護衛せよ!船団輸送作戦(艦隊これくしょん)

登録日:2021/01/11 (月) 14:10:42
更新日:2024/04/05 Fri 18:38:02
所要時間:約 39 分で読めます






神はサイコロを振る





艦隊これくしょん -艦これ-の2020年秋~正月に開催されたイベント
前回は2イベントの悪魔合体であり、「やりすぎだった」と呼ばれるほどに前例のない超大規模ゆえか、
今回は事前の段階で海域数と作戦海域がかなり速い段階で公開されていった。

開催は10月下旬に運営ツイッターにて11月下旬と告知され、その後11月25日に確定。
実際の開始時刻はいつものようにずれ込んで11月26日の3:00前後にスタート。
終了時刻は12月31日の第二次友軍の来訪告知ともに、1/13の11:00までと周知され、予定通り終了した。

既に毎年恒例となりつつある欧州遠征であり、今回は主に輸送作戦がモチーフとなっている。


と思われていたが、「前段作戦は欧州」という運営の発言、そしてイベント開始時には前段作戦は「護衛せよ!船団輸送作戦 【欧州編】」というタイトルになった事から後段は日本側メインになる事を予測する提督も多く、
やはり後段作戦で次元スリップを起こして日本近海での戦いも行うことに。
イベント後段作戦はタイトルが「護衛せよ!船団輸送作戦 【多号作戦】」とあるようにモチーフは多号作戦


主な新要素






また本イベントから海域突破報酬の応急修理要員や応急修理女神といったダメコン装備は購入済みアイテム扱いで配られるようになった。*4
購入済みアイテム枠に置かれたダメコンや洋上補給はそこから取り出すまでは装備扱いされないため、ダメコンの配布による装備アイテム保有数の圧迫がなくなった。

その他新要素ではないものの、集中開発が3つ同時に結果が表示されるようになった
当初イメージされていたものは明らかにこっちだったような気がするが、装備開発に要する時間が猛烈に短縮されたのは事実。
46cm砲レシピなどブン回せば30分で10万吹っ飛んでいくのでほどほどに。


出撃制限

4海域の中規模イベントなこともあって札枚数は4枚。
前回が前回だったせいで最終海域が1枚だったことに困惑した提督も多数

前段/後段で使用する艦艇がはっきりと分かれているため、攻略情報の整った現段階であればまず割り振りには苦労しない。
また前段作戦の難易度が単純に低すぎるので、進行自体も最後の関門までは概ねスムーズに進められるだろう。


新規実装艦娘

以下の新規艦娘が実装された。

  • Maestrale級駆逐艦 Scirocco(シロッコ)
  • Town級軽巡洋艦 Sheffield(シェフィールド)
  • NorthCarolina級戦艦 Washington(ワシントン)
  • 松型駆逐艦 竹

このうちSciroccoは事前に実装告知がなされ、スイカバーネタが飛び交っている。
また、Washingtonは「新戦艦」の告知があり、ランカー報酬の装備妖精にそれらしき姿があったため実装が予想されていた。詳細はE-3解説にて。

なお、全員があらかじめ実装が告知・とっくに予想されていたラインナップだったという事で「予想ド直球で驚きがなかった」なんて声もちらほらあった模様*5
バレンツ海海戦が予告されていた際には、5年ぶりのドイツ艦としてバレンツ海海戦の参加艦であるリュッツォウ(ドイッチュラント)やアドミラル・ヒッパー、ノルウェー近海での戦いという事でフィヨルドに引きこもりっぱなしであった孤独の女王にしてビスマルクの妹・ティルピッツがサプライズで実装されるのではと予想/期待されていたが、直近ランカー報酬において6inchMk.XXIII三連装砲が実装された事でTown級SheffieldもしくはFiji級Jamaicaが来るという予想に一気に傾いた。
なお、イギリス艦は16年夏の初実装以降1年に1隻は必ず実装されている為、この意味でも予想通りであった(なお、この慣例が途切れるのは2022年のこと)。
後段作戦に期待する声も、ほどなくして後段作戦は多号作戦で報酬は竹と明言された為、あえなく夢は散った。
そもそも日本の駆逐艦/海防艦が実装されなかったイベントは新艦娘自体が0だった桃の節句!沖に立つ波を除くと実に1期最初期、迎撃!霧の艦隊まで遡る(=2期のイベントにおいて日本の駆逐艦・海防艦が実装されなかったイベントはそもそも新艦娘自体がいないイベントだった)事から、改めて振り返ってみれば、既に実装が明言されており「いつ実装されるか」だけだった竹の実装は、十分に予想可能な範疇だったといえよう。
CVも全員が既存艦(より正確には直近の新録ボイスがあった艦)との兼ね役(竹達彩奈氏、高尾奏音氏、大坪由佳氏の3名)であり、新艦娘実装に伴う新規参戦はなかった。

新装備は533mm 三連装魚雷(53-39型)、Do-17 Z-2、寒冷地装備&甲板要員。またイベント中の新春任務にて直前のランカー報酬で配られた四式重爆 飛龍も実装。
一番強力な装備がイベントと直接関係ない飛龍というなんとも言えないラインナップだが、前段作戦は甲でもやたら簡単なので取得は難しくない。

またラストマップ報酬ではランカー装備であった深山(&深山改)が早速の報酬落ち。
ただし、現時点の重爆は一切使い物にならず、連山という非常に分かりやすい上位互換の存在が予測されるため取得を焦る必要はない…はず。
それまでに出番が来る可能性?知ら管

BGM


E-1-E-2マップ:発動!MG1作戦
E-1通常戦闘/E-3マップ:バレンツ海 海戦
E-1ボス/E-2通常戦闘:PQ17船団を護衛せよ!
E-2ボス/E-3通常戦闘:北極海航路護衛戦
E-3ボス/E-4マップ:オルモックの夜
E-4通常戦闘:多号作戦改
E-4ボス:竹の輝き

今回は初めて通常戦曲とボス戦曲が海域ごとに全て異なっている。
E-4ボスはかなり久々に歌詞の無いラストマップ曲となった。

海域解説


海域数は4と久々に中規模らしいマップ数。
何度も述べてきたが前段作戦がはちゃめちゃに簡単なので、その部分ではゆるりと攻略できる。
端的に言えば、友軍が来訪していない状態ですら甲でもほとんど支援不要な程度の敵しかいなかった。

後段作戦に関してはとにかく最終ゲージの難易度が高く、中規模最強との声もある。
ただしこれまで以上に戦力不足でも勝ちは拾えてしまうため、2期始まって以来最弱の甲とも言えなくもない。
しかしそれはただひたすらに、運ゲーということでもあるのだが。

ただし上記の評価はどちらも特効艦をきちんと投入していることが前提。
ケチった場合は相応に苦戦するため、最適な艦の割り振りは行った方がよい。

詳細な解説

※解説は甲作戦選択時の難易度を基準にしています。
便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。

E-1『発動!MG1作戦』-地中海マルタ島沖-


E-2『バレンツ海海戦』-バレンツ海-


E-3『PQ17船団を護衛せよ!』-ノルウェー北岬沖/北極海-


E-4『竹の輝き』-ルソン島沖/オルモック沖-


追記・修正は3段クルーンを潜り抜けてからお願いします

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最終更新:2024年04月05日 18:38

*1 が、秋雲改二の台詞がホーネットが艦隊にいるのが前提のものがある事から、最初からホーネット実装後に改二実装だった疑いも強い。下手すると本来の予定では雪風改二より後だった可能性も。

*2 具体的に言うとC型砲とD型改二のどちらにも電探シナジーが搭載

*3 火力+5、対空+3、回避+2、水上&対空兼用電探でさらに火力+4、対空+4、回避+6

*4 正月任務で配られた応急修理女神も同様の扱い。

*5 Sirocco・Washington・Sheffieldはランカー報酬で実装が予想され、竹は松の実装時点でコンプティークにて実装が明言されていた

*6 ただし、最大値を目指すための大発とドラム缶の条件が厳しくなったので事実上高速+で統一する編成は使えなくなったので編成の幅は狭まった。

*7 母港画面でも二人が教えてくれる

*8 ちなみにSouth Dakota妖精だけ絆創膏が貼ってある。史実ベースで考えるならこの怪我をさせたのはWashingtonではなく霧島さん。

*9 速度・爆弾搭載量・防御武装

*10 Graf Zeppelinも出やすい

*11 装甲などの能力は全般に一段落ちており、甲と比較すれば一応は楽である。

*12 これより高いのは島風の99のみ

*13 失敗作