&font(#6495ED){登録日}:2011/04/06(水) 22:32:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(5){&font(#d2691e,#000000,b){偽りの神に抗え。}} } &bold(){&sizex(16){『新世界より』}}は2008年に出版された長編SF小説。 作者:[[貴志祐介]] 出版:講談社 *【概要】 作者はホラー作品で有名な[[貴志祐介]]で、タイトルの元ネタはドヴォルザークの名曲『新世界より』。 [[人間>ヒト(生物)]]すべてが[[超能力]](サイコキネシス、PK)を持つ1000年後の世界を舞台にした&font(l){いやな予感しかしない}SF小説。 その空気感がありありと感じ取れる程に精緻な[[未来世界>楽園]]と、個人が大きすぎる力を持った[[人類の社会>ディストピア]]が内包する&font(#ff0000,b){「 恐怖 」と「 狂気 」}を描く重厚なストーリーは評価も高い。 難点は読書をしない人にはちょっと辛い長大なボリューム。 文庫版に至っては&bold(){上中下の三巻構成}だが、一度に没入すれば、この長さもさして気にならないだろう。興味を持ったら是非一読を。 **【あらすじ】 3000人程の小さな町で、ひとり娘として育った&ruby(わたなべ・さき){渡辺早季}は、友達より呪力の目覚めが遅れていることと、時折何者かの纏わり付くような視線を感じることが悩みの種となっていた。 そんな彼女にも力の萌芽がみられると、呪力の鍛錬を行う「全人学級」へ入学する事が認められる。 同級生の少年少女たちと友情を育み、いっそう充実した日々を過ごす早季。 夏。 同級生たちとキャンプへ行った早季は、期せずして先史の遺産である移動端末、「ミノシロモドキ」に遭遇する。 アーカイブされた“禁断の過去”を語り始めるミノシロモドキ。 呪力の目覚め、文明の崩壊、「悪鬼」と「業魔」……。 血濡れた人類の歴史について知ることとなった早季たち。 永遠に続くかと思われた日常は、いつしかひび割れ、暗澹とした歪みを孕んでゆく。 *【登場人物】 ○&ruby(わたなべさき){渡辺早季} 窮地でも挫けない心の強さと行動力を持つ主人公。本作は彼女視点の[[一人称>一人称(日本語)]]で語られる。瞬のことが好き。 ○&ruby(あさひなさとる){朝比奈覚} 時たま[[嘘]]をついて人をからかうお調子者だが、芯はしっかりしている。 ○&ruby(あおぬましゅん){青沼瞬} 落ち着いた印象のグループ内のまとめ役で、呪力の扱いをはじめその他の成績も優秀。 ○&ruby(あきづきまりあ){秋月真理亜} 赤い髪に白い肌が特徴の、ちょっと強気な女の子。 ○&ruby(いとうまもる){伊東守} 優しいが若干物怖じする性格で、周囲に引っ張られて行動することが多い。 ○&ruby(きろうまる){奇狼丸} とあるバケネズミコロニーの総司令官を務める武闘派バケネズミ。武人然とした古風な性格で、スクィーラとは気が合わない。 ○スクィーラ 人間以上に頭が切れ弁も立つが、たびたび他者を[[裏切る>裏切り(展開)]]素振りを見せるバケネズミの幹部。 *【用語】 ◆&ruby(かみす){神栖}66町 主人公の生まれた自然豊かな[[田舎]]。長大な注連縄『&ruby(はっちょうじめ){八丁標}』が町並みをぐるりと囲み、住人が外に出るのを禁じている。 作中の主な舞台で人口は約3000人。薬学、医学、遺伝子学などはほぼ現代水準だが、機械的な技術は後退し、電気は一部施設のみ。 また、[[貨幣>お金]]の概念が存在せず、人々は無償でお互いを助けあいながら生活するのを当然と考えている。 子供は道徳に関する授業を学び、呪力が発現すれば本格的な授業を受けられる全人学級に進む。 殆どが何かしらの教育役として大人が関わるので、不足する労力は後述する「バケネズミ」で補われる。 ◆バケネズミ 人間を[[神]]として崇める生物で神栖66町の周囲にはいくつかの種類が“女王”を中心とするコロニーに棲む。 ハダカデバネズミを呪力で進化させたもので、人に近い知能と背丈を持って二足歩行し、独自の文化(武器など)と言語を持つ。 コロニーごとに人への従順さが異なるが、多くは人間の雑用役を務め、コロニー同士の戦いではバケネズミの要請を受けて人間が調停役を務めることもある。 ◆呪力 人間がほぼ一定の年齢で使えるようになる[[超能力]]。 &bold(){視界に収めた対象に頭の中のイメージで物理的干渉を行う}。力の強弱や精度に個人差があるが、食べ物を加熱したり、空気中の水分をまとめて鏡にしたり、陶器の組成を組み替えて頑丈にしたりと用途は幅広い。 早季の周辺では瞬が飛びぬけて優秀だが、彼以外も巨大な岩を飛ばしたり、[[竜巻]]を起こすくらいはやってのける。人によっては「&bold(){核兵器以上の破壊も生み出す}」とすら言われるほど。 だいたい察せられる通り、&font(#F54738,b){「視界内の相手を一瞬で殺せる」}危険な力だが、倫理規定により早季たちは人に危害を加えるために呪力を用いる&bold(){発想を持たない}。 ◆倫理規定 &bold(){刷り込み}レベルの常識化した「人には優しくし、危害を加えてはならない」の精神を明文化したようなもの。 ◆&ruby(あっき){悪鬼}・&Ruby(ごうま){業魔} おとぎ話に伝わる怖いお化け。 子供達は叱られる際などに教訓としてこの話を聞かされて育つ。 *メディアミックス **別冊少年マガジン版『新世界より』 及川徹の可愛い絵柄とは裏腹にバケネズミの醜悪さもかなりストレートに表現されている。一部人物や設定等に変更はあるが、根幹テーマはブレていない。 さらにきれいなあの子も可愛い[[赤ん坊>赤ちゃん]]も汚いおっさんも[[イケメン]]も容赦なく、&bold(){&color(#F54738){エロ・グロ・惨殺・肉片}なんでもござれ。} 特に原作のエロ要素は「少年」誌に載せていいんかい、と突っこみたくなるような濃厚描写。&font(l){でもホモはカット。} コミックスの巻末では非業の[[死]]を遂げた登場人物たちが[[幽霊]]ライフをエンジョイしているので、何とも複雑な気持ちになるが。 **アニメ『新世界より』 A-1 Pictures 全25話(2クール)で2012年秋季アニメとして放送。 不気味な雰囲気やクセのある演出、終盤の展開にハマった人も多く、作中の[[BGM]]や、[[EDテーマ>エンディングテーマ]]の「割れたリンゴ」と「雪に咲く花」((第16話ではオープニングで使用。))の評価は高い。 が、長編特有の筋の分かり難さに&bold(){作画の粗さ}や&bold(){描写不足}が加わったせいで作品の出来も、興行的にも成功とは言い難い。 キャストは以下の通り。 監 督:石浜真史。 渡辺 早季:[[種田梨沙]] 朝比 奈覚:東條加那子(12歳)、[[梶裕貴]](14歳) 秋月真理亜:[[花澤香菜]] 伊東 守:工藤晴香(12歳)、高城元気(14歳) 青沼 瞬:藤堂真衣(12歳)、[[村瀬歩]](14歳) スクィーラ:[[浪川大輔]] 奇狼丸 :[[平田広明]] 追記・修正は呪力に目覚めてからお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #center()&size(19){&b(){&color(#d2691e,#000000){固い甲羅によって身を守っている亀は、いったん、甲羅のひび割れから中に虫の侵入を許すと、&br()好き放題に身体を食い荒らされるのを、どうすることもできない。}}} &font(#ff0000){&u(){以下、ネタバレを含む}} *暗黒の人類史 21世紀頃、正体不明の超能力に目醒める者が現れ始めた。 当初こそ大して問題視されなかったものの、超能力者の一人が力を使って他人を殺害したことで、社会は漸くその危険性に気付いた。 人々は恐慌状態に陥り、やがては、非能力者による超能力者の虐殺すら行われ始めた。 過酷な環境に置かれた能力者は力と数を増大させて非能力者に応戦、結果として戦火は瞬く間に世界に広がった。 ――以降、何百年間も続く暗黒時代が訪れた。 殺伐とした世界の中、「視界にいるだけで相手(=自分)を殺せる」能力者同士ですら&font(#F54738,b){「相手は気まぐれで自分を殺すかもしれない」}という疑心暗鬼が生じ、同士討ちが頻発。 東アジアで生き残り、殺し合いの再発を恐れた&bold(){文明の残滓を活用する能力者集団}は自らの遺伝子に「&bold(){&color(#F54738){他人に危害を加えれば自らが死ぬ}}」&bold(){枷}を嵌め、血生臭い性を押さえ込む。 しかし、“&ruby(枷){機構}”に問題を抱えた新生児、それらのさらに少数は&bold(){「悪鬼」「業魔」}と呼ばれ恐れられる過去と同様の惨劇を引き起こした…………。 *【用語】 ◆&ruby(きし){愧死}機構 同士討ちを防ぐ&bold(){倫理規定}を&bold(){条件付け}にした、&bold(){人間}に危害を加えようとすると「&bold(){呪力による自殺}」を行う機構で、遺伝子に組み込まれた枷。 特性上、教育や&bold(){洗脳}、同性間の性的接触((ボノボの生態に肖ったものと説明される。))等が決定打にならず((社会秩序の維持には有用だった))、能力者が一方的に攻撃を受ける恐れがある&font(#F54738,b){非能力者は世界から存在を抹消された。} ◆ラーマン・クロギウス症候群 人格が不安定で愧死機構を持たない&bold(){「悪鬼」}。 高い確率で呪力を行使して躊躇い無く他者を殺戮する。 しかし、愧死機構が邪魔をして反撃できない周囲にとってこの存在は&bold(){致命的な脅威}。 ◆橋本・アッペルバウム症候群 常に呪力が洩れ出ている&bold(){「業魔」}。 制御を失った呪力が無自覚なまま周囲を変質させ、死に至らしめる。 ◆&ruby(ふじょうねこ){不浄猫} 猫を呪力で改良し、巨大にした生物。 &font(#F54738,b){本編序盤にて、呪力の芽生えが遅れていた早季をすぐ殺せるよう監視していたのがコレ。} 他者を殺せない人間に代わり、悪鬼や業魔となる可能性のある子供を処分する為に用いられる。 ---- 想像力が追記・修正を超える #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 漫画版は・・・うっ!・・・・・・・ふぅ・・・ -- 名無しさん (2013-08-15 22:15:41) - 長野まゆみの小説と間違えそうになった。あちらも一応ディストピアものだが -- 名無しさん (2013-08-15 22:48:34) - 衝撃の結末のせいで読み終わった後、ひどく胸糞悪くなった…。 -- サイコキネス (2013-08-27 21:16:48) - というか綺麗に締めくくらているように思うだろうが、結局何の問題解決もできていないままだぞ。 -- ヌスビト (2013-10-23 10:57:04) - 非超能力者の盗賊とかがまだ残ってたら全て終わりそう -- 名無しさん (2013-10-23 13:32:41) - タグに「吐き気を催す邪悪」を入れたくなるくらい胸糞悪くなる -- 名無しさん (2013-10-23 14:20:11) - 漫画版最新号の早季さん自重してくださいww -- 名無しさん (2013-10-23 14:26:54) - もう二度は読みたくねぇ。 -- しいくいん (2013-10-29 20:42:09) - いっそ能力者どもなんざ、悪鬼や業魔に滅ぼされてしまえ。 -- T.D. (2013-10-29 20:52:33) - ↑はスクィーラ -- 名無しさん (2013-10-29 21:26:29) - ↑うん、その通りだ!! -- T.D. (2013-10-29 22:25:08) - 物語最後の一文こそが、「新世界より」の真のテーマだ。 -- 爽 (2013-12-13 10:16:39) - ↑良くも悪くもね -- 名無しさん (2013-12-14 10:41:00) - もし兵部少佐がこの話を見たらどう思うだろうか?自分たちはこういうディストピア社会は作らないと自信を持って言えるのだろうか? -- 名無しさん (2013-12-14 16:43:50) - 真理亜と守は付き合ってなくない -- 名無しさん (2014-05-12 01:48:44) - アニメ版、何気無く脇役が豪華だったりする。マジで声優の無駄遣いだろwww -- 松上 (2014-05-28 18:24:29) - 下巻の最後にある標語?を踏まえて、もう一度読み返してみると・・・ -- 名無しさん (2014-05-30 15:54:59) - っていうかさ、曲がりなりにも自分たちの使うものに「呪い」の「力」って名前なのは、そういう歴史があったからか? -- 名無しさん (2014-05-30 16:01:13) - 独裁国家作って内乱で壊滅させた歴史とかあるからな -- 名無しさん (2014-05-31 10:46:32) - 「呪い」は「まじない」とも読むんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-06-01 17:44:35) - アニメそんな黒歴史になるほど酷かった?俺はまあまずまずだと思ったんだけど -- 名無しさん (2014-06-01 18:28:56) - 最後の結末は衝撃的だけど、かと言ってスクィーラのしたことが全面的に正しいと言い出す奴が多いのは何なんだろうね。結局どっちも自分達のコミュニティを優先した結果だし -- 名無しさん (2014-06-01 18:34:13) - ↑非能力者の方が共感しやすいからじゃないか?単純に。 -- A.L . (2014-06-01 19:38:20) - ↑×2というか能力者達の非能力者達への仕打ちがえげつなかったから、読者の中には能力者達への嫌悪感を抱いた奴が多かったんだろうな。現実にも同じようなことは沢山あるけれどもな。 -- 名無しさん (2014-06-01 19:48:17) - ↑ -- 名無しさん (2014-06-01 19:56:47) - ↑上ミスった。まあ非人道的であることには変わりないが。 -- 名無しさん (2014-06-01 20:00:58) - バケネズミの正体とか人間のやってきた事もおぞましいのは確かだが、じゃあスクィーラがやったあれやこれやは全部「あっちが先にやってきたからしょうがない」「それぐらいやらないと対抗できないんだからしょうがない」で済ませちゃっていいのかっていうね……まあ、今さらどうにもならないけど -- 名無しさん (2014-06-02 08:20:47) - 使用制限の無い上に、取り上げる事もできない、そんな大砲を全人類に持たせたらどうなるかっていったらモラルハザードしかないよねっていう… -- 名無しさん (2014-06-02 08:30:03) - アニメって、作画は結構酷かっただけで、他の要素はかなり良かったと思うが? -- 名無しさん (2014-06-20 14:00:05) - 人を人とも思わない奴には愧死機構は意味をなさないとかなんとか -- 名無しさん (2014-07-02 20:28:42) - じゃあ、金田一少年に出てくるようなクズ(首吊り学園殺人事件、獄問塾殺人事件、魔犬の森の殺人、剣持警部の殺人などの被害者共)には効かないってことか。そういうゴミ共にこそ愧死機構が働かなきゃ駄目だろ。使えねー。 -- 八丁畷 (2014-07-05 17:40:49) - ↑根本的に「人間」と認識できんようなレベルじゃないと意味ないと思うけど。ついでに言うと意識教育も徹底してる。 -- 名無しさん (2014-07-05 19:09:19) - ↑2書いた奴です。間違えました、「もしも↑2で例に挙げたクズ共が、新世界よりの世界観に合わせた能力者だった場合」の仮定の話です。一方通行ですみません。 -- 八丁畷 (2014-07-05 19:38:59) - マンガは露骨に媚びてて好きじゃない -- 名無しさん (2014-08-03 23:16:32) - 割れたリンゴは名曲 -- 名無しさん (2014-08-05 19:30:46) - ↑同じく! -- 蒲田 (2014-08-09 12:39:12) - アニメ版のバケネズミの女王が、なんと不気味だこと、不気味だこと。 -- 七村 (2014-08-09 12:41:42) - 雪に咲く華の歌いづらさは異常 -- 名無しさん (2014-08-09 22:51:44) - 仮面ライダーアギトやどこぞの学園都市のある世界も一つ間違えばこうなってしまうのだろうか?オルフェノクやディセンションしたニンジャ・そして矢に撃たれてスタンド使い達してもそうだが凡人がか急に能力を持つとマイナスな方向へ暴走しがちなのは生物のサガか… -- 名無しさん (2014-08-09 23:40:26) - てっとり早く人類を滅ぼすには行き過ぎた力を与えること……なのかねぇ -- 名無しさん (2014-08-09 23:48:55) - 正直、アニメでやるには後味も胸糞も悪すぎる。 -- 手村 (2014-08-10 21:36:03) - ↑×3 禁書の能力者は自然発生する事が0に近い確率で、学園都市は裏の掃除屋が腐るほどあるから、新世界みたいな誰も彼もが能力でヒャッハーして世界が壊れる事にはならんな。 しかも常時ヒャッハーしてる印象のあるような超能力者第一位でも社会基盤のインフラの大事さは理解してるし -- 名無しさん (2014-08-11 04:16:53) - ↑5真理亜の出番がなくなったのにキャラソン流れた時は、「あぁ、やっぱり中の人贔屓されてんな」って魂胆が見え見えだった。まぁ、花澤さん大好きだからいいけど。 -- 外山 (2014-08-11 15:20:29) - ↑×5 -- 名無しさん (2014-08-14 10:22:08) - ミスった。むしろ絶対可憐チルドレンや東京ESPの世界の行き着く先かと思う -- 名無しさん (2014-08-14 10:23:11) - 全員ダグバレベルの能力者なのね -- 名無しさん (2014-08-14 10:32:49) - 無間地獄に処されたスクィーラの成れの果てがトラウマ・・・。 -- 磊三 (2014-08-14 12:14:08) - これ読んでレズにもホモにも抵抗を覚えたことで、自分が完全にノーマルだと知った。 -- 名無しさん (2014-09-05 23:47:43) - 早季たちがバケネズミとの戦いを終結させたけど人間側とバケネズミ側の意識は変わってないし、世代が代わるたびにこれから先もまた同じことの繰り返しやってると思う -- 名無しさん (2014-09-23 12:08:49) - 自分はこれがループものだと判断してる。早希が将来覚のばーさんの後を継ぐ伏線あるしな。 -- 名無しさん (2014-09-23 15:01:05) - ↑1、2結局どちらか一方が完全に滅びるか、双方共に絶えるかにならなきゃ終わらないだろうよ。 -- ミルカ (2014-10-01 17:53:21) - ↑×7しかもみんな薫ちゃんや一方さんを遥かに凌駕する力の持ち主ってのが恐ろしい。ある意味能力者バトル物のターンAガンダムに当たる訳だが -- 名無しさん (2015-01-21 21:17:19) - ホモレズ要素を原作を一切傷つけない範囲で上手いことそぎ落としたら最高の作品だと思う。ミノシロモドキ遭遇からの怒涛の展開は本当に凄い -- 名無しさん (2015-02-21 23:08:40) - アニメ版に関することを修正しました。黒歴史ってほどではないだろう -- 名無しさん (2015-02-28 04:42:43) - 自分的にはバケネズミに勝利して欲しかった。町の連中は反乱から何も学べない救いようのないカスばっかだし -- 名無しさん (2015-03-07 00:17:00) - 早季も主人公なのにちゃっかり -- 名無しさん (2015-05-23 00:55:37) - ↑ミス ちゃっかりこの世界の人間なんだよなぁ…悪鬼を倒す作戦で味方してくれてるバケネズミを犠牲にする作戦を普通に立案するし… -- 名無しさん (2015-05-23 00:59:08) - ↑まあ奇浪丸自身が自分がどんな事になろうとも大雀蜂を再興させてスクィーラを倒すとか言ってたんだけどね。でも圧倒的不利なのに人間側に加担して二人を助けたのは事実なんだよなあ -- 名無しさん (2015-05-28 21:44:00) - 奇狼丸はバケネズミにとっては呪力者に味方した大罪人だろ。大体奇狼丸だって人間による支配を快く思っていなかったじゃん。呪力者による支配が続けば大雀蜂コロニーだって無事に済むかどうか分からないし。やっぱバケネズミが勝利するルートが最善だったと思うよ -- 名無しさん (2015-06-21 19:01:17) - 富子様が自分たちは冷静な判断で悪鬼の血統を根絶やしにして、現状を選択した言ってる場面が面白かった。まったく原因がわかってない病気(?)にたいして、実は効果があるのか全く分からないミステリーによくある村の掟レベルのことしかしてないのに自信満々で真面目だったあたりが。 -- 名無しさん (2015-06-21 22:29:19) - ↑ 突然変異への対処法なら甚だしく嫌な言い方すれば、先天的な心身の障害を持つ者が生まれて、司法の責任能力による判決や変な人権団体が跋扈してる現実の社会も大差ないと思うがねえ -- 名無しさん (2015-08-05 00:25:08) - 漫画はエロいな(直球) -- 名無しさん (2015-08-12 11:28:13) - 今度ビブリオバトルで『新世界より』を紹介することになった。とはいえ、世界観が壮大だからどのようにまとめればいいのやら。 -- C.P (2015-09-18 12:51:09) - ↑3大差ないと言うか、実際にライ病って言う病気に対して似たようなことをやった歴史がある(患者を殺すまではやってないけど)。まだ治療にために人生を棒に振った方が存命で、いまだに国に裁判を起こしている。新世界よりの場合、勘違いで落第扱いされた子供に訴えられるとかいうめんどくさいことは起きないけど、多分このド田舎の村の中では万一治療法が見つかってもなかなか風習は廃れないだろう。 -- 名無しさん (2015-09-18 22:33:19) - ↑この辺は「極悪鳥になる夢を見る」なんて読めばいいけど、サイコパスに関しては作者は遺伝的要素は否定していないんですよね -- 名無しさん (2015-09-26 10:44:25) - 実言うと先に戦争しかけたのは、バケネズミではなく町の方 最初に駆除部隊を送り込んでいる以上塩屋虻側は反撃せざるえない -- 名無しさん (2015-09-28 19:50:23) - 尚漫画版の及川は週刊の方でエロ(主に尻)グロな漫画(天使の囀り風学園黙示録みたいな奴)を書いてる模様 -- 名無しさん (2015-12-02 16:31:35) - ドミネーターで計測したら、登場人物全員の色相どうなってんのかなー。 -- エパエパ (2016-01-09 18:13:02) - これ読み終わった後、真っ先に漫画版「風の谷のナウシカ」が頭をよぎった。あっちの方が難解で、馬鹿な自分には理解するに時間がかかったけれど。 -- 檜沢 (2016-01-30 19:46:12) - 人類史における癌はどう見ても新人類なんだから、新人類が滅びる終わり方にして欲しかった。旧人類である俺達と同じバケネズミがこれからも迫害されるのは本当に胸糞悪い -- サノス (2016-02-06 00:54:16) - ↑大百科で暴れてた人? -- 名無しさん (2016-02-06 01:05:51) - スパルタクスと同じに感じた -- 名無しさん (2016-03-03 18:11:12) - 理想郷は完成したのだよ・・・・・・・・・・・。 -- ケケケ (2016-03-17 17:44:21) - 新人類が滅びていれば文明復興も夢じゃないから、やっぱり町側がバケネズミに対してしてきたことの報いという意味で滅びるべきだったな -- 名無しさん (2016-04-10 20:37:35) - 個人的には、「能力そのものよりも攻撃力と防御力が釣り合ってないのがいけないのかなあ」と思う。 -- 名無しさん (2016-06-06 09:42:23) - SCP財団「超能力者はスクラントン現実錨で収容しなきゃ…」 -- 名無しさん (2016-07-29 08:41:08) - 新人類は体制保守とリスク管理だけを考える文明と化した。これでは数百年のうちに、バケネズミが巻き返すんじゃないかね? 最終的にバケネズミが地球の支配者になりそう。 -- 名無しさん (2016-07-29 10:18:36) - 発展性が0だからな、神話の神々のようにひっそりと消えていくのかも -- 名無しさん (2016-08-04 04:10:39) - 奇狼丸がマジダークヒーローでかっこよかったな… -- 名無しさん (2017-06-24 15:46:23) - ↑あ -- 名無しさん (2017-06-24 15:50:26) - ↑あ、野狐丸も嫌いじゃないよ -- 名無しさん (2017-06-24 15:51:29) - 漫画版は良くも悪くも原作越え&アニメ越え -- 名無しさん (2018-04-21 20:29:42) - 偽りの神に抗え。 -- 名無しさん (2019-07-01 06:57:18) - ↑このキャッチコピー考えた人凄いセンスだわ -- 名無しさん (2020-07-23 12:16:27) - ガンヴォルトやイナズマン などの超能力ものが辿るロックマンゼロのような未来というわけか… -- 名無しさん (2020-09-27 05:12:03) - ヒロアカ世界の人間が立派に思えてくるな。 -- 名無しさん (2021-06-21 07:30:06) - 容姿は同一だが人類の支配者vs容姿は化け物だが本来の人類なら後者に感情移入する人が多いんだなと思うと同時にちょっと意だった。リアルだと動物でも人間に近い存在ほど殺しに嫌悪を催す人が多いと思ってたから -- 名無しさん (2021-06-29 04:26:22) - 最近でも熊が市街地に出現して人に害をなす前に駆除されたけど、新世界よりの人類がやってることはこれを置き換えただけにすぎないと思うんだよね。いざ自分たちに近しい存在が排除対象になったらバケネズミが勝つべきだったと思うのだとしたら、人間て身勝手だなと思う -- 名無しさん (2021-06-29 04:43:30) - 「正義が勝つのではなく勝った方が正義」という言葉をこれ以上ないほど体言した作品 -- 名無しさん (2021-07-07 16:19:48) - 社会構造や同族間での闘争心がよくも悪くも現実の人間に近いバケネズミのほうが人間らしいっちゃらしいよね。 -- 名無しさん (2021-09-05 08:12:59) - X-MENのマグニートーやサイクロップスの理想世界。もしもミュータントだけの世界だったら…という物語 -- 名無しさん (2022-05-02 11:20:07) - ↑ここはあいつらにとっても理想的とはいいがたいんじゃないだろうか -- 名無しさん (2022-05-04 21:27:15) - 全人類に核ミサイル発射装置(無制限に使える、思っただけで発動する)持たせたらどうなるか?→文明崩壊します -- 名無しさん (2022-06-18 21:41:14) - 悪鬼が先天性なサイコパスなら、業魔は鬱や適応障害のような精神疾患で成りうるものなのかな。瞬は天才と周りから持て囃されてそのプレッシャーを長く受け続けた結果…って感じがした。今の社会でPKが芽生えたらそこら中で業魔が溢れかえりそう -- 名無しさん (2022-11-14 22:06:24) - 過去の書き込みで指摘されてるけど能力者優位の世界とか能力者だけの世界を作ろうと言ってる奴らに対して不都合な可能性を見せてるような作品だね、最近の作品で言えば呪術廻戦の夏油にぶっ刺されりそう -- 名無しさん (2023-08-19 22:18:37) - 主人公が最後にスクィーラを介錯するシーン、当初は単にいいシーンだな程度にしか見てなかったけど主人公は最後までスクィーラを人として見てなかったって事に気づいてはっとした、ゼロ年まだ? -- 名無しさん (2024-08-08 18:07:53) - 漫画版もっと評価されるべき -- 名無しさん (2024-08-08 18:13:05) - ↑あれこそまさに鬼手仏心なんじゃね -- 名無しさん (2024-10-06 00:58:25) #comment #areaedit(end) }