登録日:2011/08/03(水) 22:15:13
更新日:2024/03/20 Wed 18:47:55
所要時間:約 9 分で読めます
まんが日本昔ばなしは、愛企画センター、毎日放送、グループ・タック制作のTBS系テレビアニメ。
最高視聴率は39.6%。
30分の放送時間がAパートとBパートに分けられ、日本各地に伝わる昔話・民話を一回の放送で計二作放送するというスタイルをとり、
数々の名作を送り出した国民的アニメである。制作された昔話は「桃太郎」のようにメジャーなものからマイナーな地方物まで幅広い。
市原悦子と常田富士男の両名が、ナレーターを始め二人だけで何役もの声を巧みに請け負っている。
プロのイラストレーターやアニメーターを起用した作画や様々なジャンルを織り交ぜた無国籍音楽の使用により、
子供向けという枠に納まらない独特の作品世界を作り出した。
放送期間
75年01/07~75年03/25(MBS、NET)
76年01/03~94年09/24(MBS、TBS)
94年10/01~00年03/25(TBS)
94年10/01~01年11/24(MBS)
94年10/01~03年09/27(CBC)
05年10/19~06年09/27(MBS、TBS)
このアニメを語るにおいて、忘れてはならない事がある。
それは……
である。
スタッフに関しては作品毎に異なっているため、それぞれ作風も異なっている。
そのため内容が怪談であっても作画や音楽のおかげでそれほど雰囲気がおどろおどろしくなく、子供でも見られる話に仕上がる場合も。
が、逆に
の三拍子が揃ってしまった話の場合、そのトラウマ指数はとんでもないものとなる。
なお、怪談はもちろんだがそればかりでなく、後味の悪い所謂
鬱展開のためにトラウマとなるような話も存在する。
幼稚園や小学生時代、何気なく見ていた一つの話が強烈に印象深く刻まれている人も多いであろう。
放送倫理やら何やらが今ほどうるさくなかった事もあり、当時はお食事時にさも当然のように首チョンパしたりなんかしちゃったりしてたものである。
忘れてならないのは、『まんが日本昔ばなし』に取り上げられたからといって、それらの話が「原典通りの内容とは限らない」こと.
そして「そもそも原典が存在しない話もある」ことなのだ。
前者に関しても、「原典の方がオチや救いがあったりスッキリする話」という場合もある。
<主なトラウマ回>
「こんなんだったかい?」でお馴染み、のっぺら坊の話。おいてけーおいてけー
vs狐。全部ドッキリでした。
vs猫。多くの子供に水と猫への強烈なトラウマを植え付けた。
時をかける葬式。昔話にも関わらず、タイムリープ設定のある問題作。
救われない猟師と猟犬。
鬱END①
救われない善良な村人。彼が何をしたって言うんだ・・・。
鬱END②
救われない貧しい少女。
鬱END③
救われない被迫害少年。
鬱END④
山中で修業する三人の尼さんが、食べ物欲しさに狂気に堕ちていく狂気系トラウマ回。作画はぼのぼの。
じわじわ来る最恐回候補。
怖いというか演出がビビる。
本当にビビる。絶対ビビる。
婆さんが茸に呪われる話。
おらたちゃばーばの家がええー
逃げても逃げても、どこまでも追いかけてくる機織姫。スケスケの着物が拝める。
薄物の下の盛り上がったおっぱいと丸みを帯びた白いお尻が見える。
弥十がある意味エロガキ。
「やめなされ・・・やめなされ・・・惨い殺生はやめなされ」
怪しげな男の忠告を無視し、川に根を流して魚を捕った男達。
川の主であろう大イワナの腹を捌くと……。
よい子は絶対真似しないでね!
救われないお爺さんお婆さん。
鬱END。
死んでも尚「爺さん、おるかい」と呼び掛け続けるお婆さんの話。意味深なラスト。
怪談の代表作。耳が千切れる場面は世紀末でもおかしくないレベル。
ヤンデレとはまた違った、愛しすぎた娘の話。行動がもはや化け物にしか見えない。
ニヒル坊さんvs赤さん
卒塔婆で家を建ててはいけません。
網にかかる無数の髑髏。
とにかく気味悪い。しばらくは木の実や種がトラウマになる。
ご存知百物語。百話目の後……
死にはしないがマジキチEND。
ひしゃくをくれー
トラウマオブジイヤー
誰が見ても怖い。夜には絶対に見てはいけないと思う。ラストも注目。
もちろんだが上記のようなトラウマ回ばかりでなく、和やかなホンワカ回もたくさんある。
中には母乳を噴出しちゃう昔話や、巨乳化&授乳ENDを迎える昔話もあるよ!
<主なホンワカ・和み回>
不思議な小僧さんが、怪我をした息子に代わって田植えを手伝いに来てくれる話。終盤での音楽の変わり様にビビる。
モーターボートが出てくる昔話。
猫と貧乏人によるトムとジェリー。すり鉢をなめたらそりゃそうなる。
萌えるとにかく萌える。
食欲をそそる大根①
食欲をそそる大根②
タイトル以上でも以下でもない。
物騒な作品名の割に、心が温まる話。親はーいらんかねー、親はーいらんかねー
もちろん、笑える話もたくさんある。
<主な笑い回>
ご近所壮絶バトル。
おまわりさんこいつです。
3人の亡者が地獄で大暴れ、閻魔大王もカンカン。
ホモガキ御用達。人によっては、ほのぼのともトラウマとも取れる。
怖い話ばかり見ると、夜まったく眠れなくなったり、大人になってからトラウマとなる人も多いとか。用法・用量を守って正しく楽しく御鑑賞下さい。
なお、これまでにもビデオなど商品化はなされてきたものの、未だ全1471作品の全てが商品化した訳ではないのが実状。
──こうしてwiki篭りは、自分の命を犠牲に項目を追記し修正した。
以来、その場所はアニヲタwikiと呼ばれるようになったという事じゃった……。
- 根流しすっぺ -- 名無しさん (2013-10-06 00:18:22)
- >夜中のおとむらい これの何が問題作なんだ?浦島太郎なんざタイムスリップしてんだぞ -- 名無しさん (2013-10-06 00:49:08)
- DVD全話収録なんてしてくれたら神だわな。 -- 名無しさん (2013-12-01 15:36:07)
- 爺さん婆さんの世話してた大蛇の話には泣いた -- 名無しさん (2013-12-30 20:48:17)
- 双子の兄弟愛を書いた「寿命のロウソク」は大好き!(落語のような怖い話ではない)しかし「飯降山」は怖かった何のために天がおにぎりを三人に与えたんだ? -- 名無しさん (2013-12-30 22:06:59)
- しゃれこうべの歌という話が怖かった、金欲しさに友人を殺すから・・・・。 -- 名無しさん (2013-12-30 22:12:35)
- ↑×2 俺は「このおにぎりといつも集めてる食料を合わせたらいいくらいになるよ!これ食べてもっと頑張ってほしいなあ」って事だったと解釈してる -- 名無しさん (2013-12-30 22:19:58)
- 『夢を買う』好き。「夢を見るのは楽しいこと」って言葉が印象に残った -- 名無しさん (2013-12-30 22:24:32)
- 「お地蔵様の首」という話が印象的。乱暴者のお地蔵様の首を落としてその首が巨大化して洞窟に男を閉じ込めるという話なんだけれど・・あるサイトで「村人が乱暴者を殺してそれをお地蔵様のせいにしたのがこの昔話」それを見たときコッチのほうが背筋が寒くなった。 -- 名無しさん (2013-12-31 10:07:58)
- 「爺さん、おるかい」最初は怖かったけどちゃんと閻魔様が生きられることを爺さんにつたえてそれほど怖くは無かった。閻魔様って意外と優しいんだな。 -- 名無しさん (2013-12-31 10:22:14)
- ↑9 自分の葬式を見てしまうなんて怖いでしょう・・・・。 -- 名無しさん (2014-01-01 11:46:25)
- トラウマ回は意外と木こりが受難に合う話が多いのだが昔の人は木こりになんぞ恨みでもあったのか? -- 名無しさん (2014-01-01 11:48:43)
- 「飯降山」で疑問があるのだが、火を焚いて鳥を食べたのは誰なんだ? -- 名無しさん (2014-01-24 11:10:26)
- ネット上で一番有名なのは「イワナの怪」かな…(主に淫夢ネタで) ただアレもオチが発狂死っていう後味の悪い終わり方なんだよねぇ -- 名無しさん (2014-01-26 01:03:49)
- 『三枚のお札』は、小僧が「ヤッホ~助かった~、ざまァみろ~バイバ~イ」なんて台詞を言うわ、ギャグ漫画ばりに目玉が飛び出す演出があるわ、スタッフもかなりはっちゃけていたと思う -- 名無しさん (2014-01-26 01:10:00)
- ↑2 そういえばホラー漫画家の日野氏もイワナの怪を講談社で描いていたんだよな。こっちも全員発狂死・・・・。 -- 名無しさん (2014-02-11 20:43:58)
- 小学校低学年ぐらいの頃に観て、怖かった作品があるけど名前が思い出せない… 男女が小屋で暮らしてて、あるとき女の方が小屋を猛ダッシュで去って行く…んだけど走るあいだに犬耳が生えたりして、どんどん獣っぽくなって最終的には犬みたいな獣になっちゃう。追いかけてきた男が「戻ってこーい」って虚しく叫んでる場面で終わるやつ。題名なんだっけ? -- 名無しさん (2014-02-22 14:16:09)
- 最近、DVDになったようですね -- 閲覧者 (2014-02-27 03:18:44)
- 怖い話のほうが多いような気がするのだが最終回も「飯降山」だし。 -- 名無しさん (2014-03-29 22:03:01)
- また地上波で放送してほしいな。 -- 名無しさん (2014-05-04 02:54:33)
- 飯降山の絵いがらしみきおっぽいなーと思ったらキャラデザ本人だった件 -- 名無しさん (2014-07-08 20:26:23)
- 葬式の夜番を頼まれたら、棺桶から青白い腕が伸びて来て供物の団子を一つ一つつまんで行く話がすげー怖かった。タイトル忘れたけど。 -- 名無しさん (2014-09-23 10:38:05)
- 個人的には「すり鉢をなめた猫」もトラウマ物だと思うのだが・・・・。 -- 名無しさん (2014-09-23 11:06:48)
- とろかし草という話があったのだがこの話が最もトラウマかもしれない。 -- 名無しさん (2014-09-23 11:08:29)
- フクハラ・ヒロカズ作画回の猫ちゃん大好き。 -- 名無しさん (2014-10-05 11:26:05)
- 根流しすっぺ -- 名無しさん (2014-11-04 01:42:38)
- 何だっけ。「○○(主人公の名前)や首外せ」は色々怖かった。墓標か何かに使われてた木材を自宅の柱に使ったら毎晩悪夢見る話 -- 名無しさん (2014-11-04 10:43:47)
- ↑万吉!上の項目にも描かれているよ。 -- 名無しさん (2014-11-04 11:53:26)
- 「親を買う」買った夫婦はいい人達なのに実の子の方が「金・遺産・財産」って・・・シビアだな。 -- 名無しさん (2014-11-04 12:01:50)
- 「飯降山」だが本場福井県では「三人の尼さん」というライトな名前になっているが内容がアニメより怖い。一番上の尼が冬に生き延びたのは「死んだ二人の尼の肉を死体を生めた場所から掘り出して食っていたから」という話が付け加えられている。 -- 名無しさん (2014-11-14 12:30:35)
- 十六人谷は、本当に怖かった。リアルタイムで観ていたから、夜中本当にトイレに行けなかった・・・。 -- 名無しさん (2014-11-17 22:43:57)
- みちびき地蔵と言うのもかなりゾクっと来るものがある。 -- 名無しさん (2015-01-03 09:47:14)
- 坊や~よい子だ♪マンガニッポンムカシバナシ(高い声)~かわりなく~♪ -- 名無しさん (2015-01-03 10:20:24)
- ↑7あー本当だ。有り難う。 -- 名無しさん (2015-01-03 10:22:25)
- 「チロリン橋」て話が一番悲しい。救われない幼女・・・(;_;) -- 名無しさん (2015-01-03 18:01:16)
- 何故トラウマ物の内容がPTAに喜ばれるのか・・・・。 -- 名無しさん (2015-01-03 19:34:51)
- チロリン橋だが疑った連中に天罰がくだらないというのは不条理すぎるだろう!! -- 名無しさん (2015-01-05 13:17:03)
- 昔小学校で流行った替え歌「ぼうや~良い子だ金だしな!金が無いなら服脱ぎな!」・・・・・。小学校でなんちゅう・・・。 -- 名無しさん (2015-01-05 15:09:57)
- エロスとホラーに満ち満ちた「鬼怒沼の錦織姫」が一番トラウマ。姫の可愛さには正直惚れたが、ラストがかなりえぐい。主人公あれ発狂しただろ…。 -- 名無しさん (2015-01-26 20:33:55)
- キジも鳴かずば、は私も覚えている。 -- 名無しさん (2015-01-31 13:41:49)
- 加茂湖の主 祟りじゃああああと叫びたくなる -- 名無しさん (2015-03-17 23:25:10)
- 細かい事言うようだけど、イヤーの前につくTheはザであって、ジじゃねーぞ(ジになるのはA、E、I、O、Uが頭文字の時) -- 名無しさん (2015-07-19 21:35:17)
- 現在、時代劇専門チャンネルで土曜にセレクション放送が放送中 -- 名無しさん (2015-07-20 01:50:25)
- 幽霊船と被るが個人的に佐吉船が俺の最大のトラウマ -- 名無しさん (2015-07-20 02:49:05)
- 三枚のお札で、山姥がガンダムの効果音で小さくなったときは吹いた -- 名無しさん (2015-07-30 22:01:21)
- 火ともし山はどちらかと悲しい系だとおもうけど。 -- 名無しさん (2015-07-30 22:25:23)
- テレ東のアレについては書いておくべき? -- 名無しさん (2015-07-30 23:39:51)
- かちかち山の撲殺シーンが、地味に怖い -- 名無しさん (2015-09-27 20:22:19)
- 日高峠の大きな手は結構なトラウマ回だと思う。 -- 名無しさん (2017-01-22 18:45:50)
- 食い物がめっちゃ美味しそうに見えてくるアニメでもある。茶碗からはみ出るほど盛られた御飯に、鍋物に -- 名無しさん (2017-01-22 20:16:18)
- はるか上の「昔の人は木こりになんぞ恨みでもあったのか?」に対してだけど、材木になる木が生えている山へと頻繁に入りつつ、里との交流が頻繁なのが木こりだったからではないだろうか。近代機器のない時代の山は正真正銘の魔所だった -- 名無しさん (2017-01-22 20:57:08)
- 「絹の禅」じゃなくて「絹の褌」だろ -- 名無しさん (2018-05-15 18:25:56)
- 常田さんお亡くなりになったのか、合掌 -- 名無しさん (2018-07-19 17:57:54)