スターライトブレイカー

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スターライトブレイカー - (2016/10/03 (月) 02:22:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/03/09(水) 16:07:20
更新日:2024/02/19 Mon 23:04:48
所要時間:約 5 分で読めます





「集え、星の輝き」


Starlight Breaker


出典:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st、セブン・アークス、アニプレックス、
2010年1月23日、© NANOHA The MOVIE 1st PROJECT



術者自らの魔力のみならず、周囲に散らばった他者の魔力も再び集めて放つ。
そのため強力な威力となり、また術者自身の魔力の残量がわずかでも放つことができる。

なのはさんは意識的に魔力を集束しやすい形にしてばらまくらしいが、
それでも拡散した魔力をもう一度集めて使用するのはSクラス以上の技術とされているらしい。

反面、チャージ時間は最大級でその間無防備のため、バインドをかけるなどしないと妨害されること必至。また距離を離すと威力が減衰する。
使用後には魔力をほとんど使いきるため、戦闘続行が難しくなるが、そもそもとどめをさすのに十分な威力。


なのはさんの象徴にして切り札。集束する魔力が「流星の光」のように見えるのが名前の所以。
使用時には「全力全開」と叫ぶが、そのあまりの威力に「全力全壊」と言われたり、「星を・軽く・ぶっ壊す」と野次られたりするが、反感を持つ人もいるので注意。

星光の殲滅者の名前の由来かどうかは定かではない。…………定かではない。


〜1期〜
  • 11話
威力:AAA
射程:C
発動速度:E
魔法ランク:S

フェイト、対なのは戦のクライマックスシーン。

バインドされたなのはに、フェイトの扱える魔法で最大級の威力であるフォトンランサー・ファランクスシフトを直撃するも、目立った外傷もなし。
なのはが反撃に放ったディバインバスターを、満身創痍ながらフェイトはなんとか耐える。

が、頭上に桃色の光が……、

「受けてみて、ディバインバスターのバリエーション!」
「Starlight Breaker.」

スフィアに集束する魔力。フェイトは抵抗しようとするも、両手足をバインドされ身動きがとれない。




「これが私の全力全開!」


「スターライト……」


「ブレイカーーーーー!!!」






当然フェイトちゃんは耐えきれず、気絶して海に落ちていきました。
クロノからは「バカ魔力」と称され、エイミィがフェイトの身を案ずるほど。
9年後にこれを映像で見た新人魔法使い達は改めてなのはの凄さを知ることになる。



  • 劇場版
さらに演出が強化。
フェイトのファランクスシフトとサンダースマッシャーも幾分か派手になり、なのはのバリアジャケットもところどころ焼け焦げたが、やはり健在。
フェイトは右手と両足にバインドされ、残った左手でなんとかディバインバスターを受け止める。

が、空に輝く桜色の光……。

レイジングハートと考えた、知恵と戦術、最後の『切り札』」

「うけてみて! これが私の全力全開!」

「う……、うぁぁぁぁっ!」

フェイトは5層のシールドを展開するも……、



「スターライト………ブレイカーーーーーーーー!!!!!」



やはりあっさり貫かれる結果に。

さらに余波でフェイクビルが幾本も破壊。
フェイトのシールドで逸れたのと、集束しきれてないということらしいが……。2nd,3rdはどうなるのか。

余談だが、某動画サイトに投稿された検証動画によれば、
この威力を現実の物理学で計算すると、爆発半径は389.6mで、エネルギーは約6.93PJ(ペタジュール)。
広島型原爆約100個分、現在の戦略核約5.5個分に匹敵、阪神淡路大震災(5.62PJ)よりも大きいらしい……。

なおこのシーンの曲は印象に残る名曲と知られており、曲名も「集え、星の輝き〜スターライトブレイカー」。有名な処刑用BGM
が、実は本編中でこの曲そのものが流れたのはシリーズ通しても2回。ちなみにそのシーンもSLBは使っていない

劇場版ではアレンジされ、前半に荘厳な音楽を追加し、星の輝きが壮大なオーケストラになっている。魔法……少女……?

出典:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st、セブン・アークス、アニプレックス、
2010年1月23日、© NANOHA The MOVIE 1st PROJECT

A's
  • 第2話:スターライトブレイカー+
威力:S
射程:B
発動速度:F
追加効果:結界破壊
チャージ時間がかかるという欠点は無視し、むしろ溜めるのを長くして破壊力を上げたとんでもないもの。
漫画版ではその前に試し撃ちをしたのだが、結界破壊能力が付与された為、ユーノの結界をぶち破ってしまう。上空に向けて撃ってて良かった……。
その結果、なのはは数日間魔法が使えなくなる怪我を負った。

本編ではヴォルケンリッターに閉じ込められた結界を破壊するために使用。
ヴィータにダメージを負わされ、レイジングハートも破損した状態で使用。
レイジングハートがカウントするが、カウント3で調子が良くないのか一度止まっていた。
しかしここでシャマルが旅の鏡でなのはのリンカーコアに干渉し魔力蒐集を行う。
魔力が消えていく中、決死の覚悟で放ち、その意義を完遂した。



  • 第10話
なのはではなく闇の書の意思が使用。
以前闇の書がなのはのリンカーコアを蒐集していたため使用できた。

「咎人達に、滅びの光を」
「星よ集え、全てを撃ち抜く光となれ」
「貫け、閃光」

これを見たフェイト、アルフ、ユーノは全速力で離脱。
その際なのはは「こんなに離れなくても……」と言うが、フェイトは「至近で食らったら防御の上からでも落とされる」と話す。
経験者は語る。というかなのはさんもっと自覚を持ってください。本人は防げるんじゃね? とか言わない。

「スターライト、ブレイカー」

2人は結界内に入ってしまっていた一般人のアリサすずかを守るためもあるとはいえ、
カートリッジを2発ずつ使ったバリア×2とシールドで防いだ。
闇の書の広域攻撃の特性を付与され、着弾時に拡散し広範囲に及んでいた。

劇場版では+とともにカットされた。


  • 第12話:スターライトブレイカーex
闇の書の本体に全員で一斉攻撃を食らわせた後、
フェイトのプラズマザンバーブレイカーとはやてのラグナロクと共に、トリプルブレイカーとして放った。

これで闇の書本体に甚大なダメージを与え、本体コアを引きずり出した。
カートリッジロードでチャージタイムを短縮している。ちなみにあまりの反動になのはの魔法陣が後退している。
劇場版においてもその威力は健在だった。



StrikerS
  • 第25話:スターライトブレイカーex-fb
聖王モードのヴィヴィオにレリックのみを破壊するため使用。

「ママ、助けて……!」
「助けるよ。いつだって、どんな時だって!」

BGMは悲壮感漂うもので、曲名は「その涙も、悲しみも〜集え、星の輝き Ver.StS」

ヴィヴィオの拳を素手で止めた後、レストリクトロックで動きを封じる。
直前に超威力ディバインバスターを放っていたとはいえ、AMF空間下にも関わらずチャージは圧巻。

「ヴィヴィオ、ちょっとだけ、痛いの我慢できる?」
「うん……」



ちょっとだけ?


さらに4基のブラスタービットも使い全方位から発射。
負担が大きいのか、レイジングハートにもヒビが入る。



「全力! 全開!!!」

「スターライト……ブレイカーーーー!」


「ブレイク……シュート!」


ヴィヴィオが悲痛な叫び声をあげる中、レリックが破壊され、ヴィヴィオは無事元に戻った。
ちなみに床が吹き飛んだりしているが、これはあくまでもレリックが原因であってスターライトブレイカーは一切関与していない。
なおヴィヴィオが無事なのは聖王の鎧のおかげ。このせいかVividではすでに聖王の鎧はなくなっている。




サウンドステージ4でなのはから「魔力収束技術」を伝授されたティアナがXで披露する。

まだ練習中の段階であり、基本形をそのまま使用。
その性質上個人の魔力量に関わらず高い威力が期待できるため、火力が不足しがちなティアナとの相性はなかなか良いと思われる。

スバルらの脱出の障害となる床をブチ貫くために使用。
戦闘域でなかったため魔力が足りなかったのか、はたまたティアナ自身の魔力不足なのか、カートリッジを4発リロードしていた。



ViVid
  • スターライトブレイカー・マルチレイド
使用者:高町なのは
新たなSLBのバリエーションで、複数人を相手とした分割多弾砲モードから放たれる。


  • スターライトブレイカー・ファントムストライク
使用者:ティアナ・ランスター
サウンドステージXで使ったなのはのものを再現したSLBに、ティアナが自分のアレンジを加えたもの。
マルチレイドと同じく複数相手を標的とした砲撃。

この二種のスターライトブレイカーの衝突はセインから最終戦争と呼ばれるほどのすさまじさを誇る。







追記・修正しないと全力全開で撃ち抜かれます。


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