登録日:2010/04/11(日) 04:12:23
更新日:2024/01/04 Thu 02:33:06
所要時間:約 5 分で読めます
Never More
作詞:目黒将司
作曲:目黒将司
歌:平田志穂子
Never Moreは日本の平田志穂子の曲、及びPS2専用ソフト「
ペルソナ4」のEDテーマ曲。
Persona4 Original Soundtrackに収録されている。
この曲は前述の通り、ペルソナ4のEDテーマ曲である。
主人公が仲間達と過ごした1年、そして仲間との別れ、新たなる旅立ちをイメージした曲。
ペルソナ4では多くの曲が英語で歌われているが、この曲は日本語で歌われており、他の曲とは違い「公式のきちんとした日本語の歌詞」が存在する。
(英語歌詞の戦闘曲やOPテーマには公式から明確な和訳歌詞は出されていない)
その為、今までボーカルが英語で歌っていたBGMを聞きながらプレイし、クリア、EDまで来たプレイヤーにとっては、
すんなり脳に入ってくる平田志穂子の柔らく、それでいてはっきりと確かに響いてくる日本語の声に驚いただろう(少なくとも筆者は)。
全ての事件、謎を解決し、主人公が仲間に見送られながら電車に乗る所で流れるこの曲(真エンド)。
曲が流れて思わず涙したプレイヤーもいるのではないだろうか。
そして、サントラが発売され公式から歌詞が出、歌詞を見て理解し、もう一度聴いて涙した人もいるだろう。
序盤では主人公達の戦いや、学校生活の日常について歌われている。
そして中盤、別れの部分。
「このまま電車のれば
二度と会えない気がして」
EDでは笑顔で、悲しいような表情をしていなかった主人公。
しかし、実はやはり不安で、戸惑う気持ちでいっぱいだった。
そんな主人公の隠された心情等が歌われている。
終盤では
「忘れないよ、大事な
みんなと過ごした毎日
暗い闇も一人じゃないよ」
「キミの声がきっとそう、僕を導くよ」
自分を支えてくれた仲間の声が、旅立ちに戸惑う自分を導いてくれる。
これから先も一人じゃない、みんながいる。
そんな旅立ちへの主人公の新たな気持ちが歌われている。
…とまぁ、筆者の勝手な解釈をつらつらと書き綴ってしまったが、全体のイメージとしてはこんな曲である。
人それぞれの解釈はあるであろうが、
仲間達と過ごした1年、別れ、旅立ちを歌ったこの曲。
まさに、ペルソナ4のEDテーマとしてふさわしい、素晴らしい曲ではないだろうか。
当の主人公はその後もちょくちょく稲羽市に戻ってきてるんだけどな
少なくともGWと夏休みには戻ってきている
因みによく、前作のペルソナ3ED「
キミの記憶」とどちらのボーカルが上手いか、
どちらの曲が素晴らしいか、等と色々比較されたりするが、この曲はペルソナ4のEDである。
ペルソナ3のEDとどちらが素晴らしいか、等と作品を越えて比較するのは門違いである。
「Never More」はペルソナ4のEDとして、
「キミの記憶」はペルソナ3のEDとして、
どちらも両作品のEDとして、素晴らしい曲である。
それを単体で持ってきて「こっちのが良曲」とか「そっちはおかしい」とか、
変な言い合いをするのは、曲に対しても、歌っている両人にも、目黒氏にも失礼だろう。
アニメ版最終回、及び真の最終回のラストでもこの曲が採用された。相変わらずの涙腺崩壊ソングとしてクライマックスを彩っている
なお、「輪廻転生」というサウンドトラックにはアレンジ版が収録されている。
合唱っぽいこのアレンジと曲の意味がマッチし破壊力が更にあがってるのでこの曲が好きな人は必聴。
ザ・ゴールデンの真エンドはこの輪廻転生verが使用されている
流れるタイミングのせいで曲の意味が色々変わってしまっているが気にしてはいけない
こちらはザ・ゴールデンの追加キャラであり、真の自分を取り戻したマリーを意識した曲とも思える
追記・修正をお願いします