&font(#6495ED){登録日}:2019/11/11 Mon 22:21:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){忍びよ 目覚めてください} &bold(){貴方の、主のために} } エマとは[[SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE]]に登場するキャラクター。 CV:[[伊藤静]] *■概要 主の命により、[[狼>狼(SEKIRO)]]を助けるべく荒れ寺に現れた妙齢の女性。 主の命とは言うものの、その名も理由も明かそうとはしない。 どこか浮かない物哀しい顔で、瞳には憂いを堪えている。 狼が使う薬水の湧き出る瓢箪を作った薬師で、彼女に瓢箪の種を渡すと瓢箪に種を植え付け薬水のかさが増し、瓢箪の使用回数が増える。 また、竜咳が蔓延するようになると治療法を探し始め、竜咳の血塊を渡すと研究が進み、完了すると「&bold(){快復の御守り}」を入手する。 これで鬼仏から竜胤の雫を使用することで、すべての患者を快復できる。 拠点で主人公の手助けをしてくれる女性キャラということでフロムゲー恒例の[[かぼたん枠>火防女]]と言えるかもしれない。 [[弦一郎>葦名弦一郎]]を倒すと、主が葦名の国の国主である[[葦名一心>葦名一心(SEKIRO)]]という事がわかる。 竜胤の力を利用しようとしている弦一郎を危険視した一心によって、狼を葦名城へ向かうように手引きしていた。 弦一郎を倒し使命を終えた後も、狼と御子の不死断ちの探求を手助けしてくれる。 元々戦場で孤児だったところを、当時忍びであった仏師に拾われる。仏師と二人の時は当時の呼び名である猩々と呼ぶ。 その後、稀代の薬師である道玄の養子兼弟子となり、薬師としての修業を受けた。 狼も治療を受けた時があるようだが、記憶に全くなかった。 竜咳は道玄すら治せなかった病であるが、エマが研究を続け、遂に悲願を達成した。 [[ネタバレ]]注意 #center(){ &bold(){私はかつて、修羅を見ました} &bold(){貴方の中にも、同じものがいる} &bold(){それを、斬らねばなりません} } *■戦闘 修羅ルートのラスボスの一人で、「&bold(){柔剣 エマ}」として葦名城天守で戦う。忍殺ゲージは1。 [[梟>梟(SEKIRO)]]の命により御子を捨てた狼に対し、修羅を斬るため剣を抜く。 一心に師事しているため葦名流の技を使用してくるが、&bold(){こと流麗さや精度といった点に於いては一心さえも超えていると思しき部分も散見され}、特に&bold(){奥義・葦名十文字}は誰よりも綺麗な十字を描く。 柔剣の名の通り、しなやかな動きからの流れるような連撃や、静から動へと一瞬で切り替わる動きが特徴的だが、水生のお凛と同じく華奢な女性ということもあり、狼との剣戟では後ろに退きつつ力を逃がすような受け方をしている。 同時に体力も体幹も見た目通りかなり低めなので、想像よりもスピーディーに決着が付くことが多い。 **使用技 ・突進斬り エマの基本技。 これを筆頭に距離を詰めてくる行動が多いため、まず間違いなくこの技から互いの剣戟が始まると評しても過言ではない。 ここまで辿り着いた狼ならば、技の始動を見極めれば問題ないはず。 冷静に対処して次の攻撃に備えよう。 ・斬撃 接近戦になってから使用する攻撃その1。 一心も使用する三連斬を用いることが多い。 こちらも冷静に対処すれば問題ないだろう。 ・下がり斬り ∞を描くような軌道で二度斬り付けつつ距離を空ける。接近戦になってから使用する攻撃その2。 この技を使用したら危険攻撃や葦名十文字に派生することが多い。 リーチがかなり短いので、狼が何もせず突っ立ってるだけでも当たらないことがある。 ・払い抜け 腰を落として溜めてからの一閃と共に横方向へと払い抜ける技。 テンポ良く静→動へと移る技が多い中、こちらは唐突に大きなディレイがかかるため、弾きのテンポが崩されやすい。 使用後は距離が空くので、そのまま危険攻撃の突きに派生させてくることが多い。 ・四連撃 身体全体のしなりから繰り出される刀と鞘を使った怒涛の四連続攻撃。 最終段を弾くとチャンスが生まれるが、ガードだとロックが外れ、カメラの範囲外から十文字を放ってくる。 基本的に相手の得物を明後日の方向へ全反射するか、狼の身体ごと吹き飛ばされるノックバックされる弾き演出の中でも珍しく、ギャリリリリンッ!と刀の鍔迫り合いの音を激しく鳴らしながら『いなす』演出が発生する。 最後の攻撃はフロントステップか垂直ジャンプで躱せば弾くよりも1回多く攻撃出来る隙が生まれるので、体幹よりも先に体力を削りたかったらこちらで対処してみよう。 ・葦名十文字 葦名流の奥義で、納刀してから一点集中の後に放たれる超高速の居合による十字斬り。 一心よりも更にステップを1回多く踏み込んでくるので追尾能力が高く、天守閣の真ん中からでも端に追い込まれて被弾しやすいうえに、90度くらいの直角程度なら方向転換して斬り込んでくる厄介さがある。 削りダメージがあるため弾くよりも回避を優先する方が対処は楽なので、発動溜め中に後ろへ回り込んでザクザク斬り付けたいが、たまにAIがバグってUターンどころではない鋭角で戻ってくることもあるので注意。 実はエマの使う十文字は本作の使い手の中で一番綺麗に描かれていたりする。 &s(){〆文字斬りになっている狼くんに文字を教えてあげて欲しかった。} **&color(#F54738){危険攻撃} ・突き攻撃 通常攻撃の突進斬りと織り交ぜてくるので判断を間違うと被弾してしまう。 突きは2種類存在しており、払い抜けのように腰を落としてから急加速するタイプと、歩いている最中からいきなり飛び掛かってくるタイプがある。 後者は弦ちゃんもやってくる瓢箪に親を殺されたかのようなあの飛び掛かり攻撃とよく似ているので、おそらくこれも葦名流の技だと思われる。 回復行動を阻害する攻撃は大抵これなので、「&bold(){[[修羅に堕ちたチワワ如きが私の瓢箪を使ってんじゃねぇーッ!>バルバトス・ゲーティア]]}」というエマの叫びを体現しているのかも知れない。 ・下段攻撃 スーパーアーマー付きなので攻撃を当てても止まらない。 逆に鎧を着込んでいるはずの弦ちゃんの攻撃は何故あっさり止まるのか[[コレガワカラナイ>カール・アウグスト・ナイトハルト]]。 特にこれといった特徴はない下段攻撃だが発生自体は早く、弦ちゃんのように始動位置まで駆けるようなモーションもなく、剣戟の最中にスッ…と差し込んでくるおかげで不意を突かれやすい。 この後に戦う一心の下段攻撃と違ってリーチは短いため、バックステップを1回挟めばギリギリ届かない。 ・掴み攻撃 エマの代名詞とも言える技。 息吹と共にゆっくりと両手を広げ円を描くような構えから繰り出されるで投げ技。 移動する距離、速度、ホーミング補正が尋常ではないため、一心版と違ってサイドステップでは逃げ切れないくらい[[強烈な吸い込み力>ザンギエフ(ストリートファイター)]]を発揮するので、納刀したら素早く離れるか仕込み傘を使って防ごう。 喰らった場合、高確率で追加の抜刀を繰り出してくるので素早く復帰すべし。 この時にエマの方向へ向かって転がれば背後から反撃が加えられるので、余裕があれば試してみよう。 同じ投げ技を一心も使ってくるので、これも葦名流に属する技の可能性もある。%%だったら伝書に載せててくれよというのは密に、密に。%% エマ戦は1ゲージしかないが、その後一心戦につながるので、回復アイテムは温存しておきたい。 忍殺すると、狼とお互い見つめあうカットになり「&bold(){しゅ…ら…}」と無念の一言を吐き倒れる。 入口と反対側の位置で6時方向から忍殺すると、燃えるような夕陽をバックに上記の演出が入るので[[ロマン]]が欲しいならやってみよう。 エマを斬り倒した狼、その口元には僅かな笑みがこぼれる。 そして、燃える天守にて葦名一心との最後の戦いが始まる。 実は元々一心に師事しており、狼をして「嗜みとは、思えぬ」と言わしめるほどの剣気を湛えた達人。 特定の酒を飲ませることで、本人の口から剣術を学んだときのエピソードを聞くことができる。人を斬るためのもので無く、鬼を斬るためのもの……という含みをはらんだ不穏な語りが印象的。 修羅ルート入りせずにこの会話だけ聞くとピンとこない人も多いだろうが、実は天守での弦一郎との死闘の後、狼は階下から上がってくるエマの気配に対し、実際に刀へ手をかけて警戒している。決して強敵との戦いの後で過剰にビビっていたわけではなかったのだ。 *■余談 他のキャラと同様、具体的な年齢は不明だが、公式の紹介文には妙齢の女性とある。 妙齢とは中年を指す言葉だと思われがちであるが、本来は結婚適齢期の若い女性を指す言葉である。&bold(){けっして年増ではない}。 酒を渡すと彼女の意外な一面を見られる。あまりに美味しそうに、グイグイと飲むのである。 火を吹くほど辛い猿酒も、辛いとは言いつつも味わいつつ飲み干すなど酒豪疑惑がある。 また酒が入ると急に饒舌になって冗談を言ったり、狼に「何か話してください」と雑談を振るなど、絡み酒な傾向も。 [[中の人>伊藤静]]の影響だろうか。 また荒れ寺で仏師殿に酒を飲ませると、幼少期のエマの微笑ましいエピソードを話してくれる。見落としやすい要素なので注意。 葦名城にいる弦一郎の下にたどり着くと、荒れ寺にいるはずのエマが一緒にいる。 これは荒れ寺と城の間に抜け道があるため、忍びである狼よりも早く移動できるのである。&font(l){最初から教えてくれ}。 カタカナ表記でエマという西洋人風の名は、純和風の人物名が多いこの[[ゲーム]]としてはやや浮いている印象を受ける。 また海外版の名前もローマ字表記のEmaではなく、西洋人のそれと同様のEmma。 なので一部では西洋人かその混血なのでは?と考える者もいる。 もっとも、英語版の翻訳は修正MODが作られるほど質が低いため、単純に無知な翻訳者が「カタカナ=外国語」と思い込んで綴りをそうしただけかもしれないが。 追記修正は竜咳を治療してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ロック外しは流石に卑怯だと思ったが弾きで無効化できるんやね -- 名無しさん (2019-11-11 22:34:35) - うわばみとか妙齢とかなにかとネタにされるがやはり好き。狼とのあと一歩…みたいな関係性がたまらない -- 名無しさん (2019-11-11 22:51:09) - SEKIROのかぼたんや人形ちゃん枠…と言えるのかな? -- 名無しさん (2019-11-12 07:59:07) - 狼ちゃんは最初エマさんに冷たくしたのごめんなさいしないといけないよね -- 名無しさん (2019-11-12 09:26:00) - 道順とどういう関係なんだ…? -- 名無しさん (2019-11-12 09:35:42) - 道策が兄弟子で、道順がその弟子なので会ったことがないかもしれん(変若水の研究は絶やしたと言ってたし) -- 名無しさん (2019-11-12 09:40:32) - コンセプトアートではかぼたん達と同じく包帯で目隠してるキャラだった。流石にワンパだと考えたのか美人が勿体ないと考えたのか -- 名無しさん (2019-11-12 09:40:48) - 狼「…小ジワが…」エマ「」\危/ -- 名無しさん (2019-11-12 09:43:00) - ↑\死/ -- 名無しさん (2019-11-13 18:48:57) - ↑狼「しゅ…ら…」 -- 名無しさん (2019-11-14 09:37:02) - ↑5違うぞ、エマの兄弟子なのは道順で道策は道玄の同僚かなんか。本編前に道順が落若水のデータを盗んでそのまま道策の方に寝返った感じ -- 名無しさん (2019-11-14 18:57:46) - ↑2これが本当の忍殺(忍びを殺す)か -- 名無しさん (2019-11-14 21:50:24) - ↑3だからエマ殿はBBAじゃなく熟女だって言ってんだろいい加減n\危/ -- 名無しさん (2019-11-15 16:58:11) - ↑無茶しやがって… -- 名無しさん (2019-11-15 19:12:14) - こいつの修羅判定って割とガバガバじゃない? -- 名無しさん (2021-07-22 00:30:52) - ネタにされてるけど、すっごい美人よね -- 名無しさん (2022-04-16 00:38:13) - CV.伊藤静の美女な時点でドストライク -- 名無しさん (2022-07-17 22:12:36) - あと、極主夫道のアニメ版だと弦ちゃんと夫婦になってる(中の人) -- 名無しさん (2022-07-17 22:14:19) - 実は投げ技は養父道玄が教えた護身術のひとつで、一心がそれを見て(あるいは食らって)覚えた可能性も。だったら伝書になくても問題ない -- 名無しさん (2024-09-22 12:54:26) #comment #areaedit(end) }