絶対防衛線!「小笠原兵団」救援(艦隊これくしょん)

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絶対防衛線!「小笠原兵団」救援(艦隊これくしょん) - (2025/05/08 (木) 04:44:59) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2023/04/23 (日) 13:18:33
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&font(#6495ED){所要時間}:約 52 分で読めます

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#center(){&size(20){一 我等ハ全力ヲ奮テ本島ヲ守リ抜カン}}



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[[艦隊これくしょん -艦これ-]]で2023年初春に開催されたイベント。

#openclose(show=▽目次){
#contents()
}

**概要
開始時期は2/28 22:00。
メンテナンスは例によって時間通りに進行しなかったので実際の開始時期は3/1 3:00前後となる。
一部提督は「[[艦これアーケード]]」の「西方再打通!欧州救援作戦」と同時進行することとなった。

最初の告知は2023年2月初頭。
実に&bold(){5か月弱}というとてつもない長さの戦間期を経ての開催となった。
前回が大規模イベント+大型艦の掘りというとんでもない構成だったものの、この間に備蓄の体制を立て直した提督も多かったと思われる。
実際のイベントは前段海域が&bold(){イベント最終海域比ですら高難易度}というあまりにも常識外の代物だった上、
間髪を入れずに&bold(){後段作戦が3マップある}ことが確定したため、戦間期明けの作戦としてはなかなかの曲者となっている。
%%禁断の大規模二度打ち、そして次イベント開始予告と同時に大規模が3連続確定が決定した事に提督達は震えた%%

終了時期は5/1(月)11:00。
&bold(){長く開催する}との宣言通り非常に長期間にわたって開催されている。なお、予定より長く開催する事になったとも明言されている。
実に&bold(){2か月}開催されていたこととなり、この長さは2020夏イベントぶりの超長期間開催となった。
そのため&bold(){イベント中に10周年を迎える}という珍事が起きている。
また、4/23の艦これ10周年のアップデートにおいて恒例の記念ボイス以外にも新システム&bold(){「煙幕」}の実装や、2013年に登場した&bold(){幻の艦上戦闘機「震電改」}が入手できる特別任務が追加された。



**新要素
***対潜哨戒機の基地配備
哨戒機はこれまで基地に配備できなかったものの、以降に配備可能になった。
数値面では東海に勝るのは厳しいため、対空調整、特効などをあてに配備することになるだろう。

***夜間瑞雲カットイン
イベント直前アップデートで追加された要素。
航戦、航巡、軽巡、水母が主砲2+夜戦機の瑞雲を装備していると発動する。
なお、上記以外の艦種は水上爆撃機を装備していても発動不可。
水上爆撃機の搭載が基本機能でない艦種だから対象外…とすると軽巡が対象になっている事と矛盾するのでそういうわけではない模様。

効果は連撃…ではなく、&bold(){1x2}の2回攻撃。
つまり特殊砲撃のようにターゲットが分散することで複数攻撃が可能。
しかも&bold(){カットイン扱い}なので弾薬の消耗も増えず、夜戦瑞雲を増産することで複数艦での発動もできる。
更に発動時に&bold(){照明弾が発動}という至れり尽くせりの高性能攻撃となっている。

しかし発動率が連撃よりもだいぶ低い、というよりも&bold(){カットイン}なので確定では発動しない。
加えてダメージ倍率自体は魚雷カットインよりも劣っているうえ、瑞雲が枯れている場合でも発動できなくなってしまう。更に中破していても発動不可と発動条件はカットインの中でも非常に厳しい。
そのぶん発動した際のリターンは大きく、道中夜戦マスにおいては他の道中で枯れることを加味しても採用される目がある。

なお、一時演習で発動すると何故だか&bold(){ダメージ表記が実戦と同じ「実際に与えた実ダメージ」}になっていた。
これにより&bold(){相手の艦娘を容赦なく3ケタダメージでオーバーキルしていく}という事態が発生。
艦娘によっては&bold(){耐久値の10倍以上}のとんでもないオーバーキルダメージを受ける事もあった。
これについては2023年6月14日のメンテナンスで不具合と発表され、修正されている。

***対潜空襲マス(仮)
&bold(){本作戦における最大の問題児}。
空襲マスの発展形であり、敵編成が潜水艦+空母といった形で構成される。

&bold(){空襲マス}なので敵からの航空戦がある。更に潜水艦がいるためこちらの先制対潜+砲撃フェイズが始まる…ところまでは標準と言えるが、問題はこのあと。
なぜか&bold(){空母が攻撃を仕掛けてくる}。
しかもこの空母は空襲戦扱いなので&bold(){HPが表示されていない}。つまり&bold(){無敵状態}である。
いわゆる編成の列から外れて微妙に後ろに表示されているため、誰が言ったか&bold(){後方彼氏面}。
また、こいつらはしっかりを砲撃が高火力&高命中の高級機搭載タイプなので&bold(){かなりの大損害}は免れない。

もはや理不尽を超越しているような構成だが、対策がないわけではない。
前述した通り航空戦は行うため、ここで制空権を取って艦載機を全滅させれば攻撃しなくなる。
エアカバーはもちろんのこと、増設補強による対空火力の充実、秋月型・Fletcher級、Atlantaなどの強力な防空艦を投入してなんとでしても被害を抑えたいところ。
また、単縦陣で出現することがほぼないので特効持ち(≒回避ボーナス付き)の艦を中心に編成すれば被弾の可能性をより減らせる。

ただ、基本的にある程度は殴られることは避けられない。また、警戒陣を使えない関係で連合艦隊は大被害を被ることが多い。
特に基地航空隊を使用できる数が少ないE2においてはかなりの猛威を振るい、E2-Mは海域クリア上の最大の難所とまで称されている。
総合的な評価としては、こちらからの対策の無さを考えると、以前に登場していたレーダー射撃マスの変形と言ったところだろうか。
あちらと違って&bold(){回避手段がない}どころか&bold(){確定で通ることが大半}という容赦の無さが厳しいが。

あんまりにも猛威を振るったせいか、2023夏イベでは確定で通るマスには置かれていない。&font(l){ギミック解除で通る必要はあるが、解除条件上潜水艦デコイが有用だった上に、最悪ギミック解除しなくても突破可能だった}
&s(){またとある海域ではPT小鬼群の上位版のSボート小鬼群が警戒陣で待ち構えるマスを通るくらいなら対潜空襲マスを通ってまでも回避した方がマシという声もあった}

***陸上偵察機の熟練度回復
イベント2週間前の[[バレンタイン]]アップデートにて実装。
これまでは一度減った熟練度は回復しなかったが、他の陸上機同様の出撃で回復する仕様に変更された。
熟練度減少による制空調整に気をもむ必要もなくなった。

***回転翼機の航空戦参加・熟練度実装
SJ-51改などの一部の回転翼機に熟練度が蓄積するようになった。
また回転翼機が航空戦に参加するようになり、消耗を抑えることが難しくなった。
もちろん理論上はこれで制空権をもぎ取ることも可能なので、天龍が三川艦隊の制空担当、サムが制空権をもぎ取る唯一無二の駆逐艦というまさかの立ち位置を得る事になった。&font(l){役に立つかは別として}

***海域画面でのUI非表示
陣形選択画面において陣形以外をクリックすることで艦娘・陣形のUIを消すことができるようになった。
いわゆる&bold(){前が見えねェ}状態が解消され、自艦隊がどこにいるか判別が可能。

***海域画面での敵艦隊編成確認
イベント終盤の2023年4月23日アップデートにて、上記のUI非表示の追加機能として実装。
艦娘・陣形のUIを消した状態で現在のマスをクリックするとそこにいる敵艦隊の編成がある程度確認できる。
敵艦隊全員は表示されないが、&font(l){大体攻略Wikiに情報が転がっているので}これにより敵編成を判断して陣形を選択するなんて事も可能となった。

***煙幕システム
イベント終盤の2023年4月23日アップデートにて実装。
艦隊内の任意の艦娘が「発煙装置(煙幕)」あるいは「発煙装置改(煙幕)」を装備していると1回の出撃に付き、夜戦マス以外のマスで1回のみ陣形選択時に任意に使用を選択でき、使用すると確率で発動する。((発動しなかった場合はその後のマスでも再度使用を選択できる。))
発動すると&bold(){敵味方共に砲撃戦の命中率が低下する}という、&bold(){対潜空襲マスを狙い撃ちしたかのようなシステム}。&font(l){多分本来はイベント中に実装する予定はなかったんだろうけど}((イベントで登場した要素を狙い撃ちしたかのような新システムが該当イベント終了直後に実装されたのは16秋イベント後の補強増設装備拡大と速力高速化シナジーの例がある。))
但し発煙装置(煙幕)1個のみの装備だと発動率が低くなる((発煙装置改(煙幕)は発煙装置(煙幕)2個分の効果と見られている。))事と電探を装備している艦には効果が薄いとされているため、過信は禁物。


この他、通常海域に新規のEOとなる7-5が実装されている。
複数ゲージ制で攻略にそれなりの手間がかかるが、装備さえそろっていれば艦隊の面子を入れ替える必要なく済ませることも可能。
取得戦果的にも5-5、6-5ほどの難易度とは扱われていない。


***改二
***鳳翔改二/改二戦
前回イベント明けのメンテナンスにて実装。

服装は改からほとんど変化していないが、たすき掛けが追加されてスカートの裾がやや短くなっている。

性能については搭載数と速度という弱点が存在する代わりに非常に高い。
単純な耐久・火力・装甲の数値が軽空母トップクラス。運の数値も高いため命中・回避補正に優れ、コストもわずかに上昇した程度なので砲撃支援にも向く。
またコンバート改装で改二戦となり、対地装備まで施せる。但しパラメータや搭載数が微減するため性能的にはマイルドに。
空母という艦種が熟練整備員の実装で更に強化されていることもあり、非イベント時の普段使いで大いに活躍できる性能となった。

***深雪改二
イベント終盤の2023年4月23日アップデートにて実装。

服装は叢雲以外の他の特型の改二同様に襟と袖口が黒くなっている。

性能についてはまさかの&bold(){駆逐艦全体で見てもトップクラスの砲撃戦特化仕様}。
絶対に特効が貰えない事への対策か、改修済みの12.7cm連装砲A型改二を装備すればするほど異常に火力が上がっていく。
とはいえ、やはり特効はないのでどちらかというとイベント前半の切り込み役か、輸送作戦でのアタッカー役向きか。


新規実装艦は以下の6隻。

・初春型(有明型)駆逐艦 夕暮
・Fletcher級駆逐艦 &ruby(ヘイウッド){Heywood}.L.E
・特種船M丙型 熊野丸
・御蔵型海防艦 能美 
・New Orleans級重巡洋艦 &ruby(タスカルーサ){Tuscaloosa}
・二等輸送艦 第百一号輸送艦 

このうち夕暮、Heywood.L.E、能美の3隻が掘り艦となっている。
また、久々に報酬・掘り艦のどちらにも大型艦がいない大規模イベントとなっている。

**BGM
E1~E2海域マップ:
E1、E2、E4道中、E3海域マップ:
E1ボス、E2-3ボス、E4-1ボス、E6海域マップ:
E3-2~E3-3、E4-2~E5-2ボス:
E4~E5海域マップ:
E5~E6道中:
E5-3~E6-2ボス:
E6-3~E6-4ボス:

「いつ海」との連動イベントの名残りのためか、いくつかの戦闘[[BGM]]がED曲の「未来(いま)」のアレンジになっている。

**既存BGM
E2-1ボス:佐世保の時雨(Inst.)
E3-1ボス:坊ノ岬沖の波間



**出撃制限
札は合計8枚。
海域数に対しては比較的多い程度。
また、前段/後段作戦で使いまわす札が多いので戦力の選定は慎重に行いたい。
言い換えれば、札の数ほどには振り回されなかったりもする。

海域解説
6海域で構成された大規模イベント。
連続で大規模イベントとなったものの、資源状態に関しては長い戦間期で改善した提督も多かったと言える。
但しそれを吹き飛ばす&bold(){常軌を逸した超高難易度のE2}があまりにも高い壁として立ちはだかる。
特に甲作戦は&bold(){最終海域のラストゲージが2本ある}とまで恐れられており、道中・ボス撃破の突破難易度がどちらも高水準。
後に実装された後段作戦と比較してもE2の難易度は突出しており、もっと言えば&bold(){最終海域よりも難易度が高かった}。
友軍前ではクリアに1週間かかることもザラにあり、運が悪ければ&bold(){10日}をかけてもクリアすることができないことも。
現在では友軍が投入されているものの、助力があってなおこの評価はあまり変動していない。
総じて前段作戦での消耗が非常に激しくなることには注意しておきたい。

その反動か、後段作戦はいずれも難易度がそこまでは高くない。
特に前段で猛威を振るった対潜空襲マスはあまり脅威にならない。編成的にも&bold(){E2が一番凶悪}なので当たり前なのだが。
強いて言えばE5-3で詰まる可能性があるものの、これも友軍艦隊の来訪で撃破不可能といえるほどの難易度は無い。

総じて、&bold(){E2がもっとも難しい}というかなりいびつな難易度調整となっている。
&s(){そのせいで逆RTA勢は時間とペース配分が大きく狂わされて地獄を見たとか}
甲作戦に拘りがあったとしても、E2の攻略だけは乙に落とすなどして適宜戦略の変更を行った方がよいだろう。
他は友軍の来訪も相まって甲作戦でも苦戦するポイントはそこまで多くない。

大規模の例によって掘り艦も3隻と多いものの、夕暮はドロップポイントが異常に多いため攻略中に落ちる可能性が高い。
Heywood.L.E、能美の両名も容易に掘れるマップがあるため、クリアできさえすれば揃えることはそこまで難しくはない。
攻略中に資源が尽きなければの話ではあるが…

モチーフは硫黄島攻防戦。
前段作戦は連合国のジャンボリー作戦、後半はデタッチメント作戦が主軸に据えられている。
また、E2の展開と特効艦、何故か二水戦にいた方が都合が良い最上などから、本イベント中に完結したアニメ「いつかあの海で」が一部モチーフと見られている。


詳細な解説
※解説は甲作戦選択時の難易度を基準にしています。
いつものように甲0提督((今回は甲丙乙丙丙丙で4/23完走))が低難易度を補足しています。
便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。

**E-1『S21作戦』-日本本土近海哨戒圏- 
#openclose(show=▽詳細な解説){
#center(){&bold(){ギョライ…ホシイデショオ!}}


戦力ゲージがいきなり2本あるが、マップ難易度はかなり低め。
全体的に高い戦力を要求される場所がなく、基地航空隊の派遣場所さえミスしなければまったく苦戦しないだろう。


札は&bold(){横須賀防備戦隊}。
のちのE-4においても使用可能だが、ここに過剰戦力を投入する必要はない。
基地航空隊は1隊使用可能。
***E1/ギミック

解除用編成は合計で軽空母1+軽巡1+駆逐艦5が必要になる。
ここにまともな戦力を投入する必要は一切なく、低速でもOKなので対潜さえ可能であれば2線級戦力でも問題ない。

まず最初にルートを解放していく。

・JでS勝利
・C2でS勝利
・G2でS勝利

いずれも対潜マスなので対潜装備を施しておけばよい。
道中の空襲マスは対潜空襲マス対策の準備も兼ねて陸戦を編成して派遣しておくと万全。

***E1-1/ボス
ギミック解除後はボスが出現する。

編成はギミック解除の編成そのままに軽空母+軽巡+駆逐4で構成すればOK。
駆逐艦を1枠重巡か戦艦に変えることも可能だが、特にその必要はない。
むしろ戦艦を入れると対潜空襲マスで2周する可能性が増えて危険。

道中は対潜戦闘、&bold(){対潜空襲}、水雷戦隊の3戦。
とにもかくにも&bold(){対潜空襲}が脅威。
ボスの撃破は難しくないので、ここに東海2+陸戦2の対潜/制空隊を集中+対空カットインで軽空母の無力化を狙うのがベストか。

ボスは軽母ヌ級改。
改駆逐艦の夜戦連撃で吹き飛ぶ程度の装甲なので適当に倒せる。
不安ならば砲撃支援を出しておけば確実。

***E1-2/戦力ゲージ
第一ゲージ撃破後はそのまま第二ゲージが出現。

編成はE1-1のものをそのまま使用可能。
例によって駆逐艦の枠を変更可能だが、特に必要ない。

道中は対潜戦闘、水雷戦隊、&bold(){対潜空襲}の3戦。
対潜空襲への対処はE1-1と同様にするか警戒陣の回避率を利用しての突破のどちらか。

#center(){&bold(){ゼンッゼン、タリナイワァッ!}}

ボスは潜水棲姫改Ⅱ。
&bold(){潜水艦が旗艦1隻のみ}なのでボス撃破自体は先制対潜を3隻に施しておけばほぼ確定。
S勝利するのは難しいが、海域クリアに苦戦することはまずない。
対潜空襲を警戒陣で抜けた場合、ボスに陸戦と陸攻を送って随伴を蹴散らすことで対潜艦を守ることができる。


共通クリアボーナスは明石or勲章、二式爆雷or燃料2000、伊良湖。
丙作戦で三式連絡機改と間宮or改修資材、乙作戦で応急修理女神が追加される。
甲作戦では一式戦 隼Ⅱ型改(20戦隊)、補強増設。
甲クリアも難しくないので全取りを狙ってもいいだろう。

レアドロップは宗谷や山汐丸が設定されているが、S勝利の難しさからここを周回するメリットはほぼない。
だが山汐丸は今後来るであろう泊地修理マス経由のルート固定要員かつ秋津洲よりも制空を稼げるため、クリア後に掘りに行く人が多い。
}

**E-2『第二水雷戦隊 海上遊撃戦』-南西諸島沖/台湾沖- 
#openclose(show=▽詳細な解説){
#center(){&bold(){シズミナサイ!}}

#center(){&bold(){ヤッテシマエ…カエリウチダ!}}

#center(){&bold(){オマエガ!シズメッ!}}

#center(){&font(b,16,white,black){Final Episode}}
#center(){&font(b,20,white,black){いつかあの海で}}

E2にして&bold(){本イベントにおける最高難易度マップ}となる。
甲作戦はとにかく道中の極悪ぶりが&bold(){常軌を逸している}ほどに高く、友軍来訪後においてすらきわめてボス到達が難しい。
運営側も&bold(){歴代最高難易度}と表現しているあたり意図的な調整だと思われるが、とにかくすべての面が厳しい。
はっきり言ってE2-1およびE2-3のどちらも撃破難易度はそれぞれ甲作戦ラストゲージと比較される難易度である。
よほど戦力が充実しているうえでこだわりが無ければ乙作戦を選択した方がよい。乙作戦に落としても苦戦することは免れないのだが。
丙まで落とせば流石に…という感じにはなる。乙と丙の報酬差を考えれば丙も選択肢には入るが、その場合E3甲の豪華報酬を諦める事になるのが難点。
まあ万年丙提督にとってはE3乙もかなり突破に時間がかかったので関係ない話ではあったが。

また、注意事項として下記は&bold(){甲難易度}、かつ&bold(){高レベル改二の最上、矢矧、北上の複数所持を前提}としている。
友軍が来訪している以上、単艦でも突破の目は十分以上にあるが、それでも上記の3人を代替で済ませる場合はただでさえ高い難易度が更に上昇するのには注意。
繰り返しになるが、このマップは難易度が&bold(){あまりにも高い}ので乙作戦を選択することは十分に選択肢として賢明である。

なお、『第二水雷戦隊 &font(b,white,black){海上遊撃戦}』というタイトル((「海上遊撃戦」は「いつかあの海で」第7話タイトル。))や「いつかあの海で」最終話で交戦した戦艦棲姫改を二水戦が相手にするというシチュエーション、特効艦の面々、強友軍でやってくる連合国艦の面々からも
&bold(){「いつかあの海で」終盤のリベンジ戦}とも言える海域となっている。
&font(l){&bold(){実はリベンジ戦どころかいつ海最終話の戦いは勝利で終わっている}のだが、それが分かるのはBlu-ray/DVD最終巻が発売した1年以上後の話であった}((しかも本編ではなく最終巻初回特典の戦闘詳報に書かれている話だったりする。))
いつ海とは違い時雨改三は間に合わなかったが、その代わりいつ海に改装されずに終わった雪風改二が存在している事から、&bold(){時雨ではなく雪風の改装が優先されたif}にもなっていると思われる。
&font(l){まぁ、いつ海では大和改二重、最上改二、矢矧改二、時雨改三が揃っても敗北したと見られていた事を考えると時雨が改三にならなかった事も、雪風が改二になっている事も些細な差とは思われる。}

ゲージは戦力・戦力・戦力の3本。
E2-1、E2-3はどちらも道中・決戦支援ともに&bold(){必須}。

札は&bold(){第二水雷戦隊}&&bold(){支援連合艦隊}。
基地航空隊は1隊のみ使用可能。

***E2-1/戦力ゲージ
開始時点でボスが出現している。

E2-3と並んで本イベントにおける最高難易度のゲージとなる。
ゲージ破壊段階における&bold(){極悪}な道中を切り抜ける必要があり、その難易度は高い。
その分、乙作戦以下では道中の難易度とボスのラストダンス編成が大幅に弱体化するので一応E-2相応の難易度となっている。

編成は二水戦を中心とした遊撃部隊が基本。
&bold(){第二水雷戦隊}は本イベントにおいて実に5ゲージ分の攻略に寄与する&bold(){ブラック札}なので戦力を惜しむ必要は一切無い。

編成は矢矧+最上+北上+軽空母+霞or朝霜or時雨or初霜or磯風から3隻。
これ以外の編成では各艦の命中・回避ボーナスや夜戦火力が不足しがちになる。
雪風・響を投入してもよいが、雪風はこの後のゲージでも出番があり、響も友軍を阻害するため非推奨。
当然ながら全員に補強増設を施しておき、水雷見張り員での火力増強か応急修理女神での突破率上昇のどちらかの択は取れるようにしておくのも必須。

道中は最短編成であれば空襲、&bold(){対潜空襲}、水雷戦隊、高速機動部隊の4戦。
&bold(){すべてが大破要因}となるとてつもない道中。
空襲・対潜空襲はE1のように対策している余裕がまったくないためそれぞれ輪形陣と警戒陣で耐えるしかない。
それでも攻撃回数が少ない上に警戒陣+特効による回避補正が強いため、見た目ほどの絶望感はない。
問題は次の2戦。
ゲージ削りの段階では警戒陣を取ればどちらもさほどの難易度ではないが、ゲージ破壊段階では&bolD(){とてつもなくパワーアップ}。
3戦目の水雷戦隊は&bold(){ナ級Ⅱe(量産型)elite}が&bold(){単縦陣}で&bold(){4隻}固定。当然、先制雷撃も4本飛んでくる。
4戦目の水雷戦隊は&bold(){ヌ級改flagshipx2}と&bold(){重巡ネ級改}(耐久360)と&bold(){ナ級Ⅱe(量産型)elitex2}。
これらをどうにかして潜り抜けなければまずボスにすら辿り着くことができない。
対策としては全艦へのキラ付けは前提。それにプラスして砲撃支援の火力をモリモリのモリモリにすることが挙げられる。
具体的には&bold(){砲撃火力270}を達成すればナ級後期型Ⅱを警戒陣の上から叩き潰すことが可能。
これらを数値上で達成しつつ命中を盛れるのは大和型改二2隻と一航戦改二の2人に限られるため、1周当たりの消費は実質的に連合艦隊に匹敵する重さとなってしまう。((長門型も火力240オーバーにすれば大破が狙えるので是非入れておきたい))
運と練度に自信があったとしても&bold(){そういうレベルの問題ではない}ので、ゲージ破壊段階ではこの支援を前提とした突破となるだろう。

#center(){&bold(){ナンドデモ……シズメテ…アゲル……}}

ボスは戦艦棲姫改。上記の通り、初っ端からいつ海での最後の敵の一人に、&bold(){いつ海とは違い大和抜きで}挑む事になる。
強敵ではあるものの、削り段階においては道中同様にまだ大人しい部類。
そしてやはりというか、ゲージ破壊段階では大幅にパワーアップする。
&bold(){随伴に重巡ネ級改(耐久360)x2}が追加され、前衛艦隊のナ級Ⅱe(量産型)eliteも2隻になる。幸いというか、いつ海とは違い空母棲姫が並んではいない。
道中でボロボロになっている二水戦にはかなり過酷な相手ではあるが、唯一の隙として制空値および対空が比較的薄いという側面を持つ。
陸攻隊の熟練度をきちんと上げた上で集中すれば随伴艦を半壊させられ、決戦支援でも追撃すればナ級Ⅱeの雷撃を受ける可能性はかなり減らせる。
陣形選択では攻めの単縦陣・回避の警戒陣となるが、友軍艦隊が来訪している関係でほぼ単縦陣一択となるだろう。
華の二水戦とともに、&bold(){暁の水平線に、勝利を刻め!}


***E2-2/戦力ゲージ
E2-1に比べると難易度がかなり低い休憩区間。
ギミック解除なども無いが、それでも油断は禁物。

編成例は二水戦がそのまま使用可能。
但し低速艦を一隻入れていないとルートが逸れる。
E2-1の編成から北上を低速戦艦に変更するとよい。


道中は空襲戦、&bold(){対潜空襲}、水雷戦隊の3回。
空襲・対潜空襲はE2-1同様。戦艦を入れている場合は対潜空襲で2巡してしまうが、警戒感に特効駆逐艦を配置していれば被弾は抑えられる。
水雷戦隊はE2-1同様、ゲージ破壊時に&bold(){凶暴化}するものの、今回はボスが非常に貧弱であるため陸攻隊を集中すれば半壊させられる。



#center(){&bold(){アツメタ…ブッシ…ハ……ヤラセハ……シナイ………ッ!}}

ボスは集積地棲姫Ⅲ。
基地航空隊を集中…する必要すらなく、決戦支援で露払いして対地セットか最上の対地装備連撃で爆発四散する。
特に苦戦するところはないが、二水戦による対地攻撃マップがE6においても存在するためここで対地艦を新たに起用するのもあり。


***E2-3/戦力ゲージ
E2-1に負けず劣らずの高難易度ゲージ。
E2-1では甲作戦のみ難易度が異常だったが、E2-3は戦力次第で乙作戦どころか丙作戦ですら鬼門となりうるエリア。
ほぼほぼ大和改二と武蔵改二を所持している事前提の難易度であるため、彼女達(特に大和改二)がいないと乙作戦どころか丙作戦でもかなりキツイ。
一応丙作戦なら長門型改二の特殊砲撃でもいけなくはないがそれすらも持っていないのなら丁作戦にしてしまった方が良いかもしれない。
但し、本ゲージで使用する戦力はE6-4でも使用可能なので全力投球しても問題ない。
連合艦隊を組んで出撃すると支援連合艦隊の札が付与されるようになる。((一応遊撃部隊の二水戦の札でも出撃できるが水上戦も空襲も増える地獄ルートになる。一応警戒陣が使えるメリットはあり、削り段階であれば最後の任務戦艦打撃部隊さえどうにかすればボスへは到達しやすい。一方で対ボスでは空襲対策で防空艦を割く関係で火力が下がる上に、ボス本体への手数も不足しがちなのでゲージ破壊段階だと道中のナ級llが凶暴化する関係もあってボス艦隊を打倒するのは非常に厳しい。))

まずはギミックを解除してルートを解放。
条件は以下の通り。

・E2マスでS勝利
・TマスでS勝利
・UマスでS勝利

E2マスはE2-2の編成の戦艦を正規空母に変更すればOK。
T・Uマスは連合艦隊で到達できる。
後述するMマスの対策として東海2+陸戦2に加えてAtlantaの投入を推奨。

ギミックを解除後にボスマスが出現する。

編成例は大和+武蔵+龍鳳改二+軽空母+航巡or日進+Atlanta/矢矧or阿武隈+最上+大井+北上+特効持ち駆逐から2隻
このマップで使用する、というよりも最終マップの最終編成を見てそちらから逆算して構築した方がよい。
高速統一が求められるので大和・武蔵(増設タービン+缶)の投入はほぼ前提となるが、水雷戦隊の投入は友軍艦隊の面子を加味してある程度妥協してもよい。
とはいえそれでも雷巡のメインorサブ艦の投入はほぼ必須となるだろう。
Atlantaはここまで早いタイミングで切ることに抵抗もあるだろうが、投入しなければMマスの突破が全くおぼつかなくなるため推奨。
武蔵はE5-3でも使えなくはないが、そちらは別編成での突破も見えていた事や、E6-4でもここの札が使い回せる&やまむさにルート制御が掛かっているので使わなくてもなんとかなるということもあったので、&bold(){強く強く武蔵改二の投入海域はここ}と断言したい。

あと軽空母2は制空状態を調整して「劣勢」にしておくという手段も存在した。
拮抗だと野戦での夜偵が発動しない、だからと言って優勢まで上げるのはあまり現実的ではないため。
劣勢にするとFBAカットインが飛んでくる可能性もあるが、Atlantaでこれを黙らせるという手段。

道中は&bold(){対潜空襲}、水上打撃部隊、高速機動部隊の3回。
1戦目の対潜空襲がとにかく問題。
&bold(){E-6まで含めても最強}の軽母ヌ級Ⅱflagship&bold(){2隻}が後方彼氏面で待ち構えており、戦艦がほぼ投入されている関係で合計6回の攻撃を叩き込んでくる。
対空カットインで黙らせなければボロボロにされること請け合いので、ゲージ削り中は東海x2+陸戦x2の基地航空隊を集中して無力化しておきたい。
難易度を下げても乙、丙作戦ですら後方ヌ級が2体いる。
丙に落としたところで破壊力も洒落にならず、秋月型の対空カットインでも足りない為にAtlantaはほぼ必須。
そして攻撃を受ければIowaでも中大破が免れないという激烈な攻撃力だった。
ここの攻略段階ではまだ後半の概要が分からない事からAtlantaの投入をためらわれる状況だったため、それがまた泥沼が泥沼を呼ぶ状況となっていた。

ゲージ破壊段階ではそんなことをしている余裕がないため、ほぼキラキラをつけて祈る以外の方法はない。
応急修理女神を投入してもいいが、第二艦隊は水雷見張りの装備をしておきたい&大和・武蔵は電探を装備するため装備可能艦は限られる。
対空加重値と艦隊防空を稼げる対空機銃でもそこまでの差はないだろう。
もちろん2戦目以降もナ級やネ級がうようよしているヤバい道中ではあるのだが、敵の陣形が手ぬるい上に砲撃支援が刺さりやすいためまだだいぶましな方。但し前哨戦ではランダムで複縦陣になるので油断厳禁。
ちなみに道中の量産型ナ級Ⅱは甲作戦ではeliteで前哨戦1体最終形態2体なのだが、乙作戦だとノーマルとは言え終始2体固定となり先制雷撃の恐怖度が上がっている。
言うまでもないが砲撃支援は必須。とはいえ基本的に水上艦隊相手は連合第二陣形を選択するため、E2-1ほどの超重支援は不要。


#center(){&bold(){モウ…ホウッテ…オイテ…!}}

ボスは欧州装甲空母棲姫。
随伴の姫は空母棲姫改と戦艦棲姫2隻。ボス随伴の常連のネ級改は珍しくゲージ破壊時でも居ない。
戦艦棲姫は難易度を下げると数が減ったりいなくなったりしているが&bold(){空母棲姫改は丁作戦でも随伴にいる}。
E2-1同様、ゲージ削りではAtlantaに艦載機を全滅させられることも多いためそこまで過剰な脅威ではない。
破壊段階においては既に最終海域のような凄まじい装甲&bold(){(392)}と随伴艦でこちらを迎え撃つ。
ついでに&bold(){随伴にいた空母棲姫改が空母棲姫Ⅱに入れ替わっている}ので制空値が更に上昇。
大和・武蔵が特殊砲撃を使用可能な状態でたどり着ければまず3隻は撃沈できるものの、敵随伴のナ級が量産型&bold(){ではない}ので基地航空隊は熟練度最大でなければ有効打が与えにくい。
陣形もきっちり第四陣形なので先制雷撃も痛く、決戦支援も必須となってくる。

到達がまず難しいという前提もあり、装甲破壊も必須と言っていいだろう。

・第一ボスでS勝利
・第二ボスでS勝利
・E2マスでS勝利
・Dマスで航空優勢
・防空優勢1回

すべて二水戦で達成可能。
第一・第二・E2マスは以前の攻略をそのままやり直すだけでOK。
E2-1の道中・ボスともに削り段階に戻っているためナ級の群れに怯える必要はない。
Dマスに関してはE2に向かう編成の駆逐艦を1隻北上に変更すれば到達できる。
一番の問題は基地防空優勢を1回を取ること。
防空優勢に&bold(){1041}以上の制空値を要求してくる上に、防空できる基地部隊はなんと最大2部隊。
&bold(){ロケット戦闘機3機((手持ち次第では2機でも可))が防空優勢にほぼ必須}であり、ロケット戦闘機の常設入手手段は任務でもらえる試製秋水1つのみ、後は19夏イベの報酬と2022年の節分遠征任務達成報酬といずれも期間限定ものばかり。
そのせいで運よく第一ゲージを突破したものの防空ギミックが達成できないため泣く泣く難易度を落とした、という事例も少なくなかった。


#center(){&bold(){シズメテアゲル……アナタタチ…ヲ…ココデ……!}}


ギミックを解除することでボスマスでの姫級の装甲の絶対値が35下がる。
これまでの装甲破壊の挙動と違って装甲値そのものの低下であり、特に元々の装甲が低めの戦艦棲姫への陸攻のダメージが大幅に上昇するのがポイント。
もちろん夜戦・友軍艦隊にも有効なのでかなり有効打を与えやすくなる。
決して与しやすい相手ではないが、友軍の助力もあって辿り着くことができれば十分に勝機がある。
&bold(){暁の水平線に、勝利を刻め!}


共通クリアボーナスは戦闘詳報、間宮、熟練見張員。
丙作戦で熟練見張員が水雷見張員に強化され、一式戦 隼Ⅱ型改(20戦隊)も追加。
乙作戦では紫電改(343空)戦闘407、新型航空兵装資材も追加される。

甲作戦では一式戦 隼Ⅱ型改(熟練/20戦隊)。
駆逐艦への特効による小型艦の掃除、対潜攻撃力、それなりの対空性能による制空値稼ぎとマルチロールな性能を持つ。
それでも甲クリアの苦労に見合っているかと言われると非常に疑問な点があるため、どうしても欲しいというのでなければ諦める選択肢も大いにあり。

乙でも隼Ⅱ型改(20戦隊)と紫電改(343空)戦闘407は取得できる。
また丙作戦でも一番の目玉装備となる水雷戦隊 熟練見張員は取得可能なので、難易度に関しては慎重に選択を。

また、レアドロップとして初春型駆逐艦 夕暮およびFletcher級駆逐艦 &ruby(ヘイウッド・L・エドワーズ){Heywood.L.E}が設定されている。
HeywoodはFletcher級駆逐艦の147番艦。
イラストレーターはZECO氏、CVは今回艦これ初参加の井料愛良氏。マレーシアで過ごしていた経歴を持つ、艦これ第二の帰国子女声優である。&font(l){なお、井料氏によるとマレーシアではアニメ第一期が放送されていたらしい}
第二次世界大戦初のアメリカ戦没艦ルーベン・ジェームズ((1941年10月31日、真珠湾の1か月ほど前に沈没。艦長も戦死している))の艦長に由来する。
戦後はアメリカから日本の海上自衛隊に譲渡され、護衛艦&bold(){ありあけ}となった経験からか海上自衛隊についても言及する。
夕暮とコンビ実装みたいな形になったのは有明との名前繋がりもあると思われる。

夕暮は初春型駆逐艦の6番艦。
イラストレーターは玖条イチソ氏、CVはタニベユミ氏。
彼女の実装により初春型が全て揃った。
カレンダーで数年前から告知されていたほか、いつ海で全体ビジュアルが判明((夕暮と名指しはされなかったが、第27駆逐隊の面子と一緒にいたことや有明と似たような姿だったことから正体は容易に判明した。))したのちの実装となった。

両者ともにE2-3ボスで掘ることが可能だが、&bold(){丙以外では正気の沙汰ではない}。
幸いにしてどちらも掘りやすいポイントがのちのマップで用意されているのでそちらで掘ることを推奨。

既存のレア艦も他の海域で掘れるものも多いが大和、涼月、雲龍は今イベントではここでしか掘れない。
ただ雲龍は泥率の非常に低いとはいえ通常海域の6-3でも掘れるのでどちらがいいかは各自の判断で。
繰り返すが「丙であれば」大和改二+Richelieuというそれなりの低燃費(低燃費とは言っていない)で掘れるため、
雲龍を持っていない提督であればそもそもボスS勝利が非常に難しい6-3よりかは施行回数は上げやすい。
掘れるかどうかは別として((丙提督はここで大和2人を掘ったが目当ての雲龍およびヘイウッドは0。))。

}

**E-3『敵空襲部隊を討て!』-九州沖/四国沖/八丈島沖- 
#openclose(show=▽詳細な解説){

#center(){&bold(){アハハハハ…ッ!}}

#center(){&bold(){ヤロウッテノカヨ…ナメンナッテ!}}

前段作戦ラストマップ。
友軍来訪前はかなりの難易度を誇っていた&font(l){編集者の一人は何故かE2-3甲よりもE3-3甲で沼ったりした}が、友軍来訪後の現時点では甲作戦としてはギミックが長い程度。
但し、報酬の最大の目玉は乙作戦でも獲得可能。乙でも次のE4は甲を選択できるので難易度を下げてしまう選択肢もあり。


札は&bold(){第二水雷戦隊}、&bold(){連合艦隊}、&bold(){空母機動部隊}。

基地航空隊は最初から2隊使用可能。
また、使いやすい機体では野中隊・キ102乙/イ号一型乙誘導弾、および紫電改(343空)の各機に特効がある。
距離に応じて適切な機体を選択すると大きくダメージを稼げる。
このため、遂に出番がきたキ102乙改+イ号一型乙 誘導弾だが、今回のイベントでは交換元のキ102乙の方がギリギリ届くという展開もあるのが悩ましいところである。
&font(l){そんなわけで提督達を悩ませたイ号一型乙 誘導弾入手問題は、キ102乙★3とイ号一型乙誘導弾を両立させた提督が一歩先んじることになった}


***E3-1/輸送ゲージ
早速二水戦が再びの出番。
E2-1と比較して大幅に道中が緩くなっている+基地航空隊が2隊使用できるためあまり苦戦はしない。

編成は矢矧+最上or北上+駆逐4がテンプレ。
基本的に二水戦に輸送用・防空用どちらかの駆逐艦を1隻追加するくらいで問題ない。
Fletcher級のサブが余っている場合は投入するとマルチロールに対応してくれる。

道中は対潜戦闘、空襲戦、水雷戦隊の3戦。
いずれも適切な陣形を選択すれば特に詰まることはない。


ボスは空母ヲ級改Ⅱflagship。
道中が緩いこともあって陸戦1+陸攻3の陸攻隊を2回集中させることができ、更にダメ押しの決戦支援で半壊どころか全壊に陥る。
距離的に野中隊以外の特効持ち陸攻は採用しにくいが、所持しているのであれば各隊に配備するとよい。
北上の連撃がボスに刺されば撃破も難しくなく、駆逐艦が輸送装備まみれでもS勝利はたやすい。


***E3-2/戦力ゲージ
初期時点ではボスが出現していない。
まず&bold(){二水戦で}以下のギミックを解除してルートを解放する必要がある。

・PマスでS勝利3回
・Rマスに到達

PマスはE3-1で使用した二水戦にE2-1で使用した軽空母を再雇用すれば遊撃部隊で到達可能。
E3-1で使用した航空隊をそのまま使いまわして集中2回+道中支援で姫級以外はおおよそ掃除できるだろう。
要は全体的にE3-1の使いまわしで3回S勝利を取ればよい。%%これほぼゲージ1本ぶんでは?%%
Rマスは連合艦隊を組めば無条件で到達。
E3-2で使用する戦力をもうこの時点で組んでしまえばタイムロスもない。

ギミックをこなすとボスが出現。

編成は正規空母4+軽巡1+駆逐1/軽巡+駆逐4+伊201or伊203の高速統一の機動部隊が主流。
正規空母は天城・葛城に特効があるが、ボスがあまり強力でないため今後使用予定のない艦を投入するくらいでもよい。
ここで使用した艦はE6-4でも使用可能なので切り札となる伊201・伊203の投入に支障はない。
また、&bold(){この時点では}連合艦隊を組むと連合艦隊の札が無条件につく。E3-3ではまた条件が変更されるため要注意。

道中は対潜戦闘・空襲戦・高速機動部隊の3戦。
いずれもさほど強力な相手ではない。
但し、編成内に駆逐艦が多く、制空優勢+対空カットインは確保しておかないと被害を受けやすくなる。
一応、ゲージ破壊段階では3戦目の編成が強化されるためここだけ道中支援を使っておくと万全。


#center(){&bold(){シズメテ……アゲマショウ…}}


ボスは&bold(){空母棲姫Ⅱ}。
随伴のル級flagshipが戦艦棲姫に強化されている以外はほとんどPマスと同じ。
例によってE3-1からの航空隊を使いまわして打撃を与え、決戦支援と伊201/伊203の先制雷撃でダメージを与えれば半壊させられる。
この時点で伊201/伊203の特効倍率は&bold(){x2.85}と途方もない倍率であり、夜戦カットインを発動すればほぼ確実に一撃必殺。
そもそも装甲が251で夜戦キャップ以下なので、FBAカットインや駆逐艦の魚雷カットインでも十分撃破可能ではあるが。


***E3-3/戦力ゲージ
ここから空母機動部隊で出撃する。
&bold(){水上打撃部隊で出撃するとE3-2の札が着いてしまう}ので編成時は指差し確認などで絶対に編成をチェック。

編成は長門+陸奥+翔鶴+瑞鶴+正規空母+制空軽巡/軽巡+駆逐3+自由枠(雷巡推奨)など。
長門に高倍率特効があるため特殊砲撃を高倍率で発動できる装備構成にしておきたい。(主砲2+電探+徹甲弾)
翔鶴瑞鶴を使うのもこの2人に特効があるため。
雷巡はサブが居る場合は自由枠に増やすほど攻略が楽になる。
駆逐艦は2枠対潜に回しておくと初手撤退を減らしやすい。Fletcher級を使える余裕があるのであればやはり楽になる。

道中は&bold(){対潜空襲}・高速機動部隊・重巡戦隊の3戦。
やはり連合艦隊の壁となるのは1マス目の対潜空襲。
E-2と違ってヌ級が1隻だけなのでだいぶマシではあるが、削り中は20戦隊x2+陸戦2をここに回すと安定して突破できるようになるだろう。
3マス目はゲージ削りでは問題ないものの、ゲージ破壊段階ではネ級改+ナ級Ⅱe(量産型)elitex2の単縦陣と厄介な編成に変化する。
ちなみに乙丙だと旗艦のネ級が&bold(){19春イベ以来の登場}のネ級flagshipに変化する。&s(){フラネ、生きとったんかワレェッ!}
とはいえ機動部隊で交戦前にナ級を殲滅することはそこまで難しくない。
また、友軍艦隊が非常に凶悪なのでゲージ破壊時は1マス目に振っていた部隊を陸攻隊に変えてこちらに送り込んでも十分に勝機がある。


#center(){&bold(){ハンッ! ショウコリモナク…セメテキヤガッタカァ……ッ!}}

#center(){&bold(){ハッキリト……ココデ……ッ!}}

#center(){&bold(){カエリウチニ…シテヤルヨォ!……コイッ!!}}


ボスは&bold(){戦標船改装棲姫}。
被弾ボイスでカムフラージュを連呼するため&bold(){非常にうるさく}、まるで忍ぶ気が感じられない。
ゲージ削り段階の時点で凄まじい制空値の高さを誇り、基地航空隊による劣勢削りのラインもかなりギリギリ。
実際の戦闘経過では長門の特殊砲撃が発動さえすればほとんどの敵に大打撃を与えられるので言うほどの苦戦はしないが。


#center(){&bold(){ショウコリモナク…ナンドモナンドモッ…キヤガッテェ……!}}

#center(){&bold(){チョウシニ…ノルナヨ…コゾウドモ……ッ!}}

#center(){&bold(){ハシケ…ニナルノハ…ッ…オマエラダァッ……!}}


ゲージ破壊段階になると-壊に変化する。
装甲が大幅に上昇し&bold(){(353)}、随伴艦も空母棲姫Ⅱが追加されるため制空値は更にとんでもない値に上昇。
もはや劣勢削りも厳しくなるので基地航空隊は喪失で突っ込ませ、本隊の制空値も道中で支障がない程度に確保してジェット機・爆撃機で砲戦火力を盛る方向になる。
一応装甲破壊ギミックもあるが…


#center(){&bold(){夜間魚雷戦用意}}

#center(){&bold(){夜に仕留めます}}

迅鯨の友軍を引けば特効倍率&bold(){x3.3}という途轍もない破壊力を誇る伊201/203が助太刀してくれる。
長門の特殊砲撃も空母棲姫Ⅱを中大破に追い込めることも変わっておらず、削ったあとに夜戦カットインでトドメという流れ自体は引き寄せやすい。
破壊そのものの手間が&bold(){めちゃくちゃにかかる上に難易度自体がやたら高い}ということもあり、試行回数を稼いで突破した方がいいだろう。


共通クリアボーナスは陸軍特種船M丙型 熊野丸。
イラストレーターは海原さかな氏、CVは井料愛良氏。
実艦は日本陸軍が建造した特種船M丙型の戦車揚陸艦/対潜空母。
陸軍は上陸用舟艇母艦として強襲揚陸艦を就役させていたものの、戦況悪化に伴って設計の簡易化・建造速度アップを見込んだ改良型の設計に着手。
同時に敵潜水艦の跋扈による被害に対処するため、海軍との協力で護衛空母として設計されたのが本M丙型の特徴となる。
M丙型は大発の搭載能力と三式指揮連絡機の搭載を両立し、護衛空母として無事に&bold(){1944年3月}に竣工。
言うまでもないが&bold(){完全に手遅れ}な状態に陥っていた戦局ではまったく活用する手立てもなく、係留されたまま実戦を経験することなく終戦。
戦後はキャパシティと外洋航行能力を生かして復員船として活動し、解体後も浮きドックとして再生されて20年弱を造船所の設備として過ごした。

外見はシンプルな黒のショートカット。また、片目隠れ勢としては久々の追加となった。
服装は陸軍らしい地味な配色…のように見えて上着の下に&bold(){ブルマの体操服をそのまま着ている}というなかなかとんでもない恰好をしている。

性格面では陸軍らしく実直でまじめ。提督の呼称がそのまま提督という珍しい陸軍艦娘。
神州丸に対しては&bold(){先任の先任}だけあってかなりテンパった対応を取ってしまうなど、緊張にはやや弱い性質。
山汐丸とは同期という扱いになっており、提督どころか神州丸やあきつ丸にまで絡む山汐丸の酒癖の悪さには苦労している模様。
また一人称が&bold(){俺}である5人目の俺っ娘属性持ち。

性能面では山汐丸の&bold(){ほぼ下位互換}。
装備可能なものにほぼ差が無いが、&bold(){補給艦扱いを受けられない}ためにかなり扱いづらい。
性能の系統としてはあきつ丸の方が近いと言える。
ちなみにあきつ丸と比べると艦爆や洋上補給の装備の有無により&bold(){あきつ丸のほぼ上位互換}となる。
&s(){所持装備の開発落ちといい、あきつ丸がここまで落ちぶれるとはだれが予想しただろうか}

他のクリアボーナスは丙作戦以上では三式指揮連絡機改or熟練甲板要員、勲章、改修資材。
乙作戦以上で改装設計図or試製甲板カタパルト、緊急修理資材、強風改or改修資材。
甲作戦では強風の選択肢が強風改二or間宮x10に変化、特大発動艇+一式砲戦車or流星改(熟練)x2の選択肢が追加される。

やはり目玉は強風改二となる。
甲のリターンが装備面で大きいが、E2丙突破で乙になったとしても強風改は十二分に強力な戦力となる。
特に丙提督でもここは必須要素がながむつ改二程度だったため、乙でのクリアは狙えたレベル。

レアドロップは新艦のHeywood.L.Eのドロップ率が非常に高く設定されている上、掘りにおけるS勝利も難しくなくかなり掘りやすい。
なおE6-4までドロップポイントがあるため、そこまでドロップしなかったら戻ってくればいいだろう。
E6-4クリア後なら、札制限が外される関係でE6-4で使った伊201と伊203を艦隊に入れる事ができるため、長門と陸奥抜きで制空権を優勢まで持って行きつつS勝利は問題なく狙えるようになるので資源へのダメージも減らせる。
}

**E-4『伊号輸送作戦』-小笠原諸島航路/父島沖- 
#openclose(show=▽詳細な解説){
#center(){&bold(){モットヨ…モット……クロクナッテ…}}


ここから後段イベントが開始。
但し本マップは甲作戦でも&bold(){E1より簡単}とまで言われており、イベントにおける随一の癒しマップである。
輸送で事故が多発して萎えたというのであれば、報酬的には乙よりは丙で早期完走して他の海域の掘りに走るほうが正解だったかも。

ゲージ構成は輸送→戦力のダブルゲージ。

札は&bold(){横須賀防備戦隊}および&bold(){伊号作戦部隊}。
基地航空隊は2部隊使用可能。
***E4-1/輸送ゲージ
札は横須賀防備戦隊を中心として攻略がおすすめ。E-1の戦力をほぼそのまま使って札を節約できる。

初期段階ではボスが出現していないため、以下のギミックをこなす必要がある。

・Jマスで航空優勢2回
・KマスでS勝利2回

Jマスは軽空母2+軽巡+駆逐4の遊撃部隊で到達可能。横須賀防備戦隊に軽空母1を追加するなどでOK。
Kマスは軽巡1+駆逐6で到達可能。横須賀防備戦隊に輸送用駆逐艦を2隻追加などで対応。
例によってFletcher級を投入できると今後の攻略が楽。

ギミック解除後はボスが出現する。

編成はKマスでのS勝利編成をそのまま使いまわして対応する形になる。
Fletcher級がいれば対潜・空襲のどちらにも対応できるが、敵戦力がさほどでもないので別にあってもなくても良い。
水雷マップとしては索敵値が微妙に厳しいため、遊撃部隊司令部を使用する場合は軽巡に改修した紫雲2機を搭載しておきたい。

道中は対潜戦闘・夜戦・空襲の3戦。
警戒陣による回避と司令部による退避でボスへの到達はあまり難しくない。


ボスは軽空母ヌ級Ⅱelite。…の、&bold(){通常艦隊}。
距離延長した陸戦1+陸攻2を2回集中+決戦支援で基本的に虫の息になるためS勝利は基本的に余裕。
生き残られても輸送装備まみれでも対空担当は連撃装備になっているはずなので、流れで夜戦に入れば概ね倒せる。

***E4-2/戦力ゲージ
E4-1のクリア後、そのままの編成で以下のギミックを解除する。

・SマスでS勝利3回

夜戦マスなので全員連撃装備+道中砲撃支援でほぼ確実にS勝利できる。
基地航空隊は1隊を空襲(H/P)にそれぞれ派遣、1隊を東海隊に変えて対潜(D)で道中対策も万全。
忘れがちだが目当ての夜戦マスで警戒陣を選択しないように注意。

ギミック解除後はルート追加・ボスマス出現となる。

編成例はE4-1の編成をベースに駆逐艦1隻を重巡or雷巡に変更など。
ボスが&bold(){弱すぎる}のでこのくらいの戦力でもまったく困らない。
E4-1で防空要員を起用していれば空襲マスが脅威になることもない。

道中は対潜戦闘・空襲戦・空襲戦・夜戦の4戦。
警戒陣と輪形陣を適宜使い分けるだけで問題なく到達可能。
道中支援も不要。

#center(){&bold(){イイノヨ……? コッチニキタラァ……?}}

ボスは水母棲姫。
実装当時から据え置きのスペック(HP380/装甲195)なのでまったく苦戦しない。
しかも距離7なので延長不要で陸戦1+陸攻3が2回集中できる。決戦支援も合わせればもはや砲戦に入る前にほぼすべての敵艦が撃沈されていることも…
魚雷カットインも基本的に不要。空襲が多いのでどちらかと言うと秋月砲2門+対空電探の連撃構成で防空を厚くしておいた方がいい。


共通クリアボーナスは艦載型 四式20cm対地噴進砲or弾薬2000、応急修理女神、間宮。
丙作戦以上では伊良湖と一式陸攻(八幡部隊)。乙作戦では新型航空兵装資材、甲作戦では零戦52型丙と特大発動艇+チハも追加される。

甲作戦の難易度が非常に低く、報酬全取りはさほど難しくない。
甲-乙の差が大きいのでできれば甲作戦を突破して装備を確保しておきたいところ。

レアドロップとしては御蔵型海防艦 能美が設定されている。
イラストレーターはA士氏、CVは今回初参加のはやしりか氏。&s(){声がそっくりな森山氏と間違えた提督は数知れず}
他の御蔵型同様にまじめであるが比較的控えめな印象が目立つ。
一方、他の姉妹艦より頭身が高くなっている。少なくとも長女の御蔵よりは身長が高い。
但しこのマップでのドロップ率はかなり微妙。掘る場合は次のE5-3がおすすめ。
他のレアドロップには冬月やScampも確認されている。

}

**E-5『出撃!八幡部隊』-父島沖/硫黄島沖- 
#openclose(show=▽詳細な解説){
#center(){&bold(){バカ…メ……ヤクタタズドモ…メ……マタ…シズンデシマエ…}}

#center(){&bold(){ヤラレルカヨ…!}}

#center(){&bold(){ココデ…島ト共ニ…沈メッ!}}



E-6の難易度が大きく下がったため、本イベントの実質的なラストマップ。
ゲージ本数こそ3本とE6より少ないが、大和のサブを所持していない場合はE5-3の装甲解除が必須になる関係で手間が増えがち。

札は&bold(){第二水雷戦隊}、&bold(){伊号作戦部隊}、&bold(){空母機動部隊}。
全て既存の札なので新規に投入する戦力は少なく抑えられる。
基地航空隊を初期から2隊使用可能。E5-2クリア後に3隊に増加する。
***E5-1/戦力ゲージ
二水戦での攻略がおすすめ。4回目の登板となる。
伊号作戦部隊の混合も可能だが、札は伊号作戦部隊基準で付与される。

開始時点ではボスが出現していない。
ギミックは以下の通り。

・C2マスでS勝利
・E2マスでS勝利
・JマスでS勝利2回

二水戦の戦力をそのまま投入した矢矧+北上+軽空母+駆逐4ですべて到達可能。
軽空母以外は回避補正を持っているはずなので、警戒陣で水上艦の攻撃は概ね回避できるはず。
航続距離も最大6止まりなので陸戦1+陸攻3の陸攻隊2回集中でほとんど壊滅させられる。

解除後はボス攻略に移る。

編成はギミック解除時の編成を流用。
ボスの装甲がかなり脆く、カットインがなくとも撃破できるため連撃・D魚電見などの方がよい。

道中は対潜戦闘・空襲戦・&bold(){対潜空襲}・夜戦の4戦。
対潜空襲にそれぞれ東海2+陸戦2を集中するとかなり撤退が減らせる。
夜戦は特効持ち駆逐3隻にD魚電見を施して警戒艦(4~6番目配置)に置いておけばほとんど被害を受けない。

#center(){&bold(){ヴェアアアアア…}}

ボスは重巡棲姫。
&bold(){制空値0}の&bold(){通常艦隊}。陸攻4の集中1回でズタボロにできるため、決戦支援はゲージ破壊段階だけでよい。
ゲージ破壊段階でも装甲が210程度と昨今のインフレに追いつけていないため、特に苦戦はしないはず。

***E5-2/輸送ゲージ
このマスから連合艦隊での出撃。
伊号作戦部隊と空母機動部隊を混合して使用可能。但し、E5-1同様に無札での出撃は伊号作戦部隊となってしまう。
そのため、E5-3でも使用する艦は先にE3-3に出撃して空母機動部隊の札を張っておく必要がある。

E5-1に引き続いて初期状態ではボスマスがなく、ギミック解除が必要。

・RマスでS勝利3回

本番の輸送で使用する輸送艦隊をほぼそのまま使用できる。
編成としては水母1+護衛空母1+駆逐4/軽巡1+航巡2+駆逐3などで高速統一が必要。
第二艦隊の航巡が2隻であることで空襲戦が1戦増えているが、空襲戦の編成が非常に航空火力が低いタイプなのでリスクはほぼゼロ。
また、この時点から基地航空隊はPマスに陸戦1+東海3の編成を送っておくと対潜空襲での被害を大幅に減らすことができる。
Rマスそのものは適当に陸戦1+陸攻3を集中して夜戦に入ればまず倒せる。

解除後はボスマスが出現。

道中は対潜戦闘・水雷戦隊・&bold(){対潜空襲}・空襲戦・高速機動部隊の5戦と非常に長い。
対潜空襲には前述した通り対処部隊を送り込んだ上で第二艦隊の駆逐艦1隻を対潜専門に仕立てておくと概ね無事に抜けられる。
他の水上戦のマスは道中支援と航巡による砲撃で始末。先制雷撃できる軽巡(阿武隈・夕張)が余っているのであれば起用すると更に楽になる。

#center(){&bold(){オソイ…オソイ…! ゼンゼンダメダヨ…!}}

ボスは空母棲姫Ⅱ。
S勝利は&bold(){逆立ちしても不可能}。A勝利を陸攻隊1回の集中と決戦支援でなんとか捥ぎ取りたい。

***E5-3/戦力ゲージ
本イベントの実質的な最終決戦となるゲージ。
道中に対潜空襲と夜戦がどちらも含まれるせいで第二艦隊へのダメージが大きく、夜戦で攻撃可能な艦を残すハードルが高い。
装甲破壊の手順も非常に多いため、とにかく所要時間が長くなることは念頭に置いておきたい。

なお、上記の注意事項は&bold(){大和型のサブがいない}ことを前提としている。
いる場合は&bold(){辿り着ければ勝てる}。

編成は第一艦隊が大和改二+高速戦艦+Intrepid+装甲空母+一航戦改二+制空軽巡/軽巡1+重巡1+駆逐4など。
大和のサブがいない場合は長門+陸奥+Intrepid+一航戦改二+軽空母+山汐丸/軽巡1+重巡1+駆逐4という補給艦入りルートが提案されている。
勿論長門陸奥を高速化すれば上のパターンを流用可能。

低難易度、および削り時は正空4軽巡1重巡1/軽巡1高戦1駆逐4というルートも考案されている。((South Dakota・Saratoga・Ranger・Langley・Fletcherが強友軍のメンバーなので注意。))
このパターンだと後方彼氏面が2巡しないのでボス到達率を大幅に上げられるというのが利点。
特に援軍到着後はそっちの火力で押しつぶせるので、そのままゲージ破壊まで見えてくる。

長門型の特殊砲撃を使用する、もしくは正規空母4編成の場合は装甲破壊が必須。
重巡は摩耶改二を採用するとそれなりの対空カットインと夜戦火力を両立できる。

道中は空襲戦、水雷戦隊、空襲戦or高速機動部隊、&bold(){対潜空襲}、夜戦の5戦。
対潜空襲は編成が&bold(){非常に厳しい}ので削り段階から割りまで陸戦2+東海2で無力化を狙いたい。
幸いにして距離が短く、紫電改(343空)の各機で特効を付与できるためかなり命中率やダメージを増強でき、東海2機でも潜水新棲姫以外は仕留められるはず。
残る難所の夜戦は第二艦隊の警戒艦にD魚電見装備を施すか、照明弾を装備して夜戦CI率を下げるなどで被弾率を抑えたい。
道中支援は機動部隊なので必須。夜戦にはあまり効かないがニ級後期型なら運が良ければ落とせる。

低難易度で特殊砲撃持ち戦艦を使う場合は
ボス艦隊は基地航空隊や決戦支援で軽母以下が全滅→戦艦の特殊砲撃で(装甲破壊なしでも)旗艦撃破して昼戦で終了、撃ち漏らしても友軍艦隊で撃破間近
というボスまで行けば余裕なケースも多い。
連合艦隊なので資源消費が多い&撤退時の疲労抜き等で時間が掛かるので、対空CIや先制対潜艦を増やし、旗艦に艦隊司令部施設を持たせてボス到達率を上げるのもアリ。


#center(){&bold(){オ前タチニ…コノ島ガ…島々ガッ…護レルノカヨォ…!}}

#center(){&bold(){島ヲ獲ラレタラ……ツギハ…オ前ラダ……ッ!}}

ボスは&bold(){深海重巡水姫}。
角の形状が非常に特徴的。また、人型の深海棲艦にしては珍しく、人型部分が上半身しかない。
近年の後段ボスとしてはかなり装甲が薄い(238)のでゲージ削りではS勝利もさほど難しくない。


#center(){&bold(){イイカゲン……目ヲ…覚マセッテ……ッ{}}

#center(){&bold(){何時マデモ…ベッドノ中ニハ…居ラレナインダヨ……!}}

#center(){&bold(){ハア?……ナラッ…! ココデ…シズメッ……!}}

ゲージ破壊段階における-壊への変化でも急激な装甲の上昇はなく、&bold(){298}と旧夜戦キャップギリギリ程度のライン。
ボス陣形が第三陣形であることも相まって、強力な特殊砲撃を使用できる大和編成であれば特に装甲破壊も無く随伴艦を葬っていける。
更にRangerを旗艦とするアメリカ友軍が異常に凶悪であり、この友軍を引ければほぼ間違いなく突破できるだろう。

但し、空母4編成・長門編成ではどうしても火力不足。
特殊砲撃の火力が足りない、空母のFBAがクリティカルしないなどで打撃力が安定しないうちに敵からの砲撃で戦力を削られやすいのが響く。
いちおう上振れを引ければもちろん倒せるくらいの相手ではあるが、安定を取るのであれば下記の装甲破壊を実施しておきたい。

・第一ボスでS勝利1回
・第二ボスでA勝利1回
・G2・Q・Wマスでそれぞれ航空優勢1回
・防空優勢2回

WはそもそもE5-3の1マス目なのでそのまま艦戦をガン積みして即クリア。
E2マスおよび第一ボスはE5-1と同様二水戦で突破可能。
Qマスおよび第二ボスもE5-2と同様の編成で突破する。
G2マスはE5-2の編成の軽空母を低速のものに変更すれば到達可能。

解除することで姫級及びネ級改の装甲が-35の補正を受ける。
この状態であれば長門・陸奥の特殊砲撃でもなんとかネ級改の一撃必殺を狙えるようになる点が大きく、撃破率を大きく上げられるだろう。



共通クリアボーナスは&ruby(ニューオーリンズ){New Orleans}級重巡洋艦 &ruby(タスカルーサ){Tuscaloosa}。&font(l){助かるーさ}
イラストレーターは星灯り氏、CVは井料愛良氏。
New Orleans級はアメリカ海軍の重巡のうち、条約型重巡としては実質的に最後のクラス。
次級のWitchtaも戦前ギリギリの建造なものの、Brooklyn級との共通部分が多い単独艦、かつBaltimore級の原型となっているため設計はあまり共通していない。
Portland級に比べて対空能力と引き換えに防御力を強化し、主砲も8inch砲の改良型であるMk.12を搭載。
しかしそれでも緒戦の激戦で3隻が撃沈。更に他の姉妹も続々と大破して大規模修理を余儀なくされたものの、最終的には撃破されたのは3隻のみで終戦を迎えている。

Tuscaloosaは太平洋戦線には終盤まで参加しておらず、欧州戦線で船団護衛を主として活動。その途中のカサブランカ沖海戦でJean Bertとも砲火を交えている。
硫黄島の戦いと沖縄戦でも欧州同様に対地攻撃を担い、そのまま終戦を迎えている。

外見はブロンドのセミロングに碧眼のオーソドックスな金髪美人。
アメリカ重巡共通のそれなり以上の胸部装甲を持つ。男勝りな口調と落ち着きが同居しており、大西洋仲間のRangerとも仲が良く、
&bold(){一緒に酒を飲みに行く}くらいだが、Rangerの酒癖の悪さは苦々しく思っており、時報ではキレる。すなわち、&bold(){遂にやってきたRangerのストッパー役}。((Massachusettsが正月ボイスでRangerの抑え役として呼んでいたので一部で注目されていた。))
肌の色が似ている事から、2023年カレンダーの2月イラストでRangerが大暴れした際にヨナに助けを求められていたのはおそらく彼女と思われる。
何の因果か、同イベント実装の熊野丸とは同僚の酒癖の悪さに苦労しているという妙な共通点がある。&font(l){声も同じだし}

性能面では特筆すべきところはない。
なぜか主砲がMk.12でなくMk.9のままであるためか、砲火力も前々級であるNorthamptonと大差ない。

他のクリアボーナスは丙作戦以上で零戦52型丙(八幡部隊)、勲章、大発動艇(八九式中戦車&陸戦隊)。
乙作戦以上で特大発動艇+チハ、陸軍歩兵部隊、補強増設。甲作戦以上では特大発動艇+チハが改になり、改修資材と熟練甲板要員orボーキサイトが追加。

陸軍歩兵部隊は現時点では使用不能。次マップの報酬艦である戦車揚陸艦のみ装備できる。
零戦52型丙(八幡部隊)は本イベントにおいては貴重な特効つき陸戦として扱えるので、熟練度を稼いで順次投入したいところ。

レアドロップとしてはこれまでのマップに引き続いて夕暮・能美が設定されている。
友軍込みであればS勝利は簡単なので掘るのは難しくないが、確率はそこまで高くないのでそれなり以上の周回を強いられがち。
能美は次のE-6でもドロップするので、Heywood.L.E同様に完全クリア後に掘りに来るのがベスト。

余談として、E5-3ボスにおいて山風のドロップ率が&font(b,20){異常に高い}という怪現象が発生している。
統計サイトにおける確率は実に&bold(){20%弱}というとてつもない数値になっており、どんどん母港が緑色になっていくこと請け合い。
((おそらくドロップ率の設定で2.0%のところを20%にしてしまったという説が有力。))


}

**E-6『決戦!硫黄島逆上陸作戦』-硫黄島沖- 
#openclose(show=▽詳細な解説){

#center(){&font(b,20){戦局ハ最後ノ関頭ニ直面セリ}}


本イベントのラストマップ。
…ではあるが、E-5に比べると平均的な難易度はあまり高くない。ラストゲージも札を使いまわせるために投入戦力的な不備も起こりづらい。
友軍来訪前は伊201・伊203を欠いた状態でのクリアは非常に厳しかったものの、現在では友軍として登場するため致命的な影響はない。


札は&bold(){第二水雷戦隊}および&bold(){伊号作戦部隊}、&bold(){逆上陸部隊}。
更に最後の&bold(){決戦連合艦隊}には&bold(){連合艦隊}、&bold(){支援連合艦隊}を合流させて使用可能。
基地航空隊は硫黄島に上陸した深海側の攻撃で航空基地が使用不可になっているために当初は出撃出来ず、E6-2クリア、E6-3解放、E6-3クリアの段階を経て1隊づつ使用可能数が増加する。
***E6-1/戦力ゲージ
札は伊号作戦部隊。
道中・ボスともにあまり強力ではないが、伊号作戦部隊はここで出番が終わりなので強力な艦は投入しづらいこともあって詰まることもある。

編成例は金剛改二丙+比叡改二丙+Langley+4スロ軽巡+駆逐3など。
&bold(){きわめて使いづらい}僚艦夜戦突撃を珍しく活かせる構成。
道中での弾着は警戒陣の1・2番目でも駆逐艦程度は仕留めてくれるため頼れることも大きい。
ゲージ破壊時でも道中はあまり強化されないので道中支援は必要ない。

道中は対潜・水雷戦隊・水雷戦隊の3戦。
全て警戒陣で突破できる。支援も不要。

#center(){&bold(){アッハハハハ…! モエルゼッ!}}

ボスは&bold(){高速軽空母水鬼}。
甲作戦でも&bold(){乙個体}なので装甲は絶望的なほど高くはない。(231→271)
とはいえ基地航空隊が使用不能な関係で制空権は取りづらく、仮に取ったとしても随伴のナ級が&bold(){量産型でない}上に&bold(){輪形陣}なのでまず艦載機が全滅する。
なので拮抗で妥協して敵の弾着を阻止しつつ決戦支援で先制攻撃、夜戦で仕留める形となるだろう。
ゲージ破壊時も傾向としてはほとんど変わらない。

***E6-2/輸送ゲージ
札は逆上陸部隊。
ここだけでしか使用しないため過剰戦力は不要。
とはいえ道中が節約しすぎると面倒、なおかつギミック解除でも使用するのでケチりすぎも禁物。
そもそもこの後使うのは対地艦は既に出揃っているはずの二水戦と、E2-3の支援連合艦隊とE3-2の連合艦隊を丸々使い回せる決戦連合艦隊なので、
こと駆逐艦や軽巡に関してはそこまで出し惜しみの必要はない。但し能代とGotlandのどちらかと天霧改二丁とТашкентはまだ残っているならこの後使う可能性がある(特に天霧改二丁)事に注意。

編成例は水母2+輸送駆逐4/軽巡+航巡2+駆逐3。
道中で対処すべきマスが多い上に基地航空隊が使えないため、第二艦隊は基本的に戦闘用装備になるだろう。
航巡には夜戦瑞雲を搭載すると夜戦マスでの事故率を大きく減らすことができる。やや発動率は心もとないが、複数ターゲット攻撃はやはり強力。
駆逐艦はもはや定番だがFletcher級がマルチロールな活躍ができる。比率的には空襲が非常に多いため秋月型でも可。
残り2人のどちらかは3スロの対潜装備にしておくと対潜空襲での閉幕雷撃の阻止を狙いやすくなる。
水母については揚陸艦や補給艦に置き換え可能。どちらも素の輸送力は水母を上回っている上に艦戦を持ち込める面々もいる&font(l){割にはそんなに話題にならなかった感もある}。
基地航空隊の支援が得られない上に道中支援も効果が薄い以上、旗艦への司令部施設装備も忘れないようにしておきたいところ。


道中は空襲戦・夜戦・空襲戦・&bold(){対潜空襲}の4戦。
対潜空襲以外は適切な陣形選択でおおよそ対処できる。
しかし対潜空襲はほとんど打つ手がない。ヌ級の攻撃回数こそ2回だが潜水新棲姫からの先制・閉幕雷撃と合わさった猛攻は大被害を受けやすい。
とはいえ陣形が単横で出現することも多く、こちらを引ければ大破に至るほどの被弾はそこまで受けなかったりする…こともある。
道中支援はしてもいいが、大破艦が出るのはほぼ対潜空襲。
その上、退避するのは被害の集中しやすく輸送装備をほぼ持たない第二艦隊となりがち。なのであまりやるうま味がない。


#center(){&bold(){死ネッ…!}}

ボスは近代化戦艦棲姫。
言うまでもなくS勝利は不可能。
とはいえ随伴艦が非常に貧弱なので、決戦支援と夜戦でA勝利の条件を満たすのはそこまで難しくない。
ただ制空が劣勢以下の場合、ル級flagshipが昼連撃する可能性がある。

***E6-3/戦力ゲージ
札は第二水雷戦隊。実に&bold(){5回目}の出番である。
航空基地が復旧したらしく、ここから基地航空隊が徐々に使用可能になっていく。
なお、3年ぶりに恐怖の&bold(){レーダー射撃マス}が復活…したが?

まずはボス出現ギミックから。

・UマスでS勝利3回

編成例は二水戦で矢矧+最上+駆逐艦4+&bold(){潜水艦1}。
電探を5個以上装備していなければレーダー射撃マスに逸れてしまうが、潜水艦をデコイにすることでほぼ100%攻撃を回避して無力化することが可能。
その後の夜戦マス・重機動部隊のマスでも凄まじい回避率で相手の攻撃を吸っては避け吸っては避けの大活躍を見せてくれる。
まさにかつての&bold(){名誉西村艦隊}の再来である。あまりにも集中攻撃を受けるので矢矧には遊撃司令部施設を忘れずに。
但し、&bold(){油断すると潜水艦離脱→索敵値不足でボス前逸れが発生する可能性がある}ので遊撃司令部施設を使うなら索敵値はしっかり計算すること。
ちなみに難易度が下がるごとにレーダー射撃マスを避けるための電探の数が加速度的に少なくなるので、低難易度になればなるほど潜水艦に頼る必要性はなくなる。

上記をクリアするとボスマスが出現。この時点から基地航空隊が2隊使用できる。
解除後は高速統一が必要になるので、潜水艦は3スロの伊13/14を採用すると無駄がない。
タービンと缶以外の装備についてはカミ車で対地もやれるがそんなに重要でもないので生存性を上げるために潜水艦電探ガン積みで問題ないだろう。

道中は対潜戦闘・空襲戦・&bold(){レーダー射撃}・夜戦・重機動部隊の5戦。
本来は非常に厳しいはずのレーダー射撃以降のマスは潜水艦が仁王立ちで受け止めてくれる。
よって問題になるポイントはほとんどない。陣形選択のミスに注意するのと、退避ミスだけは絶対に起こさないようにするくらいか。
削り中は対潜マスに東海隊を1隊突っ込んでおくと更に到達の安定度を上げられる。

#center(){&bold(){マタ…キタノカ…… モウ……カエレヨォ…!}}

ボスは集積地棲姫&bold(){Ⅳ}。
バージョンアップも4回目となり、そのHPは&bold(){8000}にまで到達。
ここまで来ると対地装備でも一撃必殺は厳しい…が、ボスマスまでの航続距離がなんと&bold(){1}。
しかも制空値が&bold(){非常に低い}。なんと陸攻だけでも制空拮抗になってしまう。あとは適当に決戦支援も合わせて料理してしまおう。
PT小鬼群がいるので、対地と両立できる天霧改二丁を入れておきたいところ&font(l){だが、基地航空隊がPTを消し飛ばしていく事も多い}。

ゲージ破壊段階は編成が強化され、戦艦棲姫が1隻増えるかわりに&bold(){制空値が下がる}。
更に陸攻の効きが良くなるので、下手するとゲージ破壊時の方が楽に終わってしまうかもしれない。ボスマスに2隊回すと猶更。
その分集積地棲姫Ⅳ-壊が対空カットイン持ちのためにあまり刺さらず戦艦棲姫がどちらも残る可能性もある。
まあ陸上型は庇えないので対地艦の攻撃が集積地棲姫に集中砲火すれば勝てるのだが。

***E6-4/戦力ゲージ
最後の戦いとなる本マップでは&bold(){支援連合艦隊}と&bold(){連合艦隊}も日本近海から駆け付け、全戦力を投入しての決戦となる。
この時点から基地航空隊がフル稼働し、3隊の出撃が可能。

デフォルトでボスマスは出現しているものの、このままだとゲージ破壊はともかく削りには非常に重たいルートになってしまう。
よほど資材に余裕があるのでなければ以下のギミックを解除したい。

・第一ボスにS勝利2回
・Z1マスで航空優勢1回
・防空優勢2回

第一ボスはゲージ削り段階に戻っている。基地航空隊も使えるためまずS勝利を逃すことはないだろう。
非常に簡単なのでこの時にまとめて防空優勢2回も達成してしまってもOK。2隊防空に回しても1隊集中させれば敵の随伴艦はおおよそ壊滅させられる。
Z1マスは下記の高速編成で到達できる。

解除後はルートが解放され、高速編成によるゲージ削りが可能となる。

編成は高速統一艦隊か潜水母艦入りの重量艦隊の2択に分けられる。
基本的にゲージ削りが高速艦隊、ゲージ破壊で重量艦隊という使い分けになるだろう。

高速艦隊は第1艦隊に大和改二+Iowa+Zara+Pola+一航戦改二+制空担当軽巡、第2艦隊に4スロ軽巡+特効持ちの幸運艦から3隻+伊201+伊203。
重量艦隊は第1艦隊に大和改二重+武蔵改二+(Iowaなどの強力な戦艦or伊勢型改二)×2+正規空母+潜水母艦、第2艦隊に(護衛空母or雷巡)+特効持ちの幸運艦2隻+4スロ軽巡+伊201+伊203など。

どちらも共通して高性能電探を6個装備していなければルートが逸れてしまうため、スロット数の少ない艦を起用しすぎるのは避けたい。
大和型が好まれるのは、火力だけでなく補強増設に電探を入れられるため装備を邪魔せず電探を稼げるという面もある。
副砲に10cm連装高角砲群 集中配備を持たせ、増設の電探と併せて最低1回、場合によっては2回ある空襲マスをカバーすることも可能。

軽巡枠は矢矧だともっとも強力な友軍を阻害してしまうものの、&bold(){来訪率が低い}ので別に本隊に入れても大きな問題はない。
あるいは能代かGotlandで対潜&(大型)探照灯&電探の補助担当にするという手もある。特効艦なので火力や回避が優遇されている能代、大型探照灯が使えるGotlandという差となる。
駆逐艦は1隻は対潜装備、もう1~2隻はD魚電見にしておくと電探数を稼げる。
また、特効持ちで高夜戦火力の艦をここまでに使い切っている場合は電探+対潜装備のТашкентの起用もあり。
第2の自由枠は色々考えられるが、龍鳳改二戊で夜戦カットインを狙ったり、護衛空母で対潜の高い艦載機で道中潜水マスの安定にも一役買わせることもできる。

潜水母艦は大破撤退要因になりがちではあるが、水戦で制空補助&電探要員ともなれるので腐る訳ではない。一番搭載数が多いのは大鯨だが、他でも改造してあればさして問題はない。
潜水母艦+伊勢日向改二に制空を補助させることで、ラスダンであっても正規空母も攻撃要員にすることも可能になる。ボス相手では流石に火力不足でも、道中の安定には役立つだろう。
但し迅鯨型を潜水母艦枠にする場合、正規空母の攻撃を邪魔する恐れもある事に注意。

また、重量艦隊における戦艦枠はSouth Dakotaを編成するとアメリカ友軍を弾いてしまうので避けたい。


道中は高速編成であれば空襲戦・対潜戦闘・高速打撃部隊の3戦。
重量編成であれば対潜戦闘・空襲戦・対潜戦闘・水雷戦隊・高速打撃部隊・空襲戦の6戦と倍になる。
基本的に1~2回ある対潜戦闘の潜水新棲姫と高速打撃部隊のネ級改とル級の機嫌次第と言ったところ。
2回遭遇する重量編成でも命中・回避ボーナスのある艦を採用してキラキラを付けていれば撤退に至るほどの被弾は少ない。
友軍来訪で夜戦火力はある程度補えるようになったため、対潜艦を2隻を入れて安定を取るのもいいだろう。
水雷戦隊は警戒陣固定で出現するが、砲撃支援+&bold(){警戒陣貫通}の伊201&伊203の雷撃で砲戦前の壊滅も珍しくない。
高速打撃部隊のネ級改は耐久330のそれほど硬くない個体。だが随伴のフラルの砲撃も侮れないし、フラトの対空砲火が強烈、ナ級も前哨戦はノーマルなのだが…。
乙だとト級が旧eliteになり対空砲火に怯えることもないのでネ級改の事故率に目をつむるとかなり優しくなる。
丙ではネ級改がネ級eliteに変更と大幅弱体化し、丁ではネ級ではなくリ級eliteともはやネ級改シルエット逆詐欺マスである。


#center(){&bold(){行キハヨイヨイ……帰リハ…サア…ッ!……アハハハッ…!}}

#center(){&bold(){帰ス…モノカヨォ! ココデ…ココデ…シズンデ逝ケョ……!}}

#center(){&bold(){アハハハハ…ハッ……!}}

ボスは&bold(){深海擱座揚陸姫}。
凡そ報酬艦のカラーリングをエナドリカラーに変更して角を生やしたような容貌。
ゲージ削り段階では友軍の来訪もあって高速編成でもS勝利を取れることも多い。
1隊を東海隊にして対潜させてしまうのも十分にあり。


#center(){&bold(){ソウサッ……! チョク接…ジョウ陸サセルノサァ……ッ…}}

#center(){&bold(){揚ゲテル間ニ…ヤラレチマゥダロゥガァ……アハハハハッ!}}

#center(){&bold(){オ前ラニ……ヤラセルモンカ…ヨォ……!}}

ゲージ破壊段階になると-壊となって大幅に強化。流石に道中に基地を放るわけにはいかなくなった。
随伴艦も非常に凶悪になり、大和型改二の2人による特殊砲撃でも1撃での撃破を狙えるのが実質的に戦艦水鬼とネ級改のみ。
更にこれまでは割と何とかしやすかった道中が凶悪化。ボス前のZマスでナ級が後期型&bold(){Ⅱ}eliteへと変貌を遂げ、2発の高命中高威力の先制雷撃を放ってくる。
ちなみに乙で登場するラスダンナ級はただの後期型なので先制雷撃はない。
さすがに装甲破壊を行わなければ友軍の手を借りたとしてもかなり勝機が薄く、また道中がきついことからできる限り到達時にチャンスをモノにするためにも、下記のギミックを解除しておきたい。

・第一ボスでS勝利1回
・第二ボスでS勝利1回
・第三ボスでS勝利1回
・LマスでS勝利1回
・Z1マスで航空優勢
・防空優勢2回

E6-1/2/3のボスはそれぞれボス編成の流用でクリアできる。すべて攻略時より使える基地航空隊が増えているため苦戦はないだろう。
このうち第一ボスの攻略時、1回撃破後も何度か出撃して防空優勢を2回こなしておくといい。
LマスはE6-2編成の水母を1隻護衛空母に変えれば到達可能。E6-2の突破後にそのままクリアできる。
Z1マスは高速編成の潜水艦を1隻潜水艦に変更すればOK。

装甲破壊を行うことで他のマップ同様装甲がダウンするが、やはり減少値は&bold(){35}止まり。
随伴艦も含めて非常に高い装甲を貫通するにはかなり厳しい…ように見えるが、決め手となる&bold(){伊201&伊203}の2人には関係なかった。


#center(){&bold(){あなたの耐久値と装甲値だけれど…}}

#center(){&bold(){評価に値しないわ。}}


特に魚雷2本の装備が可能となる重量編成ではすさまじい猛威を振るう。
後期型魚雷2本+シュノーケルという装備構成であれば、後期型魚雷+シュノーケルの&bold(){1.75倍x2}が発動。
特効込みでそのダメージ倍率は実に&bold(){5倍}に達し、クリティカルすれば1000以上のダメージを与えて無傷からの一撃必殺すらも可能。
なお、後期型魚雷は1本あればカットイン条件としては整うのでもう1本の魚雷はなんでも火力が高いのを借りてきてよい。
こともあろうに伊201&伊203に高い装備ボーナスが付く後期型艦首魚雷(4門)が&bold(){2023年4月唯一改修可能な潜水艦魚雷}であるため、フル改修で火力を少しでも上げるのも手ではある。
加えて所持していなかったとしても友軍で来訪するようになったため手を借りられないという事態もまずない。
とにかく潜水艦両名がボスにカットインを刺すかどうかの勝負であるため、道中の安定を意識した編成とすることも一考すべきである。
すでに勝利は目前、&bold(){暁の水平線に、勝利を刻め!}



共通クリアボーナスは第百一号輸送艦。
イラストレーターはしばふ氏、CVは能美と同じくはやしりか氏。
実艦は日本海軍が建造した二等輸送艦である第101型輸送艦のネームシップ。
二等輸送艦はロイヤルネイビーの戦車揚陸艇(LST)を参考に開発されており、沿岸から直接物資を揚陸する用途を主眼としている。
建造時期が&bold(){1944年}とほぼ終盤なだけあって建造は徹底的な効率化が図られており、高速性能も揚陸艦としては確保。
後に陸軍も輸送艇の不足を補うために海軍に建造を委託・譲渡してもらう形で借り受けて使用し、戦車の揚陸に使用。
時期が時期だけあって当初から強行輸送に多用され、そのほとんどが撃沈・擱座・大破。
戦後に残った少数の艦は輸送能力を活かして戦後に復員船として活動した。

第百一号輸送艦は建造直後からフィリピン方面の輸送に従事。
レイテ沖海戦・多号作戦の最中も輸送を懸命に行っていたが、オルモック沖で機動部隊からの空襲を受けて撃沈されている。

外見は陸軍の芋。
地味な配色ながら陸軍らしからぬ明るい性格。
一人称も他の陸軍艦と違って&bold(){モモチ}と捩ったものを自称する。

性能面ではなんといっても専用装備であるチハ系列が特徴。
通常の対地装備としての性能はもちろんのこと、2つ以上装備すると&bold(){ダメージが爆増する}という謎の特性を持つ。
また、射出時のエフェクトが&bold(){自分が対象の陸上型の前に接近}、&bold(){HPバーが開いて戦車隊を揚陸}というかなり特殊なエフェクトが発生する。
そして、&b(){敵艦隊に陸上型の深海棲艦がいる場合は最優先で攻撃する}という唯一無二の特性持ちでもある。

とはいえ本体の性能があまりにも低すぎることに加えて対地のスペシャリストは陸軍の先任を始めとして数多いため、当初は注目度が薄かったのだが、
検証の結果、陸軍歩兵部隊+チハ改、九七式中戦車 新砲塔(チハ改)☆4、特二式内火艇☆10で集積地棲姫に9999ダメージを単独で与えることが可能なことが判明。
以後のイベントでも&b(){絶対集積地粉砕するウーマン}として運用されていくことになる。
なお、&b(){Nelson級の特殊砲撃に参加するとそこでも対地最優先の特性が発動する}ため、彼女を運用する際はNelson級にも出張ってもらう事が多い。&s(){もはや完全に相棒枠である}

他のクリアボーナスは丙作戦以上で九七式中戦車(チハ)、勲章、改修資材。
乙作戦以上でGFCS Mk.37or改修資材、九七式中戦車 新砲塔(チハ改)、戦闘詳報が追加。
甲作戦以上で陸軍歩兵部隊+チハ改と甲勲章となる。

チハに関しては[[該当項目>九七式中戦車]]を参照。この系統の装備は現時点では戦車揚陸艦のみが装備可能。
見てわかるとおりほとんどが戦車揚陸艦である第百一号輸送艦の専用装備となっている。
今後の対地戦次第ではあるものの、前回のコルセアほどの汎用性は無いため甲作戦の攻略による絶対的なリターンはあまりないかもしれない。

レアドロップとしては3隻目もドロップするAtlantaが目玉。
他、Heywood.L.EもドロップするためE3-3攻略中に落ちていない場合は2面待ちも悪くない。
&s(){イベント終盤でアーケードでもAtlantaの実装が発表された、とまさにAtlanta祭り}

また、クリア後は輸送護衛部隊で出撃することでE6-2の出発地点から即座に空襲マスに進む。
&font(l){実はE6-2クリア前なら水上打撃部隊でも来る事ができた}
この空襲マスは航空戦火力が&bold(){非常に低く}、レベル1の艦の赤疲労艦であろうとほとんどダメージを受けない。
1周1分強でそれなり以上の経験値を稼げる穴場なので、水雷戦隊の改造・量産を行う上でとても便利。
更に狙ったように今回の新規実装艦は全員参加できる((但し、輸送護衛部隊である関係上、第一艦隊は参加できる艦種の制限が強く、第二艦隊の旗艦は軽巡固定である関係でTuscaloosaは旗艦に置いて入手経験値をブーストさせることができない。))上に、特に熊野丸と第百一号輸送艦は通常海域ではまともに育てるのも大変なので、
ここで改造できるところまでは経験値を稼ぎたいところ。
}



追記・修正は硫黄島へ艦隊の救援を行って、いつかあの海で戦った人達を偲びながらお願いします

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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}