悪役令嬢の中の人

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悪役令嬢の中の人 - (2025/06/17 (火) 06:14:27) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2024/08/30 Fri 20:33:23
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:&bold(){&color(gold,black){ならこの項目が約 28 分で読めるわね}}

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#center(){&font(28px,b){&color(gold,black){わたくしはお前たちを許さない。}}}



『&bold(){&color(gold,black){悪役令嬢の中の人}}』とは、「[[小説家になろう]]」にて2020年に連載されていた小説作品。著者はまきぶろ。
元は短編で、その後加筆して連載されている。

書籍版は一迅社から刊行されている。元が中編程度の長さなのもあって本編自体は1巻の中ほどで完結しており、番外編や後日談を収録した2巻が2024年に刊行された。
後述のコミカライズ版連載に合わせてweb版で外伝が不定期更新されているほか、書籍版1巻では復讐のために各地を巡る道中の、2巻では復讐後にある目的を達成するまでの動向を大幅に補完する書き下ろし番外編が収録されている。

#openclose(show=●目次){
#contents()
}

*【概要】
タイトルの通り、&b(){「ゲームの悪役令嬢に転生憑依した女性」}がテーマの物語である。
これだけならよくある&b(){「悪役令嬢転生もの」}だが、本作はその「転生者」が主人公ではなく、&bold(){転生された悪役令嬢自身が主人公}という珍しい作品。
転生者に肉体を乗っ取られた悪役令嬢が、肉体の中から転生者の人となりを見るうちに彼女に好意を抱くようになり、唯一無二の存在となっていく。
転生者は悪役令嬢の運命を変えるための努力を重ねていくが、本来のゲームのヒロインもまた転生者であり、性悪になってしまったヒロインに貶められ、追放刑となり、絶望。
それをきっかけに悪役令嬢は自身の肉体の主導権を取り戻し、転生者の無念を晴らすためにヒロインとその攻略対象の男達への[[復讐]]を開始する。

そして本作の肝となるのは、&b(){主人公の悪役令嬢は転生者に好意を抱いているものの、性根は「悪役」のまま変わっておらず、復讐手段は狡猾な計略、すなわち邪道そのもの}である点。
というのも、「本来物語のラスボスだった人物が真実の愛に目覚めた」だけでその先が「世界の破壊」か「個人への復讐」かの違いというだけなのだ。
巷では、&b(){「自身を鎮めた巫女に恋をした邪神が、彼女を無下に扱った人間達を祟る物語」}として例えられることも。
このため、決して悪役令嬢を「正義側」の人物としては描いておらず、寧ろ悪辣な内面描写を濃密にしており、結果的に善行を為す裏で復讐の根回しを進めるという[[ピカレスクロマン>ロマン]]の色合いが強い。

また、2021年11月から白梅ナズナ氏によるコミカライズが、一迅社がpixiv内で運営する&bold(){「&color(#00ced1){comic} &color(#ffb6c1){LAKE}」}にて連載。
こちらのタイトルは『&bold(){&color(gold,black){悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~}}』となっている。
画力が非常に高く、&b(){レミリアやピナの[[顔芸]]が濃く描かれている}他、神々やクリーチャーの造形についても評価が高い。
構成についてもサイドストーリーも回収したアレンジで高評価を得ている。

そして、2025年5月30日の更新でコミカライズ版もめでたく完結。それと同時に&bold(){アニメ化企画の始動が告知}された。

*【ストーリー】
公爵の令嬢、&bold(){&color(gold,black){レミリア・ローゼ・グラウプナー}}は幼い頃、謎の存在に肉体を乗っ取られた。
当初は憤ったレミリアだったが、やがて、その肉体を乗っ取った&font(b,#ff00ff){「エミ」}の、自分に対する慈愛を感じるようになり、彼女もまた愛情を抱き始める。
そして二人は、「レミリア」がエミが好きだったゲーム『星の乙女と救世の騎士』に登場する悪役令嬢であり、やがて破滅の未来が待ち受けていると知る。
レミリアを愛するエミは彼女の運命を変えるため、様々な努力を重ねて攻略対象者である王太子達との関係を改善し、レミリアもエミを肉体の中から応援するが、一人の女の登場でその平穏は壊された。
本来のゲームのヒロインだった「星の乙女」&font(b,#ff69b4){ピナ・ブランシュ}である。
エミと同じく転生者だったピナは、魅了のアイテムを駆使して男達を自分の虜にし、更には悪辣な裏工作を講じてエミに悪行の濡れ衣を着せ孤立させてしまう。
とうとうピナに傷害事件をでっち上げられたエミは、婚約者のウィリアルドからゲームの通りに婚約破棄を言い渡されてしまい、全てに絶望した。

……だが、それが始まりだった。
エミの絶望をきっかけにレミリアは自分の肉体の主導権を取り戻したのだ。
愛するエミを貶めたピナとウィリアルドら王太子達に激しい憎悪を抱いたレミリアは、追放された小村から行動を開始する。
彼らに最悪の生き地獄を味わわせるという復讐のために……。

*【登場人物】
**◆主人公
・&b(){&color(gold,black){レミリア・ローゼ・グラウプナー}}
グラウプナー公爵の令嬢で、『星の乙女と救世の騎士』の悪役。
なお、追放に伴い親から分籍という形で縁を切られたため、爵位としては準男爵となっている。
それ故当人もグラウプナー姓は名乗っていない。

生まれつき自分に対して無関心な両親の下で育ち、極上の魔力や才能に恵まれながらも愛情に飢えている。
そんな中、幼少期にエミに[[肉体の主導権を奪われた>肉体の乗っ取り]]ことで彼女の自分を想う心に触れ、初めて愛情を感じた。
エミの幸せを何よりも優先し、陰ながら応援していたが、ピナの謀略によってエミが孤立・追放させられた時を境に肉体の主導権が戻り、エミを貶めたピナ達に復讐を誓う。

エミに対する愛を第一に、&b(){&color(gold,black){「エミが安心して戻れる世界」}}のために行動しているものの、&b(){レミリア当人の冷酷な性根は何一つ変わっておらず}、エミの敵には全く容赦しない。
しかし、エミが築き上げた「心優しい令嬢レミリア」=「エミのレミリア」としての振る舞いを最大限に尊重し、弱者の救済や政治問題の解消に積極的に取り組み、復讐への布石として善行を為したうえで敵を追い詰めていく。
その演技力は完璧といってよく、[[他者から見れば聖女以外の何者でもないレベル>ハセヲ]]だが、&b(){&color(gold,black){「エミならもっと上手くやれた」}}と振り返るなどその姿勢は非常にストイック。
さらにその振る舞いを称賛されると非常に気分を良くするが、それも自分ではなく「エミのレミリア」が褒められて嬉しいからと、どこまでもエミ第一な人物である。
&s(){「エミのレミリア」が本心から褒められると思わず施しの量を多くしたりするので、そのへんやエミを想起させる善人に対しては最早ちょっとチョロいレベル}
書籍版あとがきの原作者によると、もしエミが&bold(){&color(#ff00ff){「こんな世界に転生しなければよかった」}}と思っていた場合、&b(){&color(gold,black){「ならこんな世界存在する方が間違ってるわね」}とそのまま世界を滅ぼした}とのこと。まあ正直そうなって当然な仕打ちをエミは受けているが……
一方で「エミのレミリア」とは関係なく彼女自身の感情として、奔放かつ直情的で自分の予想を超えた行動を起こすスフィアや、私情を抜きに為政者としての判断が下せるアンヘルに対しては&s(){それぞれおもしれー部分、ヘタレな部分も含めて}好感を抱いている。
&s(){数少ない弱点として、アブノーマルな性癖には全く耐性がないため、たまにドン引きしている}

ゲームにおけるラスボスキャラであっただけに基本ステータスが高いだけでなく、ほぼ一人でありとあらゆる事件を起こすという設定の整合性を取るべく、使い魔と転移魔法を筆頭に数多の才能を与えられた&bold(){&color(gold,black){「公式チート」}}とも言うべき存在であり、復讐のためにその能力をフル活用することとなる。
また、エミの記憶・知識はエミが眠りについて以降も変わらず確認することができ、その前世と攻略のノウハウも有効活用している。((ちなみにエミが意識して記憶していなかった事柄までも詳細に確認できるという、これまた地味にかなりのチート能力である。))
そもそも肉体の主導権を取り戻すまで他人と直接コミュニケーションが取れず、エミの情報と感情などを知覚するのみの一方的な状況に約11年囚われており、「レミリア」としての人生経験は殆どないはずなのだが、
上記の通りエミの振る舞いを完璧に引き継いで人心を掌握する傍らで、誰にも見せることのない策略を進めていく姿は、ある意味転生者に並ぶチートである。

ちなみにゲームではカラスを使い魔にしていたらしいが、本編では&bold(){&color(gold,black){「こっちの方が便利」}}ということで&b(){無数の蜘蛛}を使役している。
そのためビジュアル面での悪役度合いは大幅に増している。
&b(){&color(red){虫嫌いな人や群体恐怖症の人は漫画版を読む際には注意して読んでほしい。いやマジで。}}

#openclose(show=その復讐方法(※クリック/タップして展開)){
・まず好感度操作アイテムを売る魔族の商人を、自領に移住させてピナへのアイテム供給を断ちます。
・各地に隠れ住んでいる魔族も順次入植させ、エミの前世知識と魔族の能力を使ってガンガン領地を発展させます。
・・この際、ピナが&s(){顔芸しながら}やりそうな前世文明技術の導入も、先回りしてやっておくとよいでしょう。
・並行して、エミのゲーム知識をもとに各地を救済して回りレミリアの名声を高めます。&br()そのまま世界破滅の原因を排除、他人が動く前に真っ先に世界を救います。
・・これで&b(){星の乙女が救世の旅に出るきっかけすらなくなり、政治面以外で活躍する余地も奪います。}
・以上で得られた名声と経済力などによる政治価値を以てすれば、復讐対象などどうとでもなります。

爆速で世界を救済していく姿から&b(){世界救済RTA}などと読者から言われることも。
それを本来のタイミングより早くこなすこともあり、もともとあったすべての問題が水面下で収まって事がスムーズに運んでいくのも理由。(ただし名声を高めるために「問題が起きるずっと前に陰でさっさと解決」という手は取れず逆に面倒な部分もあったりする)
}

#openclose(show=ゲーム内では……(※クリック/タップして展開)){
婚約者のウィリアルドに無償の愛を求めるも厭われ((本編ではエミのおかげで愛情が充足したため、ウィリアルドに対して「自分は彼の事を何とも思っていない」と恋愛対象として考えていなかった。それはそれとしてエミと結ばれるのを願っていたが。))、やがて学園に転校してきた「星の乙女」に嫉妬し、数々の嫌がらせを行う。
だが、悉く失敗した挙句ウィリアルドに婚約破棄を言い渡される。彼が人生における全てだったがゆえに絶望した彼女は、追放先で悪魔や古代遺跡について独学で研究した末に魔王アンヘルを召喚。
ウィリアルドの魂と世界の破滅を望み、「星の乙女」パーティ最大の敵として立ち塞がるも、最終的にはウィリアルドに討たれ死ぬ運命にあった。
その救いのない最期は敵対したピナ達にも同情され、とりわけ関係が深かったウィリアルドとクロードには&bold(){&color(#ffd700,#3cb371){「君を救うために僕は何をすればよかったのか」}&color(#f0e68c,#3B4EF0){「ちゃんと家族になれたらどれ程良かったか」}}と生涯の後悔として刻まれた。
}

漫画版では白梅ナズナ氏による画力の高さで「エミのレミリア」を演じるレミリアと素のレミリアがしっかり描き分けられており、深い怒りを湛えているシーンは&b(){本気で怖い}。
一方、&b(){内心すげぇ悪い顔しながらとんでもない善行をしている}という[[シュールな場面>シリアスな笑い]]や、「エミのレミリア」を慕う領地の子供達やアンヘルの言動に好感を持つシーンが分かりやすくなってるのも好評。
ついでに&b(){巨大な蜘蛛の巣の中心に腰掛けて笑いながら策謀を巡らせる}など、ノリノリで悪役を演じていると思われる描写もある。レミリア様が楽しそうで何よりです。

・&font(b,#ff00ff){エミ}
ゲーム『星の乙女と救世の騎士』の&font(b,#ff00ff){プレイヤーだった日本人の女子大学生。}Web版の解説では本名は&font(b,#ff00ff){「小林恵美」}。
ゲームの悪役だったレミリアの大ファンであり、ゲーム内外の公式で救済されることのなかった彼女の不遇を嘆いていた。((運営はレミリア実装ネタをエイプリル企画でやってしまったのだが、それを真に受けて抗議の声も上げたという。))
そんな折に交通事故で命を落とし、推しだったレミリアの幼少期に転生してしまう。
レミリアの破滅の運命を変えるために自己研鑽を欠かさず行い、攻略対象者の幼馴染達との関係をことごとく改善し、「完璧な淑女」と呼ばれるまでに成長させる。
だが、同じく転生者となっていた「ゲームのヒロイン」のピナに嫉妬され、魅了のアイテムで男達を虜にした上でやってもいないいじめをでっち上げられ、周囲から孤立。
努力も空しく、傷害事件の狂言まで起こされ、それを機にウィリアルドから婚約破棄と追放を命じられた。
それによって絶望し、エミの魂はレミリアの肉体の中で眠りにつく……。

性格は筋金入りのお人好しにして博愛主義、そして凄まじい努力家。
前世での家族仲も非常に良好で、自分が事故死して見ず知らずの貴族令嬢の身体を乗っ取ってしまったという現状を認識するや否や、まず娘の死を悲しんだであろう家族を想って泣きながら謝罪し、そして本来の身体の持ち主(レミリア)を気にかけ心配する。
そして自身が『星の乙女と救世の騎士』のレミリアに転生・憑依してしまったことを認識したエミは、&font(b,#ff00ff){「自分がレミリアを幸せにする」}と決意し発奮する。

当初は身体を奪われたことに激昂していたレミリアもこれにはあっさり毒気を抜かれて&b(){&color(gold,black){「こんなことをしでかした神だか悪魔だかは呪ったが、エミのことは容易く許してしまった」}}と早々に怒りを鎮め、また&b(){「エミのレミリア」}の幸せを望み応援するようになる。
それと相まって温かい愛に満ちた人生の記憶も、愛すること・愛されることを知らない幼きレミリア自身の心を癒やした。
なおエミはレミリアが自身の精神世界に閉じ込められていることは知らず、ここまでの流れは完全に無自覚かつ一方通行。とんだ人たらしである。
ちなみに、彼女はこの世界が「自分が好きだったゲーム」であるもののあくまでゲームではなく現実世界であり人々も血の通った人間だと理解し行動していた。

生前の努力の賜物か&b(){非常に}教養豊かで、この世界でも様々な道具や技術を再現しており、その知識は後のレミリアのアイデア出しにも有効活用されている。
よくある「現代知識チート」の一環ともいえるが、ピナやクロードの知識が表面的な理解に留まっており失敗したことを考えると、「前世の農業や家電をどう再現できるか・その際何が問題になるか」までを考慮していたエミがそれだけ抜きん出ていた、というのが正しいだろう。
ぶっちゃけ知識チートというか頭脳チートである。この地頭の良さを思うと、ゴシップを利用した奸計への対抗策だけは身に着けていなかったのが惜しまれるところ。この辺りの対応の悪手についてはレミリアですら苦言を呈していたが、それがエミの領分ではないことも後に悟っている。

また、その善性が惹きつけてしまうのか、レミリアに限らず良くも悪くも彼女に魅せられた周囲からは重い感情を向けられがち。そして当人はそんな状況に全く気付いていない。
さらにロマノが自分によからぬ感情を向けていたのは知っていたはずなのだが、自らの護衛から外そうとした様子がない((いくらグラウプナー公爵が毒親でも、自身に富をもたらしているエミから護衛の入れ替えを進言されたら断る理由はないだろうとする読者の声もある。))など、博愛主義が過ぎて逆に空回りしていた節もある。
この辺りも後の状況を悪化させてしまう一端となってしまった。

漫画版では「エミのレミリア」として活動している彼女は&b(){本当に正統派美少女}で、レミリア本人との描き分けが綿密になされている。
&font(b,red){反面エミが追い詰められるシーンが追加描写もあって本気でキツく}、レミリアに感情移入しやすくなっている。

ちなみに、推しであるレミリアに対する呼び方は&font(b,#ff00ff){「レミリアたん」}であり、そこらへんの限界化っぷりはまぁ想像に難くない具合である。

また、レミリアはゲーム知識については&b(){&color(gold,black){「世界を救った乙女の記憶がある」}}と説明している。&s(){実際ゲームをクリアしているので「世界を救った乙女」というのも一切間違っていない}

**◆復讐対象者
レミリアの主な復讐標的は&i(){ゲームにおける本来の}ヒロインと必須加入キャラ4人。
その他レミリアの罪を捏造するのに協力した者達も軒並み副次的な復讐対象に含まれる。
ピナはともかく他の者は薬で好感度を操られていたので同情できなくもない……と言えなくもないが、これらの薬はあくまで「ピナを好きになる」だけで洗脳して行動を強制させるわけではない。
つまり&b(){「レミリア(エミ)への信頼はそのまま」}であるにも拘らず、&b(){その信頼を裏切り「レミリア(エミ)が罪を犯した」と決めつけた}ことで同情の余地なしとレミリアは断じている。
特にウィリアルドとクロード、自身の従者達と親友に関しては、後述のような醜い本心をレミリアからは完全に見透かされているのも、より強い怒りを買う一因であった。

なお、必須加入キャラ4人の読者からの通称は&b(){四馬鹿}。
&s(){ちなみに、作中描写や判明した設定からすると(特にコミカライズ版では)、実際は&bold(){一諸悪の根源一馬鹿二被害者}といった側面も強かったりする。少なくとも私欲を優先して裏切った一名が諸悪の根源扱いなのは、誰もが頷くところだろう。}

・&b(){&color(#ff69b4){ピナ・ブランシュ}}
『星の乙女と救世の騎士』のヒロインで、&bold(){&color(#ff69b4){世界を救うと言われていた「星の乙女」。}}
本来はどんな逆境でも努力を怠らず、攻略対象とされる男達に真摯に向き合う健気な少女だった。

しかし、転生者により肉体を乗っ取られたことで&ruby(嘘つきヒロイン){醜悪な人格}に変貌。読者からの通称は&b(){「偽ピナ」}。
全てが自分の思い通りにならないと満足いかないという幼稚かつ自己中心的な性格だが、あのレミリアでさえ演技力と陰謀の才覚だけは認めざるを得なかったほどの[[&b(){正真正銘の悪女}。>原作レイプ]]

ヒロインの立場に胡坐をかいて攻略対象達に色目を使うも、碌に中身が伴っていないため変人扱いされる一方だった。
だが、課金ショップのアイテム「魅力の香水」と「恋の秘薬」で周囲の人間達を魅了させた挙句、自分の立場を奪うと思い込んだレミリア(エミ)を孤立させ、傷害事件をでっち上げて婚約破棄に追い込んだ。
一転して勝ち組となった彼女だったが、目覚めたレミリアはダンジョン攻略と魔族の問題解消など次々と先手を打ち続けたことで、自分が主人公として行うべき冒険といったイベントを実行できなくなり((実際はレベル上げのためのダンジョン攻略自体は出来るのだが「自分の気に入った逆ハーレムじゃないと嫌」といった我儘で拒否しており、魂胆を見抜いている王妃は余計に嫌悪している。))、ただの「穀潰し」として次第に腫れ物扱いされていく半詰み状態となる。
エミ同様に現代の知識で地位を得ようとも目論んだが、どれも中途半端な知識で失敗を重ね((原作ではチョコレート開発のためにカカオを大量に購入させるが作り方を知らなかった、マヨネーズ開発にも着手したが消毒や保管方法に問題があったため大量食中毒を起こしている。なお、レミリアは材料の消毒に改良した魔族の魔法を用いて安全なマヨネーズ開発に成功。使い切りやすい小瓶詰めで販売することで、日持ちしにくい点もクリアしている。))、貧困層への炊き出しで好感度を上げようとするがあっさりと魂胆を見抜かれた挙句、炊き出し目当ての浮浪者で治安を余計に悪化させて謹慎処分まで受けている((コミカライズ版では大規模食中毒がマヨネーズ開発ではなくこの炊き出しで発生し、王都のメインストリートが治安悪化からのコンボで汚物まみれになる惨状となった。この顛末に対して貴族側からは「貧民を救済するなら就労支援とか保護とかをセットにしろよ(意訳)」とツッコまれている。))。&b(){この上でなおも自分の行いの何が悪かったのか気づいていない}。
最終的に秘薬の効果がまだ効いているウィリアルドからすらも&b(){&color(#ffd700,#3cb371){「犬より聞き分けが悪くてイライラする」}}とまで評される始末((レミリアからもその態度やマナーの悪さを「5歳児未満」「珍獣」と評されている))。

ちなみに王宮ではウィリアルドの婚約者(候補)という立場を笠に着て贅沢三昧をしており、彼女の浪費によって&b(){王宮の財政が傾いて職員のリストラまで行われている}ほど。上述した現代知識無双の失敗もあり、課金アイテムの影響下にない貴族や職員からの支持率は皆無である。
ついでに社交界でのマナーに関する無知((国交樹立パーティーではピナはホスト側の立場(しかも平民の身分)であるにも拘らず賓客である魔族側より目立つド派手な装いで現れる、アンヘルが許可していないのに勝手に名前で呼ぶ(相手は王なのだから「陛下」と呼ぶのが礼儀でありルール)など。))も酷い。

漫画版では外見こそ美少女だがその醜悪な性根が浮かび上がる表情や言動が丹念に描かれており、思わずムカつく読者&s(){や、むしろ面白がる読者}も多い。
また彼女の&b(){美的センスの無さ}((無駄に金を掛けたとにかく派手な(しかも似合ってない)ドレスを身に着けていることが多く、他のキャラや背景から非常に浮いている。また香水もTPOを弁えずに匂いの強いものをぶっかけているだけのようで、「なんて香り」と嘲笑されている。))も存分に描かれている。

#openclose(show=偽ピナの正体。それは……(※以下重大なネタバレ注意!!)){
&br()
#center(){&sizex(6){&bold(){&color(#ff69b4,#a52a2a){ラスボスの邪心は堕ちた創生神だろうが!}}}}

#center(){&sizex(5){&bold(){&color(#ff69b4,#a52a2a){悪魔と魔族も同じだろ!}}}}


#center(){&sizex(7){&bold(){[[&color(#ff69b4,#a52a2a){みんな騙して腐れ外道の嘘つきビッチが!}>ブーメラン]]}}}


ピナの体を乗っ取った転生者の名は&b(){&color(#ff69b4,#a52a2a){「リィナ」}}。&font(b,red){前世でも幼少期から高校・大学でもずっと罪を捏造して気に入らない人物を貶め虐めることが日常茶飯事なとんでもない根っからの小悪党な悪女}、しかし大学生時代にてスマホの録画などを活用されて逆襲され引きこもり、幼稚で悍ましい精神性から成長する機会もないまま「真夏の猛暑日に自室のクーラーが故障してもなお家族に助け等を求めずに引きこもり続けたことによる熱中症による死亡(又は引きこもりに伴って生活習慣病の急性症状によるペットボトル症候群)」という自業自得の最期を迎えている。
リィナも「オトキシ」のファンで推し(本命)はアンヘルであったものの、その楽しみ方はエミとは異なりイベントシーンを見るだけのフシが見受けられる。アンヘルに対しても本心から&b(){&color(#ff69b4,#a52a2a){「アンヘル様も私を選ぶべき」}}という考えやエミと違い「ゲームの世界で自分とエミ以外は都合の良いゲームキャラとしか捉えていない」為に自身の立場を悪用しまくって逆ハーレムを愉しんでいる非常に身勝手な自己中地雷女。

作中では攻略をサボって所謂逆ハーレムを企み、更には捏造の一環で複数の男に[[口淫>フェラチオ]]や[[不浄の穴>アナル]]を使った淫行までやっており、&font(b,red){証拠集め中に初めて目撃したあのレミリアを本気で驚愕・ドン引きさせた}。&s(){詳細を精査する段階でレミリアが作中唯一心を折られかけており、下手したら[[くそみそ>くそみそテクニック]]なことをやっていたかもしれない……}
悪事が暴かれ、&b(){リィナは死ぬより悍ましい生き地獄へと閉じ込められる}が、レミリアがその事後捜査に難航するぐらいには各所から恨みを買っていた。
なにせその「生き地獄」は&b(){レミリアは死なれないように延命を手配した}程度で、&b(){刑罰自体のうち、現実の肉体に作用する部分に関してはレミリアはほぼ関わっていない}。((リィナの収監先を突き止めて以降は、管理している人間を誘導して自身の思い付いた罰を与えたり、それらへのリィナの反応が薄くなってきた際は夢を操り、全てが上手く行きかけた光景を見せた上で現実に引き戻し改めて絶望させるくらいの事はやっているが。))

なお、コミカライズ版では&s(){コンプラ的な問題で}&bold(){「悪魔の姿を見せないためにベールで全身を覆い隠され、魔道具で声を封じられ、悪臭を漂わせる御香を常に焚かれ、手出しできないように常に移動式の檻の中に閉じ込められながら囚人への加護(バフ)の祈りを捧げ続けるのを強いられる」}と一見すると原作よりマシな状況と思われるが、
そのためかレミリアへの復讐を諦めていないものの、原作とは違い性的に見られる事すらなくなった上に本人は視界封じられている為に気付かないが囚人からは偽ピナから発せられる悪臭もあって「汚物」として見られる上に本人もその悪臭をずっと嗅がされている、&b(){&color(#ff69b4,#a52a2a){「悪臭=魅力の香水を悪用した末路」、「出会っていないゲーム中のサブキャラが自分を救いに来る」}}という都合のいい妄想に逃げては現実との落差に苦しむ、果ては&b(){&color(#ff69b4,#a52a2a){「あつい」}}と言っていることやストレスによる発狂か自ら顔を掻き毟っていることから自身の前世の末路を味わう生き地獄と共に原作同様な末路を一部は自ら行っていると解釈されるなど、ある意味では原作以上の自業自得な生き地獄に堕ちているとも取れる。
一方で本来のピナの身体がこれ以上リィナによる淫行で汚されることから守られたともいえある意味では真ピナは多少は救われたと言える(但し、上記の通り顔を掻き毟られているが…)


#center(){&bold(){&color(gold,black){家賃はおごってあげる}}}
#center(){&bold(){&color(gold,black){感謝なさい}}}


なお、恐ろしい事に&b(){モデルとなったのは作者が実際に出会った人々らしい}((さすがに特定の1人がモデルという訳ではなく、複数人物の印象深いエピソードをまとめ上げた結果とのこと。))。




































#center(){&sizex(5){&bold(){&color(red){いかがでしたか?}}}}
#center(){&sizex(5){&bold(){&color(red){アニヲタWikiの項目見学ドリームツアー!}}}}

#center(){&sizex(5){&bold(){&color(red){それでは最後に、星の乙女の中の人についてご紹介します。}}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){&color(red){そ れ で は ご 覧 く だ さ い !}}}}




































・&font(b,#ffb6c1){ピナ・ブランシュ(本物)}
リィナに体を乗っ取られた&font(b,red){本作最大の被害者}。通称&font(b,#ffb6c1){「真ピナ」}。
幼少期からの付き合いであったエミとレミリアとは違い、&bold(){&color(red){幼少期は父親から暴力を受けており、姉は身売りされ行方もとい生死不明となり自身は父親からの暴力だけでなく小間使い同然の扱いに加えて貧困街にて下衆な客にこき使われたりと不幸な生まれである。}}ある日、偶然街で接触した魔術師の女性から「精霊の加護の力」を見出された事で当代『星の乙女』として宮廷に迎えられてそこから学園に通う事を認められたことで漸く父親の暴虐から解放され、彼女自身は今から沢山の本を読める場所に行けることと友人を作るというささやかな願いを抱き学園生活を謳歌しようという矢先に高熱となり気を失うが、そのゲーム本編開始のタイミング(入学直前)で&b(){&color(#ff69b4,#a52a2a){リィナ}}に憑依され主導権を奪われるという最悪の事態で、&b(){&color(#ff0000,#000000){「自分の体が他人を罵倒したり追い詰め、そして淫行に走り自身の身体が汚される様を絶え間ない醜い心の内とともにぶつけられる」というまさに生き地獄と尊厳破壊を拷問のように数年間も味わされることになる。}}((レミリアが得た「憑依した転生者の記憶や知識を覗くことができる」という能力はピナも同様であったが、このせいでより深く苦しむ事になった。))
不浄の穴を使いだした頃から徐々に元の肉体と魂が離れだし、エミ断罪の様子や断罪するリィナの感情を激しく拒絶した結果、魂が完全に離脱。とある場所に匿われることとなる。
&b(){&color(red){複数の男性との淫行などリィナの蛮行は魂に染みつくトラウマになっており、&color(#ffb6c1){「もう女の子に生まれたくない」}と泣き出し、&br()リィナに乗っ取られる以前から不幸だった今世が、これでも精霊の加護を受けてマシになったものだと知った事で、転生を提案されても来世でまた不幸になるのではないかと恐怖する}}など、そのあまりに可哀想な境遇は読者からも悲痛な感想が飛び出す始末……
ちなみに、不幸な生まれであった彼女が「当たり前の人間らしい生活」を生涯で謳歌できたのが魔術師に精霊の加護の力を見出されたことで元凶の父親から解放された直後のみで、リィナ憑依によって『入学直前までのたった数日〜数週間のみだった』という悲惨な人生となってしまった。

また余談だが、せっかくなら『星の乙女』を見出した魔術士の女性は本来のシナリオならば影のMVPでなれたのを、リィナの悪行のせいでMVPどころかメンツ丸潰れになってしまっている筈なのでこの方も相当な被害者である。

結局肉体の主導権を取り戻す事はできなかったが、エミと入れ替わりにレミリアの人格が表に出た瞬間を考えれば、最悪のタイミングで肉体の主導権を取り戻してリィナへの罰を全て肩代わりする羽目になった可能性もあった&s(){かもしれないけど少なくともコミカライズ版では絶対にそんな絶望するヤツではない}上に、何よりリィナを止められなかったという罪悪感も強かったので、結果的にこれが最善だったというのもやるせない。
星の乙女の力は真ピナの魂の方に紐づいていたため、彼女が良心を以て拒絶したおかげでリィナに[[その力>主人公補正]]を悪用されなくなったことも確かである。
//なお、ピナ本人の魂の存在を察知し、救済に動けたのは実質的に同じ境遇だったレミリア本人のみである。(時系列的にエミには気づく余裕がなかった)

ちなみに、もしリィナがいなかった場合エミとの相性は抜群で、こちらもこちらでエミがうまくピナを誘導して&b(){世界救済RTAになる}とか。

・&bold(){星の乙女の中の人の関連タグ}
-[[運命を狂わされた女>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/運命を狂わされた女]]
-[[悲劇のヒロイン>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/悲劇のヒロイン]]
-[[真のヒロイン>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/真のヒロイン]]
-[[毒親育ち>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/毒親育ち]]
}

・&b(){&color(#ffd700,#3cb371){ウィリアルド・アーク・クライゼン}}
王国の第二王子で、ゲームのメイン攻略対象者。
レミリアの婚約者だが、ゲームでは「星の乙女」に惹かれ、彼女とは関係を破綻させていく。

エミの努力により成長していく「レミリア」に内心嫉妬心を覚えるようになるが、エミの真摯な態度で関係は改善。
だが、結局それも上辺のものに過ぎずいまだに劣等感が燻っており、ピナが接近するたびに見せる完璧なレミリアの嫌がる表情に愉悦を感じる、薄暗い精神を肥大化させていった。
ピナが使った秘薬により彼女に恋し((一応ピナに急に惹かれたことを疑問に思い調査を依頼しているが、王の側近に「思春期にはよくあること」と言われてしまっている))、レミリアを謝罪させるつもりで彼女を表向きの追放刑に処すが、「目覚めた」レミリアは謝罪を拒絶。((一応レミリアが「謝る」という行動を取っていればそれ以上のお咎めは無くなるよう庇う算段だったのだが、レミリアからは「完全無欠のレミリアに傷をつけて自分と釣り合いを取らせたい」という本音まで察知しており、その上で「肝心な場面でレミリア(エミ)を庇わなかったことでエミを絶望させた」との理由ですでに見切りを付けられていた。コミカライズ版では「謝れば許してやったのに」「僕を愛したくせになぜ戻ってこない」など、よりわかりやすく傲慢な思考を読み取られてレミリアを心底激怒させている。))
やがて、レミリアの行動によって人知れず世界の厄災は解消されたため、自身が剣士として旅に出るきっかけもなく政治の職に務めるが、何をやっても上手く行かず追い詰められていく。
エミやピナの未知の知識を取り込んで有効活用しようとするなど決して無能ではないのだが、レミリアの先手を打った妨害のみならずピナの知識の中途半端さ(前述のようにエミとレミリアが凄すぎるのもあるのだが)が失敗を招いている((レミリアも流石にそこまで自爆するとは思っていなかったため、ピナとウィリアルド双方に呆れてしまっている。また兄エルハーシャからは「弟は有能だと思ってたら全部元婚約者のおかげだった」と酷評された。))。

過去に世界を救った勇者の血を引いているという設定があり、ゲームではレミリアが世界の危機を引き起こしたことで星の乙女たちと共に先頭に立って戦うことになるのだが、
本作では前述のとおり世界の危機自体が未然に無くなっているため、王子自ら先頭に立って戦う理由も、ピナが攻略対象たちの好感度を上げる機会もすべて失われている。
実のところエミに嫉妬していたのも&bold(){自分より才能がある者に嫉妬する}という悪癖によるもので、自らを正しく、優秀であるように律していたために本来は大きな問題になる事はなかったとされており、それがピナによって表に引きずり出された形になっている。((この悪癖は「勇者の末裔として優秀であれ」という周囲の期待に応え続けて自らを追い詰めていった事による歪みであり、ゲーム本編のウィリアルドも持っていたものであると番外編で説明されている。同時にゲームのウィリアルドは自らの歪みを乗り越えて昇華する展開が用意されており、ピナが乗っ取られる事がなかった世界線においてもウィリアルドは己の歪みを乗り越えていると思われる事からも本編のような展開になる事は本来はあり得ないと思われる。))

コミカライズで屈辱にゆがむ表情が素晴らしいと一部の読者(&s(){と作者})から評価されている。
&s(){一方で番外編では立派に成長した世界線が何度も描かれているため、その姿を知る読者は成長の機会もなく堕ちるところまで堕ちた本編のウィルの姿に曇る}

・&b(){&color(#f0e68c,#3B4EF0){クロード}}
王太子の側近の一人で、レミリアの従弟であり義弟。
エミの行動によって本来苦悩していた父親((領地経営で多忙なために息子にかまってやれない罪悪感からぎこちない態度を取ってしまい、クロードにはそれが母親の命を奪って生まれた自分を冷遇していると誤解されてしまった。))の死がゲームよりも遅くなったために不仲が未然に解消され、
グラウプナー家に引き取られた後はエミに愛情を注がれ、彼女を慕っていた。
実はレミリアを異性として愛しており、ピナと親密になったウィリアルドが婚約解消したのち、自分が次期グラウプナー公爵としてレミリアを伴侶に迎える展開を期待していた。
レミリアの行動開始後は王室の政務官に就くが、ウィリアルド同様にピナの中途半端な現代社会の知識を取り込もうとして失敗しており、碌な成果も上げられずにいる。

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
実は&b(){秘薬の影響を完全には受けていなかった。}
ウィリアルドがピナへの態度を急激に軟化させる様を客観視しており、魅了や薬物を疑い検査をしても結果が出ないことに当初は危機感を抱いていたほか、
自身も秘薬の効果でピナへの好感度を強くされた際は、「周りから好意を持たせる固有能力があるのだろうか」と予測を立ててもいた。
挙句の果てに、コミカライズ版では「&bold(){全く秘薬の影響を受けておらず、ただの一度もピナに好意など寄せたことがない}」と豪語している。((ただし、読者からは「それを利用しようとした時点で秘薬の影響を受けているのでは?」と指摘されている。実際、恋の秘薬は使用すると好感度を固定値ぶん上げる、つまり摂取すれば必ず効果が現れるタイプのアイテムである。))
同様にコミカライズ版ではそれ以前からピナに対して全く接しておらず、秘薬が解除された場面では他の3人がピナに対して悍ましいものを見るような目をしているが彼だけは(おそらく3人が正気に戻った事に)苦々しい表情をしているなど伏線は張られていた。
そのため、ピナの好感度操作が進んだ段階でも適切に行動していれば、レミリアの断罪を防げた可能性がある。

だが、結局は他3人と同様に自身の欲望を優先し、今現在苦しんでいる義姉を見捨ててしまった。
むしろ逆に、秘薬の効果が早期に現れ始めた段階で自分の感覚を不信に思ったウィリアルド、出会った直後でおかしいとはっきりと認識していたステファンをあしらって、ピナへの調査を止めさせる妨害行為を働いた。
さらにコミカライズ版では&b(){それを棚に上げて((というか回想でその描写を完全に省かれているため、その事を覚えてすらいないと思われる。))秘薬の効果が切れたデイビッドを含めた他の3人を「好意増幅の呪いにかかっておきながら今更なんだ」と内心で見下している。}
&s(){あまりの厚顔無恥ぶりに読者から「ウィリアルド達は冤罪と知らず己の欲のためにエミを裏切った。クロードは冤罪と知っていて己の欲のためにエミを裏切った。&b(){[[そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!>ブロッケンJr.]]}」とツッコまれる始末}((即座に「違うのだ!」とツッコまれたネタ元と違い、こちらは本当に何の違いもない、違いがあったとしてもより酷いだけのクズっぷりであるため余計にヒドい。))
父の命の恩人である姉、そしてウィリアルドやステファンへの魔の手を未然に食い止められる立場に最も近かったのにそうしなかったことは、四人の中で一番罪が重いと読者や作者から言及されることが多い。
何なら&bold(){何らかの原因で王太子と騎士団長令息と魔道士長令息が王太子の婚約者の立場を略奪しようと悪意を持った女への好意を増幅され操られている事を&color(red){理解した上で放置し、むしろ被害を受けている側の抵抗や対策((少なくともウィリアルドとステファン、特にウィリアルドは好意増幅の初期の際に違和感に気付いて対策を取ろうとしていた事が明示されている))を徹底的に妨害する公爵令息にして次期公爵}}が成立してしまう為、
傍目には&bold(){状況を好都合として国家転覆を仕掛けようとしているorそもそもが状況自体が国家転覆への策略}と取られてもおかしくはない有様である。

クロードの父がただ[[仕事にかまけて>バロン・マクシミリアン(ブレンパワード)]][[何も言わなかった>セルゲイ・スミルノフ]]のではなく、クロードの誕生日に自分の本心を明かして和解しようとする(その直前に殺されてしまったのがゲーム本編)など不器用ながら息子を想う善良な人物だっただけに、クロードの所業に対しては「息子があんな性格に育ってしまって、&bold(){父親が可哀想}」と同情する読者の声も多い。
一方で「一番辛い時に放っておいて後で愛を伝えてよりを戻す」というのは、クロードが父から実際に受けて、かつ父の愛を知ってクロードは心から喜んでいるため、&bold(){クロードは父をリスペクトしたつもりという解釈も出来る}。
もっとも、クロードの所業は打算で自ら進んで突き放した上に姉に辛い思いをさせた事を全く気にしていない((そもそも断罪劇に姿を現すまでレミリアが何をしているのか調べすらしていない。))有様で、息子に辛い思いをさせている事を苦にしていた父の立ち位置や行動とは雲泥の差があり、もし本気でリスペクトからレミリアを見捨てたのならば&b(){とんだ父親への尊厳破壊である}。

また、前述の通りゲームのクロードは最終的にレミリアの孤独に寄り添ってやれなかったのを&b(){&color(#f0e68c,#3B4EF0){「ちゃんと家族になれたらどれ程良かったか」}}と生涯の後悔としていたため、
&b(){ちゃんと家族になれたのに己の欲望のためにレミリアを裏切った}というのは&b(){ゲームでの自分に対する尊厳破壊ともいえる}。
}

・&b(){デイビッド}
王太子の側近の一人で、騎士団長ドミニッチの息子。
剣聖と称される兄シルベストの名声にコンプレックスを抱いており、女性ながらも剣士としての腕を磨いていくレミリア(エミ)にも劣等感を抱いていたが、彼女のウィリアルドを想う心に胸を打たれ、対等に競い合っていた。
&s(){なお、本人はレミリアに心惹かれているのを墓まで持っていくつもりだったが、&b(){婚約者含めた}周囲にはバレバレで空気読んでくれただけだったとか}
だが、ピナの魅了によりレミリアへの劣等感を刺激させられ、彼女を疎んじることで優越感に浸るようになり、レミリアを擁護する婚約者のスフィアをも嫌うようになった。
なお他3人と違いデイビッドだけはピナへの好意に対して一切疑っていない。
レミリアの行動開始後はピナに構うばかりで、やがて周りからピナへの世話を押し付けられるようになる。これによって剣の鍛錬を怠ることとなり、みるみるうちに堕落していく。幼少期にせっかく和解できた兄との関係まで再び疎遠になってしまった。
さらに秘薬解除後もレミリアの騎士の立場に収まったスフィアに対して「ピナに呪われなかったら俺があの立ち位置だったのに」と妬み続けて読者からの&s(){もともと底値割っている}株を落とし続けている。
&s(){ちなみにノンデリなところはゲーム本編でも最後まで直らなかった模様}

・&b(){ステファン}
同じく王太子の側近の一人で、レイヴァ王宮魔導士長の息子。
魔術師としての才能を持ちながら、音楽家の夢を諦めずにいたが、レミリア(エミ)に応援され、父親の理解も得られた事でどちらも両立させるよう努力した。
だが、ピナの件で悩むレミリアに優越感を抱き、彼女に頼られることを望むようになった。
レミリアの行動開始後は魔術師としても音楽家としても危うい立場でどっちつかずとなり((もともと「平時では金食い虫」と揶揄されていたが、エミの発明のおかげで地位が向上した魔術師側からはエミを追い詰めたこと、音楽家サロンでは問題児のピナの取り巻きであることから肩身が狭くなっており、結局どちらにも中途半端にまずい立場となってしまっている))、学園卒業後も定職にも就けずにいる。

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
音楽家サロンに出入りしていた経験上、好色な貴族の女性たちを見慣れていたこともあり当初はピナも同類と見て怪しんでいた。王家に進言してピナを隔離してはと考えていたのだが、クロードの反対もあり自分の欲望を優先させてしまっている。
ピナが&u(){自分を棚に上げて}好色な男を好まないこともあって、他の三人と比べるとやや軽く扱われているところもある。
功績も悪行も復讐対象たちの中では影の薄さを読者に言及されることが多い&font(l){ため、コミカライズ版では「ステファンなんて久しぶりに姿を見た(意訳)」と[[メタい発言>メタ発言]]が飛び出す始末だった}が、web版の番外編で芸術のない人間を見下す内面が明かされ、コミカライズ版書き下ろしでは&b(){あのロレーヌ子爵に「彼はいらん」と言われる}などしっかり評価を下げられている。((周囲の発言的には「(暇だろうからと言う前提こそあったとは言え)音楽にも精通しているからミュージカルなら使えるだろうし声をかけようかと思われる程度には本人の能力はある」が、「ピナの取り巻きである事から王太子派と取られて敬遠されて結局「いらん」と言われる」状態であると思われるが、それとは別に芸術のない人間を見下す内面をロレーヌ子爵に見抜かれていたのではないかと考察する声もある。))
}

・&b(){ロマノ・ドール・マルケロフ}
学園に通っていた頃のレミリアの護衛を務めていた男。
「&b(){兄は護衛先の令嬢の愛人になれたのにレミリアはそれを許さないから}((要するに次期王妃の愛人枠を狙っていたという、発覚時のリスクがあまりにも高い事をやらかそうとしていた))」というピナ以上に醜悪な理由でエミを陥れた。レミリア失脚後はピナの護衛に就く。
コミカライズ版でもいやらしい笑みを浮かべて積極的に協力している。また、エミを陥れる際にも「&b(){レミリアに言い寄られて断ったが家族の事を持ち出されて嫌々奉仕していた}(意訳)」という悪質な噂話まで流していた。
ゲームだとレミリアの手先として登場するらしく、小物というのは既定路線であると思われる。

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
レミリアによる「過去の水鏡」を用いた断罪劇(厳密に言うとアンヘルとスフィアの仕業((該当の場面をレミリアは削除していたのだが、わざと痕跡を残してアンヘルたちに気付かせ、復元させた。何故そんな回りくどいことをしたかというと、こうすることで周囲から「悪人相手とはいえ流石にデリケートな部分は見せないように、レミリアが気を遣った(エミならばそうした)」という印象を抱かせるため。)))で&b(){ピナと肉体関係まで築いていた}ことを白日のもとに晒される。
前述した「レミリアをドン引きさせた」張本人である。

ちなみにロマノはピナ以外の女性にも愛を囁いていたらしく、コミカライズ版ではピナとの肉体関係を知って&b(){「私を愛していると言ったくせに…!」}と激怒しているモブ令嬢がいる。
さらにレミリアによると「あなたに騙された女性達が次々と声を上げている」との事なので方々で女性を口説き倒していた模様。
加えてこの映像を目撃したソーンが「監禁されないで本当に良かった」と呟いていたことから、読者からはピナとロマノの営みにおいて&b(){ロマノの「後ろ」も使われてたんじゃないか?}という疑惑が……。
}


・&b(){グラウプナー家の従者・侍女達}
ロマノも含め、恐らく&b(){レミリアが作中でピナと同等かそれ以上に怒りを向けている者達}。
グラウプナー家に雇われた身でさらにエミからも気にかけられ友達以上に想われていたのだが、&b(){「そのいい子じみた態度が気に入らない」}といったあまりにも身勝手な逆恨みをしており、隠れてピナに協力して証拠の捏造や工作に協力していた。
ちなみにウィル達の読者からの通称である四馬鹿に対し、ロマノと侍女達は読者達から「&b(){裏四馬鹿}」と呼ばれる事もある。

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
ピナによる冤罪劇の後に全員王家によって雇われていたが、断罪劇であまりにも護衛や侍女としてあるまじき行いをしたことを暴露されて失職。
その後ロマノを含めて消息不明となった…というのは表向きの話。実際はレミリアによって全員身柄を抑えられ(親族からも絶縁されたため誰も探さなくなった)((中には逃げ切って平民と結婚し、「これはこれで悪くない」と幸せに暮らしている者もいるが、それも単に泳がせているだけでいつでも捕縛可能であるとのこと。))、&b(){エミと真ピナを救うための精神交換魔法の実験台として扱われ廃人に追い込まれた}ことが番外編で明かされている。
ピナに対しても「直接は」手を下さなかった(むしろ想像以上に恨みを買っていたことに呆れるほどだった)レミリアが明確に自らの手を下したのは、前述通り自分たちの仕事を放棄したのみならず、エミからの信頼を裏切って自主的に加担したという、謀反に等しい行いが大きい。
コミカライズ版ではロマノと糸目が強調されているので見落としがちだが、よく見ると残りの連中もレミリアの実験室の隅にある檻に閉じ込められている。
}


・&b(){糸目の貴族令嬢}
実質的なコミカライズ版オリジナルキャラ。web&書籍版に記述のあった「味方として残っているように見えた友達の顔をした裏切り者」に、白梅先生が大幅な肉付けを施したキャラクターとなる。&s(){つまり生まれ方はエルハーシャに近い}
原作でも序盤の上記の記述以外に言及がない事もあり最後まで本名不明だったが、その容姿から読者からの通称は「&b(){糸目(ちゃん)}」((ただし顔が写るコマではちゃんと目が開いている事が多い。下記のレミリアを励ますシーンや直後にピナと密会して不穏な雰囲気で笑う表情がほぼ糸目になっているので、そこからのネーミングと思われる。))&s(){作者も「糸目ちゃん」と呼んでいるのでほぼ公式}
&b(){学園在籍中はレミリアと一緒に生徒会に所属していた親友}で、ピナに追い詰められるエミに「&b(){自分だけはレミリアの味方だから}」と勇気づけていた…のだが、裏ではピナと通じてエミを陥れるのに加担していた。
その内容も&b(){レミリアの私物やアリバイのない時間帯情報を提供}というガチに直接的なもので、所業としてはロマノ達と同レベルである。
スフィアと全く同じ親友ポジションでありながら率先して裏切ったという、&b(){四馬鹿よりもはるかに悪質な立ち位置にもかかわらず異様に出番が少なく}、断罪劇でもピナと通じていた事だけが明かされるだけで終わるなど覚えのいい読者をやきもきさせていたのだが……

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
レミリアの行動開始後は親友の事などすっかり忘れて暮らしていたのだが、&s(){全読者の予想通り}断罪劇後にロマノやグラウプナー家の従者・侍女達共々レミリアに捕縛された。
だがその際、&b(){ピナを利用してレミリアの心を弱らせ、自分に依存させようとしていたクレイジーサイコレズだった事が判明}。
レミリアの事を忘れて暮らしていたというのも、おそらく結局自分に靡かなかったレミリアに失望してすっかり忘れていたのだろう。
&font(l){つまりクロードと大体目的が同じだが、ちゃんとエミの味方を装っていたので実質上位互換である。その後の対応は全く同じだけど}
そして彼女もまた魔法の実験台として扱われる事になった……のだが、顎クイからの在学中の所業を詰られた結果、&b(){紅潮し薄笑いを浮かべて「私をどうする気…?」と興奮しながら尋ねるドMぶりを発揮}。
レミリアの方は、裏切った理由は突き止めても性癖まではさすがに想定外だったらしく、この無敵の人っぷりには思わず舌打ちして&b(){&color(gold,black){「とんだ変態ね」}}と毒づくしかなかった様子……
&s(){ついでに一緒にとっ捕まってたロマノも「マジかよやべー女」とドン引きしていた}

「なぜ糸目はレミリアを裏切ったのか」は読者の間でも考察されてはいたものの、最終話にて&font(l,b){僅か1ページで}しれっと明かされた倒錯っぷりに読者も&b(){&s(){作者ですらも}}阿鼻叫喚し、
同時にレミリアが彼女への復讐を実行した事で&b(){レミリアに自分を見てほしいという点で彼女の目的は達成されてしまった}((一応、彼女があくまで求めていたのは「エミのレミリア」なので、本物のレミリアに執着される末路はある意味糸目への最大の復讐と言える。…のだが、当の糸目本人が「あなた…本当にレミリア?」と中身の違いに感づきつつも、在学中とはまるで違うアプローチに興奮してしまっているので…))ため、
「&b(){レミリア様最大最後の敵}」「&b(){真のラスボス}」「&b(){精神交換魔法を喰らっても悦びそう}」「&b(){放置プレイしても勝手に悦ぶ}」「&b(){たとえ魂が傷ついて虫に生まれ変わっても本能でレミリアのところに来る}」「&b(){ある意味一番の勝ち組}」などと恐れられた。
&s(){彼女の本性が明らかになったコミカライズ版最終話のタイトルは「&b(){&ruby(復讐の終わり){The End of Revenge}}」である。一体どうすればいい}
&s(){ついでにこんなのがエミの親友だと判明したことで、乗っ取りを食らわなかった別の世界線ではエミの親友になる予定のピナの安否が気遣われる始末}

あと、その本性が明かされるまではレミリアの親友という近すぎる関係から、&b(){実はクロードの婚約者であるアドリアーナその人では?}と推測する声もあったが、最終話公開後は「さすがにそれはないだろう」と言われるようになった。((コミカライズ版ではカットされているが、web版ではクロードとステファンにも婚約者がいた。彼女らはピナのせいで立場を追いやられ始めたレミリア(エミ)に対して同情的であり、最終的には彼女らはピナにばかり熱を上げる婚約者に愛想を尽かして婚約破棄したと語られている。そのため糸目と彼女らは別人であると考えられる。))
&s(){こんなのと同一人物扱いされてしまったアドリアーナさん本当にすまない…}

そして、大切な事なのでもう一度言うが、&b(){復讐するにあたりこれほど重要な存在かつキャラが濃過ぎる存在へと成ってもなお、最後まで本名不明である}。

&s(){なお上記でシレっと話題に出てきているが、作者のまきぶろ氏も糸目の本性については「&b(){この衝撃を最終話公開までの1か月間抱えていたので、早く誰かと共有したかった}(意訳)」と明かしており、&b(){この展開は白梅先生のオリジナルであり、作者ですら慄いたらしい}。えぇ…?}
}


**◆レミリアの協力者
・&b(){ソーン}
課金アイテムショップの店長。猫目が特徴的な青年。
実は瘴気から逃れるために王国へ移住した魔族の一人。
表向きには魔族であることを隠していたがレミリアにそれを見抜かれ、国に潜伏している魔族の村を作るという彼女の提案に乗り、村長としても信頼を置かれる。
彼がレミリア領に移ったことにより王都の課金アイテムショップは閉店。レミリアの進言で秘薬・香水の取り扱いも止めたことでピナは要である課金チートアイテムを入手できなくなり、以降の逆ハーレム作りが行き詰まることとなった。
ソーンが行方を晦ました直後に、店の跡地には(彼と課金アイテムを確保しようとしたピナの思惑で)違法薬物取締の名目で騎士団による捜査の手が入っており、レミリアの見立てではあのまま商売を続けていればいずれピナに監禁されていたとのこと。
もっとも、課金アイテムを製造しているのはソーン本人ではなく、魔国に在住している別の職人であった為、彼を監禁していたところでアイテムは手に入らなかったというオチまで用意されていたのだが((ちなみに、X上で作画の白梅ナズナ氏が趣味で描いた、ピナに監禁されていた場合のIFイラストが投稿されている。))。

・&b(){スフィア}
デイビッドの婚約者だった女性騎士でラウド伯爵家令嬢。学園におけるレミリアの先輩でもある。
なお、婚約者ではあるもののデイビッドの事は憎めない弟分のように思っており、恋愛感情は持っていない。
web、書籍版ではレミリアとは入れ替わりに卒業したため互いに面識がなく、デイビッドからレミリアの話を聞いて素晴らしい女性だと感動し、婚約者がレミリアに心惹かれている事に納得し、
婚約者がレミリアへの想いを胸に秘めて誠実に忠義を尽くそうとしていたのも素敵だとすら思っていた。
が、デイビッドがピナの毒牙にかかってからは明らかに話の整合性が取れなくなったことで異常を感じ独自に調査を始めた。

漫画版では生徒会でレミリア(エミ)と親交を深めており、友人関係を築いていた。
実は、第2話の時点で名前こそ出ていないもののレミリアやウィリアルド達と一緒に登場しており、生徒会室に突然乱入したピナに対し驚愕する一幕もある。
こちらでは、ピナの編入とほぼ入れ替わりに王妃の近衛兵に抜擢され外遊に同行していたので、ピナの毒牙にはかかっていない。

いずれの媒体においても、レミリアの醜聞よりも彼女の元々の優しい人柄を信じ、独自に調査して冤罪である事を突き止め、断罪に賛同したデイビッドを見限り(スフィア曰く「&b(){くず}」)婚約を解消したのは同様。((同様にそんな相手と結婚させようとした家族にも国にも愛想をつかして貴族の地位を捨てている。ただしコミカライズ版においては出奔直前に、同じくレミリアの人柄を信じていた王妃にピナについての報告となんらかのお願いを申し出ている事から、王妃だけは全てを了承した上でスフィアをレミリアの下へ送り出していた可能性が高い。))
そして、レミリア専属の騎士として志願し、彼女に忠誠を誓う。
レミリアも(裏取りをする間もなく)想定外の方向から接触してきたスフィアを(特に面識のないweb、書籍版では)当初は警戒していたものの、裏取りや彼女との交流を進める内に信用に値する人物と認め、
またピナの課金アイテムが尽きてその毒牙にかかる心配もないと踏んだ事もあり、味方に引き入れた。
&s(){漫画版では時折見せる奔放さと行動力にレミリアですら唖然とするおもしれー女としての評価を確固たるものとする}((ちなみに「レミリアが唖然とするほどの人物」という点は漫画版限定の設定というわけではなく、原作でもスフィアが移住だけでなく騎士に志願してきたのは予想外だったとレミリアが振り返る一幕がある。彼女が主役の外伝では、貴族の子女とは思えないほどフリーダムな彼女の内面を見ることができる。))

&font(l){&bold(){攻略キャラの婚約者}というどう考えても乙女ゲーに存在していると面倒な立ち位置故、ゲームでは死亡しているのではないかと読者からは心配されている。}
#openclose(show=終盤ネタバレ(※クリック/タップして展開)){
クリムトとは互いに心を通わせていたが、断罪劇の後に告白され交際、のちに結婚する。
なお、息子のニコラスは&bold(){アンヘルとレミリアの子供より先に生まれている}。この差はレミリアが目的成就のために子供を授かるのを遅らせたのか、はたまたアンヘルが結婚後もなおヘタレたのか…。

スフィアがゲームでは死亡している可能性が高い事を考えると、同じくゲームで確定で死亡するクリムトと結ばれるのも何かの縁と言えなくもないだろう。
また、レミリアはピナがリィナに乗っ取られなかった世界線においても最終的にはアンヘルと結ばれる事が示唆されているが、
スフィアはその場合デイビッドと結婚する事になると思われるのでクリムトと結ばれない可能性が高く、&b(){実はスフィアとクリムトが結ばれるのは本編の世界線だけ}と思われる。}

・&b(){サラスティリ}
ドワーフ国の第二王女でレミリアと意気投合し、愛称でサラと呼ばせている。
レミリアを相当に気に入っているようで姉のプシュークがレミリアをほめたときには焼きもちを焼き、レミリアの役に立つことを誓った。

#openclose(show=コミカライズでは(※クリック/タップして展開)){
レミリアとの交流が掘り下げられてミュージカルを一緒に見たり教えてもらった農法を役立てようと考えていた。
}

・&b(){プシューク}
火の神を宿すことができるドワーフ族の姫巫女。
天啓を受けたというレミリアの力と胆力を認め火の加護と聖鎧を授けた。

#openclose(show=描きおろしでは(※クリック/タップして展開)){
神が乗り移っているときは威厳のある態度であったが素の彼女はざっくばらんな口調の女性。
彼女もレミリアを気に入ったようで「あの者が全力でやって世界が滅ぶなら文句はない」と述べるなど、豪胆な性格。
コミカライズ版では&b(){火の神との対話でレミリアは一瞬だけ素に戻っている}ので、&bold(){レミリアの本性を察したうえで気に入っている可能性もある}。
}

・&b(){ドレリアス伯爵夫人}
漫画版オリジナルキャラ。ソーンの店の顧客だった貴族のひとり。
慎重ながら好奇心旺盛、そして強かな女傑。
肥満気味の体を気にしているのか痩身薬の愛用者であり、ピナのせいでソーンが雲隠れしていたことで
薬を手に入れられない時期が続いて困らされたことから、ピナのことを嫌っている。
店の商品を切望しており、後にソーンの紹介でレミリアから商売のための領地貸し出しを提案される。
ピナに目を付けられる危険性から当初は慎重な姿勢を崩さずレミリアの提案を受けた直後に即座に一蹴するものの、
彼女の説明により魔国産の改良痩身剤の効果や容姿に優れた魔族の集客力などの極めて魅力的な要素に着目すると共に、
彼女が備え持つ魔道具開発の手腕などを踏まえた上で、
「この女のやろうとしていることに一枚噛んだ方が面白そう」という理由で彼女に全面協力する。

・&b(){ロレーヌ子爵}
漫画版オリジナルキャラ。後にweb版の番外編にも名前のみ登場している。
社交界きっての道楽家と名高い貴族で、美しいものと芸術に目がない。
濃い顔で動作が激しくコミカルな人物ではあるが一方で人や物を見る目も確か。
魔族の姿を見るなりいたく感動した様子で「美しい」と評すと共にその素性を察しながらも商品価値を見出し、レミリアがエミの知識から得たミュージカル劇の提案に乗り、興行をプロデュースした。
さらに国交樹立パーティーではレミリアによる断罪劇をノリノリで盛り上げており、ドレリアス伯爵夫人が国が荒れかねないことを予想している横でそれを平然と流す豪胆さも見せている。
&s(){あまりにノリノリで馴染みすぎており「原作にもいなかったっけこの人?」と勘違いすること請け合い}

**◆魔族
・&b(){アンヘル}
魔族の王として敬われている。
ゲームではレミリアと契約した魔王であり、「星の乙女」パーティの敵として立ち塞がるが、最終的には救済される隠し攻略対象的なキャラ。

瘴気による狂化現象に悩まされる魔族ら同胞を守ることを第一に考え、安住の地を求めてきた。
そんな中で、瘴気の元凶を絶つための創世神討伐の許可をレミリアから依頼され、監視という名目で彼女と共に創世神と戦ううちに大きな信頼を寄せる。
彼女の冤罪の事情も知ってからは、潔白の証明のために自ら動き、やがて彼女に恋心を抱くようになる。
境遇が境遇ゆえに[[恋愛どころではなかったので非常に奥手>童貞]]。&s(){途中から弟にヘタレと叱られるほどで、そこに妹とスフィアまで加わった気ぶり勢が結成される始末。}

プライベートでは結構頼りない部分もあるが、覚悟を決めて狂化した同胞を涙ながらに殺して回っていた((自らの手で殺した同胞全てを忘れないように、彼の部屋には同胞一人一人の名前を刻んだオブジェが並んでいる。))という壮絶な経験もあり、為政者としては非常に偉大な人物。
レミリアも「仮にピナに好感度を弄られたとしても好意を感じる女よりも国に必要な自分を選ぶ」と信頼しているぐらいには合理的思考ができる。
また、「天眼」と呼ばれる嘘を見抜く目を父親から継承している。
もっとも見抜けるのは相手の発言が真か嘘か(嘘を吐いた自覚があるか)というだけなので、言い回し次第で誤魔化すことは可能。
特にレミリアはその口八丁で自分の発言が嘘判定を受けないよう立ち回り続けている。
この能力に頼ってることもあって、「相手が冗談としか思えないことを本心で言っている」という意味不明な状況には戸惑うことも。
とはいえ能力の欠点はアンヘルも承知しており、明確に害意はあるがボロを出さない相手には「はい」か「いいえ」の二択でのみ返答を迫り、言い逃れを封じるなど機転も利く。

漫画版ではゾッとするほどにカリスマ溢れる美形な魔王スタイルと、ヘタレだが純情な一面を見せるギャップが見られる。

・&b(){クリムト}
アンヘルの弟。6人兄弟の末弟。
兄を敬愛しており、彼が信頼を寄せるレミリアにも心を許していく。ちなみにコミカライズ版では、レミリアの村で魔族たちが作った食糧が転送された事で兄より先に心を許している。&s(){かわいい}
アンヘルの狂化を抑えるための役割(アンヘル自身が万一狂化した際の&b(){生贄})を担っている。境遇だけ見れば相当悲惨だが本人は必要な事として受け入れており、役割を抜きにしても兄のためなら命を捨てる事も厭わない覚悟を持つ。
その忠節に満ちた姿勢にはレミリアも好感を持っており、内心で親しげに「クリムト君」と呼んでいる。
//魔王城には彼と門番しか部下がいない。←人手不足なのは間違いないが、初来訪時のレミリアと会わせないためなので、常に人がいないという訳ではないはず。

コミカライズ版では瘴気問題解決後の復興描写が増え、魔物を使役する能力で魔国各地を巡っての資源や動植物の現地調査を買って出る。
その調査にスフィアも同行して以来一緒にいる場面が多く、番外編では彼女の過去の人間関係を気に掛けるなど、フラグが順調に進行している様子。

ゲームでは役割通り、140歳の誕生日と同時に狂化した兄に殺される。

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
&font(b){ゲーム中ではどのルートでも死亡してしまう運命だが、エミ、または「エミのレミリア」を演じるレミリアによって命を救われる}ことになる。
レミリアとは動機こそ違えど悲劇を未然に防ごうと立ち回るので、エミのままでもクリムトの死は防がれる模様。

一方ピナはそういうことはゲームのままでいいと無頓着な模様で、むしろ&bold(){&color(#ff69b4,#a52a2a){「死んでくれたらアンヘル様を慰められる」}}とゲスな考え方をしていた。
むしろ&bold(){[[クリムトの死をゲームイベントの時報>富竹ジロウ]]}として扱おうとしていた節さえ見られる程。
}

・&b(){ミザリー}
アンヘルの妹。6人兄弟の2番目。
優秀な魔術師であり、瘴気の問題解決のために研究を行っている。
転移魔法が使えることから瘴気に耐性のない魔族の子供たちを人間の国に送っていた。
瘴気問題解決後はレミリアにその腕前を見込まれて、魔国と王国を結ぶ転移門の建設に尽力する。


#openclose(show=※魔王の他の家族について(ネタバレ注意)){

以下はweb版の番外編で語られたアンヘルの家族について。全員故人。
アンヘルの兄弟3名は魔力が少なかったため、両親の死後に人の国に移住した。

・&b(){フェリクス}
アンヘルたち兄弟の父で先代の魔王。
魔力の揺らぎなどを観測することで狂化について調べ、状況を改善するための研究をしていたが、それがもうじき形になろうかというところで狂化してしまう。
殺して止めようとしたアンヘルたちを返り討ちにし、あわやというところで子供たちを庇った妻を食い殺したことで正気に戻り、そのまま自害した。
魔力の揺らぎを観測する魔術はフェリクスにしか使えないものだったため、彼の死後研究は暗礁に乗り上げてしまった。

・&b(){フェリクスの妻}
アンヘルたち兄弟の母。
優れた治癒師であり、夫が狂化した際にも子供たちと共に戦うが、食われそうになったミザリーを庇って犠牲となる。
夫に貪られながら、最期の力を振り絞って瀕死のアンヘルたちに治癒魔法を施した。

・&b(){アーリャ}
アンヘルの3番目の妹。
森の中に隠棲して呪い師のような仕事をしながら食糧を魔国に仕送りし続け、狂化せぬまま80年後((魔族の寿命は魔力量に依存しており、魔力の少なかったアーリャは「普通の人間よりちょっと長生き」程度になったようだ。))に孤独死した。
狂化ではなく寿命で老衰死できたというだけでも、当時の魔族としては救われた方かも知れない。

・&b(){アルベリック}
アンヘルの4番目の弟。
仕送りのために冒険者になっていたが、ある時ダンジョンに挑んで還らぬ人となる。
遺体が回収できなかったのか、アンヘルの下に帰ってきたのは彼の遺品だけだった。

・&b(){セシリア}
アンヘルの5番目の妹。
兄弟の中で最も魔力が少なく魔法も不得手だったという。
稼ぐために自ら娼館に身売りしたが、その後病死。
アンヘルは彼女が娼婦となったことを知らず、その死後にミザリーから初めて教えられた。
}

**◆王族関係者
・&b(){グラウプナー公爵}
レミリアの父。
妻共々娘に愛情を抱いておらず、彼女を出世のための駒としか思っていない。
無論、追放刑の際にも擁護することをせず、彼女に廃村同然の領地を与えた程度で後は放逐した。
ちなみにエミは前世での両親のみを「親」と認識していたため、縁を切られてもエミは悲しまないとレミリアも気にしていない。
それはそれとして、簡単に裏切るようなろくでなし共を使用人につけていたので軽く報復は行っている。((公爵領の収入源とバッティングする特産品を流通させる、公爵領で解雇された人材を積極的に再雇用するなどの手段を用いて、じわじわと財力や発言力を奪って衰退させている。))

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
力量に見合わぬ傲慢な性格で、貴族社会でも評判が悪く、エミの発明品で莫大な利益を得ておきながら軍事利用を断られたことを「儲け損ねた」と逆恨みをしていた。
質の低い使用人ばかりなのも、仕官できない者達を自分の派閥に取り立てて恩を売っていたため。
使用人たちはおろか夫婦もそろってレミリアを放置しておりネグレクト状態に置いていた。
何せ肉体の主導権を奪われたタイミングは、&b(){熱病にかかって倒れていた4歳ごろに水を求めて起き上がった時だが、令嬢が療養中だというのに&color(red){本人達はおろかレミリア付きの使用人達すら全員ガン無視して放置していた}}わけで…。

ゲーム本編でレミリアが愛を知らない原因であり、エミが裏切られる遠因となるなど2人の不幸の原因にかかわっている。
&font(l){こんな両親どちらかの弟が、領地経営に腐心したために起きた子供へのネグレクトを解消しようと尽力していたクロードの父という事になるのだが、やはり弟の目から見ても反面教師にせざるを得なかったのだろうか}

ちなみに公爵という最高位の貴族の立場でありながら、5巻で描かれた国政会議の場に&b(){彼の姿が一コマたりとも登場しない}。
たまたま出てこなかっただけという可能性もあるが、その後の魔国・王国間の国交樹立祝賀パーティーでは夫婦で出席している姿がきちんと描かれており、会議には作者が意図的に登場させなかったことも考えられる。((これが意図的な演出であるならば、公爵は「国政から遠ざけられている無能」もしくは「会議をサボった怠け者」のいずれかであると思われる。))

後にレミリアが魔国との貿易で利益を得ていることを知って「自分にも一枚噛ませろ」と相変わらず傲慢な手紙を送りつけてきたが、自分からレミリアを除籍した(=現在は他人)にも拘らず親子関係にあった時と同じ調子=貴族としてもビジネスとしても全く礼儀のなってない態度を取っていること、また情報を手に入れるのがあまりにも遅いこと((実は公爵に情報が行かないようにレミリアが妨害&貿易にも公爵家を関わらせないようアンヘルがやんわりと締め出していたのだが、それも「才覚があるならばどうとでも食い込める(byレミリア)」程度のものだった。))にレミリアは呆れ果て、手紙は暖炉に放り込まれた。

ちなみに義息のクロード曰く&bold(){&color(#f0e68c,#3B4EF0){「政界のドンを気取っているわりにそこまで有能ではない」}}とのこと。まぁその程度の人物ということである。

このような有様であるためエミでさえもほぼ意識しておらず、レミリアが手を下さずとも自滅する可能性が高いとされている。
}

・&b(){国王}
ウィリアルドの父。
追放刑に処されたレミリアに失望し、ピナを重宝するが、悉くそれが裏目に出て狼狽していく。

#openclose(show=※以下ネタバレ注意){
ウィリアルド同様、婚約者の地位は取り上げないつもりだった。
スフィアの見立てではレミリア(エミ)が王子よりも市井から人気のあることや、評判の悪いグラウプナー公爵の影響を排除して王家でその才能を囲い込む意図があったのではないかと推測している。

レミリアやスフィアからは全くの無能ではないとみなされているものの、ウィルたちの証拠を吟味せずに受け入れたり(ピナの醜態を見て王家の影に調査させるべきだったと後悔する羽目に)、星の乙女の世話を学生のウィルたちに押し付けたりと後手後手に回りすぎている。
原作者によれば自分より優秀な王妃にコンプレックスをこじらせて((下記通り王妃は完全にレミリアの方をウィリアルドの嫁に相応しいと思っており、コンプレックスのせいで逆張りした形))上記の行動に走らせたことが仄めかされている。&font(l){一番ダメなところがウィリアルドに遺伝してしまった…}
}

・&b(){王妃}
国王の正室でありウィリアルドの母。
原作者によると国王よりも有能な人物とのこと。
息子の婚約者だったレミリア(エミ)のことを実の娘のように可愛がっているうえに、初めからピナを嫌っていて近づけさせなかったことで、篭絡を受けることもなかった。

同時に、レミリア(エミ)を見捨てた挙句にピナのような女を側に置いている息子には完全に失望している。
コミカライズ版において、1話での幼いウィリアルドとレミリアを慈しむ表情と4巻でのウィリアルドに一切期待を向けていないような目の落差は読者を戦慄させた。
また、コミカライズ版では出奔前のスフィアと主従関係となっており、さらに出奔する直前にスフィアが王妃に何かを報告する場面が挿入されている事から
この時点でスフィアが調べた情報を全て把握していたと思われる。

また、血の繋がらないエルハーシャも我が子のように愛情を注いでおり((エルハーシャの誕生の経緯を考えれば、王妃にとって本来エルハーシャは忌々しく思っていたとしても不思議ではない相手である。))、エルハーシャも「あの方」と尊敬している。

・&b(){エルハーシャ}
ウィリアルドの異母兄。第一王子だが正室の子ではないため、ウィリアルドより王位継承権は低い。
普段は後述の部下や護衛、メイドと遊び呆ける道楽王子を演じているが、実際はかなり頭の切れる人物((後述するweb版の番外編では幼いころは神童と呼ばれていたとされている。))。
当初は弟に王位を譲るためにそういった演技でダメ王子を装っていたようだが、レミリアを見捨てて以降落ちぶれていく弟を見限り、自ら傾きかけた王家を立て直すべく行動を起こし始める。
実は母親が魔族で、魔族との交流開始を機に己の出自を公表し、外交役として出世していく。
一方で魔族の血が入った自分が迂闊に王になると魔国の影響力が強くなって政治に歪みと分断が出るとも考えており、最悪世襲王政を終わらせる事も検討している模様。
ピナが使った課金アイテムは魔族の血を引く者には効果が無いため、((web・書籍版に曰く、ストーリーが魔界編まで進む=魔界産の素材が手に入れば魔族用の好感度アイテムも手に入るはずだったが、ピナはその段階まで進められていなかった。))ピナに篭絡されていない。

web、書籍版の本編では名無しのチョイ役((「魔族の血を引く第一王子」というだけで、数行しか出ていない))だったが&b(){漫画版で出番が急増}。
急に生えてきた黒髪ロングのイケメンに原作者含む読者は脳を焼かれたとかなんとか。

コミカライズ版24話公開後にweb版にて放蕩時代のエルハーシャとシルベストを描いた番外編が公開されており、
長い事子宝に恵まれなかった国王に母方の後ろ盾がない魔力の強い子として計画して生み出された((つまりエルハーシャの母親は「国王が一方的に熱を上げた踊り子」というカバーストーリーがあるだけで側室ですらない。))という出自と
ウィリアルドが生まれるまで王妃に我が子の様に愛されて育てられた事、大恩ある王妃のように国のために身を捧げたいと願っていた事、
だからこそ国王夫妻が諦めていた実子が生まれた事を心から喜びウィリアルドを兄として可愛がっていた事、
そしてそんなウィリアルドと国を二分にする争いが起きないようにするために道楽王子を装って担がれる事がないよう振る舞っていた内心が明かされた。
&font(l){この内心が明かされたことでコミカライズ版におけるエルハーシャと王妃の行動にお労しさが加わる事になった。人の心とかないんか?}
その弟への情愛のために日陰者を選んだ光のような生き様はそれを知る人々を惹きつけている。
なお、ゲーム本編ではその真意を知ったウィリアルドと共に自らの悲劇を繰り返さないためにも王国の貴族制度の改革に乗り出したという。&s(){つまり本来はウィリアルドの心もエルハーシャの光に焼かれるはずだった。人の心とか(ry}
そんな彼は、すべてが終わった後も自らが追い落としたウィル達がいつか再起して這い上がってくれる事を願っているのであった。&s(){マジで人の心とか(ry}

・&b(){シルベスト}
デイビッドの兄で、「神童」「剣聖」と謳われた当代一の剣士。
web版本編では存在が語られるのみだったが、コミカライズ版から本格的に登場。

エルハーシャの護衛を務めているが、彼からはそれ以上の公私に渡るパートナーとして信頼されている懐刀。
主君に対してはその能力を発揮できる状況になった事を心から喜びつつも、&b(){「あなたが本気で逃げたくなったときは俺が攫ってさしあげます」}とまで笑顔で断言する忠臣である。&s(){腐ったお姉様方大歓喜である}
なお、エルハーシャが能力を隠して生きている事にいち早く気づいていた人物でもあり、それに納得できずに問い詰めたこともあるが、
エルハーシャのウィルと国のために道楽王子を装って生きる事を決めた覚悟を知り、&b(){その輝きに魅せられがっつり脳を焼かれた}。
スフィアとは弟の元婚約者であった縁で顔見知りであり、彼女からは「エルハーシャの武器」と評されている((エルハーシャがシルベストを連れていないというだけで「王子がレミリアを害するつもりは毛頭ない」と判断するほど。))。
当初は「エルハーシャの側近を務める名前のわからない&s(){ちょっとチャラ男風の}イケメン」だったが、24話で暴れるピナを取り押さえる場面で彼がシルベストであることが判明した。((直前の番外編「第一王子が来た」におけるスフィアとの会話の中で伏線が張られていたので読者の間では「彼が剣聖では?」と囁かれていた。))
この時弟デイビッドに対し、心底失望したと言わんばかりの冷たい表情で「本来はお前の仕事だぞ」と諭している。……そしてこれが&b(){作中で描かれた最初で最後の兄弟の会話}である。
なお、チャラそうな言動に反して騎士団内での人望が厚いらしく、ピナがシルベストを罵倒した際には周囲の騎士達が青筋を浮かべている。
&s(){そしてこの時ピナが「&b(){死にキャラ}」と言い放った事で「&b(){ゲームでのシルベストは死んでいるのか!?}」と読者の間で騒然となった}

・&b(){シャノン}
コミカライズ版オリジナルキャラ。
エルハーシャのお付きのメイド。名前は最終話でようやく判明。
主に情報収集を担当しており、特技は読唇術。店の外から離れた状態で店の中で会話している人物の唇を読み取れるなど非常に視力がいい様子。
常に表情を崩さないクールな少女だが、エルハーシャに頭を撫でられて少し嬉しそうにしている姿はとても可愛らしい。

……と、ここまで少女という前提で説明したが、&b(){その中性的な容姿から、男の娘説が読者の間で囁かれている}。
実際、シャノンという名前は男でも通用するし、&b(){最終話では男装している}。言動も男性だったとしても違和感はない(女性ではないとも言い切れないが)。
コミックス5巻の原作者書き下ろし小説でも「メイド服の従者」としか呼ばれておらず、性別を決定付ける要素はとことん省かれて謎のままとなっている。
&s(){このため一部読者からは「シャノンくんちゃん」と呼ばれたりもする}

・&b(){クリフ}
コミカライズ版オリジナルキャラ。
エルハーシャのお付きの小間使いの少年。名前はコミックス5巻の書き下ろし小説で判明。&s(){というかそこにしか書かれてなくて本編に出てこない}
シャノンと共に情報収集や処理を行っている。
最終話ではまさかの&b(){女装姿}を披露し、&s(){主に糸目ちゃんのもたらした衝撃でグロッキーになっていた}多くの読者のハートを撃ち抜いた。

・&b(){ジム}
コミカライズ版オリジナルキャラ。
ウィリアルドの乳兄弟にして側近を務めていた文官。
……という立場にしては珍しく&b(){ピナの悪影響を全く受けておらず}((レミリアによると、ピナが持っていた課金アイテムを使い果たしてしまったために取り込めなかった有力貴族はそれなりにいる模様。ジムも恐らくはその一人。))、真っ当な判断ができる人物。
そのためウィリアルドに「ピナ様とは距離を置くべき」「レミリア様に戻ってきてもらいましょう」と実に正しい提言を行なったのだが、これが見事に&b(){ウィリアルドの地雷を全力で踏み抜いた}ために側近の地位を剥奪されてしまう。
また「王子の乳兄弟というだけで出世した」と同僚からは妬まれており、王子の側近を解任されてからは理不尽に仕事を押し付けられるハメに。
これらのストレスで精神的に追い詰められていたところに、優秀な彼をピナの近くから引き離そうと考えたレミリアの魔法によって見せられた夢(かつての平穏だった光景がウィリアルドの豹変によって一瞬で崩れ落ちる悪夢)がトドメとなり、ついに&b(){「やってられっかー!!」とブチ切れる}。
全てがどうでもよくなった彼はウィリアルドと同僚から押し付けられた仕事を全て放り捨ててそのまま王宮から辞職し、バカンスに出発した。
&s(){仕事押し付けてザマァしたはずがその仕事が倍になって返ってきた同僚のその後は不明}

彼の能力はレミリアのみならずエルハーシャも評価しており&b(){双方からスカウトを受けるほど}だった((エルハーシャはジムがウィルの傍を離れたのをウィルを追い落とす好機とすら認識していた。))のだが、王宮やら権力やらと関わることに嫌気が差していたジムはその両方を辞退((レミリアは彼を王宮から離した後に自分が拾い上げるつもりだったので、この作品では数少ない「レミリアの思い通りにはならなかった人物」である。))。
最終的には(これまたピナのせいで)魔術士塔からリストラされていた友人((コミカライズ版番外編「街の人」の主人公。なお、この再登場の伏線だったのか、コミカライズ版最終話公開前にこの「街の人」が再公開されていた。))に誘われ、彼の「世界中を回って魔道具を集め、魔道具ショップを開く」という夢に付き合うことを選んだ((その様子は再度ジムをスカウトしようと考えていたエルハーシャにシャノンを通じて伝えられたが、エルハーシャもウィルの乳兄弟だったジムの心境は理解していたようで「あんなに楽しそうなのに水差すのも悪い」とジムのスカウトを諦めている。))。

**◆神々
・&b(){創世神}
世界に人間を見出した神。web版の外伝によると白い龍の姿をしている。
世界を安定させるために力をふるっていたものの、浄化の女神が幽閉されたことで力をふるう際に発生する瘴気が世界に溢れ、魔族の狂化現象が発生する原因となってしまった。
邪神になりかけた状態で魔界の中心の神殿で眠っていたが、瘴気の問題を解決するためにレミリアとアンヘルのパーティに討伐される。
その後はレンゲの手で浄化されて正気を取り戻し、神殿に残ったレンゲの助けを得つつ弱った体の回復に努めている。

コミカライズ版では単眼の魚の身体を肥大化した泥の様な物体で覆った姿で、各所から生えた蓮根の様な触手を打ち付けたり頭頂部から蓮の&s(){コラ}花托を生やして実を弾丸の様に飛ばしたり、撃った実を発芽させて蔦で拘束する搦め手も用いてきた。
レミリアたちとの戦いで核を残して浄化されたのち、レンゲにより蓮の花を頭に生やした単眼の小さな魚の姿となって再生する。&s(){ちょっとゆるキャラっぽい}
瘴気に蝕まれて狂った状態でも自意識は僅かに残っており、自らを討伐しに来たレミリアたちに&b(){涙を流しながら「コロしテ」と懇願していた}とても優しい神様。
神は人々からの信仰が力になるという設定があり、魔族は自分たちを愛し育んでくれた創世神への信仰を(邪神になりかけていると知っていても)保ち続けていたため、その信仰によって最後の正気を保っていたのかも知れない。

・&b(){レンゲ}
瘴気を浄化できる浄化の女神。創世神の末娘でもある。
天界の主に幽閉されていたが、レミリアに救出され彼女を称賛する。
創世神を救った際には感謝の意を込めてレミリアに「浄化の乙女」の称号を贈った。だがゲームではピナに贈られるものだったため、レミリアは&b(){&color(gold,black){「(エミの愛してくれた「レミリア」に、星の乙女の手垢が付いたものを贈られた気分よ)」}}と内心でかなり不服だった様子。

コミカライズでは蓮の花を擬人化したような姿をした神々しい姿。

・&b(){火の神}
プシュークがその身に宿す神。
彼女の身を借りて話す際の一人称が「わらわ」である((プシュークの本来の一人称は「私」。))あたり、恐らくは女神。
火と関わりの深い鍛冶仕事も司っており、神の裁きをも退ける「聖鎧」を勇者にもたらす。
その聖なる炎には瘴気を払う浄化の力があり、レミリアも火の加護を授かったことでそれを身に付けた。

・&b(){天界の主}
レンゲを幽閉していた神。
本来ならば「星の乙女」パーティに討伐されるところを、レミリア一人に討ち滅ぼされた。
浄化の女神に惚れ込んだ挙句一方的に求婚して、断られると幽閉したうえ異論を唱える他の神を滅するという非常に身勝手な神であり、
果ては「レンゲが応えてくれないのは世界が汚れているからで、世界を水で洗い流して綺麗にリセットすれば想いにこたえてくれるはず」と、妄想にすがり世界を滅ぼそうともしていた。
コミカライズ版では、レミリアとの戦闘と同時にこの身勝手な思いが詳細に描かれており、レミリアからも&b(){&color(gold,black){「そんなんだから振られるのよ気持ち悪い」}}と&s(){ゴミを見るような顔で}吐き捨てられた。
ゲームストーリーにおける、魔族の問題から世界破滅まで全ての元凶ともいえる。
後にアンヘルによって人間の国と魔国双方に、「創世神を苦しめ、魔国に瘴気を溢れさせた邪神(=創世神は瘴気と関わっていない)」というカバーストーリーが広められることになり、公的に全ての元凶扱いとなった。((創世神が瘴気の発生源で邪神となりかけていた事実は、討伐を成したレミリアとアンヘル以外ではクリムトのみが知るところである。またweb版の描写では、天界の主を討伐したレミリアに天罰が下るのではという心配を人々に抱かせないため、天界の主自身も邪神と別の存在として扱われている))
ついでに偽ピナもこの「邪神」の手先の「悪魔」ということにされた。((これは「世界が大きく乱れる時に星の乙女が現れる」という言い伝えと整合性を図るため。本来は創世神が邪神と化して世界の危機がもたらされるはずが、大事に至る前にレミリアたちが解決してしまったため世間に認知されておらず、その代わりの「世界の危機」として偽ピナを当て嵌めた。))

なお、エミが対峙していた場合はエミのストーカーになっていた可能性があったそうで、レミリアが激怒していたのもそれが理由とのこと。

*【用語集】
・&b(){星の乙女と救世の騎士}
エミの世界で流行していた[[ソーシャルゲーム]]で、本作の舞台。
ゲームプレイヤーからの通称は「オトキシ」。
ジャンルは[[乙女ゲーム]]風のRPGで、学園での好感度育成を目的とした第1章、冒険の旅に出てバトルメインとなる第2章の2部構成となっている。
好感度を左右するための課金アイテムも豊富だが、然るべき場面でイベントを見たい・観られなくなるイベントがあるといった理由で邪道扱いされることもあった。
6年ほどで[[円満終了>サービス終了]]したらしいが、最後の方は結構駆け足で取ってつけたような設定も多かった模様。

・&b(){星の乙女}
世界の瘴気を浄化できる力を持つとされる伝説の少女。
ピナ・ブランシュがそれに当たるが、転生憑依を受けた彼女はそれに見合う努力を完全に放棄している。

・&b(){魔族}
人間の国とは海で隔たれた魔界にある魔国出身の人種。
格段に魔法に秀でるが、本来は温厚で人間に危害を加えない。
人間と比べると長寿な傾向にあり、容姿も優れた者が多い。
魔界の瘴気から逃れるため、国策として魔力の弱い者が人間の国に送り込まれ、隠れ住んでいる。
頑健故か、あるいは瘴気の影響の強さゆえか、後述の「狂化」が事実上の寿命のような扱いになっている。

・&b(){狂化}
数百年前から魔族を悩ませている、瘴気に長く触れた魔族が変貌する現象。
理性を失い狂暴化し、その力も増大する。
同胞を喰らうことで正気に戻るが、大抵の魔族は仲間を喰らったことと再度狂化することに絶望して自死を選ぶ。
実質的に魔族の寿命のようなものであるが、いつ狂化するかはわからないため魔族達は怯えながら暮らしていた。
結果として魔族の国では「魔族が狂化したのが分かり次第、王を始めとする武力の高い者が殺しに行く」「狂化した王をすぐに正気に戻すための生贄として兄弟を侍らせる」という恐ろしい制度が存在しており、それがシステムとして成立するくらいには(魔族から)恐れられている。
ちなみに魔力の低い人間でも数を喰らえば正気に戻れるため、本能で瘴気の少ない地を求めた「悪魔」が狂化で発現した転移魔法により、人間のいる大陸へ飛んだのち正気に戻って余生を過ごした例もあるらしい。

・&b(){瘴気}
神が地上で力を振るった際に放出される負のエネルギー。漫画版では「人間で言うところの疲労が蓄積して発生する老廃物の様なもの」とも評される。
これに触れた魔族は狂化され、人間から「悪魔」と呼ばれる存在となってしまう。時には人間のいる大陸に飛んで猛威を振るうこともあったが、「悪魔」の正体は国交が成立してからも魔族の間でしか知られていない。
また、神ですら瘴気の影響からは逃れられず、創世神は自身の瘴気の蓄積により天界へ戻れなくなったうえ、浄化の手段も断たれた結果(原作ゲームでは)邪神と化してしまった。
なお、魔力の弱い魔族ほど狂化しやすい事は経験則として把握していたが、瘴気が狂化の原因だと判明したのはアンヘルが王位に就いてからクリムトが出した統計によるものである。

・&b(){魔物}
RPGには欠かせない敵モンスター。
本作における魔物は、浄化の女神レンゲの幽閉に伴って浄化の術を失った創世神が、魔物の討伐という形で浄化を人間に肩代わりさせるために自分の体から噴き出す瘴気を加工して作ったもの。本来なら人間の生活圏に影響を及ぼさせないよう建設されたダンジョンの最奥に放出されていたのだが、事態の悪化に伴って人間の手による討伐が追いつかなくなり、地上に溢れ出してしまった。

・&b(){恋の秘薬、魅力の香水}
舞台となるゲームにも登場した課金アイテムで、いずれも攻略対象者の&u(){好感度に}影響を及ぼす。
恋の秘薬は摂取した相手の好感度を5%上昇という破格の効果。ちなみに通常のプレゼントでは0.1%以下。
魅力の香水はそれを付けた状態でのプレゼントやイベント等による好感度上昇が2倍になる。
この効果はあくまでも利用者(この場合はピナ)に対する好感度を上げるだけに過ぎず、対象者(王子たち)の意思や行動を操って強制/抑制させるような効果は無い。((実際にウィリアルドも、ピナのお願いであっても明らかに正当性が無いもの(婚約者のいる身でありながら他の男性と一緒に旅に出たい、など)はきちんと拒否している))
ピナの言い分を信じてレミリアを断罪したのは純粋に&b(){王子たち自身の意思と判断である。}作中でもレミリアの冤罪疑惑が深まった際に、自身の行いがおかしかったことに気づいた人物が複数現れている。
香水には好感度を0から上げる効果はない。王妃のように元からピナを嫌っている場合や、スフィアのように関わりのない人間には効果はなく、そのため「何故あいつらはあの女に肩入れしているんだ」という違和感すら抱くことになる。

ちなみに、王子たちは学園にいた頃から嗜みとして魅了を防ぐマジックアイテムを身に着けていたが、このアイテムには効果が無かった。
これについて作者がWEB版の後書き一文で[[某携帯獣シリーズ>ポケットモンスター]]に例え、
●魅了=わざによる状態異常の「メロメロ」
●好感度上昇=なつき度ステータスの上昇
と、性質そのものが別物であると説明している。

なお、Web版においてこれらは魔族の血を引く者(第一王子やアンヘルなど)には効果が無いが、魔界産の素材で作る魔族用の好感度上昇アイテム、好感度を下げるアイテム((好感度をわざわざ下げるメリットなんてあるのか? と思うかもしれないが、好感度が最大まで上がりきっていない段階での会話イベントやツンツンした反応をアーカイブ以外から楽しみたいコアなファンの需要があったとのこと。なお、漫画版では代わりにアンヘルに恋の秘薬への耐性をもたらしている彼の魔力を利用することになる。))も別に存在する。当然、ピナの先手を打って行動し続けるレミリアがそれらを見逃すはずも無く…。





追記・修正は自分の中の人を幸せにしてからお願いします。

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- コミカライズ読んでる めちゃくちゃ面白いんだ  -- 名無しさん  (2024-08-30 20:41:30)
- ピナ(転生者)はエミを陥れた後は、何でもゲーム通りに進むと決めつけて遊び惚けて聖女の仕事も鍛錬も世界情勢の情報収集も何もかも完全に蔑ろにしてたり前世の記憶の活用が下手くそだから、エミリアの暗躍もあったとはいえ大体自分のせいで破滅してる感じだったな。昨今の悪役令嬢ものの「ヒロイン」ってピナに似てると思うんだが彼女がモデルなんじゃないか?  -- 名無しさん  (2024-08-30 20:53:33)
- 本来の攻略対象者だっただろう連中が、自業自得で心の柱をぐっちゃぐちゃに砕かれていくのを爽快と見るか胸糞と見るか…  -- 名無しさん  (2024-08-30 21:17:20)
- 女性は怒らせると怖いよ  -- 名無しさん  (2024-08-30 21:51:07)
- ピナの顔芸が3割ぐらいコミカライズの魅力を〆ている  -- 名無しさん  (2024-08-30 22:02:47)
- 細かいことになるけど、副題部分はコミカライズ版でつけられたものだしタイトルは前半部分だけでいいんじゃないかな  -- 名無しさん  (2024-08-30 22:17:34)
- 復讐手段は邪道というが正々堂々ぶん殴りましたみたいなところはあるので邪道……? となるんだがチート知識使ってるから邪道何だろうかこの辺(世界救済RTAしてるけど)  -- 名無しさん  (2024-08-30 22:22:00)
- デイビットとステファンに関してはマジでレミリアなんもしてないのに勝手に落ちぶれてってるんだよなぁ…  -- 名無しさん  (2024-08-30 22:32:31)
- 悪役令嬢が悪役令嬢の性格を残しつつのストーリーが面白かった。コミカライズはもうピナの醜悪な顔描くの作者さんも楽しんでそう  -- 名無しさん  (2024-08-30 22:41:57)
- 祠を壊したチンピラVS祟り神の擬人化だからね…  -- 名無しさん  (2024-08-30 23:09:58)
- かわいそうなのはむしろ転生者に乗っ取られたせいで屑に堕ちた本来のヒロイン及びその悪影響受けまくった仲間キャラたちのような…  -- 名無しさん  (2024-08-30 23:13:58)
- 攻略対象キャラはピナに魅了されるきっかけが「レミリアの悲しそうな顔を引き出せるから」って時点で同情は全く湧かなかったな  -- 名無しさん  (2024-08-30 23:35:18)
- なろう版は今でも番外編まで含めて基本的な話は全部読めるし、本編だけならそんなに長くないから興味を持ったらぜひ。  -- 名無しさん  (2024-08-30 23:56:14)
- あれ?エミの魂ってレミリアの肉体から離れてたっけ?コミカライズではそういう演出にでもなっているの?  -- 名無しさん  (2024-08-31 00:07:58)
- 今のピナが絶望したら本来のピナが目覚めるんかな…ていうかエミを見ていたレミリアのように屑転生者を本物のピナが見ているんだとしたら、醜悪過ぎて本物の方が先に絶望しとるかもしれん…  -- 名無しさん  (2024-08-31 00:47:31)
- 「シャガクシャの優しさで白面の者が浄化されて善玉になったのに、愚かな人間がシャガクシャを殺してしまった為に激昂した白面の者が、シャガクシャを演じながらその悪辣さを用いて報復する」って解説がわかりやすかった  -- 名無しさん  (2024-08-31 01:16:30)
- 攻略対象の好感度操られてるのに「それでも信頼を裏切ったから許さない!」って一方的に断罪しようとしてるのが全く好感持てない  -- 名無しさん  (2024-08-31 06:39:04)
- ↑悪役令嬢婚約破棄もののご多分に漏れず、作者はポリコレアフロ系の指向が強めだから……  -- 名無しさん  (2024-08-31 07:45:23)
- 好感度操られただけが理由じゃないのは原作でも漫画でも同じなのにポリコレとか言い出して草生えるわ  -- 名無しさん  (2024-08-31 09:54:31)
- 漫画版最新話でウィリアルドはピナへの好感度が下がってる状態で自分の行動を省みず「レミリアは自分を愛してるのに何で戻りたいと言わないんだ」と言ってたな。元々自分本位な気質の人間だと思ったし同情の余地は皆無だと思った。  -- 名無しさん  (2024-08-31 09:56:48)
- ↑2断罪とは言っても男連中についてはレミリアが積極的に地獄に突き落とすような積極的な復讐をしたわけではなく、連中が没落したのは9割がた自業自得による自爆なのでまあ…)  -- 名無しさん  (2024-08-31 10:07:24)
- 攻略対象達は薬が切っ掛けとはいえ幼少期エミに救われてさえいるのに、ピナ現れて狼狽してる様愉しんでたりとか立場弱くなってから救えば好意抱いてくれるよねとか皮算用して裏切ったからまあ同情の余地殆どないなってなる(本物ピナのままエミと仲良くなるIFルートだとその辺出ずに非常に真っ当に幸せになったっぽいとはいえ))  -- 名無しさん  (2024-08-31 11:38:41)
- ぶっちゃけ冤罪訴えてるのにハナから聞いてくれなかったってのが普通に酷いと思うわ。真相が明らかになってから「そうだよ君はこんなことする人じゃなかったのに」って嘆くのが酷い  -- 名無しさん  (2024-08-31 12:11:39)
- 男たちの根底にあるのが「エミ演じるハイスペック女子レミリアへの嫉妬」「そのレミリアが失敗して狼狽えるのを見るのが気持ちいい」なのが生々しいというか…  -- 名無しさん  (2024-08-31 12:29:03)
- あまり人を憎まないであろうエミちゃんでさえさすがに転売ヤーは憎いらしい  -- 名無しさん  (2024-08-31 12:45:37)
- 記事の書き方を見るとあにまん掲示板民がおるな?  -- 名無しさん  (2024-08-31 18:31:40)
- 偽ピナといい攻略対象といい、たにんをおとしたからじぶんがあがるわけじゃないんやでと  -- 名無しさん  (2024-08-31 23:31:10)
- ↑変換ミスった、他人を落としたから自分が上がる訳じゃないんやでと言いたい 自分の所まで落ちてきてくれたらいいのになってのはまあ誰しも思うかもしれんけど悪手が過ぎる  -- 名無しさん  (2024-08-31 23:32:39)
- 断罪やった理由が「自分優位で結婚したい」だの「婚約破棄させて自分が娶る」だの偽ピナへの好感度と全く関係ないから操られてるっていい訳もできないんだよな  -- 名無しさん  (2024-09-01 00:00:04)
- ↑嘘を見抜く目があっても確実に同じ事したと思うわ。目的が別だもん  -- 名無しさん  (2024-09-01 00:15:25)
- ↑とあるで一方通行が結標淡希に似た様な事を言ってたね。レミリアのハイスペぶりを抜きにしてもあの落ちぶれぶりはあらゆる意味で怠惰で無能で身勝手な自分達のせいだよ  -- 名無しさん  (2024-09-01 00:17:12)
- エミが転生した影響で攻略対象たちが元のレミリアを遥かに下回る屑になってしまったことを考えると、世の中ままならんものだ。彼らが元は並の善人だったからこうなってしまった感があるが、元が有能な悪党だったらレミリアのように勝ち馬に乗れただろうか  -- 名無しさん  (2024-09-01 13:45:38)
- エミにダメンズメーカーの素質があったとも言えるんだろうか……?だとしても冤罪ふっかけるのはどうかと思うが  -- 名無しさん  (2024-09-01 15:30:21)
- 何をどう言いつくろったところでピナが居なければそれなりに幸せに生きていたのであろう、ただのその辺にいる弱い人間だったんだろうし。悪魔二人に翻弄されて轢かれた憐れな羊という感想しか抱けない。逆の立場だったらやっぱり私はレミリアに断罪される側になっちゃってただろうから、「悪辣」「同情の余地なし」と言って捨ててる人いるの怖いなって思う。  -- 名無しさん  (2024-09-02 14:33:06)
- そこはほら、レミリアたんは「悪役令嬢」ですから。根は悪辣なんですよ。祟り神の一種を怒らせちゃったらどうなるか?ってだけの話し  -- 名無しさん  (2024-09-02 14:51:17)
- ↑2 それもちゃんと「正しい」と思うよ。やり過ぎでは?って気持ちも間違ってないよ。ただこの作品の冤罪晴らしの場合、それやったら星の乙女を擁護してた王子と側近はレミリアが干渉しなくても責任取らされるからあまり変わらないかも。  -- 名無しさん  (2024-09-02 15:46:05)
- レミリアが王子たちにしたのって手柄を先取りするとか治水を先に解決するとかだけどそれやられたぐらいで落ちてく王子達側も若干問題ある気がする  -- 名無しさん  (2024-09-02 15:54:56)
- レミリア嬢、人の質=魂の質みたいな考え方してるけど、こんな考え方で幼少期に「自分は世界を滅ぼしかける悪役令嬢」と突き付けられてるの凄い不憫だな…作中の悪人ムーブの多くは「自分の魂は邪悪なのだから」という諦観が根底にありそう  -- 名無しさん  (2024-09-02 16:22:50)
- ↑2 義弟とはエミに補助してもらってたの  -- 名無しさん  (2024-09-02 17:41:06)
- 途中送信してしまった ↑3 義弟が顕著だけどエミに補助してもらってたのを自分だけの力だと勘違いして己を過信してたとこは確実にあると思う  -- 名無しさん  (2024-09-02 17:43:43)
- 「君の言葉を信じなかったのは惚れ薬で他の人を好きになったからなんだ!」って言われてもそこ繋がりあるか?って気も少しする  -- 名無しさん  (2024-09-02 18:30:45)
- ここまで恐ろしい「世界で二番目に愛している」はない。それが真実だとしても  -- 名無しさん  (2024-09-02 18:54:20)
- ピナは「原作ぶち壊すとかアンチじゃん」と言ってたけど、「星の乙女」の肩書きを利用して好き放題してる自分こそ正真正銘のアンチなんだよな。しかしコメント欄の殆どが攻略対象者の話題ばかりだけど、それだけピナは語る価値の無い存在だからなのか  -- 名無しさん  (2024-09-02 20:07:30)
- 偽ピナ自体はテンプレ転生ヒロイン以上のキャラではないからね。課金アイテムなしで周囲の好感度上げることすらできないってのはテンプレ以上の酷さかもだけど  -- 名無しさん  (2024-09-02 20:23:54)
- ピナはある意味で道化みたいなもんだと思うしなぁ…周囲の人物の好意をいじって攻略対象たちを利用してレミリアを冤罪に追い込んだけど結局「エミのレミリア」を攻略対象たちがどうこうしたいって理由で利用されもしてるんだし誰かに愛されてたことなんてない印象  -- 名無しさん  (2024-09-02 20:25:30)
- 記事にある通り、レミリアは冷酷なところは何一つ変わってないから地の文のレミリアが恐ろしかったし、(自業自得とはいえ)攻略対象たちにはまあ救いはないので読んだ後辛さが勝ったけど、番外編の真ピナIFルートではみんな救われたのはよかった、こういう結末もあったんだって  -- 名無しさん  (2024-09-02 22:11:18)
- スフィア先輩は「攻略対象の婚約者」で「軍属」で「納得がいかなければ自分の思想、理屈を優先する行動派」って人物像故に、正史だと魔族やレミリアに挑んで死んでいる疑惑がある  -- 名無しさん  (2024-09-03 09:56:02)
- 忘れがちだけどエミは「星の乙女がゲーム通りに現れたら身を引く」つもりではあったんだよ、その星の乙女が最悪のうんこだったのが悲劇の始まり  -- 名無しさん  (2024-09-03 10:38:47)
- 「攻略対象たちが可哀そう」って意見を見るけど、本当の本当に可哀そうなのはあんな最悪女に体を乗っ取られた真ピナちゃんやろ……  -- 名無しさん  (2024-09-04 11:22:58)
- ↑真ピナは「エミだったら彼女を心配するだろうからわたくしの子供に転生させよう」とエミリアが救ってくれたね。その過程でエミを裏切った護衛や侍女の魂は何度転生しても消えない実験の苦しみの記憶を負ったようだがな  -- 名無しさん  (2024-09-04 11:44:00)
- 実際レミリアはウィリアルドたちよりもピナと裏切った侍女や護衛たちの方がよっぽど許せない(裏切った理由がウィリアルドたちよりはるかに酷いのもあって)のはどっちでも晴れてるしね  -- 名無しさん  (2024-09-04 12:32:53)
- レミリアの考え方として「自分の意思で行った行動と、それによって生じた結果の責任はしっかり取れ」って感じがする。真ピナは文字通り「手も足も出ない(かつてのレミリアみたいに)」状態だったから「救う価値あり」と判断したけど、自分の意思で堕ちていった奴らは「救う価値無し」と切り捨ててるし。「自分の頭で考える人」が好きなんだろうな。  -- 名無しさん  (2024-09-04 15:43:59)
- 直接手を下した使用人除けば、世界救って事業頑張って冤罪晴らしただけだしな。実はピナや攻略対象相手にやった悪事は覗きくらいっていう  -- 名無しさん  (2024-09-04 16:18:38)
- 地味に偽ピナが存在している時点で真ピナはエミではどう上手く立ち回っても絶対に救えなかったから、その一点だけはレミリアはエミを超えてるんだよね。まぁ、転生先の相手の元人格が実は自分の中で全部見ている事にまず気づく必要あるからしゃあないが  -- 名無しさん  (2024-09-05 11:49:18)
- ちなみに一番最初の短編だとまあ別にいいかで見捨てられていたりする 一話で終わる短編だから仕方ないね  -- 名無しさん  (2024-09-05 18:03:55)
- 「止めたかったのに何も出来なかった、ごめんなさい」と謝られた時のレミリアの気持ちを思うとなあ それはレミリアも同じだったんだ…自分の子供に転生させたのは最初はエミを自分の子供として迎える為の予行練習だったが小説2巻では「知らなかったの。自分の子供ってこんなに可愛いのね」とまで思うほどになった  -- 名無しさん  (2024-09-07 03:49:44)
- 途中送信してしまった アンリ(真ピナ)がいつの間にか「精霊に頼まれたことなんて全く関係ない大切な可愛い我が子」になったのはエミに愛されて愛を知ったからというのが大前提ではあるが同じ無力感を味わわされた同士として親近感が少なからず湧いたからなのもあるんじゃないかと思うんだ  -- 名無しさん  (2024-09-07 04:01:11)
- 元から善行・悪行の区別がついてるし善人を尊いものと感じるだけの感性も育まれてたわけだから、真ピナも好ましい存在だったんだろうなあレミリア様  -- 名無しさん  (2024-09-08 01:12:15)
- 「あなたが一人で耐えていたのは知っていてよ」「…今まで辛かったでしょう、あなたは十分頑張ったわ」はさすがにたった一人の同類に対するレミリアの本音でもあるんじゃないかなと。  -- 名無しさん  (2024-09-08 03:52:00)
- たまたまエミが良い子だったから絆されたけど最初は体奪われたことに憤慨してたしな。本当に唯一気持ちを共有できる相手って感じだろう  -- 名無しさん  (2024-09-08 08:43:53)
- アンリ(真ピナ)を「自分の子どもとして愛する」は、間違いなく「エミならどうするか?」から外れてレミリアが自分の意思で行った善行なのかな。愛を知ったから出来た善行。  -- 名無しさん  (2024-09-09 15:06:55)
- ウィリアルドはゲームの方でも自分より優秀な存在とかに対する劣等感とかあったんだろうか?ウィリアルドのイベントやシナリオではそこらへんの矯正みたいのがあったんだろうか  -- 名無しさん  (2024-09-11 00:05:14)
- ウィリアルドが劣等感持つ描写ってレミリア関連だけだから、レミリアが自分に縋りついて愛を乞うてるゲームだと表面化することはないんじゃないかな  -- 名無しさん  (2024-09-11 15:29:33)
- エミってめちゃくちゃ頭の良い子だったんだろうな。自分もカカオからどうやってチョコレートを作るか?なんて知らないし、家電の仕組みも分からないよ。「興味を持って調べた」とかなのかもしれないけど、そもそも「興味を持って調べる」って行動が出来るのが頭の良い人の証拠だし。エミちゃん凄いな。  -- 名無しさん  (2024-09-13 12:40:29)
- 悪役令嬢とは何?B級映画のサメかゾンビみたいな存在か?  -- 名無しさん  (2024-09-17 15:34:34)
- 一応レミリア様がこんな馬鹿だっけと思う程度には出来る子だったみたいだしなウィリアルド、ゲーム本編ならそっから剣士として冒険とかでも活躍するだろうしコンプレックスでなさそう  -- 名無しさん  (2024-09-17 20:28:20)
- 偽ピナというか悪役令嬢ものの下衆ヒロインってどこまでいってもゲームの延長で行動してるから、自分の行動は何でも上手くいくと思ってるし自分は主人公だから何をしても当然と思えるんだろう  -- 名無しさん  (2024-09-18 08:30:32)
- ↑2 目立たないが堅実に功績は立てていて、漫画版第一王子が当初は王位を譲れると思っていて、農地改革やら治水やら製品開発やらも本人なりに精一杯取り組んではいたっぽいあたり、卑小な心の闇とピナに色ボケ化された部分を除けばまっとうな王族だったんだろうな 他の悪役令嬢・追放聖女モノでありがちな度を超えた短慮、無能だったり公務しないできない癖に傲慢みたいなバカ殿系アホ王子に慣れすぎて感覚麻痺してるだけかもだが  -- 名無しさん  (2024-09-19 11:36:58)
- 偽ピナに対して「生兵法で怪我してるよ、ハハハ」みたいな描写した直後に小さくて弱い生物を○す魔法を人体に使うよう医療現場に広めてるのはギャグかなんかか?  -- 名無しさん  (2024-09-19 12:03:32)
- 偽ピナに関しては自覚してはいないけど上手く行くとは思ってないタイプだと思う。じゃなければ課金アイテムで好感度増やしたり、裏工作しまくってレミリアを陥れる必要なかったし  -- 名無しさん  (2024-09-20 18:43:57)
- ↑2:ただのザキぶっぱとかじゃなく抗菌剤(抗生物質)とほぼ同質の役割だし、広めた事に対してそこまで気にはならなかったけどなぁ。  -- 名無しさん  (2024-09-21 11:14:29)
- 男衆が断罪されるのは可哀想つってもほぼ自爆で勝手に落ちぶれたとこに大切な人も戻ってこない現実を痛烈に突きつけられただけなんだから温情なもんでしょ?妥協した幸せすら許されない連中と違ってまだこれから頑張ればワンチャン挽回、這い上がりの余地は僅かでも残されてるんだから…まあコイツらは一生後悔を抱いたまま二度と浮かび上がれもせず暗澹たる人生を送ってそうだけど…  -- 名無しさん  (2024-09-23 01:03:36)
- まあこの手の作品はキャラへの怒りでエスカレートして炎上状態になったりするんで注意だわな  -- 名無しさん  (2024-09-23 01:25:28)
- 別の未来の可能性では偽ピナさえ来なければみんな相応に幸せになれてたんだからやっぱり全部偽ピナが悪い  -- 名無しさん  (2024-09-24 11:57:21)
- いくつか誤字を発見したので。クロードのネタバレ項目に「ステファンのテイアイン(提案)」、天界の主の項目に「笑み(エミ)が対峙」とあります。テインアンってキャラいたか?と一瞬考えてしまった。  -- 名無しさん  (2024-09-25 12:49:26)
- 魔族を苦しめた元凶が天界の主ならエミや真ピナ達人間を苦しめた元凶が偽ピナだし、両方とも邪神を超えた邪神なのよな  -- 名無しさん  (2024-09-25 13:04:15)
-  (2024-09-19 12:03:32) 露骨に又聞きで書いてるのわかりやすすぎるな。本当に読んだ上でそんなこと書いてるのか?  -- 名無しさん  (2024-09-25 14:00:07)
- 誤字修正ありがとうございました。  -- 名無しさん  (2024-09-25 14:37:08)
- 漫画のエルハーシャの護衛の人まさかデイビッドの兄ちゃんなのか?  -- 名無しさん  (2024-09-25 20:35:02)
- 王族の護衛?でスフィアとそれなりに親しい顔見知りだからなくはない、答え合わせもそのうちあるだろうし  -- 名無しさん  (2024-09-25 22:37:44)
- 仕方ないけどレミリア様の化けの皮を剥がす!と意気込んでた監視コンビが王家に戻りたくないと嫌がってたな  -- 名無しさん  (2024-09-25 22:50:23)
- 監視コンビの気持ちめっちゃ分かる。過ごしやすそうだもんね、レミリア様の領地。  -- 名無しさん  (2024-09-26 13:17:35)
- エミは転生先をゲームの中ではなく1つの世界として認識し、レミリアの幸福を求めて滅茶苦茶に努力したけど、リィナの方はゲームの中の世界としか認識せずフラグ通りに行動してれば逆ハーレムでウハウハと決め付けてたのがもう人間としての差だよな…  -- 名無しさん  (2024-09-28 09:33:44)
- リィナはゲームの中の世界としか認識しないならウィリアルド達ゲームのキャラを人間と思ってなかったと思うよ。マガポケで漫画版22話のリィナは「もう乙女ゲームは終わってるのにまだゲームの延長でやってる人」と評されてたな  -- 名無しさん  (2024-09-30 10:50:32)
- 偽ピナ、そもそも大嘘つきな自分が嘘を見通せるアンヘルを攻略できるなんてよく思えたな。そんな設定すらスルーするほど顔にしか興味なかったのか、あるいはそれこそゲーム世界だから課金アイテムでどうとでもなると考えてたのか。  -- 名無しさん  (2024-10-02 19:47:30)
- 攻略対象組は元の邪念こそあれどそれ自体は人並みの感情だし、偽ピナさえいなければ顕在化しなかったと思うともうちょい温情があっても良かったのではと思わないでもない。何なら星の乙女が他者の力を増幅させるように、偽ピナには他者の悪心を煽り立てる力があったりしたのかも。まあ作中の表現からしてそんなことはなく「偽ピナも男共も等しく有罪」なんだろうけど。  -- 名無しさん  (2024-10-02 20:03:04)
- ウィリアルドとデイビッドと同じようにクロードとステファンにも婚約者いたんだよな。ウィリアルドは問題ないとして他の3人はゲーム内で相手方の婚約者とどう決着つけたんだろうか。スフィアなら真ピナ相手なら祝福してくれるだろうけど  -- 名無しさん  (2024-10-02 21:26:42)
- 何故にリィナがあそこまで悪辣な性格になったかの背景が気になるな。描写が省かれてるだけで環境に何かしらの難があったのか、嘘をつくことで余程美味しい成功体験を積んだのか、レミリアが番外編で言ってたように魂の質の問題なのか。  -- 名無しさん  (2024-10-02 22:39:51)
- ↑3 少なくとも香水や秘薬の効果が(製造元の魔族たちから見ても)明らかに飛躍的に向上してるって話が出てる。%%秘薬だけに%%  -- 名無しさん  (2024-10-02 22:47:21)
- リィナがいなかった世界線の話は既にあるけど、逆にエミがいなかった世界線の展開も気になる。レミリアが悪役のままだから断罪イベントまではクリアできるだろうけど、その後の冒険パートは育成サボって詰みそう。もしかしたら秘薬や香水みたいに育成用課金アイテムもあるのもかもしれないが。  -- 名無しさん  (2024-10-03 12:28:38)
- 真ピナがどこまで体の中にいてくれるか次第じゃないかな。星の乙女の力の大きな部分は真ピナの魂の方にあるし。まああの性格の酷さだと恨み買った誰かから始末されるような気もするが  -- 名無しさん  (2024-10-03 18:14:55)
- 王子たち見てるとリアルの苦手な知人に似ててぞわっとする。偽ピナも複数とは言えモデルがいると聞いて、人をよく観察してるというか人間の嫌な部分を書くのが上手でエグい  -- 名無しさん  (2024-10-04 07:40:13)
- リィナのキャラ造形、既視感あると思ったら夢小説で出くる悪女だわ。長所が一つもない性格、嘘をつくこと以外無能、男は逆ハー要員で他は道具扱い、最後は嘘を暴かれたうえでの惨たらしい最期。まあこの作品に限った話でもないだろうけど……。  -- 名無しさん  (2024-10-04 18:03:19)
- あのチャラ男さん、本当にデイビッドの兄ちゃんだったか~。お名前も「シルベルト  -- 名無しさん  (2024-10-25 15:54:36)
- ↑途中送信失礼 お名前も「シルベルト」と判明したね。  -- 名無しさん  (2024-10-25 15:55:09)
- シルベルト兄さん。弟はもう雑草という認識なのか。でもまあ仕方ないね。  -- 名無しさん  (2024-10-25 18:18:02)
- 偽ピナのアンヘルとの結婚宣言にアンヘルが「こいつは何を言ってるんだ?」の表情に笑った。表情が凄すぎて困惑って表現でいいんだろうか?w  -- 名無しさん  (2024-10-25 19:11:23)
- 今回の偽ピナドレス、天使の羽っぽいのがついてるから多分白基調+頭にベールも乗っけてる=アンヘルと結婚する用のウェディングドレスのつもりだったのか?  -- 名無しさん  (2024-10-25 23:05:22)
- 偽ピナのドレスの気持ち悪さってゴテゴテした装飾もそうだけど、天使の意匠を取り入れておきながら肩や胸元はガッツリ開けてるチグハグさだよな。清純を装ったガワを纏ってはいるけど、自己顕示欲という穴から嫌らしい本性が丸見えになってるみたいな。  -- 名無しさん  (2024-10-26 00:31:58)
- 偽ピナのドレスデザイン、センスのない女のバカみたいに盛ったデザインかつ申し訳程度の聖女要素で羽とベールって感じが出てるし、反対にレミリア様のドレスはシルエットもシュッとして洗練された露出控えめでも悪役っぽい艶めかしいドレスデザインなの、対比としても完璧すぎる  -- 名無しさん  (2024-10-26 00:33:22)
- ってか、シルベルトの情報載せて大丈夫なの?一週間ルールに触れない?  -- 名無しさん  (2024-10-26 01:03:16)
- ずっと前からそうだけど今回の親睦会の偽ピナは服装センスがダサすぎるうえに状況に適した言動行動が全然取れてないのも頭悪すぎる。所詮ゲームの世界だからって認識の他に単純にとんでもなく頭が悪いんだな  -- 名無しさん  (2024-10-26 04:06:11)
- ↑偽ピナはずっと「この世界はゲームでしかない」「だから主人公の自分が好きにできないのがおかしい」「レミリアはむしろ自分の邪魔をしたんだからああなったのは自業自得」で一貫してるからね  -- 名無しさん  (2024-10-26 12:05:19)
- 作者さんがおっしゃってた「レミリアは疑いようもなく悪。推しが善人だったから世界救っただけ」ってのはこ  -- 名無しさん  (2024-10-26 23:13:27)
- ↑この作品を端的にあらわしてる秀逸な言葉だと思った  -- 名無しさん  (2024-10-26 23:16:05)
- 偽ピナのドレス、遠目で見たシルエット自体は悪くないんだよ。ただ「宝石ドーン!」「リボンドーン!」「フリルドーン!!」「お花バーン!」「ついでに髪の毛に宝石キラキラ!」って、何でもかんでも入れまくったのがいけない。これ作れって言われたデザイナーに同情してしまうわ  -- 名無しさん  (2024-10-27 13:21:38)
- 最新話見て、宝石を砕いて髪にまぶすってソレ装飾の手法としてアリなのとは思った。現実でもそれやった実例あるんだろうか?  -- 名無しさん  (2024-10-27 17:25:23)
- ↑金箔を髪にまぶすヘアアレンジは実在するからそこから思いついたのかも。とはいえ国家予算を食い潰してる上でそれをダイヤモンドでやるのがね……。  -- 名無しさん  (2024-10-27 18:48:03)
- 偽ピナドレス、体型をわかりにくくするデザインだから体型にコンプレックスでもあったんだろうか  -- 名無しさん  (2024-10-27 21:07:12)
- Xでトレンドに上がったから、初めてエルハーシャ様とシルベスト殿のSSを作者が書いたな。国を想い弟のウィリアルドに未来を託してあえて出来ないふりをしてたエルハーシャ様にやりきれなさを感じる。全部偽ピナが悪い!  -- 名無しさん  (2024-10-28 15:40:00)
- 元のレミリアがオトキシの正史において「依存と執着の果てに狂い滅びる悪役」と言われてるように、偽ピナもこの作品自体の括りで言えば「最低最悪の性格と末路を設定され救済も許されない悪役」と言えるんだよな。そういう悪役設定を否定するわけではないけれど、同じ悪役なのに偽ピナは不憫だなと思ってしまう。  -- 名無しさん  (2024-10-28 22:36:52)
- >偽ピナの体型隠し仕様ドレス&br()現在の生活が怠惰なんで「太った」可能性大 会場にいたドレス女性の中で「偽ピナの脇だけに線が1本多い」=脇の無駄な肉っていう説もあるよ  -- 名無しさん  (2024-10-29 01:05:25)
- 「偽ピナは寄せてあげてるから胸の上に線が描かれてるけど、レミリアは天然だから不自然なラインが無い」ってのは見たな。どちらにしてもきっちり描き分けているとしたらお見事。  -- 名無しさん  (2024-10-29 16:24:43)
- 作者のX(旧Twitter)を見る限り、ウィリアルドはいわゆるライナー枠なんじゃないかと思う。メタ的に見てめちゃくちゃ可哀想。  -- 名無し  (2024-11-01 18:25:19)
- リィナの性格、明らか自己愛性人格障害のそれなんだよな。生前に精神面の治療を受けられていればと思うと痛ましい。  -- 名無しさん  (2024-11-02 03:34:03)
- デイビッドは「正解に辿り着いたスフィアが妬ましいし偽ピナが自分に呪いをかけなければ」と被害者意識が強いから一部の読者達からの評価は低いみたいね  -- 名無しさん  (2024-11-02 14:01:56)
- デイビッドは正史でも剣聖の兄に劣等感を覚えてたり、エミのレミリアに嫉妬したり感情の動きが激しいキャラだから堕ちるとこまで堕ちたらまぁ…被害者意識強いのは納得かなって感じもある  -- 名無しさん  (2024-11-04 00:31:36)
- ↑4 まきぶろ先生はなろうの自己紹介で「自業自得の理由で失恋して後悔して泣く美形が性癖」と書いてるだけあってウィリアルドが後悔する姿を可愛いと思いながら書いてたのは笑った。しかも婚約破棄系の悪役で、男は愚かだが悪では無いが最高に性癖で、女はこの世の女のクソな所を全部煮詰めたような奴が好みとXで語ってたのね  -- 名無しさん  (2024-11-05 22:13:11)
- 原作ではモブでしかなかった兄キャラたちがコミカライズでガッツリ掘り下げられてるのもすごいけど、それに比例して偽ピナの余罪の解像度も上がってるのが面白いんだよな  -- 名無しさん  (2024-11-07 18:13:05)
- レミリアたんは「エミの『レミリア』を演じているからうまく行ってる」って思ってるし、笑顔も「エミのように笑う」を意識してるけど、ソーンさんも火の女神様もアンヘルも魅了した笑顔は「レミリアの笑顔」なんだよね(全員「エミの『レミリア』」を知らない人たち)。それが分かるのが読者目線だけってのがまた……!  -- 名無しさん  (2024-11-08 12:12:43)
- ↑3  -- 名無しさん  (2024-11-09 11:47:16)
- キャラの愛し方は人それぞれだけど、BL作品でもないのに、「ウィリアルドがホモに襲われる姿を見たい(意訳)」と原作者が発言するのはちょっと……と思った。  -- 名無しさん  (2024-11-09 11:53:31)
- あまりにもとんとん拍子に絶好調で進むから、普通の作品なら「うまく行きすぎてつまんね」ってなるところを、もともとレミリアが冒険の障壁となるべくチート系悪役キャラとして作られていたことに加え、エミ自身の努力の蓄積による各種スキルの飛躍的向上というアドバンテージという設定を持ち出すことで強引に納得できちゃうんだよね。ピナ自身の悪辣振りもあるから素直にいいぞもっとやれと思える。 -- 名無しさん  (2024-11-10 09:27:13)
- しかしこれ元々のゲームの攻略対象の本性がマイルドクズばっかなの製作者の性格悪いゲームだな  -- 名無しさん  (2024-11-16 19:47:43)
- まきぶろ先生のXやブルースカイでシルベストの情報が公開されてるけどこの御方人間辞めてない?  -- 名無しさん  (2024-11-16 23:55:24)
- グラウプナー家の護衛や侍女達、その時点では唯一の公爵令嬢であるレミリアが高熱出して寝込んでいるのに、誰も側にいないっていう質の悪い連中なのよね  -- 名無しさん  (2024-11-17 00:25:31)
- ↑3 本来のゲームでは星の乙女との交流を通して性格の難が治っていく筋書きだったのかも。とはいえ秘薬で好感度いくらでも上げられる偽ピナじゃ、その難を治すためのカウンセリングすらサボってそう。  -- 名無しさん  (2024-11-17 14:18:01)
- 偽ピナは自分の欲を満たす事しか考えないんだから性格の難を治す気なんて毛頭無いだろうし、相手を理解しようとしないんだからそもそもその難を知らないし気づいてない可能性もある。  -- 名無しさん  (2024-11-17 15:22:16)
- 白梅先生がXで真・断罪劇の25話は29日に公開予定と発表したから当日このコメント欄も盛り上がるんじゃないか?  -- 名無しさん  (2024-11-19 09:01:51)
- ↑2 本命のアンヘルですら弟や魔界の件については慰めネタや自分の活躍チャンスくらいにしか思ってなかったしな。原作の番外編でも「(アンヘルの)性格が好き」とか言っておきながら、アッアッアンヘル様のシーンでは初対面である自分に何故か惚れ込むという当人の性格ガン無視の妄想してたし。  -- 名無しさん  (2024-11-20 19:21:47)
- 5巻書き下ろし漫画のアンヘル可愛すぎんか?作者公認のヒロインなだけの事はある  -- 名無しさん  (2024-11-25 10:22:40)
- 「原作では邪魔してくるはずの性悪がなんか普通の性格になってる」というイージーモード状態を自分から壊していく無能采配が読んでいて笑える。普通ラッキーって思うとこだろ…  -- 名無しさん  (2024-11-26 22:38:17)
- ↑Pixiv辞典では「原作のラスボスが普通の性格になってて人望集めてるとか原作知ってるヤツからすると逆に不気味でしかない」って解釈されてたな  -- 名無しさん  (2024-11-26 23:06:38)
- ↑2 番外編でエミリアを断罪するんじゃなくて、「課金アイテムでウィリアルドを篭絡するぞ」とエミリアを脅して物事を進めてたな。  -- 名無しさん  (2024-11-26 23:41:06)
- 正直、偽ヒロインは馬鹿とか以前に現実を理解出来ないんだなって思ってる。やらかして引きこもってからずっと現実拒否して死んだみたいだし。  -- 名無しさん  (2024-11-27 00:15:02)
- 偽ピナからするとエミリアが絶望しないとアンヘル様√に行かないから無理やり原作再現しようとしてたんじゃないかと擁護してみる  -- 名無しさん  (2024-11-27 15:32:19)
- リィナは元から人間を「自分に都合のいい奴(召使・ペット・トロフィー等)」と「自分に対して悪意を持っている奴」としか理解できない子なので。ゲーム内容を丸暗記した『オトキシ』世界を想定外の形に変え(改善し)たエミを後者として認識したというだけじゃないか  -- 名無しさん  (2024-11-27 17:34:32)
- 仮にストーリーからレミリアの存在が丸ごと消えて魔界編へ進むためのフラグに断罪イベントが必要なくなったとしても、その辺の適当な女子を見繕って冤罪着せていそう。前世の所業的にいじめそのものがライフワークというか、常に誰かを虐げていないと生きられない性分なんだろうな。  -- 名無しさん  (2024-11-27 19:28:36)
- 某掲示板だと偽ピナの代わりに他作品のキャラが憑依したり偽ピナが~な性格だったらみたいなスレが立ってるな  -- 名無しさん  (2024-11-28 16:25:20)
- 白梅先生は単行本の作業で忙しかったから最新話の25話は前編後編に分割して更新するのか。大変そうだったしゆっくり休んで欲しいな。  -- 名無しさん  (2024-11-29 11:51:27)
- 一言だけ残させて。最高of最高。  -- 名無しさん  (2024-11-29 15:06:31)
- その内ドレリアス夫人とロレーヌ子爵の事も追記されるんじゃね?状況が大変なのにソーンさんも巻き添えにしてめっちゃエンジョイしとるw  -- 名無しさん  (2024-11-29 15:17:35)
- 「基本頭悪いんだけど(、失敗して引きこもって現状認識力が落ちる前は)特定の他人を陥れるために周囲の他人をたぶらかし煽動する能力だけは天才的」というだけあって、アンヘルの嘘発見能力に物の言い回しで対抗してる辺りはさすがリィナだなと思った。もっとも“何故そんな言い回しをするのか”を簡単に見抜かれてしまったが。  -- 名無しさん  (2024-11-29 20:26:51)
- あと、ウィリアルドが愛してるレミィってぶっちゃけ中身エミの時の彼女だよね?  -- 名無しさん  (2024-11-29 20:29:49)
- 今回の更新分でリィナが今の世界を未だゲームだと思い込んでることがはっきりしたけど、だとしたら「こっちがあたしの現実」と言っていた番外編=鉱山刑に処されてからようやくゲーム世界じゃないと理解したってことかな。  -- 名無しさん  (2024-11-29 22:34:32)
- コミカライズ読んでて国王って肩書きだけの無能だと思った。偽ピナの対処は人任せだし、偽証に関わったと白状した奴らが出てきたのに何もしないし、会議に出ないし。今回の王妃のシーンって国王がやるべき事なのにそれもできないし本当に愚王なんだな。  -- 名無しさん  (2024-11-30 00:55:28)
- ↑2 仮に殺されたとしてもゲームだし蘇生できるでしょと考えてこれでも現実と理解しようとしなかったかもしれないしこれがベストの罰なんだな  -- 名無しさん  (2024-11-30 11:54:41)
- そもそもオトキシってどういうきっかけで星の乙女と王子令息達が旅に出るんだっけ?まず悪役レミリアを婚約破棄させてアンヘルのところへ行かせないと人間界に魔物が増えないんだったら、リィナでないどんな性格のプレイヤーが憑依したとしてもエミがいる時点で詰んでるのでは? そうでなく首都近郊の小さな村とかコツコツ救っていけばいいのなら確かにリィナの怠慢だが。  -- 名無しさん  (2024-11-30 14:44:06)
- ↑読者の感想に対する作者さんの返信で、「(レミリアによる)厄災の時が起きなくても創世神が完全な邪神になったら世界中魔物が溢れ始めるからそれをレミリアのせいにするつもりだった」ってコメントがあった。厄災の刻か創世神の完堕ちのどっちかで世界中に魔物が溢れたら、世界の救済のために旅に出ることになってたと思われる。  -- 名無しさん  (2024-11-30 18:16:44)
- 3話のサブタイの扉絵と今回のウィリアルドの「君を愛してるのに」の場面って対比になってるのか。てか自分で絶望に突き落としただけあってウィリアルドのBSSっぷりが情けないし、これ描いてる白梅先生もまきぶろ先生の性癖の同志だと思った。  -- 名無しさん  (2024-11-30 19:05:21)
- そういや序盤で、リィナのやり口に傷ついてるエミを慰めるふりしてリィナのスパイしてた前髪ぱっつん女はどこへ行ったんだろう。次回出るかな。  -- 名無しさん  (2024-12-01 07:43:03)
- ↑偽証や偽ピナの手助けした者たち断罪場面あるから、そのあたりで出番あると推測。個人的には「友人から偽証の手伝い持ち掛けられたけど言質を取られないようにして断り、表に訴えても揉み消されそうだから司法官僚している実家経由で報告上げた貴族令嬢」の出番がそろそろかな、と期待してる。  -- 名無しさん  (2024-12-01 21:33:15)
- レミリアたんの項目に「他人とコミュニケーションが取れない環境に約11年囚われており」ってあるけど、あそこって表人格の情報だけじゃなく感情も流れ込んでくるみたいだから、コミュニケーション能力もエミと同化してた可能性ないっすか?いや知らんけど。どちらにしてもレミリアたんが凄い事に違いないけど。  -- 名無しさん  (2024-12-02 10:40:41)
- さすがに偽ピナの生い立ちの詳細は伏せててもらいたいかなあ。変に同情要素追加されるとざまあと言いづらくなっちゃうし  -- 名無しさん  (2024-12-16 10:22:27)
- 同情要素……?  -- 名無しさん  (2024-12-16 10:38:28)
- まあ強いて言えば原作レミリア様程度の同情要素すら無くざまあされる為だけに作品世界で悪意を振り撒く存在として生み出された事には同情できなくもない。少なくともリィナにはエミのような救済を望んでくれる存在はいないだろうから  -- 名無しさん  (2024-12-16 11:30:41)
- あまり懐疑論云々を突き詰めるとこの作品の楽しみ方から逸脱するんだろうけど、例えばリィナがレミリアと同じように「前世含めたこの世界は架空の物語で、自分は最低の性格を設定された救済も改心も許されない悪役である」と知ったらどうなるのかと考えてしまうな。  -- 名無しさん  (2024-12-17 18:58:01)
- 作品世界がもし転生者いっさい抜きで筋書き通りに進んだ場合、真ピナは自分の存在がトリガーになって破滅していけ破滅していくレミリアのことをどう思ったんだろうな。やっぱり理解し合いたくて歩み寄ろうとするけど結局ダメだった、って展開になるのかな-- 名無しさん  (2024-12-18 12:55:37)
- ↑4 真ピナと同じように家庭環境が最悪でそのせいでネジ曲がってしまったーみたいな? それはそれで同じ境遇でもまっとうに育った真ピナとのいい対比になりそうだが -- 名無しさん  (2024-12-20 08:34:01)
- ↑大学まで通ってて実家にクーラーつきの自室がある辺り経済的には恵まれてる。親も壊れたクーラーを放置する程度の虐待()しかしてないし、大学での嘘八百がバレたときはちゃんと叱ってるから甘やかし過ぎの線も多分ない。やっぱり番外編でレミリアが言ってた魂の質の問題じゃないか?  -- 名無しさん  (2024-12-20 19:56:02)
- ピナの振る舞いや言動は自己性愛パーソナリティ障害そのものだという意見があるけど、それが発症する要因として、、生物学的特性や発達期の苦難の体験、養育者不在などの環境の不全などの影響も関わってるんだそう。&br()だから仮にピナが本当にこの障害持ちだったとしたら、成長の過程や家庭環境に少なからず何か問題があった可能性はあるな。目に見えてわかるような毒親とかじゃなくても、ちょっとしたことで発達に影響って出るし。親の何気ない一言がトラウマになったりとかね-- 名無しさん  (2024-12-21 09:27:47)
- ↑ そちらが言ってる様にリィナがそうなったのは本当にそういうのが理由だったとか、誰のせいでも環境のせいでもなくリィナが生まれついての悪だったとか、コミカライズでリィナの生育環境は果たしてどう描かれるのか気になるね  -- 名無しさん  (2024-12-21 12:22:57)
- 悪人が善人のロールプレイをして善行を貫いた結果、悪に対して手段を選ばない善人になった。世の偉い人が全員こうだったらいいのになぁ…  -- 名無しさん  (2024-12-21 12:30:59)
- リィナにモデルがいて、負けず劣らずのクズという事実に戦慄した。  -- 名無しさん  (2024-12-24 19:03:19)
- 先生は日頃からアンチコメや理不尽な事件の裁判記録とかを悪役の参考にしてるらしいけど、そうなるとリィナは↑の言うモデル以外にもいろんな人間の醜悪さを継ぎ接ぎにしてるだろうから、その点がさながらフランケンシュタインの怪物みたいだと連想したな。まあ意図せず醜くなった怪物と比べてリィナは最初から醜くなるように作られてるのが不憫だが。  -- 名無しさん  (2024-12-26 20:22:41)
- ↑まきぶろ先生は番外編の「星の瞬く夢」のコメント欄で、実際に見聞きした下衆達の言動を悪魔合体させたのが偽ピナの言動と書いてたな。そりゃこんな奴いるなって思わせるリアリティがあるよ…  -- 名無しさん  (2024-12-26 20:42:21)
- 偽ピナの口ぶりからしてオトキシだとシルベストが死んでるそうなんだけど…  -- 名無しさん  (2024-12-27 12:17:21)
- ↑弟の成長イベントで死ぬのか、名前だけしか出ない死に(設定)キャラなのか  -- 名無しさん  (2024-12-27 19:15:18)
- ↑原作通りに進むとクリムトみたいに死ぬキャラなのかも、魔族との戦争で騎士団長(クロード父)は亡くなる  -- 名無しさん  (2024-12-28 03:54:01)
- 間違えました、騎士団長はデイビッド父です、ステファン父も病気がリリンの実で治ったとあるのでマジで原作通りだと取り巻きの身内も不幸になるのに放置する偽ピナ  -- 名無しさん  (2024-12-28 04:03:37)
- ↑5作者の小学生時代の同級生がモデルと聞いたけど違うんか?  -- 名無しさん  (2024-12-28 06:33:36)
- ↑まきぶろ先生がXで語ったそのモデルと番外編で語った実際に見聞きした下衆達の言動を混ぜたのが偽ピナみたいね  -- 名無しさん  (2024-12-28 07:13:08)
- 漫画版でソーンと話してる時のレミリアは、完全にエミを演じてるわけじゃないがエミの影響で笑顔が増えてる素に近いレミリアって感じで好き。ソーンは情はあっても損得を大事にする商人だからレミリア的に話しやすいのかもしれない。  -- 名無しさん  (2024-12-28 16:26:08)
- ロレーヌ子爵は原作には存在しない漫画オリジナルキャラなのに、25話前編と後編で連続してXのトレンド入りしてるの凄いと思うんだ。  -- 名無しさん  (2024-12-29 19:43:29)
- 25話ラストのワイングラスでチーンと鳴らしたのが除夜の鐘代わりとか呼ばれてて笑った  -- 名無しさん  (2024-12-29 22:16:59)
- Xでまきぶろ先生が「性根が腐ってる人の破滅は興味なくて、良いところもある人が間違いを重ねた末のバッドエンドの方がおいしい」的なことを言ってたけど、そうなると先生にとって物語のメインは飽くまでウィリアルドたちの破滅であって、偽ピナの存在はそれを引き起こすための火種に過ぎないということか。  -- 名無しさん  (2025-01-04 03:04:55)
- オトキシ時空だと魔族との戦争や血縁の露呈やシルベストの死でエルハーシャが不幸になるけどウィリアルドと和解して救われるって筋書きなのだろうか?  -- 名無しさん  (2025-01-04 06:49:05)
- 白梅先生のXによると、今月は番外編をやって来月から偽ピナと冤罪に加担した共犯者達の断罪を行う26話を投稿するみたいだな。1か月の間を空けて作るんだしただでさえ面白かった24,25話とは比べ物にならないくらいとんでもない仕上がりになりそうな気がするが…  -- 名無しさん  (2025-01-06 08:44:27)
- ↑3性格悪いなぁwただそういう人間じゃないと作品のためとはいえ胸糞悪い事件の顛末を事細かに調べるようなメンタリティはもてなかっただろうな  -- 名無しさん  (2025-01-06 10:21:59)
- ↑4 だからこそ、間違いを重ねたの要素として本編中で課金アイテムの効果は偽の好意を植え付けるだけと説明されてるし、良い所の要素として番外編で書かれてる様にウィリアルド達4馬鹿は偽ピナがいなければ人として真っ当に成長してた事が明らかになってるんだよな  -- 名無しさん  (2025-01-06 11:06:49)
- コミカライズと原作者の関係性、技量、何もかもがうまく噛み合ったら…、の理想形を見せられてる気がする。いや本当に面白い  -- 名無しさん  (2025-01-07 12:45:00)
- 予告なく挿入される「落ーとせ!落ーとせ!」のオリジナルホラー描写よ…ありがてえ…  -- 名無しさん  (2025-01-07 17:59:54)
- ↑2原作者は最新話が出る度に画面の前でペンライトを振ってると公言してるし、読者は競馬場にいる人達みたいな盛り上がり方をしているとネット上で称されるくらい面白い。ちなみに原作者は最新話のウィリアルドの「なぁ、どの件だ?」の顔をハイスピードカメラであらゆる角度から捉えてコマ送りでじっくり眺めたいとXで語ってたそうな。  -- 名無しさん  (2025-01-08 09:49:02)
- 偽ピナもレミリアも性格の悪さは変わらないし、むしろレミリアの方がえげつねえなと思う。偽ピナだってちゃんと愛されていればここまで歪まなかっただろうし。  -- 名無しさん  (2025-01-08 17:37:11)
- 偽ピナがレミリアに転生してたらのアンサーが作者Xに出てた。まあ予想通りのダブスタだったな。  -- 名無しさん  (2025-01-12 08:01:37)
- コミック終わったら白梅先生の表紙・挿絵で小説の新装版出してくれないかなぁ  -- 名無しさん  (2025-01-12 16:53:05)
- エルハーシャの所が放蕩息子って書いてあるけど正しくは道楽息子だよ。作中にも書いてあるし放蕩は酒や女遊びにふける事で道楽は趣味の意味と、似てるけど違うみたい。  -- 名無しさん  (2025-01-13 18:15:06)
- グラウプナー家の護衛や侍女達、番外編では優秀なものは一握りいたとのことでしたが、その者たちはピナの悪事に加担せず、レミリアから復讐対象から見逃されたのだろうか?  -- 名無しさん  (2025-01-17 03:31:02)
- コミカライズで面白いのは顔芸だよな。ところでレミリアはエミが同人誌発行していたのはどう思っていたんだろう?総愛され本らしいからセーフ?  -- 名無しさん  (2025-01-22 19:17:24)
- 所業や立場を考えれば当然だけど、今回の番外編でステファンは18話のミュージカル製作にハブられてたんだね。正直ロレーヌ子爵が笑顔で「彼はいらん」と言ってるのはマジでやばいのでは…  -- 名無しさん  (2025-01-24 13:04:54)
- 明らかにこの国の貴族きっての道楽者かつ芸術家のパトロンって立ち位置っぽいのにそんな人が笑顔で「いらん」断言する奴に芸術家としての未来があるかと言われるとw  -- 名無しさん  (2025-01-24 13:25:21)
- 偽ピナの生き方は鬼滅の刃の登場人物が作中で敵に言っていた『人に与えない者はいずれ人から何も貰えなくなる』を体現している生き方だと思うな。  -- 名無しさん  (2025-01-26 13:08:30)
- インスマス面みてぇなアングルに「ピナァ〜〜ァッ」のオノマトペは腹筋に悪過ぎてさすがに卑怯だと思うの白梅先生(いいぞもっとやれ)  -- 名無しさん  (2025-02-28 12:29:49)
- 不浄の穴を流したのは「やりやがった!白梅先生すげぇ!」となった  -- 名無しさん  (2025-02-28 14:18:36)
- 最新話でクロードが秘薬の効果を完全に受けておらず冷静に状況を判断してたのが明らかになったけどそれだけに偽ピナの悪事に加担し愛するエミを裏切った外道さが絶許すぎる。 ↑2 目がイッちゃってるし、悪魔か邪神みたいな表情でまじでこえぇわw  -- 名無しさん  (2025-02-28 17:33:42)
- 漫画版は画力が高いというより、演出と表現力、描写がズバ抜けて上手いんだよな。感情移入のさせ方も抜群。  -- 名無しさん  (2025-02-28 19:08:40)
- シリアスな笑いとはまさにこの事だ。非常に良い顔芸でスッキリしたw  -- 名無しさん  (2025-03-01 01:04:48)
- 原作だと不浄の穴はレミリア様が公開を止めさせたし偽ピナは拘束を振り払ってレミリア様に襲い掛かったけど、コミカライズだと不浄の穴はちゃんと公開されたし飛び掛かるシーンが無くなった代わりに偽ピナがシルベストから逃れようと怪物の様に暴れて皆を怖がらせるシーンに変更になってたな  -- 名無しさん  (2025-03-01 10:28:14)
- ゾーンさんが監禁されなくて良かったと言ってたから偽ピナがロマノの不浄の穴を開発した説好き。  -- 名無しさん  (2025-03-01 17:10:02)
- アニメ化してほしいとずっと思ってる作品なんだけど、最新話でブルンブルン暴れ狂ってる偽ピナが動くところを想像したら恐ろしすぎるな…  -- 名無しさん  (2025-03-01 19:37:41)
- やっぱりロレーヌ子爵は最高だよ。レミリア様の無実証明が始まった時から夫人やソーンさんを連れて最前線で観戦し、人間貴族が心配してる国の存亡に関わる一大事やレミリア様が挫けかけた不浄の穴の映像や大勢が恐怖した偽ピナの恐ろしい暴れぶりを一貫して楽しんでたし。夫人は楽しみながらも冷や汗を垂らしたり疲れてたのに子爵はそれすら無かったから強者すぎる。  -- 名無しさん  (2025-03-02 12:35:00)
- 世界一汚いデンプシーロールを見た  -- 名無しさん  (2025-03-02 16:06:34)
- スフィア達が公開した破廉恥な映像で「はわ…はわわ」と錯乱してたモブ貴族女子が可愛かったな  -- 名無しさん  (2025-03-03 19:41:51)
- クロードが真正面から事態収拾に努めればよかったものを回りくどく動いた結果ただのクズ野郎に堕ちてパパがマジで可哀想と思ったが、よくよく考えるとクロードパパもさっさと伝えればよかったのに誕生日に伝えてあげようとした結果オトキシ時空では大失敗しちゃってる事を考えるとこれパパからの遺伝だったりするのか…  -- 名無しさん  (2025-03-03 19:50:42)
- ↑王様の一番ダメな部分を受け継いだウィリアルドとか、親の愛を知らなかったせいで暴走した原作レミリアとか、この作品深堀りすると親世代の因果が子供に報いすぎてると思うの  -- 名無しさん  (2025-03-08 21:07:46)
- ↑ただパパとの最大の差はパパは不器用だったせいでそのムーブだったしクロードの事で心を痛めていたけど、クロードは器用に立ち回ったつもりで率先してレミリアを追い詰めてるっていう。  -- 名無しさん  (2025-03-08 21:31:34)
- ↑上のコメントで言われてた事だけど、クロードはレミリア様に補助してもらってたのを自分だけの力と勘違いして過信した愚か者だからそういうつもりになってたんだろうな。4馬鹿全員に言えるけど恩も愛も信頼もある相手を貶めて一切罪悪感を感じない辺り、レミリア様を人間以下のモノ扱いして見下してたのが分かる。  -- 名無しさん  (2025-03-08 21:56:26)
- ちなみに漫画版だとスフィア以外カットされてるけど、web版によるとクロードたち攻略対象にもそれぞれ婚約者がいた模様。ただし彼らが偽ピナに熱を上げたことで愛想を尽かされ(彼女たちは同じ境遇のレミリアにも同情的だった)、最終的には全員婚約破棄された。なおクロードは将来レミリアを迎えるつもりで自ら破棄されるように演技していた  -- 名無しさん  (2025-03-09 13:25:50)
- ↑2 モノ扱いってのはちょっと違うのよ。4馬鹿の根本にあるのはレミリアに対するコンプレックス。レミリア(エミ)が完璧な理想の女の子過ぎて、そこに劣等感を感じていた。そこに偽ピナが接近してくるとレミリアが不安そうにするのを見て「あのレミリアが嫉妬してる!」みたいに勘違いして、男としてのプライドが満たされる優越感みたいなものを感じてた。まぁそれが偽ピナによって暴走した結果があの追放劇なわけだが。なので見下してたのとは逆、レミリアの方が自分より凄いことを理解してた(させられてた)からこその感情ってところ  -- 名無しさん  (2025-03-09 14:53:24)
- ピナァーァアッ でくそわろたww悪役悪女の名前を擬音に仕立ててしまう作画者のセンスよ(笑) それはそうと、あの世界って、後ろの穴うんぬんって概念は普通にあって恥ずべき不道徳行為と認識されてたのか、それとも後ろの穴で代用するなんて発想自体無かったのかどっちなんだろうか。レミリアの反応見る後者っぽいけど、知識は普通にあって星の乙女という立場でそれをやっちゃうことに驚愕してただけともとれるが。  -- 名無しさん  (2025-03-10 14:58:42)
- ↑2 酒とか薬に溺れて現実逃避とDVにはしった彼氏って考えると判り易いよね エミはいつか立ち直ってくれると思い続けて自分がボロボロになっちゃうタイプだけど、レミリアは見切りをつけてきっちり縁切りしただけっていう  -- 名無しさん  (2025-03-10 19:34:12)
- ↑1  -- 名無しさん  (2025-03-11 01:01:28)
- ↑ミス 2,4 エミを軽んじる考えをしてるから見下してたと思ったがその見方が適切なのか。  -- 名無しさん  (2025-03-11 01:12:23)
- ライフォンツ伯爵子息やレミリアの友人のふりをしてた糸目の女などの偽ピナの偽証に加担した連中はまだ情報不足だし書かれてないのは当然か  -- 名無しさん  (2025-03-11 09:20:03)
- 白梅先生は何で不浄の穴を公開する展開に変更しちゃったのか?その方が面白いからかな?  -- 名無しさん  (2025-03-13 09:38:59)
- 漫画は視覚的なメディアである以上ある程度はインパクト重視必須だから、偽ピナのあの発狂ぶりを際立たせる意味でも不浄の穴の公開は妥当だったと思う。あそこで隠しちゃったらなーんだ、ってなったと思うよ。原作既読者ならなおのこと、どう描かれるのか気にする人多かったろうし  -- 名無しさん  (2025-03-15 08:52:41)
- そもそもこう言う議論が出てる時点で正解の択の中には入るよね、って感覚>不浄の穴公開改変  -- 名無しさん  (2025-03-15 14:47:12)
- あとは表向きは優しいレミリアではなくキッチリ断罪したいアンヘルらの側に立って考えると、レミリアが止めようとするのも織り込み済みで動いているなら、止められる前に見せたい所しっかり見せようって方針で動いててもおかしくはないなと。  -- 名無しさん  (2025-03-16 11:09:12)
- (続き) クリムト君も結界を隔てた外じゃなくて、結界の内側にいて余波をモロに受ける自分がただじゃ済まないって言い回しにしてるから、はたから見たらより慎重に壊さなきゃいけない流れにしていると感じた。  -- 名無しさん  (2025-03-16 11:09:46)
- 白梅先生のXによると次回最終回で次々回エピローグみたいだな  -- 名無しさん  (2025-03-21 13:00:38)
- 公式でLINEスタンプつくってくれねーかなぁ ピナァーーァアッ のスタンプあったら使いたいw  -- 名無しさん  (2025-04-01 23:29:32)
- 明日コミカライズ版の最終話が更新されるとは早いな  -- 名無しさん  (2025-04-17 08:08:15)
- ウィリアルドの泣き顔やばない?性癖が壊れる読者が増えるでしょ…w  -- 名無しさん  (2025-04-18 12:14:39)
- 今回の偽ピナの刑罰における仕様変更、コミカライズで絵として表現するにあたりマイルドにする必要はあったんだろうなと思った一方、男を籠絡するのに特化したやべー女なんだから下半身方面含む全ての接触をさせない方向で刑を執行するのは理に適ってるなと思った。  -- 名無しさん  (2025-04-18 16:50:28)
- さらに言えば、シーツおばけめいた風貌やら悪臭香水の付与やらで、「女」としての要素をゴリゴリに削られそう見られない存在に成り下がり、強化魔法照射器以外の役割を許されず罵倒を浴び続ける余生を送る訳で。そう考えるとよくこの名采配を見出して着地させたねと拍手を贈りたい。  -- 名無しさん  (2025-04-18 16:52:20)
- まあ悪いのは取り憑いた悪魔(リィナ)であって元々の中の人(真ピナ)は悪くないから、肉体を傷つけるのは違くね?罰を受けるべきは魂の方じゃね?ってことかなと まあ原作で語られる前の状態に過ぎないのかもしれないが…  -- 名無しさん  (2025-04-18 20:54:14)
- もう最終回なのに糸目の女がエミへのクレイジーサイコレズである事が判明したのが最大級の衝撃だと思うんだ。白梅先生は何を考えてこんな情報を投下しちゃったのかw  -- 名無しさん  (2025-04-18 21:01:19)
- あの変態女子は勝利者かもしれん  -- 名無しさん  (2025-04-18 21:33:32)
- 偽ピナの処遇、女どころか人ですらない呪「物」みたいな扱いに改変されたのは膝を打ったな。あと原作では顔を焼かれたり暴行されたりしたのに対して、コミカライズでは暴行どころか誰にも触れられず顔も自分で搔きむしってたのが(報復とはいえ)他者が加害者になる=偽ピナが被害者になれる余地を排して徹頭徹尾自業自得に終結させてる感じがした。  -- 名無しさん  (2025-04-18 22:41:53)
- パーティ前に「死体が上がった…?」と言われてたのって、リィナに口封じされた男であってる?  -- 名無しさん  (2025-04-18 22:55:16)
- 他人との関わりを絶たれ人扱いされなくなった偽ピナと違って、加害者であると同時に偽ピナの被害者でもあるウィリアルドは、再起を願う人(エルハーシャ)がいるという点で救われたな  -- 名無しさん  (2025-04-18 23:42:41)
- ↑だけど反エルハーシャ派に旗頭として政権争いに利用される可能性を考慮したらウィリアルドは不貞腐れて僻地で引き籠ってくれた方がエルハーシャ様や王国の為になるんだよな  -- 名無しさん  (2025-04-19 03:21:04)
- 「本編」最終回だから番外編もまたコミカライズするかもね、どちらにせよ白梅先生はお疲れさま。エルハーシャとかエルハーシャとかほんと良コミカライズだった  -- 名無しさん  (2025-04-19 03:27:43)
- 漫画のピナ、だいぶ活きがよかったから確かに監視員たらしこんだりしかねないな、なによりあの衝撃映像をみんなが見たわけでそら警戒されるでしょ   -- 名無しさん  (2025-04-19 10:58:27)
- 恐るべき性癖が明らかになってしまった漫画オリジナルの名無しモブの糸目ちゃんは追記されちゃったりするのかなぁ…  -- 名無しさん  (2025-04-19 23:26:28)
- 監禁され、敵意満々の兵器並み魔術師に拘束されて、興奮する度し難い変態ヤンデ令嬢とかいう劇物に印象持っていかれる男の娘メイド  -- 名無しさん  (2025-04-20 18:06:34)
- 「The End of Revenge」なのになんか裏ボスみてーな何やっても悦びそうなドMクレイジーサイコレズが出てきてレミリア様もある意味大変だわ  -- 名無しさん  (2025-04-20 19:14:05)
- まきぶろ先生がXで、糸目のトンデモ設定に衝撃を受けて最終話が公開される1か月間ずっとそれを抱え込んでてようやく読者と感想を共有できた事を喜んでてワロタ。あれ白梅先生の独自の提案だったのが更なる衝撃だよ。  -- 名無しさん  (2025-04-21 00:21:17)
- 糸目ちゃんとジムの追記お疲れ様です。こうして見るとやっぱり糸目ちゃんは他と比べて色んな意味で異質すぎるキャラだな…。レミリア様の思い通りにならなかったキャラはジムの他は処罰を悦んでる的な意味で糸目ちゃんだと思ってるけど他に誰かいたっけ?  -- 名無しさん  (2025-04-26 11:41:01)
- ↑いらねぇ称号を授けちゃってくれたレンゲ様かな  -- 名無しさん  (2025-04-26 12:03:56)
- ↑2 スフィアの「おもしれー女」ぶりもそうやね。これについてはレミリア様はむしろ予想外なことをされるのを楽しんでるけど  -- 名無しさん  (2025-04-26 12:16:54)
- 偽ピナのバイタリティはもう「これが星の乙女の武器…どんな時でもポジティブハート!」なレベルだよな…  -- 名無しさん  (2025-04-26 15:24:32)
- 所詮偽ピナが絶望せず復讐を諦めなくても、怠惰で鍛錬をしないし、真ピナの加護によるブーストが無いと課金アイテムを使っても好感度を稼げない上に我儘勝手すぎて嫌悪感を稼ぎまくるし、愚かで長期的に考える視野や忍耐が無いから、最早何をしても無駄なんだよね  -- 名無しさん  (2025-04-26 22:32:54)
- エルハーシャの側近について最初に追記した者だけど、コミックス読み返してたら少年の名前見つけた。本名不明とか書いてごめんよクリフ  -- 名無しさん  (2025-04-27 02:09:39)
- エピローグに真ピナと転生前リィナ出てくるんかなあ。「スマホで証拠撮られて悪行がバレたショックで引きこもりの末死んだ」っていうバックボーンがないと『周囲の人間の思考を操って特定の人を陥れる能力はあるはずなのに妙に現状把握能力がない』という矛盾を解消できないんだよなあ。  -- 名無しさん  (2025-04-27 10:29:19)
- コミカライズのブラッシュアップが良質で、SSRを引いたとは思う。  -- 名無しさん  (2025-04-27 12:16:30)
- 死体で見つかったピナに貢いでたやつって、あれか、炊き出しの時におずおずと宝石やら金貨やらのはいった箱差し出して財布認定されてたやつか。利用された末に最悪な形で捨てられるとは哀れだな  -- 名無しさん  (2025-04-28 10:21:04)
- 断罪劇の時の醜悪無様な顔から一転、懲罰では一切顔を見せないようにするってのもうまいアレンジだな  -- 名無しさん  (2025-04-28 10:33:55)
- ↑2 炊き出しの時に自分が上手くいかない理由を運や他人や環境のせいにしてて印象良くなかったし、貢ぐ為に色々と犯罪をやるような奴だからなるべくしてなったとは思ったな  -- 名無しさん  (2025-04-28 15:06:26)
- 偽ピナが見た「攻略対象者たちが自分を救助しに来てくれる夢」でアンヘルや4馬鹿がいなかったのは、自分の思い通りにならなかったので奴の中では要らない人になったからという説を見たな。それとコミカライズ版では不衛生な所で働いててストレスも酷くて顔を掻き毟ってるんだし、顔を焼かれた原作とはまた違う酷い顔になってるんじゃないか?  -- 名無しさん  (2025-04-30 10:58:15)
- コミカライズも遂に完結+アニメ化企画進行中とのこと  -- 名無しさん  (2025-05-30 12:17:28)
- コミカライズのレミリアの笑顔素敵だったわ~  -- 名無しさん  (2025-05-30 18:32:06)
- 真ピナがアンリに転生するまでの話やレミリアがロマノ達を使って何をしたのかは省略されてたな。エピローグの良い雰囲気を台無しにするくらいには雑味がすぎるから仕方ないか。  -- 名無しさん  (2025-06-02 08:11:49)
- 今更なのですが、アニメ化告知のタイトルが『悪役令嬢の中の人』だけだったので正式名称を考えた場合「断罪された転生者〜」は項目名から消した方がいいのでは?  -- 名無しさん  (2025-06-10 11:49:25)
- 確かにアニメ版初見の人からしたらネタバレになりかねんな。  -- 名無しさん  (2025-06-10 21:51:00)
- 反論がないようなので、質問所で提案したように、6/17に項目名を変更します。  -- 名無しさん  (2025-06-15 11:39:15)
- 項目名を変更しました。  -- 名無しさん  (2025-06-17 05:45:29)
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