御母堂(犬夜叉)

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御母堂(犬夜叉) - (2025/02/21 (金) 17:40:14) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/03/15 Mon 11:17:45
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#center(){&color(darkviolet){&bold(){&big(){母の親切を無視しおって。まったくかわいげがない。}}}}



#center(){&blankimg(殺生丸の母2.jpg,width=550,height=330)}
#right(){出典:半妖の夜叉姫、23話「三姫の逆襲」、読売テレビ、小学館、サンライズ、&br()2020年10月3日~2021年3月20日まで放送、©高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020 }
 


『[[犬夜叉]]』及び『[[半妖の夜叉姫]]』の登場人物。

[[CV>声優(職業)]]:[[榊原良子]]


*【概要】
[[犬の大将>犬の大将(犬夜叉)]]の正妻で[[殺生丸]]の[[母親>お母さん]]、[[日暮とわ]]と[[せつな>せつな(半妖の夜叉姫)]]の祖母。
[[一人称>一人称(日本語)]]は「私」。

普段は妙齢の女性の姿をしているが、本来の姿は夫や息子同様巨大な化け[[犬]]。
一族共通と思われる銀髪と紫の模様、額の三日月型の紋章が特徴。
&font(l){髪型が[[セーラームーン>月野うさぎ/セーラームーン]]ぽいとか思ってはいけない。}
例のもこもこは衣のように羽織っている。
普段は遥か上空の雲の上にある宮殿に住んでいる。
正式な名前は不明で原作及びアニメ完結編では単に「&color(darkviolet){&bold(){殺生丸の母}}」と表記されている。
[[邪見>邪見(犬夜叉)]]からは「&color(darkviolet){&bold(){&ruby(ごぼどう){御母堂}様}}」((なお、「御母堂」とは第三者の母親を指す尊敬語である。))と呼ばれており、本項でも御母堂で統一する。

性格は高飛車かつシニカルで、いうなれば女帝そのもの。
殺生丸が[[刀]]の修行の事で訪ねてきても心配するどころか皮肉を並べ不敵な笑みを浮かべ面白がるなど、ある意味似た者親子。
邪見の名前は覚える気がないらしく、何度も名乗っているのに終始「&bold(){小妖怪}」と呼んでいた。
邪見もころころと態度を変える彼女はかなり苦手らしく、のちに再度彼女の宮殿を訪れた際は留守だったためほっとしている。
一見傲慢かつ冷淡だが、同時に大妖怪らしい器の大きさも持ち合わせており、情も思っている以上に深い。
夫の事もあり[[人間>ヒト(生物)]]に対してはある程度理解を示しているが、それでも夫の入れ込みようについては奇特に思っていた様子。
[[犬夜叉>犬夜叉(キャラクター)]]の母・十六夜と面識があったかは不明だが、殺生丸と[[りん>りん(犬夜叉)]]の関係を見てどことなく彼女を重ねているような表情も見せている。


殺生丸が冥道残月破を習得してしばら経った頃に作中初めて姿を現し、一行を自身の宮殿へと招き入れる。((ちなみに長年殺生丸に仕えている邪見もこの時が初対面。))
未だ完全な真円を描かない[[天生牙]]の冥道を広げる方法を大将から知らされているであろう彼女に問い詰める殺生丸に件の冥道石を取り出す。
冥道石から呼び出された[[冥界>冥府/地獄]]の犬にさらわれたりんと[[琥珀>琥珀(犬夜叉)]]を救うため、冥道に引きずり込まれた者は[[命を落とす>死]]((『[[天下覇道の剣>犬夜叉 天下覇道の剣]]』でも冥界に普通の人間が近付けば亡者に魂を吸い寄せられてしまう旨が解説されている。))にもかかわらず後を追った殺生丸の動向をしばらく見守っていたが、用意してやった出口を無視した殺生丸を見てふとりんの事が気に止まり邪見に尋ねる。
やがて殺生丸と琥珀がこと切れ冷たくなったりんを連れて戻ってくる。
りんがこうなることを知っていたのかと問い詰める殺生丸に御母堂はそこで&bold(){天生牙の能力の落とし穴}=&bold(){同じ人間を二度蘇らせることは出来ない}ことを初めて明かす。

#center(){
&color(darkviolet){&bold(){&big(){当然だろう。命とは本来限りあるもの。}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){そなたの都合で何度も救えるほど軽々しいものではない。}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){殺生丸、そなたは神にでもなったつもりだったのか?}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){天生牙さえあれば死など恐るるに足らぬと?}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){そなたは知らなければならなかった!}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){愛しき命を救う心と同時にそれを失う悲しみと恐れを!}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){父上はこうも言っていた。}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){天生牙は癒やしの刀。}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){たとえ武器として振るう時も、命の重さを知り、慈悲の心を持って、敵を葬らねばならぬ。}}}

&color(darkviolet){&bold(){&big(){それが百の命を救い、敵を冥道に送る天生牙を持つ者の資格。}}}
}

知らず知らずのうちに天生牙の力を過信していた殺生丸に、それまでとは一転して厳しい口調で命の重さと天生牙の極意を説く。
慈悲の心を知るためりんが犠牲になった事に涙を流す邪見を見て殺生丸が悲しんでいるのを確かめた御母堂は冥道石の力を使い、冥界に置き去られていたりんの魂を呼び戻した事でりんは息を吹き返す。
殺生丸に代わって礼を告げる邪見から殺生丸が喜んでいる事を聞かされると、生前の夫とその愛人を重ねた様子で見ていた。

#center(){&color(darkviolet){&bold(){&big(){人間の小娘一匹にこの騒ぎ…変なところが父親に似てしまったな。}}}}

その後一行が宮殿を去る際、[[四魂の玉]]のかけらで命を繋いでいる者も天生牙では生き返らない事を琥珀に忠告している。


『半妖の夜叉姫』では500年前と現在に迫った妖霊星の迎撃地点として彼女の宮殿が使用されていた。
また、[[回想>回想シーン]]から[[麒麟丸>麒麟丸(半妖の夜叉姫)]]や是露とも見知った間柄である事が明かされている。


*【冥道石】
生前に大将から御母堂へと託されていた[[宝石>宝石(鉱物)]]。
普段は首飾りとして持ち歩いている。
冥界の妖怪や魂を呼び出せるほか、冥道の様子を写し見る事もできる。


*【余談】
原作での出番は少ないが、そのキャラの立ち具合から人気は高い。

殺生丸が持つ能力の一つ・毒華爪([[毒]]の爪)だが、彼の娘であるせつなにも受け継がれている一方で[[異母>腹違い/種違い]][[弟>弟(妹)キャラ]]の犬夜叉には受け継がれていない(妖怪本来の力を発揮していないとわは今のところ不明)。
大将が[[竜骨精]]を[[封印]]した際に毒を使ったのか不明なため、御母堂にしか毒がなかったとも考えられる。
具体的な戦闘力は不明だが、強力な妖怪である事は間違いないと思われる。


&color(darkviolet){私とて鬼ではない。愛しい項目が荒らしごときに消されるのは無念。追記・修正してやろうと思う。}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 犬夜叉とかの母親と区別できる項目名にした方がいいと思う。「御母堂」は第三者の母親への尊称として一般名詞だし。  -- 名無しさん  (2021-03-15 11:43:19)
- 愛人関係でピリピリしている感じが全くないのは側室がごく普通な時代背景と正妻の余裕故か、大妖怪としての価値観の違い故か、ただ作中で癇に障ることがなかっただけか。  -- 名無しさん  (2021-03-15 11:55:01)
- 孫たちが活躍する夜叉姫では11年ぶりの登場。大将に致命傷を与えたとされる死神鬼(妖霊星の300年後に再戦を仕掛けた可能性あり)と竜骨精のことはどう思っていたかも気になる。  -- 名無しさん  (2021-03-15 13:11:19)
- 夫婦仲はどうだったんだろ?  -- 名無しさん  (2021-03-15 13:30:45)
- 夜叉姫ってなんだかんだで彼女も含め、出番の多くないキャラもきちんと声優続投してるよなぁ  -- 名無しさん  (2021-03-15 13:51:21)
- 出番少ないのにインパクト強すぎる御方  -- 名無しさん  (2021-03-15 17:23:44)
- 邪見様のページにもリンクしてあげて  -- 名無しさん  (2021-03-15 18:23:16)
- 「小妖怪よ」→「邪見でございますが…」のやりとりが好き。項目名を「御母堂」にしているのは犬夜叉本編で邪見がそう呼んでたのと、半妖の夜叉姫の字幕で「御母堂」表記だったからか。  -- 名無しさん  (2021-03-15 19:16:15)
- 竜骨生ふうじたぱぱ  -- 名無しさん  (2021-03-15 19:28:58)
- パパの爪に毒あるよね  -- 名無しさん  (2021-03-15 19:31:36)
- 殺生丸の母親は毒を持つ生物の妖怪だと思ってたからびっくりした  -- 名無しさん  (2021-03-15 20:38:36)
- 殺生丸は人間形態も本性の犬形態も母親似だよな。てか父親も嫁と似てる…そういう一族内で結婚したのかな?  -- 名無しさん  (2021-03-15 23:46:06)
- 同種での結婚だろうしまぁ一族かなと思う  -- 名無しさん  (2021-03-16 00:28:12)
- あの殺生丸に面と向かって説教できる唯一の御方  -- 名無しさん  (2021-03-16 12:03:05)
- 冷たいって印象は全くないよね。妖怪っぽい感覚してるところはあるけど。  -- 名無しさん  (2021-03-16 12:38:59)
- ぶっちゃけた話、この人が劇中で一番怖いわ。態度がころころ変わるから何処で地雷を踏むか怖くて仕方ない  -- 名無しさん  (2021-03-16 12:50:15)
- ある意味では最も人間から遠い位置にいる人。ものの見方というか考え方が人間とは根本的に違っていそう  -- 名無しさん  (2021-03-16 13:34:11)
- 一番人間離れした価値観ゆえに、最も客観的に物事を見られるし、余裕も持てるんだよな。この人が取り乱すとするとそれはガチでやばいってこと  -- 名無しさん  (2021-03-16 19:49:23)
- 大妖怪にして限りあるの命の重さをよく理解しているお母さま。誰かの命と時間を勝手な都合で何度も弄ぶような奴は嫌悪の対象にしているかも。  -- 名無しさん  (2021-03-25 23:12:50)
- ↑ 奈落とか大嫌いなタイプじゃないか、その理屈でいくと  -- 名無しさん  (2021-03-25 23:16:44)
- ↑奈落の事好きな妖怪っているのか?他の妖怪の事を文字通り食い物にも道具にもしまくった奴だぞ  -- 名無しさん  (2021-03-25 23:28:58)
- いや、名指ししてる>  -- 名無しさん  (2021-03-25 23:31:59)
- 訂正、名指ししてるの?ってくらいピンポイントだったからつい..  -- 名無しさん  (2021-03-25 23:32:19)
- 旦那である犬の大将より強いと言うか、妖怪としての格が高そうな印象がある。だからこそ『半妖の夜叉姫』での妖怪同士のいざこざに関しても、超然とした立場で傍観していられたんじゃないかなと思う  -- 名無しさん  (2021-03-26 02:21:20)
- 御母堂「小妖怪」邪見「邪見でございます…(泣)」  -- 名無しさん  (2021-04-04 10:39:40)
- ゼロとの会話で殺生丸が天生牙を使うまでの時間稼ぎの為に頭の中フル回転だったんだろうな。  -- 名無しさん  (2021-12-03 21:58:19)
- この正妻、旦那が人間の愛人を作っても怒らなかったんだよな  -- 名無しさん  (2024-07-01 17:22:11)
- 寿命が違うからね いくら愛人に入れ込んでも愛人が人間である以上寿命で先に死ぬのは愛人の方だから  -- 名無しさん  (2024-07-01 17:27:59)
- ↑2まあ妖怪ならその辺の価値観が人間と違っていても不思議ではないし、時代背景的に人間でも正室の他に側室が複数いるのはむしろ普通だったはず  -- 名無しさん  (2024-08-29 22:12:17)
- 天生牙に限らず、愛する者の命や歩いてきた人生、時間、過去に干渉できる力を持った事で自身を神の如き存在だと勘違いしてどんなに辛い過去でも善意や愛を理由になかった事にしようとする者に対しては間違いなくキレる人。どんなチートな能力を持とうと傲慢さと誤解、幼稚な未熟さを持ったまま大人になる事の危険性も殺生丸に説いたのだろう。  -- 名無しさん  (2025-01-13 18:25:27)
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