闇魔界(遊戯王OCG)

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闇魔界(遊戯王OCG) - (2025/06/16 (月) 03:05:06) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2016/02/09 Tue 23:10:45
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます

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&font(#800080){闇魔界}とは[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に登場するモンスター達が住まう世界の一つ。

わりと初期からその名前が登場している割には、「[[暗黒界>暗黒界(遊戯王OCG)]]」の様な明確な設定や名称サポートなどは存在していない。
[[「闇魔界の脅威」>第3期パック(遊戯王)]]というパック名と収録カードから[[デーモン>デーモン(遊戯王OCG)]]や[[おジャマ>おジャマ(遊戯王OCG)]]、[[黒蠍団>黒蠍(遊戯王OCG)]]達が住んでいるのかもしれないと推測できる程度。

恐らく下記の[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]モンスター達の様な禍々しい雰囲気のモンスターが暮らしている世界なのだろう。
アニメ[[GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]三期において闇魔界の覇王や[[ゴブリン]]、ヴァンパイア、果ては暗黒界モンスターまでもが生息する異世界が登場したが、関連は不明。

また、[[エド>エド・フェニックス]]が使用した通常魔法《D-マインド》のイラストにおいては《ゴブリンエリート部隊》《リターン・ゾンビ》と共闘する《漆黒の闘龍》の姿が確認できる。

*【闇魔界を代表するカード達】
#blockquote(){&bold(){闇魔界の覇王}
通常モンスター
星5/闇属性/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]]/攻2000/守1530
強大な闇の力を使い、まわりのものを全て破壊する。}

フレーバーテキストの説明だけなら強そうなものの、実際は攻撃力2000で通常モンスター。
残念ながら破壊出来るのは下級モンスター程度のものである。

原作漫画やバンダイ版では2600もの攻撃力を持っていたはずなのだが……。
お世辞にも強力なモンスターではない彼が覇王でいられるのはよほど人格面が優れているのだろう。闇魔界は案外平和な世界かもしれない。
《ヘルウェイ・パトロール》や《[[魔のデッキ破壊ウイルス>死のデッキ破壊ウイルス(遊戯王OCG)]]》、あるいは【[[原石>原石竜インペリアル・ドラゴン(遊戯王OCG)]]】と組み合わせて活躍させてあげよう。

ちなみに、バンダイ版のイラストは《カオス・シールド》で閉じ込められているときの情けないシーンがイラスト化されている。
《闇魔界の戦士 ダークソード》の上司のようだが、GXでは[[別の覇王>遊城十代]]の部下になってしまった。

英語名は“King of Yamimakai”
[[おい、英訳しろよ……。>おい、デュエルしろよ]]


#blockquote(){&bold(){闇魔界の戦士 ダークソード}
通常モンスター
星4/闇属性/[[戦士族>戦士族(遊戯王OCG)]]/攻1800/守1500
ドラゴンを操ると言われている闇魔界の戦士。
邪悪なパワーで斬りかかる攻撃はすさまじい。}

第3期第2弾「ユニオンの降臨」で登場。
OCGの覇王様の初出は2000年に発売された「Booster 7」なので、実に2年越しに登場した闇魔界の関係者である。

こちらも覇王様と同じく通常モンスターだが、レベル4で攻撃力1800という中々のステータスの持ち主。
後述の[[ユニオンモンスター>ユニオンモンスター(遊戯王OCG)]]と合体できるうえに、属性・種族共にサポートが非常に豊富。専用融合態まで有している。
通常モンスターを融合素材とする《[[始祖竜ワイアーム]]》や、戦士族を素材とする《[[機甲忍者ブレード・ハート]]》など多くのモンスターへその姿を変えることも。

《闇魔界の契約書》のイラストを見る限り、覇王様は彼の上司のようだが、正直なところデュエルでの使いやすさは部下の方がだいぶ上である。


#blockquote(){&font(#994c00,b){闇魔界の戦士長 ダークソード}
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1800/守1500
1ターンに1度、自分の墓地の闇属性モンスター1体をゲームから除外し、
相手フィールド上の光属性・レベル4以下のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する。
また、フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。}

[[第7期>第7期パック(遊戯王)]]第7弾「ORDER OF CHAOS」で登場。
ダークソードが出世した姿……なのだが、悲しいことにステータスに変化はない。
その代わりに手に入れた効果は、自分の墓地の闇属性モンスターを除外することで、相手フィールドのレベル4以下の[[光属性>光属性(遊戯王OCG)]]モンスターを自身に装備するというもの。
破壊耐性を持つモンスターに対しても有効な効果ではあるのだが、如何せんターゲットに出来るモンスターの条件が厳しい。
&font(l){出世する前の方が強かったんじゃないだろうか}

光属性には下級でも《[[ライオウ>ライオウ(遊戯王OCG)]]》や「[[ライトロード>ライトロード(遊戯王)]]」など強力なモンスターが多数存在するのが救いか。
《DNA移植手術》で強引に相手のモンスターを光属性に変えてしまうのも一つの手だが、基本的にサイドデッキ向け。


#blockquote(){&font(#800080,b){闇魔界の竜騎士 ダークソード}
融合・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2200/守1500
「闇魔界の戦士 ダークソード」+「漆黒の闘龍」
このカードが相手に戦闘ダメージを与える度に、
相手の墓地から3枚までモンスターカードを選択し、ゲームから除外する事ができる。}

[[第4期>第4期パック(遊戯王)]]第2弾「RISE OF DESTINY」で登場。
《闇魔界の戦士 ダークソード》と《漆黒の闘龍》を融合したモンスターで、遊戯王の世界ではおなじみの乗っただけ融合。
相手に戦闘ダメージを与えた時、相手の墓地のモンスターを3枚まで除外する効果を持つ。

第二の手札とも言われる墓地のカードを3枚も除外できるのはなかなか強力なのだが、2体のモンスターを融合してまで使う効果かというと微妙である。
さらに種族も属性も同じ融合モンスターの《[[M・HERO ダーク・ロウ]]》が、相手のみ《[[マクロコスモス>マクロコスモス(遊戯王OCG)]]》という強烈な墓地メタ効果とハンデス効果を備え、ステータスでも勝っているという点も痛い。
あちらでは対応出来ない、既に墓地に存在するモンスターを除外することにより差別化を図ろう。
&font(l){え、カイクウでいいって?知らん!}

ダークソードたちはこのカードの融合素材に指定されていることから、《融合準備》や《融合徴兵》のサポートを受けられる。
また、《[[魔導サイエンティスト]]》や《[[突然変異>禁止カード(遊戯王OCG)]]》が現役の頃は、墓地メタとして使われることがあった。


#blockquote(){&font(#994c00,b){漆黒の&ruby(ドラゴン){闘龍}}
ユニオンモンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻 900/守 600
1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに装備カード扱いとして
自分の「闇魔界の戦士 ダークソード」に装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている時のみ、装備モンスターの攻撃力・守備力は400ポイントアップする。
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、代わりにこのカードを破壊する。)}

「ダークソード」のペットその1。
主人に装備することによってステータス上昇と貫通効果、戦闘破壊耐性を与えるユニオンモンスター。
単体ではあまり活躍出来ないステータスの低さがネックだが、その反面《キラー・トマト》や《仮面竜》によるリクルートに対応している。
《融合準備》や《融合徴兵》でサーチしてから《前線基地》などで一気に「ダークソード」と合体するのも手の一つ。

念のため書いておくと[[VWXYZシリーズ>VWXYZ(遊戯王)]]とは異なり、融合態になるためには[[融合召喚>融合(遊戯王OCG)]]が必要なので注意。
《前線基地》や《遠心分離フィールド》などダークソードと共に描かれていることが多く、その絆の強さをうかがえる。
が、出世した彼には乗り捨てられた。


#blockquote(){&font(#994c00,b){&ruby(きりゅう){騎竜}}
ユニオンモンスター
星5/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守1500
1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに装備カード扱いとして
自分の「闇魔界の戦士 ダークソード」に装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている時のみ、装備モンスターの攻撃力・守備力は900ポイントアップする。
装備状態のこのカードを生け贄に捧げる事で、装備モンスターはこのターン相手プレイヤーに直接攻撃ができる。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、代わりにこのカードを破壊する。)}

[[チームサティスファクション]]の[[リーダー>鬼柳京介]]……ではなく「ダークソード」のペットその2。
「ダークソード」に装備することによりステータスを上昇させ、さらには自身をリリースすることで相手への直接攻撃を可能にする。
ステータスの上昇値は900と優秀であり、装備すると攻撃力2700になるものの、上級モンスターなため残念ながら《前線基地》による特殊召喚は不可能。
《[[終末の騎士>終末の騎士(遊戯王OCG)]]》や《[[ダーク・グレファー>戦士ダイ・グレファー(遊戯王OCG)]]》でデッキから墓地へ送ってから《ゲットライド!》しよう。

なお、騎竜(きりゅう)という名前で体色が&color(red){赤い}ことから、[[これ>赤き竜(遊戯王)]]と関係がありそうだが、やはりネタに過ぎない。


#blockquote(){&font(#008000,b){メタルシルバー・アーマー}
装備魔法
このカードを装備したモンスターをコントロールしている限り、
相手は装備モンスター以外のモンスター1体を対象にする
魔法・罠・効果モンスターの効果を使用できない。}

ダークソードが愛用している漆黒の鎧をカード化したもの。
&bold()闇魔界系男子必須()のマストアイテムもとい装備魔法。

装備モンスター以外のモンスターを魔法、罠、モンスター効果から守る効果を持つ。

だが普段からこの鎧を身に着けているはずの「ダークソード」は何故か[[バニラ>通常モンスター(遊戯王OCG)]]である。

このカードが耐性を与えるのは装備モンスター以外であるため、&u(){装備対象は直接の恩恵を受けられない装備魔法}だったりする。
むしろ、この鎧を身につけた者は、&bold(){味方を単体除去から庇う壁にされる。}
使用者やデザインも踏まえると、&bold(){完全に[[呪いの鎧>呪われた装備]]}。
&font(l){戦死したダークソードの怨念でも宿っているのだろうか……。}



ちなみにだがこのカード、&bold(){テキストに非常に分かり辛い部分があり}、《[[和睦の使者>和睦の使者(遊戯王OCG)]]》のようにテキスト変更が行われている。

#openclose(show=▼現在のテキストがこちらである){
#blockquote(){装備魔法
(1):装備モンスターが自分フィールドに存在する限り、
相手は装備モンスター以外の&bold(){お互いのフィールド・墓地・除外状態のモンスターを効果の対象にできない。}
}

このカード、「装備モンスター以外の&bold(){『フィールド』}のモンスター」という文言がない。
そのため、&bold(){フィールド外のモンスターも対象に取れない}という裁定が下っていた。
&font(l,85%){初期のカード特有のテキスト不備じゃね疑惑も}

蘇生カード・帰還カードはほとんどが対象に取るため、このカードはそれらを封じる装備魔法版の小型[[ネクロバレー>墓守(遊戯王)]]な運用ができる。
非常に汎用性が高い《[[墓穴の指名者>墓穴の指名者(遊戯王OCG)]]》へのメタにもなることから、装備魔法を多用するテーマで活用される。


考えようによっては、『死者の眠りや、異次元からの侵入をその身をもって防ぐ呪われた番人』という捉え方もできそうである。
}

GXでは[[強い方の覇王様>遊城十代]]の城に潜入した[[ヘルカイザー>丸藤亮]]達がこの鎧で変装していた。しかしすぐ見破られた。



#blockquote(){&font(#008000,b){闇魔界の契約書}
永続魔法
「闇魔界の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択してこの効果を発動できる。
●自分の墓地の「DD」Pモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分のPゾーンに置く。
●自分のエクストラデッキから、表側表示の「DD」Pモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。}

9期終盤にしてついに登場した闇魔界のサポートカード!
……なんてことはなく、実際は[[DDモンスター>DD(遊戯王OCG)]]のサポートカード。

《魔神王の契約書》とは異なり、闇魔界のモンスター達とは効果も特に関連性が見られない。
しかし、イラストでは「覇王様」に「ダークソード」と「闘龍」が跪いている。
闇魔界の中では覇王様は覇王様のようだ。

なお、上記の《闇魔界の戦士長 ダークソード》は、英訳にあたって「闇魔界」を"the Evil World"と訳されていた。
こちらは覇王様がメインとなっているためか、英語名は&bold(){"Dark Contract with the Yamimakai"}となっている。

もっとも、《闇魔界の戦士 ダークソード》の英語名は"Dark Blade"、融合態も"Dark Blade the Dragon Knight"である。
そのため、日本語圏以外のプレイヤーの視点では、覇王様とダークソードの関係が分かりづらくなっている。





#blockquote(){闇魔界の項目編集者
通常モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻0/守0
強大な闇の力を使い、まわりの項目を全て追記・修正する。
}

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,4)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- バンダイ版の覇王様は作中で出てきたフィールドパワーソースを受けた状態でカード化されたんだろうなw  -- 名無しさん  (2016-02-10 00:01:20)
- 原作でそもそも2600だったのだが、デュエルモンスターズでカード化する際に1.3で割られ現在の数値に……  -- 名無しさん  (2016-02-10 02:10:25)
- フェルグラントドラゴンが謎プッシュを受けたくらいだし、闇魔界もちゃんとカテゴリ化される日もくるのかなぁ  -- 名無しさん  (2016-02-10 02:25:26)
- 闇魔界って暗黒界と別なのだろうか 位置的な意味で  -- 名無しさん  (2016-02-10 03:16:42)
- ↑×2 あれは昔のストラクリメイク企画だから別に謎でもない。まあコンマイのファンサービス次第だね…  -- 名無しさん  (2016-02-10 07:19:19)
- 覇王様の守備力の1530は貫通ダメージを受けたときに計算を狂わせるので【ジャッジキル】に使えるのではないだろうか。ダークキメラみたいに  -- 名無しさん  (2016-02-10 12:55:49)
#comment
#areaedit(end)
}