗ることで発動し、相手が犯した犯罪行為の度合いによって異なるレベルのロボットのような衛兵を具現化する。 衛兵は対象に危害を加えることはできないが、その代わり&bold(){衛兵自体は無敵}であり、能力発動後であっても相手が犯罪を行うと衛兵のレベルもアップする。 劇中では「不法侵入と殺人未遂」によりレベル4、それに攻撃を加えたことでレベルMAXの衛兵が登場。武器の没収と室外退去を執行した。 正式に条件を満たせれば文字通り敵なしの能力だが、制約の都合上軍人の権限に基づいた実力行使などには弱いものと思われる。 名前の由来は酒見賢一の歴史小説『墨攻』から。 ルビの方はPierrotの楽曲『LSDF』からだろうか。 **・&bold(){ノートル} 配管工。レベル24。 **・&bold(){スフレ} ハッカー。レベル28。 **・&bold(){ドッグマン} プロレスラー。レベル36→62。 額に「犬」と書かれた犬のマスクを被った筋骨隆々な男。モレナからの愛称は「ドグ」。 イロモノじみた外見の一方で&bold(){エイ=イ一家の要というべき人材}で、仲間の協力を受けてレベル上げに勤しんでいる。 格闘家として天空闘技場の試合も観戦しているらしく、フロアマスターの[[クロロ>クロロ=ルシルフル]]を船内で見かけた時には興奮していた。 ***念能力 ◯&bold(){嗅覚の強化(仮称)} 強化系念能力。 嗅いだ者の将来習得できる念能力を識別できる。 半径5メートルで系統の嗅ぎ分けが可能となり、2メートルで念能力習得の有無が分かる。 頭を嗅げば識別100%になるらしい。また、念能力者として未覚醒の人間であっても判別可能。 「事前に知っていればあらゆる能力を作りうる」という性質を持つ特質系を仲間に引き入れた際、その人物がそうした性質を最大限活用できるようにすることが可能というのが一番の特徴。 追記・修正は世界を壊したい方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - パンピー最強説♡の女は美形すぎて逆に美男じゃないかと思ってた時期があった。正直女らしくてほっとしてる -- 名無しさん (2024-12-22 04:43:54) - 正直最初はさっさと旅団が潰してくれないかなとか思ってたけど、モレナの過去が色々アレすぎて段々と応援したくなってきた -- 名無しさん (2024-12-22 09:08:53) - モレナがどんどん可愛くなっていく…ハンタではよくあることだけど -- 名無しさん (2024-12-22 10:52:55) - 結局のところその道のプロには全く敵わず半数以上があっさり死にそうではある -- 名無しさん (2024-12-22 11:56:26) - ↑ルイーニーなんかも割と引っ張ったり能力を詳しく説明したりしたけど結局ジョジョのパロディー言わせるだけのキャラだったし、モレナやボークセンやドッグマン以外はさっさとやられていいぞ☺️ -- 名無しさん (2024-12-22 13:31:30) - ヒンリギどころか彼の手錠鳩に対応できず、挙句その鳩対策のためだけに放出系能力ビルドしようとする辺り、明らかに能力者としては場当たり的な発想しかできない凡人で弱くはあるからね。ただほぼ無尽蔵に発まで行ける能力者作り出せる環境自体が無法すぎるし、ジャイアントキリングがやりやすくはなる -- 名無しさん (2024-12-22 14:46:58) - 独立項目作るならもうちょい内容充実させようよ… -- 名無しさん (2024-12-22 17:25:28) - ↑項目の分割の際に何かルール違反がありましたでしょうか?もしもルール違反がありましたら記事の作成した者として謝罪した上で項目の削除申請を行わせていただきたく思いますのでもう少し具体的にお願いいたします。 -- 名無しさん (2024-12-22 17:50:54) - 漢字に漢字で振り仮名振るのはやめてくれ -- 名無しさん (2024-12-24 21:43:51) - ↑なんで? -- 名無しさん (2024-12-24 22:34:51) - たった三人しかいないのに、唯一の女性とか言うか普通?もう一人ももし女なら、残る一人は唯一の男性か? -- 名無しさん (2025-02-25 00:48:06) #comment() #areaedit(end) }

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