&font(#6495ED){登録日}:2022/03/06 Sun 21:51:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&bold(){&font(#000000,#ed514e){私ハ 鉄ノ味 ガ好キ ダッ}}} &ruby(くろうるし){黒沐死}とは、[[漫画]]「[[呪術廻戦]]」の登場キャラクターの一人である。 *概要 呪詛師・[[羂索>羂索(呪術廻戦)]]が画策した呪詛師達によるバトルロイヤル&bold(){「[[死滅回游>死滅回游(呪術廻戦)]]」}に参加している呪霊。 特級として登録されている&bold(){&color(red){ゴキブリの呪霊}}で、化身玉藻前のような登録済みの16体の特級呪霊の内の一体と推察される。 羂索はこれを呪霊操術のコントロールから外し、死滅回游の&ruby(プレイヤー){泳者}として解き放った。 外見は朱色の肌をした黒い影法師のような体に人間の手、無数の人間の眼球が蠢く蜚蠊の顔の怪物。 黒い影法師のような体の下にあるのは&bold(){&color(red){人間大サイズの[[ゴキブリ]]の体から2本の人間の手と2本の人間の脚が生えた醜悪極まりないビジュアル}}を持つ。 その姿はさながら&bold(){[[ゴキブリ人間>テラフォーマー(種族)]]。}背中にある蜚蠊の翅によってしっかり空を飛ぶこともでき、よく見ると腕と足の関節は人間より1つ多い。 滞留結界は[[仙台>宮城県]]。所持得点は54点。 地の文では&bold(){「現代の黒い悪魔」}と紹介され、大抵の人間が嫌うゴキブリの呪霊だけあって基本的に&bold(){過去の術師を含むどの参加者からも気持ち悪がられている。} *性格 カタコトではあるが人語を話すことができ、一人称は&bold(){&font(#000000,#ed514e){「私」}}。 異常に食い意地が張っており、人肉欲しさに積極的に人を捕食するため襲うタイプ。 特に「鉄の味」(人間の血液)を気に入っている。 特級に分類されるが、第一部に登場した[[真人>真人(呪術廻戦)]]一派と比べると知能は格段に低い。((これに関してはむしろ高度な知能を持つ真人一派がイレギュラーであるのだが…)) 乙骨からの質問を理解できず会話が成り立たなかった事から、一応虎杖の質問を理解できてたどたどしくも答えられた&bold(){蝗GUYよりも知能が低い可能性がある。} *能力 &bold(){&color(red){「無限の食欲」と「食べた分だけ[[単為生殖]]によって増殖していく性質」}}を持ち、更に&bold(){&color(red,black){何千何万もの&ruby(ゴキブリ){蜚蠊}の大群を自在に操る}}攻撃範囲の広い能力を持つ。 黒沐死が操る蜚蠊達は一匹一匹全てが呪力を帯びて強化された&bold(){実体のある本物の蜚蠊}であり、呪力を持たない一般人でも視認可能。 一般人であれば容易く胴体を食い千切った挙句、内と外から一瞬で貪り食って骨に変える&bold(){&font(#000000,#905C40){黒い濁流の如き蜚蠊の大群}}が、地を這い宙をうねりながら標的に襲い掛かる。 また蜚蠊の大群を呼び寄せることで蜚蠊の大群を、 ・&bold(){攻撃を防ぐ盾} ・&bold(){頭上に位置取るための足場} ・&bold(){相手の注意を惹く囮} として扱えるため意外と応用性に長けている。 広範囲を一気に攻撃できるため烏鷺の“面”で捉える防御を突破できるが、ドルゥヴには式神が作る不可侵の領域で蜚蠊が一方的に倒されてしまうため天敵。 **&bold(){&ruby(ど){土}&ruby(ちゅう){虫}&ruby(せん){蠕}&ruby(じょう){定}} #center{&bold(){&font(#000000,#ed514e){「&ruby(くらい){瞎}」「&ruby(くらい){瞎}」「&ruby(くらい){瞎}」}}} 黒沐死の扱う術式。 印を組むことで、背中に虫の翅が生え&bold(){股から異常に肥大化した睾丸がぶら下がる}小さな小人のような&bold(){&color(red){呪術廻戦史上最低のビジュアルの式神}}を呼ぶことができる。 劇中では切り裂かれることで汁を撒き散らして[[目潰し]]をするしか活躍しなかった。 一部では&bold(){「式神の体液(精子)を浴びた獲物に爛生刀の卵が植え付けられることで卵が受精・孵化する」}という最悪の予想を立てる読者もいたが、後に土虫蠕定無しでも孵化は可能だと明らかになった。 **装備 ・&bold(){&ruby(らんしょうとう){爛生刀}} 黒沐死が懐にしまっている、大型の中華包丁や大鉈のような刀の武器。 地の文曰く&bold(){「生と死の交雑する[[魔剣>魔剣/妖刀]]」}。 刃に無数の目玉のようなものが付いているが、これは&bold(){&color(red){ゴキブリの卵。}} 刀を打ち付けると刃に仕込まれた卵を複数相手の体に撃ち込むことが可能。 至近距離から撃ち込まれた卵から幼体を瞬時に孵化させることで、&bold(){傷口内部で孵化した巨大なゴキブリの呪霊が傷口から体外へ向けて肉を食い破り大ダメージを発生させる。} なので斬撃武器というより[[鈍器]]に近い扱い方をする。 腕に卵が命中すれば呆気なく腕が食い千切られるため攻撃力も高い。 [[単為生殖]]で増殖した黒沐死(子)も所有しているため、単独の呪具[[というわけ]]ではなく、肉体から生成した武器だと思われる。 *劇中での活躍 #center{&bold(){&font(#000000,#ed514e){何故 邪魔 ヲスル}} &bold(){&font(#000000,#ed514e){何故 我々ヲ殺ス?}} &bold(){&color(#000000,#e8ecef){それはこっちが聞きたい}}} 当初はドルゥヴとの相性の悪さを判断し、即座に&bold(){「ドルゥヴの結界内での生存」}を条件とした休眠状態に入っていたが、仙台結界に侵入した乙骨によってドルゥヴが討伐されたことで覚醒。 覚醒直後の飢餓状態に陥ると配下の[[ゴキブリ]]の大群を操って無差別殺人を繰り広げていたが、配下の[[ゴキブリ]]の食事は[[乙骨>乙骨憂太(呪術廻戦)]]と「リカ」によって妨害され満足に進まず、食事を妨げる乙骨を敵視して乙骨を捕食しようと攻撃を仕掛けた。 配下のゴキブリの群れを操る攻防一体の戦法と魔剣を駆使した攻撃でダメージを与えるも、致命傷を与えたと油断し直接捕食しようと至近距離までうっかり近づいた隙を狙われ、&bold(){&color(red){両掌で頭を捕まれてからの[[マウストゥマウス>キス(技)]]}}によってダイレクトに脳に反転術式の正の呪力を流し込まれ全身が破裂。 そのまま即死によって消滅し、乙骨の口に残った黒漆死の体液や肉片は心底嫌そうに吐き捨てられた。&font(l){100億の男の唇を奪ったゴキブリ。} #center{&bold(){5点が追加されました} &bold(){&color(#000000,#e8ecef){ペツ}}} 劇中では乙骨と対峙し2話できっちり退場したとはいえ、&bold(){腐っても特級呪霊。} 乙骨の呪力防御を正攻法でぶち抜いて肩と腹部に大きな傷を負わせる事により、これまで温存していた反転術式を使わせ、他の参加者に遠目から監視されている中で乙骨の手札が1枚割れてしまう事態となってしまった。 #openclose(show=……が){ #center{&sizex(5){&bold(){&font(#000000,#ed514e){私ハ!! 鉄ノ味ガ}}} &bold(){「「「!!?」」」} &sizex(6){&bold(){&font(#000000,#ed514e){好キダ!!!}}}} なんと覚醒直後の単為生殖によって新たな黒沐死が発生していたことが発覚。 結果『泳者としての黒沐死』は滅んでも『呪霊としての黒沐死』は生存していたという扱いになったことで、&bold(){日本中の畏怖の呪力が注がれ黒沐死は復活を遂げる。} 乙骨、[[烏鷺>烏鷺亨子(呪術廻戦)]]、[[石流>石流龍(呪術廻戦)]]の三者による領域展開三重奏に乱入して領域を破綻させると、術式が焼き切れ防御ができない烏鷺を襲撃。 烏鷺の片腕を爛生刀で食い千切り破壊して息の根を止めようとしたが、石流のグラニテブラストに巻き込まれ大ダメージを受けた隙を狙われ、乙骨の手から放たれた反転術式による正の呪力を頭部に受けあっさり子の黒沐死は消滅。 今度こそ黒沐死は完全に祓われた。 } *余談 ・「黒沐死は生前の[[夏油>夏油傑(呪術廻戦)]]の手持ちの呪霊である」と勘違いされやすいが、彼は「うずまき」にてストックしていた全呪霊を消費した為、この呪霊を喰って取り込んんだのは恐らく羂索。ただしどっちみち夏油の肉体で食べたのは間違いない為、&bold(){一部で夏油への同情が寄せられた。} ・作者によると今回の対決の間、仕事場では&bold(){「ゴキブリを描かされる、ウエハースのみ押しつけられるなどの[[パワハラ>パワーハラスメント]]が横行」}したとか。&font(l){アシスタントが不憫である} ・作中では特級の座に恥じない実力を見せつけたが、2022年2月14日に発売された[[週刊少年ジャンプ]]の次週予告のページに&bold(){『黒沐死を撃破した乙骨。だが烏鷺の攻撃が...!』}という凄まじい[[ネタバレ]]が書かれており、しかも次週でその通りの展開になったため物議を醸した。&s(){なお数週後にまた同じパターンでネタバレをやらかした} ・爛生刀のネーミングは、現実の[[ゴキブリ]]が卵鞘(読み方は同じく「らんしょう」)と呼ばれるカプセルに入ったかたちで卵を産み落とすことにちなむと思われる。 追記・修正はキスで[[ゴキブリ]]を殺してから…いや、なんでもないです。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ゴキブリを描かされる、ウエハースのみ押しつけられるなどのパワハラが横行、っていうのは多分アシスタントさんが被害者じゃないかなぁ。なので自業自得じゃなさそう。 -- 名無しさん (2022-03-06 21:57:43) - 本誌の予告で倒されるのが公式にネタバレされた哀れな奴 -- 名無しさん (2022-03-06 22:04:35) - コイツも蝗GUYみたいな理由で特級になったのなら後はネズミが出てくるな -- 名無しさん (2022-03-06 22:12:06) - ↑「ハハッ」 -- 名無しさん (2022-03-07 01:02:15) - コイツ含めた仙台の4人(?)の相性は作中での発言も鑑みると、黒沐死→烏鷺→石流→ドルゥヴ→黒沐死といった感じか? -- 名無しさん (2022-03-08 00:37:48) - Gの呪霊が特級ってのは納得しかない、もうちょっと賢かったらテラフォーマーズになってた -- 名無しさん (2022-03-08 06:36:31) - 領域無かったな... 特級の条件だと思ってたけど違うのかな? -- 名無しさん (2022-03-08 21:58:40) - やっぱりメスなのかな…乙骨先輩の女誑しめ… -- 名無しさん (2022-03-09 01:49:09) - 真人も登場時点では領域展開使えなかったし条件じゃないだろう -- 名無しさん (2022-03-09 04:33:35) - まさかの復活で笑う。さすが特級らしいエグさよ -- 名無しさん (2022-03-28 01:40:00) - 殺したと思ったらまだ居る。まさに蜚蠊そのもの -- 名無しさん (2022-03-28 09:24:05) - 漢字が難しいせいでアニオタwiki側が誤字してるの草生える。黒漆死じゃなくて黒沐死だよ。それにしても作者は何を思ってこんな呪霊を描いたのだろうか…w -- 名無しさん (2022-04-26 09:39:23) - こいつ取り込んだの生前の夏油じゃなくね?生前ならうずまきで消費してるはずだから残ってないだろ -- 名無しさん (2022-05-18 23:39:23) - まだ生きてていずれ無限増殖してほしい -- 名無しさん (2022-12-13 14:15:52) - この世で最も相対したくないGの呪霊 -- 名無しさん (2023-09-24 20:44:13) - ある意味ですっくんや特級呪霊以上の脅威 -- 名無しさん (2024-12-17 19:01:54) - 特級呪霊は16体もいるんだしもうちょっと出してもよかったんじゃない?未登録とか言っとけばいくらでも出せるのに。 これの他には玉藻之前、折本里香、疱瘡婆くらいしかいない。 -- 名無しさん (2024-12-17 21:12:52) - こいつの存在知ったせいで呪術廻戦は未だに読めない -- 名無しさん (2025-05-04 23:06:34) #comment(striction) #areaedit(end) }