登録日:2025/08/12 Tue 17:46:44
更新日:2025/08/12 Tue 20:42:11NEW!
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『クロスファイトビーダマン』とは、タカラトミーで展開されていたビーダマンシリーズ第五弾、
及び2011年10月(無印)から2013年9月(es)まで放送されていたアニメ。
概要
本シリーズは元々、『
ペンギンの問題』とのクロスオーバーで初期のスーパーボンバーマンシリーズに近い『
ペンビー』シリーズを展開していたが、
ペンビーシリーズ終了後は、コアパーツと各種ボディーパーツ(ヘッド、アーム、レッグ)を自由にカスタマイズすることが出来る
『
コアチェンジシステム』シリーズを展開。(チューンアップギアは引き続きペンビーシリーズの物を使用可能)。
2012年からは、コアチェンジシステムの機能をそのままにアームパーツ(ライジング=ドラシアンはレッグパーツにもある)に搭載されたエンブレムを押すことで
エンブレムチャージ(締め撃ち)を可能とした『エンブレムチャージシリーズ』を展開していたが、これが現状としてはビーダマンの最終シリーズとなってしまった。
アニメ版では、
メタルファイトベイブレードの後に放送された15分アニメであり、玩具でもメタベイのベイポイントカードとクロビーのビーポイントカードが連動しており、
クロビーの『B-太』でもベイポイントカードが使用可能。
内容としては主にホビーアニメ的要素とミステリー要素が含まれたものになっているが、本作最大の特徴としては
と、これまでのビーダマンアニメの中でもより一層ビーダマン=相棒感を出している。(後述するがビーダマンの中で喋れるのは一部のビーダマンのみで
ちゃんと会話が成立するのはごく一部のビーダマンのみである。)
本項目では、第2期『クロスファイトビーダマンes』についても紹介する。
●あらすじ
20XX年。世界中の子供たちの間で大人気の競技「
ビーダマン」には、まことしやかに囁かれているある噂があった・・・。
"選ばれたごく一部のビーダーだけが参加できる、秘密のビーダマン大会があるらしい"・・・と。
その名は「クロスファイト!」果たしてその正体とは・・・。
●主な登場人物
■東ブロック
無印の主人公。かわいい。
好奇心旺盛で明るい性格で、感情が昂ると「ミステリー」と言う口癖がある。
将来は冒険家志望で、担任の先生もミステリー好きにするほど。あざとい。
クラスメイトの稲葉ナツミの頼みで彼女の知り合いのホビーショップの手伝いのお礼としてビーダマン『アクセル=ドラシアン』を貰い、
B-太に登録した際に、ドラシアンにBアニマルが宿り、秘密のビーダマン大会である『クロスファイト』の東ブロックの選手として選ばれた。
ビーダマンに関しては当初はビギナーであったが、経験を重ねる度に強くなっていき、
東ブロックのライバル達や西ブロックチャンピオンの白銀スバルに一目置かれる様になる。
五龍の一柱の一つである青龍をモチーフとしたドラゴンタイプのビーダマン。カケルが初めて手に入れた愛機であり、
天然ボケでドジな面もあるカケルのストッパー的な存在でもあるが、自分が何処で生まれて来たのか、
なぜこの世界にやってきたのか覚えていないとのこと。
握りやすいアームパーツと安定性と機動性を兼ねたレッグパーツを備え付けており、
下部分のラバーパーツによってドライブショットを放つことができるパワータイプのアクセルコアを搭載したコアチェンジシステムシリーズ初のビーダマン。
劇中では東西対抗戦向けに連射タイプのワンサイドコアを搭載した『ワンサイド=ドラシアン』、
破損したアクセルコアの代用としてブレイクコアを搭載した『ブレイク=ドラシアン』、
メタルパーツ化して修繕したアクセルコアを搭載した『メタルアクセル=ドラシアン』といったバリエーションがある。
『es』で新たにエンブレムチャージを搭載したドラシアン。
クレストランドの各ブロックのBマスターのビーダマンと同じく、
五龍の一柱だけではなく四神の一柱でもある青龍をモチーフとしている。
クリアパーツの取り付け位置によって持ちやすさが向上するヘッドパーツ、アクセルコアより下部分のクローが大型化したライジングコア、
そして本機最大の特徴としては、アームパーツとレッグパーツにそれぞれに搭載されたエンブレムが搭載されており、
Wエンブレムチャージが可能となっている。
更にバージョンアップパーツとしてマグナムアームを使用しており、ビー玉を搭載することで通常発射時の威力を向上させる性能を持つ。
アニオリとして、アルティメットドライブ=ガルバーンと対をなす究極ライジング=ドラシアンも存在する。
東ブロックの選手の一人で、関西弁のイケメンお兄さん。
レストランを経営している家の息子だが当の本人は
ブラックホール並みの胃袋と食欲を持っており、
本人曰く育ち盛りとの事。
最も当時はこの後他局で放送される番組がグルメ系バトルアニメであった。
大食いっぷりは『es』でも健在で、御代カモンが不在の間にレストランAONAに訪れており、御代アオナが昏倒するまで料理を頼み続けており、
19話で拝カゲロウを戦慄させたのは彼が元凶とも言える。
尚当初は西ブロック所属であったが、親の仕事の都合で東ブロックに移籍となっている。その為、巻レイジとのライバル関係は続いている。
鷲型のビーダマン。
搭載されているステアコアはトリガーの先端にワイドパッドを搭載しており、正確な発射を可能とするコントロールタイプのコア。
劇中ではパワータイプのトルクコアを搭載した『トルク=イグル』で東西対抗戦に挑んでいる。
ソニック=ドラヴァイスに続いてエンブレムチャージを搭載した新たなイグル。
本機最大の特徴でもあるアクロスコアはパワーとコントロールの両タイプであり、トリガーの先端をステアコアやトルクコアの様に切り替えられるようになっている。
他にもエンブレムを有したアームパーツの可動式ウイングや、左右の発射角度を調節可能なレッグパーツを有している。
東ブロックの選手の一人で、アメリカ育ちの帰国子女。
実力としては鷲村ユキヒデに続く実力者で東西対抗戦代表の座をかけてカケルに勝負を挑むほど。
クロスファイトのスタッフでもある天宝院ルリに惚れ込んでる。
東ブロックの選手の一人で、大柄な体格の持ち主。
が、大柄な体格にも拘らず甘党で、蠍宮シュモンの抑え役。
熊をモチーフとしたパワータイプのビーダマンで、大型のアームパーツと両手による押し込みに特化したパワートリガーに加えてビー玉をより強く掴むホールドパーツを搭載したトルクコアを搭載している。
東ブロックの選手の一人で、名門一族出身。
キャラビジュアルでも小悪党っぽさを出していたが、本編ではそれを上回るかわいさを出している。
実は
女性が大の苦手であり、天宝院ルリや稲葉ナツミを恐れている。
そして稲葉ナツミには追い回されている。
『es』でも直っておらず、勝者絶対のロードファイトのルールを利用して黙殺させようとしていた。
直接的な原因かどうかは不明ではあるが、es最終話のEDで家族に女装を迫られている。
蠍をモチーフとした連射タイプのビーダマンで、トリガーの先端が指を入れやすい形状のロールコアとアームパーツ、ヘッドパーツによって片手撃ち連射に特化している。
新たにエンブレムチャージを搭載した新たなサソード。
指を入れやすいロールコアのトリガーの先端の形状をそのままにトリガーの前進用のローラーを搭載したマッハコア、
入れ替え可能な片手撃ち用のエンブレム付きのアームパーツと、マッハコアの特性をそのまま活かすことができる前進ローラー付きのレッグパーツを搭載。
■西ブロック
クロスファイトの西ブロックの現チャンピオンで、カケルがホビーショップの手伝いで最初に出会ったクロスファイトの選手でもある。
性格としては他人に無関心かつ無愛想で、長年の愛機でもあるドラヴァイスにすら「余計な口を聞くな」と釘を刺す程である。
ドラヴァイス曰く、幼い頃から考古学者である父親と共に世界中を周っており、友達を作れていないとの事だが、
同じドラゴンタイプであるドラシアンの使い手になったカケルに対しては彼がクロスファイトしてから気にかけており、
一方的にライバル視しているが、カケルから「友達」と言われた時は一瞬動揺したものの、ライバルとして割り切ってはいる。
ビーダマンに関しては幼少期から父親に言われて始めたが、本人は「ビーダマンが好きだから」という感情を持ち合わせており、
打ち明けて以来、特にカケルに対して段々と心を開くようになってきた。
幼少期からのスバルの愛機であり、五龍の一柱の一つである白龍をモチーフとしたドラゴンタイプのビーダマン。
スバルには厳しい態度を取られているが、それでも彼自身の為に助言や助力は辞さない。また、劇中で初めて喋ったビーダマンでもある。
パワータイプのドラシアンと対をなす連射タイプであり、コア内部にローラーを内蔵して連射性能に特化したレブコア、
レッグパーツにローラーを内装しており左右では高い機動性を有している。
東西対抗戦直前でコアをメタルレブコアに換装している。
『es』でクレストランド調査の為にバージョンアップしたドラヴァイス。WBMA製では初のエンブレムチャージを搭載したビーダマン。
レッグパーツのローラーがビー玉梱包型になったことにより、左右だけではなく前後でも高い機動性を有しており、
エンブレムチャージに対応したソニックコアは、ローラーは新しくボールローラーを搭載されている。
劇中ではチューンアップギアとして無印ではトルネードマガジン、esではサイクロンマガジンといった大容量マガジンを使用している。
西ブロックの選手で、不良ではあるが後に北ブロックのガチの不良がクロスファイトに乱入してきた事もあり、不良キャラは鳴りを潜めている。
鷲村ユキヒデとはライバル関係であり、彼が東ブロックに移籍してからも続いている。
劇中ではある人物に弱みを握られて渡ダイキの仲間として動いていたが、ユキヒデとのブレイクボンバーでの一戦を交えて、目を覚ます。
蛇をモチーフとしたビーダマン。コントロールタイプ。
トリガー上に付けられたストロークレールによってブレを軽減し、レッグパーツは左右に拡張可能で、安定性を向上させる。
チューンアップギアは劇中である人物に授けられたロックオンバレルを使用。
西ブロックのビーダーで、ライオンバカ。
ライオンタイプのビーダマンより人気があるドラゴンタイプのビーダマン使いであるカケルに勝負を申し込むが、
カケルのアクセル=ドラシアンのドライブショットでは不利な競技であった為、アクセルコアを大破させてしまう。
その後野生の勘でB-太にアクセスして、そのままクロスファイトの西ブロックの選手になってしまう。
渡ダイキが南ブロックから西ブロックに移籍して来た際に、野生の勘で通ずる何かがあると事で、一時期にそのままダイキの仲間になってしまうことがあった。
言わずもがなライオンタイプのビーダマンで、アクセル=ドラシアンが縦回転が掛かったドライブショットを得意とするのに対して、
こちらは横回転が掛かったスピンショットを放つ事が出来る。(コアパーツのラバーを調整する事で左右回転を調整可能)
劇中ではWBMAのファン感謝イベントを訪れた際にステアコアを手に入れており、『ステア=レオージャ』にカスタマイズしている。
新たにエンブレムチャージを搭載して進化したレオージャ。
スパビーにあったスピーダーシステムとほとんど同じ機能を有したジェットコアを搭載しており、
トリガーを押した際にタイヤとギアが連動し、更にレッグパーツのローラーによって強力なショットを放つ。
■南ブロック
どう見ても小学生っぽくない登場人物その1。
WBMAのファン感謝イベントでカケルが出会った少年で、ドラゴンタイプのビーダマンのドラグレンの使い手。その翌日にカケルのクラスメイトとして転校して来る。
その正体は元は南ブロックのクロスファイトの選手であり、東ブロックに移籍する事になったとの事。
また、WBMAの特別スタッフでもあり、天才少年とも言われているが…
劇中屈指の謀略家であり、歴代ビーダマンシリーズの中でも上位に入る程の大悪党。
表向きでカケルらに礼儀正しく振る舞っているのに対して、
他人をコントロールする戦略を好むからコントロールタイプを使っているという恐ろしい考えを持っている。
東ブロックに移籍したのも、渡ダイキを西ブロックに移籍させて仲間を作らせて暴れさせて、
東西ブロックごとクロスファイトを裏から牛耳る為であり、
ダイキ、盗み聞きされた挙句の果てに手駒に収めた巻レイジ、
ライオンとトラは似た者同士だから仲間ということでダイキと通じ合って仲間となった来堂オウガ、そしてダイキやレイジの呼びかけによって仲間となった西ブロックの選手達を使って裏で暗躍していたが、白銀スバルによって
暴露されてしまう。
後に引けなくなってしまい、クロスファイトの経営権をかけたブレイクボンバー戦を吹っ掛ける。当時はカケル・ユキヒデ組でナオヤ・ダイキ組に挑む予定だったが、ユキヒデがレイジとの戦いで負傷したこともあり、代打でスバルが参戦。ナオヤもパーフェクト=ドラグレンでゴリ押そうとするもカケル・スバル組に
敗北。クロスファイトの選手権が抹消されそうになるが、カケルの計らいで残留する事にはなったが、
ダイキをそのまま放置してカケル達の前から
姿を消した...。
と思われたが、クロスファイトを乗っ取るのは飽くまでもバックアッププランであり、本命はBクリスタルに秘められた大いなる力=伝説のドラゴンタイプであった。
但し、自分が手に入れる訳ではなく、第三者が手に入れて自分は持ち上げ役として裏からコントロールするのが狙いであり、
手始めにドラゼロスを作り上げてそれを黒渕バサラに手に入れさせて、Bクリスタルを襲撃させて解放させた。
そしてバサラとドラゼロスとの戦いでドラシアンが記憶喪失になってしまったカケルをその使い手にしようとするが、道中でドラシアンの記憶が戻ってしまうという誤算が生じてしまったが、
カケル達にこっそり付いて来た皇リュウジの手に渡ってしまい、ドラゴルドの使い手となった彼を補佐する形になった。ついでにダイキがナオヤの所に戻って来た。
しかしながら段々と手が付けられなくなってしまい、リュウジとの勝負の中でドラゴルドを処分しようとするが、ドラグレンの必殺技を吸収されてしまい、ドラゴルドを完全体にしてしまった挙句の果てに、逆にリュウジとドラゴルドに支配されてしまう形となってしまった。その結果、WBMA本部襲撃に加担してしまい、ドラゴルドがドラゴンタイプ以外の全てのBアニマルの力を吸収した挙句、人類滅亡の危機にまで直面してしまうことになってしまった。ナオヤのせいで。
その後ドラグレンと共に黄昏ていたがバサラに喝破され、乗り込んできたカケルに1対1の勝負を(タイガルの力を借りずパーフェクト化せずに)申し込む。最終的に敗れたものの、他人をコントロールするようなやり方から脱却することが出来た……はず。
その後はカケル・スバル・バサラ達に加勢し、ドラゴン連合チームを勝利に導いて、何とか自分が蒔いた種を刈り取ることが出来た。
流石に『es』では悔い改めてたかと思いきや、ドラグレンの改修後にWBMAが開発した新競技を強奪、更にそれとダイキのタイガルを手土産に御代リョーマに取り入ってもらった。全く反省していなかった。
その本当の目的はWBMA側とグランドBマスター側の二重スパイになる為であり、不知火ビャクガの父親の冤罪を明かしたり、グランドBマスター陣営を壊滅的に追い込んだりと悪行三昧の前期とは異なりカモン達の力になっている。
ドラシアン、ドラヴァイスに続くドラゴンタイプのビーダマンで、五龍の一柱の一つである赤龍をモチーフとしている。
キザな性格で、表向きはナオヤに「こら!ドラグレン!」と叱正されるが、裏向きではナオヤの協力者的な立場である。
4本爪による高精度ショットを可能にするフォースコア、照準を付けやすいヘッドパーツの角と、腕を下げることで安定性を向上させる事ができるアームパーツと、バリバリのコントロールタイプである。
更に本機最大の特徴として、ラウンド=タイガルと合体する事によってパーフェクト=ドラグレンにすることが可能。タイガルサイトによってヘッドパーツの照準性能が向上、レッグパーツに搭載したタイガルアームのラバーパーツによって更に安定性が向上、コアに付けられたタイガルヘッドはショートバレルとして機能する為、劇中では文字通りの最強のコントロールタイプといっても過言ではない。
新たにエンブレムチャージを搭載して進化したドラグレン。
こちらは前身とは異なりラウンド=タイガルとの合体機能はない。
可変式になったヘッドパーツのサイトと、前方に4本のレールを内蔵かつロングトリガーでコントロールタイプながらも高い威力を誇るアサルトコア、そしてエンブレムシールドを使用したバレル・サイト・スタビライザー・エンブレムチャージモードへとチェンジ可能であり、劇中ではエンブレムシールドを全て搭載させてアルティメットドラグレン化させる事も可能。
西ブロックに移籍して来た『南のボス』と呼ばれるビーダーで、焔ナオヤ曰く南ブロックが荒れたのは彼が原因とされているが…
来堂オウガの野生の勘曰く、通ずる何かがあると事。
ナオヤの子分であり、彼を『ボス』として慕っている。現に西ブロックに移籍したのはナオヤが東西ブロックごとクロスファイトを牛耳る為であり、ナオヤの手駒となった巻レイジに加えて、ライオンと虎は似た者同士だから仲間という事でノリで仲間にしたオウガと共に、西ブロックで仲間を増やしていき、彼が着用するパーカーを与えていった。ダサいと言われる事もある。
しかしその反面、勝手に単独先行してしまい、ナオヤを困らせることもある。現にそれが原因でこれまでのナオヤの悪事が明るみに出てしまった一因にもなっている。
クロスファイトの経営権を掛けた戦いで敗北後はナオヤに切り捨てられてしまうが、オウガの激励もあり、クロスファイトに残留する事になる。
しかし結局ナオヤが再び姿を見せてからは彼に追従しており、『es』でも彼に付いて行っており、ナオヤの指示でレイドラの強化パーツ扱いとして不知火ビャクガとも同行するようになっている。
虎をモチーフとしたビーダマン。精密連射を可能とするラウンドコアと操作性を上げるラバーパーツを搭載したアームパーツが特徴。
フォース=ドラグレンやクライス=レイドラのパーフェクト化用のパーツ的な側面が強く劇中ではそこまで活躍が見れていない。タイガルは泣いてもいい。
■北ブロック
どう見ても小学生っぽくない登場人物その2。
北ブロックの巻レイジが不良である事を忘れさせる程の不良であり、ドラゴンタイプのビーダマンであるドラゼロスの使い手。
プロト01のトリガーを押しただけで壊してしまうほどの力の持ち主で、力を振るいたいが為に喧嘩に明け暮れていたが、偶然クロスファイトの競技場らしき廃墟に安置されていたドラゼロスの呼び掛けに呼応し、彼を手に入れる。その後カケル対スバルの統一王者決定戦後に乱入、統一王者のみ挑戦する事が出来るBクリスタルを襲撃、Bクリスタルに秘められた力が解放されてしまい、クロスファイトを公にしなくてはいけない要因を作って立ち去った。
その後表舞台に姿を出したクロスファイトに乱入。そしてドラゼロスが「Bクリスタルの力の秘密を暴露する」と恫喝したことによって、クロスファイト選手として参戦する事になった。
クロスファイトに参戦後は、
- イーストGP決勝戦でスバルのドラヴァイスを破壊寸前に追い込んだか、標的が統一王者のカケルであった為、優勝を譲る形で途中で手を抜いた。
- ウエストGP予選に男装して参戦した天宝院ルリにターゲットを仕向ける形で妨害し、荒野グンの加勢があった為事なきを得たが負傷させる。
- ウエストGP決勝戦でカケルとドラシアンに敗北するが、ドラシアンに大ダメージを負わせて一時的に記憶喪失にする。
- ドラゼロスと手を切る様に説得しに来たグンを黙らせる為に、
2期で行われるロードファイトのルールで実力で黙らせて、更にカケルがドラシアンの記憶を取り戻す為に北ブロックへ向かうという情報を引き出す。
- 更にカケルとドラシアンを完全に叩き潰す為にカケル一行が泊まったホテルのルームサービスとして乱入する。
と劇中でも蛮行を繰り返し続けたが、その代償を払うかのようにノースGP決勝戦でドラゼロスを破壊されてしまう。
その後WBMAでドラゼロスを修繕して貰い、それ以来ラフプレーや暴力的な行為等ではなく、正々堂々とビーダマンをやりたいと思うようになって来ており、心境がだいぶ変わって来たとされる。
が、『es』でも横暴っぷりは健在で、カモン一行にスパルタ式特訓を叩き込んだり、許可なく勝手にロードファイトを行ったりしている。尚クレストランドに来てからバサラを兄貴と慕う角突リュウドウという自称子分が出来ている。
五龍の一柱の一つである黒龍をモチーフとしたドラゴンタイプのビーダマンで、彼らの中でも好戦的な性格で力を追い求める事に執着している。バサラが撃っても壊れず、そして彼に助言を惜しまない。
WBMAで開発されたものではないとされているが、作ったのは焔ナオヤ本人。Bクリスタルの力を解放させる為作り上げ、後はドラゴルドの贄としてノースGP決勝戦で破壊される。
WBMAで修繕された後は、自身の存在意義について迷ってしまうが、バサラから大切な存在として認められ、立ち直る。
初の特殊タイプのビーダマンで、二発同時発射を可能とするツインコアを内蔵。そしてアームパーツに搭載されたドラゼロスウイングは、ビー玉をストックする事ができ、グリップにもなる。
新たにエンブレムチャージを搭載して進化したドラゼロス。
内部にローラーを搭載したストリームコアは、ツインコアの弱点であった連射性能の低さを克服しており、新たにエンブレムを搭載したドラゼロスウイングは取り外してスタビライザーやグリップ・エンブレムチャージモードへと切り替える事が出来、ちゃんとビー玉をストック可能。
チューンアップギアはツインマガジン+ワイドマガジン、『es』では更にマガジンスタビライザーも使用。
二発同時発射に加えてウイングを搭載したデザイン、そして檜山ボイスの演技力もあって玩具としては総じて人気は高め。
本職はモデルの北ブロック代表選手。
本人曰く比類なき美のカリスマ。強いて言えばナルシスト
当初はカケルとドラシアンを美しくないとしてライバル視していたが、稲葉ナツミのブログイベントのエキシビションマッチで一戦を交えた際、彼を「永遠のライバル」として認める。
その後は北ブロックに到着したカケル達一行を知り合いが経営しているホテルに宿泊させたり、ルームサービスとしてカケルに勝負を挑んできた黒渕バサラの相手を務めたりと、義理人情に厚い面も見せている。
孔雀をモチーフとしたビーダマン。ツイン=ドラゼロスに続く特殊タイプのビーダマンで、あちらが二発同時発射を可能とするのに対して変化球を撃つ事が出来る。
通常モードではバックスピンショットを放つ事が出来、レッグパーツを変形させることでカーブショットが放つことができる。スピンコア同様にラバーの位置を変えることが出来、これによりカーブショットの向きを変えられる。
因みに劇中で必殺技を放つ際に絵面的に凄い事になる。
どう見ても小学生っぽくない登場人物その3。
北ブロック代表選手で、有名なアメフト選手。
劇中でも屈指のパワーの持ち主で、突っ込んで来た牛相手にタックルしてそのまま持ち上げるといった小学生どころか人間を辞めてしまっている芸当を見せている。
黒渕バサラとは幼馴染みたいな関係との事。こんな幼馴染いてたまるか
牛をモチーフとしたビーダマン。
スプリング非搭載&大型のバーストグリップによって強力なパワーショットを放つことが出来るバーストコアと、大型のアームパーツ・レッグパーツに加えてヘッドパーツの角はグリップとしても使えて、アームパーツに付けるとフロントスタビライザーにもなる。劇中ではグリップとフロントスタビライザーの両機能を持つフルホーンモードがある。
チューンアップギアとしてパワーグリップを使用しており、先端にバーストグリップを搭載可能。
因みにホビー動画を上げている某YouTuberによって魔改造された「牛魔王」と呼ばれるものが存在する。
■クレストランド
『es』での主人公。姉である御代アオナが経営している『レストランAONA』の手伝いをしている。
身体能力が荒野グン並みに高く、ランチの配達先のビーダマン専門店で夢で見たビーダマンである『ガルバーン』を手に入れる。
ビーダマンで一等賞をとることを目標に掲げているが、どうやらガルバーン共々記憶が欠如しているらしく…
クレストランドの南エリアのBマスターで、ガルバーンと共に兄でもあるグランドBマスターの
御代リョーマとギルシオンに戦いを挑んだが敗北、ガルバーン共々ビーダーとしての記憶を失ってしまう。
劇中では記憶を取り戻したと同時にリョーマとギルシオンによって
ダークサイドに堕ちてしまうが、カケルとドラシアンの助力もあり正気に戻る。その後南エリアのBマスターに正式復帰した。
四神の一柱でもある朱雀をモチーフとしたビーダマン。カモン同様に熱血漢で、共にビーダマンで一等賞をとることを目指している。
『エンブレムチャージシリーズ』初のビーダマンで、アームパーツにチャージ力が高いエンブレムを搭載しており、アクセルコアの形状に左右の爪にローラーを内装したエンブレムチャージの対応のドライブコア、ヘッドパーツの角度調整可能なウイングパッド、レッグパーツのマルチクローは後ろにつけるとスタビライザーにもなる。
劇中では
握りやすいグリップとチャージ力が高いエンブレムを搭載したキャノンアームを装備した『キャノンドライブ=ガルバーン』、
片手撃ち用にエンブレム付きグリップと威力を調整可能なウイングを搭載したブラストアームを装備した『ブラストドライブ=ガルバーン』、
対ギルシオン向けにパワータイプ・連射タイプ・コントロールタイプの特性を発揮可能であるアルティメットアームを装備した『アルティメットドライブ=ガルバーン』といったバリエーションが存在する。
因みにガルバーンの中の人は
前のシリーズでラスボスを演じている。
南エリアでは名の知れたビーダーを自称しており、常に子分を連れまわしている。江戸っ子。
初めてカモンにロードファイトでの対戦を申し込んでおり、敗北したがカモンがロードファイトの勝者の権利を使用しなかった為違和感を覚える。
その後彼の正体を知ってからは、一時期土佐弁のシブい大人(自画自賛)に変装してカモンを支援していた。
蜂をモチーフとしたビーダマン。カブトムシではなく蜂
スコープ機能を持つヘッドパーツと、グリップ機能を持つショルダーとエンブレムを搭載したアームパーツ、そしてスロットコアのアンダーストロークレールはトリガーのブレを軽減するだけではなく、スタビライザーとしての機能も併せ持つ。
チューンアップギアとしてはコンバートバレルを使用。
西エリアで指名手配されているブラックリストビーダーで、西エリアのBマスターに強い復讐心を持つはぐれ狼。
かつて仲間に裏切られた経験があり、誰も信用していなかったが、カモン達と一戦を交える事によって徐々に彼らに接近して来るようになり、
現在はレストランAONAの居候になっている。
狼をモチーフとしたパワータイプのビーダマン。
パワー補正の高い押し下げ型のエンブレムを内蔵したアームパーツ、レッグパーツはガルバーンのマルチクローを搭載可能。ガンロックコアは、スマッシュトリガーに近い機構を持つガンロックテールを搭載しており、テール自体を手前で引くことで発射する。
劇中ではチューンアップギアとしてスコープマガジンを使用。
西エリアのBマスターであり、拝カゲロウにとっては最大の怨敵。
無感情で無口な少年で愛機のレイドラからは御曹司と呼ばれているが…
不知火コーポレーションの社長の息子であり、文字通りの御曹司。しかしながら社長である父親が無実の罪で逮捕されてしまい、全てを失ってしまう。しかしながら元々親友であった闇黒寺ゲンタが付き添っていた御代リョーマによって悪い意味で立ち直ってしまう。
しかしながら渡ダイキのラウンド=タイガルがレイドラと合体した事や、焔ナオヤが根回しをした事もあり、徐々に心を開き始め、最終的にカモンとカケル達に協力する事になった。
四神の一柱でもある白虎をモチーフとしたビーダマン。基本的にビャクガの代わりに彼が喋ることが多い。
円形のホールドパーツを内装したクライスコア、接地面を拡張可能なレッグパーツ、クリアパーツと併せてスコープ機能を持つヘッドパーツ、後方に引くタイプのエンブレムパーツとクローによってエンブレムチャージ時の安定性を向上させるアームパーツを持ったコントロールタイプ。
バージョンアップパーツとして広い接地面を持ち、更にグリップとしての機能を持つバスターレッグを装備して『バスタークライス=レイドラ』にアップグレードしている。
更にフォース=ドラグレンと同じく、ラウンド=タイガルのパーツを使用することによってパーフェクト=レイドラにすることも可能。基本的にはパーフェクト=ドラグレンと強化内容は同じで、バスターレッグ装備時でもパーフェクト化させる事も出来る。
因みにレイドラの中の人は
前々シリーズで主人公のライバルの一人を演じている。
北エリアのBマスターで、不知火ビャクガにとっては唯一の親友。
苗字に不釣合いでカモンと同じく熱血漢で、正々堂々とビーダマンで決着を付けることに躊躇いはない。にも拘らず御代リョーマに忠誠を誓っており、寝返ったビャクガを一時期敵として見ていた。
トレーニーでよくダジャレで周囲を凍り付かせる事もある。
ギルシオンの祀る一族の末裔であり、本人もその事に関して一切知らなかった。また、リョーマの側近でもあるエージェント・ダークは
彼の父親でもあり、スパイク=フェニックスの力を利用して
戦争兵器を作ろうとしていた。またビャクガの父親を冤罪で嵌めたのは
彼の父親でもある。
父親の悪行が焔ナオヤと白銀スバルによって明かされてからは、ビャクガとよりを戻し、デスシエルと共にリョーマと父親に反旗を翻す。
四神の一柱でもある玄武をモチーフとしたビーダマン。ゲンタのダジャレに関しては完全にダンマリを決めている。
片手撃ち用のエンブレムシェルを搭載したアームパーツ、そして本機最大の特徴はガトリング式トリガーであり、ハンドルを回し続ける事でビー玉をフルオートで連射する事が出来る。かつて
スパビーで登場した
ギャラクシーフォートレスも同じ機構を搭載しているがこちらはかなりコンパクト化されている。
劇中ではチューンアップギアのダッシュスタビライザーとレッグパーツを合体させる事により、高い機動性と安定性を有した『ダッシュガトリング=デスシエル』にする事が出来る。
黒渕バサラを兄貴と慕うクレストランドのビーダーで、かつて悪質な連中に絡まれた所をバサラに助けられたこともあり、以後彼に付き添っている。
常にギターを持ち歩いており、es最終話のEDではバサラと仲間達と共にバンドを組んでいる。当の本人はドラム役
トリケラトプスをモチーフとしたビーダマンで、現代生物や伝説上の生物をモチーフした本シリーズの中では唯一大昔の生物をモチーフとしている。
パワータイプのビーダマンで、アームパーツだけではなく、レッグパーツ、そしてヘッドパーツにエンブレムが搭載されており、強力なエンブレムチャージを可能とするが、
大人の事情でアニオリ限定に留まっている。
クレストランドのグランドBマスターで、カモンの兄。基本的にマントにモヒカンと仮面という余りにも怪しすぎる格好をしており、クロスファイト参戦時には、マントや仮面は取っ払ってダサいポンチョで参戦した。元々は家族思いの性格であったが…
元々弟のカモンと共にビーダマンを楽しんでいたが、ゲンタの父親によってギルシオンの使い手となってしまい、精神そのものを支配されてしまう。そしてカモンを下し、ゲンタとビャクガを付き従わせてWBMAと断絶、新たに勝者絶対のロードファイトを公布し始める。不死鳥グランプリの準決勝でカモンと対決、一時的にギルシオンによって完全に支配されるが、本人の限界を超えてしまい、力尽きて敗北する。しかしカモンとカケルの決勝戦で目を覚まし、満身創痍でカモンの応援に駆け付けた。その後はグランドBマスターの座をカモンに譲渡し、以後父親の仕事の手伝いをしている。
スパイク=フェニックスと対をなす麒麟をモチーフとしたビーダマンで、竜をモチーフとしたライト=ドレイクと、馬をモチーフとしたレフト=スタリオンが合体する事で姿を現す。
かつてリョーマはライト=ドレイクのみ所持していたが、ゲンタの父親がレフト=スタリオンを発掘した事で復活、以後リョーマを自身の眷属として乗っ取っていた。
右手用のパワータイプのドレイク、左手用の連射タイプのスタリオンが合体する事で三発同時の並列発射を可能としており、ドレイクとスタリオンに搭載されたグリップがパッドになり、各トリガーをリンクさせている。装填口と発射口はそれぞれ独立している為、接地面に気を付けさえすればマガジンとバレルを個別に付けることが可能。
■その他関係人物
カケルに憧れてビーダマンを始めたニュービーで、イーストGPで初めてカケルの目の前に現れる。
カケルを『先輩』として慕う小動物みたいな人懐っこい性格で、クロスファイトの関係者からも一目置かれているが…
カケルのドラシアンが記憶喪失になった際に、焔ナオヤからドラシアンの記憶を取り戻せるかもしれない
(という罠)から北ブロックに来て欲しいとのことで、彼に付いていこうとするが白銀スバルから
「お前はダメだ」と釘を刺されたのにも関わらずこっそり同行し、カケルを助ける為に遺跡のトラップによって
プロト01を喪失。そして
龍ヶ崎カケルに憧れている=ドラゴンタイプの使いのビーダーに憧れていると看破され、ドラゴルドの使い手として選ばれてしまう。ドラゴルドを手にしてからは
人格や風貌が別人へと変貌し、一人称も「僕」から「俺」に変わり暴君のような超暴力的な性格と化した。
手始めにノースGPの決勝戦で黒渕バサラと対戦した際に
ドラゼロスの必殺技を吸収した上でコピーした必殺技でドラゼロスを破壊。サウスGP直前でナオヤの工作によって
ドラシアンとドラヴァイスの力も会得。予選で
スバルに深い重傷を負わせ、決勝戦では三体のドラゴンタイプの必殺技を繰り出してカケルを苦しめるが、新必殺技を繰り出したカケルとドラシアンに敗北。
更にアルバ・ココドゥロに
ビーダー失格とまで言われたことでヒートアップ。ドラゴルドに言われるがままに荒野グンや鷲村ユキヒデといった
クロスファイト関係者を襲撃し、更に遂に
己が蒔いた種なのに堪忍袋の緒が切れたナオヤに
ドラグレンの力を渡すか、戦うかの二択を迫らせる。リュウジとドラゴルドを処分する為に勝負を挑んできたナオヤとドラグレンに必殺技を繰り出させて
ドラゴルドを完全体にし、逆にナオヤとダイキを屈服させる。
そしてWBMA本部を襲撃・占領してドラゴンタイプ以外の全てのBアニマルの力を吸収、そしてカケルとドラシアン、スバルとドラヴァイスに最終決戦を挑ませる。全てのドラゴンタイプの力を手に入れ、完全体となったドラゴルドに全てを委ねて圧倒するが、バサラとドラゼロス、そしてカケルとの勝負を経て開き直ったナオヤとドラグレンが加勢した事もあり、
四龍の新必殺技によって敗北。
敗れたリュウジは人懐っこい元の性格へと戻り、
これまで自分が犯してきた蛮行からの罪悪感で号泣するが、ドラゴルドはカケル達を勝者と認め、
最後のショットを放たせて全てをBアニマルを開放して消滅した。その後のリュウジの愛機はプロト01に戻り、武者修行として各地を回っている模様。
リュウジの愛機であり、Bアニマルを具現化出来ない為必殺技を放つことが出来ないが、それでもイーストGPでスバルやバサラといった実力者がいながら上位に入賞しており、本人の人間性能が高いことを示している。
五龍の一柱の一つである黄龍をモチーフとしたドラゴンタイプのビーダマンで、Bクリスタルに秘められた力の正体であり、全てのドラゴンタイプの頂点に立つ存在。
パートナーとなったリュウジの願望を叶えるという名目で事実上彼を眷属の様に扱い、全てのドラゴンタイプの力を揃えようとした。
2本のウイングは合わせてパワーマント・マガジン・バレルに変形することが出来、スマッシュコアに搭載されたスマッシュトリガーは、下に押すことによってビーダマを発射する事が出来る。
スパビーで登場した
クールヘリオスや
エターナルエクリプスよりも小型化されている。
更に本機最大の特徴として各ドラゴンタイプ(ドラシアン・ドラヴァイス・ドラグレン・ドラゼロス)のパーツを搭載する事が出来、
- アクセルコアのラバーパーツをスマッシュコアに付けることでドライブショットが打てるようになる。
- ドラヴァイスのレッグパーツのローラーを付けることで左右での機動性を手に入れる。
- ドラグレンのヘッドパーツのサイトを付けること照準性能を手に入れる。
- ドラゼロスウイングを付けることによりビー玉をストックする事が出来、グリップやスタビライザーになる。
全てのパーツを付けることによって『アルティメット=ドラゴルド』へと進化する。
カケル達が調査の為訪れたサウーズの町の町長の孫。口数が少ない性格だが、その正体は聖地の番人であり、かつてドラゴルドによって滅ぼされた文明の末裔。番人として現れるときはワニ型の仮面を付けて現れ、番人としてカケルに勝負を挑み以後WBMAに協力している。
ワニをモチーフとしたビーダマンでWBMAで開発されたものではなく、ドラゴルドがドラゴンタイプ以外の全てのBアニマルの力を吸収した際でも自我を保っており、ドラゴンタイプ同様にある程度の対話は可能。
ローディングコアの下部に、ビー玉補給口を搭載しており、片手持ち用のヘッドパーツと、ローディングコア向けのレッグパーツを搭載。
カケルの幼馴染でもありクラスメイト。一応ヒロインではある
カケルをビーダマンの世界にのめり込んでいったきっかけとなった人物で『ナッツ』名義でビーダマン専門ブログをやっており、ブログイベント開催を経てWBMAスペシャルサポーターに任命された。
よく蠍宮シュモンを追い回している。因みに無印では彼女のビーダマンには終盤までBアニマルが宿らなかった為、クロスファイトの選手ではない。
ウサギ型のビーダマンで、連射タイプのワンサイドコアを搭載している。カケルのドラシアンとは異なりBアニマルが宿っていない為、話すことが出来ない。(例え話せたとしてもドラゴンタイプのドラシアンや、四聖獣のガルバーンとは異なり対話は難しいと思われる。)
終盤でドラゴルドが全てをBアニマルを開放した事によってBアニマルが宿った。
クロスファイトに初めて訪れたカケルの前にバニーガールで現れたクロスファイトの進行スタッフで、WBMA重役の孫娘。
お嬢様口調で、変装コスプレが得意との事。
劇中では稲葉ナツミのブログイベントに『ルリ子』として調査に来た時や、ウエストGP予選に男装して参戦したりしている。
ツバメをモチーフとしたビーダマン。焔ナオヤが開発に携わっている。一時期、渡ダイキに奪われた事もある。
鷲村ユキヒデのステア=イグルと同じステアコアの為、必殺技も同じ。
御代カモンと御代リョーマの姉で、レストランAONAを経営している。
基本的には優しい性格ではあるものの、怒らせると怖く、拝カゲロウですらも委縮させるほど。
鷲村ユキヒデがレストランAONAに訪れた際に彼女を気を失わせる程彼が料理を大量に注文してしまった為、それ以来大量に料理を作るようになってしまい、更にその食事を強制させてしまっている。
●用語
WBMAが秘密裏に開催している都市伝説にもなっているビーダマンの競技大会。ビーダマン自体にBアニマルが宿っているのが参加条件である。また会場は倉庫内、河川敷の地下、WBMAの工場等様々。
その狙いとしては、BアニマルとBクリスタルの秘密を解明する為であり、それらが悪用される事を阻止する為に機密性を維持し続けていたが、黒渕バサラとドラゼロスによってBクリスタルの力と一部のBアニマルを解放せざるを得なくなり、秘密裏開催を取っ払い、公の場による開催となっていった。
一部のビーダマンに宿っている存在であり、かつてBクリスタルと共に現実世界にやって来た。Bアニマルが宿っているビーダマン喋る事が出来(但しそのほとんどが片言)、その中でもドラゴンタイプと四聖獣は特別で意思疎通が可能。(例外としてアルバ・ココドゥロのローディング=ダイルスや、拝カゲロウのガンロック=ヴォルグもある程度の対話は可能。)Bクリスタルが解放されてからは何もモチーフが無いプロト01もBアニマルを持たないが喋るようにはなっている。また必殺技を放つ際に専用のガントレットを装備する事によってBアニマルを具現化させる事が出来、『es』ではエンブレムチャージを介することによってガントレットを使用せずとも具現化が可能。
クレストランドで行われるビーダマン競技で、様々なジャンルが存在するが、最大の特徴として敗者は勝者に従わなければならないという絶対的なルールがある。一応救済措置としてリベンジも行えるが、これで負けてしまうとクレストランドで金輪際ビーダマンが出来なくなるという厳しい掟がある。拝カゲロウはこの掟を破った事によりブラックリストビーダーとして指名手配されるようになった。黒渕バサラが行っているロードファイトでは勝者絶対のルールが存在しない。
●視聴方法
2025年現在、2期と共にU-NEXTで視聴可能であり、全52話を2話ずつまとめている。
一応U-NEXTでは、
歴代ビーダマンシリーズも視聴可能で、
スパビーに関してはU-NEXTの電子書籍で配信されており、
U-NEXTだけで全てのビーダマンシリーズを網羅する事が出来る。
「カケル、今日からお前と俺はここで力を合わせて追記・修正していくのだ。」
- 従来シリーズより拡張性と頑丈さが両方とも上がってて感動した、スパビーと違ってビスもいらないし -- 名無しさん (2025-08-12 18:39:53)
最終更新:2025年08月12日 20:42