&font(#6495ED){登録日}:2013/11/19 Tue 15:32:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 30 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- それは名もないとある世界の物語 一人の少女がいた・・・ 始まりは小さな約束 そして・・・・・・ 少女の小さくて大きな物語が始まる・・・・・・ #openclose(show=▽目次){ #contents() } *概要 Door製作の[[フリーゲーム]]。RPGツクール2000製。 無料でありながらフルコンプに100時間を軽く越える大ボリューム、独特のシステム、個性的な沢山のキャラクターからフリゲの中でも特に有名な作品。 元々はシェアウェアだったらしいが、フリーに変更された経緯があるとのこと。 内容は良くも悪くも王道だが、[[鬱展開]]が非常に多いことでも有名。 人の心の醜さなどをこれでもかと描いたイベントもあり、すめらぎ琥珀氏のイラスト((完成していたのは諸事情で一部キャラのみで、大半は線画だったものが有志により補完された))に惹かれてプレイすると、火傷しかねない。 基本は[[ハッピーエンド]]だが、逆を言えば「最後が綺麗に終われば過程は黒くてもいいだろ」と([[成田良悟]]の作風のような作品といえば解るだろうか)なっているので苦手な人は注意。 プレイする上での最大の注意事項として、&bold(){取り返しがつかない要素がかなり多い}ことが挙げられる。 選択肢を一つ間違えるだけでメインイベントの進行フラグが完全に折れてしまう場合すらあり、 こうなってしまうとそのセーブデータではトゥルーエンドにたどり着くことが不可能になってしまう。 しかもフラグが折れたままでも他のイベントは進行できてしまうので、気づいたときには手遅れというパターンまである。 そのため普段は初見時攻略サイトを封印するプレイヤーでも、&bold(){このゲームに限っては攻略Wikiを見ながら進めることを推奨する。} また、基本いつでもセーブ可能なゲームだがセーブデータは常に分けておくことも強く推奨。 初期Ver.はバグ多い、弱キャラと強キャラの差が圧倒的といえるほど激しい上にシステムが色々と不便、大半のキャラが線画のまま仲間入り、膨大な仲間数に対してPTは4人かつルシア固定なので[[レベル上げ]]が面倒、 キャラ育成用のカスタマイズポイント稼ぎに異様に時間がいる…などと、意欲作ではあるが粗があまりに多いゲームだと言わざるを得なかった。 しかしながら、独特かつ魅力的な世界観に惹かれた有志が補完プロジェクトを行い、製作者との話し合いをしながら、線画だったキャラクターのイラストを完全なものにしたり、一枚絵を提供したり、弱キャラ救済策を考えたり、果てはEXシナリオまで追加されたりと、大幅なブラッシュアップを遂げた作品となった((補完計画の終盤でちょっとしたいざこざもあったが割愛))。 最終更新版は&bold(){Ver.5.12}。2007年に公開されてから2014年まで高頻度でアップデートが続いていたと言うとその凄まじさがよく分かる。 他にはウルトラ怪獣のデザインを担当したこともある機戦鎧獣氏による数々の怪獣系モンスター、当時はフリー素材作成者として有名だった野プリン氏による描き下ろし素材も多数使われている。 *ゲームシステム RPGツクール2000製のため基本的なシステムはそちらに準拠。戦闘もデフォルト。 このゲーム独自のシステムとしては以下の通り。 **キャラクターカスタマイズ 通常のレベルアップとは別に、CAというポイントを消費することで新たなスキルを習得したりステータスを上げたりすることが出来る。 CAは通常の戦闘でも得られるが雀の涙で、ボス戦で多く得ることが出来る。また、ノーマッドゴーストというモンスターを倒すことで大量に入手できるがこちらは数が限られている。 **情報トリガー 依頼等で得られた情報がストックされ、その情報をセットしてNPCと会話することでそれに関する情報を引き出すことが出来るというシステム。 古いゲームなので仕方がないところもあるがあまりUIがよろしくなく、目的の情報を探してセットするのは若干面倒。 また序盤で入手した情報を終盤で活用することなども有り、全て自力で気づくのはかなり難しい。 **サーチ 「アイテム・シークレット」または「敵・罠」のいずれかをセットすることで、以下の効果が発揮される。 -アイテム・シークレット:隠されたアイテムや採集品、隠し通路等が見えるようになる。 -罠・敵:罠を踏んだ際に自動回避出来るようになり、敵の不意打ちを防ぐことが出来るようになる。また、見えない敵が見えるようになる。 なお過去のVer.では「アイテム」「シークレット」「罠」「敵」と4つに分かれていたのだが、切り替えが相当面倒という意見が多かったためアップデートにて2つに集約された。 **マインドアクション イベントの選択肢次第で「希望」「闘志」といった精神アイテムを入手できることが有り、特定の場面でこれらを消費することで特定の選択肢を選ぶことが出来るようになるというシステム。 それ以外にもキャラのスキルを覚える際にも消費したり、ボス戦前に「勇気」「希望」を消費して回復したりすることも出来る。 特に序盤は特定の精神が不足しがちで、イベントが詰まってしまうこともあるので入手方法はよく確認しておこう。 イベントでよく要求される「博愛」は、孤児院のバイト依頼にて無限に稼ぐことが出来る。 **パーティーオプション 特定のアイテム1つをオプションとしてセットすることで効果を発揮することが出来る。 暗闇を明るくすることが出来る「ランタン」、岩を押すことが出来るようになる「オーガグローブ」等種類は様々。 特に、戦闘で得られるCAが2倍になる「エリートスター」は早めに入手して常にセットできるようにしておきたいところ。 **ドリームホール 宿屋等で「一日休む」を選択すると「休日」となり、ドリームホールという専用の空間にて様々なことが出来る。 -運命の扉 フォーチュンイベント(以下FE)というメインシナリオ群を開放する部屋。 各FEの開放は特定のイベントがフラグになっており、フラグを満たすことで扉が可視化され開けられるようになる。 開放には「運命の鍵」という専用アイテムを消費するが、基本的に余るのでそれほど気にせず消費していってOK。 -サイドイベントホール ルシア一行の旅路とは別のところで起きているイベントを見ることが出来る。 メインシナリオに大きく関わりFEのフラグになっているもの、サブイベントの進行上で見る必要があるもの、本編とは全く関係のないおまけシナリオ等非常に多くのサイドイベントが存在する。 -メモリアルギャラリー CGや音楽を視聴することが出来る部屋。 奥には人物図鑑が有り、このゲームに登場する膨大なキャラクターたちのプロフィールを閲覧することが出来る。 この人物図鑑はシナリオ進行により細かい部分がどんどん書き換えられていくというすさまじい作り込みようで、本編クリア後にはここで各キャラの後日談も読むことが出来る。 -プレミアルーム 「プレミアムアイテム」という全40個ある特殊なアイテムの収集状況を確認できる部屋。 プレミアムアイテムは単体でも強力な効果を持つものが多いが、全て集めることである大イベントが開放されるため頑張って集めよう。 &s(){はっきり言って自力でわかるわけがないものも多く、しかも一部のアイテムは取り返しが聞かないため攻略Wiki見た方が良い} -??? #openclose(show=この部屋に入れないようだ){ 「想いの集う場所」。最終盤にてようやく入れるようになる。 アンナが世界中の人々から「ルシアへの想い」を集める空間で、ここでどれだけ想いのかけらを集めたかによって最終章の展開が大きく影響される。 主要キャラだけなくサブイベントやギルド依頼で登場したちょい役も集っており、しっかりイベント回収していれば100以上の想いのかけらを集めることが可能。 ボリュームがとてつもない作品のため、ルシアと共に歩んできた長い旅路(人によってはプレイ時間100時間以上)を振り返り、涙腺が緩んでしまうプレイヤーも多かったことだろう。 } *世界観 [[浮遊大陸]]が舞台となっている。 FE1クリア後というかなり序盤で飛行船を入手することが出来、高い自由度で広い世界を冒険することが出来る。 大きな都市・ダンジョンだけでなくサブダンジョン・小さな村等無数のスポットが存在するが、ここでは代表的なものだけ記載する。 **カスト村 ルシア旅立ちの地。超絶辺境。プロローグⅠの舞台となる。 プロローグ終了後も度々戻ってくることがあるのだが、アクセスが非常に悪いため行き来が若干面倒。 **レスタリア カスト村北にある王国。主にプロローグⅡの舞台となる。 1年前に起きた魔獣大襲撃により大きな損害を受けてしまったためまだ復興中。そのため行ける範囲はそれほど多くない。 前半のルシアの旅の目的となる美術館があるのもここ。 **クリフハンガー レスタリア東に位置する貿易港を有する都市。ハンガーズギルド本部が有るため冒険者が多く集っている。 ハンガーとしての依頼は基本的にここで受けることになるので、立ち寄る機会は多い。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ FE10後に特定のフラグを踏むと、&bold(){壊滅してしまう。} それに伴い全ての依頼を受けることができなくなり、数多くのイベントのフラグが折れてしまうため要注意。 この壊滅イベントは最終章へのフラグにもなっているため防ぐことは不可能。どうしてこんな仕様に… } **コリアンドルの大迷宮 レスタリア近くに位置する巨大なダンジョン。全10階層有り、各階層は恐ろしく広大。 序盤から立ち入ることが出来るが、特定のパーティーオプションを要求される場面も多いので踏破できるのは最終盤になってしまうだろう。 深層のランダム宝箱から超レアアイテムが多数手に入るため、上手く敵をかわして深層にたどり着くことができればリターンは膨大。 アップデートにてショートカットが追加されたため大分攻略は楽になった。ショートカット開通に必要な「レッドリボン」は5階のどこかにあるので探してみよう。 なんか全体的にWizardryライクな雰囲気が漂う。 **本の町シャンポリオ レスタリアすぐ側にある図書館の街。 ここの図書館で本を読むことで感受性や知力を上げることが出来る他、特定のアイテムを採取出来るようになったり精神アイテムを大量に入手したりすることが出来る。特に初回読破ボーナスがかなり大きいので、ギード山に行く前に一通り読んでおくと良い。世界観に関するフレーバー要素も豊富。 **ギード山 レスタリア-ウカネッツ間に位置する山。 本来は馬車にて行き来ができたはずなのだがマーカスギルドの工作により往来が途絶えてしまっているため、初回は徒歩でこの山を踏破する必要がある。その道のりは非常に長く、初見プレイヤーが心を折られる最大の難所だと思われる。 ウカネッツにて馬車の問題が解決できるため、以降は有料で馬車を利用したショートカットが出来るようになる。事前にクリフハンガーでドノバンの依頼を受けておくのを絶対に忘れないように。 **商業都市ウカネッツ 世界最大の商業都市。水の都。 数多くのイベントが関わる街であり、プレイ時間の大半はこの街で過ごすと言っても過言ではない。 &bold(){下手なダンジョン以上に広大かつ複雑}で、何十時間プレイしても地図が把握できないプレイヤーが多い。アップデートにて簡易地図が追加されて少しはマシになったが… 毎週水の日に自由市が開催されており、レアな素材や美術品が入手できるため曜日は常に気にしておこう。 **セルレウネ聖王国 この世界で強大な権力を持つ「聖王」が治める王国。 現在のセルレウネ聖王家は腐敗しきっており、様々な国に弾圧を掛けたり占領下に置いていたりで良い評判を聞くことはほぼ無い。 マーカスギルド・夜の勢力に並ぶ、「だいたいこいつらのせい」要員。 **魔法都市アクスタン 大陸東部に位置する、魔法学園を有する都市。序章でアンナが入院することになる病院もここにある。 入国するためにはAランクハンガーの資格が必要になる上、アクセスが非常に悪いためたどり着けるのは中盤以降。 定期的にアンナに会いに行くことでメインイベントが進行するので、ちょくちょく顔を出してあげよう。 ただし前述の通りアクセスが悪い((いちいちウカネッツ前の街道や港町アクワイアを経由する必要がある))のが難点。 **学園都市ウォーレス ウカネッツ西にある町。名門の子息たちが通う由緒正しき学園を有する…のだが&bold(){学内の治安が終わっており}、ヤクが横行しているわ万引き常習犯がいるわ、果てには殺人を犯している者までいるというとんでもない世紀末学園。 やさぐれ時代のエリオスもここに通っていたことがある。 **リルス王国 お菓子の国と呼ばれる王国。現在はセルレウネの統治下に置かれている。 FE3・FE9にて主な舞台となる。 **ニコシア王国 南方にある島国。カールとトールマンという双子の王が治める王国だったが、トールマンが突如壁を建造し国を2つに分断してしまったという。 FE5にて主な舞台となる。 **ドレース帝国 西方にある帝国。プロローグにてエスタシアが嫁いだ先の国。 飛行船入手後に行くことは出来るが、入口で門前払いされてしまうので中には入れない。 (ただし門前払いされることが条件でサイドイベントが進むので、一度は行く必要がある) FE8にて主な舞台となる。 **秘境ギルゴレス 大陸北部に位置する広大な秘境。いくつかの小ダンジョンが連なっているような構造。 メインシナリオではFE10にて最深部を目指すことになるが、それ以前でも途中までは立ち入ることが出来る。 レアなアイテムを多く得ることが出来、経験値稼ぎに最適なモンスターも多く出現するので探索するメリットは大きい。 **ボイド山 ウカネッツ南にある小ダンジョン。特にイベントも無いただのサブダンジョンなのだが、 -数分で最深部まで踏み込むことが可能 -その間固定戦闘は一切無し(ドラゴンが立ちふさがっていることがあるが、接触して逃走すれば消える) -最深部のランダム宝箱からは高ランクのアイテムや大量の金が入手できることがある(中身はリセマラも可能) -ランダム宝箱は毎日復活する という数々の特性が相まって&bold(){稼ぎ用ダンジョンとして絶好のスポット}。特に序盤は資金難に悩まされることが多いので、ボイド山マラソンをして資金を集めておくと非常に楽ができる。 *キャラクター **メインキャラクター ***ルシア=マーベリック この物語の主人公。元気で勝気な少女。15歳。 病気の妹の為にハンガー(冒険者)になるが、それが、彼女を大きな運命の中に身を投じていくことに・・・ 困ってる人を見捨てられず自分の身を犠牲にしても助けようとする。 かなり単純で騙され易く、明らかに罠と思える敵の策にあっさりハマる。それも何度も。アホの子 戦闘面では各種属性剣・2倍撃の十字斬・3倍撃のZスラッシュ等で火力が出せる上、炎属性の攻撃魔法や中級レベルの回復魔法まで使いこなせる万能タイプ。 またトレジャーアイやエネミーアイといった便利スキルもいくつか覚えられる。鍛冶屋で作成出来る専用武器もかなり強い。 パーティから外すことは出来ないので必然的にレベルが上がりやすく、主力になるだろう。((過去のVer.では覚えられる魔法が少ない上にZスラッシュを覚えられなかったりで、足手まといだったのは秘密だ)) #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 20年前に夜のものを打ち倒した光の英雄リューラ=エルウィンとレオン=アストリアの間に生まれた第二子で、ステラの妹。アンナとは異母姉妹に当たる。 ルシア誕生の直後にセルレウネ聖王国により故郷ラスタン村が滅ぼされ、リューラによって記憶を消されたレオンとともに辺境カスト村に逃がされていた。 なお幼い頃はかなりの悪ガキだったようでアンナを虐めて何度も泣かせていたほどだったが、5年前のトレマーズ襲撃事件で父レオンや親友ミリを失った上にアンナを危険な目に遭わせてしまったことで、心を入れ替えるようになる。 その後はオットーの師事にて剣技を学び、妹を救うためにハンガーになり、その旅の道中で多くの人々を救い、いつしか4人目の「赤の英雄」として名を馳せるようになる。 しかしトレマーズ事件のトラウマから来るあまりにも強すぎる自己犠牲精神、「助けられる者は助けたい」という過剰なまでの博愛精神は周囲からも度々咎められるほどで、最終的にハンガー症候群((歴戦のハンガーがよく掛かったことから名付けられた病で、肉体の傷や疲労を回復魔法で無理やり治癒して活動し続けた結果、自然治癒能力が破綻して廃人になってしまうというもの))という重篤な病に侵されてしまうことに。 結果として何とか回復することができたが、周囲の説得も有りハンガーを引退することになる。 } #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ その正体は、「果て無き世界」の少女・中条未来の生まれ変わり。 未来の一族は代々「果ての世界」(=ルシアたちが旅する世界)をその身に宿すことで、元凶である「果ての王」を封印する役割を担っていたが、その代償として極端に寿命が短いという呪いを背負っていた。 未来の母親である晴香は25歳で亡くなっており、未来自身も17歳という若さでこの世を去ることになるが、未来から最期のぬくもりをもらった「三匹の猫」の力を借りてルシア=マーベリックとして果ての世界に転生。 ルシア自身は前世の記憶を完全に忘れており度々断片的な夢を見る程度だったが、最終章にてついに全ての記憶を取り戻し、自身の遺児である中条椎奈、そしてその子孫たちを守るために最後の戦いに挑むことになる。 } ***アンナ=マーベリック ルシアの妹。10歳。 生まれつき体が弱く、病気がち。 いつも無茶しがちな姉を心配している。 後に病気は治る。実は物凄い魔法の才能がある。 さらにいうなら彼女の存在が後半のキーポイントとなる。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ ルシアとは異母姉妹であり、父親はかつての光の英雄レオン=アストリア、母親はセルレウネ聖王家の血を引くエリナ=マーベリック。 実は現在のセルレウネ聖王は分家の血筋のため、本家の血を引くのはアンナただ一人。そのためアンナの存在がセルレウネにバレてからは現聖王に命を狙われるようになってしまう。 そのようなやんごとなき血筋のため対・夜の勢力におけるリーサルウェポンであり、終盤では八面六臂の大活躍を見せる。 とは言っても身体的には普通の幼女で戦闘能力は低いため、残念ながらパーティーキャラになることはない、と思いきや… } ***ライ=ループ カスト村在住のルシアの幼馴染。 ルシアの旅立ちの前に既にカスト村を旅立っており、ハンガーとして様々な活躍を経て「赤の英雄」の一人に数えられるほどに。 しかしある時突如としてパーティーを解散し、以降は行方不明となっている。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 中盤の大イベント「赤の道標・前編」「赤の道標・後編」は彼の歩んだ足跡を辿るもの。 かつてライとパーティーを組んでいたメンバーたちの情報を辿り、ついに再会を果たすことになる… が、そこでルシアが見たのはマーカスギルドや夜の勢力との戦いの中で精神を破壊され、意識不明の廃人となったライの姿であった… } #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ 実は、ライの母親は「果て無き世界」の住人・中条晴香の生まれ変わりで、ルシアの転生元である中条未来の母親。 ライは母の残した日記からルシアの素性を知り、母が防ごうとしていた未来=ルシアの死を防ぐため、夜の勢力を打倒するために旅に出ることを決意。 自身の真の旅の目的は誰にも明かさずに抱え込んでしまっており、パーティーを解散したのも仲間を誰も巻き込みたく無かったから。 ルシア同様のその強すぎる自己犠牲精神は仲間からも度々咎められており、最後にはその代償を支払わされることになってしまった。 終盤ついに目を覚まし、最終章にて最大のピンチに陥ったルシアを救出。最後のパーティメンバーとして加入する。 &s(){上記の通り作中最重要クラスのキャラなのだが、プレイヤー視点ではあまりにも寝ている期間が長すぎることから、後述のシグマに比べるとどうにもヘタレの印象が強くなってしまう} } ***ザード ルシアの前に現れる「自称:[[吟遊詩人]]」の謎の男。ルシア達にアドバイスするが、扱いはぞんざい。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ 中条未来への恩返しのために果て無き世界より転生し、ルシアを導く「三匹の猫」の一人。 } ***エスタシア=ウィル=レスタリア レスタリア王国第一王女。 美術館を守るために美術品を探している時に偶然ルシア達に出会い、アンナの命を助けたことで嫁ぐことになる。 彼女の夢である美術館を守ることからルシアの旅が始まる。 なお序章では「エル」の偽名でパーティに参加してくれるが、その時点では非常に強いお助けキャラ。 ルシアと別れて以降の彼女の行く末はサイドイベントで追うことが出来、エスタシア編・ターナ編・エル編の3つは最終盤まで続くシナリオの軸になっている。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 政略結婚としてドレース帝国皇帝ルドルフの元に嫁ぐことになるが、ルドルフとは真に愛し合っていた模様。 しかしルドルフの兄であるニコルの謀略によりルドルフは暗殺され、エスタシアも逆賊の汚名を着せられてしまうことに。 その後は反乱軍に加入し、ドレース帝国に平和を取り戻すための戦いに身を投じていく。 } ***ターナ=レキオン カスト村に住む富豪・エドリアル家に仕えるメイド。 ルシアとは同い年であり、ルシアも一時期メイドとして働いていたことがあるため友人関係。 ルシアが旅立った少し後、とある事情からエドリアル家はカスト村を離れることになりその際にメイドを退職。 次に出会うのは貿易都市クライアンで、実業家シュタイナー家の跡取り・アルヴィスに仕えるメイドになっていた。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 元々はウカネッツの富豪の生まれで、旧ターナ王家の末裔((ただし両親がそう語り聞かせていただけで実際のところは不明))。 しかし父が事故により死亡、母はそのショックで発狂し自殺、自身は借金のカタに売られてしまうという壮絶な人生を歩んでいた。 エドリアル家での待遇は良かったものの、その後のアルヴィスの下では再び虐げられるはめに。 本来はプリンセスになり得るはずだった身分から没落し、それでもせめて人並みの幸せは掴みたいという願望すら叶わず、徐々にその精神は蝕まれていく。 } #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ アルヴィスに襲われた際に抵抗で殺害してしまい、最後の一線を越えてしまった彼女は夜の使徒に寄生されてしまう。 夜の勢力が追い求めていた「母体」としての適性があったために拉致され、ついには夜のものの肉体を復活させてしまうことに。 最終決戦では夜の息子・エンヴィーを召喚しルシアに戦いを挑むも敗北。 しかし他の同調者たちとは違い本人は生存し、ルシアの説得により「一緒に宿屋を経営する」という夢のために人生をやり直すことになる。 } ***エル=エドリアル カスト村に住む富豪・エドリアル家の次女。 強気な姉・リーズとは異なり引っ込み思案な性格で、村の子供達の輪にも入れなかったがメイドとして働いてたルシアにだけは懐いていた。 エドリアル家がカスト村を離れる際についていく((ギルドの追手から逃れるための危険な旅になることがわかっていたため、エドリアルはエルを置いていこうとしたが本人が拒否))が、マーカスギルドの追手により父は連れ去られてしまう。 その後姉とともにウカネッツに逃げ延びることに成功し、偶然出会った小劇団に拾われ新たな人生を歩み始めることになる。 しかし逃避行の中でエルの中には謎の魔物が巣食い始めており、時折姿を表してはエルの意思と関係なく人々を虐殺し始めるのであった… エルの旅の顛末や父エドリアルの末路はサイドイベントで見ることが出来るが、終始救いの無い鬱展開で心が痛むこと必至。 「扉の伝説は鬱ゲー」という感想を抱いている人も多いが、大体エル編のせいな気がする。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ エルに宿っていた謎の魔物の正体は夜の使徒・エビル。 夜の使徒と同調した者の末路は「完全に同調して夜の勢力になる」か「自殺してこの世界から消える」かしかなく、それを知ったエルは苦悩することになる。 終盤にルシアと再会を果たすも自身の身に起きていることを伝えることは出来ず、夜の使徒の同調者・テラとアースの消滅を目の当たりにし自身の末路を理解。 ピンチに陥ったルシアを守るため、夜の使徒を操り魔物と相討ちになり、その短すぎる生涯を終えた。 夜の使徒の同調者はその死後全ての人間の記憶からも消されてしまうというえげつない設定があるため、エルの存在は世界から忘れられてしまうのだった。 } ***ステラ=シルフィード 「赤の英雄」と呼ばれる3人の英雄の一人で「赤い疾風」の異名を持つ。 夜の勢力と戦い続けており、夜の使徒と戦うルシアたちを度々援護してくれる。 旅の目的について、「償いの前払い」という意味深な言葉を遺しているがその真意は果たして… #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 光の英雄リューラ=エルウィンとレオン=アストリアの第一子…つまりルシアの実姉に当たる。 故郷を焼き払うセルレウネ兵の姿を目の当たりにし、セルレウネ聖王家への復讐を決意。 しかし聖王は常に影武者を立て簡単には近づけないため、英雄として名を馳せることで「英列の儀」に現れた聖王を暗殺する計画を企て、ついには成功させる。((実際は復讐にも迷いが生じていたのだが、聖王がアンナの素性を知り抹殺を企て始めていたため一刻の猶予もない状況になってしまっていた)) 復讐を完遂した後はその罰を受けるために自ら軍に囚われ、火あぶりの刑を受け入れその生涯を終えた。 ステラの果たせなかった「本当の夢」は、遺書を通じてルシアに受け継がれることになる。 } ***シグマ FE5以降、度々ルシアのピンチに駆けつけてくれる謎の仮面の男。 なぜかライと同じ剣技を使い、ライにしか召喚できないはずのティアマットを召喚出来る等、はっきり言って正体バレバレである… #openclose(show=▽本章ネタバレ){ と多くのプレイヤーは思っていただろうが、実際のライは廃人となり植物状態となっていることが判明。 ではこのシグマという男は何者なのか?その正体は、夜の勢力によって作られた「ファティマニクス」というクローン実験体の一人であった。 オリジナルのライの意思を受け継いでいたことで、夜の勢力から離反し、ルシアを守るためだけに活動するようになる。 なお、男性型のファティマニクスはなぜかどれも短命でありシグマを除いて全て死んでしまっている。 } ***オットー=ループ カスト村に住む男性で、ライの父親。ルシアの剣の師匠でもある。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ その正体は、20年前に夜のものを打ち倒した光の英雄の一人オーファン=マーベリック。 ルシアの母親リューラや父親レオンは、共に夜のものと戦った戦友である。 戦後はカスト村にて静かに暮らしていたが、セルレウネの魔の手から逃れるためにリューラによってカスト村に送られたレオンとルシアを保護し、以降はルシアの成長を見守っていた。 アンナの母親エリナ=マーベリックは義妹に当たる。 } **ルシアのパーティー ***ランス=バーチェ 元Aランクハンガーで、ライとパーティーを組んでいたこともある。 ルシアがハンガーになるための後見人として彼女の仲間に加わることに。 バトルでは初期レベルが高いので、序盤では役に立つが、中盤から強い仲間が増えるのでリストラされることが多い。 後にアップデートにより強化されたおかげで、ラストまで戦えるキャラになった。 特筆すべきは「アドバイス」という専用技。敵の特徴や攻略法をランスが助言してくれるというものだが、ゆうに1000種類を超える全ての敵グループにメッセージが用意されているという異常な作り込み。 ***ミルカ=ミニオル 近くの森で宝珠を守っている少女。 かなりの天然。[[おばさん]]臭い。ちなみに18歳。 バトルでは回復・補助系を中心に覚えるがいまいち使いづらい。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 序章でゴブリンに奪われた緑の宝珠を取り戻すことが旅の目的…なのだが一向に取り戻すことが出来ない。 結果的に取り戻せるのは最終章一歩手前である。&s(){多分プレイヤーの99%は宝珠のことなんて忘れていただろう} しかもその直後に別の者にまた奪われてしまう。 } ***エメラルド=グリーン レスタリアの街で出会う盗賊。17歳。 主に鍵開けや[[ダンジョン]]でのスキルを中心に覚える。バトルでもかなり強力な特殊スキルを覚えるが、手順が面倒だったりMP消費が激しいとやはり面倒。 罠を可視化する「トラップシーカー」やLv.3ローグキーが必要な宝箱を鍵無しで開けられる「オープンロックLv.3」を覚えられるのは彼女しかいないため、ダンジョン攻略でストレスを感じたくなければほぼパーティー入り必須。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 「エメラルド=グリーン」という名前は偽名であり、本名は「エルティア」。 マーカスギルドの拠点があるダストーム近くの小さな村に住んでいたが、貧乏生活に嫌気が差して家出していた。 } ***レル=ハルマート レスタリア王国の第二王女(非公式) 12歳。 悲惨な家庭環境の中で生きていき、遂には自殺未遂まではかるが、それでも自分を「妹」として見た姉の役に立とうと、ルシアに同行する。 バトルでは魔法を中心に覚えるが、うたれ弱く使いにくいのが難点。専用スキルは強力である。 「リードランゲージ」という古代語を解読できるスキルを持つ唯一のキャラであり、特に中盤以降は度々古代語解読が求められることからスタメン起用せずとも度々お呼びがかかる。((「ヤマンの眼鏡」というアイテムでも代替できるが、有料の消耗品)) ***フィーシャ=プラム 猫耳の種族フィール族の少女。ギード山にて山賊に囚われて××されそうなところをルシアに救出されパーティーイン。 キャラ性能としては非常に高い敏捷性を持つ上、回復魔法・補助魔法を多く覚えることが出来るのでアシスト役としては最高クラス。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ 中条未来への恩返しのために果て無き世界より転生し、ルシアを導く「三匹の猫」の一人。 } ***ノイズ=クランシス 戦士見習いの少年。父の仇を探して旅をしているが、まだまだ精神的にも未熟な面が目立つ。 二刀流が可能なキャラで力も高く、アタッカーとしてはそれなりに優秀。特に自身の攻撃力を2倍にする「気合爆発!」は使い勝手が良く、比較的容易に999ダメージを叩き出すことが出来る。 #openclose(show=▽『ノイズの運命』ネタバレ){ 赤の英雄の一人・ブレイズに憧れており、自身もブレイズのようになって父の仇を討つと意気込んでいたのだが、かつての父の知り合いの男から残酷な事実を告げられる。 それはノイズの父は実は戦士ではなく盗賊であり、ブレイズによって裁かれ殺害されたというものだった… その事実を知ったノイズは発狂し、夜の使徒・ラースに蝕まれてしまうが、ブレイズが命を賭してノイズを救出。 ブレイズの遺した言葉を胸に、「復讐者」ではない別の道を模索するために旅を続けることを決意する。 } ***ソニー=キース=ザッパーカット 通称ソニーJr.。放浪画家。クリフハンガーで絵を売っていることが有り、何度か絵を買うとパーティーに加入してくれる。 専用装備の筆を装備することで様々な状態異常付与効果のある筆技を使うことが出来る…が全体的にステータスが貧弱なのでそのままでは活躍は正直難しい。 ***ディストル=リーズ 黒い傭兵。各地の酒場にランダムに出現し、何度か話しかけてイベントをこなしてからスカウトすることでパーティーに加入。 闇属性の剣技を多く覚えることが出来る…のだが作中対峙する敵は闇属性の敵が多く、イマイチ活躍できる機会がない。 ***レイン 謎の女性。ミッション依頼「謎の消失事件」クリア後、雨の日にレスタリアの墓場で仲間にできる。 精神依存で防御無視のスキルをいくつか習得するがこれが非常に強力で、あらゆる敵に確実に大ダメージを与えることが出来る。 専用装備のファンネルは鍛冶屋で強化することで全体2回攻撃になるためこちらも強力。 高レベルの攻撃魔法も覚えることが出来るため、魔法アタッカーとしては最強クラスの性能を誇る。 #openclose(show=▽『レインの運命』ネタバレ){ その正体は異空間に住むグラール人によって作られた人造人間で、本名は「アルファ」。 かつてライのパーティーと対峙した際に崖から落ち、記憶を失ってしまっていた。 } ***エリオス=シュタイナー 元セルレウネ聖騎士。序盤から登場するが、パーティーに加入するのは中盤以降。 一見では紳士的なイケメンだが、激昂すると周りが見えなくなってしまい度が過ぎた暴力を振るってしまう一面も。 ウォーレスの学生だった頃はかなりの不良だった。 戦闘面では敵のステータスを下げる技を多く覚え、回復スキルにも長けている。 ***ヴァイス=サングエル かつてライのパーティーだった暗黒魔道士。 傲慢で傍若無人な性格で、何でも一人で背負い込んでしまうライには度々毒を吐いていたが実は仲間思いな男。 初期Ver.では装備変更不可・カスタマイズ不可・オート行動な上に顔がRTP((RPGツクール2000にあらかじめ用意されているデフォルトグラフィック))という主要キャラとは思えないあんまりな扱いだったが、 アップデートにて専用グラフィックが用意され他のキャラと同じようにカスタマイズできるようになった。 闇属性の魔法を多く扱うことが出来るが、上記のディストルと同じく闇属性の敵が多いのが難点。 ***メアリー=コロレット マーカスギルド幹部デフレンの娘であり、天才発明家。 父の関心を引くために様々な発明を生み出していくが、親友トールが生物兵器に改造されてしまったことを知り組織から離反。 組織の追手から逃れる中でルシアに助けられ、飛行船フロンティアブルー号を引っ提げてルシアの支援者となる。 戦闘パーティーには参加しないもの、飛行船にて様々なアイテム作成をしてくれる上、 シナリオ面ではそのチート級の発明能力により幾度もルシアたちのピンチを打開してくれる、頼れるメアリえもん。 ***モーラ=ウィンドミル メアリーの親友。鷹使いだが、実は連れている鷹は弟トールがマーカスギルドによって改造されてしまった姿である。 戦闘面では専用装備であるトールと剣系の武器の二刀流が可能で火力は高く、覚えるスキルは敵の能力を大幅に弱体化させる追加効果がついているものが多く、ボスキラー。 一方で全体攻撃の技をほとんど覚えられないため、雑魚戦には不向き。 ***アリス=サーティ ウカネッツ在住の軽業師。 普段はスラム街で暮らしているが、親友ハンナが人食い一家への貢ぎ物として拉致される際にある事情から一緒に拉致されてしまい、その後ルシアたちに助けられたことでパーティーに加入する。 エメラルドに続くシーフ系キャラだが、オープンロックがレベル2止まりだったりトラップシーカーを覚えなかったりで便利要員としては若干劣る… と見せかけて彼女の真骨頂は「かすめとる」という専用スキル。敵によってはかなり貴重なアイテムを奪うことが出来る上、このスキルでしか入手できない限定品も多数有り。 一方で戦闘能力はかなり低いため、「かすめとる」のためだけにボス戦に参加し、仕事が終わったらただの足手まといになるだけ、というプレイヤーにとっては頭痛の種にもなり得るキャラ。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ 普段は頭巾を被っているため分からないが、実はハーフエルフ。 FE2の時点で伏線は張られているが、それが判明するのはFE10という終盤も終盤である。 なおFE10のイベント後は強力なスキルを覚えられるため、以降は戦力としての活躍も期待できるようになる。 } ***イルラヤ ウカネッツのスラム在住の少女。 クールで皮肉っぽい性格だが、意外と友達思いで世話焼きな一面も。 「ヴァルキュリア」と呼ばれる脚技のエキスパートで、カスタマイズにて武器を強化していくことが可能。 最終的には2回攻撃+高クリティカル+よろめき付与+先制攻撃というとんでもない性能になり、力をドーピングしてやることでこのゲーム最強の火力キャラとなる。 ***クォン=リーフェン ウカネッツのおきらく亭でいつもお茶を飲んでいる格闘家の青年。 「サイロン武術」という格闘技は非常に威力の高いものが多く、防御無視攻撃も覚えるためアタッカーとしては有能。 FE2ではイルラヤ・アリスとともに固定メンバーとして使わざるを得ないが、即戦力としては申し分無いだろう。 ちなみにルシアのパーティーに加入するキャラの中では屈指の正体不明のキャラだったりする。(彼の出生等に関するサブイベントが一切無く、そもそもルシアを助けてくれた動機も不明) ***ジャック ウカネッツで盗みを繰り返していた少年。 ルシアに何度も助けられたことで改心し、人食い島の戦い後にはフロンティアブルー号の乗員となる。 戦闘には加入しないが、彼が見張りとして船員になってからはフィールド上の戦闘シンボルが可視化されるようになる。 ***マーテル=ハウル 元・レスタリアの重装歩兵のおばさん。ルシアに子供たちを助けてもらったお礼にパーティーに加入。 ネタっぽいビジュアルだが実はシナリオ上でも重要なキャラであり、天馬騎士団団長でルシアの名前の由来になったルシア=フォルセティは親友。 戦闘面でも優秀で、彼女が戦闘パーティーにいるだけでメンバー全員の防御力がマーテルの防御力分だけ上昇するというパッシブスキル持ち。 元々このゲームはレベルアップで防御力が上がらず、上げる手段も限られているためこのパッシブは非常に強力。 「フォースガーディアン」で更に防御力を2倍にすることも出来るので、物理主体のボスは彼女がいるだけで完封可能なほど。 試しにFE3の最終ボス・ガチエン戦に彼女を連れて行ってみるとその強さがよく分かるだろう。 ***ウォルソン=ゲイツ フォルテ村の番兵として登場するが、実は元・リルス王国の親衛隊所属。 リルスがセルレウネに支配されてからは国を追い出されてしまっていた。 使用武器はクロスボウで、必中技や固定ダメージ技をいくつか覚えられるアタッカー。 ただし全体攻撃を覚えられず、特化した技も少ないためアタッカーの中ではかなり地味。 加入直後に浮遊(近接攻撃無効)のボスと戦うことになるのでここが彼の一番の見せ場かもしれない。 ***カート=ライアン リルス王国のグリフォン騎士。ウォルソンとは幼馴染。 お菓子作りが趣味で、甘いものが大好きな一方で辛いものが苦手。 モーラと同じく専用装備のロブ(グリフォン)と片手武器の二刀流が可能だが、モーラと違い全体攻撃技を多く覚えられる。 飛行系ユニットの定めで、風属性に極端に弱いという弱点がある。 ***コリオ=プロット リルスの王子。小動物系ショタ。 MPの伸びが異常に良い上に全体HP回復・単体HPMP完全回復・全体状態異常回復等の強力な回復スキル、 ヴァルキリー召喚という敵全体にカンスト近いダメージを叩き出す強力な攻撃スキル、更には補助魔法も多く習得可能という有能キャラ… なのだが唯一にして最大の欠点として極端にHPが低く、ドーピングで増やさないとすぐに死んでしまう。 ***テュリラ=ヴァヴァイ ウカネッツのおきらく亭の踊り子。ウカネッツの教会を地上げ屋から守っていたが、ルシアによって教会が救われたことでパーティーに加入。 ステータスは全体的に貧弱だが、敵全体に状態異常をばらまく技を多く覚えるサポート要員。 また専用技「ウズメの舞」はフィールドに特定の敵を召喚するという変わったもので、これでしか得られないレアアイテムもあるため重要。(最終的にはパーティーアイテムで代用できるが) ***コノハ 草の里のくノ一。 エメラルド・アリスと並ぶ便利系キャラだが、特にスタングレネードの代替となる「目くらまし」が便利。 また飛行船で彼女を呼んでお金を払うことでアイテム収集・情報収集等を行うことが出来るが、レアなアイテムを入手できることがあるため常にお使いに行かせておくと良い。 ***リーティル=マイン ***ミーティル=マイン ニコシア王国に住む双子の少女。 2人セットでないとパーティーに加入できないため2枠を消費してしまうという欠点があるものの、非常に強力な専用攻撃魔法を使用することが出来る。 ***プリシラ=ファランドール ゴーレム使い兼錬金術士で、シャリファとは旅の相棒の関係。 戦闘面では、特に無機物相手では簡単にカンストダメージが出るマシンブラスター、防御無視500ダメージを与えるランサー発射が非常に強力。 飛行船ではアイテム作成も担当しており、最強キャラ・パペットの強化を行えるのも彼女である。 錬金術士としての能力はチート級で、メアリーと並ぶシナリオ面でのドラえもん要員だったり。 &s(){とあるスキルで素材の購入額より大幅に売却額が高いアイテムを錬成できる、マジモンの錬金術師。} ***シャリファ=アスマ 召喚士。ウカネッツの自由市にて衝動買いをしてはよくプリシラにお仕置きされている。 専用の召喚石を消費することで覚えられる召喚魔法はどれも強力だが、MP消費がかなり激しいのでホイホイとは使えない。 終盤にようやく覚えられる「ケットシー召喚」は敵全体の行動を3T止めるというとんでもない性能…だがMP消費量もとんでもない。 ***ティーア=プレイアム ルシアに助けられ彼女を愛して仲間になった女性。←ここ重要 元はただの一般人だったが、ルシアへの愛で作中最強の存在へと昇華。専用スキルがチート過ぎる。 たまねぎ戦士の再来といえばわかる人にはわかるだろう。 ***ウィドゥ 暗殺者。弟を人質に取られルシアの寝込みを襲いに来る。ルシアに弟を助けてもらったことで、恩返しのためにパーティーに加入。 全キャラ最高のクリティカル率を誇るが、全体的にステータスは低め。専用武器二刀流はなかなか強力。 ***フレナ=ペンドラゴン 竜騎士の女の子。ちっちゃい竜・ガレットを肩に乗せている。 三聖剣のうちの一振り・ティルファングの後継者であり、姉の婚約者ノルティスを探すために旅をしていた。 専用武器であるティルファングはかなり強いが、覚えるスキルがルシア(外せない)と被りまくっているため若干使い所が難しい。 ***エイミィ=ウッド カヤナック村の英雄・ロビン=ウッドの娘。 目の病で戦うことができなくなってしまっていたが、ルシアの助力で目薬と眼鏡を与えられて戦えるように。 ウォルソンと同じ弓使いだが、彼女は全体攻撃も多く能力半減が付与されていたりで雑魚敵に強い。 ***ノイン=マクスウェル ロビンの養子で、エイミィの弟。 ビーストテイマーであり、彼が加入してからは各地に出現する一部のモンスターを仲間にできるようになる。 仲間モンスター自体ははっきり言って戦力としては微妙だが、仲間が増えるごとにノイン自身のスキルも増えていく。 ***チャム&ユーミル チャムはテュリラが旅立った後におきらく亭にやってくる歌姫。ユーミルはチャムの夫。 チャムは元人魚であり、人になった際に視力と脚の力を失っている。 ニコイチキャラだが、リーティル&ミーティルとは異なり1枠で2人分参戦可能。 覚えるスキルはミルカと大分被っているが、ユーミルが攻撃を担当してくれるため攻撃力が高い。 また、貴重な能力半減回復スキルを覚えられるのもポイント。 ***アトラ 蛮族の少女。クッキーをあげると仲間になる。シナリオには全く絡まないキャラ。 4倍ダメージという破格の威力のスキルを覚えるが、命中が低く使いづらい。 ***まりん FE7後にダストームで加入する謎のキャラ。 特筆すべきは「ブランドショッピング」という道具屋を召喚するスキルで、超レアアイテムを購入することが出来る(ただし非常に高価)。 ***シース=リース コリアンドルの迷宮でシャンツアイと共に加入する幼女。でし。 「エリクシールボディ」という特性を持っており、戦闘後HPMP状態異常が全回復するという特性を持つが彼女がパーティーにいる間は食料消費が倍になる。アタッカーとしての性能は平凡。 ***シャンツアイ コリアンドルの迷宮でシースと共に加入する暗器使い。 覚えるスキルはどれも防御無視かつ状態異常をモリモリ付与するもので、攻撃&補助要員としてはなかなか有能。 ***ゲッコウ トカゲの亜人・ドラコ族の侍。トカゲのため冷気に弱い。 弱くはないのだがあまりにも加入が遅いため、使われることが少ないという不遇のキャラ。 ***ゴック クマさん。FE10で加入とあまりに登場が遅すぎるため使われづらい。 シナリオ面でもそれほど出番があるわけでもなく、不遇。 ***パペット 元はモルワイデお付きの人形の少年だが、体を失ってしまった後にプリシラに新たな体を作ってもらい生まれ変わった。 しかしその姿はなぜか女性のメイドであり、本人は戸惑っていた。 通常のキャラと違い、プリシラにお金を払うことでカスタマイズ可能。 金こそかかるものの無限にステータスを伸ばすことが出来る上、習得するスキルも強力な物が揃っており属性耐性も完備。 終盤になるとコリアンドルの迷宮で宝箱を開けるだけで簡単に大金を稼ぐことが出来るため、強化も容易。 間違いなくティーアと並ぶこのゲーム最強のキャラであり、バランスブレイカー。 鍛えすぎるとボスも秒殺してしまうため戦闘を楽しみたい人は程々にしておこう。 ***パフ 子供のドラゴン。ある場所で水晶花をあげると仲間になる。 カスタマイズは出来ないが、各種石をあげることでステータスを上げたり新たに技を覚えたりすることが出来る。 なぜか高レベル帯で急激にステータスが伸びるので、序盤は弱くても頑張って育てれば活躍してくれる。 ***メリー カスト村の牧場に住んでいる羊。FE1クリア後に話しかけることで仲間になる。 カスタマイズ不可なので、正直他のキャラに比べるとイマイチな性能… と思いきや、実はプロローグの時点でも条件を満たせばお助けキャラとして参戦させることが出来、その時点では非常に心強い。 おまけのホリデーイベントにて、実は熱い男(?)だったことが判明する。 ***バルト 普通に道端に佇んでいる狼に話しかけたらなんか仲間になる。 ただの空気キャラかと思いきや、初期から覚えている「狼の遠吠え」という技がぶっ壊れ級の性能を誇るので非常に優秀。 また、飛行船で話しかけることで狩猟に行かせることが出来るが、バルト本人のレベルを上げないとゴミしか拾ってこないので注意。 ***パンドラ アキンドのダンジョンのボスだが、倒した後になぜか勝手に飛行船に住み着いている。 ボス戦としては屈指の強ボスだが、仲間としては弱くはないものの特に特化した性能はない。カスタマイズも不可。 ちなみにパーティーに入れた状態で戦闘勝利した回数に応じてお金をくれる。 ***ハル プレミアムアイテム「見習い魔神のランプ」を入手後、飛行船の自室で調べると仲間になってくれる。 カスタマイズは出来ないが、装備は変更出来るので他のカスタマイズ不可キャラに比べればまだ使い所はある。 ***カーマイン=オーカー ウカネッツの自由市にて掘り出し物を売っている商人。スカウトすることで飛行船に乗船して店を開いてくれる。 …が乗船してしまうと名画の一つが入手不可になってしまう。クリアには特に支障はないが、コンプしたい人は名画を購入してからスカウトするようにしよう。 ***グローム 世界各地で神出鬼没に行商を行っているブラウニー。ウショショ。 何回か買い物をすると飛行船に乗船して店を開いてくれる。序盤では貴重なローグキーLv.3を販売してくれるので、早めに勧誘したいところ。 **マーカスギルド シナリオ全般にわたってルシアたちと敵対する巨大犯罪組織。 ***ヴァーミリオン=マーカス 現在のマーカスギルドの若き首領。非常に残酷な性格で拷問大好き。 ***九頭竜 マーカスギルド最高幹部の9人の精鋭。 -骨繰りのゲールジャック -百面のムゲン -暗闇のジェニング -虚像のメビウス -嘲りのガチエン -恍惚のボルテーズ -迷宮のゲルニカ -鷹目のフォルク -静寂のノルティス で構成される。 ***凶羅衆 マーカスギルドの実行部隊。ネームドキャラが無数にいるがどれも一発キャラなので割愛。 基本的に自ら戦うことはなく、「ウォービースト」という魔物を使役する&s(){ポケモントレーナー}。 ***バッソーズ=ハルティス マーカスギルドの下級幹部。「ギハハ」という特徴的な笑い方をする。 ただの小物の下っ端なのだが、恐らくプレイヤーにとってはこのゲームで最も印象に残るキャラの一人だと思われる。 最序盤から事あるごとに登場し、残虐な行為でハッピーエンドのフラグをぶち壊し鬱展開に持ち込んだ上に制裁を受けることもなく逃げおおせるという展開を繰り返すため、プレイヤーからのヘイトを一身に集めている。 九頭竜の一人ボルテーズは実弟に当たるが、戦闘用に改造されており自我が崩壊している。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ FE10にてついに因果応報の最期を迎えることになるが、前述の通り多くのイベントに関わってしまっている関係上、彼が死ぬと多くのサブイベントのフラグが折れてしまう。FE10に入る前によく確認しておくこと。 } ***エド=ターランジ 「マーカスの狂犬」の異名を持ち、あのヴァーミリオンがドン引きするほどの残虐な戦術を平気で行使する恐るべき男。 最終盤に突如ヴァーミリオンたちの前に現れ、指揮を執る。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ マーカスギルドの真のドンであるダインの腹心だが、ダインの死後は夜のものの腹心として暗躍。 ルシアと夜のものの決戦が終わった後、後に夜のものの復活の障害になるであろうアンナの抹殺を図る。実はこのゲームの本当のラストバトルはこのターランジ戦。 しかしなぜかほぼ初期ステータスのアンナとゴブリン軍団でも普通に戦える程度のステータスしかなく、よそ見が効いてしまったりどつきでよろけたりするので若干ネタキャラっぽい。 } ***クーカス マーカスギルドの研究者であり、ヴァーミリオンの教育係。 アップデートにて追加されたFE.EXの主要キャラで有り、後付けで本編における様々な事件の元凶ということにされた最凶最悪のヴィラン。 #openclose(show=▽FE.EXネタバレ){ 人を人とも思わぬ悪逆非道の限りを尽くしてきたが、ルシアを敵に回してしまったことが運の尽き。 ルシアを愛する数多くの仲間から熾烈な報復を受け、因果応報の末路を迎えることになる。そのフルボッコ振りはやりすぎてもはやギャグの領域。 } ***ドン・マーカス #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ マーカスギルドの真のドンで、フルネームはダイン=ウィル=マーカス。 セルレウネ神官イージスの真の姿であり、本物のイージス(故人)の双子の兄。 綺麗事ばかりで何も救えない父や弟に嫌気が差し、悪の道に走っていた。 } **夜の勢力 マーカスギルドと並ぶ敵勢力…というかギルドと裏で繋がっている。 夜のもの復活のため、各地で夜の使徒とともに暗躍している。 ***夜のもの 果ての王に代わり、果ての世界に介入する存在。 666年毎に復活しては光の英雄によって打倒されるというループを何度も繰り返してきた。 20年前に光の英雄に倒されているため、次の復活は遙か先の話である。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ 666年毎に復活するだけではまた光の英雄によって倒されてしまうため、その時を待たずに復活する方法を模索していた。 その精神はレドウィックの肉体を依り代に既に復活を果たしていたが、肉体が復活できていなかったため各地で夜の使徒の同調者を作り出し、夜のものの肉体を生む母体として適正のある女性を探していた。 最終章にてターナを母体としてついに完全復活を果たし、果て無き世界への侵攻を開始する。 このゲームにおける実質的なラスボス。 過去のVer.でははっきり言ってあまり強くなかったが、アップデートの度に強化を施され最新版ではかなりの強敵となっている。 攻撃自体も苛烈だが、特に大量の状態異常(即死含む)をばらまく「イゾルデの門」が非常に厄介。 更に毎ターン闇が深まっていき、闇の進行度に応じてこちら側に大量のデバフを貼り付けられてしまう。 この絶望的な戦いの勝利の鍵は、アンナがルシアのために集めてきた「想いのかけら」である。 } ***レドウィック 夜の勢力の指揮を執るエルフの男性。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ 実はその肉体はリューラの父親であり、ルシアの祖父。 現在は夜のものの精神の依代となってしまっているため、元の人格は完全に消滅している。 } ***アース ***テラ 夜の使徒を回収して回っている兄妹。 ハーフエルフのためセルレウネの壮絶な迫害に遭い、世界に復讐するために夜の勢力に加担することを決意した。 それぞれ夜の使徒・アダム、夜の使徒・リリスと同調している。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ テラはアンナやレル、エルらとの交流を経て徐々に復讐に否定的な考えを持つようになっていく。 一方のアースはそれを受け入れることが出来ずにテラと争いになってしまい、その際にエルを守るためにテラが目の前で「消えて」しまったことで発狂。 ルシア達によってアダムも倒され、この世界から完全に存在が消滅した。 } ***アルテナ レドウィックの側近で、通称「夜の娘」。 強大な力を持ち、幾度となくルシアたちの前に壁として立ちはだかる。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ ルシアの母にして光の英雄・リューラのファティマニクス。 初期の頃に生み出されたため既に寿命が近くなっており、最終決戦時には著しく弱体化していた。 } ***エデン 終盤から登場。メスガキっぽい。「ソドム」と「ゴモラ」という魔物を常に引き連れており「お嬢」と呼ばれている。 可愛らしい見た目にそぐわず、三魔剣の一振り「カオスファントム」を扱う強力な戦士。 ルシアを「お母様」、ステラを「おば様」(途中からは失礼だから「お姉様」と言い換えている)と呼ぶ。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ アルテナが回収したルシアの髪から作られた、ルシアのファティマニクス。ルシアをお母様、ステラを伯母様と呼ぶのはそのため。 最終章では他のファティマニクスたちとともに夜のものの城の結界を守っており、決戦後にはルシアに抱きしめられ「母のぬくもり」を感じながら消滅した。 } ***カミラ ***カムイ ***フローレン 夜の勢力の幹部たち。 #openclose(show=▽最終章ネタバレ){ それぞれグランガイスト(三魔王の主君)、ナムルム=ミニオル(ミルカの祖先)、フローラ=ペンドラゴン(フレナの姉)のファティマニクス。 } ***夜の使徒 夜のものの分身体。全70体存在するとのことだが、作中に登場するのは以下の通り。[[七つの大罪]]モチーフが多い。 -エヴァ:奴隷市場にて登場。ルシアたちが最初に対峙することになる使徒。依代は奴隷の女性の赤子。 -グラトニー:FE2にて登場。依代はアンバー家長男のステファン。 -ラース:『ノイズの運命』にて登場。依代は&color(white){ノイズ}。 -スロウス:『ディストルの運命』にて登場。依代は平和の樹。 -グリード:賞金首「ジェミー&クラウド」の討伐依頼にて登場。依代はクラウド。 -フー:単発依頼「ストーカー事件」にて登場。依代はゲリコルド。 -プライド:オーク盗賊団イベントにて登場。依代はスタック村の村長。 -ラスト:サイドイベントにて登場し、ステラに倒される。依代はイザベラ。 -エビル:本編に関わる重要キャラ。FE9絡みのイベントに登場。依代は&color(white){エル}。 -アダム:主にFE9にて登場。依代はアース。 -リリス:主にFE9にて登場。依代はテラ。 -エンヴィー:最終章にて登場。「夜の息子」。依代は&color(white){ターナ}。 **ゴブリン軍団 ***ゴメス ゴブリン軍団のボス…だがゴブリンではなくミノタウロス。 惚れっぽい性格で、ルシアと出会ってからはルシアにメロメロで付きまとってくるように。 ***タメゴロー ゴブリン軍団の参謀ポジション。このゲーム屈指のギャグ要員であり、鬱イベントが多い本ゲームの清涼剤。 基本的にはお間抜けな悪役で、何度もルシアたちにちょっかいを掛けてきてはアホな戦略で返り討ちにあってしまう。 #openclose(show=▽本章ネタバレ){ FE7以降は様々な事情からルシアたちに助力することの方が多くなってくる。 なぜか味方になるととてつもなく有能になり、マーカスギルドや夜の勢力の一つ上を行く策略で一方的に無双する最強の助っ人要員に。 冗談抜きで、絶望的な状況で彼らが登場した時の安心感がすごい。 最終的にマーカスギルド九頭竜のうち3人を倒してしまう。(1人は生きていたが) } *その他 **関連作品 作者の前作『ルインハンターライチ』は、かつてエンターブレインが主催していたインターネットコンテストパーク(コンパク)で銅賞を受賞した作品。 コンパクは当時のツクラーたちが作品を持ち寄る注目度の高い場所だったので、知っている方も多いだろう。 また、『扉の伝説~大地の唄~』という続編が製作されている…が、製作開始から10年以上経過しているものの完成の目処は立っていない模様。 元々RPGツクールVXで製作されており体験版も公開されていたが、なんと突如RPGツクールMVで全て作り直すことを発表。2025年現在はこのMV版を体験版として遊ぶことが出来る。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんとなく明るい内容を想像してたから、結構濃い鬱展開にびっくりしたな -- 名無しさん (2013-11-19 21:00:01) - 長すぎてプレイするのに躊躇する -- 名無しさん (2014-12-10 12:25:01) - シナリオは一応王道だけどかなり人を選ぶと思う -- 名無しさん (2015-08-29 19:15:12) - 一々連打で相手を殴る主人公 -- 名無しさん (2015-08-29 19:16:06) - 追加された入浴シーンは中々良かったぞ -- 名無しさん (2015-08-29 21:34:23) - えっ、何でこの項目あんの!?そんな有名なフリーゲームだったっけ? -- 名無しさん (2015-08-29 22:00:45) - 人を選ぶシナリオとか勝ち気な女主人公とかいろんな意味で憧れなゲーム -- 名無しさん (2015-11-24 23:57:03) - 多くの有志によってキャラグラが追加されたりシステムやイベントが追加されたりして大幅にブラッシュアップされたんだっけ? -- 名無しさん (2017-05-24 21:37:01) - 項目あったんか。更新履歴に上がっててびっくりしたわ。フリーゲームの結婚式イベントに嫌な予感がするようになったのはこのゲームの影響 -- 名無しさん (2020-12-19 00:42:32) - 総合的には嫌いだけど心を掴んで離さないゲーム -- 名無しさん (2024-05-04 19:15:56) - 登場している幾つかの敵たちには、実在していた悪人・犯罪者などをモデルにしてるんじゃないかな?と思う連中( 九頭竜のゲイシー( あの某殺人ピエロの可能性大 )、賞金首のジェミー&クラウド( カップルからしてボニー&クライド? )、元・九頭竜の七人のグリガン( 能力と特徴からしてビリー・ミリガン? ) )や、参加してるデザイナーの描いた一部の敵魔獣・魔族がどことなくウルトラ怪獣・宇宙人に似てるようなグラフィックだったり( 例:ノーブル→メフィラス星人?、ギウラ→ゴモラ?、ザグン→バルタン星人? )...なのも、特徴...かな? -- 名無しさん (2024-05-04 20:14:31) - 作中に登場する怪獣みたいな敵の、デザインしてた人が最近になって本当にウルトラ怪獣のデザインしてたことを知った -- 名無しさん (2024-08-10 07:39:43) - シナリオは本当に良いんだけどフラグ管理と一部システムがね…いつかリメイクされてほしい -- 名無しさん (2024-08-26 16:13:17) - ↑2 そういやモングラにウルトラ怪獣のようなの沢山いたな。何か地味に世界観にミスマッチ感が否めない気もするけど -- 名無しさん (2024-08-26 16:42:51) - 白髪キャラにハマったのウィドウさんのせいなんだけど、ウィドウって未亡人って意味なんだよな... -- 名無し (2024-09-03 22:19:26) - 何気に大半のウォービーストと( エンヴィーを除く )夜の使徒って某ホラーゲームに出てきそうなグラフィックなんだよね....。てか、夜の使徒が誕生する展開と呪いはエグい&トラウマ....。 -- 名無しさん (2024-09-03 23:27:46) - ↑それってかつて存在したモングラ配布サイト「room.R」のやつのこと?あそこのグラフィックは赤い生首とかあったり、確かにホラーゲームに出てきそうなものが多かったな -- 名無しさん (2025-03-08 20:46:49) - 急に記事が充実しだしたな -- 名無しさん (2025-03-08 22:54:21) - しんどい展開が多いけどやっぱり好きだわ。シグマ兄貴だいすき。 -- 名無しさん (2025-03-12 02:55:19) - システムの難解さと取り返しのつかない要素をどうにかしたら、土台としては現代RPGとしてもやっていけるポテンシャルはあると思ってる -- 名無しさん (2025-03-12 03:12:41) - しばらく見ないうちに記事の内容クッソ濃くなってて草 記憶消してもう1回最初からやりたいぐらい好きなゲームだわ -- 名無しさん (2025-05-18 18:35:44) - 因みに仲間の「まりん」を含め、劇中に登場する一部のキャラ(「シスターのスゥ」、「侍の団十郎」と「船長のボガーダン」)は前作のルインハンターライチにも登場してる( また、ルシアの世界に「ハバヤカ」という名前の町?も存在する。)。PS:↑5、↑6の者ですが、( 閲覧が不可能になってますが、 )「room.R」で間違いないと思います...ありがとうございます。 -- 名無しさん (2025-05-18 19:33:50) - 何気にフィーシャは全体2倍攻撃技と二刀流を両立する唯一のキャラだったりする。ドーピングで攻撃力をカンストすると雑魚を薙ぎ払いボスを殴り殺す汎用物理火力アタッカーになる -- 名無しさん (2025-05-18 21:31:54) - ターナだけが夜の使徒の運命から生存してた理由や、FEの中で登場する悪人たちが目論んでた「赤の世界」や「赤の魂」や、アースとテラ兄妹が集めようとしたモノについては伝次郎Jrさんが返答してる...( それでもちょっと分かり難いものや、時系列の矛盾などもありますが....。)。 -- 名無しさん (2025-05-19 22:21:21) - 懐かしい。「ナの一番」を覚えている人はいるだろうか... -- 名無しさん (2025-05-19 22:22:56) #comment #areaedit(end) }