&font(#6495ED){登録日}:2023/01/25 Wed 01:01:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){超常現象生命体A-010(Paranatural Entity A-010)}とは、レメディー・エンターテイメント作品間で共有される宇宙『レメディー・コネクテッド・ユニバース』に登場する超自然的な生命体である。 通称は「&bold(){闇の存在(Dark Presence)}」もしくは「&bold(){影(Shadow)}」。 -登場作品 -『[[ブライト・フォールズ>ブライトフォールズ(短編ドラマ)]]』 --『[[Alan Wake]]』 ---DLC『シグナル』 ---DLC『小説家』 --『アラン・ウェイク・ファイル』 --『[[This House of Dreams]]』 --『[[Alan Wake's American Nightmare]]』 --『サイコスリラー』 --『[[ナイトスプリングス]]』 --『[[Quantum Break]]』 --『[[Control(レメディー社作品)]]』 --『[[Alan Wake Ⅱ]]』 ---DLC『ナイトスプリングス』 ---DLC『レイクハウス』 ---- ●目次 #contents() ---- *【概要】 次元間の知覚と音、そして&bold(){驚異的な伝播力}を持つ共鳴体ベースの[[超常現象生命体>超常現象生命体/余剰次元生命体]]。 「共鳴体」とは既知の科学の範囲外にある振動、周波数、フィールド、エネルギーのことであり、限定的ながら''現実を変貌させる力''でもある。 ワシントン州ブライトフォールズ近くのカルデラ湖、コールドロンレイクの湖面に存在するスレッショルド(※変貌世界事象。後述)である「&bold(){闇の世界}」を起源とする。 「&bold(){超常現象生命体A-010/影}」という呼称はアメリカ政府の機密機関「連邦操作局(FBC)」によるものであり、民間人からは「&bold(){闇の存在}」と呼ばれる。 その名が示す通り「''自我と悪意を持つ闇''」であり、不定形な実体を持たない生命体。 あらゆる闇と知覚を共有しており、''水溜まりやオイル、''さらには''人間の心の闇''に潜むことができる。 活動範囲は基本的にはコールドロンレイク周辺(ブライトフォールズ、ウォータリー、エルダーウッズなど)に限られるが、スレッショルドや闇の影響を受けた人間を介して活動範囲を拡大できる。 弱点は強い光で、浴び続けるとそこが「焼き払われ」てしまう。 一方で生物、非生物問わずに伝播し傀儡にできるという特殊能力を持つ他、様々な形態をとる。 *【行動理念】 本拠地となる闇の世界は文字通り闇に満ちているため、闇の存在の影響力はスクラッチ曰く「大海にコップ一杯の水を注ぐようなもの」で''却って目立たない''。 そのためか並行世界へ進出、拡散することに執着している。 敢えて例えるなら、[[「平凡な俺が異世界で無双する」>俺TUEEE]]みたいな願望を抱いているのである。 また、闇の世界では対となる超常現象生命体である「[[光の存在>光の存在(超常現象生命体)]]」との抗争を絶え間なく繰り広げており、複数の並行世界へ伝播し力を増すことで相手より優位に立とうとしている可能性もある。 *【闇の世界/コールドロンレイク・スレッショルド】 闇の存在の起源である闇の世界は、''全ての並行世界を内包する最も巨大な宇宙''とされている。 この世界はあらゆる並行世界と隣接し、過去・現在・未来が同時に存在して尚且つ無限にループし、さらに思考や言葉が具現化し新たな並行世界が生まれるという混沌の世界である。 この闇の世界の一部分はコールドロンレイクの湖面に永続的に出現しており、FBCにより''コールドロンレイク・スレッショルド''と呼ばれている。(thresholdは「境界」の意。) ''スレッショルド''はその名の通り現実に現れた並行世界の入り口であると同時に''並行世界の水路''でもあり、スレッショルド周辺地域は流れ込んできた並行世界に侵食されてしまう。 この現象を&bold(){[[変貌世界事象]]}、通称「AWE」と呼ぶ。 当然コールドロンレイク・スレッショルド周辺でも同じことが起こるのだが、前述の闇の世界の性質と合わさることで、結果として''創作物が現実になる''という他のスレッショルドでは見られない変貌世界事象が引き起こされることになる。 また、スレッショルドからの並行世界の浸水は一方的なものではなく相互的なものであるため、''コールドロンレイク周辺での創作活動は現実世界と闇の世界の両方に影響を与える''ことになる。 *【知能】 「世界を闇に包む」という野望を果たすため、かなり策を講じている。 後述の通り強大な力を持っていながら脳筋ゴリ押しはダメとわかっている時点でこの手の怪異としてはかなり賢い。 2010年のブライトフォールズAWEではコールドロンレイク・スレッショルドの「創作を現実にしてしまう力」を利用して自らの野望を実現させることを思いつき、休暇のためにやって来た著名な小説家[[アラン・ウェイク]]に「世界が闇に支配される内容のホラー小説」を書かせるため[[数々の裏工作>金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿]]を行っている。 例えばストーリー序盤では日中に光に焼かれる苦痛を&bold(){ど根性で耐えながら}ダイナーまで移動し、そこでウェイク夫妻が滞在するキャビンの鍵を預かっていたカール・スタッキーに触れて体調不良に追いやり、その隙に人間の姿(後述のバーバラ)に擬態して鍵を受け取りに来たアランと接触を果たし「カールは帰った」と嘘をついて&bold(){コールドロンレイクのど真ん中に浮かぶ島のキャビン(ダイバー島とバードレッグキャビン)}の鍵とキャビンへの地図を渡して誘導したりしている。 なお、ダイバー島とバードレッグキャビンは1970年に噴火で水没しているはずだが、共鳴により''現実を変貌''させて一時的に復元したようである。 *【能力】 -支配 最も強力な能力。 あらゆる''生物、無機物''に伝播し操ることができる。 -次元間移動 人間の身体に宿ることで、容易くスレッショルドを超えることができる。 -余剰次元への侵略 人々の夢や精神世界といった物理的には存在しない余剰次元でも、そこに「闇」があれば侵入し、潜むことができる。 ''メタ構造の生命体''と言えるだろう。 -物理的耐久性 基本的に物理的な攻撃は一切が通用しない。 人間に宿っている間はその限りではないが、厳密には''ダメージを受けた人間の肉体を即座に「闇」が治癒している''だけであるため、闇の存在自体はダメージを受けない。 -光に対する耐性 唯一の弱点は光だが、FBCが開発した高出力ライトの光を三方向から同時に当てても苦しんだだけで生き延びている。 また、日中に行動を起こしたこともある。 -瞬間移動 夜間などの暗い場所なら離れた場所に瞬時に移動できる。 また、明るい時間帯でも影から影へ移動できる。 ''その辺のオイルや水溜まり、人間の心の闇''など、例え日中だろうと闇の存在が潜伏できる闇は必ず存在するため、一度闇の世界のスレッショルドを超えてしまうと行動を制限することは殆ど不可能となる。 -変貌効果 「共鳴」により現実を変貌させることができる。 作中では陽が出ている日中に霧を出現させ、空を暗くしたりしている。 -物理的破壊力 闇そのものが渦を巻き竜巻や嵐雲を形成することで、''あらゆる構造物を物理的に破壊しながら移動できる。'' ただし、この時は人間への擬態は解かなければならない。 -時間操作 追い詰められるとタイムループを引き起こす。 しかし不完全で、人々は前の周回の記憶を僅かながら保持する。 *【形態】 **◇[[引っかき女(Scratching Hag)>引っかき女/バーバラ・ジャガー]] 1970年にコールドロンレイクで溺死した女性バーバラ・ジャガーの遺体に宿ることで実体化した闇の存在。 溺死した当時のジャガーは25歳だったが、2010年のブライトフォールズAWEでは老婆の姿になっていた。 胸には''背中まで貫通した穴''が開いており、喪服を着ている。 姿が変わったのは地元に伝わる「大釜の魔女」の伝説や、森に近付く子供たちをしつけるために魔女バーバ・ヤーガの伝説を元にして大人達が吹聴した「暗闇に潜む引っかき女」の怪談話が、コールドロンレイク・スレッショルドの力で現実になったためと思われる。(ちなみにHagは「鬼婆」、またはストレートに[[「ばばあ」>漫☆画太郎]]の意。なので[[妖怪]]チックなネーミング) 人間に擬態するための形態でもあり、アランとの初遭遇時には「アランにキャビンをレンタルしたカール・スタッキーの代理人」を装っていた。 詳しくは個別項目参照。 //-''竜巻(tornado)'' //引っかき女の戦闘形態。 //黒煙の様な闇が渦を巻いて竜巻を形成しており、その中心に引っかき女が立っている。 //バスやボート、コンテナ等の巨大な物体を巻き上げながら、明確な意思を持って移動する。 //作中ではアランを追っていた''武装した保安官代理達''を一瞬で殲滅している。 **◇[[スクラッチ(Scratch)>ミスター・スクラッチ]] 『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『Alan Wake Ⅱ』『Quantum Break』『Control』に登場する。 無限にループする闇の世界で、絶望したアラン・ウェイクに取り憑き同化した闇の存在。 他の周回のアランの前に''邪悪な[[ドッペルゲンガー]]''として現れる。 やがてアランの姿でコールドロンレイク・スレッショルドを超えて現実世界に進出を果たし、FBI捜査官[[サーガ・アンダーソン]]の前に立ちはだかる。 ''アランの富、名声、愛する人を欲する。'' 詳細やバリエーションやらはそれぞれの個別項目を参照。 -&bold(){激怒の雲(cloud of wrath wears)} 『Alan Wake Ⅱ』に登場。 スクラッチの別の形態。 //その名の通り''激怒するアランの顔(実写)''が浮かぶ黒い嵐雲。 //あらゆる攻撃を受け付けず、周辺のものを破壊しながら移動する。 // //その正体は以前のタイムループでアランに宿った闇の存在が、サーガの放った&bold(){&color(#FFE921){光の弾}}でアランの心の闇もろとも頭蓋骨から押し出されて同化したもの。 // //ブライトフォールズでは2010年のAWEにてアランを追跡した保安官代理が全滅したことで「''超自然的な連続殺人鬼アラン・ウェイクの都市伝説''」が広まっており((実際に保安官代理を殲滅したのは引っかき女))、コールドロンレイク・スレッショルドの創作を現実に変える力が闇の存在の残骸を復讐に燃える''激怒の雲''へと成長させた。 // //アランの富と名声を横取りするために彼の肉体を「ガワ」にしようと執着しているが、アラン以外の人間にも一応取り憑くことはでき、作中ではFBI捜査官のアレックス・ケイシーにも一時的に宿っている。 //しかしアラン以外に宿るのは不本意らしく、アランと対面すると直ぐにケイシーの身体を捨ててアランに再度乗り移った。 // //様々なスレッショルド(並行世界)を渡り歩き、その度に変貌世界事象の影響により設定や立ち位置を変えながらも執拗にアランに粘着する。 -&bold(){[[闇の使者>闇の使者(超常現象生命体)]]} 『Alan Wake's American Nightmare』に登場。 『ナイトスプリングス』のとあるエピソードの脚本を元にアランが『リターン』を執筆したことにより、並行世界のナイトスプリングスがアリゾナ州某所にスレッショルドとして出現するAWEが発生。 これによりスクラッチも物語の悪役である「闇の使者」としてナイトスプリングスに召喚され、主人公である「光の闘士」を演じるアランと対決する。 // //サイコパスかつ超自然的な殺人鬼であり、「使者」という名の通り''自らは戦わずに''闇の軍勢を闇の世界から先導して光の闘士に差し向けては去っていき、ナイトスプリングスの住人達を意味もなく次々と殺害していく。 // //''アランの友人を殺し、アランの妻を寝取ることに執着する''が、最後はアランの妻アリスが作った映画『夜明け』の光に照らされ敗北した。 -&bold(){[[グランドマスター>グランドマスター(超常現象生命体)]]} 『Alan Wake Ⅱ』に登場。 アランとスクラッチが書き、トーマス・ゼインが映画化した物語『イニシエーション』の作中作『殺人事件ケイシー』でスクラッチが演じたキャラクター。 // //殺人カルト「言葉の教団」のリーダー。 //超自然犯罪を繰り返す悪魔。 //&bold(){ミスター・スクラッチを名乗るアラン・ウェイクの皮を被ったトーマス・ゼイン。} -&bold(){[[シャドウ(Shadow)>シャドウ(超常現象生命体)]]} 『Alan Wake Ⅱ』に登場。 アランが書いた『イニシエーション』という物語が現実になった闇の世界の''ニューヨークの代替現実''でアランを執拗に狙う''スクラッチの大群。'' 何故たくさんいるのかは不明。 //その名の通り影の様な姿をしており、そのままではアラン側の攻撃は素通りする一方で、アランを攻撃することはできる。 // //光で闇を焼き払うと実体化するが、その姿は''靄に包まれ輪郭が歪んだアラン''である。 -&bold(){[[悪ぶった男/悪い狼人間(Bad Boy)>悪ぶった男(超常現象生命体)]]} 『Alan Wake Ⅱ』DLC『ナイトスプリングス』に登場。 「一番のファン」というエピソードの脚本を元にアランが『リターン』を執筆した結果、並行世界のナイトスプリングスがブライトフォールズにスレッショルドとして出現するAWEが発生。 スクラッチはアランが演じる「作家」の双子の弟にして狼人間の「悪ぶった男」としてナイトスプリングスに召喚され、「作家」に助けを求められた「ウェイトレス」を演じるローズ・マリゴールドと対決する。 // //''「作家を嫌う人」''と呼ばれる邪悪なアンチ達を率いて「作家」の屋敷を襲撃しようとしたが「ウェイトレス」に阻まれ、''戦意喪失''した。 *【闇の軍勢】 闇の存在が率いる闇の勢力。 あらゆる場所に召喚できる、闇の存在の一部にして道具。 FBCによりA、B、Cの三タイプに大別される。 **▶タイプA(Type A) 知覚可能な「闇の存在」の一部。 -液化した闇 飛び散ったオイルや水溜まりと闇が同化したもの。 常人は踏むと闇に支配されてしまう。 ライトで容易く焼き払える。 -闇の物質 半固形状の闇。 壁やアイテムを覆い塞ぐ。 ライトで容易く焼き払える。 **▶[[タイプB:影になった個体(Type B:Shaded Individual)>闇に支配された者/影になった個体]] 主に「&bold(){闇に支配された者(Taken)}」と呼ばれる。 意味もなく人語を呟き続けながら群れをなして人間や動物を手当たり次第に殺し回る狂暴さを持つ。 身近で手に入る刃物や鈍器を武器として扱う程度の知能はあるが、仲間同士で意志疎通している場面はない。 &bold(){黒い煙のように見える闇のバリア}を全身に纏っており、バリアを光で焼き払わなければ物理的な攻撃が効かない。 他にも何もない場所から突然姿を現したり、死んでも別の場所から復活したり、&bold(){分身}したりできる。 これらが単にゲーム上の都合なのかそういう設定なのかは不明だが、行方不明者に対して登場する個体が多すぎることや作中最初に登場する個体であるヒッチハイカーが瞬間移動や分身を披露しているため前者の可能性の方が高い。 詳細は個別項目を参照。 **▶タイプC:影になったオブジェクト(Type C:Shaded Object) 『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『CONTROL』に登場。 無機物に影が憑依したもの。「&bold(){ポルターガイスト(Poltergeist)}」とも呼ばれる。 影になった人間と同じく黒い煙に包まれた様な姿。 物理攻撃は効かないが、影になった個体たちと違い闇を焼き払われると宿主である無機物自体も消滅してしまう。 -&bold(){通常のオブジェクト} 『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』に登場。 影に憑依されたドラム缶や鉄タイヤ、柵等様々な物体。 宙に浮かんでから数秒の間をおいてアラン目掛けて飛んでいく。 -&bold(){大型のオブジェクト} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依された廃車などの大型な物体。 耐久力が高く、一部のオブジェクトはライトを当て続けないと回復するほか、障害物としてその場から動かない場合もある。 ***▶ボスオブジェクト 特に強力な影になったオブジェクト。 ・&bold(){ブルドーザー(bulldozer)} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依されたブルドーザー。通常のポルターガイストと違い、宙には浮かばず無人で走り回る車両として振る舞う。 作中では二台登場し、一台目はボスとして立ち塞がるが二台目はスルー可能。 咆哮のようにエンジン音を鳴らしながら猪やサイの如く突進攻撃を仕掛けてくる。 ライトを当て続けないと回復する。 影になった個体たちも同時に襲ってくる。 ・&bold(){蒸気機関車(old train)} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依された、朽ち果てた[[蒸気機関車]]。二つのパーツに分離して襲い掛かる。 朽ち果てているためブルドーザーや後述のハーベスターのように自走は出来ず、前述の大型のポルターガイストと同じように宙に浮かんでから体当たりを繰り返す。ライトを当て続けないと回復する。 スルー可能だが倒すと実績が解除される。 ・&bold(){シャンデリア(chandelier)} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依されたコールドロンレイクロッジの球体シャンデリア。 ロッジから脱出しようとするアランの前に立ちはだかる。 この時アランはライトを持っていないため倒すことはできず、出口はロックされているため逃げることも出来ない。 脱出するには対峙して入り口に体当たりを誘発し扉を破壊させる必要がある。 ・&bold(){柱(pillar)} 影に憑依されたコールドロンレイクロッジの庭にある四本の柱のオブジェ。 『サスペンデッド(絞殺)』という作品の一部。 四本とも再生能力を持つ。 ・&bold(){油圧ショベル(excavator)} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依された油圧ショベル。 作中では二台が登場し、一台目は影になった個体たちが同時に襲ってくるものの、容易にスルーできる。二台目はボスとして立ち塞がる。 履帯を失っているためその場から移動できず、フォーク(([[UFOキャッチャー]]のアームみたいなやつ))が装着されたアームを振り回す。 二台目は倒すのに時間をかけすぎると足場が崩落してしまう。 ライトを当て続けないと回復する。 ・&bold(){ハーベスター(harvester)} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依されたコンバインハーベスター。 ボスとして立ち塞がる。 行動パターンはブルドーザーとほぼ同じで、ライトを当て続けないと回復する点も同様。 影になった個体たちも同時に襲い掛かる。 ・&bold(){モンスタートラック(monster truck)} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依されたモンスタートラック。 行動パターンはブルドーザーやハーベスターと同じだが、機動力が高く小回りもきくため厄介。 ライトを当て続けないと回復する。 本編では容易にスルー可能だがDLCエピソード『シグナル』では二台が同時にボスとして襲い掛かる。 一応『シグナル』でもスルー可能だが他の影になった人間やオブジェクトも同時に襲い掛かって来るため倒さず進むのは難しい。 ・&bold(){パレードトラック(parade truck)} 『Alan Wake』に登場。 影に憑依されたディアフェスト用のパレードトラック。 本編では脅かし要員として猛スピードで横切るのみ。 DLCエピソード『シグナル』ではボスとして立ち塞がる。 最初は装飾の巨大な鹿のオブジェが三つのパーツに分かれて襲いかかり、続いて更にトラックのキャブとボデーが分かれて襲ってくる。 挙動は大型のポルターガイストと同じで自走は出来ず、再生能力も無いが合計5体の大型ポルターガイストと対峙することになるため厄介。 ・&bold(){[[テレビ(TVs)/インセイン・アラン(Insane Alan)>インセイン・アラン(超常現象生命体)]]} 『Alan Wake』のDLCエピソード『シグナル』『小説家』に登場。 &bold(){アランの破滅的な意識}が闇の底で顕現した、アランのドッペルゲンガーその2。 闇の底で形成されたアランの記憶と妄想の世界のあらゆる場所に置かれているテレビと、その画面に映る狂気に満ちた表情の&bold(){実写の}アラン。 現実改編能力を有しており、アランに次々と脅威が襲いかかる内容の小説を朗読し、直後にその通りの展開が起こる。 『シグナル』終盤では大型の薄型テレビを中心にポータブルテレビ複数台が集まった&bold(){テレビの集合体}として立ち塞がり直接対決となり、影になった人間やオブジェクトを際限なくけしかけてくる。周りのポータブルテレビを一定数破壊される度に後退していき、薄型テレビだけになると最後は悪あがきとしてポルターガイストの漁船とアランの著書の群れを呼び寄せる。 続く『小説家』でも相変わらずアランの行く先々に立ちはだかり破滅的な内容の小説を朗読し影になった人間やオブジェクトをけしかける。 最後は妄想を全て捨て去り正気に戻ろうとするアランに対し、アランの妄想の産物であるイマジナリー・バリーを顕現させ襲わせるが、イマジナリー・バリーが倒されると同時に全てのテレビが自壊し完全消滅した。 ・&bold(){闇の通路(Dark Fountain)} 『Alan Wake's American Nightmare』に登場。 スクラッチがドライブインシアターの映写室の周囲に出現させた、鉄塔の見た目をした闇の通路。 闇の底に通じているらしく無尽蔵に影になった個体たちを召喚する。 四ヶ所に三本ずつ生えている。 **▶触れられた者(Touched) 完全に闇に支配されるのではなく、「操られかけている」程度の状態の人間。 支配された者たちは凶暴性が高く手当たり次第に動物や人間を殺すぐらいしか出来ないため、複雑なことをさせたい場合はこちらを活用する。 アランが触れられた様子を見るに、&bold(){ネチネチとした精神攻撃}で洗脳する模様。 ***◇&bold(){トール&オーディン・アンダーソン兄弟(Tor and Odin Anderson brothers)} 『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『CONTROL』に登場。 かつてはヘビーメタルバンド『[[オールドゴッズオブアースガルズ]]』の中心メンバーだった兄弟。現在は農夫であると同時に療養所コールドロンレイクロッジの患者。 &bold(){コールドロンレイクの&s(){濾過されていない}水}で作った密造酒を飲んだことで超自然的な能力が目覚めると同時に、トールは[[「雷神トール」>トール(北欧神話)]]になりきって[[ハンマー>ミョルニル]]を[[振り回し>ソー(MCU)]]、オーディンは(主神[[オーディン]]の逸話に準えて)自分の片目をくり抜く奇行に走った。 なお、本人達曰くひっかき女と戦ったらしいが真相は不明。 その後、「ひっかき女」や「詩人(トーマス)」を「伝説の存在」とする内容の歌詞の曲を発表した。 これによって全ての痕跡が消えたはずのトーマスとバーバラが「ブライトフォールズの住人達にとっての伝説」になってしまい、闇の存在が目覚めるきっかけとなった。 『CONTROL』ではフィンランド人の清掃員の姿をした超常現象生命体[[A-001アーティ>A-001/管理人アーティ]]と友人であることが明かされ、パワーオブジェクト「灰皿の迷路」に行く手を阻まれた[[ジェシー>赤毛の女(レメディー)]]のために「迷路を抜け出せる様に現実改編する曲」である『Take Control』を捧げ間接的にサポートした。 ***◇&bold(){シェル・ダイク(Shel Dyke)} 『Bright Falls』に登場する女性。 詳細は不明だが影に触れられたらしく、町の電灯を破壊して回るようになった。 完全に支配されなかったのは夜間でも脅威になる電灯を破壊するには光で死にかねない影になった個体よりも、光を浴びても平気な「触れられた者」の方が都合が良かったからだろう。 保安官代理に逮捕されたがその後の消息は不明。 ***◇&bold(){[[シンシア・ウィーバー]](Cynthia Weaver)} 『Alan Wake』に登場。通称&bold(){「ランプおばさん」}。 トーマスに片想いしていた女性。 影に触れられたがトーマスに助けられ、影との終わりなき戦いに巻き込まれた。 ダムの「照らされた部屋」に住んでいる。 町を練り歩きライトが切れていたら交換を促し、あちこちに光に反応する特殊塗料で目印を書いた所に影と戦うための補給物資(照明弾など)を隠していた。 その役回りはアランに闇の存在を倒す武器「クリッカー」を渡すこと。 ***◇&bold(){[[アラン・ウェイク]](Alan Wake)} 『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『Quantum Break』『CONTROL』に登場。 トーマスのドッペルゲンガーにして小説家兼脚本家。 元は光の存在と化す以前のトーマスによって書かれた詩に登場する「&bold(){登場人物}」であり、湖の現実改編能力により、この世に存在して「いた」ことになってブライトフォールズへと休暇のためやってきた。 より詳しくは個別項目を参照。 //バーバラに擬態した影に騙されて本来存在しないはずのコールドロンレイクの湖上のキャビンへ誘導され、目を離した隙に妻アリスを連れ去られてしまう。 //アリスが闇の底に引きずり込まれたことで彼女が死んだと思い込み絶望するが、その心が弱ったタイミングでバーバラの姿をした影に&bold(){触れ}られて洗脳され「小説を書いて湖の力で現実にしアリスを蘇らせればいい」と唆された結果、正気を失ったまま彼女に言われた通り1週間もキャビンに閉じ籠り&bold(){世界が闇に支配される}ホラー小説『ディパーチャー』を書き上げた。 //結果、湖に宿る力で小説の内容が現実になってしまうが、残された理性で「自分を主人公にすることで物語の終盤まで自分が死なないようにする」、「結末を書く前に逃走をはかる」、「キャビンからの脱出シーンを書く」、「トーマスが自分を助けるシーンを書く」などの機転を利かせ闇の支配から脱した。 // //その後、自分で書いた原稿の通りトーマスの助けを借り、紆余曲折を経てトーマスが用意していた影を倒せる武器「クリッカー((ランプとかに付いてるスイッチ))」を入手。 //湖へ飛び込み闇の底へ侵入しクリッカーで影を倒す。 //その後は現実改編能力を利用して完璧な[[ハッピーエンド]]を目指すため闇の底のキャビンで『ディパーチャー』の続編『リターン』をタイプライターで延々と(10年以上も)書き続けている。 //影に触れられた影響から&bold(){超自然的な力}を獲得しており、懐中電灯を強く握ると光が増したり街灯の灯りの中にいると傷が急速に治癒するなど地味ながらも役立つ能力を持つ。 // //なお、影に一人で立ち向かったことからFBCからは局長の候補と認定されている他、彼がタイプライターで打った原稿は「変貌アイテム」扱いされている。 //また、『リターン』を書く傍らでトーマスの負の遺産であるミスター・スクラッチとも戦い続けていおり、戦いの一端が描かれた『Alan Wake's American Nightmare』では力を付け現実に顕現したスクラッチに対抗するため、かつてカルト番組『ナイトスプリングス』の脚本を担当した経験を活かし、「&bold(){スクラッチが顕現したのはあくまでも『ナイトスプリングス』作中での出来事である}」ことにし、更に番組内に自分を主人公「光の闘士」として登場させることでスクラッチと直接対決を果たしている。 //また、『Quantum Break』でも「&bold(){超自然的殺人犯スクラッチとアラン・ウェイクが対決する}」という内容の『リターン』の映画の予告が作中のテレビに流れており、相変わらずスクラッチが隙あらば現実に進出しようとする度にそれをフィクション(作中作)に現実改編するいたちごっこを続けていた。 //『CONTROL』では「自分を救い出す英雄」としてジェシー・フェイデンという&bold(){登場人物}を創造し活躍させたが、代わりに&bold(){&color(#F54738){ヒス}}や&bold(){第三の}&color(#F54738){&bold(){モノ}}といった災厄を生み出してしまっている。 ***◇&bold(){[[ローズ・マリーゴールド]](Rose Marigold)} 『Alan Wake』『Bright Falls』に登場。 オーディアダイナーで働くウェイトレス。 アランの熱狂的なファンだが、その心に漬け込まれバーバラに擬態した影に触れられる。 アランに「残りの原稿を持っている」と嘘をついて自宅に誘い込み睡眠薬入りのコーヒーを飲ませた。 ***◇&bold(){セリーナ・バルディビア(Selina Valdivia)} 『Alan Wake's American Nightmare』に登場。 架空の町ナイトスプリングスの住人。ドライブインシアターの管理人。 スクラッチによって&bold(){触れられ}て正気を失い発電所を停めてしまった。 アランが電力を復旧させたお陰で全身に蛍光灯の光を浴び、侵食していた闇が焼かれ正気に戻った。 **▶第三の&color(#F54738){モノ}(The Third &color(#F54738){Thing}) 『CONTROL』に登場。 「影」とヒスの両方に憑依された人間。実質、下記のハートマンしか該当しない。 ***◇&bold(){[[エミル・ハートマン]](Emil Hartman)} 『CONTROL』に登場。 「かつてハートマンだったモノ」が捜査セクターに侵入した超自然的な存在「ヒス」に憑依された姿。 「&bold(){影}」と「&color(#F54738){&bold(){ヒス}}」の両方に憑依された結果、&bold(){縦に引き伸ばされ螺旋状にひねられ}て歪な巨人と成り果て、意味もなく破壊の限りを尽くす怪物と化した。 テレポートやテレキネシス、闇のバリアなどの特殊能力を持つ。 FBC局長ジェシー・フェイデンに幾度も襲撃を仕掛けるが、最後は部屋全体を明るく照らされたことで闇のバリアを失い、光に全身を焼かれながら倒された。 **▶その他の形態 ・&bold(){鹿(Deer)} 『Bright Falls』に登場。 ジェイクに車で轢かれた鹿。 この鹿を介してジェイクは影に支配されてしまう。 ・&bold(){[[不吉な黒い鳥]](Raven)} 『Alan Wake』に登場。 影に支配されたワタリガラス。 一羽一羽はライトの光で即死する弱さだが大群で押し寄せ巨大な飛行生物かの如く襲い掛かってくる。 群れを追い払うには一定数のカラスを焼き払わなければならない。 ・&bold(){サドンストップ(Sudden stop)} 『Alan Wake』DLCエピソード『シグナル』に登場。 アランの著書『サドンストップ』がカラスの代わりに群れをなし襲ってくる。 ・&bold(){クモ(spider)} 『Alan Wake's American Nightmare』に登場。 闇の底からナイトスプリングスに顕現した&bold(){蜘蛛に擬態した影}。 なぜか子猫ほどの大きさ。 ライトで殺せるが鳥ほど脆くはない。 *【関連人物】 ・&bold(){[[トーマス・ゼイン]](Thomas Zane)} &bold(){「影」の生みの親である可能性がある}アランのドッペルゲンガーその3……というか、アランとトーマスは&bold(){どちらがオリジナルか判別できないほど因果関係が拗れている}。 ヨーロッパ出身の詩人兼映画製作者。 コールドロンレイクの湖上に立つキャビンで「湖の底に潜む闇の存在」への言及を含む様々な詩を書いていたが、恐らくこのせいで影が生まれた……というより太古の昔から&bold(){「いた」ことになった。} 湖で溺死した恋人バーバラ・ジャガーを、当時アシスタントライターだったエミル・ハートマンの助言に従い詩で蘇らせようとした結果、「&bold(){バーバラの姿をした影}」を地上に顕現させてしまった。 責任を感じたトーマスはバーバラの魂を&bold(){物理的に}切り取り((要するに心臓を抉りとった))、靴箱に自分の詩をしまった上で「靴箱以外の自分の痕跡を全て消す」内容の詩を書いて現実改編し、更に真っ白な潜水服を着て湖に飛び込み「&color(#FFE921){光の存在}」となった。 その後、バーバラの身体を持つ「&bold(){影}」とトーマスの身体を持つ「&color(#FFE921){光の存在}」は争い続けることになる。 ・&bold(){[[ラショナル・アラン(Rational Alan)>ラショナル・アラン(超常現象生命体)]]} アランのドッペルゲンガーその4。 『Alan Wake』のDLCエピソード『シグナル』と『ライター』でプレイヤーが操作することになるアラン。 闇の底で顕現した&bold(){アランの理性そのもの}。 アランの絶望の象徴である&bold(){破滅的なアラン}とは幾度も衝突する。 こいつが頑張った結果、&bold(){アランは10年以上も闇の世界で小説を書き続けている}。 ・&bold(){[[ジェシー・フェイデン>赤毛の女(レメディー)]]} 『CONTROL』に登場。 FBCの現局長。[[弟のディラン>P6/ディラン・フェイデン]]を探しに来た民間人だったが、&bold(){色々あって}局長になった。 前述の通り、&bold(){アランによって創造された可能性がある}。 アランの原稿通り、影及び&bold(){第三のモノ}と成り果てたハートマンと幾度も対峙し、最後は打倒する。 ・&bold(){&color(#F54738){[[ヒス(超常現象生命体)]]}} 影とはある意味兄弟とも言える、よく似た超常的な存在。 『CONTROL』では悪夢のコラボレーションを果たした。 詳しくは個別項目を参照。 追記、修正は『リターン』を完成させてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - controlってこの作品群だったのか……何というか非常にSCP感のある作品だったがどっちが先なのだろう… -- 名無しさん (2023-01-25 02:54:03) - ↑SCPモチーフだからね -- 名無しさん (2023-01-25 08:30:18) - controlのDLCでコールドロンレイクって地名を見たとき、めっちゃ興奮した。あとナイトスプリングスのラジオ音源みたいなものも聞けたっけ。 -- 名無しさん (2023-01-25 12:03:13) - controlのDLCのラスト的にもがっつりAlan Wakeと繋がっていくみたいで楽しみ -- 名無しさん (2023-01-25 14:21:40) - 本体ゲームの項目ないのに充実しておる… -- 名無しさん (2023-01-27 23:00:17) - ……要はSIRENの闇霊みたいなもん? -- 名無しさん (2023-01-27 23:18:50) - デッドライジングの項目もそうでしたけどsato1108さんはちょっと細かく編集し過ぎですね 履歴流しになるのでなるべくまとめて編集する事を心掛けて頂きたいです -- 名無しさん (2023-01-29 21:36:22) - タイトル長すぎてリンク先書くとき面倒そうなので短縮してもいいですか? -- 名無しさん (2023-01-31 21:11:06) - 項目名変更の提案から時間も経っていないのに勝手に変更するのはルール違反です 差し戻しを希望します -- 名無しさん (2023-02-01 02:46:50) - すみません。戻しました -- 名無しさん (2023-02-01 04:24:25) - では今日中に反対意見が特に無ければ変更します -- 名無しさん (2023-02-01 08:10:01) - 反対はしませんが他の利用者の意見を多く仰ぐため通常三日から一週間程度待つのが基本です sato1108さんは編集競合によるコメント削除の放置や短時間での過剰編集が繰り返し見られます、項目の私物化とも見られかねない行動は控えた方が良いかと思います。 -- 名無しさん (2023-02-01 15:08:17) - 項目名変更に時間を必要としたほうがいいという指摘は無視でしょうか? 荒らし報告させて頂きますので悪しからず -- 名無しさん (2023-02-03 02:05:43) - 以前の冗長な感じの方が好きだった こういう場合一週間は様子見るのが普通だし出来れば元に戻して欲しい -- 名無しさん (2023-02-03 21:41:39) - ↑なら「超常現象生命体A-010(別名:影/闇の存在)」みたいな感じにしますか? -- 名無しさん (2023-02-03 23:12:28) - このページ名変更自体に問題あるので一先ず差し戻して頂きたい あと上のコメントにも書かれてるけど編集し過ぎ -- 名無しさん (2023-02-03 23:18:03) - 戻しました -- 名無しさん (2023-02-03 23:20:30) - 一週間経ちましたが記事名変更してもかまいませんか? -- 名無しさん (2023-02-10 10:02:03) - 闇、と言う割にはめちゃくちゃど根性のある奴ら、ポジティブなのかネガティブなのか・・・ -- 名無しさん (2023-03-09 08:38:19) - 最初に書かれた詩に根性ガン決まりって一文があったんだなって思っちゃうぐらいには根性すわってるな -- 名無しさん (2023-11-08 03:13:39) - 今見るとあまりにもとっ散らかって見辛い項目なので、思いきって大幅に追記、修正しようと思うのですが構いませんか? -- 名無しさん (2024-09-05 22:13:03) - ↑間違えてログインせずに書き込んでしまいました -- 名無しさん (2024-09-05 22:14:30) #comment(striction) #areaedit(end) }