護衛せよ!船団輸送作戦(艦隊これくしょん)

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護衛せよ!船団輸送作戦(艦隊これくしょん) - (2024/04/05 (金) 18:38:02) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/01/11 (月) 14:10:42
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&font(#6495ED){所要時間}:約 39 分で読めます

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&tags()
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#center(){&size(22){&bold(){神はサイコロを振る}}}



前回→[[侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦>侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦(艦隊これくしょん)]]
次回→[[激突!ルンガ沖夜戦>激突!ルンガ沖夜戦(艦隊これくしょん)]]


[[艦隊これくしょん -艦これ-]]の2020年秋~正月に開催された[[イベント>期間限定海域(艦隊これくしょん)]]。
前回は2イベントの悪魔合体であり、&bold(){「やりすぎだった」}と呼ばれるほどに前例のない超大規模ゆえか、
今回は事前の段階で海域数と作戦海域がかなり速い段階で公開されていった。

開催は10月下旬に運営ツイッターにて11月下旬と告知され、その後11月25日に確定。
実際の開始時刻はいつものようにずれ込んで11月26日の3:00前後にスタート。
終了時刻は12月31日の第二次友軍の来訪告知ともに、1/13の11:00までと周知され、予定通り終了した。

既に毎年恒例となりつつある&bold(){欧州遠征}であり、今回は主に&bold(){輸送作戦}がモチーフとなっている。


と思われていたが、「前段作戦は欧州」という運営の発言、そしてイベント開始時には前段作戦は「護衛せよ!船団輸送作戦 &bold(){【欧州編】}」というタイトルになった事から後段は日本側メインになる事を予測する提督も多く、
やはり後段作戦で&bold(){次元スリップ}を起こして日本近海での戦いも行うことに。
イベント後段作戦はタイトルが「護衛せよ!船団輸送作戦 &bold(){【多号作戦】}」とあるようにモチーフは&bold(){多号作戦}。


**主な新要素

#openclose(show=加賀改二){
赤城改二の実装より長年に渡って要望され続けていたが、ついに実装。
%%同名の護衛艦「かが」の進水に合わせたのでは?とも言われている%%
高い搭載機数はそのままに5スロット化、さらに基礎スペックも順当に底上げされた正統派の改二となる。
近年のトレンドである&bold(){装備フィット}がやたら充実しており、対応する艦載機を装備していると一回り以上ステータスが向上する。

また、コンバート改装として赤城同様の夜戦仕様である戊に加えて&bold(){護衛艦仕様}である護に改装も可能。
瑞鳳改二乙などと同様に護衛空母に分類され、非常に高い対潜能力に加えてジェット機も搭載可能、と&bold(){色々な意味で準拠している}。
ただし、搭載機数がノーマル・戊に比べて大幅に減少するため現時点ではやや使いどころが限られる。
}

#openclose(show=秋雲改二){
「秋」まっさかりの10月に突然の改二が実装。&s(){夏イベ前に実装されてたら思いっきり起用されてただろうに…}((が、秋雲改二の台詞がホーネットが艦隊にいるのが前提のものがある事から、最初からホーネット実装後に改二実装だった疑いも強い。下手すると本来の予定では雪風改二より後だった可能性も。))
完全に夕雲型だった改の制服から陽炎型改二と夕雲型改二のハイブリッド様式に進化している。また&bold(){ペンタブ持参}。&s(){しかしこの年はコロナのせいで年末の[[アレ>コミックマーケット]]は中止。}
服装は陽炎型のカラーリングで夕雲型の制服になっているほか、装備フィットまでハイブリッド。((具体的に言うとC型砲とD型改二のどちらにも電探シナジーが搭載))

沖波と同様に装備フィットによる数値が非常に高いにもかかわらず夜戦火力がさらに向上しており、
D型改二+D型改三+水上&対空兼用電探+熟練見張員で&bold(){夕立の夜戦火力すら凌駕する}。
ただし戦闘能力のほぼすべてはこの装備シナジーに集約されているため、対地装備などを一切装備できないこともあって運用の幅は狭め。
}

#openclose(show=丹陽/雪風改二){
&bold(){「奇跡の駆逐艦」}というほぼ1人を指定する告知もあり、事前告知の段階でかなりの話題をさらった。
実際の改装段階は「丹陽」→「雪風改二」という2段階構成。
最近多いコンバートではないので、雪風改二まで到達した場合は戻すことはできない。

丹陽の段階では魚雷発射管を撤去されていた経歴から雷装値がかなり低下してしまうものの、代わりとして&bold(){砲戦火力がとんでもないことになっている}。
現地改装装備2つ+SGレーダーの装備で表示火力&bold(){95}(実数値99)と圧倒的な破壊力を発揮でき、支援用駆逐艦としては最上級。

雪風改二では丹陽から火力が低下するが、雷装・対潜が大きく強化されることで汎用性が高まる。
さらに&bold(){特二式内火艇}を装備可能なことに加え、秋月砲に&bold(){凶悪な装備シナジー}((火力+5、対空+3、回避+2、水上&対空兼用電探でさらに火力+4、対空+4、回避+6))が追加。
昼戦、夜戦、対空、対地火力、魚雷CIの5つすべてを超高水準でこなす&bold(){器用万能}と称するほかはない性能を誇る。
ただし自動先制対潜は習得していない上に対空CIは汎用となるため、Fletcher MkⅡとの最強争いは甲乙つけがたい。

ただひとつ問題があるとすれば、ここに辿り着くまでに&bold(){開発資材110個、改装設計図3枚、新型兵装資材2個、戦闘詳報1枚が必要}なことだろう。
%%重い…あまりにも…%%
}

#openclose(show=資材備蓄上限アップ){
2014年に足切りされて以降ずっと30万だった資源備蓄上限が11月13日のアプデをもって35万に上昇。
修復剤などの上限はまだ据え置き。
一部の提督はまさか資源が各35万必要なイベントなのか?と戦々恐々としたが、流石にそんなことはなかった。&s(){余程運が悪くなければね…}
}

また本イベントから海域突破報酬の応急修理要員や応急修理女神といったダメコン装備は購入済みアイテム扱いで配られるようになった。((正月任務で配られた応急修理女神も同様の扱い。))
購入済みアイテム枠に置かれたダメコンや洋上補給はそこから取り出すまでは装備扱いされないため、ダメコンの配布による装備アイテム保有数の圧迫がなくなった。

その他新要素ではないものの、&bold(){集中開発が3つ同時に結果が表示されるようになった}。
&bold(){当初イメージされていたものは明らかにこっちだったような気がする}が、装備開発に要する時間が猛烈に短縮されたのは事実。
46cm砲レシピなどブン回せば30分で&bold(){10万}吹っ飛んでいくのでほどほどに。


**出撃制限
4海域の中規模イベントなこともあって札枚数は4枚。
%%前回が前回だったせいで最終海域が1枚だったことに困惑した提督も多数%%

前段/後段で使用する艦艇がはっきりと分かれているため、攻略情報の整った現段階であればまず割り振りには苦労しない。
また前段作戦の難易度が&bold(){単純に低すぎる}ので、進行自体も最後の関門までは概ねスムーズに進められるだろう。


**新規実装艦娘
以下の新規艦娘が実装された。

・Maestrale級駆逐艦 &ruby(シロッコ){Scirocco}
・Town級軽巡洋艦 &ruby(シェフィールド){Sheffield}
・NorthCarolina級戦艦 &ruby(ワシントン){Washington}
・松型駆逐艦 竹

このうちSciroccoは事前に実装告知がなされ、[[スイカバー]][[ネタ>パプテマス・シロッコ]]が飛び交っている。
また、Washingtonは「新戦艦」の告知があり、ランカー報酬の装備妖精にそれらしき姿があったため実装が予想されていた。詳細はE-3解説にて。

なお、全員があらかじめ実装が告知・とっくに予想されていたラインナップだったという事で「予想ド直球で驚きがなかった」なんて声もちらほらあった模様((Sirocco・Washington・Sheffieldはランカー報酬で実装が予想され、竹は松の実装時点でコンプティークにて実装が明言されていた))。
バレンツ海海戦が予告されていた際には、5年ぶりのドイツ艦としてバレンツ海海戦の参加艦であるリュッツォウ(ドイッチュラント)やアドミラル・ヒッパー、ノルウェー近海での戦いという事でフィヨルドに引きこもりっぱなしであった孤独の女王にしてビスマルクの妹・ティルピッツがサプライズで実装されるのではと予想/期待されていたが、直近ランカー報酬において6inchMk.XXIII三連装砲が実装された事でTown級SheffieldもしくはFiji級Jamaicaが来るという予想に一気に傾いた。
なお、[[イギリス]]艦は16年夏の初実装以降1年に1隻は必ず実装されている為、この意味でも予想通りであった(なお、この慣例が途切れるのは2022年のこと)。
&color(Silver){後段作戦に期待する声も、ほどなくして後段作戦は多号作戦で報酬は竹と明言された為、あえなく夢は散った。}
そもそも日本の駆逐艦/海防艦が実装されなかったイベントは新艦娘自体が0だった[[桃の節句!沖に立つ波>桃の節句!沖に立つ波(艦隊これくしょん) ]]を除くと実に&bold(){1期最初期、[[迎撃!霧の艦隊>迎撃!霧の艦隊(艦隊これくしょん) ]]まで遡る}(=2期のイベントにおいて日本の駆逐艦・海防艦が実装されなかったイベントはそもそも新艦娘自体がいないイベントだった)事から、改めて振り返ってみれば、既に実装が明言されており「いつ実装されるか」だけだった竹の実装は、十分に予想可能な範疇だったといえよう。
CVも全員が既存艦(より正確には直近の新録ボイスがあった艦)との兼ね役(竹達彩奈氏、高尾奏音氏、[[大坪由佳]]氏の3名)であり、新艦娘実装に伴う新規参戦はなかった。

新装備は533mm 三連装魚雷(53-39型)、Do-17 Z-2、寒冷地装備&甲板要員。またイベント中の新春任務にて直前のランカー報酬で配られた四式重爆 飛龍も実装。
&bold(){一番強力な装備がイベントと直接関係ない飛龍}というなんとも言えないラインナップだが、前段作戦は甲でもやたら簡単なので取得は難しくない。

またラストマップ報酬ではランカー装備であった深山(&深山改)が早速の報酬落ち。
ただし、&bold(){現時点の重爆は一切使い物にならず}、連山という&bold(){非常に分かりやすい上位互換}の存在が予測されるため取得を焦る必要はない…はず。
&font(l){それまでに出番が来る可能性?知ら管}

*BGM

E-1-E-2マップ:発動!MG1作戦
E-1通常戦闘/E-3マップ:バレンツ海 海戦
E-1ボス/E-2通常戦闘:PQ17船団を護衛せよ!
E-2ボス/E-3通常戦闘:北極海航路護衛戦
E-3ボス/E-4マップ:オルモックの夜
E-4通常戦闘:多号作戦改
E-4ボス:竹の輝き

今回は初めて通常戦曲とボス戦曲が海域ごとに全て異なっている。
E-4ボスはかなり久々に歌詞の無いラストマップ曲となった。

*海域解説

海域数は4と久々に中規模らしいマップ数。
何度も述べてきたが&bold(){前段作戦がはちゃめちゃに簡単}なので、その部分ではゆるりと攻略できる。
端的に言えば、友軍が来訪していない状態ですら甲でもほとんど支援不要な程度の敵しかいなかった。

後段作戦に関してはとにかく最終ゲージの難易度が高く、&bold(){中規模最強}との声もある。
ただしこれまで以上に戦力不足でも勝ちは拾えてしまうため、&bold(){2期始まって以来最弱の甲}とも言えなくもない。
しかしそれはただひたすらに、&bold(){運ゲー}ということでもあるのだが。

ただし上記の評価はどちらも&bold(){特効艦をきちんと投入している}ことが前提。
ケチった場合は相応に苦戦するため、最適な艦の割り振りは行った方がよい。

*詳細な解説
※解説は&bold(){甲作戦}選択時の難易度を基準にしています。
便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。

**E-1『発動!MG1作戦』-地中海マルタ島沖- 
#openclose(=詳細な解説){

さて今回のイベントは、地中海マルタ島沖へと救援に向かう艦隊から話を始めよう。


&bold(){ソノサキニ…ナニガアルノ!}

&bold(){ドキナサァイ…!}


戦力・輸送のダブルゲージとなる。
どちらのゲージも道中・撃破難易度ともにきわめて貧弱。
特に道中支援は確実に不要。決戦支援もイタリア艦が一切居ないわけでもなければ必要ない。

札は地中海艦隊。出撃した艦隊すべてに付与される。

基地航空隊は1隊使用可能。
***E-1-1/戦力ゲージ
高速戦艦+正規空母+軽巡+駆逐3で最短ルートとなる。
特効対象かつ固定条件を満たせるイタリア艦を特に考えず投入してOK。
[[Ark Royal>Ark Royal(艦これ)]]も一応特効を持つが、敵戦力が貧弱な上にのちのマップでも出番があるため非推奨。

道中は水雷戦隊(C・H)の2回だけ。
どちらもかなり貧弱。単純に&bold(){6隻いないことすらある}ので何の対策もいらない。


&bold(){ステキィ…ヨクキタワァ…}


ボスは深海地中海棲姫。
E-2ボスでありながら鉄壁の装甲を誇った難敵だったものの、今回は特効艦が大量に投入可能な上に道中も楽。
そもそも&bold(){甲作戦でも乙のタイプしか出ない}ので別に特筆するほど装甲が高いわけでもなかったりする。

友軍前ですら陸戦1+陸攻3できっちり敵制空を削って弾着観測射撃&FBAを発動させつつ殴れば労せず撃破可能であったほか、
友軍第二陣で英・伊駆逐艦が友軍として駆けつけるためさらに簡単になっている。


戦力ゲージ撃破後はギミックを解除して第二ゲージを開放する。
といっても条件は以下の1つのみ。

・DマスでA勝利

Dマスには第一ゲージの編成に低速艦1、重巡1を混ぜることで到達可能。
本イベントにおいて低速軽空母は出番がほとんどないため、ここで使ってしまえばよい。

***E-1-2/輸送ゲージ
ギミック解除後は輸送作戦となる。

編成は第一ゲージの編成から軽巡を抜いて駆逐艦1隻を入れればOK。
ボス到達及びA勝利はほぼ確実に可能なため、強力な艦は必要ない。

道中は水雷戦隊(C)、空襲(G)の2回。
&bold(){第一ゲージよりさらに簡単になっている}ので特に言うことはない。
あまりにも短すぎるために疲労がたまりやすいことには注意。


&bold(){コナクテ…イイ…ノニッ!}


ボスは&bold(){深海仏棲姫}。
こちらは第一ゲージと違ってきっちり甲仕様であり、装甲を貫通するのがかなり難しくなっている。
随伴艦がありえないほど貧弱なので輸送成功自体は簡単なものの、S勝利には一工夫必要。
Italiaの連撃、Grecaleの魚雷CI以外ではほぼダメージを与えられないので、Sを狙う場合はこの2人を投入しておくとベネ。
逆に投入すればS勝利は安い。


共通クリアボーナスは間宮(アイテム)。
消耗品類は丙作戦で応急修理女神、乙作戦で伊良湖と新型航空兵装資材が追加。
装備は丁作戦で120mm/50 連装砲 mod.1936、丙作戦で120mm/50 連装砲改 A.mod.1937、甲作戦で改修を受けたものが2つとも取得可能。

このマップにおける甲作戦は&bold(){きわめて簡単}なので、ある程度戦力が揃っていればまず甲報酬を受け取れるだろう。

レアドロップはMaestrale級駆逐艦 Scirocco。
イラストレーターはじじ氏。CVは竹達彩菜。
実艦はMaestrale級駆逐艦の4番艦。
Maestrale級の姉妹たちとともに様々な船団護衛に参加し、第二次シルテ湾海戦(MG1作戦)にも出撃している。
ただし悪天候によって直接的な戦闘では明確な戦果を挙げられなかった。
作戦後の帰投中に大嵐に遭遇したことで機関が故障し、転覆して沈没するという最期を迎えた。

ビジュアルは黒髪ツインテールに褐色の欠伸をした眠そうな姿。
性格もそのままぐうたらで常に眠そうな…と言ったところだが、たまに[[木星帰り>パプテマス・シロッコ]]のようなセリフを発したりもする。
性能面は特筆するところもなく、Maestrale級標準の対潜寄りステータス。これでMaestrale級全艦が揃ったことになる。海外駆逐艦ではワンオフ艦以外では初のコンプリート。

基本的に第二ゲージでのドロップを目当てに周回することになるだろう。
掘りの難易度は極めて低いが、A勝利の確率がどうしても残ってしまうため所要時間が伸びやすい。

また、「補給艦1+駆逐艦4+自由枠1」や「空母4以上or駆逐艦なし(高速+以上で統一)」等の編成で水雷戦隊(C)の先にある燃料ポイントに到達可能。現地が産油で有名なリビアにあたるため通称&bold(){リビクル}。
前段作戦の段階では最大&bold(){250}という莫大な燃料を得られており、枯渇がイベント開始してまもなく告知されるなど&bold(){意図的な稼ぎポイント}であった。
後段作戦開始後はややナーフされたものの、それでも1回で最大&bold(){200}という多大な燃料を獲得できるのでそこまで変わらなかった。((ただし、最大値を目指すための大発とドラム缶の条件が厳しくなったので事実上高速+で統一する編成は使えなくなったので編成の幅は狭まった。))
基地航空隊の集中+自由枠に正規空母を入れて空爆で甲でも安全に回れることもあり、基地航空隊の熟練稼ぎと&s(){前イベントから回復していない}油の採掘を兼ねて通う提督も多かった。資源上限解放が早速その効果を発揮したという報告も。
なお、難易度が低いほどCマスが楽になることから回転率が上がるため、甲報酬がそこまで重要な装備でもない事から敢えて低難易度にするのも一つの手ではあった。

}

**E-2『バレンツ海海戦』-バレンツ海- 
#openclose(=詳細な解説){

輸送を完了させた艦隊に再びの輸送作戦!
かくして、バレンツ海で艦隊と深海の激闘が始まった!


&size(10){&bold(){ヴェアアアアアア…}}

E-1に引き続き輸送/戦力のダブルゲージ。
そして難易度も大差なく、正直言って&bold(){E-1よりさらに簡単}という印象が否めない。

札は護衛R部隊。このマップから連合艦隊が要求されはじめるため編成には注意。

基地航空隊は使用不能。
また空母と伊勢・日向改二((母港画面でも二人が教えてくれる))も特殊装備を装備していない場合は使用不能。%%なのになぜか水上機は使える謎%%
***E-2-1/輸送ゲージ
水上打撃部隊および輸送護衛部隊の2択。
ただし水上打撃部隊であれば支援なしでほぼ確実にS勝利できる上に編成縛りがなく、
何より&bold(){第二ゲージにまったく変更せずに使いまわせる}ので基本的にはこちらを推奨。

編成はBismarckさえ入っていれば他は何でもよい。
第二ゲージを見据えるのであれば全艦を高速で統一し、高速戦艦を2隻まで、軽巡3隻を確保する必要がある。
Perthが特効を持っているので所持しているなら投入すれば戦力ボス撃破がより安定する。
テンプレ的には高速戦艦2、軽巡2、航巡1、大発駆逐1+軽巡1+駆逐3+(雷巡・重巡)2あたりか。

道中は対潜戦闘(C)、水雷戦隊(E)、空襲(G)、水雷戦隊(H・I)の5回。
先制対潜艦を1隻は入れておくと対潜マスが安定する。
道中で出現するPTは梯形陣固定なので見た目ほどの脅威はない。気になるようであれば対策も。

ボスは戦艦ル級flagship。
制空値0、姫級なし、通常艦隊と&bold(){もはやS勝利できない方が難しい}。
道中対策を万全にしてもまったく支障なくS勝利できるため、装備は完全に道中主眼で構成してしまってOK。

戦力ゲージは輸送ゲージ撃破でそのまま出現する。

***E-2-2/戦力ゲージ
ただし、そのままではルートがやや遠いため短縮ルートの開放が推奨される。
解除条件は以下。

・第一ゲージボスでA勝利
・L・AでA勝利
・CでA勝利

全て輸送ゲージの編成流用で到達可能。
第一ゲージボス、Lは能動分岐、C・Aも同じく能動分岐なのでさっさとサクサクにしてしまおう。
解除後は短縮ルートが出現し、大幅に難易度が低下する。

編成は第一ゲージの時点で水上打撃部隊を編制していればそのまま流用できるので省略。
BismarckとPerthが入っていればフィニッシャーは十分。

道中は対潜戦闘(C)、水雷戦隊(E・O)の3回だけ。
E-1と同じく&bold(){1本目より簡単になっている}ので特に言うことはない。
PTもいないため、水上打撃部隊であれば適当にボコボコにしてしまえる。
一応Oマスの水雷戦隊は&bold(){警戒陣を使用}することがあるが、既に特効が機能しているため水上部隊が殴っていれば沈む。


&size(13){&bold(){バカ…メ……ヤクタタズドモ…メ…}}


ボスは&bold(){重巡棲姫}。青い。
本人の装甲こそ高いものの、なんと随伴艦に&bold(){駆逐イ級}が混ざっている。eliteやflagshipですらない&bold(){ただのイ級}である。
貫禄の&bold(){制空0}に加えてその他の随伴艦も貧弱極まりない有様であり、装備を間違っていない限り昼戦のうちに全滅させられる。
おまけに&bold(){きっちり友軍艦隊が来る}ので撃破できない可能性はほぼない。

ゲージ破壊段階でも本人の装甲以外はほぼ強化されない。
夜戦でBismarckかPerthのどちらかが連撃すればだいたい倒せるので編成にだけ注意。


共通海域クリアボーナスは特注家具職人と補強増設、寒冷地装備&甲板要員。
丙作戦では緊急修理資材が追加、乙作戦では533mm 三連装魚雷(53-39型)が追加。甲作戦は魚雷に改修値の付与と勲章1つがもらえる。

はっきり言ってしまえばE-1より簡単なので甲報酬の取得も楽々。
寒冷地装備&甲板要員は二つで十分だが無いと後々に困る&E-3任務で正規空母×3でゴリ押しするルートがあるので、誤廃棄だけはしないように。

レアドロップはTown級(Southampton級)軽巡洋艦 Sheffield。
イラストレーターはコニシ氏、CVは高尾奏音氏。
実艦はイギリス海軍の建造したTown級軽巡洋艦の五番艦。進水・就役の時期が姉妹で前後しているため厳密には諸説あり。
Town級は細かい仕様改良を繰り返したことでいくつかのサブクラスを持っており、Sheffieldはその最初のグループであるSouthampton級に属する。
地中海・大西洋での数多くの軍事作戦に従事し、Bismarck・Tirpitz・Scharnhorstなどのドイツ海軍の大型艦を目標にした攻撃作戦にも参加した歴戦の軽巡洋艦。
史実でGotlandの発見したBismarckを追跡している。&s(){Ark Royal艦載機にBismarckと間違われて誤爆されかかったというエピソードも。}
終戦まで生き残った後は改装を受けて1950年代も艦隊行動に追従。&bold(){映画出演}や引退後の練習艦を行ったのち、1967年に解体処分を受けた。

ビジュアルは栗色の何とも表現しにくい形状のポニーテールが特徴。
また&bold(){垂れ気味で貧しめの普通サイズ}というかなりマニアックな形状の胸部装甲を持つ。
性格面は外見通りクール系。一人称や口調はそこまで堅苦しくないが、他の英国艦ほど柔軟な態度でもないようだ。

性能に関しては非常に高水準。
4スロット艦のスタンダードになりつつある高水準の砲戦火力に加えて&bold(){対潜値が高い}という特徴を持つ。
具体的に言うとケッコン指輪や海防艦改修による対潜補強なしでも&bold(){1スロット先制対潜+昼連撃}を達成可能。
索敵値も高いため連撃の発動率も上々、夜戦火力もそれなりの水準は確保しているため扱いやすい。
ただし、上記のアドバンテージを発揮するにはほぼLv99が前提になるため育成の手間がかかるのはネック。
育成途上でも先制対潜が非常に早いタイミングで可能になるとはいえ、長い育成期間が必要になることだろう。

第二ゲージでドロップしするが、S勝利および到達が安定するため掘りは難しくない。
また単純なドロップ率も高く、副産物としてJanusやNelson(未所持限定)も狙えるためそれなりに美味しい掘りポイント。
他には輸送ボスとOマスで、Bismarck、Gotland、Jervis、Ташкент、Luigi Torelliも狙えるがノードロップありなので気長に狙う事。

}

**E-3『PQ17船団を護衛せよ!』-ノルウェー北岬沖/北極海- 
#openclose(=詳細な解説){

2つの輸送作戦の成功により、欧州戦線の状況は改善しつつあった。
だが、艦隊と深海の戦いは北極海に舞台を移し、なおも続いていた!


&bold(){サムイウミ… ソウハオモワナイ…?}


輸送/輸送/戦力のトリプルゲージマップ…だがいずれも低難易度。
おまけにE-2と同じく&bold(){編成を使いまわせる}ということもあって手間も少なめ。
ただし任務で戻ってくる必要があるため、こちらも編成をメモするかスクショを録っておこう。

出撃ではPQ17船団の札が付与。

基地航空隊は2隊使用可能。
また、空母と伊勢型改二を投入する場合はE-2で取得した寒冷地装備&甲板要員の装備が必須なため実質1スロット減少する。
***E-3-1/輸送ゲージ1本目
まずは1本目からの攻略。

編成は高速統一の水上打撃部隊で高速戦艦2+正規空母1+航巡1+軽巡1+駆逐1、軽巡1+重巡1+駆逐4がテンプレ。
第三ゲージまで使いまわすつもりなら戦艦の枠に高速化したГангутを投入しておくと無駄がない。他のソビエト組も第二に突っ込んでおけば第三ゲージまで活躍してくれる。
第一の軽巡枠はE-1で使っていない方のAburuzzi級の片割れを入れておけば重巡に匹敵する活躍を見せてくれる。
また、この際に投入する空母でArk Royalを使用するのはやめておいた方が無難。所持していればGraf Zeppelin、そうでないなら二航戦改二あたりを投入しよう。

道中は対潜戦闘(C)、空襲戦(F・H)、水雷戦隊(J・K)で合計5回。
水上打撃部隊であればいずれも苦戦はしない。対潜戦闘用に先制雷撃艦、空襲マス用に対空CI艦を編成していればまず撤退しないはず。


ボスは重巡ネ級改。
やはり&bold(){制空0}なので陸攻4を2回集中すればほぼ確実にA勝利できる。
最低限の道中要員を確保しておき、他は大発動艇やドラム缶を詰め込んで手早く輸送してしまおう。

なお、一見行き止まりに見えるNマスだが、実は泊地修理マス。なんと&bold(){ここから山越えしてボスマスに直行する}。
&font(l){情報が出揃った今、まず明石も秋津洲も出さないのでネタにはなったが注目はされなかった。}

輸送完了後は特にギミックなどを解く必要もなく、そのまま再度輸送に入る。

***E-3-2/輸送ゲージ2本目
水上打撃部隊用のスタート地点が用意されるため、&bold(){1本目より楽になる}。%%今回の前段作戦は常に2ゲージ目が一番簡単である%%
編成は第一ゲージで使った編成から戦艦を1隻減らすだけでよい。
空いた隙間には適当に重巡を入れよう。

道中は対潜戦闘(R)、水雷戦隊(T・K)、空襲(P)で4回。
戦闘回数が単純に減っている上に構成要素もほぼ同じ。つまり楽勝である。
ただしTの水雷戦隊は&bold(){警戒陣を使用してくる}ためごくまれに事故を起こす。
だいたいは水上打撃部隊の第一艦隊がタコ殴りにしてくれるため特段の対策は必要ないが。

ボスは戦艦ル級改flagship。
随伴艦にPT小鬼群がいるものの、1本目同様&bold(){制空0}なのでほとんど薙ぎ払える。
気になるようなら第二艦隊にPT対策を施しておけば昼戦・夜戦で殲滅しきれるだろう。
どちらにしろ輸送失敗はまず起こらないので、陸攻に期待して大発やドラム缶をガン積みしてしまうのも普通にあり。

#region
このボス艦隊の名称は非常に不穏なものになっている。

&size(20){&bold(){反逆深海化部隊}}というとんでもない名前であり、交戦地帯を指す部分にも深海が付いていない。
つまり非戦闘区域で深海化した裏切り者をその場で始末した…とも捉えられる。
欧州戦線があまりにも一進一退の攻防を繰り返し続けている理由はこんなところにもあるのかも…
%%今日から俺様が深海のニューリーダーだ!%%

なお、有志の調査の結果、「クロンシュタット水兵の反乱」の参加者が収容されたソロフキ島がボスマスの近くにある事から、
これがモチーフではないかとの説も上がっている。
#endregion

輸送完了後は即座に戦力ゲージが出現…というわけにもいかず、ギミックを解除する必要がある。
と言ってもギミックは

・防空優勢2回

なのでそのまま基地だけ再編成して出撃していればすぐに終わる。
***E-3-3/戦力ゲージ
戦力ゲージを出現させたあとはルート短縮を実施する必要がある。
無くても削れるが単なる苦行なので推奨しない。

・第一ゲージボスS勝利
・R・C・DマスA勝利

第一ゲージボス及びCマスは輸送護衛部隊でなければ到達不可能。
Kの水雷戦隊は輸送護衛部隊の前衛で相手するにはだいぶ荷が重たいため、確実な突破を目指すなら両支援あった方がよい。
D・Rマスに関しては使いまわしてきた水上打撃部隊から駆逐艦を1隻引くだけで到達可能。

解除後はルートが解放され、本格的に攻略が始まる。

編成は空母機動部隊・水上打撃部隊のどちらでもよい。
というより第一ゲージから編成を使いまわしている場合、編成を変えずに2つとも選択できる。
水上打撃部隊は道中は安定するものの、制空を取るのがめんどくさく、逆に機動部隊の場合はボス前の水雷戦隊がそれなりに面倒になるが、Arkの特効を活かしつつ制空が取れるので一長一短。
注意点として、&bold(){Гангутを高速化する必要はない}。正確に言うと低速混合でも軽巡が2隻入っていれば弾薬補正を気にせずに戦える。
新春任務で「航空母艦または水上機母艦・潜水母艦・補給艦計3隻以上の艦隊でE-3ボスA勝利×2」というのが存在したため、E-3入りが遅くなった提督は、これの任務消化も見越して「正規空母3、軽巡2」を含む機動部隊の選択がベストだったかもしれない。


道中は対潜戦闘(R)、空襲戦(F・G)、水雷戦隊(T)で合計4回。
水上打撃部隊はほぼ第二ゲージと変わらない。
機動部隊の場合はどうしても水雷戦隊で事故が起きるため、気になる場合は支援か航空隊をこちらに回すことを検討。


&bold(){キタノ…マッテイタワ……}

&bold(){ココデモ…ゾンブンニ…タタカイタカッタナ……ワカル…デショ?}


ボスは&bold(){戦艦新棲姫}。
&bold(){蟹}。そしてサービス9年目を目前にしてようやく表れた明確な&bold(){ロリ戦艦}である。
&bold(){蟹仲間}の南方戦艦新棲姫とほぼ同一のステータスであり、&bold(){蟹}に乗っている点まで同様。
前回のイベント後段作戦のボスと同一スペックということで非常に凶悪なステータスを誇り、甲作戦は削り段階で286、撃破段階の壊で&bold(){356}という堅牢な装甲を持つ。

ただし随伴艦が月とすっぽんのレベルで貧弱なので付け入るスキは多め。
戦艦新棲姫に基地航空隊や艦載機をすっ飛ばされる事が多いのが若干しんどいぐらい。
削り段階ではヲ級flagshipとネ級elite程度しかめぼしいものがおらず、撃破段階でも実質的に&bold(){ヲ級が改になるだけ}という非常に控えめな強化に留まる。
基本的に前段甲最終ではネ級elite→ネ級改のワープ進化が恒例となっていたせいか、このつつましやかなパワーアップには驚きの声が多かった。

装甲解除ギミックも存在する。ただし解除してもボスにしか効果が無い。
随伴艦がそれなりで夜戦までの殲滅も可能かつ、特定艦の特効倍率が非常に高く(英・独艦は1.375倍、ソビエト所属の3人はダメージ1.625倍)、撃破に解除は必ずしも必須ではない。
また友軍もしっかり来訪して高威力CIを叩き込んでいくため、現時点では手間に対してリターンを得られるかなんとも難しいところ。

#region(解除手順)

・J・K・T・IマスS勝利
・第一ゲージボスA勝利

J・K・輸送ゲージボスは短縮ルート出現時に使った輸送護衛部隊でよいが、航空戦艦と軽空母はどちらか1隻にしておかないと逸れる。
Iは使いまわしてきた編成から軽巡と駆逐艦を1隻づつ抜けばOK。
Tはそもそもボス前の絶対に通るマスなので省略。普通にそのまま行けば到達できる。

解除後は&bold(){蟹}が&font(#ff0000){赤くなる。}茹で上がったのだろう。
#endregion

海域クリアボーナスはNorthCarolina級戦艦 Washington。
イラストレーターはZECO氏、CVは大坪由佳氏。
実艦はアメリカ海軍が建造したNorthCarolina級戦艦の2番艦。
ワシントン海軍軍縮条約の終了後に建造されており、軍縮期間中に蓄積された技術を用いてColorado級から火力・防御・速力のすべてが大幅に強化されている。
新世代艦だけあって様々な不具合や問題点もあったものの、どちらも太平洋戦争を撃沈されることなく戦い抜いている。詳しくは[[こちら>ノースカロライナ級戦艦]]にて。

WWⅡ初頭においては大西洋における船団護衛(PQ-15、PQ-17)に従事し、Tirpitzともニアミスしている。
アメリカ海軍が太平洋戦争における反撃を開始するとともに太平洋方面に引き抜かれ、第三次ソロモン沖海戦でSouth Dakotaとともに激戦を繰り広げた。
この際、WashingtonからはSouth Dakota及び霧島を確認できていたものの判別をつけられず、&bold(){探照灯の照射で霧島であることを確認してから}砲撃を開始、多数の命中弾を与えて撃破した。
夜戦における同士討ちを避けた慎重な采配であったものの、砲撃開始まで殴られまくっていたSouth Dakotaとは後々までに禍根を残している。詳細は夏イベE6のSouth Dakota解説で。
その後はマリアナ沖海戦にも参加…したが、South Dakota同様砲戦は行えずに戦闘が終了。戦争終盤の対地砲撃任務に従事したのちに終戦を迎え、兵員輸送に用いられた。

ビジュアルは銀髪ロングの落ち着いた雰囲気。%%非常に残念ながら深海でのロリから成長している%%
胸部装甲もアメリカ戦艦共通のビッグサイズで、ノースリーブのシャツからはみ出るほどの大きさ。
性格はライバルと対照的に真面目な委員長タイプ、のはずだが&bold(){South Dakotaが絡むたびにスイッチが入る}ので実際の印象は&bold(){冷静なのに高頻度でキレる}といったところ。

性能はほぼSouth Dakotaと同じで、ほんの少しだけステータスと燃費が低くなっている。基本的にSouth Dakotaと同様に扱うことになるだろう。
また、改造すると16inch三連装砲 Mk6.mod2を2本持参してくる。
South Dakotaと同じく装備フィット込みで火力+26/命中+3の高性能主砲として扱えるため、砲撃支援の戦艦としてとても優秀。


他のクリアボーナスは丙作戦で勲章と改修資材。
乙作戦で新型砲噴兵装資材、Do 17 Z-2が追加。甲作戦では16inch三連装砲 Mk.6+GFCSが追加。
このうち16inch三連装砲 Mk.6+GFCSは非常に強力なのでぜひ甲作戦での取得を狙いたいところ。特にSouth DakotaとWashingtonに装備した際の装備フィットが大きい。
なお、16inch三連装砲 Mk.6+GFCSはSouth DakotaとWashingtonの妖精さんが&bold(){殴り合っている}という前代未聞のイラストになっている。誰が呼んだか「喧嘩砲」。
なお、イベント前に武勲褒章で配布されていたが、South Dakota妖精と殴り合いをしている((ちなみにSouth Dakota妖精だけ絆創膏が貼ってある。史実ベースで考えるならこの怪我をさせたのはWashingtonではなく霧島さん。))ため誰の妖精か一発でバレ、イベント前に運営から告知されていた「新戦艦」の正体特定の一因となった。
欧州イベントなのに?という説もあったが、一応Washingtonは欧州方面に展開したこともあるためさほど不自然ではない。
逆に言うと、本来の予定では夏に欧州遠征のはずだったのでWashingtonが先に実装されて秋冬イベントでSouth Dakotaが実装される予定だった可能性も考えられる。
&font(l){その場合16inch三連装砲 Mk.6と同mod.2の妖精さんがSouth Dakotaなのは当初の予定通りなのか、Washingtonから急遽変更されたのかは不明}

Do 17 Z-2はドイツ空軍の陸上爆撃機。鉛筆型の胴体が特徴。
ドルニエ航空機製造によって設計された&bold(){郵便機}であり、設計当時では&bold(){戦闘機を振り切れるほどの}非常に高速度を誇った。
言うまでもなく最初から&bold(){爆撃機}として転用するのが前提の機体であり、実際に開戦後はそのように改装されている。
ただし、その時点で既にあらゆる面が旧式化((速度・爆弾搭載量・防御武装))してしまっていたが、仕様変更やレーダーの搭載などで終戦まで使われ続けた。
ゲーム内の性能は端的に言って&bold(){産廃}。システム的なテコ入れが入らない限り使われることはまずなく、コレクターアイテムと言える。
…とか言ってたらイベント終了後の2021年1月末に2020年12月作戦のランカー報酬で上位装備の「Do 217 E-5+Hs293初期型」と「Do 217 K-2+Fritz-X」が配布され、
Do 17 Z-2は将来的に上位装備への更新が可能になると発表されてボロクソに叩いていた提督達の手のひらがまたもくるくる回った。&font(l){提督は前回のTBFから何も学ばない}

レアドロップは迅鯨、Prinz Eugen、U-511、Graf Zeppelinが一番の目玉。
ただし迅鯨、Prinz Eugen輸送ゲージのどちらかでしか落ちないので注意。
また、厳密にはレアドロップのはずなのだが&bold(){Гангутがものすごいたくさん落ちる}((Graf Zeppelinも出やすい))。
}

**E-4『竹の輝き』-ルソン島沖/オルモック沖- 
#openclose(=詳細な解説){

一方その頃、ルソン島においては輸送作戦が展開されていた。
そしてここは、深海の臨時オルモック基地!


&bold(){ギョライ…ホシイデショオ!}

&bold(){イミナインダヨォォ!!}

&bold(){ヤッテ…ヤルゼェ!}


輸送/輸送/戦力の3ゲージマップ。
前段作戦と打って変わって敵戦力の水準がいつもの甲程度になるほか、戦力ゲージの破壊段階の難易度がとにかく&bold(){極悪}。
要は前回のE-4と同じようなものだが、極悪の方向性が&bold(){運}の方向に振り切れているため個人で受ける印象が凄まじく違う。
最高の戦力を揃えていても&bold(){ダメなときはダメ}、貧弱な戦力でも&bold(){1発クリア}がありえる。
甲種勲章を10個以上持つ熟練提督が100回以上挑んで失敗…と言う例もあれば、今回初めての甲勲章を取ったという報告例もあり、とにかく評価が一定しない。

札は南西方面艦隊。
たった1枚しかないため余った戦力は気軽に投入可能…だったのだが、新春任務でE-2・E-3に出戻りする必要ができたのでちょっとだけ自重すべし。

基地航空隊は3隊使用可能。
***E-4-1/輸送ゲージ
編成は春風を第一艦隊旗艦に据え、戦艦・空母を1隻までにした輸送護衛部隊であればなんでもよい。
春風は第一艦隊旗艦に据えていた場合に&bold(){全体バフ}を付与するので可能な限り編成しておきたいが、
元々海防艦に十分な特効が入っているのと春風自身の特効を活かせなくなるので春風を第二艦隊に入れるのも悪くない。
またAtlantaは編成しておいた方が無難。このマップ攻略において&bold(){死ぬほど酷使することになる}ので今のうちから入れておこう。
いないなら秋月型や乙改駆逐艦でもとにかく防空担当を準備すること。

道中は対潜戦闘(F)、空襲戦(G)、対潜戦闘(I)、空襲戦(K)の4回。
まともな水上戦闘が存在せず、ボスも潜水艦なので第二艦隊は先制対潜艦を4隻ほど入れておけば安泰。
空襲戦の対処は全てAtlantaに任せよう。


&bold(){ゼンッゼン…タリナイワ!!}


ボスは潜水棲姫改Ⅱ。
名前こそ強化版のようだが、わずかな装甲増加と引き換えに&bold(){HPが大幅に低下した}実質的な下位互換。[[ダメじゃないか!死んだやつが出てきちゃあ!>クロスボーン・ガンダムX2]]
潜水+水雷の混合編成でツ級flagshipが東海を撃ち落してくる上に&bold(){たまに潜水新棲姫が2隻随伴で付く}ものの、春風艦隊にしてあれば火力不足はまずない。
仮に撃ち漏らしてもこれは輸送なのでA勝利さえできていればよい。
十分な対潜装備と海防艦を並べる事ができるのなら、春風第一旗艦パフも東海も不要になるくらい楽な相手なので、基地航空隊は陸攻にして水上艦を薙ぎ払ってもいい。
また余談として、&bold(){被弾ボイスがうるさい}。


輸送完了後はギミックをこなして第二ゲージを出現させる。
条件は以下。

・A・Kで航空優勢

どちらも単なる能動分岐先なので迷うことはない。
距離を確保した陸戦部隊の集中(防空機を陸偵で延長して届かせるとよい)、本隊に艦戦・水戦ガン積みでなんなく達成できる。

***E-4-2/輸送ゲージ
第三ゲージのルート短縮ギミックのフラグはゲージ出現時点で立っているため、この時点で陸戦部隊を防空に回して条件を達成しておくとやや楽。
防空優勢は2回でOK。

編成は第一ゲージから戦艦・空母を抜く形で編成することになる。
第一を航巡+駆4+日進、第二Atlanta+夕張特+駆逐4などがテンプレ。
またここから道中&決戦支援が必須になる。道中はどうしても資源が惜しいならケチってもいいが、基本的に出した方が無難。
基地航空隊は陸攻4もしくは陸偵1陸攻3がおすすめ。ボスマスに集中する部隊はすごい勢いで吹っ飛んでいくため熟練度の付けなおしは不要。

道中は空襲(B・A・R・S)、水雷戦隊(U)の5回。
&bold(){とにかく空襲が多すぎる}のでAtlantaは必須に近い。
また水雷戦隊はやっぱり&bold(){警戒陣}を使用する。陸攻部隊を1つ集中するか、道中支援を出すかのどちらかはしておかないと厳しい。
もちろん万全を期すなら併用も大いにあり。


&bold(){アノサァ……ナニガ…デキルンダヨ……オマエヒトリデ……}


ボスは&bold(){駆逐林棲姫}。
前回同様E-4のボスを務めることになったが、他の再生怪人と違い&bold(){スペックは完全に据え置き}。
しかも&bold(){警戒陣}を使用することがあり、この場合は2隻いるナⅡeliteも合わせてA勝利すらおぼつかないことも。
ただしこの陣形以外では制空0・友軍来訪も相まってほぼ確実にA勝利以上が可能。なのでとにかく到達を安定させ、試行自体を安定させた方が精神衛生上良い。
長波・島風がかなり強力な特効を持っているため、この2人を連撃仕様にしておけばA勝利は概ね問題ない。


ゲージ破壊後はまたしてもギミック。
とはいっても第二ゲージ開放時点で防空優勢2回を行っていれば以下をこなすだけでよい。

・X2マスでS勝利

空母3+航巡2+重巡1の空母機動部隊で到達可能。
PT小鬼群のマスなので、不安な場合は第二艦隊に対策装備を施しておこう。

***E-4-3/戦力ゲージ・ギミック解除


#center(){&bold(){&size(18){今は昔、甲作戦といふものありけり}}
&bold(){海原にまじりてSを取りつつ}
&bold(){よろづのマスに行きけり}}


最終マップ甲作戦の恒例となりつつある&bold(){やたらと多いルート解放ギミック}は健在。
とりあえず解除しなければ戦闘にならないので、まず以下の条件を達成して解放する必要がある。

・第一ゲージ・第二ゲージS勝利
・Y3S勝利
・Y5A勝利
・Y2航空優勢
・防空優勢1回

第一ゲージはそのまま同じ編成を使って再度Sを取るだけなので省略。
Y2航空優勢・Y3S勝利・Y5A勝利は戦艦2+正規空母4/軽1駆3雷2などの超重編成であれば一気に通過とクリアが可能。
この場合はY2用に陸戦4、Y5用に陸戦1陸攻3、Y3用に陸攻4といった布陣で基地を派遣すればよい。
第二ゲージボスはかなりの鬼門。まず前提として、&bold(){警戒陣を引いた時点で終わり}である。
それを乗り越えても輸送用の編成をそのまま使っていた場合は火力不足でまず勝ち目がない。
編成例としては第一をAtlanta+駆逐4+日進、第二に夕張+阿武隈+重巡+特効駆逐3などで夜戦火力に特化し、攻撃役の確保と昼戦時点での敵数漸減を行うべし。
また陸攻4の集中3回も前提になるので、ボス前マスの突破用に道中支援も必須。決戦支援は言うまでもない。
防空優勢は第二ゲージ開放時と同じなので省略。


上記のギミックを解除すると短縮ルートが解放され、本格的な攻略開始となる。
ただし例によって&bold(){装甲解除は必須}なので、下準備としてボスのHPを削らねばならない。


編成は基本的に空母機動部隊を採用することになる。
高速統一で空母+戦艦を4隻まで、駆逐艦を3隻入れることで最短ルートでの進行となる。
道中の空襲の激しさやボス戦での手数を鑑みて、空母3~4+戦艦0~1+水戦キャリア2とAtlanta+木曾+巡洋艦+駆逐3がテンプレとされている。
戦艦枠は採用するなら友軍弾きを兼ねるWashingtonの1択となる。改造+近代化改修してあれば性能は十二分。
空母はHornet・Intrepid・Saratogaといった特効持ち米正規空母が固定枠で、友軍弾きのArk Royalが主流。
赤城や加賀は当初はよく起用されたが、友軍第二陣の到来で強力な友軍をはじくため外されることが増えた。
駆逐3は時雨が固定枠で霞・初霜・長波・Fletcherあたりからの選択になる。


道中は空襲(A・R)、水雷戦隊(X2)、高速機動部隊(Y3)の4回。
空襲は機動部隊でのエアカバーとAtlantaがいれば問題にならない。むしろここを通過することでキラキラが補充されるので、ローテーションすればコンディションを保てる。
X2のPTが出現するマスは機動部隊で空襲して道中支援を叩き込めば半壊している。
PTは増設に熟練見張員が乗るようになっているため、時雨・霞・長波は夜戦キャップ到達したまま対策ができ、木曾も副砲を抜けば撃ち抜けるため、特に対策に手間取るような問題ではない。
Y3の方はそこそこ手強く、敵制空値が非常に高い上にヌ級改が4隻も登場するせいでほぼ確実に1回は攻撃され、艦載機の消耗も激しい。ただしエアカバーとAtlantaにより結構な確率で艦載機が枯れて棒立ちするし、ヌ級改flagshipは旗艦だけであり他は航空戦や支援で中破していることも多い。

道中支援を入れればPTもヌ級もそこまで極端に強いという訳でもないため、
今回は道中に潜水艦や姫が存在せず、''道中だけなら''前回程ではないが近年では稀に見る簡単さという見方が強い。




だがしかし…しかしである。


&bold(){ヘッヘッヘ……クルネェ…ザコドモガ!}

&bold(){カカッテ…コイヨ……アイテヲシテ…ヤロウ……}


ボスは&bold(){深海竹棲姫}。
日本人形のようなおかっぱヘアー、同型の駆逐林棲姫と同様にゲーミングカラーの耳ユニットと&bold(){支柱}っぽい黒油が特徴。
HPと雷撃能力が大幅に強化されているが、林棲姫の時点で夜戦キャップ到達だったのでほぼ火力面では関係なし。
と思っていた提督を待っていたのは&bold(){先制雷撃}であった。


とにかく・・敵第一艦隊からの先制雷撃は認めん・・
こちらの艦隊に傷がつくからな・・


なんと&bold(){第一艦隊から先制雷撃を放ってくる}。当然ながら&bold(){防御手段は存在しない}。[[一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!>カミーユ・ビダン]]
随伴艦にもきっちりナⅡeliteが2隻いるため、無策ならば3隻がほぼ中破させられるというとんでもない状況からスタートすることになる。
しかも敵本隊も空母棲姫改が2隻、戦艦水鬼改1隻とかなり凶悪な陣容であり、まともに戦ってはボスに1ダメージも与えられずに撤退もありえる。
戦艦であろうと中大破させてくるため、長門陸奥一斉射編成が勧められない原因ともなっている。

基本的に掟破りの1発はどうしようもないのでナ級の対処に全力を注ぐことになるだろう。
雷撃前にナ級を片付けられる方法は以下の3つ。
・支援砲撃
オーソドックスな方法だが、とにかくナⅡは堅い。
通常の支援キャップである146では大破にもできない確率がかなり高くなってしまう。
√式による減衰はあるものの、+2になる150か+3になる155は確保しておくと撃破か大破による無力化がかなり狙いやすくなる。
・航空戦
こちらもオーソドックスな方法。
空母が4隻投入可能なアドバンテージを存分に活かせる。
制空権確保を狙えるギリギリまで攻撃機・爆撃機を積み、基地航空隊で拮抗調整を行えば効果的な攻撃が可能。
基地航空隊同様艦載機の熟練度はサクサク吹っ飛んでいくが、付けなおしのコストが低いだけマシ。
彩雲を載せるのも一策。T字不利対策にもなるが、触接を取って開幕の威力を上げるためである。
・基地航空隊
今回においては打撃方面での活躍はほぼ博打になる。
というのも、敵の防空力が高すぎるせいで有効打がほぼ与えられず、熟練度も一発で0になってしまうので付けなおしの手間と燃料消費もきつい。
さらに単純に打撃力が艦載機に比べて足りておらず、最高級の陸攻である銀河であっても力不足。
あくまでも今回の基地航空隊は本隊の制空支援を主眼とし、ナ級の撃破はできたらラッキー程度に思っておこう。
制空支援自体がはボスへの距離がものすごく近い&bold(){(距離3)}ため、航続距離の問題で使いづらかった欧州コンビのSpitfire Mk.IX(熟練)&Fw190 D-9やデストロイヤー菅野などを存分に投入できるのは楽。
なお、新年任務で行動半径以外銀河の上位互換である「四式重爆 飛龍」が&s(){貴重なカタパルトと選択式ながら}配布。
正月任務はさほど難しくなく、ボスマスにも問題なく届くため、飛龍を取ってきてから挑むという選択もあった。
敵制空の削りを見越して航空隊3部隊を劣勢2、拮抗4でぶつけ、とどめにアトランタの対空カットインをぶちかまして
2匹いる空母棲姫改の艦載機を枯らして棒立ちにさせる戦法も有効。

主に上2つに頼ることになるが、どうしても落としきれないことはあるためある程度の損害は覚悟して臨むしかない。
現在では&bold(){非常に強力な友軍}が来訪するためボスの削り、撃破自体は削り段階であれば普通に問題なく可能。
また、削りの段階では敵の第1艦隊は見た目ほど強くない。
艦載機が枯れていればボスと戦艦水鬼以外にろくな反撃をしてこず、
艦隊全体でも姫4人以外は大して固くもないため、最終形態まではサクサクと削れていくだろう。

***E-4-3/戦力ゲージ・撃破


&bold(){ケッコウ…ヤルンダナ……ミナオシタヨ……}

&bold(){イイネ…キライジャナイ……ギッタギタニ…シテヤルヨ!}

&bold(){ホンキデ……ヤッテ…ヤルゼッ!}


ゲージ破壊時は&bold(){深海竹棲姫-壊}に変化。数値だけなら装甲が365まで上昇するが、例によって装甲破砕の対象。
削りでサクサクと削れる通り%%うーちゃんですら装甲を抜けるように%%大して固い訳ではない。
が、問題はボスそのものではない。

|前衛艦隊|本隊|
|へ級改|深海竹棲姫-壊|
|ツ級flagship|空母棲姫改|
|ナⅡflagship|空母棲姫改|
|ナⅡflagship|戦艦水鬼改|
|ナⅡflagship|戦艦水鬼改|
|ナⅡflagship|重巡ネ級改|


&size(20){&bold(){こんな地獄のような本隊にまともな勝機なんてありませぇえええん!!}}
&size(20){&bold(){先制雷撃先もダブるんだからこれ以上増えたってたいして変わりませんよぉおおおお!!}}


この敵戦力は端的に評するなら、

&size(20){&bold(){無理}。}

ぶっちゃけ昼までにネ級改だけでも落ちたら御の字である。
これまで高難易度海域で猛威を振るってきた長門陸奥の一斉射でさえも、今回は発動してもなかなか落とせないため主流編成から外されている。
しかもこの陣容であるにもかかわらず&bold(){陸攻の特効はない}。
相手の第1艦隊の命中、火力が馬鹿みたいに上がっており
こちらは空母中心であるため先制魚雷などによる中破で機能停止の影響も非常に大きく、開幕航空戦以外に数発も殴れないなどということもざらにある。
さらに装甲解除も&bold(){ボスにしか効かない}。
ではどうするのか?


&bold(){勝てる可能性を作ってサイコロを振り続ける}だけである。


はっきり言って身もふたもないが、本当に今回においてはこれが最適解である。
繰り返しになるが、このマップに来訪する友軍は&bold(){非常識なほど強力}。
また本隊に編成できる特効艦も&bold(){攻撃できるかどうかは別として}特効倍率自体が非常に高く、魚雷CIは小破以下でボスに刺さり、クリティカルを引けば無傷からでも撃沈できる威力となる。Atlantaの連撃で割った例すらある。

ゆえにそのサイコロを振る回数を減らす下準備たる装甲解除は欠かせない。
手順は以下の通り。

・第二ゲージS勝利2回
・Y3・Y5S勝利
・Y2・Kマス航空優勢
・防空優勢1回

第二ゲージS勝利2回はルート短縮と同じなので、警戒陣さえ引かなければなんとかなるはず。
Y5S勝利はルート解放時の一気クリア編成をそのまま流用すると到達時で弾薬補正を受けて苦戦することも。
不安なら空母2隻を潜水空母と水母に変えればY6経由ルートにできる。
K優勢と防空優勢は以前のやり方そのままでクリア可能。

ギミック解除後はバナーで装甲破壊が確認できるためチェック。
耳が片方欠けていれば成功。

また削り段階以上に支援砲撃をナⅡ無力化用にチューンするのも非常に重要。
基本的には同航戦でのキャップラインである146(砲撃時は+4されて150)にどれくらい減衰込みで盛るかということになる。
支援火力150/命中+20の場合でキラ無しの場合は撃沈率33%、大破率19%でおおよそ5割の確率で無力化できる。もちろんこれでも運に自信があれば問題ない。
ここから支援火力160/命中+24でキラを付けると撃破率55%、大破率27%まで上昇し、8割の確率で無力化できようになる。
赤城改二などの5スロット艦も優秀で、彗星(江草隊)を1つ搭載してあとは全て電探で埋め、キラを付ければ9割程度の確率で無力化が可能。
決戦支援はいつも通り旗艦キラだけでも機能するものの、&bold(){サイコロを振る部分を減らした方がよい}のも間違いないので個人の判断で。

ここまで準備を整えたうえで、最後にしなければならないのは&bold(){友軍弾き}である。

主に呼びたい友軍は
・迅鯨・伊47・伊13・伊14・伊400・伊401の潜水艦隊
第一陣当初から強友軍最低保証で現れた潜水艦隊。「友軍なんて来ても変わるはずがない」と鼻で笑っていた提督の目に映ったのは
&bold(){対潜以外の敵随伴艦の攻撃を全て受け止める迅鯨と対潜攻撃を華麗に回避して潜水母艦パフによりカットインで随伴艦を粉砕していく潜水艦}であった。
というわけで、「一方的に(先制雷撃で)殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」への反撃が「一方的に(夜戦で)殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」だったという超展開である。&font(l){深海竹棲姫「ぼ、暴力はいけない」}
最低保証でありながら第一陣の大本命とすらされた友軍であり、第二陣到着後は運が底上げされた事もありカットインさえ発動すれば安定した火力を発揮してくれる。
・迅鯨率いる潜水艦隊+足柄・竹の艦隊
上記の潜水艦隊の伊400と伊401が足柄と竹に置き換わった編成。潜水艦がほぼ確実に殴れるのは同じ。ただし足柄が探照灯を照らしているとはいえ、最大の特効を持つ竹も狙われやすいため過信は禁物。
・赤城・加賀・榛名・大淀・曙・竹の艦隊
元々榛名・大淀・曙・竹が特効艦なのに、赤城友軍旗艦による特別パフまで入っているという[[殺意&font(l){の波動}>殺意の波動]]を漲らせた編成。こちらも最後に控える竹の特効に期待することになる。
なお、赤城や加賀がSaratogaやIntrepid、Fletcherを連れてくる編成もあるが、これを呼ぼうとすると本隊の能力がかなり大きく低下するのであまりお勧めはされない。アメリカ艦娘を持っていない提督向けの救済措置のようなものだろう。
だが、甲挑戦した提督の中にはあえてこの編成を呼ぶよう自軍を編成し、自軍がボスを倒すのではなく逆に友軍に倒してもらう提督も現れその証拠動画もある。
特効艦はそれなりに居るので、昼までに第一艦隊の敵がボスを庇わないように小破させればOKである。&s(){自軍に有力な特効艦を外すのでそれがキツイのだが}

ここまで絞るのはさほど難しくなく、Ark Royal・Washington・Sheffieldいずれか1隻と由良で力不足の友軍のほぼ全てを弾ける。
Ark Royalを前段で使ってしまっていた場合はやや制空状況が厳しくなるが、空母3隻に戦爆カットインを入れられなくなる程ではなく
Washingtonは敵本隊にも弾着で打撃を与えられる上に中破しても機能停止しないためさほど悪い選択肢でもない。
制空が気になるならSheffieldを夜戦装備ガン積みで第二艦隊に入れるのも悪くはない。その場合はAtlantaは第一艦隊に入れる。
由良は水戦キャリアにすればよいので割愛。

最後に、今回のラストマップ甲は紛れもなく&bold(){運が8割}であることは前提として認識しなければならない。
&bold(){下準備を整えて報われない可能性もある}し、&bold(){装甲解除すらしていない様子見で1発撃破}なんてこともある。
第二次友軍でかなり分の良い賭けにこそなったが、その本質自体はどうしようもないのである。
[[真っ向唐竹割り>勇者特急マイトガイン]]を叩き込めるかどうかが全てなので、どうしても無理だと思ったら追い込まれる前に転進の決断を下そう。
難易度乙でも敵第一艦隊の編成は甲と同じ((装甲などの能力は全般に一段落ちており、甲と比較すれば一応は楽である。))なので、上記の準備をしっかり行っても勝利がギリギリだったというケースも多い。

#center(){&size(22){&bold(){運はあります}}}




海域クリアボーナスは松型駆逐艦 竹。
イラストレーターは松と同じく渡辺明夫氏、CVは竹達彩奈氏。
実艦は松型の2番艦。横須賀海軍工廠にて建造された。
竣工後はろ号作戦、春風船団などの輸送作戦に従事。船団護衛のほか、撃沈・沈没された艦の救助活動を多数行っている。
多号作戦においてはマニラ空襲をはじめとした空襲および戦闘・撤退によって損傷を蓄積させつつも、第7次多号作戦にて3対1という詰みに近い状況から酸素魚雷による反撃を成功。米駆逐艦1隻を撃破している。
さらにその後もボロボロの状況ながら空襲を切り抜けてマニラに帰投し、修理後は帝国海軍最後の艦隊である海上挺進部隊に合流。
終戦によって出撃は行われなかったが、復員船として多くの人間を運んだのちにイギリスに賠償艦として引き渡され、解体されている。

外見は松と同じくライトグリーン系の明るい髪だが、各所に紫のメッシュが入った独特の髪色が特徴。
緑+紫に加えて名前を考慮すると竹の花がモチーフと思われる。
また制服が松と似ているようで細部がかなり異なっており、スカートが超ミニのホットパンツだったり腹部のジャケットの前が空いていたりと全体的に軽装。
性格に関しては久々の&bold(){俺っ娘}。ただし先輩たちに対しては徹底して「さん」付けするなどとても礼儀正しい。

性能は1点を除いてほとんど松と同じ。
ただしその1点である&bold(){雷装}が非常に高い数値になっており、なんと素で&bold(){98}もある。((これより高いのは島風の99のみ))
さらに装備フィットも雷装特化であり、四連装酸素魚雷で雷装+5、四連装酸素魚雷後期型で&bold(){雷装+11}という途方もないパワーアップを受ける。
これらをフルに装備すると駆逐艦であるにもかかわらず&bold(){雷装150}を達成でき、運も高いため魚雷CI役としてはなかなかの水準。
しかしそれ以外の性能は松型準拠なので昼火力も耐久も低い。


他のクリアボーナスは丙作戦で勲章と改修資材。
乙作戦で深山、甲作戦で深山改と甲勲章が追加される。

深山は海軍の四発陸上爆撃機。
中島飛行機に発注され、DC-4E((失敗作))を原型に制作され、参考機の欠点をそのまま引き継ぐ形でこちらもまともな性能にならず、試作機だけ作られて開発が中止。
試作機たちは問題を抱えながらもペイロードを活かした輸送を行ったほか、&bold(){露天駐機の囮}で終戦まで残存した機体もあった。

ゲーム内仕様の区分が大型陸上機であり、通常の陸攻とは別枠になっているが&bold(){現状の仕様では完全に産廃}。
表記上のステータスこそ高いが&bold(){9機}しか配備できない上、&bold(){撃墜耐性がない}。
ランカー装備として配布された際に&bold(){「すぐには物凄い役に立ちません」}とばっさり言われただけのことはあり、現時点では特に必要のない装備である。

現状の深山の仕様を考えた場合、どうしてもランカー装備を手に入れておきたいわけでもなければ甲作戦のメリットは無きに等しい。
乙作戦でも素の深山は手に入るため、今後の上位互換の実装をにらむのであれば難易度は遠慮なく落としてしまっていいだろう。

ボスマスでは甲乙ならA勝利でColorado・神州丸・第四号海防艦・Perthと言った艦がドロップする。(丙以下ではS勝利限定)
ちなみに初ドロップ落ちの神州丸と&bold(){Coloradoは複数ドロップ可能}。&s(){Nelsonとのこの扱いの差は一体…}
削り編成+友軍アリなら掘ることも可能だろう。
また、甲乙のS勝利では武蔵が初めてのドロップ対象となっている。
とはいえ、甲乙でのS勝利率の低さにドロップ率の低さ、必要資源を考えると、おそらく大型艦建造を回した方が得。
他の艦と合わせて掘り、運よくS勝利して出てきたらおめでとう位に考えた方が無難だろう。

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