西方再打通!欧州救援作戦(艦隊これくしょん)

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西方再打通!欧州救援作戦(艦隊これくしょん) - (2025/05/31 (土) 10:49:11) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2017/09/04 (月) 13:43:20
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 58 分で読めます

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&tags()
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&size(20){夏だ!}


#right(){&size(20){海だ!}}


&size(20){バカンスだ!}


…………あれ?[[去年>迎撃!第二次マレー沖海戦(艦隊これくしょん)]]もやったよねこのくだり…




#center(){&size(45){連合艦隊、欧州へ}}




前回→[[出撃!北東方面 第五艦隊>出撃!北東方面 第五艦隊(艦隊これくしょん)]]
次回→[[&font(l){鎮守府秋刀魚祭り2017}>鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]] [[捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)>捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)(艦隊これくしょん)]]

[[艦隊これくしょん -艦これ-]]の2017年夏に開催されたイベント。
1年半ぶりに開催された大規模イベントということで海域数は7つ。
イベント終了後のツイートによれば&bold(){超大規模イベント}であり、期間・難易度ともに大規模イベントの上位種という扱いだったようだ。

さらにダブルゲージ・ルート追加ギミックと大規模の名に恥じぬ%%めんどくさい%%やりごたえのある要素満載。
イベント期間は8/10〜9/12。丸々一ヶ月であるがその分量の多さゆえ慢心しているとこれでも足りなくなる提督も…。
当初の予定では4週間程度とされて具体的な終了日時は開示されなかったが、イベント中にトラック泊地サーバーの不調が発生し長期化した後に、それを踏まえて9月11日までと発表され、
さらにその後発生したリンガ泊地サーバーの不調も踏まえて、1日延長した9月12日までと発表された。
&font(l){ちなみにリンガ泊地はよりにもよって今回のイベント序盤の舞台でもある。}


今回は欧州救援のためにひたすら西へ西へと進んでいく打通作戦でイベントのモチーフはなし。完全なるIF作戦となる。
&font(b){再打通}と銘打たれていることから分かるように、[[第十一号作戦>発令!第十一号作戦(艦隊これくしょん)]]の後日談的な要素も含んでいる。
なお、ひたすら西へと進んでいくと言ったが、E1の出発地はリンガ泊地でE7ボスマスにて&font(b){イギリスに辿り着く}。
有志が計算したところ、&font(b){総移動距離は16000㎞を越えている}とか。言うまでもなく、艦これイベント史上最長の移動距離の大遠征作戦である。
…あまりにも壮大過ぎて、&font(b){なんで日本の艦隊がわざわざ欧州くんだりまで行かなきゃならないのか}とか思った提督も多いとか。
中には「大本営に[[フォーク>アンドリュー・フォーク(銀河英雄伝説)]]でもいたんじゃないか?」と[[ネタ>アムリッツァ星域会戦]]にする声もあるが、途中で友軍泊地への補給をしっかり行ってから進軍を行うなどアレよりは多分大本営もまともと思われる。
&font(b){そのせいでE6でエライことになるのはまた別の話だが}。&font(l){あと陸路使えばいいじゃんとか禁句}
余談だが、この伏線だったのか2017年4月から家具「金剛の紅茶セット」((「金剛が遥か英国より取り寄せた」と説明されている。))が入手不可となっていた。((2018年2月に再び入手可能となった。))

昨年に引き続き艦娘、深海棲艦双方に水着グラやら夏祭りグラやら瑞雲祭りグラが実装されており、一部を見るととっても戦闘しているふうには見えない。そして&bold(){何故かLibeccioと明石の水着グラは今年はハブられた。}
明石は瑞雲祭りグラと実装時期が被ったという事情があるものの、同じイタリア艦のItalia/Littorioは続投しているのに一体何故…

だが前年と異なり難易度は爆上げ。%%前年だって決して楽ではなかったのだが、春イベがもっと酷かったので…%%
特に前段最終のE4、最終海域のE7は狂ったような難易度であり、
E7甲は歴代イベントを全て甲で駆け抜けてきた歴戦の提督が、バグなどによる高難度化を差し引いた純粋な難易度で&color(red){&bold(){歴代イベントTOP3に入る難易度}}とこぼすレベルで常軌を逸している。
欧州救援という大義名分までついてる分、去年に比べればギャグっぽさは減っており、新規深海棲艦も既存の夏差分組以外にも、夏と関係ない姫が立ちはだかる。


主な批判点としては
1.対策しても運に頼らざるを得ないようなマスがある点(特にE7。運頼りの例として羅針盤が荒れ狂うのは大体不評である)
2.無駄に冗長なゲージや複数ゲージ・ギミック(特にE6前半の輸送ゲージとギミック解除が大前提のE7が不評であった)
3.単純に難易度が高すぎて新規提督が挑みにく過ぎる
と言った点。

他方で、肯定的な評価も少なくない。
1.ドロップが非常に豪華でドロップ率も悪くなく、新人提督には欧州艦含めてレア艦入れ食い状態。
2.確かに難易度は非常に高いと言えるが熟練提督にとって非現実的と言えるほどの難易度ではなく、E7も乙丙なら割と何とかしやすかった。
3.16春のような攻略不能を招くような重大バグがなかった。

これらの点から、イベント自体の評価は意外と高く、熟練提督からは&bold(){たまになら}これくらいの難易度もあり、という意見も少なくない。
各提督がイベントで得られた成果によってもこの辺の評価は分かれる所だろう。
実際、イベント期間の長さも手伝って、最終突破率は65%を超えたとのこと。



欧州救援と言うこともあって、今回の主役は&font(l){里帰りのために}祖国の窮地に立ちあがった欧州艦の面々。
彼女たちの出番が多いため、持っている提督は考えなしに投入してしまうと泣きを見る。
戦艦:[[Bismarck(独)>Bismarck(艦これ)]]・[[Littorio(Italia)・Roma(伊)>ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦(艦これ)]]・[[Warspite(英)>Warspite(艦これ)]]
空母:[[Graf Zeppelin(独)>Graf Zeppelin(艦これ)]]・Aquila(伊)
水母:Commandant Teste(仏)
重巡:[[Prinz Eugen(独)>Prinz Eugen(艦これ)]]・[[Zara・Pola(伊)>ザラ級重巡洋艦(艦これ)]]
駆逐:Z1・Z3(独)・Libeccio(伊)
潜水:[[U-511(独)>UボートIXC型潜水艦U-511/呂号第五百潜水艦(艦これ)]]
上記の艦は使いどころをしっかり見定めよう。特に、E-4とE-5ではルート固定に一定数必要となる。
海外艦であっても米・露艦は対象外。&font(l){イギリス出身の金剛、ドイツに行ったことのあるはっちゃん、イギリスの観艦式に出席して飢えた狼と呼ばれた足柄さんも対象外であった。}

一通り&bold(){所持していれば}配分は難しくないはず。もっとも、過去のイベント限定艦が大半なので、数に余裕がない提督も多い。
数が足りないのなら、通常海域で入手可能だったり、今回のイベントでドロップが見込めるなら回収しにいく、ルート固定に必要な海域で難易度を下げて必要数を減らす、といった措置も検討すべきだろう。





*新規要素

新規の敵として重巡ネ級&color(gold){flagship}と駆逐ナ級が登場。
フラネは一海域のみの登場なので割愛する。
駆逐ナ級はE2ハズレマスが初登場。多くの提督はE3ボスで初めての遭遇となる。
無印の段階からHP60、火力68、雷装91、装甲51とおかしなスペックをしている。全て甲作戦で進めると、相手になるのはflagshipばかり。
E7ボスともなると後期型&color(gold){flagship}にパワーアップし、火力91、雷装136という駆逐艦を超えた別の何かになる。
また久しぶりにPT子鬼群が青いオーラを纏ったグラフィックを2種類増やして((以前のグレード違いがオーラで見分けられるようになった模様))再登場。前回から更に調整が入り絶妙に面倒な敵になった。
命中率・火力アップ用装備として小口径主砲・副砲・三式弾・熟練見張員・機銃が有効なので装備しておこう。申し訳程度だが複縦陣にすると更に良い。

また、今回も多くの海域で敵連合艦隊が相手になるが、今まで輪形陣相当の第三警戒航行序列で固定だったのが、
今回は敵側の&font(#ff0000){第四警戒航行序列}が解禁となっている。
そのため単縦陣相当となり、砲撃・雷撃の威力・命中が格段に上がっている。

余談だが、劇場版のBlu-ray/DVD版発売を8/30に控えていている状態だったので宣伝を兼ねて満を持してアイツが出てくるのでは?と思った提督もいただろうが、
まさかの逆方向が舞台だったために今回も出番を逃した。&font(l){そろそろ本気で出る幕がなくなってきている気がしなくもない}
&color(whitesmoke){???「おぼ~えていて~ここに~いたこと~(泣)」}


*出撃制限
・前路警戒隊:E-1
・西方作戦部隊 :E-2 E-3
・紅海派遣艦隊:E-4
・第一特務艦隊 :E-5
・第二特務艦隊:E-6

お札は5枚。共通札はE2と3のみ、E7は札制限なしとなっており札が多くて管理が難しい。
先制対潜艦が多く欲しいのでそのやりくりが大変か。
相変わらずだが丙では札を無視出来る。


*新規実装艦娘
-綾波型駆逐艦 狭霧
-神風型駆逐艦 旗風
-綾波型駆逐艦 天霧
-Richelieu級戦艦 &ruby(リシュリュー){Richelieu}
-択捉型海防艦 松輪
-Guglielmo Marconi級潜水艦 &ruby(ルイージ トレッリ){Luigi Torelli}
-Ark Royal級正規空母 &ruby(アーク ロイヤル){Ark Royal}

前回はイロモノ艦が多かったが、今回は比較的王道よりの内容。
この内、旗風、Richelieu、Ark Royalが報酬艦で、残りはドロップ。
Luigi Torelliは貴重な潜水艦、松輪は同じく貴重な海防艦だが双方後半海域のみのドロップなのが辛いところか。
なお、Richelieu、Luigi Torelli、Ark Royalもきっちり欧州艦としてカウントされる。特にRichelieuは攻略途中で必ず手に入るため、海外艦に恵まれない提督にとっては即戦力として起用される可能性もある。



*BGM

**新規BGM
・西方打通作戦発動:E-1~E-4海域マップ、E-1道中
・特務艦隊抜錨!西へ:E-1ボス、E-2~E-3道中
・特務艦隊の戦い:E-2~E-3ボス、E-5~E-6道中
・西方の海:E-4道中、E-5~E-7海域マップ
・地中海の戦い:E-4~E-6ボス、E-7道中
・鎮魂の大西洋:E-7ボス

最近のイベントでは前段作戦ボスの曲が後段作戦道中で使われることも多かったが、
今回は海域マップ[[BGM]]も含めて、変則的に流れる。

前半海域の[[BGM]]は、かつての西方海域イベントの曲の、「連合艦隊、西へ」のフレーズが使われている。
後半海域に入ると、大規模作戦らしく深部にふさわしい緊迫したものに。

[[ラスボス]]戦曲の「鎮魂の大西洋」は、「渚を越えて」以来の、ボーカルつき深海棲艦テーマである。
「渚を越えて」は若干変化球気味だったが、今回は「シズメシズメ」や「モドレナイノ」路線の沈メタル。

**既出BGM
・迎撃隊、発進!:基地空襲時
もはや定番と化した空襲の曲。
なお、今回空襲が発生するのは最終海域のみ。



*海域解説
今回は7海域、&bold(){ダブルゲージ3箇所、ルート追加ギミックがないと攻略できない海域1箇所}と非常にやることが多い。また、後述の理由により一部海域は非常に掘りが面倒くさい。
難易度変更によるゲージ復活もある一方、そもそもボスまで行かなくても良かったりゲージ1本に一切手を出さなくて良い場合もあるので丙掘りはMAPによってだいぶ難易度が変わってくる。
以下、特記しない限り甲作戦前提の記述となっています。



**E-1 『再打通作戦発動』-リンガ泊地沖- 
#openclose(show=詳細){

&size(20){イタイ!ヤメテヨォ!}(2代目)


旅の出発地はリンガ泊地。
ここから、長い長い旅が始まる。

いつもの対潜MAP。軽量艦メインで下ルートを通ればそう苦戦することはない。海域攻略する上ではMAP右半分も気にする必要はない。
高速戦艦と正規空母は出撃不可能となっている代わりに艦の速度制限はない。

ボスは潜水&b(){新}棲姫。いつもの人ではない。浮き輪を腰から下げて魚雷を抱えた&bold(){幼女}である。

潜水棲姫と異なり普通に開幕雷撃してくるため、大体1体は確実に行動不能になる。
しかし装甲は低いので先制対潜出来るようにして、念の為2ターン確保のための航空戦艦も投入しておけばそうそう詰まることはないだろう。
速度制限もないため、ここで龍鳳改や鳳翔などの低速軽空母を起用して彩雲を搭載するとより撃破しやすい。

まあ、お札の都合でここは先制対潜艦を温存することになるかもしれないが、耐久に不安材料はあるもののここで海防艦を起用する選択肢もある。
…というか、この先の先制対潜が必要な海域で耐久の低い海防艦を出撃させるのは危険すぎるというのが正直な状況ではあるのだが。

撃破すると何やら不穏なセリフを残す。そして彼女は最終海域で牙を剥く。
ここではあら可愛らしいなんて余裕ぶっこいていた提督が、殺意の波動を放つようになるくらいには凶悪な存在として再登場する。お楽しみに…。

報酬は全難易度で家具職人。甲だと伊良湖4、戦闘糧食2、九五式爆雷、英国面の象徴・WWⅡの主力雷撃機こと[[Swordfish>フェアリー ソードフィッシュ]]。
乙だと伊良湖とおにぎりの数が減りSwordfishなし。丙だと伊良湖1、おにぎり1となる。

ボスマスでは新規艦はいないものの、山風、鹿島、明石などがドロップすることがある。


この海域の攻略上は全く行く必要のないMAP右半分だが、こちらのSマス(M、Qマスに到達すると追加される)で今回初実装の狭霧がドロップし、他にも時津風や山風もドロップする。
甲作戦でも敵は強くないので攻略後に戻って掘るのが良いだろう。
ただし、配置されている敵はPT小鬼群のため小口径主砲や副砲に併せて熟練見張員を搭載するなどの対策は必須。

M,Qマスはそれぞれ燃料とボーキがもらえるボーナスマス。どちらも軽い水雷戦隊((ボーキマスは軽空母必須))で行けばボーキはほぼほぼゲット分が収入になるし燃料も三桁近い収入になる。ドラム缶や大発を積めばさらに貰える量が増える。
時給で言えば防空演習や海上護衛といった遠征以上になるので、資源不足に陥ったらこのマスに通えば上手いことすると一時間でどっちか1000以上溜まる。
ただし、札が付く上に弾薬は出撃分目減りするのでやり過ぎと無節操なメンバー選抜は禁物である。まあ疲労であんまり連続出撃も出来ないだろうが…
幸いにして道中の敵は2戦で滅茶苦茶弱いので、育成中の改駆逐や余った軽巡を担ぎ出して札対策すると良い。水上機母艦も混ぜると空爆で安定しやすい。

初登場の狭霧は久々の実装となる綾波型駆逐艦の六番艦。
イラストレーターは七駆のイラストも担当しているdrew氏、担当声優は今回艦これ初参戦の鈴木みのり氏。
狭霧は改造すると12.7cm連装砲B型改二を持参し、如月に次いで大戦初期に沈んでしまったせいか改時点での運の値は山風やZ1、Z3をも抜いてワースト1位に躍り出てしまう。対潜値のケッコン前最終値も山風に10ほど開けられているので、運用には愛が必須か。
時報では他の綾波型や三代目第十駆逐隊時代の僚艦との絡みが多く提督に献身的で、掃除洗濯から夕飯は肉厚なアジフライを提供するなど「無理に献身的になろうとしてそのうち倒れそう」と危惧し、山風とは別のベクトルでDadmiralに目覚める提督もちらほら…
}



**E-2 『リランカを越えて』-カレー洋リランカ沖- 
#openclose(show=詳細){

通常艦隊で敵連合艦隊を倒しに行く。
[[三度>発令!艦隊作戦第三法(艦隊これくしょん)]]現れた「〇〇を越えて」タイトルだが、今回は極めて普通である。

スタート後、右側に進む攻略ルートが基本だが、左側の終端マスで港湾夏姫を撃破することでショートカットルートが解禁される。
このショートカットルートを使うとボス前潜水艦戦を1回減らせるが、軽めの編成にしないと元のルートを通るので意味がない。甲作戦のみ高速統一も必要。
軽めといっても戦艦1+正規空母1+軽空母1は持ち込める。
火力不足なら1戦追加覚悟で重めの編成にする手もあるが、そこまでする必要があるかというと…

ボスは重巡ネ級&color(gold){flagship}。
エリネを一回り強くしたような強さであり、([[赤いあのあんちくしょう>戦艦レ級(艦これ)]]を除けば)モブ深海棲艦としては初の耐久200オーバー。
ついでに&bold(){艦載機も飛ばしてくる上にこっそりソナーを搭載している。}重巡とは一体うごご…

しかし装甲値などは平凡なため、戦艦の弾着や空母のクリティカルが決まればワンパンなんて事態も珍しくなく、道中さえ抜ければそんなに難しいという感はない。

が、それよりも問題なのは、前述の通り、陣形が第四警戒航行序列。つまり単縦陣相当であり、砲雷撃の命中率が上がっていること、
最終段階になると敵第二艦隊に駆逐古姫が出てきて、単縦陣相当のフル威力で先制雷撃を放ってくる。

ボスマスでは新規艦のドロップはないものの、初風、親潮、択捉、大淀、春風がドロップすることがある。
中でも親潮は今まで後段海域にしかいなかったため、前段海域でのドロップはこれが初である。そのためまだ親潮を持ってない提督が血眼で掘りに勤しんでいるとか。

報酬は全難易度共通で神風型駆逐艦旗風。甲だと間宮2と二式爆雷、応急修理女神、基地航空隊用の陸戦Spitfire Mk.Ⅰ。
乙は間宮の数が1になりSpitfireなし、丙だと間宮と九五式爆雷になる。


旗風は神風型らしい大正ロマンが大爆発って感じの服装。やたら色気があるのが特徴。
朝風の節分ボイスでは松風と共に朝風に豆をぶつけ、また朝風のボイスでは「冬が苦手だから、暖かくなったらそのうち出てくる」とまるで冬眠中の動物のような扱いをされながらも言及されていた艦娘である。
また、旗艦の実装を持って第五駆逐隊及び第五水雷戦隊所属艦は全艦実装となった。
毛先が巻き髪になっているポニーテールっ子で、裏地が臙脂色で桜の模様が入った黄色の羽織に白練の着物と紺色の袴を合わせている。
CVが[[生天目仁美]]女史。これにより神風型は[[川澄綾子]]、[[能登麻美子]]、[[伊藤静]]、生天目仁美と2000年代前半のヒロイン声優ズラリというラインナップになった。おっさん提督卒倒モノ。

なお、ショートカットルート解禁時にFマスから分岐するP・Qマスが解禁されるが、Qマスは掘り専用マスとなっておりここで狭霧・択捉・海風がドロップする。
Pマスへ行くには高速の軽量艦隊を編成する必要がありQマスは甲でも駆逐6隻という貧弱な構成となっているが、その手前のPマスには雷巡3隻を含む殺意マシマシ編成が出待ちしており、仕留め損ねると&bold(){閉幕雷撃で大変なことになる。}
戦艦か空母を1隻持ち込めるが、危険を承知で戦艦で2巡するか、空母の開幕航空戦の先手必勝に賭けるでまた悩ましい。ちなみにQマスまで空母もツ級も出ないので艦攻ガン積みしても問題ないのはある意味救いか。
空母で万全を期すなら中破でも行動できる五航戦改二甲に噴式爆撃機ガン積みが望ましいがここで貴重な五航戦を使うのかという話である。ちなみに記述者はE7まで終わった結果、瑞鶴に札が付いていなかったのでこちらの掘りに投入した。
幸い狭霧はボスマスへ進むときに必ず通るヌ級改のいるLマスでもドロップする可能性があるため、狭霧のみが目当てならここで掘るよりLマスかE1で狙ったほうが毛根に優しい。
ただし、今回海風が出てくるのがこのマスであるため海風狙いなら行く価値はある。
}



**E-3 『ステビア海の先へ』-ステビア海- 
#openclose(show=詳細){
輸送+戦力のダブルゲージ。

[[礼号作戦>出撃!礼号作戦(艦隊これくしょん)]]で「今回は行きません」と名指しされて以来約1年半振りのステビア海である。

輸送作戦はいつも通り大発+ドラムを満載にしてボスへの往復を繰り返す。
[[大淀さん>大淀(艦これ)]]は輸送護衛部隊を指示するのだが、水上打撃部隊も空母機動部隊でも高速統一しておけばルートなどの問題はないため、&bold(){はっきり言って輸送護衛部隊のメリットはそんなにない。}
確かに順調に行けば一番ゲージを削れるのは間違いないのだが、いかんせん装備と艦種が貧弱なため道中事故が頻発しやすい。
水上打撃部隊や空母機動部隊でも駆逐・軽巡は必須であるし、彼女たちに輸送系装備を積んでおけば、そこそこ運べてしまう。
幸い、E2と札が共通のためE2で使った艦を流用して札による出撃制限を抑える事もできる。
……というよりも、ここで下手に大発動艇搭載可能艦を切ってしまうとE6が掛け値なしの&color(red,black){&bold(){無間地獄になる}}。長さ的な意味で。

大発搭載艦は駆逐艦改二10人・軽巡改二で3人。
みんな揃っている提督ならば起用しても問題はない(E6で総動員しようにも大発の方が足りないだろう)のだが、足りない提督はここで投入するのはためらわれる。
もし大発搭載艦が少ない場合、ここはドラム缶で輸送作戦を進めるというのも1つの手段である。
&font(l){長門改二も搭載可能だがここでは低速が不利に働く。戦艦戦力として使えるE-4・E-5か、E-6輸送まで待つべし}

なお、セイロン沖海戦における史実艦が一定数以上であればルート固定が有利になる…とされており、
ルート固定に成功すれば、初戦の潜水艦マスが気のせいマスになって回避できる。
ただ、参加艦が多岐に渡る上に、そのうち誰が有効なのか何か組み合わせ指定でもあるのか、詳細がいまいちわかっていない。
一応、欧州艦以外でイベントバナーにいる二航戦なら有利になるかも?という説がある。
難易度はむしろ、甲作戦では条件が緩く、丙乙作戦では条件が厳しいという、逆転現象が起きているという説もある。

輸送ボスは戦艦ル級&color(skyblue){改flagship}。
お供に戦艦3隻で合計戦艦4隻という、一見殺意マシマシ編成だが、航空戦力なしな上通常艦隊のため、輸送護衛部隊でも夜戦で十分倒せる範疇、輸送護衛以外ならS勝利も容易いであろう。
S勝利すれば輸送ゲージもたくさん削れるので、一度にたくさん運べないデメリットもかなり相殺される。

また、ここの最終形態から新型駆逐艦のナ級が登場する。((実際にはE2のQマスでも登場するが、攻略する上で全く関係ない掘り用の行き止まりマスである))

戦力ゲージは輸送と途中まで同じルートを進んだ後途中で別方向に向かう。
空襲戦Hマスまでは固定可能だが、Hマスから左下のMマスへ向かうか左のNマスへ向かうルートの固定方法は結局未確定であり、史実艦の数と索敵値依存とする説・大型艦の数が関係するという説もあるがあくまで一説に過ぎない。
索敵値が一定以上あれば索敵エフェクトが出るが、同じ索敵値でも出ないこともあるので、逸れ確率が低くなるが確定ではないのでは、とされている。
左へ直進すればそのままボスへ一直線だが、Nマスに比べ敵編成が過激なMマスからボスへ向かう事もあれば更にNマスへ流される最悪のパターンも存在しており、
M→Nルートを通過した場合、ペナルティと艦隊の疲弊でボスの撃破も覚束ない可能性が高い。

戦力ボスは重巡夏姫。今年もバカンスを潰されてお怒りの様子。
ただし、去年と違い装甲破砕ギミックは存在しない。
随伴は、第一艦隊に駆逐古姫がいる。雷撃はしないが仕留めづらくダイソン役となり、夜戦までに大破させられないと反撃の火力も痛い。
他はおおむね前半海域相応だが、重巡夏姫は去年のラスボスを務めた性能を持っており硬く、ラスダンでは沼る事も。今後に影響しない程度にカットイン艦を入れておけば攻略が楽になるであろう。

報酬は全難易度共通で英国の艦爆Skua。%%性能はお察し下さい。%%
甲の場合洋上補給3に補強増設、新型航空兵装資材、補強増設、Swordfish Mk.Ⅱ(熟練)。乙だと洋上補給2、補強増設、Swordfish。丙だと洋上補給2、Swordfishがもらえる。
新型航空兵装資材は新規のアイテムだが、イベント中に手段がない。イベント後に艦載機の更新関連で使用するアイテムとなった。

輸送/戦力のボスマスでは今回初実装の天霧がドロップする。
天霧は望月・巻雲・沖波についで4隻目となるメガネっ娘駆逐艦。
改時点で火力は秋月型に次ぎ回避も高めと高水準なステータスとなっている。
イベント前に運営がツイッターにて「ある魚雷艇と衝撃的な接触をした」と発言していたのは天霧のことであり、
コロンバンガラへの輸送任務中に米魚雷艇のPT-109と衝突。&bold(){そのまま轢き潰して撃沈}という%%へんてこすぎる%%撃沈スコアの持ち主。
もちろん天霧側も只では済まずスクリューと艦首を損傷して輸送任務から外され、代打として江風が輸送任務に就くことになった……そしてその3日後の1943年8月6日、嵐・萩風・江風・時雨を含む輸送部隊はベラ湾夜戦で時雨を残し全滅することになる。
天霧側はPT-109側の乗員は全滅と報告したが、実際の死者は2名のみで数時間の漂流の後残りの乗組員は全員生存。そしてこの時生存した乗組員の1人であり艇長を務めていたのが&bold(){後に第35代アメリカ大統領となるジョン・F・ケネディ中尉その人だった。}
戦後、ケネディ中尉の生存と大統領選への出馬を知った天霧の元乗組員が色紙を贈って激励したらしく、またケネディと天霧の艦長は会えなかったが文通をしていたとのこと。
天霧自身にも印象深いらしく「水もしたたるいい男にしてやった」と図鑑で自慢する。
そんなわけで、&font(b){今回PT子鬼群が復活したのは天霧との因縁があるため}という説が濃厚。&font(l){つまりある意味では強化されたPT子鬼群に苦戦する羽目になった戦犯という嫌な立場である}
ちなみに、天霧自身にPT子鬼群への特効があるなんてことは当然ない。砲撃で沈めたわけじゃないし。…とか言ってたら4年半後の天霧改二で優先的にPT小鬼群を攻撃する特効補正がマジで実装された。
&font(l){あんだけ絆を強調しておいて、大統領への殺意が高すぎる}
E1でPT子鬼群だらけのSマスで狭霧がドロップするのも天霧のエピソードを意識したものではないかとの声もある。&font(l){だったら素直に天霧をドロップさせろよとは誰もが思うこと}

天霧の他には、同じ輸送/戦力のボスマスで天城、速吸、神風、藤波、朝霜、天津風、時津風がドロップすることがある。
}



**E-4 『遥かなるスエズ』-紅海- 
#openclose(show=詳細){
ダブル戦力ゲージ。ここから基地航空隊が1部隊使える。
戦力ゲージ1本目は空母機動部隊・水上打撃部隊いずれでも良いがボスのことと道中1戦減ることを考えると空母機動部隊が主流。
なお、機雷で封鎖されているのか&bold(){潜水艦を入れていると100%ボスへ到達できない}ことが確認されている。潜水艦提督は泣いていい。
%%それでも第一・二両艦隊からまるゆを抜いた10隻編成で強行突破するあたりまるゆ提督は狂気に満ちている。潜水艦出禁を発見してあの手この手で突破出来ないかと3時間以上に渡る検証を重ねたのも彼だったりする%%

道中にはヌ級改、戦艦4隻マスがあるため道中に砲撃支援を入れておくと安定しやすい。

1本目ボスは空母夏鬼。今年はこの人も水着参戦である。
連合艦隊を組んでいるが正直オリジナルと大して変わらない強さな上に取り巻きもあまり強くないので制空値に気をつければ楽勝。基地航空隊もあるしね。
この空母夏鬼マスで天霧・秋津洲・Commandant Teste・Z1、矢矧、まるゆなどがドロップする。空母機動部隊ならゲージ2本目以降も確定で到達できる上に難易度も低いので、ここで秋津洲を掘って二式大艇を確保した提督も多い模様。


しかしこの海域の本番は空母夏鬼を倒して、ルートを追加してからである。
ちなみに、2本目の戦力ゲージの外枠はよく見ると、フランス国旗をイメージしたトリコロールカラーの赤白青に色分けられたものになっている。

2本目の戦力ゲージは水上打撃部隊でないと到達できない。
最短ルートを通るには雷巡0、または一定数の欧州艦(難易度が下がると要求数も下がる)と雷巡1を満たすこと。速度は関係ないので大和型や長門型もそのまま投入可能。
この後の海域では高速統一や欧州艦が要求されるパターンが多いため、ここで投入しないと大和型も長門型も出番無しすらありえる。
欧州艦は、持っていれば、高めの運からの魚雷カットインが可能なPrinz Eugenが筆頭。
他には、低速戦艦のWarspite、重巡だが水上戦闘機で制空補助が可能なZara・Pola。
これらを採用できない場合には、E-5・E-6に響かない程度に欧州高速戦艦で穴埋めになるだろう。
駆逐艦は性能的には残念ながら、入れる余裕はあまりない。次のE-5の方が向いている。
空母組も制空力の低めな正規空母だけ。水上打撃部隊に正規空母は1隻しか入れられないので制空を取りにくく不向きである。&font(l){今回もAquilaが軽空母だったらという嘆きの声が…}

なお、大型艦の制限条件は第一艦隊の戦艦+空母の数でカウントされており、空母を入れない場合、戦艦の数を4隻にまで増やせる。
この場合、空母以外で最も制空値を稼げるのはあきつ丸の艦戦。航空戦艦や航巡・Zara級の水戦を追加することで、なんとかボスで航空優勢をもぎ取ることも可能。ただし彩雲が装備できないのでT字不利は引かないことを祈るしかない。

道中は潜水艦、PT子鬼群、空襲、PT+戦艦。
PTには砲撃支援の効果が高めなのでやはり道中支援を入れると安定する。また、増設機銃などで補助するとより安定する。
戦艦マスでは両方出てくるので、安易に前方警戒陣形にすると、戦艦を倒しきれなくなるのに注意。



#center(){&bold(){コナクテ……イイ…ノニ………ッ。}}


ボスは戦艦仏棲姫。HP730、装甲263という、中盤海域とは思えないような硬さであり、まともな攻撃がほぼ通らない。単純な火力も282と夜戦火力キャップ寸前のため、攻撃が直撃すれば中大破は確実となる。

Prinz EugenやWarspiteなどの欧州艦に特効があるらしく
Warspiteは弾着射撃がクリティカルすれば昼でさえ350超えのダメージを出すことがあるほど。
バナーにかかれていないBismarkにも特効があるらしい。

しかしそれ以外には非常に固く、下手な魚雷カットインですらカスダメに抑えてしまう。
さらにバナーに描いてある艦も二航戦には特効がないらしく、欧州艦か魚雷カットイン以外で沈めるのはかなり厳しい。
%%ちなみにバナーに描いてはあるもののAquilaは弱すぎて殆ど使われなかったせいか不明。%%


幸い随伴艦は弱く、制空値も低いので基地航空隊や開幕航空攻撃でボス以外を壊滅させることも難しくないので削り中は決戦支援無しでも十分攻略できるのだが、問題は最終形態。



#center(){&bold(){シツコイ…ヒト……。}}
#center(){&bold(){キ・ラ・イッ……!}}


ゲージ破壊圏内に突入すると艤装が損傷し、こちらを睨みつけながらと敵意と嫌悪を剥き出しにする。
そしてただでさえおかしかった装甲値が277まで増加し、夜戦火力キャップの魚雷カットインですら弾かれる可能性がそこそこ出てきてしまった。特効の有無についてWarspite以外の検証が遅々として進まなかった原因でもある。
その為「夜戦でボスだけにしても倒しきれなかった」なんていうのは当たり前で、「夜戦時点でボスだけかつボス大破でも倒しきれなかった」なんて声もあるほど。
要するに、&font(b){特効艦がいてもなお、どうにもならない事もよくある}。

このような難易度のため、甲作戦の場合は第二艦隊に、夜戦火力キャップを達成できる魚雷カットイン艦を可能な限り投入した方が良い。
装備も駆逐艦などの魚雷2つで夜戦火力300に届かないなら、追加で3つ目の魚雷を装備して近づけるのが推奨される。
重巡の場合、主砲・魚雷・魚雷でも魚雷カットインとなるため、魚雷より純粋な夜戦火力は伸びないが、3号砲を装備することで夜戦のクリティカル補正を受けられるようになる。
無論、夜偵はほぼ必須なのと、運に不安が残るなら、照明弾・探照灯・熟練見張員による確率補助もほしい。熟練見張員は装備艦のみしか効果がないが、道中のPT対策にもなる。
雷巡はハイパーズでも連撃ではキャップには少し足りないので、削りになる可能性が高いと順番を上の方に置くか、発動運に関わらず装甲を抜ける可能性があるとフィニッシャーを任せるかは、提督次第。
また昼戦で確実に随伴を倒せるよう、沼ったら迷わず大和型や長門改二も採用することを強くおすすめする。


なお、道中の逸れた場所にあるLマスで照月、伊401がドロップするが、道中マス扱いでガシャンがある上にいるのは集積地夏姫。コイツも夏モードになった。
わざと逸れる必要があるため欧州艦が採用できないなどの制約があり、ここでの照月、伊401掘りは文字通りのデスロードと化す。
尤も、甲難易度なら2隻入れる余地はあるのだが。逆に丙難易度だと1隻でも入れるとアウト。&font(l){雷巡を2隻入れれば欧州艦使いたい放題だが、陸上型相手に雷巡を増やしてどうするという話である。}


報酬艦は全難易度共通でRichelieuと勲章。甲の場合はSpitfireの決定版ことMk.Ⅴにネジ5つと熟練搭乗員、乙だとSpitfire Mk.Ⅰとネジ4つがもらえる。丙はボーナスなし。ここは丙でも充分アレなのにボーナスなしである。
Spitfire Mk.Vは出撃時対空12相当半径5と、基地航空隊版の烈風改。次のE-5乙作戦報酬でももらえるので、妥協した提督もいただろう。

Richelieuはフランス最強の戦艦…だったのだが完成前にマジノ線迂回を食らって結局仮想敵のヴィットリオ・ヴェネト級やビスマルクと戦えなかったり二番艦のジャンパールが世界最後の戦艦となったり波瀾万丈の艦生を送った。
艦これでも&font(b){フランスが生んだ最強の戦艦}とビスマルクが聞いたら真っ青になりそうな事を図鑑で言ってくる。&font(l){大和型・アイオワ・長門改二「ほう」}
そんなわけでゲームでの性能はさすがに最強とは言えないが、改の時点で対空が低い代わりに耐久寄りの金剛型改二といった塩梅。
近代化改装さえしたら、改造できない練度でもE-5攻略要員に投入できるくらいの性能は最初からある。周回なんかにも向くだろう。

余談になるが、紅海がエロ漫画なんかによくある&bold(){断面図}に見えるため、クリア画面で艦娘が出るのを利用したネタ画像が局所的に流行ったりした。
熊野改二のように尻を向けた中破の艦娘だとそれっぽくなるだろう。%%なんのこっちゃ%%
}

//とりあえず前半のみ。後段は後に加筆します。

//これ以降は執筆者が異なります。

ここまでが前段作戦。
これ以降は後段作戦となる。
後段作戦は8/11夜より実装……のはずが、オンラインメンテが延びに延びて、&font(b){実際の実装は8/12の朝になってからだった}。
1年前の春の悪夢を思い出した提督もいたかもしれないが、今回は特にバグらしきものはなかった。
……その代わり、幸いキャッシュクリアで解消されたものの後段作戦実装直後に&bold(){「E7にも札による出撃制限が掛けられている」という笑えない類の設定ミスらしきものが発見されたが}((当時ニコニコ生放送で放送していたRTA勢トップの提督がE7に出撃しようとしたところ、出撃制限が課せられていて出撃不可能に陥り騒然となり、その数十秒後に艦これ公式ツイッターに「不具合が発生した場合はキャッシュクリアを」という旨のツイートが投稿された。まさかのリアルタイム修正である))。



**E-5 『地中海への誘い』-地中海キプロス島沖-

#openclose(show=詳細){

ナンドデモ…シズメテ…アゲル…


スエズを超えて地中海に辿り着いた艦隊を待っていたのは地獄のような光景であった。&font(l){E4甲の方が地獄だったとか言わない}
完全に制圧された地中海の制海権を取り戻すべく、戦いを挑むことになる。
札は「第一特務艦隊」。ここにしか出撃できないため、編成には注意しよう。
通常艦隊での攻略となる。

ルートは高速・低速を問わず&bold(){欧州艦を3隻以上含んだ}戦艦2+空母2+駆逐2が推奨されている。
この編成であれば最短のルートを進行可能であり、ギミック解除も容易い。
基本的には欧州戦艦2に空母・駆逐のどちらかを欧州艦にするのがセオリー。
Z級は耐久力・Libeccioは対潜の面でアドバンテージがある。
Graf Zeppelinは通常の海域ではやや使いづらいが、ほぼ軽巡ツ級が出現しない上に射程:中や艦戦の乗せやすさから活躍させやすい。
Aquilaは推奨されない。耐久力が低すぎる上に火力が無いため、航空戦マスだけでなく潜水マスでも事故の危険がある。&font(l){バナー要員だったのにこの扱いである}
またE-4の項目で述べた通り、Richelieuはいきなりここに投入しても問題なく活躍が可能である。

1マス目が潜水マスであるため、基地航空隊の帯付けはE5で行うのがオススメである。
ただし、1部隊しか出せないので時間はかかりがち。

道中は上記の編成であれば潜水艦、&bold(){PT小鬼群込みの}水雷戦隊、水雷戦隊、空襲戦、水雷戦隊、空襲戦となる。
見ての通り&bold(){極めて長い}。ボス到達時点では燃料がたった4%しか残っていないため、ほぼノーガードでの殴り合いとなる。
どのマスもそれなり以上に危険であるが、特に問題となるのは1回目の空襲戦マスであるFマス。
港湾夏姫の放つ陸爆が極めて高火力であり、&bold(){対空カットインを撃っても}大破艦が出ることが珍しくない。
これを抑止するため、増設補強での機銃搭載や基地航空隊を艦戦で埋めて派遣し、敵の攻撃機を削る工夫をしておきたいところ。
またそれ以外も潜水マス、1回目の水雷戦隊も中々面倒。
潜水マスは潜水ソ級&color(gold){flagship}が混じっており、対潜艦が一隻いなければ中大破させられることが珍しくない。
PT交じりの水雷戦隊は対策装備((機銃、見張員))が無い場合は雷撃戦まで生き残ることが多い。
総じて個々のマスには対処法があるものの、すべてに対応しようとするとパンクする海域になっている。
どこに重点を置くかは提督次第。

また、それとは別に装甲解除ギミックとして、1度目の分岐で行けるマス(C,D)両方でA勝利することでボス艦隊すべての装甲が弱体化する。
Cマスには集積地夏姫がいるが、航空隊集中+対地装備でまったく苦労せずに倒せるだろう。
こなしていない場合はボス戦が無理ゲーになる上、解除も簡単。きちんとやっておこう。

支援に関しては道中支援、決戦支援のどちらも推奨される。
特に道中支援は1戦目の水雷戦隊でPT小鬼群を掃除できる可能性があることが大きく、対策装備を省ける。
2戦目の水雷戦隊も地味に砲火力が高いため、駆逐艦が撃たれる前に排除できるのは大きなメリット。
決戦支援は無いとまともに勝負できないと言っていい。
どちらも紙装甲での殴り合いになるため、相手の数を減らさないともりもり中大破を貰ってしまう。


ボスは戦艦夏姫。
1年の時を経て、ついにあの衝撃的な&bold(){ケツ}が帰ってきた。
ギミック解除によって艦隊ごと紙装甲と化している((戦艦夏姫ですら秋月型の夜戦連撃で貫通される程度。装甲半減?))とはいえ、&bold(){連合艦隊}を組んでいる。
ボスを除いた敵の艦隊自体はあまり強力でないが、こちらも燃料切れによってほとんど敵の攻撃を回避できない。
どちらが先に効果的な一撃を相手に加えて相手の行動不能な艦を増やしていくかのレースになる。
ゲージ破壊時にはヌ級flagshipが戦力として追加されるため、こちらも陸攻を派遣して敵戦力を少しでも削いでおきたいところ。

ボスの大破ラッシュは覚悟しなければならないが、ルート固定要員が揃っているならばE4甲を突破した提督にとってそこまで難しい海域ではないだろう。

共通クリアボーナスは補強増設。
それに加えて丙作戦では一式陸攻、乙作戦以上では一式陸攻が一式陸攻二二型にパワーアップし、Spitfire Mk.Vと新型航空兵装資材が追加。
甲作戦ではさらに一式陸攻 二二型が一式陸攻 三四型に、Spitfire Mk.VがSpitfire Mk.IX(熟練)にそれぞれパワーアップし、勲章が追加される。
ただし、二二型と三四型は行動半径が違うため一概に上位互換とも言えず、E7ではそれが響く可能性もあるため、手持ちの陸攻の数などとの相談を推奨。
とはいえ、二二型を選ぶとSpitfire Mk.IX(熟練)が手に入らなくなるのが悩ましい。

Spitfire Mk.IXはスピットファイアの決定版とも呼ばれるバージョン。
&bold(){エンジンをマーリン61に換装しただけ}という極めて単純なマイナーチェンジであったが、劇的な性能向上を果たす。((具体的にはエンジン出力が1.5倍になった。さらに2段2速過給機の恩恵が非常に大きく、上位モデルの筈だったセイバー・エンジンに高高度性能で勝るなど傑作エンジンであった))
その高性能でドイツ軍に奪われていたドーバー海峡の制空権を奪い返すことに成功し、生産数もシリーズ中2位の5900機と非常に多い。


また、この海域のレアドロップとして占守型海防艦 松輪が入手可能。
イラストレーターは択捉と同じく赤坂ゆづ氏であると推測される。
CVは択捉や春日丸と同じ首藤志奈氏。

外見は黒髪ロングにリボンのワンポイントが特徴的。
駆逐艦よりも小柄で幼く見えるのは択捉と共通。
しっかりしている姉と違って妙に気弱な性格をしており、かなり自信なさげに振舞う。%%択捉とは別ベクトルでハイエースされそうな雰囲気%%
ドロップはボスマス限定であるが、A勝利でもドロップする。
確率そのものは非常に高く設定されている((甲作戦Sで7%、丙作戦S&甲作戦Aで5%))ものの、ボスマスへの到達がやや難しいため掘りが難航している提督も多いようだ。
その名前から、掘りに苦しむ提督の間では「わたしま~つ~わ~いつまでもま~つ~わ~」なんて言われることも。&font(l){あみんとかネタが古すぎるだろ}
また、ゲージ破壊までに必要な撃破回数は最短4回と非常に柔らかいため松輪掘り中に勢い余って丙のまま割ってしまったという悲劇も多数報告されている。

ボスマスでのドロップは前述の松輪のほか、大淀、択捉、Libeccio、Littorioなどがドロップし、港湾夏姫のマスでは秋月やZ3などがドロップする。
}



**E-6  『マルタ島沖海戦』-地中海マルタ島沖-

#openclose(show=詳細){

ヒノカタマリトナッテ…シズンデシマエ…


地中海東部の解放に成功したものの、マルタ島沖に敵戦力が再集結を試みていた。
その隙をついて友軍に救援物資を輸送しつつ、敵艦隊の撃滅も同時に試みる作戦となる。
札は「第二特務艦隊」。E-1・4・5同様ここにしか出せないので注意しよう。

まずは救援物資の輸送。
最大で&font(#000000,b){TP2000}分の輸送作戦を行うことになる。
設定ミスや見間違いではない。本当に&font(#000000,b){TP2000}の輸送を行う必要のあるマップなのである。提督レベルによって変動するが甲なら&bold(){最低でも1800}、丙ですら&bold(){最低950}である。過去イベントの軽く倍以上。
スエズ運河が封鎖されている事を考えると、欧州が海上封鎖による兵糧攻めを受けていたので遠く日本本土から緊急の物資輸送を行っているということだろうか…?
こんなのむちゃくちゃだ!と思う提督は多いかもしれないが、安心してほしい。



このマップは&bold(){簡単}なのである。
はっきり言って、掘りまで含めても今回のイベントで&bold(){一番の癒やし}である。
難易度を示す星の数は実は歴代最多タイなのだが、「難易度」はとても星の数に見合わない。&bold(){手間は確かにかかるが、手間だけである。}&font(l){それが一番の問題だって?尤もである}
とにかくリアル時間はやたらと食うマップなので、スケジュール調整は余裕をもって。魔法のカードなしで突破する気なら丸一日では終わらないと思った方が良い。


編成は連合艦隊での出撃となる。
輸送/戦力のダブルゲージであるが、道中の安定を考えて空母機動/水上打撃部隊での出撃が推奨される。

編成条件は第一艦隊に駆逐艦2隻+戦艦1正規空母2or正規空母2軽空母1で最短ルートを進行可能。
開幕でダメージを与えて何もさせずに殲滅できるとさらに周回が楽になるため、先制雷撃が可能な軽巡・雷巡が残存しているならここで全て投入しよう。幸いE7は札無関係だ。
第一艦隊の重巡/航巡枠に水上戦闘機を満載した艦に配備しておき、空母にできるだけ攻撃機を持たせるとなお良い。
もちろん駆逐艦はE3で温存した大発要員を推奨。軒並み改二なので改修していれば性能的にはまず問題はない。
Commandant Testeや長門改二に大発4積みという手も使える。

道中はPT小鬼群主体の水雷戦隊、水上打撃部隊。&bold(){2戦}で終わりである。
PT小鬼群は駆逐艦に特効装備を持たせておくだけで全く何の問題も無く倒せるだろう。
水上打撃部隊は少々厄介だが、開幕航空戦+先制雷撃多数で戦う前に壊滅していることも多いためさしたる問題にはならない。
最悪司令施設で撤退させても少々輸送が減る程度で大被害ではない。

ボスマスにてボスを務めるのは港湾夏姫。
相変わらずとてもおっぱいかつ美しい容姿が目を引く。
敵編成は貧弱そのもの。なんと戦艦も正規空母も重巡も軽巡もいない。
特にツ級の不在が非常に大きく、陸戦+陸攻3の基地航空隊を1隊集中させるだけで半壊状態に持ち込める。
第二艦隊のPT小鬼群がいるものの、道中対策も兼ねて対策装備を自然に持ち込めるため脅威にはなりえず、対ボスも輸送作戦という都合自然と大発系列を積むことになるのでやはり特別な対策は不要。
昼戦時点でケリがつくことすらある。一応S勝利用の保険として第二艦隊に三式弾持ちを1隻入れておくと盤石。
余談だが、通常の遠征ではボーナスが付かない士魂部隊も輸送ゲージでは通常の大発と同じ扱いを受けるので、占守島で涙を呑んで逆上陸部隊を見送った彼らも思う存分暴れさせてあげよう。


このぬるま湯のような輸送を超えた先に戦力ゲージが待つ。
ただし、こちらも&bold(){簡単}。ゲージ総量も少ない。
戦力ゲージ側の特徴として、全マス戦闘行動半径0扱いとなっているためどんな部隊編成だろうが全マスへ派遣可能。


編成は道中に多数の空母が出現するため、機動部隊が推奨される。

編成条件は高速統一+戦艦・空母の合計数が3隻以下で最短ルートを進行可能。
ギミック解除を行う場合は1隻低速艦を混ぜれば目的地に到達できる。

道中は空母機動部隊、潜水マス、空母機動部隊。またしても短い。
ここでネックになるのは1戦目の空母機動部隊。ヌ級改が混じっているため、開幕航空戦か先制雷撃が刺さらなかった場合は痛打を与えてくる。
ただし何故かツ級が不在であるため、よほど不運でなければだいたい攻撃不能になっているとは思うが。
潜水マスは第二艦隊に先制対潜艦を3隻ほど用意しておけば被害をかなり抑えられる。
ボスが&bold(){弱すぎる}ので夜戦要員を意識する必要はない。

またギミックとして、
・戦力ゲージの解放後に輸送護衛部隊で出撃し、HマスをA勝利
・低速混じりの水上打撃/空母機動で出撃し、K・OマスでA勝利
を達成することでボスの装甲が大幅に低下する。
1個目がやや面倒臭いものの、ほぼ100%ボス撃破が確約されるため達成を推奨。

ボスは空母夏姫。
外見的には空母夏鬼と同じ。&bold(){普段よりも常識的な恰好になっている}のは笑いどころかも?
前述のギミックを解除している場合は&font(#000000,b){豆腐}と化すため、よほど不運でなければ撃破できるだろう。((弾着観測射撃や熟練クリティカルで200以上のダメージを受けて一発中破するのがザラ))
ゲージ破壊時のみ随伴艦に戦艦夏姫とヌ級改が一隻追加されるが、肝心要の本人の耐久力がまったく変わらないため何の障害にもならない。
夜戦に持ち込んで適当に雷巡の連撃でもぶちこんでしまえば一発で倒せる。


結論として、このマップの難点はただひとつ。
ひたすらに輸送が長いことだけである。((1周TP100だとした場合、10分で回っても3時間強かかる。ギミック解除も合わせてとにかく時間を取られるため、リアル疲労には注意))
それと、安全策で基地航空隊や支援をフル稼働させていると資源消費も馬鹿にならない。
最終マップを甲で攻略したいなら、後述のルイ掘りを考えてさっさと抜けてあとで引き返すのも手。
散々書いてきたとおり、戦力ゲージ側のボスも大概弱いので掘りで苦痛になることはない。



クリアボーナスは共通報酬として試製甲板カタパルト、新型航空兵装資材。
乙作戦では改修資材と勲章が追加され、甲作戦ではSeafire Mk.Ⅲ改が追加される。

まず全難易度で配られる試製甲板カタパルトだが、今回実装された面々の中には前回の春日丸のような&font(b){改造にカタパルトを使う艦娘はいない。}
では何のために配布されたかというと本イベント終了と共に実装されることが予告されている海外大型空母の改二、すなわち&font(l){大方の予想通り}サラトガMk-II用のカタパルトであった。
イベント後にサラトガが大型建造のラインナップに追加されたので、サラトガを持っていないという提督も五航戦改二を任務をすっ飛ばしてでも用意したいのでもなければ大事にとっておこう。

Seafireはスピットファイアの艦上戦闘機バージョン。
なのだが、艦載機としてはいくつかの難点を抱えた問題機であった。
特に元々難点のあった離着陸性能に起因する事故は悲惨の一言であり、現存する写真の多くが&bold(){三点倒立}している写真といえばその酷さが垣間見えるだろうか。
イギリス海軍のパイロットからの評判もあまりよろしくなかったと伝えられている。((ただし後継機のSeafire Mk.47は朝鮮戦争にも参加するなど、シリーズとしてはとても長生きしている))
性能的にはボーナスの豪華な紫電改二といったところ。特に&bold(){装甲+1}が目を引く。%%回避や命中ボーナスも大概謎だが装甲は本当に意味不明である%%


また、この海域のみのレアドロップとして、Guglielmo Marconi級潜水艦 Luigi Torelliが設定されている。&font(l){[[どこぞの緑の弟>ルイージ]]ではない}
イラストレーターはじじ氏と思われる。CVは旗風と同じく生天目仁美氏。
外見は金髪のボブカットをヘアバンドでバックにしている特徴的な髪型が目を引く。あとはイラストレーターがイラストレーターなので&bold(){ペド}い。
また着衣が改造段階でフリル付きスク水→白スクへと変化する。最終段階の透け具合は必見かも?
性能的には改造を重ねていくことで&bold(){ドラム缶を装備できる}、&bold(){対空値を持つ}、&bold(){対空機銃が装備できる}といったユニークな特徴を獲得していく。
反面装備を何も持ってこないため、レベリングを急いで行う必要はないのが救いか。
史実においてはイタリア→ドイツ→日本と、所属する国の降伏によって居場所を転々とした数奇な運命をたどった艦であった。
また浮上状態で対空戦闘を行って敵機の撃退に成功したエピソードも持っており、対空値があるのはこれが元ネタになっていると思われる。

輸送/戦力のどちらのボスマスでS/A勝利すればドロップする。
あまりにも輸送ゲージが長すぎるため、普通にマップを攻略していただけなのに出たというパターンの提督も多いようだ。
敢えてこのために大発等の持ち込みを抑えて長く輸送ボスと戦った提督もいたとか。
1ゲージ目の編成はクリアすると水上打撃/空母機動部隊を持ち込めなくなるため、輸送量を極限まで減らして攻略中での取得を狙う手段も有効。
クリア後に掘る場合でもボス艦隊は相変わらず貧弱であるため、基地航空隊を集中させればS勝利を逃すことはまず無いだろう。

輸送/戦力の両方のボスマスではLuigi Torelliの他に、Roma、Aquila、酒匂、風雲、高波、藤波、春雨が、戦力ゲージのボスマスのみまるゆがドロップすることがある。
何気にAquilaは一年ぶりのドロップ解禁なので、持ってない人は是非狙ってみるべし。
また、OマスとPマスでは瑞穂、Zara、Polaがドロップすることがある。
ただし、Pマスでは乙だとZaraが、丙だとZara、Polaどちらも出ないので注意すること。
}





**E-7 『ドーバー海峡沖決戦』-北大西洋海域-

#openclose(show=詳細){
&bold(){17000㎞}


#center(){&bold(){コンナトコロマデ…キタノ……?}}


果てしなき旅路は終わりを告げる。
異国の地、異国の海で、最後の戦いが始まった。

決戦の舞台となるのは大西洋北部&bold(){ほぼ全域}。
並の小規模イベント1つに匹敵するほどの大勢力と全力でぶつかりあうことになる。
お札は&bold(){無し}。どの海域のお札が付いていても出撃でき、また出撃してもお札が付与されない。

作戦目標はドーバー海峡を越えた先に鎮座する敵旗艦艦隊の撃破。%%決してドーバー海峡を泳いで横断するのが目的ではない。%%((ちなみに、Prinz Eugenは白昼堂々ドーバー海峡をほかのドイツ艦隊と一緒にほぼ無傷ですり抜け、イギリス海軍に大恥をかかせたことがある。))
ゲージこそ戦力ゲージ1本しかないものの、&bold(){2重}のギミックを解除しなければ敵旗艦の撃破はほぼ不可能。
さらには後述する&font(#ff0000,b){極めて過酷な道中}のせいで、ゲージ破壊時の難易度は削り段階とは比較すらできないほどに高くなる。
結果として実質的なボリュームはマップ3つ分ほどもある非常に濃厚な海域となった。
((実際、作戦海域のマップは今までに無いほど広くなっている。ジブラルタルから出港したとしても、2000㎞以上航行しなければボスマスに辿り着かない))


スタート地点は左下からだが、そのままでは北側のルートを大回りしてボスマスに辿り着いても戦闘力を喪失した状態となってしまう。
それを解消するため、2つのギミックを順次解除していく必要がある。


まずは第一ギミック。
マップ上に存在するH・J・KマスでそれぞれS勝利を1回、P・RマスでそれぞれA勝利を1回。
H・J・Kマスに関してはP・Rマスの道中に存在しているため、同時解除が可能なのは救いか。
ギミックマスは第二ギミックと合わせて&bold(){H}な&bold(){JK}、&bold(){PRPR}と覚えよう。%%狙っただろ%%
ちなみに、キーボードのH・J・Kキーはかな入力だとそれぞれ&font(b){く・ま・の}となる。
つまり&font(b){熊野をPRPR}「とおおぉぉぉぉおおおっ!!」


H・J・Kマスは新潜水棲姫が率いる潜水艦マス。
なんと&bold(){E-1の仕様そのまま}で配置されているため、対潜艦の数を確保しなければ撃破が難しい。
できれば第二艦隊に先制対潜艦を4隻以上配置し、確実な撃破を目指しておきたいところ。
連合艦隊の対潜陣形は攻撃力補正が極めて大きいため、陣形の選択ミスには注意。

道中で自然に通ることが可能なH・J・Kマスと違い、P・Rマスは大きく離れている。

Pマスはマップ下側に配置されており、またしても港湾夏姫と交戦を行うことになる。
第二艦隊が&bold(){PT小鬼群のみ}で構成されており、対策していない場合は連合艦隊の命中減もあってかなり殲滅が困難になる。
幸いA勝利さえ取れればいいので、道中支援・航空攻撃・対策装備などでできるかぎり数を減らす工夫をしておくと良い。

Rマスはマップ中央やや右に配置されている。
最初の分岐で上行きを選択しておけば、ボスへのルートから外れる分岐を選択するだけで到達可能。
こちらは輸送ワ級中心の輸送護衛部隊。
時折敵の旗艦として駆逐水姫がいるのが怖いが、よほど運が悪くなければA勝利はほぼ確実に取得できるので、別段の対策は必要ないだろう。

ギミック解除の編成は第二艦隊は対潜装備や対PT装備で手一杯になりがちであるため、水上打撃部隊が推奨される。
高速統一を行った上で戦艦2+重巡枠2+軽空母2、軽巡1+駆逐2+駆逐or雷巡3でどちらのギミックにも最短で到達可能。
ただし到達可能であるというだけで、Eマスの分岐が&bold(){何故かランダムである}ため運が悪いとハマることもあることは注意しておこう。
どちらも1度空襲戦を経由するため、第一艦隊の重巡枠に摩耶改二を配置して対空カットイン装備をさせると盤石。

ギミックを達成した場合はマップ中央部に新規ルートが開拓される。


次の第二ギミックはP・Rマスでの再びのA勝利。
基本的にもう一度同じことを繰り返せばいいのだが、ルート開拓によってPマスへ到達しづらくなっている。
ギミック解除編成を軽量化する(第一艦隊の戦艦を1隻+第二艦隊の駆逐艦を3)か、輸送護衛部隊を編成することで到達可能。
敵編成がやや弱体化するとはいえPT部隊は変わらないため、水上打撃部隊で解除した方が無難だろう。

ギミックを達成した場合はSEが鳴る。
効果は道中の後半のQ・T・Uマスでの攻撃力増加及びルート制限の緩和となる。


以上のギミックの解除を行った後、ようやく本格的な攻略開始となる。
%%もう既に1マップ攻略したかのような資源消費になっていることも多い%%



そして&font(#ff0000,b){地獄はここから始まる。}



編成は高速統一の空母機動部隊が推奨される。
水上打撃部隊では最短ルートを辿ることができず非推奨。また低速艦も空襲戦マスが1回増えるため非推奨となる。
高速統一+空母機動部隊という条件を満たし、第一艦隊に軽巡か駆逐を入れれば最短ルートを通ることができる。
よって、編成は第一艦隊が戦艦1+空母4+軽巡or駆逐1、第二艦隊が軽巡1+駆逐2+自由枠3が主流。
第一艦隊の軽巡or駆逐は水上戦闘機の積める由良改二がおすすめ。二式水戦系をガン積みして制空を補助し、正規空母の艦攻をできるだけ増やすのが主流。
持っていない場合は航空戦対策で秋月型をいれる提督が多い。
今回、第二艦隊の編成・装備は撃破編成ごとに千差万別である。
その理由は&bold(){常軌を逸した道中の難易度}にある。
さんざん道中が厳しいと述べてきたものの、本当にこの海域の道中は&bold(){尋常ではない。}
すべてのマスが&bold(){イベントマップのボス編成}と言っても過言ではない。
ラスボスだって十分ラスボスにふさわしい難易度を誇っているのだが、それ以上に道中が鬼畜難易度である。

&color(red,black){&size(12){海ノ上デ 燃エル闇}}


まずは1戦目。
&bold(){駆逐棲姫}率いる水雷戦隊…なのだが、既に異様な編成となっている。
1マス目だと言うのに2隻も出てくる軽巡ツ級&color(red){elite}も大概だが、特に2~3隻登場する&bold(){駆逐ナ級&color(gold){flagship}}が無茶苦茶な性能を誇っている。
これまでもちょくちょく顔見せしてはいたのだが、

・火力は重巡&color(red){elite}に匹敵
・雷装は雷巡&color(red){elite}超え
・装甲は重巡&color(red){elite}に匹敵
・回避もPT小鬼群ほどではないがかなり高い

という気が狂ったのかと言いたくなるほどの性能。
このせいで旗艦である駆逐棲姫の雷撃阻止が難しくなっており、1マス目から帰らされることも珍しくない。
対策としては第二艦隊に徹甲弾を装備した高速戦艦を投入することが挙げられる。


#right(){&color(red,black){&size(12){海ノ中デ モガク影}}}


次の二戦目。
今回のイベントで&font(#ff0000,b){恐らく最も道中大破艦を出した}マスである。
ギミック解除時通り&bold(){潜水新棲姫}の率いる潜水艦隊なのだが…


&font(#000000,b){マタ…ベツノアタシガ……ベツノトコロデ……クル…カラネ}
&size(20){&font(#000000,b){ヒヒヒ…ヒヒ…!!}}

&font(#ff0000,b){編成が弱体化することも無く}
&font(#ff0000,b){ギミックでこちらの火力が強化されることも無く}
&font(#ff0000,b){支援艦隊も完全に無力であり}
何より、&size(20){&font(#ff0000,b){このマスは回避できない。}}


&bold(){イタァイ!ヤメテヨォ!!とこちらが叫ぶ事態になった。}

対策は対潜装備を充実させることだが、潜水新棲姫を黙らせるほどの対潜装備は現実的ではない。
ギミック解除時と違い、&bold(){ボスを対抗できる戦力を確保する}必要があり、過剰な対潜装備は戦力の低下を招く。
それでも削り段階はまだ良い。辿り着いて一発でも当てられれば良いのだから。
また、ボス戦の夜戦火力を落とすが第2艦隊に戦艦を複数突っ込んで装甲で耐える可能性を上げる手もある。%%交戦形態によっては戦艦ですら大破という事態も…%%


&font(#ff0000,b){問題はゲージ破壊時である。}


天を運に任せるか、撃破の目が少なくなることを承知で対潜装備を積むか。
どちらにせよ回避率の向上するキラキラ状態にはしておこう。(筆者はキラキラが付与されていない状態で突撃を繰り返した期間があったが、突破率は1/10ほどであった)
また、最終手段として雷撃に晒される第2艦隊だけでも全艦補強増設枠を設けて応急修理女神を積み込むという強行策も存在するが、手持ちの女神と補強増設の数、そしてリアルマネーとの相談となる。


&color(blue,black){&size(12){遠クマデ 想イ伝エ}}


さらに三戦目。
&bold(){空母夏姫}率いる空母機動部隊との戦闘となる。
陣形が第3航行序列(輪形陣)であるため砲戦ではあまり被害を受けないが、とにかく開幕航空戦が問題になる。
敵の随伴艦に空母ヲ級改が1~2隻混じっており、空母夏姫本体と合わせて強烈な空襲を仕掛けてくる。

対策としては制空状態を均衡に調整し、敵の触接を阻止することが挙げられる。
触接さえされなければ、空母が多い機動部隊での個艦防空である程度被害を抑制することが可能。
またこのマスから火力強化ギミックの効果が発動しているため、開幕さえ切りぬければそこまで脅威ではないのが救い。
あくまでも&bold(){比較的}だが。


#right(){&color(blue,black){&size(12){深クマデ 愛シテイテモ}}}


最後の四戦目。
&bold(){戦艦夏姫}率いる重打撃部隊との戦闘となる。
問題はその数。


最高で&font(#ff0000,b){3隻}まで増殖する。


去年の夏イベントでも猛威を振るっていたダブルケツをしのぐ&bold(){ケツベロス}の降臨である。((ちなみに、Prinz Eugenらが白昼堂々ドーバー海峡を突破した作戦もチェルベルス(ドイツ語でケルベロスの意)作戦である。))
圧倒的な火力・装甲・命中率はボスとして登場していたものと何ら変わりなく、しかもよりにもよって陣形が&bold(){複縦陣}固定。
4戦目相当で燃料補正が掛かった艦隊を容赦なく打ち据えてくる。
ここでは今まで余り被害を受けなかった第一艦隊だが、ここでは連合艦隊による命中ダウン補正の小ささが響き、第二艦隊よりも被害が拡大することも珍しくない。
具体的に言えば、小破以下でターゲットにされた場合はほぼ確実に中大破するほど。
さらには戦艦夏姫以外の随伴艦が全て&bold(){PT小鬼群}という最悪の布陣である。
対策装備を装備している余裕は一切存在しないため、基本的に支援攻撃+開幕航空戦で殲滅されることを祈るしかない。
また、3隻パターンはあくまでもパターンの一つであり、削り段階なら甲作戦でも1隻パターンと2隻パターンがある。

対策としては第一艦隊の空母に限界まで攻撃機を搭載すること。
航空戦力も軽巡ツ級も存在していないため、非常に効果的な攻撃が可能となる。
ケツは元々航空攻撃による特効が存在しており、うまく集中させられれば開幕で大打撃を与えて撃破することも可能となる。
また同様の理由で陸攻4機を編成した基地航空隊による攻撃も非常に有効。
特に開幕航空戦前にPTの数を減らせる可能性があるのが大きく、1隊集中させればそこそこ有効打を与えられるようになるだろう。
ただしそんなことができるのは&bold(){削り段階}だけだが。しかも、割り段階になると1隻パターンが消滅する。



ボスに辿り着くためには以上4つの関門を突破しなければならない。
いずれのマスも大破撤退の危険性を孕んでいるが、特に危険なのは2戦目と4戦目。
この二つを無対策かつ大破無しで突破するのは非常に困難である。
ゲージ削り段階では艦隊司令部施設の装備・対潜装備の充実などで凌げないこともないが、割り段階ではそんな甘いことは言っていられない。
キラ付けの充実、増設補強+応急修理女神などで少しでも突破率を上げる工夫を凝らした上ででようやく3割程度の到達率となる。
あまりの道中難易度の高さに、ダメコン使用を泣く泣く解禁した提督も少なくなかったとか・・・

ちなみに増設補強+応急修理女神を使用する場合は以下の点に留意しておくとよい。
これを守っていないと、仮に進めても再度大破して撤退させられたり、ボス戦での火力が足りずに女神を浪費してしまう可能性が非常に高い。

・ボス直前のケツダイソンマスでのみ使用。それ以外で大破艦が出た場合は撤退する。
・上の条件を満たしていても、メインとなる火力艦が複数中破している場合は撤退する。





&color(blue,black){&size(12){栄光ノ 檻ノ 中デ}}

#center(){&size(20){&font(#000000,b){コンナトコマデ…キタノ……?}}}

#right(){&color(blue,black){&size(12){アナタモ 水底ノ}}}

#center(){&size(20){&font(#000000,b){バカナノ…?オロカナノ……ッ?}}}

#center(){&color(red,black){&size(15){闇ニ 消ユ}}}



この&font(#ff0000,b){地獄のような道中}の先に待ち構えるのは&bold(){欧州棲姫}。
外見は巨大な弩を構え、王冠のようなものを被った&bold(){欧州}の名を冠するのに相応しい威厳のあるもの。
恐らくクリア報酬の艦が元になっていると思われるが、そちらが撃沈されたのはE-6でのボスマスなので厳密には違うようだ。
また、艦種は&bold(){航空旗艦}。名実ともに本作戦の最終撃破目標となっている。

そのスペックはあの&bold(){中枢棲姫}と&font(#ff0000,b){ほぼ互角}。

HP  880
火力 371
雷装 0
対空 150
装甲 &bold(){274}

&bold(){壊ですら無い状態}でこれある。
さらに何故か主砲が高角砲扱いなことに加え、極めて制空値の高い鳥型艦攻の装備によって中枢棲姫の弱点であった航空攻撃への弱ささえ克服している。

また随伴艦隊にも一切の手心は感じられない。
これは&font(#ff0000,b){削り時の編成}である。

敵本隊
欧州棲姫(HP880)
戦艦夏姫(HP530)
戦艦夏姫(HP530)
軽母ヌ級&color(gold){改flagship}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}

敵随伴艦隊
軽巡ツ級&color(red){elite}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}
駆逐ナ級&color(gold){flagship}
駆逐ナ級&color(gold){flagship}
駆逐ナ級&color(gold){flagship}

一見16春ほどの絶望は感じられないように見えるが、これらは&font(#ff0000,b){地獄の道中}を切り抜けた先で相手しなければならない。
しれっと混じっている&bold(){駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}}も極めて厄介。((HP69、火力91、雷装136、対空96、装甲69。もはや駆逐艦の領域を完全に逸脱している))
実質的にリ級flagshipで埋められているようなものである。


&color(red,black){&size(12){海ニ 墜チル ッテ}}

#center(){&size(25){&font(#000000,b){コンナトコマデ…キテモ……}}}

#right(){&color(red,black){&size(12){足掻キ モガク ッテ}}}

#center(){&size(25){&font(#000000,b){モ…ウ…………。ムダ…ナンダカラッ…!!}}}

&color(red,black){&size(12){空ニ 還ル ッテ}}


ゲージ破壊時は―壊が名前に付与され、スペックと編成がさらに強化される。
-壊と付いてはいるが、ほとんど破損していないのも特徴的。
本体スペックは各能力値が上昇。%%あまり意味はないものの%%雷装値が追加される。((夜戦連撃の計算上の火力は700オーバー。実効値はキャップの影響で制限されるものの、ぶっちぎりのトップ。また第一艦隊旗艦のため雷撃を行わない。))

HP  880
火力 431
雷装 168
対空 150
装甲 &font(#ff0000,b){294}

敵編成は強化が著しい。

敵本隊
欧州棲姫-壊(HP880)
戦艦夏姫(HP530)
戦艦夏姫(HP530)
空母夏姫(HP430)
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}

敵随伴艦隊
軽巡ツ級&color(red){elite}
軽巡ツ級&color(red){elite}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}
駆逐ナ級後期型&color(gold){flagship}

空母夏姫と軽巡ツ級eliteの追加で航空攻撃に対する耐性が大幅に強化。
さらに随伴艦隊がナ級後期型flagshipで埋められる。((ちなみのこの編成の中で一番カタログスペックが低いのが軽巡ツ級eliteである))
繰り返すが、これらは&font(#ff0000,b){地獄の道中}を切り抜けた先で相手しなければならないのである。
はっきり言って&bold(){やりすぎ}である。





#center(){&color(red,black){&size(15){闇ニ 消エル ッテ}}}

#center(){&size(25){&font(#000000,b){オマエタチニハ、デキナイッ……!}}}





誰もが撃破は不可能なのではないか、と考えるだろう。
結論から言ってしまおう。
&bold(){可能}である。

前述したとおり、このマップは従来のラストマップに比べて道中の比重が非常に大きいマップである。
ボス艦隊は凶悪なものの、ギミック解除による&bold(){1.3倍の火力強化}によって実は渡り合えないほどではない。
基地航空隊をすべて投入し、支援艦隊もしっかり送れば第2艦隊が砲撃戦開始前に全滅することすらさほど珍しくない。
勿論、それは従来通り&bold(){完全にボス特化装備とした場合}の話である。
このマップにおいて、それは到達率の面で極めて分が悪い賭けとなる。
よって、第二艦隊の自由枠3枠をどのように使ってそれらに対処していくかが肝要となる。

自由枠の候補は以下。

・雷巡
先制雷撃による随伴の掃除と、非常に高い夜戦火力が特徴。
特に元の夜戦火力が大きいために火力強化の恩恵を特に受けており、連撃であっても欧州棲姫に大打撃を叩き込むことができる。
ケッコン済みならば削り中は先制対潜にも回せる((四式ソナー2個積みならLv90代後半から可能))ので、削り・撃破両方で大活躍する第二艦隊の要といえる存在。
ただし昼の砲撃戦においては低耐久・低装甲・低対空が足を引っ張りがち。ナ級flagshipに狙われると丁度中破~大破ラインに持ち込まれるのも痛い。
さらには装備が甲標的+魚雷2or主砲2固定となるため、夜偵・夜戦装備が持ち込めないこともネック。

・戦艦
高い火力と耐久力、弾着観測射撃による随伴の掃除、夜偵を自然に持ち込めることが特徴。
特に耐久面の恩恵が非常に大きく、2マス目の潜水新棲姫による雷撃を小破以下で抑えられるのはとても魅力的。1マス目の駆逐棲姫を黙らせるのにも効果を発揮する。
反面、Bismarckであっても夜戦火力の乏しさは否めず、弾着観測射撃も旗艦配置でなければ発動しにくい。
夜偵を無理なく持ち込める点が特に評価されているため、入れる場合でも1枠が限度だろう。
削り中ならば突破重視で2枠割くのも手。バルジを張ってもBismarckですらたまに潜水マスで大破を食らうが、Iowaならバルジを張っておけばだいたい耐えるので突破率が変わる。

また第二艦隊に缶タービン無しで入れられる高速戦艦でさえも大破してしまうため、大和型を高速化して第二艦隊に編成するという荒業を用いた提督もいた。
生存状態で夜戦に持ち込めば、雷装値がなくとも大和型は実はBismarck以上なのである。
夜戦装備用のスロットがタービンに取られたり、弾着装備も難しくなるネックは我慢しなければならないものの、連撃さえ発動すれば下手な高速戦艦より火力は高い。

・重巡洋艦
そこそこの耐久力と高い夜戦火力と豊富なスロットが特徴。
特に夜戦火力は主魚魚+夜戦装備でキャップに到達できるため、他艦の補助をしながら主砲シナジー付きの高火力・高命中カットインを放てる点が大きい。
妙高、プリンツ・オイゲンの幸運艦勢の他に運改修済みなら鳥海や羽黒が候補。
また、運改修済みのダブルカットイン摩耶がいる場合フィニッシャー兼空母BBAマスの盾にもなるので事故を減らすことが可能。
通常であればまず真っ先にカットする対空面をカバーできる利点は大きい。空母BBAマスの安全通過がしやすくなるのはストレス軽減に一役買う。

・補給艦
洋上補給による火力・回避率の大幅な改善が特徴。
特に今回は昼砲撃戦での弾着観測射撃・熟練クリティカルによる第一艦隊の火力がとても重要な役割を果たすため、それを強化できるのは大きい。
燃料ペナルティも軽減できるので、第二艦隊の生存性もほんのり高まる。
運良く空母と基地航空隊がうまく暴れ狂えば昼で決着することすら稀にあるため、補給効果は絶大である。
ただし道中では一切役に立たない。缶+タービンでの高速化シナジー装備でなければ連れていくことすらままならないため、デコイ以外の役割を持たない。
第二艦隊旗艦において運用するのが基本だが、その場合は敵にほぼ間違いなく先手を取られ、こちらの夜戦火力が1枠機能しなくなるリスクもある。
一応補給ダメコン缶タービンで殿に置くというのもアリだが、その場合ペナルティ軽減効果は低くなるので中途半端になりがちではある。
なお第一艦隊に配置するという方法もある。空母機動部隊なので意外と大破しづらいし、夜戦戦力を削がなくて済む。
戦艦や空母を抜くと戦力が落ちるため軽巡・駆逐の代わりに入れることになるが、それにより羅針盤が安定しなくなるのが欠点。
とはいえそれでも最短を通れる確率はそこそこ高めで、分岐も序盤にあるため逸れて撤退してもロスは少なめ。
道中の安定性を犠牲にして対ボス戦力を維持するという意味でラストダンス向きの手段と言える。
あるいは第一の戦艦を抜くというのも手。え?道中のダイソンや空母BBA?開幕で圧殺したら良い。という戦法。
下記の軽空母との併用で夜戦火力の確保も可能になる。ただし安定感はガタ落ちするので注意。

・軽空母
夜戦カットイン?そんな博打はノーサンキューだ(世界一のドクター並感)なあなたにオススメ。
連合VS連合においては第二艦隊の軽空母も航空戦でもしっかり制空値を稼ぐという点を利用し、
第二艦隊の軽空母で艦戦を引き受けることで更に第一艦隊の艦攻を増やすというある意味オーソドックスな機動艦隊の戦法であり、第二艦隊=夜戦という観念をかなぐり捨てる戦法。
高速化で2つスロットが埋まるものの先制対潜可能な大鷹は最初から起用も多かったが、後半からは通常の軽空母起用による第一艦隊の補完起用も増えていった。
補給艦の補給と合わさると空母艦載機が死にすぎない程度に生き残れば、魚雷の暴風で開幕フェーズ終了時にボス一隻にすることもありえる。
編成次第では軽空母にも艦攻を搭載し更に攻撃力増強という事もできる。調整と艦戦次第で3小隊積めるので更に威力を増す事も可能。
前述の大鷹や、タービン系不要でダメコンも積めるちとちよや破壊力重視の龍驤改二あたりが候補になる。
難点は開幕航空戦にかける比重が大きくなるので開幕航空戦が不発に終わるとその時点で終了、夜戦ではほぼ役に立たない、ボーキ消費が更に膨大になる、軽空母は重巡に増して脆いので撤退要員になりやすいなどが挙げられる。

以上の5種から3隻を編入し、ボス撃破用の編成を構築することになる。
勘違いされがちだが、今回の補給艦は&bold(){必須ではない}。
特に欧州棲姫は高耐久からほぼ間違いなく夜戦開始時点では中破以下で健在であり、先手を取った場合はただでさえ脆い第二艦隊を確実に1枠潰してくるからである。

またゲージ破壊時の&bold(){前提条件}として、攻撃機の艦載機熟練度はすべてMAXにしておくことを推奨する。
開幕航空戦での命中強化、砲撃戦でのクリティカル率向上などの恩恵は道中突破・ボス撃破のどちらにおいても&bold(){最重要}と言っても過言ではない。
制空均衡などを狙っていること、エリツがうようよいる都合どうしても熟練度が落ちやすく、面倒な作業ではあるが、確実なリターンが見込めるため欠かさないようにしよう。
空母機動部隊のキラ付けついでに練度を上げる帯をつけるのが常道。

さらに第一艦隊も装甲空母3は継戦能力を考慮して持ってさえいればほぼ確定だが、残る一隻の正規空母選びも結構重要。

・加賀
火力値はココで上げる空母最低だがとかく搭載量が凄まじく、艦攻ガン積みすれば最大46スロの暴力で主砲となる。
ただ、熟練度補正のクリティカル+20%を受けられるのが20スロなのが若干難。
12スロは死にやすいが100%全滅するほどではない。ツの機嫌次第。

・Saratoga
搭載量で加賀に次ぐ大型空母。艦攻ガン積みしてくれと言わんばかりのスロット構成が売り。ガン積みなら飛龍すら上回る火力を持つ。
熟練度補正のクリティカル+20%を乗せた36スロの暴力で鏖殺してくれるだろう。
耐久力も正規空母最強である。ただし、道中第一艦隊に攻撃が飛んでくると回避が低いので道中でダメージ蓄積したり一発でボカンと行きやすいのが難。
2~4スロの18機も死ににくい数だが初っ端のWツや空母BBAマスで絶対に死なないとはいえない。

・飛龍改二
総搭載量でやや劣るものの、装甲空母を除けば最強の火力値と偏重配置で確保した1~3スロの積載能力が売り。
とにかく攻撃力が高く、4スロガン積みでなくても3スロガン積みで攻撃力は4スロガン積み加賀を上回る。サラにはほんのすこし劣る。
耐久は最低だが回避能力は抜群なので、もし攻撃が飛んできてもひらりひらりと躱すこともないことはない。
難は3機スロットの活用法。彩雲積んでも触接開始率が62%、カロリン空でも69%と大して上がらないためボスマスで触接が取れず火力が伸び悩むこともある。
艦戦積んで制空調整に回す手もあるが、結構シビアに抜き調整しないとボスマスで制空確保出来ないことも多々あるのでそのへんの微調整はしっかりやっておく必要がある。
クリティカル+20%になる1スロが少ないので、道中での全滅がありえるのも少し難しいところ。

・赤城
加賀とほぼ同じような構成で数が少なくなっており、4スロはおそらく儚く道中で散るが
道中無事でさえあればサラや飛龍と並ぶ攻撃力を発揮する。
こだわりがあるなら起用しても良い結果は残すだろう。

というように、どのように編成するかは提督個々人に任せられる。
固定枠である軽巡と駆逐艦にしても、1枠を対潜装備にして2マス目のリスクを下げるか、全て夜戦特化にするかはバラバラ。



基地航空隊については、ボスマスへ飛ばす場合の必要半径が9となっており、戦闘機を随伴させるには偵察機・飛行艇による射程延伸が必要。
陸攻に関しても、開発可能な九六式陸攻では普通には届かず、一部任務と3ヶ月に1回のクォータリー任務でしか通常入手できない、一式陸攻以上で揃えないと厳しい。
なお、上位陸攻は一式陸攻二二型甲、一式陸攻(野中隊)、銀河といった上位版は、そのままでもボスに届くが、一式陸攻三四型に限り、半径8でギリギリ届かない。
そのためE-7突破を考えるなら、E-5の報酬で三四型を取ってしまうと若干扱いづらいことも。

これを踏まえた主な編成候補は以下。

・陸攻4
制空値を投げ捨てての手数特化。
道中戦艦夏姫対策、もしくは全滅覚悟でボスマスに突っ込ませる。
ボスマスへは前述したとおり、三四型以外の一式陸攻以上の機体が必要。
ボスマスに用いた場合は撃墜数が多く、補充の消費がかさむのと、熟練度が剥げるのは覚悟すること。

・飛行艇1、陸戦1、陸攻2
航空劣勢狙いでボスの制空値を削りつつ、残りを陸攻にする。
射程延伸で一式陸攻三四型も組み込める。
陸戦は隼Ⅱ型(64戦隊)があれば喪失回避がほぼ安定するが、そうでない場合は陸攻の熟練度による制空値加算も維持しないと厳しい。

・飛行艇1、戦闘機3
ボスマスの制空拮抗狙い。
制空値を削って、後続の航空隊の航空劣勢を安定させる、また本隊の制空権確保を狙える。
ただ陸攻がない以上、直接のダメージには繋がらない。

・戦闘機4
道中空母夏姫対策。
随伴ヲ級改が2隻出た場合の制空値がかなり高く、基本的に1隻編成基準の制空値であとを艦攻に振り分けたいため、
敵攻撃機を削って開幕爆撃の威力減衰と、あわよくば全滅による棒立ち狙い。撃墜が多いと2隻編成相手にも航空優勢が取れることもある。
ただ空母夏姫マスはまだ燃料ペナルティがなく、拮抗であっても弾着できないのが戦艦1・2隻程度ぐらいなので、
削り段階の道中事故対策にしても、戦艦夏姫マスに陸攻を使うことの方が多い。


削り段階では戦艦夏姫マスに陸攻4で1部隊集中、残り2部隊をボスマス。
ゲージ破壊時には3部隊ともボスで、陸戦1陸攻2を2部隊使って制空値を削りつつ、3部隊目を陸攻4にして、制空劣勢3連続を狙うのがテンプレ構成とされている。

ただ、自分の基地航空隊機の所持状況に欠けがある場合、妥協案の別編成を取る必要性も生じる。
特に二式大艇やCatalinaといった射程延伸の飛行艇の数が足りなかったり、破格の制空値を誇る隼64戦隊の有無は大きく響く。
これらは16年以降のイベントの攻略状況によって十全でない提督も多いし、
着任して日が浅い提督では、飛行艇・陸戦や陸攻4でボスに届く編成すらできないこともある。
ここの欠けをどうにかフォローできればいいが、無理が生じるなら甲作戦攻略はほぼ絶望的と言っていいので、難易度を落とすことを考えよう。
一応、二式大艇に関しては、E-4で秋津洲がドロップする可能性はあるが…。

また、ゲージ破壊時に航空隊を全てボスへと集中すると、その分ダイソンを止められる確率が低くなり、大破率が上がる。
そのためにダメコンを頼りにするか、試行回数をこなして運良く突破できるまで待つかの判断が必要となるだろう。
無論、洋上補給やダメコンといった数に限りのある課金アイテムは、あれば状況が有利にはなるが、それでも運次第で、ボス撃破が絶対になるものではないことに留意しておこう。


道中を重視するか?ボス撃破のみに特化するか?それともバランスよく編成するか?

ルート固定はあるものの、上記の通り工夫できる点はそれなりにあり、改修済艦娘と装備がしっかり揃っていれば、様々な編成や装備、基地航空隊の配分などを試すことが出来る。
他方、例えクリア可能編成であってもよほどの強運がない限り多数の試行回数は必須であり、その分提督の迷いを誘発している側面も否定できない。
この海域だけで10万20万近い資源が消えた提督も多数いるため、残された資源で行けると信じて突き進むか難しいと見切って別の編成を考えるか…
まさに&bold(){提督の決断}が全てを決めるマップとなっている。
また、その自由度も先達提督の多大な検証の結果切り開かれたものであることも忘れてはならないだろう。


#center(){&bold(){アハハ…スコシ…シッパイシタケドネ……}}

#center(){&bold(){コンナノ……ゼンゼン……ワタシ……}}

#center(){&bold(){ワタシ…ウソダ……}}

#center(){&bold(){ベツニ、ワタシハ……コンナノ……望んで、ないから…}}




クリアボーナスはArk Royal級航空母艦 Ark Royal。
イラストレーターはWarspiteと同じくコニシ氏と推測されている。
CVもWarspiteと同じく内田秀氏。
日本海軍の蒼龍型、アメリカ海軍のヨークタウン級と同じく、中型正規空母の完成形と称された優秀な空母である。
建造ドックのサイズ制限によって全長が制限されてしまったことと、31ノットの快速を生み出す機関出力の確保が重なった&bold(){太い}船体が特徴的。
WWⅡ序盤において活躍し、ポケット戦艦グラーフ・シュペーへの大打撃、戦艦ビスマルクの舵破壊などの輝かしい武勲を打ち立てた。
特にその&bold(){回避率}は目を見張るものがあり、幾度となく航空雷撃・爆撃を受けたにも関わらず、被弾したのは最期に受けたただ1本の魚雷のみであった。
アークロイヤルの轟沈時、高速魚雷艇に救助された乗組員の1人は&bold(){「かわいそうな老嬢だ。彼女は逝きたくないんだよ。まさに最期を迎えようとしている彼女は、俺達にとって良き船だったんだ}」と回想しており、
後に元乗組員達がカンパを募り1つの小さな銀色の鐘を購入、後にアークロイヤルの名を継いだ艦が現れた時に使って欲しいという願いを託すなど、乗組員に真に愛されていた艦だったといえる。
そしてその鐘は4代目アークロイヤルにしっかりと託され、号鐘として用いられ、その鐘に刻まれた「&ruby(この鐘の音によって、力強き我らと男達の団結が思い出されんことを){MAY THE SOUND OF THIS BELL REMIND US OF THE POWER AND HARMONY OF MEN}」という言葉と海を駆け抜けたロイヤルネイビーの魂は受け継がれた。
その最後はUボートの雷撃による損傷を受けてのものであったが、1700名以上の乗員のうち犠牲者がただ1人のみであるなど、最後まで「幸運艦(Lucky Ship)」であったと言えよう。
しかし本作においてはあまり幸運値が高くない。おそらく大戦序盤に沈められてしまったことと、たった1発の魚雷による轟沈と今尚疑問視されているアークロイヤル轟沈後に軍法会議に掛けられた艦長の有罪判決が響いていると思われる。
ちなみにクリスマスにはクリスマスケーキが出るなど非常に&bold(){メシウマ}空母であったことが知られている。

外見は赤髪のボブカットに凛々しい表情が目を引く。
服装はWarspiteと同様ドレスを元にしていると思われるが、ショートパンツと白タイツがまぶしい活動的なものとなっている。
艤装の装甲がやや膨らんでいるのは実艦の縦横比が太かったことをモチーフにしていると考えられる。
また日本海軍の空母と異なり、Aquilaと同じアーチェリーのような機械式の弓矢を所持している。
加えて久々に胸部装甲がスレンダーな空母でもある。%%海外空母の中では別の意味でダントツである%%
中破時のグラフィックがいわゆる&bold(){くっころ}なのもポイントが高い。
その性格は一言で言えば&bold(){女騎士}。
戦闘時は凛々しい態度を崩さず、外見を裏切らない誇り高い態度を見せてくれる。
その反面、時報では自分を見て逃げだしたビスマルクを&bold(){ソードフィッシュで足止めしようとする}、((恐らくグラーフ・ツェッペリンの艦載機で阻止された))潜水艦に対して異様に警戒する((伊号潜水艦をUボートに誤認した直後にろーちゃんにも飛び上がるほど驚いている))など
生真面目ゆえにややピントのずれたポンコツぶりを発揮している。
なお、「女王陛下」に忠誠を誓っておりその存在を示す発言を何度かしているのだが、&font(b){史実で彼女は女王陛下を見たことがない((史実で彼女が37年に進水してから41年に戦没するまでのイングランド国王はジョージ6世、女王陛下ことエリザベス2世の戴冠は1952年である))}。
このため、艦これ世界の時間軸は現代説が深まった。&font(l){秋刀魚の缶詰の事は忘れてやれ}

性能は火力・搭載数重視の攻撃的なタイプ。
火力50に対して搭載数が24/30/12/12と多い上に燃費は蒼龍型改二を下回るなど、この点でもWarspite同様コストパフォーマンスの高さが目立つ。
その反面耐久71、装甲70と防御力は控えめな点には注意しておきたい。
またSwordfish系の攻撃機を装備した場合のみ、夜戦攻撃が可能となる。
あまり火力が出ないので意味は薄いが。


他のクリアボーナスは勲章。
乙作戦でSwordfish Mk.Ⅱ(熟練)と改修資材、勲章が追加される。
甲作戦でSwordfishがSwordfish Mk.Ⅲ(熟練)にパワーアップし、恒例の甲勲章が取得できる。

ちなみにこのマップの持つ最後の特徴として、甲作戦と乙作戦以下の&bold(){異常な難易度差}が挙げられる。
乙作戦以下の最終形態だとボス編成のケツが1つ減り、空母夏姫が登場しなくなる。
そのためボスの撃破難易度が大幅に低下しており、道中特化の編成でもなんら問題無くS勝利が可能。
また潜水新棲姫の耐久力が難易度を1つ下げる度に&bold(){100}低下するため、雷撃阻止がかなり容易になり、道中のケツマスも最大2隻になる。さらにツ級も空母夏姫マスを除いてすべてノーマルになるので艦載機も落とされにくくなる。
ただし、空母マスの陣形が第4航行序列(単縦陣)になるので、若干事故率が上がる点に注意。

このように、大幅に難易度が落ちるのでどうしても甲作戦が突破できない場合は難易度を下げるのも手。
乙作戦でも勲章2つと改修資材8個はとても美味しいのだし。

ただ、E-6まですべて甲で突破できるような提督にとっては低難易度だと間違いなく楽勝の部類に入るが、
そうではない提督だと&font(b){丙難易度でも地獄}になるとか。


レアドロップは最終マップだけあってきわめて豪華。
ボスマスでは&bold(){Warspite}、&bold(){Graf Zeppelin}、&bold(){U-511}などといった艦が落ち、Pマスではボスマスでもドロップする&bold(){Warspite}、&bold(){U-511}の他に、Prinz Eugen、嵐、萩風、速吸がドロップする。
ただしPrinz Eugenは上記の通り道中マスにしかおらずガシャンもある。その上編成縛りがきびしくドロップマスには陸上型やPT小鬼群もいるのでE4の照月、伊401以上のデスロードとなった。
大型艦の二人は1人1艦限定という点がネックだが、今までよりは現実的な確率に設定されているようだ。
特にGraf Zeppelinは今まで一年以上ドロップの機会がなかったためにまだ彼女を迎えていなかった人たちは丙難易度で割ってまで掘りに行ったとか。
また嵐、萩風、速吸はPマス以外でもRマスやQマスやTマスでもドロップすることがある。
丙作戦であればそこまで周回が難しくないこともあり、取得できていなかった提督が掘りに勤しんでいる模様。
昨年夏、仕事の関係でWarspiteを取り逃がした赤城さんとかの声帯の妖精さん、[[さっきぃ提督>藤田咲]]も、ここでWarspite掘りに成功したらしい。
なお、さっきぃ提督は瑞雲祭りでWarspiteのドロップを示唆する発言をしていたそうだが、運営から情報貰った上で言ってたのか、自分の願望を言って&font(l){慌てて運営が実装し}たのかは永遠の謎。
}




こうして、連合艦隊の活躍で解放された欧州だったが、後の雑誌記事にて&bold(){「制海権の確保は一時的だった」}という事が判明。
そして…



#center(){&bold(){「遥か欧州作戦方面からも救援要請が入っています。」}}

#center(){&size(24){2018年初秋イベント}}

#center(){&size(24){「[[抜錨!連合艦隊、西へ!>抜錨!連合艦隊、西へ!(艦隊これくしょん)]]」}}



追記修正はヨーロッパ方面を解放してからお願いします

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- 紅海ほぼ制圧・地中海もほぼ制圧・なぜか長靴から飛んでくる敵の陸上攻撃機・テムズ河口周辺に戦艦夏姫・ブリカスのすぐ近くに欧州棲姫が鎮座 ヨーロッパ制圧されかけてませんかね大淀さん  -- 名無しさん  (2017-09-04 20:05:25)
- ここまで来ると次はノルウェー辺りか?そうすると出撃枠1という凄まじい難易度のマップが来る可能性が・・・  -- 名無しさん  (2017-09-05 06:14:43)
- E-6の輸送量といいE-7道中のボスラッシュといい、運営は夏の暑さで頭が沸いたんじゃないかってレベルのキチガイ鬼畜難易度だったな。一番簡単な筈の丙作戦ですら地獄の一言。  -- 名無しさん  (2017-09-05 06:16:31)
- 地獄だけどそれなりに何とかなる。期間が長いから、3週目くらいにはクリアした提督がかなりいる  -- 名無しさん  (2017-09-05 10:55:02)
- 潜水棲姫隠し子疑惑。イタァイ!(意味深)ヤメテヨォ!(意味深)  -- 名無しさん  (2017-09-05 11:18:00)
- E7甲でも2マス目の潜水艦さえなければ、ただの高難易度で済ますことができた気がする…  -- 名無しさん  (2017-09-05 14:18:13)
- 甲報酬で手に入る装備がスピットファイアくらいしかまともなものがなく、ほとんど開発装備にすら劣る性能ってのも酷い。乙以下だと装備すらなしって所もある。  -- 名無しさん  (2017-09-05 15:59:36)
- 今回のイベントで艦これを引退するユーザーが続出したらしい。まあ鬼畜難易度だったら当たり前か....  -- 名無しさん  (2017-09-05 17:55:56)
- E7丙が地獄とか単に艦隊練度が足りてないのを運営のせいにしてるだけと思うけど。  -- 名無しさん  (2017-09-05 18:53:05)
- 今続けてるのは夏イベは厳しいってのをわかっている人ばかりだから引退続出って言われてもピンとこないな。本当に減っているのは先行攻略提督。彼らには感謝しているわ  -- 名無しさん  (2017-09-05 19:05:22)
- あら、申請してたけど別の人が作っちまいましたか。残念です  -- 名無しさん  (2017-09-05 19:40:35)
- ↑後半はまだみたいだから、あるのなら追記してもいいんじゃないかな  -- 名無しさん  (2017-09-05 20:20:29)
- ↑4 丙作戦とは言えここまで来れるレベルの提督なら改二になれるレベルの艦隊(65~80代)を組めるはず。それでも道中で中破・大破する確率が高いんだから、やっぱり地獄だよ。中規模作戦最終海域の乙~甲くらいの難易度あるんじゃない?>E-7丙  -- 名無しさん  (2017-09-05 21:20:47)
- E-7丙が簡単だって言ってるのは大体中~小規模なら甲でやってきた人なんじゃない?今回は甲提督がふるいにかけられたような気がするから尚更  -- 名無しさん  (2017-09-05 23:06:03)
- 乙も簡単だぞ、ギミック解除後はストレート、ボスに基地航空隊送らなくてもいい、速吸もいらないお手軽海域だったよ。甲がクソ地獄なのは言うまでもないが乙以下はかなり温情だからネジのためにも頑張ってみるのもいいんじゃないかな。  -- 名無しさん  (2017-09-05 23:36:59)
- 今回から最終海域の甲作戦はランカー&廃人仕様の鬼畜難易度になってる...次のイベンからはさらに難易度が上がるだろう。  -- 名無しさん  (2017-09-06 01:03:33)
- ↑大丈夫大丈夫。大体1年に1回は同じこと言ってる人いるからw  -- 名無しさん  (2017-09-06 01:12:52)
- 8月28日に項目作成の申請をしていたものです。相談所に報告したところ、追記もしくは上書きという形が良いとの返答を頂きました。一応、E-1からE-7まですべての海域が完成しています。追記・上書きのどちらが良いでしょうか?  -- 名無しさん  (2017-09-06 01:23:12)
- 「らしい」って言われてもそもそもピンと来ない。というかイベントの度に引退者続出って聞いてる気がするぞ。    ↑追記でいいんじゃないかな。で、内容が被ってそうなとこは整理していこう  -- 名無しさん  (2017-09-06 01:31:37)
- 9月4日の申請に「先約あるよ」と指摘した者です。編集した方も結構いらっしゃるので、ある程度編集なども反映できる追記のほうが望ましいかと思いますが、項目としての統一性が保てないなら上書きでも構わないと思います。…念のため現在のソースは保存してあります。  -- 名無しさん  (2017-09-06 01:32:30)
- 了解しました。とりあえずE-5以降の項目を追記してみます。違和感があるようでしたら、現在の内容を反映しつつE-4以前も修正していく方針で行きたいと思います。返答ありがとうございました。  -- 名無しさん  (2017-09-06 02:57:22)
- 追記が完了しました。違和感  -- 名無しさん  (2017-09-06 03:18:13)
- E6輸送の「1週TP100だとした場合、10分で回っても3時間強かかる。」、すでにその感覚がおかしいw 社会人提督にできる所業じゃねぇwww  -- 名無しさん  (2017-09-06 08:09:12)
- ルイージ堀の場合輸送ゲージ時の方が遙かに楽なのでその方法で周回してた提督がいるんだよなぁ  -- 名無しさん  (2017-09-06 08:23:36)
- E-7ギミックの解除方法は「HなJKをPRPR」(ルート短縮と火力ボーナス)と覚えよう  -- 名無しさん  (2017-09-06 11:36:02)
- ↑3みたいなコメントよくみるけど、どんだけ余裕無い社会人なんですかね・・・  -- 名無しさん  (2017-09-06 18:44:36)
- ↑余裕がある社会人と余裕がない社会人を一緒くたにしてはいけない。これに尽きる。  -- 名無しさん  (2017-09-06 18:49:34)
- 普通の社会人提督なら艦これに回せる時間は一日一時間あるかどうかだよ。家族向けの時間も要るし。  -- 名無しさん  (2017-09-06 19:29:45)
- E7のBGMの歌詞、よくよく聴いてみたんだけど「手」じゃなくて「船」じゃないかな  -- 名無しさん  (2017-09-06 20:10:32)
- 今回の沈メタルは歌詞判別し辛いからどうだろう  -- 名無しさん  (2017-09-06 22:54:48)
- ↑3 そこで「普通の」と言ってしまうから話が噛み合わなくなるのでは。あと1日1時間だと今回に限らずイベント全般がきついような気がする。  -- 名無しさん  (2017-09-06 23:02:28)
- 妻子持ちで毎月ランカー入りしてる全甲の廃人が動画配信してるくらいだし余裕がないというのは甘え、余裕は作るものって昔から言うだろ。つーかいい加減尻尾が見えてるぞ、バレないようにやりなよ。  -- 名無しさん  (2017-09-06 23:47:39)
- スエズと言う最もせまくぶ厚い鉄壁の欧州防衛ラインに突撃し、電撃的に地中海を西進、一気にドーヴァー海峡からイングランド本島へ。今回スパロボの自軍みたいな事やらされてるね  -- 名無しさん  (2017-09-07 03:48:29)
- 開始一年目の未だ丙提督常連だけど、今回のイベントは掘りも豪華だし中々楽しかったよ。ちゃんと余裕持って完走できたし。難しかったけど、配属直後のいきなり16夏イベほどの絶望感は無かった。  -- 名無しさん  (2017-09-07 06:08:16)
- ↑3 その例は休日丸一日艦これに費やしても誰にも文句言われない系の社会人提督から見ても、人としては駄目の一言に尽きる  -- 名無しさん  (2017-09-07 06:42:11)
- バケツ氏にかけたからE-7だけ乙で突破した。ギミック解いた途端に空母おばさん、ダイソン、欧州への与ダメがヤバすぎて笑った。大規模は悪くは無いけど年一で十分だわ…w  -- 名無しさん  (2017-09-07 07:06:03)
- 重巡はどこもカットイン推しだな。鳥海、羽黒の連撃じゃ駄目かね  -- 名無しさん  (2017-09-08 20:06:05)
- ↑連撃補正が1.2倍、魚雷カットイン補正が1.5倍。鳥海に3号砲とOTO副砲3で246、プリンツの五連装魚雷2で274、北上大井の3号砲2と甲標的で280。随伴排除はできても、フィニッシャーとしては雷巡じゃないと連撃は威力が足りないから、魚雷カットインじゃないと装甲で弾かれるか耐久削りきれない恐れ  -- 名無しさん  (2017-09-08 21:33:39)
- そこなんだよねえ、プリンツなんてレア艦いないし妙高じゃ発動率が不安っていう。結局ハイパーズか雪風任せになるか  -- 名無しさん  (2017-09-08 22:28:33)
- 記事内の執拗なケツ呼びがじわじわくる  -- 名無しさん  (2017-09-09 07:01:38)
- 女神装備時でもダイソンマス以外は大破撤退推奨って書いてあるけど、3重キラしてれば大破でもけっこう避けるし、連合補正もあるから消費覚悟で進むのも戦法の一つだと思う。  -- 名無しさん  (2017-09-10 06:03:09)
- E-7の札は設定ミスでもなく単なるキャッシュのエラー(ブラウザ側の問題)なんで修正するとかそういうもんじゃねえよ。  -- 名無しさん  (2017-09-12 13:28:06)
- ↑4 今回は連撃並べても抜けるから無理してカットインに頼む必要ないし  -- 名無しさん  (2017-09-12 13:32:33)
- むしろ今次イベントは雪風以下カットイン要員活躍の場が減った。ギミックの効果が大きいんで、連撃で大ダメージが通るので。  -- 名無しさん  (2017-09-12 13:37:41)
- 雷巡以外の連撃なんか運よくクリティカルか低乱数引かなきゃ通らない。3号砲2個の鳥海の連撃×1.3≒欧州の装甲の平均値ぐらいしかない  -- 名無しさん  (2017-09-12 14:20:43)
- ↑いや違う、ボスHPがでかいので、連撃の割合ダメージがえらいダメージソースになるんだ。駆逐艦1隻の連撃が欧州棲姫のHPを昼戦で300くらい減らしたこともあった。下手なクリティカルよりよほどダメージを稼いでくれたよ。  -- 名無しさん  (2017-09-12 14:32:42)
- キャップカットイン=HP900の時の割合ダメ。欧州が無傷のことはほぼないから連撃の方が上のケースは鼻から攻撃捨てたり運の足りない駆逐限定  -- 名無しさん  (2017-09-13 00:26:20)
- 結局E4は「ギミックはなかった、強引に押し通るのが正解」だったのかな  -- 名無しさん  (2017-09-13 19:49:09)
- いいや、ギミックか特効は100%存在する。動画でも理論値越えのダメージが確認されているからギミックか特効自体があるのは間違いない。効果と条件とウォースパイト以外の特効要員とかが不明だっただけ  -- 名無しさん  (2017-09-13 20:01:20)
- わざわざ日本くんだりまで救援要請出すほどの状態で何とか敵撃退したら今度はさらに船預けてくるってこれ、最早欧州には自力で戦力再編する能力すら残されてないって事なんですかねぇ  -- 名無しさん  (2017-09-23 02:45:17)
- ↑きっと今回の大遠征で欧州側は日本艦が大型建造で出るようになったんだよw  -- 名無しさん  (2017-09-23 23:07:41)
- 結局甲でも異常な難易度ってわけじゃないんだよなあ。トリプルケツの事故率はそこまで高くないし潜水姫だけが純粋にお祈りマス。従来より確かに試行は嵩むだろうがそれを理不尽とは言わん。  -- 名無しさん  (2017-09-26 15:50:58)
- E4で長らく特効が見当たらないとか言われてたのが分からない。プリンは素でも理論値で520までは入るせいでわかりにくかったが、ウォースパイトの弾着は理論値200代なのに300超えで特効があることは何度も報告されてたのに  -- 名無しさん  (2017-09-26 18:41:45)
- ↑そりゃ特定艦が昼にボスを攻撃できる場面なんてほとんどないし、随伴に姫がいなくて戦艦火力なら基本ぶちぬけるんだから、印象に残らん。プリンツは上限はともかく、結局特効あるにしても有効打にならず弾かれることも多かったから、効果が薄いか他に発動条件あるかと思う程度にはあてにならんかった  -- 名無しさん  (2017-09-26 20:09:16)
- 半年後、今度は欧州が日本の援護のために遥々レイテまで駆けつけるというシチュだけなら最高に熱い展開。なお効果  -- 名無しさん  (2018-02-20 11:21:09)
- 2度目の欧州派遣から約一年後、凝りもせず深海棲艦が欧州へ侵略したので3度目の欧州派遣に向かうのであった。  -- 名無しさん  (2018-07-27 11:23:09)
- なんか夏イベは16夏以外毎度大遠征してる気がする  -- 名無しさん  (2018-07-27 12:14:06)
- 遂にアーケードデビューですってよ  -- 名無しさん  (2023-03-09 14:36:08)
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