伏黒津美紀(呪術廻戦)

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伏黒津美紀(呪術廻戦) - (2025/05/07 (水) 13:08:58) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2023/11/30 Thu 10:21:06
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&bold(){&color(#BA8D65,#F5C9C6){誰かのことを呪う暇があったら 大切な人のことを考えていたいの}}}


&ruby(ふしぐろ){伏黒}&ruby(つみき){津美紀}とは漫画『[[呪術廻戦]]』の登場人物である。

CV:[[早見沙織]]

*概要
[[東京都立呪術高等専門学校]]一年・[[伏黒恵>伏黒恵(呪術廻戦)]]の義理の姉。
長髪を[[ポニーテール]]にまとめた儚げな美人。

恵が中3の頃に意識不明の寝たきりとなってしまい、津美紀の呪いを解くことを目的として恵は呪術師の道に生きることを決断する。
この時彼の矜持である&bold(){&color(#3d85c6,#000000){「少しでも多くの善人が平等を享受できる様に不平等に人を助ける」}}という信念も構築された。&font(l){同時にシスコンにもなったが}

*人物像
[[一人称>一人称(日本語)]]は&bold(){&color(#BA8D65,#F5C9C6){「私」}}。
恵からは&bold(){&color(#3d85c6,#000000){「疑う余地のない善人」}}と看做されるほどの弟想いの心優しい性格。
&bold(){&color(#BA8D65,#F5C9C6){「人を許せないのは悪いことじゃないよ。それも恵の優しさでしょう?」}}として恵のことを思いやっていたが、荒れていた頃の中学生時代の恵は保護者のように振舞う彼女の事を煙たがっていた。
とはいっても[[肝試し]]のために友達と一緒に[[心霊スポット]]「八十八橋」に足を運んだり、校内で喧嘩しまくる恵を止めようとして気持ち悪がられた途端意趣返しでジュース入りの500ml紙パックを頭目がけてぶん投げるなど津美紀本人も割とアグレッシブ。


昏睡状態故出番もなかったが[[偽夏油>羂索(呪術廻戦)]]が発動した無為転変によってついに昏睡状態から覚醒。同時にデスゲーム[[死滅回游>死滅回游(呪術廻戦)]]への強制参加を余儀なくされてしまう。
避難のため病院を退院し、そして東京第1結界での戦いを終えた恵と遂に合流した。
……が、唐突に&bold(){「&ruby(コロニー){結界}を自由に出入りできるようにする」}というルールを追加。
#openclose(show=完全に困惑する伏黒に「彼女」は告げる。){
  
  
#center(){&bold(){&color(#BA8D65,#F5C9C6){誰だ……?ですって?}}

&sizex(6){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){あなたのお姉さんよ!!伏黒恵!!}}}

&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){なんてね♡ }}}


&sizex(6){&bold(){万(呪術廻戦)}}

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その正体は平安時代の呪術師&bold(){「&ruby(よろず){万}」}。
そもそも津美紀は現代人が術式に目覚めた覚醒タイプではなく、&bold(){&color(red){呪物を呑まされ受肉した受肉タイプの泳者}}であった。


*人物(真)

#center(){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){じゃあねじゃあね けけけけけ結婚}}
&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){なんてことも}}

&bold(){&color(#cc0000,black){勝手にしろ}}


&sizex(7){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){言質取ったり!はい縛り!!}}}


&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){私が正妻!!妾なんて許さないから!!}}}

一人称は&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){「私」}}。
その本性は&bold(){[[宿儺>両面宿儺(呪術廻戦)]]ガチ恋勢。}ざっくりと言動を例えれば&bold(){&color(red){女版[[東堂>東堂葵(呪術廻戦)]]。}}
津美紀の脳内記憶を読み取って恵を含めた高専メンバーを欺く狡猾さ、騙された恵をゲラゲラ笑いで嘲笑する悪辣さを持つが、それ以上に&bold(){&color(red){宿儺への強烈すぎる愛と高すぎるテンション}}が何より目を引く。
仙台での宿儺との戦いで、勝利報酬として結婚を要求して受諾された途端モチベーションが爆上がり。
まだ戦いが終わってもいないのに&bold(){勝手に}妻を自称し始め、その強烈過ぎる妄想や恋愛感情をハイテンションのまま押し付けてきたためか&bold(){宿儺ですら度々微妙な顔をしてドン引きする}とんでもないアクの強さが彼女の特徴。

とはいえただ愉快なキャラなだけではなく本性は&bold(){呪詛師そのもの。}
宿儺との婚儀祝いで最低でも村3つ滅ぼしたがり、余興で村一番の[[イケメン]]を殺害してその生首を干して変化の過程を俳句のネタにすることを妄想したりと、&bold(){人の命を奪ったり尊厳を侮辱することに何の躊躇いもない。}
#center(){
&sizex(4){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){イケメンも 干せばカピカピ いとおかし}}}

&bold(){&color(#cc0000,black){季語は?}}
}

戦闘意欲も旺盛で、[[復活]]して早々宿儺との戦いを望む好戦的な気質も持つ。
そもそも劇中での彼女の一言一句一挙手一投足全てが犠牲になった津美紀の尊厳の凌辱に等しく、彼女もまた立派な「呪い」である。

宿儺への愛情も実のところ&bold(){一方的なエゴイズム。}
&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){「宿儺を殺すのは自分であり、自分を殺すのは宿儺であってほしい(要約)」「強者故の孤独に苛まれる宿儺に愛を教える」}}という願望を持ちながら、宿儺が既に愛を知っているのではないかという疑念が湧いた途端激昂。
宿儺が知っている(と思い込んだ)愛の概念を否定し、&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){「いいや違う!!それは愛じゃない!!アナタは勘違いしている!!」}}と一方的に断じていた。

ちなみに出身地は会津。
わざわざ仙台に赴いたのは地元だからと羂索は推察しているが真偽は不明。
わざわざ津美紀の外見を維持していたのは宿儺と同じく&bold(){「自分の肉体が弟を手に掛けたという事実で魂を絶望させ深く沈め肉体を完全掌握する」}という思惑から。


*能力

#center(){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){斬ってよ}}
&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){斬って斬って斬って斬って斬って斬って斬り刻んで!!}}

&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){肉に埋もれた私の愛を!!その瞳で感じなさいよ!}}}

生前には藤氏直属征伐部隊「五虚将」を返り討ちにして藤原家に取り立てられ名声を馳せたという。
それ相応に実力も高く、平安時代の猛者と比べて遜色ない呪力量・呪力出力を擁し、[[領域展開>領域展開(呪術廻戦)]]もきっちり習得している。

ちなみに本人としては宿儺以外の術式に触れられること自体が嫌悪に値しており、宿儺が御廚子を使おうとしない場合&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){「ざっけんじゃないわよ!」「私にそういう趣味はないわよ!!」}}と涙を流してマジギレしていた。


**&ruby(こうちくじゅつしき){構築術式}
万の生得術式。[[禪院真依>禪院真依(呪術廻戦)]]に続いて本編2人目の構築術式使い。
高い呪力量を持つ彼女の場合、特殊な呪具を除けば鍛錬次第で自身が認識できるほぼ全ての物質を再現可能。
しかし潤沢な呪力を持つ万であっても&bold(){「圧倒的な燃費の悪さ」}というネックは難題であり、幾度も窮地に陥った経験を持つ。
思案の末に行きついたのが下記の克服手段2種であり、これらを生み出したことで名声を高めたという。
また下記の物質以外にも、背中に虫の翅だけを構築して空を飛ぶこともできる。

後に宿儺によって構築術式のような呪力効率の悪い術式は運用が画一的になりがちになるという欠点が語られている。

**主な構築物
・&bold(){液体金属}
構築術式最大の欠点である燃費の悪さを克服するための手段その1。
半自律制御され、呪力により物体を安定させたまま体積を変化させることができ、これにより中距離への攻撃を行う。
一度構築してしまえば呪力を流し続ける限り自在に操ることができるため、変幻自在に形を流動させオールレンジ攻撃の如く多角的な攻撃が可能。

・&bold(){虫の鎧}
構築術式最大の欠点である燃費の悪さを克服するための手段その2。
昆虫が持つ高いエネルギー効率、そして小さい身体に反した強靭さを持つ数多の昆虫から気付きを得て、数多の昆虫の生体機能を流用・特化させた生体パワードスーツ。
ビジュアルは筋骨隆々な肉体と虫の頭、虫の翅を備えた昆虫人間といった具合。
万はこの鎧を&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){「構築術式の極み」}}と確信しており、見た目通りの強靭な肉体性能を持つこの鎧をまとった上での肉弾戦で強襲を仕掛ける。

・&bold(){&ruby(しんきゅう){真球}}
#center(){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){見せてあげる本当の愛の形を!!}}

&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){(構築してみせる!私のハート!!)}}}

万の切り札。
液体金属を実現不可能とされる理論上の物体&bold(){「完全なる球体」}に変化させたもの。
外観は万の背丈ほどの大きさの、宙に浮遊する黒い巨大球体。
接地面積がないため無限の圧力が生じるとされ、何者も触れることはできず、逆に触れるもの全てを跡形もなく削り取ってしまう。
戦闘ではこの真球を飛ばして攻撃に用いる。


**&ruby(しっくしっくしっく){三重疾苦}

#center(){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){あなたは受け入れられるかしら}}

&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){本当の愛を!!}}

&sizex(5){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){領域展開}}}}

虫の神経が大量に立ち並ぶ以外は何もない白い空間が広がるシンプルな領域。
上記の真球に必中効果を付与することで、直撃させた相手を確実に葬り去るという平安の術師らしい化け物クオリティの性能を誇る。
だが、作中では液体金属に完璧に適応した魔虚羅により粉砕されてしまった不遇な領域。

印相は『地蔵菩薩印』。


*末路
宿儺との戦いを望んで仙台結界で待ち受け、殺し合いを開始。
「器となった伏黒の魂を深い所に沈める」という思惑から斬撃術式を使わないことに逆ギレし、一方的な恋情をぶつけ始めてから若干シュールな戦いとなるが、宿儺の呪力で強化された十種影法術の多彩な手数の前に翻弄。

#center(){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){(ああやっぱり なんて切ない切り口!!)}}
&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){(この孤独を独り占めしたい!!あなたの孤独は私だけのもの!!)}}

&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){(あなたを殺すのは私なんだから!!)}}}

そう生前一目惚れした勢いでウザがらみした結果食らった宿儺の斬撃に想いを馳せながら、切り札である真球と領域展開の合わせ技で勝利しようと目論むも、液体金属と虫の鎧に適応した魔虚羅のワンパンで真球も結界も諸共に崩壊。
そのまま魔虚羅の退魔の剣の一閃を受けて致命傷を負うが、自身の術式への理解度の高さに勝手に充足感を味わっていた。
だが致命傷までは回避できず、最後の力を振り絞って構築術式で形見となる呪具「&ruby(かむとけ){神武解}」を作り終えると、1人満足気に息絶えた。


#center(){&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){これ あなたに}}

&bold(){&color(#000000,#F5C9C6){私だと思って 後生大事に使ってね}}}


しかしそれは肉体を奪われたとはいえ「最愛の姉を自ら手に掛けた」という事実でもあり、宿儺の思惑通り恵の魂は深い絶望の末より深く沈んでいった。
}


*余談
名前の由来は「積み木」から。また作者によると彼女の髪型の事は「クワガタ」と呼んでいたらしい。


追記修正よろしくお願いします。

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- 愛を知らない!強者ゆえの孤独!って万だけの変な妄想概念かと思ったのに、後に五条や鹿紫雲に継承されていったの笑える(矢印向いてる宿儺にとっては迷惑な話だろうけど)  -- 名無しさん  (2023-11-30 12:30:27)
- ドブカスとか全天狗とかで感覚麻痺してたのかコイツのことおもしれー女としか認識できてなかったけど、読み返してみたら結構呪詛師らしいことしてたわ。  -- 名無しさん  (2023-11-30 12:40:28)
- 津美紀はCV早見沙織なら、万受肉後はCV能登麻美子になってほしい  -- 名無しさん  (2023-11-30 13:10:20)
- 邪悪外道の化身の様な宿儺をしてガチ面倒に思わせるストーカー  -- 名無しさん  (2023-11-30 13:37:59)
- 流石にネタバレすぎるから項目名を伏黒津美紀だけにして記事構成を変えるとかした方がよくないですか?  -- 名無しさん  (2023-11-30 16:27:19)
- あれだけ恵が姉さんを助けるってなってたのに結局助けられずおまけに他人に体乗っ取られたまま死ぬのはやりきれんなぁって感じた  -- 名無しさん  (2023-11-30 18:34:27)
- ↑負のご都合主義を感じた  -- 名無しさん  (2023-11-30 21:17:06)
- ↑3ちょっとネタバレに配慮した文章に編集しました。これならいい感じになっただろうか。  -- 名無しさん  (2023-11-30 21:25:38)
- 今日放送の「くぎっ」もそうだけど、なんか雑に殺した感があって不快だった  -- 名無しさん  (2023-11-30 21:59:39)
- 万を出してまこらと呪物のチラ見せをやる役割だったんだろうけど、前々から出ていたはずの伏黒津美紀のキャラが完全に押し流されたな  -- 名無しさん  (2023-12-01 02:40:40)
- 作中5番目くらいには強い。指15本すっくんとスデゴロ出来るフィジカルが意味わからん  -- 名無しさん  (2023-12-01 08:15:04)
- 押し流されるも何も津美紀のことを「伏黒の姉ちゃん」「目覚めた瞬間人格乗っ取られてた人」以上に説明できる奴が何人いるよ。作中人物ですら津美紀の生前の人となり知ってるの伏黒と五条しかいねえし  -- 名無しさん  (2023-12-01 19:44:00)
- 死滅回遊までアニメ化すればはやみんのゲス演技が聴けるのか……  -- 名無しさん  (2023-12-03 10:31:54)
- 強いのは間違いないんだけど相手が宿儺だったからかませ犬以上の活躍が出来なかったのも胸糞悪い  -- 名無しさん  (2023-12-03 20:37:22)
- 烏鷺が全裸なのは能力の都合上まだ分かるけど、なんでこいつは一枚羽織ってる以外は何も身に付けてないんだろうか  -- 名無しさん  (2023-12-04 20:47:22)
- 伏黒恵を全否定する為だけに生まれた舞台装置の印象。コイツのせいでこれまでの恵の物語全てが茶番になった。  -- 名無しさん  (2024-01-20 23:25:58)
- これをはやみんがやるのか…  -- 名無しさん  (2024-05-28 23:12:19)
- 呪術廻戦て不遇の強豪が多くない?  -- 名無しさん  (2024-08-13 20:57:59)
- そもそも五条宿儺のツートップが不動な関係で、強い相手にはこの二人がぶつかることになりどうしようもなく負けることが多い。  -- 名無しさん  (2024-09-10 14:58:37)
- ↑↑超強い(五条&すっくん)と弱い(三輪ちゃんとか桃とかパンダとか)、その間の強い(乙骨漏瑚虎杖お兄ちゃん)が多すぎる  -- 名無しさん  (2024-09-10 15:15:37)
- ↑4 むしろ万をやらせたいがためのキャスティングに思える  -- 名無しさん  (2024-09-14 15:36:25)
- 「戒律とそれからくる憎悪では愛を超えることはできない」という台詞は名言だと思うんだよな  -- 名無しさん  (2024-09-19 20:44:50)
- よく知らない人が全く知らない人に乗っ取られて自軍が誰も知らないうちに死んだ  -- 名無しさん  (2025-03-17 14:49:29)
- せめてこう…幸せな記憶に逃避してた恵に、もう一度生きてみようと思わせる言葉を贈る役割ぐらいあげてもよかったんじゃないですかね…  -- 名無しさん  (2025-03-19 09:33:57)
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