ロキ(ONE PIECE)

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ロキ(ONE PIECE) - (2025/08/19 (火) 21:08:42) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2025/03/16 Sun 13:04:36
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:&bold(){&color(violet){安心して約 7 分で読め…!!!}}

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#center{&sizex(5){&bold(){&color(violet){おれは世界を終わらせる“太陽の神”!!!&br()“ロキ”!!!}}}}



&bold(){&color(violet){ロキ}}とは、漫画『[[ONE PIECE]]』の登場人物。

#openclose(show=●目次){
#contents
}


*&color(violet){【プロフィール】}
本名:ロキ
[[種族>ONE PIECEに登場する人種]]:[[巨人族>巨人族(ONE PIECE)]]
異名:呪いの王子
[[懸賞金額>懸賞金(ONE PIECE)]]:26億ベリー([[世界政府>世界政府(ONE PIECE)]]特別懸賞金)
[[悪魔の実]]:???
年齢:63歳((人間年齢に換算すると21歳))
初登場:単行本111巻・第1130話・『呪いの王子』
出身地:偉大なる航路・新世界・ウォーランド・エルバフ
笑い方:ドガハハハ


*&color(violet){【概要】}
エルバフにある巨人族の国『ウォーランド』の王子。
ウォーランドの王ハラルドの息子であり、同じく王の子供である[[ハイルディン>ハイルディン(ONE PIECE)]]とは異母兄弟の間柄。


*&color(violet){【人物】}
正式な王の子として生まれたが、幼少の頃から悪逆の限りを尽くし、数年前からずっと「宝樹アダム」に磔の刑にされている。
一度逃げ出そうとした時には、&bold(){エルバフの戦士達が総出で取り抑える事となる事態になった}。
幼少期の頃からの悪行や起きた悲劇としては以下の通り。
・&bold(){生まれて間も無く王家に仕える“幸運の馬”アスラを殺す}((同じ時期に[[リンリン>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]が伝説の戦士ヨルルを殺害する事件が起きた。))
・&bold(){国には天災が続き王妃がロキを産んで1年で亡くなる}
・&bold(){わずか10歳で冥界を遊び場にし、凶暴な動物達を従え村に解き放つ}
・&bold(){放火に破壊と数々の&ruby(●●●●){イタズラ}を行う}
以上の悪行を王子の権力を傘に好き勝手にやっており、ハラルドが不在の時は地獄であったとエルバフの戦士達からそう酷評されている。

そして、14年前に王家に伝わる伝説の“悪魔の実”を欲しがり、&bold(){実父であるハラルドを殺害}((実はロキが産まれる前に「息子に殺される」とハラルドはそう予言されていた。))。
その時に悪魔の実を食べた。
アウルスト城で2人の戦いは勃発し、その戦いは激しく城の殆どが破壊される程に至るまでだったとの事。
また、当時城にいた100人を超える戦士達もロキによって殺害された((なお、殺し合いを止めに入ったヤルルはこの時ロキに頭を剣で突き刺された。))。
これらの悪行により、エルバフの巨人達からは“&bold(){エルバフの恥}”として忌み嫌われている。

**&color(violet){◆性格}
人を見下す言動が多く、横柄な態度で他者と接している。
上記の所業の通り残忍な性格をしており、兄であるハイルディンからも&font(#4d1300,b){「昨日の友を平気で殺す様な鬼畜」}と酷評されている。

その一方で、「&bold(){戦士とは死に様}」と昔のヤルルの様にエルバフの戦士としての美学を持っている。
冥界にいる猛獣達のことを「友」と思いつつも、軍子に狼を人質にされた際は動じることなく、&bold(){&color(violet){「それが&ruby(●●●●●●){お前の運命だ}}&color(violet){友よ!!安心して死ね…!!!」}}と告げており、&bold(){&color(violet){「戦士は“死に様”ジタバタするな!!」}}と話している。

**&color(violet){◆容姿}
古代巨人族の血を引いており、古代巨人族の名残である角と[[オーズ>オーズ(ONE PIECE)]]並の巨体が特徴。
ヴァイキングの兜を被っており、左の角の部分を包帯で修繕している。
薄紫の長髪であり、顎にはヤギの様な髭を生やしている。
ちなみに、髪の結び方は&bold(){プロポーズしたローラと同じである}。
両目は包帯で覆い隠しており、幼少の頃から隠していた。
立ち上がった際は圧倒的なサイズであり、巨体のハイルディン(22m)ですら足元にやっと及ぶぐらいの大きさになっている。


*&color(violet){【戦闘能力】}
具体的な戦闘シーンがないため、現時点での詳しい戦闘能力は不明であるが、[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]が遠方からでも&bold(){&color(red){「ビリビリくる!!!」}}と感じる程の気配や覇気を持つ。
悪魔の実の能力者であり、こちらも現時点ではなんの能力なのか不明ではあるが、巨兵海賊団の1人によると、王家に伝わる伝説の悪魔の実を食べたとのこと。
そして、次にロキを錠から解き放てば、&bold(){「世界はブッ壊れる」}と恐れられている。
片足に海楼石の錠がつけられてる状態でも能力を使うことができ、ハンマーで殴った場所に大きな雷を落とした。
また、軍子やシャムロックの攻撃を喰らい重傷を負ってもなお意識はあり、[[ゾロ>ロロノア・ゾロ]]に傷口を蹴られても気絶するだけで生命力の高さが窺える。
武器は、&ruby(ラグニル){鉄雷}と呼ばれる巨大なハンマーを使う。


*&color(violet){【来歴】}
**&color(violet){◆過去}
63年前ハラルドと王妃エストリッダの間に産まれた。
だが、産まれた頃から&bold(){強膜が真っ黒に染まった蛇の様な目}を持っており、エストリッダから“怪物”として拒絶され、彼を「死産」とするために産まれてすぐ彼女によって冥界へと投げ捨てられた。
だが、古代巨人族の血ゆえの生命力の強さからか、&bold(){即死することもなく自力で宝樹アダムをよじ登っていた}。また、襲ってきたと見られる冥界の猛獣を返り討ちにしている。

陽界へ再び戻ったが、エストリッダからは拒絶され続け彼女からは死ぬ間際までも愛される事がなかった。ハラルドが帰還した際は、「生まれつき目を患ってる」という理由で家臣達により包帯を目に覆われた。そして、この時齢数ヶ月にてロキは内心「愛される事」を諦めていた。
摂政であるエストリッダの兄が代わりに育てる事になったが、碌な食事も与えて貰えずにいた。(後に幸運の馬と立て続けに冥界で摂政が死んでいる事が判明される。)

幼少の頃はハラルドからハイルディンと共に大切な息子と扱われ、2人で仲良くエルバフを支えることを望まれていたが、自分よりも劣るハイルディンを兄と認めず、穢れた母の血の落とし子と見下していた。
48年前に、ハラルド不在の際に村へ冥界の獣達を解き放ち、村を壊し人々を傷つける行為を行う。だが、そんな事をしてもロキの心は満たされる事なくその空虚さから、陽界から冥界へ身投げをしてしまう。
&bold(){&color(violet){「死ねもしねェ」}}と涙ぐんでいたそんな所に、当時高額の懸賞首として政府に追われていた“[[ロックス・D・ジーベック]]”と遭遇する。
ロックスにここはエルバフでハラルドは遠征で不在であることを伝え、名前を聞かれて自己紹介をした後ロックスから、「ロキが大ケガをしたから至急エルバフへ帰還されたし」と家に帰って誰かにハラルドへそう連絡しろと命令される。
自分に偉そうに命令されたことに腹を立てて彼を攻撃しようとするが、ロックスの剣技によって返り討ちを食らった。
その後、紆余曲折を経てハラルドが帰還しロックス達はアウルスト城でハラルドと対峙。ハラルドが帰還した時は&bold(){&color(violet){(偶然だよな…!!おれの為なハズねェ…!!)}}と内心困惑していた。そして、部屋の外でロックスの壮大な野望を耳にし、気づくとロキの心は救われて彼に憧れを抱き始めていた。

ロックスに船に乗せてもらうため何度も頼んでいたが、((ロキはこの海賊の事を憧れており、ルフィがシャンクスに憧れを抱いている気持ちについて理解を示していた。))ロックスからは&bold(){「おれはお前みてェなガキに会いに来たんじゃねェ」}と突っぱねられていた。決闘を挑むが返り討ちにされてしまい刃物で深手を負ってしまう。

時期は不明だが、[[ビッグ・マム>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]の娘である[[ローラ>ローラ(ONE PIECE)]]に一目惚れし、マムに縁談を持ちかけた。
だが、自由な結婚がしたいローラはそれを拒否して出奔してしまう。
代わりに双子の姉であるシフォンを差し出されるが、ローラではないと見破り縁談は破談となる。

6年程前、海外で暴れていたが[[シャンクス>赤髪のシャンクス]]によって捕まえられ、それ以降磔の刑にされる。

**&color(violet){◆エルバフ編}
磔の刑にされていた所、[[ロード>ロード(ONE PIECE)]]の作ったブロックの国から脱出したルフィと出会う。

名前とここは何処かをルフィに聞かれ、自身の名前とここがエルバフだということを高らかに名乗った。
エルバフに着いたことを喜び、一方的に喋るルフィを一喝し、自身の状況についてルフィに尋ねる。
そして、錠から自身を解放すればその見返りとして、「潰して欲しい海賊団を一つ消す」と取引を提案。

冥界にいる凶暴な&ruby(ダチ){友達}の動物達を使ってルフィを従わせようとするが、動物達はあっさりとルフィに懐き驚愕。
そこにやって来た獣の皮を被った人間達が、「赤髪」の名前を出し、ルフィはシャンクスがエルバフに来たと察してロキにシャンクスの事を尋ねる。
ルフィとシャンクスの関係についてロキはこれをダシにシャンクスの事を&bold(){&color(violet){「腰抜け海賊」}}と挑発するが、恩人を侮辱され激怒し[[ギア4>モンキー・D・ルフィの技一覧(ONE PIECE)]]を発動したルフィにぶん殴られそうになる。
&bold(){&color(violet){「冗談だ」}}と誤魔化すが、次言ったら樹にめり込ますと警告を受けて、内心逆ギレしていた。

そして、お互いに冷静になり、改めてルフィはシャンクスの事を聞くが、ロキは&bold(){&color(violet){「……!!タダで教えるワケねェだろ!!!」}}と言い、条件として陽界の村の何処かにある自身を縛り付けている錠の鍵を探して、自分を解放するように提案。
それの見返りとして「シャンクスが今何処にいるのかといった自身が知っている情報を教える」といった情報を引き換えに交渉した。
勿論、自身とのこの取引は他言無用として釘を刺している。

ルフィが立ち去った後、長い事友達であるらしい“モサ公”なる人物と[[電伝虫]]で通話。
モサ公が引きずっている恐怖体験に対して、&bold(){&color(violet){「おれももどかしかったさ」}}と言いつつも、


#center{&bold(){&color(violet){おれがその現場にいたらお前に代わって&br()そこら一帯を廃墟にし!!皆殺しにしてた!!!}}}


と豪語。
そこまでは望んでいないと恐縮するモサ公に対して、それが甘いと反論。
&bold(){&color(violet){「いいか一度取り逃したバカは再起不能にしねェと復讐に来るんだ!!」}}と、敵対者に容赦や慈悲のないスタンスである事を示した。
だが、モサ公からそんなロキの乱暴な発言の裏に「優しさがある」と指摘され、それにロキは虫唾が走ると憤慨していた。

通話後、エルバフに侵入してきた「[[神の騎士団>神の騎士団(ONE PIECE)]]」の軍子とシャムロックに、「神の騎士団」への加入の勧誘を受ける。
これに対しロキは、&bold(){&color(violet){「この世に生を受けわざわざゴミクズになれって!?」「世界一気高き騎士団への勧誘ありがとな!!!」}}と皮肉を交えつつ勧誘を拒否。
その場にやってきた狼に軍子を「食っていいぜ」と言うが、軍子の能力によって狼を人質に取られてしまう。
だが、その取引に際しても拒否の態度を変えることなく、狼に「安心して死ね」と言いつつも、


#center{&bold(){&color(violet){悲しみも怒りもあるさ…だが&br()戦士は“死に様”ジタバタするな!!}}}

#center{&sizex(5){&bold(){&color(violet){この怒りを食らっておれは!!!&br()“世界”を滅ぼしてやる!!!}}}}


と堂々と宣言した。
多くの動物達がその後も自身を助けに来るが、軍子によって返り討ちにされ、今度は自分が痛めつけられてしまう。
それでもなお、挑発的な態度を取って頑なに勧誘を拒否した。

そして、シャムロックがシャンクスと容姿が瓜二つであることに気付き、シャンクスとの関係について問いただす。
シャムロックからシャンクスは自身の双子の弟であることや彼の素性について明かされ、それに対して&bold(){&color(violet){「兄弟揃っておれに恨まれるってのも面白ェ話だな…」}}と返し、鎖が外れた時にはダチの運命を見届けて背負った身として、報復する事をシャムロックに告げる。
それに対し、シャムロックはサーベルから出したケルベロスをミサイルの様に飛ばし、&bold(){&color(#990009,black){「生きていられたらいつでも殺しに来い」}}と餞別の言葉をロキに向ける。
口から刀身を出したケルベロスを向けられ胴体を串刺しにされてしまい、更なるダメージを受けてしまう。

しばらくして、アウルスト城にてギャバンから鍵を貰ったルフィとゾロがやって来るが、その時は気を失いそうになっていたものの辛うじて息はあった。
ロキの悪評ゆえにまだ信用が出来ないゾロは傷口を蹴って重傷が演技ではないこと、血が偽物ではないことを確認し、能力者である事を警戒しつつ[[海楼石>海楼石(ONE PIECE)]]が含まれた錠を左足だけ付けたままロキの解放を行う。
そこに、ロードから洗いざらい事情を吐き出させたハイルディン達新巨兵海賊団とゲルズを守るため同行した[[サンジ]]が&ruby(スヴァル){雲舟}に乗って、直様現場に駆けつけハイルディンはルフィにロキの解放を止めてもらうように頼む。だが、時既に遅く解放されたロキは不敵な笑みを浮かべ立ち上がり、自身の武器である&ruby(ラグニル){鉄雷}を手に取っていた。

&bold(){&color(violet){「エルバフを救いたきゃすぐに最後の錠を外せ」}}とルフィ達に迫り、鉄雷で宝樹アダムを叩き落雷を引き起こして着火させた。
だが、蓄積していたダメージによって体力の限界を迎えていたため、ルフィの腕風船で膨らませた拳で軽く押されて倒れてしまう。((ゾロ曰く「うまく行けば逃げ出してどっかでぶっ倒れる予定だった」との事。))ハイルディンに「こいつが何者でも見殺しにしたくない」とルフィは説得し、村へロキを連れ帰る訳にはいかないため簡易ベットを作って両手両足を拘束したまま冥界で治療を行う。ゲルズ曰く、完治には3ヶ月かかるらしい。
その折に、父ハラルドとの思い出やロキから虐げられていた過去を振り返り、我慢が出来なくなったハイルディンが戦斧をロキに振りかざそうとした際に周りの森を確かめさせた上で、&bold(){&color(violet){「おれが本当に殺意をもって親父を殺したなんて思ってねェよな」}}とハラルドを殺した理由が別にあることを仄めかす。

暫くはルフィの荒療治ありきの看病で体を休ませていたが、陽界からヤーさんことスコッパー・ギャバンとチョッパーが落ちてきた事を感知。
その最中、モサ公から再び連絡が入り、「当分電伝虫をかける事ができなくなりそうで…」と報告され、また恐い目にあっているのではないかと思い何が起きてるのかを聞くが、「心配しないで」と言われ、お礼をされて通信を切られた。
更に、陽界から放たれた[[デタラメな覇気>イム(ONE PIECE)]]を感知し、&bold(){&color(violet){「必要だよなァ!!!おれの力!!!」}}と錠を再び解くように迫る。
当然ハイルディンはこれを拒否するが、ここでルフィがロキを一味に勧誘。

エルバフにとってロキが不要であるのなら、海賊として自分が連れて行ってもいいし、そうすれば自由にできると述べるルフィだが、ハイルディンはもちろんゾロとサンジ、さらにロキ自身も反対したことでお流れ。
だが、これを聞いていたギャバンがロキを解放するよう促し、これを受けて冥界に残ったハイルディンと、シャンクスの名を聞いて興味を示したルフィに対し、14年前の真実を語り始める。

***14年前
事件の起きた日、ロキはハラルドの命を受けてヤルルと共にアウルスト城に参じていた。
あからさまに嫌味な対応する使用人を踏み潰しつつ、ヤルルと話をしながら王の間に到着。
だが――――。


#center{&sizex(5){&bold(){&color(violet){え!?? 何やってんだお前らァ!!!}}}}


そこにあった景色は、&bold(){明らかに様子のおかしくなったハラルドと、彼を囲んで八方から武器を突き刺す兵士たちという惨状}であった……。


*&color(violet){【人間関係】}
・ハイルディン
唯一の肉親だが、兄弟仲は最悪といっても良い程に殺し合いに発展する程。
というのも彼の母親のイーダはエルバフの出身ではなく南の海のサムワナイ島出身であり、ロード達曰く「エルバフの掟でエルバフの者では無い者は王家として扱われずに冷遇される」と迫害されていたようで、ロキもまた彼を兄と認めず穢れた血を引く「落とし子」として見ていた。村を冥界の獣達と襲撃した時に村を守るため立ちはだかったハイルディンを傷つけるが、彼を心配するために集まってきた友人達を見て「弱虫同士なれあいやがって!!」と毒を吐くが、その時のロキの表情は舌を出しつつも汗をかいているといった何処か無理をした様子であった。
ハイルディンも「父親殺し、尊敬していたヤルルの殺害未遂」の一件で「救いようのない悪党」と唾棄している。
ただしハイルディン自身は「巨兵海賊団」の者たちとの鍛錬の末に「新巨兵海賊団」を立ち上げれる程の実力とエルバフの民衆からの信頼を得るようになった。

・ハラルド
14年前に自らの手で殺害した実父。
ただしハイルディンの問いかけに対して「まさかお前までおれが本当に殺意を持って親父を殺したなんて…思ってねェよな」と何か実情がある模様。
14年前の彼から呼び出しの声があった時には、共に来たヤルルに父親の事を「世界政府に魂を売った男」と吐き捨てていた。

・エストリッダ
ロキの母親。ロードらによるとロキを産んで程なくして死亡。
彼女の死を引き金にロキ関連による王族の不幸が立て続けに起きているのでエルバフの民たちから「王妃の死から始まるロキの呪いだ」と言われている。
当の彼女は産まれたロキの見た目に畏怖し、死産とするためにロキを冥界に捨てた。
また、「ロキが将来ハラルドを殺す」という予言は、彼女の狂言によるものだった。
死の間際までロキを愛する事なく悪災の全てを「ロキの呪い」として吹聴し、我が子を嫌い苦しみながら死んでいったととの事。
ハイルディンを「落とし子」として見下していたロキであったが、自分も産まれた瞬間に母により冥界へ投げ落とされた事を考えるとなんとも皮肉なものである…。

・ヤルル
元巨兵海賊団船長。
ハラルドの殺害事件の現場にいたようで、頭部に剣を突き刺す深手を負わせている。
「他国との交流、学校設立による歴史や文学などの知識を得る」という平和主義への意向を考えていたようで、ロキからは「エルバフの戦士としての失って平和ボケした巨人族の子どもらが出来ている」と非難されていた。
ヤルル自身はロキの暴言に対しては「それもまた時代」と諫め、過去の悪行に「[[ニカ>ニカ(ONE PIECE)]]になろうとしてやった行為」と擁護していたりと劇中では数少ない理解者。

・モサ公
電伝虫でロキと通話していた謎の人物。
ロキ曰く「見たことも会ったことも無いが、何の因果か長い間&ruby(ダチ){友人}」。
ロキの暴言に「その乱暴な言葉の裏に優しさがある」と擁護しているが、その都度に彼から怒りを買われている。
とはいえロキからしたら数少ない理解者として気にかけていたようで、「しばらくは連絡できそうにない」とモサ公の言葉を聞いたときには理由と居場所を聞き返そうとして心配されていた。

・ロックス・D・ジーベック
憧れの人物。
かつてエルバフに来訪した時には入団したいと申し入れるも「お前みてェなガキに会いに来たんじゃねェ!」と一蹴され、彼と決闘を申し込むが敗北((巨人族ながらも子どもだったので付き人の一人だった[[白ひげ>エドワード・ニューゲート]]は「チビ助相手に刃物はねェだろ」と苦言を呈していた。))。
その後、ロックスはゴッドバレーの地で死亡し、彼を殺した世界政府を嫌うことになった。

・シャンクス
6年前((なおシャンクスが世間から[[四皇>四皇(ONE PIECE)]]と称されるのはこの頃))に彼を捕まえた男。
そのため彼のことを恨んでおり、ルフィに対しては「腰抜けの海賊」と侮蔑する言葉を吐き捨てた。
結果的にシャンクスの事を悪くいうロキに「ギア4」の一撃による脅しを受ける羽目になる。
シャンクスの現在の居場所を知っているようだが果たして…?

・ルフィ
偶然出会った新四皇の海賊。
上記のようにシャンクスの一件でぶん殴られそうになるも互いに冷静になったことで、取引を持ちかける。
ルフィ自身はロキの強さに興味を示していたのか「おれはコイツの戦うところが見たい」と語り、ハイルディンからロキはエルバフの大罪人と言われた時には「ならおれの船に乗れよ。ここ(エルバフ)に居場所はないだろ?」と勧誘する程。
共にいたゾロとサンジからはロキの巨体故のサニー号の乗船不可と食糧問題で反対され、当のロキからは「おれがテメェの子分になるわけねェだろ!!!」と拒否されたが。

・スコッパー・ギャバン
元「ロジャー海賊団」の一人で、レイリーと双璧をなす実力者。
現在はエルバフ出身の女巨人のリプリーと結婚して暮らしている。
ロキの悪行を知っているが、14年前のハラルド殺害事件の際にアウルスト城から異常な覇気を感じ、シャンクスと共に現場に駆けつけてそこで何かを見たようでハイルディンにロキの錠を外すように懇願していた。

・シャーロット・ローラ
ビッグ・マムの娘。
彼女に一目惚れして求婚を申し込んだ。
ローラ自身はロキの事を悪く思ってなかったようだが、リンリンに政略結婚((長年の巨人族との確執解消とエルバフの兵力の掌握による戦力増強))として利用される事には「自由な恋愛と結婚がしたい」と望んでいたローラは良しとせずに出奔してしまう。
ローラは最終的に[[とある海賊団>カポネ・ベッジ]]の者と結婚したのでロキの想いは叶わぬものになった。
なおこの一件はローラの姉のシフォンからナミは聞いたのでナミがロキと出会った時に触れられると思われる。

・世界政府
上記のロックスを倒した組織として毛嫌いしている。
どのくらい嫌ってるかというと回想シーンにて「父親が政府側につくなら敵対してやる」とヤルルに吐き捨てたり、「神の騎士団」の勧誘にも彼らを「ゴミクズ」と皮肉を混じりつつ断った。


*&color(violet){【余談】}
**&color(violet){◆元ネタ}
元ネタは、北欧神話にて登場する悪戯好きの神「[[ロキ>ロキ(北欧神話)]]」から。
また、エルバフの巨人族がヴァイキングをモチーフとしていることや身内殺しの逸話の共通点などから、血斧王エイリークの要素も組み込まれているのではないかと言われている。
武器の巨大ハンマーの&ruby(ラグニル){鉄雷}の元ネタは、「[[ラグナロク]]+[[ミョルニル]]」が由来と思われる。

**&color(violet){◆シルエット}
シフォンの回想シーンでローラにプロポーズをしていたロキのシルエットは、今の巨大な体格と違って&bold(){随分とずんぐりむっくりな体型をしていた}。
シルエットと実際の姿は違うというのは[[前例>カイドウ(ONE PIECE)]]があるため、この頃はデザインがまだ定まってなかったといった所だろうか。
&s(){もしくは振られたショックで痩せたのだろうか?}





#center{&sizex(5){&bold(){&color(violet){項目を荒らされた怒りを食らっておれは!!&br()項目を追記・修正をしてやる!!!}}}}

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- よく考えたら赤髪の現在の場所とか知ってるはずないのに、情報小出しにして解放する様に要求している時点で厄介なことをしている……  -- 名無しさん  (2025-03-16 13:24:59)
- ローラのこと言ったら友好関係築けたりしないかなあ…  -- 名無しさん  (2025-03-16 13:28:48)
- オラオラ系なカッコ良い見た目だけどローラに花一輪持ってプロポーズしたシーンがよぎるせいで何か微笑ましい気持ちにさせられる  -- 名無しさん  (2025-03-16 15:53:50)
- 父親がある政府と何らかの関係(邪悪)の疑惑掛けられてるから実はロキの奇行も何かしら理由あるのかな?  -- 名無しさん  (2025-03-16 15:59:22)
- ↑たぶんロキの過去編で父側に問題と野心があったみたいな描写が来ると思ってます。  -- 名無しさん  (2025-03-16 18:21:56)
- 悪魔の実を食ったのも政府に渡さないためとかあったりしてね  -- 名無しさん  (2025-03-16 19:13:51)
- 父親のこと本当はコロしてないんじゃね…?  -- 名無しさん  (2025-03-17 00:22:07)
- いくらなんでも今のルフィが何の警戒もせず解き放つなんて事はしないと思うから純粋にイイ奴なのかなって  -- 名無しさん  (2025-03-17 10:35:59)
- あまりにも悪役として描かれすぎてるからなぁ。実は父親が国のためとはいえヤバい悪魔の実を世界(政府)に引き渡そうとしたので止む無く妨害したらCPの妨害で・・・、みたいなオデン的偽悪者のパターンもありうる  -- 名無しさん  (2025-03-17 10:45:31)
- 麦わらの一味最後の仲間になるとかそういうのはないかな?あとはもうラフテルと最終決戦ぐらいしかイベントなさそうだし仲間に巨人がいても問題なさそうだし  -- 名無しさん  (2025-03-17 20:16:41)
- ルフィに誘われるも一蹴して、最終決戦の時にヤマトと一緒に駆けつけそう  -- 名無しさん  (2025-03-18 09:11:40)
- 例のラクガキの第三世界にロキっぽい巨人いたから多分協力関係にはなるんだろ(ハイルディンの可能性もある)  -- 名無しさん  (2025-03-19 15:20:12)
- そう言えばニカの元ネタの一つマスクはロキの仮面だったな  -- 名無しさん  (2025-03-20 14:13:07)
- 拘束されてるのになんですぐ近くに武器があったんだろう……ミョルニルみたいに手元に戻る特異な能力でもあるのかな  -- 名無しさん  (2025-03-22 11:03:03)
- ローラに惚れて、シフォンと見抜いてる時点で割と信用できる  -- 名無しさん  (2025-03-22 16:20:07)
- ↑2 悪魔の実を食わされた武器、或いは純粋に重すぎて巨人族でも持てなかったのでは?という考察を見たことが…  -- 名無しさん  (2025-03-22 16:27:49)
- 彼もルフィの幼なじみだったら腰抜け海賊発言で殴られずに済んだのに…  -- 名無しさん  (2025-03-22 16:40:43)
- フランキーの時みたいに印象イマイチから良くなっていくと思ってる。  -- 名無しさん  (2025-03-22 18:11:57)
- ロキが食べた悪魔の実が何なのか気になる。仮に麦わらの一味に加入するなら、チビチビの実(ゲームやアニオリに出てきたアレ)だったりして? ルフィ達と行動しやすくするという意味もあるけど。  -- 名無しさん  (2025-03-22 18:22:05)
- 殺意なくなので殺しはしたけど憎いとかじゃないかも  -- 名無しさん  (2025-03-31 18:28:44)
- 飛んだ憧れの海賊いたんだな…しかもソイツ容赦なしすぎるし  -- 名無しさん  (2025-04-07 01:12:46)
- 声はなんとなく松岡禎丞さんあたりを想像している。  -- 名無しさん  (2025-04-19 16:41:12)
- シャンクスを馬鹿にした時にルフィがギア4を使っていたのがちょっと違和感を感じた。ロキの強さを理解していたのはいいとしても、怒っていた割に腕力よりも弾性で大ダメージを与えようと考えて殴った事に妙な冷静さを感じたから。  -- 名無しさん  (2025-04-19 16:58:51)
- ↑ルフィの地雷を踏みまくったウタは殴られなかったのに、冗談言っただけのロキはギア4でぶん殴られるなんて…  -- 名無しさん  (2025-04-19 17:24:35)
- 友達と全く知らない奴とを同列に語るのは流石にね。ギア4は単純に巨人相手に怒って殴ったというのを分かりやすくするための演出というのもありそう。  -- 名無しさん  (2025-04-21 11:39:55)
- まだ誕生直後なのに、過去が過去一エグい(チョッパーが近いか?)  -- 名無しさん  (2025-06-30 03:10:13)
- ↑普通だったらエルバフへの復讐鬼ルートになりそうなのにすげえな…  -- 名無しさん  (2025-06-30 17:38:37)
- モサ公のは誰だろうな。  -- 名無しさん  (2025-06-30 18:48:37)
- 母親から捨てられるって経歴は珍しいな  -- 名無しさん  (2025-07-01 12:21:13)
- ↑×7 まだ実力を見せてないけどハイルディンより強いハズなので期待できる。たぶん船に乗るなら体の大きさを変えられる悪魔の実の能力者だと考察されてる。  -- 名無しさん  (2025-07-01 19:03:58)
- 母親に捨てられたが、異形感がやや薄くて捨てられるほどかと感じるのはなんかな……目の色が不気味ならそういう言動が出そうだし  -- 名無しさん  (2025-07-01 20:06:55)
- 実は元四皇だったりするんかな  -- 名無しさん  (2025-07-13 17:33:19)
- 今の過去編でハラルド王の事件の真相も描かれるハズ。  -- 名無しさん  (2025-07-13 18:25:56)
- ロキにとってロックスは生まれて初めて出会った生きる指針、生きることに意味を見出していなかった彼にとって「ああなりたい」というモチベーションになった存在ってことか  -- 名無しさん  (2025-07-21 12:05:27)
- ハラルドの過去編が=ロキの過去編に直結してる。  -- 名無しさん  (2025-07-22 18:13:16)
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