真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日

登録日:2010/02/06(土) 14:38:17
更新日:2020/01/11 Sat 16:53:16
所要時間:約 5 分で読めます




「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」は1999年にバンダイビジュアルから発表されたOVA作品。
OVAゲッターシリーズの栄えある第1弾である。

OP曲
「今がその時だ」
「HEATS」
ED曲
「約束の丘」
「Hurry up Dream〜旅立ち〜」


漫画版「ゲッターロボ號」での恐るべき活躍で多くの読者を震撼させ、さらに「スーパーロボット大戦シリーズ」で一躍その名を轟かせた真ゲッターロボが初めてアニメ映像化された記念すべき作品。
「これは昔のゲッターとは違う新しいゲッターだ」と誇示するかのような鮮烈な設定は多くの視聴者を驚かせた。

何しろ一話のサブタイトルからして
「復活!! 悪の要塞 早乙女研究所」
である。
視聴者達は新しいゲッターの夜明けを見た。

1~3話は今川泰宏氏が監督、シリーズ構成、脚本を務めていたとされているが、スタッフロールには記載されていない。4~13話では監督が川越淳氏に変わっている。
(今川氏の降板については、1~3話で予算のほとんどを使ってしまったからとも、世界観を壊しすぎたためとも噂されているが真相は未だ不明)
そのせいで絵のクオリティ落差、作風の違いが激しい。
川越淳氏は作品終了後、雑誌インタビューで「1~3話は訳が分からない」と発言している。

この為、一時期こそ一部の心無いファンから4話以降に対して過剰な酷評がされる事もあったが、
アクの強い魅力的なキャラクター達、3話以前とベクトルは違えど迫力たっぷりのロボ戦、
そして当時としても地上波では厳しかったであろうエグい展開と、多くの見どころを評価する声は依然として根強い。
当の今川氏の作品が後におもいっきり賛否を招いた事もありスパロボ参戦の機会も増えてファンの認知も増えた現在は再評価の気運も上がっている。

今川氏の降板によりストーリーに謎が多く残り、一回見ただけでは分からない事もある。

  • なんで隼人は博士を殺したの?
  • 博士がゲッター線でやろうとしていた事って?
  • 結局、號はなんなのさ?
  • そもそも早乙女博士が反乱を起こした理由は?
等々…

ちなみに前日譚(一応)として「真ゲッターロボ!!異聞 Try to Remember」があるが、これを読むとさらにわけがわからなくなる仕様となっている。

物語は「早乙女の反乱」の1~3話と、重陽子ミサイルと真ドラゴンによるゲッター線汚染から13年が経った4~13話で二部構成となっている。



【ストーリー】
かつて人類は宇宙よりの侵略者「インベーダー」の襲来に対し、ゲッターロボを始めとするスーパーロボット軍団でこれを撃退。一応の勝利を収めた。

しかし三年後、撃退したはずのインベーダーが突如復活。その中心には死んだはずのゲッター線研究者、早乙女博士の姿が!
早乙女博士は謎のカプセルを強奪し、研究所にアホなほど量産したゲッタードラゴンを配置して、人類に宣戦布告する。

早乙女博士を殺すべく、国際機密連合はA級囚人である元ゲッターチームリーダー流竜馬を戦場に送り出す。
時を同じくして、元ゲッターチームの隼人と武蔵も早乙女研究所に向かうのだった。

竜馬vsゲッター軍団の戦いの最中、早乙女博士が強奪したカプセルから、謎の少年「號」が誕生。それに呼応してゲッター軍団が一斉にオープン・ゲットして次々と合体して行く。
そしてついにその姿を現す、終末を呼ぶ魔獣――真ドラゴン
浅間山を舞台に、世界最後の日の序曲が始まった!



【設定】
おおむねどのキャラもTV版から大きく変わっていて、石川分が大量に増加。
その最たる物が「早乙女のジジイ!」と叫ぶ竜馬だろう。
號が主人公になっているのも特徴。

メカも、ゲッターロボゲッターロボGは量産されており、真ゲッターロボは究極のゲッター「真ドラゴン」の護衛用という位置付け。



【登場人物】

○ゴウ(號)
(CV:関智一)
本作品の主人公。もう一度言うぞ、「主人公」
早乙女博士が強奪したカプセルから生まれた謎の少年。
ゲッターの主人公なのに無口で何を考えてるのか分からない。だが戦闘時はよく叫ぶ。
「渓を守る」と言う思いに突き動かされてインベーダーと戦う不思議ちゃん。


○ケイ(渓)
(CV:日高奈留美)
車弁慶に男手一つで育てられた女の子で、この作品のヒロイン。
周りが男ばかりのせいか、非常に男勝りな性格。
最初は號を避けていたが、自分を守ってくれる彼に次第に惹かれていく。
彼女にはある秘密が…?


○ガイ(凱)
(CV松本保典)
日本軍の整備士。弁慶が負傷して真ゲッターに乗れない時、號に「おまえが乗れ」と無茶振りされてパイロットに。
キレるとヤバい。しかし空気。


流竜馬
(CV:石川英郎)
月面でのインベーダーvs人類の戦争を終わらせた英雄「ゲッターチーム」のリーダー。作中では「伝説の男」と称されている。
隼人に早乙女博士殺害の罪を着せられ、A級刑務所にブチ込まれた。
仮釈放を条件に、早乙女の反乱を起こした博士を倒すためにゲッターを駆る。
あまりにアクが濃いので忘れられがちだけど、竜馬は主人公じゃない。


神隼人
(CV:内田直哉)
竜馬と同じく元ゲッターチームの一員。かつて早乙女博士を殺害した張本人。
早乙女博士を止めるべくゲッターに乗る。重陽子ミサイルが着弾した後は、戦艦「タワー」でスーパーロボット軍団の指揮を取る。


巴武蔵
(CV:辻親八)
早乙女博士の遺児、早乙女元気を引き取っている元ゲッターチームの男。
この作品では弁慶と共演している。


○車弁慶
(CV:飯塚昭三)
渓の父親で、元ゲッターチーム。武蔵の後輩。
重陽子ミサイル着弾後は巨大輸送機「クジラ」を動かし、タワー軍の別動隊として世界各地を転戦する。


早乙女博士
(CV:麦人)
ゲッター線研究の第一人者。インベーダーの存在にいち早く気付き、襲来を予測してゲッターロボを作り上げた。
月での人類vsインベーダーの戦争が終わった後、隼人に殺害されるが、体にインベーダーを宿して復活。「早乙女の反乱」を起こす。
その真意は…?


〇早乙女ミチル
(CV:長沢美樹)
早乙女博士の娘。合体事故による彼女の死がすべての元凶となった。


〇早乙女元気
早乙女博士の息子。ジジイ頑張ったなと言いたくなるほど幼い。
ミチルの死後、博士におぞましい実験を見せつけられたために心を閉ざす。
號に向かって「お姉ちゃん」と叫んだがその理由は…。


コーウェン君&スティンガー君
(CV:郷里大輔&広瀬正志)
一連の事件全ての黒幕。元は早乙女博士と共に月でゲッター線の研究をしていたが、その時にインベーダーに寄生される。
生身で宇宙を飛ぶミサイルの上に立つ、生身でゲッタートマホークを受け止めるなど、その身体能力はまさに人外。ゲッターにも乗れる。
しゃべり方が寒気がするほどもの凄くキモい。

「君もそう思うだろぉ?スティンガーくぅん♪」

「そ、そうだよね、僕らのしゃべり方って面白いよねコーウェン君」








「これからWiki篭りが迎えるものこそ、編集という名の希望なのか」

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