闘魂編(デュエル・マスターズ)

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闘魂編(デュエル・マスターズ) - (2024/11/28 (木) 15:43:33) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2014/04/17 Thu 09:22:03
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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#center(){&sizex(5){&bold(){&color(red){意志持たぬ光の軍隊により、炎の都は瓦礫と化した。&br()&br()だが、山中深くに隠された最終兵器から報復が始まろうとしていた。}}}}




&bold(){&ruby(インビンシブル・ソウル){闘魂編}}((インビンシブルは「無敵」、インビジブルは「見えない」なので区別しよう。))とは、[[TCG>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]」2番目のシリーズ。

#contents()

*エキスパンション
・DM-06「闘魂編 第1弾」
・DM-07「闘魂編 第2弾 &ruby(インビンシブル・チャージ){時空超獣の呪}」
・DM-08「闘魂編 第3弾 &ruby(インビンシブル・レジェンド){超神龍の復活}」
・DM-09「闘魂編 第4弾 &ruby(インビンシブル・ブラッド){覇道帝国の絆}」

*概要
基本セットに比べてカードパワーの上昇がかなり見られるようになった。
このシリーズと聖拳編のカードは現在でも見かけるものは多い。
また、このシリーズからの新規種族もだいぶ多い。基本セットの種族を完全に食ってしまっているものも。
むしろ、闘魂編自体が基本セットよりも基本セットをしている感は強い。

この当時水のデッキがトップメタであったため(ドローが壊れているのだから当たり前である)このシリーズの水のカードは他の色に比べて明らかに弱くデザインされており、はっきりいって使いづらい。
《[[エンペラー・アクア]]》《[[アクア・マスター]]》《[[アストラル・メデューサ]]》などといえば、長くやっているプレイヤーはその弱さがわかるのではないだろうか。

チャージャーやタップ起動能力、マッドネス、山札破壊、シールド焼却能力などが登場し、基本セットに比べてバリエーション豊かになった。
またこの時から、ドラゴンが火ではない他の文明にも登場し、ドラゴンデッキの構築のバリエーションが増加した。
だが、光と水のドラゴンは[[不死鳥編>不死鳥編(デュエル・マスターズ)]]を待つことになる。

《[[ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン]]》《[[超竜バジュラ]]》はこのシリーズで初登場。この2種は今でも強さが色褪せない良カードである。
基本セット同様にコレクターからの需要が増えているカードも多く、上記の2枚は未だ高額で取引されている。

尚、第3弾のDM-08からスーパーレアのフォイル加工が変更されており、ベリーレアと余り変わらなかった従来の加工からダイヤモンドカットのようなホログラムに変化、最上位レアリティである事が一目でわかりやすくなった。
この加工は不死鳥編第3弾までスーパーレアの加工として使われ、最初の人気が爆発していた時期である聖拳編〜転生編期に使われていた事もあり、馴染み深い古参プレイヤーも多いのでは?
尚、ベリーレア加工にもちょっと変更が加えられており、テキスト欄の文明マークも光るようになったのはこの頃。

因みにスーパーレアの加工として、とわざわざ断ったのは理由があり、実はこのフォイル加工は極神編からベリーレアのフォイル加工として復活し、&bold(){以降勝舞編最終章である覚醒編まで使われていた}非常に息の長い加工となったからである。

実はこのシリーズに含まれるブースターには全てプレミアム殿堂になったカードが存在している。
(6弾:[[ヘル・スラッシュ]]、7弾:[[呪紋の化身]]、8弾:[[スケルトン・バイス]]、9弾:[[ロスト・チャージャー]])

*背景ストーリー
**あらすじ
闇+火vs光+自然の闘いで疲弊した各文明は本拠で英気を養っていたが、サバイバーがこれを強襲。
しかしサバイバーが嫌った瘴気に満ちている闇文明はダメージを負わなかったため、これ幸いとこの混乱に乗じて《冥将ダムド》に率いられ、またもや自然文明を襲う。
また水文明もダメージを追っておらず、そもそも前の闘いで水文明は疲弊していなかったため、ステルス部隊によって火文明および自然文明を攻めようとしていた。

サバイバーはなんだかんだで各文明に撃破され絶滅。
光文明は先の闘いで闇を攻めたように、此度は火文明を攻めることを決める。光の感情無き攻撃で多くの火の民の命が奪われた。
しかしこれに怒った[[ヒューマノイド>ヒューマノイド(デュエル・マスターズ)]]と[[ドラゴノイド>ドラゴノイド(デュエル・マスターズ)]]は火山要塞ヴァルに押し寄せる光の軍隊に対して、山中にあった秘密兵器《インビンシブル・フォートレス》を起動。更に伝説の《[[ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン]]》も蘇り、光文明を退却させ、逆に自分たちが光文明を侵攻しにかかる。
闇文明は自然文明を襲撃する傍ら、隙を見て一部の軍勢を火文明の救援によこす。
光文明は多くが火と闇の連合軍によって壊滅するも、なんとかシルヴァー・グローリーはエンジェル・コマンドによって守られる。
しかしこのとき、ライトブリンガーたちは光のシステムを混乱させ、火と闇を支援した存在をキャッチ。
それは、先の闘いでさほどダメージを受けなかった水文明であった…。

一方、火と自然の一部の民は長く続く戦乱に疑義を抱き、3つのドラゴンの種族を蘇らせこの闘いを無理やり終結させようとする。
光と水の騙し合い、その途中で現れた火、自然、闇の新たなドラゴンとそれに対応した光、水の対ドラゴン兵器の争い。
この闘いの中で種族間の繋がりを求めた民は文明の指揮系統から離れていくようになる…。

**ストーリーの特徴
背景ストーリーは基本セットから完全に続きとなっており、文明間戦争とサバイバー殲滅が描かれる。

今シリーズからの新要素としては明確な[[ラスボス]]の存在が現れたことで、以後の背景ストーリーでもその形式は受け継ぐことになる。
また、文明間戦争をしながらも文明の枠組みに疑問視を持つ風潮が現れ、これは次シリーズの背景ストーリーの伏線にもなっている。
基本セットからお話こそ受け継いでいるが、明確に「物語」的な要素も強くなり、背景ストーリーの考察に力を注ぐユーザーも増えたと言える。

*勢力別の動き
**[[光文明>光文明(デュエル・マスターズ)]]
「調子に乗って闇すら倒せてないのに火文明を攻撃した結果、逆に反撃されて火と闇に都市を蹂躙されたでござるwww」
しかしその途中、水文明が光文明のシステムを混乱させたことが明らかに。
これにブチ切れて[[リキッド・ピープル>リキッド・ピープル(デュエル・マスターズ)]]をこっそり味方につけ、水文明を(というか[[サイバーロード>サイバーロード(デュエル・マスターズ)]]を)攻めるのだが、これが水文明の対ドラゴン兵器の完成を遅らせてしまい、後の[[ドラゴン>ドラゴン(デュエル・マスターズ)]]の混乱を鎮圧できなくなる。まあ悪いのは相手だが。

ドラゴン復活後は、対ドラゴン兵器種族[[メカ・デル・ソル>メカ・デル・ソル(デュエル・マスターズ)]]をロールアウトさせる。

**[[水文明>水文明(デュエル・マスターズ)]]
光にも闇にも手を貸していた水だが、ステルス部隊によって火と自然を攻撃する予定だったはずなのに、何を血迷ったか光を攻め始める。強い方になびくということか。
だがこれが光をかっちんさせてしまい、光に襲撃されて兵器の開発が遅れ、開発途中で[[サイバー・ムーン>サイバー・ムーン(デュエル・マスターズ)]]をロールアウトせざるを得なくなる。
だが裏切りの鎮圧には成功したようである。
裏切り鎮圧後と滅亡兵器の計画頓挫後は、ドラゴンへの対策に動き出すことになる。

…のだが、この当時の水文明の軍勢はカードパワーが正直弱い。よくもまあ無茶をしたものである。

**[[闇文明>闇文明(デュエル・マスターズ)]]
サバイバーの襲撃に合わなかったため、これ幸いとその状況を逆利用して自然文明に2度めの侵攻。
さらに一部を火文明の援護に寄越す(おそらく前回の戦役でサポートしてもらったお礼と、光に対する怒り)。
魔術実験で生み出された進化[[キマイラ>キマイラ(デュエル・マスターズ)]]《超幻獣ドグザバル》を完成させ、光の空中都市を大きく破壊した。

**[[火文明>火文明(デュエル・マスターズ)]]
光文明に強襲されるも反撃し、逆に侵攻し返す。火の方が技術的に劣っているはずなのに光と来たら…。

だが一部の民は自然と組み、平和のためにドラゴンを利用しようとバーニング・ビーストを結成、ドラゴンを目覚めさせることに。
それ自体は成功したが、ドラゴンは逆に混沌をもたらした。そりゃそうだ。

**[[自然文明>自然文明(デュエル・マスターズ)]]
ふたたび闇文明に侵攻される。
しかも今度は闇が火の光侵攻に援軍を寄越せるくらいだから、自然もさほど対抗できなかったのだろう。
もしくは、闇文明がこの時期は基本セットほど[[フィオナの森>フィオナの森(デュエル・マスターズ)]]に入れこまなかったかのどちらか。

一部の民はバーニング・ビーストを結成。しかしそのせいで更に混沌としていく世界に巻き込まれてしまう。
中にはバーニング・ビーストの働きに激怒している自然の民も存在し、ある意味で一番不憫な文明。

**[[サバイバー>サバイバー(デュエル・マスターズ)]]
各文明に侵攻するが、大した脅威となることもなく窮地に追い込まれる。
逆転を賭け、倒れ行く仲間たちを融合する手段取ることで進化サバイバーに進化する。
進化したサバイバー達は各文明と激戦を繰り広げるが、ついに絶滅に追い込まれた。

…実際は絶滅などしておらず、劣悪な環境で生き延びた生命力を活かして休眠状態になることで絶滅を免れる。
休眠状態をサバイバーは安息の地と感じたようで起きることはなかったが、[[はるか遠い未来>エピソード3(デュエル・マスターズ)]]で偶然にも叩き起こされることになる。

**バーニング・ビースト
文明間の戦争に疲れ果てた火文明と自然文明の若者が文明を跨いで設立した徒党(当時、火文明と自然文明はそれぞれの同盟的な関係の都合で敵対関係にあるはず)。
ビーストフォークやヒューマノイドが構成員の大多数を占め、《[[無垢の宝剣]]》がトップに居座る。
水文明の野望阻止と5大文明圏の破壊を企み、古代に封印された[[ボルケーノ・ドラゴン>ボルケーノ・ドラゴン(デュエル・マスターズ)]]、[[ドラゴン・ゾンビ>ドラゴン・ゾンビ(デュエル・マスターズ)]]、[[アース・ドラゴン>アース・ドラゴン(デュエル・マスターズ)]]を復活させる。

サイバーロードの計画こそ阻止するが、ドラゴンは制御できずに思惑通りに事は運ばなかった。
ドラゴン復活後は《蒸神兵カイン》が消息を辿っており、どうやら逃げ出した模様。無責任の極み。



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- マジでこのシリーズでの水文明と第7弾は弱い……しかし一部は性能いいんだよなぁ、良すぎてプレ殿したのもあるが。  -- 名無しさん  (2014-04-17 11:19:09)
- インビンシブル呪文って案外ストーリー的に重要だったんだな  -- 名無しさん  (2014-04-17 16:23:24)
- 実は全部のエキスパンションにプレミアム殿堂が存在してるという特徴がある  -- 名無しさん  (2014-04-17 21:53:20)
- タイトルについてる「超時空獣」とか「覇道帝国」って誰(どこ)のこと指してるんだろう  -- 名無しさん  (2014-04-22 23:53:22)
- この頃のストーリーが1番ワクワクしたなあ  -- 名無しさん  (2014-08-22 19:46:01)
- インビンシブルとインビジブルの間違いは多分ロックマンエグゼの影響だと思う  -- 名無しさん  (2015-06-15 11:28:07)
- ドキンダムってバジュラポジなんだな  -- 名無しさん  (2016-03-24 10:38:25)
- 時空超獣の呪はデュエマ界のプロフェシー、近所の店に未だ売れ残りあってワロタ  -- 名無しさん  (2017-09-24 20:35:55)
- この弾から覚醒編まで、第3弾でドラゴンがいる弾はフィニッシャー級のドラゴンが毎回出るようになった。デスフェニ&ソルフェニ→ヴァルキリアス→大和→ムサシ→クロスNEX→GENJI  -- 名無しさん  (2019-02-07 10:05:44)
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