ハリ千本バッジ

「ハリ千本バッジ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ハリ千本バッジ - (2025/09/23 (火) 00:01:44) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2024/04/09 Tue 20:15:56
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----


#center{&sizex(6){&font(b){\ノマスー/}}}


&bold(){&font(b){「ハリ千本バッジ」}}とは、漫画「[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]」に登場する[[ひみつ道具]]のひとつ。
小学四年生1975年4月号に掲載され、単行本第10巻収録のエピソード&bold(){&font(b){「ハリ千本ノマス」}}にて初登場。
「[[エイプリルフール]]エピソード」や「[[嘘]]」に関係する道具としては、使い方や効果が少々変わったものであるのが特徴。


*【外見と効果】
魚の[[ハリセンボン>ハリセンボン(魚類)]]の形をしたバッジ。
おそらく&bold(){&font(b){「ハリセンボン」}}と&bold(){&font(b){「(嘘ついたら)針千本飲ます」}}を掛けたシャレ。

このバッジをつけている人に対して嘘をつくと、バッジが&bold(){「ノマスー」}と反応し、嘘をついた人がその嘘を事実にするべく行動してしまう。
特徴としては、嘘をついた側は体が勝手に動き「何故こんなことをしているのか」と自分で自分に疑問を抱きながらも行動をしてしまう。

「嘘を本当にするひみつ道具」はいくつかあるが、その中でも&bold(){&font(b,#ff0000){「使用者が騙される側に回らないと効果が得られない」}}という、珍しいタイプの道具。
問題点は、使用者にとって&bold(){&font(b){&font(#ff0000){「どうか本当に嘘であってくれ」}と祈りたくなるような内容の嘘に対しても効果を発揮してしまう}}ということ。
また、バッジの効果は「[[魔法]]のような力で一瞬で嘘を事実にする」わけではなく、あくまで「嘘をついた人に、嘘を事実にするための行動をさせる」&bold(){&font(b){だけ}}。
なので、装着者と相手の身体能力によっては実行前に相手を取り押さえるという形で対応することが、一応は可能。
また、作中の台詞からすると、バッジを外すとその場で効果は取り消される模様。

しかし、相手の行動を阻止することもバッジを外すこともできなかった場合、嘘の内容によっては&bold(){&font(b){&font(#ff0000,120%){「家や家族、お金などの大切なものを失ったうえに友人知人が犯罪者になる」}}}という結末が待っている。
そのため、本wikiの[[危険なひみつ道具]]の項目にもしっかりと記載されている。
おそらくは、劇中における[[ジャイアン>ジャイアン(剛田武)]]と[[スネ夫>骨川スネ夫]]、それ以外ではオオカミ少年や詐欺師など「からかいや金儲けのために悪質な嘘をつく人」を罰するための道具なのだろう。


*【登場エピソード】
エイプリルフール。毎年必ず騙されて友人たちに笑い者にされているため、&bold(){&font(b,#ff0000){人間不信に陥っている}}[[のび太>野比のび太]]を気の毒に思った[[ドラえもん>ドラえもん(キャラクター)]]が出したのがこの道具。
「独り言」として使い方と効果を聞かされても信じようとしないのび太だったが本当である可能性も捨てきれず、ドラえもんが「うっかり落とした」道具を手に、実験のために[[ママ>野比玉子]]のもとへ向かうのであった。

**《アニメ版》
初登場エピソードが大山版とわさドラ版で1回ずつ、どちらも原作どおりの[[サブタイトル]]で[[アニメ化]]されている。
それぞれ&bold(){&font(b){1994年4月1日}}と&bold(){&font(b){2020年3月28日}}放送。2020年版の「ノマスー」の声は古賀晶子が演じた。
オチは「[[静香>源静香]]がのび太にある嘘をつき、それを実行しに野比家に向かう」というものだが大山版では原作より過激になっているのに対し、わさドラ版では令和にはブラックすぎると判断されたのかマイルドになっている。


*【類似のひみつ道具】
・[[ソノウソホント]]
・アトカラホントスピーカー
・・いずれも、『自分が言った嘘(のような突拍子もないこと)を現実にする』道具。
・[[ウソ800(エイトオーオー)]]
・・『自分が言った内容を、嘘に変える』道具。
・うそつ機
・・『自分が言った嘘を、相手は現実だと信じ込む』道具。

『嘘』に絞っただけでもこれだけの道具があるが、いずれも使用者が能動的に嘘をつく必要がある。
そのため、受動的に嘘をつかれる必要があるこの道具は、数多いひみつ道具の中でも異彩を放っているのは間違いない。


追記修正は、誰にも害のない笑える嘘を考えてからお願いします。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,0)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- なんか、エピソード項目になるのを避けようとするあまり、あまりに内容が薄くなっている気がする。これくらいだと項目にするほどの量ではない気がする  -- 名無しさん  (2024-04-09 20:25:07)
- 地味に嫌な道具だ…  -- 名無しさん  (2024-04-09 20:25:21)
- ↑一番上 同意。違反項目として挙がってない以上は文字数とかを満たしてはいるんだろうけど、単独記事にしては内容がなさすぎるように思う。これなら「危険な秘密道具」に追記するか、ソノウソホント等も含めて「嘘が本当になる秘密道具」とかにしてもいいような…  -- 名無しさん  (2024-04-11 01:39:11)
- 記事の薄さについては編集可能な人に任せるとして、もう少し借りたいみたいな欲は出たものの、オチに関するトラブルは珍しくのび太側に非は無いんだよね  -- 名無しさん  (2024-04-12 01:50:09)
- ↑放火だろうが窃盗だろうが、静香ちゃんなら絶対にお咎めなしだからね……。泣きを見るのは、のび太だけという。  -- 名無しさん  (2024-04-13 10:38:37)
- あの嘘はどうかとは思うが道具のせいなんだからお咎めなんてあるわけないだろ  -- 名無しさん  (2024-04-15 18:38:57)
- この道具って実質的なウソ発見器にも使えそう、ノマスー言わない=本当。  -- 名無しさん  (2025-09-23 00:01:44)
#comment()
#areaedit(end)
}