圧し切り長谷部(名刀)

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圧し切り長谷部(名刀) - (2014/01/25 (土) 22:07:09) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/26(金) 23:46:02
更新日:2022/03/09 Wed 03:00:08
所要時間:約 2 分で読めます




戦国時代の刀匠・長谷部國重が作製した名刀。

織田信長の愛刀である。

信長に対して無礼を働いた覩内という名の茶坊主(現代で言う料理人)が、余りの恐ろしさに膳棚の下に隠れたので、信長が棚ごと圧し斬ったという逸話から『圧(へ)し切り長谷部』という名が付いた。

さすがこの信長、ノリノリである。


ちなみに「圧し斬る」とは『振りかぶらずに、刀身を当てた状態で押し斬る』という意味。
もし茶坊主の逸話が本当なら物凄い切れ味の刀である


刃渡りは73cm、やや長く、刃身も直刃ではなく結構な反りが入っており、刃紋は「ど波」(垂れ波)。直刀の刀が多い当時の名刀としては異質な部類に入る。

また長谷部國重自身も相模式(足軽の装備する刀を主に生産していた)鍛治師であり、これまた異質なものとなっている。


信長はこの刀の他に、大般若長光や長篠一文字などの名刀を所持していたが、一番大事にしていたのは、この圧し切り長谷部であった。


この刀は後に信長から羽柴秀吉(豊臣秀吉)、更に秀吉から黒田長政、そして黒田家代々の当主に受け継がれた。
現存する書物の中には、信長から黒田如水へ褒美として渡されたとする物もある

ちなみに現存しており、福岡市博物館に展示されている。
同博物館には漢委奴国王の金印や、日本三大槍の一つの日本号などの何気に有名どころが展示されている。


【ゲームでの圧し切り長谷部】

大体は天下五剣より価値が低い不遇の剣。
しかも所有者が所有者なので、結構手に入り難い…



無双シリーズ
織田信長の武器として登場。
シリーズを通して信長の二番目の武器である。
よっぽど運が高くない限り、もしくは OROCHI シリーズでもない限り、システム上大したステータスはしていない。思い入れが無い限りはそうそうに第三、第四武器にとって変わられる。
グラフィックはつねに青紫色の炎のようなオーラを纏っており、振るとなんとなく電子音っぽい風切り音がする。



信長「追記修正せぬとな…?叩っ斬るがやぁぁぁ!」



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  • 長谷部、焼きそばパン買ってこいよ -- 名無しさん (2013-12-27 10:22:06)
  • クロカンにプレゼントしたったのか
    信長様 -- 名無しさん (2014-01-02 13:54:04)
  • 黒田「赤松従属するんで使者で来ました」
    信長「ご苦労 褒美だ受けとれい つ長谷部」 -- 名無しさん (2014-01-25 22:07:09)
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