&font(#6495ED){登録日}:2025/03/08 (土曜日) 08:09:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){『白夜の夜』}とは、[[ミスター・スクラッチ]](アラン・ウェイク名義)原作、[[トーマス・ゼイン]]監督の短編スプラッター映画……という設定のサム・レイク脚本、アンシ・マッタ監督の映画。 *概要 『[[Alan Wake Ⅱ]]』に作中作として収録された&bold(){約20分の実写映画。} 余剰次元「闇の世界」でスクラッチが書いた小説『リターン』をゼインが映画化したもの。 ゼインはスクラッチと取引し、この『白夜の夜』を製作する代わりに『リターン』で闇の世界から脱出させてもらおうと目論んでいたが、スクラッチは&bold(){約束を反古にして闇の世界から脱出してしまい、}『リターン』の原稿も失われたため恨みを抱いていた。 本編の『リターン』の筋書きは『白夜の夜』とは大幅に異なりFBI捜査官[[サーガ・アンダーソン]]の視点から描かれるが、これはスクラッチの野望を阻止しようとした[[アラン・ウェイク]]により大量の&bold(){追記、修正が行われた結果。} ストーリーは&bold(){非常に難解。} 次々と場面が移り変わり、一見すると脈略のない物語に思えるが、時系列が行ったり来たりしているようにも見える。 また、最初と最後が繋がる&bold(){ループ物}でもある。 なお、本作は闇の世界での時系列では&bold(){ゼインの最新作}だが、現実世界の時系列では&bold(){ゼインの初期の作品}ということになっている。 これは「闇の世界」が過去、現在、未来が同時に存在し更にループしている次元だからである。 そのため現実世界ではワシントン州ブライトフォールズではなく&bold(){フィンランドで製作された}ことになっており、キャラクターの名前やセリフもフィンランド語になっている。 *ストーリー 気付くと&bold(){暗い場所}にいた「探偵」は、&bold(){[[プラスチック製の鹿の仮面を身に付け濃緑色のローブを着た謎の男>グランドマスター(超常現象生命体)]]}を見つける。 男は🌀のシンボルが記されたドアを開けて入っていった。 「探偵」が後を追うと、そこは&bold(){執筆部屋}であった。 執筆部屋には&bold(){&color(#F54738){血だらけで倒れている「探偵」}}と、「&bold(){作家アラン・ウェイク}」がいた。 ウェイクは「探偵」の人生をタイプライターで操っており、侵入者の存在に気付くと、&bold(){怒りの形相で唸り}、次の瞬間、「探偵」は「カティラヤルビ(英語では&bold(){コールドロンレイク})」という&bold(){フィンランドに実在する湖}の近くの道で車を走らせていた。 &bold(){彼は故郷に戻ってきたのだ……}。 *キャラクター ()内はフィンランド語の読み方。 **○探偵((「Detective」の訳なので「刑事」の可能性もある)) 演者:[[アレックス・ケイシー>マックス・ペイン]](アレクシ・ケサ) 演者の演者:サム・レイク(サミ・ヤルビ) 本作の主人公で、妻と離婚し、仕事をクビになった探偵。 「作家の未亡人」が初恋の相手。 闇の世界の執筆部屋で自身の運命をタイプライターで操る「作家アラン・ウェイク」と、「血まみれで倒れている自分」に遭遇し、様々な超常現象に直面する。 仕事を失って故郷に戻り、「管理人」に近況を話したり「殺人犯」に命を狙われたり、「作家の未亡人」に誘惑されたりする。 最後は「作家の未亡人」に酒を飲まされ、フラフラになったところを「殺人犯」と「作家の未亡人」によってナイフで滅多刺しにされ、「作家アラン・ウェイク」を帰還させるための生贄に捧げられた。 その後、ウェイクの代わりに&bold(){闇の世界の執筆部屋に囚われた。} **●[[作家アラン・ウェイク>アラン・ウェイク]](ヴェイコ・アレン) 演者:[[トーマス・ゼイン]](トーマス・セーン) 演者の演者:イルッカ・ヴィリ 闇の世界の執筆部屋でタイプライターを打ち、世界を操る「&bold(){数多の世界の主}」。 「アラン・ウェイク」名義だが、原作が&bold(){[[ミスター・スクラッチ]]}の『リターン』であるため正体はスクラッチだと思われる。 「探偵」が生贄として捧げられたことで井戸から地上に召喚され、「作家の未亡人」と再会を果たした。 **●作家の未亡人 演者:[[バーバラ・ジャガー>引っかき女/バーバラ・ジャガー]](ババ・ジャカラ) 演者の演者:ロザンナ・ケンピ アランの元妻にして「探偵」の初恋の相手。 「探偵」を誘惑して酒を飲ませて酩酊状態にし、後述の「殺人犯」と共に「探偵」を滅多刺しにして生贄に捧げ、元夫である「作家アラン・ウェイク」を地上に帰還させた。 演者のジャガーはゼインの映画『詩人トム』とウェイクの小説『ディパーチャー』で&color(black){&bold(){[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]}}を演じていた。 **●殺人犯 演者:イルマリ・フオタリ 演者の演者:ピーター・フランゼン 演者のフオタリ兄弟はワシントン州ウォータリーにいたとされる&bold(){伝説の殺人鬼。} 殺した人々を弟のヤコピと共に井戸に捨て、更には弟まで殺害したとされる。 帰郷してきた「探偵」に弟殺しを自慢げに語り、更に「探偵」も殺そうとした。 最後は「作家の未亡人」と共に「探偵」をナイフで滅多刺しにして生贄に捧げた。 「作家アラン・ウェイク」を&bold(){マスター}と呼ぶ。 奇妙なことに、ウォータリーの実業家である&bold(){コスケラ兄弟}とドッペルゲンガーになっている。 **○管理人 演者:[[アーティ>A-001/管理人アーティ]] 演者の演者:マルティ・スオサロ あらゆる次元の管理人である[[超常現象生命体/余剰次元生命体]]。 帰郷してきた「探偵」と情報交換した。 なお、アーティが語る「農場で行方不明になった男」の詳細は『[[Control]]』で語られる。 また、スクラッチを讃える歌「白夜の夜」を熱唱した。 **○アーティと管理人(アーティアンドジャニター) アーティのバックダンサーたち。 一人はサム・レイクの母トゥーラ・ヤルビ(『[[MAX PAYNE]]』で[[ニコール・ホーン]]を演じていた) 追記、修正はフィンランド語を学んで「白夜の夜」を熱唱してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment() #areaedit(end) }