真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日

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&font(#6495ED){登録日}:2010/02/06 Sat 14:38:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#c0c0c0){私はかつて、この地で死に……}}} &bold(){&sizex(5){&font(#c0c0c0){再びこの地で命を得た。}}} &bold(){&sizex(5){&font(#c0c0c0){そう、世界の最期を……}}} &bold(){&sizex(6){&font(#c0c0c0){見るために!!}}} } 『&bold(){&ruby(チェンジ!!){真}ゲッターロボ 世界最後の日}』は1999年にバンダイビジュアルから発表されたOVA作品。 OVA『ゲッター』シリーズの栄えある第1弾である。 OP曲 「今がその時だ」歌:[[水木一郎]](第2話~第3話) 「HEATS」歌:影山ヒロノブ(第4話~最終話)((次作『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』でも世界観につながりはないものの同曲をアレンジした「Flame」が[[BGM]]として使用されている。)) ED曲 「約束の丘」歌:中瀬聡美&千葉千恵巳(第1話~第7話) 「Hurry up Dream~旅立ち~」歌:岩永雅子(第8話~第12話) 「今がその時だ」歌:水木一郎(最終話) *概要 [[漫画版『ゲッターロボ號』>ゲッターロボ號(漫画版)]]での恐るべき活躍で多くの読者を震撼させ、 さらに『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』で一躍その名を轟かせた[[真ゲッターロボ]]が初めて作品として[[アニメ映像化>アニメ化]]された記念すべき作品((初のアニメ化でないのは、真ゲッターロボがゲームに初登場したSFCソフト『[[第4次スーパーロボット大戦]]』のCMアニメをよく見るとゴッドバードに変形するライディーンの後ろを真ゲッター1が飛んでいる為。))。 &bold(){「これは昔のゲッターとは違う新しいゲッターだ」}と誇示するかのような鮮烈な設定は多くの視聴者を驚かせた。 何しろ一話の[[サブタイトル]]からして &font(#ff0000){「復活!! 悪の要塞 早乙女研究所」} である。 視聴者達は新しいゲッターの夜明けを見た。 本来は[[今川泰宏>今川泰宏(アニメ監督)]]氏が監督を務めるはずだったが降板。 今川氏は1~3話の監督、シリーズ構成、脚本を務めたと言われているが、スタッフロールにはこれらの役職自体記載されておらず実情は不明。 4~13話では川越淳氏が監督として表記される。 (今川氏の降板については、1~3話で予算のほとんどを使ってしまったからとも、世界観を壊しすぎたためとも噂されているが真相は未だ不明) そのせいで絵のクオリティ落差、作風の違いが激しい。 川越淳氏は作品終了後、雑誌インタビューで「1~3話は訳が分からない」と発言していたり……。 本作後半以降、川越氏は2000年の『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ>真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ【再作成】]]』、2005年の『[[新ゲッターロボ]]』、 そして2021年のアニメ版『[[ゲッターロボ アーク>ゲッターロボアーク(作品)]]』に至るまで一貫して監督を担当している。 この為、一時期こそ一部の心無いファンから4話以降に対して過剰な酷評がされる事もあったが、 アクの強い魅力的なキャラクター達、3話以前とベクトルは違えど迫力たっぷりのロボ戦、 そして当時としても地上波では厳しかったであろうエグい展開と、多くの見どころを評価する声は依然として根強い。 &font(l){[[当の今川氏の作品が後におもいっきり賛否を招いた事もあり>真マジンガー 衝撃! Z編]]}スパロボ参戦の機会も増えてファンの認知も増えた現在は再評価の気運も上がっている。 今川氏の降板によりストーリーに謎が多く残り、一回見ただけでは分からない事もある。 例 ・なぜ隼人は[[早乙女博士]]を殺したのか? ・早乙女博士が[[ゲッター線]]でやろうとしていた事とは何か? ・元気はどうして男として育てられてたのか? ・結局、號は何者だったのか? ・そもそも早乙女博士が反乱を起こした理由は? ・ニューヨークでの激闘は何が罠だったのか? 等々… ちなみに前日譚(一応)として『[[真ゲッターロボ!!異聞 Try to Remember]]』があるが、これを読むと&b(){さらにわけがわからなくなる}仕様となっている。 物語は「早乙女の反乱」の1~3話と、重陽子[[ミサイル]]と[[真ドラゴン]]によるゲッター線汚染から13年が経った4~13話で二部構成となっている。 *あらすじ **第一部 ---- 近未来……人類は、永遠の謎とされた「ゲッター線」の採取に、偶然の成功を収めることになる。 だが、それが「世界最後の日」の始まりになろうとは、誰も知るものはなかった。 突然のインベーダー襲来により、月は瞬く間に占拠された。そして、彼らの脅威は、地球へも広がろうとしていた… 人類は、国家機密連盟の下に、彼らインベーダーの地球侵略を阻止すべく、科学の粋を結集した超兵器、スーパーロボットを開発。 そして、そのパワーにより、10年にも渡る月世界戦争の末、恐怖の侵略者を絶滅することに成功した。だが… 時は経ち、ゲッター線開発の先駆者である一人の男、「早乙女博士」の死亡とともに、彼らインベーダーの本当の狙いが動き出すのであった! ---- 月世界戦争で絶滅させたはずのインベーダーが復活すると同時に、早乙女博士が蘇り、謎のカプセルを強奪した博士は、[[早乙女研究所]]に無数のゲッターロボGを配置し、人類に宣戦布告した。 国家機密連盟は、博士からカプセルを奪い返すべく、早乙女博士を殺害した容疑でA級囚人となっていた“ある男”を、もう一度[[ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]に乗せることを決断する。 悠然とそびえ立つゲッター1を前にして、マフラーを拭い去り素顔を顕にしたその男は、まさしく、元ゲッターチームのリーダーにして月世界戦争の英雄、[[流竜馬]]その人であった! 時を同じくして、インベーダーが復活したことを知った元[[ゲッターチーム]]の[[神隼人]]と[[巴武蔵]]も研究所へと向かった。 竜馬とゲッター軍団の戦いの最中、カプセルから謎の少年「號」が覚醒し、彼の目覚めに呼応してゲッター軍団が一斉にオープン・ゲット、1つに[[合体]]していった!  &bold(){その名も!「チェェェェンジ!!ゲッタァァァ!真ドォォォラゴォォォン!!!」} 真ドラゴンを危険視した国家機密連盟は、研究所に向けて重陽子ミサイルを発射する。 車弁慶から連絡を受けた竜馬、隼人、そして號の3人は、最後のゲッター、[[真ゲッターロボ]]に乗り込み、ミサイルの迎撃に向かう。だが… **第二部 早乙女研究所に炸裂した重陽子ミサイルにより真ドラゴンは破壊されたが、それと同時に竜馬と號も真ゲッターロボとともに行方不明となってしまった。 それだけでなく、地球全土がゲッター線に汚染され、地上は新種のインベーダーで埋め尽くされてしまった。 先の戦いで生き残った人類はかろうじて地底へと逃げ延び、神隼人をリーダーとして彼らに対抗するが、ゲッター線の恩恵を受けて進化したインベーダーは手強く、人類は防戦一方を強いられていた。 日本軍から偵察任務を受けていた弁慶らは、地上での戦闘に巻き込まれて気を失ってしまう。 廃墟と化した早乙女研究所の地下で意識を取り戻すも、直後2人はインベーダーに遭遇してしまうが、突如地底から現れた真ゲッター2に窮地を救われる。 しかもコクピットから出てきたのは、13年前ミサイルの爆心地にいた謎の少年、號であった。 その後、13年前に失われたと思われていた真ドラゴンが再びその咆哮を猛々しくあげ、戦いはますます激化していく。  隼人&bold(){「真ドラゴンはもはや我々の希望ではない!!」} 謎の少年・號、弁慶の娘・渓、天才メカニックの息子・凱の3人は、新生ゲッターチームを結成し、インベーダーを絶滅すべく真ゲッターロボと共に戦いに身を投じる。 **月世界戦争 月面における人類とインベーダーの戦争のことで、本編は月世界戦争終結後の世界を描いている。 本作では[[神谷明]]がナレーションを務めるプロローグにて触れられるのみであり、詳細は、漫画版真ゲッターロボ特別編「クレーターバトル」及びドラマチックCD「真ゲッターロボ外伝 月面十年戦争~戦慄の予感」にて描かれている。 余談ではあるが、「世界最後の─」第2話の[[回想シーン]]では、竜馬が博士の死体に向かって「博士」と呟いていたため、 竜馬が早乙女博士を「(早乙女の)ジジイ」と呼ぶようになったのは、冤罪を掛けられて以降であったと推察される。 つまり、月世界戦争終結後でも竜馬は博士のことを「博士」と呼んでいたのだが、先のドラマチックCD(時間軸は月世界戦争中)にて、 竜馬は早乙女博士(この時はまだ人間)のことを「ジジイ」と呼んでおり、本編との矛盾がある。 正に「お前たち(制作スタッフ)はいつも詰めが甘い」と言ったところであろうか。 *設定 おおむねどのキャラもTV版から大きく変わっていて、石川成分が大量に増加。 その最たる例が、&font(#ff0000){「早乙女のジジイ!」}と叫ぶ竜馬だろう。 登場メカも、TV版ではワンオフ機であった[[初代ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]や[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]が量産されていたり、真ゲッターロボが真ドラゴンの護衛用ロボットとして位置づけられていたりする。 *登場人物 **ゲッターチーム並びに国連スーパーロボット軍団 ○ゴウ(號) (CV:[[関智一]]) 早乙女博士が強奪したカプセルから生まれた謎の少年。 『ゲッターロボ號』等に登場する[[一文字號]]に当たるキャラだが、作中では一貫して號としか呼ばれない。 普段は無口で何を考えているのか分からないが、戦闘では打って変わってよく叫ぶ。 「渓を守る」という思いに突き動かされてインベーダーと戦う不思議ちゃん。 #openclose(show=その正体){ 敷島博士により早乙女博士とミチルの細胞を掛け合わせ、ゲッター線の照射により生み出されたクローン人間。 ミチルの記憶が號を突き動かす原動力となっており、彼女の妹である元気=渓を守るために戦う。 } ○ケイ(渓) (CV:日高奈留美) 車弁慶に男手一つで育てられた女の子で、この作品のヒロイン。 周りが男ばかりのせいか、非常に男勝りな性格。&font(l){漫画版『號』でちょっとだけ登場した}南風渓に当たるキャラ。 &s(){橘翔?第1話に山岸二尉と一緒に出たモブパイロットですが?} 最初は號を避けていたが、自分を守ってくれる彼に次第に惹かれていく。 ある回では某ハレンチ学園の十兵衛ちゃんよろしく素っ裸で……&bold(){「オヤジ~!早くモニター切って~!!」} #openclose(show=彼女にはある秘密が…?){ 本名は早乙女元気。そう、あの早乙女博士の&bold(){次女}である。 男として育てられた元気だったが、姉の事故死や竜馬の父殺しなどの一連の出来事によって幼くして心を閉ざしてしまう。 そして重粒子ミサイル炸裂のショックによって、彼女の自我と記憶は崩壊してしまった。 地下シェルターでは「元気が早乙女の"息子"」という噂を聞きつけた人々に殺されかけるが、 弁慶の咄嗟の機転により、弁慶の娘・渓として生きることになった。 } ○ガイ(凱) (CV:[[松本保典]]) 日本軍の整備士。 弁慶が負傷により真ゲッターに乗れなかった際、號に「おまえが乗れ」と無茶振りされてパイロットになる。 主人公たちの中では(相対的に)かなり穏やかな人柄だが、モデルが漫画版『號』の大道剴なだけあってか、 キレると&font(l){「こいつをつかってやつらをつるしちゃる!!」と叫びはしないものの、}手が付けられなくなる。 &s(){今作では漫画版號のようにはならないので安心してほしい} ○[[流竜馬]] (CV:[[石川英郎]]) 月世界戦争を終わらせた英雄にして、ゲッターチームの元リーダー。作中では「伝説の男」と称されている。 隼人に早乙女博士殺害の濡れ衣を着せられ、A級刑務所にブチ込まれていたが、早乙女の反乱により仮釈放され、ゲッターで暴れまわる。 重陽子ミサイルの爆心地にいたため、13年もの間行方不明だったが、物語後半にて驚きの再登場を果たす。 ○[[神隼人]] (CV:内田直哉) 竜馬と同じく元ゲッターチームの一員。かつて早乙女博士を殺害した張本人。 早乙女博士を止めるべくゲッターに乗る。重陽子ミサイルが着弾した後は、タワーでスーパーロボット軍団の指揮を取った。 ○[[巴武蔵]] (CV:辻親八) 竜馬、隼人と同じく元ゲッターチームの一員。 本作では弁慶と共演しているが、3号機パイロットの運命よろしくやっぱり死んでしまう。 ○車弁慶 (CV:[[飯塚昭三]]) 渓の父親で、元ゲッターチームの一員。武蔵を「先輩」と呼んで慕っている。 重陽子ミサイル着弾後は巨大輸送機「クジラ」を動かし、タワー軍の別動隊として世界各地を転戦する。 ○ヤマザキ (CV:吉岡久仁子) ハヤトの美人秘書。バベルのオペレーターではない(そっちはチバ)。 元ネタは原作漫画に登場したハヤトの元婚約者。 〇シュワルツ (CV:安井邦彦) [[アメリカ>アメリカ合衆国]]軍のパイロットで、ステルバーを操縦する。 過去に妹を失ったことでゲッター線を憎んでいたが、號ら新生ゲッターチームに窮地を救われたことで態度を改める。 漫画版號のアラスカ戦線編に比べると白人至上主義っぷりは薄め。 ○[[敷島博士]] (CV:鈴木泰明) ハヤトと共に指揮を執る老科学者。 ゲッター線によるクローン技術を研究していた危ないジジイだが、漫画版や[[ネオゲ>真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]に比べればはるかにまともである。 **早乙女研究所 〇[[早乙女博士]] (CV:[[麦人]]) ゲッター線研究の第一人者。インベーダーの存在にいち早く気付き、襲来を予測してゲッターロボを作り上げた。 月世界戦争終結後に隼人に殺害されるも、3年の時を経て復活し、「早乙女の反乱」を起こす。 その真意とは如何に… ちなみに、隼人に殺害された後どのようにして復活したかは、それは今川のみぞ知るところである… 〇早乙女ミチル (CV:長沢美樹) 早乙女博士の娘。ゲッターロボGの合体事故による彼女の死が、本作の物語に大きく影響している。 〇早乙女元気 早乙女博士の息子。&bold(){ジジイ頑張ったな}と言いたくなるほど幼い。 竜馬が父を殺したと誤認して失語症を患い、その後重粒子ミサイルの炸裂により記憶喪失になるという、もう&bold(){ものすごく不幸}なキャラ。 號に向かって「お姉ちゃん」と叫んだがその理由は…。 **インベーダー 本作における敵勢力。 地球圏に住処を求めて襲来した、ゲッター線を糧に生きる異形の宇宙生物。 見た目は黒い[[スライム]]状の肉塊に、黄色い目が光る不気味な寄生生命体。 質量保存の法則を無視して生物や無機物と融合し、その精神と肉体を乗っ取る。 知性は寄生した生物に依存するため、人間以外との融合では猛獣程度の知性しか持ち合わせない。 機械と合体したインベーダーは&bold(){「メタルビースト」}と称される。 ゲッター線を唯一の栄養源としているが、過剰摂取した場合はゲッター線効果による進化の暴走を引き起こして自己崩壊してしまう。 作中では飛行型や様々な形態のインベーダーが存在し、主に海洋生物に似た姿をしている。 もっとも基本的な形態のモチーフは『[[虚無戦記]]』に登場する[[空間兵器ドグラ]]。 &bold(){〇ゴール&ブライ} [[恐竜帝国]]の帝王ならびに[[百鬼帝国]]の大帝…&bold(){のそっくりさん}。&s(){あんまりそっくりでもないが} 竜馬と隼人の細胞にゲッター線を浴びせたクローンだが、どういうわけか闘争本能だけが異常に発達してしまい、手のつけられないバケモノになってしまった。 一度は真ゲッターに斃されたが、2人の死体にインベーダーが大量に寄生したことでケンタウロス型の怪獣になってしまった。 武蔵を殺害した直後に、重粒子爆発に巻き込まれて消し飛ぶ。 &bold(){〇[[コーウェン君&スティンガー君]]} (CV:[[郷里大輔]]&広瀬正志) 一連の事件の黒幕。 元々、早乙女博士と共に月でゲッター線開発をしていた研究者だったが、どうやらその時にインベーダーに寄生されたらしい。 作中でたびたび登場する集合写真には、人間の頃の2人と思しき人物が写っている。 生身でゲッタートマホークを受け止めたり、ハイパーレールガンから放たれた弾丸を光速を超えた速度で跳ね返すなど、その身体能力はまさに人外である。&s(){まあ人じゃないし} 元々は早乙女博士と共に試乗してゲッターを開発していたらしく、作中ではゲッターロボGに乗って竜馬達と戦っていた。 しゃべり方が寒気がするほどもの凄くキモい。 2023年に開催された『「真ゲッターロボ 世界最後の日」25周年記念 POP UP STORE in 墓場の画廊』では、キュートにデフォルメされた2人のアクリルキーホルダーが販売された。 &font(#994c00){「君もそう思うだろぉ?スティンガーくぅん♪」} &font(#0000ff){「そ、そうだよね、僕らのしゃべり方って面白いよねコーウェン君」} *メカニック **ゲッターロボ ▲[[初代ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]] 外見は[[原作漫画版>ゲッターロボ・サーガ]]に即しているのでややガッシリ体系。 本作においては恐竜帝国も百鬼帝国も出てこないので、純粋に戦闘用に作られている。 合計3機(ゲットマシン9機分)作られ、原作同様一人でも動かせる。 ▲[[量産型ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]] 早乙女博士が大量生産したゲッターロボG。 何気にきちんと「ゲッターロボG」と呼ばれたのは本作が(アニメでは)最初である。 [[無人機]]の為戦闘力は竜馬の乗る旧ゲッター1にボコボコにされる程度しか発揮できないが、数が尋常ではなく、死を恐れないため一瞬のうちに国連軍を壊滅させた。 早乙女博士の遠隔操作でゲッターチェンジも可能だが、その際にレバーがヘッドの形状に変化するのが可愛い。 真ドラゴンの覚醒に際し全機分裂し、真ドラゴンの材料となる。 真ドラゴンはこれの集合体なので、体内外問わず分離してゲッターロボGに再合体が可能。 ▲[[真ゲッターロボ]] 初めてブラウン管の中で暴れまわって見せた最後にして最強のゲッターロボ。該当項目参照。 本作では時を越えて搭乗者が入り乱れる為、意外と乗り換えが激しい。 ▲[[真ドラゴン]] 果たしてゲッターと呼んでいいのか、すごく…大きいです。該当項目参照。 ▲メタルビースト・ドラゴン 真ドラゴン内部で早乙女&コーウェン&スティンガーが搭乗した、メタルビースト化したゲッターロボG。 周囲は量産型ゲットマシンの塊なので、何回やられてもすぐに残機が復活する。ずるい。 ▲[[ブラックゲッター]] 竜馬が改造した旧ゲッター1の成れの果て。元々は月に打ち捨てられていたスクラップ。 「ブラック」と名の付く通り、見た目はほぼ旧ゲッター1だがボディカラーが黒いという特徴があり、 これはとある事情で表面塗料が炭化しているためらしく、「焦ゲッター」というあだ名で呼ばれることも。 勘違いされがちだが、1話で竜馬が乗っていたゲッター1の改造ではない。詳しくは該当項目参照。 ▲[[???>ゲッターエンペラー]] 進化の行き着く果て。&bold(){そうか、そうだったのか…。}(視聴者にわかるように説明しろ) **国連軍 ▲バヴェルタワー 国連軍の開発した陸上戦艦。通称「タワー」。世界中のスーパーロボットを内蔵した動く要塞である。 ゲッター線吸収能力を有するが、真ドラゴンとの戦いで大破した。%%縁起が悪い名前にするからだ%% ▲クジラ 弁慶ら真ゲッターチームが使用する、名前の通りの姿をした万能飛行空母。 ニューヨークでの戦いで弁慶が自爆させ、インベーダーを道連れに殲滅して大破。 ダイナミック作品では珍しい味方側母艦((勘違いされがちだが[[ガイキング>大空魔竜ガイキング(松本めぐむ版)]]はダイナミック作品ではない。))というのもあって、『[[ゲッターロボ大決戦!]]』にも登場した。 ▲BT-23MKⅡ(ビート) アメリカで開発された汎用量産型ロボット。[[日本>日本国]]軍も採用しており、渓や凱も乗った。 [[最終回]]では宇宙用に改造されて登場。 ▲ステルバー アメリカ軍所属の量産型可変戦闘機。 原作漫画にも出てくるが、チェンゲではあまり扱いが良くない。 ▲ステルボンバー 重爆撃機型のステルバー。 真ドラゴンに一撃でやられてご臨終。量産されていたのか12話で再登場した。 ▲その他スーパーロボット軍団 各国が科学の粋を結集した超兵器。 …のはずだが、ぶっちゃけ真ゲッターを目立たせるためのやられ役である。%%ザコすぎてクソほどの役にも立たない。%% メタルビーストはこいつらの残骸にインベーダーが寄生した姿である。 &font(#994c00){「これからWiki篭りが迎えるものこそ、編集という名の希望なのか」} &font(#0000ff){「はたまた放置という名の」} &bold(){&font(#994c00){『絶望&font(#0000ff){か!!』}}} &bold(){&font(#994c00){『それは神}&font(#0000ff){のみぞ知る!!』}} &font(#c0c0c0){「だが、報いは受けなければならん…! そう、その本質が何であるか知ろうともせず、} &font(#c0c0c0){無限のエンターテイメントよとアニヲタWikiを弄ぼうとした愚かな者達よ!} &font(#c0c0c0){さあ、Wiki最後の夜明けに懺悔せよ!! &bold(){ぬぁあはははははははぁぁぁ!!}」} &bold(){&font(#ff0000){「うるせぇぇっ!! それはてめぇのやるこったぁぁぁぁぁ!!」}} &font(#c0c0c0){「竜馬!?」}   &bold(){&font(#ff0000){「久しぶりだな、ジジイ!! どうやって立てたかは知らねえが、今度こそ追記・修正してやるぜぇぇぇっ!!」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,57) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/02/06 Sat 14:38:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&sizex(5){&font(#c0c0c0){私はかつて、この地で死に……}}} &bold(){&sizex(5){&font(#c0c0c0){再びこの地で命を得た。}}} &bold(){&sizex(5){&font(#c0c0c0){そう、世界の最期を……}}} &bold(){&sizex(6){&font(#c0c0c0){見るために!!}}} } 『&bold(){&ruby(チェンジ!!){真}ゲッターロボ 世界最後の日}』は1999年にバンダイビジュアルから発表されたOVA作品。 OVA『ゲッター』シリーズの栄えある第1弾である。 OP曲 「今がその時だ」歌:[[水木一郎]](第2話~第3話) 「HEATS」歌:影山ヒロノブ(第4話~最終話)((次作『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』でも世界観につながりはないものの同曲をアレンジした「Flame」が[[BGM]]として使用されている。)) ED曲 「約束の丘」歌:中瀬聡美&千葉千恵巳(第1話~第7話) 「Hurry up Dream~旅立ち~」歌:岩永雅子(第8話~第12話) 「今がその時だ」歌:水木一郎(最終話) *概要 [[漫画版『ゲッターロボ號』>ゲッターロボ號(漫画版)]]での恐るべき活躍で多くの読者を震撼させ、 さらに『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』で一躍その名を轟かせた[[真ゲッターロボ]]が初めて作品として[[アニメ映像化>アニメ化]]された記念すべき作品((初のアニメ化でないのは、真ゲッターロボがゲームに初登場したSFCソフト『[[第4次スーパーロボット大戦]]』のCMアニメをよく見るとゴッドバードに変形するライディーンの後ろを真ゲッター1が飛んでいる為。))。 &bold(){「これは昔のゲッターとは違う新しいゲッターだ」}と誇示するかのような鮮烈な設定は多くの視聴者を驚かせた。 何しろ一話の[[サブタイトル]]からして &font(#ff0000){「復活!! 悪の要塞 早乙女研究所」} である。 視聴者達は新しいゲッターの夜明けを見た。 本来は[[今川泰宏>今川泰宏(アニメ監督)]]氏が監督を務めるはずだったが降板。 今川氏は1~3話の監督、シリーズ構成、脚本を務めたと言われているが、スタッフロールにはこれらの役職自体記載されておらず実情は不明。 4~13話では川越淳氏が監督として表記される。 (今川氏の降板については、1~3話で予算のほとんどを使ってしまったからとも、世界観を壊しすぎたためとも噂されているが真相は未だ不明) そのせいで絵のクオリティ落差、作風の違いが激しい。 川越淳氏は作品終了後、雑誌インタビューで「1~3話は訳が分からない」と発言していたり……。 本作後半以降、川越氏は2000年の『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ>真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ【再作成】]]』、2005年の『[[新ゲッターロボ]]』、 そして2021年のアニメ版『[[ゲッターロボ アーク>ゲッターロボアーク(作品)]]』に至るまで一貫して監督を担当している。 この為、一時期こそ一部の心無いファンから4話以降に対して過剰な酷評がされる事もあったが、 アクの強い魅力的なキャラクター達、3話以前とベクトルは違えど迫力たっぷりのロボ戦、 そして当時としても地上波では厳しかったであろうエグい展開と、多くの見どころを評価する声は依然として根強い。 &font(l){[[当の今川氏の作品が後におもいっきり賛否を招いた事もあり>真マジンガー 衝撃! Z編]]}スパロボ参戦の機会も増えてファンの認知も増えた現在は再評価の気運も上がっている。 今川氏の降板によりストーリーに謎が多く残り、一回見ただけでは分からない事もある。 例 ・なぜ隼人は[[早乙女博士]]を殺したのか? ・早乙女博士が[[ゲッター線]]でやろうとしていた事とは何か? ・元気はどうして男として育てられてたのか? ・結局、號は何者だったのか? ・そもそも早乙女博士が反乱を起こした理由は? ・ニューヨークでの激闘は何が罠だったのか? 等々… ちなみに前日譚(一応)として『[[真ゲッターロボ!!異聞 Try to Remember]]』があるが、これを読むと&b(){さらにわけがわからなくなる}仕様となっている。 物語は「早乙女の反乱」の1~3話と、重陽子[[ミサイル]]と[[真ドラゴン]]によるゲッター線汚染から13年が経った4~13話で二部構成となっている。 *あらすじ **第一部 ---- 近未来……人類は、永遠の謎とされた「ゲッター線」の採取に、偶然の成功を収めることになる。 だが、それが「世界最後の日」の始まりになろうとは、誰も知るものはなかった。 突然のインベーダー襲来により、月は瞬く間に占拠された。そして、彼らの脅威は、地球へも広がろうとしていた… 人類は、国家機密連盟の下に、彼らインベーダーの地球侵略を阻止すべく、科学の粋を結集した超兵器、スーパーロボットを開発。 そして、そのパワーにより、10年にも渡る月世界戦争の末、恐怖の侵略者を絶滅することに成功した。だが… 時は経ち、ゲッター線開発の先駆者である一人の男、「早乙女博士」の死亡とともに、彼らインベーダーの本当の狙いが動き出すのであった! ---- 月世界戦争で絶滅させたはずのインベーダーが復活すると同時に、早乙女博士が蘇った!謎のカプセルを強奪した博士は、[[早乙女研究所]]に無数のゲッターロボGを配置し、人類に宣戦布告した。 これを受け、国家機密連盟は、博士からカプセルを奪い返すべく、早乙女博士を殺害した容疑でA級囚人となっていた“ある男”を、もう一度[[ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]に乗せることを決断する。 悠然とそびえ立つゲッター1を前にして、マフラーを拭い去り素顔を顕にしたその男は、まさしく、元ゲッターチームのリーダーにして月世界戦争の英雄、[[流竜馬]]その人であった! 時を同じくして、インベーダーが復活したことを知った元[[ゲッターチーム]]の[[神隼人]]と[[巴武蔵]]も研究所へと向かった。 竜馬とゲッター軍団の戦いの最中、カプセルから謎の少年「號」が覚醒し、彼の目覚めに呼応してゲッター軍団が一斉にオープン・ゲット、1つに[[合体]]していった!  &bold(){その名も!「チェェェェンジ!!ゲッタァァァ!真ドォォォラゴォォォン!!!」} 真ドラゴンを危険視した国家機密連盟は、研究所に向けて重陽子ミサイルを発射する。 車弁慶から連絡を受けた竜馬、隼人、そして號の3人は、最後のゲッター、[[真ゲッターロボ]]に乗り込み、ミサイルの迎撃に向かう。だが… **第二部 早乙女研究所に炸裂した重陽子ミサイルにより真ドラゴンは破壊されたが、それと同時に竜馬と號も真ゲッターロボとともに行方不明となってしまった。 それだけでなく、地球全土がゲッター線に汚染され、地上は新種のインベーダーで埋め尽くされてしまった。 先の戦いで生き残った人類はかろうじて地底へと逃げ延び、神隼人をリーダーとして彼らに対抗するが、ゲッター線の恩恵を受けて進化したインベーダーは手強く、人類は防戦一方を強いられていた。 ある日、日本軍から偵察任務を受けていた弁慶らは、地上での戦闘に巻き込まれて気を失ってしまう。 廃墟と化した早乙女研究所の地下で意識を取り戻すが、そこで2人はインベーダーに遭遇し、弁慶は負傷してしまう。渓も果敢に応戦するが、インベーダーの身体能力は凄まじく、とても生身では敵わない。インベーダーが渓の首を跳ねようとしたその瞬間、突如地底から現れた真ゲッター2がインベーダーを切り裂き、2人は窮地を脱する。 地底から現れた真ゲッター2のコクピットから出てきたのは、13年前ミサイルの爆心地にいた謎の少年、號であった。 その後、13年前に失われたと思われていた真ドラゴンが再びその咆哮を猛々しくあげ、戦いはますます激化していく。  隼人&bold(){「真ドラゴンはもはや我々の希望ではない!!」} 謎の少年・號、弁慶の娘・渓、天才メカニックの息子・凱の3人は、新生ゲッターチームを結成し、インベーダーを絶滅すべく真ゲッターロボと共に戦いに身を投じる。 **月世界戦争 月面における人類とインベーダーの戦争のことで、本編は月世界戦争終結後の世界を描いている。 本作では[[神谷明]]がナレーションを務めるプロローグにて触れられるのみであり、詳細は、漫画版真ゲッターロボ特別編「クレーターバトル」及びドラマチックCD「真ゲッターロボ外伝 月面十年戦争~戦慄の予感」にて描かれている。 余談ではあるが、「世界最後の─」第2話の[[回想シーン]]では、竜馬が博士の死体に向かって「博士」と呟いていたため、 竜馬が早乙女博士を「(早乙女の)ジジイ」と呼ぶようになったのは、冤罪を掛けられて以降であったと推察される。 つまり、月世界戦争終結後でも竜馬は博士のことを「博士」と呼んでいたのだが、先のドラマチックCD(時間軸は月世界戦争中)にて、 竜馬は早乙女博士(この時はまだ人間)のことを「ジジイ」と呼んでおり、本編との矛盾がある。 正に「お前たち(制作スタッフ)はいつも詰めが甘い」と言ったところであろうか。 *設定 おおむねどのキャラもTV版から大きく変わっていて、石川成分が大量に増加。 その最たる例が、&font(#ff0000){「早乙女のジジイ!」}と叫ぶ竜馬だろう。 登場メカも、TV版ではワンオフ機であった[[初代ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]や[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]が量産されていたり、真ゲッターロボが真ドラゴンの護衛用ロボットとして位置づけられていたりする。 *登場人物 **ゲッターチーム並びに国連スーパーロボット軍団 ○ゴウ(號) (CV:[[関智一]]) 早乙女博士が強奪したカプセルから生まれた謎の少年。 『ゲッターロボ號』等に登場する[[一文字號]]に当たるキャラだが、作中では一貫して號としか呼ばれない。 普段は無口で何を考えているのか分からないが、戦闘では打って変わってよく叫ぶ。 「渓を守る」という思いに突き動かされてインベーダーと戦う不思議ちゃん。 #openclose(show=その正体){ 敷島博士により早乙女博士とミチルの細胞を掛け合わせ、ゲッター線の照射により生み出されたクローン人間。 ミチルの記憶が號を突き動かす原動力となっており、彼女の妹である元気=渓を守るために戦う。 } ○ケイ(渓) (CV:日高奈留美) 車弁慶に男手一つで育てられた女の子で、この作品のヒロイン。 周りが男ばかりのせいか、非常に男勝りな性格。&font(l){漫画版『號』でちょっとだけ登場した}南風渓に当たるキャラ。 &s(){橘翔?第1話に山岸二尉と一緒に出たモブパイロットですが?} 最初は號を避けていたが、自分を守ってくれる彼に次第に惹かれていく。 ある回では某ハレンチ学園の十兵衛ちゃんよろしく素っ裸で……&bold(){「オヤジ~!早くモニター切って~!!」} #openclose(show=彼女にはある秘密が…?){ 本名は早乙女元気。そう、あの早乙女博士の&bold(){次女}である。 男として育てられた元気だったが、姉の事故死や竜馬の父殺しなどの一連の出来事によって幼くして心を閉ざしてしまう。 そして重粒子ミサイル炸裂のショックによって、彼女の自我と記憶は崩壊してしまった。 地下シェルターでは「元気が早乙女の"息子"」という噂を聞きつけた人々に殺されかけるが、 弁慶の咄嗟の機転により、弁慶の娘・渓として生きることになった。 } ○ガイ(凱) (CV:[[松本保典]]) 日本軍の整備士。 弁慶が負傷により真ゲッターに乗れなかった際、號に「おまえが乗れ」と無茶振りされてパイロットになる。 主人公たちの中では(相対的に)かなり穏やかな人柄だが、モデルが漫画版『號』の大道剴なだけあってか、 キレると&font(l){「こいつをつかってやつらをつるしちゃる!!」と叫びはしないものの、}手が付けられなくなる。 &s(){今作では漫画版號のようにはならないので安心してほしい} ○[[流竜馬]] (CV:[[石川英郎]]) 月世界戦争を終わらせた英雄にして、ゲッターチームの元リーダー。作中では「伝説の男」と称されている。 隼人に早乙女博士殺害の濡れ衣を着せられ、A級刑務所にブチ込まれていたが、早乙女の反乱により仮釈放され、ゲッターで暴れまわる。 重陽子ミサイルの爆心地にいたため、13年もの間行方不明だったが、物語後半にて驚きの再登場を果たす。 ○[[神隼人]] (CV:内田直哉) 竜馬と同じく元ゲッターチームの一員。かつて早乙女博士を殺害した張本人。 早乙女博士を止めるべくゲッターに乗る。重陽子ミサイルが着弾した後は、タワーでスーパーロボット軍団の指揮を取った。 ○[[巴武蔵]] (CV:辻親八) 竜馬、隼人と同じく元ゲッターチームの一員。 本作では弁慶と共演しているが、3号機パイロットの運命よろしくやっぱり死んでしまう。 ○車弁慶 (CV:[[飯塚昭三]]) 渓の父親で、元ゲッターチームの一員。武蔵を「先輩」と呼んで慕っている。 重陽子ミサイル着弾後は巨大輸送機「クジラ」を動かし、タワー軍の別動隊として世界各地を転戦する。 ○ヤマザキ (CV:吉岡久仁子) ハヤトの美人秘書。バベルのオペレーターではない(そっちはチバ)。 元ネタは原作漫画に登場したハヤトの元婚約者。 〇シュワルツ (CV:安井邦彦) [[アメリカ>アメリカ合衆国]]軍のパイロットで、ステルバーを操縦する。 過去に妹を失ったことでゲッター線を憎んでいたが、號ら新生ゲッターチームに窮地を救われたことで態度を改める。 漫画版號のアラスカ戦線編に比べると白人至上主義っぷりは薄め。 ○[[敷島博士]] (CV:鈴木泰明) ハヤトと共に指揮を執る老科学者。 ゲッター線によるクローン技術を研究していた危ないジジイだが、漫画版や[[ネオゲ>真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]に比べればはるかにまともである。 **早乙女研究所 〇[[早乙女博士]] (CV:[[麦人]]) ゲッター線研究の第一人者。インベーダーの存在にいち早く気付き、襲来を予測してゲッターロボを作り上げた。 月世界戦争終結後に隼人に殺害されるも、3年の時を経て復活し、「早乙女の反乱」を起こす。 その真意とは如何に… ちなみに、隼人に殺害された後どのようにして復活したかは、それは今川のみぞ知るところである… 〇早乙女ミチル (CV:長沢美樹) 早乙女博士の娘。ゲッターロボGの合体事故による彼女の死が、本作の物語に大きく影響している。 〇早乙女元気 早乙女博士の息子。&bold(){ジジイ頑張ったな}と言いたくなるほど幼い。 竜馬が父を殺したと誤認して失語症を患い、その後重粒子ミサイルの炸裂により記憶喪失になるという、もう&bold(){ものすごく不幸}なキャラ。 號に向かって「お姉ちゃん」と叫んだがその理由は…。 **インベーダー 本作における敵勢力。 地球圏に住処を求めて襲来した、ゲッター線を糧に生きる異形の宇宙生物。 見た目は黒い[[スライム]]状の肉塊に、黄色い目が光る不気味な寄生生命体。 質量保存の法則を無視して生物や無機物と融合し、その精神と肉体を乗っ取る。 知性は寄生した生物に依存するため、人間以外との融合では猛獣程度の知性しか持ち合わせない。 機械と合体したインベーダーは&bold(){「メタルビースト」}と称される。 ゲッター線を唯一の栄養源としているが、過剰摂取した場合はゲッター線効果による進化の暴走を引き起こして自己崩壊してしまう。 作中では飛行型や様々な形態のインベーダーが存在し、主に海洋生物に似た姿をしている。 もっとも基本的な形態のモチーフは『[[虚無戦記]]』に登場する[[空間兵器ドグラ]]。 &bold(){〇ゴール&ブライ} [[恐竜帝国]]の帝王ならびに[[百鬼帝国]]の大帝…&bold(){のそっくりさん}。&s(){あんまりそっくりでもないが} 竜馬と隼人の細胞にゲッター線を浴びせたクローンだが、どういうわけか闘争本能だけが異常に発達してしまい、手のつけられないバケモノになってしまった。 一度は真ゲッターに斃されたが、2人の死体にインベーダーが大量に寄生したことでケンタウロス型の怪獣になってしまった。 武蔵を殺害した直後に、重粒子爆発に巻き込まれて消し飛ぶ。 &bold(){〇[[コーウェン君&スティンガー君]]} (CV:[[郷里大輔]]&広瀬正志) 一連の事件の黒幕。 元々、早乙女博士と共に月でゲッター線開発をしていた研究者だったが、どうやらその時にインベーダーに寄生されたらしい。 作中でたびたび登場する集合写真には、人間の頃の2人と思しき人物が写っている。 生身でゲッタートマホークを受け止めたり、ハイパーレールガンから放たれた弾丸を光速を超えた速度で跳ね返すなど、その身体能力はまさに人外である。&s(){まあ人じゃないし} 元々は早乙女博士と共に試乗してゲッターを開発していたらしく、作中ではゲッターロボGに乗って竜馬達と戦っていた。 しゃべり方が寒気がするほどもの凄くキモい。 2023年に開催された『「真ゲッターロボ 世界最後の日」25周年記念 POP UP STORE in 墓場の画廊』では、キュートにデフォルメされた2人のアクリルキーホルダーが販売された。 &font(#994c00){「君もそう思うだろぉ?スティンガーくぅん♪」} &font(#0000ff){「そ、そうだよね、僕らのしゃべり方って面白いよねコーウェン君」} *メカニック **ゲッターロボ ▲[[初代ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]] 外見は[[原作漫画版>ゲッターロボ・サーガ]]に即しているのでややガッシリ体系。 本作においては恐竜帝国も百鬼帝国も出てこないので、純粋に戦闘用に作られている。 合計3機(ゲットマシン9機分)作られ、原作同様一人でも動かせる。 ▲[[量産型ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]] 早乙女博士が大量生産したゲッターロボG。 何気にきちんと「ゲッターロボG」と呼ばれたのは本作が(アニメでは)最初である。 [[無人機]]の為戦闘力は竜馬の乗る旧ゲッター1にボコボコにされる程度しか発揮できないが、数が尋常ではなく、死を恐れないため一瞬のうちに国連軍を壊滅させた。 早乙女博士の遠隔操作でゲッターチェンジも可能だが、その際にレバーがヘッドの形状に変化するのが可愛い。 真ドラゴンの覚醒に際し全機分裂し、真ドラゴンの材料となる。 真ドラゴンはこれの集合体なので、体内外問わず分離してゲッターロボGに再合体が可能。 ▲[[真ゲッターロボ]] 初めてブラウン管の中で暴れまわって見せた最後にして最強のゲッターロボ。該当項目参照。 本作では時を越えて搭乗者が入り乱れる為、意外と乗り換えが激しい。 ▲[[真ドラゴン]] 果たしてゲッターと呼んでいいのか、すごく…大きいです。該当項目参照。 ▲メタルビースト・ドラゴン 真ドラゴン内部で早乙女&コーウェン&スティンガーが搭乗した、メタルビースト化したゲッターロボG。 周囲は量産型ゲットマシンの塊なので、何回やられてもすぐに残機が復活する。ずるい。 ▲[[ブラックゲッター]] 竜馬が改造した旧ゲッター1の成れの果て。元々は月に打ち捨てられていたスクラップ。 「ブラック」と名の付く通り、見た目はほぼ旧ゲッター1だがボディカラーが黒いという特徴があり、 これはとある事情で表面塗料が炭化しているためらしく、「焦ゲッター」というあだ名で呼ばれることも。 勘違いされがちだが、1話で竜馬が乗っていたゲッター1の改造ではない。詳しくは該当項目参照。 ▲[[???>ゲッターエンペラー]] 進化の行き着く果て。&bold(){そうか、そうだったのか…。}(視聴者にわかるように説明しろ) **国連軍 ▲バヴェルタワー 国連軍の開発した陸上戦艦。通称「タワー」。世界中のスーパーロボットを内蔵した動く要塞である。 ゲッター線吸収能力を有するが、真ドラゴンとの戦いで大破した。%%縁起が悪い名前にするからだ%% ▲クジラ 弁慶ら真ゲッターチームが使用する、名前の通りの姿をした万能飛行空母。 ニューヨークでの戦いで弁慶が自爆させ、インベーダーを道連れに殲滅して大破。 ダイナミック作品では珍しい味方側母艦((勘違いされがちだが[[ガイキング>大空魔竜ガイキング(松本めぐむ版)]]はダイナミック作品ではない。))というのもあって、『[[ゲッターロボ大決戦!]]』にも登場した。 ▲BT-23MKⅡ(ビート) アメリカで開発された汎用量産型ロボット。[[日本>日本国]]軍も採用しており、渓や凱も乗った。 [[最終回]]では宇宙用に改造されて登場。 ▲ステルバー アメリカ軍所属の量産型可変戦闘機。 原作漫画にも出てくるが、チェンゲではあまり扱いが良くない。 ▲ステルボンバー 重爆撃機型のステルバー。 真ドラゴンに一撃でやられてご臨終。量産されていたのか12話で再登場した。 ▲その他スーパーロボット軍団 各国が科学の粋を結集した超兵器。 …のはずだが、ぶっちゃけ真ゲッターを目立たせるためのやられ役である。%%ザコすぎてクソほどの役にも立たない。%% メタルビーストはこいつらの残骸にインベーダーが寄生した姿である。 &font(#994c00){「これからWiki篭りが迎えるものこそ、編集という名の希望なのか」} &font(#0000ff){「はたまた放置という名の」} &bold(){&font(#994c00){『絶望&font(#0000ff){か!!』}}} &bold(){&font(#994c00){『それは神}&font(#0000ff){のみぞ知る!!』}} &font(#c0c0c0){「だが、報いは受けなければならん…! そう、その本質が何であるか知ろうともせず、} &font(#c0c0c0){無限のエンターテイメントよとアニヲタWikiを弄ぼうとした愚かな者達よ!} &font(#c0c0c0){さあ、Wiki最後の夜明けに懺悔せよ!! &bold(){ぬぁあはははははははぁぁぁ!!}」} &bold(){&font(#ff0000){「うるせぇぇっ!! それはてめぇのやるこったぁぁぁぁぁ!!」}} &font(#c0c0c0){「竜馬!?」}   &bold(){&font(#ff0000){「久しぶりだな、ジジイ!! どうやって立てたかは知らねえが、今度こそ追記・修正してやるぜぇぇぇっ!!」}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,57) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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