迅帝

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迅帝 - (2025/10/27 (月) 10:09:54) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/09/28 (曜日) 00:59:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます

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#center(){&bold(){&font(b,450%){壱 撃 離 脱}}}


#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){俺か、お前か……。}}}
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){この場所で最速の称号を得られるのは1人だけだ。}}}


&bold(){迅帝}とは、元気株式会社制作のレースゲーム「首都高バトル」シリーズに登場するボスの名称である。

#openclose(show=目次){
#contents()
}

*概要
作品ごとに細かい設定の違いがあるが、ここでは大まかに共通している事柄について記述する。

本名は「岩崎基矢」。本職はなんと&bold(){医師}である((『レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-』ではプロ―レーサー扱いとなっているが、他のドライバーもレーサーとして登場している為、医師を辞職したわけではないだろう))。元ネタは多分「[[湾岸ミッドナイト]]」の島達也だが、暴走族の医者って……。もっとも、それだけの経済力がなければ一級品のスポーツカー、まして公道でトップクラスの速さを誇るなどと言うことは無理なことは明白だが。&s(){元ネタのセンセはそれでも借金してたけどね!}
混沌とした首都高の勢力争いの中、ある夜たった一人で戦場に舞い降り、走り屋たちを打ち負かし、頂点に上り詰めたというとんでもない経歴を持つ。その際に、迅帝に最も近い場所にいると言われる13人の走り屋は「十三鬼将」と呼ばれ、迅帝と共に恐れられた。
モットーは「一撃離脱」((実際の意味は所謂「ヒットエンドラン戦法」を指す。つまり、相手を攻撃してから直ぐに撤退するということなのだが、恐らく彼の言う一撃離脱は、たった一度の加速で戦線から離脱させてしまうという意味だろう。))。彼の操るマシンのスペックは、「スピードだけが真実」という思想をそのまま反映したかの如く極めて高く、本人のドライビングセンスも最早神の領域に達している。&s(){その癖プレイヤーと戦う時のAIは雑魚とか言ってはいけない。}

初登場は「[[首都高バトル0]]」だが、その前作「[[首都高バトル2]]」の主人公が後の迅帝であると考えられる記述が存在する(( 「[[首都高バトル0]]」では前作の[[ラスボス]]「白いカリスマ」の説明文が「彼を正面から捉えた者は、今までいないと噂される」から「【迅帝】に敗れ姿を消していた」に変更されている。))。2の大ボスの片割れである「パープルメテオ」が迅帝の師匠であることもこの説を補強している((ちなみに首都高バトル2のパープルメテオの説明文には、四天王・裏四天王=無印のボス軍を倒したという表記があるため、ここから2代に渡って主人公がボスになったのでは、という考察がされる事もある))。なおPSPでのパープルメテオは「迅帝に冷たい扱いを受けている」と言及されている為、師弟関係はそんなに良くないらしい。
搭乗するマシンは大抵、[[日産・スカイラインGT-R>日産・GT-R]](BNR34)の場合と、[[スバル インプレッサ]](GDB)の場合の二種類。何かと仏像に縁のある男でもある。

*各作品ごとの活躍
//**[[首都高バトル2]]
//先述した通り、この作品の主人公は後の迅帝なのだが、Big Bossの片割れ「パープルメテオ」(藤巻 直樹)は迅帝の師匠でもある。しかもそのパープルメテオは初代首都高バトル(DC)の主人公という更なる裏設定が存在する。因みに、PSP版の藤巻は迅帝に邪険な扱いを受けたことを根に持っているらしい。

**[[首都高バトル0]]
>ある暑い夜、突然、首都高に現われ、次々と走り屋たちのチームのリーダーを打ち負かして頂点に登りつめた。その正体は謎に包まれているが、噂ではまだ20そこそこの若者だという。いつも突然、現れる。スタート時点で圧倒的な加速力を見せ、一気に最高速まで引っ張る超ド級のエンジンと、それを完全に乗りこなす高い技術力はもはや人間業とは言えない。一般車の動きを完璧に予測して、相手を封じ込めてしまうことも。

初めてボスとして登場した作品。ボス群の十三鬼将(13 Devils)を全員倒すことで出現する。

2000年のカルソニックスカイラインと非常に似たエアロで武装したスカイライン・GT-Rを駆る。マシンの両サイドには「壱・撃・離・脱」と書かれ、登場シーンではこれがアップになり、その後マシン全体を映してから大きく「迅帝」と表示されるという演出が入る。彼を表すアイコンは、目を閉じ微笑みを浮かべる青い大仏となっている。

取り敢えず彼はどこにでも現れるが、直線の多い場所(特に湾岸線)で勝負を挑むと&bold(){まず勝ち目が無い程の速度を出してくる為}、橋脚の多い銀座辺りで勝負を仕掛けると勝ちやすい。その辺りは彼の紹介文に嘘偽りなし、と言える。

彼を倒し第一部が終了すると迅帝のマシンを購入可能になるが、(かなり高額とはいえ)LPS発動時のマシンスペックは正真正銘のバケモンなので、十二覇聖編の足がかりにするのもアリ。

**街道バトル
>ある寒い夜、突然峠に現れ次々と[[ライバル]]を打ち負かし頂点に登りつめた。まだ18歳の免許取り立てという噂も。峠の皆がその腕を認めたがらず、追い出そうとしている。

第一いろは坂・ヒルクライムをホームグラウンドとする走り屋として登場。丸目のGDB-A前期型インプレッサに乗っている。しかしカラーは白で、しかも「壱撃離脱」が書かれていない。時系列的には[[首都高バトル0]]に於ける岩崎が20代前半で、この作品では18歳と噂されていることから、もしかしたら街道バトルは迅帝が首都高に現れる前の物語という可能性もある。

第一いろは坂・ヒルクライムの[[ライバル]]を全て倒した上で、掲示板の書き込みに反応することで勝負できる。前作と違い暴力的に速い[[というわけ]]では無いが、少しでも油断すると普通に再起不能になるレベルではあるので、その後に挑む[[ラスボス]]の為にもマシンに妥協をしない方がいい。

よく見ると、紹介文の冒頭が[[首都高バトル0]]の物と対になっている。

**[[首都高バトル01]]
>ある夜、突然、首都高に出現し、あっという間に頂点に昇りつめた走り屋。その後、とある走り屋に敗れ、首都高を永遠に去ったかと思われていたが、さらにパワーアップして戻ってきた。その存在自体が首都高の走る伝説。アザーカーの動きを読んで、それさえも利用してしまう天才的な走り。スタートの時点で思いっきり差をつけた後、さらにグングンと引き離していく。驚異的な馬力に耐えられるボディ剛性と足回りを完備。奇跡のような速さを実現した。

0の時代でとある走り屋(=プレイヤー)に迅帝が敗けたことで、首都高の勢力が変わったのみならず、阪神・名古屋の走り屋もそれに呼応した。当初首都高は元・十三鬼将である「ユウウツな天使」がトップとして立っていたが、彼女含めた各エリアの走り屋がプレイヤーに敗れると、それを上回る存在が出現した。首都高に現れたのは、勿論迅帝。

どう見てもC-Westのエアロを着けたBNR34スカイラインGT-Rで参戦。この作品からは自分のマシンには必ず「壱撃離脱」のステッカーを貼っている([[首都高バトルX]]の序盤とコラボを除く)。勿論ボンネットには大仏の顔が貼られている。今回のマシンはエアロ自体は普通に買える物なので、プレイヤーもカスタムカーを買わずに再現することができる。

初登場の演出では首都高のボスを全員撃破した直後、画面が暗転。その後、「&bold(){壱 撃 離 脱}」の四文字が現れ、それが迅帝のマシンと重なる。今までのエリアボスと違い、ただ画面を覆いつくすように「迅帝」と表示されるその演出は鳥肌物。一度見てしまうと二周目になるまで見ることができなくなるため、できるだけ目に焼き付けておこう。

彼に限らず、この作品のAIは&bold(){かなり頭が悪い}為、速さがそのまま戦闘力に直結する湾岸線で勝負を挑まなければ、自分のマシンスペックに翻弄されて勝手にアザーカーか分岐に激突して自滅してくれる事が多い。なので、ラスボスとしての難易度はシリーズの中でも低い。但し、湾岸線で勝負を挑むとなると厳しい戦いを強いられる。

因みに、この作品から迅帝は稲妻のオーラを纏うようになる。

**[[首都高バトル(PSP)]]
>ある夜、突如として首都高に現われて、あっという間に頂点ヘと昇りつめた驚異の走り屋。【パープルメテオ】から走りを学んだということ以外は、その経歴は多くの謎に包まれている。新十三鬼将よりも自分を上に格付けすることで、トップの地位を確立している。はるか前方のアザーカーの動きを読み、それさえも利用する走りは、まさに天才的。スタートの時点で一気に差をつけ、さらに引き離す。驚異的な馬力に耐えられるようにボディー剛性と足回りも常に万全。バトルに勝つためだけに生まれてきたマシンとドライバーである。

今作ではボスではなく、ワンダラー(特定のチームに入らない走り屋)として登場する。ただ、新・十三鬼将なるものを作っているらしく、その中には0時代の十二覇聖(The Zodiac)に所属していた人物、及び初代首都高バトル(DC)で四天王(The 4 Devas)として君臨していた人物も居る。

再びBNR34スカイラインGT-Rで参戦。但し、今作のエアロはガレージ籠谷のBNR34デモカーにそっくりという意見もある([[参考>http://www.kagotani.jp/]])。本来同車は6速なのだが、迅帝は5速に換装している。お馴染みの「壱・撃・離・脱」は健在だが、ボンネットの大仏が今作では(より写実的な)厳つい顔に変わっており、寧ろ「金剛力士像」の吽形に近い。

レベル49と作中ナンバー2のとてつもない強敵であり、スタート時にニトロを使わないとあっという間に追いて行かれる程速く、しかもAIの思考がかなりマシになっている為、前作のように自滅を待つ戦法では難しい。しかし、直線番長ではやはりコーナーが辛いらしく、減速した隙を狙えば十分勝つチャンスはある。いずれにせよ、シリーズでもかなりの強敵と言っていい。
尚、同じくワンダラーの「パープルメテオ」を仲間にするには迅帝のカスタムカーで勝負に勝つ必要があるため、クリアに必要ではないとはいえ、やりこみ要素としては欠かせない存在となっている。

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){新十三鬼将全員がオマエの力を認めたら入ってやってもいいぞ。}}}

また、迅帝自身を仲間にするには、新・十三鬼将が全員チームに加入している事が条件である。((その中にはパープルメテオがいる))スカウト時点で加入していないといけない為周回プレイで再度スカウトしようとする場合は非常に面倒臭い、さらに前述の条件のせいで周回プレイでも加入するのはゲーム後半になるので((エリアを半分以上制圧していないと加入してくれない「白いカリスマ」、全キャラ中半分以上をチームメンバーにしていないと加入しない「エキゾースト イヴ」が原因))早い段階で加入させて無双プレイというのも不可能。&s(){[[???>???(首都高バトル)]]はレベルさえ上回っていれば一発で応じてくれるのに……}

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){新十三鬼将も認めたのなら、仕方ない。}}}
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){同じ確信犯同士として、走って行けそうだな。}}}

**レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){この世で伝説を作れる人間は、ほんの一握りだ。}}}

>【C1GP、SPバトル出走ドライバー】。公道のバトルでは、その存在自体が走る伝説と言われている走り屋。ある日、突然、C1GPに参戦し周囲を驚かせると、あっという間に頂点に昇りつめてみせた。他車の動きを読んで、それさえも利用してしまう天才的な走りは、まさに奇跡と呼ぶに相応しい。

&s(){お前どの作品でもあっという間に頂点に昇り詰めてるなとか野暮なことを言うのはNG。}

やはりBNR34スカイラインGT-Rで参戦。2003年のJGTCエアロで武装しているが、肝心のエンジンは直列六気筒(恐らくRB26)のまま。「壱・撃・離・脱」の文字の後ろには満月と高波が描かれ、ボンネットには何故か&bold(){雷神}があしらわれている。更に、本来リアエンブレムのある位置には三つ巴の紋章が付けられていたり、リアバンパーの右下には「&bold(){追越不可}」というステッカーが貼られていたりと、今作の迅帝はかなり攻撃的。もっとも、この作品では往年のレースカーやD1全盛期の車両、その他独特な車両がてんこ盛りの為((中にはUNKNOWNのように、Z33ベースなのにフロントの左半分だけがS30Zになっているという極めて奇抜なスタイルのマシンも存在する))、攻めているとはいえ埋もれている感は否めない。

AIにまだ問題があるのか頻繁に壁にぶつけるが、今作のコースは総てクローズドサーキットの為、アザーカーが走っていない。なので、今までのようにアザーカー嵌めで勝つことは出来ない。ただ、コーナーで大きく減速してしまうという特性は残っており、追い上げの加速を上手くブロックできれば十分勝てる。

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){新たな伝説の幕開けか……。}}}

**KAIDO -峠の伝説-
#center(){&color(#ff0000){私の完璧な作戦がすべて台無しだっ!! あの走り屋の存在さえ無ければっ・・・!!}}
#center(){&color(#ff0000){しかしだ、俺にまんまとだまされ、のこのことやってきたTHIRTEEN DEVILSの迅帝があの走り屋を打ちのめすハズだ!!}}

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){貴様には、何故か走りのベクトルとして私と同じものを持ち合わせている気がする。}}}
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){ここで俺が食い止める!!}}}

>首都高の伝説のチーム「十三鬼将」のリーダー。その首都高の伝説と言われた男が、首都高最強の集団、THIRTEEN DEVILSを率いて舞い戻った。街道でも「走る伝説」を作り出そうとしているが、何故かその行動に疑問を感じている。

首都高から街道を征服する為に乗り込んできた「THIRTEEN DEVILS」の頭領として登場。ラストステージとなる[[北海道]]で待ち構える。

実際には、彼らは街道を自らの理想郷として作り変えようと企む「街道プレジデント」に唆されていたことが明らかになる。迅帝が抱いていた違和感はこれである。
その街道プレジデントは、プレイヤーに倒されたことで野望を打ち砕かれた。

今作では街道バトルと同じくインプレッサ GDB-Aを駆る。しかし、カラーは青に変更されており、荘厳な梵字の曼荼羅((恐らく胎蔵曼荼羅で、仏の大いなる慈悲を描いた物と思われる。中央の梵字は胎蔵界の大日如来であり、悟りと慈悲の象徴とされる。))があしらわれたボンネット、&bold(){般若心経がびっしりと書かれたボディ}、サイドには「壱撃離脱」の文字(今作では点が入っていない)、そしてそれに挟まれるようにして描かれた、&bold(){ついに目を見開いた厳つい大仏}という迫力満点のマシンとなっている。エアロは恐らくCHARGE SPEED製の物にWRCウィングを組み合わせたモノ。

彼と戦うことになる[[北海道]]ヒルクライムは全面ダートコースなので、きちんと対策を踏めば迅帝とも互角に戦える。他のボスもそうだが、粘り強く貼りついてくる為、なかなかぶっちぎるということは難しい。

**首都高バトルX
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){お前の考えてること、当ててやろうか?首都高でトップに立ちたい――。違うか?}}}
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){この場所を走っている連中の考えていることなんて、だいたい似たり寄ったりだ。だが、実際にそれを成し遂げられる者はほとんどいない。}}}

この作品では最初にCPV35型スカイラインクーペに搭乗する「岩崎」という人物とチュートリアルとして戦うことになる。以降も幾度となく再登場し、新人の走り屋であるプレイヤーに助言を与える。その正体は…。

>ある夜、突然、首都高に出現し、あっという間に頂点に昇りつめた走り屋。その後、突然、姿を消してしまったが、以前よりもパワーアップして戻ってきた。Egの限界を試すようなパワーチューン、それを載せるボディと足回りの強化。はるか前方を走るクルマの動きを読み、それさえも利用する走りは「天才」以外の言葉が思いつかない。走りに対する姿勢はストイックで、スピードだけがこの世の中でたった1つの真実だと信じて疑わない。

言うまでもなく[[ラスボス]]、迅帝である。

Xのストーリーを簡単に説明すると、01で彼が敗れた後、迅帝は首都高を去り((恋人の病死が原因で走りに対するモチベーションを失ってしまった。))、入れ違いに彼にリベンジを果たしに来た「スネークアイズ」がアメリカから帰国し、首都高の走り屋を潰して回っていた……というもの。スネークアイズがある走り屋(=プレイヤー)に敗れた後、プレイヤーの成長に感銘を受けた迅帝が首都高の頂点として、一部の古参のチームと共に復活した。

今作ではGDB-Fインプレッサ、所謂「鷹目インプ」を駆る。先代のBNR34は事故で大破してしまったらしい((メタ的に言うと、今作ではかつて日産車に搭乗していたライバルたちが(???等の例外を除き)軒並み別メーカーの車に乗り換えている。大人の事情が絡んでいるのは明白である))。800馬力に到達した超大出力のマシンだが、車重はなんと&bold(){2tを越えている}。これはスーパーカーのブガッティ・シロン、Fセグメントの高級車であるメルセデスベンツ・Sクラスに匹敵する。何を積んだらそうなるのか。((おそらく数値の設定ミスだと思われる。数字に限らず、誤植は元気作品に於いては恒例でもある。))サイドの「壱撃離脱」の四文字は今まで以上に派手になっており、ボンネットには彼の大仏のアイコンと「迅帝」の文字が描かれている。
&color(grey){KAIDO -峠の伝説-で描かれていた厳めしい大仏はどこに行ったのかって?決戦の登場カットインでちゃんと出てきます。しかも最初は青く穏やかな顔だが、途中で赤く厳つい顔に変わるという凝った演出付き。}

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){その目でしっかりと見届けてくれ。}}}
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){お前に出会ったことで取り戻した、俺の走りを────。}}}

加速は車重を感じさせないほど速いが、その重さが災いしてスムーズにコーナーを曲がることは不可能。しかも今作では湾岸線は辰巳JCTから有明JCTまでとなっている為、過去作品よりも倒すのは楽。という以前に、今作では9号深川線の木場出入口あたりで決着し、湾岸線に出ることはない。

**湾岸ミッドナイト(PS3)
同じ元気株式会社制作のレースゲームだからか、ゲスト参戦している。マシン自体は[[首都高バトルX]]の物と同一。

ストーリーモードの平本編では北見淳が作ったチューニングカーという破格の待遇で登場。北見本人は「これと同じのすぐに作るから(まとまった金が欲しい)」と言っている((原作の「(悪魔のZ修復費で)金が欲しいから何人か本気っぽい客を紹介してくれ」と依頼するシーンに相当。シチュエーション自体は同じだが試走するのは本作オリジナル展開))が、平本からは「本当のホンモノ」と絶賛されている。&s(){迅帝のスペックをすぐに再現できると豪語する北見の腕前がヤバい}

サバイバルモードの「MONSTER」でも登場。速いと言えば速いが、プレイヤー側が使えるマシンのスペックがスペックなので、あまり苦戦しない。因みに、特定条件を満たすと迅帝含めた首都高バトルの歴代[[ライバル]]たちのマシンが使用できるようになる。

こちらでは車重が1400kgと常識的な範疇に収まっている。やっぱりXの迅帝の車重は設定ミスだった。

**首都高バトルXTREME
2017年7月18日のイベント「高難易度ゲリラバトル 黎明の帝王出現!」で登場。再びBNR34スカイラインGT-Rを駆る。Xのインプレッサのラッピングを流用している。

**ドリフトスピリッツ
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){経験を積むほど速くなる…}}}

2023年7月の首都高バトルコラボで登場。「0」仕様の迅帝と「X」仕様の迅帝・改が実装された。レアリティは0仕様は☆7、X仕様は最高レアの&bold(){☆8}。また迅帝自身もXのビジュアルで☆5仲間として実装されている。
しかし何故か「壱撃離脱」の文字も大仏も削除されてしまっており、ユーザーから嘆きの声が上がった。同イベントでは他にもユウウツな天使のリバリーから天使が消えていたりするので、何か[[大人の事情]]があるのかもしれない。
その後2025年に開催された首都高バトル2025コラボでガチャの目玉マシンとして迅帝・改2が実装。こちらはカルソニックスカイラインを意識した完全オリジナル仕様となっている。

**首都高バトル(2025)
#center(){&color(#F8B400,#2F4F4F){&bold(){迅帝……!!}}}

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){ふぅん。今夜はスネークアイズと対決するつもり出来たけど、もっと面白そうな人がいるね。}}
&color(#3B4EF0){&bold(){────君が(プレイヤー名)だね?今度は、僕とバトルしてくれないか。}}}

#center(){&color(#F8B400,#2F4F4F){&bold(){おい!てめえと対決するのは俺だろうが!}}}

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){何を言ってるんだ?君────負けただろ。君とのバトルが面白そうだとは思えないな。}}}

最新作でも勿論登場。ストーリー【Rebirth of the Legend】の最終ボスとして登場する。今作はXから4年後の首都高が舞台となっており、Xのストーリー終了後再び首都高を去っていたのだが、新たな走り屋達の台頭に呼応したかのように復活、首都高へ舞い戻った。

>今なお伝説として語り継がれる、首都環状最速の走り屋。妥協のないパワーチューンから生み出される圧倒的なスピードと、それを乗りこなす神業的な技術は他の追随を許さない。新世代の走り屋たちの台頭に呼応するように、再び目撃されるようになった。多くの走り屋が迅帝とのバトルを熱望しているが、神出鬼没であり、めったに人前に姿を現すことは無い。そんな彼がスネークアイズの挑戦を受け、C1に現れた事で周囲を驚かせている。

マシンはR34でもインプでもなく、なんとまさかの&bold(){NSX(NC1)}、今作で復活したホンダ車に乗っての登場にファンを驚かせた。
ビジュアルはこれまでのマシンに引けを取らないド派手なカスタムがされており、正面を向いた大仏が目や牙を剥きだしてさながら吼えているようにも見える。

ストーリー序盤から復活した事が語られるが実際に姿を見せるのは終盤。迅帝への復讐を狙う2代目スネークアイズを撃破した主人公の前に現れてバトルを申し込んでくるが、喋り方の雰囲気やスネークアイズとのバトルを「面白そうだとは思えない」と拒否するなど、4年前からかなり性格と外見が変貌しているようだが……?

#openclose(show=【警告】ストーリーの重大なネタバレを含みます){

#center(){&bold(){&color(#3B4EF0){……負けた……}&color(#00BFFF){この僕が。}}}
#center(){&color(#00BFFF){&bold(){新たな迅帝となった僕が……。}}}

#center(){&color(#00BFFF){&bold(){4年前、この首都環状の全ての走り屋を倒し────先代から迅帝の名を継いで、頂点に立ったつもりでいた。}}}
#center(){&color(#00BFFF){&bold(){もはや、ここに僕の敵はいないと……そう思っていた。}}}
#center(){&color(#00BFFF){&bold(){"何のために走るのか"────その答えを、僕は……。}}}

>4年前のある日、突然、首都環状に出現し、あっという間に頂点に昇りつめた走り屋。その新鮮な姿は、走りへの情熱を失いかけていた当時の迅帝に、走りたいという"意志"を取り戻させた。時代を超えたスピードを求め続け、驚異的なパワーチューンに合わせてボディ剛性と足回りも完璧。後ろを走ることを嫌い、全開走行で一気に前に出て、畳みかけるように勝敗を付けてしまう圧倒的な走り。その存在自体が首都環状の新たな伝説。 &bold(){本名:天王寺 蓮}

実は今作の迅帝はスネークアイズと同じく2代目であり、その正体は&bold(){首都高バトルXの主人公}。
先代迅帝である岩崎と共に姿を消していたが、修行の末に走りを認められたことで迅帝の名を継いで首都高へと戻ってきたのだった。
初戦ではC1でのバトルだったが、2戦目では先代同様湾岸線でのバトルとなり、彼同様の稲妻のオーラを纏うようになる。


#openclose(show=……では、岩崎は首都高から去ってしまったのだろうか?){

#center(){&color(#00BFFF){&bold(){"すべての伝説は塗りかえられるためにある"──── 迅帝の名はすでに僕だけのもの。}}}
#center(){&color(#00BFFF){&bold(){かつて迅帝と呼ばれ、"最速"と讃えられた走り屋……僕の師となってくれた人……}}}
#center(){&color(#00BFFF){&bold(){彼の名は────}}}
























#center(){&bold(){&font(b,450%){&color(#B8860B,#191970){無双帝}}}}

#center(){&bold(){&font(b,150%){&color(#B8860B,#191970){UNRIVALED EMPEROR}}}}

>かつて首都環状の頂点に昇りつめ、迅帝と呼ばれていた男。4年前、とある走り屋とのバトルをきっかけに、失いかけていた走りへの情熱を取り戻した。自分を倒したその男の才能を見込んで師弟関係を築き、弟子が迅帝の名を譲るに相応しい"天才"であることを認め、自らは名を変えて走るようになった。走りに対するストイックな姿勢は今もなお変わらず、スピードだけがこの世の中でたった1つの真実だと信じて疑わない。

&bold(){否。}今も尚首都高を走り続けている。名前を変えた今作ではボスではなくワンダラーとして登場。ただしストーリーボス同様の特殊演出が用意されており、エンカウント時とバトル時のBGMは01の楽曲である「Fatal Moment」「Battle of The Empire」が原曲のまま使われるという超特別仕様なのも相まって裏ボス的な扱いとなっている。アイコンは「無双」の文字を中心に仏教を彷彿とさせるデザイン。
出現条件は&bold(){『リベンジアイズ((名前を変えた初代スネークアイズ。ストーリーを最終盤まで進めた上で35連勝以上すると出現。))の撃破』}。マシンはDo-Luck風のエアロで武装したBNR34スカイラインGT-R。名を変えた事でかつてのトレードマークであった「壱撃離脱」は使われていないが、代わりに「唯速是真」の文字が刻まれている。
また、ボンネットには雷をテーマとした装飾の他に、謎の文章が書かれている。かなりの崩し字な上に変体仮名をふんだんに使っているため読みづらいが、読み解くとこうなる。
>何の為に走るのか。どこに向かって走るのか。そんなことはどうだっていい。大事なのは、走り続けるという意志。
これはX主人公(現迅帝)との会話が元であり、走りへの情熱を取り戻した岩崎を象徴している。

マシンの性能は控えめに言ってバケモノ。なんと&bold(){最高出力1502馬力、最大トルク170kgm}という[[???>???(首都高バトル)]]を含む全ライバルの中でも頭一つ抜けたスペックを誇る。驚くような加速で400キロオーバーまで到達するので並大抵のマシンでは並ぶ事さえ叶わずぶっちぎられてしまうだろう。ただあまりにも速過ぎるせいでAIも制御できないのか、割と頻繁にアザーカーや料金所に突っ込むのでスキル構成を防御寄りにして事故を狙うのも手。

#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){お前が(プレイヤー名)だな。 さすがだ、いいバトルだったよ。}}}
#center(){&color(#3B4EF0){&bold(){俺の弟子……新たな迅帝を倒しただけの事はある。お前もいずれ、伝説と対峙するときが来るだろう……。}}}

撃破すると辰巳PAに出現するようになり、会話できるようになる。辰巳PAがお気に入りである事や、昔から走りに没頭すると食事や睡眠などを取らずに倒れそうになる事があるなどの話が聞ける。蓮とは名を継がせた今でも一緒に食事をするなどいい関係を築いているが、&color(#00BFFF){&bold(){「雰囲気とか"弟子"への接し方とかがパープルメテオに似ている」}}と言われた時には&color(#3B4EF0){&bold(){「冗談じゃないぞ」}}と今まで見た事が無い程の狼狽えっぷりを見せている。

なお、初代スネークアイズことリベンジアイズとの決着がついているかは不明。弟子2人も対決した様子を見ていないらしく、リベンジアイズは今の迅帝への恨みはないが&color(#F8B400,#2F4F4F){&bold(){「俺の弟子の方がお前の弟子よりも優れていると証明してやる。」}}と対抗心を燃やしているようだ。
}
}


*備考
横羽線のチーム「Speed Master」に所属しているブラックエンジェルこと岩崎彩子は、迅帝の妹である。行方不明になった兄の事を探しているらしいが、[[首都高バトル2]]の時点で彼女は[[ライバル]]として出現するため、「『2』主人公=迅帝」の考察に則る場合、二人は一度首都高の上で再会しているということになる。

迅帝のマシンについては不可解な点が多いが、首都高バトルXで登場したチーム「FAR AWAY」に所属するドライバーのリバーサイドクロウことアーノルド・ワッツが迅帝のボディを作ったのは自分と言い張っている。周囲からはホラ吹きだと思われているが、2025では70スープラが大破し引退寸前まで追い詰められたリーダーの為に技術と人脈を駆使して80スープラを仕上げるなど卓越した技術を披露しているのでもしかしたら本当の事かもしれない……?

また、迅帝の歴代カスタム(特にBNR34)は知る層には絶大な人気を誇り、数多のレースゲームで再現されている他、なんと&bold(){実車で再現してしまった猛者も存在する。}

追記・修正は、首都高最速の称号を手に入れてからお願いします。

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}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 車重2t超でたった800馬力とか限界試すところ間違えてて草  -- 名無しさん  (2020-09-28 19:15:47)
- 新作ではR34とインプのどっちに乗ってくるのか…それともR35やWRXというチョイスもアリか?  -- 名無しさん  (2024-09-20 19:54:35)
- Xの車重2tは表記上だけじゃなくて実際の内部データもそうなってるので誤植というわけではない  -- 名無しさん  (2024-09-24 13:31:57)
- 新作のアーリーアクセス部分では名前だけ出てきて姿はまだ見せてないね。まず間違いなくスネークアイズと共に今後出てくるのだろう  -- 名無しさん  (2025-01-27 20:36:25)
- ついに戻ってきたね、あの男が  -- 名無しさん  (2025-09-26 21:00:56)
- これは迅帝が首都高に戻ってきた…と言って良いのだろうか。今回の迅帝はプロフィールを読むに首都高バトルXの…  -- 名無しさん  (2025-09-27 09:20:12)
- なかなか衝撃的な登場だった...  -- 名無しさん  (2025-09-29 09:45:51)
- かなり意外な車に乗って出てきたと思ったら正体がまさかの人物だったんだよな。じゃあ旧迅帝はどこに⋯と思ったらそっちもちゃんとR34で出てくるというファンを裏切らない気配りが嬉しい  -- 名無しさん  (2025-10-02 19:40:53)
- 無双帝のR34はエンジンがV6 4.18Lになってるから多分R35のエンジンに換装してるな  -- 名無しさん  (2025-10-26 13:00:38)
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