少年の日の思い出

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少年の日の思い出 - (2025/10/09 (木) 12:20:56) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/09/09 Sun 02:47:34
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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『少年の日の思い出』は、ヘルマン・ヘッセが1931年に発表した短編小説。

*【概要】
原題は&bold(){“Jugendgedenken”}((直訳すると『青少年記念日』))
[[日本>日本国]]では、1931年に高橋健二の翻訳が出版され、『少年の日の思い出』の邦題がつけられている。

1947年に高橋の訳した内容が教科書に載って以来、実に&bold(){70年以上}教科書に掲載され続けている外国文学であり、日本人にとても馴染み深いであろう一作である。
会社によっては「クジャクヤママユ」というタイトルだったかもしれない。

思春期という子供から大人へ変わる多感な時期、即ち[[小学校]]後半から中学校の時代に学ぶのだが、
非常にインパクトの強い道徳的内容となっている。
「習ったが内容をまったく覚えていない」という人は少ないのではなかろうか?

キーワードは3つ。
・エーミール
・[[蝶>チョウ(蝶)]]と思い出
・そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな
とりまこの3つを覚えておけば間違いない。

本文は大人になった主人公が、蝶のコレクションを見せて来た友人に思い出を話すものとなっている。


*【思い出の内容】
主人公である「僕」は、流行りの蝶集め((ちなみにドイツでは蝶と蛾の区別が無い))を幼い頃に始め、そして時間を忘れてしまうほど熱中していった。
隣人のエーミールは&font(b){“&font(#ff0000){非の打ち所が無い}という&font(#ff0000){悪徳}”}を持つ少年で、同じく蝶集めをしている。
彼は、僕の見せたコムラサキにあれこれケチをつけるような奴だった。

それから2年経ち、少年達が少し成長したある日のこと。
「エーミールが超絶レアな蛾であるクジャクヤママユ(ヤママユガ)の羽化に成功したらしい」と耳に挟む。
以前よりクジャクヤママユに熱烈な憧れを抱いていた僕は、彼の家を訪ねる……も留守。
普通はまた後日となるだろうが、彼の熱情は尋常なものではなく、運よく空いていたエーミールの部屋に侵入。
首尾よく部屋に入り込み、件の蛾を目に出来た僕だったが、その美しさに惹かれ、思わずそれを盗んでしまう。
最初はウッキウキで喜んでいた僕だが、[[メイド]]の足音で焦り、慌ててポケットにクジャクヤママユをぶち込む。
しかし脆い蝶にそんなんしたらどうなるかは明白。無惨にも美しい蝶は粉砕されてしまった。

罪悪感に苛まれた僕は、思い切って母に打ち明ける。
母に促された僕はエーミールに謝罪へ行く。エーミールが修復を懸命に試みながらも徒労に終わっているのを尻目に、それは僕がやったのだと述べ、詳しく説明しようと試みる。
しかし、エーミールはただ軽蔑の目で僕を見つめ、舌打ちののち&font(b,#ff0000){「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな」}というのみであった。
僕が
「玩具を差し出す」
「蝶を差し出す」
そう言っても彼は受け入れず、僕をただ眺め、ただ軽蔑するのであった。

&bold(){&color(#F54738){「結構だよ。僕は、君の集めたやつはもう知ってる。 そのうえ、今日また、君がちょうをどんなに取りあつかっているか、ということを見ることができたさ。」}}

それを聞いた僕は思わず彼の喉笛に飛びかかろうとする衝動をすんでのところで抑える。もうどうしようもなくなってしまった。僕は悪者、エーミールは正義だということに決まってしまい、どんな償いでさえも彼の前では無効だ、ということを悟ることになった。僕は軽蔑の視線に必死で耐える。

失意の中で帰宅した僕に対し、母は事情を察したのか何も言わなかった。そうして、僕は自分のコレクションを全て破壊したのだった――


*【解説】
初めて読んだ感想は「エーミールひっでぇ」だろう。
しかし、冷静に内容を考えると、別に&bold(){エーミールは全く何も悪いことをしていない}。
そもそも「非の打ち所の無いという悪徳を持つ」というのは、&bold(){作品の主人公である「僕」の主観}であり、要はただの妬み、嫉妬のフィルターを通した意見だ。
のび太が出木杉に対して「あいつは、頭はいいし、スポーツは万能だし、男らしくて親切で…」と感じているのに近いであろうか。

確かに「僕」の手に入れたコムラサキ((これもなかなかレア))を見たエーミールに
「20ペニヒが妥当」「触角が曲がってたり伸びてる」「おまけに、足が2本も欠けてる」などとは言われたのは確かに気分は良くなかっただろう。
だが、ここで大切なのは&bold(){見せた理由}。
恐らく「僕」は常にエーミールに劣等感を抱えているのである。
他の友人にも見せなかったコムラサキを、あえてエーミールに見せたのも「こんな凄い蝶を持ってるぜ!」と見せ付けてマウントを取りたかった意識があったのであろう。
だが、僕よりも蝶に精通しているエーミールにあれこれ指摘され、勝手に返り討ちにあったのである。

僕は「難癖をつけられた」と言ってるが、そもそもエーミールは&bold(){正直に欠点を言っただけである}。
そもそも標本は僅かな欠点がそのまま値打ちを下げる原因となるのだから、同じコレクターとしてそれに情熱を燃やす僕にアドバイスをするのは当然である。
指摘しないままでは僕も学習ができないのだから。
何も「君は蝶の扱い方も知らない」というような嫌味を言ってきた訳ですらない。

それなのに僕は、エーミールの大切な蝶を自分の欲望のままに盗もうとし、しかもそれを無残な有様にしてしまう。立派な住居不法侵入に窃盗、及び器物損壊である。
アニヲタっぽく言うなら&font(#0000ff){「2,3年かけて作った模型やジオラマを盗まれたあげく壊れて帰って来た」}ようなものか。実際、エーミールが「非の打ち所がある悪徳少年」であれば、怒り任せに僕を殴っていたかもしれないし、報復として僕の蝶を逆に壊していたかもしれない。

挙句の果てに僕は、まず弁償に「僕の玩具をやる」と言った。蝶を壊したのに玩具を渡すと言ったのだ。
&font(#0000ff){人のもの壊しといて自分のコレクションは手放したくないってか?}
玩具あげたぐらいで2,3年かかった蝶の標本壊されたことを許すとでも思っていたのだろうか?
更に自分で蝶を壊しておきながら「ごめんなさい、蝶か玩具あげるんで許してください」で解決しようとするのは、あまりにも人を舐め腐っているのではないだろうか。
加えて僕のコレクションは、エーミール曰く「高くても20ペニヒ程度の価値しかない」代物。苦労して羽化させたクジャクヤママユに比べれば塵芥に等しい。

僕が最後にエーミールと会ったとき、壊されたクジャクマユをなんとか元通りにしようと取り繕った形跡があったことも語られており、彼の内心は察するに余るものがある。

強いて僕を擁護するなら「蝶が元通りに戻るなら、どんなものでも差し出しただろう」と回想で口にしているあたり、とにかく反省はしていたものの他に償う方法がなく、上記のような方法しか思いつかなかったとも捉えられるだろう。
しかし、僕は&bold(){犯した罪に対して不釣り合いな提案しかできなかった。}
この時点で、もう既に何もかも手遅れだったのだ。

なお、よく文章を見ると、僕は&bold(){謝っていない。}一応「僕がやったのだ」と説明していることや、償いのための提案を出しているが、それでも「(蝶を盗んで壊して)&bold(){申し訳ない}」と、はっきり述べている描写がないのだ。

エーミールの最後の一言は、要約すれば&font(#ff0000,b){「君には改めて失望した」}ということである。
そして「君がどんなに蝶を取り扱ってるか知ることができた」というのは、「君は他人の大切な蝶を盗み、乱暴にした挙げ句壊すほど蝶を悪く取り扱ってる」という意味かもしれないし、「そんな人間が扱ってる蝶を貰ったところで何の価値もない」という批判を皮肉混じりに口にしたとも捉える事ができるだろう。
その一言で済まされてしまったことによって僕は、「贖罪の方法」も「エーミールに勝つ事」も叶わなくなり、挙句の果てには「蝶への情熱」も消えてしまった。
全てを失ってしまったのだ。

蝶も思い出も美しいが、脆く儚く簡単に壊れてしまう。
主人公は自分のコレクションを壊す事で、少年時代の思い出にピリオドを打ったのである。
主人公は、そんな絶対に癒えない劣等感を抱え生きているのだ。大人になった今も。


*【余談】
-本家ドイツでは、実はこの作品はヘッセの「作品集」や「全集」的な本にも載ってなかったりするくらいマイナーである。&br()「ヘッセといえば『少年の日の思い出』」というのは日本だけなようだ。&br()&br()

-本作は1911年に発表された「&bold(){Das Nachtpfauenauge}」((「クジャクヤママユ」のこと))の改稿版であり、全集などにはこの初稿バージョンが収録されている。&br()どちらもストーリーの流れは概ね同じだが、微細な変更点が散見される((たとえば主人公「僕」の名前が、改稿前はハインリッヒ(Heinrich)であることが言及されているが、改稿後は削除されている。))。&br()&br()
-高橋はヘッセ本人から「帰りの電車で読んでよ」とこれを渡されたそうだが、軽い時間潰しにしては些か内容がキツくなかろうか……。&br()&br()
-20ペニヒは1マルクの1/5。&br()これが現在の日本円で大体いくらかと言うと、105円ぐらい(2009年時点)((「レファレンス協同データベース」掲載の千葉県立中央図書館の計算))となっている。&br()&br()
-実はクジャクヤママユ(原文ではNachtpfauenauge=直訳で『夜の孔雀の目』)は本作が和訳されるまで和名が決まっていなかった。



&font(#ff0000){僕のオナホを全部やる}と言った。それでも冥殿は、依然僕をただ軽蔑的に見つめていたので、僕は&font(#ff0000){自分の書き込みを全部消す}と言った。

しかし彼は、「&font(#0000ff){結構だよ。僕は、君の建てた項目はもう知っている。}」

&font(#0000ff){「そのうえ、今日&font(#ff0000){&bold(){また}}、君がアニヲタWikiをどんなに取りあつかっているか、ということを見ることができたさ」}
と言った。

そして彼は、すべてのアニヲタwikiを消してしまった。





追記修正は、一度起きたことはもう償いのできないものだということを悟ってからお願いします。

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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2017-02-28 21:43:42)
- 最近はエミールみたいに言われると逆ギレして「うるせぇ!!謝罪してやってんだから許せよ!!」と叫びながらエミールのコレクションを更にぶち壊しまくる輩が多い  -- 名無しさん  (2017-02-28 21:49:57)
- 子供の頃に読んだ時はエーミールは嫌な奴だと思ったけど大人になって読み返すとただの舞台装置にしか見えなくなって何の感慨も無くなったわ  -- 名無しさん  (2017-03-02 02:39:37)
- エーミールは確かになんも悪いことしてないんだけど、自分のコレクションを壊された上で憤りもせず淡々と見下して煽ってくるのは子供感無さすぎて普通に怖い  -- 名無しさん  (2017-03-24 22:29:44)
- 「僕」をクズだと言う人は多いが、これを見ると聖書の「悪事を犯したことのない人が、この女に石を投げなさい」という言葉を思い出すんだよな。少なくとも俺は、「僕」を笑ったり糾弾したりできるほどの自信家じゃない  -- 名無しさん  (2017-06-12 11:31:12)
- 良い悪いじゃなくて、嫌いなやつに負い目を作るなっていう教訓だと思った  -- 名無しさん  (2017-06-12 13:33:07)
- こんな作品までカバーしている、このWikiと読者に感心した  -- 名無しさん  (2017-10-19 21:13:23)
- 「僕」はクズだろ。普通の人は物を盗んだりしない。  -- 名無しさん  (2017-12-07 16:37:09)
- 蝶の標本も差し出すって言ってるぞ、無論そっちも断られてるが  -- 名無しさん  (2017-12-08 10:12:54)
- 主人公がクズなのは間違いないんだが、一応主人公だからか、それに対するエーミールの淡々とした対応がすげえクるのよな  -- 名無しさん  (2018-04-28 22:15:23)
- ↑コムラサキの一件を根に持つくらい、「僕」自体は結構執念深いやつだよね。「僕」にとって、許さないと決めたことは一生許さないって思っていたんだろうけど、実は謝り方も許し方も何も分かっていなかったのを思い知ることになった  -- 名無しさん  (2018-08-05 01:09:01)
- エーミールはイヤなヤツ、「僕」はダメなヤツ  -- 名無しさん  (2018-09-06 17:49:25)
- 非の打ち所もないと言われてるが、エーミールはエーミールで、「僕」の標本を批評してガッカリさせたりと、あんまり感じの良い奴じゃないな。彼の言うことは正論だが、正論を押し通して一切譲らない奴が世の中へ出てどうなるかと言えばねぇ  -- 名無しさん  (2018-09-06 18:38:32)
- 解説を見た感じエーミールの言動にも大概問題があったように見える(だから主人公が許されるかはNoだが)が原作をちゃんと読めば本当にエーミールには何の問題も無かったと言えるの?  -- 名無しさん  (2018-09-07 20:24:53)
- そもそも大人になってから、元々エーミールのことを嫌っていた主人公が回想で話していることだから、多分に偏見が混じっているかもしれない。そうでなくても、罪を犯したのは主人公の方でありエーミールから何言われようと自業自得で憤慨する権利などないぞ。  -- 名無しさん  (2018-09-07 20:44:46)
- エーミールの指摘したコムラサキの展翅の最大の欠陥は「足が二本欠けている」という至極もっともなもので、せっかくの美しい蝶にそんな雑な取り扱い方をすることが単に蝶の美しさに夢中だっただけの主人公と違って技術面も重視するエーミールとしては許せなかったんじゃないかな。主人公を軽蔑したのも「蝶を本当に愛しているなら潰したりするはずがない」という気持ちからか。  -- 名無しさん  (2018-09-07 20:59:31)
- 人は取り返しの付かない過ちを犯すことで子供時代を終える  -- 名無しさん  (2018-09-07 21:11:51)
- 主人公は元々、エーミールに対してコンプレックス持ってたんだよ。裕福な先生の子供だし、非の付け所も無い模範少年とか言ってたし。  -- 名無しさん  (2018-09-30 22:37:16)
- 「非の付け所のない模範少年」というのを「悪徳」と表現してるところに主人公の劣等感が表れてていいわ。  -- 名無しさん  (2018-09-30 22:39:32)
- 解説がなんかエーミールが書いてるみたいで草  -- 名無しさん  (2018-09-30 22:48:35)
- 主人公はエーミールが留守の間に許可も得ず勝手に彼の部屋に上がり込み、そこにあった蝶を盗もうとし、結果的に修復不可能なまでにぶっ壊したまごうことなき犯罪者である。エーミールは別になんも悪いことしてない、どころか苦心して卵から育ててようやく手にした大切な標本を自分には何の落ち度もないのにぶっ壊されただけ。  -- 名無しさん  (2018-09-30 23:54:01)
- 主人公はエーミールに非難されて彼に殴りかかりそうになったあたり、ちーとも反省してない。最後に自分の蝶をぶっ壊したのも自己満足というか自分の中で折り合いをつけるためだけで、エーミールに対して済まないという気持ちは欠片もない。大人になった後でさえ「非の打ち所のない悪徳」とか彼のことを悪しざまに語る始末。この主人公正直どうかと思うよ。  -- 名無しさん  (2018-10-01 00:03:04)
- 「まあ20ペニヒが妥当だろう」と言う値踏みはエーミールによる純粋な賞賛だと思うんだけど…  -- 名無しさん  (2018-10-12 12:30:45)
- やりすぎたのさエーミールは、もう少し小人の妬心を知るべきだ  -- 名無しさん  (2018-10-12 12:53:09)
- こうしてコメントを見ても、無性に人の心をざわつかせる要素を持った物語なんだな。文学とは本来そういうものなのだろうけど。勧善懲悪の娯楽作品は、そう考えると文学とは違うのかもな  -- 名無しさん  (2018-10-12 14:05:20)
- エーミールの人間性よりも、「僕」の一人相撲って印象のおなはし。過ちを犯して初めて「僕」はエーミールと向き合った。エーミールは「僕」以上に興味がなさそうだった  -- 名無しさん  (2018-11-30 03:44:51)
- 水曜どうでしょうの夏野菜スペシャルを観て依頼、エーミールの「そうか(ry」が大泉洋ボイスで脳内再生されるようになった  -- 名無しさん  (2019-03-07 12:31:04)
- ↑やめろw  -- 名無しさん  (2019-04-11 14:05:45)
- 右も左も分からない虫取り少年が、プロ意識と教養を備えたコレクターを相手にしようとしても、どうにもならない(少年探偵団と灰原くらいの精神年齢差がある)  -- 名無しさん  (2019-05-31 22:35:24)
- むしとり少年が少年なりに作った標本とガチ勢が作った  -- 名無しさん  (2019-11-28 18:49:30)
- (途中送信ごめん)標本比較したらそりゃ劣等感覚えるしガチ勢からはもっとちゃんとやれること有るよって指摘もしたくなるよな、盗むにしたってポケットに突っ込むとかお前、ってなるw  -- 名無しさん  (2019-11-28 18:51:19)
- 詫びとして自分の蝶の標本をやるって言ったのもエーミールの逆鱗に触れたんじゃないだろうか?「詫びのためとは言え自分の大切なコレクションを軽々しく人にくれてやるなんてコレクションに対しても失礼だろ」とか思って軽蔑したのかも  -- 名無しさん  (2020-03-03 23:45:15)
- まぁ、すべては『僕』の自業自得だからな。コレクションを見せにきた友人も、その昔ばなしを聞いて、軽蔑して去っていったことだろう。  -- 名無しさん  (2020-04-05 18:15:46)
- まあ人間的な話だよね  -- 名無しさん  (2020-06-07 10:27:54)
- エーミールに対する僕の評価は、「非の打ち所のない悪徳」じゃなくて「非の打ち所がないという悪徳」。意味合いが全然違ってくるべ。  -- 名無しさん  (2020-07-08 14:27:52)
- 20ペニヒについては主人公も嫌な感情持ってなかったみたいだしこれは別にケチつけたわけでもなくね?難癖をつけ始めたのはその後のことだし。つまり主人公からしたら持ち上げられてから落とされた格好  -- 名無しさん  (2020-07-17 21:08:28)
- ↑4 数十年前の少年時代の恥と後悔と挫折の思い出話だぞ?良い年した友人同士がそんな程度で軽蔑なんてするわけないだろ。  -- 名無しさん  (2020-07-19 20:57:18)
- これ本人のスペック差以外にも、「僕」の家庭は貧困な方で、エーミールはそうでもないって違いも確かあるんだよな。事実「僕」はクズだが、考えれば考えるほどその一言では済ませられない気もする。  -- 名無しさん  (2020-11-15 18:40:42)
- この後もエーミールと友人関係を続けられたのかが気になる。疎遠になりそうだが…  -- 名無しさん  (2020-11-27 10:10:25)
- 「そうか、草加、つまり君はそんなやつなんだな」  -- 名無しさん  (2020-11-27 11:06:45)
- エーミールからすれば嫌味の一つでも言ってやりたい所だろうし、作中でもこの程度で済ませてるのは温情ある方。まぁだからといって「被害者だから何を言ってもいい、犯罪者が憤慨する権利はない」といった分けて考えてない人がいるのはオイオイと思うが。  -- 名無しさん  (2021-01-31 18:06:32)
- ヘッセはどうしてこうも人のコンプレックスと挫折を生々しく描くのが上手いのだろう。  -- 名無しさん  (2021-04-18 20:00:49)
- ニュースならば「RPGのように他者の住居に侵入、窃盗の過程で器物損壊」といった解釈になりそう。あるいは報道される犯罪者にも心のドラマがあるともいえそう  -- 名無しさん  (2021-09-04 16:54:32)
- エーミールも性格がキツイ嫌な奴だけど、これに関してはほぼほぼ『僕』が悪いと思ったなぁ(勝手に部屋に入る、勝手に人の宝物を触った挙げ句うっかり壊す、謝罪の仕方が駄目…)。ただ、『僕』の抱える劣等感には共感できるし、エーミールも複雑な心情を抱えていたんだろうなぁとも思える  -- 名無しさん  (2021-09-04 19:01:29)
- そもそもこの作品のエーミールは主人公の主観モリモリで本当はどう言う奴なのか殆ど分からんからな  -- 名無しさん  (2021-10-21 12:07:42)
- 蝶に対して「悪いことをした」という自覚はあるようだが、エーミールに対して悪いことをした自覚があったかは微妙。「蝶が元通りに戻るなら~」の本意は、頭を下げる相手はエーミールでなくてもいい、誰でもいいから何とかしてくれ、と蝶中心の考えなのだろう  -- 名無しさん  (2021-12-18 14:46:45)
- 3↑かってに人の宝物を触って壊す以前に、勝手に部屋に入る時点で相手がどうのというより、蝶に目が眩んだとしか思えないのだよね  -- 名無しさん  (2021-12-18 14:56:47)
- 追記修正の前文はツッコミ待ちのボケかな  -- 名無しさん  (2022-01-03 23:59:30)
- 「僕」が弱さに由来する邪悪さの体現ならエーミールは正論な邪悪さの体現って感じ。ひらたく言えば絶対正義な自分に酔ってる感じ。まあ被害者意識を盾にした当てつけは「僕」も遺憾なくしてるが。  -- 名無しさん  (2022-01-04 09:12:17)
- ↑された仕打ちにたいして皮肉の一言を言うのが絶対正義に酔ってるっととるのは、主人公の視線に寄りすぎてない?  -- 名無しさん  (2022-01-04 09:20:44)
- コレクションを壊したといえばマイルドだけど、羽化させた蝶ならば、ペットを殺されたようなものなのかもしれない。「檸檬が泣いた日」に通じるものがある。許すにも償いにも少年の手には負えない  -- 名無しさん  (2022-01-22 14:08:38)
- 数年かけて作ったガンプラのジオラマを不法侵入されて壊されてたりしたら嫌味どころの話じゃないだろ……ましてや貴重な生き物から育てている訳だしこれでエーミールについてグチグチ言ってるコメントがあるのがびっくりする  -- 名無しさん  (2022-03-24 18:28:32)
- 自分のペット〇されておもちゃ渡すから許して!とかいわれても暴力に走らないエーミールは偉いよ実際。  -- 名無しさん  (2022-05-18 22:53:34)
- どっちにも関わりたくない  -- 名無しさん  (2022-05-21 13:28:41)
- エミールの反応はわりかし大人というか良心的  -- 名無しさん  (2022-05-21 13:31:55)
- なんていうか本当に名作だなあ……善と悪とそれに伴う行動について考えさせられるわ  -- 名無しさん  (2022-05-21 13:39:13)
- エミールの行動に鼻がつくのは、感情を爆発させるというわかりやすいかたちで表現するものを、取り澄ましたともとらえられる表現をするのが気に障る人には障るのかな  -- 名無しさん  (2022-05-21 13:47:22)
- 足が二本欠けているってエーミールが指摘しているけど、そもそもコムラサキって足は4本しかない。つまり本来は足が欠けていなかった可能性がある。  -- 名無しさん  (2022-07-06 14:08:22)
- 人間正論で突き返されるのが一番きついという話。ここで感情的になると自分は相手の言う以上の大馬鹿かゴミカスであると自ら証明するようなもんである。悔しい思いを飲み込めるのが大人なのだ。  -- 名無しさん  (2022-07-06 14:16:31)
- エーミールが眼鏡かけたメスガキ優等生だと思うと興奮してくるもっと蔑んでほしい  -- 名無しさん  (2022-08-02 17:31:41)
- むしポケモンのニックネームにエーミールとつけたくなる思い出  -- 名無しさん  (2022-08-02 18:34:35)
- エーミールが「僕」のことを友達だと思っていたと仮定するなら。エーミールの方がかわいそうに思える。そりゃ「こんなヤツだったのか」となるよな。  -- 名無しさん  (2022-08-10 21:31:49)
- そうか君はそういうやつなんだな という台詞が学校で一時期ブームになったことがある  -- 名無しさん  (2022-08-24 00:31:08)
- エーミールみたいなやつになりたい  -- 名無しさん  (2022-12-11 08:21:15)
- 懐かしい項目 今見ると情熱の差でもあったんだろうと思う流行りの一部でしかない主人公にはそりゃこの子を大きく感じる訳よね  -- 名無しさん  (2022-12-11 08:47:30)
- 主人公のクズっぷりがすごい!  -- 名無しさん  (2022-12-11 10:24:55)
- エーミールいい奴すぎる  -- 名無しさん  (2022-12-11 10:32:09)
- コムラサキの足は6本あるぞ 歩くときに4本しか使わないだけで  -- 名無しさん  (2023-01-15 12:37:52)
- 「僕」にとって苦々しい罪の記憶としてこびり付いているが、言葉の節々に消えないエーミールへの劣等感と自己弁護が未だ滲む生々しさ  -- 名無しさん  (2023-08-03 11:44:18)
- 僕への擁護が多いの意外…普通にエーミールもキレたくなるだろ  -- 名無しさん  (2023-08-03 19:42:12)
- エーミールが正しいとか言われたところで鬱展開を「はいわかりました」とはどうしても飲み込めないんだよ。これに納得する方法も小学生のときに教えてほしかった  -- 名無しさん  (2023-11-09 10:48:32)
- ↑↑これを読むのは子供(=僕の立場)だから子供の趣味にマジレスするエーミールを悪だと読み取ってしまうじゃないかって思ってる  -- 名無しさん  (2023-11-09 11:43:08)
- ↑↑小学生じゃなくて中学生だった 勘違いすまん  -- 名無しさん  (2023-11-09 12:17:49)
- ただの虫取りじゃなく羽化させて標本作るのは大人の趣味だからね。艦船模型趣味の天才小学生に、ガンプラかゾイドの素組みで勝負を挑んだようなもの  -- 名無しさん  (2023-12-29 01:41:19)
- 別に何の落ち度もないエーミールの部屋に許可なく不法侵入して大事な標本をぶっ壊した時点で10:0で主人公が悪い。なのに擁護意見やエーミール側への批判があるのが正直理解できん。仮に裁判になっても100%主人公側が負ける案件だろ。  -- 名無しさん  (2023-12-29 09:02:01)
- ↑善悪だけで納得できるならとっくに割り切ってるんだが。これを平然と読める人は感情ないのか?  -- 名無しさん  (2024-01-08 21:55:26)
- 主人公も後悔してるんだから同情して許してほしい、というウェットな人にはエーミールの冷淡さが怖いのかもしれない。エーミールがひどいよって泣いて怒ってくれれば多少は違ったのかもな。…まさか被害者のエーミールが主人公の更生のために心を砕いてよしよししてくれなきゃ嫌だって人はさすがにいないと思いたい。  -- 名無しさん  (2024-01-08 22:55:02)
- ↑2 主人公側にばっかり感情移入して、何の落ち度もないのに大切な標本を壊されたエーミールの表向き平然としてはいても内心察するにあまりあるであろう憤りに感情移入しないことの方が理解できんよ  -- 名無しさん  (2024-01-09 13:54:02)
- 自分が主人公じゃなくてエーミールの立場だと思って物語を読んでみろ。苦心してやっと手に入れたばかりの大事な宝物を理不尽にぶっ壊された側なのに、加害者側に同情的な意見を述べるばかりかお前の態度が冷淡だのなんだのと非難までしてくる奴がいたらどう思うか考えてみろ  -- 名無しさん  (2024-01-09 14:24:54)
- ↑2  嫌な・惨めな気分になっている側に無意識に感情移入しがちなのがそんなに悪ですか  -- 名無しさん  (2024-01-09 21:26:39)
- 大事な宝物を理不尽にぶっ壊されたエーミールの側は嫌な、惨めな気分になっていないとでも思うのか?  -- 名無しさん  (2024-01-09 23:00:48)
- ↑なってる感じには見えませんでしたが  -- 名無しさん  (2024-01-10 09:58:12)
- 子供が読むから精神年齢の近い「僕」か、正論マンのエーミールかって見方になるんだけどエーミールはそれだけのキャラでもないよね、「僕」は単純にひたすらガキなんだけど  -- 名無しさん  (2024-01-10 10:15:55)
- ↑2 壊された蝶を元に戻そうと一生懸命に繕おうとした跡が見られた、と作中に書いてあったはずだ。エーミールがいかに無念だったか察するに余りある。怒りや悔しさを抑えて強いて大人な振る舞いをしたら感情の乏しい冷淡男みたいに言われるのではたまったもんじゃない  -- 名無しさん  (2024-01-10 10:57:46)
- 主人公が嫌な惨めな思いをしたと言うなら、被害を受けたエーミールだっていい気分なわけがない。どっちも嫌な気分なら、当然加害者側よりは被害者側の感情に寄り添う。加害側に斟酌すべき事情でもあるなら別かもだが、「欲しいから盗みました」以外に何もない。それでも優しくしてくれるのは実の母親くらいなもんで、赤の他人、ましてや被害者当人なら厳しい対応をするのは当たり前だ  -- 名無しさん  (2024-01-10 11:07:36)
- 感想なんて人の数だけあってイインダヨー  -- 名無しさん  (2024-01-10 11:10:45)
- この小説は主人公視点で書かれてるから主人公の感情は明記されてる一方でエーミール側のそれはわからない.しかも主人公は彼を嫌ってるので見方も明らかに偏っている。実際には、何年もかけて蝶を羽化させたり、壊された蝶をなんとか修繕しようと遅くまで頑張ったりした様子などから見て、エーミールだって蝶を深く愛していたし無念だったに違いないのだが  -- 名無しさん  (2024-01-10 11:22:29)
- 性格はともかくエーミールは完全に被害者だし、ちょっと辛辣な物言いしただけでエーミールを加害者、文句無しに悪い僕を被害者みたいに言うのは絶対違うと思う  -- 名無しさん  (2024-01-10 18:09:13)
- 結局"人を不快にさせる嫌な性格のやつ"より"犯罪をやらかしたやつ"の方が悪いのが現実なんだよな。  -- 名無しさん  (2024-01-10 18:47:51)
- 主人公はまだ子どもだったわけだから、彼にとって、エーミールが自分と同じ土俵まで降りてきてくれないというのが腹立たしかったんだろうね。(そもそも色んな意味で実力差があったわけだから仕方のないことなのだが…)  -- 名無しさん  (2024-01-10 19:23:54)
- エーミール側から見れば主人公こそ勝手に大事なお宝ぶっ壊しといて玩具だの別の蝶(一番いいのでも20ペニヒくらいの価値しかない=ほぼゴミ)だので済ませようとした性格最悪のクソ野郎だと思うけど。主人公は結局ちゃんと謝ったのかどうかさえ定かでないし。普通エーミールの立場なら「ふざけんなお前の親に新しいクジャクヤママユの標本買えるだけの金弁償させろ」くらいは言うだろ  -- 名無しさん  (2024-01-10 23:18:07)
- もし主人公が平身低頭謝罪した上で「何年かかろうと働いて必ず弁償する」とか「必ずいつかクジャクヤママユを手に入れて君に返す」とか言っていたならエーミールも受け入れた可能性はあると思う。人が何年も苦心してようやく手に入れたお宝に対して、手垢塗れの中古のガラクタ玩具だのありきたりのゴミみたいな蝶の標本だの、どう考えても釣り合わないふざけてるとしか思えないような提案をするから心底軽蔑されたんでしょ。主人公の母親はいざ知らず、主人公は壊したのがどれだけ貴重な蝶なのか知ってるはずだし、自分の手持ちに見合うものなんかあるはずのないことは理解してたはずなのに  -- 名無しさん  (2024-01-11 23:27:46)
- 「僕」のクズっぷりを浮き彫りにしてしまうというのが「僕」のいう「非の打ち所のないという悪徳」なんだよね。お前みたいな完璧超人が近くにいると俺が惨めだろうというあまりにも身勝手な、でもまあ思春期の少年にはそこそこ共感できる感性。大人になったら自分より上の人間にいちいち嫉妬してたらキリがねーわってなるんだけどね。  -- 名無しさん  (2024-01-11 23:40:50)
- 『こころ』みたいな抜粋じゃなくてアレで全文なんか  -- 名無しさん  (2024-01-11 23:56:56)
- ↑6 こちらは教科書で読んでただけなのに辛辣なこと言ってきたエーミールは加害者だろ  -- 名無しさん  (2024-01-12 12:57:05)
- ↑?どういう意味?  -- 名無しさん  (2024-01-12 17:08:00)
- ↑2エーミールは創作の世界の存在だろうが それともエーミールは六条やすみ(SCP-JP)みたいな存在で現実世界の俺らにしゃべってるって事なのか??? 黙れキチガイ  -- 名無しさん  (2024-01-12 17:21:34)
- 自分より優秀な嫌なやつに勝ちたかったのかなあ、僕  -- 名無しさん  (2024-01-12 17:48:31)
- 主人公は自分の価値観や美意識に執着し、他者からの批評や共通の価値観を受け入れることができない独善的で大人になれない性格をしている。だから、エーミールからの世間一般の金銭的な価値としての評価を受け入れられないし、重大な発見があっても他人に見せず妹たちだけに見せる習慣で、自分のうっとりするような世界に閉じこもっている。しかし、盗みを犯し他人の宝物を壊してしまったことで否応なく外の世界に向き合わねばならなくなり、自分にとって大切な玩具や蝶は他人には何の価値もないゴミだと言う現実を突きつけられる  -- 名無しさん  (2024-01-12 21:39:21)
- 立派な技術を学び何年も苦心して目当ての蝶を手に入れたエーミールからすれば、主人公は「努力もせずに欲しいものを人から盗んで得ようとする物欲まみれの悪党、蝶が好きだと言いながらまともな標本の取り扱い方も知らないエセ愛好家」にしか思えないだろう。主人公は彼が自分の言葉を信じないと確信していたが、信じなくて当たり前だといえる。また、そういう悪人に対してただ軽蔑するだけで金銭的な弁済などを求めないあたりに、エーミールの持つ主人公とは別方面の少年らしさ、子供らしい潔白な正義感のような者が感じられる  -- 名無しさん  (2024-01-13 05:36:22)
- 「僕」の性格的にエーミールは自慢目的で見せに来たとわかって言ったのかもしれん。(普段見せない「僕」が自分にだけ見せに来たし、プライドがへし折られたとか言ってるし態度にも出てたんだろうし)  -- 名無しさん  (2024-01-24 19:09:06)
- 仮面ライダーWの「正論は時として暴論より相手を怒らせる」を思い出した。この場合は傷つける………か?  -- 名無しさん  (2024-01-24 19:27:32)
- この作品の場合はただの逆切れだけどね…  -- 名無しさん  (2024-01-24 19:37:08)
- これも車輪の下のように、ヘッセの実体験ないし実話が基になっていたのかな?  -- 名無しさん  (2024-01-24 21:09:47)
- エーミールは「僕」の蝶を辛辣に評してはいたけど、少なくとも同じ蝶コレクターとしての共感というか同族意識的なものはあったんじゃないかという気がする。だからこそ「そうか、つまりきみはそんなやつなんだな」って軽蔑の言葉が出てきた  -- 名無しさん  (2024-01-24 23:13:57)
- 結局この小説で嫌な気分になったのを解決できないんだがどうすりゃいいのさ  -- 名無しさん  (2024-01-29 01:01:49)
- ↑ そこで議論できるから国語の教科書に載るんだよ  -- 名無しさん  (2024-01-29 10:18:44)
- ↑ 議論とかいいから答えをよこしてくれ もう疲れた  -- 名無しさん  (2024-01-29 11:48:24)
- 2、3年予約した限定グッズってたとえはイマイチだな。幼虫か蛹で採取し、羽化させて展翅標本にしたものだから限定ガンプラを素組みじゃなく塗装・ディティールアップまでした「作品」の方が近く、そりゃ返しようがない  -- 名無しさん  (2024-02-02 17:25:12)
- エーミールは達観しているというか早熟というか良くも悪くも子どもらしくないから子どもの時は純粋に悪役に感じてしまうけど、今思うと先生の子どもという立場上普段から子どもらしい態度が取れないのかもしれない  -- 名無しさん  (2024-02-28 20:07:20)
- 主人公側がすべて正しいみたいな人が何の落ち度もないエーミールを叩いてるのな酷いな上の方…  -- 名無しさん  (2024-04-23 18:41:38)
- 某ランキングで邪智暴虐な王、下人(闇堕ち)と同格扱いだが、どういった根拠なのか………?  -- 名無しさん  (2024-05-19 22:25:40)
- 「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」の例の1つとも言えるかな  -- 名無しさん  (2024-08-21 21:11:34)
- 自分なら顔も見たくない喋りたくないってなってたろうからむしろ一言発するだけで大分優しい  -- 名無しさん  (2024-08-21 21:34:56)
- 「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな」  -- 名無しさん  (2024-09-15 06:54:02)
- ↑途中送信になっちゃったが、これを言ってる時点で「僕」の「そんなやつ」ではないと思ってたとも考えられるんだよな。残酷なまでに大人過ぎる対応のせいで忘れがちだがエーミールも子供なわけで、実際にその立場になった時の感情を考えると怒りより虚しさが湧いてくる…  -- 名無しさん  (2024-09-15 06:57:35)
- エーミールざまぁ。僕くんにしてやられたね  -- 名無し  (2024-10-06 01:22:54)
- 判官贔屓って言葉がよくわかるコメ欄のバカ  -- 名無しさん  (2024-11-12 15:32:38)
- 一番かわいそうなの壊された蝶だろ  -- 名無しさん  (2024-11-14 19:38:57)
- 人間生きてりゃ嫉妬や羨望の一つや二つするもんだしその感情を抱えること自体は悪いとは思わんけど、「僕」はその感情の出力を正しい方向に昇華したり自分なりに振り切る事も出来ないまま超えてはいけない一線を超えてしまったからその点に関しては愚かで哀れだと思う。せめて成人した「僕」が同じ過ちを起こさぬことを祈るばかりだわ  -- 名無しさん  (2024-11-23 11:45:39)
- これ「僕」側の視点のストーリーだからエーミールも問題あるみたいな感じになってるけど、エーミール視点のストーリーだったら「僕」が総叩きにされそうだな  -- 名無しさん  (2024-11-24 20:06:06)
- 主人公に感情移入しやすい→わかる だから主人公の悪行は全肯定して被害者のエーミールを加害者みたいに言う→わからん  -- 名無しさん  (2024-12-03 19:52:52)
- まああれだ  -- 名無しさん  (2024-12-04 04:51:57)
- まああれだ もともとウマが合わなかったんだよ、エーミールと主人公は 育った環境も違いそうだし  -- 名無しさん  (2024-12-04 04:54:54)
- 国語の教科書3大ネタキャラ  -- 名無しさん  (2024-12-09 16:05:33)
- ↑エーミール ヤンおばさん メロス 異論はもちろん認める  -- 名無しさん  (2024-12-09 16:08:44)
- なんでエーミールの性格がキツいことも問題みたいに言われるのか意味不明。蝶を盗んで壊したのは単なる欲望と過失によるものでありそんなこと微塵も関係ないのに  -- 名無しさん  (2025-03-04 06:27:16)
- カミュの異邦人はこれと逆かもしれんな。主人公は正当防衛が認められるような状態であるのに、結末として考え方が一般とはズレているというだけで死刑になる  -- 名無しさん  (2025-03-04 07:52:21)
- エーミールの対応が淡々としているというけど、実際普通の人間でも怒りと呆れが度を超すとこんなリアクションになってもおかしくない。曲がりになりにも主人公が正直に自白したというのもあるかもしれんが  -- 名無しさん  (2025-03-09 15:23:07)
- ↑3なんか知らんけど明らかに悪いであろうキャラをやたら全肯定してなにも間違ってない被害者のキャラを悪人みたいにいう変なのがいるんだよね…逆張りかなんなのか知らんけど  -- 名無しさん  (2025-03-14 19:45:55)
- ↑2「もういいやこいつ」ってなると怒鳴る気も無くなるよね  -- 名無しさん  (2025-03-14 19:50:54)
- ↑多分エーミールはコイツとは付き合えんとなったら何も言わずにスッと姿消してるタイプよね  -- 名無しさん  (2025-03-14 19:54:28)
- そもそも主人公が悪役という時点で捻ってるけどな。ただ視点を変えるとこうなるって話しで、主人公の視点では被害者に見えるが、第三者の視点で見れば明らかにエーミールが被害者であろうとなる。これが重要なんだよ。多感な時期の子供に読ませて、自分の状況を他人の目線で見ればどうなるだろうかというのを考えさせられる作品。国語の授業でもそんな感じで生徒に意見を出させてる。  -- 名無しさん  (2025-03-15 09:25:15)
- 某所で、「その声は、非の打ち所が無いという悪徳を持つわが友エーミールではないか?」というネタがあって吹いた。  -- 名無しさん  (2025-03-15 09:41:27)
- 作者はそんなつもりで書いたわけじゃないと思うけど、相手が優秀な存在というだけで勝手に妬んで危害を加える主人公みたいな馬鹿の存在を考えたら一目置かれることそのものがリスクに思える  -- 名無しさん  (2025-05-01 08:05:46)
- 語り手の視点の影響力がよくわかる  -- 名無しさん  (2025-05-01 08:10:49)
- 罪悪感に負けるくらいならやるなと、挙句は謝って許してもらえると思ってる浅ましさを暴かれるとは  -- 名無しさん  (2025-05-27 10:10:44)
- ↑3ゆえに能ある鷹は爪を隠すと言う  -- 名無しさん  (2025-05-27 12:01:34)
- なぜか言われると内容をある程度思い出せる国語の教科書採用作品の一つだな だがなぜここにあるwww  -- 名無しさん  (2025-05-28 09:31:58)
- まあでも今読んでも僕に肩入れする気にはなれんけど、エーミール嫌なやつだなって思う。  -- 名無しさん  (2025-05-28 10:10:56)
- 僕視点で歪んでるだけでエーミール自体は嫌な奴じゃないんだと思う。難癖をつけられたとか非の打ち所が無いとかイメージに揺らぎがあるんだよ。こんな矛盾がなぜ起こるのかと言えば僕自身に問題があるから。そして自分が2年も3年もましてや貴重な学生時代の時間を費やして努力したことをパーにした元凶となれば、許せないと思うのが当たり前だと思う。ってかエーミールは文面以上に怒ってたと思う。そもそも模範で言えば一応は許すのが手本というか理想なんだけど、エーミールはそれをしなかった。この時点でどんだけブチキレていたか。表面的には大人の対応でも内心は殺してやりたいぐらいの気分だったのかもしれん  -- 名無しさん  (2025-05-28 11:42:14)
- 暴力に訴えずわりと大人しい対応してるから、コイツ大してダメージ受けてないんだろ?なのに謝ってる相手にこの対応はどうなのさ?みたいなのはちょっとな。大人の対応するとナメてくる奴もいるから人間怖いよ  -- 名無しさん  (2025-05-28 11:51:48)
- そもそも語り手である僕の視点というフィルターがかかってるわけだからな。金持ちで頭の良いエーミールを鼻持ちならないやつと思っていて、ちょっとしたことや嫌味を言ったわけもないのをすごく嫌なことを言われたって感じたってことかと思ってる。  -- 名無しさん  (2025-05-28 16:23:47)
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