登録日:2025/08/22 Fri 00:56:50
更新日:2025/09/14 Sun 16:08:35
所要時間:約 33 分で読めます
Qrazy Chocolateとは、菓子生物と呼ばれる未知の生き物を紹介するYouTuber。
勘違いしやすいが、CrazyではなくQrazyが正しい。
【概要】
食べられる未確認生物「菓子生物」を紹介するチャンネル。
主にshort動画で菓子生物の生態や調理方法を紹介している……のはいいのだが、何故かやたら菓子生物に対し辛辣。
ただ食われるだけならまだマシなほうで、力でねじ伏せられたり、シンプルに罵倒されたり、ひどい場合だと妻子を奪われた挙句に無惨に調理されて一般販売されることも。
チャンネル解説当初は字幕のみの動画だったが、フルーツシーサー登場回にて「音読さん」を使用した音声つきの動画となり、総集編でそれ以前の動画にも音声がつけられるようになった。
チャンネルのロゴマークはニセチョコカブトガニをモチーフにしているとのこと。
【投稿者】
本名は平安山昌史。
某大手お菓子メーカーに勤めていたが、「口にする人が楽しめる商品を作りたい」という思いから二年で退職し独立。YouTubeやTiktok、instagramなどのSNSを利用してQrazy Chocolateの世界観を広めることで菓子販売の宣伝を始めた。
動画内では全体的に菓子生物に対して慈悲が無い。
菓子生物の子や卵だろうが容赦なく調理したり、食べるはずだった獲物や大切な道具を奪い去ったりとその暴挙には枚挙に暇がない。
なんなら頂点捕食者として菓子生物を見下しているような気すらする。
マッドサイエンティストの気もあり、菓子生物の身体の一部を切り接いで「実験体」を作ることも。
「究極の菓子生物を作る」という目標があるようで、謎のメモに書かれた材料を集めて保存しているが……
総集編におけるカカオ鳥や実験体β関連の発言から、どうやら投稿者以外にも師匠となる相手や協力者がいる模様。
【菓子生物】
その名の通り、チョコレートやクッキー生地などのお菓子でできた生物の総称。
性質上、大抵の菓子生物は身体を刻んだり冷却したりして簡単に食すことができるが、一部の菓子生物は分泌物しか食材として使われなかったり、毒があったりして食べられないものもいる。
一部の菓子生物は実際に発売されており、オンラインショップで買うことができる。
販売されている菓子生物は養殖が可能であったり、絶滅の危険性が低い菓子生物たちであるらしい。
菓子生物一覧
以下、登場順に記載。
「私が初めて食べた菓子生物であり、彼に教わった最初のレシピです」
梅雨の時期に空からタネを蒔く習性があり、そのタネを適当な食物と紫外線などを使って種を
卵にまで成長させ、孵化する前に殻を割って中のヒナを食す。
初手の初手から孵化する前の卵から幼体を取り出してわざわざ千切って食べるというそこそこグロい紹介を出すあたり、Qrazy Chocolateがどういうチャンネルか如実に物語っている。
「彼」に教わった初めての菓子生物とのことだが、肝心の彼が何なのかは未だに不明のまま。
ちなみに、これと同じようにヒナが孵る寸前の卵を使用して作られる料理としてフィリピンのバロット(別名ホビロン)という料理が存在する。
産卵から16~21日ぐらいたったアヒルの卵を使うのだが、このぐらいになると中のヒナの身体がある程度出来上がっており、殻を開けた中身のグロさや匂いなどの理由で敬遠する人も多い。
栄養自体はかなり豊富らしいが。
赤リンゴに
擬態する能力を持つタコ。
いざという時は触手を引っ込めてリンゴそのものな見た目へと擬態するが、目がそのままなので見分けるのは簡単。
八本の足は延ばすのに栄養を使っているので、擬態のために引っ込めた状態のほうが甘味が強くなる。
味は普通のリンゴよりちょっと甘い気がするとのこと。
プラスのネジのような眼球はその後実験体に使用されている。
「しかし ヒトは 残酷で 狡猾で 強く グルメだった」
人間に焼かれて食べられ続けたマシュマロがチョコレートの甲羅とビスケットの鱗を得て進化した菓子生物。
一匹のカメ型の生き物に見えるが、実は頭と四肢のマシュマロは全部別個体で、五匹のマシュマロがチョコの甲羅に集まった群体生物である。
ヒトに食べられ続けたマシュマロが鱗と甲羅を得て進化したとのことだが、身を守るためのビスケットの鱗が邪魔で四肢のマシュマロを甲羅に引っ込めることができないという欠陥があり、チョコの甲羅自体も人間にとってはただの食材でしかないため残念ながら進化の成果は芳しくない。
群体生物であり、分裂してそれぞれが独立行動することで敵をかく乱する。
菓子生物の中では現状唯一完全に絶滅している種であり、絶滅したせいか動画も削除されている。
「ハッピーバースデー 終わりと始まりは紙一重です」
バースデーケーキのクリームから生まれるナメクジのような菓子生物。
チョコレートを食べることで身を守るための殻を作り、その名の通りマイマイのような見た目となる。
そこにクラッカーの音を鳴らすとカラフルなチョコチップが殻に現れる。
これはカラフルなチョコチップを見せることで自分を有毒生物に見せかける、いわゆるベイツ型擬態によるものであり、実際のところバースデーケーキマイマイに特に毒性は無い。
「斑点が出てきたら食べ頃です」
「バナナと同じですね」
イクラにヘビの細胞とホワイトチョコレートの細胞を埋め込み、専用の培養液に漬け込むことで孵化する菓子生物。
最初に動画に登場した幼体はサイズが小さかったため、そのまま煮凝りとして調理されてしまった。
その後に登場した成体は下顎がネッシーのように伸びたイクチオサウルスといった風貌で、水中では砂に身を隠して弱そうな下顎を囮にエサをおびきよせる待ち伏せ戦法をとる。
陸上でも活動可能な水陸両用生物でもある。
投稿者の謎のメモに成体の名前が記載されており、身体の一部が冷凍保存されている。
水槽の中にもち米で陸地、ミルクで水辺を作り、そこにココアパウダーの雨を降らせることで生まれる菓子生物。
餅カエルとは関係ない
最初は丸いチョコの塊のような姿だが、周りのもち米を取り込んでどんどん成長し、オタマジャクシになるとミルクの海へ。そこからさらに生クリームで成長を早めると、最終的にココアモチガエルへと成長する。
動画内ではさらっとこなしているように見えるが実はココアモチガエルを人工的に増やすのはかなり難しいらしく、投稿者も一人で成功したことはないらしい。
「彼らの家と一緒にいただきましょう」
ざらめの結晶で背中を守るモグラ。
主にバウムクーヘンの穴に生息し、夜露に含まれる水分を吸収、日光で再結晶化させることで体表にざらめの岩肌を生み出す。
しかし湿度が高いとざらめが溶けてしまうため、結晶化させた後は乾燥したバウムクーヘンの穴に籠ってしまう。
好物なのか、ディップパンダがちょくちょく捕まえて捕食している。
キャラメルの身体を持ち、チョコレートと強力粉をエサにする菓子生物。
食事を終えるとチョコレートを使ってミノを作り、やがて成虫へと成長する。
ミノとはいえチョコレートなので当然食べることが可能。身を守るためなのか、ミノはコシが強いらしい。
しかもカワガリに捕食された挙句にミノを奪われることもあり、中身よりもミノを狙われるほうが多い気がする。
成虫の登場までは長かったが、登場したらしたで投稿者に「化け物」呼ばわりされたうえにキャラメルモモンガにぶちのめされるという悲惨な目に遭っていた。
地中に埋まった
サツマイモに寄生し、その中で成長する。寄生されたサツマイモからは飴のトゲのようなものが生えているのでそれで判別できる。
べっこう飴のような羽根を持っており、最初はクリアな色をしているが時間によってだんだんとくすんでくるらしい。
成虫は花の蜜をエサにしているようだが、うっかりマンリキソウに捕まり養分にされることも。
「生産者の顔が浮かびます」
生きるために尻尾を使ってタネを育てる「尻尾栽培」に辿り着いた白いリス。
しかし十分な水分が無いと植物のほうに水分をもっていかれてカサカサになってしまうらしい。
「一人でもどうにか捌けました」
名前の通り、マドレーヌの貝殻を持つ貝。
小麦粉の中で養殖することが可能で、切り取った内膜にホワイトチョコレートとジェリービーンズをくっつけて小麦粉の中で寝かせることでチョコレートパールを作ることができる。
見た目に反して意外と捌くのが難しいらしい。
「しかし全てヒトの罠」
忘れ去られた
ミカンが乾燥による死から逃れるためパンに住まうように。
……のだが、師(本物のヤドカリ)の教えもむなしく、それは実は人間による調理工程の一部でしかなかった。
まあそれ以前に乾燥から逃れるはずが結局ミカンはパンの外に出てしまっていたので死から逃れることはできそうになかったが。
他動画で動き回るミカンが登場するが、おそらくミカンパンカリになる前のミカンと思われる。
「楽しみはとっておきましょう」
冷凍チョコブリュレの中で冬眠し、表面の氷砂糖を割ると目覚めて氷砂糖の氷床の下から現れる
クマ。
氷砂糖をエサにしているらしい。
乾燥させるほど甘くなるらしく、動画ではわざわざ周りの氷砂糖を割って逃げ場を無くしたうえで最後に頂かれた。
「クリスマスプレゼントは悲しきモンスターでした」
チョコレートの針とクリスマスカラーの杖のような尻尾を持つ菓子生物。
誤って「Chocolate」を「Chocorat」と書き間違えたせいか、はたまた元から隠れていたのか、
クリスマスの靴下の中から出現した。
背中のチョコレートのトゲは鋭くて危険だが、食べる際は先端を切り取ってから戻すことで安全なチョコチップとして頂くことができる、
カラフル杖のような形の尻尾は有毒で食べられない。
「名前と違って味は単純です」
チョコレートで書いた五芒星の中央に特殊なキャンディーを置き、メレンゲを一定のリズムでかき混ぜることでその飛沫がやがて黒中卵白龍を出現させる。
何らかの手順を踏んで人工的に生み出された菓子生物はちょくちょくいるが、黒中卵白龍に関してはどう見ても科学ではなく魔術的なアプローチで召喚されており、他の菓子生物に比べても雰囲気の異なる菓子生物となっている。
「チョコバターで〆てみましたが、味付けが濃すぎて身の味が分かりません」
名前の「ホシ」は干してあることを示しており、要は干しモチフグ。
肝臓に毒素と水を貯えておくことで干物にされても生存することができる。
それどころか皮を剥がれて火あぶりにされても生きたまま膨らんで威嚇するぐらいには生命力に優れているが、膨らんでいるほうが毒素のある肝臓が取り出しやすいため、むしろ威嚇を利用して肝臓を取り出して捌かれてしまう。
「静かなひと時です」
突然変異を起こした人面カカオ豆。
ケーキの上に置くと自力でケーキを食べ進んで穴を掘り、スポンジ生地とチョコレートを重ねた防寒葉で蓋をして暖をとる。
収穫の際にはマンドレイクらしく声をあげるがそれを聞いて何か起きる訳ではなく、投稿者には「うるさい」と一蹴された挙句に叩き割られて美味しく頂かれてしまった。
ウサギが偶然尻尾に生えた植物と共生するようになった……と見せかけてシンプルに植物に寄生されているだけの菓子生物。
動画内では「起こさないように」と言っているが、実際はウサギ側の意識は最初から無いらしい。
植物さえ取り除けば意識は回復するようで、動画では植物を取り除いた後に目を覚ましているのが確認できる。
本チャンネルの動画では珍しく、特に危害を加えられるどころか人間に助けられた生き物である。
腹部が醤油差しになったハチ。
人が使った醤油を拝借し、それを使って子育てを行う。その過程で足には醤油ダンゴがつく。
「歩く板チョコ」と呼ばれる、チョコレートの殻で身体を覆うペンギン。水を嫌い、陸地で生活している。
チョコレートの硬さとショウガの匂いを利用して卵を守っており、カカオ豆3粒で無精卵1つとの物々交換に応じてくれる。中々に知能が高いようだ。
カワガリに襲われることがあり、硬い背中の脆い隙間の部分を狙われて中身を吸い出され、皮だけにされて利用されるという中々に悲惨な末路を迎えることになる。
尻尾がバターナイフになったビーバー。
ビーバーのくせに歯を使わずに尾を使ってバターを盗み取り、砂糖をまぶして巣の材料兼非常食にする。
全身ぷにぷにの弾力に溢れたワンコ。
春は脱皮の季節で全身のタピオカ質が剥がれるので、それを食材として利用できる。
菓子生物の中で最も人間に好意的な菓子生物とのことだが、投稿者に対しては両手の肉球を相手に見せつける威嚇のポーズをとっていた。本性がバレているようだ
たてがみは緩衝材で、手はフルーツを磨くために進化している、まさにフルーツの守護神と呼べる菓子生物。
丸い形のフルーツを好み、ものによっては物々交換にも応じてくれる。
食べられるかは不明だが、唾液はナパージュとして調理に利用できる。
「隙をついて冷却」
チョコレートに触れる際に静電気が発生することで生まれるY字型の菓子生物。ミジンチョコという名前だがミジンコには微塵も似ていない。
最初に「隙をついて冷却」された菓子生物だが、生まれが生まれなせいで不安定な存在であり、何もしなくても24時間程度でチョコレートに戻ってしまう。
チョコレートのフレーバーごとに複数の体色の種が存在し、他のミジンチョコたちと連結してヘビに擬態することで外敵を追い払う。
種類ごとに好みのエサが異なり、エサを食べた後に冷却してチョコレートに戻すことでエサとなった食材が中に入ったチョコレートとしていただくことができる。
「ミルクノミウシの角は硬く、縄張りやメスを争う際に使用します」
「折ってから食べると安全です」
自由を求めて野生化したものの、野草が嫌いでミルクばかり飲みまくったせいで全身真っ白になって小型化したウシ。
小型化したおかげで人間の家に侵入し、飲みかけのミルクを狩るようになった。
角を持つ菓子生物のため、チョコレートプスが天敵。
菓子生物の中で初めて本当に発売された菓子生物。
光合成を行い足から水分を吸収する、植物に似た性質を持つバク。
人間の血液を摂取することでその人間のDNAを解析し、好みのチョコレートを生成する能力がある。
吸血の際に手に独特の跡ができ、吸血跡が見つかった時に窓際あたりを探すと見つけることができる。
しかし、生成したチョコレートには中に種が入っており、そのまま食べるとクバの幼体に寄生されてしまう。
寄生したクバは体内から水分を奪いながら成長し、やがて口から出てくる。
命に別状はないものの、脱水症状に襲われるため、食べる前に種を取り除く必要がある。
ちなみに適切に栽培すれば別に人間に寄生しなくても普通に成長することができる。
何故か一度ゼリーに植える必要があるので、それが自然に栽培されない理由かもしれない。
取り除いた種をいくつか集め、溶かして混ぜ合わせることで実験台に使用できる核を生成できる。
背中から火山のように液を溢れさせ、カカオ分の多いチョコを狙って吸収するウミウシ。
チョコレートを吸収して自身の身体に蓄えていくが、最終的には溜め込みすぎて動けなくなって「隙をついて冷却」しなくても勝手にチョコレートになってしまう。
頭にある二本の短い触覚を動かしてコミュニケーションを取り、前後左右に動かすパターンで挨拶や愛情表現、威嚇などを行う。
「親から子へ、代々受け継いだソースを」
「惜しげもなく使用」
特製のディップソースを代々受け継いでいくグルメなパンダ。
手に持った笹で獲物を串刺しにし、フルーツなどの厳選素材で作り上げたソースにディップして美味しくいただく。
座ったままで歩くため素早くは動けないが、耳を使って隠れた獲物を探しだすためそれほど困っている様子はない。投稿者にソースを奪われること以外は
肉食のレオタルトに噛まれても平然としているあたり、かなり頑強なようである。
チョコレートを10年放置すると発生する、「歩く水飴」の別名を持つゲル状生物。
チョコレートの核と二つの目を持ち、より大きなチョコレートを探して寄生を繰り返す。
冷却してゼリーとしていただくことができるほか、傷んだ後も調味料として使用することができる。
ゲルを実験台γの材料に使用された。
「眠りについたところで」
「冷却」
カカオの実に似た巣で暮らす菓子生物。
カカオの木を外敵から守ったり受粉を手伝ったりとカカオを育てる生態を持つ。しかし食べるのはサトウキビである。
本当に発売した菓子生物の第二弾だが、その後は個体数の減少により購入に制限がかけられるようになった。
チョコレートクラッパーやスノーメイカーなど、捕食する菓子生物が増えてきたことが原因かもしれない。
発光する舌を持った
カメレオン。
暗がりで舌を発光させ、イモクイベッコウゼミなどの寄って来た虫を捕食する。
また、周囲の光源と同じ光を発する性質を持ってるため、これを利用して室内栽培を行うことができる。
舌の細胞は蛍光色を持っており、チョコレートに使用すると光るチョコレートを作ることができる。
ほんの少し混ぜるだけで十分に光るので、他の菓子生物に比べて投稿者による被害が非常に軽微。
マグロのDNAをたいやきに移植し、そこから生まれてきたタイマグロをチョコレートで育てることで誕生する菓子生物。
言っている意味がわからない?奇遇だね。私もだ
生まれ以外は本物の魚に近く、海水で育ち活〆や焼き魚として美味しくいただくことができる。
「裏側を見てはいけません」
「知らないほうが良いこともあります」
チョコカブトガニに擬態する菓子生物。
見た目はチョコカブトガニにそっくりだが、どうやら裏側は相当にグロいらしく、先端に目のついた触手とはさみのついた触手の二本を巧みに操ってエサをとったり敵を攻撃したりする。
触手で自分の身体を持ち上げることができるので、意外と力は強いようである。
ちなみに体液は青色。
チョコカブトガニとは仲が悪く、出くわすと無惨に食い散らかしてしまうが、逆にチョコガクレサラマンダーとは共生関係を結んでいる。
特に繁殖時にはオスとメスの二匹がチョコガクレサラマンダーの背中に乗り、敵の接近を知らせる代わりに食べこぼしや切れた触覚の先っぽなどをいただく共利共生の関係である。
ニセチョコカブトガニに似た、というかこちらが本家。
向こうがビターチョコレートなのに対してこちらはホワイトチョコレート。
裏側も普通の
カブトガニに近い見た目でそれほどグロくはない。
虫嫌いの人からすればどっちもキモいかもしれないが。
バニラっぽい一本角を持つ菓子生物。
頭を180°回転させて角を地面に突き立て、複数の角で香りの縄張りを作って外敵を排除しながらメスを誘惑する。
性質上、角は簡単に取れるのでチョコレートなどの香りづけのために人間に奪われることも。
耳を使ったハンドクラップによる音の反響で獲物を探す菓子生物。
親子で協力して狩りを行い、狩りが成功するとみんなで勝利のハンドクラップをして祝う。
ちなみに、調理済みの同族でも獲物として食べようとしてくる。
投稿者曰く、菓子生物の中で最も味のいい菓子生物とのこと。
直前に食べた獲物によってフレーバーが変わるらしい。
ミルクとカカオから生まれる小さなサンショウウオ。
名前の通り尻尾がスプーン状になっており、これを使ってミルクを掬ってそのまま尻尾から吸収する。
吸収できるのはミルクに留まらず、ココアバターなどを吸わせて味付けすることも可能。
外敵が寄ってくると身体を裏向けにして尻尾を頭に見せかけるらしいが、意味があるかは不明。
「きたないですね」
目がかなりイッちゃってる感じの鳥。
名前の通り、口から真っ青なよだれを垂らし、チョコレートなどの周りにトラップを仕掛けて寄って来た獲物を捕獲する。
よだれは獲物を捕まえる他に材料をくっつけて巣を作る際にも使用される。
投稿者に「きたない」とドストレートに罵倒されているが、よだれは紫外線ライトや加熱などで殺菌すれば食用利用が可能。
というか、理由は不明だがよだれ以外は食材として利用されたことはない。まあ不味そうな面構えではある
「イヤホンよりよく絡まるシュガーフレイルスネークです」
たくさんのトゲトゲの生えた黄色いヘビ。
トゲを獲物に突き刺し、絡みつくことで獲物を捕まえる。
その後は絡まった尻尾ごと獲物を丸呑みにしてしまうが、食べた尻尾はしばらくすれば再生するのであまり気にしていないようだ。
再生してすぐは尻尾のトゲが無く、調理するチャンス。
また、再生中に別のものをくっつけると再生に巻き込まれて体内に埋まってしまうことも。これも調理の一環として利用される。
細胞を実験体の材料に使われたこともある。
「米の代償は高くつきます」
米の中で育つ大きな口を持った菓子生物。
最大の特徴は名前の通り歯を走らせる能力を持つことで、獲物に自分の歯をけしかけて怯んだところを捕食する。
小さな相手には意外と通用するのだが、人間レベルになると指先一つでダウンさせられるのでまったくの無意味。というかこいつ人間を食う気だったのか?
眼球を実験体γに使用されている。
「しかし、上には上がいます」
手の形の花弁(?)を持つ植物。
花弁の部分に獲物がとまると、思い切り握りつぶしてエキスを果実にかけ、搾りかすは花弁にある口から捕食する。要は
食虫植物。
流石に人間相手には握力で負けてしまい、グロッキーになって口からエキスを吐き出す。
エキスは食材として利用できるが、当然ながらマンリキソウ側にとってはただの害でしかないためバチクソに嫌われるため注意。
また、季節になれば赤く透き通ったきれいな色合いの果実を実らせる。
こちらは冷やして食べると美味しいが、生命力がかなり高い模様。半分に切った果実の種からすぐに赤い芽がにょろりと伸びていく。
水辺に生息している細長い体の菓子生物。
陸に上がると四匹のコンバットタニシが集まり、各々の頭をくっつけてX字の集合体を作る。
集合体になると二匹が腕、二匹が足として働くようになり、獲物を思いっきり殴り倒して水辺に運んでからみんなで捕食する。
大型のコンバットタニシ。
身体が大きいせいで集合体に混ざれず、体を鍛えて一人で狩りをするようになった。
お互いに同族に混ざれない者として気が合うのか、ブルーカタヌキとは仲が良いようである。
真っ青な身体にヘビのような細長い下半身を持つ菓子生物。
特殊な冷たい砂糖を吐き出す能力があり、獲物に雪のように砂糖を降らせて凍えさせてから捕食する。
投稿者のお株を奪う冷却〆である。
自分とほぼ同じ体格のロールケーキスパイダーすら捕食しており、菓子生物の生態系においてかなり上位に位置する生物のようだが、メスや卵に関してはそうでもなく、メスはロールケーキスパイダーに逆に捕食されることもある。
「子供騙しですね」
骨組みのような細い体を持つ菓子生物。
背後から獲物に近づき、口をブッ刺して中身を溶かして吸い取るという中々にグロい捕食方法を取る。
捕食した後に残った皮は加工してコレクションし、必要に応じて皮を着込んで擬態に使用する。まさに皮借りである。
頭部は眼球を奪われた後に実験体γの腕として利用されている。
糸の代わりに赤いロールを出すクモ型菓子生物。
メスは大型で、ロールを待ち伏せで獲物を捕まえる肉食の菓子生物となっている。
ロールの上部はべたついており、うっかり獲物が上を通って動けなくなると、回転式の足でロールを巻き取りロールケーキにして捕食する。
対してオスのほうはメスに比べるとかなり小さく、他の生き物の食べかすをロールを使って拾い漁るのが精いっぱい。
繁殖の際はメスのロールに自ら引っ掛かり、あえて捕食されることで卵を作る。
三つの目で獲物を探し、噛みつきと同時にエラを巻き付けて捕まえる。
また、顔をエラで覆ってただのチョコレートと勘違いして近づいてきた獲物を不意打ちで捕食することも。
ニセチョコカブトガニとは共生関係にあり、産卵期の彼らを背中に乗せることで敵から身を守り、代わりに食べこぼしや古くなったエラなどを渡す。
大きな一本角で獲物を串刺しにするが、自力では角を引き抜くことができないので目から潤滑油兼調味料の涙を流して抜けるのを待つ。
あまり視力が良くないようで、カラーコピーされたミルクノミウシの写真を見ても偽物と気付かず突進してくる。
背中に一対の実、喉に音を鳴らす喉袋を持ったシカ。
獲物を踏んづけ、足から肉を吸収するという変わった捕食方法をとる。
仲間の鳴き声を聞くと背中の実をマラカス代わりに鳴らしながら歌う。
この実には強壮効果があり、投稿者は実の一つを冷凍保存している。
謎のメモに名前が記載されており、何らかの目的で集められているようだが……。
「これは素晴らしい」
「量産可能な食材のようです」
二色のチョコレートが絡み合った樹木にも似た菓子生物。
身体の各部に核を持っており、触手を切り取って変形させてから核を埋め込むことで自律行動するクローンを生み出す。
これを利用し、獲物を集団で挟み撃ちにして狩りを行う。
体表だけでなく体内にも核を持っており、輪切りにされても温風を当てれば再生してしまうほど高い再生能力を持っている。
が、それが災いし、投降者の手によって再生しては切られる量産可能な食材として利用されてしまった。コロシテ……コロシテ……
緑色の動く花。
香りを吸収して放出する能力を持ち、バニラガゼルなどの香りに反応する菓子生物を誘き寄せて捕食される。
しかし捕食してしまったが最後、体内からアロマイーターに寄生されてしまい、肉体の操作権を奪われて群れに戻らされ、さらなる被害者を増やそうとしてくる。
弱点はアロマイーター自身も香りに誘き寄せられることと、熱に弱いこと。
「ちょっと待った」
「私の獲物です」
茶葉を好んで食べる緑色のコアラ。ただし淹れた後の抹茶などは好まない。
そのせいか投稿者に「
お茶の心、コアラにわかるでしょうか」「わかる訳ありません」とストレートにバカにされている。
さらにはその後の動画で何らかの恨みでもあるのかというぐらい散々な目に遭い続けている。
食べた茶葉とチョコレートを咀嚼して練り合わせることで「茶箱」と呼ばれる緑色の箱のようなものを作る。
茶箱は卵のようなものであり、お腹のくぼみに入れて大切に守る。
ポップコーンの身体と弾けていない硬いポップコーンの角を持つ菓子生物。
獲物や外敵に角を近づけて破裂させ、その衝撃で敵を粉砕する。
アウトサイダータニシでもワンパンするほどの威力を誇るが、反面防御力はあまり高くなく、霧吹きをかけられる程度の湿気や身体を掴まれた際の衝撃だけでもあっさり頭がとれてしまうほど脆い。
しかし頭だけになっても角を器用に動かして移動することができ、時間が立てば身体も再生するらしい。
卵も弾ける前のポップコーンに似ており、それをポップコーンに紛れ込ませる習性がある。
頭がデカすぎるせいか、仰向けに寝そべりながら後ろ足だけで這いずるだらけきった移動方法をしており、野生のタルトと勘違いして近づいてきた獲物を捕食する。
四足歩行で背後から奇襲をかけることもあるが、うっかり歯が刺さったまま抜けずに歯を全て失ってしまうことも。
小麦粉を食べさせると全身がクッキー生地のような触感になるらしい。
「しっかりと噛みしめてください」
「これが敗北の味です」
背中に飴玉を背負うために甲羅が皿型になったカニ。
甲羅の内側にはカニ味噌ならぬカニ蜜が入っている。
その名の通り、繁殖のために集めた飴をメスに貢ぐ習性があり、一番メスの好みに合った飴を渡したオスとカップルが成立する。よって飴が大きかろうが好みに合ってなければ無意味なのである
「家を作らないブタは飾りにしてしまいましょう」
チョコペンを突き破って手足と頭が生えたブタ。
顔ではなくお腹のほうに口があり、食事の際に口をぱくぱくさせている姿は微妙にキモい。
鼻から出したチョコレートで線を引いて獲物を誘い、チョコレートを辿って来た獲物を捕食する。
ただしそのせいで居場所がバレバレなので、逆に上位捕食者を誘い出してしまうことも。
動画ではLINEスタンプで意思疎通を図りお菓子の家を作ってもらおうとしたが、当然うまくいかずに自分ですることに。
さらに別の動画では輪切りにされてレアチーズケーキの飾りとして利用された。
「頑張れば子供が生まれmあ゛っ」
人間から爪楊枝を盗んで自分の身体を型抜きし、それをメスに渡して求愛する。
求愛に成功すると尻尾を使ってメスの身体を伸ばし、メスの身体から子供を型抜き&模様付けして子を産む。
ただし、色付けを間違えるとブルーカタヌキなどの変種が生まれることも。
動画ではバターに気をとられているうちに子供ごとメスを奪われてこんがり焼きあがったクッキーにされてしまった挙句、食べる際にうっかり子供を割られるという悲劇に遭ってしまう。
妻と子を奪われた挙句に無惨に割られ、最終的には自分も捕食されるという救いの無さに多くの視聴者が涙したとか。
コーヒーカップを履いたような状態のワラビー。
カップには
コーヒーのような液体が満たされており、尻尾で捕まえた獲物をここに突っ込んで溶かしてしまい、抽出したエキスを尻尾から出していただく。
尻尾を掴まれながら右手を触られると尻尾からコーヒーに似た液体が、左手を触られると尻尾から透明なエキスを分泌する習性がある。
角砂糖で飼い馴らすことが可能。
ドーナツのように穴の開いた身体と穴の開いた嘴、穴の開いた尻尾を持った
ドードー。
ドードーなのでやはり飛ぶことはできないらしい。
味にうるさいグルメな菓子生物で、食べた獲物が不味いと嘴で整形して移動用のタイヤにするという謎の習性を持っている。
尻尾のドーナツが成長するとやがて分裂し、それが子供になる。
産まれた子供は背中の穴をチャイルドシート代わりにして背負いながら移動する。
「これはまずい」
半ば白骨化した右腕と頭部、抉れて穴の開いた腹部を持つ、明らかに生物の形から外れた化け物。
腹部に穴が開いているせいで食べても食べても満腹にならない悲しい生物。
他の菓子生物が次々と被害に遭っていったため、投稿者の手によって右腕を切り落とされ、残りは封印して冷凍庫に保管された。
投稿者の謎のメモに名前があるが、その意味とは……?
ちなみに、味は不味いらしい。
「凡人にも輝く場所があります」
キャラメルのように割れに割れた腹筋を目指して日々筋トレに励むモモンガ。
自分たちの身体を瓦代わりに瓦割りを行う習性があり、親よりも硬くなると大人の仲間入り。
割った仲間を食べてさらなる高みを目指すようになる。
一匹割れるようになったら達人、二匹まとめて割れるようになれば超人として扱われる。
「レモンを食べたい」という一心で水槽を飛び出した魚がレモンとチョコを食べてジュースで息継ぎをすることで身体に模様が浮かび、やがてレモンアジへと進化する。
ヒレを使って陸上でも動き回ることはできるが、エラ呼吸なので陸上での活動は厳しい。
ただしジュースが入った小さなビーカーに頭を突っ込まれただけの状態でも問題ないらしい。
「冬のせいか、最近手が痒いです」
細長く平べったい身体を持ち、狭いところを好む菓子生物。
足の代わりに木の根のようなものが生えており、前足を使って移動する。
口から胞子の塊を弾丸にして吐き出し、獲物を狙い撃って発酵させてから食べる。
その後、食べ残しに種を植えて繁殖を行う。
投稿者は本種を使った料理を食べて以降、やたらと左手の痒みや痛みを主張するようになる。
「豆を撒き、鬼を食べる」
「これが大人の節分です」
節分の豆に紛れ込んだオニマメを発芽させ、溶けたアイスを吸わせて成長させたセイウチに似た雰囲気の菓子生物。
下手に近寄ろうものなら手に持ったポッキーアーモンドクラッシュ風味金棒を振り回して攻撃してくる狂暴な性格。
ただし頭から生えた芽を取られるだけで簡単に〆ることが可能。ただしその後はだんだん溶けてきてしまうので注意。
元は豆で、さらに溶けたアイスで育てられることなどから量産が可能な食材として獣の扱いに長けた友人に引き渡され、『コラボBAR新宿』のメニューとして提供されることとなった。
頭のところ(本来のタコにとっては腹部)が赤くなったメンダコ。
イチゴが大好物であり、熟すまで肌身離さずくっつき続け、最後は大口を開けてばくんと食べる。
ホワイトチョコに頭を突っ込ませることで触腕を成長させ、そこから新たなイチゴメンダコが生まれる。
ホワイトチョコを過剰摂取すると成長しすぎてしまい、子供を増やすことなく長く伸びた触手を腕代わりにして怪力で他の菓子生物を力で支配するようになる。
ボディの部分はそのままなのでどうにかして頭を取ってしまえば〆られる。
ゼリー状の身体を持ち、身体の一部が発光する
マンタ。
移動しながら尻尾の発光する部分を自切し、星型のダミーを作る習性があり、夜にダミーの光に寄ってきた獲物を捕食する。
ダミーだけじゃなく自分も光ってしまうのはご愛敬。
背中に大きな丸い核を持っており、これを失うと動けなくなってしまう。
養殖が可能な菓子生物のようで、動画ではお酒のプロの手でチョコレートリキュールとして仕立てられてしまった。
バターカタヌキの変種で、青い模様違いの個体。
模様が違うせいでバターカタヌキの群れに混ざることができないため、基本的には単独で生活し、スパイスなどの刺激のあるものを好む。
仲間の群れに混ざれない者同士、アウトサイダータニシとは仲がいいようで、アウトサイダータニシに乗って移動する個体も存在する。
模様以外はバターカタヌキと変わらないため、バターカタヌキと同様にメスの身体を型抜きして子供を作る。
しかし動画ではバターカタヌキと同様に妻と子を奪われた挙句にクッキーに仕立て上げられてしまった。
唯一の救いは本家とは違って子供だけは無事で済んだことか。
複数の飴玉が並んで身体を作るカイコ。愛好家が多いらしいが、あまり個体数は多くなく珍しい菓子生物とのこと。
遷移圏見聞録とのコラボ回で登場。チヨコの駄菓子屋に紛れ込んでいたのをQrazy chocolateに調査依頼を行ったところ、正体が判明した。
卵の段階では複数の球がくっついたような形をしており、時間が経つと球がそれぞれカラフルに変色する。
それに蒸気を当てると孵化して球からそれぞれ飴玉が現れ、それらがわたあめで繋がって一匹の幼虫となる。
幼虫はわたあめで身体を包み込んで身体を保ち、外敵には口からわたあめを吐き出して仕留める。
カイコのくせに肉食らしく、他の菓子生物を食べて栄養を補給した後は丸まって全身をわたあめで包んでサナギを作り羽化に備える。
羽化してサナギから出ると身体が渇くまでじっとし続け、身体が渇くと綺麗な球形のわたあめが連なったようなビジュアルになる。
翅も同じく球形のわたあめが並んだタンポポの綿毛のようなビジュアルで、羽ばたくというよりは浮遊するというような動きをする。
成虫は身体を構成する球の色によって部位ごとに味が異なり、青がソーダ、緑がメロン、橙がオレンジ、桃色はイチゴ、黄色はレモン風味。
触感はわたあめとソフトキャンディーの中間ぐらいらしい。
チズリを使ったスイーツを食べて以降、無性に痒い左手でパン生地をこねていると生まれた菓子生物。
投稿者が初めて発見した新種の菓子生物であり、名前も投稿者がつけた。
カバに似た容貌をしており、敵が近づくと顔を膨らませて威嚇。それに怯まなければ今度は顔を自切してそれを囮に逃げてしまう。
頭はしばらくすれば再生して元通りになる。
砂糖を与えた後に部屋の気温を上げると発酵が進み、身体がバラバラに砕けたのちにそれらすべてが別々のカパンとして再生する。要はプラナリアと同じシステム。
ただしあまりうまく再生できないのか、手足や頭が無いカパンが続出していた。
水色のゲル状の身体に口と目を持った菓子生物。
食べた獲物の形を真似る習性があり、動画内では捕食したミカンとパインを真似てハサミと耳の形を作っていた。
核を抜き取ると形を保てなくなって崩れてしまうが、核を戻すと再び動き出すようになる。
冷却されると流石に機能停止してしまうが、下手な冷却だとむしろ身体がしっかりしてパワフルに暴れだす。
徹底的に冷却した後でもさっさと核を崩さずに取り出さないと復活の恐れがあり、かなり生命力にあふれた菓子生物である。
核はチェリーに乗せて置いておくことでチェリーが核化して増殖させることが可能。
核によって強さに差があるらしい。
投稿者の謎のメモに名前が記載されており、核の一つが保管されているが……?
頭部としても機能する木の実をつける樹木型の菓子生物。
根っこを足代わりにして移動することができる。
実が熟すと獲物を求めて動き出し、口を開き蜜を出して獲物を誘き寄せる。
蜜を吸いにきた他の菓子生物に種をつけて遠くに種を運ばせる習性がある。
手足が植物のようになった菓子生物。「腹びれ」があることから、植物と魚の中間のような生き物と思われる。
瓶を住処とし、植物と同じく光と水で育つ。
成熟すると尻尾の先端から出るエキスを瓶の中に溜め込み、ある程度溜まったらそこに種を植え付ける。
実験体一覧
「このままお菓子が食べ尽くされると、私が怒られるので」
「ガムを囮にして皿に乗せ、無かったことにしてしまいましょう」
寒天にクバの種から作った核とフンカウミウシの細胞を移植して
お菓子を吸収することでその味わいをコピーする、全能菓子生物と形容される能力を持つ。
まだ実験体なせいか、核以外の味わいはまだまだとのこと。
「今年の自由研究は何を作りましたか」
「私はγを作りました」
クバの種から作った核、フンカウミウシの体液、マンリキソウの種、ハバシリの眼球、チョコレートアメーバの身体、カワガリの頭部を組み合わせて作られた人工生物。というかキメラ。
ゲル状の腕を伸ばして先端のカワガリの頭を使ってエサを吸収し、不要な成分は体外に排出する。
ゲル状の身体をビーカーに入れ、それを台車に乗せることで自力での移動を可能にしている。
必要とあらば軽く火あぶりにして身体をゲルから出し、核を取り除くと完全に無力化できる。
投稿者のメモには「(台車が)使いづらそう」「動きおそい」「口がちいさい」など散々なことが書かれている。誰が作ってくれと頼んだ
ヨダレドリのよだれに引っ掛かったニセチョコカブトガニを捕食したシュガーフレイルスネークを切り取り、ロールケーキスパイダーの生首に接続して容器に巻き付けて専用の核を取り付けて完成する実験体。
容器にはエスプレッソワラビーとカワガリの二種類の消化液が入っており、エサを見つけると触手と粘液で捕まえて容器に吸収して旨味を濃縮したエキスを作り出す。
エスプレッソワラビーの消化液のせいか、何を食べさせてもコーヒー風味になってしまうという欠点があり、まだまだ究極とは言えない様子。
「この程度なら、手でいいです」
アカリンゴタコ、アメミツギ、ドードーナツ、マンリキソウを組み合わせて作られた実験体。
背中にボタンが備え付けられており、押すことで核を分離させて簡単にシャットダウンできるようになった。
腕を使って複数の菓子生物を襲い、背中の口に放り込んで一つの塊にしてしまう。
シャットダウンしてそれを取り出せば、色んなお菓子を一度に楽しめる新たなお菓子をいただくことができる。
ただし投稿者いわく味のほうは「この程度なら手でいい」とのことで、まだまだ改良の余地があるようである。
追記・修正しようとするアニヲタを隙をついて冷却。
あまり美味しくありません。
- ?この記事はなんぞ? -- 名無しさん (2025-08-22 03:51:23)
- 要相談項目にある、実在のバーチャルYoutuber・Youtuber関連項目に当たるか -- 名無しさん (2025-08-22 06:09:48)
- ↑建て主です。申し訳ありません。自分の確認不足です。一旦記事名を「Qrazy Chocolate(削除審議中・相談無しの項目)」に変更して規約違反項目議論所に挙げさせていただきます。申し訳ございません。 -- vangas (2025-08-22 09:42:45)
- とりあえず要相談項目作成相談用ページ ヘ誘導。 -- 名無しさん (2025-08-22 13:09:59)
- アニヲタwiki泳いでたら偶然見っけただけだけど、ワイはこの記事残してええと思うで -- 名無しさん (2025-08-24 17:51:17)
- 要相談項目作成相談用ページにて特に反対意見が見られなかったため、改めて本項目を正式化しました。お騒がせしてしまい申し訳ございません -- vangas (2025-09-02 12:15:24)
最終更新:2025年09月14日 16:08