登録日:2025/08/11 Mon 23:16:27
更新日:2025/08/12 Tue 00:51:21NEW!
所要時間:約 25 分で読めます
亜門新とは、『ジャッジアイズ』シリーズの登場人物である。
『ジャッジアイズ』劇中ではバトル時は「シン・アモン」名義。
『
JUDGE EYES:死神の遺言』における
裏ボスであり、シリーズ伝統となる暗殺者集団「亜門一族」に該当する。
他のサイドケースを全て制覇しフレンド50人を達成すると、八神探偵事務所にて登場サイドケースの「挑戦状」を受注することが可能になる。
+
|
亜門一族とは |
『龍が如く』シリーズ伝統の隠しボス。
基本的に黒い服装とティアドロップタイプの黒サングラスを着用しているのが特徴。
「最強を自負する暗殺者一族」という恐ろしい触れ込みである。
実際に高い戦闘力を誇る。シリーズ登場ボスのモーションを使ってくることが多い。
ただし、攻撃方法は 世界観無視のオーバーテクノロジーや 魔法、 日用品、 発売当時の時事ネタなども含まれており、プレイヤーからは微妙に色物集団としての扱いもされている。
シリーズ伝統と化しているためか、劇中でも 「すぐに場所開けてやるから体暖めとき」だの 「ほら、お前の番だ」だの恒例行事の草野球の対戦相手みたいな扱いをされている。暗殺者一族なんだけどなぁ…。
ちなみに女性は「男と拳を交えてはならない」という掟があるらしく、女性である乃亜は『龍が如く5』にて澤村遥相手にアイドルとしてのダンスバトルで挑戦してくる。
ちなみに乃亜はボブカットのクール系美少女である。ゴツい亜門一族の男たちに似てなくて良かった。サングラスのセンスだけは変だが
|
【人物】
依頼受注後に工事中の亜細亜街に向かうと会うことができる。条件的にゲーム最終盤となる。
出会った直後から「シンと呼んでくれ」など既存の亜門一族と比べるとちょっと砕けた口調が目立つ。
この時点でシリーズ熟練者は「お、ジャッジアイズにも亜門一族って居たのか!ちょっと若い奴なんだな!」
「あれ?いつもの亜門一族なのに『シンと呼んでくれ』?一族じゃなくて自分個人を強調するのか?」と思うかもしれない。
そして、依頼として「俺と決闘しろ!」とサブタイトル『最後の依頼』のカットイン付きで言い放つのだが…
主人公の
八神の反応は「
日本には決闘罪があって、決闘したら逮捕されてしまうから駄目だ」であった。
弁護士資格を持つ八神の言うことが正しいのだが、
プレイヤーにしてみればシンさんと同じく「お前も暴行とか不法侵入とかやってきただろ 今更何を言ってるんだ」と言いたくなるであろう。
「少しは忖度(そんたく)しろ!」(これは発売当時の流行語ネタ)とも。
そもそも『龍が如く』シリーズにおいて現実世界の法律とかマジで今更な話である。
結局シンさんが折れて依頼は撤回。
この際にシンさんは手でゴメンネ!のポーズをしている。やはりどこかコミカルな『亜門』である。
「今から俺がお前を襲撃する、お前は正当防衛する それなら合法だよな?」ということで再度交渉して依頼成立。
それはそれで微妙なラインだと思うが…。
「なんで俺?」と戸惑う八神に「数々の事件を解決し、多くの人々に慕われているこの街でナンバーワンの男だから」「俺と最強の称号をかけた戦いをする相手にふさわしい」と結構丁寧に説明もしてくれる。八神はイマイチ納得していなかったが。
あと準備が整ってない場合に「今は忙しい」を選ぶと「万全の相手を倒したいから」と待ってくれる。この人ホント親切だなぁ…。
「さっさと始めよう」を選ぶと、謎パワーでVRすごろくの闘技場フィールドのような場所にワープ後に戦闘開始となる。
ワープについてはシンさん曰く「細かいことは気にするな」らしい。
ちなみにVRすごろくの闘技場フィールドはVR空間上の存在であるため、こんな闘技場みたいな場所は現実に存在しない。どこにワープしたんだ。謎。
イベントから戦闘開始までの他の言動でも「
いちいち細かい男だなぁ……」や「
念のため言っておくが、俺はすごい強いぞ!」など亜門一族にしては全体的に軽く、威厳はあまり感じられない。
桐生他と長年戦っている本家シリーズのほうの亜門と比べても面白い言動が目立つ。
そもそも戦闘時の名義「シン・アモン」からして
発売当時の流行りネタである。
この軽さはジャッジアイズの雰囲気に合わせたのだろうか。
【戦闘】
そんなコミカルなシンさんだが、戦闘時の彼はシリーズ有数の強敵として知られている。
歴史が長いシリーズなのだが、その中でもトップクラス。「俺はすごい強いぞ!」は本当だった。
まず、体力ゲージ7本を誇る。
青→黄→紫→水色→緑→(再度)黄→オレンジで7本。
全体的に「敵の攻撃力が高い代わりに体力は低め」という調整がされている『ジャッジアイズ』においては驚異的な体力である。
第一段階ではフィールドを覆う金網に電流が流れているため、近づくとダメージを受ける。
金網へのダッシュを要する三角跳びも注意して使わないと危険。
ダメージもそうだが、当たり方次第ではよろめいたところに後述の掴みが飛んでくる。
「掴み」
ワープばりの高速タックルから使用してくる掴み技。演出と異なり掴まれた時点で抵抗不可。
モーションを確認してから回避するのも相当な距離がないと難しい。
寧ろ回避というより「なんか変な位置で掴みを繰り出してきた 近距離だったら危なかった」とプレイヤーが認識する場面が殆ど。
この技が入ると八神のスマホが奪われ、メニュー画面にアクセスできなくなる。前代未聞のメタフィクショナルな技である。
アイテム使用不可・ポーズ不可になるので途端に厳しくなる。
またポーズボタンを押すと大きな隙が生まれてしまう。
どこに仕舞い込んでいるのか八神が投げを決めてもスマホを奪い返すことはできない。耐性が高いので投げ成立がそもそも困難だが…。
ただし、一度スマホを奪取するとこの技はもう使ってこない。
「グレネード投擲」
京浜同盟の虎牙が使ってきたものと同じ。
手榴弾とスタングレネードがある。
当たり判定がイマイチ不明だが、スタングレネードが当たると八神がスタンする。
そこから先述の掴みに繋いでくることもあるので危険。
「格闘」
素手時のリチャードソン(『龍が如く3』)のモーションを使う。
掴みの存在で忘れられがちだが、攻撃力が高い上に元モーションも強いので脅威。
またスマホ奪取前は格闘の空振りをキャンセルして先述の掴みに移行してくることもある。
「
青モード」
体力ゲージが減って、ステージ背景の色が
青に変わると
ライトセーバーのようなエネルギーソード二刀流になる。
オーバーテクノロジーなのは亜門伝統なので置いておこう 今更だ
第一段階の攻撃方法は使わなくなるため移行後はスマホを奪われる心配はないが、
ここからも攻撃は激しい。、
基本は『極2』の
林のカリスティックモーションだが、攻撃後にエフェクトが青いリング状のエネルギー弾となり空中に浮かんだ後に時間差で攻撃してくる。着弾が妙に遅い。
致命傷状態になる側転からのモータルアタック(
ステッキ男のものと同じ)も怖い。
仕様として八神が円舞スタイルだとエネルギー弾ヒット時にダメージを受けるどころかEXゲージと体力が回復する(ガード時は更に回復)、
一方で一閃スタイルだと爆発して大ダメージを受ける(この仕様はノーヒント)
「赤モード」
さらに体力ゲージが減って、ステージ背景の色が赤に変わるとヌンチャク状のエネルギーを操るモーションに切り替わる。
八神の一閃モーションに近い。ガードブレイクが怖い。
こちらも攻撃後にエネルギー弾を形成してくる。ホーミングが甘く外れがち。
この状態だとエネルギー弾の性質が逆になり、一閃スタイルだとエネルギー弾ヒット時にEXゲージと体力が回復する(ガード時は更に回復)、
円舞スタイルだと爆発して大ダメージを受ける。(これもノーヒント)
恐ろしいことにエネルギー弾は八神のダウン中や起き上がり直後にもヒットすることがある。
事前に対応したスタイルにしていないとゲームオーバーになるリスクが存在する。
誤解されがちだが、近距離攻撃は対応スタイルにしていても普通にダメージが入る。
優秀なモーションで攻撃力が高いので痛い。
ラスト。体力ゲージ残り2本ぐらいの段階。
バリアフィールドを纏った上で第二段階の青モードと赤モードを背景ともども激しく切り替えてくる。
バリアは青モードなら一閃、赤モードなら円舞スタイル以外の攻撃のダメージを大幅に軽減する。
ちなみにエネルギー弾の性質は第二段階そのまま。
つまり、青モード時に一閃、赤モード時に円舞スタイルでエネルギー弾が直撃すると大ダメージを受ける。
青モードの場合
円舞:エネルギー弾からのダメージは受けないが、シン・アモン本体に殆どダメージが入らない。
一閃:シン・アモン本体には大火力が出せるが、エネルギー弾の直撃で大体即死する。
赤モードだと逆。
「対処しようがないじゃねぇか」と言いたくなるだろうが、対処は一応存在するので後述する。
ちなみにリトライ時は第一段階からになる。
つまりスマホ奪取のリスクと再度向き合うことになる。
- 「大量のスタミナンロイヤルとかスタミナンスパークでゴリ押ししたら何とかならない?」
→できません。『ジャッジアイズ』はアイテム所持数の制限が厳しく、そもそもスタミナン系列はXまでしか登場していないので足りない。
→できません。『ジャッジアイズ』は仕様として武器を持ち運ぶことが出来ず、シン・アモンとの戦闘フィールドには武器がありません。
- 「それなら防具やアクセサリーで守りをガッチリ固めたい」
→
できません。『ジャッジアイズ』は仕様として防具やアクセサリーがそもそも存在しない。
続編みたいに気絶無効の装備があれば第一段階のスタングレネード→掴みへの対策とかできそうなんだけどなぁ…。
→できません。『ジャッジアイズ』でも『龍が如く6』から亜門に追加された「同じヒートアクションを被弾した際にダメージがミリ程度になる」という仕様が継続されており、削りきれない。
→できません。『ジャッジアイズ』にはフル課金キムタクの俗称で呼ばれるDLC仙薬が存在し(場合によってはソフトに含まれているので追加購入不要)、時間経過で何度でも使える優れモノだがシン・アモン戦ではそこまで有効ではない。
「極・炎属撃の仙薬」「極・雷属撃の仙薬」→これは攻撃時に燃焼や感電の追加効果を付与するものだが、シン・アモンには耐性があるため効果が無い。
「極・闘気爆の仙薬」→範囲攻撃の爆発を起こせるようになる。基本当たりません。当たる距離だと寧ろ先述の掴みの危険性がある。
「極・天極陣の仙薬」→サテライトレーザー。闘気爆と同じ。
「極・瞬義光の仙薬」→ビーム。シン・アモンには耐性があるためイマイチ効果が薄い。闘気爆や天極陣もそうだが、効果時間が短い中で無理に当てに行こうとすると危険。瞬義光のほうがまだマシかも。
「極・闘気弾の仙薬」→気弾を発射できるようになる。貴重な遠距離攻撃手段なので第一段階での安全な削りには使用できるが、コレもシン・アモンには耐性があるためイマイチ効果が薄い。
少しずつでも削った後は再使用時間まで逃げ回る手段もあるが、スマホ奪取の危険が付き纏う中で逃げ続けることになるので大変。
「極舞・活力の仙薬」→体力が徐々に回復する。悪くはないが…投げがEXゲージ回復の踊りに変化するので暴発してスマホ奪取されたり、猛攻撃を喰らったり、肝心の時に投げを決められない可能性がある。
「極舞・闘気の仙薬」→EXゲージが徐々に増加する。同じく悪くはないが…投げが体力回復の踊りに変化するので、上に同じ。
「極舞・神秘の仙薬」→即死無効化。一応有効だが…効果時間が短いため、効果が薄い。第二段階以降は効果切れの瞬間にエネルギー弾直撃のリスクがある。
むしろDLCのオマケで付いてくる各種仙薬10個ずつのほうが大事。
→一応できるけどタイミングはめちゃくちゃシビア。集中力が続くか?
→あまり効果が無い。第二段階および第三段階の対策が確立できていなければ、結局やられてしまう可能性が高い。
第一段階の掴み、第二段階以降のエネルギー弾と近距離攻撃のコンビネーション、第三段階のバリアフィールドの特性があまりにも脅威すぎる。
加えて、他にももう一つメタフィクショナルに強い要素を持っている…。(後述する)
ゲームバランスと噛み合った悪夢としか言いようがない。
【対策】
強敵である。
しかも、どこまで行っても運要素を排除できないタイプの嫌な強敵。
スマホ奪取さえなければ…
基本的にアクションゲームとしては難易度が低い『龍が如く』シリーズとは思えないレベルの強敵となっている。
代金は払うので連続殺人鬼モグラを倒しにいってほしいと心から思う。多分倒せるよ、この人…
ただ攻略の糸口は無いわけではない。たぶん
+
|
攻略の糸口 |
まずは攻略のための時間を十分用意する。プレイヤーの体調を整えて臨む。
開幕から何の冗談だ!と思われそうだが、シン・アモン戦は一瞬の判断ミスでの即死が多く、リトライ回数が嵩みがち。
実時間は前後の会話イベントを含めて10分程度だが、クリアまでの総時間となると正直わからない。
スタイル切り替えなどの感覚を掴んでいない初見でのクリアは難しい。
本当に余裕を持って挑んだほうが良い相手である。
次にチャートを作る
RTAかよ!と思われそうだが、第一段階でスマホを奪取された際にわざと放置してシン・アモンの攻撃で喰らってやり直すorそのまま継続する程度は決めておいたほうが良い。
幸いシン・アモンの火力が高いので放置すると八神はすぐにやられてくれる 嬉しくないけど
アドリブでやるとミスしやすい。
ここからは具体的な対処
前提としてEXブースト(発動と同時に受けるダメージがEXゲージに吸収されるシステム ゲージがなくなるまではシン・アモンの猛攻を気にせずに攻めることができる)を覚えておこう。
というより無いと動けません。
「戦闘前準備」
1.回復アイテムを買い込む
スタミナンロイヤルなどは登場していないとはいえど、回復手段自体はあると安心。
EXゲージのチャージ用アイテムも含む。
コンビニやドンキホーテの回復アイテムも念の為に買い揃えておくと良いだろう。
ただし、先述の掴みを喰らうと使えなくなること、そもそも回復する間もなくやられる可能性があることは考慮しておこう。
「猛攻ですぐにやられるから回復アイテムは最低限」も考え方の一つである。
2.医療キットを買う
モータルアタックでの致命傷対策。余ったら回復アイテムにもなる。
医療キット大は1個11万円と高いのだが、その分だけの価値はあるだろう。
3.仙薬を用意する
多種多様なものがあるが、お目当ては
「征圧連打の仙薬」→投げの代わりに組み敷き、ボタン連打で連撃を出せるようになる。まだ投げが通用する第一段階で使う。掴みのリスクはあるがダメージ効率が良い。
「爛閃舞闘撃の仙薬」→投げの代わりにガードを破るラッシュ攻撃を出せるようになる。第三段階で最後の押し込みに使う。
その他、保険用に
「常治癒の仙薬」→体力が徐々に回復
「不死不退転の仙薬」→即死防止
ただし、この2つは回復が間に合わなかったり、即死回避からの復帰直後にエネルギー弾で結局やられたりする点が難しい。
同時使用もできないわけで。
仙薬の材料集めはかなり面倒なので作成依頼を推奨。
爛閃舞闘撃の仙薬は1個98万円、征圧連打の仙薬は1個43万円などコレも凄く高いが、VRすごろくなどで資金を稼いで所持制限の限界まで依頼しておくのがベスト。
まあラストだろうし。
ちなみに先述のDLC仙薬パックなら常治癒以外はオマケとして10個ずつ付いてくるので準備は不要である。常治癒の準備を省いてしまってもよいだろう。
シン・アモン戦ではイマイチ役に立たないDLC仙薬だが、オマケのほうが大事だった。
4.スキルを取得する
まあ全部取ったほうが良い。当然。
体力・攻撃力・コンボスピード・EXゲージ・EXブーストあたりは基本として、
防御面ではダブルスウェイ・ローリング・スウェイ攻撃・キャンセルスウェイあたり、
攻撃面では発勁、EXゲージを手早く溜めるために闘魂(ガード時にEXゲージ増加追加)も欲しい。
スマホ奪取を防ぐ場合は第一段階を早く飛ばすため、EXアクション系も重要。
壁跳び壊撃(三角跳びからのやつ)、馬跳び壊撃(敵へのダッシュ後の馬跳びからのやつ)、走掌底(ダッシュから出せるやつ)、
誘い反撃(挑発中にカウンターで出せるやつ)、酔い回り拳(酔いゲージを消費して出せるやつ)、
あとは敢えてステージギミックの電撃でダウンする前提で寝起撃(ダウン復帰時に出せるやつ)などが良いだろうか。
先述の通り、「同じヒートアクションを被弾した際にダメージがミリ程度になる」仕様はあるものの多様なヒートアクションの1回目を当てて削っていくのは有効。
5.ショートカットを設定する
重要。
「普通にメニュー開けば良いだろ?」な空気システムがここで活きる。
先述の医療キット・回復アイテム・仙薬・DLC仙薬などから3つ選んで配置しておく。
これでスマホ奪取されても選択して使用することが可能。
注意点としてスマホ奪取されてからでは設定できない。事前に設定しておくこと。
6.EXゲージと酔いゲージを上げておく(後者は任意)
開幕でEX酔い回り拳などを入れるため。
ちょうど亜細亜街の近くにBARバンタムがある。
ただし、「EX穿舞閃(EXブースト中に構えるだけで放てるやつ)など他のEXアクションより優先されるため、後で酒系アイテムで酔いゲージを上げてEX酔い回り拳を後回しにする形にしたほうが良い」という意見もある。
準備が整ったら、いざ開始!
スマホ奪取を許容する/防ぐと分けられるが、
どちらにしてもまずはEXアクション酔い回り拳、走掌底、穿舞閃あたりを当てていくのが基本。
「スマホ奪取を許容するルート」
打撃の空振りやグレネード投擲を誘い、積極的に攻める形になる。
回復アイテムや仙薬へのメニュー画面からのアクセスおよびポーズ手段が絶たれるのは不安だが、第一段階である程度落ち着いて戦えるのがメリット。
奪取された場合は第二段階への移行が早まるため、第一段階の削りが少し早く終わるという恩恵も存在する。
「スマホ奪取を防ぐルート」
ワープばりの高速タックルから掴みが飛んでくるため、慎重な立ち回りが求められる。 長いので疲れる…。
回避されて掴まれるリスクがあるので無理に攻めない。
十分に距離を取って構えて様子見、通常攻撃をキャンセルして発剄(ボタン長押し攻撃)の先端を当てる、
グレネードのピンを抜く動作に合わせて投げor打撃コンボ、
打撃回避後に投げor打撃コンボなどの立ち回りになる。欲張ると掴まれてアウト。
人間相手なのにモンスターハンターめいたターンファイトの立ち回りが要求される…。
ここで征圧連打の仙薬を連続使用して一気に削れると少し楽かもしれない。
シン・アモンと壁が垂直になるような良い位置に追い込めた場合、三角跳びからの投げループでハメに近い状態に持ち込める場合がある。
運次第だし不安定だが。
格闘にカウンターの虎落としを合わせ続けるという手もあるが、ミスると悲惨。
シン・アモンがひたすらグレネード投擲だけに徹する状態にする方法もあるらしいが詳細不明。
スマホ奪取を防ぐ場合はとにかく掴まれずに乗り切る。スマホ奪取を許容する場合も回復に制限がかかるため、慎重に乗り切る。
長引けば長引くほど事故率が上がるので時間はかけられない。
EXアクションで削り、残りを立ち回りでリスクを背負って削っていく形になる。
基本は一閃スタイルのほうが有効だが、シン・アモンの体力が減ってきたら第二段階開幕時の事故防止のために円舞に変更しておく。
ここからは基本EXブースト前提。
第二段階中は青モードなら円舞、赤モードなら一閃で立ち回る。
逆スタイルだとエネルギー弾ですぐにやられてしまう。
EXブースト中はインファイトで殴る(欲張らない)形になる。
EXブーストが解除されたらエネルギー弾を受けてゲージを回復する形になるが、
先述の通り青のエネルギー弾は着弾が妙に遅い、赤のエネルギー弾はホーミングが甘く外れがちと回復に使うには難点を抱えている。
ワザと足を止めてスウェイ連打やローリングなどで敢えて当たるように対処する必要がある。
勿論その間もシン・アモンの近距離攻撃は何とか凌ぐ形になる。
何かあっちばっか好き勝手やってないか。
「極舞・神秘の仙薬」で即死防止の保険をかけてゴリ押し速攻が無難か。
ここも長引けば長引くほど事故率が上がるので時間はかけられない。
EXブーストをシン・アモンのモード切替タイミングに合わせて同じスタイルで発動する。
モード切替タイミングが体力減少や時間経過ではなくランダム?で全く読めないので厳しいが。
円舞切り替え時に画面に残存していた赤モードのエネルギー弾などにブチ当たらないように注意が必要。
実はバリアフィールドはモータルアタック扱いなので『逆のスタイルで三角跳び攻撃を当てる』などでバリアを破壊して両方のスタイルを弱点にすることが可能。(この仕様もノーヒント)
ただ、三角跳びするにしてもEXブーストを発動しておかないとリスキーすぎる。攻撃前・攻撃中・攻撃後のどこかでエネルギー弾が直撃して即死しかねない。
シン・アモンがスタイルを切り替えるとバリアがリセットされるとも言われているが仕様の詳細は不明。
バリア破壊後に長引かせて検証する人が殆ど居ないのだ。
シン・アモンと同じスタイルで攻撃を凌ぎ、壁際の良い感じの位置にシン・アモンが来たらEXブースト発動
→反対のスタイルに変えて三角跳び投げでバリアを破る→そのままEXブースト維持中に打撃コンボor保険に同じスタイルにして打撃コンボを押し通すのが無難か。
もちろんEXブーストが切れると反対のスタイルならエネルギー弾の直撃で即死、同じスタイルでもEXブーストが切れるとシン・アモンの近距離攻撃ラッシュで即死なので欲張ることは出来ない。
最後は接近してEXブースト発動後に「爛閃舞闘撃の仙薬」を連続使用してガードを破るラッシュ攻撃を連打、強引に削り切るのが無難。長期戦は危険すぎる。
バリアを破壊せずに殆どダメージが入らないスタイルに合わせて超長時間をかけて削る方法も一応あるがミスの危険性もあるのでオススメはできない。
第三段階も長引けば長引くほど事故率が上がるので時間はかけられない。(あれ?もしかして最初から最後までそうでは…?)
「運次第」とか「気合」とか「時間はかけられないのでゴリ押し」とかその手のスマートではない文面が目立つが本当に方法が無いのである。
スタイルを適切に切り替え、EXブーストを管理し、エネルギー弾で回復し、シン・アモンの近距離攻撃を捌いていくしかない。言うのは簡単だが…
EXゲージの残量がデザイン的に確認しにくいため、ゲージ残量確認およびシン・アモンのモード確認の観測手をプレイヤー以外に頼むと効果的。
観測手を用意とか狙撃か何か?
ゲームの仕様を把握していないと困難だし、ミスしたらギスギスしそうだが。
事前準備と攻略法の確立さえしておけば、倒せない相手ではない。たぶん
以前に攻略を諦めた人もこれからの人も撃破にぜひ挑戦してみよう。
|
【余談】
この時期の『龍が如く』シリーズは
短銃の型が存在した『維新』およびバブル期特有の資金力+特定スタイルの強技連打(+
びりびりショット)で敵を圧倒できた『0』の反動か、
特定のヒートアクションを合わせないとボスが回復する『極』、敵のガードで攻撃を弾かれがちな『6』『極2』と単調なムーブで敵を圧倒する事態を避けるような調整が続いた。
そして『ジャッジアイズ』の裏ボスであるシン・アモンはある意味その頂点に該当する。
ただし、『龍が如く』シリーズのプレイヤーは『5』の桐生の言葉を借りれば「突き詰めれば単に喧嘩がしたいだけ」であり、この手の妙な丁寧さが求められる調整は
正直評判が悪かった。
RPGとなった『7』はともかくとして、アクションの続編に当たる『
ロストジャッジメント』や『
7外伝』で指針が変更されたのも当然だろう。
つまり、シン・アモンは『龍が如く』シリーズのこの手の難易度調整の歴史におけるラストにして極致に位置する形になる。
明らかにやり過ぎ
ちなみに第二段階以降で八神が突然やられる怪現象に見舞われることがある。
その正体は
処理落ち。
どうも攻撃エフェクトとステージ背景(特に
赤モード)の処理が追いつかないらしく、PS4無印や低スペックPCでの最高設定環境だと
円舞と
一閃の切り替えのボタン入力が抜けたり、画面ではエネルギー弾が消えてるのに前のモードのものが残っている現象が起こるらしい。
あまり検証されてないので詳細は不明
録画や配信しながらプレイした場合などはマシンパワーが無いと危うい。
「(サイドケースの前提として)フレンドを作る」「スタイルを適切に切り替える」
「ゲージ管理してEXブーストを活用する」「丁寧にガードする」「仙薬を活用する」
「大量のスタミナン系アイテムでゴリ押ししない」などはゲームのコンセプト通りとしても、処理落ちに関しては明らかに調整ミスだろ。あと諸々のギミックがノーヒントなところも。
もっともアップデートなどで修正されてない以上はゲームの仕様扱いなのだが…。
【撃破後】
+
|
ネタバレ注意 |
撃破後は亜細亜街の元の場所に戻ってくる。奪取されたスマホもいつのまにか八神の手元に返してくれる。
ちなみに八神の反応は「あ、じゃあもう帰っていいかな?お疲れ」という異常にアッサリしたものだった。
その後マジで帰ろうとする。
シンさんが呼び止めて「そこは挑んだ目的を聞くシーンだろ!?」とツッコんでいなければマジでそのまま帰っていたと思われる。
どうもシンさんのノリが八神と合わないらしく本気で冷たい。
八神も意外と人の好き嫌いが激しい男である。
プレイヤー視点だと面白いけど張本人だと面倒くさいノリだというのも分かるけどね。
その後も「あ、舌打ちした!感じ悪くな~い?」だの芸人みたいなことを言いつつ、結局「一族の宿命」について八神に説明する。
相変わらずコミカルなシンさんである
どうも結局認め切れなかったらしく、「この街の最強は八神だけどソレは暫定!今年だけ!また挑戦するからな!」と言い捨てて去っていく。ちなみに作中設定は12月なので「今年」はマジで終わりかけ。
劇中で1ヶ月経過するシーンもあるため下手したらすぐに無効になってる。
敵としては凶悪すぎるが、キャラクターとしては最後まで面白くて律儀なシンさんであった。
|
撃破後は報酬として100万円とSP300が貰える。
ただ、場合によっては準備で赤字だろうし、
サイドケースの発生条件的に撃破後はやることがもう殆ど無い。
相変わらず事務所の家賃は払わない。
ラスボス(ネタバレ注意)を倒しに行く、プラチナトロフィー獲得のために麻雀などのミニゲームをやり込む、クラウドカンパに投資して
新宿に建築基準法をガン無視した超高層ビルを建てる、
続編や
別の舞台に出発するぐらいか。
続編にてシンさんが再登場した際にまた凄いことになるのは別のお話。
ちなみに
「龍が如く7」のファイナルミレニアムタワー最上階で待ち受けている
あと再戦時にコンビニ飯を食い散らかしてる亜門(名義は『亜門』だけ)もシンさんそっくりの外見をしているが、性格が異なり、亜門としての経歴も矛盾するのでモデリング流用しているだけの別人では?という説が強い。
つーか亜門一族は似てるやつが多くてイマイチ見分けが付かん…
強さについては「本家シリーズ主人公の桐生などと違って、八神が一般人寄りだからなのでは?」という説も以前は存在した。
だが、後の『7外伝』で海藤や東が登場し桐生に匹敵する強さを見せた経緯などもあり、その説は廃れつつある。
というよりシンさんの強さはシステム的な強さの部分が多いため、設定的な強さはあまり関係ない
理不尽なまでの強さを誇るシン・アモンだが、その強さに魅入られたのか「初期状態の八神で撃破」「流れるような動きで難易度EXハードで2分以内に撃破」などのスーパープレイも動画としてアップされている。
大体のプレイヤーが一度倒すと懲り懲りなので検証し切れておらず掴みの発生条件と射程範囲、スタングレネードの当たり判定、詳細不明のグレネード投擲専念モード、処理落ち関連、第三段階におけるモード切替タイミング、バリアフィールド破壊後の再生タイミングなどまだ詳しく分かっていない点も多いため、そのうち更に検証が進む可能性も存在する。
シンさん本人もドン引きしそう
追記修正はシン・アモンを倒してからお願いします。
最終更新:2025年08月12日 00:51