一方その頃、ルソン島においては輸送作戦が展開されていた。
そしてここは、深海の臨時オルモック基地!
ギョライ…ホシイデショオ!
イミナインダヨォォ!!
ヤッテ…ヤルゼェ!
輸送/輸送/戦力の3ゲージマップ。
前段作戦と打って変わって敵戦力の水準がいつもの甲程度になるほか、戦力ゲージの破壊段階の難易度がとにかく極悪。
要は前回のE-4と同じようなものだが、極悪の方向性が運の方向に振り切れているため個人で受ける印象が凄まじく違う。
最高の戦力を揃えていてもダメなときはダメ、貧弱な戦力でも1発クリアがありえる。
甲種勲章を10個以上持つ熟練提督が100回以上挑んで失敗…と言う例もあれば、今回初めての甲勲章を取ったという報告例もあり、とにかく評価が一定しない。
札は南西方面艦隊。
たった1枚しかないため余った戦力は気軽に投入可能…だったのだが、新春任務でE-2・E-3に出戻りする必要ができたのでちょっとだけ自重すべし。
基地航空隊は3隊使用可能。
E-4-1/輸送ゲージ
編成は春風を第一艦隊旗艦に据え、戦艦・空母を1隻までにした輸送護衛部隊であればなんでもよい。
春風は第一艦隊旗艦に据えていた場合に全体バフを付与するので可能な限り編成しておきたいが、
元々海防艦に十分な特効が入っているのと春風自身の特効を活かせなくなるので春風を第二艦隊に入れるのも悪くない。
またAtlantaは編成しておいた方が無難。このマップ攻略において死ぬほど酷使することになるので今のうちから入れておこう。
いないなら秋月型や乙改駆逐艦でもとにかく防空担当を準備すること。
道中は対潜戦闘(F)、空襲戦(G)、対潜戦闘(I)、空襲戦(K)の4回。
まともな水上戦闘が存在せず、ボスも潜水艦なので第二艦隊は先制対潜艦を4隻ほど入れておけば安泰。
空襲戦の対処は全てAtlantaに任せよう。
ゼンッゼン…タリナイワ!!
ボスは潜水棲姫改Ⅱ。
名前こそ強化版のようだが、わずかな装甲増加と引き換えに
HPが大幅に低下した実質的な下位互換。
ダメじゃないか!死んだやつが出てきちゃあ!
潜水+水雷の混合編成でツ級flagshipが東海を撃ち落してくる上に
たまに潜水新棲姫が2隻随伴で付くものの、春風艦隊にしてあれば火力不足はまずない。
仮に撃ち漏らしてもこれは輸送なのでA勝利さえできていればよい。
十分な対潜装備と海防艦を並べる事ができるのなら、春風第一旗艦パフも東海も不要になるくらい楽な相手なので、基地航空隊は陸攻にして水上艦を薙ぎ払ってもいい。
また余談として、
被弾ボイスがうるさい。
輸送完了後はギミックをこなして第二ゲージを出現させる。
条件は以下。
どちらも単なる能動分岐先なので迷うことはない。
距離を確保した陸戦部隊の集中(防空機を陸偵で延長して届かせるとよい)、本隊に艦戦・水戦ガン積みでなんなく達成できる。
E-4-2/輸送ゲージ
第三ゲージのルート短縮ギミックのフラグはゲージ出現時点で立っているため、この時点で陸戦部隊を防空に回して条件を達成しておくとやや楽。
防空優勢は2回でOK。
編成は第一ゲージから戦艦・空母を抜く形で編成することになる。
第一を航巡+駆4+日進、第二Atlanta+夕張特+駆逐4などがテンプレ。
またここから道中&決戦支援が必須になる。道中はどうしても資源が惜しいならケチってもいいが、基本的に出した方が無難。
基地航空隊は陸攻4もしくは陸偵1陸攻3がおすすめ。ボスマスに集中する部隊はすごい勢いで吹っ飛んでいくため熟練度の付けなおしは不要。
道中は空襲(B・A・R・S)、水雷戦隊(U)の5回。
とにかく空襲が多すぎるのでAtlantaは必須に近い。
また水雷戦隊はやっぱり警戒陣を使用する。陸攻部隊を1つ集中するか、道中支援を出すかのどちらかはしておかないと厳しい。
もちろん万全を期すなら併用も大いにあり。
アノサァ……ナニガ…デキルンダヨ……オマエヒトリデ……
ボスは駆逐林棲姫。
前回同様E-4のボスを務めることになったが、他の再生怪人と違いスペックは完全に据え置き。
しかも警戒陣を使用することがあり、この場合は2隻いるナⅡeliteも合わせてA勝利すらおぼつかないことも。
ただしこの陣形以外では制空0・友軍来訪も相まってほぼ確実にA勝利以上が可能。なのでとにかく到達を安定させ、試行自体を安定させた方が精神衛生上良い。
長波・島風がかなり強力な特効を持っているため、この2人を連撃仕様にしておけばA勝利は概ね問題ない。
ゲージ破壊後はまたしてもギミック。
とはいっても第二ゲージ開放時点で防空優勢2回を行っていれば以下をこなすだけでよい。
空母3+航巡2+重巡1の空母機動部隊で到達可能。
PT小鬼群のマスなので、不安な場合は第二艦隊に対策装備を施しておこう。
E-4-3/戦力ゲージ・ギミック解除
今は昔、甲作戦といふものありけり
海原にまじりてSを取りつつ
よろづのマスに行きけり
最終マップ甲作戦の恒例となりつつあるやたらと多いルート解放ギミックは健在。
とりあえず解除しなければ戦闘にならないので、まず以下の条件を達成して解放する必要がある。
- 第一ゲージ・第二ゲージS勝利
- Y3S勝利
- Y5A勝利
- Y2航空優勢
- 防空優勢1回
第一ゲージはそのまま同じ編成を使って再度Sを取るだけなので省略。
Y2航空優勢・Y3S勝利・Y5A勝利は戦艦2+正規空母4/軽1駆3雷2などの超重編成であれば一気に通過とクリアが可能。
この場合はY2用に陸戦4、Y5用に陸戦1陸攻3、Y3用に陸攻4といった布陣で基地を派遣すればよい。
第二ゲージボスはかなりの鬼門。まず前提として、警戒陣を引いた時点で終わりである。
それを乗り越えても輸送用の編成をそのまま使っていた場合は火力不足でまず勝ち目がない。
編成例としては第一をAtlanta+駆逐4+日進、第二に夕張+阿武隈+重巡+特効駆逐3などで夜戦火力に特化し、攻撃役の確保と昼戦時点での敵数漸減を行うべし。
また陸攻4の集中3回も前提になるので、ボス前マスの突破用に道中支援も必須。決戦支援は言うまでもない。
防空優勢は第二ゲージ開放時と同じなので省略。
上記のギミックを解除すると短縮ルートが解放され、本格的な攻略開始となる。
ただし例によって装甲解除は必須なので、下準備としてボスのHPを削らねばならない。
編成は基本的に空母機動部隊を採用することになる。
高速統一で空母+戦艦を4隻まで、駆逐艦を3隻入れることで最短ルートでの進行となる。
道中の空襲の激しさやボス戦での手数を鑑みて、空母3~4+戦艦0~1+水戦キャリア2とAtlanta+木曾+巡洋艦+駆逐3がテンプレとされている。
戦艦枠は採用するなら友軍弾きを兼ねるWashingtonの1択となる。改造+近代化改修してあれば性能は十二分。
空母はHornet・Intrepid・Saratogaといった特効持ち米正規空母が固定枠で、友軍弾きのArk Royalが主流。
赤城や加賀は当初はよく起用されたが、友軍第二陣の到来で強力な友軍をはじくため外されることが増えた。
駆逐3は時雨が固定枠で霞・初霜・長波・Fletcherあたりからの選択になる。
道中は空襲(A・R)、水雷戦隊(X2)、高速機動部隊(Y3)の4回。
空襲は機動部隊でのエアカバーとAtlantaがいれば問題にならない。むしろここを通過することでキラキラが補充されるので、ローテーションすればコンディションを保てる。
X2のPTが出現するマスは機動部隊で空襲して道中支援を叩き込めば半壊している。
PTは増設に熟練見張員が乗るようになっているため、時雨・霞・長波は夜戦キャップ到達したまま対策ができ、木曾も副砲を抜けば撃ち抜けるため、特に対策に手間取るような問題ではない。
Y3の方はそこそこ手強く、敵制空値が非常に高い上にヌ級改が4隻も登場するせいでほぼ確実に1回は攻撃され、艦載機の消耗も激しい。ただしエアカバーとAtlantaにより結構な確率で艦載機が枯れて棒立ちするし、ヌ級改flagshipは旗艦だけであり他は航空戦や支援で中破していることも多い。
道中支援を入れればPTもヌ級もそこまで極端に強いという訳でもないため、
今回は道中に潜水艦や姫が存在せず、
道中だけなら
前回程ではないが近年では稀に見る簡単さという見方が強い。
だがしかし…しかしである。
ヘッヘッヘ……クルネェ…ザコドモガ!
カカッテ…コイヨ……アイテヲシテ…ヤロウ……
ボスは深海竹棲姫。
日本人形のようなおかっぱヘアー、同型の駆逐林棲姫と同様にゲーミングカラーの耳ユニットと支柱っぽい黒油が特徴。
HPと雷撃能力が大幅に強化されているが、林棲姫の時点で夜戦キャップ到達だったのでほぼ火力面では関係なし。
と思っていた提督を待っていたのは先制雷撃であった。
とにかく・・敵第一艦隊からの先制雷撃は認めん・・
こちらの艦隊に傷がつくからな・・
なんと
第一艦隊から先制雷撃を放ってくる。当然ながら
防御手段は存在しない。
一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!
随伴艦にもきっちりナⅡeliteが2隻いるため、無策ならば3隻がほぼ中破させられるというとんでもない状況からスタートすることになる。
しかも敵本隊も空母棲姫改が2隻、戦艦水鬼改1隻とかなり凶悪な陣容であり、まともに戦ってはボスに1ダメージも与えられずに撤退もありえる。
戦艦であろうと中大破させてくるため、長門陸奥一斉射編成が勧められない原因ともなっている。
基本的に掟破りの1発はどうしようもないのでナ級の対処に全力を注ぐことになるだろう。
雷撃前にナ級を片付けられる方法は以下の3つ。
オーソドックスな方法だが、とにかくナⅡは堅い。
通常の支援キャップである146では大破にもできない確率がかなり高くなってしまう。
√式による減衰はあるものの、+2になる150か+3になる155は確保しておくと撃破か大破による無力化がかなり狙いやすくなる。
こちらもオーソドックスな方法。
空母が4隻投入可能なアドバンテージを存分に活かせる。
制空権確保を狙えるギリギリまで攻撃機・爆撃機を積み、基地航空隊で拮抗調整を行えば効果的な攻撃が可能。
基地航空隊同様艦載機の熟練度はサクサク吹っ飛んでいくが、付けなおしのコストが低いだけマシ。
彩雲を載せるのも一策。T字不利対策にもなるが、触接を取って開幕の威力を上げるためである。
今回においては打撃方面での活躍はほぼ博打になる。
というのも、敵の防空力が高すぎるせいで有効打がほぼ与えられず、熟練度も一発で0になってしまうので付けなおしの手間と燃料消費もきつい。
さらに単純に打撃力が艦載機に比べて足りておらず、最高級の陸攻である銀河であっても力不足。
あくまでも今回の基地航空隊は本隊の制空支援を主眼とし、ナ級の撃破はできたらラッキー程度に思っておこう。
制空支援自体がはボスへの距離がものすごく近い(距離3)ため、航続距離の問題で使いづらかった欧州コンビのSpitfire Mk.IX(熟練)&Fw190 D-9やデストロイヤー菅野などを存分に投入できるのは楽。
なお、新年任務で行動半径以外銀河の上位互換である「四式重爆 飛龍」が貴重なカタパルトと選択式ながら配布。
正月任務はさほど難しくなく、ボスマスにも問題なく届くため、飛龍を取ってきてから挑むという選択もあった。
敵制空の削りを見越して航空隊3部隊を劣勢2、拮抗4でぶつけ、とどめにアトランタの対空カットインをぶちかまして
2匹いる空母棲姫改の艦載機を枯らして棒立ちにさせる戦法も有効。
主に上2つに頼ることになるが、どうしても落としきれないことはあるためある程度の損害は覚悟して臨むしかない。
現在では非常に強力な友軍が来訪するためボスの削り、撃破自体は削り段階であれば普通に問題なく可能。
また、削りの段階では敵の第1艦隊は見た目ほど強くない。
艦載機が枯れていればボスと戦艦水鬼以外にろくな反撃をしてこず、
艦隊全体でも姫4人以外は大して固くもないため、最終形態まではサクサクと削れていくだろう。
E-4-3/戦力ゲージ・撃破
ケッコウ…ヤルンダナ……ミナオシタヨ……
イイネ…キライジャナイ……ギッタギタニ…シテヤルヨ!
ホンキデ……ヤッテ…ヤルゼッ!
ゲージ破壊時は深海竹棲姫-壊に変化。数値だけなら装甲が365まで上昇するが、例によって装甲破砕の対象。
削りでサクサクと削れる通りうーちゃんですら装甲を抜けるように大して固い訳ではない。
が、問題はボスそのものではない。
前衛艦隊 |
本隊 |
へ級改 |
深海竹棲姫-壊 |
ツ級flagship |
空母棲姫改 |
ナⅡflagship |
空母棲姫改 |
ナⅡflagship |
戦艦水鬼改 |
ナⅡflagship |
戦艦水鬼改 |
ナⅡflagship |
重巡ネ級改 |
こんな地獄のような本隊にまともな勝機なんてありませぇえええん!!
先制雷撃先もダブるんだからこれ以上増えたってたいして変わりませんよぉおおおお!!
この敵戦力は端的に評するなら、
無理。
ぶっちゃけ昼までにネ級改だけでも落ちたら御の字である。
これまで高難易度海域で猛威を振るってきた長門陸奥の一斉射でさえも、今回は発動してもなかなか落とせないため主流編成から外されている。
しかもこの陣容であるにもかかわらず陸攻の特効はない。
相手の第1艦隊の命中、火力が馬鹿みたいに上がっており
こちらは空母中心であるため先制魚雷などによる中破で機能停止の影響も非常に大きく、開幕航空戦以外に数発も殴れないなどということもざらにある。
さらに装甲解除もボスにしか効かない。
ではどうするのか?
勝てる可能性を作ってサイコロを振り続けるだけである。
はっきり言って身もふたもないが、本当に今回においてはこれが最適解である。
繰り返しになるが、このマップに来訪する友軍は非常識なほど強力。
また本隊に編成できる特効艦も攻撃できるかどうかは別として特効倍率自体が非常に高く、魚雷CIは小破以下でボスに刺さり、クリティカルを引けば無傷からでも撃沈できる威力となる。Atlantaの連撃で割った例すらある。
ゆえにそのサイコロを振る回数を減らす下準備たる装甲解除は欠かせない。
手順は以下の通り。
- 第二ゲージS勝利2回
- Y3・Y5S勝利
- Y2・Kマス航空優勢
- 防空優勢1回
第二ゲージS勝利2回はルート短縮と同じなので、警戒陣さえ引かなければなんとかなるはず。
Y5S勝利はルート解放時の一気クリア編成をそのまま流用すると到達時で弾薬補正を受けて苦戦することも。
不安なら空母2隻を潜水空母と水母に変えればY6経由ルートにできる。
K優勢と防空優勢は以前のやり方そのままでクリア可能。
ギミック解除後はバナーで装甲破壊が確認できるためチェック。
耳が片方欠けていれば成功。
また削り段階以上に支援砲撃をナⅡ無力化用にチューンするのも非常に重要。
基本的には同航戦でのキャップラインである146(砲撃時は+4されて150)にどれくらい減衰込みで盛るかということになる。
支援火力150/命中+20の場合でキラ無しの場合は撃沈率33%、大破率19%でおおよそ5割の確率で無力化できる。もちろんこれでも運に自信があれば問題ない。
ここから支援火力160/命中+24でキラを付けると撃破率55%、大破率27%まで上昇し、8割の確率で無力化できようになる。
赤城改二などの5スロット艦も優秀で、彗星(江草隊)を1つ搭載してあとは全て電探で埋め、キラを付ければ9割程度の確率で無力化が可能。
決戦支援はいつも通り旗艦キラだけでも機能するものの、サイコロを振る部分を減らした方がよいのも間違いないので個人の判断で。
ここまで準備を整えたうえで、最後にしなければならないのは友軍弾きである。
主に呼びたい友軍は
- 迅鯨・伊47・伊13・伊14・伊400・伊401の潜水艦隊
第一陣当初から強友軍最低保証で現れた潜水艦隊。「友軍なんて来ても変わるはずがない」と鼻で笑っていた提督の目に映ったのは
対潜以外の敵随伴艦の攻撃を全て受け止める迅鯨と対潜攻撃を華麗に回避して潜水母艦パフによりカットインで随伴艦を粉砕していく潜水艦であった。
というわけで、「一方的に(先制雷撃で)殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」への反撃が「一方的に(夜戦で)殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」だったという超展開である。深海竹棲姫「ぼ、暴力はいけない」
最低保証でありながら第一陣の大本命とすらされた友軍であり、第二陣到着後は運が底上げされた事もありカットインさえ発動すれば安定した火力を発揮してくれる。
上記の潜水艦隊の伊400と伊401が足柄と竹に置き換わった編成。潜水艦がほぼ確実に殴れるのは同じ。ただし足柄が探照灯を照らしているとはいえ、最大の特効を持つ竹も狙われやすいため過信は禁物。
元々榛名・大淀・曙・竹が特効艦なのに、赤城友軍旗艦による特別パフまで入っているという
殺意の波動を漲らせた編成。こちらも最後に控える竹の特効に期待することになる。
なお、赤城や加賀がSaratogaやIntrepid、Fletcherを連れてくる編成もあるが、これを呼ぼうとすると本隊の能力がかなり大きく低下するのであまりお勧めはされない。アメリカ艦娘を持っていない提督向けの救済措置のようなものだろう。
だが、甲挑戦した提督の中にはあえてこの編成を呼ぶよう自軍を編成し、自軍がボスを倒すのではなく逆に友軍に倒してもらう提督も現れその証拠動画もある。
特効艦はそれなりに居るので、昼までに第一艦隊の敵がボスを庇わないように小破させればOKである。
自軍に有力な特効艦を外すのでそれがキツイのだが
ここまで絞るのはさほど難しくなく、Ark Royal・Washington・Sheffieldいずれか1隻と由良で力不足の友軍のほぼ全てを弾ける。
Ark Royalを前段で使ってしまっていた場合はやや制空状況が厳しくなるが、空母3隻に戦爆カットインを入れられなくなる程ではなく
Washingtonは敵本隊にも弾着で打撃を与えられる上に中破しても機能停止しないためさほど悪い選択肢でもない。
制空が気になるならSheffieldを夜戦装備ガン積みで第二艦隊に入れるのも悪くはない。その場合はAtlantaは第一艦隊に入れる。
由良は水戦キャリアにすればよいので割愛。
最後に、今回のラストマップ甲は紛れもなく
運が8割であることは前提として認識しなければならない。
下準備を整えて報われない可能性もあるし、
装甲解除すらしていない様子見で1発撃破なんてこともある。
第二次友軍でかなり分の良い賭けにこそなったが、その本質自体はどうしようもないのである。
真っ向唐竹割りを叩き込めるかどうかが全てなので、どうしても無理だと思ったら追い込まれる前に転進の決断を下そう。
難易度乙でも敵第一艦隊の編成は甲と同じなので、上記の準備をしっかり行っても勝利がギリギリだったというケースも多い。
海域クリアボーナスは松型駆逐艦 竹。
イラストレーターは松と同じく渡辺明夫氏、CVは竹達彩奈氏。
実艦は松型の2番艦。横須賀海軍工廠にて建造された。
竣工後はろ号作戦、春風船団などの輸送作戦に従事。船団護衛のほか、撃沈・沈没された艦の救助活動を多数行っている。
多号作戦においてはマニラ空襲をはじめとした空襲および戦闘・撤退によって損傷を蓄積させつつも、第7次多号作戦にて3対1という詰みに近い状況から酸素魚雷による反撃を成功。米駆逐艦1隻を撃破している。
さらにその後もボロボロの状況ながら空襲を切り抜けてマニラに帰投し、修理後は帝国海軍最後の艦隊である海上挺進部隊に合流。
終戦によって出撃は行われなかったが、復員船として多くの人間を運んだのちにイギリスに賠償艦として引き渡され、解体されている。
外見は松と同じくライトグリーン系の明るい髪だが、各所に紫のメッシュが入った独特の髪色が特徴。
緑+紫に加えて名前を考慮すると竹の花がモチーフと思われる。
また制服が松と似ているようで細部がかなり異なっており、スカートが超ミニのホットパンツだったり腹部のジャケットの前が空いていたりと全体的に軽装。
性格に関しては久々の俺っ娘。ただし先輩たちに対しては徹底して「さん」付けするなどとても礼儀正しい。
性能は1点を除いてほとんど松と同じ。
ただしその1点である雷装が非常に高い数値になっており、なんと素で98もある。
さらに装備フィットも雷装特化であり、四連装酸素魚雷で雷装+5、四連装酸素魚雷後期型で雷装+11という途方もないパワーアップを受ける。
これらをフルに装備すると駆逐艦であるにもかかわらず雷装150を達成でき、運も高いため魚雷CI役としてはなかなかの水準。
しかしそれ以外の性能は松型準拠なので昼火力も耐久も低い。
他のクリアボーナスは丙作戦で勲章と改修資材。
乙作戦で深山、甲作戦で深山改と甲勲章が追加される。
深山は海軍の四発陸上爆撃機。
中島飛行機に発注され、DC-4Eを原型に制作され、参考機の欠点をそのまま引き継ぐ形でこちらもまともな性能にならず、試作機だけ作られて開発が中止。
試作機たちは問題を抱えながらもペイロードを活かした輸送を行ったほか、露天駐機の囮で終戦まで残存した機体もあった。
ゲーム内仕様の区分が大型陸上機であり、通常の陸攻とは別枠になっているが現状の仕様では完全に産廃。
表記上のステータスこそ高いが9機しか配備できない上、撃墜耐性がない。
ランカー装備として配布された際に「すぐには物凄い役に立ちません」とばっさり言われただけのことはあり、現時点では特に必要のない装備である。
現状の深山の仕様を考えた場合、どうしてもランカー装備を手に入れておきたいわけでもなければ甲作戦のメリットは無きに等しい。
乙作戦でも素の深山は手に入るため、今後の上位互換の実装をにらむのであれば難易度は遠慮なく落としてしまっていいだろう。
ボスマスでは甲乙ならA勝利でColorado・神州丸・第四号海防艦・Perthと言った艦がドロップする。(丙以下ではS勝利限定)
ちなみに初ドロップ落ちの神州丸とColoradoは複数ドロップ可能。Nelsonとのこの扱いの差は一体…
削り編成+友軍アリなら掘ることも可能だろう。
また、甲乙のS勝利では武蔵が初めてのドロップ対象となっている。
とはいえ、甲乙でのS勝利率の低さにドロップ率の低さ、必要資源を考えると、おそらく大型艦建造を回した方が得。
他の艦と合わせて掘り、運よくS勝利して出てきたらおめでとう位に考えた方が無難だろう。