川井みき(聲の形)

「川井みき(聲の形)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

川井みき(聲の形) - (2025/05/31 (土) 21:36:27) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/09/12 Sun 11:09:40
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

川井みきは漫画『[[聲の形]]』の登場人物。

CV:[[潘めぐみ]]


*【概要】
将也の小学生時代のクラスメイトの女子。メガネをかけた優等生風の少女で植野と仲が良い。
硝子が転校してくる事を将也達に最初に伝えたのは彼女。
高校時代では真柴に好意を寄せており、髪型を変えて眼鏡をコンタクトに変えてアプローチしている。

*【来歴】

**小学生偏
石田や植野らと同じ学級のクラスメイトで、学級委員長。
西宮が転校してきた最初期は、彼女の一つ前の座席であったこともあり、彼女の左斜め後ろの席である植野と協力して西宮のための様々なサポートを行っていた。
川井自身は聴覚障がい者である西宮との関わりは&bold(){「新鮮な経験」}として寧ろ好意的に思って居たものの、植野は負担が大きい事と先生に褒められ無かった事でフラストレーションが溜まっていき、クラス全体も授業が遅れる等で西宮の扱いに困っていた。
合唱コンクールでは障害故に音痴で歌い出しにも失敗する西宮の為に音程役を自ら引き受ける等のサポートを川井はしていたのだが、結局西宮は騒音のような声のままに合唱に参加してしまい、コンクールは台無しになる。

***いじめの始まり。
合唱コンクールが台無しになったのを機に西宮は石田達に本格的にいじめられる事となった。

川井は石田達に対して&bold(){「何バカやってんのよ男子ぃ~」}と苦笑混じりに注意したり、担任の先生に石田の所業を伝えたり、西宮の後ろで大声を放って気づかれるかというゲームを石田たちがしてる時には植野を然り気無く回収する等、彼女なりにいじめを止めようとはしていたが、障害児の女子を集団で暴行し流血沙汰を起こす石田たちに怯え&bold(){「代わりにいじめられるかもしれない」}と恐れて強く注意する事は出来なかった。

また、西宮を庇った為に佐原が女子たちからハブられ植野にいじめられてる時も悪口に参加せず、アニメ版では&bold(){「ダメだよ直ちゃん~」}と笑い混じりに止めてはいたものの、同じくいじめの標的になることを恐れて強くは言えなかった。

これらの行動により、作中の人物たちからは&bold(){「いじめを安全圏で楽しんでた子」}と勘違いされており、読者からも長年そう思われ続けた。

***学級裁判

石田が西宮の補聴器を破壊し続け&bold(){170万}もの被害総額を出した事でついに学級裁判が開かれる。
自業自得とはいえ&bold(){「石田が悪い」}という空気になった事でパニックになった石田は&bold(){「植野と川井の方が散々悪口を言っていた」}と叫ぶ。
その事に川井は&bold(){「私、そんな事してないよ。酷いよ石田くん」}と泣いて無実を訴えた事が決定打となり、石田は結果として全ての責任を負う事になった。

石田や初期の読者はその行動を&bold(){「川井は嘘泣きをして石田を嵌めた」}と考えられていたが、後のファンブックにて作者が&bold(){「川井は嘘泣きをしておらず、作中で流れる涙は全て本物」}と明かしている。

つまる所、あれは濡れ衣を着せられた事に本気で怯えて青ざめ、ショックを受けて泣いたらしい。
実際に作中で植野はともかく川井が明確な悪口を言った描写ら存在せず、石田も実は聞いた事がない。

その後、石田がいじめられてる現場に遭遇するが&bold(){「因果応報」}と冷たく言い放ち、助ける事は無かった。

ただし、いじめには一切参加していない。

**高校生偏
[[石田>石田将也]]や[[永束>永束友宏]]、[[真柴>真柴智]]らと同じ学級のクラスメイトで、学級委員長。真柴に好意を寄せている。高校が別々になっているが、[[植野>植野直花]]とは交遊が続いている。
石田から[[佐原>佐原みよこ]]についての情報を問われた際に学校を教えたり、植野からの頼みで石田と植野を引き合わせる役をするなどして、少しずつ石田と[[西宮>西宮硝子]]達の関係の中に関わっていく。

真柴に合わせて最終的には杭瀬大学に進学した。

おさげ三つ編みに眼鏡→ストレートヘアとコンタクト→再びおさげ三つ編みに眼鏡と容姿が大きく変化している。
中盤のイメチェン自体は真柴へのアピールのためで、終盤に遠回しなアピールが必要なくなりおさげ三つ編みへ逆戻りした。

*【人物】
石田視点では利己的で共感性が欠如しており、表向きはいじめを否定しつつも、クラスメイトの植野と共に西宮へのいじめを楽しんでるように見えている。
しかしそれらは実は石田の主観と誤認である所が大きく、実際には&bold(){西宮を悪く言ったり危害を加えた描写は一度も存在していない。}
寧ろ西宮の介護を積極的にやり、友好的に接していた。

実際にはいじめを良くないと思ってはいても恐怖心から助ける事が出来ない子というのが真相だった。

主観や偏見を排除して客観的事実だけを並べれば、川井が西宮の悪口を言ったり危害を加えた事は一切なく、西宮へのいじめにも注意したり担任の先生に伝えたりと、いじめの抑止に動いており、実際にはかなり善人側の人間といえよう。

原作者は公式ファンブックで&bold(){「ひそかに自分の可愛さに自信を持っている女の子。植野とはちょっとタイプが違うが、彼女もまた自分が正しいと思ったことを素直に実行するキャラクターで、それらの行動をわざとらしいと思った読者の方も多いみたいですか、あれは全部素の行動で、本人としてはとりたてて自分を演出している自覚はありません」}と語っている。
名前の由来は嫌いな人の名前をフルネームで呼ぶ姉の口ぶりがおかしくて、それと同じように名字と名前をひとつながりで呼びやすいものを考え、「かわい」となったのは偶然に近いという。

アニメの舞台挨拶で声優が川井のキャラを掴みかねてる時にはアニメ版の監督から&bold(){「聖母のような存在なんだよ、川井は」}、原作者から&bold(){「本当にいい子なんです」}とアドバイスを受けていたのが明かされている((https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1474210472))((https://ameblo.jp/meg-han/entry-12201428697.html))。

後述の件が原因で嫌に見えやすいキャラで、実際にアニメ版の監督のインタビューで&bold(){「悪意はないように見えるが、その行動によって周囲を振り回していく、川井のようなタイプはなんかは嫌に見えやすい」}というインタビュアーの問いが出ており、それに対して、監督は&bold(){「シスターになろうっていうシスターじゃなくて生まれながらのシスター」}と解答しており、例えとして&bold(){「彼女は生まれながらのシスターで、シスターの足が見えてちゃダメとか知らないからシスターの裾がはだけて足が見えても気にしないんですよ。でも、シスターになろうとしている人は「シスターは髪の毛や足なんか見せてはいけない」とか考えるが、彼女にはそういうのがない。つまり、彼女にウソも何もない、彼女の正義がちゃんとそこにある。」}と答えている。
つまる所&bold(){障がい者に優しくする行動}も&bold(){人を傷つける行動}も川井は善意も悪意もなく自然体にやってる事であるらしい。

この対談において、石田の小学生時代を演じた松岡茉優は監督のこの発言に対して、&bold(){「暴走機関車だから私も好きなキャラクターではなかった。でも、生まれながらのシスターだから仕方ない」}とも述べているなど演者からも賛否両論なキャラであった((https://news.mynavi.jp/article/20160921-koe/2))。


*【石田視点と客観的事実】
[[聲の形]]は石田視点で物語が進む為、どうしても彼女の行動全てに他意があり裏があるように見えてしまうので読者からの評価もかなり低い((2025年現在でも、X(旧ツイッター)で彼女を叩く声が根強く上がり続けていることからもそれが窺える。))。
しかし、ファンブックによって&bold(){実は川井は自己演出をしたり嘘をつくような子ではなく、作中で流れる涙も全ては本物である}という衝撃の事実が発覚する。

川井に対しては、演出にとって印象のミスリードをしている描写は複数見られる。

映画版だと石田視点での合唱コンクールでは&bold(){川井が口パクして西宮の失敗を誘発し、助ける事で良い子の自分を演出した}ように見えてる点。
これは原作者曰く、川井は自己演出したり嘘をつく子ではなく、&bold(){西宮が純粋にミスをしたのを川井がフォローして音程役を自ら買って出たという本来は心優しい女の子の気遣いの場面}だった。
実際、スローでよく注意してみると西宮は川井だけを見ていたのではなく左側の女の子にも注目しており、その女子も実は歌う前に口を開いているのが確認出来る。
この動作は歌う前に人間が無意識にする生理的な仕草であり、川井は他意なく普通に歌っただけだが、視覚情報に頼る聴覚障害者の西宮はそれを勘違いして歌うタイミングを間違えた…というのが事の真相である。

原作における映画製作時に石田視点で&bold(){西宮を仲間外れにしようとした}ように見える場面が存在するが、それもファンブックにて石田の認識と周りの認識に齟齬が生じたからで仲間外れにしようという意図は一切無かったと原作者によって明かされている。
事実、石田がちゃんと伝えて齟齬が解消されてからは普通に軌道修正されている。
また、川井は&bold(){過去に西宮が合唱で失敗したさいに石田がキレて黒板に酷い落書きをし、いじめを激化させた所を見ている}ので、二の舞にしたくないという気持ちもあった。
なのでこの場面は一見すると&bold(){「テンプレ的差別主義者な川井と差別を辞めるよう求める石田」}に見えるが実際には&bold(){「失敗した障碍者にキレた張本人がいるので消極的な川井と、失敗した西宮に危害を加えた過去を完全に忘れている石田」}という場面だったりする。

学級裁判で泣いて石田を陥れたような印象が強いのも、評価を落とす要因になっている。
しかし、これについても事実は異なり、本当に濡れ衣を着れされたことに対して普通に傷つき泣いていただけである。
石田がその時言ってた&bold(){「植野と川井も西宮の悪口を言っていた」}については、植野はともかく川井は本当に事実として悪口を言っていないのが真相であった。
実際に指摘された際は、図星だった植野は「はぁ?」と声を上げ怒りの表情を浮かべているのと対照的に事実無根の川井は青ざめているコマが差し込まれているが、コマの間に植野の「はぁ?」というセリフを置くことで川井も植野と同じように怒りを表明しているかのようなミスリードがなされている。
クラスの空気に呑まれていた石田等から見れば責任逃れの誤魔化しと映るにせよ、
&bold(){「自分は何度も辞めるよう言ったが石田くんは聞かなかった」}との主張の通り、川井は石田を注意したり先生に報告したりしている描写は確かにあった。

[[小学校]]時代において、当初は西宮の世話をする為に授業が遅れたり合唱が台無しになったりしてた事でクラス全体として西宮を煙たがる空気があったのは確かで、川井もほくそ笑んでいるかのようにも見える描写はある。
だが、川井からすれば、&bold(){「次は自分がいじめられるかもと思い怖かった」}から強い態度に出られなかっただけのこと。
恐怖で引き攣ってどうすれば良いかわからなかった、というのが実情のようであり、実際原作では西宮いじめの場面では常に困り眉か冷や汗をかいているし、彼女なりにフォローしてた場面も存在している。

読者からは&bold(){いじめを悪いと思うならもっと強く言える筈だから、軽く言うに留めている彼女はいじめを解決する気がなかった}という意見も出る。
現実の虐め問題においても、同様の解釈をする経験者は少なくない。
しかし、麻痺したように障碍者の女子に暴力的になって流血沙汰を起こしている石田や自分に同調しなかった佐原を見せしめ的にいじめた植野に川井が恐怖してしまうのは無理からぬことであろう。

自分の罪を棚上げして梯子を外して石田を捨てて逃げた。という風に見え易い状況ではあれど、川井は実際には恐怖から消極的に同調してしまった、力及ばすいじめを止められ無かったという立場であり、その自覚もある。
彼女自身もそのことを認めているからこそ「自分がいじめられるんじゃないかと怯えてた」「同調させられていた」という台詞が出るのであって、しかし石田や植野といった恐怖を与えて同調を強制した加害者張本人たちが「お前だって一緒になっていじめてただろ」と言うのは話が違うので反発していた。一方で、純粋な被害者である佐原に「どっちも怖かった」と指摘された際は反論しなかった。

&bold(){しかも割りとフォローしている。}
例えば植野が&bold(){「西宮さんって日本語喋れるの~?」}と意地悪を言った時は川井は苦笑いを浮かべながらもアダ名の話題に上手いこと変換していたり、植野の愚痴に「分かる~」と言ってる場面も実は上のコマで植野と二人っきりの時はフォローして怒りを静めようとしていた(流石に人数が増えると無理だった)
確かに目立った善行とも確実ないじめ抑止とは言えないが、彼女なりにどうにかしようと動いていたのは事実である。

ただ、植野や石田は&bold(){佐原や西宮をいじめた行為が罪である}という自覚はあっても&bold(){いじめ行為自体が周囲に恐怖を与え、同調を強制してる好意}という自覚が無かった為に&bold(){「川井は積極的に止めなかった」=「川井もいじめを楽しんでいた」}という歪んだ認識となっていた為に読者にもそのような印象を与えてしまっていた。

高校時に教室で石田の過去を暴露した事でも悪印象を持たれているが、川井は石田の過去を話すつもりは本当に無かったので遊園地の時には石田の悪行を言わずにボヤかして過去を説明したり、石田に「俺の昔のこと言ってる?」と聞かれた時も「?何のこと……?」と本気でピンと来ていなかった。
また、石田から言い触らし疑惑をかけられた事で確かに怒りはしたものの、石田に声を小さくするよう求められた際にはムッとしつつもちゃんと小声で配慮はしていた。

しかし、石田は過去の西宮へのいじめを&bold(){「西宮をからかった」}と言った事で川井が&bold(){「ちゃんと反省してるの?手話をマスターしたからって罪を償ったって事にはならないんだよ」}と叱った所、石田に大声を出されたので&bold(){「石田くんは(西宮をいじめていた頃から)変わってない」}と思い恐怖、またその状態で真柴に何かあったのかと聞かれたため、そのまま周囲に助けを求めて喋ってしまった。

このような衝突が起きた原因の1つとして石田は佐原や植野には西宮と和解の経緯や過去の事について話をしてたが、&bold(){実は川井には一切何の説明もしてないし過去の話も一切しようとしなかった}というのがあげられる。
川井も現実として石田と西宮が仲良くしている以上は今更過去の事を掘り返さない方がよいと考えて触れなかった為に、お互いが過去の出来事をどう思っているのか分かっていなかった。
その為、川井が気遣って石田の悪行を言わずに&bold(){「西宮さんとの関わりは新鮮な体験だった」}とボヤかして過去を説明してたのを石田は&bold(){「いい思い出みたいに話しやがって」}と過去を何とも思ってないと感じて内心で悪態をつき、川井の方も石田が西宮に深い罪悪感があるからこそ&bold(){「西宮をからかってた」}と言ってしまったのを川井は&bold(){「石田くんは反省してない」}と受け取ってしまうというすれ違いが起こっていた。

川井が&bold(){「自分は何度も辞めるよう言ったが石田くんは聞かなかった。次は自分がいじめられるかもと思い怖かった」}という発言も石田視点(及び一部の読者)には責任逃れの誤魔化しにしか見えていないが、&bold(){実はこれもキチンとした事実である。}
読み返すと川井が石田を注意したり先生に報告したりしている描写は確かにあり、石田は気にも止めていなかった。

そして石田は「川井も悪口を言っていた」と思って川井をずっと共犯として扱っていたものの、作中で川井が西宮の悪口を言った場面は一度も存在せず、5巻38話で石田が「川井さんだって悪口言ってただろ!!」と言った際に川井が「記憶を捏造しないでちゃんと真実を見て」と返され、石田が記憶を思い返した結果&color(#F54738){実は石田は川井が西宮の悪口を言っている場面を見たという具体的な記憶が存在していなかった}ことが明かになった。

恐らくは実際に西宮のいじめに加担していた植野と、よく傍にいた川井とでイメージと記憶が混合したのと、植野の愚痴に付き合って相槌で「分かる」とたった一度だけ言ってるのを聞いた時に拡大解釈し過ぎたのが原因と思われる。
しかも悪口に同意したように見える場面ですら、実際には川井なりに西宮をフォローしようと努力していた場面だったりする。

尚、キチンと注意出来なかった事は川井も認めており、しかしそれはいじめを楽しんでた訳ではなく&color(#F54738){聴覚障害者の女子に異常な執着を燃やして酷い暴力をふるい流血沙汰まで起こしている当時の石田が本気で恐ろしく、いじめをよくないと思いはすれど、暴力の矛先が自分に向かうのを恐れて強く言えなかった}為である。

実際、高校で石田が川井に話しかけた際も石田視点では川井の顔にバツマークが付けられているので分かりづらいが、&bold(){実は川井は石田に対し怯えた表情を向けていた}描写もちゃんとされている。

そういう事情があれど、過去の暴露は感情的に行なった衝動的な行動ではある。
しかし、本人も後で「陥れるつもりじゃなかった」と石田にそのことを謝罪しており、少なくとも真柴には「今は反省している」ということまでフォローを入れている。石田が飛び出す前は石田は反省してないんじゃないかと疑っていたので、現在の西宮との交流を思い返したからかちゃんと反省はしているのだと考え直したことがわかる。

明確な描写があるわけではないが、クラスメイトが集まっていた状況でわざわざ真柴だけを連れ出して個別にフォローを入れる必要性、過去にいじめを行っていて変わっていないと暴露された石田が後で概ね受け入れられていること、永束にあまり信用がなく後に石田のフォローを入れてもあまり信じられていなかったという事実を鑑みるに、この時にクラスメイトにも同様の説明はしていると思われる。

ただし、先述の通り、彼女もまた問題点を抱えていない訳ではない。

まずは、やはり臆病なところが挙げられるだろう。
これは川井の課題として明確に提示されており、真柴へ好意を抱いていても直接伝えることができず、褒められた髪型にしたり、映画作りを通して接近しようとするなど遠回しなアピールに留まっていた。

そしてイジメの抑止もキチンと出来ているとは言えず、同調して笑っている場面があるのも問題と言えるだろう。
しかし、悪口で不登校に追い込んだクラスの女子の中心的人物や、いつも3人でつるんでいる障碍者の女子に容赦なく暴力をふるう男子を女子小学生一人でどうにか出来る訳がないのでそこも仕方がない部分はあると言える。

また千羽鶴の作成を提案した時に悪口を書かれている描写から&bold(){「川井はクラス中から嫌われている」}と思い込む読者もいるがそれは誤りで、実際には教室では友人らに囲まれ、泣いた時には肩に手を当てて慰めてくれる人すらいる。
折り鶴は千羽集まらなかったが、そもそも短期間かつ少人数で集めようとする無理なプランであったこと、にも関わらず周囲との関わりを拒絶しがちだった石田のためにその半分近くの鶴を折ってもらえていることから、むしろそれなりの人望を持ち合わせていることが伺える。
石田がちゃんと周りの声を聞くようにした時に大方が石田を受け入れてくれている中で「よく学校来れるなぁ」と言う人間もいたのと同じことで、集団の中には川井のような人間を煙たがって陰口を叩くような人間もいるというだけである。

また、石田は&bold(){「川井は真柴のオマケで自分に友好的な態度を取ってるだけで、内心嫌っている」}と思っている節があるが、川井は交流してる内に石田をちゃんと良き友人と思い好感度がかなり高かった。
実際に石田に皆の前で濡れ衣を2回も着せられて泣かされたり、そのせいで一部のクラスメイトに&bold(){「石田が飛び降りたのは川井のせいでは?」}とあらぬ噂をかけられたりと結構な被害を受けてるものの&bold(){「石田くんは反省してるし罰も受けてるから許してあげるべきかもしれない…」}と考えたり、千羽鶴の作成や見舞いにも積極的に行っている。見舞いをダシにして真柴を誘うどころか、色々考えていたとは言え病院に向かう途中にいつの間にか一緒に歩いていた真柴に気づかず「いたの?」と言うくらいである。

そもそも真柴が石田と仲良くしたがっていると石田に伝えたのも彼女である。
これは石田と真柴が友達になる前からそういうことを話す仲であることを意味しており、元々真柴も川井が髪型を変えた時には自分から話しかけに行くくらいの仲である。むしろ真柴が石田に近づくために川井を利用しており、川井が真柴に近づくために石田を利用したという事実はない。

石田も当初は川井の真意が分からず拒絶していたが、退院後に川井が石田の為に不恰好でも千羽鶴を作成した事には感謝して喜び、川井へのバツマークを外して素直に友情と善意を受け取れるようになり、その後はよき友人としての関係を築くようになった。

総じて、悪し様に言われがちな川井というキャラクターは、多少暴走しがちではあるが普通の良い子に過ぎない。

また、作中における彼女のメタ的な立場も留意する必要はあるだろう。
&bold(){「石田くんは反省してるし罰も受けてるから許してあげるべきかもしれない…」}
という表現が「上から目線で何様だ」と批判されがちでもある。
だが、石田や西宮は&bold(){読者にとって特別なヒロインと特別な主人公}ではあるが小学生当時の川井にとって西宮は&bold(){転校してきた障碍者の他人}であり石田は&bold(){植野が思いを寄せてる乱暴な男子}でしか無いのだ。
西宮は聴覚障害があるので人としての常識と良識で優しくもするし世話もするし、いじめられれば注意もするし先生にも報告する。
しかし、当時の川井にとって西宮は&bold(){親友でもなければ特別な存在でもない}為に流石に身代わりでいじめられたり立ち向かう程ではないのである。 
石田に対してもいじめには参加はしないものの、流石に自身に濡れ衣を着せてきた男を庇う事はしない。

逆に西宮や石田をキチンと友人として認識した高校生の頃には、石田が西宮へのいじめを&bold(){「からかっていた」}と表現した際に&bold(){「本当に反省してるの?」}と叱ったり、入院した石田の為に千羽鶴を作成したり見舞いも積極的に行い、石田の病室で立て籠って西宮を排除しようとしてる植野に対しても西宮の為にキチンと怒っている。
要するに、保身に走っているのではなく、&bold(){他人への対応}と&bold(){友人への対応}が違うだけのこと。

そして西宮への励ましを通して自分と向かい合うことで、臆病な自分から脱却して前に進めるようになった。
その姿は真柴に褒められた姿ではなく眼鏡に三つ編みという本来の自分の見た目に戻し、真柴に堂々と好意を伝えられるようになったというはっきりとした形で描かれている。
その結果真柴から指輪を貰うまでに至っており、成人式の場では右手の薬指に着用している。

ファンブックによると真柴は当初、一部の読者と同じく&color(#F54738){「川井には裏があり、本当は悪い奴」}という考えがあり、本性を暴く為に近づいたらしい。
しかし、西宮を慰める姿をみて&bold(){「川井さんってこんな優しい事が出来るのか」}と驚愕し、色々と問答した結果、川井の行動に少なくとも悪意や裏はないナチュラルボーンであると気付き、自分の思いやりの無さを恥じて考えを改めたらしい。

また、原作者曰く真柴は川井とはまだ付き合ってるという認識をもっておらず、なあなあの関係を楽しんでるとのことだが、周囲に自分達が恋人だと思われる事を容認しており川井が付き合ってる認識を持っている事に対しても否定しないという、かなり面倒臭い好意の示し方をしている。

捻くれている真柴に付き合ってくれるのは川井くらいなので相性自体は良いらしく本人たちは楽しそうにやってるのでこれはこれで1つの愛の形と言える。



川井がここまでヘイトを稼いだのは人間的未熟や至らない点が原因というよりもシンプルに&bold(){石田にとって都合が悪い存在}だからと言えよう。
川井自身は正論でまともな事を言ってる事が割と多いのだが、主人公である石田にとってそれが都合が悪い為に、主人公に感情移入する読者にとっても悪印象を抱かれる原因となり、各々の立場や過去の行いを考えればまともな言動の場面すらも悪いように解釈される。
(ただ、石田に都合の悪い場面・誤解を生むような発言は大ゴマで強調されたり石田のリアクションが大きかったり、一方でそれを考慮に入れれば誤解であるとわかるような発言や描写はさらっと流されていたり石田にケチをつけられたりといった描かれ方を見るに、恐らく作者も川井をあえて誤解を受けるように狙って描いていた節がある)

この様に、川井みきは&bold(){認知が歪めばどれだけ客観的事実が目の前にあっても真実が見えなくなることの代表的な例}であり、&bold(){立場や関係者との距離感が違えば、見え方が一変する。人間関係の難しさを体現したキャラクター}といえるだろう。




私はずっと追記・修正しようって言ってたのに!

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,30)
}
#include(テンプレ3)

//&bold(){キャラクターや作品などに対する愚痴や中傷、文句などのコメントはやめましょう。}
//&bold(){違反コメントが続くとコメント欄撤去が検討されます。}
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- この項目作ったのか……  -- 名無しさん  (2021-09-12 11:13:58)
- 警告を追加するなら、そもそもドス黒い悪だの怪物だのみたいなタグを追加するなって話だと思う  -- 名無しさん  (2021-09-12 16:06:25)
- コメント欄が荒れそうな項目だあ…。聲の形が地上波放送した時にTwitterで「#川井を許すな」みたいなタグがトレンドに入っていたが、聲の形という作品を通して「大勢で一個人を叩く」という構図が出来上がっていたのが何だか印象的だった(小並感)  -- 名無しさん  (2021-09-12 16:17:36)
- 糞みたいないじめに手を染めるような奴に比べたら全然普通の人間だろ。自分の安全を確保して何がわるいのか  -- 名無しさん  (2021-09-12 16:20:58)
- 映画版の監督は川井も「いい子」と捉えて作ってたみたいで、本当に人間の陽の部分を見る人だなあと思った記憶  -- 名無しさん  (2021-09-12 17:01:02)
- >実際に折る立場になればすぐ分かることだが、折り鶴30羽はかなり時間が掛かるし煩わしい 五万羽鶴を提案した灰呂ェ…  -- 名無しさん  (2021-09-12 17:26:49)
- 千羽鶴とか言う贈られても困る物の代表  -- 名無しさん  (2021-09-12 17:37:57)
- ↑6 このキャラへの批難の是非はともかくとして、無惨とかシックスとかにタグを付けられるのとどう違うんだろうと思うことはある  -- 名無しさん  (2021-09-12 18:21:16)
- 自分を守ったり言動や立場を正当化するために他者を攻撃するって点では植野と大差ないと思ってるんだけど、ヘイトの差があまりにも違うが不思議に思う  -- 名無しさん  (2021-09-12 18:26:17)
- 自分のことを良い人間だと思ってない・自分がどういう人間か自覚している、という所が植野の川井と違う所なのかな。  個人的に川井みたいに自分が正しいという思い込み・他者への無理解・無自覚の加害は「もしかしたら自分もしているのかも」という気がしてあんまり叩く気になれんかった…  -- 名無しさん  (2021-09-12 18:45:00)
- 一人くらいは、特に変わらず自分は正しいと思ってる人間を出したかったのかな?  -- 名無しさん  (2021-09-12 18:49:30)
- 「この女」とかもだけどだいぶ悪印象を込めた書き方してる感じがするな。役割は「自覚のないいじめの加担者」ということなのではないだろうか。リアリティのあるキャラだと思う。  -- 名無しさん  (2021-09-12 18:58:15)
- この項目の文章も「自分は正しいと思ってる加害者」だよなぁ。決めつけっぷりと言い悪意があふれかえってる。  -- 名無しさん  (2021-09-12 19:54:15)
- 「川井を許すな」のタグの何がいけないのか理解できないなあ。  -- 名無しさん  (2021-09-12 21:43:52)
- ↑結局自分たちも川井と同じ、「安全圏から好き勝手糾弾する人間」になるからでは? それ考えたら俺達川井のことを責められない。盛大なブーメランになりかねないっす  -- 名無しさん  (2021-09-12 22:02:07)
- よく考えたら普通に良い奴やんけコイツ、単に周囲の人間とウマが合わんかっただけやろ  -- 名無しさん  (2021-09-12 23:16:39)
- ↑手放しで良い奴とまではいかないけど大勢で非難する程悪人ではないと思う↑2  川井は読者の人間性を試す鏡だった…?  -- 名無しさん  (2021-09-12 23:22:19)
- それほど悪いことをしたわけではないんだけど、一番嫌われてるキャラ。行いが悪いことよりも考え方が悪い方がヘイトをためやすいんだというのがよくわかる。  -- 名無しさん  (2021-09-13 02:35:19)
- 川井は自覚あるよ。あって変えることができないから目を瞑ってる。だからこそ将也に口止め頼まれた時自分に矛先が向かないように言いふらした。自覚がないってのは人の性格や行いは簡単に変えられると思ってて自分はどこかで川井のような行為をしていないかと考えもせず川井を責め立ててる連中  -- 名無しさん  (2021-09-13 06:24:28)
- ある種の生々しさのあるキャラでもあるんよね。現実にいて、そこそこちゃんと世渡りしててもおかしくないようなキャラ。  -- 名無しさん  (2021-09-13 10:03:17)
- 悪意のある書き方といい、最初についてた「自分が悪だと〜」のタグといい、最初から叩きたくて作成した感じがあるな  -- 名無しさん  (2021-09-13 13:26:48)
- とりあえず編集者の人格否定にならんようにどこの書き方がまずいのかどう改善すべきか丁寧に指摘したほうがいいよ  -- 名無しさん  (2021-09-13 19:02:42)
- 過剰なまでに制裁受けたり悔い改めた主人公との真っ二つな対比がたまらんから(川井に限らず)、自分は残念どころか大満足な描写だったな。いわゆるメシウマ的な作品はありふれてるし  -- 名無しさん  (2021-09-13 19:11:35)
- メシウマ的な作品における読者の感想も大概「ざまあwwwww」でありふれてるからねえ。「安全圏からざまあ対象を糾弾できる」読者はそういうの見たいっていう意見のが大多数で溢れてるし。  -- 名無しさん  (2021-09-13 22:13:03)
- っていう過去の記事「聲の形」の記事から独立させてたんだ。しかも作成当時の文章全く一緒だったし…警告追加するなら相談してほしかったなこれ  -- 名無しさん  (2021-09-14 07:31:16)
- ↑建て主です。文章を確認せずそのまま独立させてしまいすみません。しかし、警告文を追加したのは別のユーザーで、それも相談無しでやっています。  -- 名無しさん  (2021-09-14 07:40:19)
- ↑警告に関してはすまんかった。  -- 名無しさん  (2021-09-14 08:04:00)
- 現状相談所での提案がないので、警告文に関しては一応COしておきます。改めて載せるのなら相談所での議論をよろしくお願いします。  -- 名無しさん  (2021-09-14 13:37:57)
- 相談所に報告のあったコメントを削除しました。  -- 名無しさん  (2022-03-06 19:58:09)
- この子凄い叩かれるし気持ちわかるけれど、それをやっちゃうと結局無自覚なイジメやってるのと同義なのよな…その様みてて気付かされる結構重要なキャラクター。この子の存在があった事で自分はより「ちゃんと考えないといかんよね」って思わされた  -- 名無しさん  (2023-10-04 15:17:11)
- こいつを異常なほど叩いてるやつも「そっち側」」の人間なんだよ。やってることいじめと変わらねーだろ。なんで分かんないのかね。  -- 名無しさん  (2024-06-11 02:59:40)
- 川井が叩かれがちなのは石田が「川井には裏があって狡猾な奴」っていう偏見があるから読者も「そういう設定の子」として見てしまい、全ての行動に悪い意味を持たせてしまうからで、ファンブックのいうように「裏表のないいい子」っていう情報をちゃんと頭に入れて、フラットな視線で客観的事実だけを羅列すれば川井は凄い善人で良い子なんだよな。石田も後々、川井への悪印象は自分の性格の悪さと偏見であって実際にはそうじゃないって事は認めてるし。  -- 名無しさん  (2024-07-11 23:25:44)
- 自分も川井にはいい印象なかったから、この項目読んで「はえ〜そうだったんや」ってなった。このヘイトを意図してかき立てていたなら作者の才能やな  -- 名無しさん  (2024-07-12 06:17:09)
- 聲の形のテーマはいじめ問題よりも「認識の齟齬」と「意思伝達の重要性」がメインテーマだからおそらく意図的だと思う  -- 名無しさん  (2024-07-12 06:25:06)
- 面白いのは「川井が西宮をいじめてる」という描写って石田のイメージ図にすら存在してなくて、マジでずっと善良な心優しい子の行動しかしてない事だよな。それなのに存在しない記憶を植え付けてくるの作者は本当に凄い。  -- 名無しさん  (2024-07-12 14:41:56)
- 石田は「川井は自分に敵意や悪意がある」と思い込んでたけど実際は石田に対してもかなり善意と優しさを持って接してて、それを石田がずっとイチャモンというか曲解してただけなんだよな…  -- 名無しさん  (2024-07-12 14:56:23)
- 前の項目と内容真逆になってて驚き。しかしアニメしか見てないが主人公「悪口言ってた」と言っていたから知らない(劇中の描写がない)だけでこの子裏でやってるんだ…と思いその後の描写もそういう含みを持たせた様な感じになってしまってるから結構悪感情は抱きやすかった。要所で泣いてしまうのもそういうあざとさがあると感じてしまうし…しかし、今見た作者の人物評見ると単純にそういう人物だったのかと分かった。出発地点が歪んでると呑まれてしまうな…以前の項目読んでいて現在の項目読むとよりこういう認識のズレ現実でも多くあるのではなかろうかと怖くなった…  -- 名無しさん  (2024-07-12 16:47:48)
- 川井が本当に悪口言ってたり危害を加えてたら石田の記憶に絶対に残ってる筈なんだよね。けど石田は川井を悪人として見つつも実際に川井が具体的な悪行をした記憶が存在しないから「あれ?」って感じの疑問は常に持ってた。けど石田は川井に限らず「皆は俺に悪意と敵意を持ってる」という人間不振に陥ってるから川井の行動も悪意や裏ありきでどうしても考えてしまうんだろうな。  -- 名無しさん  (2024-07-12 18:59:04)
- 川井からすると石田は身体障害者の女子に異常な暴力をふるって流血沙汰起こしてる男だからそりゃ怖いし、そんな奴に怒鳴られて悪事をでっちあげられたらそりゃ怒るし怖くて泣くのは当たり前……って言われると、本当にその通りだよな。何か当時は勝手に若干サイコパスというか倫理観とか恐怖心とかない特殊な女子だと勝手に思い込んでた…  -- 名無しさん  (2024-07-12 19:37:09)
- 項目中も間違ってたから修正させていただいたけど、身体障害者と聴覚障害者って全然違うからそこのとこ混同せんでくれな。アニヲタ民にわかりやすく喩えると、ジムとジェガンくらい違う  -- 名無しさん  (2024-07-12 20:11:30)
- いや、聴覚とか視覚とか身体に伴う障害を  -- 名無しさん  (2024-07-12 21:15:42)
- ミス。聴覚とか視覚とか身体に関係する障害を総合して身体障害者と呼ぶから間違いではないよ。  -- 名無しさん  (2024-07-12 21:17:38)
- こうして見ると石田って信用の出来ない語り部だなって思う。客観的事実はそのまま描写されているのに、認知の歪んでる石田の視点で物語が語られると、読者も川井を歪んで見てしまう。  -- 名無しさん  (2024-07-12 23:24:34)
- まぁその石田の認知の歪みこそが石田が克服すべき課題であってこの作品の主題だからな、そしてそれは他人の顔に×をつけ他人の心の声を勝手に想像するというわかりやすい欠点として描かれている 「わからない所を自分で都合よく解釈してた」ってのは西宮だけじゃなく全員に当てはまることでだからこそ文化祭の他人への×を剥がして「ぜんぶ見る」「ぜんぶ聞く」につながる 実際石田を悪く言う奴もいたけどそんな奴ばっかりじゃなかった  -- 名無しさん  (2024-07-21 14:52:10)
- 作者にやられたな…っていうかファンブックで川井がマジの良い子って情報を手に入れて読み返すと本当に良い子の行動しかしてなくて「悪い子では?」っていうのは邪推するからそう見えるだけ…っていうの本当に凄い。人間の視点のいい加減さが上手く表現されてる。  -- 名無しさん  (2024-07-28 08:45:12)
- え!?あそこら辺って石田の偏見と捏造した記憶だったのか、石田マジで話を捏造してたのか…  -- 名無しさん  (2024-07-28 09:56:42)
- マジで石田は話と記憶を捏造してる。実際に読み返すと川井が西宮の悪口を言った場面は存在してなくてせいぜい植野の愚痴に付き合って相槌した「分かる」だけ。それを石田は拡大解釈して悪口を言ったと勝手に思い込んだ。でもその記憶すら曖昧で「川井は西宮をいじめてた」という思いはあれど、その根拠になる記憶が存在してない事に石田も気づいて怖くなった。  -- 名無しさん  (2024-07-28 17:21:17)
- ずっと「川井は西宮の悪口を言ってた」と思い込んでたけど、読み返すと確かに存在してなくて「あれ?…あれ?」ってなった。  -- 名無しさん  (2024-07-28 17:50:10)
- ファンブックが出るまで指摘すら出ないあたりがかなり巧妙だったってことなんだろうか。まさに作者の思惑通りというか。  -- 名無しさん  (2024-07-29 08:27:45)
- 石田が「川井は西宮をいじめて、西宮の悪口を言ってた」と本気で思い込んでるから俺たちも川井はそういう奴だと本気で思い込んで、石田が「あれ?そんな記憶存在しないぞ?」ってなった時に俺たちも読み返すと、川井が西宮をいじめたと言える場面が一つも見つけられなくて恐ろしくなる…という石田の気持ちをリアルタイムで味わえるの凄いわ。  -- 名無しさん  (2024-07-29 15:20:01)
- YouTubeの動画で合唱シーンは川井が西宮に意地悪をしてると思い込んでたけど、確かにちゃんと見ると西宮は左側の子にも注目しててその子も口が開いてるんだよな…言われるまで気づかなかった。事実はちゃんと目の前にあるのに、偏見があると何も見えなくなる。  -- 名無しさん  (2024-07-31 01:13:14)
- 描き方も巧妙なんだよな、例えば石田が植野と川井もいじめやってたって言った時植野が「はぁ?」って言うところ、さも川井も植野と一緒に「はぁ?」と言ってるようなコマ割りで、しかも植野は実際西宮に当たり強かったし自身もそれを全て認めてるから川井も植野と同じでかつ植野と違ってそれを認めてないと思い込まされる 表情も「はぁ?」の台詞と先入観があると自分の悪行暴露された焦りの表情に見えるが実際の川井は自分が西宮をいじめてたなんていう訳のわからないことを言われて恐怖で青ざめてただけ  -- 名無しさん  (2024-08-01 19:48:18)
- ツイッター見ると未だに叩かれてる…  -- 名無しさん  (2024-08-01 20:40:17)
- 成人式で右手の薬指に指輪つけてるんだよな 偏見の目では「川井の本性を知っている真柴に拒絶されたが川井はそれをなかったことにして他の男に行きそのくせ記念撮影でも図々しく真柴の隣に立ってる」というストーリーが出来上がるが素直に見れば真柴も川井を石田の言う通りの人物なんじゃないかと疑ってはいたが「優しい」と思い直してそれなりには好きだとも言ってたし真柴へのアタックが実ったと考えるのが自然か 真柴の方は右手が小さなコマで雑に描かれてるところしかなく指輪をつけてるのかどうかわからない(進路が決まってない負い目などの理由でつけてない可能性もある)からはっきりしたことは言えないけど  -- 名無しさん  (2024-08-02 16:36:14)
- 個人的には川井より目に見える形で西宮に危害を加えてる植野の方がやっぱり何倍もムカつく  -- 名無しさん  (2024-08-02 17:12:21)
- ファンブックでは真柴は川井を知った気になっていじめに関与してると思ってたけどその誤解を解いて、その後も付き合いはあるらしく指輪も川井にねだられてあげたものらしい。正直真柴はなあなあな関係を楽しんでるけど、面倒な真柴に付き合ってやれるのは川井くらいだから相性は良いのだとか。  -- 名無しさん  (2024-08-03 16:59:05)
- このwikiマジで気持ち悪いな。マジで川井みきを擁護してる奴はいじめられた事が無いんだろ。こいつは西宮にバレない用に面白半分でやめなよと言いながら西宮の事を傷つけてる事がわからないのかね?川井みきはなんも悪くないとか言ってる奴はマジでキモいから。  -- 無名の戦士  (2024-08-10 16:52:25)
- ↑ これが認知が歪めばどれだけ客観的事実が目の前にあっても真実が見えなくなるという言葉の見本です  -- 名無しさん  (2024-08-10 17:08:01)
- 石田は確かに「川井は西宮をいじめてた」と思い込んでたけど、川に「記憶捏造してるからちゃんと事実と向き合って」と言われた際には、確かに川井が西宮をいじめた記憶なんてない事に気づく描写がちゃんとある。  -- 名無しさん  (2024-08-10 23:47:55)
- 普通に考えてそりゃいじめの主犯で障がい者の女子に暴力をふるって流血させる男子なんて怖いに決まってるし強く注意出来ないよな。先生に報告したのは最大限の行動だし。でも石田が自分の残虐性とか周りにどう思われてるかを自覚してないから、読者も川井が石田を怖がってるとは思えないってのはなるほどと思う。  -- 名無しさん  (2024-08-10 23:51:06)
- 合唱はずっと川井が口パクして西宮を陥れたと思い込んでたけど「西宮は左側にも注目しててその子も口が開いてる」って情報を頭に入れて例のシーンみたらその通りで凄い驚いた。何回も見たことあるし隠されてなくて目の前に事実がちゃんとあるのに、認知が歪むとマジで見えなくなるんだと思う。こういう仕掛けに数年後しに気づいて怖いわ  -- 名無しさん  (2024-08-11 12:40:48)
- 皮肉だよな、自分でよく見たり聞いたりせずにネットでこいつはクズだ!みたいな情報に流されて本編みたいなイジメがキャラクターに起きてしまうのは。自分が自覚も無く加害者になっていることに気がつかない、これがイジメの怖さ。  -- 名無しさん  (2024-08-16 23:22:26)
- いじめは怖い。糾弾する自分に正義があると思ってしまう。とりあえずフラットな視点で見てみようと思った。  -- 名無しさん  (2024-08-16 23:35:31)
- いくらいい人って言われても永束くんに対して汚い触らないでって言ってるし、佐原にも怖かったって言われてるしなぁ…  -- 名無しさん  (2024-08-16 23:46:16)
- 初めて知ったんだけど劇場版が放送される度に「川井を許すな」のハッシュタグとトレンドが上がる様になってたのか。ここでも非難轟々だし  -- 名無しさん  (2024-08-17 00:25:37)
- この指摘があったとしても「許さない理由」を探し始めてるっぽいね。或いは作者こそがおかしいと言っているか  -- 名無しさん  (2024-08-17 01:11:30)
- 言うて佐原はいじめに対して何もせずに逃げたけど、川井は少なくとも注意してたし  -- 名無しさん  (2024-08-17 01:17:51)
- 佐原も作中で自分は被害妄想激しくて認知歪んでるの自覚してるしな。実際に西宮いじめにも一切何もしてない。比べる訳じゃないけど川井は注意してたし、自分じゃ無理となったらちゃんと先生にも報告してた。その先生が上手くやれなかったのは流石に川井の責任ではない。  -- 名無しさん  (2024-08-17 01:19:31)
- 女が「涙を流す」とか「色気づく」とか  -- 名無しさん  (2024-08-17 02:19:27)
- ↑途中送信ごめん 「彼氏が好き」とか、そういうのが『あざとくて腹黒でこいつは実は悪女だ』みたいなバイアスもあるんじゃないかなって思った。  -- 名無しさん  (2024-08-17 02:20:40)
- 永束に「汚い!触らないで!」って言ったところは擁護不能かな  -- 名無しさん  (2024-08-17 08:47:29)
- 川井みき援護派はいじめと言う加害を正当化したいのかな?お前ら援護はいじめられた事がなんいだろ?  -- 名無しさん  (2024-08-17 12:12:45)
- ↑そもそも川井がいじめに加担していたという事実自体がなかったって話では  -- 名無しさん  (2024-08-17 12:18:51)
- 認知が歪むとか真実が見えなくなるとかほざいて綺麗事を垂れ流してる奴はいじめや加害を綺麗の用に正当化かしたいだけだろ?川井みき好き派はほぼいじめっ子なんだよな。自分が邪悪だと少しは思えないのかな?bixの動画でも見ろよマジで。  -- 名無しさん  (2024-08-17 12:20:11)
- いやだから、川井がやったいじめなんて大したことない的な話ならいじめ正当化になるけど、そもそも川井はいじめをしてないって話なんだって  -- 名無しさん  (2024-08-17 12:50:13)
- ↑証拠は何処にあるんだよ?そんな川井みきが善人で聖母だと言うならyoutubeで川井みきは善人だと証明してみろよ。お前ら少数派が川井みきで善人だと決めつけるなよ。  -- 名無しさん  (2024-08-17 13:03:46)
- この記事の後半がその証拠ってやつなんじゃないの?でそれも勝手な妄想とかじゃなく作者もそのつもりで書いてたよっていう  -- 名無しさん  (2024-08-17 13:06:44)
- ↑お前ら本当にいじめれた事がないんだな。過去にいじめでもしてたんだろ?お前らはマジで川井みきの悪い所を正当化しようとする所はトーマスロック・リーと同じだからな。お前らはxにフェミニストと同じだわ  -- 名無しさん  (2024-08-17 13:09:15)
- ↑↑真面目に君みたいな発狂した奴ってネットの陰謀論とかアホみたいに信じてるんだろうなぁ…wちゃんと見ればみきが最初からいじめになんて加担してないのは上の本文でもちゃんと説明されてるのにそれを理解出来ないのって読解能力の欠如だよ?  -- 名無しさん  (2024-08-17 13:17:23)
- なんというか、「偏見という『色眼鏡』を外すことの難しさ」「相手に非があればいかなる行為も暴言も自己正当化出来てしまう人間の怖さ」が凝縮されているなあと…  -- 名無しさん  (2024-08-17 13:22:04)
- リアルでいじめにトラウマがあるとして、いじめ加害者が擁護されてるのに怒るのはわかるんだけど、いじめの加害者ではなかったって話に怒るのよくわからんな……逆にいじめをしていなかった人がひとり増えて喜ぶとこでは  -- 名無しさん  (2024-08-17 13:23:00)
- 「いじめ加害者ではない」とアナウンスされた後は何でもいいから川井みきを否定できる場所を探し始める方向にシフトしてるのが、いじめ問題の体現に思えてくる  -- 名無しさん  (2024-08-17 14:04:37)
- 言っておくが川井みきは別に「私は何も悪くない」と言ったことは無くて、石田への恐怖からちゃんと注意出来なかったのも同調してたのも作中でキチンと認めてる。その上で悪口は一言も言ってないと事実をそのままいってる。実際に作中で一度だけ相槌で「分かる」と言ったのを石田が聞いて拡大解釈しまくってたのが描写されてる。  -- 名無しさん  (2024-08-17 14:25:41)
- 原作者もファンブックで語るんじゃなくて石田目線以外ももう少し掘り下げて「そう言われればそうか!」と気付きやすい構図にすれば良かったのに… だから↑3みたいな変なヤツがわく  -- 名無しさん  (2024-08-17 19:24:32)
- ちゃんと原作に石田は川井が西宮をいじめた場面を見たこと無いし記憶にも無いことを自覚する描写がある。本来ならそこで読み返して「そうだったのか!」となる筈が読者は何故か無視しまくったかファンブックで明言することになった。  -- 名無しさん  (2024-08-17 23:57:17)
- ピクシブ百科事典に丸写しされてない?  -- 名無しさん  (2024-08-18 00:08:59)
- ピクシブ百科事典は基本的にここに限らずどっかのwikiのコピペだよ。信頼性の薄いソースからのコピペばっかりだから書いてある内容の信頼性がwiki以上に低い。  -- 名無しさん  (2024-08-18 00:32:29)
- 川井みきを執拗に叩いてるけど、ようするにファンブックで明言されても公式が勝手に言ってるだけって考えなわけだ。こわいね。  -- 名無しさん  (2024-08-18 00:36:10)
- ↑ はっきり言って、連載を経て作者自身の認知が歪んだ実例では。&br()千羽鶴で誰も同調せず「イイコぶっててウザい」と散々詰られていたように、自分が周りからどう見えているかという空気を読む能力は決定的に欠けていたから、「日和見かつ独善的な姿勢が"客観的に見て"鬱陶しいもの」とクラスメイト全員に認知されていた。&br()というのは作中で明示していたから、作品を読む限りではどう読んでも瑕疵無き聖母ではないから  -- 名無しさん  (2024-08-18 00:50:28)
- いや、千羽鶴は川井の人望というか石田の人望のなさが原因であぁなったのであってそれでも半数も集めたのは川井の確かな人望だぞ。実際に石田と言い争ってた時は遠巻きにされずに駆け寄られていたし。  -- 名無しさん  (2024-08-18 01:46:11)
- 永束は石田視点だと良い奴だけど女子に対しては性格悪い態度ばっか取ってて、食べ方とか全体的に小汚ない描写がキチンとある。けど常識としてその事を口には出さないし普通に会話したり映画仲間として接する分には何も問題無かったのは本当だったと思う。急に触られて反射的に「さわるな汚い!!」となっただけで永束を傷つけてやろうという気はなかった。因みに映画だと汚さがないから川井の方から永束に接してる。永束自体を汚いといってるんじゃなくて、永束の行動を汚いと思ってる。実際に永束は汚いのは確か。  -- 名無しさん  (2024-08-18 01:51:05)
- 後付けっていうけど、最初っからそう描かれてんだよな…。確かに同調してた部分はあるけど川井もそこは認めてて「怖かったから」という納得の理由。そりゃ女子に流血沙汰起こして補聴器壊しまくってる男子とか恐ろしいに決まってるわ。  -- 名無しさん  (2024-08-18 01:54:32)
- ↑×3 いや、「イイコぶって千羽鶴なんて役に立つと思ってんの?」「石田が飛び降りたの川井の所為では?」って作中でも嘲笑されていたから、友人や協力者が居ない訳ではないだろうが、川井の性格を倦厭する奴も相当数居たし、それを自覚すらしていなかったのは客観的事実だろ。&br()石田の為に鶴折ってやる気になる奴が半数は居たって話ではあるから、川井の人望のお陰であって石田には人望が無い、ってのは暴論だし  -- 名無しさん  (2024-08-18 02:24:16)
- 結局、川井がなんの欠点もないってわけではないんよね。ないんだけど、川井が例えば20ぐらい欠点もあるふつう(より優等生より)の女の子ってのに、なぜか読者側の勘違いと思い込みで200ぐらいの極悪さとみんな錯覚してたの怖いよねって話なわけで。  -- 名無しさん  (2024-08-18 05:08:29)
- 結局は西宮を「特別なヒロイン」として見るか「他人」として見るかの違いだと思う。我々読者にとって西宮は特別なヒロインの特別な女の子だから「特別な西宮の為にもっとやれよ」と思ってしまうけれど、当時の川井にとって西宮は親友でもなく特別なヒロインでもなく「急に現れた耳聞こえない子」でしかない。人としての常識と良識でハンデ持ちなら助けるし優しくするし、いじめられたら同情して注意したり先生にも報告するけど、流石に代わりにいじめられてやるつもりはない。これか西宮と親友の間柄なら偽善者だけど、他人相手にそこまで出来るのは確かに善良だとは思う。  -- 名無しさん  (2024-08-18 18:01:37)
- ↑×3川井の悪口を言ってたのは二人だけだし、石田と口論になった時は遠巻きにされずに駆け付けた子達までいた。あと石田はバカッター事件で停学になってるから普通に評判悪くて悪い噂は出て、それを諌めてあげてたのも川井だよ。  -- 名無しさん  (2024-08-18 18:05:58)
- 川井叩いて植野擁護してるヤツこそ現&元いじめっこな気がする。 結局川井叩いているヤツはいじめを許せないんじゃなくて自分がいじめる側(それも安全圏から)に周りたいだけなんだよ  -- 名無しさん  (2024-08-18 18:28:03)
- ↑それはそれで極端だし言いすぎ。川井を叩いてるやつの動機なんて人それぞれで決めつけるもんじゃない。ふつうに川井=悪女って何年もあったネットの風潮を信じ込んでるだけの人もいるはず  -- 名無しさん  (2024-08-18 19:04:28)
- ファンブックで言ってたーとか本当なの?ソースあるの?  -- 名無しさん  (2024-08-19 21:46:11)
- ↑14最近はここのエピソード項目消えたからかピク百で始めたり、ヒロアカのユアネクストみたく無理やり特撮と絡めようとしてる。怖いねぇ  -- 名無しさん  (2024-08-19 21:49:09)
- ↑2 ……ファンブックが情報源、と言う話自体がソースでしょうに。そこ疑ってかかるのなら、せめて「ファンブック読んだけどそんなのどこにも載ってなかったぞ」と反論しましょうよ。でないとあらゆるソース有の発言にいちゃもんをつけられてしまいます  -- 名無しさん  (2024-08-19 21:52:49)
- ファンブックに載ってたのって真柴から見た川井の当初の印象ぐらいだった気がするが。 ここまで擁護されるような内容は書かれてなかったぞ。 むしろこれって一読者が原作読んで川井がどういう人間かのただの感想でしかないだろ。 100人いたら100通りの感想があるんだから『こういう描写があるからこうだ』って押し付けでしかないだろ。 少なくとも、石田がイジメられる側になった途端にイジメてた奴の傍でしたり顔してるのも描写されてるし。  -- 名無しさん  (2024-08-21 16:21:06)
- いや、嘘泣きしてないとか自己演出は一切してないとか素敵な女の子って言ってるぞ。しかも石田の件は自分に濡れ衣着せようとして失敗して転落してるからそりゃ因果応報としかいえない。それでも石田のいじめには参加してなかったんだぞ。  -- 名無しさん  (2024-08-21 17:13:25)
- 作中の川井の印象ってサスペンスにおけるミスリードみたいなもんだからミスリード前提の考察してたらそりゃ違うってなるよ  -- 名無しさん  (2024-08-21 18:13:52)
- IP「240d:1a:4da:5d00:adc6:25b7:9a89:f0e2」の方のコメントをキャラのファンに対する誹謗中傷、IP「125.11.31.17」の方のコメントを原作者に対する誹謗中傷として[[荒らし報告ページ]]への通報を行いました。  -- 名無しさん  (2024-08-22 11:52:06)
- これもかなり川井擁護が激しいというか、西宮イジメだけで話終わらせない?あのクラスで石田もイジメにあったんだよ。それなのにいつまでも石田を加害者の悪扱いにして石田への私刑を無かったことにしている。普通にいい子なわけもねえよ、あのクラスのクラスメイトな時点で。根本的にあの担任と同類だろう。親切にはするけど難聴な西宮に対して全く寄り添えてない。自分がかわいいというのもあながち嘘じゃないよ  -- 名無しさん  (2024-08-23 01:46:21)
- そもそも自分かわいいで責めてる人いるけどほとんどの人間は自分が一番かわいい(大事)だからな。それなのに他人には自己犠牲というか献身を期待する  -- 名無しさん  (2024-08-23 07:44:08)
- 永束への暴言見ると「聖母」と見るのは無理。ただの普通の女の子なんだよ。  -- 名無しさん  (2024-08-23 08:57:56)
- ↑3石田への私刑なんかしてないよ。自分に濡れ衣を着せようとして失敗していじめられてんだからそりゃ因果応報としか言えないわけで、それでもいじめには参加しなかった。しかも高校ではちゃんと見直してよき友人と思ってたから石田が西宮へのいじめを「からかい」といってても最初は小声で配慮して冷静に会話しようとした。それを石田が図星つかれて大声出して全部ぶっ壊したんだよ。過去のいじめをからかい認識してたのが判明した上に自分は声を小さくするよう求めて自分は大声出してたらそりゃ「変わってない」ってなる。現に石田は西宮に実は謝ってなかったぞ。  -- 名無しさん  (2024-08-23 11:08:32)
- 川井が石田へのイジメに参加してるとは言ってないよ。それに石田にとって因果応報であったとしてもあのクラスの皆は石田をいじめた加害者であることは決して否定出来ない。そこに正義なんて無い。川井が石田へのイジメ問題は無かったことにしてるのは事実なんだよ。石田のことずっと加害者扱いしてたってことでしかない。それにクラスの吹聴も先に石田が大声で逆ギレしたのは事実だがそれに釣られて言わなくていいこと言ったのもまた事実だよ  -- 名無しさん  (2024-08-23 12:55:12)
- 加害者扱いというか、実際に石田は加害者だよ。主人公だから誤魔化されるだけで、特に意味もなく西宮イジメをしたのは石田だし先生にも島田にすらも辞めるよう言われたのに突っ走る事を決めたのは石田。だったら当然その後に起きる責任はちゃんと取るべきで、学級裁判でまずすべきだったのは素直に罪を認めて、反省して、西宮に謝罪する事だったんだよ、  -- 名無しさん  (2024-08-23 17:09:10)
- あと、川井は少なくとも本当の事しか言ってないけど石田は嘘ついてるよ。  -- 名無しさん  (2024-08-23 17:09:59)
- 何より正義とか公平なジャッジをするのは先生とか学校側がやるべき事であって女子小学生の川井がすべき事では絶対にないと思う。  -- 名無しさん  (2024-08-23 17:20:00)
- 石田へのいじめ云々に関してはまず石田がちゃんと自分の罪を認めて反省して西宮にちゃんと謝罪するのがもっとやらなきゃ行けない事で、そこすっとばして石田のいじめ救出とかは話が可笑しいと思う。  -- 名無しさん  (2024-08-23 18:22:14)
- この子の行動って、「もし石田みたいな奴が現実にクラスメイトだったらどう動くか」というシミュレーションなんじゃないかなって。そういう意味では、「正しい」というより「真っ当」と言うべきなのかも?  -- 名無しさん  (2024-08-23 18:25:03)
- ↑7現に石田は西宮に実は謝ってなかったぞ←本当にちゃんと謝ったの高校の西宮自殺未遂後の終盤中の終盤なんだよな。どんだけ遅すぎるんだよと。しかもそこでも西宮が心閉ざしてるのも悪かったみたく言い訳めいたのも言ってたり。苦悩は本物だし真性のクズではないけど、報いやチクチク言われるのも仕方ないとも思う  -- 名無しさん  (2024-08-23 20:43:36)
- 西宮に対するいじめをからかってたと言い換えて口止めしようとしてるのを聞いた時にわざわざ石田が受けていたいじめのことに触れる必要もないでしょ と言うか後で真柴が「事情は聞いた、今は反省していることも」って言ってるからその時に「石田くんも逆にいじめにあった結果反省した」みたいなことを言ってる可能性は十分考えられる  -- 名無しさん  (2024-08-23 22:47:55)
- 西宮のイジメに関しては西宮が転校してしまった時点で終わってしまっているんだよ。それと石田へのイジメは全く関係がない。石田が加害者であったことは間違いないがその罰はあくまでも学校側と保護者である親がすべきこと。クラスによるイジメは石田にとって劇薬であったことは間違いないが、普通に余計なこと。西宮をイジメた石田許さねえなんて義憤もあるわけでないしな。せいぜい悪い奴はいくらでも石を投げていいという感覚だろ。結局あのクラスは二度も凄惨なイジメが横行したという結論にしかならん  -- 名無しさん  (2024-08-24 00:30:00)
- ↑×23 >三人しか具体的に川井をなじってる描写がないから、川井はクラスで人気者。&br()これは絶対に有り得ないぞ&br()あれはクラス全体で共有している場所で、だからこそ川井当人も閲覧出来ている。仮に川井がクラスで人気者なら、そんな場所ではマイナーかつネガティブな少数派意見はまず投稿しない。自分が虐めの対象になる危険性大だから。にもかかわらず、そんな場所で制止が一切入らずに川井を罵倒し続けてる。&br()つまり、「川井ウザくてキモくね?まあ俺らはいじめとかダルい真似は今更しないけど」というあのツィートがクラスの総意って状態  -- 名無しさん  (2024-08-24 02:25:44)
- つか、作者が聖母云々言っていたというのは、ソースの存在しないままあちこちに一斉に投稿された怪文書、という認定が5chなんかでもされていた。発売当時に石田と西宮を恋愛関係として描いてはいないとか、西宮は植野のことをざっくばらんに話せる唯一の友と呼べる存在だと思ってる設定とかは話題になっていたが、8年間に渡って川井については一切ノータッチだったことからしても、実際ファンブックでの言及はないだろう  -- 名無しさん  (2024-08-24 02:32:12)
- 石田イジメはまず主犯が責任転嫁したのが反感かったんやろ  -- 名無しさん  (2024-08-24 02:33:02)
- 聖母発言は監督、作者コメントは「実はいい子」ちゃんと記事内でも分けられてるんだが。  -- 名無しさん  (2024-08-24 02:35:34)
- ↑4「あれはクラス全体で共有している場所」という存在しない描写を前提に話してますが実際は溝端さんが友達(1人)とやりとりしてるスマホの画面が見えてしまっただけです 記憶を捏造しないで真実を見てください 6巻100Pです ↑3ないだろう、ではなくファンブックを読めばわかることなので購入してないのを確認してから言ってください  -- 名無しさん  (2024-08-24 03:02:15)
- ↑川井当人が頬杖つきながら自信満々に覗き見ているシーンだし、直後にクラス全体をきょろきょろ見回しているから、極々少数のやり取りではなくクラスの反応を様子見してたシーンだろ。そもそも他人のスマホを堂々と覗き見る聖母というのは意味不明だが  -- 名無しさん  (2024-08-24 04:28:48)
- まああのシーンをクラスのほとんどから川井が嫌われてるシーンだって解釈した場合「川井が過去にいじめをしていたと大勢の前で大声で嘘ついた石田のせいでクラスで嫌われてしまった川井」っていう構図になって石田の最低度合いと川井の被害者度合いが高まるだけなんだけどね  -- 名無しさん  (2024-08-24 07:37:01)
- 報告されていた違反コメント二件を削除しました。  -- 名無しさん  (2024-08-24 07:40:25)
- 公式が勝手に言ってるの典型。ここまで読者と作者の剥離があるとは思わないわ。  -- 名無しさん  (2024-08-24 08:03:34)
- ↑必死だなwww  -- 名無しさん  (2024-08-24 11:07:58)
- ってかそれ言ったら西宮は悪口聞こえてないから悪口言った女子無罪って事になるのでは…  -- 名無しさん  (2024-08-24 23:34:58)
- これって結局の所、悪いのは学校と西宮母じゃね。西宮へのイジメは許される事ではないけれど、特別な援助が必要な障碍者を何の訓練もしてなくて知識もないただの小学生に介護させようとしてる時点でダメでしょ。その問題を解決するのはただの女子小学生の川井じゃなくて、親と学校。竹内は酷いけど、障碍者を健常者の学校に放り込むなは言い方はアレだけど、そうだねって感じ。  -- 名無しさん  (2024-08-24 23:38:57)
- 石田のいじめを止められなかったけど、乱暴な男子を教育するのは川井じゃなくて石田母と先生の役目だし、女子たちのアンチ西宮も止められなかったけど介護問題を解決するのは西宮母と学校の責任。元々、女子小学生一人が解決出来る問題ではないし、解決しなきゃいけない責任もない。  -- 名無しさん  (2024-08-24 23:46:53)
- 石田が悪かったのは事実だが、その石田もイジメ被害受けてるからな。シンプルに情操教育がなってないよ  -- 名無しさん  (2024-08-25 02:32:44)
- 公式が勝手に言っとるだけ 大多数が川井に不快感を感じたんだからそれが真実だ  -- 川井を許すな委員会  (2024-08-25 02:36:15)
- 犯罪レベルのいじめ主導者だった石田の罪は何言おうが格別重く揺らがないからな。石田視点だから読者的にはそこまで怖く見えないかもだが、周囲から見れば狂った危ない奴で川井の止めたりしたら自分が標的になりそうで怖かったみたく言ってたのは説得力あるし、やりすぎ石田への反感は次第に溜まりつつあって、一気に噴出、反転して因果応報の報いを受けるような恰好になったんだろう  -- 名無しさん  (2024-08-25 06:48:51)
- ↑2こういうヤツが「自分が悪だと気付かない最もドス黒い悪」と呼ばれる者です。 不快感じたから叩いて良いってそれ作中のかつての石田達と変わらないからな  -- 名無しさん  (2024-08-25 08:00:13)
- 映画制作で西宮を排除しようとしてるの性格悪いなと最初は思ったけど、合唱に西宮参加させて失敗したら石田がキレて酷いことしたんだからそりゃやだよな…寧ろ「何で西宮仲間に入れないんだよ」的な感じの石田がちょっと可笑しい。  -- 名無しさん  (2024-08-25 11:15:00)
- 石田視点の物語だから川井が脚色されてるってのは同意するが、「聖母」とは全く思わんな  -- 名無しさん  (2024-08-28 12:09:31)
- 障害児の介護を押し付けられて苦に思わない点は聖母だなとは思う。西宮を特別な友人と思ってるからじゃなくて、人としての常識と良識でやってるデフォ対応だから友人として身代わりにはならないけど。  -- 名無しさん  (2024-08-28 17:36:32)
- ↑24つべのコメント欄にあった「石田とこいつは読者へ冷や水ぶっかける係」って評がしっくりきた…いじめからヒロインをかっこよく·完璧に助けるヒーローを妄想し空想の中でなりきろうとする読者に「お前達·俺らにできる事なんてせいぜいこの程度だ、うぬぼれんな」と冷や水を浴びせてくる役目…だから必要以上に嫌われてしまう  -- 名無しさん  (2024-09-04 20:02:31)
- 過去の罪を無かった事にしたい、軽くしようとすれば「手話をマスターしたからって罪を償った事にはならないし、あれはからかいじゃないぞ」って突きつけし、自分だけが悪いんじゃなくて皆も悪かったと罪を分散しようとすると「やめようと言ったのに辞めなかったのは石田くんでしょ。障害児の女子に暴力ふるう貴方が怖かったから注意出来なかっただけ」と突きつけるし、過去のいじめがバレて落ち込んでたら「あんな場所で詰め寄ったのが悪いし、そもそもいじめ何かした貴方が悪い」と突き付けてくる。何もかもが正論でその通り過ぎて『皆も悪いのに一人だけ罪を背負って、更正して罪を償った』っていう綺麗に物語にしたい石田と読者にとってはマジで都合悪い存在。石田は後々川井が善人なの受け入れれたけど。  -- 名無しさん  (2024-09-05 13:14:49)
- 往生際の悪い人間ばかりだねえ、そんなに自分の汚い部分を認めるのがこわい?  -- 名無しさん  (2024-09-13 15:30:24)
- ↑6 そもそも西宮入れた永束すら「入れてあげてる」って認識だったしな 西宮が髪のセットできるのもわかって障碍者なんだから入れてやろうぜってノリじゃないのは最終的に伝わったが  -- 名無しさん  (2024-09-17 00:15:42)
- 「川井は産まれながらのシスター」っていう評価は的を得てると思う。別の方だけど佐原は「善人であろう」としてるからフィクションの世界のような分かりやすい善行をしようとして、川井は素で善人だから然り気無いやり方でサラッと助ける。だから佐原の事は自他ともに「西宮を助けようとした」って認識だけど、川井のは植野石田も気づいてないし本人も自覚ないから自他共に消極的加害者となってしまうんだなと。  -- 名無しさん  (2024-09-17 13:07:45)
- そもそも佐原は実際の行動として助けたかっていう点で言うと川井より行動してない側なんだよね  -- 名無しさん  (2024-09-17 14:45:06)
- 佐原はやってる事はほぼ無いに等しいけれど本人も周りも頑張ったのは分かるし結果にならず苦しんでる描写に読者は共感と好意  -- 名無しさん  (2024-09-18 22:24:13)
- ミス。読者は共感と好意を抱くけど、川井は西宮の介護を新鮮な体験としてマジで苦に思ってないし、助けるのもデフォでやってるから読者も見逃しやすくて川井が頑張ってた事を認めずらいんだと思う。  -- 名無しさん  (2024-09-18 22:26:10)
- 川井の「因果応報」って嫌味とかじゃなくて、マジでそう思ってたから石田がイジメられた事で西宮いじめによる罪はある程度終わったものとして扱ってたから、過去の事は触れないようにして友好的に接してたんだよな。それはそれとして罪の精算は終わっても無かった事にはならないから矮小化するのは注意すると。  -- 名無しさん  (2024-09-21 11:29:58)
- 因果応報だから加害者の石田がいじめられても助けはしない。でも因果応報だから石田が罰を受けて反省したならば自分に受けた被害も許す努力はちゃんとするし自分から過去を掘り起こさない。割りと筋が通ってるとは思う。  -- 名無しさん  (2024-09-21 18:03:02)
- この手のキャラは腹黒でぶりっ子で偽善者って相場が決まってると思うじゃん。裏表なくて純粋に善意もっててマジモンの善人とか思わないじゃん…マジで騙されたわ。  -- 名無しさん  (2024-09-27 13:36:55)
- ↑2そう考えると本当に主人公の気質なんだよなこの子… 物語が石田視点だから嫌われたんだろうけど、この子が主役なら石田や植野の方が嫌われてただろうし、本当に善悪なんて関係なく誰視点で見るかで物語とキャラの印象ってこんなにも変わるんだな…  -- 名無しさん  (2024-10-11 17:34:29)
- LINEいじめの件でも川井は自分の悪口を直接言った溝端さんの名前は出してるけど、それに同意してた人達の事は言ってないから割と筋が通ってるのに気がついた。  -- 名無しさん  (2024-11-16 03:02:16)
- 同意してるだけだから悪口言ってないってのが理解できないから無理だなぁ  -- 名無しさん  (2024-11-26 03:36:50)
- 同意といっても「そうそう!!そうだよね!!」っていう前のめりでいじめを煽る奴と「あー…うんうん」ってやむを得ない同意があるからな。  -- 名無しさん  (2024-11-27 18:41:40)
- 真実と事実は違う。事実は「川井は同調した」だけど、それを石田や植野にとっては「自発的に同調した」が真実に見えてるから読者にもそう見えてしまうけど、実際には「石田や植野が怖かったから」だった。  -- 名無しさん  (2024-11-29 01:01:45)
- 最近の記事凄く良いしわかりやすいな。石田視点で見れば川井がクズに見えやすいけど川井視点で(最初から)見るとすれば石田がクズに見えるもんな。初めて読んだ時は石田は普通に好きで川井が大嫌いだったが見え方によってこんなに変わるとは。川井に悪意が全く無いの初めて知ってビックリしたわ。  -- 名無しさん  (2025-01-11 22:48:54)
- 10年くらい川井が一番悪人と思っていた人間だが、主人公だが大戦犯の石田、明確に悪口を言っていた&高校時でも当たりのきつい植野、石田をいじめた&何考えてるのかわからない島田、教師としてどうなん?な竹内より不快指数高いのバグやんって今なら思える  -- 名無しさん  (2025-01-11 23:24:38)
- 「同調した川井も同罪」的な事は純粋な被害者といえる佐原が言うのは分かるけど、同調を強制した植野や石田が言うのは違うよなって言うのは分かる。そこを混合するからややこしいんだろうな。  -- 名無しさん  (2025-01-13 15:53:10)
- ながああああああああああああああああい  -- 名無しさん  (2025-03-04 00:00:51)
- まあ、記事に書かれる度に削除されていた記憶があるが、「もしかして私に嫉妬している?」という発想が真っ先に出てくる人物と言うのは、どう足掻いても心象の良いキャラクターではないわな  -- 名無しさん  (2025-03-04 02:28:42)
- けれど実際にLINEの内容は真柴と距離近い事への嫉妬だからな  -- 名無しさん  (2025-03-08 10:12:14)
#comment(striction)
#areaedit(end)
}