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TM NETWORK - (2025/10/29 (水) 14:18:14) のソース
&font(#6495ED){登録日}:2012/03/19 Mon 05:08:22
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます
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&bold(){TM NETWORK}とは、小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の三人によって結成された音楽ユニットである。
略称は「&bold(){TM}」。
#contents()
*【概要】
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1980年、[[小学校]]からの[[幼なじみ]]同士である宇都宮と木根が在籍していたバンド・SPEEDWAYに小室が加入し、三人に接点が出来る。
その後、1982年ごろにSPEEDWAYは活動終了(のちに解散)。木根と小室はとある外国人ボーカリストを起用して新しいバンドを結成しようとするが、
その外国人がビザを取っていなかった事によりこの話が流れた為、木根の幼なじみである宇都宮に白羽の矢が立つ。
こうしてバンドのメンバーが決まり、三人とも多摩地区在住という事からTAMA NETWORKというバンド名を考案するも、ゴロの悪さから頭文字を取って名称をTM NETWORKとする。
その後レコードデビューする際に、所属会社から「名前の由来がTAMAではかっこ悪い」と言われた為、
TMは&font(#ff0000){T}IME &font(#ff0000){M}ACHINEの頭文字という事となった。
&font(l){バンド名の由来を強引に後付けするのは意外とあるあるネタである。}
1984年にシングル「&font(#ffdc00){金曜日のライオン}」、アルバム「RAINBOW RAINBOW」でメジャーデビュー。
当時のジャケット写真では小室と宇都宮のみが写り、木根が写る事はなかった。
これに関しては「&font(#808080){当時は二人組としての活動をメーカーに強要されていた}」と後に小室が語っており、木根は謎のメンバー扱いとなっていた。
デビュー当時はその音楽性からシンセ系トリオユニットの先達YMOの二番煎じという評価も多く、セールスにもあまり恵まれなかったが、
[[BOØWY>BOOWY(ロックバンド)]]の海外のロックの音と日本人馴染みの歌謡曲のメロディを融合させるセンスへのリスペクト、小室の楽曲のコンペへの積極的な参加、
&font(l){当時は見た目的にまだまだ粗削りだったものの}特殊な演出を積極的に採り入れたコンサートツアーは重ねる毎に動員を着実に増加させ、
四枚目のアルバム「&font(#0000ff){Self Control}」の先行シングルとして発売された
同タイトル曲がロングセールスを記録した事がブレイクへの足掛かりを作り、
レコード会社・サンライズから「&font(#ff0000){売れるシングルを作れ}」「この映像にきっちり合わせてくれ」という要請を受けた
小室が背水の陣で製作したのが、アニヲタにも馴染み深いアニメ版[[シティーハンター>シティーハンター(CITY HUNTER)]]の主題歌「&font(#ffb74c){Get Wild}」である。
「&font(#ffb74c){Get Wild}」の大ヒットにより、その直後に発売された初のベストアルバム「&font(#ff7800){Gift for Fanks}」で初の一位を獲得。
人気バンドとしてブレイクした彼らは、その後も名盤と名高いアルバム「&font(#008cff){humansystem}」をリリース。その地位を不動の物とする。
その後、1988年にリリースされたアルバム「&font(#b8d200){CAROL}」が彼らにとって初のミリオンセールスを記録。
この年に初の紅白出場も果たしている。
1990年、バンド名をTM NETWORKから「TMN」に改名。
直後に発売されたシングル「&font(#ff0000){TIME TO COUNT DOWN}」とアルバム「&font(#ff0000){RHYTHM RED}」では、
今でいう[[DAW>DAW(ソフトウェア)]]の先駆けであるシンクラヴィアの全面採用、
これまでのTMとは違うハードロック色を前面に押し出したアレンジによって、新しいTMの形を見せた。
しかし、1991年発売のアルバム「&font(#800080){EXPO}」とそれに関連したツアーを最後に、
小室はTMの「最初は売れてもその後が伸び悩み、世間に定着しない現象」を憂慮し、
小室がTM以外の可能性を求める為に以前から行っていた他アーティストへの楽曲提供&プロデュース活動・
小規模のクラブでのDJ・オーディションの審査員としての活動を
以前よりも活発に行う様になっていった為、徐々にTMの…というより純粋な表に出るバンドマンとしての活動の機会が少なくなっていく。
&font(#00F,u){&font(#EEF,#EEF){宇都宮「おいおい、それじゃTMのコンサートは何なんだよ」小室「シンセは生演奏より自動演奏が多い、僕はただ立っているだけで成立してしまう」&br()当時の小室は事務所との折り合いが複雑化していて、更に今までのTMに対して1993年当時の売れ線とは全くルーツが異なる世界観・情報展開の手法を引用した小室主導の企画にウツ・木根を安易に巻き込めないという配慮もあったのだが、もうちょっと言葉を選んだほうがよかったのでは…}}
そして1994年、シングル「&font(#afdfe4){Nights of The Knife}」のリリースと東京ドームライヴを行い、TMNはその活動を「&font(#ff0000){終了}」した。
だがそれから五年後の1999年、木根と宇都宮が小室のイベントにゲスト出演し、TMの復活を発表。
名前を再び「TM NETWORK」名義へと変更し、数年間隔で再始動したり充電期間に入ったりしたのだが、2018年に後述する小室の引退に伴い活動休止状態になった。
2021年10月、突如無観客ライブとして、「How Do You Crash It?」を隔月で全3回を有料配信する形で活動再開。
2022年7月、40周年を見越した有観客ライブツアー「FANKS intelligence Days」((「2022“FANKS intelligence Days”」→「〜DEVOTION〜」→「〜STAND 3 FINAL〜」→「〜YONMARU〜」→「Fanks! inside」→「YONMARU+01」の六部作となった))を長期間に渡って開催。
*【メンバー】
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&bold(){小室哲哉(キーボード、シンセサイザー、プログラミング)}
TMのリーダー兼プロデューサー。愛称はイニシャルである「TK」、または「てっちゃん」(主に身内に近い面子から)。
彼の嗜好であるシンセサイザーを用いて作り込まれたデジタルサウンドの楽曲達は、デビュー当時から時代を先取りし過ぎていたという意味でも評価が高い。
デビュー時のマネージャーが[[YAMAHA>ヤマハ(楽器メーカー)]]とちょっとつながりがあった為、コネを最大限に利用、以来今日まで続く関係を作った。
&font(l){90年代前半から、現場で扱うシンセは[[Roland>ローランド(楽器メーカー)]]等に浮気して主軸にしてしまったのは内緒だ!}
また、所謂「売れる音楽」作りを得意とし、90年代後半は自らによる新しいユニット「globe」等、彼のプロデュース曲がチャートの上位を席巻した((ちなみに全盛期の1997年には、当時縁があったアーティスト達と宇都宮・木根を集めてのオールスター曲『YOU ARE THE ONE』を発表している。))。
そのBeing並の商業主義を隠そうともしない制作方針・[[大人の事情]]が少なからず絡む楽曲制作エピソードを
明け透けに話す態度は嫌う人にはとことん嫌われた。
一部のラジオ局では小室プロデュースの曲は流さないというスタンスも取っていた。
その向こう側にある疲れた現代人に歩み寄る姿勢、音色・パート・リズムの職人・開発者としての拘りを嗅ぎ取り、惚れ込んだ人も多数いるのも事実。
しかし、2000年代以降の売り上げは低迷し、2008年には詐欺容疑で逮捕。
有罪判決を受けるも、この時ファンや業界関係者から減刑嘆願書が提出されており、ブームが去った現在でも根強い人気を証明している。
復活しソロ活動やTMNとしての活動が順調に進んでいたが、2018年初頭に不倫疑惑が週刊誌で報道され記者会見を行い突然の引退宣言。
小室自身もC型肺炎や突発性難聴などを患い自身の作曲活動に限界を感じていたとのこと。
その後は難聴の治療を続けながら、前々から関わっていた環境音楽制作の依頼を受けたのもあり、2019年から水面下で活動再開。
2020年夏からは再び表舞台にも立つようになる。
ちなみに、TM時代を知らない人には温厚な人物と見られがちだが、ライヴではキーボードクラッシャーと化す。
&font(#808080){なお1989年にはソロボーカルデビューし、TMでも『EXPO』の「Think of Earth」で歌声を披露しているが…結構歌唱力に関しては本人も自覚があるくらい賛否両論だったりする。}
後先考えない・[[日本語]]の使い方がおかしい・身の丈に合わない発言が目立ち、私生活においては前述の不倫騒動後の離婚でバツ3となる等駄目男な面が目立つのだが、
大体許されてしまうのも一ミュージシャンとしての腕前と機材に対する嗅覚のセンス故か。
&bold(){宇都宮隆(ボーカル)}
愛称は「ウツ」。
美声の持ち主であり、またビブラートなどの小技を用いない真っ直ぐな歌い方が特徴。
楽曲製作には他の二人ほどは関わらず、専業ボーカリストとしての側面が強い。
TMの「終了」前のライヴやTV出演の際には、ファンから「体操」と呼ばれる独特の動きのダンスを披露していた。
また歌詞間違いも多い(2000年以降はウツにしか見えないディスプレイでのカンペで対応しているが、それでも間違える)。
レコーディングスタッフが口をそろえて「運動神経の塊」と評しており、ボウリングのスコアは250以上をコンスタントにたたき、特にトレーニングしてなくても息が切れず、ブレスの吸い方がうまいと言われている。
TKが男性ボーカリストをあまりプロデュースしないのは、ウツ以上のボーカルに出会えないからと言われている。
ちなみにソロワークスの中でアニメ系なものとしては、『[[モンスターファーム~伝説への道~]]』の主題歌担当や、
[[Sound Horizon]]のアルバム・ライブ『[[Moira>Moira(Sound Horizon)]]』へのゲスト参加がある。
30代のころの好物は、ジャックダニエルと緑のたぬき。ほとんどこの2つしか食していなかった時期がある。
ちなみに「終了」後はTM時代からのスタッフが設立した個人事務所「M-Tres」に所属しており、2020年代にはTMのBDや一部新曲もM-Tresから発売されている。
&bold(){木根尚登(ギター、キーボード、コーラス、&font(l){ヒューマン担当})}
グラサンがトレードマーク。
TKのデジタルサウンドとは真逆のアコースティックサウンドの楽曲作りを得意とし、
彼の作るバラードには根強い人気があり、ファンからは「木根バラ」と呼ばれている。
SPEEDWAY時代から本分はキーボード・アコースティックギター…なのだが、
デビュー前の「絵的に地味」という小室の判断により[[エレキギター]]を担当する破目になる。
サポートの腕が目立ち過ぎるため、ライヴでの真の役割は[[エアギター]]じみたサイドギターや中間での寸劇、ソロボーカル曲。
しかしその弾くフリの演技はあのポール・マッカートニーすら欺く程の怪演であった。
2010年以降に一念発起、本格的にエレキギターの練習を開始。腕は相手に合わせることが出来るまでに成長、未だに伸び盛り。
ウツが歌詞を間違えた時・小室の突拍子もない発想の一番の犠牲者。
また『ユンカース・カム・ヒア』((題となった「ユンカース」の由来は、小室が最初の結婚時にロンドンで出会い飼っていた犬から。なおリアルユンカース君は小室の離婚後彼の最初の妻に引き取られ、2005年に天寿を全うしたという。))等の小説やTM回顧録『時計じかけの予言者たち』シリーズ等複数の著書があり、
処女作はTMの同名アルバム及びライブ内ストーリーを[[ノベライズ]]した『CAROL』([[アニメ化]]もされ、宇都宮がライブと同じ役を演じた)。
実家は水道の設備屋で、デビュー当時は屋号の刻印された車を乗り回しており、頻繁に小室邸に通っていたため、小室哲哉家ではしょっちゅう水のトラブルが発生していると近所から思われていたらしい。
余談だが(公表自体は2000年代だが)早くに所帯を持っており、娘の木根沙織(shao)も芸能界入り。ちょいちょい父娘でライブイベントをしている。
*【サポートメンバー】
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-小室みつ子(作詞家)
苗字は小室だが、メンバーの小室とは親族関係ではない。
彼女が詞を書いた曲が入っていないアルバムは「EXPO」と「SPEEDWAY」の二枚のみというほど、TMの楽曲になくてはならない存在。
なお、初期のアルバムの作詞欄に見られる「&ruby(さいもんかり){西門加里}」もこの人。
小室みつ子版のGet Wildもある。
-[[松本孝弘]](ギター)
[[B'z]]のギタリスト。『CAROL』ツアーまでサポートメンバーとして参加。
過去に彼がサポートで参加したTMのライヴ映像でも、一度聴けば誰もが分かる自重しない彼のギターを聴く事が出来る。
-[[浅倉大介]](キーボード、マニピュレーター)
[[access>access(音楽ユニット)]]のキーボディスト、音楽プロデューサー。accessでの相方は後に[[仮面ライダー>檀正宗/仮面ライダークロノス]]となった貴水博之。
その浅倉も[[次回作>仮面ライダービルド]]のOPを小室と「PANDORA」なるユニットを組み作曲・編曲・歌詞を担当することに。
TKの弟子であり、師同様デジタルサウンドを得意としている。
また、彼がプロデュースをしていた[[T.M.Revolution]]の命名の際には、TMの名を冠する事に伺いを立てにも行っている。
-葛城哲哉(ギター)
愛称は「葛G」。
B'zを結成したため、抜けた松本の後釜として参加したギタリスト。
前述のT.M.Revolutionの初期の活動などにも参加している。
現在でもTMサウンドを支え続ける第四のメンバー的存在であり、一時期は木根よりコーラスが多かったりする。
-阿部薫(ドラム)
デビュー以前からTMに関わってきたサポートメンバーの一の古株。ライヴにはCAROLツアーから参加。
TMのサポートが縁でB'z、access、globeなどにも参加し、現在は及川光博のライブに毎年参加している。
またサブで写真撮影も手掛けており、宇都宮の参加した『Moira』コンサート版やTMの一部ライブ等でフォトグラフィー担当となっている。
-藤井徹貫(音楽ライター)
80年代後半からTM関連の取材に携わるようになり、その縁でパンフレットでのインタビュアーやベストアルバムのライナーノーツ、木根の執筆業におけるアドバイザー(『ユンカース・カム・ヒア』後書きより)、EXPO Tourの舞台裏を元にした公式小説の発表等をも担当。
21世紀に入ってからは配信動画やソフト収録の特典映像での共演者としても呼ばれる等、それぞれのソロ活動時も含め公私に渡って三人と密接な関係性だったが、2023年に急逝した。
*【特徴】
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キーボードを主軸にした電子音楽を主軸にしつつも、フォークソング・ファンク・[[プログレッシブ・ロック]]・ハードロック・ハウス・トランス・EDMなど、
その時代に合わせつつ、時に自身のルーツを垣間見せ、時に時代の少し先を行く感覚でジャンルを悠々と渡り歩く姿勢を持っている。
そのため、松任谷由美が40周年関連の公演で数年ぶりにTMの3人に会った際に「伝説のテクノポップユニットと再会」と銘打たれた時はちょっとした物議をかもした。
ライヴでは原曲が形を留めない程にアレンジされる…
いや、初めてのツアー「ELECTRIC PROPHET」で披露された「1974」の時点で、
もう「アレンジ」という生易しい言葉では済まない「[[魔改造]]」とも呼ぶべき編曲が施されている。
もっとも、この手法はメンバー・スタッフの自発的な開発によるものではなく、
サンプラーのデータの読み込み時間でどうしても曲間に空白ができてしまい、「それにどう辻褄をあわせるか」
というところから始まったのだが、それを念頭にいれても、隙の無い出来栄えである。
興味を持った方は「CAMP FANKS!! '89」、「WORLD'S END Rhythm Red Live」、「EXPO ARENA FINAL」、
「FINAL MISSION -START investigation-」「the beginning of the end」、
「QUIT30」「HUGE DATA」「30th FINAL」「How Do You Crash It?」「FANKS intelligence Daysシリーズ」辺りを見て頂きたい。
&font(#00F,u){&font(#EEF,#EEF){終了時・吉本に所属していた時期のライヴは大人の事情でその辺が微弱なので注意。}}
手っ取り早く知りたい方はライヴアルバム「TMN COLOSSEUM I・II」を聞いてみよう。
(もちろん、まずは原曲を知ってから)
また、舞台演出面でも並々ならぬ情熱が見受けられる。
初めてのツアーでも「観客の体調に差し障る」というスタッフの忠告を押し切りレーザーライトを導入。
ステージ上の煌びやかさを備えさせると同時にTMの代名詞となった。
2度目のツアー「DRAGON THE FESTIVAL featuring TM NETWORK」では、当時日本に数台しかなかった照明装置・ムービングトラスを採用。
動員は全館満席にもかかわらず、1500万円の赤字を出した。
全盛期にはサラウンドシステムが搭載されたスピーカーを積極的に導入して、大規模のステージでの音響面の向上に貢献。
まだ「5.1ch」なんて言葉すらない時代に音が空中を舞っていたのである。
1988年~1989年の「CAROL TOUR」ではアルバム『CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』の世界観をライブ中で一パートを割いて再現。実際に「キャロル」役の女性をパフォーマーとして呼び、メンバーも&bold(){アルバムジャケットのファンタジックな衣装}を纏っていた。
&s(){結果、小説版作者でもある木根は役の設定を再現するため「CAROL」パートクライマックスで空を舞う事になった。}
「EXPO Tour」ではバンドメンバーに「DJ」と名乗る人もいない時期にターンテーブルを導入。
スクラッチを披露しながらも、2000年代のクラブでは当たり前になるミキサーによる即興リミックスを既に志していた。
&font(#00F,u){&font(#EEF,#EEF){服装?体操?世界観が体現されてるとは思う。}}
「MAJOR TURN-ROUND」では採算度外視でインターネット経由で新曲の発表、UMUガラスでメンバーより新曲と映像に集中させた。
「QUIT30~HUGE DATA~30th FINAL」ではLEDスクリーンを導入、事前に制作した映像とメンバーの生演技をシンクロさせた。しかも、それをU2より先んじて行った。
「How Do You Crash It?」では世界で誰もライブに使用していない照明システムを起用し、「FANKS intelligence Daysシリーズ」で更に独自の改造を施した。
&font(#00F,u){&font(#EEF,#EEF){ぶっちゃけTMに限らず小室が主催するライブは&br()「入場料収入・グッズ売上だけでは到底まかなえない」と小室自身も認めているのだが、金の出所はどうなっているのか?}}
*【代表曲】
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・ELECTRIC PROPHET
ミニアルバム「TWINKLE NIGHT」収録曲。
初期のライヴでは必ず演奏されていたTM初期の代表曲。
・Self Control
Get Wildに並ぶ代表曲。同名アルバムのタイトルチューンでもある。
この曲でTV出演した事で知名度が上がり、後の大ヒットへと繋げた。
・Fool On The Planet
アルバム「Self Control」収録曲。
「木根バラ」の代表曲。
・Get Wild
説明不要のTMの代表曲。
アニメ『[[シティーハンター>シティーハンター(CITY HUNTER)]]』と言えばこの曲。
ライブアレンジやリミックス、シングル『Get Wild 89』『GET WILD DECADE RUN』でのリメイクカバーと言ったバージョン違いや、他のアーティストのカバーなどが膨大に存在する。
遂にはレーベルの域を超えたバージョン違いを集めたアルバム「Get Wild Song Mafia」が発売された。
&s(){それでも押さえられていないバージョンはあるが。しかもその後で宇都宮ソロの『GET WILD PANDEMIC』や木根ソロバージョン、[[ネトフリ実写版>CITY HUNTER(Netflix版)]]合わせの『Get Wild Continual』とさらに増えたし…}
・BE TOGETHER
アルバム「humansystem」収録曲。
TMファン以外には無名の楽曲だったが、某女性歌手のカバー(冒頭がライブテイクベース)によって、TMファン以外にも広く認知されている。
・Human System
アルバム「humansystem」収録曲。
トルコ行進曲のメロディを引用したバラード。
・[[BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜]]
アルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」収録曲。アニヲタお馴染みの『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』主題歌。
・「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」
ファンタジックな物語を描きシングルカットされた「Just One Victory」で締める「CAROL組曲」パートと、シングル曲を中心としたオリジナルアルバムパートの2つの面を持ち、木根の手で小説版も描かれたコンセプトアルバム。
CD版では2パートの混成・LPと『CAROL DELUXE EDITION』版では明確な2部構成と曲順が異なっている。
なお「CAROL組曲」は「TMN COLOSSEUM I」ではツアー版での追加インスト曲も収録したライブバージョン、「QUIT30」では一部楽曲をカットした新録バージョンが収録されている。
また後に小室は、アルバム及び木根の小説版とは異なる設定で(ライブ「FINAL MISSION -START investigation-」~「HUGE DATA」の世界観補足も兼ねて)「2010年代の自分が描くキャロルについての物語」『CAROLの意味』を発表している。
・SEVEN DAYS WAR
アルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」収録曲。映画『ぼくらの七日間戦争』主題歌。
後年浜崎あゆみや氷川きよし、公式トリビュートアルバムでGRe4N BOYZがカバー。なお氷川は他にも木根ソロ曲のカバーを行い、木根や小室による楽曲も発表している。
・COME ON EVERYBODY
アルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」収録曲で、1988年の紅白歌合戦出演時に選ばれた歌。この時の紅白はNHKアーカイブスの番組公開ライブラリーで無料視聴出来る。
「88 Final Mega-Mix」としてアレンジされ、紅白としては珍しくフルコーラスかつ約6分のロングバージョンとして披露された&s(){が、宇都宮が歌詞を間違えて「やっちゃった…(てへ)」な顔になった様子も記録されている。}。
・STILL LOVE HER
アニメ『シティーハンター2』主題歌。
こちらも「木根バラ」として有名な楽曲。
・THE POINT OF LOVERS' NIGHT
通算21枚目にしてシングルでは初の一位獲得曲。
・RHYTHM RED BEAT BLACK
アルバム「RHYTHM RED」からのリカットシングル。
英語版と電気グルーヴとの&s(){当時3人編成だった電気グルーヴがCAROLジャケットコスをした}コラボバージョンを収録したスプリットシングルが別に存在し、それが彼らのメジャーデビュー作品となっている。
・Love Train
カップリングの『We love the EARTH』共々「カメリアダイアモンド」のCM曲で、アルバム「EXPO」収録曲。計53万枚でTMシングルでは最大売り上げ曲にあたる。
MVでは新人時代の篠原涼子ら「東京パフォーマンスドール」のメンバーがゲスト参加しており、なんと&bold(){木根の眼鏡姿}も映っている。
・[[Crazy For You>Crazy For You(TMN)]]
アルバム「EXPO」収録曲。
ロックスターと彼女の一夜を切り取ったCDドラマ…なのだが本格的なハウス・時代を感じる台詞のセンス・[[棒読み]]と違和感を覚える為[[賛否両論]]。
・Nights of The Knife
TM活動「終了」前の最後のシングル。MVも歴代ライブ映像・MVの総集編として制作された。
ラストライヴでも披露され、終わりではなく始まりを感じさせる前向きな歌詞にファンは涙した。
*【余談】
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- 1989年には彼らが登場するFC用ADVゲーム『TM NETWORK LIVE IN POWERBOWL』が発売された。ジャンルはSF要素の入ったアドベンチャー。TM NETWORKを出すゲームを間違えているように見えるし、ADVとしては微妙。だが、ちゃんとTM NETWORKならではの見せ場はあるし楽曲も(FC音源だが)収録されている。粗製乱造な当時のタレントゲーとしては頑張っている方と言えなくもない。
-2023年には「&bold(){TAMA}」繋がりからか、ソニーが管理するコンテンツ『&bold(){タマ}&フレンズ うちのタマ知りませんか?』(1983年開始)とのコラボ企画として『Get Wild』MVに猫のタマ達が挿入される合成映像が登場。&br()その2年後の2025年にはソニー企画の展示エキシビション「TM NETWORK 2025 IP」合わせでコラボ第二弾として、&bold(){TM NETWORKをタマ&フレンズ風にデフォルメしたマスコットグッズを発売。}&br()それぞれ金髪猫の「TK」、黒髪猫の「UTSU」、黒髪グラサン垂れ耳犬の「KINE」となっている。&s(){あっちからすると、数年前の[[タマフレ擬猫耳人化バージョン>うちタマ?! ~うちのタマ知りませんか?~]]を逆にしてみた感じなのだろうか…。}
追記・修正は金色の夢を見て、16歳のあの頃の気持ちを思い出してからお願いします。
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- 宇都宮さんの歌唱力は素晴らしい!木根さんのギターテクニックも素晴らしい!ゲットワイルドが好きだ! -- 名無しさん (2013-12-11 17:48:07)
- 歌詞には「TMイズム」とでも言うべき独特な雰囲気があるよな。いい大人達を子どもに戻すような魔力があるというか…。 -- 名無しさん (2013-12-11 18:57:46)
- 30周年おめでとうございます。 -- 名無しさん (2014-04-21 20:26:55)
- タグのコンサート演出に対してのことを中心に、少々追記しました。 -- 名無しさん (2015-05-26 14:52:32)
- •Fool On The Planetの続編がNights of The Knifeだとか -- 名無しさん (2016-06-02 06:33:45)
- ゲームを知ってる人はどれくらいいる…? -- 名無しさん (2017-04-06 22:14:58)
- ↑ゲーム持ってました。ファミコン持ってない当時の知人がやってみたいと言っていて偶々中古で見つけて遊んだ記憶。今も持ってるはずだけどどこに仕舞ったかなあ。あ、2024年になりまして遂に40周年です。おめでとうございます -- 名無しさん (2024-05-21 10:44:14)
- 令和になって実写シティハンターの影響でGetWildが再評価されたり、既存曲のリマスター版でランキング一位獲得とかガンダムの影響も凄いけど、30年以上前に作られたのに現代でも通用するサウンドである証明だと思う -- 名無しさん (2025-06-27 21:39:53)
#comment
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