禪院扇(呪術廻戦)

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禪院扇(呪術廻戦) - (2025/05/16 (金) 09:08:37) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/06/07 Mon 21:44:16
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&link_tag(剣士){} &link_tag(呪術師){} &link_tag(呪術廻戦){} &link_tag(呪術界御三家){} &link_tag(居合){} &link_tag(地味){} &link_tag(日本刀){} &link_tag(炎属性){} &link_tag(弟){} &link_tag(父親){} &link_tag(特別1級呪術師){} &link_tag(禪院家){} &link_tag(禪院扇){} &link_tag(武人){} &link_tag(悲劇の男){} &link_tag(不遇の強豪){} &link_tag(直毘人と当主の座を争った男){} &link_tag(唯一つを除いて兄に遅れをとったことはない){}
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#center(){&bold(){&color(orange,#006400){何をしていた}}

&bold(){&color(orange,#006400){実の父親が 峠を彷徨っている時に……!!}}}


&bold(){&ruby(ぜんいん){禪院}&ruby(おうぎ){扇}}とは[[漫画]]「[[呪術廻戦]]」の登場人物。


#center(){&bold(){&color(red){※以下の項目にはコミックス及びアニメ未収録のネタバレが少し含まれます。}}}

*【概要】
[[呪術界御三家]]の一角&bold(){「禪院家」}の特別1級術師。
[[呪術高専東京校>東京都立呪術高等専門学校]]に通う[[禪院真希>禪院真希(呪術廻戦)]]と[[京都校>京都府立呪術高等専門学校]]に通う[[真依>禪院真依(呪術廻戦)]]の父親。
また、26代目当主・[[禪院直毘人>禪院直毘人(呪術廻戦)]]の弟にあたる。

髪を[[ポニーテール]]風に後ろに纏めた痩身の男性で、[[日本刀]]を武器にする武士めいた風体なのだが、[[白目と黒目が逆転した>呉一族(ケンガンアシュラ)]]かのような不気味な目を持つ。

かつて兄である直毘人と当主の座を争った程の実力者。
曰く、&bold(){&color(orange,#006400){「術師として唯一つを除いて兄に遅れをとったことはない」}}。


*【劇中での活躍】

名前だけは、第42話の真依の回想内の禪院家の関係者同士の会話の中で言及されていたが、実際に姿を見せたのは第138話。
禪院家当主である直毘人が渋谷事変で重体になったことで、急遽禪院家に集められた3人の相続人のうちの一人として登場する。
見た目通りの生粋の武人らしく、実の父が危篤状態にあるにもかかわらず遅参した上におちゃらける[[直哉>禪院直哉(呪術廻戦)]]を本項目冒頭の発言で諫めた。

その直後に直毘人が死亡したことが遺言執行者であるフルダテによって3人に伝えられる。
そしてその場で彼の口から直毘人が残した遺言状が読み上げられるのだが、
その内容は&bold(){&color(#ded7cb,gray){「[[伏黒恵>伏黒恵(呪術廻戦)]]を禪院家に迎え、彼を27代目当主にする」}}という予想外のものであった。

&bold(){直哉が当主になるのが余程嫌だった}のか、その場ではもう一人の相続人である甚壱と共に静観の様子を見せたことで、味方が居ないことに激昂した直哉は伏黒の暗殺のため、単独で東京へと向かってしまうのであった。


#center(){&bold(){&color(tomato,#006400){親父…!!}}}

#center(){&bold(){&color(orange,#006400){ここに呪具は無いぞ 真希 オマエ達の動向を見越して空にしておいた}}}


それからしばらく後の第148話で再登場。呪術総監部からの
・[[五条悟>五条悟(呪術廻戦)]]を渋谷事変共同正犯とする
・また&bold(){彼の封印を解く行為も罪と認定する}
の通達を受け、五条救出の為に動き出していた実の娘である真希と真依を誅殺すべく、呪具の入手のために禪院家の忌庫へと現れた真希と対峙。
禪院家を守るため、真希との壮絶な斬り合いの末に刀を折られるも炎で刃を生成。
扇が真希の一瞬の隙を衝き、彼女の脇腹と右目を斬りつける。


#center(){&bold(){&color(orange,#006400){何故私が当主になれなかったか…}}}


脇腹から臓物をまろび出しながら倒れる真希に向けて、涙ながらに扇が語った&bold(){「彼が26代目当主になれなかった衝撃の真相」}とは――



追記・修正は誇り高き武人として26代目当主の座を争ってからお願いします。

#include(テンプレ2)

#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}

#openclose(show=▷ コメント欄){
- 26代目当主になるべきだった男だったと思います。あの&bold(){汚点}さえなければ… --禪院家の名無しさん  (2018-04-01 00:00:00)
}












#center(){&bold(){&color(red){※以下の項目にはコミックス及びアニメ未収録のネタバレがかなり含まれます。}}}













&bold(){&sizex(6){禪院扇(呪術廻戦)}}

&font(#6495ED){登録日}:2021/06/07 Mon 21:44:16
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#center(){&sizex(6){&bold(){&color(orange,#006400){何故私が当主になれなかったか…}}}


&bold(){&sizex(6){&color(orange,#006400){それは子供のオマエ達が出来損ないだからだ…!!}}}}

●目次
#contents

*【本性】

#center(){&sizex(5){&bold(){&color(orange,#006400){子が親の足を引くなど あってはならない}}}}


その素顔は&bold(){&color(red){家の財産や己の立場に異常なまでの執着をし、自分を一切顧みることなく全ての非を他人に責任転嫁する醜悪極まりない性格。}}
その自己愛と自己憐憫の強さは筋金入りで、自分の娘を切り捨てておきながら&bold(){自分のために涙を流すほどである}((実の娘が死の淵を彷徨っているのに顔も出さないで遺言を待ち侘びていることから、薄らどんな人物か察している読者はいた、ぶっちゃけ直哉への発言もほぼ[[ブーメラン]]))。

実の娘である真希と真依の存在を&bold(){&color(orange,#006400){「出来損ない」「人生の汚点」}}と断じて蔑んでひたすら忌み嫌い、自分が当主になれなかったことの恨みつらみや不満、その理由を&bold(){全て娘に責任転嫁して押し付けるほどの未練がましさ}を抱えている。
特に真希への風当たりは強く、天与呪縛のフィジカルギフテッドの存在を&bold(){&color(orange,#006400){「術師は日々鍛錬した肉体を更に呪力で強化して戦う」「オマエの力など皆手抜かりなく持っている」}}と称し、一応正論とはいえひたすらに蔑んでいる。
ただし、この天与呪縛への風当たりの強さは、呪術師としての心構え以上に&bold(){&color(red){[[禪院甚爾>伏黒甚爾(呪術廻戦)]]に抱いた恐怖心からの逃避}}といった部分が強かった様子。
なお、この様子から高専に圧力をかけて、真希の昇級を妨害していたのは主にこいつだとファンからは考察されている。&s(){おそらく間違いない。}

伏黒を当主とするという遺言の内容も内心は不服であり、彼を疎み排斥しようとするなど考え方も保身優先。
・伏黒を排除して遺産を扇・甚壱・直哉の3人で独占する
・呪術総監部からの信頼とコネクションを得つつ、五条悟が消えたことで混沌とする呪術界での勢力争いにおいて優位に立つ
という目的のため、&bold(){「伏黒恵及び真希と真依を総監部の通達に反したとして誅殺する」}という策を思いつき、甚壱に提案したのは何を隠そう彼である。
なお実の娘を犠牲にする外道の策を提案したのは禪院家掌握という目的もあるだろうが、それよりも&bold(){&color(red){彼にとって人生の汚点である真希と真依への積年の恨みを、ここぞとばかりにぶつけたかっただけ}}という可能性は高いだろう。

こんな奴なので、当然ながら娘達からも全く愛されておらず、真希は&bold(){&color(tomato,#006400){「子供を殺せるクソ野郎」}}と唾棄しており、最初から扇を殺すことに一切の躊躇をしなかった。
妻との関係も冷め切っており、互いに同じ部屋で対面しても会話はおろか目を合わせようとしない有様で、さらに彼女が今際に見た&bold(){「幸せな家族のイメージ」}の中でも、そこにいたのは彼女自身と娘の真希・真依だけで、扇は影も形も無いなどそもそも家族と認識すらされていなかった模様。そもそもこんな家でこんな奴なのでまともな夫婦関係が元々あったのかも怪しい。
詳しくは後述するが、それ以外の禪院家の人間からの人望も&bold(){皆無}である。

総じて五条悟が&bold(){&color(ghostwhite,#00caff){「腐ったミカン」}}と呼んで嫌悪する、&bold(){封建的な体制と閉鎖的かつ保守的な思想で腐敗した呪術界上層部の負の側面を凝縮したような人物である}。

*【戦闘能力】

#center(){&bold(){&color(orange,#006400){私は剣士ではない 術師だ}}}

#center(){&bold(){&color(orange,#006400){出来損ないの物差しで私を測ろうなどと}}}

#center(){&bold(){&color(orange,#006400){笑止 千万}}}

[[居合>居合術]]や剣術メインの武闘派であり、天与呪縛で強化された肉体を持つ真希を近接戦で一蹴できる程度には強く、腐っても特別1級術師の肩書通り決して弱くは無い。
後述の「落花の情」と術式を利用した堅実な戦い方といえる。
だが肝心の披露した術式は全て&bold(){良く言えばシンプルで扱いやすい、悪く言えば単純な分ひたすら地味}なものばかり。
全体的に1対1のタイマンに特化したような構成であり、対人戦では優秀な能力であるのはうかがえるが、
・癖はあるが使いこなすとハメ技に近い性能と凄まじい威力を発揮できる直哉・直毘人の投射呪法
・大規模かつ広範囲の破壊をもたらす甚壱や長寿郎の術式
と比べるとシンプルでまとまっている分、&bold(){単純火力・攻撃範囲・機動力・応用力全てにおいて地味で見劣りする。}直哉の&bold(){&color(gold,gray){「パッとせぇへん」}}という簡潔で辛辣な評価が、端的に彼の戦闘力を顕しているといえるだろう。


実際に初登場の場面でも、直哉は甚壱の攻撃は真顔でおそらく術式も駆使して回避していたのに対して、扇の攻撃は薄ら笑いを浮かべながら避けようともしないなど、完全に直哉からは舐められている。
加えて格下である躯倶留隊の隊長にも、扇の死を知らされた際には&bold(){「寝込みや[[便所で不意討ち>コルトピ]]でもされたらまあ殺されても仕方ないんじゃね」}と軽く流されており、そもそも寝込みやトイレ中に襲われて対処できるほどの実力者など限られているとはいえ、仮にも家の幹部である扇の死を聞いても、下部組織の彼等からもこの程度のコメントで軽く流されるくらいには評価が低かったのは間違いない。((一応甚壱、直哉は扇が殺されたことに困惑しており、人格抜きにしても実力面は買っていたと考えられるが、それに対して躯倶留隊は危機感が欠如しているとも読み取れる。))

そもそも覚醒後の真希はともかく、リカバリー可能だったとはいえ覚醒前の真希にすら刀を折られて顔に傷を入れられており、その時点で彼の(特別)一級としての実力には疑問符が付く。
しかし溜め込んだ呪力を放出し加速させることが可能な呪具「竜骨」と真希の身体能力をもってしても、真希の一振りより早く扇が二回真希を切りつけられることから、扇の「日々鍛えた肉体を呪力でさらに強化する」という台詞は正しいとも言える。
また&bold(){&color(gold,gray){「強い術師は素手で戦うもの、武器に頼るのはダサい」}}という持論を持つ直哉からは前述の通り酷評されている。((しかし実際に直毘人も直哉も甚壱も、そして他の炳のメンバーも全員素手で戦っており(直哉は奥の手として短刀を隠し持っていたが)、武器を常用レベルで使っていたのは彼だけであり、禪院家全体がそういった風潮なのかもしれない))。
禪院家はおろか腐敗の改革を目論んでいる五条ですら&bold(){&color(ghostwhite,#00caff){「頼ると呪力操作がおろそかになる」}}と術式と無関係な武器の積極的使用には懐疑的であり、刀を常用していた扇の評価が直哉から低いものになるのも当然であろう。

一応遺言状には直哉、甚壱、扇が揃った時に公表され、また遺言で仮に直哉が当主になった場合、呪具を含めた財産運用に対して甚壱と共に干渉出来る等といったことから、彼が家の中では幹部の地位にいたのは間違いないのだが、それも&bold(){「当主の弟で禪院家の古株」}という立場故の特別待遇だったのではないか、と考察するファンが非常に多い。

なお、彼が当主になれなかったのは&bold(){&color(red){単純に「兄の方が強かったから」とファンブックで作者自身から明言されており}}、前述した子供の出来云々の話は&bold(){ただの逆恨みである}。

#openclose(show=※そして更に追い討ちとして明かされる真実){
2022年秋に発売のジャンプGIGAに掲載された作者への質問記事にて
・直毘人と扇のどちらが強いかは&bold(){&color(red){「余裕で直毘人です」}}と明言される程に実力差がある
・作者曰く&bold(){&color(red){「扇は直毘人の本気を知らないと思います」}}(=直毘人は弟が見ている前で本気で戦ったことが無い)
という&bold(){(読者の誰もがだいたい予想は出来ていた)悲しい事実}が明かされてしまい、上記の娘に対する仕打ちが「ただの逆恨み」という説はほぼ確定と言えるようになってしまった。

さらに公式で&bold(){「呪力を使わずに殺された呪術師は呪霊になる」}と明言されているにもかかわらず&bold(){&color(red){呪力を持たない真希にぶっ殺されたのに呪霊にすらなれず死体が腐って掃除された}}有様。
ほぼ似たタイミングで同じく呪力を使わずに殺害された直哉がなっているのにもかかわらず、である。
一応&bold(){その辺の出刃包丁で刺し殺された}直哉と真依が術式によって成った刀を使用して殺害された扇とでは使用武器が違う(成り立ちの時点で刀そのものが呪力を持っている可能性がある)から、と説明は付けられるが。
}

**&bold(){秘伝「&ruby(らっか){落花}の&ruby(じょう){情}」}
御三家に伝わる領域対策の秘伝。
呪力を纏い、触れた攻撃に対して呪力を解放して迎撃する[[カウンター技>カウンター(技)]]。原理としては&bold(){触れた物を自動で呪力で弾く呪力操作のプログラム。}
扇はこれを[[居合>居合術]]に転用することに成功している。
「受けの型」という性質から相手の手札が分からない状況下でも対応して渾身の一撃を放てるのが強み。たとえ攻撃中に刀身をへし折られても術式で刀身を瞬時に再構築し、攻撃の速度や動きを維持して斬り捨てることができる。
近接戦でのアドバンテージは高いが作中では真希に捌かれたので具体的な威力は不明。

ただし、領域対策の技術としては領域内の全ての攻撃に対してフルオートで迎撃可能なシン・陰流「簡易領域」の下位技術に近い。((ただし結界術を使用しない呪力操作の技術であることから、結界術の才能がない術師も使用できる可能性はある。))
後に簡易領域のように&bold(){「敵の攻撃で剥がされ解除させられることがない」}ことが利点と解説された。加えて複雑な術式効果には無意味だが、斬撃の発生のようなシンプルな術式の対処にはかなり役立つと評されている。

「落花の情」のオート迎撃が投射呪法でどんな動きをされても反応できるような物だとすれば、仮に直毘人と戦っても勝つことがあり得るのかもしれない。&font(l){というかその相性勝ちのせいで自分の実力を勘違いした可能性も}


**使用術式
詳細不明。
&bold(){「構築術式のような術式」}と&bold(){「[[炎>火]]を操る術式」}を持ち、炎は刀身を基点に発生している。例え刀身が破損しても[[瞬時に炎で刃を形成し>ノヴァ(ダイの大冒険)]]攻撃することができる。
折られた刀身を一瞬で復元可能なため、刀の耐久性を気にしなくてよいことや高速戦闘時では致命的なほどの奇襲になりうるという点ではメリットとなる。また相伝の術式ではないようだが、保守派の受けの良さそうな術式だと言える。
実際に本編では刀身を折ったことで真希は深く踏み込んで間合いを誤認しており、敗北へと繋がった。

一方で、基点が刀なので単純に攻撃範囲が狭く、奇襲性能を除けば刀や呪具を単に振るうのと大差なく失敗して種が割れたら奇襲性能も損なわれるなど応用や戦略の幅も狭いのが難点であり、上記した通り殆どタイマンのみに特化した術式だと言える。&font(l){パッとせぇへん((炎の刀身を伸ばし放題な上に伸縮速度がめちゃくちゃ速いとかなら評価は違っていただろうが、作中外の発言からそんな凄い性能ではなさそうである))}
「刃」と「炎」の要素から才能と閃き次第で術式を拡張すれば宿儺の様なとんでもない術式になっていた可能性もあるが……いずれにせよ作中の描写が全てとしか言いようがない。


・&bold(){術式開放「&ruby(しょうびのきゅう){焦眉之赳}」}
自身の刀と周りから凄まじい炎を放ち、身の丈と同等かそれ以上の長さの炎の刃を形成する。
「赳」とは強く勇ましいという意味で「眉が焦げるほど猛々しいもの」と言う名だと思われる。
と、これだけならばカッコいいのだが元ネタは四字熟語の「焦眉之急」と思われ、その意味は&bold(){「眉が焦げるほど火の勢いが迫ってきて危険」}…転じて「状況が切迫していること」を指す。
要は「滅茶苦茶焦っていてビビっている」という言葉が元ネタの術式開放。カッコ悪い……。
使用状況や名前からして危機を感じた時に効果が強くなるなどの縛りかもしれず、それなら使い勝手や効果的に理に敵っている感じではあるが、なんでこんなネガティブなのから取ったのやら……。




*【劇中での活躍・その2】
&bold(){「伏黒恵と&ruby(じつのむすめ){真希と真依}を『五条悟解放を目論んだ謀反者』として合法的に抹殺する計略」}を発案((伏黒だけを殺した場合、「部外者同然の人間に遺産を取られるのが嫌だから」という魂胆がバレバレであるが、冷遇されているとはいえ身内の娘2人も一緒に殺せば「身内の利益ではなく総監部の通達を重視した結果である」という言い訳が立つという寸法))。
甚壱と直哉にも承諾((発案時に東京に行っていた直哉には事後承諾となるが))させて、自らの手で実行に移すべく、前述の通り家の忌庫に坐しその過程で真依を半殺しにして待機。
呪具を確保しようと実家に戻った真希に立ち塞がり、呪力を駆使した抜刀術は捌かれた上に刀を折られたものの、炎の刃によるリカバリーと奇襲で真希を切り捨てる。

真希と真依を倒した扇は、自らの手でトドメは刺さずに禪院家の地下にある訓練・懲罰部屋へと連行。
彼女らを部屋に投げ落とし、部屋に巣食う無数の呪霊達に喰わせようと企む。

天与呪縛・フィジカルギフテッドを&bold(){&color(orange,#006400){「それが何だ」}}と一蹴し、気を失った真希に向けて思う存分嫌味を吐いた扇は


#center(){&sizex(6){&bold(){&color(orange,#006400){さらば 我が人生の 汚点}}}}


と、&bold(){親が子に対して投げかける言葉としては最低レベルの捨て台詞を残して}&font(l){無駄に格好よく}退散するのだが…



#center(){&bold(){&color(orange,#006400){(!! 呪霊の消滅反応……!? 何だ…?)}}}


地上に向けて歩いている途中で、訓練・懲罰部屋から呪霊の反応が消えたことに気付き、異常を感じ取った扇は戦闘態勢を取る。
そして、彼は見てしまった。


#center(){&bold(){&color(orange,#006400){(体が覚えている)}}}

#center(){&bold(){&color(orange,#006400){(忘れるように 努めた あの)}}}


#center(){&sizex(6){&bold(){&color(orange,#006400){(恐怖)}}}}


&bold(){真依の[[自己犠牲]]により&ruby(・・・){完全に}呪力を失い、天与呪縛の完成形として覚醒した真希――かつての禪院甚爾と同じ存在に成った娘の姿を。}


#center(){&sizex(6){&bold(){&color(orange,#006400){いいだろう!! 今一度この手で}}}}

#center(){&sizex(6){&bold(){&color(orange,#006400){骨の髄まで焼き尽くしてくれる!!}}}}


かつて味わった“恐怖”を振り払い、眼前に迫る真希を自らの手で打ち破るべく刀を構え、術式「焦眉之赳」を展開する扇。




#center(){&sizex(7){&bold(){&s(){&color(orange,#006400){来い!!! 出来損ない!!!}}}}}




&bold(){その発言とほぼ同時に、真依が最期に構築術式で遺した太刀の一撃を受け、反応することすらできないまま頭を一瞬で両断されて死亡。}
自らの実力不足を棚に上げて己の娘達を忌み嫌うことに逃避し続けた男は、本当の意味で規格外の存在となったその娘達によって、その事実を受け入れられないまま殺害されることとなった。
&s(){擁護する価値があるとも思えないが}一応擁護しておくと、真希の呪力がゼロのため「落花の情」が反応せず、切り札を使えなかった、という可能性もありこれが本来の実力かは不明瞭。


*【その末路】
なお、彼の死亡後すぐに真希の手で禪院家本家が皆殺しになり壊滅してしまったため、彼の死体は禪院家の地下で&bold(){そのまま放置されていた}模様((殺害された直後にその死については禪院家に通知はされていたのだが、真希の誅殺が優先された為に片付ける暇は無かったと思われる。真希も真依の遺体は持ち去ったが、父親の死体については心底どうでもよかったのだろう。))。

[[死滅回游>死滅回游(呪術廻戦)]]が佳境を迎えた第209話にて、[[宿儺>両面宿儺(呪術廻戦)]]の“&ruby(よく){浴}”を行うのに絶好な「禪院家地下の訓練・懲罰部屋」を確認に来た[[羂索>羂索(呪術廻戦)]]と[[裏梅>裏梅(呪術廻戦)]]は、その道中で蠅がたかる扇の死体を発見((劇中の描写から推測するに、扇が死亡(11月12日)してから発見(米軍が結界に侵入したのが11月14日深夜)までに2日以上が経過していると思われる))。
羂索は呪霊を呼び出しその場を掃除するように命じたことで、扇の死体はその呪霊に血も骨も残さず綺麗さっぱり食べられてしまったのであった…。


*【余談】
結果論ではあるが、この直後に起こる&bold(){&color(red){禪院家本家壊滅の大戦犯}}。
・自らの娘を犠牲にして禪院家の遺産を手に入れる計画を自ら発案する((何ならその計画を事後とは言え聞かされた直哉が割と素で「それでええの?」と引いていた))
・真希と真依に自らの手でトドメを刺さず、呪霊の巣に投げ捨てたことで真希の覚醒のきっかけを与えてしまう
一つ目については計画を承諾した甚壱にも問題があるが、二つ目の事項については致命的である。
何故自らの手でトドメを刺さなかったのか、甚爾に対して恐怖を感じていた所を見るに、かつて自らに恐怖を与えたフィジカルギフテッドに屈辱的な死を与えたかったのか、それとも[[親として自ら子供に手を下すのは嫌だったのか>ヴィンスモーク・ジャッジ]]、真相は闇の中である。
&font(l){どっちにしろ親として最低なことには代わりは無いが}

また、
・武人めいた姿で涙を流しながら語るのが&bold(){&color(orange,#006400){「娘が出来損ないだから当主になれなかった、私は悪くない(意訳)」}}という&bold(){クソみたいな自己憐憫のセリフ}
・・次話の冒頭でも&color(orange,#006400){「&bold(){何度でも言うぞ。}私が前当主に選ばれなかったのはオマエ達のせいだ」}から始まる自己弁護の繰り返しで、&bold(){その情けなさが更に倍率ドン}
・・また、直哉が幼い頃の回想にて&bold(){&color(gold,gray){「父ちゃん(直毘人)の次の当主は俺やって」}}と語られており、&bold(){真希と真依が産まれるよりも前に直毘人が既に当主に就いていた可能性が高く}なり、当主になれないのが娘のせいであるという扇の主張は逆恨みや責任転嫁を通り越して、&bold(){最早被害妄想である疑惑が強まった}
・・最終的に&bold(){作者直々に&color(red){「直毘人の方が強かったから当主に選ばれた」}と明言された結果被害妄想が確定する}有様
・&bold(){&color(orange,#006400){「天与呪縛など下らん(意訳)」}}と言いながら、覚醒した真希を見て&bold(){かつてのパパ黒を思い出しビビる}
・[[炎属性>火属性/炎属性]]の剣士という割とカッコいい要素に反したパッとせぇへん実力と活躍に、自己憐憫&責任転嫁の情けない有様から一部で&bold(){「汚い[[煉獄さん>煉獄杏寿郎]]」「令和のパワー」「令和の[[半天狗>半天狗(鬼滅の刃)]]」「&s(){超絶劣化版の[[流刃若火>山本元柳斎重國]]}」}呼ばわりされる
・・おかげで、本来の一人称は「私」と普通なのに、読者間で「儂」と半天狗風に改変される。&font(l){そして違和感が特にない}
・&bold(){あまりにもクズ&情けなさ過ぎて、禪院家クズランキングの1位を直哉からぶっちぎりで奪取}し、&bold(){&color(red){結果としてそれまでトップクラスのクズだったはずの直哉の株が何故か相対的に上がる}}。その直哉に関しても甚爾の強さを認めていることもあり更に扇の株が下がっていった。
・・&bold(){&color(red){なお当然ながら、直毘人の株は更に相対的に上がる}}
・&bold(){フルパワーの投射呪法が明らかになったせいで余計に直毘人や直哉への勝ち目が薄くなったばかりか、甚壱を筆頭とした他の炳のメンバーの術式もどう見ても扇のものより火力も攻撃範囲も凄いものばかりで、誰にも勝てる感じがしない}
・この手のキャラにありがちな性格に問題はあれど実力はある、師匠や他の後継者にも問題があるなど同情すべき点があるのだが扇はそれが薄い

…という、&bold(){話が進むにつれて株価のデフレスパイラルを起こし、株価がデフレしすぎて極一部の読者から[[ネタキャラ]]扱いされだした}呪術廻戦でも珍しい人物となった。&font(l){なんなんだこいつ}
ただし、ある意味愛されキャラの直哉とは違って[[ネタキャラ]]扱いしているのはあくまで一部だけであり、普通に扇のことを嫌ってる人も多いので、内輪のノリで迂闊に扇ネタを持っていくのは注意。特に上記した「汚い煉獄さん」等の煉獄さん絡みのネタは、本気で嫌がる人も当然ながら多いので、使いどころにはくれぐれも気を付けた方が良い。

ちなみに単行本17巻のオマケとして、躯倶留隊からの禪院家術師の評価が記載されているが、彼の評価は下から数えて2位と、&bold(){堂々のブービー賞}(なお最下位は直哉である)。「ずっとちょっとキレてる」と、部下と適度な距離感を保っていた直毘人や、無愛想だが実は気配り上手な甚壱に比べて人当たりも良くなかったらしく&font(l){あと嫁が怖い}、部下から謎の人物として扱われていた長寿郎より人望は無かった。

こんなキャラなので公式や作者からも露骨に冷遇されており、単行本16~17巻の禪院家編で禪院家の中心メンバーの中では唯一、単行本の合間での各キャラの書下ろしイラストが掲載されないまま退場している((直哉や甚壱は勿論、蘭太などのイラストも掲載されたにもかかわらずである))。


追記・修正は自らの娘に責任転嫁をするのを止めてからお願いします。


#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,47)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 真希をあそこまで嫌悪したり、あの処刑の仕方を選んだりしたのって、やっぱり甚爾のトラウマが根底にあったんだろうなあ。  -- 名無しさん  (2021-06-07 21:52:04)
- 他人事だからネタにできるけど、これが自分の親だったら最悪すぎるな。人格が歪むってもんじゃない  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:05:53)
- 術式の詳細は知りたいな ひょっとしたら本当に投射呪法にも引けを取らない可能性も  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:08:50)
- 半天狗呼ばわりされてるが曲がりなりにも強敵だった半天狗と違って実力すら乏しいのでそれに関しては半天狗以下と言う…  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:11:46)
- 冒頭のニセタグで腹筋に一撃を食らい、ニセの追記・修正要請とコメントで腹筋崩壊した。こういう記事すきだわ  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:14:16)
- 甚爾への恐怖についても、「向き合う」でも「克服する」でもなく「忘れようとする」というのが人としても戦士としても駄目過ぎる…  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:18:00)
- 直哉の年齢的に娘達が生まれる前の時点で既に直毘人は当主だったと判明して時系列を無視している事で更に株が下がる。  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:23:05)
- 直哉や甚壱と比べても実力がだいぶ劣ってるのが小物感に拍車をかけてると思う、娘達以前の問題だよ  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:25:22)
- 全てにおいてそりゃ当主になれるわけねえだろってある意味すごい奴、今までよく謀殺とかされなかったな、する価値すらねえと回りから思われてたのか?  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:31:35)
- 今回の話し見る限り直哉君は亜音速で戦闘していて、それより速い可能性のあるアニメ爺相手にマジで勝てるつもりだったのか?  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:36:59)
- 半天狗のもう半分、2人合わせて全天狗とか言われるのは流石に笑わざるを得ない  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:39:54)
- ↑2直哉くんより明確に遅い真希の攻撃が見切れてない以上無理無理 実力差すら把握できてなかった可能性が高い  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:40:33)
- ↑6作者が直毘人が当主になったのは実力って明言してるので兄との実力差や甚爾への恐怖で完全に現実逃避しか出来なくなったんだろうな  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:42:12)
- ↑4スピードタイプは回避が出来ないくらいの広範囲の攻撃には弱い、扇のはそれに該当するっぽいけど、真希に瞬殺されるぐらいだから同じく発動前にやられるのがオチだな  -- 名無しさん  (2021-06-07 22:43:46)
- ↑ 扇と直哉と甚壱、相性的には三竦みだったのかもねえ  -- 名無しさん  (2021-06-07 23:00:01)
- 一応最期のマキ戦は呪力感知で反応する落花の情じゃ反応出来なかったのかもしれんが...  -- 名無しさん  (2021-06-08 00:06:55)
- 151話の直哉の回想で娘の術式発覚前に直毘人が当主確実視されてた事が分かってしまった...   -- 名無しさん  (2021-06-08 00:08:28)
- 敗北者が霞む情けなさ。煉獄さんを見習え。  -- 名無しさん  (2021-06-08 00:10:39)
- 扇がもし仮に天与呪縛・フィジカルギフテッド持ったまま生まれたとしてなんらかの理由で覚醒して文字通り禪院家最強の男になったとして、それでも尚禪院家周辺から当主に選ばれず認めらなかったら、率直に禪院家滅ぼしたろ!!、となる一人真希真依しそうなのが容易に想像できそうなのがなんとも……  -- 名無しさん  (2021-06-08 00:16:08)
- ↑1「一人真希真依」クッソww  -- 名無しさん  (2021-06-08 00:29:07)
- ↑2 (おそらく)幼少期から鍛錬・研鑽を積み重ねてきたものの禪院家からは認められない (おそらく)当主を目指すほどだから上昇思考が激しく、挑戦する意欲もある (おそらく)自分にとって大切なもの、自分の誇りにも等しく値する存在が蔑ろにされ踏み躙られる まあ、一人真希真依する条件は揃うわな  -- 名無しさん  (2021-06-08 00:37:15)
- カウンター居合い自体は高速アニメと相性悪くないだろうし兄に負けてるわけではないの根拠にならなくもないのかな  -- 名無しさん  (2021-06-08 08:41:01)
- 単純に他より弱いクズってのがすごいバランス。  -- 名無しさん  (2021-06-08 10:32:59)
- 登場から株が下がる事しかしてない上に死に方も小物極まってたから挽回のチャンスもなさそう。クソな呪術界の標本として扱われ続けるだろう  -- 名無しさん  (2021-06-08 10:58:05)
- 本格的な登場が2週間だけなのにここまで印象的なキャラを作れるってやっぱりプロってすごいな  -- 名無しさん  (2021-06-08 11:37:40)
- 一応後継者候補になれる実力はあって本編中の行動が擁護の余地のない外道、ジャギ様みたいなもんか  -- 名無しさん  (2021-06-08 13:53:52)
- 弱くないけど覚醒前の真希さんに術式バレテたら危うくなかった?  -- 名無しさん  (2021-06-08 16:36:38)
- 乙骨憂太帰国編とか死滅回游準備編って公式名称?ジャンプの予告とかだと今は普通に死滅回游編みたいだけど  -- 名無しさん  (2021-06-08 17:10:19)
- ↑3曲がりなりにも北斗神拳の伝承候補者として食らいついていたジャギ様と比較するなんて烏滸がましいにもほどがある  -- 名無しさん  (2021-06-08 17:15:41)
- 令和の半天狗って見ていや半天狗も令和だろwwと思ったら3年以上経ってて戦慄している 年号がァ!!年号が変わっている!!  -- 名無しさん  (2021-06-08 17:21:56)
- ↑↑扇さんだって遺言書で直哉が投手になった場合には甚壱と同列扱いされる程度には禅院家の中で影響力あったんだがな  -- 名無しさん  (2021-06-08 17:38:27)
- このタグ編集したの扇だろ  -- 名無しさん  (2021-06-08 19:37:59)
- 令和の半天狗って言うけどよくよく比較すると半天狗に失礼な気がしてきた。敵の大ボスとして相応しい強敵で、高い忠誠心と鬼狩りを積極的に殺さねばという職務意識の高さを持つが人間性がどうしようもなくカスな半天狗と、もしかしたら娘が生まれてなかったタイミングで頭首の座を逃してるのにひたすらグチグチ娘に責任転嫁して実力も疑問符がつく上に周りから大して慕われてすら無さそうな扇が果たして比較対象足り得るだろうか  -- 名無しさん  (2021-06-08 19:51:18)
- でも娘が悟並みのチートとして生まれてきたら儂が党首だったしやっぱり娘が悪い  -- 名無しさん  (2021-06-08 20:09:08)
- ↑その場合は扇を飛ばして娘が当主になると思うのですけど(凡推理)  -- 名無しさん  (2021-06-08 20:32:11)
- ↑3 実力や忠誠心より、あんなクズな精神性の持ち主がまた現れたという驚きかなあ。あと掲載誌が同じってのもデカかったと思う  -- 名無しさん  (2021-06-08 23:01:29)
- アレだ、天与呪縛で恥の心でも奪われたんだろ。代わりに強い自尊心を授かったと  -- 名無しさん  (2021-06-08 23:25:02)
- とうに単眼猫が直毘人は実力で当主についたと明言しててさらに今週で直哉が次期当主に決まってたとダブルパンチで現実が見えてない上に責任転嫁してるクズだったという  -- 名無しさん  (2021-06-09 02:02:55)
- あんな短い描写でなんで強さランキングじみたものを作れる人がいるのかわからない  -- 名無しさん  (2021-06-09 02:10:18)
- 少年漫画に限らずスタンダートにかっこいい「炎属性の剣士」をここまで醜悪かつ小物感満載に描けるのは本当に凄いとおもう  -- 名無しさん  (2021-06-09 02:35:16)
- 居合抜刀+簡易領域は作中でも既にやってるから、オリジナリティとしては「燃える」だけなのでマジでパッとせぇへん  -- 名無しさん  (2021-06-09 03:34:16)
- 偉そうにしてるから相伝の術式の一つなのは間違いないんだろうが…如何せん一族の他の術師が見せた術式がどれもコレも優れてる描写なので当主の弟以外でこうポジティブな評価が無いっていうか  -- 名無しさん  (2021-06-09 03:54:33)
- たまたま出来損ないに発動前に潰されただけで山爺みたいな超火力の炎出せるから儂も強いんじゃ  -- 名無しさん  (2021-06-09 07:14:31)
- ↑16  まだ死滅回游の様子が描かれていないのでこうしました  -- 名無しさん  (2021-06-09 08:36:59)
- よくよく考えたらが居合いでないと使えなくしてる落花の情と、抜刀しないと使えないんであろう焦眉之赳と術式の相性噛み合ってないんだな、  -- 名無しさん  (2021-06-09 10:36:20)
- 令和の煉獄さん  -- 名無しさん  (2021-06-09 11:08:33)
- 令和のパワーちゃん  -- 名無しさん  (2021-06-09 14:05:32)
- ↑・↑2 どの口がそんなことを...  -- 名無しさん  (2021-06-09 17:56:04)
- 漏瑚に焼かれても生き残った相手を骨の髄まで焼き尽くすと言ったから漏瑚以上の火力が出せることは明白、やはり出来損ないが技を出す前に潰す卑怯な手を使わなければ儂が当主だった  -- 名無しさん  (2021-06-09 18:05:12)
- 偉くないのに偉そうでかつ語録を「何度でも言うぞ」に頼り切っていることから「ダハハ!また同じ文句を垂れたな!」という語録を持っているザックレー総統には手も足も出ない  -- 名無しさん  (2021-06-10 01:07:50)
- 「実の娘を斬るような悪党と一緒にされるなんてあんまりだ」と、半天狗さんが泣いておられます。  -- 名無しさん  (2021-06-10 08:37:31)
- クソ強(厄介)だけど弱者のフリして  -- 名無しさん  (2021-06-10 10:08:49)
- クソ強(厄介)だけど弱者のフリする半天狗と自分で言うほどには大したことないのにクソ強みたいな自己評価してる扇だと逆にはなるのよな、クソ度合いはいい勝負だが  -- 名無しさん  (2021-06-10 10:11:03)
- ↑3 貴様も妻子を殺してきただろう  -- 名無しさん  (2021-06-10 12:25:17)
- と言うか宿儺とかメロンパンとかやばい連中が跋扈し始めてるのに遺産云々とかやってる時点でもうどんな連中かはお察しよね  -- 名無しさん  (2021-06-11 23:16:06)
- 焦眉の急、眉が焦げつく程炎が迫っていて危険な様、転じてこのままでは死ぬと焦る様・・・カッコつけておいて死ぬほどビビってんじゃねえか、しかもそのまま死ぬし  -- 名無しさん  (2021-06-11 23:19:56)
- ↑↑そこは何年も前に家出して縁を切った従兄弟の隠し子に全財産譲りますって言われてすんなり納得する奴の方が少ないと思うぞ  -- 名無しさん  (2021-06-12 13:43:30)
- こんなしょーもない奴だけど作中で描写されたバトルを検証すると全敗の直哉より勝率いいのが笑う  -- 名無しさん  (2021-06-12 13:53:54)
- せめて相伝持ってろよ... 相伝持ちなら歴史の浅い投射呪法に負けておかしくなったでもギリギリ成り立ちそうなのに...  -- 名無しさん  (2021-06-13 03:13:27)
- 10前ぐらいの少年直哉が「父ちゃんの次の当主は俺やって皆が言ってる」って思ってたからやはり双子が産まれる前から当主争いには負けてた模様  -- 名無しさん  (2021-06-13 03:57:17)
- パワーインフレが殆どない呪術がクズのインフレを起こすとはたまげたなぁ...  -- 名無しさん  (2021-06-13 04:27:11)
- 半天狗のほうが被害も結果も出してる分、まだ...  -- 名無しさん  (2021-06-13 21:26:02)
- 直哉君が、扇の代わりに刺されちまったよぉ  -- 名無しさん  (2021-06-14 20:52:04)
- 全く関係ない話だが 甚壱と甚爾の父親→甚壱はこのまま行けばほどほどに強くなるだろう、問題は甚爾だな、呪力0の上やる気も見られない、いっそのこと呪霊の群れに放り出してみるか?あ、扇も同行させよ→(甚爾が天与呪縛もといフィジカルギフテッド持ちで覚醒し呪霊を殲滅、そしてとうとうダイナミック家出を決意)→す、素晴らしい!なんて奇跡的な結果になったんだ!よし、甚爾を殺そう。ここで殺されるようではどのみち生きては行けないだろうし、俺を殺したら殺したでそれはそれでグッド! (隣で弟の扇が洒落にならないレベルでガクガクブルブルしている)→圧倒的力で蹂躙される →やはり私の目に狂いはなかった!これから先もそうして蹂躙していけ!私の屍を超えてゆけ!! と妄想してみ  -- 名無しさん  (2021-06-15 15:35:16)
- た  -- 名無しさん  (2021-06-15 15:35:46)
- 不自由そうで一番自由に生きた男、ダリス・ザックレー総統とぶっちゃけ同類、禪院ポイント満点の男、お互い嫌悪しそうだし、ど突き合いに発展しそう  -- 名無しさん  (2021-06-15 15:47:27)
- 令和のノブナガ・ハザマ  -- 名無しさん  (2021-06-16 13:26:41)
- 令和のダラス・ザックレー総統  -- 名無しさん  (2021-06-16 13:42:43)
- 令和の黒死牟  -- 名無しさん  (2021-06-16 13:43:19)
- 令和のボンドルド  -- 名無しさん  (2021-06-16 14:50:11)
- 令和のサノス  -- 名無しさん  (2021-06-16 14:50:45)
- 本編で比較的悔いなく結構良い方な部類に入る死に方(頭を一文字されたのを良い死に方というのもなんだけど)をした扇が実際に死ぬ間際、この存在しない記憶……してたら、当主の気苦労を感じてた直毘人、禪院家へのトラウマを克服できなかった甚爾、妹失って心持ってかれた真希、仲間心配してた甚壱、女差別されてきた母親、禪院家失った直哉、たちと違って当主になれなかった恨みつらみ母親と娘に当たり散らし、当主の気苦労も知らず、トラウマを一瞬でも克服した後、苦もなくなんかちょっといい雰囲気のまま死んで行ったとかいう、完全無敵の禪院ポイント満点の男とかいうおもしろおかしい人が出来上がる……無敵すぎかよ  -- 名無しさん  (2021-06-17 13:43:00)
- ↑文書いてた途中で送っちまったスマソン、存在しない記憶は、マキマイママが直哉背中から刺して死ぬ寸前見た走馬灯の様な娘たちと幸せに過ごしてた思い出……という存在しない記憶をマキマイママを扇に置き換えてみたコラ画像のこと  -- 名無しさん  (2021-06-17 13:47:05)
- 令和の猗窩座の道場の隣の剣士道場の一人息子  -- 名無しさん  (2021-06-17 13:48:09)
- 当主相伝の術式はあるけどフィジカルギフテッドには敵わなかったNAOYA  呪力は練れないけど今や禪院家最強まであるええケツ  相伝の術式継いでないし普通に弱いドブカス  -- 名無しさん  (2021-06-17 14:09:21)
- 色々とアレ過ぎて一周回って好き  -- 名無しさん  (2021-06-23 03:31:37)
- 記述も流し読みすればカッコいい感じのことしか言ってないのほんとずるい。  -- 名無しさん  (2021-07-14 19:54:40)
- 扇さんだって寝込みや便所で襲われりゃ不覚をとることもあらぁなって台詞は、扇は格下たちにも舐められてるみないな意味には聞こえなかったけどなぁ。あの人だってそれをやられたら不覚をとるかもって意味なんじゃ。というか寝込みとか便所で襲われて対処できる人のほうが少ないんじゃないの?  -- 名無しさん  (2021-07-14 20:12:11)
- 上でザックレーに手も足も出ないって言ってる人いるけど、ザックレーに手や足が出る奴のがすくねーから!  -- 名無しさん  (2021-07-14 21:31:22)
- 明確なギャグ要素ない胸糞ゲスクズのはずがどーしよーもなさすぎてネタキャラとして読者の玩具にされるのもなんだか面白い  -- 名無しさん  (2021-07-15 00:12:45)
- 切り払いとか駆使すれば甚壱にはそれなりに拮抗しそうな気もする。兄には勝てそうなビジョンほとんど見えないのは変わらずだけど  -- 名無しさん  (2021-07-15 05:55:40)
- ↑相手の真希が規格外なせいで甚壱の術式の威力が今一読み辛いんだよね家屋を破壊する攻撃を広域にばらまけるのは脅威ではあるけど  -- 名無しさん  (2021-07-15 08:43:26)
- 遅ぇな扇さん…ウンコか?  -- 名無しさん  (2021-07-22 15:20:42)
- スピンオフ作品で異世界転生して名誉挽回だな  -- 名無しさん  (2021-07-23 19:46:42)
- まさかゲンドウやダースベイダーや海原雄山が霞むレベルのクズ親父が現れるとは  -- 名無しさん  (2021-07-25 18:10:54)
- 焦眉の急 こひのきゅう 日の呼吸 何度でも言うぞ 儂が鬼殺隊の柱になれなかったのはお前たちのせいだ  -- 名無しさん  (2021-07-27 16:28:24)
- 儂がそこそこの鬼一匹倒して下山できなかったのはお前達のせいだ  -- サイコロステーキ扇  (2021-07-28 20:32:20)
- 時代や環境のせいじゃなくて…お前達が悪いんだよ 私が当主になれなかったのはお前達のせいだ!!  -- 名無しさん  (2021-08-10 22:37:26)
- そんなにクズか?  -- 名無しさん  (2022-01-10 08:54:51)
- 敗北者(二代目)  -- 名無しさん  (2022-01-16 16:27:42)
- あっさり斬られて終わっちゃったの残念だったな……もっとこう……素手で顔面をぐちゃぐちゃにされて命乞いをしながら逝ってほしかった  -- 名無しさん  (2022-03-11 18:19:58)
- ちゃんと子供育ててる分ザボエラの方がマシとか言われれてて草生えた  -- 名無しさん  (2022-03-31 16:57:04)
- ↑親当人の真意はどうあれ息子のザムザからは親としての敬愛を寄せられたザボエラと娘の真希からも殺して良心が痛まぬゴミクズみたいな認識の扇と父としても立場逆なのが笑える  -- 名無しさん  (2022-05-08 18:55:49)
-  こいつ、「私は剣士ではなく術士だ」とドヤ顔で言っていたが、剣振り回しながら言っているから、微塵も威厳がないんだよな… しかも本当に術士として格の違いを魅せたいなら、最初から術を展開すれば良いのに、やったことはある程度、剣で戦った後にわざと剣を折らせて真希の油断を誘った後、不意打ちで仕留めるという最低最悪の勝ち方なんだよな…  -- 名無しさん  (2022-05-23 11:39:11)
- 殺し合いだから刀折らせるのをブラフにするのは戦法としてまあ間違いではないけど出来損ないと見下してた娘にも勝つのが必死な辺り直哉のパッとせえへんという言葉がその通りではある  -- 名無しさん  (2022-05-23 12:28:21)
- ある意味直哉以上にキャラ立ちを成功させた例。登場回数3話ほど。戦闘描写は愚か、話したのも数えるほどしかないのに、その全てが最低値のゴミくず父親キャラ。 普通の漫画ならこんな屑は何話も描写するもんだが、たった3話で全キャラ中でも最悪の印象を持たせて、退場させたのは本当に色んな意味で凄いよ…  -- 名無しさん  (2022-05-23 17:19:01)
- 扇と直哉のクズ描写もある意味真人の狼藉期間が長くて読者がストレス溜めて不満出したことへの反省が盛られてる気がしなくもない、短い間にクズムーヴ発揮して数話内で痛い目見る形でざまみろ!とスカッとさせる構成が真人無双の真逆というか  -- 名無しさん  (2022-05-23 17:40:03)
-  長男(甚爾の父)、次男が順当に当主に成る中、自分だけがなれない。禪院家のトラウマ(直哉を除く)と同質の娘が生まれ、挙句に呪術師としては絶対に大成しない双子。まあ歪んでも仕方ない境遇は哀れだと思う。 でも人格、性格、言動、父親と全ての要素がゴミ以下でどうしようない。だからあの末路には全く同情も可哀想という感情も浮かばない…  -- 名無しさん  (2022-05-27 11:47:20)
- 鬼滅の獪岳みたいに数話程度でさっくり退場させる予定立てたからこそクズ描写盛れたキャラという気もしなくもない、あれ以上ズルズル生き延びたらもっとヘイト集めてそう  -- 名無しさん  (2022-05-28 10:57:00)
- 焦眉之赳ってのは落花の情と同じで秘伝とか術式の使い方の類で、術式ではないんだろうな。結局何だったのか不明  -- 名無しさん  (2022-05-29 15:37:01)
- 今までは作中の描写から読者が予想してるだけと(ギリギリでもないが)擁護が出来たけど、作者直々に当主として直毘人に遥かに及ばないと断言されたぞ。文字通り話にならないレベルだそうだ。良かったな、扇。  -- 名無しさん  (2022-10-27 10:24:08)
- アニメ爺の本気すら知らずに対等だと思ってたのは流石に草。下がり切ったハードルの更に下を潜っていくのは流石と言うべきか  -- 名無しさん  (2022-10-27 22:01:28)
- 術師としての差にも気付かず勝手にイライラして自分の子を禪院家壊滅の種に育てたクソ無能親父さん  -- 名無しさん  (2022-10-28 01:01:11)
- 直毘人からしたら、表に出すかは置いておくにしても悪い考え大有りのヤツに見せる手札もクソないだろ残当  -- 名無しさん  (2022-12-17 20:46:33)
- これでも娘の真希は天与呪縛として完成してから禪院家の最高傑作であろう直哉に二回も勝利する強さを発揮したから血筋がダメってわけでもないんだろうけど何だろう残念感がいちじるしいのは  -- 名無しさん  (2023-02-27 09:59:54)
- 母親も問題があったがこいつは父親とはとても呼べん。親の出来損ないの外道。  -- 名無しさん  (2023-08-11 18:50:44)
- 半天狗と混同されて、一人称が儂と勘違いされがちな親父  -- 名無しさん  (2023-09-08 23:35:41)
- ネットのおもちゃにされてるキャラ  -- 名無しさん  (2023-09-27 16:25:20)
- 直哉君が呪霊になった際に思うが妻も術師としての質はあまりって感じに思えるけど禪院家内では立ち位置低く無さそうだしなおかつ当主になった二人は早くに子供作ってるけど扇が子供作るの相当遅い辺り今はともかく昔は当主になりたいのか微妙なところがある。なんというか双子を殺したいのは本当だけどその理由が当主関連なのかって。あの時は直哉君が暴走したり時期当主の伏黒は宿儺の器と行動してていちゃもんつければ何とかなりそうなのに  -- 名無しさん  (2023-10-11 06:42:36)
- 子が親の足を引くなどあってはならないとか言ってるから直哉の事を直毘人の「息子」としてはどう評価してたのか気になる。自分のとこの子供とは違って優秀だな位は思ってたのだろうかね  -- 名無しさん  (2023-10-26 02:22:28)
- 同じく火属性の漏瑚の術式と比べるとすごく微妙そうだよねぇ。漏瑚は宿儺に認められるくらいには強いけど戦う相手が悪すぎたから弱く見えるタイプだが扇さんは……  -- 名無しさん  (2023-11-10 15:23:53)
- ↑3 子供作るのが遅いのではなく子供出来るのが遅かったのではなかろうか。本人がこの性格だから嫁のストレスになって妊娠しても何度も流産死産したとか  -- 名無しさん  (2023-12-05 00:44:47)
- 多分当主争いに負けて、自分の力では不可能と悟ってから「相伝の術式を持った子供が生まれれば当主は自分の子供、ひいては自分のもの!よし子供作ろう!」ってなったんじゃね。その子供が相伝を持つどころか忌み子である双子、しかも片方は術式すらないときた。子供を利用して当主を狙うという最後のアテさえ外れたこいつは娘二人に「当主になれなかったのはオマエ達が出来損ないだからだ」と逆恨みのような言動しかしなかったと  -- 名無しさん  (2024-01-12 11:27:28)
- 日下部が手札見せた結果扇の株がまた微妙に下がったとか言われてるの死体蹴りにも程があるやろ  -- 名無しさん  (2024-03-25 15:45:46)
- こんなやつでも  -- 名無しさん  (2024-04-02 11:39:03)
- ↑訂正 こんなやつでもゼンカイのバラシタラに比べたらマシなんだよな  -- 名無しさん  (2024-04-02 11:40:07)
- ↑納得。ゼンカイ見ててバラシタラが絶対許せなかった。扇さんはいくらかマシではある。  -- 名無しさん  (2024-08-12 13:22:13)
- 呪術界の蛮野天十郎  -- 名無しさん  (2024-12-16 17:43:13)
- 「呪力を持たない真希にぶっ殺されたのに呪霊にすらなれず死体が腐って掃除された」って言う部分、釈魂刀コピーで殺してるから問題ないんじゃなかったっけ?他の面子もなってないし…直哉だけ素手で撲殺(包丁で刺殺)だったから呪霊化したわけだし。  -- 名無しさん  (2025-01-08 07:11:59)
- なんか真希の夢枕に最期の腐乱死体の姿で毎晩立って恨み言吐いてそうなのはある 隣に呪霊直哉も添えて  -- 名無しさん  (2025-01-16 09:38:19)
- 真希に頭ぶった斬られた時、読みながら4〜5分ほど笑いが止まらんかったわコイツの最期  -- 名無しさん  (2025-02-03 20:36:53)
- 最近一通り読んだ者だけど、作者先生こういった卑劣なキャラ創るのホント上手いなぁと思ってる…あべこべの奴しかりこいつしksり  -- 名無しさん  (2025-03-27 19:10:06)
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