美夕(吸血姫美夕)

登録日:2018/06/12 (Tue) 15:23:30
更新日:2023/06/13 Tue 01:49:06
所要時間:約 7 分で読めます




自分でも分からないの。何のために生きてるのか、何のために神魔を狩るのか…。

美夕とは、吸血姫美夕における主人公で、加害者でもある。
アニメ版とOVA版があるが、性格や立場が違うので、本項ではアニメ版を扱う。

CV:渡辺菜生子(OVA版)/長沢美樹(TV版)

概要


"監視者"と呼ばれる、闇の世界から抜け出し人間世界に入り込んでいる神魔(はぐれ神魔)を見つけ再び闇の世界に戻すことが使命の少女。

長い髪を一つの団子にして垂らしており、滅多にほどくことはない。人前では常に同じ学生服を着用(幼少時代では着物等も使用)。監視者としての活動時は、黄色の眼や丈の純白で短い着物と右足に赤いリボンを巻いた姿で活動しており、神魔の前に姿を現すときは某人造人間某電気人間よろしく笛を吹いて現れる。

弱いものや小さいものに同情を示す非常に物静かで落ち着いた性格で、特に自分の昔を重ねる幼い少女には弱い。
基本的に神魔との戦いに人間を巻き込むことを好まず、助言などはするものの積極的に逃がしたり助けたりすることはあまりない。また、独善的な考えの持ち主には非常に冷たく、死んだとしても全く気にしない。
だが食事としてであれば話は別で、作中では多くの人間の血を吸っている。
あと、ラヴァの扱いも軽い。

各地を転々と旅しているが、本作では2話で山野美夕という名前で時輪女子学園の中等部に通っている。 賽川霊園を根城としているが、学校にもその住所で届け出ている。それでいいのか監視者。


同話で井上千里と友達になり、強い思い入れを抱くが…!


技・能力


●吸血
吸血鬼ではおなじみの生理行動。使用前には目を黄色に輝かせる。
血を吸う事で生き永らえるのもそうだが、血を吸われた対象(殆どが人間)が永遠の夢を貰い、幸福感の中で永遠の時を生きる(要は廃人化)のが特徴。

●浄化の炎
美夕の得意技。手のひらに炎を発生させた後に「はぐれ神魔よ、闇へ。」(または「神魔よ、闇へ。」)と言いつつ放出(言わずに放つパターンも存在)、対象を焼き尽くす。これで作中の神魔の殆どを闇に帰した。
特に18話では、「神魔の住む家の呼び鈴を鳴らす→ドアを開けた瞬間に放つ」という視聴者の腹筋に鬼畜コンボを見せた。
美夕の性格上人間に対して使うことはないが、人間が炎に飛び込めば当然焼き尽くされてしまう。

実はこの炎の力は美夕の心に由来するものであり、美夕が大切に思っている相手、つまりこの力を使いたくないと思っている相手には効果がないという致命的な欠点がある。後述の千里が最強の神魔たる所以も、この仕様の穴を突いた存在であるため。

他にも神魔と相手にできる位の高い身体能力を持っていたり、ラヴァとの絶妙な連係プレーも見せている。


永遠の午睡


両親を殺した吸血鬼として追記・修正し続けるか、死か…。分からないけどね…。Wiki籠りがどっちを望んでいたかなんて…。

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最終更新:2023年06月13日 01:49

*1 もっとも作中では「思いの外人の情けに弱い」「アンタ人間に甘いからね」とも言われており、人間のことを一切気にしないというわけでもない。