美夕(吸血姫美夕)

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美夕(吸血姫美夕) - (2023/06/13 (火) 01:49:06) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2018/06/12 (Tue) 15:23:30
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){&bold(){&size(15){&color(red){自分でも分からないの。何のために生きてるのか、何のために神魔を狩るのか…。}}}}

美夕とは、[[吸血姫美夕]]における主人公で、&bold(){&color(red,black){加害者}}でもある。
アニメ版とOVA版があるが、性格や立場が違うので、本項ではアニメ版を扱う。

CV:渡辺菜生子(OVA版)/長沢美樹(TV版)

*&size(22){概要}

"監視者"と呼ばれる、闇の世界から抜け出し人間世界に入り込んでいる神魔(はぐれ神魔)を見つけ再び闇の世界に戻すことが使命の少女。

長い髪を一つの団子にして垂らしており、滅多にほどくことはない。人前では常に同じ[[学生服]]を着用(幼少時代では着物等も使用)。監視者としての活動時は、黄色の眼や丈の純白で短い着物と右足に赤い[[リボン]]を巻いた姿で活動しており、神魔の前に姿を現すときは[[某人造人間>人造人間キカイダー]]や[[某電気人間>仮面ライダーストロンガー(登場キャラクター)]]よろしく笛を吹いて現れる。

弱いものや小さいものに同情を示す非常に物静かで落ち着いた性格で、特に自分の昔を重ねる幼い少女には弱い。
基本的に神魔との戦いに人間を巻き込むことを好まず、助言などはするものの積極的に逃がしたり助けたりすることはあまりない。また、独善的な考えの持ち主には非常に冷たく、死んだとしても全く気にしない。
だが食事としてであれば話は別で、作中では多くの人間の血を吸っている。
&font(l){あと、ラヴァの扱いも軽い。}

各地を転々と旅しているが、本作では2話で山野美夕という名前で時輪女子学園の中等部に通っている。 賽川霊園を根城としているが、学校にもその住所で届け出ている。それでいいのか監視者。

#openclose(show=正体及びこれまでの経緯){
実は監視者の父と普通の人間の母から生まれた、両親や鬼術師達と共に村に暮らすごく普通の女の子であった。
だが、神魔・トンビによりが鬼術師と美夕の母を殺害したことで監視者に覚醒。トンビを浄化の炎で焼き尽くした。
その後、各地に放浪し西洋神魔の一体であったラヴァを差し違える形で撃破。自身と契約させることで命を助けた。
さらに、時期は不明だが神魔・死無を仲間に加え本作に至る。}

同話で井上千里と友達になり、強い思い入れを抱く&bold(){&color(red,black){が…!}}


*&size(22){技・能力}

●吸血
[[吸血鬼]]ではおなじみの生理行動。使用前には目を黄色に輝かせる。
血を吸う事で生き永らえるのもそうだが、&bold(){&color(red,black){血を吸われた対象(殆どが人間)が永遠の夢を貰い、幸福感の中で永遠の時を生きる(要は廃人化)}}のが特徴。

●浄化の炎
美夕の得意技。手のひらに炎を発生させた後に「はぐれ神魔よ、闇へ。」(または「神魔よ、闇へ。」)と言いつつ放出(言わずに放つパターンも存在)、対象を焼き尽くす。これで作中の神魔の殆どを闇に帰した。
特に18話では、&bold(){&color(red,black){「神魔の住む家の呼び鈴を鳴らす→ドアを開けた瞬間に放つ」}}という&font(l){視聴者の腹筋に}鬼畜コンボを見せた。
美夕の性格上人間に対して使うことはないが、人間が炎に飛び込めば当然焼き尽くされてしまう。

&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はこの炎の力は美夕の心に由来するものであり、美夕が大切に思っている相手、つまりこの力を使いたくないと思っている相手には効果がないという致命的な欠点がある。後述の千里が最強の神魔たる所以も、この仕様の穴を突いた存在であるため。}}

他にも神魔と相手にできる位の高い身体能力を持っていたり、ラヴァとの絶妙な連係プレーも見せている。


*&size(22){永遠の午睡}
#openclose(show=本作のネタバレが含まれるので要注意){
事件を見つけると美夕は神魔が現れるまでまで待つ。しかし神魔が尻尾を出すのは目的が達成された時、すなわち、&bold(){&color(red,black){事件に関わった人間が破滅の時を迎えた時}}なのだ。
それは最悪の場合死を意味するが、その人間がどうなろうと彼女の領分ではない、人間の行く末には関与しないためそんなことを気にしない。
それが"監視者"なのである。((もっとも作中では「思いの外人の情けに弱い」「アンタ人間に甘いからね」とも言われており、人間のことを一切気にしないというわけでもない。))

だが、美夕が千里に関わりだしたことで彼女の"人間としての弱さ"がグロテスクな形で出ることになる。
二人の友情が確固たるものになっていった束の間、美夕が転入して以降の事件の頻発に伴い、クラスメイトたちも美夕の素性に疑念を向け始めていった。その最中、代々の監視者を抹殺するという一族の使命を思い出し、神魔・比翼(ひよく)として目覚めた千里の兄が帰還。美夕によって闇に帰された後、神魔・嘴貪(しどん)により美夕を抹殺するための「最強の神魔」として目覚めた千里を差し向けられ倒されてしまう。だが、決して死ぬことのできない宿命を背負った美夕は立ち上がり、嘴貪や千里をラヴァが撃破した後、&color(red,black){ラヴァが斬首した千里の首にキスするように吸血することで"永遠の午睡"につかせた}。}

&color(red,black){両親を殺した吸血鬼として追記・修正し続けるか、死か…。分からないけどね…。Wiki籠りがどっちを望んでいたかなんて…。}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 項目ができるとは…TV版はちょっと辛気臭いけど親近感がわく  -- 名無しさん  (2018-06-12 23:05:18)
- 漫画や小説でも人間に害をなしてない神魔が人に関わらないと約束すれば見逃してやったり優しい所あるんだよな。  -- 名無しさん  (2018-06-13 19:05:48)
- TVドラマ版のほうが性格が丸い。OVAはかなりの悪魔的要素があった・・・でもTVだと親友をあんな形で失うことになるんだからな。  -- 名無しさん  (2018-06-19 09:40:04)
- ↑しかも親友の方も別にだます気はなく、覚醒されてしまっただけだからな。元々は無邪気で優しい子だった。  -- 名無しさん  (2019-06-29 11:23:08)
- TVの方は神魔倒して家族の敵討ちが終わったし、約束だからと自ら首差し出した相手を「その痛みを抱えて生きなさい」と言いつつ見逃してやるというツンデレを披露。漫画なら吸ってただろうに。だいぶ丸いよな、こっち。  -- 名無しさん  (2021-01-15 00:48:43)
- 割と奇跡みたいなキャラデザよね。今でもガッツリ通用する。  -- 名無しさん  (2023-06-13 01:49:06)
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