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二重の極み - (2015/08/14 (金) 16:17:12) の編集履歴(バックアップ)
登録日:2012/06/06(水) 16:41:17
更新日:2023/03/03 Fri 18:14:23
所要時間:約 6 分で読めます
安慈曰く全ての物質には「抵抗」が存在し、一発のパンチで衝撃を加えた場合その「抵抗」が邪魔となり完全には伝わらない。
そこで「二重」の衝撃を加えることで一撃目の衝撃で「抵抗」を中和し、二撃目の衝撃が完全に伝わせる二重の極みを考案した。
柳田理科雄は
空想科学読本7で「抵抗とはあらゆる物体の持つ弾性力のことではないか」と推測している。
パンチの前に第2関節を当てその衝撃の瞬間、拳を折って第二撃を入れるとその衝撃は抵抗を受けることなく完全に伝わるとのこと。
成功した場合、対象物はその名の通り霞のように粉々となる。
しかし、その衝撃を浸透させるには刹那(1/75秒)の瞬間に第二撃を入れなければならない。
安慈はこの理屈を考案して実践するのに1ヶ月、
左之助は1週間かかった。
キネマ版ではどういうわけか開始時点でいきなり習得している。
要はものすごいパンチ…ではなく極めれば肘撃ちでも頭突きでも出来る。
ただし左之助は俄仕込みの為右拳の打撃でしか使えない。
(キネマ版のみ左手でも撃てる)
安慈はそれに加え二重の極みをぶつけた対象の裏から衝撃を加えて第一撃の衝撃の伝導を崩し
二重の極みを「只の二連撃」に緩和する対抗技『極み崩し』、
地面に二重の極みをぶつける『遠当て』を生み出した。
更にいうと左之助は戦いの最中、二重の極みを応用した対二重の極み用の技『三重の極み』や、
拳に負担がかからないように第一撃を左手で衝撃を加える方法を生み出した。
ノーベル賞も取れるのではないだろうか……
ただし、あくまでも
衝撃を完全に伝達させる技法である為、木石を砕く程の威力に達するには相応の膂力と
打撃に耐えうる頑強な拳足が必要不可欠である。実際、初期の左之助もパンチで拳銃を叩き潰したりしてたしね。
人間離れした打たれ強さを誇る左之助ですら、安慈戦で連発した上に三重の極みで骨がイカレた状態で
さらに
志々雄に二重の極みをぶっ放した結果、完全に右手を故障してしまい、
人誅編では改良版を編み出すまで二重の極みを一発撃つ度に
治療する恵に怒られる右手の故障が悪化していた。
本当にありそうな技なので「牙突」と一緒に真似してみた人も多いのではないだろうか?
追記・修正よろしくお願いします
いくら
るろうに剣心がジャンプ低迷期を支えた名作といえど流石に風化し忘れた人も多いハズ。
しかし、ようつべや某笑顔動画でupされた
アメリカ版アニメるろうに剣心の
志々雄戦の映像が新たな始まり。
英語吹き替えの「フタエノキワミアッー!」という本編のシリアスさとは対照的な、間の抜けた左之助の声がネット上でネタになった。
更にアメリカ版だけではなく様々な国のアニメもupされ「フタエノキワミアッー!」以外にも様々な空耳が生み出された。
二次ブームの立役者といえるが純粋なるろうに剣心ファンはこれらを嫌う人も少なくないので無闇に使わないようにしよう。
追記・修正は右拳の二重の極みをマスターしてからお願いします
- トリコの釘パンチとは似て非なる技なのだろうか -- 名無しさん (2013-07-26 23:35:44)
- 釘パンチの元ネタかな(多分公言はされてないが)原理似たような感じの説明だった気がするし。先輩か -- 名無しさん (2013-07-27 09:17:33)
- 空想科学読本で可能っちゃ可能という答えが出てたな -- 名無し (2013-11-09 20:09:11)
- 三重の極みを戦いの中で編み出しちゃった左之助が有る意味凄い。 -- 名無しさん (2013-11-09 22:30:24)
- 三重は二度と撃たなかったから作者的に思いつきでついやっちゃった黒歴史なのかな?って思ったな当時。
怪我のせいだったのかもしれんが。 -- 名無しさん (2013-12-21 03:41:11)
- 強いとはいえこれといった必殺技を持たず、『主人公より大幅に戦力が劣るナンバー2』扱いだった左之を一躍・真の主力レベルにまで押し上げた重要な技。 -- 名無しさん (2013-12-21 10:01:20)
- 当たればほぼ勝ちなチート技である -- 名無しさん (2013-12-21 10:47:56)
- 因みにフタエノキワミ、アーについては原典のままではなく、多少の音声加工が為された結果である。それでも『フタエノキワミー!』という台詞は肩の力抜けること請け合いなので聴いてみてほしい。それ以外にも、演技に力が入っている英語版は人によっては日本語版より迫力があるとして好きな人も多いので、興味のある人は是非どうそ。 -- 名無しさん (2013-12-23 18:42:50)
- Height of Doubleness!!とかじゃダメだったのかなw? -- 名無しさん (2014-03-01 11:00:53)
- なんで安慈は極み崩しを開発したんだろうな。左之助に教えたあと敵だと知って急遽考えたのか? -- 名無しさん (2014-03-01 11:05:17)
- 技を開発する際、返し技もセットで考えておくのは基本。安慈の考える『救世』って、自分ひとりの一生では到底達成できない目的なわけで、トリ頭に出会わずとも何らかの形で自分の意志と力は後世に託すつもりだったと思う。 -- 名無しさん (2014-03-01 11:16:12)
- 返し技に遠距離攻撃… 知性的な敵キャラだったな -- 名無しさん (2014-03-01 11:49:17)
- 中国拳法の打撃に似たような物があったと記憶している。 -- 名無しさん (2014-06-15 15:51:05)
- これを考え付いた安慈和尚凄い。 -- 名無しさん (2014-06-15 17:46:12)
- 三重の極みはあの瞬間だからこそ出せた奇跡で良いだろ、あの後連発してたら萎えるし下手すると縁の前に戦ったかませ四兄弟がコピーしちゃう展開だって有り得るんだぞww -- 名無しさん (2014-08-05 13:20:53)
- この技も強すぎて人誅編では使用制限付いちゃったよね。 -- 名無しさん (2014-09-23 19:06:17)
- 基本当てれば一発だからな -- 名無しさん (2015-02-12 18:12:37)
- フタエノキワミア゛ーーーーーーーッッ -- 名無しさん (2015-02-12 18:19:36)
- バトルものがヒットするには子供が真似しやすい必殺技を盛り込むべしという基本に沿った技だな -- 名無しさん (2015-05-19 03:09:42)
- ニコとの対立が強かった当時のVIPでは彼らを揶揄した「ヨロシクノキワミ、アッーwww」みたいなフレーズが浸透してたなぁ そんなフレーズ実際に使ってる奴いなかったけど、本当にあると勘違いしていた人も多いのでは -- 名無しさん (2015-06-06 19:30:12)
- 押忍空手部という漫画の天地神明掌という必殺技もこれと同じ拳の打ちかただったな -- 名無しさん (2015-06-06 20:54:17)
- 理科の先生にこの技は可能なのかって聞いたことがあったけどそもそも技の意味をうまく説明できず困った -- 名無しさん (2015-08-14 16:17:12)