登録日:2025/08/21 Thu 23:57:43
更新日:2025/09/17 Wed 21:32:16
所要時間:約 5 分で読めます
※推奨BGM:「僕らの冒険」
ついに惑星レジェンドラにたどり着いたオイラ達!
ドラン、レオン、空影、アドベンジャー、そしてシルバーナイツ。
この冒険のこと、オイラ達決して忘れないぜ!
次回、黄金勇者ゴルドラン
さらば黄金勇者
そして、勇者達は星になった……ってか!?
* *
* 最終回ではないです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ∵ )E)
Y Y *
「ここって、レジェンドラじゃないの?」
「バ~カこくでね~
ここはソドラっつー星じゃて」
∵概要
物語後半、地球を飛び出して宇宙各地の星を巡りながらレジェンドラへ向かうことになったお子達とパワーストーンの勇者一同。
そんな彼らが37話「さらば黄金勇者 -レジェンドラよ、永遠に- 」(※通常回です)にて足を踏み入れたのがこの星であった。
この星の住人はみんなハニワのような姿……っていうかハニワそのものであり、人間と同じ姿に変身することができる。
そして建物もハニワ型。この星の名物はソドラ饅頭とソドラ煎餅、ソド焼き芋。
陶器製とは言えゴルドランと互角に戦えるほどの能力を持ったロボットを製造できる高い科学力を持っている。
∵ソドラ王(本名ホラフキーノ・ニマイジータ)
惑星ソドラを統治する王。
人間変身時の姿はウェーブのかかった藤色の長髪に濃いめの赤茶色のガウンを纏っている。
タクヤ達が本惑星に足を踏み入れた際は住人と共に手厚く招き入れるなど、一見すると優しげな名君然とした王様だが、その実態は名前の通りズル賢くウソつきなハニワおやじ。
街並みを豪華な都市風に見せかけてタクヤ達を歓迎しつつも中庭に招いた勇者達を勇者のレリーフが彫られた石像に偽装した結界発生装置で幽閉し、ソドラ星に閉じ込め、代わりに自分がレジェンドラへの旅に出ようと目論む。
∵偽勇者軍団
ソドラ王が勇者一行に成り代わってレジェンドラへ向かうべく、毎週毎週テレビを見て研究・製作したパワーストーンの勇者を模したロボット。
外見は機体色が明るめの土色なのと顔がハニワ顔以外本物にそっくりで、武装も一通り再現されているが、このロボットの最大の特徴は研究を重ねた結果本物よりも22%性能が底上げされていることであり、そのおかげで合体していないゴルドラン達では簡単に太刀打ちできない戦闘力を誇る。
ソドラ合体 ゴルソドラン
「まさか…、私の…!?」
「そうなのであ~る!」
「毎週毎週テレビを見て研究し作り上げたゴルソドランだ!」
「お前を倒して、本物の勇者になってやる!」
黄金獣ゴルゴン……ではなく、ソドラ王が用意した馬型ハニワメカから変形。じゃあ「合体」ではないかといえば一応、
スカイゴルドランを模しており、登場シーンでは空影に相当するユニット(あえて名付けるならソド影?)と合体している。
性能面はもちろん、剣の腕も
22%上げられている他、本機オリジナル機能として体の部位が伸縮する機能や胸部内蔵のビームキャノン砲がある。
なお、本物と違いコクピットは頭部にあり、緊急時には胴体から切り離すことができる。
ジ○ングか○ィン・マン○かな?
ソドベンジャー、ゴッドソドバリオン、ソドンカイザー
「こ…これは…!?」
「我々そっくりのロボット…!?」
「ていうのは、ちょっとおこがましいかな~?☆」
それぞれアドベンジャー・ゴッドシルバリオン・レオンカイザーを模したロボット。各々の本物と戦った。
ソドベンジャーはちゃんとSLに変形でき、ソドンカイザーは本物同様ゴルソドランとのグレート合体が可能。
後述のハニワ機関車と同一機体かどうかは不明。
∵劇中での関わり
レジェンドラ
「なるほど…」
「レジェンドラね~………」
「なぁにぃ─────っ!!!?
レジェンドラ─────!!!?」
“掟破りの新勇者”
海賊戦艦キャプテンシャークと宇宙海賊
イーター・イーザックの助太刀もあってシリアス・ワルザック率いる大艦隊の追撃を切り抜け、引き続きレジェンドラへの旅を続ける原島拓矢・時村和樹・須賀沼大のお子達ご一行。
そんな彼らの目に映る新たな惑星……その地表には宇宙から視認できるくらいデカデカと
「レジェンドラ」の文字が!
まんまと騙され、降り立った一行を王宮へ招き入れ、セレモニーを開いて歓迎。
タクヤ達が城下へ出掛けた隙を突いて城の中庭の勇者像に仕込まれた結界発生装置で間一髪結界から逃れたドランと空影以外の勇者全員を封じ込める。
城下の土産屋で老婆からこの星の真相を聞かされ、王宮に戻るお子達がドラン&空影と合流する中でソドラ王は本作のOP冒頭を再現しやがりながらビークルモードのアドベンジャーを模したハニワ機関車で宇宙へ飛び出そうとする。
そこに……
「たあぁっ!!」
👊💥
ボカーーン!!
「勝手に冒険を始めるなっ!!」
「ハアァニイィィィ~~!!」
チュドーーン!!
当然ながらタクヤ達がそんな目論見を見逃すはずもなく、阻止に来たスカイゴルドランの
ダイナミックツッコミと一緒に放った豪拳により
光のレールから落とされてしまうが、ソドラ王はゴルソドランに搭乗してゴルドランに戦いを挑むのだった。
「このソドラ王、『ホラフキーノ・ニマイジータ』様の力を見せてやる!!」
戦闘では本物より22%上と自称する性能差でゴルドランを圧倒、さらにタクヤ達の「汚ねーぞ、ハニワ野郎!マネばっかすんなぃ!!」「オリジナリティがないぞー!!」という野次に応える形で本機オリジナルの部分伸縮ラッシュで有利に立つ。…で、タクヤからゴルソドランと同じ技で対抗するよう無茶振りされるゴルドラン。
一方、仲間の危機に駆けつけたキャプテンシャークによって結界から脱出したアドベンジャー達は目の前に現れた偽勇者軍団と対峙、こちらも圧倒的性能差でアドベンジャー達をして「自分達よりも22%強いような気がする」とまで言わせる窮地に陥らせるが、ソドラ王が遅れネットのせいでまだ存在を知らなかった新商品キャプテンのスパイラルランチャーで動きを止められ、キャプテンソードで全機撃破される。
「困った時の鮫頼みだ!」
「こ…困った時の…?」
「鮫頼み…?」
「外したな…キャプテンシャーク…」
所変わってゴルソドランの方はゴルドランを追い詰めキャノン砲でトドメを刺そうとするが、駆けつけたアドベンジャー達によって阻止される。
「確かにそのパチモンは強い!」
「22%UPだからな!」
「しかし、我々が力を合わせれば…」
「「「お前達など敵ではない!!!」」」
「私も健在だ!」
「そ…そんな……」
グレートゴルドランへと黄金獣合体したゴルドランに対し、こっちもソドンカイザーとの合体を試みるが、前述したように肝心のソドンカイザーはキャプテンシャークに破壊された後だったため失敗。
「おーい、来いよ!
来てよ、ソドンカイザーったら~!!」
性能差をあっという間に覆され成す術を失ったゴルソドランはグレートゴルドランの放ったゴールデンアロー・ファイナルシュートを食らい爆発四散。
それでもソドラ王はめげずに爆散する胴体から切り離した頭部でレジェンドラへ目指すが、当然ゴルドラン達に阻まれ遂に観念する。
そして、調子よく心を入れ換えたソドラ王はタクヤ達こそ真の勇者だと認め、改めてレジェンドラへ旅立つ彼らの安心を願うと同時に記念品としてダイにノートをプレゼントした後、ソドラを後にする一行をソドラ城の窓から見送るのだった。
……しかし、その数分後。
「王様、大変です!次の…次の勇者らしき船団がこちらにやってます!」
「何、次の勇者!?」
「ぃよっしゃあ!!今度こそダマすぞ~~!
いいな、皆の者───ッ!!!」
「「「「お────ッ!!!」」」」
部下から勇者と思わしき船団が来訪しているという報告を受けたソドラ王は、今度こそ騙そうと変身し直して意気揚々と彼らを招く準備に取りかかった。
……だが、その船団の正体はワルザック共和帝国・シリアス艦隊。
「前方にふざけた星があります」という親衛隊の報告を受けたシリアスは黙って親指を立てて横に引くのであった。
そんなことなぞつゆ知らず、ソドラ王が船団に向かって「よくぞ来た勇者たちよ!待っていたぞ!」と叫ぶ場面で今回のストーリーは締め括られる。
その後、惑星ソドラがどうなったかは、誰も知らない……。
空を飛んでいく恒星間弾道弾デスマルクを見て慌ててるシーンが出てくるときに街もソドラ王も無事な様子が分かるけどね
∵外部出演
勇者シリーズのクロスオーバー作品『ブレイブサーガ2』でも惑星ソドラと偽勇者が登場しているが、当作品は
ギャラの都合で玄田さんが出れなかったためソドラ王は残念ながら登場せず、代わりに当作オリジナルキャラの
ソドラ女王が登場。
ソドラ女王は原作同様のゴルソドランに加え、歴代の勇者シリーズの1号ロボで構成された偽勇者ロボ(古い順から
エソスカイザー、ソイバード、ソ・ドーン、マイソガイン、ソーデッカー、ソイヤーダグソン、バーソガーソ)も作り上げている(もちろん全機の性能は
22%上だぞ!)が、前作の『ブレサガ1』を参考にしたので新規参戦の
ガオガイガーとセイバーヴァリオンのパチモンは作っておらず、それどころか
グレート合体の要である2号ロボのパチモンも作ってないというミスをやらかしていたため
ソドラ王だって2号ロボのソドンカイザー用意してたぞ、こちらがグレート合体すれば簡単に撃破できる。
マイトガインには
「我々にそっくりなロボット」と言われていたが、瞬兵に「そうかな…?」とツッコまれている。
なお、ソドラ女王はニセ勇者軍団以外にも勇者特急隊とはぐれた
ブラックマイトガインを回収しており、マイトガインやゴルドラン達と戦わせようとしたが、案の定ブラックマイトガインは自軍に付いたため返り討ちに遭うこととなった。
本人曰く
「黒いから悪役と思った」からけしかけようとしたとか…
アドベンジャーとダグドリルとガオガイガーは怒って良い
余談だが、ライブラリでは開発スタッフからはエソスカイザーとソイバードとソ・ドーンの名前が合体前の名前なことにツッコミをされてる他、バーソガーソの名前で爆笑したとコメントされている。
∵余談
- 次回予告の時点で「ドラン、レオン、空影、アドベンジャー、そしてシルバーナイツ。この冒険のこと、オイラ達決して忘れないぜ!」と最終回ぶっていた本話だが、この文言は最終回予告でもう一度使用される。
- 実は一か所だけちょっと変わっているのだが……どういうことかは実際に『ゴルドラン』を見て確かめよう!
- キャプテンシャークが偽勇者をまとめて全機倒す場面だが、設定スペックを比較すると、キャプテンの出力はパチモン3機の合計出力の3倍以上の数値となっている。力の差は歴然であり、まとめて瞬殺されるのも必然と言える。
- コトブキヤから発売されたスカイゴルドランのプラモデル(非変形)は、なんとコンパチでゴルソドランにできる。公式曰く「22%かっこよくなること間違いなし」とのこと。更に塗装が得意な猛者はゴルソドランカラーに再塗装して本物との斬り結びを再現している。
- スーパーミニプラ化も決定しているゴルドランだが、さすがにこちらでパーツ差し替えは再現されていない…かと思いきや、まさかのゴルソドラン単独でミニプラ商品化。ゴルドランの造形を流用し、ハニワの質感を再現した成形色で作成されている。しかもご丁寧に劇中の合体シークエンスを再現可能。ハニワ色のゴルゴンとハニワ色ハニワ顔のドランに分離変形できる無駄に豪華な仕様となっている。更に専用パーツとして二本指を立てた手首パーツが用意されており、劇中の「22%強く作ったのだ!」のシーンまで再現できる。
誰がここまでやれと言った。
追加・修正は、レジェンドラと間違えてソドラに降りてしまった人にお願いします。
- せっかくだからソドラ王に倣って冒頭にフェイク説明入れれば良いのにw -- 名無しさん (2025-08-22 02:27:59)
- ソドグレーダー -- 名無しさん (2025-08-22 10:39:49)
- 何気にオチは後味悪め 相手がシリアスだったのが運尽きというべきか(ワルターだったらそのまま喜んで言ってたと思う。側近の忠告も聞かずに)だまし続けたが故の因果応報というべきか… -- 名無しさん (2025-08-22 16:45:17)
- 色んな意味でさすがというか、最終回の惑星間弾道弾でチラッと無事な様子が映ってる。シリアスに滅ぼされた惑星は恐らくミラダイスだけ -- 名無しさん (2025-08-22 17:13:19)
- ↑2 シリアスは無表情だったけど内心は滅茶苦茶イラついていたな… -- 名無しさん (2025-08-22 19:27:46)
- 「たとえお前たちが22%アップされていようとも!バッタモンである以上、オリジナルの新製品にはかなわないのだ!!」という間違ったこと一切言ってないのに「それ言っちゃうんだ……」感溢れるセリフ好き -- 名無しさん (2025-08-23 18:53:55)
- 実際にはパチモンにボコボコにされっぱなしで、キャプテンシャークが一人でなんとかしてくれた状態だったアドベンジャーたち三人が、まるで自分たちの力でパチモン軍団を倒してきたかのようにゴルソドランに見栄を切るシーンもこの回の笑い所 -- 名無しさん (2025-08-23 21:15:10)
- 悪ふざけでゴルソドランのSMPが出てきたら笑うwww -- 名無しさん (2025-08-23 22:06:07)
- スパロボに出るとしたら参戦ロボットのパチモンとか出してきそう。ガソドムやソドンガーZにゲッソーロボ、ソドンゲリオンとか。 -- 名無しさん (2025-08-23 22:34:35)
- ↑2 現実になったよ… -- 名無しさん (2025-09-12 12:19:58)
- ↑『22パーセントアップしているのだー!』のシーン再現用のピースサイン手首付属というので笑った -- 名無しさん (2025-09-12 12:55:13)
- 残念、オリジナル攻撃再現パーツまでは無かったか。あっても「無茶振りに応えるゴルドラン」が出来てしまうがw -- 名無しさん (2025-09-12 20:23:33)
- ↑5続き ホントに出て変な声出ちまったwww -- 名無しさん (2025-09-13 23:49:04)
最終更新:2025年09月17日 21:32